JP4658569B2 - 情報送信装置、情報受信装置及び情報送受信システム - Google Patents

情報送信装置、情報受信装置及び情報送受信システム Download PDF

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本願は、情報送信装置及び情報受信装置、情報送受信システム、情報送信方法及び情報受信方法、情報送受信方法、情報送信用プログラム及び情報受信用プログラム並びに情報記録媒体の技術分野に属し、より詳細には、無線又は有線により情報の授受を相互に行う情報送信装置及び情報受信装置並びに当該情報送信装置及び情報受信装置を含む情報送受信システム、情報送信方法及び情報受信方法並びに当該情報送信方法及び情報受信方法を含む情報送受信方法、これらの情報の送受信を行うための情報送信用プログラム及び情報受信用プログラム並びにこれらのプログラムが記録された情報記録媒体の技術分野に属する。
近年、例えばカーナビゲーションシステム等の分野において、装置の制御を使用者の音声により行うことが一般化しつつある。この場合、音声入力された当該装置自体も、当該入力された音声の内容に対応する内容を有する音声により応答する構成となっている。このように、従来における音声を用いた処理は、装置と、その装置を使用する使用者と、の間で情報の授受を行うために用いられるのみであった。
一方、最近の情報機器の多様化に伴い、複数の装置間で無線又は有線により情報の授受を行う情報通信が極めて頻繁に且つ多岐に渡って行われるようになっている。ここで、当該装置間の情報通信において、その情報通信の進捗状況を使用者に告知する場合、従来では、例えば、その情報通信の具体的且つ詳細な内容や、情報通信中の各装置の動作状態を、一方的に文字や画像等或いは音声により使用者に告知するのみであった。そして、このような従来の告知の態様においては、多くの場合、情報通信の進捗が高速であることに起因して表示されている文字や画像等が瞬時に切り換えられてしまうのが通常であり、更に文字又は画像等の具体的な内容に至っては、その理解のための専門的な知識が使用者に要求されるものである場合が多い。
しかしながら、上述した従来の情報通信中における装置状態の告知方法によると、告知される情報が結果として使用者に対して一方的に押し付けられる形になり、このことはその使用者に対して情報通信の内容の理解のために多くの負担を強要することとなるという問題点があった。
また、上述した文字や画像等の表示により告知する場合には、その文字又は画像等を実際に視認しなければ、その内容を理解できないという不便な点がある。
更に、例えば一つの部屋内にある複数の装置間で情報通信を行う場合であって、それら複数の装置から一度にその情報通信の内容が告知されるような場合には、複数の装置から同時に一方的に情報通信の状態が告知されるため、結果として、当該情報通信全体の流れも順序も使用者にとって理解し難いものになってしまうという問題点があった。
そこで、本願は上記の各問題点に鑑みて為されたもので、その目的の一例は、複数の装置間において行われる情報通信の進捗状況を、当該情報通信処理を実行する各装置の操作に不慣れな者でも概括的に理解することが可能であると共に、その進捗状況を、当該情報通信処理を実行する各装置から離れている位置でも認識することが可能な情報送信装置及び情報受信装置並びに当該情報送信装置及び情報受信装置を含む情報送受信システム、情報送信方法及び情報受信方法並びに当該情報送信方法及び情報受信方法を含む情報送受信方法、これらの情報の送受信を行うための情報送信用プログラム及び情報受信用プログラム並びにこれらのプログラムが記録された情報記録媒体を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、情報を送信する際に実行される処理を時系列的に分割した部分送信処理の夫々に対応する送信台詞情報であって、当該各部分送信処理の内容及び当該各部分送信処理の進捗状況夫々示す擬人的な台詞に対応する送信台詞情報を記憶する記録部等の記憶手段と、前記部分送信処理が実行される場合に、当該実行される部分送信処理に対応する前記送信台詞情報を前記記憶手段から読み出す制御部等の読出手段と、前記読み出された送信台詞情報に対応する前記部分送信処理が実行されるタイミングにおいて、当該読み出された送信台詞情報に対応する台詞を音声出力する音出力部等の音声出力手段と、前記部分送信処理の実行中に、使用者が発した音声の内容を認識する制御部等の音声認識手段と、前記認識された内容が前記実行中の部分送信処理の前記進捗状況に係る内容である場合に、前記音声出力手段による音声出力処理を中断する制御部等の中断手段と、を備え、前記読出手段は、当該中断時における前記部分送信処理の進捗状況に対応する前記送信台詞情報を前記記憶手段から新たに読み出し、前記音声出力手段は、当該中断時以降、前記新たに読み出された送信台詞情報に対応する台詞を音声出力するように構成される。
上記の課題を解決するために、請求項に記載の発明は、情報を受信する際に実行される処理を時系列的に分割した部分受信処理の夫々に対応する受信台詞情報であって、当該各部分受信処理の内容及び当該各部分受信処理の進捗状況夫々示す擬人的な台詞に対応する受信台詞情報を記憶する記録部等の記憶手段と、前記部分受信処理が実行される場合に、当該実行される部分受信処理に対応する前記受信台詞情報を前記記憶手段から読み出す制御部等の読出手段と、前記読み出された受信台詞情報に対応する前記部分受信処理が実行されるタイミングにおいて、当該読み出された受信台詞情報に対応する台詞を音声出力する音出力部等の音声出力手段と、前記部分受信処理の実行中に、使用者が発した音声の内容を認識する制御部等の音声認識手段と、前記認識された内容が前記実行中の部分受信処理の前記進捗状況に係る内容である場合に、前記音声出力手段による音声出力処理を中断する制御部等の中断手段と、を備え、前記読出手段は、当該中断時における前記部分受信処理の進捗状況に対応する前記受信台詞情報を前記記憶手段から新たに読み出し、前記音声出力手段は、当該中断時以降、前記新たに読み出された受信台詞情報に対応する台詞を音声出力するように構成される。
上記の課題を解決するために、請求項に記載の発明は、請求項1からのいずれか一項に記載の情報送信装置と、請求項からのいずれか一項に記載の情報受信装置と、を備える。
上記の課題を解決するために、請求項10に記載の発明は、情報を送信する際に実行される処理を時系列的に分割した部分送信処理の夫々に対応する送信台詞情報であって、当該各部分送信処理の内容及び当該各部分送信処理の進捗状況夫々示す擬人的な台詞に対応する送信台詞情報を記憶する記録部等の記憶手段を備える情報送信装置において実行される情報送信方法であって、前記部分送信処理が実行される場合に、当該実行される部分送信処理に対応する前記送信台詞情報を前記記憶手段から読み出す読出工程と、前記読み出された送信台詞情報に対応する前記部分送信処理が実行されるタイミングにおいて、当該読み出された送信台詞情報に対応する台詞を音声出力する音声出力工程と、前記部分送信処理の実行中に、使用者が発した音声の内容を認識する音声認識工程と、前記認識された内容が前記実行中の部分送信処理の前記進捗状況に係る内容である場合に、前記音声出力工程における音声出力処理を中断する中断工程と、を含み、前記読出工程においては、当該中断時における前記部分送信処理の進捗状況に対応する前記送信台詞情報を前記記憶手段から新たに読み出し、前記音声出力工程においては、当該中断時以降、前記新たに読み出された送信台詞情報に対応する台詞を音声出力するように構成される。
上記の課題を解決するために、請求項11に記載の発明は、情報を受信する際に実行される処理を時系列的に分割した部分受信処理の夫々に対応する受信台詞情報であって、当該各部分受信処理の内容及び当該各部分受信処理の進捗状況夫々示す擬人的な台詞に対応する受信台詞情報を記憶する記録部等の記憶手段を備える情報受信装置において実行される情報受信方法であって、前記部分受信処理が実行される場合に、当該実行される部分受信処理に対応する前記受信台詞情報を前記記憶手段から読み出す読出工程と、前記読み出された受信台詞情報に対応する前記部分受信処理が実行されるタイミングにおいて、当該読み出された受信台詞情報に対応する台詞を音声出力する音声出力工程と、前記部分受信処理の実行中に、使用者が発した音声の内容を認識する音声認識工程と、前記認識された内容が前記実行中の部分受信処理の前記進捗状況に係る内容である場合に、前記音声出力工程における音声出力処理を中断する中断工程と、を含み、前記読出工程においては、当該中断時における前記部分受信処理の進捗状況に対応する前記受信台詞情報を前記記憶手段から新たに読み出し、前記音声出力工程においては、当該中断時以降、前記新たに読み出された受信台詞情報に対応する台詞を音声出力するように構成される。
上記の課題を解決するために、請求項12に記載の発明は、情報送信装置に含まれる送信コンピュータを、請求項1乃至のいずれか一項に記載の情報送信装置として機能させる。
上記の課題を解決するために、請求項13に記載の発明は、情報受信装置に含まれる受信コンピュータを、請求項乃至のいずれか一項に記載の情報受信装置として機能させる。
次に、本願を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、車両に搭載され、当該車両の移動を案内するナビゲーション装置と、当該車両内に搭乗している運転者又は同乗者が所持する携帯情報機器(例えば携帯型電話機や携帯型情報端末(いわゆるPDA(Personal Data Assistance))等)と、の間で無線により情報を授受する情報通信システムに対して本願を適用した場合の実施の形態である。
(I)第1実施形態
始めに、本願に係る第1実施形態について、図1乃至図6を用いて説明する。
なお、図1は第1実施形態に係る情報通信システムの概要構成を示すブロック図であり、図2は当該情報通信システムに内に記憶されている情報の内容を例示する図であり、図3乃至図5は当該情報通信システムにおける情報通信処理を示すフローチャートであり、図6は実施形態に係る会話例を示す図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る情報通信システムSは、ナビゲーション装置NVと、携帯情報機器PPと、により構成されている。
そして、ナビゲーション装置NVは、マイク等よりなる音声認識部1と、音声合成部2と、不揮発性メモリ及び揮発性メモリよりなる記憶手段としての記録部3と、スピーカ等よりなる音声出力手段としての音出力部4と、ディスプレイ等よりなる表示手段としての画像表示部5と、読出手段及び表示制御手段としての制御部6と、アンテナ9に接続された通信制御部8と、により構成されており、当該音声認識部1、音声合成部2、記録部3、音出力部4、画像表示部5及び制御部6は、バス7により相互に情報の授受が可能に接続されている。
また、携帯情報機器PPは、マイク等よりなる音声認識部14と、音声合成部15と、不揮発性メモリ及び揮発性メモリよりなる記憶手段としての記録部16と、スピーカ等よりなる音声出力手段としての音出力部17と、ディスプレイ等よりなる表示手段としての画像表示部18と、読出手段及び表示制御手段としての制御部12と、アンテナ10に接続された通信制御部11と、により構成されており、当該音声認識部14、音声合成部15、記録部16、音出力部17、画像表示部18及び制御部12は、バス13により相互に情報の授受が可能に接続されている。
次に、全体動作を説明する。
ナビゲーション装置NV内の音声認識部1は、車両の運転者又は同乗者等が当該ナビゲーション装置NVを制御するために発声した制御用音声の内容を認識し、バス7を介して当該内容を示す情報を制御部6に出力する。
また、音声合成部2は、制御部6の制御の下、音出力部4から出力されるべき音声に対応する音声信号を生成して当該音出力部4へ出力する。ここで、当該音声には、後述する第1実施形態に係る会話音声及びナビゲーション装置NVとしての案内音声が含まれる。
これにより、音出力部4は、当該音声信号により示される音声(上記会話音声及び案内音声を含む)を車両内に放音する。
一方、画像表示部5は、制御部6の制御の下、後述する第1実施形態に係る動作内容表示及びナビゲーション装置NVとしての案内画像(地図画像を含む)を表示する。
更に、記録部3は、上記案内画像用の画像情報及び上記音声用の音素情報等を記録すると共に、第1実施形態に係る後述のテーマ情報並びに上記会話音声のための会話音声用情報等を予め記録する。
そして、制御部6は、上述した各構成部材としての動作を制御すべく、必要な制御信号等を生成し、バス7を介して各構成部材に出力する。これに加えて、制御部6は、通信制御部8を介して携帯情報機器PPとの間における無線による情報の授受を制御する。
これにより、当該通信制御部8は、制御部6の制御の下、携帯情報機器PPとの間で授受すべき情報に対する符号化/復号処理及び変復調処理等を行い、アンテナ9を介して実際の携帯情報機器PPとの間の情報の授受を無線により実行する。
一方、携帯情報機器PP内の音声認識部14は、当該携帯情報機器PP自体の機能を音声により指定する場合等に使用者が発声する指定用音声の内容を認識し、バス13を介して当該内容を示す情報を制御部12に出力する。
また、音声合成部15は、制御部12の制御の下、音出力部17から出力されるべき音声に対応する音声信号を生成して当該音出力部17へ出力する。ここで、当該音声には、後述する第1実施形態に係る会話音声及び携帯情報機器PPとしての出力音声が含まれる。
これにより、音出力部17は、当該音声信号により示される音声(上記会話音声及び出力音声を含む)を使用者に対して放音する。
一方、画像表示部18は、制御部12の制御の下、後述する第1実施形態に係る動作内容表示及び携帯情報機器PPとしての機能画像を表示する。
更に、記録部16は、上記動作内容表示用の画像情報及び上記音声用の音素情報等を記録すると共に、第1実施形態に係る後述のテーマ情報並びに上記会話音声のための会話音声用情報を予め記録する。
そして、制御部12は、上述した各構成部材としての動作を制御すべく、必要な制御信号等を生成し、バス13を介して各構成部材に出力する。これに加えて、制御部12は、通信制御部11を介してナビゲーション装置NVとの間における無線による情報の授受を制御する。
これにより、当該通信制御部11は、制御部12の制御の下、ナビゲーション装置NVとの間で授受すべき情報に対する符号化/復号処理及び変復調処理等を行い、アンテナ10を介して実際のナビゲーション装置NVとの間の情報の授受を無線により実行する。
次に、上記記録部3又は16の少なくともいずれか一方に記録されている、第1実施形態に係るテーマ情報の内容について、図2を用いて例示しつつ説明する。
後ほど詳述するように、第1実施形態に係るナビゲーション装置NV及び携帯情報機器PPでは、相互間で無線による情報通信処理を行う場合、その情報通信処理を行う上で当該ナビゲーション装置NV及び携帯情報機器PP夫々においてそのときに実行している処理の具体的な内容を画像表示部5又は18において文字等により表示すると共に、その表示されている内容を簡略化した内容を音声にて音出力部4又は17を用いて放音する。
そして、このうちの音声出力のために用いられるのが第1実施形態に係るテーマ情報であり、当該テーマ情報とは、ナビゲーション装置NVと携帯情報機器PPとの間で実行される様々な上記情報通信処理の目的や具体的な手段等を、内容の異なる情報通信処理毎に記述したものである。
すなわち、より具体的には図2に例示するように、第1実施形態に係るテーマ情報TIは、それが対応すべき情報通信処理の内容(図2に例示する場合は無線通信によるナビゲーション装置NV内の地図情報の更新処理)がいわゆる5W1Hの形に要約されて記述されているテーマ内容情報CIと、当該内容を簡略化・擬人化して音声出力するための音声情報SIと、により構成されている。
そして、上記テーマ内容情報CIは、その内容を示す題名(図2に例示する場合は地図情報更新)であるテーマタイトル情報CI1と、その内容自体を示す(従って、多くの場合は上記テーマタイトル情報CI1と同じ内容となる)内容情報CI2と、当該情報通信処理における通信先(図2に例示する場合は携帯情報機器PP)を示す通信先情報CI3と、当該情報通信処理により授受される対象となる情報(図2に例示する場合は地図情報)を示す対象情報CI4と、当該情報通信処理を実行すべき理由(図2に例示する場合は地図の旧式化)を示す理由情報CI5と、当該情報通信処理を実行すべき時刻又はタイミング(図2に例示する場合は地図情報の更新時刻又は更新間隔等)を示す時刻情報CI6と、当該情報通信処理を実行する手段(図2に例示する場合は無線通信)を示す手段情報CI7と、により構成されている
一方、上記音声情報SIには、同じテーマ情報TI内に格納されているテーマ内容情報CIにより示されている情報通信処理の内容を、時間を追って且つ内容を簡略化・擬人化して音声出力するための音声情報である台詞セット情報が複数含まれている。そして、各台詞セット情報は、上記情報通信処理における受信側の装置(第1実施形態の場合はナビゲーション装置NV又は携帯情報機器PPのうち、情報の受信側となる装置)において音声出力されるべき台詞を構成する音声情報である受信台詞セット情報Rと、上記情報通信処理における送信側の装置(第1実施形態の場合はナビゲーション装置NV又は携帯情報機器PPのうち、情報の送信側となる装置)において音声出力されるべき台詞を構成する音声情報である送信台詞セット情報Tと、が対となって構成されている。更に、一つの情報通信処理(図2に例示する場合は地図情報更新処理)について、内容の異なる複数の台詞セット情報が受信側と送信側とを相互に対応付けて夫々設けられており、夫々に対を構成する受信第1台詞セット情報R1及び送信第1台詞セット情報T1、受信第2台詞セット情報R2及び送信第2台詞セット情報T2、…、として記録部3又は16の少なくともいずれか一方に記録されている。
次に、各台詞セット情報T又はRの内容について説明する。なお、第1実施形態のテーマ情報TIにおいては、各台詞セット情報は、相互に同様の構成を有しているので、以下の説明では、受信第1台詞セット情報R1及び送信第1台詞セット情報T1について、その構成を説明する。
図2に例示するように、受信第1台詞セット情報R1は、第1実施形態に係る情報通信処理における受信側となるナビゲーション装置NVにおいて当該情報通信処理中に音声出力される台詞を、その情報通信処理の進行に即して時系列的に並べたものである第1台詞情報R11乃至R15により構成されている。
このうち、第1台詞情報R11は、例えば親近感の度合い等に応じて夫々に内容が異なる第1台詞R111乃至第3台詞R113により構成されている。より具体的には、第1台詞R111は「○○君いる?」という台詞であり、第2台詞R112は「おーい○○君」という台詞であり、第3台詞R113は「○○君ちょっと時間ある?」という台詞である。ここで、「○○」とは、第1実施形態に係る情報通信処理における送信側である携帯情報機器PPを擬人的に示すように設定された名称である。また、第1台詞情報R11以外の第2台詞情報R12乃至R15の夫々についても、第1台詞情報R11と同様に夫々三つずつの台詞から構成されており、各台詞の具体的な内容は図2に例示する通りのものである。
一方、送信第1台詞セット情報T1は、第1実施形態に係る情報通信処理における送信側となる携帯情報機器PPにおいて当該情報通信処理中に音声出力される台詞を、その情報通信処理の進行に即して時系列的に並べたものである第1台詞情報T11乃至T13により構成されている。
このうち、第1台詞情報T11は、上記第1台詞情報R11等と同様に、例えば親近感の度合い等に応じて夫々に内容が異なる第1台詞T111乃至第3台詞T113により構成されている。より具体的には、第1台詞T111は「いいよ」という台詞であり、第2台詞T112は「あいよ」という台詞であり、第3台詞T113は「よろしいですか?」という台詞である。また、第1台詞情報T11以外の第2台詞情報T12及びT13の夫々についても、第1台詞情報T11と同様に夫々三つずつの台詞から構成されており、各台詞の具体的な内容は図2に例示する通りのものである。
以上説明したような構成を有するテーマ情報TIがナビゲーション装置NV又は携帯情報機器PPの少なくともいずれか一方内に記憶されていることにより、第1実施形態に係る情報通信処理の実行中に送信側及び受信側の夫々から各台詞が音声出力として放音されるのである。
次に、図2に例示するテーマ情報TIを用いた第1実施形態に係る情報通信処理について、受信側であるナビゲーション装置NVにおける処理と、送信側である携帯情報機器PPにおける処理と、に分けて、夫々図3及び図4を用いて説明する。
先ず、ナビゲーション装置NVにおける情報通信処理について、具体的に図3を用いて説明する。
当該ナビゲーション装置NVにおいて第1実施形態に係る情報通信処理(例えば無線通信による当該ナビゲーション装置NV内の地図情報の更新処理)を実行する場合、先ず、当該ナビゲーション装置NV内の記録部3に記録されている複数のテーマ情報TIのうち、第1実施形態に係る情報通信処理の内容に合致した内容を有するテーマ情報TIを読み出し、制御部6内の図示しないRAM(Random Access Memory)等内に記憶させる(ステップS1)。ここで、当該情報通信処理に実際に用いられるテーマ情報TI内の台詞セット情報としては、図2に例示する各台詞情報のうち、受信第1台詞セットR1における第1台詞情報R11内の第1台詞R111、同じく第2台詞情報R12内の第1台詞R121、同じく第3台詞情報R13内の第1台詞R131、同じく第4台詞情報R14内の第1台詞R141、同じく第5台詞情報R15内の第1台詞R151、送信第1台詞セットT1における第1台詞情報T11内の第1台詞T111、同じく第2台詞情報T12内の第1台詞T121及び同じく第3台詞情報T13内の第1台詞T131が、夫々が対応する情報通信処理の過程において用いられるものとする。
対応する内容のテーマ情報TIの読み出しが完了したならば、次に、情報通信処理の相手先(送信側)となる携帯情報機器PPを、予め設定されている検索用の情報をナビゲーション装置NVから送信することにより検索する(ステップS2乃至S4)。このとき、ナビゲーション装置NV内の画像表示部5には、例えば図3に例示する「情報を受信可能な機器を探しています」という文字情報が表示されると共に、上記第1台詞R111を用いた「○○君いる?」という音声出力が、ナビゲーション装置NV内の音出力部4を用いて実行される(ステップS3)。
なお、以下の情報通信処理においてナビゲーション装置NV内の画像表示部5及び携帯情報機器PP内の画像表示部18に表示される上記文字情報は、各テーマ情報TIに夫々対応した内容を有する文字情報を、予めナビゲーション装置NV内の記録部3及び携帯情報機器PP内の記録部16内に予め記録しておき、これを夫々のタイミングにおいて読み出して表示するものである。
そして、ステップS2乃至S4の処理において、携帯情報機器PPが発見されないときは(ステップS4;NO)、第1実施形態に係る情報通信処理がそもそも実行できないことになるので、ステップS1の処理において図示しないRAM内に読み込んだ上記テーマ情報TIを当該RAM内から削除し(ステップS17)、第1実施形態に係る情報通信処理を終了する。
一方、ステップS4の判定において、通信相手となる携帯情報機器PPが発見できたときは(ステップS4;YES)、例えば図3に例示する「携帯機器が見つかりました」という文字情報が画像表示部5上に表示されると共に、上記第2台詞R121を用いた「そこにいたか」という音声出力が、ナビゲーション装置NV内の音出力部4を用いて実行される(ステップS5)。
通信先が見つかると、次に、その通信先たる携帯情報機器PPに対して、ナビゲーション装置NVから実際に通信接続を要求する旨の情報を送信し、その可否を確認する(ステップS6)。このとき、画像表示部5上には、例えば図3に例示する「通信の接続を要求します」という文字情報が表示される。
そして、ステップS6の判定において、実際の通信接続が拒否されたときは(ステップS6;拒否)、上記ステップS4の場合と同様に第1実施形態に係る情報通信処理がそもそも実行できないことになるので、上記テーマ情報TIを当該RAM内から削除し(ステップS17)、第1実施形態に係るナビゲーション装置NVとしての情報通信処理を終了する。
一方、ステップS6の判定において、実際の通信接続が許可されたときは(ステップS6;許可)、送信側になる携帯情報機器PPに対して、現在上記RAM内に読み込んでいる上記テーマ情報TI自体を送信し(ステップS7)、その後、携帯情報機器PPとの接続を開始する(ステップS8)。このとき、画像表示部5上には、例えば図3に例示する「接続を開始します」という文字情報が表示される。
次に、接続開始後、必要な情報の送信を要求する旨の情報を、携帯情報機器PPに送信し、その応答を確認する(ステップS9)。このとき、画像表示部5上には、例えば図3に例示する「情報送信を要求します」という文字情報が表示される。そして、当該情報送信の要求が拒否されたときは(ステップS9;拒否)、その後の情報通信処理を継続することはできなくなるので、一度接続された(ステップS8)携帯情報機器PPとの間の通信回線を切断し、例えば図3に例示する「機器を切断します」という文字情報を画像表示部5上に表示する(ステップS15)と共に、更に上記第1台詞R151を用いた「じゃあね」という音声出力を音出力部4により実行し(ステップS16)、その後上記ステップS17の処理に移行して第1実施形態に係るナビゲーション装置NVとしての情報通信処理を終了する。
一方、ステップS9の判定において、情報送信要求が受け入れられたときは(ステップS9;許可)、上記第1台詞R131を用いた「ちょっと情報ちょうだい」という音声出力を音出力部4により実行し(ステップS10)、当該受信すべき情報を示すヘッダ情報を最初に入手し、送信されてくる情報が所望する情報であるか否かを確認する(ステップS11)。このとき、画像表示部5上には、例えば図3に例示する「情報分析中」という文字情報が表示される。
そして、当該ヘッダ情報により送信されてくる情報の内容が判明したら、受信完了か否かを判定し(ステップS12)、受信を完了しない場合は(ステップS12;NO)、必要な情報を受信して(ステップS13)当該ステップS12の判定に戻ることを繰り返す。このとき、ステップS13の処理を実行中においては、画像表示部5上に、例えば図3に例示する「情報受信中」という文字情報が表示される。
次に、ステップS12の判定において、受信すべき全ての情報の受信が完了したときは(ステップS12;YES)、上記第1台詞R141を用いた「ありがとう」という音声出力を音出力部4により実行し(ステップS14)、その後携帯情報機器PPとの間の通信回線を切断し(ステップS15)、更に上記第1台詞R151を用いた「じゃあね」という音声出力を音出力部4により実行し(ステップS16)、その後上記ステップS17の処理に移行して第1実施形態に係るナビゲーション装置NVとしての情報通信処理を終了する。
次に、図3に示したナビゲーション装置NVにおける情報通信処理と同時並行的に実行される携帯情報機器PPにおける情報通信処理について、具体的に図4を用いて説明する。
当該携帯情報機器PPにおいて第1実施形態に係る情報通信処理を実行する場合、先ず、上記テーマ情報TIとは別に、第1実施形態に係る情報通信処理において送信側となる装置としての携帯情報機器PPがその記録部16内に予め記憶している応答用テーマ情報を当該記録部16から読み出し、制御部12内の図示しないRAM等内に記憶させる(ステップS20)。
ここで、当該応答用テーマ情報は、第1実施形態に係る情報通信処理において受信側からの通信接続要求を示す情報(図3ステップS6参照)を受信する可能性のある装置であれば全て予め記憶しているものであり、当該受信側となる装置から送信されてくる(図3ステップS7参照)テーマ情報TIを受信する前に、当該受信側の装置との通信接続を確立する処理を実行する際に送信側の装置において音声出力並びに文字出力をすべき情報を含むものである。従って、第1実施形態の情報通信処理においてはナビゲーション装置NVが受信側であり携帯情報機器PPが送信側となっているが、これが逆となる場合は、ナビゲーション装置NV内に上記応答用テーマ情報が記憶されていることとなる。
次に、携帯情報機器PPは、ナビゲーション装置NVから送信されて来た(図3ステップS6参照)当該ナビゲーション装置NVとの間の通信接続を要求する旨の情報を受信すると(ステップS21)、当該読み出した応答用テーマ情報を用いて、例えば図4に例示する「接続要求があります」という文字情報を画像表示部18に表示すると共に、更に当該応答用テーマ情報を用いて「なに?」という音声出力を音出力部17により実行する(ステップS22)。
その後、上記ステップS20において上記RAM等に記憶した応答用テーマ情報を当該RAM等上から削除し(ステップS23)、次に、ナビゲーション装置NVから送信されて来た(図3ステップS6参照)通信接続を要求する旨の情報を受信すると共にその可否を確認する(ステップS24)。このとき、画像表示部18上には、例えば図4に例示する「接続可能か判断します」という文字情報が表示される。
そして、ステップS24の判定において、要求された通信接続を拒否すべきと判定されるときは(ステップS24;拒否)、第1実施形態に係る情報通信処理がそもそも実行できないことになるので、そのまま第1実施形態に係る携帯情報機器PPとしての情報通信処理を終了する。
一方、ステップS24の判定において、当該通信接続を許可すべきと判定されたときは(ステップS24;許可)、当該許可すべき旨の情報をナビゲーション装置NVに送信し(ステップS25)、当該許可すべき旨の情報に対応してナビゲーション装置NVから送信されて来る(図3ステップS7参照)上記テーマ情報TIを受信し(ステップS26)、その後、ナビゲーション装置NVとの接続を開始する(ステップS27)。このとき、画像表示部18上には、例えば図4に例示する「接続します」という文字情報が表示される。
次に、接続開始後、必要な情報の送信を要求する旨の情報がナビゲーション装置NVから送信されて来ると(図3ステップS9参照)これを受信する(ステップS28)。このとき、画像表示部18上には、例えば図4に例示する「情報送信要求を受信しました」という文字情報が表示される。
そして、当該情報送信要求を受信後はその内容を確認すると共に必要とされている情報を送信することが可能か否かを判定する(ステップS29)。このとき、画像表示部18上には、例えば図4に例示する「送信可能か判断します」という文字情報が表示される。そして、当該要求されている情報を送信することができないときは(ステップS29;NO)、その後の情報通信処理を継続することはできなくなるので、一度接続された(ステップS27)ナビゲーション装置NVとの間の通信回線を切断し、例えば図4に例示する「切断します」という文字情報を画像表示部18上に表示する(ステップS34)と共に、更に上記第1台詞T131を用いた「ばいばい」という音声出力を音出力部17により実行し(ステップS35)、その後ステップS26の処理において受信した上記テーマ情報TIを削除し(ステップS36)、第1実施形態に係る携帯情報機器PPとしての情報通信処理を終了する。
一方、ステップS29の判定において、情報送信要求が受け入れられるときは(ステップS29;YES)、その旨を示す情報をナビゲーション装置NVに送信しつつ上記第1台詞T111を用いた「いいよ」という音声出力を音出力部17により実行し(ステップS30)、当該送信すべき情報を示すヘッダ情報から(図3ステップS11参照)送信すべき情報の送信を開始する(ステップS31)。このとき、画像表示部18上には、例えば図4に例示する「送信します」という文字情報が表示される。なお、必要な情報の送信が終了した後には同様に「送信終了しました」という文字情報が表示される。
ここで、情報の送信中においては、必要な情報の送信が完了したか否か又はナビゲーション装置NVから通信接続を切断する旨を要求する情報が送信されてきたか否かが常に判断されており(ステップS32)、当該送信が終了していないか又は切断要求情報を受信しないときは(ステップS32;NO)、上記第1台詞T121を用いた「はい、この情報でいいよね」という音声出力を音出力部17により実行して(ステップS37)再度上記ステップS31に戻ることを繰り返す。
一方、ステップS32の判定において、必要な情報の送信が終了したか又は切断要求情報を受信したときは(ステップS32;YES)、後者の場合における当該受信した切断要求情報の処理を実行した上で(ステップS33)、ナビゲーション装置NVとの間の通信回線を切断する(ステップS34)。このとき、上記ステップS33の処理を実行中においては、画像表示部18上に、例えば図4に例示する「切断要求受信」という文字情報が表示され、更に例えば図4に例示する「切断します」という文字情報を画像表示部18上に表示する。そして、上記第1台詞T131を用いた「ばいばい」という音声出力を音出力部17により実行し(ステップS35)、上記テーマ情報TIを削除して(ステップS36)、第1実施形態に係る携帯情報機器PPとしての情報通信処理を終了する。
次に、図3及び図4に夫々示した会話表現を伴う情報通信処理を実行中において、例えばナビゲーション装置NVの使用者から、当該情報通信処理の内容を確認する旨の発話があった場合の処理について、図5及び図6を用いて説明する。なお、図5は当該発話処理を示すフローチャートであり、図6は当該発話処理において発話される音声の内容を例示する図である。
先ず、当該発話処理が実行する前においては、図3及び図4に示す情報通信処理が、例えば図6に示す第1台詞R111乃至R131及びT111を用いて上述したように実行されている。
そして、図6に例示するように当該使用者から「何の話をしているの?」と言った質問音声(図5において「発話トリガ」と示す)が発生され、これが音声認識部1(又は音声認識部14)において認識されると(ステップS40)、ナビゲーション装置NV及び携帯情報機器PPの双方において現在進行している情報通信処理及び発話処理を一時的に中断した上で(ステップS41)、ステップS40における質問音声又は当該質問音声に続いて入力される使用者の音声の内容を確認する(ステップS42)。
次に、ステップS42の判定において、その内容が上記テーマ内容情報CIにおける内容情報CI2又は対象情報CI4に対応した「WHAT」に相当する内容であるときは(ステップS42;何の話)、上記内容情報CI2又は対象情報CI4を用いて、例えば図6に例示するような「欲しい情報があって、それをもらおうとしています。」と言った発話を音出力部4(又は音出力部17)により実行し(ステップS43)、その後元の装置間の情報通信処理及び発話処理を再開する(ステップS45)。
一方、ステップS42の判定において、その内容が上記テーマ内容情報CIにおける理由情報CI5に対応した「WHY」に相当する内容であるときは(ステップS42;何ため)、上記理由情報CI5を用いた発話を音出力部4(又は音出力部17)により実行し(ステップS44)、その後元の装置間の情報通信処理及び発話処理を再開する(ステップS45)。
以上説明したように、第1実施形態に係る情報通信処理によれば、各台詞セット情報SIが、対応する送受信処理の内容を擬人的且つ簡略化した台詞であるので、情報を送受信する処理の進捗状況を、当該情報通信処理を実行する装置の操作に不慣れな者でも概括的に理解することができる。
また、情報通信処理における夫々の工程(ステップ)が実行されるタイミングにおいて、当該ステップ毎に対応する台詞の内容が擬人的な音声により出力されるので、情報を送受信する処理の進捗状況を、当該送受信処理を実行する装置から離れている位置でも認識することができる。
更に、情報通信処理における夫々のステップが実行されるタイミングにおいて、当該ステップの内容に夫々対応する文字情報に対応する文字が表示されるので、情報を送受信する処理の進捗状況を、音声だけでなく文字でも表示して確認することができる。
更にまた、各文字情報が、対応するステップの内容を具体的に示す文字を含むので、情報を送受信する処理の進捗状況をより具体的に理解することができる。
また、使用者の音声によりそれまで実行されていた装置間の音声出力を中断し、これに代えて当該使用者の音声に対応する台詞情報を読み出してその内容を音声により出力するので、装置同士の情報の授受の最中であってもそれらの使用者の意思を反映した音声応答を行うことができる。
(II)第2実施形態
次に、本願に係る他の実施形態である第2実施形態について、図7及び図8を用いて説明する。なお、図7及び図8は第2実施形態に係る情報通信システムにおける情報通信処理を示すフローチャートである。
また、第2実施形態に係る情報通信システムの構成は、第1実施形態に係る情報通信システムSの構成と同様であるので、以下の説明では同様の部材番号を用いて細部の説明は省略する。
上述した第1実施形態においては、当該第1実施形態に係る情報通信処理を構成する夫々のステップに対応する処理を実行した後、そのステップに対応する音声出力を行う、すなわち、時間的に区別して当該ステップとそのステップに対応する音声出力とを行う場合について説明したが、これ以外に、当該音声出力のための処理を対応するステップの一部(サブルーチン)とし、双方を並列に実行する構成とすることもできる。
すなわち、図7に示すように、図3及び図4夫々におけるステップS2、S4、S12、S15、S21、S29、S32及びS34夫々の処理の中に、対応する発話処理(例えば、図3ステップS3又はS5等として示す発話処理)を取り込み、夫々、ステップS50(具体的には、図3に示すステップS2の処理とステップS3の処理との並列処理)、S51(具体的には、図3に示すステップS4の処理とステップS5の処理との並列処理)、S52(具体的には、図3に示すステップS12の処理とステップS13の処理との並列処理)、S53(具体的には、図3に示すステップS15の処理とステップS16の処理との並列処理)、S60(具体的には、図4に示すステップS21の処理とステップS22の処理との並列処理)、S61(具体的には、図4に示すステップS29の処理とステップS30の処理との並列処理)、S62(具体的には、図4に示すステップS32の処理とステップS37の処理との並列処理)及びS63(具体的には、図4に示すステップS34の処理とステップS35の処理との並列処理)として実行する。
次に、当該サブルーチンとして含まれる発話処理について、具体的に図8を用いて説明する。なお、図8に示す処理は、図3及び図4に夫々示す各ステップの夫々において起動される処理である。
図8に示すように、各サブルーチンとして実行される発話処理においては、先ずその時にいずれかのテーマ情報TIが夫々の装置内に記憶さて、登録されているか否かを確認する(ステップS65)。そして、当該登録がされていないときは(ステップS65;NO)、当該発話処理自体が実行できないことになるのでそのまま元の情報通信処理に戻り、一方、いずれかのテーマ情報TIが登録されているときは(ステップS65;YES)、次に、そのタイミングで並列して実行されている情報通信処理の内容に対応する台詞が、登録されているテーマ情報TI内に含まれているか否かを確認する(ステップS66)。そして、当該台詞がテーマ情報TI内に含まれていない場合は(ステップS66;NO)、当該発話処理自体が実行できないことになるのでそのまま元の情報通信処理に戻り、一方、当該台詞がテーマ情報TI内に含まれている場合は(ステップS66;YES)、その含まれている台詞を用いた音声出力を、音出力部4又は17を用いて実行し(ステップS67)、元の情報通信処理に戻る。
以上説明した第2実施形態に係る情報通信処理によっても、上記第1実施形態に係る情報通信処理と同様の効果を奏することができることに加えて、情報通信処理を構成する各ステップと同時並行的に対応する内容の音声出力が実行されるので、よりリアルタイムに現在進行中のステップの内容を把握することができる。
(III)第3実施形態
次に、本願に係る他の実施形態である第3実施形態について、図9乃至図11を用いて説明する。なお、図9は第3実施形態に係る情報通信システムに内に記憶されている情報の内容を例示する図であり、図10は当該情報通信システムにおいて実行される第3実施形態に係る情報通信処理を説明する図であり、図11は当該情報通信システムにおける情報通信処理を示すフローチャートである。
また、第3実施形態に係る情報通信システムの構成は、第1実施形態に係る情報通信システムSの構成と同様であるので、以下の説明では同様の部材番号を用いて細部の説明は省略する。
上述した第1及び第2実施形態の夫々においては、テーマ情報TI内に含まれている台詞については、対応するステップにおいて全て発話処理の対象としたが、以下に説明する第3実施形態においては、各台詞に予め優先順位等が付与されており、その台詞を発話するために必要な発話時間と、当該台詞に対応するステップ自体を実行するために必要な処理時間と、の関係に応じて、実際に発話処理の対照とする台詞を取捨選択する。
すなわち、第3実施形態に係るテーマ情報TIIには、第1及び第2実施形態に係るテーマ情報TIに含まれている各情報に加えて、各台詞情報R11、R12、R13、…、等毎に、それらが対応する台詞がその情報通信処理において必須に発話されるべき台詞であるか否かを示す必須情報Bと、その台詞と他の台詞とを比較した場合のその台詞の優先順位を示す優先順位情報Pと、が追加されて含まれている。
そして、図9に示す例では、テーマ情報TIIが対応する情報通信処理においては、第1台詞情報R11、第3台詞情報R13、第4台詞情報R14、第2台詞情報T12及び第3台詞情報T13の夫々に対応する台詞が必須に発話されるべきものとして設定されている。また、各台詞の優先順位としては、第2台詞情報R12及びT12並びに第3台詞情報T13に対応する台詞の優先順位が「1」であり、第1台詞情報R11及びT11並びに第5台詞情報R15に対応する台詞の優先順位が「2」であり、第3台詞情報R13及び第4台詞情報R14の優先順位が「3」とされている。
次に、この図9に示す内容のテーマ情報TIIが、第3実施形態に係るナビゲーション装置NV及び携帯情報機器PP内に記憶・登録されていることを前提として、夫々の発話処理の対象となる台詞がどのように取捨選択されるかについて、具体的に図10を用いて例示しつつ説明する。
先ず、図10(a)に示すように、例えば、図3に示すステップS2、S4、S9、S12及びS15を夫々に実行する際に必要な上記処理時間が、夫々2,000ミリ秒、100ミリ秒、200ミリ秒、3,000ミリ秒及び500ミリ秒であったとする。
一方、夫々のステップの処理に対応した台詞を発話するための発話時間が、夫々、ステップS2の処理に対応する第1台詞R111に対応する台詞が1,000ミリ秒であり、ステップS4の処理に対応する第1台詞R121に対応する台詞が1,500ミリ秒であり、ステップS9の処理に対応する第1台詞R131に対応する台詞が2,000ミリ秒であり、ステップS12の処理に対応する第1台詞R141に対応する台詞が1,000ミリ秒であり、ステップS15の処理に対応する第1台詞R151に対応する台詞が700ミリ秒であるとする。
この図10(a)に例示する場合において、これらのステップと発話との関係を時間軸上に並べてみると、図10(b)に例示するように、ステップS4について処理時間と発話時間との差が大きすぎるため、第1台詞R121に対応する台詞を他の台詞と同様に発話していると、その後の各ステップの処理について、夫々の処理実行のタイミングと対応する内容の発話のタイミングとが大きくずれることになる。そこで、図10に示す場合は、第1台詞情報R121については、優先順位は高いものの必須とはされていないため(図9参照)、当該第1台詞情報R121に対応する発話を省略し、第1台詞情報R111に対応する台詞の発話が終了した後は第1台詞情報R131に対応する発話を実行することとする。
次に、図10に例示したものを実際の処理として行う場合について、図11に示すフローチャートを用いて説明する。
図11に示すように、第3実施形態に係る発話処理としては、先ず、第3実施形態に係る情報通信処理として現在実行されているステップに対応して発話すべき台詞(以下、「現台詞」と称する)をテーマ情報TIIの中から選択し(ステップS70)、その選択された現台詞に対応する必須情報Bの内容を確認する(ステップS71)。
そして、当該現台詞に対応付けられている必須情報Bの内容が「必須」である場合には(ステップS71;YES)、その現台詞は必ず発話されるべき台詞であるので、対応する発話処理(音声出力処理)を実行して(ステップS77)、元の情報通信処理に戻る。
一方、ステップS71の判定において、現台詞に対応付けられている必須情報Bの内容が「必須」でない場合には(ステップS71;NO)、次に、当該現台詞の直前に発話すべきとされている他の台詞(以下、当該他の台詞を「前の台詞」と称する)が実際に発話されたか否かを確認する(ステップS72)。
ステップS72の判定において、前の台詞が実際に発話されたものである場合は(ステップS72;YES)、次に、現台詞に対応する発話時間が、当該現台詞が対応すべきステップの処理時間以下の時間か否かを確認し(ステップS74)、その発話時間がその処理時間以下であるときは(ステップS74;YES)、処理時間の進行と発話時間の進行とに齟齬は発生しないことになる(図10(b)参照)ので、そのまま現台詞に対応する発話処理(音声出力処理)を実行して(ステップS77)、元の情報通信処理に戻る。
一方、ステップS74の判定において、現台詞に対応する発話時間が、対応すべきステップの処理時間よりも長いときは(ステップS74;NO)、次に、当該現台詞の直後に発話すべきとされている他の台詞(以下、当該他の台詞を「次の台詞」と称する)に対応する優先順位情報Pの内容と現台詞に対応する優先順位情報Pの内容とを比較し(ステップS75)、現台詞の優先順位が次の台詞の優先順位よりも高いときは(ステップS75;YES)、そのまま現台詞に対応する発話処理(音声出力処理)を実行して(ステップS77)、元の情報通信処理に戻る。
他方、ステップS75の判定において、現台詞の優先順位が次の台詞の優先順位よりも低いか若しくは双方が同じときは(ステップS75;NO)、現台詞に対応する発話時間と次の台詞に対応する発話時間とを合計した合計発話時間が、当該現台詞が対応すべきステップの処理時間と当該次の台詞が対応すべきステップの処理時間とを合計した合計処理時間以下の時間か否かを確認し(ステップS76)。そして、当該合計発話時間が合計処理時間以下であるときは(ステップS76;YES)、そのまま現台詞に対応する発話処理(音声出力処理)を実行して(ステップS77)、元の情報通信処理に戻る。また、当該合計発話時間が合計処理時間より長いときは(ステップS76;NO)、現台詞を発話するとその後の処理時間の進行と発話時間の進行とに齟齬が発生することになる(図10(b)参照)ので、現台詞の発話を取り止めてそのまま情報通信処理に戻る。
更に、上記ステップS72の判定において、前の台詞が実際に発話されたものでない場合は(ステップS72;NO)、次に、当該前の台詞に対応する優先順位情報Pの内容と現台詞に対応する優先順位情報Pの内容とを比較し(ステップS73)、現台詞の優先順位が前の台詞の優先順位よりも高いときは(ステップS73;YES)、上記ステップS74乃至S77の処理に移行し、一方、現台詞の優先順位が前の台詞の優先順位よりも低いかもしくは双方が同じときは(ステップS73;NO)、そのまま元の情報通信処理に戻る。
以上説明した第3実施形態に係る情報通信処理によれば、第1実施形態に係る情報通信処理の効果に加えて、予め各台詞情報R11、R12、R13、…、に付加されている優先順位情報Pにより示される優先順位に基づいてその内容が音声出力される台詞情報が選択されるので、その情報通信処理中に含まれるべき全ての台詞情報R11、R12、R13、…、に対応する台詞を音声出力する場合に比して、必要な情報のみを効率的に音声出力して使用者にその内容を認識させることができる。
また、予め各台詞情報R11、R12、R13、…、に付加されている優先順位情報P及びその発話時間と、夫々が対応すべきステップの処理時間と、に基づいてその内容が音声出力される台詞情報が選択されるので、その情報通信処理中に含まれるべき全ての台詞情報R11、R12、R13、…、に対応する台詞を音声出力する場合に比して、必要な情報のみをより効率的且つ的確に音声出力して使用者にその内容を認識させることができる。
なお、上述した各実施形態においては、ナビゲーション装置NVと携帯情報機器PPとの間の情報通信処理に対して本願を適用した場合について夫々説明したが、これ以外に、例えば家屋内の部屋に夫々固定的に設置されているオーディオ装置間において有線通信又は無線通信により情報通信処理を実行する場合に本願を適用することも可能である。
更に、図3、図4、図5、図7、図8又は図11に夫々示すフローチャートに対応するプログラムを、フレキシブルディスク又はハードディスク等の情報記録媒体に記録しておき、又はインターネット等を介して取得して記録しておき、これらを汎用のコンピュータで読み出して実行することにより、当該コンピュータを実施形態に係る制御部6又は12として活用することも可能である。
第1実施形態の情報通信システムの概要構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るテーマ情報の内容を例示する図である。 第1実施形態に係る情報通信処理を示すフローチャート(I)である。 第1実施形態に係る情報通信処理を示すフローチャート(II)である。 第1実施形態に係る情報通信処理を示すフローチャート(III)である。 第1実施形態に係る情報通信処理における会話内容を例示する図である。 第2実施形態に係る情報通信処理を示すフローチャートであり、(a)は受信側の装置における当該処理を示すフローチャートであり、(b)は送信側の装置における当該処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る発話処理を示すフローチャートである。 第3実施形態に係るテーマ情報の内容を例示する図である。 第3実施形態に係る発話処理を例示する図であり、(a)は発話時間と処理時間との関係を例示する図であり、(b)は発話すべき台詞の選択を例示する図である。 第3実施形態に係る発話処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1、14 音声認識部
2、15 音声合成部
3、16 記録部
4、17 音出力部
5、18 画像表示部
6、12 制御部
7、13 バス
8、11 通信制御部
9、10 アンテナ
NV ナビゲーション装置
PP 携帯情報機器
S 情報通信システム
TI、TII テーマ情報

Claims (13)

  1. 情報を送信する際に実行される処理を時系列的に分割した部分送信処理の夫々に対応する送信台詞情報であって、当該各部分送信処理の内容及び当該各部分送信処理の進捗状況夫々示す擬人的な台詞に対応する送信台詞情報を記憶する記憶手段と、
    前記部分送信処理が実行される場合に、当該実行される部分送信処理に対応する前記送信台詞情報を前記記憶手段から読み出す読出手段と、
    前記読み出された送信台詞情報に対応する前記部分送信処理が実行されるタイミングにおいて、当該読み出された送信台詞情報に対応する台詞を音声出力する音声出力手段と、
    前記部分送信処理の実行中に、使用者が発した音声の内容を認識する音声認識手段と、
    前記認識された内容が前記実行中の部分送信処理の前記進捗状況に係る内容である場合に、前記音声出力手段による音声出力処理を中断する中断手段と、
    を備え
    前記読出手段は、当該中断時における前記部分送信処理の進捗状況に対応する前記送信台詞情報を前記記憶手段から新たに読み出し、
    前記音声出力手段は、当該中断時以降、前記新たに読み出された送信台詞情報に対応する台詞を音声出力することを特徴とする情報送信装置。
  2. 請求項1に記載の情報送信装置において、
    表示手段を制御する表示制御手段を更に備え、
    前記記憶手段は、前記各部分送信処理の内容を示す文字に対応する送信文字情報を更に記憶しており、
    前記読出手段は、前記部分送信処理が実行される場合に、当該実行される部分送信処理に対応する前記送信文字情報を前記記憶手段から更に読み出し、
    前記表示制御手段は、前記読み出された送信文字情報に対応する前記部分送信処理が実行されるタイミングにおいて、当該読み出された送信文字情報に対応する文字を前記表示手段に表示させることを特徴とする情報送信装置。
  3. 請求項1又は2に記載の情報送信装置において、
    各前記送信台詞情報には、当該各送信台詞情報間における優先順位を示す優先順位情報が夫々付加されており、
    前記読出手段は、当該優先順位情報に基づいて読み出すべき前記送信台詞情報を選択して前記記憶手段から読み出すことを特徴とする情報送信装置。
  4. 請求項3に記載の情報送信装置において、
    各前記送信台詞情報には、当該各送信台詞情報に対応する台詞を音声出力する際に必要な時間を示す出力時間情報が夫々更に付加されており、
    前記読出手段は、前記優先順位情報と、前記出力時間情報と、各前記部分送信処理を実行する際に必要な時間を示す処理時間情報と、に基づいて、読み出すべき前記送信台詞情報を選択して前記記憶手段から読み出すことを特徴とする情報送信装置。
  5. 情報を受信する際に実行される処理を時系列的に分割した部分受信処理の夫々に対応する受信台詞情報であって、当該各部分受信処理の内容及び当該各部分受信処理の進捗状況を夫々示す擬人的な台詞に対応する受信台詞情報を記憶する記憶手段と、
    前記部分受信処理が実行される場合に、当該実行される部分受信処理に対応する前記受信台詞情報を前記記憶手段から読み出す読出手段と、
    前記読み出された受信台詞情報に対応する前記部分受信処理が実行されるタイミングにおいて、当該読み出された受信台詞情報に対応する台詞を音声出力する音声出力手段と、
    前記部分受信処理の実行中に、使用者が発した音声の内容を認識する音声認識手段と、
    前記認識された内容が前記実行中の部分受信処理の前記進捗状況に係る内容である場合に、前記音声出力手段による音声出力処理を中断する中断手段と、
    を備え、
    前記読出手段は、当該中断時における前記部分受信処理の進捗状況に対応する前記受信台詞情報を前記記憶手段から新たに読み出し、
    前記音声出力手段は、当該中断時以降、前記新たに読み出された受信台詞情報に対応する台詞を音声出力することを特徴とする情報受信装置。
  6. 請求項5に記載の情報受信装置において、
    表示手段を制御する表示制御手段を更に備え、
    前記記憶手段は、前記各部分受信処理の内容を示す文字に対応する受信文字情報を更に記憶しており、
    前記読出手段は、前記部分受信処理が実行される場合に、当該実行される部分受信処理に対応する前記受信文字情報を前記記憶手段から更に読み出し、
    前記表示制御手段は、前記読み出された受信文字情報に対応する前記部分受信処理が実行されるタイミングにおいて、当該読み出された受信文字情報に対応する文字を前記表示手段に表示させることを特徴とする情報受信装置。
  7. 請求項5又は6に記載の情報受信装置において、
    各前記受信台詞情報には、当該各受信台詞情報間における優先順位を示す優先順位情報が夫々付加されており、
    前記読出手段は、当該優先順位情報に基づいて読み出すべき前記受信台詞情報を選択して前記記憶手段から読み出すことを特徴とする情報受信装置。
  8. 請求項7に記載の情報受信装置において、
    各前記受信台詞情報には、当該各受信台詞情報に対応する台詞を音声出力する際に必要な時間を示す出力時間情報が夫々更に付加されており、
    前記読出手段は、前記優先順位情報と、前記出力時間情報と、各前記部分受信処理を実行する際に必要な時間を示す処理時間情報と、に基づいて、読み出すべき前記受信台詞情報を選択して前記記憶手段から読み出すことを特徴とする情報受信装置。
  9. 請求項からのいずれか一項に記載の情報送信装置と、
    請求項5から8のいずれか一項に記載の情報受信装置と、
    を備えることを特徴とする情報送受信システム
  10. 情報を送信する際に実行される処理を時系列的に分割した部分送信処理の夫々に対応する送信台詞情報であって、当該各部分送信処理の内容及び当該各部分送信処理の進捗状況を夫々示す擬人的な台詞に対応する送信台詞情報を記憶する記憶手段を備える情報送信装置において実行される情報送信方法であって、
    前記部分送信処理が実行される場合に、当該実行される部分送信処理に対応する前記送信台詞情報を前記記憶手段から読み出す読出工程と、
    前記読み出された送信台詞情報に対応する前記部分送信処理が実行されるタイミングにおいて、当該読み出された送信台詞情報に対応する台詞を音声出力する音声出力工程と、
    前記部分送信処理の実行中に、使用者が発した音声の内容を認識する音声認識工程と、
    前記認識された内容が前記実行中の部分送信処理の前記進捗状況に係る内容である場合に、前記音声出力工程における音声出力処理を中断する中断工程と、
    を含み、
    前記読出工程においては、当該中断時における前記部分送信処理の進捗状況に対応する前記送信台詞情報を前記記憶手段から新たに読み出し、
    前記音声出力工程においては、当該中断時以降、前記新たに読み出された送信台詞情報に対応する台詞を音声出力することを特徴とする情報送信方法
  11. 情報を受信する際に実行される処理を時系列的に分割した部分受信処理の夫々に対応する受信台詞情報であって、当該各部分受信処理の内容及び当該各部分受信処理の進捗状況を夫々示す擬人的な台詞に対応する受信台詞情報を記憶する記憶手段を備える情報受信装置において実行される情報受信方法であって、
    前記部分受信処理が実行される場合に、当該実行される部分受信処理に対応する前記受信台詞情報を前記記憶手段から読み出す読出工程と、
    前記読み出された受信台詞情報に対応する前記部分受信処理が実行されるタイミングにおいて、当該読み出された受信台詞情報に対応する台詞を音声出力する音声出力工程と、
    前記部分受信処理の実行中に、使用者が発した音声の内容を認識する音声認識工程と、
    前記認識された内容が前記実行中の部分受信処理の前記進捗状況に係る内容である場合に、前記音声出力工程における音声出力処理を中断する中断工程と、
    を含み、
    前記読出工程においては、当該中断時における前記部分受信処理の進捗状況に対応する前記受信台詞情報を前記記憶手段から新たに読み出し、
    前記音声出力工程においては、当該中断時以降、前記新たに読み出された受信台詞情報に対応する台詞を音声出力することを特徴とする情報受信方法
  12. 情報送信装置に含まれる送信コンピュータを、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報送信装置として機能させることを特徴とする情報送信用プログラム
  13. 情報受信装置に含まれる受信コンピュータを、請求項5乃至8のいずれか一項に記載の情報受信装置として機能させることを特徴とする情報受信用プログラム
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