JP4663872B2 - 均一な分布を有する非反復性の数の列を発生する方法 - Google Patents

均一な分布を有する非反復性の数の列を発生する方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非反復性の数の列を発生、特に、特定区間に渡って均一に分布する排他的に相互に関連しない数の列や乱数を発生する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一連の整数{0,1,…2N-1}に渡って均一に分布する乱数は、確率的シミュレーションおよびスペクトル拡張通信やレーダーにも必要である。特に多数の既存技術に基づいて発生される疑似乱数と対照して真の乱数を提供することが望まれる。
【0003】
レーダーにおける周波数ホッピング・パターン(コード)として乱数を使用すると傍受される確率が低くなりまた情報処理に関する妨害(intelligent jamming)に対して強化された対抗性を得ることが知られている。さらに、乱数が適切なD/A変換にかけられたときに、得られた信号がレーダー通信のために利用でき、これによって最大の予測不可能性を伴うレーダー波形を提供することができる。
乱数波形はまた多数の同種のまたは異種のシステムが同じ地理的領域で動作し、またこれらのシステムが少なくとも部分的に同じ広範な周波数帯域を共有するような複数のユーザがいる環境における適用に有利である。
【0004】
熱雑音または電子なだれノイズ、気中放電、粒子誘導シンチレーション、高調波の位相変動等のような種々の物理現象を利用して真の乱数を発生する方法として幾つかの種類の方法が知られている。
【0005】
真の乱数を発生する最もよく知られている方法は、物理的雑音源によって生成されたランダム信号を二つの等可能性値を有するランダム・バイナリ(2値、すなわちディジタル)波形に変換することに基づいている。次に、バイナリ波形が適切にサンプルされ、等確率で発生する独立ランダム・ビットのシーケンスを生じる。次にこのシーケンスから、長さNの異なるオーバーラップしないサブシーケンスを使用することによって、均一分布を有するNビットの乱数が形成される。高速乱数発生器を得るために、ランダム・ビットのN個の独立シーケンスがパラレル・スキームに利用できる。
【0006】
物理的雑音源と関連する電子回路の固有の不安定性のために、実際において等可能性ビット(equiprobable bit)を有するランダム・バイナリ・シーケンスを生成することは不可能である。従って、この種のシーケンスから形成された数は均一に分布しない。これは通信およびレーダー・システムの周波数帯域の非効率的使用をまねき、予測性および他の欠点を増大させる結果になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この問題を克服するために、種々の解決法が提案されている。すなわち、適切な安定化帰還ループと共同することによるか、または「2で割る(divide-by-two)」操作を実行することにより等可能性ビットを得る。「2で割る」操作を使用する技術は等可能性を生成することができるが、一般的にこれらのビットは相関性がある。
【0008】
乱数発生器の他の具体例は、AT&Tによって製造されたT7001乱数発生器チップである。動作の原理は非安定発振器の位相ジッタに基づいている。この結果、出力ビット・ストリームは真のランダムであり、疑似ランダムではない。
しかし、出力データレート(速度)は高周波動作においては十分ではない。
【0009】
従って、スペクトル拡散レーダーおよび他の適用分野に適した均一な分布を有する真の乱数を発生させる方法を提供することが望まれる。
【0010】
多数のユーザがいる環境における適用を意図し、故意の情報処理に関する妨害に対して対抗性があり、検出されたり傍受される確率が低い、周波数ホッピング・パターンと他の適切な波形を生じさせる真の乱数を発生させる方法を提供することが望まれる。
【0011】
均一に分布された数の非反復性シーケンスを発生するための方法を提供することも望まれる。このような数は、例えばシミュレーションまたは他の目的を意図した特定区間に渡って均一に分布された非相関性の乱数の生成に有用である。
【0012】
この発明は上記のような問題を解消した実質的に均一な分布を有する非反復性の数の列を発生する方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的に鑑み、本発明は、一組の値に渡り実質的に均一な分布を有するランダムな数の列を発生する方法であって、一組の値に渡り実質的に均一な分布を有する第1の数の列を生成するステップであって、前記第1の数の列を生成するステップが、ディジットの連続するシーケンスを発生する工程と、シフト・レジスタの内容をシフトし前記連続するシーケンスからのディジットを使用してシフト・レジスタのシフトアウトされたディジットと置換し、シフト・レジスタの少なくとも一つのステージの内容を使用して、シフト・レジスタの内容がその補数と置換されるかどうかを制御する工程と、前記シフト・レジスタの変更した内容から前記第1の数の列を導出する工程と、を含み、さらに非確定的ソースから導出されるランダムな分布を有する第2の数の列を生成するステップと、前記第1の数の列と第2の数の列の数を組み合わせて実質的に均一な分布を有するランダムな数の列を生成するステップと、を備え、連続する一連のディジットと第2の数の列の両者を生成するための共通の非確定的ソースを使用することを特徴とする方法にある。
【0033】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態によれば、必ずしも等可能性ビットを有している必要はない真のランダム1次バイナリ・シーケンスが発生される。このシーケンスのビットは、等可能性ビットを有する複数の非相関性バイナリ・セットを得るようにして処理される。均一に分布する非相関性の無秩序のNビットのバイナリ数が、Nビットからなるサブセットを適切に選択することによってこれらのセットから形成される。1次バイナリ・シーケンスのビットを処理するために使用された操作手順は、連続値を生成するために「引き伸ばしと折りたたみ(stretching and folding)」として知られた手続から得られる無秩序論理において広範囲に調査された、いわゆる「テント」マップと言われる無秩序な特性に基づくものである。
【0034】
必ずしも等可能性ビットを有している必要はない真のランダム補助バイナリ・シーケンスが発生されることも好ましい。発生されたN−ビット非相関性無秩序数およびこの補助シーケンスから適切に選択されたNビットの各々が、ビット毎に排他的論理和され、均一な分布を有しさらに最大の非予測性を有する結果としての真のランダムなN−ビット・バイナリ数が得られる。従って、発生された数の最大非予測性を達成するのに必要とされる全ての関数と演算は、無秩序な数で演算されるランダム化サブシステムによって実行される。
【0035】
本発明の実施の形態において、1次バイナリ・シーケンスと補助バイナリ・シーケンスの両者は単一の物理的雑音源(ソース)から得られる。
【0036】
上述したように、一連の等可能性ビットを得るための1次バイナリ・シーケンスのビットを処理するための操作手順は、テント・マップに基づいており、図1に示す最も簡単な形態は、
【0037】
【数1】
Figure 0004663872
【0038】
によって与えられる。
【0039】
【数2】
Figure 0004663872
【0040】
に基づいて発生される数列は、初期値v0が適切に選択されていれば、無限であり、ユニット(0,1)−区間に渡って均一的な分布を伴う非反復性を有することは周知である。さらに、このシーケンスの自己相関関数は全ての0でないシフトに対して0になろう。例えば、初期値v0が無理数(すなわち超越的)数である場合、無限であり非反復性を有するシーケンス{vk;k=0,1,・・・}が得られる。
【0041】
テント・マップT(v)によって発生されたシーケンスの無秩序特性は、アナログ式電子回路によって経験的に観察できるが、この種の無限かつ非反復のシーケンスをデジタル的に発生させる多くの試みが失敗するであろう。これは無理数が有限バイナリ数によって表わすことができないからである。結果的に、式(2)のデジタル的導入によって発生された数列は周期的であるか、または瞬時にゼロに反復してしまう。
【0042】
しかし、本発明の好ましい観点によれば、適切な初期値v0を表すのに必要とする無限のビット・シーケンス(1次バイナリ・シーケンス)は、必ずしも等可能性である必要はないが、ランダムにビットを生成する発生器によってビット毎に供給される。これらのビットはカオス(無秩序)シーケンスの発生を支配する式(2)を実行するような方法に構成された適切な帰還を伴う有限長シフト・レジスタによって順番に利用される。この技術は無限かつ非反復性のカオス・シーケンスを生成するために使用される他の機構にも適用できる。
【0043】
本発明を実施する構成について添付図面を参照して例に従って次に説明する。
【0044】
図2は本発明による一般的ハイブリッド・カオス・ジェネレータ2の機能ブロック図で、適切な帰還を伴う有限直列入力−並列出力シフト・レジスタ(FSR)6とこれに1次バイナリ・シーケンス(列)を供給するランダム・ビット・ジェネレータ(RBG)4かからなり、RBG4とFSR6は両者ともライン8上に供給された適切なクロック・パルス列(CLK)によって駆動される。帰還がビットの有限数に作用するので、ハイブリッド・カオス・ジェネレータは、ある点においてそのアナログの原形のものに近似している。しかし、帰還回路によってビットに対して実行される演算はビット反転を含んでいるので、ハイブリッド・カオス・ジェネレータは、その並列出力10において実質的に均一に分布した数を生成することができる。
【0045】
ランダム・バイナリ・シーケンスを発生する一つの便利で安価な方法は、物理的雑音源によって発生されたランダム信号の平面交差に基づいている。図3はランダム・バイナリ・シーケンスの一例を示す。このジェネレータは物理的雑音源(PNS)12、比較器またはハード・リミッタとなるゼロ交差検出器(ZCD)14およびライン8上の適切なクロック・パルス列(CLK)によってトリガされるD型フリップ・フロップ(DFF)16からなる。
【0046】
図4は雑音信号s(t)、この信号のゼロ交差によって規定されたランダム・バイナリ波形b(t)およびDFF16を使用してクロック・パルス(CLK)によって決定された瞬間におけるバイナリ波形b(t)をサンプルすることで得られたランダム・ビットのシーケンスの一般的な実例を示す。
【0047】
図5は本発明によるハイブリッド・カオス・ジェネレータ50の特定例を示す。これは1次バイナリ・シーケンスを発生するのと同様の技術を使用している。このジェネレータ50もゼロ交差検出器(ZCD)14が続いて接続された広帯域物理的雑音源(PNS)12と、適切なクロック・ジェネレータ15とからなる。ZCD14からのバイナリ波形は帰還を伴うシフト・レジスタを形成する複数の連続する素子(SEL)52の最初の素子によってサンプルされる。使用される連続する素子の数Mは、出力されるNビット数を表すのに使用されるビットの数Nに等しいか、またはこれより大きいのが好ましい。すなわち、M=N+Xであるのが好ましい。
【0048】
連続素子(SEL)52の機能ブロック図を図6に示す。各SELは適切な補助回路を備えたフリップ・フロップであり、また、バイナリ・データ入力BDI、バイナリ・データ出力BDO、バイナリ制御入力BCIおよびクロック入力CLIを有している。
【0049】
以下にハイブリッド・カオス・ジェネレータ50の動作を概略的に説明する。
【0050】
出力数の最上位ビット(MSB)が値0であると仮定すると、レジスタに記憶されたビット・パターンは右にシフトされ、従って、式(1)の上列によって規定されたテント・マップの第1ブランチを実現するのに必要とされる「2を掛ける」演算が実行される。最も左のSELにシフトされるランダム・ビット0または1がZCD14から得られた1次バイナリ・シーケンスをサンプルすることによって供給され、この「加えられた」ランダム・ビットが、ビットの有限数に対してのみ作用する帰還機構から結果として生じるエラーを象徴すなわち表す。
【0051】
出力数の最上位ビット(MSB)が値1であると仮定すると、レジスタに記憶されたビットは反転(逆転)され、またこのように修正されたビット・パターンは右にシフトされ、従って、式(1)の下列によって規定されたテント・マップの第2ブランチを実現するのに必要とされる「補数および2を掛ける」演算が実行される。最も左のSELにシフトされたランダム「エラー」ビット0または1がここでZCD14の出力をサンプルすることによって供給された反転ビットに等しくなる。
【0052】
ZCD14によって供給された1次バイナリ・シーケンス内に発生するビットの分布とは関係なく、テント・マップの二つのブランチを実行したときに導出されたエラーは、ロング・ラン中にキャンセルされる。これは各出力バイナリ数がテント・マップのいずれのブランチからの等しい確率によるからである。テント・マップの二つのブランチのこの「等しい確率」特性が本発明で利用されるカオス機構からもたらされ、「引き伸ばし」(すなわち、ビット・シフト、2を掛けたものと等価である)と「折りたたみ」(すなわち、ビット反転)を含んでいる。
【0053】
図7はSEL52の具体的な特定例である。SEL52はD型フリップ・フロップ(DFF)54とこのフリップ・フロップの入力を駆動する排他的論理和ゲート(XOR)56からなる。BCI(バイナリ制御入力)における制御ビットが0のとき、BDI(バイナリ・データ入力)におけるXOR56の入力ビットがCLI(クロック入力)でクロック・パルスによって決定された瞬間においてフリップ・フロップ54に伝送される。BCIにおける制御ビットが1のとき、BDIにおけるXOR56の入力ビットが反転され、次にCLIにおけるクロック・パルスによって決定された瞬間においてフリップ・フロップ54に伝送される。
【0054】
図8は本発明によるSEL52の他の具体例である。SEL52は相補的出力(BDOおよびBDOバー)を備えたD型フリップ・フロップ(DFF)58とデマルチプレクサまたはデータ・セレクタ(DMX)60とからなる。BCIにおける制御ビットが0のとき、DXM60の非反転入力BDIからのビットがCLIにおけるクロック・パルスによって決定された瞬間においてフリップ・フロップ58に伝送される。BCIにおける制御ビットが1であるとき、DMX60の反転入力BDIバーからのビットがCLIにおけるクロック・パルスによって決定された瞬間においてフリップ・フロップ58に伝送される。
【0055】
SEL52の多数の他の具体例が当該技術に習熟した人によって開発することができる。
【0056】
11個のSEL52からなる図5のハイブリッド・カオス・ジェネレータがシミュレーション(模擬実験)された。最上位ビット(MSB)を含む10個の連続する出力が区間(0, 1, ..., 1022, 1023)からの1024種のバイナリ数を表すのに使用された。ZCD14の出力によって供給されたビットが等可能性でないと仮定されると、その小数部(fraction)は0.75に等しくなる。ハイブリッド・カオス・ジェネレータによって生成された一連の10,240,000個の数が記録され、分析された。区間(0,1,..., 1022, 1023)からの各値の予想数は10,000に等しくなった。観測値の経験的ヒストグラムは図9に破線で示された95%の信頼区域に沿って表わされる。図示したように、発生された数の分布は均一であり、統計誤差は計算された信頼区域内にある。
【0057】
ハイブッリッド・カオス・ジェネレータは非相関かつ均一分布の数を生成できるが、これらの数は厳密に言えばランダムではない。これは数発生の手順が確定的非直線式(2)に基づいているので、次の値が正確にあるいは比較的小さいエラーで現在値から推測できるという事実からきている。このような高い予測性はほとんどの実際の適用において満足できるものではない。
【0058】
大きい非予測性を伴う数は、各数がZCD14からの1次バイナリ・シーケンスの異なるセグメントによって生成されるときに、得ることができる。しかし、このような「デシメーション(decimation)」はハイブリッド・カオス・ジェネレータの動作速度を制限することになるので、このような技術は好ましくない。
【0059】
本発明の好ましい実施の形態によれば、ハイブリッド・カオス・ジェネレータによって生成される非相関かつ均一分布の数は、真にランダムでまた必ずしも均一に分布する必要はない、補助的バイナリ・シーケンス(ABS)によって供給されたビットとビット毎にそれらをXOR(排他的論理和)することによって、完全に非予測性(予測ができないもの)になる。
【0060】
図10は図5のハイブリッド・カオス・ジェネレータ50とランダム化サブシステム102を含む乱数ジェネレータ100を示す。ランダム化サブシステム102は補助的な物理的雑音源(PNS2)104、補助的バイナリ・シーケンス(ABS)を供給する補助的ゼロ交差検出器(ZCD2)106、直列入力−並列出力シフト・レジスタ(SIPO)108および複数の排他的ORゲート110からなる。ハイブリッド・カオス・ジェネレータ50によって生成された非相関、均一分布数の各ビットが、SIPO108中に記憶されたZCD(2)106からの補助バイナリ・シーケンスによって供給されるたランダム・ビットのそれぞれ一つとの排他的論理和(XOR)がとられる。排他的ORゲート110の出力において得られたビットが最大非予測性を有する均一分布された乱数を形成する。
【0061】
11個のSEL52を設けた乱数ジェネレータ100がシミュレーションされた。最上位(MSB)を含む10個の連続出力が区間(0,1,..., 1022, 1023)から1024種のバイナリ数を表すのに使用された。ZCD(1)14の出力に供給されたビットが等可能性でなかった仮定すると、その少数部は0.7に等しくなった。またZCD(2)106の出力で補助バイナリ・シーケンスによって供給されたビットが等可能性でなかったと仮定すると、その小数部は0.6に等しくなった。ランダム化サブシステムと共同するハイブリッド・カオス・ジェネレータによって生成された一連の10,240,000個の数が記録され、分析された。区間(0,1,..., 1022, 1023)からの各値の予想数は、10,000に等しくなった。観測された値の経験的ヒストグラムを図11に、破線で示した95%の信頼区域と一緒に示す。図示したように、発生された数の分布は均一であり、統計誤差は計算された信頼区域内にある。
【0062】
ランダム化サブシステムと共同してハイブリッド・カオス・ジェネレータによって生成されたランダム数の最大非予測性を論証するために、連続しかつオーバーラップする対をなす数{(vk+1, vk); k=0, 1, ..., 6000}が1023×1023の正方形を満たす点としてプロットされた。図12に示す散乱プロットから分かるように、点は発生された数の予測性を容易にするどのような特有のパターンをも形成するものではない。
【0063】
図13は図10の乱数ジェネレータ100にも適用できる構成変更のブロック図である。この変更例は単一の物理的雑音源を使用して一次バイナリ・シーケンス(PBS)と補助バイナリ・シーケンス(ABS)両方を生成する。このシステムは物理的雑音源130、ゼロ交差検出器132、2相性(バイフェーズ)クロック・ジェネレータ(BCG)134と2つの1ビット・バッファ136と138からなる。ZCD132によって供給されたランダム・ビットが、BCG134によって供給されたクロック・パルスを交互に発生させることによって決定された瞬間にそれぞれバッファ136と138に伝送される。
【0064】
説明した実施の形態の種々の変形も可能である。
【0065】
例えば、上述の実施の形態において一次バイナリ源については真のランダムであることが好ましいが、再循環ないし帰還シフト・レジスタを使用する例えば、擬似ビット源が使用できる。しかし、非反復シーケンス、または少なくとも長反復周期を有するシーケンスを発生する連続源が好ましい。
【0066】
別体のソース(源)を使用して均一分布シーケンスをランダム化する代わりに、シーケンス出力が非予測性を増大させるためにそれ自体処理されるようにすることもできる。例えば、各ビットは他のビットで排他的OR化でき、また、この方法で組み合わされたビットはできる限りランダム式に数から数に変化させることができる。
【0067】
必要であれば、二つ(またはそれ以上)のジェネレータをそれぞれが均一分布シーケンスを提供するのに使用でき、また出力は(例えば、散在または排他的OR化によって)予測性を低下させるために組み合わせることができる。
【0068】
上述の実施の形態において、SEL52によって形成されたシフト・レジスタにとってはNビット出力のためのN個を越える数のステージを持つこと、および少なくとも最下位ステージにとってはNビット出力の一部を形成しないのが好ましい。この理由は、有限のビット数におけるテント・マップ・アルゴリズムを実行することによってもたらされたエラーを少なくするためであり、また数の分布の均一性を高めるためでもある。しかしこの技術を使用することは必須のことではない。
【0069】
上述の例において、シフト操作中、最上位ビットがSEL内のビットの選択的反転を制御するのに使用される。しかし、これとは逆に、複数のビット、例えば、最上位ビットと二番目に重みの大きいビットを使用して、反転が発生させるべきかどうかを集合的に決定することができる。しかし、このような状況において、シフト・レジスタに供給される連続シーケンスからの二つの新しいビットにより2ビット・シフトさせるシフト操作のために、シフトされた2ビットと置換させるシフト操作が望ましい。(これは上述した例の操作と等価であるが、SEL52の切り替わる出力のみをとる。)
【0070】
最上位以外のビットは、選択反転操作を制御するのに使用することができる。
しかし、得られる操作は図1のテント・マップによって表されたものとは異なるが、「引き伸ばしと折りたたみ」によって得られたような区分的線形マップによってなおも表すことができる。ある場合において、これは可能な出力のサブセットに渡って均一に分布されたシーケンスを引き起こすことになり、このサブセットはSEL52中の初期値によって決定される。それにもかかわらず、これは有用であり、実はこの種のシステムの有効メモリはある状況においては利点がある。別の方法において、補助機構をSEL52中の値を変更してサブセット間をシフトするのに使用することもできる。
【0071】
上述の例において、非反復均一分布のシーケンス(数列)が、シーケンスの各数について、N個の近接するSEL52に記録されたビットを取ることによって得ることができる。しかし、Nビットは近接のSELから得る必要はない。図10の構成中において、数の各ビットが補助ビット源からのランダム数の対応するビットでXOR化される必要はなく、XOR化は非対応ビット間で行われ、この方法で組み合わされた実際の対をなすビットを数から数に変更することができる。
【0072】
必要であれば、均一分布のシーケンス(数列)は、SEL52によって、このステージのN個の連続する出力からの各Nビット数を形成することによるか、またはN個シフト・レジスタを使用し、各シフト・レジスタからの一つのビットを取ることによってN個のビット出力を形成することによるかしてSEL52によって形成されたシフト・レジスタの単一出力から得ることができる。
【0073】
本発明はビットをシフト・レジスタにシフトし、またこれからシフトすることに関して説明したが、例えばシフト・レジスタの平行構成を使用することによってより高いオーダーのディジットを代わりに使用することもできる。各ステージにおけるディジットはいずれの便利なフォーマットに記憶することができ、例えばデシマル・ディジットをBCDフォームで記憶することもできる。
【0074】
レジスタに現在記憶された値で形成された補数はベースの補数かベース補数−1の補数のいずれかとなるようにこのシステムは構成することができる。
【0075】
本発明により発生されたランダム・バイナリ波形は、イギリス特許願第9828693.3 号によるシフト決定システムに使用される信号をプローブ(測定)信号またはインテロゲート(問い合わせ)信号を構成するために特に適している。このイギリス特許の内容はここではこれを参照するものとする。
【0076】
以上のようにこの発明によれば、ディジットの連続するシーケンスからの一連のディジットを使用してシフト・レジスタのシフトアウトされたディジットと置換する工程と、シフト・レジスタの少なくとも一つのステージの内容を使用して、シフト・レジスタの内容がその補数と置換されるかどうかを制御する工程と、を備え、シフト・レジスタが非反復性の数の列を得るのに使用可能な変化内容を有するようにしたので、実質的に均一な分布を有する非反復性の数の列を発生する方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 無秩序(カオス)数の発生に利用できる特性を有するテント・マップを示す図である。
【図2】 本発明によるハイブリッド・カオス・ジェネレータの機能ブロック図である。
【図3】 ランダム・バイナリ・シーケンス・ジェネレータのブロック図である。
【図4】 典型的な雑音信号s(t)、この信号から導出されえたランダム・バイナリ波形b(t)およびクロック・パルス(CLK)によって決定された瞬間における波形b(t)のサンプリングによって得られたランダム・ビット・シーケンスを示す図である。
【図5】 本発明によるハイブリッド・カオス・ジェネレータの特定例のブロック図である。
【図6】 本発明によるハイブリッド・カオス・ジェネレータのシーケンス素子の機能ブロック図である。
【図7】 SELの一例を示す図である。
【図8】 SELの他のを示す図である。
【図9】 図5のハイブリッド・カオス・ジェネレータの特定例によって生成された数値の実験に基づくヒストグラムである。
【図10】 本発明による乱数ジェネレータを形成するランダム化システムと共同するハイブリッド・カオス・ジェネレータのブロック図である。
【図11】 図10の乱数ジェネレータの特定例によって生成された数値の実験に基づくヒストグラムである。
【図12】 本発明による乱数ジェネレータの特定例によって生成された連続しかつオーバーラップする対をなす数の散乱プロットを示す図である。
【図13】 図10の乱数ジェネレータに適用できる変更例のブロック図である。
【符号の説明】
4 ランダム・ビット・ジェネレータ(RBC)、6 有限SIPOシフト・レジスタ(FSR)、8 クロック・パルス列(CLK)、10 並列出力、12 物理的雑音源(PNS)、14 ゼロ交差検出器(ZCD)、16,54,58 D型フリップ・フロップ(DFF)、15 クロック・ジェネレータ(CLK)、52 シーケンス素子(SEL)、BDI バイナリ・データ入力、BDO バイナリ・データ出力、BCI バイナリ制御入力、CLI クロック入力、BDI (バイナリ・データ入力)、BDO (バイナリ・データ出力)、56 排他的論理和)ゲート(XOR)、60 データ・セレクタ(DMX)、100 乱数ジェネレータ、102 ランダム化サブシステム、104 補助的物理的雑音源(PNS2)、106 補助的ゼロ交差検出器(ZCD2)、108 直列入力−並列出力シフト・レジスタ (SIPO)、110 排他的ORゲート。

Claims (9)

  1. 一組の値に渡り実質的に均一な分布を有するランダムな数の列を発生する方法であって、
    一組の値に渡り実質的に均一な分布を有する第1の数の列を生成するステップであって、前記第1の数の列を生成するステップが、
    ディジットの連続するシーケンスを発生する工程と、
    シフト・レジスタの内容をシフトし前記連続するシーケンスからのディジットを使用してシフト・レジスタのシフトアウトされたディジットと置換し、シフト・レジスタの少なくとも一つのステージの内容を使用して、シフト・レジスタの内容がその補数と置換されるかどうかを制御する工程と、
    前記シフト・レジスタの変更した内容から前記第1の数の列を導出する工程と、を含み、さらに
    非確定的ソースから導出されるランダムな分布を有する第2の数の列を生成するステップと、
    前記第1の数の列と第2の数の列の数を組み合わせて実質的に均一な分布を有するランダムな数の列を生成するステップと、
    を備え
    連続する一連のディジットと第2の数の列の両者を生成するための共通の非確定的ソースを使用する
    ことを特徴とする方法。
  2. 第1の数の列の各数が、シフト・レジスタのN個のステージ(但しNは1より大きい整数)から導出されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. シフト・レジスタがN+X個のステージ(但しXは1またはそれより大きい整数)を有することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 各数が導出されるシフト・レジスタのN個のステージが、シフト・レジスタの少なくとも最下位ステージを除外することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. シフト・レジスタの最上位ステージの内容が、シフト・レジスタの内容がその補数によって置換されるかどうかを制御するのに使用されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の方法。
  6. シフト・レジスタの内容をシフトすることと、その補数によって選択的に置換することの操作により、内容の引き伸ばしと折りたたみを交互に実行することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の方法。
  7. シフト・レジスタの内容をシフトすることと、その補数によって選択的に置換することの操作により、シフト・レジスタの内容がテント・マップに基づいて変更されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の方法。
  8. 第2の数の列が導出される非確定的ソースが熱雑音源であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の方法。
  9. 第1の数の列からの数を第2の数の列からの数と組み合わせることが、前記第1の数の列からの数の各ビットと前記第2の数の列からの数のそれぞれのビットとで排他的論理和をとることによって実行されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の方法。
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