JP4660534B2 - 顔画像による顔領域追跡方法及びその装置 - Google Patents

顔画像による顔領域追跡方法及びその装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像中における人物の顔領域を、高頑健性且つ高精度且つ高速に顔領域追跡を行う、顔画像による顔領域追跡方法及びその装置に関する。
手が不自由な場合や、荷物などで手がふさがっている場合などに、顔の動きを用いた能動的なインタフェースが有用となる。通常の生活における人間のコミュニケーション手段として、言葉や身振り手振りに加えて、顔を縦に振ることで肯定を表現したり、何かを指し示す意味でその方向に顔を向けて合図を送ることがある。このことは、計算機の入力インタフェースの場合にもこのような顔を動かすしぐさによる入力支援方法が有用であることを示している。
顔の動きを捉えることができれば、能動的な操作方法として用いられるだけでなく、その人の興味/注意の対象、嗜好(市場調査)、精神状態を把握するためにも使用可能である。
ここで、顔の動きを認識するには、まず画像から顔を検出し、検出された顔を追跡しなければならない。これまでは、顔の位置の制約やカメラの個数、スピードが遅い、検出精度が低いなどの問題点があり、速い顔の動きを精密に追跡することが難しかった。
一方、顔を追跡せずに頭部動作を検出する方法がある。顔と髪のコントラストに基づいて頭の3次元的な動きを検出する方法である(非特許文献1参照)。しかしながら、この方法は、画像の濃淡を利用しているため照明条件の変化の影響を受け易く、また、変化しない背景画像が必要である。さらに、頭髪が耳付近に掛かっているかどうかの影響を受けてしまう。
また、ステレオカメラを用い、顔の特徴点を手入力で登録して、正規化相関マッチングで特徴点を追跡して顔向きと視線方向を求める手法がある(非特許文献2参照)。しかしながら、カメラが複数必要であり、また、顔向き変化による特徴点パターンの変形の影響を考慮していなかった。
顔向き角度毎に顔のテンプレートを用意して、様々な顔向きに対応して顔を検出させる手法がある(非特許文献3参照)。しかしながら、顔向き角度は予め設定された角度で撮影した顔画像を用いなければならず、顔画像そのものから顔向き角度毎に分類してテンプレートを作成することはできない。
追跡する対象をテンプレートを用いて追跡する手法は、主として画像上を左上から右下に順次全走査するラスタスキャン型のパターンサーチに基づく(例えば、非特許文献4参照)。さらに、テンプレートを対象画像に対応させる際の拡大倍率(縮小倍率)を変化させながらパターンを追跡したり、探索したりする手法は確立されていない。このことは、顔領域の追跡を行う際に非常に計算時間を要する一因となっている。
「ヘッドリーダ:画像による頭部動作の実時間検出」 電子情報通信学会論文誌、Vol.J74-D-II, No.3, pp.398-406, 1991年3月 「An algorithm for real-time stereo vision implementation of head pose and gaze direction measurement」. In Proc. of the Int'l Conf. on Automatic Face andGesture Recognition, 2000 「View-based and modular eigenspaces for face recognition」. In Proc. IEEE Conf. on Computer Vision and Pattern Recognition,p.84, 1994) 岡崎彰夫著、「はじめての画像処理技術」, 工業調査会, 2000
そこで本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、高速で精密な顔領域追跡方法及びその装置を提供することにある。
本発明は、所定の画素数のテンプレートと入力像とを比較して、前記入力画像と前記テンプレートとの一致度合いを検出する顔画像による顔領域追跡方法であって、前記テンプレートを対応させる前記入力画像上の位置を(x,y)とし、前記入力画像上の任意の大きさの領域に対して前記テンプレートを対応させるための前記テンプレートの拡大または縮小の倍率をrとし、前記入力画像上で回転した対象領域に対して前記テンプレートを対応させるための前記テンプレートの回転角をφとし、前回の追跡結果における(x,y,r,φ)の値を中心として、位置の探索に関して、第0探索では前記入力画像の(x,y)を探索し、次に第1探索では前記入力画像の(x±1,y)、(x,y±1)、(x+1,y±1)、(x−1,y±1)を探索し、次に第2探索では前記入力画像の(x±3,y)、(x,y±3)、(x+3,y±3)、(x−3,y±3)を探索し、以下探索の段階が上がる毎に(x,y)からの遠ざかる距離が大きくなるように探索し、倍率の探索に関して、第0探索ではr倍の大きさの前記テンプレートを利用して前記入力画像を探索し、第1探索ではr*(1±a)の倍率の前記テンプレートを利用して前記入力画像を探索し(但し、0<a<1である)、次に第2探索ではr*(1±3a)で前記入力画像を探索し、以下探索の段階が上がる毎に倍率rの大きくなる度合いが大きくなるように前記入力画像を探索し、回転の探索に関して、第0探索ではφの回転処理を施された前記テンプレートを用いて前記入力画像を探索し、次に第1探索ではφ(1±a)の回転を施した前記テンプレートを用いて前記入力画像を探索し、次に第2探索ではφ(1±3a)の回転を施した前記テンプレートを用いて前記入力画像を探索し、以下探索の段階が上がる毎に回転角φの大きくなる度合いが大きくなるように前記入力画像を探索し、対象領域を追跡する、ことを特徴とする顔画像による顔領域追跡方法である。
本発明によれば、前回位置を中心とする、中心が密な分布に従って追跡を行うことで、高速で精密な顔領域追跡を行える。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態を説明する。
本実施形態では、顔画像による顔領域追跡方法を説明する。図1は本実施形態に係る顔画像を用いた顔領域追跡方法及びこれを実現するためのシステムの一例を示す構成図である。図2は同実施形態に係る顔テンプレートマップを説明する概念図である。図3は同実施形態に係る顔領域追跡処理の流れを説明する流れ図である。
図1に示す顔領域追跡システム1は、システム内部に、顔テンプレートマップ格納部6を有し、逐次、顔テンプレートマップを学習・更新する機能を持つことが大きな特徴である。顔領域追跡システム1は、画像入力部2と、正面顔検出部3と、正面顔辞書格納部4と、正面顔評価部5と、顔テンプレートマップ格納部6と、テンプレート設定部7と、追跡テンプレート情報格納部8と、テンプレート追跡部9から構成されている。このような構成要素を具備することにより、顔領域追跡システム1は、画像が入力されると、顔領域の位置、顔向き情報、顔領域追跡計算の結果などの情報を出力するとともに、学習・更新によりシステム内部に顔テンプレートマップを構築する。
画像入力部2は、システム外部からビデオカメラ等で撮影された被験者の画像を受け取り、画像処理し易いようにデジタル形式の電子データに変換して、その電子データを正面顔検出部3とテンプレート追跡部9へ送る。
正面顔検出部3は、人物の正面画像検出のためのテンプレートが格納された正面顔辞書格納部4から正面顔検出の為のテンプレートを受け取り、画像入力部2から入力された画像とそのテンプレートとを比較することにより、入力画像中から人物の顔画像を検出する。例えば、人物画像の目、鼻孔領域の画像をパターン照合と円形分離度フィルタで検出し、それと顔全体パターン照合との併用による顔検出を行わせる方法を用いることができる。この場合、テンプレートとは、顔と目と鼻それぞれに対応した部分空間法の辞書パターンのことである。
正面顔評価部5は、正面顔検出部3から人物の顔画像と検出された顔領域の位置情報を受け取り、顔テンプレートマップ格納部6から正面顔テンプレート13を受け取り、検出された顔領域のデータが正面顔テンプレート13としてより適しているときには、顔テンプレートマップ格納部6の中の正面顔テンプレート13を更新する。また、検出された顔領域の位置情報をテンプレート設定部7へ送る。
正面顔テンプレートとしてより適してかどうかの判断は、例えば、テンプレートマッチングの類似度の値、目と鼻孔の座標の配置等に基づいて判断することができる。
顔テンプレートマップ格納部6は、図2に示されるように、顔向き角度によって異なる大小の顔テンプレートが、上向き、横向きの角度と対応づけて格納されており、全体として顔テンプレートマップを構成している。ここで大の顔テンプレートとは、両眼、口等の顔の特徴部分を含む顔全体の画像テンプレートであり、小の顔テンプレートとは、立体的に検出可能な顔の特徴部分(例えば鼻など)を含む画像のテンプレートである。
顔テンプレートマップ格納部6に格納される顔テンプレートマップは、例えば初期状態では、顔向き角度毎の各テンプレートがそれぞれブランク(空欄)となっているが、まず正面顔評価部5で正面顔画像に適すると判定された画像を利用して、大小の顔テンプレートが作成され、正面顔テンプレート13が生成される。次に、テンプレート設定部7の働きにより、様々な顔向きの顔画像が入力されるにつれて、正面顔以外の顔テンプレートが学習され、更新される。
テンプレート設定部7は、正面顔評価部5から検出された正面顔の情報を受け取り、次回の顔領域追跡に利用する追跡テンプレート22を決定し、追跡テンプレート情報格納部8に格納する。
ここでテンプレート設定部7は、大小の顔テンプレートの相対位置情報に基づき、検出された顔領域を新たに顔テンプレートとして登録するかどうかを判断する。これは例えば、被験者が横を向く等、顔向きが変化すると、それに伴い小さい顔テンプレートのマッチング位置が顔向き方向(例えば横方向)にシフトし、顔向きの角度が大きい程、そのシフトの度合い(正面位置からの相対位置)が大きくなるという性質を利用するものである。そしてあるしきい値よりもシフト量が大きくなった場合には、必要に応じて、この検出された顔領域を、左右、上下向き等の顔テンプレートとして顔テンプレートマップ格納部6に登録する。
3種類以上の大きさの複数のテンプレートを用いて顔テンプレートマップを構築したり、顔領域追跡を行わせることもできる。図9、10、11に示されるように3種類の大きさ(大中小)のテンプレートを利用する場合は、例えば顔テンプレート(大)に対する顔テンプレート(中)の位置と、顔テンプレート(中)に対する顔テンプレート(小)の位置が、顔向き角度の大きさに関係しており、これらの値による総合判断に基づいて、検出された顔領域を、左右、上下向き等の顔テンプレートとして顔テンプレートマップ格納部6に登録する。総合判断する方法には、相対位置のシフトの大きさの加算和などを用いることができる。このようにテンプレートの個数を増やすことにより、より安定した頑健性の高い登録処理及び顔領域追跡を行わせることができる。
追跡テンプレート情報格納部8は、テンプレート設定部から追跡用の顔テンプレートを受け取り、逐次更新される顔向きの追跡処理に用いる追跡テンプレート22を格納し、必要に応じて、テンプレート設定部7とテンプレート追跡部へ追跡テンプレート22を送る。
テンプレート追跡部9は、画像入力部2から入力画像を受け取り、追跡テンプレート情報格納部8から追跡テンプレート22を受け取り、入力画像と追跡テンプレートとを比較することにより、顔領域の追跡処理を行なう。追跡の処理結果(顔領域追跡の成功/失敗、顔領域の大きさ、位置、顔向き(角度)など)を出力するとともに、テンプレート設定部7へ顔領域の情報を送る。
追跡処理は、図4で示されるように、例えば9画素×9画素=81画素からなる追跡テンプレート22を入力画像領域21上のある位置に対応させ、テンプレートマッチング処理によって類似度を計算することを、複数の探索位置と倍率とを変更することにより達成する。そして、最大類似度が所定の閾値を越えたときに、その位置と倍率のところに顔領域が検出されたと判断する。
倍率とは画像の拡大、縮小率を示し、テンプレートが対応する画像領域の画素数が9×9画素ならちょうど1倍となるが、n×n画素ならば倍率はn/9倍となる。倍率が1でないときは、画像を拡大または縮小することで追跡テンプレートの一つ一つの画素と対応させることができる。ここでは、追跡テンプレートの画素数は9×9としたが、いくつでもよく、問題に応じて適切に設定すれば良い。
追跡処理における画像位置と倍率の探索は、計算時間の制約が有り、現実的にはある程度の間隔をおいてまばらに行わざるを得ないが、本実施例では、位置に関しては図5、7、8に示すような値について行い、倍率に関しては図6に示すような値について行うと、より効率よく探索処理を行なうことができる。
具体的には、前回位置が(x,y)のとき、前回位置を基準として、その位置近傍を詳細に探索し、探索位置が遠ざかるにつれて探索処理を粗く行なう。例えば、追跡テンプレートを利用して入力画像の(x,y)を探索し(第0探索)、次に(x±1,y)、(x,y±1)、(x+1,y±1)、(x−1,y±1)を探索し(第1探索)、次に(x±3,y)、(x,y±3)、(x+3,y±3)、(x−3,y±3)を探索し(第2探索)ということを第n探索まで続ける。
倍率の探索に関しても、具体的には前回倍率がrのとき、前回の探索倍率を基準として、その倍率近傍の画像を生成して詳細に探索する。例えば、ある小さな定数a(0<a<1)を用いて、まずr倍の大きさの追跡テンプレートを利用して入力画像を探索し(第0探索)、次にr*(1±a)の倍率の追跡テンプレートを利用して探索し(第1探索)、次にr*(1±3a)を探索し(第2探索)ということを第m探索まで続ける。
また回転の探索に関しても、前回の回転角を基準として、その回転角近傍の回転を施したテンプレートで詳細に探索し、その回転角からの回転変位が大きくなるに従って粗い探索を行なう。例えば前回のテンプレートの回転角がαであったとすると、αの回転処理を施された追跡テンプレートを用いて入力画像を探索し(0次探索)、次にα(1±a)の回転を施した追跡テンプレートを用いて探索し(1次探索)、更にα(1±3a)の回転を施した追跡テンプレートを用いて探索(2次探索)を続ける。
以上のように、前回パラメタ値を中心とし、中心が密となるような探索を行うことで、顔の速い動きに対しては荒いが高速な追跡を行い、顔のゆっくりした動きに対しては精密な追跡を行わせることができる。
図3は本実施形態における顔領域追跡方法の追跡手順を示す流れ図である。
最初に、被験者またはシステムからの入力等により、顔領域追跡を行うかどうかを判断し(ST1)、行わない場合には処理を終了する。顔領域追跡を行う場合は画像入力部からの入力画像を処理して正面顔検出とテンプレート追跡を行なう(ST2)。次に、前回の顔領域追跡処理が成功したか否か判断し(ST3)、前回成功のときはステップST8へ進み、前回失敗のときはステップST4へ進む。
ステップST4では正面顔検出部3が正面顔の検出処理を行い、正面顔が発見されたかどうか判断し(ST5)、発見された場合はステップST6へ進み、発見されなかった場合はステップST1へ戻る。
ステップST6では、正面顔評価部5が正面テンプレート更新処理を行い、正面テンプレートを追跡テンプレート22へコピーし(ST7)、テンプレート追跡部が大小テンプレートの追跡処理を行う(ST8)。次に、テンプレート追跡が成功したかどうかを判断し(ST9)、失敗したときはステップST1へ戻るが、成功したときには顔位置情報を出力し(ST10)、大小テンプレートの相対位置変化の大きさに応じて(ST11)、大きいときには追跡テンプレート22の更新を行い、いずれの場合もステップST1に戻る。
本発明の一実施形態に係る一例を示す構成図である。 同実施形態に係る顔テンプレートマップを説明する概念図である。 同実施形態に係る顔領域追跡方法の処理の一例を示す流れ図である。 同実施形態に係る追跡テンプレートを利用した顔領域追跡を説明する概念図である。 同実施形態に係る中心が密な分布に従った顔領域位置探索を説明する概念図である。 同実施形態に係る中心が密な分布に従った顔テンプレート倍率探索を説明する概念図である。 同実施形態に係る中心が密な分布に従った顔領域位置探索を説明する概念図である。 同実施形態に係る中心が密な分布に従った顔領域位置探索を説明する概念図である。 同実施形態に係る顔テンプレートマップを説明する概念図である。 同実施形態に係る顔テンプレートマップを説明する概念図である。 同実施形態に係る顔テンプレートマップを説明する概念図である。
符号の説明
1 顔領域追跡システム
2 画像入力部
3 正面顔検出部
4 正面顔辞書格納部
5 正面顔評価部
6 顔テンプレートマップ格納部
7 テンプレート設定部
8 追跡テンプレート情報格納部
9 テンプレート追跡部
11 顔テンプレート(大)
12 顔テンプレート(小)
13 正面顔テンプレート
14 顔テンプレート(中)
21 入力画像領域
22 追跡テンプレート

Claims (2)

  1. 所定の画素数のテンプレートと入力像とを比較して、前記入力画像と前記テンプレートとの一致度合いを検出する顔画像による顔領域追跡方法であって、
    前記テンプレートを対応させる前記入力画像上の位置を(x,y)とし、前記入力画像上の任意の大きさの領域に対して前記テンプレートを対応させるための前記テンプレートの拡大または縮小の倍率をrとし、前記入力画像上で回転した対象領域に対して前記テンプレートを対応させるための前記テンプレートの回転角をφとし、前回の追跡結果における(x,y,r,φ)の値を中心として、
    位置の探索に関して、第0探索では前記入力画像の(x,y)を探索し、次に第1探索では前記入力画像の(x±1,y)、(x,y±1)、(x+1,y±1)、(x−1,y±1)を探索し、次に第2探索では前記入力画像の(x±3,y)、(x,y±3)、(x+3,y±3)、(x−3,y±3)を探索し、以下探索の段階が上がる毎に(x,y)からの遠ざかる距離が大きくなるように探索し、
    倍率の探索に関して、第0探索ではr倍の大きさの前記テンプレートを利用して前記入力画像を探索し、第1探索ではr*(1±a)の倍率の前記テンプレートを利用して前記入力画像を探索し(但し、0<a<1である)、次に第2探索ではr*(1±3a)で前記入力画像を探索し、以下探索の段階が上がる毎に倍率rの大きくなる度合いが大きくなるように前記入力画像を探索し、
    回転の探索に関して、第0探索ではφの回転処理を施された前記テンプレートを用いて前記入力画像を探索し、次に第1探索ではφ(1±a)の回転を施した前記テンプレートを用いて前記入力画像を探索し、次に第2探索ではφ(1±3a)の回転を施した前記テンプレートを用いて前記入力画像を探索し、以下探索の段階が上がる毎に回転角φの大きくなる度合いが大きくなるように前記入力画像を探索し、
    対象領域を追跡する、
    ことを特徴とする顔画像による顔領域追跡方法。
  2. 所定の画素数のテンプレートと入力像とを比較して、前記入力画像と前記テンプレートとの一致度合いを検出する顔画像による顔領域追跡装置であって、
    前記テンプレートを対応させる前記入力画像上の位置を(x,y)とし、前記入力画像上の任意の大きさの領域に対して前記テンプレートを対応させるための前記テンプレートの拡大または縮小の倍率をrとし、前記入力画像上で回転した対象領域に対して前記テンプレートを対応させるための前記テンプレートの回転角をφとし、前回の追跡結果における(x,y,r,φ)の値を中心として、
    位置の探索に関して、第0探索では前記入力画像の(x,y)を探索し、次に第1探索では前記入力画像の(x±1,y)、(x,y±1)、(x+1,y±1)、(x−1,y±1)を探索し、次に第2探索では前記入力画像の(x±3,y)、(x,y±3)、(x+3,y±3)、(x−3,y±3)を探索し、以下探索が上がる毎に(x,y)からの遠ざかる距離が大きくなるように探索し、
    倍率の探索に関して、第0探索ではr倍の大きさの前記テンプレートを利用して前記入力画像を探索し、第1探索ではr*(1±a)の倍率の前記テンプレートを利用して前記入力画像を探索し(但し、0<a<1である)、次に第2探索ではr*(1±3a)で前記入力画像を探索し、以下探索の段階が上がる毎に倍率rの大きくなる度合いが大きくなるように前記入力画像を探索し、
    回転の探索に関して、第0探索ではφの回転処理を施された前記テンプレートを用いて前記入力画像を探索し、次に第1探索ではφ(1±a)の回転を施した前記テンプレートを用いて前記入力画像を探索し、次に第2探索ではφ(1±3a)の回転を施した前記テンプレートを用いて前記入力画像を探索し、以下探索の段階が上がる毎に回転角φの大きくなる度合いが大きくなるように前記入力画像を探索し、
    対象領域を追跡する、
    ことを特徴とする顔画像による顔領域追跡装置。
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