JP4657339B2 - 火災警報器 - Google Patents

火災警報器 Download PDF

Info

Publication number
JP4657339B2
JP4657339B2 JP2008262819A JP2008262819A JP4657339B2 JP 4657339 B2 JP4657339 B2 JP 4657339B2 JP 2008262819 A JP2008262819 A JP 2008262819A JP 2008262819 A JP2008262819 A JP 2008262819A JP 4657339 B2 JP4657339 B2 JP 4657339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
unit
detection unit
connection terminal
fire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008262819A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010092348A (ja
Inventor
達哉 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
Priority to JP2008262819A priority Critical patent/JP4657339B2/ja
Priority to KR1020090050434A priority patent/KR101475087B1/ko
Priority to TW098119222A priority patent/TWI396145B/zh
Priority to CN2009101472668A priority patent/CN101719297B/zh
Publication of JP2010092348A publication Critical patent/JP2010092348A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4657339B2 publication Critical patent/JP4657339B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B17/00Fire alarms; Alarms responsive to explosion
    • G08B17/06Electric actuation of the alarm, e.g. using a thermally-operated switch
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B17/00Fire alarms; Alarms responsive to explosion
    • G08B17/10Actuation by presence of smoke or gases, e.g. automatic alarm devices for analysing flowing fluid materials by the use of optical means
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B3/00Audible signalling systems; Audible personal calling systems
    • G08B3/10Audible signalling systems; Audible personal calling systems using electric transmission; using electromagnetic transmission
    • G08B3/1008Personal calling arrangements or devices, i.e. paging systems
    • G08B3/1016Personal calling arrangements or devices, i.e. paging systems using wireless transmission
    • G08B3/1025Paging receivers with audible signalling details

Description

本発明は、集積化回路を備えた火災警報器に関するものである。
従来の火災警報器は、電源部によって電源供給され、火災検知部によって火災を検出すると、音響部によって警報音を出力する構成である(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−362537号公報
従来の火災警報器においては、火災現象に基づく物理量を検出する火災検知部として、煙を検出するものや熱を検出するものがある。また、警報音を出力する音響部として、ブザーにより出力するものや音声により出力するものがある。また、火災警報器を動作させる電源を供給する電源部として、電池などの直流電圧を用いるものや、商用電源などの交流電圧を用いるものがある。
そして、使用する火災検知部や音響部、電源部などの種類に応じた回路構成とすることで、複数の機種を構成している。
一方、火災警報器を構成する部品等をチップ化した集積化回路(IC:Integrated Circuit)を用いることで、火災警報器の小型化や製造工数の削減などを図ることが望まれている。
しかしながら、火災警報器を構成する部品等をチップ化した集積化回路を用いる場合、使用する火災検知部や音響部、電源部などの種類に応じた回路が形成された、機種専用の集積化回路を用いるのが現状である。
また、仮に、複数の機能を有する集積化回路を用いる場合を想定すると、当該集積化回路に設けられた端子(I/Oポート等)に所定の識別信号を入力することにより、動作する機能を切り替えることが考えられる。
しかしながら、上記のような識別信号を入力する専用の端子を集積化回路に設ける必要があり、集積化回路の端子数が増加してしまう、という問題点があった。
この問題点は集積化回路が有する機能が多いほど顕著である。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、少なくとも火災検知部及び音響部の種類に応じた複数の機種に用いることができる集積化回路を備えた火災警報器を得るものである。
また、集積化回路に設けられる端子数を削減することができる火災警報器を得るものである。
発明に係る火災警報器は火災現象に基づく物理量を検出する火災検知部、及び警報音を出力する音響部が少なくとも接続される集積化回路を備え、前記集積化回路は、前記火災検知部としての煙検出部を構成する発光回路が接続され得る発光回路接続端子と、前記火災検知部としての煙検出部を構成する受光回路が接続され得る受光回路接続端子と、前記火災検知部としての熱検出部が接続され得る熱検出部接続端子と、前記音響部としてのブザー回路が接続され得るブザー回路接続端子と、前記音響部としてのスピーカ回路を構成するスピーカが接続され得るスピーカ接続端子と、前記受光回路接続端子と接続され、前記火災検知部としての煙検出部を構成する受光増幅回路と、前記スピーカ接続端子と接続され、前記音響部としてのスピーカ回路を構成する音声増幅回路と、前記音声増幅回路と接続され、前記音響部としてのスピーカ回路を構成するデジタルアナログ変換回路と、前記発光回路接続端子と、前記受光増幅回路と、前記熱検出部接続端子と、前記ブザー回路接続端子と、前記デジタルアナログ変換回路とそれぞれ接続され、入力されたID識別信号に基づいて、前記火災検知部として前記煙検出部又は前記熱検出部を選択し、前記音響部として前記ブザー回路又は前記スピーカ回路を選択し、選択した前記火災検知部に応じた火災検知動作、及び選択した前記音響部に応じた警報動作を行う制御部とを備え、前記制御部は、前記ブザー回路接続端子からの入力電圧を、前記音響部のID識別信号とし、前記ブザー回路接続端子の入力電圧がプルアップ又はプルダウンされたとき、前記音響部として前記ブザー回路を選択するものである。
また、本発明に係る火災警報器は火災現象に基づく物理量を検出する火災検知部、及び警報音を出力する音響部が少なくとも接続される集積化回路を備え、前記集積化回路は、前記火災検知部としての煙検出部を構成する発光回路が接続され得る発光回路接続端子と、前記火災検知部としての煙検出部を構成する受光回路が接続され得る受光回路接続端子と、前記火災検知部としての熱検出部が接続され得る熱検出部接続端子と、前記音響部としてのブザー回路が接続され得るブザー回路接続端子と、前記音響部としてのスピーカ回路を構成するスピーカが接続され得るスピーカ接続端子と、前記受光回路接続端子と接続され、前記火災検知部としての煙検出部を構成する受光増幅回路と、前記スピーカ接続端子と接続され、前記音響部としてのスピーカ回路を構成する音声増幅回路と、前記音声増幅回路と接続され、前記音響部としてのスピーカ回路を構成するデジタルアナログ変換回路と、前記発光回路接続端子と、前記受光増幅回路と、前記熱検出部接続端子と、前記ブザー回路接続端子と、前記デジタルアナログ変換回路とそれぞれ接続され、入力されたID識別信号に基づいて、前記火災検知部として前記煙検出部又は前記熱検出部を選択し、前記音響部として前記ブザー回路又は前記スピーカ回路を選択し、選択した前記火災検知部に応じた火災検知動作、及び選択した前記音響部に応じた警報動作を行う制御部とを備え、前記制御部は、前記熱検出部接続端子からの入力電圧を、前記火災検知部のID識別信号とし、前記熱検出部接続端子の入力電圧がプルアップ又はプルダウンされたとき、前記火災検知部として前記煙検出部を選択するものである。
また、本発明に係る火災警報器は火災現象に基づく物理量を検出する火災検知部、及び警報音を出力する音響部が少なくとも接続される集積化回路を備え、前記集積化回路は、前記火災検知部としての煙検出部を構成する発光回路が接続され得る発光回路接続端子と、前記火災検知部としての煙検出部を構成する受光回路が接続され得る受光回路接続端子と、前記火災検知部としての熱検出部が接続され得る熱検出部接続端子と、前記音響部としてのブザー回路が接続され得るブザー回路接続端子と、前記音響部としてのスピーカ回路を構成するスピーカが接続され得るスピーカ接続端子と、前記受光回路接続端子と接続され、前記火災検知部としての煙検出部を構成する受光増幅回路と、前記スピーカ接続端子と接続され、前記音響部としてのスピーカ回路を構成する音声増幅回路と、前記音声増幅回路と接続され、前記音響部としてのスピーカ回路を構成するデジタルアナログ変換回路と、前記発光回路接続端子と、前記受光増幅回路と、前記熱検出部接続端子と、前記ブザー回路接続端子と、前記デジタルアナログ変換回路とそれぞれ接続され、入力されたID識別信号に基づいて、前記火災検知部として前記煙検出部又は前記熱検出部を選択し、前記音響部として前記ブザー回路又は前記スピーカ回路を選択し、選択した前記火災検知部に応じた火災検知動作、及び選択した前記音響部に応じた警報動作を行う制御部とを備え、前記制御部は、前記熱検出部接続端子からの入力電圧に基づく温度検知信号を、前記火災検知部のID識別信号とし、前記温度検知信号により求まる検知温度が、所定の温度範囲内のとき、前記火災検知部として前記熱検出部を選択するものである。
また、本発明に係る火災警報器は火災現象に基づく物理量を検出する火災検知部、及び警報音を出力する音響部が少なくとも接続される集積化回路を備え、前記集積化回路は、前記火災検知部としての煙検出部を構成する発光回路が接続され得る発光回路接続端子と、前記火災検知部としての煙検出部を構成する受光回路が接続され得る受光回路接続端子と、前記火災検知部としての熱検出部が接続され得る熱検出部接続端子と、前記音響部としてのブザー回路が接続され得るブザー回路接続端子と、前記音響部としてのスピーカ回路を構成するスピーカが接続され得るスピーカ接続端子と、前記受光回路接続端子と接続され、前記火災検知部としての煙検出部を構成する受光増幅回路と、前記スピーカ接続端子と接続され、前記音響部としてのスピーカ回路を構成する音声増幅回路と、前記音声増幅回路と接続され、前記音響部としてのスピーカ回路を構成するデジタルアナログ変換回路と、前記発光回路接続端子と、前記受光増幅回路と、前記熱検出部接続端子と、前記ブザー回路接続端子と、前記デジタルアナログ変換回路とそれぞれ接続され、入力されたID識別信号に基づいて、前記火災検知部として前記煙検出部又は前記熱検出部を選択し、前記音響部として前記ブザー回路又は前記スピーカ回路を選択し、選択した前記火災検知部に応じた火災検知動作、及び選択した前記音響部に応じた警報動作を行う制御部とを備え、前記集積化回路は、前記煙検出部又は前記熱検出部、及び、前記ブザー回路又は前記スピーカ回路を選択したID情報が入力される記憶部接続端子を備え、前記制御部は、前記ID識別信号に基づき選択した前記煙検出部又は前記熱検出部、及び前記ブザー回路又は前記スピーカ回路と、前記ID情報とが一致しないとき、所定の異常出力動作を行うものである。
本発明は、入力されたID識別信号に基づいて、火災検知部として煙検出部又は熱検出部を選択し、音響部としてブザー回路又はスピーカ回路を選択し、選択した火災検知部に応じた火災検知動作、及び選択した音響部に応じた警報動作を行う。よって、集積化回路を、火災検知部及び音響部の種類に応じた複数の機種に用いることができる。
また、入力されたID識別信号に基づいて、火災検知部として煙検出部又は熱検出部を選択し、音響部としてブザー回路又はスピーカ回路を選択し、電源部として直流電圧源又は交流電圧源を選択し、選択した火災検知部に応じた火災検知動作、選択した音響部に応じた警報動作、及び選択した電源部に応じた所定動作を行う。よって、集積化回路を、火災検知部、音響部及び電源部の種類に応じた複数の機種に用いることができる。
また、ブザー回路接続端子からの入力電圧を音響部のID識別信号とし、ブザー回路接続端子の入力電圧が、プルアップ又はプルダウンされたとき、音響部としてブザー回路を選択する。よって、集積化回路に設けられる端子数を削減することができる。
また、熱検出部接続端子からの入力電圧を火災検知部のID識別信号とし、熱検出部接続端子の入力電圧が、プルアップ又はプルダウンされたとき、火災検知部として煙検出部を選択する。よって、集積化回路に設けられる端子数を削減することができる。
また、熱検出部接続端子からの入力電圧に基づく温度検知信号を火災検知部のID識別信号とし、温度検知信号により求まる検知温度が、所定の温度範囲内のとき、火災検知部として熱検出部を選択する。よって、集積化回路に設けられる端子数を削減することができる。
また、ID識別信号に基づき選択した煙検出部又は熱検出部、及びブザー回路又はスピーカ回路と、ID情報とが一致しないとき、所定の異常出力動作を行う。よって、集積化回路に対する誤接続、又はID情報の誤設定を検知することができる。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る火災警報器のブロック構成図である。
図1に示すように火災警報器は、集積化回路1を備えている。
そして、集積化回路1には、火災検知部として、煙検出部2又は熱検出部3が選択的に接続される。
また、集積化回路1には、音響部として、ブザー回路4又はスピーカ回路5が選択的に接続される。
また、集積化回路1には、電源部8として直流電圧源又は交流電圧源が選択的に接続される。
さらに、集積化回路1には、EEPROM6と、表示部7とが接続される。
この火災警報器は、電源部8から電源供給を受けて動作し、火災検知部により火災現象に基づく物理量を検出して、音響部により警報音を出力するものである。
また、この火災警報器は、集積化回路1に選択的に接続される構成部の種類によって複数の機種を構成する。
例えば、直流電圧源により動作し、火災による煙を検出して、ブザーにより警報音を出力する、又は交流電圧源により動作し、火災による熱を検出して、スピーカにより警告音を出力するなど、選択する構成部の種類に応じた動作が可能である。
このように、集積化回路1は、複数の機種に使用することができるものである。
尚、集積化回路1に選択的に接続される構成部の種類は、例えば火災警報器の製造時において、当該火災警報器の機種に応じて選択されるものである。
尚、図1においては、集積化回路1に、煙検出部2及び熱検出部3が共に接続されている状態を示している。
また、図1においては、集積化回路1に、ブザー回路4及びスピーカ回路5が共に接続されている状態を示している。
集積化回路1は、制御部10と、発振器11と、リセット部12と、煙検出部2を構成する受光アンプ24と、スピーカ回路5を構成する音声アンプ52と、スピーカ回路5を構成する音声用DAC&LPF51と、確認灯ドライブ回路70と、定電圧回路80とを有している。
この集積化回路1は、各構成部を構成する多数の電子素子をチップ化して小型パッケージに封入した半導体電子部品である。
尚、受光アンプ24は、本発明における受光増幅回路に相当する。
尚、音声アンプ52は、本発明における音声増幅回路に相当する。
尚、音声用DAC&LPF51は、本発明におけるデジタルアナログ変換回路に相当する。
また、集積化回路1は、複数の接続端子(ポート)を備えている。
発光回路接続端子101は、煙検出部2を構成する赤外LEDドライブ回路21が接続され得る。
受光回路接続端子102は、煙検出部2を構成するPD変換回路23が接続され得る。
熱検出部接続端子103及び104は、熱検出部3が接続され得る。
異常信号出力端子105は、制御部10からの異常信号(後述)を出力する。
EEPROM接続端子106は、EEPROM6が接続される。
ブザー回路接続端子107は、ブザー回路4が接続され得る。
スピーカ接続端子108及び109は、スピーカ回路5を構成するスピーカ53が接続され得る。
電源接続端子110は、電源部8としての直流電圧源又は交流電圧源が接続され得る。
電源ID端子111は、電源部8に係るID識別信号(後述)が入力される。
確認灯接続端子112及び113は、表示部7が接続される。
尚、赤外LEDドライブ回路21は、本発明における発光回路に相当する。
尚、PD変換回路23は、本発明における受光回路に相当する。
尚、EEPROM接続端子106は、本発明における記憶部接続端子に相当する。
煙検出部2は、赤外LEDドライブ回路21と、赤外LED22と、PD変換回路23とにより構成されている。
赤外LEDドライブ回路21は、発光回路接続端子101を介して制御部10と接続され、制御部10からの指示により、赤外LED22を駆動する。
赤外LED22は、赤外光を発光する。この赤外光は、当該煙検出部2の内部に流入した煙により散乱する。
PD変換回路23は、受光回路接続端子102を介して受光アンプ24と接続される。このPD変換回路23は、赤外LED22から発光され、煙により散乱した散乱光を受光する。
受光アンプ24は、集積化回路1に形成されている。この受光アンプ24は、制御部10と接続され、PD変換回路23の受光信号を増幅して制御部10へ入力する。
このような煙検出部2により、制御部10は、間欠的に赤外LED22を発光させ、入力された受光信号をAD変換して、煙の有無を判断して火災の発生を判断する。
熱検出部3は、抵抗31と、サーミスタ32とにより構成される。
抵抗31は熱検出部接続端子103を介して制御部10と接続される。
サーミスタ32は抵抗31と直列に接続される。
また、抵抗31とサーミスタ32との接続点は、熱検出部接続端子104を介して制御部10と接続される。
このような熱検出部3は、火災による熱によりサーミスタ32の抵抗値が変化し、抵抗31とサーミスタ32との分圧比が変化する。
そして、制御部10は、間欠的に熱検出部接続端子103を介して抵抗31及びサーミスタ32に通電し、熱検出部接続端子104から入力された電圧(温度検知信号)をAD変換して温度を検知し、この検知温度に基づいて火災の発生を判断する。
尚、温度の検知は、入力される電圧の範囲と検知温度の範囲とを対応付けることにより行う。例えば入力電圧0〜5Vに対し、−50℃〜100℃を設定する。
この検知温度の範囲は任意に設定することができるが、例えば平時(火災未発生時)に想定される温度範囲(例えば25℃±10℃)が、AD値レベルの中間値付近に設定するのが望ましい。
EEPROM6は、EEPROM接続端子106を介して制御部10と接続される。
このEEPROM6は、少なくとも、火災検出部として煙検出部2又は熱検出部3、及び、音響部としてブザー回路4又はスピーカ回路5を選択したID情報が記憶され、当該ID情報を制御部10に入力する。
このID情報に基づく制御部10の動作については後述する。
尚、本実施の形態1においては、ID情報をEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)に記憶した場合を説明するが、本発明はこれに限るものでなく、他の不揮発性メモリ、又はROM(Read Only Memory)などにID情報を記憶するようにしても良い。
ブザー回路4は、ブザー駆動回路41と、ブザー42とにより構成されている。
ブザー駆動回路41は、ブザー回路接続端子107を介して制御部10と接続される。
ブザー42は、ブザー駆動回路41により駆動される。
このブザー回路4の回路構成の一例について、図2により説明する。
図2は火災検出部として熱検出部3が接続され、音響部としてブザー回路4が接続されたときの回路構成を示す図である。
図2に示すように、ブザー回路4は、所定電位Vbatの電源ラインに、抵抗Rを介してコイルLが接続される。このコイルLとダイオードDを介して直列にトランジスタQが接続される。そして、ブザー42は、例えば圧電ブザーBZにより構成され、一方が電源ラインに接続され、他方がトランジスタQを介して接地されている。
そして、制御部10からのPWM信号をトランジスタQのベースに与えることにより、トランジスタQを駆動し、PWMパルスに応じてコイルLに生じる誘起電圧によりブザー42を駆動する。
また、図2に示すように、ブザー回路4を接続時においては、ブザー回路接続端子107は抵抗RBZを介してプルダウンされることとなる。
尚、ブザー回路4の回路構成はこれに限るものではなく、任意の回路構成とすることができる。また、本実施の形態1では、ブザー回路4を接続時において、ブザー回路接続端子107がプルダウンされる場合を説明するが、本発明はこれに限るものではなく、ブザー回路4を接続時において、ブザー回路接続端子107がプルアップされる構成としても良い。
再び図1において、スピーカ回路5は、音声用DAC&LPF51と、音声アンプ52と、スピーカ53とにより構成される。
音声用DAC&LPF51は、集積化回路1に形成されている。この音声用DAC&LPF51は、制御部10と接続され、制御部10から出力されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する。
また、音声用DAC&LPF51は、ローパスフィルタを有し、変換したアナログ音声信号のうち不要な周波数帯域をカットする。
音声アンプ52は、集積化回路1に形成されている。音声アンプ52は、スピーカ接続端子108及び109を介してスピーカ53と接続される。この音声アンプ52は、音声用DAC&LPF51により生成されたアナログ音声信号を増幅し、スピーカ53へ出力する。
電源部8は、直流電圧を発生する直流電圧源としての電池81、又は交流電圧源(図示せず)により構成される。電源部8は、電源接続端子110と接続される。
尚、図1においては、電源部8としての電池81が接続された場合を示しているが、これに代えて、交流電圧源を接続するようにしても良い。交流電圧源としては、交流電圧を発生する交流電源と、交流電圧を直流電圧に変換するAC−DC変換回路とにより構成される。
定電圧回路80は、集積化回路1に形成されている。この定電圧回路80は、電源接続端子110を介して電源部8と接続される。そして電源部8から供給される直流電圧を所定の定電圧として各構成部に供給する。
リセット部12は、集積化回路1に形成されている。このリセット部12は、定電圧回路80から出力される電圧を検出し、所定の電圧以下となったとき、所定のリセット動作を行う。例えば定電圧回路80の電圧が低下した場合に制御部10が不定な動作をしないよう、制御部10の動作を停止させる。
発振器11は、集積化回路1に形成されている。この発振器11は、制御部10と接続され、制御部10への所定の動作クロックを供給する。
表示部7は、緑色LED71と、赤色LED72とにより構成される。
緑色LED71は、確認灯接続端子112を介して確認灯ドライブ回路70と接続される。
赤色LED72は、確認灯接続端子113を介して確認灯ドライブ回路70と接続される。
確認灯ドライブ回路70は、集積化回路1に形成されている。この確認灯ドライブ回路70は、制御部10と接続され、制御部10からの指示により緑色LED71及び赤色LED72を駆動する。
制御部10は、火災警報器全体を制御する。また、後述する動作により、入力されたID識別信号に基づいて、集積化回路1に選択的に接続される構成部の種類に応じた動作を行う。
以上、火災警報器を構成する各部の詳細構成について説明した。
次に、集積化回路1に選択的に接続される構成部の種類に応じた、火災警報器の動作について説明する。
(火災検知動作)
図3及び図4は火災検出部として煙検出部2が接続され、音響部としてスピーカ回路5が接続されたときの回路構成を示す図である。
まず、火災検出部として煙検出部2又は熱検出部3が選択的に接続されたときの火災検知動作について、図1〜図4を用いて説明する。
(熱検出部3を使用)
火災検知部として火災による熱を検出する場合、図2に示すように、熱検出部3が熱検出部接続端子103及び104に接続される。
尚、このとき、図1に示した、煙検出部2の赤外LEDドライブ回路21及びPD変換回路23は、発光回路接続端子101及び受光回路接続端子102に接続されない。
このような状態において、制御部10は、熱検出部接続端子104から入力される温度検知信号をID識別信号として、接続された火災検知部に応じた火災検知動作を行う。
まず、制御部10は、電源投入時など所定タイミングにより、熱検出部接続端子103を介して抵抗31及びサーミスタ32に通電する。
そして、制御部10は、熱検出部接続端子104から入力された温度検知信号(電圧)をAD変換する。
このとき、サーミスタ32は、その熱特性により設置環境に応じた抵抗値となる。そしてこのサーミスタ32と抵抗31との分圧比に応じた電圧が温度検知信号として制御部10に入力される。
次に、制御部10は、AD変換した温度検知信号(AD値レベル)により求まる検知温度が、所定の温度範囲内であるか否かを判断する。この温度範囲内は、検知範囲の上限値及び下限値を含まない範囲に設定する。例えば平時(火災未発生時)に想定される温度範囲、例えば25℃±10℃に設定する。
検知温度が所定温度範囲内である場合、制御部10は、火災検知部として熱検出部3を選択する。
尚、検知温度が所定温度範囲内でない場合については後述する。
以降、選択した熱検出部3に応じた火災検知動作を行う。
即ち、制御部10は、間欠的に熱検出部接続端子103を介して抵抗31及びサーミスタ32に通電し、熱検出部接続端子104から入力された電圧(温度検知信号)をAD変換して、検知温度に基づいて火災の発生を判断する。
(煙検出部2を使用)
火災検知部として火災による煙を検出する場合、図1に示すように、煙検出部2の赤外LEDドライブ回路21が発光回路接続端子101に接続され、PD変換回路23が受光回路接続端子102に接続される。
このとき、図3に示すように、熱検出部接続端子104は、プルアップ抵抗Rpuを介してプルアップされる。また、熱検出部接続端子103に熱検出部3は接続されない。
このような状態において、制御部10は、熱検出部接続端子104がプルアップされたときの入力電圧をID識別信号として、接続された火災検知部に応じた火災検知動作を行う。
まず、制御部10は、電源投入時など所定タイミングにより、熱検出部接続端子104から入力された電圧をAD変換する。
このとき、熱検出部接続端子104はプルアップされているので、Hiレベルの電圧(VDD)が制御部10に入力される。よって、AD変換した入力電圧(AD値レベル)により求まる検知温度は上限値の温度となる。
次に、制御部10は、検知温度が所定の温度範囲内であるか否かを判断する。この温度範囲内は、検知範囲の上限値及び下限値を含まない範囲に設定する。例えば平時(火災未発生時)に想定される温度範囲、例えば25℃±10℃に設定する。
上述のように検知温度は上限値となるため、制御部10は、検知温度が所定温度範囲内でないと判断する。この場合、制御部10は、火災検知部として煙検出部2を選択する。
以降、選択した煙検出部2に応じた火災検知動作を行う。
即ち、制御部10は、赤外LEDドライブ回路21を駆動して間欠的に赤外LED22を発光させる。そして、PD変換回路23により検出された受光信号が受光アンプ24を介して制御部10へ入力される。制御部10はこの受光信号をAD変換して、煙の有無を判断し、火災の発生を判断する。
尚、図3においては、熱検出部接続端子104がプルアップされた場合について説明したが、図4に示すように、熱検出部接続端子104がプルダウン抵抗Rpdを介してプルダウンするようにして、プルアップされたときの入力電圧をID識別信号とし、火災検知部として煙検出部2を選択するようにしても良い。
つまり、熱検出部接続端子104がプルダウンされると、Lowレベルの電圧(GND)が制御部10に入力される。このときAD変換した入力電圧(AD値レベル)により求まる検知温度は下限値の温度となる。これにより制御部10は検知温度が所定温度範囲内にないと判断する。
(警報動作)
次に、音響部としてブザー回路4又はスピーカ回路5が選択的に接続されたときの警報動作について、図1〜図3を用いて説明する。
(ブザー回路4を使用)
音響部としてブザーによる音を出力する場合、図2に示すように、ブザー回路4がブザー回路接続端子107に接続される。
尚、このとき、図1に示した、スピーカ回路5のスピーカ53は、スピーカ接続端子108、109に接続されない。
このような状態において、制御部10は、ブザー回路接続端子107がプルダウンされたときの入力電圧をID識別信号として、接続された音響部に応じた警報動作を行う。
まず、制御部10は、電源投入時など所定タイミングにより、ブザー回路接続端子107から入力される電圧値を検出する。
ブザー回路4を接続時においては、図2に示すように、ブザー回路接続端子107は抵抗RBZを介してプルダウンされる。よって、Lowレベルの電圧(GND)が制御部10に入力される。
制御部10は、検出した電圧値に基づいて、ブザー回路接続端子107がプルダウンされているか否かを判断する。
尚、プルダウンされているか否かの判断は、電圧値がゼロボルト又はその近傍の所定範囲内であるか否かにより判断する。
そして、ブザー回路接続端子107がプルダウンされていると判断したとき、音響部としてブザー回路4を選択する。
以降、選択したブザー回路4に応じた警報動作を行う。
即ち、制御部10は、上述した火災検知動作により火災の発生を判断し、火災を検知したとき、PWM信号をブザー回路接続端子107へ出力する。
これによりブザー駆動回路41のトランジスタQにPWM信号が与えられ、トランジスタQを駆動して、PWMパルスに応じてコイルLに生じた誘起電圧によりブザー42を駆動する。
(スピーカ回路5を使用)
音響部としてスピーカによる音を出力する場合、図1に示すように、スピーカ回路5のスピーカ53が、スピーカ接続端子108、109に接続される。
尚、このときブザー回路接続端子107には、ブザー回路4は接続されず、図3に示すように、プルアップ抵抗Rspを介してプルアップされる。
このような状態において、制御部10は、ブザー回路接続端子107がプルアップされたときの入力電圧をID識別信号として、接続された音響部に応じた警報動作を行う。
まず、制御部10は、電源投入時など所定タイミングにより、ブザー回路接続端子107から入力される電圧値を検出する。
このとき、ブザー回路接続端子107はプルアップされているので、Hiレベルの電圧(VDD)が制御部10に入力される。
制御部10は、検出した電圧値に基づいて、ブザー回路接続端子107がプルアップされているか否かを判断する。
尚、プルアップされているか否かの判断は、電圧値が入力電圧の上限値(例えば5V)又はその近傍の所定範囲内であるか否かにより判断する。
そして、ブザー回路接続端子107がプルアップされていると判断したとき、音響部としてスピーカ回路5を選択する。
以降、選択したスピーカ回路5に応じた警報動作を行う。
即ち、制御部10は、上述した火災検知動作により火災の発生を判断し、火災を検知したとき、デジタル音声信号を音声用DAC&LPF51へ出力する。
音声用DAC&LPF51は、制御部10からのデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、ローパスフィルタにより不要な周波数帯域をカットする。
そして、音声アンプ52は、音声用DAC&LPF51からのアナログ音声信号を増幅し、スピーカ53へ出力する。スピーカ53はアナログ音声信号により音声等を発する。
尚、上記説明では、ブザー回路接続端子107がプルダウンされていると判断したとき、音響部としてブザー回路4を選択し、ブザー回路接続端子107がプルアップされていると判断したとき、音響部としてスピーカ回路5を選択する場合を説明した。
本発明はこれに限るものではなく、逆論理により音響部を選択するようにしても良い。
即ち、ブザー回路4が接続状態において、ブザー回路接続端子107がプルアップされる回路構成とし、ブザー回路接続端子107がプルアップされていると判断したとき、音響部としてブザー回路4を選択し、ブザー回路接続端子107がプルダウンされていると判断したとき、音響部としてスピーカ回路5を選択するようにしても良い。
(電源部8に応じた所定動作)
次に、電源部8として直流電圧源又は交流電圧源が選択的に接続されたときの所定の動作について、図1を用いて説明する。
図1において、電源ID端子111には、電源部8が直流電圧源又は交流電圧源の何れであるかを識別するID識別信号が入力される。
この電源ID端子111に入力されるID識別信号は、例えば、電源部8が直流電圧源であることを示す場合は、Hiレベルの電圧(例えば5V)に設定され、電源部8が交流電圧源であることを示す場合は、Lowレベルの電圧(例えばゼロボルト)に設定される。
このような状態において、制御部10は、電源ID端子111から入力されたID識別信号に基づいて、接続された電源部8に応じた所定の動作を行う。
(直流電圧源を使用)
電源部8として直流電圧源を用いる場合、図1に示すように、電池81が、電源接続端子110に接続される。
そして、電源ID端子111には、電源部8が直流電圧源であることを示すID識別信号(例えばHiレベル)が入力される。
まず、制御部10は、電源投入時など所定タイミングにより、電源ID端子111から入力されるID識別信号を検出する。
制御部10は、検出したID識別信号の電圧値に基づいて、電源部8が直流電圧源又は交流電圧源の何れであるかを判断する。
尚、この判断は、電圧値がHiレベル(例えば5V)又はその近傍の所定範囲内であるか否か、及び電圧値がLowレベル(例えばゼロボルト)又はその近傍の所定範囲内であるか否かにより判断する。
制御部10は、電源部8が直流電圧源であると判断すると、電源部8に応じた所定動作として、必要時に確認灯ドライブ回路70を駆動させ、赤色LED72のみを点灯させる。
(交流電圧源を使用)
電源部8として交流電圧源を用いる場合、交流電源及びAC−DC変換回路(図示せず)が電源接続端子110に接続される。
そして、電源ID端子111には、電源部8が交流電圧源であることを示すID識別信号(例えばLowレベル)が入力される。
このような状態において、上記動作と同様に、制御部10は、検出したID識別信号の電圧値に基づいて、電源部8が直流電圧源又は交流電圧源の何れであるかを判断する。
制御部10は、電源部8が交流電圧源であると判断すると、電源部8に応じた所定動作として、必要時に確認灯ドライブ回路70を駆動させ、赤色LED72及び緑色LED71を共に点灯させる。
尚、電源部8に応じた所定動作は、これに限るものではなく任意の動作を行うことができる。例えば、直流電圧源であると判断した場合に、外部に接続された電池電圧を監視する回路等を駆動させるようにしても良い。
以上、集積化回路1に選択的に接続される構成部の種類に応じた、火災警報器の動作について説明した。
次に、集積化回路1に接続された構成部の状態と、制御部10が選択した動作状態との不一致を検出する動作について説明する。
(異常検出)
上述したように、集積化回路1に選択的に接続される構成部の種類によって、制御部10は、当該火災警報器の機種に応じた動作を行う。
ここで、例えば火災警報器の製造過程などにおいて、当該機種に応じて選択された構成部が、接続不良などにより集積化回路1に接続されない場合、制御部10は当該機種と異なる動作を行うこととなる。
このような、集積化回路1に接続された構成部の接続状態と、制御部10が選択した動作状態との不一致を検出する動作について、図5を用いて説明する。
尚、この異常検出は、例えば火災警報器の製造工程において行うことが想定されるが、これに限らず、火災警報器が設置状態においても電源投入時や所定タイミングにより行うようにしても良い。
図5は異常検出動作を示すフローチャートである。
以下、図5の各ステップに基づいて説明する。
(S1)
制御部10は、電源投入されると異常検出動作を開始する。
(S2)
次に制御部10は、上述した動作により、集積化回路1に選択的に接続される構成部の種類に応じて入力されたID識別信号に基づいて、火災検出部として煙検出部2又は熱検出部3、及び、音響部としてブザー回路4又はスピーカ回路5を選択する。
(S3)
制御部10は、EEPROM接続端子106を介して接続されたEEPROM6から、ID情報を読み込む。
ここでEEPROM6には、少なくとも、火災検出部として煙検出部2又は熱検出部3、及び、音響部としてブザー回路4又はスピーカ回路5を選択したID情報が予め記憶されている。
(S4)
制御部10は、入力されたID識別信号により選択した火災検知部及び音響部と、ID情報により選択された火災検知部及び音響部とを比較し、共に一致するか否かを判断する。
(S5)
ステップS4において、一致しないと判断した場合、制御部10は、異常出力動作として、異常信号を異常信号出力端子105へ出力する。
尚、この異常信号出力端子105には、例えば火災警報器を診断・設定する試験機器などが接続される。
尚、異常信号の出力は、異常信号出力端子105に限らず、例えば通信手段を設けて、試験機器などと通信するようにしても良い。
尚、異常出力動作は、これに限らず、異常信号出力端子105への異常信号出力に代え、又はこれと共に、表示部7による所定の表示や、音響部により所定の音又は音声を発するようにしても良い。
例えば、表示部7の各LEDを正常時と異なる点滅状態とする。また、例えばスピーカ回路5から「異常です。」などの音声を出力させる。
(S6)
制御部10は、異常検出動作を終了する。
尚、異常検出動作を終了すると共に、当該火災警報器が誤動作をしないように、制御部10の動作を停止させるようにしても良い。
(S7)
一方、ステップS4において、一致すると判断した場合、制御部10は正常モードに移行し、通常の動作処理を行う。
(S8)
制御部10は、異常検出動作を終了する。
このような動作により、集積化回路1に接続された構成部の接続状態と、制御部10が選択した動作状態との不一致を検出することが可能となる。
以上のように本実施の形態においては、制御部10は、入力されたID識別信号に基づいて、火災検知部として煙検出部2又は熱検出部3を選択し、音響部としてブザー回路4又はスピーカ回路5を選択し、選択した火災検知部に応じた火災検知動作、及び選択した音響部に応じた警報動作を行う。
よって、集積化回路1を、火災検知部及び音響部の種類に応じた複数の機種に用いることができる。
また、制御部10は、電源ID端子111から入力されたID識別信号に基づいて、電源部8として直流電圧源又は交流電圧源を選択し、選択した電源部8に応じた所定動作を行う。
よって、集積化回路1を、電源部8の種類に応じた複数の機種に用いることができる。
また、火災警報器を構成する構成部の一部を集積化回路1に形成する。これにより、火災警報器の小型化や製造工数の削減などを図ることができる。
また、赤外LEDドライブ回路21及びPD変換回路23は、集積化回路1に形成しない。これにより、集積化に伴う精度低減が生じることがなく、高精度に煙の発生を検知することができる。
また、ブザー駆動回路41は、集積化回路1に形成しない。これにより、容量の大きいコイルを用いてブザー42を駆動することができる。
また、制御部10は、ブザー回路接続端子107からの入力電圧を音響部のID識別信号とし、ブザー回路接続端子107の入力電圧が、プルアップ又はプルダウンされたとき、音響部としてブザー回路4を選択する。
よって、集積化回路1に設けられる端子数を削減することができる。
また、制御部10は、熱検出部接続端子104からの入力電圧を火災検知部のID識別信号とし、熱検出部接続端子104の入力電圧が、プルアップ又はプルダウンされたとき、火災検知部として煙検出部2を選択する。
よって、集積化回路1に設けられる端子数を削減することができる。
また、制御部10は、熱検出部接続端子104からの入力電圧に基づく温度検知信号を火災検知部のID識別信号とし、温度検知信号により求まる検知温度が、所定の温度範囲内のとき、火災検知部として熱検出部3を選択する。
よって、集積化回路1に設けられる端子数を削減することができる。
また、制御部10は、入力されたID識別信号に基づき選択した煙検出部2又は熱検出部3、及びブザー回路4又はスピーカ回路5と、EEPROM6に記憶されたID情報とが一致しないとき、所定の異常出力動作を行う。
よって、集積化回路1に対する誤接続、又はID情報の誤設定を検知することができる。
尚、本実施の形態においては、制御部10は、集積化回路1に接続された構成部の接続状態により火災検知部及び音響部を選択した。また、制御部10は電源ID端子111からのID識別信号により電源部8の種類を判断した。
本発明はこれに限るものではなく、制御部10は、EEPROM6から入力されたID情報をID識別信号とし、このID情報のみにより、火災検知部、音響部、及び電源部8の種類を選択するようにしても良い。
このような動作によっても、集積化回路1を、火災検知部、音響部、及び電源部8の種類に応じた複数の機種に用いることができる。また、火災警報器の小型化や製造工数の削減などを図ることができる。
尚、本実施の形態においては、制御部10は、集積化回路1に接続された構成部の接続状態により火災検知部及び音響部の種類を選択した。
本発明はこれに限るものではなく、集積化回路1に、火災検知部を選択するID専用端子、及び音響部を選択するID専用端子を設けて、火災検知部が煙検出部2又は熱検出部3の何れであるかを識別するID識別信号、及び音響部がブザー回路4又はスピーカ回路5の何れであるかを識別するID識別信号を入力するようにしても良い。
このような構成によっても、制御部10は、これらID専用端子から入力されたID識別信号に基づいて、火災検知部及び音響部の種類を選択することができる。
よって、集積化回路1を、火災検知部及び音響部の種類に応じた複数の機種に用いることができる。また、火災警報器の小型化や製造工数の削減などを図ることができる。
尚、本実施の形態においては、集積化回路1に、煙検出部2を構成する受光アンプ24、並びに、スピーカ回路5を構成する音声用DAC&LPF51及び音声アンプ52を形成する場合を説明した。
本発明はこれに限るものではなく、これらの機器を集積化回路1の外部に備えるようにしても良い。
このような構成によっても、制御部10は、各構成部の接続状態により火災検知部及び音響部を選択することができる。よって、集積化回路1に設けられる端子数を削減することができる。
尚、本実施の形態において、前記ID識別信号等は、火災警報器の各種設定情報を工場で設定する際にも利用することもできる。例えばEEPROMに該当する動作パラメータ情報などを書き込む場合に、ID識別信号等を読み込んで、該ID識別信号等と動作パラメータ情報との照合を行うようにすれば、例えば火災検知部として煙検知部が接続されているのに熱検知部の情報を誤って書き込んでしまうことを避けることができる。
実施の形態1に係る火災警報器のブロック構成図である。 火災検出部として熱検出部3が接続され、音響部としてブザー回路4が接続されたときの回路構成を示す図である。 火災検出部として煙検出部2が接続され、音響部としてスピーカ回路5が接続されたときの回路構成を示す図である。 火災検出部として煙検出部2が接続され、音響部としてスピーカ回路5が接続されたときの回路構成を示す図である。 異常検出動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 集積化回路、2 煙検出部、3 熱検出部、4 ブザー回路、5 スピーカ回路、6 EEPROM、7 表示部、8 電源部、10 制御部、11 発振器、12 リセット部、21 赤外LEDドライブ回路、22 赤外LED、23 PD変換回路、24 受光アンプ、31 抵抗、32 サーミスタ、41 ブザー駆動回路、42 ブザー、51 音声用DAC&LPF、52 音声アンプ、53 スピーカ、70 確認灯ドライブ回路、71 緑色LED、72 赤色LED、80 定電圧回路、81 電池、101 発光回路接続端子、102 受光回路接続端子、103 熱検出部接続端子、104 熱検出部接続端子、105 異常信号出力端子、106 EEPROM接続端子、107 ブザー回路接続端子、108 スピーカ接続端子、109 スピーカ接続端子、110 電源接続端子、111 電源ID端子、112 確認灯接続端子、113 確認灯接続端子。

Claims (4)

  1. 火災現象に基づく物理量を検出する火災検知部、及び警報音を出力する音響部が少なくとも接続される集積化回路を備え、
    前記集積化回路は、
    前記火災検知部としての煙検出部を構成する発光回路が接続され得る発光回路接続端子と、
    前記火災検知部としての煙検出部を構成する受光回路が接続され得る受光回路接続端子と、
    前記火災検知部としての熱検出部が接続され得る熱検出部接続端子と、
    前記音響部としてのブザー回路が接続され得るブザー回路接続端子と、
    前記音響部としてのスピーカ回路を構成するスピーカが接続され得るスピーカ接続端子と、
    前記受光回路接続端子と接続され、前記火災検知部としての煙検出部を構成する受光増幅回路と、
    前記スピーカ接続端子と接続され、前記音響部としてのスピーカ回路を構成する音声増幅回路と、
    前記音声増幅回路と接続され、前記音響部としてのスピーカ回路を構成するデジタルアナログ変換回路と、
    前記発光回路接続端子と、前記受光増幅回路と、前記熱検出部接続端子と、前記ブザー回路接続端子と、前記デジタルアナログ変換回路とそれぞれ接続され、入力されたID識別信号に基づいて、前記火災検知部として前記煙検出部又は前記熱検出部を選択し、前記音響部として前記ブザー回路又は前記スピーカ回路を選択し、選択した前記火災検知部に応じた火災検知動作、及び選択した前記音響部に応じた警報動作を行う制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記ブザー回路接続端子からの入力電圧を、前記音響部のID識別信号とし、
    前記ブザー回路接続端子の入力電圧がプルアップ又はプルダウンされたとき、前記音響部として前記ブザー回路を選択することを特徴とする火災警報器。
  2. 火災現象に基づく物理量を検出する火災検知部、及び警報音を出力する音響部が少なくとも接続される集積化回路を備え、
    前記集積化回路は、
    前記火災検知部としての煙検出部を構成する発光回路が接続され得る発光回路接続端子と、
    前記火災検知部としての煙検出部を構成する受光回路が接続され得る受光回路接続端子と、
    前記火災検知部としての熱検出部が接続され得る熱検出部接続端子と、
    前記音響部としてのブザー回路が接続され得るブザー回路接続端子と、
    前記音響部としてのスピーカ回路を構成するスピーカが接続され得るスピーカ接続端子と、
    前記受光回路接続端子と接続され、前記火災検知部としての煙検出部を構成する受光増幅回路と、
    前記スピーカ接続端子と接続され、前記音響部としてのスピーカ回路を構成する音声増幅回路と、
    前記音声増幅回路と接続され、前記音響部としてのスピーカ回路を構成するデジタルアナログ変換回路と、
    前記発光回路接続端子と、前記受光増幅回路と、前記熱検出部接続端子と、前記ブザー回路接続端子と、前記デジタルアナログ変換回路とそれぞれ接続され、入力されたID識別信号に基づいて、前記火災検知部として前記煙検出部又は前記熱検出部を選択し、前記音響部として前記ブザー回路又は前記スピーカ回路を選択し、選択した前記火災検知部に応じた火災検知動作、及び選択した前記音響部に応じた警報動作を行う制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記熱検出部接続端子からの入力電圧を、前記火災検知部のID識別信号とし、
    前記熱検出部接続端子の入力電圧がプルアップ又はプルダウンされたとき、前記火災検知部として前記煙検出部を選択することを特徴とする火災警報器。
  3. 火災現象に基づく物理量を検出する火災検知部、及び警報音を出力する音響部が少なくとも接続される集積化回路を備え、
    前記集積化回路は、
    前記火災検知部としての煙検出部を構成する発光回路が接続され得る発光回路接続端子と、
    前記火災検知部としての煙検出部を構成する受光回路が接続され得る受光回路接続端子と、
    前記火災検知部としての熱検出部が接続され得る熱検出部接続端子と、
    前記音響部としてのブザー回路が接続され得るブザー回路接続端子と、
    前記音響部としてのスピーカ回路を構成するスピーカが接続され得るスピーカ接続端子と、
    前記受光回路接続端子と接続され、前記火災検知部としての煙検出部を構成する受光増幅回路と、
    前記スピーカ接続端子と接続され、前記音響部としてのスピーカ回路を構成する音声増幅回路と、
    前記音声増幅回路と接続され、前記音響部としてのスピーカ回路を構成するデジタルアナログ変換回路と、
    前記発光回路接続端子と、前記受光増幅回路と、前記熱検出部接続端子と、前記ブザー回路接続端子と、前記デジタルアナログ変換回路とそれぞれ接続され、入力されたID識別信号に基づいて、前記火災検知部として前記煙検出部又は前記熱検出部を選択し、前記音響部として前記ブザー回路又は前記スピーカ回路を選択し、選択した前記火災検知部に応じた火災検知動作、及び選択した前記音響部に応じた警報動作を行う制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記熱検出部接続端子からの入力電圧に基づく温度検知信号を、前記火災検知部のID識別信号とし、
    前記温度検知信号により求まる検知温度が、所定の温度範囲内のとき、前記火災検知部として前記熱検出部を選択することを特徴とする火災警報器。
  4. 火災現象に基づく物理量を検出する火災検知部、及び警報音を出力する音響部が少なくとも接続される集積化回路を備え、
    前記集積化回路は、
    前記火災検知部としての煙検出部を構成する発光回路が接続され得る発光回路接続端子と、
    前記火災検知部としての煙検出部を構成する受光回路が接続され得る受光回路接続端子と、
    前記火災検知部としての熱検出部が接続され得る熱検出部接続端子と、
    前記音響部としてのブザー回路が接続され得るブザー回路接続端子と、
    前記音響部としてのスピーカ回路を構成するスピーカが接続され得るスピーカ接続端子と、
    前記受光回路接続端子と接続され、前記火災検知部としての煙検出部を構成する受光増幅回路と、
    前記スピーカ接続端子と接続され、前記音響部としてのスピーカ回路を構成する音声増幅回路と、
    前記音声増幅回路と接続され、前記音響部としてのスピーカ回路を構成するデジタルアナログ変換回路と、
    前記発光回路接続端子と、前記受光増幅回路と、前記熱検出部接続端子と、前記ブザー回路接続端子と、前記デジタルアナログ変換回路とそれぞれ接続され、入力されたID識別信号に基づいて、前記火災検知部として前記煙検出部又は前記熱検出部を選択し、前記音響部として前記ブザー回路又は前記スピーカ回路を選択し、選択した前記火災検知部に応じた火災検知動作、及び選択した前記音響部に応じた警報動作を行う制御部と
    を備え、
    前記集積化回路は、
    前記煙検出部又は前記熱検出部、及び、前記ブザー回路又は前記スピーカ回路を選択したID情報が入力される記憶部接続端子を備え、
    前記制御部は、
    前記ID識別信号に基づき選択した前記煙検出部又は前記熱検出部、及び前記ブザー回路又は前記スピーカ回路と、前記ID情報とが一致しないとき、所定の異常出力動作を行うことを特徴とする火災警報器。
JP2008262819A 2008-10-09 2008-10-09 火災警報器 Expired - Fee Related JP4657339B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008262819A JP4657339B2 (ja) 2008-10-09 2008-10-09 火災警報器
KR1020090050434A KR101475087B1 (ko) 2008-10-09 2009-06-08 화재 경보기
TW098119222A TWI396145B (zh) 2008-10-09 2009-06-09 火災警報器
CN2009101472668A CN101719297B (zh) 2008-10-09 2009-06-17 火灾报警器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008262819A JP4657339B2 (ja) 2008-10-09 2008-10-09 火災警報器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010092348A JP2010092348A (ja) 2010-04-22
JP4657339B2 true JP4657339B2 (ja) 2011-03-23

Family

ID=42216412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008262819A Expired - Fee Related JP4657339B2 (ja) 2008-10-09 2008-10-09 火災警報器

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP4657339B2 (ja)
KR (1) KR101475087B1 (ja)
CN (1) CN101719297B (ja)
TW (1) TWI396145B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103617690A (zh) * 2013-11-20 2014-03-05 河北正光报警设备有限公司 一种家用可移动烟雾报警探测器
KR102613942B1 (ko) * 2022-10-27 2023-12-14 주식회사 광운기술 화재 열에 의한 자기발전 기술을 적용한 화재감지시스템

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0669883A (ja) * 1992-08-21 1994-03-11 Kuei Yang Ren 携帯コードレス電話機の紛失警報器
JPH11126284A (ja) * 1997-10-23 1999-05-11 Hochiki Corp 防災監視制御盤
JPH11185180A (ja) * 1997-10-17 1999-07-09 Nittan Co Ltd 火災感知器、試験器、および、感知器種別の試験方法
JP2001034861A (ja) * 1999-07-23 2001-02-09 New Cosmos Electric Corp 警報器
JP2004005000A (ja) * 2000-01-26 2004-01-08 Matsushita Electric Works Ltd 感知器
JP2004251852A (ja) * 2003-02-21 2004-09-09 Matsushita Electric Works Ltd 熱感知回路
JP2006268132A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Tempearl Ind Co Ltd 火災警報器
JP2007323195A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Nohmi Bosai Ltd 火災受信装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2108219T3 (es) * 1992-07-29 1997-12-16 Yang Ren Guey Alarma para avisar a los usuarios de que, por descuido, han olvidado el telefono celular portatil.
CN2309589Y (zh) * 1997-04-04 1999-03-03 范贵华 火灾预测报警器

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0669883A (ja) * 1992-08-21 1994-03-11 Kuei Yang Ren 携帯コードレス電話機の紛失警報器
JPH11185180A (ja) * 1997-10-17 1999-07-09 Nittan Co Ltd 火災感知器、試験器、および、感知器種別の試験方法
JPH11126284A (ja) * 1997-10-23 1999-05-11 Hochiki Corp 防災監視制御盤
JP2001034861A (ja) * 1999-07-23 2001-02-09 New Cosmos Electric Corp 警報器
JP2004005000A (ja) * 2000-01-26 2004-01-08 Matsushita Electric Works Ltd 感知器
JP2004251852A (ja) * 2003-02-21 2004-09-09 Matsushita Electric Works Ltd 熱感知回路
JP2006268132A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Tempearl Ind Co Ltd 火災警報器
JP2007323195A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Nohmi Bosai Ltd 火災受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010092348A (ja) 2010-04-22
CN101719297B (zh) 2013-05-15
KR101475087B1 (ko) 2014-12-23
TWI396145B (zh) 2013-05-11
CN101719297A (zh) 2010-06-02
TW201015498A (en) 2010-04-16
KR20100040239A (ko) 2010-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080055077A1 (en) System and apparatus with self-diagnostic and emergency alert voice capabilities
US7791494B2 (en) Voltage monitoring device
JP2008249374A (ja) 温度検出回路
JP2008085476A (ja) 警報音発生装置
JP4657339B2 (ja) 火災警報器
JP5114699B2 (ja) 電池電圧低下検出装置
US8450994B2 (en) Voltage application time period measuring circuit and power supply apparatus including the same
US20180233022A1 (en) Fluid leak detector alarm mechanism
JP4974560B2 (ja) 火災警報器
JP2007163338A (ja) Ledの故障検出回路およびこれを備えた警報器
JP6688131B2 (ja) 半導体装置
JP2010045514A (ja) 監視機能を備えた無線通信機
JP7116304B2 (ja) 電子制御装置および電子制御用半導体集積回路装置並びにガスコンロ
JP4356926B2 (ja) 電子機器
US11248617B2 (en) Fan control system
JP2009205593A (ja) 警報器
JP4709504B2 (ja) 電子回路の故障判定回路
JP7265402B2 (ja) 無線送信装置
JP3866390B2 (ja) ガス漏れ警報器
KR100474974B1 (ko) 보일러 가동상황 저장장치
KR101928016B1 (ko) 미세 전류 감지 기술을 적용한 가스 터빈 이산화탄소 소화 설비 시스템
JP5507413B2 (ja) 感知器ベースおよび監視システム
KR20170046471A (ko) 반도체식 가스센서를 이용한 가스 경보장치
JP2000088894A (ja) 検査信号のレベルオフ確認回路及びこれを用いた装置
JP2004127184A (ja) 故障検知機能を有する報知装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101221

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4657339

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees