JP4657655B2 - 燃料電池システムの圧力制御装置 - Google Patents

燃料電池システムの圧力制御装置 Download PDF

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Description

この発明は、燃料電池システム(その性能評価システムを含む)に用いる圧力制御装置に関する。
電気自動車は、例えば高分子電解質型等の水素を燃料とする燃料電池を動力源としている。アクセルの開度に応じて水素の流量を制御し、ひいてはエンジンモータの回転数を増減させるようになっている。水素の流量の増減に電気出力が応答良く追従するかが自動車用燃料電池の性能の1つである。高分子電解質型燃料電池では、水素の圧力を一定に保持しながら流量を可変にする必要がある。
特開2004−178898
しかし、一般的な電磁パイロット方式の圧力制御装置では、基板やガルバノメータ等の電気装置が水素回路の直ぐ近くに配置されることになり、引火のおそれがある。
また、湿ったままの水素が通るので、バルブ装置の内部に水が溜まりやすい。
更に、バルブの摺動クリアランスにはシール用のミニYパッキン等が設けられているが、このパッキンの摺擦熱防止用の潤滑油によってコンタミネーションを招くおそれがある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、
改質器からの水素ガスを燃料電池で反応させ、モータ駆動用の電力を得るとともに、前記燃料電池からの排出ガスを還路にて前記改質器へ戻す燃料電池システムにおける、前記排出ガスの圧力制御を行う装置であって、
(a)前記還路に介在されたバルブと、このバルブにパイロット圧を付与するパイロット圧室を有し、前記パイロット圧にて前記バルブが変位し、これにより前記還路の圧力を調節するバルブ装置と、
(b)前記パイロット圧室へのパイロット圧路に設けられた圧力調節部材と、この圧力調節部材に接続された電磁アクチュエータと、この電磁アクチュエータに付設された制御回路とを含み、この制御回路が、前記バルブより燃料電池側の還路の圧力と指定圧力とに基づいて制御信号を出力し、この制御信号により前記電磁アクチュエータが前記圧力調節部材を駆動して前記パイロット圧を調節するパイロット装置と、
を備え、前記バルブ装置には、それより燃料電池側の還路に連なる導入路と、改質器側の還路に連なる導出路と、上下に延びるバルブ挿通孔とが形成され、前記バルブ挿通孔の側部に前記導入路が連なり、前記バルブが前記バルブ挿通孔に上下にスライド可能に挿通され、前記導入路との連通部分を含んで該連通部分より下側の前記バルブ挿通孔の内周と前記バルブの外周との間の環状の空間が前記排出ガスを下方へ流す通路になり、前記バルブ挿通孔の下端には弁座部材が設けられ、前記弁座部材に前記バルブ挿通孔に連なる弁孔が形成され、前記弁孔の下側に前記導出路が連なっており、前記バルブが、前記弁孔を上側から開度調節することを特徴とする。
これによって、水素還路上のバルブ装置には電気が通されることがなく、一方、電気を通すパイロット装置は水素還路から離して配置できる。これによって、引火のおそれを防止することができる。
前記パイロット圧用のガスは、窒素等の不活性ガスを用いるのが好ましい。
前記バルブ装置は、排出水素ガス中の水分が、バルブ装置の内部(特に導入路)に溜まるのを防止することができる。
前記バルブ装置の前記バルブ挿通孔より上側には、前記バルブに接続された第1ダイヤフラムが設けられ、この第1ダイヤフラムにて前記パイロット室と背圧室が上下に仕切られるように画成されており、
前記背圧室が、バルブ装置より燃料電池側の還路に連なるとともに、その底面から水抜き路が延び、この水抜き路の先端部にプラグが着脱可能に設けられていることが望ましい。
これによって、背圧室に水が溜まった場合、水抜き路から抜くことができる。
前記連通部分より上側の前記バルブ挿通孔の内周面とバルブとの間の隙間が、第2ダイヤフラムにてシールされているこのが望ましい。
これによって、シール部材用の潤滑油が不要となり、コンタミネーションを防止することができる。
前記第1ダイヤフラムは、相対的に大面積であり、前記第2ダイヤフラムは、相対的に小面積であることが好ましい。
前記第1ダイヤフラムの受圧面積は、前記弁孔の断面積に対し、十分に大きい(例えば150倍程度)ことが好ましい。これによって、バルブの保持力を増大させることができ、高精度の圧力制御が可能になるとともに、バルブ装置を水が通過しても圧力変動を低減することができる。
本発明によれば、水素の還路に介在されるバルブ装置には電気が通されることがなく、電気を通すパイロット装置は水素還路から離して配置でき、引火のおそれを防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1は、電気自動車用燃料電池システムを示したものである。この燃料電池システムは、改質器1と高分子電解質型燃料電池3を基本構成として備えている。
改質器1は、含水素原料のメタノールを改質して水素を生成する。この生成ガスには、水素の他、二酸化炭素や微量の一酸化炭素も含まれている。一酸化炭素は、反応器2で酸化又は選択除去される。反応器2を通過後のガスは、燃料電池3へ供給される。燃料電池3は、供給水素と、別途取り込んだ空気中の酸素を反応させ、電力を得る。この電力によってエンジンモータ4が駆動される。燃料電池3からの水素を含む排ガスは、還路5を経て改質器1へ戻される。燃料電池システムには、この還路5の流量変動にかかわらず圧力を所定にすべく、圧力制御装置Mが設けられている。
図2に示すように、圧力制御装置Mは、還路5に介在されたバルブ装置10と、還路5から離して配置されたパイロット装置20を備えている。
図3に示すように、バルブ装置10は、ボディ11と、このボディ11に収容されたシャフト12を有している。ボディ11の一側部には、入口ポート10aと出口ポート10dが設けられている。入口ポート10aに、還路5の前段路部分5aが接続されている。ボディ11には、入口ポート10aから延びる導入路10bと、その下側に並行して設けられた導出路10cとが形成されている。この導出路10cに出口ポート10dが接続され、この出口ポート10dから還路5の後段路部分5bが延びている。
ボディ11には、上下に延びる軸線に沿って上から順次、ばね収容室10e、パイロット圧室10f、背圧室10g、バルブ挿通孔10h、弁座収容孔10k、弁下部孔10mが形成されている。
ばね収容室10eとパイロット圧室10fと背圧室10gに、上記シャフト12が上下動可能に収容されている。シャフト12の上端部分は、ばね収容室10eに配置されている。このばね収容室10e内のシャフト12の上端部分に圧縮ばね17が外挿されている。圧縮ばね17の上端部は、シャフト12の上端フランジに突き当たり、下端部は、ばね収容室10eの底部に突き当たっている。この圧縮ばね17によって、シャフト12が上へ付勢されている。
ボディ11の上端部には、パイロットポート10pが設けられている。このパイロットポート10pが、ばね収容室10eを介してパイロット圧室10fに連なっている。
パイロット圧室10f及び背圧室10gは、大径をなしており、そこに大面積の第1ダイヤフラム15が配されている。この第1ダイヤフラム15の受圧面積は、後述する弁孔14aの断面積に対し、十分に大きく、例えば150倍程度である。第1ダイヤフラム15の外周部は、ボディ11に固定され、中央部は、シャフト12に固定されている。この第1ダイヤフラム15によってパイロット圧室10fと背圧室10gが上下に仕切られている。
背圧室10gは、背圧路10nを介して導入路10bに連なっている。
ボディ11には、背圧室10gから下側へ延びる水抜き路10qが形成されている。ボディ11の側部には、水抜き路10qのボディ外面側の端部を塞ぐプラグ18が設けられている。
背圧室10gの下部には、小面積の第2ダイヤフラム16が配されている。第2ダイヤフラム16の外周部は、ボディ11に固定され、中央部は、シャフト12に固定されている。この第2ダイヤフラム16によって背圧室10gの底面が画成され、ひいては、背圧室10gとバルブ挿通孔10hとが隔てられている。
バルブ挿通孔10hには、ロッド状のバルブ13が挿通されている。バルブ13は、シャフト12の下端部に一体に垂設され、シャフト12と一体に上下動するようになっている。
バルブ挿通孔10hの下側部分に、上記導入路10bが連なっている。
この導入路10b連通部分より下側の弁座収容孔10kには、リング状の弁座部材14が嵌め込まれている。この弁座部材14の中心孔が、弁孔14aになっている。弁孔14aの上端は、バルブ挿通孔10hを介して導入路10bに連なり、弁孔14aの下端は、弁下部孔10mに連なっている。バルブ13が上昇すると、弁孔14aの開度が大きくなる。図4に示すように、バルブ13が下降して弁座部材14に着座すると、弁孔14aが閉じられるようになっている。
弁下部孔10mの下端部に導出路10cが連なっている。
次に、パイロット装置20について説明する。このパイロット装置20は、例えば特開平10−198434号公報に記載された装置と同様のものが用いられている(詳細構造は同文献を参照)。すなわち、図2に概略的に示すように、パイロット装置20は、ケーシング21を備えている。ケーシング21には、圧力制御室21aが形成され、この圧力制御室21a内に一対のノズル22,23が対峙するように配置されている。一方のノズル22は、正圧路41を介してパイロット圧供給源(正圧源)としての窒素ガスタンク40に接続されている。このタンク40の窒素ガス圧が、正圧路41を経てノズル22から圧力制御室21aに導入されるようになっている。他方のノズル23は、大気圧になっているが、負圧源に接続されていてもよい。
圧力制御室21aから出力路42が延び、バルブ装置10のパイロットポート10pひいてパイロット圧室10fに連なっている。
正圧路41と圧力制御室21aと出力路42とより特許請求の範囲の「パイロット圧路」が構成されている。
両ノズル22,23どうし間には、圧力調節部材としてフラッパ24が配置されている。フラッパ24は、回転軸25aに偏心して取り付けられている。この回転軸25aは、ノズル22,23の間のちょうど中央を通っている。この回転軸25aに電磁アクチュエータ25が接続されている。電磁アクチュエータ25は、電磁石によって回転軸25aを回転駆動させるものである。
電磁アクチュエータ25には、回路基板が付設され、この基板に電磁アクチュエータ25を駆動する制御回路26が搭載されている。この制御回路26は、例えば特開平7−295657号公報に記載のように構成されている(詳細は同文献を参照)。概説すると、制御回路26は、前段路部分5aに設けた圧力センサ30による検出圧力信号およびその微分信号等の和と、自動車の制御装置からの指定圧力信号との差分をとり、この差分に基づいて制御信号すなわち電磁アクチュエータ25への駆動電流を生成するようになっている。
圧力制御装置Mは、以下のように動作する。
燃料電池3からの排出水素ガスは、還路5の前段路部分5aを通ってバルブ装置10の入口ポート10aへ導かれる。そこから導入路10b、弁孔14a、弁下部孔10m、導出孔10cの順に経て、出口ポート10dから出され、後段路部分5bを通って改質器1へ送られる。
導入路10bのガス圧(ひいては前段路部分5aのガス圧)は、背圧路10nを介して背圧室10gに導入される。これによって、第1ダイヤフラム15に上向きの背圧が働く。また、シャフト12の上端部には圧縮ばね17による上向きのばね力が働く。これによって、シャフト12が押し上げられ、ひいてはバルブ13が上方へ変位される。これによって、弁孔14aが開き、上記排出水素ガスの流通が確保される。
このバルブ装置10に対してパイロット装置20がパイロット操作を行なう。すなわち、バルブ装置10より燃料電池3側の還路部分5aの圧力が、圧力センサ30で検出され、パイロット装置20の制御回路26に入力される。併せて、制御回路26には、自動車の制御装置からアクセル状態等に基づく指定圧力信号が入力される。制御回路26は、これら入力信号の差分等に基づく駆動電流を生成し、これを電磁アクチュエータ25に出力する。この駆動電流が電磁アクチュエータ25のコイルに通電され、回転軸25aの回転角度が調節される。ひいてはフラッパ24のノズル22,23間における位置が調節される。このフラッパ24の位置に応じて、ノズル22から圧力制御室21aへの窒素ガスの導入圧力が決まる。この圧力が、パイロット圧として出力路42を介してバルブ装置10のパイロットポート10pへ導かれ、更に、ばね収容室10eを介してパイロット圧室10fへ導入される。
これによって、第1ダイヤフラム15に下向きのパイロット圧が働く。この下向きのパイロット圧と上記上向きの背圧及びばね力とが均衡するように、シャフト12ひいてはバルブ13の上下位置が調節され、これにより、弁孔14aの開度が調節される。この結果、還路5のガス流量が調節されることにより、前段路部分5aの圧力が指定圧力になるように制御される。
圧力制御装置Mによれば、還路5上のバルブ装置10には電気が通されることがない。一方、電気を通すパイロット装置20は、還路5から十分離して配置できる。これによって、引火のおそれを防止することができる。パイロット圧用のガスとして不活性の窒素を用いているので、安全性を一層確保できる。
バルブ装置10には、通路10b,14a,10m,10cが上から下へ順次配置されているので、そこを、湿った水素ガスが通って水分の凝縮が起きても、水が溜まらないようにすることができる。凝縮した水は、下側の導出路10cに落ちてくるが、バルブ13の動作に影響を与えることはない。
一方、湿った水素ガスは、背圧室10gにも導入されるため、この背圧室10g内に水が溜まることがある。そこで、定期メンテナンス等の際にプラグ18を外し、水抜き路10qを開放する。これによって、背圧室10gに溜まった水を簡単に抜き取ることができる。更に、パイロット圧を導入してバルブ13を弁座部材14に着座させ、弁孔14a全閉するとともに、入口ポート10aから窒素ガスを導入することにすれば、この窒素ガスで背圧室10gの水を押し出すことができ、確実に水抜きすることができる。
バルブ挿通孔10hと背圧室10gは、第2ダイヤフラム16にて確実に仕切ることができる。これによって、導入路10bのガスが、バルブ挿通孔10hの内周面とバルブ13の間のクリアランスを介して背圧室10gに入るのを確実に防止することができる。したがって、上記クリアランスにミニYパッキン等の、バルブ13と摺擦するシール部材を設ける必要がなく、そのようなシール部材用の潤滑油が不要となる。よって、完全な禁油処理を施すことができ、水素ガスがコンタミネーションを来たすことはない。
第1ダイヤフラム15と弁孔14aは、約150:1の面積比になっているので、バルブ13に対して十分な保持力を発揮することができる。これによって、バルブ13位置ひいては弁孔14aの開度の分解能を高めることができ、微小な圧力変化にも十分に対応することができ、高精度の圧力制御が可能になる。また、バルブ装置10を水が通過しても圧力変動を低減することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その精神に反しない限りにおいて種々の改変をなすことができる。
本発明の対象になる電気自動車用燃料電池システムは、性能評価を行なうためのものであってもよく、電気自動車そのものに搭載されるものであってもよい。
さらに、本発明は、電気自動車に限られず、種々の燃料電池システムに適用できる。
本発明の圧力制御装置を搭載した電気自動車用燃料電池システムの概略回路図である。 上記圧力制御装置の概略回路図である。 上記圧力制御装置のバルブ装置を、バルブが上限位置(弁孔が全開)の状態で示す縦断面図である。 上記圧力制御装置のバルブ装置を、バルブが着座し弁孔が全閉の状態で示す縦断面図である。
符号の説明
M 圧力制御装置
1 改質器
3 燃料電池
4 エンジンモータ
5 水素還路
5a 前段路部分(バルブより燃料電池側の還路)
5b 後段路部分(バルブより改質器側の還路)
10 バルブ装置
10a 入口ポート
10b 導入路
10c 導出路
10d 出口ポート
10e ばね収容室
10f パイロット圧室
10g 背圧室
10h バルブ挿通孔
10k 弁座収容孔
10m 弁下部孔
10n 背圧路
10p パイロットポート
10q 水抜き路
11 ボディ
12 シャフト
13 バルブ
14 弁座部材
14a 弁孔
15 第1ダイヤフラム
16 第2ダイヤフラム
17 圧縮ばね
18 プラグ
20 パイロット装置
21 ケーシング
21a 圧力制御室
22,23 ノズル
24 フラッパ(圧力調節部材)
25 電磁アクチュエータ
25a 回転軸
26 制御回路
30 圧力センサ
40 窒素ガスタンク(パイロット圧供給源)
41 正圧路(パイロット装置より供給源側のパイロット圧路)
42 出力路(パイロット装置よりバルブ装置側のパイロット圧路)

Claims (3)

  1. 改質器からの水素ガスを燃料電池で反応させ、モータ駆動用の電力を得るとともに、前記燃料電池からの排出ガスを還路にて前記改質器へ戻す燃料電池システムの圧力制御装置において、
    (a)前記還路に介在されたバルブと、このバルブにパイロット圧を付与するパイロット圧室を有し、前記パイロット圧にて前記バルブが変位し、これにより前記還路の圧力を調節するバルブ装置と、
    (b)前記パイロット圧室へのパイロット圧路に設けられた圧力調節部材と、この圧力調節部材に接続された電磁アクチュエータと、この電磁アクチュエータに付設された制御回路とを含み、この制御回路が、前記バルブより燃料電池側の還路の圧力と指定圧力とに基づいて制御信号を出力し、この制御信号により前記電磁アクチュエータが前記圧力調節部材を駆動して前記パイロット圧を調節するパイロット装置と、
    を備え前記バルブ装置には、それより燃料電池側の還路に連なる導入路と、改質器側の還路に連なる導出路と、上下に延びるバルブ挿通孔とが形成され、前記バルブ挿通孔の側部に前記導入路が連なり、前記バルブが前記バルブ挿通孔に上下にスライド可能に挿通され、前記導入路との連通部分を含んで該連通部分より下側の前記バルブ挿通孔の内周と前記バルブの外周との間の環状の空間が前記排出ガスを下方へ流す通路になり、前記バルブ挿通孔の下端には弁座部材が設けられ、前記弁座部材に前記バルブ挿通孔に連なる弁孔が形成され、前記弁孔の下側に前記導出路が連なっており、前記バルブが、前記弁孔を上側から開度調節することを特徴とする圧力制御装置。
  2. 前記バルブ装置の前記バルブ挿通孔より上側には、前記バルブに接続された第1ダイヤフラムが設けられ、この第1ダイヤフラムにて前記パイロット室と背圧室が上下に仕切られるように画成されており、
    前記背圧室が、バルブ装置より燃料電池側の還路に連なるとともに、その底面から水抜き路が延び、この水抜き路の先端部にプラグが着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の圧力制御装置。
  3. 前記連通部分より上側の前記バルブ挿通孔の内周面とバルブとの間の隙間が、第2ダイヤフラムにてシールされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧力制御装置。
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