JP4658205B2 - 通信制御方法 - Google Patents

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この発明は、移動局から基地局に伝送する通信データの伝送速度と、基地局から移動局に伝送する通信データの伝送速度が異なる非対称のデータ通信チャネルを設定する通信制御方法に関するものである。
図15は、例えば特許文献1に示された従来の移動通信システムを示す構成図であり、図において、1は移動可能な自動車等に搭載された移動局、2は伝送速度が低速の通信データを基地局5に伝送する低速送信手段、3は伝送速度が高速の通信データを基地局5から受信する高速受信手段、4はデータ通信チャネルの上り回線、5は無線覆域内に属する移動局1と無線通信する基地局、6は伝送速度が低速の通信データを移動局1から受信する低速受信手段、7は伝送速度が高速の通信データを移動局1に伝送する高速送信手段、8はデータ通信チャネルの下り回線である。
次に動作について説明する。
例えば、移動局1が公衆通信網に接続された通信装置(図示せず)に通信データを伝送する必要がある場合には、基地局5の制御チャネルを受信し、移動局1に割り当てられた制御チャネルを通じて発呼する。
即ち、移動局1は、制御チャネルを通じて無線通信に必要な制御情報(例えば、基地局5に通信データを送信する場合には、低速の伝送速度で送信するが、基地局5から通信データを受信する場合には、伝送速度が高速の通信データを受信する旨を示す情報)を基地局5に送信する。
そして、移動局1から制御情報が送信されると、基地局5が移動局1から送信された制御情報を図示せぬ移動交換局等に転送し、その移動交換局等が移動局1の意向を認めると、基地局5が制御チャネルを通じて意向が認められた旨を通知する。
これにより、移動局1から基地局5に伝送する通信データの伝送速度は低速の伝送速度に設定され、基地局5から移動局1に伝送する通信データの伝送速度は高速の伝送速度に設定されることになり、上り回線4と下り回線8の伝送速度が異なる非対称の無線通信が実現される。
特開平8−331153号公報
従来の移動通信システムは、以上のように構成されているので、上り回線4と下り回線8の伝送速度が異なる非対称の無線通信を実現することができるが、一旦、通信データの伝送速度が設定されると、以後、通信データの伝送速度を変更する手段が設けられていないため、時間の経過に伴ってデータ量が変動しても、そのデータ量に見合った伝送速度に変更することができない課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、一旦通信データの伝送速度が設定された後に、適宜、通信データの伝送速度を変更することができる通信制御方法を得ることを目的とする。
この発明に係る通信制御方法は、基地局と、該基地局の無線覆域内に属する移動局と、該基地局と該移動局との間で行われる無線通信を制御する通信制御装置とを含む移動体通信システムにおいて使用される通信制御方法であって、前記基地局と前記移動局との間の通信速度を、前記通信制御装置から前記基地局または前記移動局に通知する速度通知ステップと、前記基地局と前記移動局との間の通信速度が通知された前記通信速度に切り替えられるべきタイミングを、前記通信制御装置から前記基地局または前記移動局に通知するタイミング通知ステップとを含むことを特徴とするものである。
この発明によれば、前記基地局と前記移動局との間の通信速度を、前記通信制御装置から前記基地局または前記移動局に通知する速度通知ステップと、前記基地局と前記移動局との間の通信速度が通知された前記通信速度に切り替えられるべきタイミングを、前記通信制御装置から前記基地局または前記移動局に通知するようにしたので、迅速かつ確実に伝送速度を変更することができるという効果がある。

この発明の実施の形態1による移動通信システムを示す構成図である。 時分割CDMA,高速TDMA及び低速TDMA等によるPCS及びセルラー向けのタイムスロットの構成を示すデータ構成図である。 移動通信システムの状態遷移図である。 この発明の実施の形態1による移動通信システムの動作を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態2による移動通信システムの移動交換局の詳細を示す構成図である。 移動通信システムの制御主体を説明する状態遷移図である。 この発明の実施の形態3による移動通信システムを示す伝送フロー図である。 各移動局が取り扱うことができる伝送速度及び速度切替時間が記憶された移動局情報メモリの内容を示す表図である。 この発明の実施の形態4による移動通信システムを示す伝送フロー図である。 この発明の実施の形態5による移動通信システムを示す伝送フロー図である。 ハンドオーバー前の確認プロセスを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態6による移動通信システムを示す伝送フロー図である。 この発明の実施の形態7による移動通信システムを示す伝送フロー図である。 送信電力確認プロセスを示すフローチャートである。 従来の移動通信システムを示す構成図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による移動通信システムを示す構成図である。図において、11は公衆通信網12に接続されたデータベース(通信装置)、12は公衆通信網(Public Service Telephone Network:PSTN)、13,14,15はPSTN12に属する交換局、16〜22は自動車等に搭載された通信装置,携帯用の通信装置又は半固定のWLL(Wireless Local Loop)局であり、以下、これらの通信装置等を移動局と称する。23〜26は無線覆域内に属する移動局16等と制御チャネルを通じて無線通信に必要な制御情報を相互交換するとともに、データ通信チャネルを通じて、音声データ及び画像データ等を含む通信データを送受信する基地局、23aは基地局23の無線覆域、24aは基地局24の無線覆域、25aは基地局25の無線覆域、26aは基地局26の無線覆域、27,28,29はPSTN12に接続されたデータベース11からデータ通信に必要な制御情報を受信するとともに、移動局16等から送信された制御情報を基地局23等を通じて受信し、双方の制御情報に基づいてその移動局16等とデータベース11の間で送受信される通信データの伝送速度を設定等する移動交換局である。
次に動作について説明する。
最初に、移動通信システムにおける加入者番号,ユーザID,課金,認証等は、通信媒体の特性に依存しない制御情報である。
これに対して、ユーザ端末(移動局16やデータベース11等)の許容伝送速度や速度切替時間は、各ユーザ端末やシステムの設定によって大きく異なるものである。
以下、この明細書では、前者については特に言及せず、通信媒体の特性に依存する伝送速度等の取り扱いについて詳述する。
まず、基地局23等を制御する移動交換局27等は、図1に示すように、PSTN12に有線接続されているが、移動局16等と基地局23等は、ディジタル変調方式による変調方式を用いて制御信号等を送受信し、周波数多重分割アクセス・時分割双方向通信方式(Frequency Division Multiple Access/Time Division Duplex:FDMA/TDD方式)、符号分割多重アクセス・時分割双方向通信方式(Code Division Multiple Access/Time Division Duplex:CDMA/TDD方式)、マルチキャリア−時分割多重アクセス・周波数分割双方向通信方式(Multi-Carriers Time Division Multiple Access/Frequency Division Duplex:TDMA/FDD方式)、TDMA/TDD方式、時分割CDMA/FDD方式又は時分割CDMA/TDD方式等で無線接続される。
ここで、図2は時分割CDMAによるPCS(Personal Communication System)及びセルラー向けのタイムスロットの構成を示す図である。図において、#41−0〜3はPCS用のタイムスロットであり、#47−T1/R1,T2/R2はセルラー用のタイムスロットである。
また、TDMA中速データ通信用のタイムスロット#44−T0/R0,TDMA高速データ通信用のタイムスロット#51−T0/R0,T1/R1,T2/R2,T3,T7A,及び時分割CDMA高速データ通信用のタイムスロット#52−T7Cを示している。
ただし、その他の低速TDMAタイムスロット(*印付)は音声データ,低速データ又は制御チャネルとして使用される例を示している。
なお、図2では下り回線のタイムスロットはT0,T1,T2,T3及びT7の5スロットである一方、上り回線のタイムスロットはR0,R1及びR2の3スロットであり、非対称な時分割双方向通信方式(TDD方式)を構成している。
次に、図3の状態遷移図及び図4のフローチャートを用いて移動局16等と基地局23等間の無線回線の状態遷移を説明する(ただし、基地局と無線接続されている移動局が複数存在する場合には、図3と同様の状態遷移図がその移動局の数だけ存在するが、ここでは説明の便宜上、移動局16と基地局23間の状態遷移について説明する)。
まず、移動局16が発呼する場合には、状態J1において、移動局16が、基地局23が発信する制御チャネルを受信し、移動局16に割り当てられた制御チャネルの中のタイムスロットを通じて無線接続を要求する(ステップST1)。
そして、移動局16から無線接続の要求が発信されると、移動交換局27が基地局23を介して無線接続の要求を受信するとともに、無線接続の良否を判断し、移動局16と基地局23間に通話チャネルを設定する(ステップST2)。
一方、基地局23が発呼する場合には(基地局23の発呼は、データベース11の発呼に伴う発呼)、状態J1において、基地局23が制御チャネルの中の放送チャネルを使用して、データベース11から指定された移動局16の電話番号を発信する(ステップST3)。
そして、自局の電話番号を受信した移動局16が指定された制御チャネルを通じて基地局23に応答する場合には、移動交換局27が移動局16と基地局23間に通話チャネルあるいは低速データチャネルを設定する(ステップST4)。
ただし、移動交換局27は、通話チャネルを設定する際、移動局16から制御チャネルを通じて無線通信に必要な制御情報を受信する。例えば、移動局16が取り扱うことができる伝送速度等の情報を受信する。
そして、移動局16と基地局23間に通話チャネルが設定されると、PSTN12のオンラインオペレータが通話チャネルのFACCH(Fast Access Control Channel)を通じて移動局16から移動局IDを受信し、移動局16の認証等を実施する(ステップST5)。
そして、PSTN12のオンラインオペレータにより移動局16が認証されると、移動交換局27が移動局16と基地局23間にデータ通信チャネルを設定し(ステップST6,ST7)、状態J1から状態J2に遷移する。
これにより、移動局16とデータベース11間で通信データの送受信が開始されるが、最初は、データベース11が通信データを処理する能力等を移動局16が有しているか否かを確認するための予備的な通信を開始する。
かかる予備的な通信の場合、通信データの伝送量が少ないので、上り回線(移動局16からデータベース11に通信データを伝送する伝送路)及び下り回線(データベース11から移動局16に通信データを伝送する伝送路)の伝送速度は、通常、低速データ伝送の範囲(19.6Kbps未満)で設定される。
ただし、上り回線と下り回線の伝送路はともに低速データ伝送の範囲で設定されるが、上り回線と下り回線の伝送速度は必ずしも一致せず、例えば、上り回線の伝送速度が8Kbpsに設定される。一方、下り回線の伝送速度が2Kbpsに設定されることはある(非対称の無線通信の設定)。
また、最初から高速データ伝送又は中速データ伝送が必要である場合には、高速データ伝送の範囲(200Kbps以上)又は中速データ伝送の範囲(19.6Kbps以上、200Kbps未満)で伝送速度が設定されることもある。
このようにして、移動局16と基地局23を無線接続するデータ通信チャネルの伝送速度が設定され、通信データの送受信が開始されるが、通信データのデータ量は常に一定ではなく、時間の経過に伴ってデータ量が変動することがあり、初期設定された伝送速度では、通信データを短時間で伝送することができなくなるなどの障害を生じることがある。
そこで、この実施の形態1では、一旦通信データの伝送速度が設定された後に、移動局16又はデータベース11から伝送速度の変更に関する要求があると、移動交換局27が、移動局16が取り扱うことができる伝送速度と、現在の空きデータ通信チャネルの状況を考慮して、上り回線の伝送速度と下り回線の伝送速度を別個独立に変更する。
なお、J3〜J8は移動局16又はデータベース11からの要求に応じて、移動交換局27が上り回線と下り回線の伝送速度を変更した状態を示しているが、J6〜J8における間欠データ伝送とは、移動局16と基地局23の無線接続は維持されているが、通信データを伝送しない時間帯があるデータ伝送をいう。かかる間欠データ伝送への状態遷移が認められると、接続料金の課金が通信データの伝送時にのみ実施される場合には、通信料金を安価にできるメリットがあり、また、通信データを伝送しない時間帯では、基地局23がデータ通信チャネルを解放することができる効果を奏する。
以上のように、この実施の形態1によれば、移動局16等又はデータベース11からの要求に応じて、移動交換局27が移動局16等からデータベース11に伝送する通信データ又はデータベース11から移動局16等に伝送する通信データの伝送速度を別個独立に変更するように構成したので、一旦通信データの伝送速度が設定された後に、移動局16等からデータベース11に伝送する通信データのデータ量又はデータベース11から移動局16等に伝送する通信データのデータ量に変動が生じても、適宜、データ量に見合った伝送速度に変更することができる効果を奏する。従って、マルチメディア的な無線環境を作り出すことができるという効果も奏する。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2による移動通信システムの移動交換局の詳細を示す構成図であり、図において、31はPSTNインタフェース、32は通話路交換部、33は高速データ伝送を実施する際に通信データのバッファとして機能する高速データ用メモリ装置、34はデータ番号管理プロセッサ、35は移動局16等が取り扱うことができる伝送速度を記憶するとともに、その移動局16等の速度切替時間を記憶する移動局情報メモリであり、移動局情報メモリ35はその他に自動車走行速度情報や自動車走行速度解除情報等を記憶する。
また、36は基地局23等を介して通信データを送受信する移動局が複数存在する場合には、各移動局毎に伝送速度の状態遷移を管理する遷移状態制御プロセッサ、37は移動交換局27によるデータ通信チャネルの設定行為,ネットワークオペレータによる移動局16等の認証行為及び移動交換局27による伝送速度の変更行為を管理するプライオリティ制御プロセッサ、38は伝送速度の変更要求が出力されると、伝送速度を変更するとともに、移動局情報メモリ35に自動車走行速度情報又は自動車走行速度解除情報が記憶されると、データ通信チャネルのガードタイムが移動局16等の速度に適合するようにタイムスロットを変更する方式設定プロセッサ、39はシグナリングプロセッサ、40は基地局インタフェースである。なお、図5では移動交換局27の構成を示しているが、移動交換局28,29の構成も同様である。
次に動作について説明する。
上記実施の形態1では、移動交換局27等の構成については特に言及していないが、移動交換局27等は、図5に示すように構成されており、通信データの伝送速度を変更するデータ速度変更プロセスでは、図6に示すように、移動交換局と基地局が、移動局16等又はデータベース11から伝送速度の変更要求を受け付ける窓口になり、移動交換局27等がデータ速度変更プロセスの制御を担当する。
また、移動交換局27等の中でも、特に、方式設定プロセッサ38が伝送速度の変更要求を受け付ける処理を実行し、通信データの伝送速度を要求された速度に一致するように伝送速度を設定する。
なお、データベース11が、例えば、地球物理学研究所である場合のように、地質・地殻などのデータを大量に保存しており、また、その大量のデータを送信する機能と大量のデータを受信する機能を有する場合には、データベース11が移動局16等と大量のデータを送受信する場合が考えられる。
しかし、大量のデータを伝送する際、伝送速度等を管理せずに、単に大量のデータを送信すると、移動局16等又はデータベース11の伝送能力が十分発揮されず、必要以上にデータの伝送時間が長くなる不具合を生じることがある。
従って、このような場合には、移動交換局が移動局又はデータベース11から伝送速度の変更要求を受け付けて、伝送速度を変更するので、移動局又はデータベース11の伝送能力を十分発揮させることができる効果を奏する。
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3による移動通信システムを示す伝送フロー図である。また、図8は各移動局が取り扱うことができる伝送速度及び速度切替時間が記憶された移動局情報メモリ35の内容を示す表図である。
次に動作について説明する。
まず、移動局16が基地局23の無線覆域23aの内に入ると(この実施の形態3では、移動局16を例にとって説明する)、移動局16は制御チャネルを通じて位置登録要求を基地局23に送信する(P1)。
そして、基地局23は移動局16から位置登録要求を受信すると、移動局16の位置登録を実施するとともに、その位置登録要求を移動交換局27に送信する(P1)。
そして、移動交換局27は基地局23から位置登録要求を受信すると、移動局が取り扱うことができる伝送速度(以下、「伝送レート」という)と速度切替時間を示す情報の報告を要求する信号を基地局23を介して移動局16に伝送する(P2)。
これにより、移動局16が伝送レートと速度切替時間を基地局23を介して移動交換局27に伝送すると(P3)、移動交換局27は、移動局16から伝送された伝送レートと速度切替時間を移動局情報メモリ35に格納し、移動局16の伝送レート等を登録する(図8参照)。
このようにして、移動局16の伝送レート等が登録された状態において、データベース11又は移動局16が発呼(発呼には発呼側が必要とする伝送速度を示す情報が含まれる)すると(P4,P5)、移動交換局27は、移動局情報メモリ35に格納されている伝送レートの中で発呼側が必要とする伝送レートを選択し、その伝送レートの情報を基地局23及び移動局16に通知する(P6,P7)。
また、移動交換局27は、その伝送レートの情報を基地局23及び移動局16に通知すると、その通知の時点を起点として時間をカウントし、その時間が移動局情報メモリ35に格納されている速度切替時間に到達すると、切替タイミング情報を基地局23及び移動局16に通知する(P9,P10)。ここでは、移動交換局27が時間をカウントして切替タイミング情報を通知するものについて示しているが、移動交換局27の指示により基地局23が時間をカウントして、切替タイミング情報を移動局16に通知するようにしてもよい。
そして、移動交換局27から切替タイミング情報が通知されると、基地局23及び移動局16は、先に通知された伝送レートの情報に応じた伝送速度で通信データの送受信を開始する(P11,P12)。
このようにして、通信データの送受信が開始されるが、通信データの通信中に、データベース11又は移動局16から伝送速度の変更要求が伝送されると(P13,P14)、その変更要求に対応する伝送レートを移動局情報メモリ35に格納されている伝送レートの中から選択し、その伝送レートの情報を基地局23及び移動局16に通知する(P15,P16)。
また、移動交換局27は、その伝送レートの情報を基地局23及び移動局16に通知すると、その通知の時点を起点として時間をカウントし、その時間が移動局情報メモリ35に格納されている速度切替時間に到達すると、切替タイミング情報を基地局23及び移動局16に通知する(P18,P19)。
そして、移動交換局27から切替タイミング情報が通知されると、基地局23及び移動局16は、その通知を受けた後の最初のフレームの中のタイムスロットから新たな伝送速度で通信データの送受信を再開する(P20,P21)。
このようにして、通信データの伝送速度が変更されるが、伝送速度の変更に伴ってTDMAのガードタイムを変更する要求が移動局16から伝送されると、移動交換局27は、新たなガードタイムを示す情報を基地局23及び移動局16に通知する(P23,P24)。
また、移動交換局27は、新たなガードタイムを示す情報を基地局23及び移動局16に通知すると、その通知の時点を起点として時間をカウントし、その時間が移動局16が指定する時間に到達すると、切替タイミング情報を基地局23及び移動局16に通知する(P26,P27)。
そして、移動交換局27から切替タイミング情報が通知されると、基地局23及び移動局16は、新たなガードタイムを用いて通信データの送受信を再開する(P28,P29)。
以上のように、この実施の形態3によれば、移動局16が位置登録をする際に、移動交換局27が移動局16の伝送レートを登録するとともに、その移動局16の速度切替時間を登録するように構成したので、移動交換局27は必要に応じて、速やかに通信データの伝送速度又はガードタイムを変更することができる効果を奏する。
なお、上記実施の形態3では、伝送速度の変更に伴ってTDMAのガードタイムを変更するものについて示したが、具体的には、移動速度が歩行速度の範囲内(例えば、時速4km未満)にある場合に、その移動速度が歩行速度の範囲を上回ったことを検知すると、その旨を示す自動車走行速度情報を基地局を通じて移動交換局に通知することにより、ガードタイムの変更を要求する場合や、移動速度が自動車走行速度の範囲内(例えば、時速4km以上)にある場合に、その移動速度が自動車走行速度の範囲を下回ったことを検知すると、その旨を示す自動車走行速度解除情報を基地局を通じて移動交換局に通知することにより、ガードタイムの変更を要求する場合がある。
そして、自動車走行速度情報や自動車走行速度解除情報は、移動交換局27の移動局情報メモリ35に記憶され、その移動局情報メモリ35に自動車走行速度情報や自動車走行速度解除情報が記憶されると、方式設定プロセッサ38が、データ通信チャネルのガードタイムが歩行速度又は自動車走行速度に適合するようにタイムスロットを変更する。
実施の形態4.
図9はこの発明の実施の形態4による移動通信システムを示す伝送フロー図である。
次に動作について説明する。
まず、移動局16がデータの伝送要求を要求することにより、上記実施の形態1等と同様にして、移動局16と基地局23間にデータ通信チャネルが設定され、通信データの送受信が開始される(この実施の形態4でも、移動局16を例にとって説明する)。
しかし、この実施の形態4では、移動局16がデータベース11にデータの送信を要求すると(P31)、データベース11は、通信データのデータ量を移動交換局27に通知するとともに、移動局16が実施可能な最大伝送速度の情報提供を移動交換局27に要求する(P32)。
そして、移動交換局27は、最大可能伝送速度は移動局16の伝送性能と現在の空きデータ通信チャネルの状況によって決定されるので、移動局情報メモリ35に記憶された移動局16の伝送レートを参照するとともに、現在の空きデータ通信チャネルの状況を確認して、実際に伝送可能な最大伝送速度を決定する。
そして、移動交換局27は、実際に伝送可能な最大伝送速度で通信データの伝送を開始した場合に、データベース11から通知されたデータ量を一定時間以内で伝送可能であるか否かを判断し、一定時間以内で伝送できないと判断する場合には、通信データの伝送を拒否し、その旨を移動局16及びデータベース11に通知する。
一方、一定時間以内で伝送できると判断する場合には、その最大伝送速度を示す情報をデータベース11,基地局23及び移動局16に通知する(P33,P34,P35)。
そして、移動局16から最大伝送速度に変更することを了解するACK信号が移動交換局27及びデータベース11に通知されると(P36,P37)、移動交換局27が上記実施の形態3と同様にして、通信データの伝送速度を切り替える処理を実行する(P38)。
そして、移動交換局27が通信データの伝送速度を切り替えると、データベース11がその伝送速度で通信データを移動局16に伝送する(P39)。
次に、移動局16が大量のデータをデータベース11に伝送する場合は、移動局16が通信データのデータ量を含むデータ送信要求を移動交換局27及びデータベース11に伝送する(P40,P41)。
そして、移動交換局27は、移動局情報メモリ35に記憶された移動局16の伝送レートを参照するとともに、現在の空きデータ通信チャネルの状況を確認して、実際に伝送可能な最大伝送速度を決定する。
そして、移動交換局27は、実際に伝送可能な最大伝送速度で通信データの伝送を開始した場合に、移動局16から通知されたデータ量を一定時間以内で伝送可能であるか否かを判断し、一定時間以内で伝送できないと判断する場合には、通信データの伝送を拒否し、その旨を移動局16及びデータベース11に通知する。
一方、一定時間以内で伝送できると判断する場合には、その最大伝送速度を示す情報をデータベース11,基地局23及び移動局16に通知する(P42,P43,P44)。
そして、データベース11から最大伝送速度に変更することを了解するACK信号が移動交換局27及び移動局16に通知されると(P45,P46)、移動交換局27が上記実施の形態3と同様にして、通信データの伝送速度を切り替える処理を実行する(P47)。
そして、移動交換局27が通信データの伝送速度を切り替えると、移動局16がその伝送速度で通信データをデータベース11に伝送する(P48)。
以上のように、この実施の形態4によれば、データベース11等から移動局16等に通信データを送信する際、データベース11等が通信データのデータ量を移動交換局27に通知するようにしたので、移動交換局27は通信データのデータ量を把握できるようになり、その結果、データベース11等が大量の通信データを伝送する場合には、移動局16等が大量の通信データを確実に受信することができるか否かを判断することができる効果がある。
また、最大伝送速度で通信データの伝送を開始した場合に、データベース11等から通知されたデータ量を一定時間以内で伝送可能であるか否かを判断し、一定時間以内で伝送できないと判断する場合には、通信データの伝送を拒否するようにしたので、通信データの受信エラーを回避することができる効果もある。
なお、実施の形態4では、データベース11から移動局16に通信データを伝送する場合と、移動局16からデータベース11に通信データを伝送する場合を示したが、データベース11から他のデータベースに通信データを伝送する場合や、移動局16から他の移動局に通信データを伝送する場合に適用してもよく、同様の効果を奏することができる。
実施の形態5.
図10はこの発明の実施の形態5による移動通信システムを示す伝送フロー図であり、図11はハンドオーバー前の確認プロセスを示すフローチャートである。
次に動作について説明する。
この実施の形態5では、例えば、移動局16が基地局24の無線覆域24aから基地局23の無線覆域23aに移動することにより、移動局16がハンドオーバーする場合の取り扱いについて説明する。
まず、移動局16又は基地局24からハンドオーバーの要求があると(ステップST11)、移動交換局27は、現在接続中の基地局24に隣接するすべての基地局23,25から発信された電波の電界強度を検出し、その電界強度を移動交換局27に報告するように移動局16に指示する(ステップST12)。
そして、移動交換局27は、移動局16から隣接する基地局23,25から発信された電波の電界強度を受信すると、その電界強度を互いに比較し、電界強度が最大の電波を発信した基地局を切替先の基地局として決定する(ステップST13)。ただし、説明の便宜上、以下、基地局23が切替先の基地局として決定されたものとして説明する。
そして、切替先の基地局を決定すると、移動交換局27の方式設定プロセッサ38が、移動局情報メモリ35の記憶内容を参照し、切替先の基地局である基地局23の空きデータ通信チャネルのうち、移動局16が実施可能な最大伝送速度の範囲内で最大の伝送速度を実現できるデータ通信チャネルを選定する(ステップST14)。
そして、切替前の伝送速度と切替後の伝送速度を比較し(ステップST15)、切替後の伝送速度の方が早い場合には、移動局16のハンドオーバーを迅速に実施するため、図10に示すように、伝送速度を切り替える前に、移動局16のハンドオーバーを実施する(P54)。なお、切替前の伝送速度の方が早い場合については、実施の形態6で説明する。
このようにして、移動局16のハンドオーバーが実施されると、移動交換局27の方式設定プロセッサ38が、再度、空きデータ通信チャネルを確認したのち、同様の方法でデータ通信チャネルを選定するとともに、最大伝送速度の情報を基地局23及び移動局16に通知する(P55,P56)。
また、移動交換局27は、最大伝送速度の情報を基地局23及び移動局16に通知すると、その通知の時点を起点として時間をカウントし、その時間が移動局情報メモリ35に格納されている速度切替時間に到達すると、切替タイミング情報を基地局23及び移動局16に通知する(P58,P59)。
そして、移動交換局27から切替タイミング情報が通知されると、基地局23及び移動局16は、先に通知された最大伝送速度の情報に応じた伝送速度で通信データの送受信を開始する(P60,P61)。
以上のように、この実施の形態5によれば、切替先の基地局の空きデータ通信チャネルのうち、移動局16が実施可能な最大伝送速度の範囲内で最大の伝送速度を実現できるデータ通信チャネルを選定するようにしたので、移動局16のハンドオーバーが実施されるごとに、通信データの伝送速度が最適化される効果を奏する。
また、移動局16のハンドオーバーを実施すると伝送速度が早くなる場合には、伝送速度を変更する前にハンドオーバーを実施するようにしたので、移動局16のハンドオーバーを迅速に実施することができる効果を奏する。
実施の形態6.
上記実施の形態5では、ハンドオーバーを実施すると伝送速度が早くなる場合について示したが、図12に示すように、ハンドオーバーを実施すると伝送速度が遅くなる場合には、伝送速度を変更した後にハンドオーバーを実施するようにしてもよい。
これにより、移動局16のハンドオーバーに伴う無線接続の断線を回避することができる効果を奏する。
実施の形態7.
図13はこの発明の実施の形態7による移動通信システムを示す伝送フロー図であり、図14は送信電力確認プロセスを示すフローチャートである。
次に動作について説明する。
上記実施の形態5では、ハンドオーバーを実施後、直ちに伝送速度を変更するものについて示したが、例えば、伝送速度を2倍にするには、送信側装置の送信電力を2倍(デシベル値では3db増加)にする必要があるので、図13に示すように、ハンドオーバーを実施後、送信電力を確認するようにしてもよい。
例えば、移動局16と基地局23の間で通信データを送受信しているとき(ステップST21)、移動交換局27が現在通信中のセル内に、現在の伝送速度より高速なデータ通信チャネルの空きがあるか否かを判定する(ステップST22)。
そして、空きがない場合には、このプロセスを終了するが、空きがある場合には(ステップST23)、移動局16及びデータベース11が現在よりも高速な通信を実行できるか否かを移動局情報メモリ35等を参照することにより判断する(ステップST24)。
そして、移動交換局27は、高速通信が可能であると判断する場合には、移動局16が受信側であれば、移動局16の受信電力を確認することにより基地局23の送信電力を確認し、送信電力に余裕があるか否かを判断する(ステップST26)。
一方、基地局23が受信側であれば、基地局23の受信電力を確認することにより移動局16の送信電力を確認し、送信電力に余裕があるか否かを判断する(ステップST26)。
そして、移動交換局27は、送信電力に余裕があると判断する場合には(ステップST27)、直ちに、伝送速度の切替を実行するが(ステップST28)、送信電力に余裕がないと判断する場合には(ステップST27)、送信電力のレベルを高くすべき指示を送信側の移動局16(または基地局23)に通知するとともに、受信側の基地局23(または移動局16)に受信電力を報告すべき指示を通知する。
これにより、受信電力が増加して、伝送速度の変更に耐え得る送信電力の余裕が確保されたか否かを判断し、余裕が確保された場合に限り、伝送速度の切替を実行し、余裕が確保されない場合には、伝送速度の切替を中止する。
以上のように、この実施の形態7によれば、伝送速度の速度変更に見合う送信電力の増大が得られた場合には、伝送速度の変更を許可するが、伝送速度の速度変更に見合う送信電力の増大が得られない場合には、伝送速度の変更を拒否するようにしたので、伝送速度を早くすることができない場合に、伝送速度を早くしようとする無駄なプロセスの発生を防止することができるとともに、かかるプロセスの発生に伴って通信異常が発生するのを防止することができる効果を奏する。
11 データベース(通信装置)、12 公衆通信網(PSTN)、13,14,15 交換局、16〜22 移動局、23〜26 基地局、23a〜26a 無線覆域、27,28,29 移動交換局、31 PSTNインタフェース、32 通話路交換部、33 高速データ用メモリ装置、34 データ番号管理プロセッサ、35 移動局情報メモリ、36 遷移状態制御プロセッサ、37 プライオリティ制御プロセッサ、38 方式設定プロセッサ、39 シグナリングプロセッサ、40 基地局インタフェース。

Claims (1)

  1. 基地局と、該基地局の無線覆域内に属する移動局と、該基地局と該移動局との間で行われる無線通信を制御する通信制御装置とを含む移動体通信システムにおいて使用される通信制御方法であって、
    前記基地局と前記移動局との間の通信速度を、前記通信制御装置から前記基地局または前記移動局に通知する速度通知ステップと、
    前記基地局と前記移動局との間の通信速度が通知された前記通信速度に切り替えられるべきタイミングを、前記通信制御装置から前記基地局または前記移動局に通知するタイミング通知ステップとを含むことを特徴とする通信制御方法。
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