JP4659032B2 - 移動型格納装置においてオブジェクトの位置情報を用いて権利オブジェクトを検索する方法および装置 - Google Patents

移動型格納装置においてオブジェクトの位置情報を用いて権利オブジェクトを検索する方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、移動型格納装置においてオブジェクトの位置情報を用いて権利オブジェクトを検索する方法および装置に関するものである。
最近、デジタル著作権管理(デジタルライトマネージメント;以下、DRM)に関する研究が盛んで、DRMを適用した商用サービスが導入されているか、導入中にある。DRMが導入されなければならない理由はデジタルコンテンツが有する様々な特性から導き出せる。デジタルコンテンツはアナログデータとは異なり損失なく複製が可能であるという特性と、再使用および加工、配布が容易であることに反して、その製作に多くの費用と努力および時間を必要とするという特性を有する。したがって、デジタルコンテンツの無断複製および配布が容認される場合に、これはデジタルコンテンツ製作者の利益を侵害して、デジタルコンテンツ製作者の創作意欲が損なわれることによってデジタルコンテンツ産業の活性化に大きい阻害要素となる。
デジタルコンテンツを保護しようとする努力は過去にもあったが、過去には主にデジタルコンテンツ無断アクセス防止に重点を置いて、デジタルコンテンツに対するアクセスは代価を払った一部の人にだけ許された。ところが、代価を払った人が故意にデジタルコンテンツを第三者に配布する場合に第三者は代価を払わずにデジタルコンテンツを使用することができる。このような問題点を解決しようとしてDRMという概念が導入された。DRMは、ある暗号化されたデジタルコンテンツに対するアクセスを誰にでも無制限に許すが、暗号化されたデジタルコンテンツを復号化して実行させようとすれば権利オブジェクトというライセンスがなければならない。したがって、DRMを適用すれば既存とは異なりデジタルコンテンツを効果的に保護することができるようになる。
携帯用格納装置は、携帯電話、コンピュータ、デジタルカメラなどの様々なデジタル機器の資料を格納して移動することができるようにする着脱が可能な装置であって、データを格納する格納空間と演算および制御を担当する部分とで構成されたものである。このような携帯用格納装置の1つであるマルチメディアカードと呼ばれるMMCは、従来のハードディスクやコンパクトディスクが有する限界を超えて、多様な種類のデジタル機器で用いることができるようにマルチメディアデータを格納する役割をしている。また、このカードは、既存の格納媒体にはない演算部を有していて、単純なデータ格納ではなく、制御などが可能になって大容量の、多様なマルチメディアデータを取り入れることに適している。最近、このマルチメディアカードに保安機能を追加して、デジタルコンテンツの格納および送受信における保安と著作権保護が可能な保安マルチメディアカード(SecureMMC)が開発されて、デジタルコンテンツに対する著作権管理が格納装置とデジタル機器とで可能になった。以下、デジタルカメラ、携帯電話、コンピュータ、デジタルビデオカメラなどのデジタル機器をホストデバイスと通称する。
最近、フラッシュメモリを始めとするメモリカードは、移動型格納装置として注目されている。これら移動型格納装置は、DRAMまたはSRAMとは異なり、電源を供給しなくてもデータを格納することができるという長所を有する。しかし、データの入出力速度が前記DRAMより遅いという短所がある。
移動型格納装置に格納された権利オブジェクトは、コンテンツの再生時に常に参照する情報で、数回の読み込み、書き込み、または修正のオペレーションを必要とする。したがって、このような頻繁なオペレーションを効率的に行うためには特定権利オブジェクトを検索することにかかる時間を減らさなければならない。
従来の、特許文献1には、メモリカードの入出力速度を高めるために、SRAMを介してキャッシュ機能を提供する方法が提示された。この出願でSRAMは、メモリカードがデジタル装置に組み込まれる場合初期化されて、以後行われる読み込みおよび書き込みオペレーションで特定データを格納するキャッシュの役割をして、入出力速度を増加させている。
これはすでに検索したデータを再び探す場合の入出力速度を増加させることはできるが、データ検索で生じる遅延時間を減らすことはできない。
特に、権利オブジェクトを格納するDRMシステム下の移動型格納装置は、特定権利オブジェクトに対する頻繁な入出力オペレーションと共に、各権利オブジェクトを様々な条件で検索するオペレーションも頻繁に生じるため、入出力速度と検索速度を高める方法が必要である。
韓国公開特許第2002−0020104号公報
本発明の技術的課題は、移動型格納装置に格納されたオブジェクトを速かに検索して、オブジェクトを用いる速度を増加させることにある。
本発明の他の技術的課題は、同一オブジェクト識別子のオブジェクトを繰り返して用いる場合、オブジェクトを検索する時間を減らすことにある。
本発明の目的は、以上で言及した目的に制限されず、言及していないまた他の目的は下記記載によって当業者が明確に理解できるものである。
本発明は、移動型格納装置においてオブジェクトの位置情報を用いて権利オブジェクトを検索する方法および装置に関するものである。
本発明の一態様に係る移動型格納装置においてオブジェクトの位置情報を用いて権利オブジェクトを検索する方法は、移動型格納装置にアクセスするステップと、前記移動型格納装置にオブジェクト識別子を送信するステップと、前記移動型格納装置から前記オブジェクト識別子によって検索された第1オブジェクトの位置情報を受信するステップと、前記第1オブジェクトの位置情報を前記オブジェクト識別子と共に格納するステップと、前記第1オブジェクトの位置情報を用いて、前記移動型格納装置に前記第1オブジェクト位置情報と前記第1オブジェクトに対して行われる作業情報とを送信するステップとを含む。
本発明の他の態様に係る移動型格納装置においてオブジェクトの位置情報を用いて権利オブジェクトを検索する方法は、ホストデバイスにアクセスするステップと、前記ホストデバイスからオブジェクト識別子を受信するステップと、オブジェクトと前記オブジェクト識別子が格納された格納部から前記オブジェクト識別子を有するオブジェクトの位置情報を検索して、前記ホストデバイスに送信するステップと、前記ホストデバイスから前記オブジェクトの位置情報と前記オブジェクトに対して行われる作業情報とを受信するステップと、前記受信したオブジェクトの位置情報を用いて前記格納部のオブジェクトに直接アクセスして、前記作業情報に応じて作業を行うステップとを含む。
本発明の一態様に係る移動型格納装置においてオブジェクトの位置情報を用いて権利オブジェクトを検索する装置は、移動型格納装置にオブジェクト識別子を送信して、前記オブジェクト識別子の第1オブジェクトの位置情報を受信するアプリケーション部と、前記オブジェクト識別子と前記第1オブジェクトの位置情報とを格納する格納部とを含み、前記アプリケーション部は前記格納されたオブジェクト識別子を検索して、前記格納された第1オブジェクトの位置情報と前記第1オブジェクトに対して行われる作業情報とを送信する。
本発明の一態様に係る移動型格納装置は、オブジェクトとオブジェクト識別子を格納するオブジェクト情報格納部と、ホストデバイスが送信したオブジェクト識別子を受信するアプリケーション部とを含み、前記アプリケーション部は前記オブジェクト情報格納部で前記オブジェクト識別子を有するオブジェクトの位置情報を検索して前記ホストデバイスに送信し、前記ホストデバイスからオブジェクトの位置情報とオブジェクトに対して行われる作業情報とを受信して、前記位置情報を用いて前記格納部のオブジェクトに直接アクセスして前記作業情報に応じて作業を行う。
本発明を具現することによって移動型格納装置に格納されたオブジェクトを速かに検索してオブジェクトを用いる速度を増加させることができる。
本発明を具現することによって同一オブジェクト識別子のオブジェクトを繰り返して用いる場合、オブジェクトを検索する時間を減らすことができる。
本明細書で用いる用語を定義すれば次の通りである。
・ホストデバイス
本明細書で用いるホストデバイスは、移動型格納装置に接続して移動型格納装置に格納された権利オブジェクトを用いる装置を意味する。携帯電話、PDAなどの携帯用マルチメディア機器になり得、携帯用ではないコンピュータ、デジタルTVのようなマルチメディア機器にもなり得る。デバイスあるいはホストとも呼ばれる。
・移動型格納装置
本明細書で用いる移動型格納装置は、フラッシュメモリのように読み込み・書き込み・削除できる性質を有する不揮発性メモリを含んでおり、デバイスに接続が可能な格納装置を意味する。このような格納装置の例としては、スマートメディア、メモリスティック、CFカード、XDカード、マルチメディアカード、USB格納装置などがあり、以下詳細な説明では保安マルチメディアカードを中心に説明する。
・権利オブジェクト、オブジェクト
権利オブジェクトは、デジタル著作物に対する権利内容を有するようになり、デジタル著作物に対する再生、ディスプレイ、実行、印刷、伝送(Export:複写、移動)、あるいは閲覧などの権限を設定する部分である。デバイスと携帯用マルチメディアとの間でDRMを行うためには、コンテンツに対する権利を与えるか否かに関する情報を有する権利オブジェクトの使用が必要である。一方、本明細書で用いるオブジェクトは、前記権利オブジェクトを意味することもでき、前記権利オブジェクトを複数に分けた1つを意味することもできる。これは権利オブジェクトのサイズが大きい場合、特定フォーマットで分けて、複数にして管理することができるが、本明細書でのオブジェクトは上記の場合も含む。
・オブジェクト情報格納部
移動型格納装置内でオブジェクトを格納する。移動型格納装置内の格納部または格納媒体やその一部であり得る。また、オブジェクトを探すための識別子情報も共に格納し、オブジェクトが格納された位置を含むことができる。オブジェクト情報格納部は様々な形式で格納され、本明細書の一実施形態ではテーブル形式で表現しようとする。以下、本明細書で言及するオブジェクトテーブルは、オブジェクト情報格納部の一実施形態であり、これに限定されることはない。
オブジェクトテーブルには各々の権利オブジェクトとオブジェクトに関する情報である位置情報、識別子フィールド、メタ情報などを含むことができる。オブジェクトの位置情報は、該当オブジェクトが保管されている位置を意味し、この位置をもって移動型格納装置に格納されたオブジェクトの読み込み・書き込みなどの作業を行うことができる。
オブジェクトメタ情報は、オブジェクトを保管する時に必要な状態情報を記録し、オブジェクトマッピングテーブルはオブジェクトテーブルに格納されたオブジェクトの状態を保管することができる。
・オブジェクト識別子
オブジェクト識別子は、オブジェクトを検索して区別する基準になる。1つのオブジェクトを識別する識別子は複数存在することができる。例えば、特定コンテンツの権利を格納しているオブジェクトの場合、該当コンテンツ識別子(Content ID)がオブジェクトを識別する識別子になり得る。また、コンテンツ製作者の名前または製作者の識別子がオブジェクトを識別する識別子になり得る。以外にも、該当オブジェクトが該当コンテンツの再生に関する権利を提供するか、あるいは該当コンテンツの複写または移動に対する権利を提供するかを識別する情報からなることもできる。また、オブジェクトの使用期間に関する情報を識別子にして使用期間が満了したオブジェクトを検索することができる。オブジェクトの識別子は、オブジェクトを調べずに該当条件に該当するオブジェクトを検索するためのもので、オブジェクトを検索するために必要な情報であるため、多様に定義される。勿論、各々のオブジェクトに与えられる権利オブジェクト識別子(ライトオブジェクト ID)もオブジェクトの識別子になり得る。
・オブジェクトマッピング情報格納部
オブジェクト情報格納部に格納されたオブジェクトの状態を示す。オブジェクトマッピング情報格納部の一実施形態であって、オブジェクトを格納するか否かだけを示すためにビットの連続で具現することができ、テーブルで具現してより多い情報を格納することもできる。本明細書の一実施形態ではテーブル形式で具現しようとし、これに限定されることはない。以下、オブジェクトマッピングテーブルと称する。
・ホストデバイスと移動型格納装置のアクセス
本明細書でのホストデバイスと移動型格納装置は、有線または無線によって接続する。したがって、無線の接続まで包括して、ホストデバイスと移動型格納装置がアクセスするとみなす。これはホストデバイスと移動型格納装置が有無線によってデータを送受信することを意味し、物理的に取付けられるか、接続することだけを意味するのではない。すなわち、物理的な取付けまたは接続を含み、物理的接触せずにデータを送受信する状態も含む。最近、無線技術の発達と共に、無線によるデータの送受信が多様に増加しており、本明細書でのホストデバイスと移動型格納装置との間のデータ伝送は無線による移動型格納装置とホストデバイスとの間のデータ伝送を含む。
本実施形態で用いられる「〜部」という用語、すなわち「モジュール」または「〜テーブル」などは、ソフトウェアまたはFPGAまたはASICのようなハードウェア構成要素を意味し、モジュールはある役割を行う。ところが、モジュールは、ソフトウェアまたはハードウェアに限定される意味ではない。モジュールは、アドレッシングできる格納媒体にあるように構成することもでき、1つまたはそれ以上のプロセッサを再生させるように構成することもできる。したがって、一例としてモジュールはソフトウェア構成要素、オブジェクト指向ソフトウェア構成要素、クラス構成要素およびタスク構成要素のような構成要素と、プロセス、関数、属性、プロシージャ、サブルーチン、プログラムコードのセグメント、ドライバ、ファームウェア、マイクロコード、回路、データ、データベース、データ構造、テーブル、アレイ、および変数を含む。構成要素とモジュールの中で提供されている機能は、さらに小さい数の構成要素およびモジュールに結合したり、追加的な構成要素とモジュールにさらに分離したりすることができる。だけでなく、構成要素およびモジュールはデバイス内の1つまたはそれ以上のCPUを再生させるように具現することもできる。
図1は、本発明の一実施形態に係る相互認証の過程を示す図面である。図1では、移動型格納装置の一実施形態として保安マルチメディアカード100をもって認証過程を説明する。相互認証過程は、ホストデバイス500と保安マルチメディアカード100が互いに正当な装置であることを確認して両者間にセッションキー生成のためのランダム番号を交換する過程であって、相互認証過程によって得たランダム番号を用いてセッションキーを生成することができる。図1で矢印の上にあるステップは、相手装置にある動作を要求する命令を意味し、矢印の下にあるステップは、命令に伴うパラメータや移動するデータを意味する。一実施形態で相互認証過程のすべての命令はデバイス500が行うようにし、保安マルチメディアカード100は命令に伴う動作を行うようにする。例えば、相互認証応答(S50)という命令は、デバイス500が保安マルチメディアカード100に伝送すれば、保安マルチメディアカード100が命令を受けてデバイスに認証書Mと暗号化されたランダム番号Mを送る。他の実施形態で命令はデバイス500と保安マルチメディアカード100が共にすることができる。この場合に相互認証応答(S50)は、保安マルチメディアカード100がデバイス500に送って、認証書Mと暗号化されたランダム番号Mを共に送ることができる。詳しい相互認証過程を説明する。
デバイス500から保安マルチメディアカード100に相互認証を要請する(S10)。相互認証要請をしながらデバイスは、保安マルチメディアカードがデバイス500が有するデバイス公開キーPubKeyDを送る。一実施形態において、S10ステップでデバイス公開キーPubKeyDは、デバイス500に対して認証機関(サーティフィケーションオーソリティ)が発行したデバイス認証書CertDを送る。デバイス認証書CertDにはデバイスIDとデバイス公開キーPubKeyDが含まれていて認証機関の電子署名がある。デバイス認証書CertDを受信した保安マルチメディアカード100は、デバイス500が正当なデバイスであるかを確認することができ、デバイス公開キーPubKeyDを得ることができる。
保安マルチメディアカード100は、認証書廃棄目録(サーティフィケイトボケーションリスト;以下、CRL)を用いて、デバイス認証書CertDが有効なものであるかを確認する(S20)。CRLに登録されたデバイスの認証書の場合、保安マルチメディアカード100はデバイス500との相互認証を拒否することができる。CRLに登録されないデバイスの認証書の場合、保安マルチメディアカード100はデバイス認証書CertDを介してデバイス公開キーPubKeyDを得る。
その次に、保安マルチメディアカード100は、ランダム番号Mを生成する(S30)。生成されたランダム番号Mは、デバイス公開キーPubKeyDで暗号化する(S40)。その次、デバイス500による相互認証応答命令を受信したり、保安マルチメディアカード100がデバイス500に相互認証応答命令を送信したりして、相互認証応答過程が行われる(S50)。相互認証応答過程で保安マルチメディアカード100は、デバイスに保安マルチメディアカード公開キーPubKeyMと暗号化されたランダム番号Mとを送る。一実施形態において、保安マルチメディアカード公開キーPubKeyMの代わりに保安マルチメディアカード認証書CERTMを送る。他の実施形態において、マルチメディアカード100は、保安マルチメディアカード認証書CERTMと暗号化されたランダム番号Mと共に保安マルチメディアカードの電子署名SigMをさらに含んでデバイス500に送る。
デバイス500は、保安マルチメディアカード認証書CERTMと暗号化されたランダム番号Mとを受信して、認証書確認を介して保安マルチメディアカード100が正当であるということを確認し、保安マルチメディアカード公開キーPubKeyMを得て暗号化されたランダム番号Mをデバイス個人キーPrivKeyDで復号化してランダム番号Mを得る(S60)。その次に、デバイス500はランダム番号Dを生成する(S70)。生成されたランダム番号Dは、保安マルチメディアカード公開キーPubKeyMで暗号化する(S80)。その次、相互認証終結過程(S90)が行われるが、相互認証終結過程(S90)でデバイス500は保安マルチメディアカード100に暗号化されたランダム番号Dを伝送する。一実施形態において、デバイス500は、暗号化されたランダム番号Dと共にデバイスの電子署名SigDをさらに含んで保安マルチメディアカード100に送る。
保安マルチメディアカード100は、暗号化されたランダム番号Dを受信して復号化する(S100)。これで、ホストデバイス500と保安マルチメディアカード100はセッションキーを生成し(S110、S120)、これによってデバイス500と保安マルチメディアカード100との間には互いに生成したランダム番号を知ることができる。本実施形態でデバイス500と保安マルチメディアカード100の両者がランダム番号を生成して用いることによってランダム性を大きく高めるようになって安全な相互認証が可能になる。すなわち、いずれか一方でのランダム性が弱くても他方でランダム性を補充することができるためである。
図2は、本発明の一実施形態に係るホストデバイスと移動型格納装置の構成と相互作用を示すブロック図である。
ホストデバイス500と移動型格納装置100は、互いに接続された状態である。これは有線によって接続することだけを意味することではなく、無線によっても接続することができる。
ホストデバイス500は、ユーザとの入出力のためのインターフェース(ユーザインタフェース)510を有する。ユーザインタフェース510によって、ユーザは特定コンテンツの再生、複写、移動などを要求することができ、これによる権利オブジェクトの再生、複写、移動に関する情報を必要とすることができる。そして、オブジェクトを格納する格納部540が存在する。ホストアプリケーション550は、移動型格納装置100に権利オブジェクトに関する情報を要求する作業を行う。送受信部590は、移動型格納装置100とデータを送受信し、認証部580は、図1で説明した認証過程および前記データを暗号化または復号化する作業をする。
移動型格納装置100は、格納媒体アプリケーション150とオブジェクトマッピングテーブル140、そしてオブジェクトテーブル130で構成されている。格納媒体アプリケーション150は、ホストデバイス500の要請によってオブジェクトを読み込んだり書き込んだりする作業を行う。送受信部190は、ホストデバイス500とデータを送受信し、認証部180は、図1で説明した認証過程および前記データを暗号化または復号化する作業をする。
図2でホストデバイス500と移動型格納装置100の動作は次の通りである。
ホストデバイスと移動型格納装置の接続時に図1で説明した通り認証過程を経る。これは各装置内に存在する認証部180,580を介して行われる。
前記認証が完了すればホストデバイスと移動型格納装置は、前記認証手続きで生成されたセッションキーを用いて送受信するデータを暗号化したり復号化したりする(12,14)。そして、ホストアプリケーションと格納媒体アプリケーションは、送受信部を介してデータを授受する(11,13)。
ユーザインタフェース510がホストアプリケーション550に特定作業を行うことを要請する(1)。
これによって、ホストアプリケーション550は、オブジェクトに対する検索、または読み込み、書き込みなどの作業を行う。ホストアプリケーション550がオブジェクトを検索するためにホストデバイス内にオブジェクトがあるか、あるいは移動型格納装置にあるかを検索しなければならない。
ホストアプリケーション550がオブジェクトを用いたり、オブジェクトの情報を用いるためには、移動型格納装置にオブジェクトに関する情報を要求したり情報を読み込んだりすることができる(2,3)。ホストアプリケーション550は、ホストデバイスで動作するアプリケーションであって、1つ以上が同時にまたは順次移動型格納装置100に格納されたオブジェクトを必要とする。
また、格納部540にオブジェクトを格納してコンテンツを用いることができる(8,9)。そして、前記オブジェクトを移動型格納装置に格納することができる。
ホストアプリケーション550から要請を受けた情報を探したり、作業を行うために、格納媒体アプリケーション150はオブジェクトマッピングテーブル140を介してオブジェクトの状態に関する情報を得たり、または情報を書き込んだり変更したりすることができる(4,5)。また、オブジェクトテーブルに格納されたオブジェクトまたはオブジェクト識別子を読み込み・書き込み、変更、削除などの作業を行うことができる(6,7)。また、移動型格納装置から読み込んだオブジェクトとオブジェクトの識別子情報を格納することができ、さらに格納された情報を再び用いることができる(8,9)。
図2のホストアプリケーションと格納媒体アプリケーションとの間に送受信される情報は、図1の認証過程で生成されたセッションキーによって暗号化して伝送される。
図3は、本発明の一実施形態に係るオブジェクトテーブルを示すブロック図である。オブジェクトテーブルは、オブジェクトとオブジェクトを検索するために必要な識別子などを有する。そして、選択的にオブジェクトの位置情報も共に有することができる。オブジェクトテーブルのオブジェクト識別子はオブジェクトを検索するための一種のキーになり得る。例えば、該当オブジェクトと関連したコンテンツがどんなコンテンツであるかを知らせるコンテンツ識別子、該当オブジェクトと関連したコンテンツの提供者が誰であるか知らせるコンテンツ提供者識別子(コンテンツプロバイダ ID)、該当オブジェクトのオブジェクト識別子などになり得る。その他にもオブジェクト識別子にはオブジェクトに関する多くの情報を有することができ、これを介してオブジェクトを検索することができる。
例えば、オブジェクトがある権限を有するオブジェクトであるかを知るために、再生権限があることを知らせる識別子も存在することができ、複写権限があることを知らせる識別子も存在することができる。また、該当オブジェクトの使用期限を識別子にすることができる。このような識別子情報が多い時に、ホストアプリケーション550は、オブジェクトの情報に対してアクセスする必要なしに識別子情報によって検索可能である。
メタ情報フィールド139は、該当オブジェクトにデータが格納されたか、あるいは修正されたか、削除されたかなどに関する情報を有する。
以外にも移動型格納装置は、オブジェクトテーブルの情報を修正したか否かを知るためのオブジェクトマッピングテーブルを有することができる。
オブジェクトテーブルは、オブジェクトとオブジェクトに対する識別子を有するが、これらオブジェクトが必ず連続的に格納されることではない。また、オブジェクトが削除されることもできる。この場合、実際オブジェクトを削除することよりはマッピングテーブル140を用いてオブジェクトが削除されたことにして、以後該当オブジェクトが格納された位置に新しいオブジェクトを格納する方式も可能である。オブジェクトはオブジェクトテーブルのオブジェクトフィールド132に格納される。例えば、図3で第5行の位置に格納されたオブジェクトが使用満了などの理由で削除される場合、実際の第5行のテーブル内のオブジェクトを削除することもできるが、オブジェクトマッピングテーブルを用いて削除されたことを知らせる場合、全体オブジェクトとその識別子を削除することに必要とする時間を減らすことができる。また、オブジェクト検索時にオブジェクトマッピングテーブルを介してオブジェクトが存在するか否かを検討して、削除されたオブジェクトを検索する可能性を減らすことができる。
オブジェクト位置情報131は、該当オブジェクトが格納された位置、すなわちアドレスを意味する。オブジェクト位置情報は省略され得る。オブジェクトが決められた長さを有し、オブジェクトを識別する識別子各々の長さがハッシュなどによって同一の長さを有すれば、オブジェクトの位置は容易に計算することができるため、オブジェクト位置情報は必要ではない。オブジェクト識別子は、各々同一の長さを有するようにハッシュによって格納される。例えば、図3の一番目のフィールド133のオブジェクト識別子が8byteを有し、二番目のフィールド134のオブジェクト識別子が7byteを有するようにハッシュ関数を用いることができる。特に、暗号化ハッシュを用いることができるが、暗号化ハッシュは任意の情報Aを特定の長さを有するハッシュ値Bに変換する。この時、ハッシュ値Bだけをもって任意の情報Aを類推することはできず、また、AとBだけをもって、Aとは異なるが同一のハッシュ値Bに変換されるまた他のCを得ることは不可能である。このような暗号化ハッシュの方法としては、SHA1、MD4、MD5などが用いられる。
図3で格納されるオブジェクトは、1つの権利オブジェクトを意味することができ、またはいくつかのアセットのような単位に分けられたことを意味することもできる。権利オブジェクトが複数のアセットに分れた場合、オブジェクトテーブルにはこれらアセットがオブジェクトに入ることができ、オブジェクト識別子フィールドには権利オブジェクト識別子とアセット識別子も入ることができる。
また、この識別子は、権利オブジェクトを同一の装置や他の装置に格納されている他の権利オブジェクト、そしてこれから発給される権利オブジェクトと区分できる唯一の値になることができ、識別子の長さは可変的であり得る。この時、制限された格納空間を有する移動型格納装置にこのような可変的な長さを有する権利オブジェクト識別子を格納するためには、暗号化ハッシュを用いて一定の長さを有し、長さを減らすことが必要である。また、オブジェクト他にもオブジェクト識別子を暗号化ハッシュによって格納することによって、データの保安性を高めることができる。ハッシュ化されたオブジェクトの識別子を用いるためには、移動型格納装置とホストデバイスにハッシュを行うハッシュ部が存在しなければならない。ホストデバイスで特定値を検索しようとする時、これをハッシュに変換してオブジェクト識別子テーブルを検索することができるためである。
また、移動型格納装置は、図3で説明したオブジェクトマッピングテーブルを有していて、該当オブジェクトが削除されたり修正されたりした情報を維持して、該当オブジェクトを検索する前でもオブジェクトが削除されたことが分かる。その結果、検索の速度を速めることができる。
図4は、本発明の一実施形態に係る暗号学的方式で識別子をハッシュ関数によって格納したテーブルを示す。
図4は、オブジェクトテーブルに格納されたオブジェクトとオブジェクト識別子の一実施形態を示すテーブルである。
オブジェクトテーブルにはオブジェクトが格納されている。このオブジェクトは、1つの権利オブジェクトであり得、1つの権利オブジェクトを分割した権利オブジェクトの一部であり得る。前記オブジェクトテーブルに格納するためには固定された長さを必要とすることがあるが、権利オブジェクトが固定された長さよりさらに長い場合、権利オブジェクトを分けて格納することができる。前記テーブルは、格納媒体内で連続的に格納される可能性があることを意味する。
オブジェクトを検索するための識別子は多様に存在することができる。図5のオブジェクトテーブルには、コンテンツ識別子、権利オブジェクト識別子、コンテンツ提供者などがオブジェクト識別子の機能をしている。権利オブジェクトを探すためには、ホストデバイスに格納されたコンテンツの識別子をもって検索することができ、または権利オブジェクト識別子をもって検索することができる。または作曲家または歌手の名前によっても探すことができる。このような検索のために格納するオブジェクト識別子は多様な長さを有することができる。しかし、オブジェクトの速い検索のためには識別子の長さが多様な場合、オブジェクトが格納された位置を正確に予測し難い。したがって、本発明の一実施形態ではオブジェクト識別子を暗号化ハッシュによって格納する。暗号化ハッシュは、任意の情報Aを特定の長さを有するハッシュ値Bに変換する。この時、ハッシュ値Bだけをもって任意の情報Aを類推することができず、また、AとBだけをもって、Aとは異なるが同一のハッシュ値Bに変換されるまた他のCを得ることは不可能である。このような暗号化ハッシュの方法としては、SHA1、MD4、MD5などが用いられる。
例えば、コンテンツ識別子において、実際コンテンツ識別子は各オブジェクト1、2、3などに対して1058、132、7985214などのように各々異なる長さで構成される。しかし、これらをハッシュ関数によって同一の長さのハッシュ値として格納する場合、長さは固定される。これは権利オブジェクト識別子とコンテンツ提供者の場合にも同じである。
このようにハッシュによって格納すれば、ホストデバイスと移動型格納装置は同一のハッシュ部を有し、ホストデバイスで探そうとする識別子をハッシュ部を介してハッシュ値を得て、ホストデバイスに格納されたオブジェクト識別子テーブルを検索して、オブジェクトの位置情報を得ることができる。
また、オブジェクトテーブルのオブジェクト識別子の部分は、一部分のオブジェクト識別子フィールドを空欄にして、ホストデバイスが前記オブジェクトテーブルを有用に用いることができるようにオブジェクト識別子を生成させる。例えば、識別子4の場合、どの識別子を用いるかを決めずに空欄にした後、ホストデバイスのアプリケーションでこの識別子を新しく設定してオブジェクトテーブルに格納することができる。
以下、説明の便宜上、ホストデバイスと移動型格納装置との送受信部と認証部を除外する。ホストデバイスと移動型格納装置で送受信されるデータは、全て前記送受信部を介してなされ、前記データは前記認証部を介して暗号化または復号化される。
図5は、本発明の一実施形態に係るホストデバイスが移動型格納装置に格納されたオブジェクトに最初にアクセスするステップを示すブロック図である。
ホストアプリケーション550は、探そうとするオブジェクトの識別子情報とオブジェクト位置情報を送信する(S101)。オブジェクトの識別子情報であれば、図3、図4で説明した通り特定コンテンツ識別子になることができ、または特定コンテンツ提供者にもなることができる。また、権利オブジェクトが複数に分けられて格納された場合、該当権利オブジェクト識別子になることができる。最初には該当識別子に伴うオブジェクト情報がないため、初めから順次に探すために0を送る。また、他の実施形態には、オブジェクト識別子だけ送ることもできる。オブジェクト識別子だけ送る場合、格納媒体アプリケーションは内部で決めた基準、例えば0番地や、1番地、あるいはオブジェクトが格納されている1番目の番地などで開始することができる。
これを受信した格納媒体アプリケーション150は、0番地から順次オブジェクトを検索する(S111)。オブジェクトテーブルのオブジェクトが有する識別子を比較してオブジェクトを検索することができる。検索過程によってオブジェクトを探した場合、オブジェクトとオブジェクトの位置情報Kおよびオブジェクトの識別子情報などを読み込む(S112)。このように読み込んだ情報は再びホストアプリケーションに送信する(S121)。この情報は、格納部540に格納される(S131)。また、オブジェクトは格納せずに、オブジェクトの識別子とオブジェクトの位置情報だけを格納することができる。
一方、オブジェクトの識別子によるオブジェクトは1つ以上になり得る。したがって、他のオブジェクトを探すために再び該当オブジェクト識別子情報を送る。この時には、オブジェクトの位置情報として0ではなく、K+1を送る(S151)。これは以前に0番地からK番地まで検索した結果オブジェクト情報を得るようになるため、同じオブジェクト識別子によってオブジェクトまたはオブジェクトの情報を得ようとする場合にはK+1番地から検索すれば検索時間を減らすことができる。K+1番地を送ることは本発明の一実施形態であり、以前の検索結果を用いた位置情報が全て可能である。したがって、Kを送って、格納媒体アプリケーション150がK+1番地から検索することができる。S151ステップで検索を開始する位置を受信した格納媒体アプリケーション150は、S111、S112ステップを再び行って、該当オブジェクト識別子を有するまた他のオブジェクトと前記オブジェクトの識別子情報および位置情報LをS121の方式によって伝送する。このような過程は、格納媒体に検索しようとするオブジェクト識別子を有するオブジェクトを全て検索するまで進行する。
図6は、本発明の一実施形態に係る格納部にオブジェクト識別子とオブジェクト位置情報が格納されたテーブルである。図5を介して読み込んだオブジェクトの識別子情報とオブジェクトの位置情報は図6の実施形態のように格納される。
図6ではオブジェクト識別子種類とオブジェクト識別子、そして関連オブジェクトの位置情報を共に格納している。オブジェクト識別子種類はどの識別子項目を用いるかを示す。コンテンツ製作者情報を探すのか、権利オブジェクトが有する情報を対象に探すのかなどを示す。図6では一実施形態として、コンテンツ製作者、権利オブジェクト識別子、コンテンツ識別子を示す。
2番目の列はオブジェクト識別子の値を意味する。例えば、コンテンツ製作者がベートーベンである場合、オブジェクト識別子をハッシュにして格納する。そして、図5の過程によって取得したオブジェクトの位置である120、140、300を共に格納する。一方、他のコンテンツ製作者がビートルズである場合、150、250というオブジェクト位置と共に格納される。以後検索した識別子をもってオブジェクトの情報を得るためには前記オブジェクト位置を用いることができる。通常の移動型格納装置のメモリはNANDのような技術を用いるが、この時、任意の資料の検索は一番目の位置から順次検索することができる。あるいは、特定位置が与えられる場合、該当位置に直接アクセスが可能である。したがって、オブジェクトの特定情報に基づいて繰り返してオブジェクトにアクセスする場合、該当オブジェクトの特定情報、すなわちオブジェクト識別子とこのオブジェクト識別子を有するオブジェクト位置情報を維持して、検索過程なしに直接オブジェクトにアクセスすることができる。
DRMでは、特定権利オブジェクトを用いることにおいて、権利オブジェクトを変更する作業が頻繁になることがあるが、このような権利オブジェクトの位置情報を維持する場合、検索せずに変更、読み込みなどの作業をすることができるという点で移動型格納装置に格納されたオブジェクトを用いる時間を減らすことができる。また、権利オブジェクトが様々なオブジェクトに分けられたり、特定歌手あるいは特定コンテンツに対する権利オブジェクトが2つ以上存在する場合、これら権利オブジェクトの位置を体系的に管理する作業が必要である。
図6は、オブジェクト識別子としてハッシュ値を取って格納している。これはハッシュ関数をホストデバイスが有している場合に可能である。また、ハッシュ値ではないソースオブジェクト識別子として格納することができる。この場合には移動型格納装置に前記ソースオブジェクト識別子を送信する時、移動型格納装置でソハッシュ関数を利用してソースオブジェクト識別子をハッシュ値に変換して検索する過程が必要である。
図7は、本発明の一実施形態に係るホストデバイスがオブジェクト識別子とオブジェクト位置情報を用いて移動型格納装置に格納されたオブジェクトにアクセスする過程を示すブロック図である。
図7の格納部540は、図5の過程によって図6の形式によってオブジェクト識別子とオブジェクト位置情報を格納している。ホストアプリケーション550は検索しようとするオブジェクトの位置を格納部540で取得して(S201)、この位置情報とこのオブジェクトに対して行われる作業を共に移動型格納装置に送る(S211)。オブジェクトに対して行われる作業は、オブジェクトを読み込んだり修正したりする作業、または該当オブジェクトのオブジェクト識別子を読み込む作業などを意味する。オブジェクト位置情報とオブジェクトに行われる作業を共に受信した格納媒体アプリケーション150は、オブジェクトテーブルで直接オブジェクトを探して、前記作業によりオブジェクト情報の読み込み、修正または更新などの作業を行う(S222)。また、選択的にオブジェクトマッピングテーブル140に前記作業に伴うオブジェクト情報の変化を格納することができる(S225)。格納媒体アプリケーション150は、ホストデバイス550に前記作業結果を送信する(S231)。
本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明がその技術的思想や必須の特徴を変更せず、他の具体的な形態によって実施することができるということを理解できる。したがって、以上で記述した実施形態はすべての面で例示的なものであり、限定的なものではないことを理解しなければならない。本発明の範囲は前記詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味および範疇そしてその均等概念から導き出されるすべての変更または変形された形態が本発明の範囲に含まれると解釈しなければならない。
本発明の一実施形態に係る相互認証の過程を示す図である。 本発明の一実施形態に係るホストデバイスと移動型格納装置の構成と相互作用を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るオブジェクトテーブルを示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る暗号学的方式で識別子をハッシュ関数によって格納したテーブルを示す。 本発明の一実施形態に係るホストデバイスが移動型格納装置に格納されたオブジェクトに最初にアクセスするステップを示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る格納部にオブジェクト識別子とオブジェクト位置情報が格納されたテーブルである。 本発明の一実施形態に係るホストデバイスがオブジェクト識別子とオブジェクト位置情報とを用いて移動型格納装置に格納されたオブジェクトにアクセスする過程を示すブロック図である。

Claims (12)

  1. 移動型格納装置が、ホストデバイスにアクセスするステップと、
    前記移動型格納装置が、前記ホストデバイスから権利オブジェクトのオブジェクト識別子を受信するステップと、
    前記移動型格納装置が、前記権利オブジェクトと前記オブジェクト識別子が格納された格納部から前記オブジェクト識別子を有する前記権利オブジェクトの第1位置情報を検索して、前記ホストデバイスに送信するステップと、
    前記移動型格納装置が、前記ホストデバイスから前記権利オブジェクトの第1位置情報と前記権利オブジェクトに対して行われる作業の情報とを受信するステップと、
    前記移動型格納装置が、前記受信した権利オブジェクトの第1位置情報を用いて前記格納部の権利オブジェクトに直接アクセスして、前記作業の情報に応じて作業を行うステップと、
    前記移動型格納装置が、前記ホストデバイスから前記オブジェクト識別子と前記第1位置情報とを受信するステップと、
    前記移動型格納装置が、前記第1位置情報に基づいて、前記格納部から前記オブジェクト識別子を有する他の権利オブジェクトの第2位置情報を検索して、前記ホストデバイスに送信するステップと、
    前記移動型格納装置が、前記ホストデバイスから前記他の権利オブジェクトの第2位置情報と前記他の権利オブジェクトに対して行われる作業の情報とを受信するステップと、
    前記移動型格納装置が、前記受信した他の権利オブジェクトの第2位置情報を用いて前記格納部の他の権利オブジェクトに直接アクセスして、前記作業の情報に応じて作業を行うステップとを含み、
    前記オブジェクト識別子を受信するステップで前記権利オブジェクトの位置情報をさらに受信する場合、前記権利オブジェクトの第1位置情報の検索は前記格納部で前記位置情報に基づいて行われ、
    前記オブジェクト識別子を受信するステップで前記権利オブジェクトの位置情報を受信しない場合、前記権利オブジェクトの第1位置情報の検索は前記格納部の特定位置に基づいて行われる、移動型格納装置において権利オブジェクトを検索する方法。
  2. 前記ホストデバイスにアクセスするステップ以後に、
    前記移動型格納装置が、前記ホストデバイスと相互認証してセッションキーを共有するステップをさらに含み、
    前記ホストデバイスと送受信するデータは前記セッションキーで暗号化する請求項に記載の移動型格納装置において権利オブジェクトを検索する方法。
  3. 前記格納部はテーブルである請求項に記載の移動型格納装置において権利オブジェクトを検索する方法。
  4. 前記オブジェクト識別子は、ハッシュによって得た値である請求項に記載の移動型格納装置において権利オブジェクトを検索する方法。
  5. 前記オブジェクトの識別子は、前記権利オブジェクトと関連したコンテンツに関する識別情報、前記権利オブジェクトの使用と関連した識別情報、または前記権利オブジェクトを生成した主体に関する識別情報のうちいずれか1つを含む請求項に記載の移動型格納装置において権利オブジェクトを検索する方法。
  6. 前記権利オブジェクトは、コンテンツに関する権利情報を含む権利オブジェクトまたは前記権利オブジェクトの一部分である請求項に記載の移動型格納装置において権利オブジェクトを検索する方法。
  7. 権利オブジェクトと権利オブジェクトのオブジェクト識別子とを格納するオブジェクト情報格納部と、
    ホストデバイスが送信した権利オブジェクトのオブジェクト識別子を受信するアプリケーション部とを含み、
    前記アプリケーション部は前記オブジェクト情報格納部で前記オブジェクト識別子を有する前記権利オブジェクトの第1位置情報を検索して前記ホストデバイスに送信し、前記ホストデバイスから前記権利オブジェクトの第1位置情報と前記権利オブジェクトに対して行われる作業の情報とを受信して、前記第1位置情報を用いて前記格納部の権利オブジェクトに直接アクセスして前記作業の情報に応じて作業を行い、
    前記アプリケーション部は前記ホストデバイスから前記オブジェクト識別子と前記第1位置情報とを受信し、前記第1位置情報に基づいて、前記格納部から前記オブジェクト識別子を有する他の権利オブジェクトの第2位置情報を検索して、前記ホストデバイスに送信し、前記ホストデバイスから前記他の権利オブジェクトの第2位置情報と前記他の権利オブジェクトに対して行われる作業の情報とを受信して、前記第2位置情報を用いて前記格納部の他の権利オブジェクトに直接アクセスして前記作業の情報に応じて作業を行い、
    前記アプリケーション部が前記権利オブジェクトの位置情報をさらに受信する場合、前記権利オブジェクトの第1位置情報の検索は前記オブジェクト情報格納部で前記位置情報に基づいてオブジェクトを検索し、
    前記アプリケーション部が前記権利オブジェクトの位置情報を受信しない場合、前記権利オブジェクトの第1位置情報の検索は前記オブジェクト情報格納部の特定位置に基づいて行われる、移動型格納装置。
  8. 前記ホストデバイスと相互認証してセッションキーを共有する認証部をさらに含み、
    前記ホストデバイスと送受信するデータは前記セッションキーで暗号化する請求項に記載の移動型格納装置。
  9. 前記オブジェクト情報格納部はテーブルである請求項に記載の移動型格納装置。
  10. 前記オブジェクト識別子は、ハッシュによって得た値である請求項に記載の移動型格納装置。
  11. 前記オブジェクトの識別子は、前記権利オブジェクトと関連したコンテンツに関する識別情報、前記権利オブジェクトの使用と関連した識別情報、または前記権利オブジェクトを生成した主体に関する識別情報のうちいずれか1つを含む請求項に記載の移動型格納装置。
  12. 前記権利オブジェクトは、コンテンツに関する権利情報を含む権利オブジェクトまたは前記権利オブジェクトの一部分である請求項に記載の移動型格納装置。
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