JP4658089B2 - 発電機の運転計画策定装置、運転計画策定方法ならびに、その装置および方法を実行させるためのプログラム - Google Patents

発電機の運転計画策定装置、運転計画策定方法ならびに、その装置および方法を実行させるためのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、火力、水力、揚水発電機等複数種類の発電機の経済的な運転計画を策定するための運転計画策定装置、運転計画策定方法ならびに、その装置および方法を実行させるプログラムに関するものである。
発電機には、火力発電機、水力発電機、揚水発電機、原子力発電機等、種々の発電機があり、各々の特徴を生かし、全発電機出力の合計が予測される計画期間の需要に見合うように運転計画が策定される。この運転計画策定問題は、信頼性や運転条件等さまざまな制約を考慮しつつ、経済性を追求する必要があり、複雑な問題である。これまで、特許や論文等で、火力発電機、水力・揚水発電機の運転計画策定問題が扱われてきたが、火力発電機の運転計画や連接水系の運転計画単独での提案、あるいは火力発電機の処理と水力・揚水の処理を繰り返す手法が提案されている。
例えば、下記特許文献1では、火力・揚水運転計画策定方法として、火力発電機のみの運転計画を策定した後、供給力余剰・不足に対し、揚水計画を策定し、需要から揚水分を差し引いた火力分担負荷に対し、再度火力発電機の運転計画を策定することが提案されている。
また、下記特許文献2では、水力発電機の運転計画策定方法として、複数のダム及び発電機を有する連接水系の運転計画に関する提案が行われており、連接水系以外の発電機(例えば火力・揚水発電機等)の運転計画を策定した後、連接水系の発電機の運転計画を策定することが提案されている。
さらに、下記特許文献3では、揚水発電機の運転計画策定方法として、複数の揚水発電所に優先順位付けを行い、その順位に従って揚水発電機の運転計画を策定することが提案されている。
一方、火力発電機と水力・揚水発電機の最適運用計画を扱う技術論文として、下記非特許文献1,2では、火力・水力・揚水の発電計画を順次求め、コストの改善がある限り他の種類の発電機の運転計画を固定した状態で、各々の運転計画を繰り返し修正することが提案されている。
特開2000−184592号公報 特開2004−013468号公報 特開2005−065405号公報 「揚水発電所を含む水・火力系統の週間発電計画手法」,平成11年電気学会論文誌B、119巻1号,pp109−116 「連接水系群を含む電力系統の週間最適運用計画」,平成11年電気学会論文誌B、119巻10号,pp1049−1055
しかしながら、上述した従来の運転計画策定方法では、水力あるいは揚水発電機の運用計画を策定する際、火力発電機の運転計画は既に作成されたものあるいは想定されたものとして、燃料費等を設定しており、その条件の下での水力あるいは揚水計画が実施されていた。そこでは、火力発電機運転計画を変更した場合の水力あるいは揚水計画との比較評価が実施されていないため、火力発電機運転計画および水力・揚水発電機運転計画の双方の経済性を見込む計画策定が行えず、全体としての最適化が実施できていないという課題があった。
この発明は、前述のような実情に鑑みてなされたもので、火力・水力・揚水発電機を有する電力系統における運用計画策定に関し、より経済的な運用計画策定を可能とする発電機の運転計画策定装置、運転計画策定方法および運転計画策定装置を実行させるプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかる発電機の運転計画策定装置は、複数の火力発電機、水力発電機、揚水発電機を含む発電機全体の運転計画を策定する発電機の運転計画策定装置において、要予測値から火力発電機、水力発電機および揚水発電機以外の発電機の運転計画値を差し引いた火力発電機、水力発電機および揚水発電機の分担需要である基本需要に基づいて、前記火力発電機の運転計画である火力発電機運転計画を複数個作成する火力発電機運転計画策定処理部と、前記火力発電機運転計画策定処理部が作成した火力発電機運転計画の各々に対し、需給バランス、予備力を含む制約条件を満たし、かつ、前記火力発電機全体の運転コストを最小とするような水力発電機および揚水発電機の運転計画である水力・揚水発電機運転計画を作成する水力・揚水発電機運転計画策定処理部と、を備え、前記火力発電機運転計画策定処理部は、前記火力発電機運転計画におけるオフピーク時の時間帯においては、前記基本需要から前記水力・揚水発電機運転計画に基づく水力発電機および揚水発電機の最低必要出力を差し引いた第1の分担需要に対する夜間停止発電機の運転可能性について検討し、当該第1の分担需要での運転が可能ではない場合には、夜間停止発電機のうちの必要な発電機のスケジュールを運転に変更し、さらに、前記火力発電機運転計画におけるピーク時の時間帯においては、前記基本需要から前記水力・揚水発電機運転計画策定処理部が生成した水力・揚水発電機運転計画に基づく水力発電機および揚水発電機の可能出力を差し引いた第2の分担需要に対する昼間運転発電機の停止可能性について検討し、停止への変更が可能である場合には、昼間運転発電機のうちの停止可能な発電機のスケジュールを停止に変更することにより前記火力発電機運転計画を変更することを特徴とする。
本発明にかかる運転計画策定装置によれば、予想される需要予測値に基づき、複数個作成された火力発電機運転計画の各々に対し、需給バランス、予備力を含む制約条件を満たし、かつ、火力発電機全体の運転コストを最小とするような水力・揚水発電機運転計画によりもたらされる水力発電機出力および揚水発電機出力に応じて、火力発電機運転計画に基づく火力分担需要の見直しを行うようにしているので、火力・水力・揚水発電機を有する電力系統における運用計画策定に関し、より経済的な運用計画の策定が可能になるという効果が得られる。
以下に、本発明の好適な実施の形態にかかる運転計画策定装置、運転計画策定方法および運転計画策定装置を実行させるプログラムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
(運転計画策定装置の構成)
図1は、本発明の実施の形態1にかかる運転計画策定装置の構成例を示す図である。実施の形態1にかかる運転計画策定装置は、火力発電機運転計画策定処理部4および水力・揚水発電機運転計画策定処理部6を備えるともに、これらの各処理部に必要な各種データを記憶保持する需要データ記憶部1、火力データ記憶部2および水力・揚水データ記憶部3ならびに、これらの各処理部によって処理されたデータを記憶保持する火力発電機運転計画記憶部5および、水力・揚水発電機運転計画記憶部7を備えて、構成される。
(各処理部の機能および各記憶部の保持データ)
需要データ記憶部1には、計画期間における例えば1時間帯毎の総需要予測値、および火力発電機、水力・揚水発電機以外の発電機計画値が保持される。火力データ記憶部2には、火力発電機設備定格、燃料単価等の火力発電設備に関わるデータおよび、燃料制約量、補修スケジュール等、火力発電機の運転制約に関わるデータが保持される。水力・揚水データ記憶部3には、水力あるいは揚水発電機設備定格、ダム貯水容量等の水力発電設備に関わるデータおよび、連接水系に関わるデータが保持される。
火力発電機運転計画策定処理部4は、需要データ記憶部1に記憶保持される需要予測値から、同じく需要データ記憶部1に記憶保持される火力・水力・揚水発電機以外の発電機計画値を差し引いた火力・水力・揚水分担需要を基本需要とし、この基本需要に対する火力発電機の基本運転計画(以下「火力基本運転計画」という)を策定するとともに、策定した火力基本運転計画に基づき、水力あるいは揚水の運転可能範囲で、火力発電機運転計画記憶部5に記憶保持されている複数の火力発電機の運転計画(以下「火力運転計画」という)を作成または変更する。水力・揚水発電機運転計画策定処理部6は、火力運転計画の各々に対し、需給バランス、予備力等の各種制約を満たし、かつ、火力発電機の運転コストが最小となるように水力あるいは揚水発電機の運転計画(以下「水力・揚水運転計画」という)を作成し、作成した水力・揚水運転計画を水力・揚水発電機運転計画記憶部7に記憶保持する。火力発電機運転計画策定処理部4は、水力・揚水運転計画によりもたらされた水力発電機出力を基本需要から差し引いて火力分担需要とし、各々の火力分担需要に対する火力発電所(火力発電機全体)の運転計画を策定するとともに、複数ある火力運転計画の結果比較を実施し、最終解(修正された火力運転計画)を火力発電機運転計画記憶部5に出力する。
(火力発電機運転計画策定処理部の構成)
図2は、図1における火力発電機運転計画策定処理部4の細部構成を明示したブロック図である。図2に示すように、火力発電機運転計画策定処理部4は、火力分担需要作成部41、火力発電機基本計画決定部42、火力発電機運転計画策定部43および火力発電機出力決定部44を備えて構成される。
(火力発電機運転計画策定処理部の動作)
図2において、まず、水力・揚水運転計画51が作成されていない処理理開始時点では、火力分担需要作成部41は、需要データ記憶部1から得られる総需要予測値から、同じく需要データ記憶部1から得られる火力・水力・揚水発電機以外の発電機計画値を差し引くことで基本需要を算出し、火力分担需要46とする。したがって、この段階では、図2に示すように火力分担需要は1パターンしかない。
つぎに、火力発電機基本計画決定部42は、この火力分担需要46に対し、火力データ記憶部2から得られる火力発電機の運転制約を考慮しつつ、最経済となる火力発電機の運転計画である火力基本運転計画47を算出する。なお、火力基本運転計画47の決定手法としては、高速解法の一つである優先順位法や最適化手法である動的計画法、遺伝的アルゴリズム、シミュレーテッドアニーリング法等を用いればよい。なお、これらの手法を開示した文献は多数存在しており、手法自体の詳細な説明は省略する。
ここで、火力発電機基本計画決定部42によって算出された火力基本運転計画47は、水力発電機および揚水発電機の運転計画である水力・揚水運転計画51が考慮されていないため、昼間の需要ピーク時等では停止できる余力がある一方で、夜間の需要オフピーク時等では揚水運転の可能性があるため、追加運転の可能性がある。そこで、火力発電機運転計画策定部43は、水力・揚水データ記憶部3より水力あるいは揚水発電機の出力可能範囲を算出し、これらの範囲内において、昼間運転している火力発電機の停止、および夜間停止している火力発電機の運転についての検討を行うとともに、検討結果に基づいて策定された複数の火力運転計画48を火力発電機運転計画記憶部5に保存する。なお、火力運転計画48に含まれる内容としては、火力発電機の起動停止スケジュール、発電出力、増分燃料費などが典型的なものである。
一方、水力・揚水発電機運転計画記憶部7から水力・揚水運転計画51が得られる処理段階になると、火力分担需要作成部41は、基本需要から水力あるいは揚水発電機の発電出力を差し引くことで、火力分担需要46を算出することができる。したがって、この段階では、火力運転計画48および水力・揚水運転計画51と同数分の火力分担需要46が作成される。火力発電機出力決定部44は、既作成の火力運転計画48から火力分担需要と需給バランスとを満たすように、運転中火力発電機の出力配分を実施する。なお、出力配分手法としては、等ラムダ法や二次計画法などの公知の手法を用いればよい。
(水力・揚水発電機運転計画策定処理部の構成)
図3は、図1における水力・揚水発電機運転計画策定処理部6の細部構成を明示したブロック図である。図3に示すように、水力・揚水発電機運転計画策定処理部6は、水力・揚水分担需要作成部61および水力・揚水発電機運転計画決定部62を備えて構成される。
(水力・揚水発電機運転計画策定処理部の動作)
図3において、水力・揚水分担需要作成部61は、総需要予測値から火力・水力・揚水発電機以外の発電機計画値を差し引いた基本需要に対し、さらに火力発電機の計画出力である火力運転計画48を差し引くことで、水力・揚水分担需要64を作成する。したがって、水力・揚水分担需要64は、火力運転計画48の個数分作成される。水力・揚水発電機運転計画決定部62は、この水力・揚水分担需要64に対し、水力・揚水データ記憶部3から得られる水力発電機、水系等の運転制約を考慮しつつ、最経済となる水力・揚水発電機の運転計画である水力・揚水運転計画51を算出する。なお、水力・揚水運転計画51を算出する際の経済性評価指標としては、例えば計画期間における火力発電機の燃料費および起動費の総和を用いればよい。また、水力・揚水運転計画51の決定手法としては、火力発電機運転計画決定手法と同様に、公知の動的計画法、二次計画法等を用いることができる。
つぎに、上述した火力発電機運転計画策定部43の時系列的な処理の流れについて、図4のフローチャートを参照して説明する。なお、図4に示すフローチャートでは、火力最低分担需要の作成処理(ステップS11)、夜間停止発電機の運転検討処理(ステップS12)、昼間運転中発電機の停止可能性検討処理(ステップS13)および火力運転計画リスト作成処理(ステップS14)の4つの処理が含まれている。
すなわち、本発明の好適な実施の形態にかかる運転計画策定方法では、火力発電機の運転スケジュール変更の基準となる需要として、ピーク時は水力あるいは揚水発電機の可能出力を、オフピーク時は水系制約等で最低必要となる出力を各々基本需要から差し引き、火力最低分担需要を作成する(ステップS11)。つぎに、揚水運転による火力発電機の夜間運転については、例えば対象期間となる夜間をはさんだ両日の昼間に運転し夜間に停止する、いわゆるDSS(デイリー・スタート・アンド・ストップ)運転を行う発電機を連続運転するようなスケジュール変更が可能かどうかを検討し(ステップS121)、当該最低分担需要での運転が可能ではない場合(ステップS121,No)、発電機スケジュールの変更を行う(ステップS122)。また、昼間運転中の発電機に対しては、停止可能性の検討を行い(ステップS131)、昼間運転中発電機の停止が可能な場合(ステップS131,Yes)、発電機スケジュールの変更を行う(ステップS132)。なお、発電機スケジュールが変更された場合には、変更された発電機スケジュールに基づく火力運転計画リスト(図2で示すところの火力運転計画50)が作成される(ステップS14)。
(実施の形態1にかかる運転計画策定装置(方法)の効果)
図5は、実施の形態1にかかる火力発電機運転計画策定処理部の実施例として、基本需要、火力最低分担需要および必要予備力を考慮した火力発電機運転スケジュールを示す図であり、図6は、従来手法と実施の形態1の手法とを比較するため、従来手法による火力発電機運転スケジュールを図5に付加した図である。
図5に示す実施例では、計画期間2日間の需要と火力発電機の運転スケジュールが示されており、2つの曲線のうち、スケジュール曲線K1は、基本需要に必要予備力を加えたものであり、スケジュール曲線K2は、火力最低分担需要に必要予備力を加えたものである。また、同図において、需要と予備力とを満たすような火力発電機aからjの運転スケジュールを、1日目オフピーク−1日目ピーク−2日目オフピーク−2日目ピークで表すものとする。この場合、基本需要に対する運転スケジュール(スケジュール曲線K1)では、abcd−abcdefghi−abcde−abcdefghijとなる。
一方、火力分担最低需要に対する運転スケジュール(スケジュール曲線K2)では、abcd−abcdef−abcd−abcdefgとなる。両者の差である、−ghi−e−ijhに基づく発電機スケジュール変更の全ての組合せが、火力発電機運転計画策定部43(図2参照)の出力結果である複数の火力運転計画48として算出される。なお、実運用上、水力発電に関する各種制約があるため、ピーク時においては、可能出力までの出力配分を行うことができず、実際の火力分担需要は、両曲線の中間となる。
ここで、従来の手法では、水力発電機の運転計画を火力基本運転計画に基づいて策定しているため、火力分担需要は、スケジュール曲線K1、K2の略中間に位置する図6に示すようなスケジュール曲線K3となる。スケジュール曲線K3の場合、需要に対する運転スケジュールは、abcd−abcdefg−abcde−abcdefghとなる。この場合、2日目のピーク需要(図中の斜線部領域M1にかかる部分)をわずかに減らすことにより、発電機hを停止することが可能となる。しかしながら、従来の手法では、水力発電機の運転計画策定処理の段階で、火力発電機の運転スケジュールを変更するような検討が実施されないため、より経済的な運転計画を見逃すことになる。
これに対し、実施の形態1にかかる運転計画策定装置(方法)では、水力発電機の運転計画策定処理の段階で、火力発電機の運転スケジュールの変更が可能か否かの検討を行っているので、より経済的な運転計画の策定することが可能となる。
以上説明したように、この実施の形態の運転計画策定装置(方法)によれば、予想される需要予測値に基づき、複数個作成された火力発電機運転計画の各々に対し、需給バランス、予備力を含む制約条件を満たし、かつ、火力発電機全体の運転コストを最小とするような水力・揚水発電機運転計画によりもたらされる水力発電機出力および揚水発電機出力に応じて、火力発電機運転計画に基づく火力分担需要の見直しを行うようにしているので、火力・水力・揚水発電機を有する電力系統における運用計画策定に関し、より経済的な運用計画の策定が可能になる。
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2にかかる火力発電機運転計画策定処理部の処理フローを示すフローチャートである。同図に示すフローチャートは、図4に示したフローチャートにおいて、ステップS11の前処理として、ステップS21およびステップS22の処理フローが付加されている。なお、その他の処理フローについては、実施の形態1の処理フローと同一または同等であり、これらの各処理フローには同一符号を付してその説明を省略する。
実施の形態1では、基本需要に対する運転計画と火力最低分担需要に対する運転計画との差異の組合せの全てが火力運転計画48に反映されるが、これらの差異の組合せを限定することで、より効率的な検討が可能となる。例えば、図7に示すように、基本需要から実績や過去の運転計画により想定される水力あるいは揚水発電機の出力(以下「水力・揚水想定出力」という)を差し引いた火力想定分担需要を作成し(ステップS21)、この火力想定分担需要に基づき、昼間運転中発電機の運転停止の可能性を検討し、昼間運転中発電機の停止が可能な場合、当該検討結果を反映させた火力運転計画を作成する(ステップS22)。なお、その後の処理は、図4に示したフローと同様の処理が実行される。
このように実施の形態2の運転計画策定装置(方法)によれば、予め想定可能な火力想定分担需要に対する火力運転計画と火力最低分担需要に対する火力運転計画との差異の組合せのみを火力運転計画に反映させるようにしているので、実施の形態1と比較してより効率的な運転計画策定処理が可能となる。
実施の形態3.
図8は、本発明の実施の形態3にかかる運転計画策定装置を図2に対応する構成図上に示した図である。実施の形態3にかかる運転計画策定装置では、火力発電機運転計画策定部43によって自動生成された火力運転計画48を画面表示するとともに、計画策定者が火力運転計画48の中から取捨選択し、あるいは新たに生成された火力運転計画を火力発電機運転計画記憶部5に出力することができる運転計画表示部8を備えている。なお、その他の構成部については、実施の形態1,2と同様であり、これら同一の各構成部には同一符号を付してその説明を省略する。
実施の形態3の運転計画策定装置(方法)によれば、作成した火力発電機運転計画を画面表示するとともに、画面表示された火力発電機運転計画の中から取捨選択し、あるいは新たに生成された火力発電機運転計画を外部記憶装置に出力する機能を付加したので、実施の形態1,2と同様の効果が得られる他、火力運転計画の策定処理を表示画面を通じて行うことができるので、より効率的な火力運転計画の策定処理を行うことができるという効果が得られる。
また、上記実施の形態1〜3にかかる運転計画策定装置(方法)では、図1〜図3、図8に示した各構成部の機能の一部または全てを実現するためのプログラム、あるいは図4、図7に示した処理フローの一部または全てを実行させるためのプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行させることにより実現させてもよい。この場合、当該プログラムがコンピュータシステムに読み取り可能となり、上述した機能の一部または全部、あるいは上述した処理フローの一部または全部をコンピュータシステムによって実行することが可能となる。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、このプログラムは、前述の機能または機能の一部をコンピュータシステムに、既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよいことは無論である。
以上のように、本発明にかかる発電機の運転計画策定装置および運転計画策定方法は、火力・水力・揚水発電機を有する電力系統における、より経済的な火力運転計画策定を可能とする発明として有用である。
本発明の実施の形態1にかかる運転計画策定装置の構成例を示す図である。 図1における火力発電機運転計画策定処理部の細部構成を明示したブロック図である。 図1における水力・揚水発電機運転計画策定処理部の細部構成を明示したブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかる火力発電機運転計画策定処理部の処理フローを示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる火力発電機運転計画策定処理部の実施例として、基本需要、火力最低分担需要および必要予備力を考慮した火力発電機運転スケジュールを示す図である。 従来手法による火力発電機運転スケジュールを図5に付加した図である。 本発明の実施の形態2にかかる火力発電機運転計画策定処理部の処理フローを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3にかかる運転計画策定装置を図2に対応する構成図上に示した図である。
符号の説明
1 需要データ記憶部
2 火力データ記憶部
3 水力・揚水データ記憶部
4 火力発電機運転計画策定処理部
5 火力発電機運転計画記憶部
6 水力・揚水発電機運転計画策定処理部
7 水力・揚水発電機運転計画記憶部
8 運転計画表示部
41 火力分担需要作成部
42 火力発電機基本計画決定部
43 火力発電機運転計画策定部
44 火力発電機出力決定部
46 火力分担需要
47 火力基本運転計画
48 火力運転計画
50 火力運転計画
51 水力・揚水運転計画
61 水力・揚水分担需要作成部
62 水力・揚水発電機運転計画決定部
64 水力・揚水分担需要

Claims (7)

  1. 複数の火力発電機、水力発電機、揚水発電機を含む発電機全体の運転計画を策定する発電機の運転計画策定装置において、
    要予測値から火力発電機、水力発電機および揚水発電機以外の発電機の運転計画値を差し引いた火力発電機、水力発電機および揚水発電機の分担需要である基本需要に基づいて、前記火力発電機の運転計画である火力発電機運転計画を複数個作成する火力発電機運転計画策定処理部と、
    前記火力発電機運転計画策定処理部が作成した火力発電機運転計画の各々に対し、需給バランス、予備力を含む制約条件を満たし、かつ、前記火力発電機全体の運転コストを最小とするような水力発電機および揚水発電機の運転計画である水力・揚水発電機運転計画を作成する水力・揚水発電機運転計画策定処理部と、
    を備え、
    前記火力発電機運転計画策定処理部は、
    前記火力発電機運転計画におけるオフピーク時の時間帯においては、前記基本需要から前記水力・揚水発電機運転計画に基づく水力発電機および揚水発電機の最低必要出力を差し引いた第1の分担需要に対する夜間停止発電機の運転可能性について検討し、当該第1の分担需要での運転が可能ではない場合には、夜間停止発電機のうちの必要な発電機のスケジュールを運転に変更し、
    さらに、前記火力発電機運転計画におけるピーク時の時間帯においては、前記基本需要から前記水力・揚水発電機運転計画策定処理部が生成した水力・揚水発電機運転計画に基づく水力発電機および揚水発電機の可能出力を差し引いた第2の分担需要に対する昼間運転発電機の停止可能性について検討し、停止への変更が可能である場合には、昼間運転発電機のうちの停止可能な発電機のスケジュールを停止に変更することにより前記火力発電機運転計画を変更する
    ことを特徴とする発電機の運転計画策定装置。
  2. 複数の火力発電機、水力発電機、揚水発電機を含む発電機全体の運転計画を策定する発電機の運転計画策定装置において、
    需要予測値から火力発電機、水力発電機および揚水発電機以外の発電機の運転計画値を差し引いた火力発電機、水力発電機および揚水発電機の分担需要である基本需要に基づいて、前記火力発電機の運転計画である火力発電機運転計画を複数個作成する火力発電機運転計画策定処理部と、
    前記火力発電機運転計画策定処理部が作成した火力発電機運転計画の各々に対し、需給バランス、予備力を含む制約条件を満たし、かつ、前記火力発電機全体の運転コストを最小とするような水力発電機および揚水発電機の運転計画である水力・揚水発電機運転計画を作成する水力・揚水発電機運転計画策定処理部と、
    を備え、
    前記火力発電機運転計画策定処理部は、
    前記火力発電機運転計画におけるピーク時の時間帯においては、前記基本需要から予め想定される水力発電機および揚水発電機の出力を差し引いた第1の分担需要に対する昼間運転発電機の停止可能性について検討し、停止への変更が可能である場合には、昼間運転発電機のうちの停止可能な発電機のスケジュールを停止に変更し、
    さらに、前記火力発電機運転計画におけるオフピーク時の時間帯においては、前記基本需要から前記水力・揚水発電機運転計画策定処理部が生成した水力・揚水発電機運転計画に基づく水力発電機および揚水発電機の最低必要出力を差し引いた第2の分担需要での運転が可能か否かを検討し、当該第2の分担需要での運転が可能ではない場合には、夜間停止発電機のうちの必要な発電機のスケジュールを運転に変更し、
    さらには、前記火力発電機運転計画におけるピーク時の時間帯において、前記基本需要から前記水力・揚水発電機運転計画策定処理部が生成した水力・揚水発電機運転計画に基づく水力発電機および揚水発電機の可能出力を差し引いた第3の分担需要に対する昼間運転発電機の停止可能性について検討し、停止への変更が可能である場合には、昼間運転発電機のうちの停止可能な発電機のスケジュールを停止に変更することにより前記火力発電機運転計画を変更する
    ことを特徴とする発電機の運転計画策定装置。
  3. 前記火力発電機運転計画策定処理部が作成した火力発電機運転計画を画面表示するとともに、該画面表示された火力発電機運転計画の中から取捨選択し、あるいは新たに生成された火力発電機運転計画を外部記憶装置に出力する運転計画表示部をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の発電機の運転計画策定装置。
  4. 請求項1〜のいずれか一つに記載された装置における各部機能をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  5. 要予測値から火力発電機、水力発電機および揚水発電機以外の発電機の運転計画値を差し引いた火力発電機、水力発電機および揚水発電機の分担需要である基本需要に基づいて、前記火力発電機の運転計画である火力発電機運転計画を複数個作成する火力発電機運転計画策定ステップと、
    前記火力発電機運転計画策定ステップが生成した火力発電機運転計画の各々に対し、需給バランス、予備力を含む制約条件を満たし、かつ、前記火力発電機全体の運転コストを最小とするような水力発電機および揚水発電機の運転計画である水力・揚水発電機運転計画を作成する水力・揚水発電機運転計画策定ステップと、
    を含み、
    前記火力発電機運転計画策定ステップは、
    前記火力発電機運転計画におけるオフピーク時の時間帯の基本需要から前記水力・揚水発電機運転計画策定ステップが生成した水力・揚水発電機運転計画に基づく当該オフピーク時の時間帯における水力発電機および揚水発電機の最低必要出力を差し引いた第1の分担需要を生成する第1の分担需要生成ステップと、
    前記第1の分担需要に対する夜間停止発電機の運転可能性について検討し、当該第1の分担需要での運転が可能ではない場合には、夜間停止発電機のうちの必要な発電機のスケジュールを運転に変更する火力発電機運転計画変更第1ステップと、
    前記火力発電機運転計画におけるピーク時の時間帯の基本需要から前記水力・揚水発電機運転計画策定ステップが生成した水力・揚水発電機運転計画に基づく当該ピーク時の時間帯における水力発電機および揚水発電機の可能出力を差し引いた第2の分担需要を生成する第2の分担需要生成ステップと、
    前記第2の分担需要に対する昼間運転発電機の停止可能性について検討し、停止への変更が可能である場合には、昼間運転発電機のうちの停止可能な発電機のスケジュールを停止に変更する火力発電機運転計画変更第2ステップと、
    含むことを特徴とする発電機の運転計画策定方法。
  6. 需要予測値から火力発電機、水力発電機および揚水発電機以外の発電機の運転計画値を差し引いた火力発電機、水力発電機および揚水発電機の分担需要である基本需要に基づいて、前記火力発電機の運転計画である火力発電機運転計画を複数個作成する火力発電機運転計画策定ステップと、
    前記火力発電機運転計画策定ステップが生成した火力発電機運転計画の各々に対し、需給バランス、予備力を含む制約条件を満たし、かつ、前記火力発電機全体の運転コストを最小とするような水力発電機および揚水発電機の運転計画である水力・揚水発電機運転計画を作成する水力・揚水発電機運転計画策定ステップと、
    を含み、
    前記火力発電機運転計画策定ステップは、
    前記火力発電機運転計画におけるピーク時の時間帯の基本需要から予め想定される水力発電機および揚水発電機の出力を差し引いた第1の分担需要を生成する第1の分担需要生成ステップと、
    前記第1の分担需要に対する昼間運転発電機の停止可能性について検討し、停止への変更が可能である場合には、昼間運転発電機のうちの停止可能な発電機のスケジュールを停止に変更する火力発電機運転計画変更第1ステップと、
    前記火力発電機運転計画におけるオフピーク時の時間帯の基本需要から前記水力・揚水発電機運転計画策定ステップが生成した水力・揚水発電機運転計画に基づく当該オフピーク時の時間帯における水力発電機および揚水発電機の最低必要出力を差し引いた第2の分担需要を生成する第2の分担需要生成ステップと、
    前記第2の分担需要に対する夜間停止発電機の運転可能性について検討し、当該第2の分担需要での運転が可能ではない場合には、夜間停止発電機のうちの必要な発電機のスケジュールを運転に変更する火力発電機運転計画変更第2ステップと、
    前記火力発電機運転計画におけるピーク時の時間帯の基本需要から前記水力・揚水発電機運転計画策定ステップが生成した水力・揚水発電機運転計画に基づく当該ピーク時の時間帯における水力発電機および揚水発電機の可能出力を差し引いた第3の分担需要を生成する第3の分担需要生成ステップと、
    前記第3の分担需要に対する昼間運転発電機の停止可能性について検討し、停止への変更が可能である場合には、昼間運転発電機のうちの停止可能な発電機のスケジュールを停止に変更する火力発電機運転計画変更第3ステップと、
    を含むことを特徴とする発電機の運転計画策定方法。
  7. 請求項またはに記載された方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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