JP4663924B2 - ケーブル接続装置およびケーブルユニット - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ケーブルを接続相手部材に接続するためのケーブル接続装置と、ケーブルユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば水上オートバイ等の小型船舶において、機関制御用ケーブルあるいは操舵用ケーブル等を被駆動部に接続するために、図11と図12に示すような着脱可能なケーブル接続装置が使われることがある。このケーブル接続装置は、シャフト1とスリーブ2とばね3等を備えたコネクタ部材4と、コネクタ部材4との接続および切離しが可能なスタッド部材5とを備えている。スタッド部材5は、球状の頭部5aと、頭部5aよりも小径な首部5bと、接続相手部材に固定されるねじ部5cとを有している。
【0003】
シャフト1は、ケーブルの端末に設けたねじ部材6に固定されている。スリーブ2は、シャフト1の軸線方向に移動自在かつ周方向に回転自在である。シャフト1には、スタッド部材5の頭部5aを挿入可能な連結穴7が形成されている。スリーブ2には、連結穴7と対応した位置に、首部5bが挿通する切欠き部8が形成されている。この切欠き部8は、スリーブ2の先端面2aにおいて開口している。
【0004】
スリーブ2を図11中の矢印A方向にいっぱいに移動させると、連結穴7が開口することにより、スタッド部材5の頭部5aを矢印B方向に出し入れすることができる。連結穴7に頭部5aを挿入したのち、スリーブ2から手を離すと、ばね3の弾力によってスリーブ2が矢印Aとは逆方向に戻ることにより、切欠き部8がスタッド部材5の首部5bに嵌合して頭部5aの抜け止めがなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のケーブル接続装置は、シャフト1に対してスリーブ2が周方向に回転自在であるため、連結穴7と切欠き部8の位置がシャフト1の周方向にずれていることがある。連結穴7と切欠き部8の位置が互いにずれていると、頭部5aを連結穴7に挿入することができない。
【0006】
このため従来のケーブル接続装置は、例えば小形船舶等のケーブル接続部のように、奥まった狭い箇所で接続作業を行う必要がある場合に、シャフト1とスリーブ2との位置合わせを手探り状態で行ったり、あるいは目視によってシャフト1とスリーブ2の位置を合わせたのち、奥まった狭い箇所で連結穴7に頭部5aを挿入させなければならない。接続前にスリーブ2が回ってしまうと、頭部5aを連結穴7に挿入できなくなるため、スリーブ2の位置を合わせ直す必要があるなど、接続作業に手間取ることがあった。
【0007】
従って本発明の目的は、コネクタ部材をスタッド部材に容易に接続することができるケーブル接続装置と、ケーブルユニットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のケーブル接続装置は、頭部と該頭部よりも小径な首部を有するスタッド部材と、前記ケーブルの端部に取付けられ前記スタッド部材の頭部を挿入可能な連結穴が周面に開口するシャフトと、前記シャフトの外周側に設けられたスリーブであって、前記連結穴と対応した位置において該スリーブを径方向に貫通しかつ該スリーブの先端面にて開口する切欠き部を有し、前記頭部が前記連結穴に挿入された状態において該頭部が前記連結穴から抜けることを阻止するロック位置と前記頭部を前記連結穴に出し入れ可能なロック解除位置にわたって移動自在なスリーブと、前記スリーブを前記ロック位置に向かって付勢する付勢部材と、前記シャフトに対して前記スリーブが軸線方向に移動することを許容しかつ前記スリーブが周方向に回転することを制限する回り止め部とを具備している。そして前記回り止め部は、前記シャフトの外周面の周方向の少なくとも一部を非円形状に加工してなる第1の部分と、前記第1の部分と対向する位置において前記スリーブの内周面の周方向の少なくとも一部を非円形状に形成した第2の部分とによって構成される。
【0009】
このように構成された本発明のケーブル接続装置は、スタッド部材の頭部がシャフトの連結穴に挿入された状態において、付勢部材の弾力によってスリーブがロック位置に保持される。この状態では、切欠き部の内側に首部が入り込んでいるため、スリーブによって頭部の抜け止めがなされる。
【0010】
コネクタ部材とスタッド部材とを切離す場合には、スリーブをロック解除位置まで移動させる。こうすることにより、切欠き部と首部との係合が解除されるとともに、連結穴が十分開口することにより、連結穴から頭部を抜くことができる状態となる。
【0011】
コネクタ部材をスタッド部材に接続する場合には、スリーブをロック解除位置まで移動させる。このときスリーブは、回り止め部によってシャフトに対する回転が制限されているため、スリーブの切欠き部の位置がシャフトの連結穴と常に対応している。このため連結穴に頭部を容易に挿入することができる。
【0012】
前記回り止め部は、シャフトの外周面の周方向の少なくとも一部を非円形状に加工してなる第1の部分と、この第1の部分と対向する位置において前記スリーブの内周面の周方向の少なくとも一部を非円形状に形成した第2の部分とによって構成される。
【0013】
例えば、前記回り止め部は、シャフトの外周面にシャフトの軸線方向に形成されたスリットと、前記スリーブの内周面の一部を前記スリットに向かって突出させた凸部とからなる。あるいは前記回り止め部は、前記シャフトの外周面の一部に形成された平坦部と、前記スリーブの内周面の一部を前記平坦部に向かって突出させた凸部とからなる。
【0014】
前記切欠き部は、スリーブの先端面に向かって開口幅がテーパ状に広がるガイド部を有しているとよい。また、スタッド部材の頭部と首部との間に、頭部が前記連結穴に挿入された状態において前記切欠き部の縁に当接可能な段部を有している。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の第1の実施形態のケーブル接続装置について、図1から図8を参照して説明する。
図1に示したケーブルユニット10は、例えばプッシュ・プルケーブル等の力伝達用ケーブル11と、ケーブル11の端部に設けられたコネクタ部材12とを備えている。このケーブルユニット10は、コネクタ部材12を介してスタッド部材13に接続される。これらコネクタ部材12とスタッド部材13によって、ケーブル接続装置14が構成されている。
【0016】
図2に示すようにスタッド部材13は、上半部がほぼ球形をなす頭部20と、頭部20よりも小径な首部21と、接続相手部材22に固定されるねじ部23とを有している。頭部20と首部21との間に、スタッド部材13の軸線X1に対してほぼ垂直に形成された段部24が設けられている。
【0017】
コネクタ部材12は、ケーブル11の端末に設けたロッド状のねじ部材30に固定されるシャフト31と、シャフト31の外周側に嵌合するスリーブ32とを備えている。シャフト31は、その軸線X2方向に大径部33と小径部34とを有している。小径部34にスリーブ32が取付けられている。
【0018】
シャフト31に連結穴40が形成されている。連結穴40はスタッド部材13の頭部20を挿入可能な大きさである。この連結穴40はシャフト31の周面の一部(側面)に開口している。シャフト31の端部には軸線X2方向に沿うねじ孔41(図3に示す)が形成され、このねじ孔41に前記ねじ部材30が螺合するようになっている。ねじ部材30はロックナット42等によってシャフト31に固定される。
【0019】
スリーブ32は、シャフト31の連結穴40と対応した位置に、首部21が挿通することのできる切欠き部50が形成されている。図4に示すように切欠き部50の幅W1は、首部21の径よりもやや大きい。この切欠き部50は、スリーブ32の先端面51に向かって開口幅がV形に広がるテーパ状のガイド部52を介して、スリーブ32の先端面51において開口している。
【0020】
スリーブ32は、図2に示すロック位置と、図7に示すロック解除位置とにわたって移動自在である。ここで言うロック位置とは、スタッド部材13の頭部20が連結穴40に挿入された状態において、頭部20が連結穴40から抜けることを阻止する位置である。ロック解除位置とは、頭部20を連結穴40に出し入れ自在な位置である。
【0021】
シャフト31の大径部33とスリーブ32との間に、付勢部材の一例としてのコイルばね55が圧縮した状態で設けられている。このばね55は、スリーブ32を前記ロック位置に向かって付勢している。シャフト31の端部に形成された環状溝56に止め輪57が取付けられ、この止め輪57によって、スリーブ32のシャフト31からの抜け止めがなされている。
【0022】
シャフト31とスリーブ32に、回り止め部60が設けられている。回り止め部60は、スリーブ32がシャフト31に対して軸線X2(図2に示す)に沿う方向に移動することを許容し、かつ、スリーブ32がシャフト31の周方向に回転することを制限する機能を担っている。この回り止め部60は、シャフト31の外周面の周方向の少なくとも一部を非円形状に加工してなる第1の部分と、この第1の部分と対向する位置においてスリーブ32の内周面の周方向の少なくとも一部を非円形状に形成した第2の部分とによって構成されている。
【0023】
この実施形態の場合、回り止め部60の一例は、図5等に示すようにシャフト31の外周面に形成されたスリット61と、スリーブ32の一部をプレス加工等によって内周側に突出させた凸部62とによって構成されている。スリット61は前記第1の部分として機能し、凸部62は前記第2の部分として機能する。
【0024】
図6に示すようにスリット61はシャフト31の軸線方向に沿って形成されている。このスリット61に凸部62が入り込むことにより、シャフト31に対してスリーブ32が軸線方向に移動することが許容されるとともに、シャフト31の周方向にスリーブ32が回転することが制限される。
【0025】
次に前記ケーブル接続装置14の作用について説明する。
図2と図3に示すように、スタッド部材13の頭部20がシャフト31の連結穴40に挿入された状態において、ばね55の弾力によってスリーブ32がロック位置に保持されている。
【0026】
この状態では、図4および図5に示すように切欠き部50の内側に首部21が入り込んでいるため、スリーブ32によって頭部20の抜け止めがなされる。このコネクタ部材12とスタッド部材13とを介して、ケーブル11と接続相手部材22との間で力を伝達することができる。
【0027】
このコネクタ部材12は、頭部20を中心にスタッド部材13の軸線X1まわりに旋回自在であるとともに、スタッド部材13の軸線X1に対してコネクタ部材12がある程度の角度範囲θ1(図2に示す)で揺動できる。このため、スタッド部材13と接続相手部材22とのなす角度が変化しても、その角度変化を吸収することができる。
【0028】
コネクタ部材12とスタッド部材13とを切離す場合には、図7に示すようにスリーブ32をロック解除位置まで手指で移動させる。こうすることにより、切欠き部50と首部21との係合が解除されるとともに、ガイド部52が連結穴40の縁部付近位置まで退避し、連結穴40が十分に開口することにより、連結穴40から頭部20を抜くことができる状態となる。このため、図8に示すように連結穴40から頭部20を抜くことができる。
【0029】
コネクタ部材12とスタッド部材13とを接続する場合には、スリーブ32を手指で前記ロック解除位置(図8に示す位置)まで移動させ、連結穴40を開口させる。このときスリーブ32は回り止め部60によってシャフト31に対する回転が制限されているため、スリーブ32の切欠き部50の位置が常に連結穴40と対応している。このため連結穴40に頭部20を容易に挿入することができる。
【0030】
スリーブ32の切欠き部50は、スリーブ32の先端面51に向かってV状に広がるガイド部52を有しているから、スリーブ32がロック解除位置にあるとき、シャフト31とスリーブ32とが周方向に多少の位置ずれを生じていても、頭部20をガイド部52によって案内させながら、頭部20を連結穴40に挿入することができる。頭部20を連結穴40に挿入したのち、スリーブ32から手を離すと、ばね55の弾力により、スリーブ32がロック位置に戻る。
【0031】
このようにスタッド部材13の頭部20が連結穴40に挿入され、スリーブ32がロック位置にあるとき、頭部20が連結穴40から抜ける方向の荷重(図5に矢印Dで示す方向の力)が加わることがある。矢印D方向の力が加わると、スタッド部材13の段部24が切欠き部50の縁50aに当接する。
【0032】
ここでもし段部24が形成されておらず、頭部20と首部21との間に斜面Rが存在しているとしたら、矢印D方向の力が加わったときに、斜面Rがガイド部52の縁と接しつつ滑りながら矢印D方向に移動しようとする。このため、場合によってはスリーブ32がロック解除位置の方向に動くようなモーメントが生じることがあり、好ましくない。
【0033】
しかるにこの実施形態のケーブル接続装置14によれば、矢印D方向の力が加わったときに段部24が切欠き部50の縁50aに引っ掛かって動きが拘束されるため、スリーブ32がロック解除方向に動くようなモーメントが生じることが回避され、スリーブ32をロック位置に確実に保持しておくことができる。
【0034】
図9と図10は、この発明の第2の実施形態のケーブル接続装置14′を示している。このケーブル接続装置14′の回り止め部60は、シャフト31の外周面の一部に形成した平坦部70と、平坦部70に対応した位置においてスリーブ32の一部を内周側に突出させて平坦部70に当接可能とした凸部71とによって構成されている。この実施形態の場合も、シャフト31とスリーブ32が互いに周方向にある程度の角度θ2(図10に示す)の範囲で揺動できるため、コネクタ部材12とスタッド部材13との相対位置等に融通性をもたせることができる。
【0035】
以上説明した各実施形態をはじめとして、この発明を実施するに当たって、スタッド部材やシャフト、スリーブ、付勢部材、回り止め部など、この発明の構成要素をこの発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜に変形して実施できることは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明によれば、ケーブル接続装置のシャフトに対するスリーブの周方向の回転が制限されることにより、シャフトの連結穴とスリーブの切欠き部との位置が常に対応するため、スタッド部材と連結穴との接続作業を容易に行うことができる。
【0037】
請求項に記載した発明によれば、シャフトに形成された回り止め部の第1の部分とスリーブに形成された第2の部分とにより、シャフトに対するスリーブの回転を制限することができる。
請求項に記載した発明によれば、シャフトに形成されたスリットとスリーブに形成された凸部とによって、シャフトに対するスリーブの回転を制限することができる。
【0038】
請求項に記載した発明によれば、シャフトに形成された平坦部とスリーブに形成された凸部とにより、シャフトに対するスリーブの回転を制限することができる。
請求項に記載した発明によれば、スリーブに形成されたガイド部により、スタッド部材の頭部を連結穴に容易に挿入することができ、かつ、スリーブをロック位置からロック解除位置に移動させる際のスリーブの移動ストロークが比較的短くても、スタッド部材の頭部を連結穴に挿入することができる。
【0039】
請求項に記載した発明によれば、スタッド部材の頭部が連結穴から抜ける方向の力が加わったとき、スタッド部材の段部が切欠き部の縁に引っ掛かることにより、スリーブがロック解除方向に移動するようなモーメントが生じることを回避できる。
請求項に記載した発明によれば、スタッド部材との接続が容易なコネクタ部材を備えたケーブルユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を示すケーブル接続装置の斜視図。
【図2】 図1に示されたケーブル接続装置のコネクタ部材をスタッド部材に接続した状態の側面図。
【図3】 図1に示されたケーブル接続装置のコネクタ部材をスタッド部材に接続した状態の断面図。
【図4】 図3中のF4−F4線に沿うケーブル接続装置の断面図。
【図5】 図3中のF5−F5線に沿うケーブル接続装置の断面図。
【図6】 図1に示されたケーブル接続装置の一部の平面図。
【図7】 図4に示されたスリーブをロック解除位置に移動させた状態の断面図。
【図8】 図1に示されたケーブル接続装置のスリーブをロック解除位置に移動させた状態の側面図。
【図9】 本発明の第2の実施形態を示すケーブル接続装置の断面図。
【図10】 図9中のF10−F10線に沿うケーブル接続装置の断面図。
【図11】 従来のケーブル接続装置を示す側面図。
【図12】 図11中のF12−F12線に沿う従来のケーブル接続装置の断面図。
【符号の説明】
10…ケーブルユニット
11…ケーブル
12…コネクタ部材
13…スタッド部材
14,14′…ケーブル接続装置
20…頭部
21…首部
22…接続相手部材
31…シャフト
32…スリーブ
40…連結穴
50…切欠き部
55…ばね(付勢部材)
60…回り止め部

Claims (6)

  1. ケーブルと接続相手部材とを接続するケーブル接続装置であって、
    頭部と該頭部よりも小径な首部を有し前記接続相手部材に固定されるスタッド部材と、
    前記ケーブルの端部に取付けられ前記スタッド部材の頭部を挿入可能な連結穴を有し該連結穴が周面に開口するシャフトと、
    前記シャフトの外周側に設けられたスリーブであって、前記連結穴と対応した位置に前記首部を挿通可能な切欠き部が形成され、該切欠き部が該スリーブの先端面に開口し、前記頭部が前記連結穴に挿入された状態において前記頭部が連結穴から抜けることを阻止するロック位置と前記頭部を連結穴に出し入れ可能なロック解除位置とにわたって移動自在なスリーブと、
    前記スリーブを前記ロック位置に向かって付勢する付勢部材と、
    前記シャフトに対して前記スリーブが軸線方向に移動することを許容しかつ前記スリーブが前記シャフトの周方向に回転することを制限する回り止め部とを具備し、
    前記回り止め部は、
    前記シャフトの外周面の周方向の少なくとも一部を非円形状に加工してなる第1の部分と、前記第1の部分と対向する位置において前記スリーブの内周面の周方向の少なくとも一部を非円形状に形成した第2の部分とによって構成されたことを特徴とするケーブル接続装置。
  2. 前記回り止め部は、
    前記シャフトの外周面に該シャフトの軸線方向に形成されたスリットと、
    前記スリーブの内周面の一部を前記スリットに向かって突出させた凸部と、
    からなることを特徴とする請求項記載のケーブル接続装置。
  3. 前記回り止め部は、
    前記シャフトの外周面の一部に形成された平坦部と、
    前記スリーブの内周面の一部を前記平坦部に向かって突出させた凸部と、
    からなることを特徴とする請求項記載のケーブル接続装置。
  4. 前記切欠き部は、前記スリーブの先端面に向かって開口幅がテーパ状に広がるガイド部を有していることを特徴とする請求項1記載のケーブル接続装置。
  5. 前記スタッド部材の前記頭部と首部との間に、前記頭部が前記連結穴に挿入された状態において前記切欠き部の縁に当接可能な段部を有していることを特徴とする請求項1記載のケーブル接続装置。
  6. ケーブルと、
    該ケーブルの端部に取付けられ接続相手側のスタッド部材に連結されるコネクタ部材とを有するケーブルユニットにおいて、
    前記コネクタ部材が、
    前記ケーブルの端部に取付けられ前記スタッド部材の頭部を挿入可能な連結穴を有し該連結穴が周面に開口するシャフトと、
    前記シャフトの外周側に設けられたスリーブであって、前記連結穴と対応した位置に前記スタッド部材の首部を挿通可能な切欠き部が形成され、該切欠き部が該スリーブの先端面に開口し、前記頭部が前記連結穴に挿入された状態において前記頭部が連結穴から抜けることを阻止するロック位置と前記頭部を連結穴に出し入れ可能なロック解除位置とにわたって移動自在なスリーブと、
    前記スリーブを前記ロック位置に向かって付勢する付勢部材と、
    前記シャフトに対して前記スリーブが軸線方向に移動することを許容しかつ前記スリーブが前記シャフトの周方向に回転することを制限する回り止め部とを具備し、
    前記回り止め部は、
    前記シャフトの外周面の周方向の少なくとも一部を非円形状に加工してなる第1の部分と、前記第1の部分と対向する位置において前記スリーブの内周面の周方向の少なくとも一部を非円形状に形成した第2の部分とによって構成されたことを特徴とするケーブルユニット。
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