JP4655597B2 - 画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンター等の画像形成装置と、画像形成された転写材に穿孔、綴じ、折り等の処理を行う後処理装置とからなる画像形成システムに関する。
近年、色々な画像情報を元にカラー画像を形成するためのカラー画像形成装置が知られている。白黒の文字画像とは異なり、カラー画像は転写材上にイエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナーを重ね、それらのトナーを一括して加熱・加圧定着することにより得られるが、総トナー量が多いために、定着温度が白黒画像形成における定着温度よりも高くなり、定着後にトナーが凝固するまでに時間がかかるため、既に排紙した転写材上のトナーに次の転写材上のトナーが付着したり、また、総トナー量が多いために加熱ローラや加圧ローラへのトナーの付着を防止するためのWAX量も多くなり、トナー中のWAXがトナー表面に滲み出る量も多くなるため、滲み出たWAXが完全に凝固する前に搬送ローラやガイド板等に接触することにより冷却されて白濁し、画像に光沢ムラを生じてしまう。
このように、カラー画像形成装置における上述した問題点を解決する技術として以下のようなものが知られている。
即ち、転写材に多色の画像形成を行うカラー画像形成装置に用いられ、転写材上のトナーを加熱・加圧する定着装置において、定着ニップ部を通過した後の転写材の少なくとも片面を冷却する冷却手段を備え、排紙トレイに排紙する前に転写材を冷却し、転写材間の接着を防止するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−150677号公報
しかしながら、近年、画像形成した転写材に穿孔、折り、ステイプル等の後処理を行うことが知られているが、特許文献1には、このように画像形成装置と後処理装置とからなる画像形成システムにおける定着後の転写材の冷却に関する記載やそれに関する示唆もない。
一般に、後処理装置においては各後処理が行われるために時間がかかり、画像形成した転写材を増速し転写材間の間隔を広げて、処理に必要な時間を確保した後に後処理を行うように構成されている。
このように、後処理装置で増速するために、定着ニップ部の下流側に冷却手段を設けても、転写材の途中から転写材の冷却度合い変わってしまうため、上述したように、WAXの冷却度合いが変わり画像にムラが生じてしまう。
また、後処理装置においては、増速した状態で処理を行うため、搬送ローラのニップ圧を強くしたり、構造上各処理を行うためにガイド板を屈曲しなければならないため、これらの搬送ローラやガイド板に接触してWAXムラを発生させてしまうことがある。
本発明の目的は、上述した問題に鑑み、画像ムラのない高品質の画像を得ることが出来る画像形成装置と後処理装置とを有する画像形成システムを提供することにある。
本発明の目的は、以下の構成により達成することが出来る。
(1)転写材上にトナー画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部の転写材搬送方向下流側に設けられた、転写材上の未定着トナー画像を溶融固着させる定着装置と、
前記定着装置の転写材搬送方向下流側に設けられた第1搬送手段と、
前記定着装置と前記第1搬送手段との間を通過する転写材を検出する検出手段と、
前記第1搬送手段の転写材搬送方向下流側に設けられ、転写材を冷却する冷却手段と、
前記冷却手段の転写材搬送方向下流側に設けられた第2搬送手段と、
前記第2搬送手段の転写材搬送方向下流側に設けられ、トナー画像が形成された転写材に後処理を行う後処理装置と、
前記第2搬送手段の搬送速度を制御する制御手段と、
を有し、
前記制御手段は、転写材が前記冷却手段の冷却領域を通過中は、前記第2搬送手段の転写材搬送速度が前記第1搬送手段の転写材搬送速度と同一速度になるように制御し、
転写材の後端が前記検出手段を通過した後に前記第2搬送手段を増速させるよう制御する第1のモードと、転写材が前記冷却領域を通過した後に前記第2搬送手段を増速させるよう制御する第2のモードとが切換可能であることを特徴とする画像形成システム。
)前記後処理装置は、転写材を所定枚数毎に転写材搬送方向に対して直交する方向にシフトするシフト手段、転写材の所定位置に孔明け行う穿孔手段、複数枚の転写材を綴じるステイプル手段、転写材を折る折り手段、合紙又は表紙のシートを挿入するシート挿入手段のうち少なくとも1つを有することを特徴とする前記(1)に記載の画像形成システム。
冷却領域にまたがる第1搬送手段、第2搬送手段の用紙搬送速度を同一にすることにより、冷却中は用紙搬送速度が変わらないため、定着後完全に固着していないトナーを担持した用紙が通過しても、トナー及びトナー表面に滲み出たWAXが、用紙の全領域において冷却手段により均一、かつ、十分に固着されるため、ムラのない画像を得ることが出来る。
また、冷却を十分行うことにより、後処理装置の搬送ローラやガイド板等に接触することにより、トナー表面に滲み出たWAXが急激に冷却されて曇り状のムラになってしまうことが防止可能になる。
特に、カラー画像のように用紙上のトナー総量が多い場合には、トナー及びトナー表面に滲み出たWAXの総量も多くなるが、冷却手段により均一、かつ、十分に冷却することによりムラのない高品質のカラー画像を得ることが出来る。
以下、本発明の実施の形態の一例を説明する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の意義を限定するものではなく、また、以下の本発明の実施形態における断定的な説明は、ベストモードを示すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限定するものではない。
先ず、本発明に係わる画像形成システムを構成する画像形成装置について、図1を用いて説明する。
図1は画像形成装置の概略構成図である。
なお、図1を含めて、以降の説明において、機能、構造を同じくする部材には同一番号を付すものとする。
図1によれば、画像形成装置GSは、画像形成装置本体GHと画像形成装置本体GHの上部に設けられた画像読取装置SCとから構成される。
画像形成装置本体GHは、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、中間転写体の移動方向に沿ってイエロー、マゼンタ、シアンおよび黒色の各カラートナー像を形成する画像形成ユニットを配置し、各画像形成ユニットの像担持体上に形成したカラートナー像を中間転写体上に多重転写して重ね合わせた後、転写材(以下、用紙という)上に一括転写するものである。
図において、画像読取装置SC上に載置された原稿画像が光学系により走査露光され、ラインイメージセンサCCDに読み込まれ、ラインイメージセンサCCDにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等が行われた後、画像書込手段としての書き込み手段3に送られる。
また図において、中間転写体である中間転写ベルト6の周縁部には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒色(K)の各色毎の画像形成用として4組のプロセスユニット100がカラートナー像の形成手段として、図の矢印で示す鉛直方向の中間転写ベルト6の回転方向に、中間転写ベルト6に沿って垂直方向にY、M、C、Kの順に縦列配置されている。
4組のプロセスユニット100は何れも共通した構造であり、それぞれ、像担持体である感光体ドラム1と、帯電手段としての帯電器2と、画像書込手段としての書き込み手段3と、現像手段としての現像器4と像担持体クリーニング手段としての感光体クリーニング装置190とからなっている。
感光体ドラム1は、例えば外径が40〜100mm程度のアルミニウム等の金属性の部材によって形成される円筒状の基体の外周に、感光体層として層厚(膜厚)20〜40μm程度の有機感光体層(OPC)の光導電層を形成したものである。感光体ドラム1は、矢印で示す方向に回転される。
感光体ドラム1の周りには、帯電器2、書き込み手段3、現像器4を1組とした画像形成部が、図の矢印にて示す感光体ドラム1の回転方向に配置される。
帯電器2は、感光体ドラム1の移動方向に対して直交する方向(図において紙面垂直方向)に感光体ドラム1と対峙し近接して取り付けられる。帯電器2は、感光体ドラム1の有機感光体層に対し所定の電位を与えるコロナ放電電極としての放電ワイヤを備え、トナーと同極性のコロナ放電によって帯電作用を行い、感光体ドラム1に対し一様な電位を与える。
書き込み手段3は、不図示の半導体レーザ(LD)光源から発光されるレーザ光を、回転多面鏡(符号なし)により主走査方向に回転走査し、fθレンズ(符号なし)、反射ミラー(符号なし)等を経て感光体ドラム1上を画像信号に対応する電気信号による露光(画像書込)を行い、感光体ドラム1の表面の感光体層に原稿画像に対応する静電潜像を形成する。
現像器4は、感光体ドラム1の帯電極性と同極性に帯電されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)若しくは黒色(K)の各色の2成分現像剤をそれぞれ収容し、現像剤担持体である現像ローラ4aを備えている。現像ローラ4aは、突き当てコロ(不図示)により感光体ドラム1と所定の間隙に保たれ、感光体ドラム1の回転方向と順方向に回転するようになっており、現像時、現像ローラ4aに対してトナーと同極性の直流電圧或いは直流電圧に交流電圧を重畳する現像バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム1上の露光部に対して反転現像が行われる。
中間転写ベルト6は、体積抵抗率が1E+7〜1E+9Ω・cm程度で、表面抵抗率が1E+10〜1E+12Ω/□程度の半導電性の無端状(シームレス)の樹脂ベルト部材が用いられる。中間転写ベルト6はテンションローラ6aを含む複数のローラ部材により巻回され、鉛直方法に回動可能に支持されている。中間転写体としてはドラム状のものを用いることも可能である。
各色毎の第1の転写手段としての1次転写ローラ7は、例えばシリコンやウレタン等の発泡ゴムを用いたローラ状の導電性部材からなり、中間転写ベルト6を挟んで各色毎の感光体ドラム1に対向して設けられ、中間転写ベルト6の背面を押圧して感光体ドラム1との間に転写域を形成する。1次転写ローラ7には定電流制御によりトナーと反対極性の直流定電流が印加され、転写域に形成される転写電界によって、感光体ドラム1上のトナー像が中間転写ベルト6上に転写される。
画像形成工程(画像形成プロセス)について以下に説明する。
画像記録のスタートにより不図示の感光体駆動モータの始動によりYの感光体ドラム1が図の矢印で示す方向へ回転され、Yの帯電器2によってYの感光体ドラム1に電位が付与される。Yの感光体ドラム1は電位を付与された後、Yの書き込み手段3によって第1の色信号すなわちYの画像データに対応する電気信号による露光(画像書込)が行われ、Yの感光体ドラム1上にイエロー(Y)の画像に対応する静電潜像が形成される。この潜像はYの現像器4により反転現像され、Yの感光体ドラム1上にイエロー(Y)のトナーからなるトナー像が形成される。Yの感光体ドラム1上に形成されたYのトナー像は1次転写手段としての1次転写ローラ7により中間転写ベルト6上に転写される。
同様のプロセスにより、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒色(K)のトナー像が順次中間転写ベルト6上に重ね合わせて形成される。
転写後のそれぞれの感光体ドラム1の周面上に残ったトナーは感光体クリーニング装置190によりクリーニングされる。
一方、給紙カセット20A、20B、20C内に収容された転写材としての用紙Sは、給紙カセット20A、20B、20Cにそれぞれ設けられる送り出しローラ21および給紙ローラ22Aにより給紙され、搬送ローラ22B、22C、22Dにより搬送され、書き込み手段3の書き込みタイミングに同期してレジストローラ23により搬送され、トナーと反対極性の電圧が印加される2次転写手段としての2次転写ローラ7Aの転写域において、中間転写ベルト6上に形成された重ね合わせのカラートナー像が一括して転写される。
カラー画像が転写された用紙Sは、定着装置17により溶融固着され、更に第1搬送手段18により搬送され後処理装置に送り込まれる。19は冷却手段であり定着処理された用紙Sを後処理装置に送り込む途中で冷却する。なお、定着装置17、第1搬送手段18、及び冷却手段19の詳細につては後述するものとする。
また、2次転写ローラ7Aにより用紙S上にカラー画像が転写された後、用紙Sを曲率分離した中間転写ベルト6は、中間転写体クリーニング装置190Aにより残留トナーが除去される。
9Aは画像形成装置操作表示手段、9Bは画像形成装置制御手段である。
なお、上記画像形成装置の説明においては、カラー画像形成にて説明したが、モノクロ画像を形成する場合も本発明に含まれるものである。
次に、画像形成システムを構成する後処理装置について図2を用いて説明する。
図2は後処理装置の概略構成図である。
後処理装置FSは、図に示すように、上段に合紙又は表紙のシートTを載置するシート給紙トレイ10、シート給紙手段20、及び、固定排紙台40、中段に用紙S及びシートTに孔明け処理を行う穿孔手段30、シフト手段90、下段には用紙SにシートTが挿入された用紙にステイプル処理を行うステイプル手段503、折り手段70を有している。
後処理装置FSの図示左側面部には、用紙S又はステイプル処理済みの用紙束Saを積載するための昇降可能な排紙積載手段60、折り処理された用紙束Saを積載するための折り紙積載手段80が配置されている。
後処理装置FSの左上段には、後処理装置操作表示手段10A、後処理装置制御手段10Bが設けられている。
次に、上述した構成の後処理装置FSの詳細につて、同じく図2を用いて用紙S及びシートTの流れに沿って説明する。
シート給紙トレイ10にセットされたシートTはシート給紙手段20により1枚ずつ給紙される。
給紙されたシートTは、搬送路R1を形成する搬送ローラ、ガイド板等(参照符号無し)により搬送され、画像形成装置GSから排出された用紙Sの搬送路R2に合流点Cにおいて合流し搬送路R2を搬送される。
なお、以降の説明において、用紙S及びシートTの搬送について説明する場合、搬送路のみで説明し、搬送路を形成する搬送ローラ等については、特に説明の必要があるものを除いて省略するものとする。また、用紙S及びシートTを単に用紙Sで表すものとする。
搬送路R2上の用紙Sは、合流点Cの下流側に配設した穿孔手段30により、用紙Sの搬送方向後端側を基準位置にして停止し、所定の位置にファイル用の孔のパンチ処理が行われる。
パンチ処理された用紙Sは、搬送路R2を搬送され切換ゲートG1に達する。
操作表示手段9Aにおいて単純排紙が選択された場合、切換ゲートG1は図示しないソレノイドの駆動(ON)により図の点線で示す位置にセットされ、用紙Sは搬送路R3を経て固定排紙台40に排紙される。
切換ゲートG1が、図に示す実線位置の状態に選択されていると、用紙Sは、搬送路R2上をそのまま進み切換ゲートG2に達する。
画像形成装置操作表示手段9A又は後処理装置操作表示手段10Aにおいてステイプル処理が選択された場合、切換ゲートG2は図示しないソレノイドの駆動により図の実線で示す位置にセットされ、用紙Sは搬送路R4を経て搬送ローラ703により、図に示すように、綴じ手段50の左上がりの傾斜を有する用紙載置台501に沿って上方に放出され、放出後は、自重により下降に転じ、用紙載置台501の傾斜面上を滑走・下降して、綴じ突き当て板502に突き当たり、搬送方向後端側を基準位置にして載置される。
用紙載置台501上に載置された用紙Sが所定の枚数に達すると、ステイプル手段503により所定位置にステイプル処理が行われ、ステイプル処理が完了すると、用紙載置台501に平行になるようにプーリ504、505に張架されたベルト506が回転し、当該ベルト506に固定された排紙爪507により用紙Sからなる用紙束Saが用紙載置台501に沿って上方に移動し、搬送路R2上に設けた排紙ローラ704により排紙積載手段60に排紙される。
折り処理が選択された場合、用紙載置台501上に載置された用紙Sが所定の枚数に達すると、綴じ突き当て板502が退避し用紙Sが滑走・下降して折り用紙載置台701上に載置され、折りナイフ702により一対の折りローラ703に押し込まれ折り処理が行われる。折り処理が行われた用紙Sは図の左斜め下方に搬送され折り紙積載手段80に積載される。
切換ゲートG2が図に示す点線位置にセットされると、用紙Sは搬送路R2上を搬送され、シフト手段90により、所定枚数毎に用紙搬送方向に直交する方向にシフトされ、シフトされた状態で上下方向に昇降可能な排紙積載手段60に排紙される。
以上説明した穿孔手段30による孔明け処理、ステイプル手段503による綴じ処理、折り手段70による折り処理、及びシフト手段90によるシフト処理は、搬送されてくる用紙Sを一旦停止して行われる。このため、用紙Sに上記の処理を行う場合には、用紙Sの間隔が広くなるように制御される。
また、どの処理を行うかは画像形成装置及び後処理装置のどちらかの操作表示手段から選択され制御手段により制御される。
次に、本発明の特徴である定着後の用紙の冷却について図3を用いて説明する。
図3は定着装置を出た後の用紙の冷却過程を示す詳細図である。
定着装置17は、定着ローラ171、定着ローラ171に不図示のバネにより当接されている加圧ローラ172、定着ローラ171に内蔵されているハロゲンヒータ173、定着ローラ171の表面に接触しているサーミスタ174等から構成されている。
定着ローラ171は表面がシリコンゴム、フッ素ゴムなどで被覆された金属製の芯金からなり、加圧ローラ172は表面がシリコンゴムで被覆された金属製の芯金からなる。
サーミスタ174は、定着ローラ171の表面温度を検出し、その検出信号はハロゲンヒータ173の動作制御に用いられる。
PSは、定着ローラ171と加圧ローラ172とにより形成されるニップ部からみて用紙搬送方向下流側に設置された光電式反射型センサーからなる検出手段であり、用紙Sの先端又は後端を検出し、その検出信号は、定着装置におけるジャム検知や、定着後の用紙Sの搬送速度制御等に用いられる。
第1搬送手段18は、定着ローラ171と加圧ローラ172とにより形成されるニップ部からみて用紙搬送方向下流側に設置された、一対の搬送ローラ181、182、拍車183等で構成されており、その用紙搬送速度は前記ニップ部における用紙搬送速度に等しい。
184は切り換えゲートであり、図の実線の位置にあるときには、定着後の用紙Sは搬送ローラ181、182、拍車183により後処理装置FSに直接搬送される。
用紙Sを反転して排紙したい場合、或いは、用紙Sの裏面にも画像形成を行いたい場合には、切り換えゲート184をソレノイド(不図示)により図の実線位置と点線位置とを所定のタイミングで揺動させることにより行われる。
冷却手段19は、送風ファン191及びダクト192等で構成されており、送風ファン191の回転により、画像形成装置の外部の空気が取り込まれ、冷却領域である搬送ローラ182及び合流点Cの用紙搬送方向下流側に設置された搬送ローラ121との間に送風され、前記冷却領域を通過する用紙Sを冷却する。
冷却された用紙Sは搬送ローラ121によって下流側に搬送されるが、画像形成システムの生産性を確保するために、通常は、用紙Sの後端が検出手段PSを通過すると、第1搬送手段18の用紙搬送速度と同一に設定されていた搬送ローラ121及びその下流側の搬送ローラからなる第2搬送手段120の用紙搬送速度が増速するように制御される。
しかしながら、この場合には、用紙Sの先端側領域と後端側領域では冷却領域を通過する速度が異なるため、冷却度合いに差が生じ、画像にムラを生じてしまう。
また、定着後のトナーは完全に固着していないため、冷却が十分に行われなかった後端側が、例えば、第2搬送手段120の搬送ローラやガイド板等に接触した場合に、トナー表面に滲み出たWAXが急激に冷却されて曇り状のムラになってしまう。
このような画像ムラを避けるために、本実施の形態では、生産性よりも画質を優先して画像形成が行えるように制御可能であり、この制御について図4及び図5を用いて説明する。
図4は画像形成システムの制御関係を示すブロック図、図5は生産性優先又は画像品質優先の選択を示すフローチャートである。
画像形成装置制御手段9Bは、画像形成装置の制御手順や各種データを記憶する記憶手段(ROM、RAM)、当該記憶手段に記憶された制御手順やデータに基づいて制御を実行するCPU等で構成されている。
画像形成装置操作表示手段9Aは、コピー枚数の設定、画像形成動作の開始等の操作、或いは、異常検知等の表示を行う。
3Aはポリゴンモータ等を駆動するための書き込み手段駆動手段であり、画像形成装置制御手段9Bの命令に従って作動し、書き込み手段3を駆動する。
23Aは給紙手段駆動モータであり、画像形成装置制御手段9Bの命令に従って作動し、給紙手段(レジストローラ)23を駆動する。
18Aは第1搬送手段駆動モータであり、画像形成装置制御手段9Bの命令に従って作動し、第1搬送手段18を駆動する。
検出手段PSは用紙Sの先端、及び後端を検出し、その検出信号は画像形成装置制御手段9Bに送られる。
後処理装置制御手段10Bは、後処理装置の制御手順や各種データを記憶する記憶手段(ROM、RAM)、当該記憶手段に記憶された制御手順やデータに基づいて制御を実行するCPU等で構成されており、画像形成装置制御手段9Bと通信可能に結合されている。
後処理装置操作表示手段9Aは、後処理手段の選択、異常検知等の表示を行う。
120Aは第2搬送手段駆動モータであり、後処理装置制御手段10Bの命令に従って作動し、第2搬送手段120を駆動する。
ここで、第2搬送手段120とは、後処理装置における全ての搬送路において、用紙Sを搬送するために必要な搬送ローラ121を含む搬送ローラをいう。
30Aは穿孔手段駆動手段、50Aはステイプル手段駆動手段、70Aは折り手段駆動手段、90Aはシフト手段駆動手段であり、それぞれ、後処理装置制御手段10Bの命令に従って作動し、穿孔手段30、ステイプル手段50、折り手段70、シフト手段90を
駆動する。
なお、後処理装置の制御は、検出手段PSが用紙Sの後端を検出した検出信号を基に開始される。
次に、図5を用いて、用紙Sに画像形成を行う場合、生産性を優先するか画像品質を優先するかどちらかを選択してから、画像形成、後処理を行うフローチャートについて説明する。
先ず、画像形成装置操作表示手段9Aにて、(1)生産性優先モード、(2)第1画質優先モード、(3)第2画質優先モード、(4)第3画質優先モードのいずれかを選択するとともに、画像形成部数の設定、どの後処理を行うかを選択する(ST1)。後処理の選択は後処理操作表示手段10Aから行ってもよい。
ここで、各々の優先モードについて、図3を用いて説明する。
(1)生産性優先モード;画像形成システムの生産性を優先するモードであり、用紙Sの後端を検出手段PSで検知した後、第1搬送手段18と第2搬送手段120とにより増速して搬送し、指定された後処理装置を行う。
なお、第2搬送手段120の増速した場合の搬送速度は、各後処理装置が後処理を行うために必要な用紙間の間隔が得られるような搬送速度に設定されている。増速した場合の第2搬送手段120の搬送速度はタイミング設計等により求めることが出来る。
(2)第1画質優先モード;冷却領域を通過する用紙に画像ムラを発生させないモードの1つであり、第2搬送手段120の搬送速度を第1搬送手段18の搬送速度に合わせ、画像形成された用紙Sを後処理装置の搬送路R2を搬送し、後処理を行うことなく機外に排紙するものである。
(3)第2画質優先モード;冷却領域を通過する用紙に画像ムラを発生させないモードの1つであり、第2搬送手段120の搬送速度を第1搬送手段18の搬送速度に合わせ、
書き込み手段3(図1参照)の書き込み間隔を広げると同時に、これに対応して給紙手段23(図1参照)の給紙間隔を広げて画像形成を行い、画像形成された用紙を第2搬送手段120により搬送しながら指定された後処理装置を行う。なお、第2搬送手段120の搬送速度は第1搬送手段18の搬送速度と同一である。
(4)第3画質優先モード;冷却領域を通過する用紙に画像ムラを発生させないモードの1つであり、用紙が冷却領域を通過した後に第2搬送手段120の搬送速度を増速し、指定された後処理装置を行うものである。第2搬送手段120の増速は、用紙Sの後端が搬送ローラ121を通過した時点で行われる。
画像形成装置操作表示手段によりモード選択等がなされると、次のステップ(ST2)で、生産性優先モードかどうか判定し、YESの場合には、第1搬送手段18及び第2搬送手段120を増速し(ST3)、画像形成(ST4)、後処理装置(ST5)を行い、所定部数に達したかどうか判定し(ST6)、所定部数に達するまで、ST4、ST5を繰り返す。
ST2においてNOの場合には第1画質優先モードかどうか判定し(ST7)、YESの場合には、第2搬送手段120の搬送速度を第1搬送手段18の搬送速度に合わせ(ST8)、冷却手段19を作動させ(ST9)、画像形成を行い(ST10)、冷却された用紙Sを後処理装置の搬送路R2を搬送し後処理を行うことなく機外に排紙し(ST11)、所定部数に達したかどうか判定し(ST12)、所定部数に達するまで、ST10、ST11を繰り返す。
ST7において、NOの場合には、第2画質優先モードかどうか判定し(ST13)、YESの場合には、第2搬送手段120の搬送速度を第1搬送手段18の搬送速度に合わせ(ST14)、冷却手段19を作動させ(ST15)、書き込み手段3の書き込み間隔を広げる(ST16)と同時に、これに対応して給紙手段23の給紙間隔を広げて(ST17)画像形成を行い(ST18)、画像形成された用紙を第2搬送手段120により搬送しながら指定された後処理装置を行う(ST19)。処理部数が所定部数に達したかどうか判定し(ST20)、所定部数に達するまで、ST18、ST19を繰り返す。
ST13において、NOの場合には、冷却手段19を作動させ(ST21)、画像形成を行い(ST22)、画像形成された用紙が冷却領域を通過したかどうか、即ち、用紙Sの後端が検出手段PSにより検出された後所定時間が経過したかどうか判定し(ST23)、YESの場合には、第2搬送手段120の搬送速度を増速し(ST24)、所定の後処理を行い(ST25)、所定部数に達したかどうか判定し(ST26)、所定部数に達するまで、ST22、ST23、ST24、ST25の動作を繰り返す。
なお、第2搬送手段120の搬送速度は、例えば、ステッピングモータで搬送ローラ121を駆動し、ステッピングモータの回転数を変えることにより変更することができる。
また、制御に必要な各種のデータ、例えば、書き込み手段3による書き込み間隔データは、画像形成装置制御手段9Bの記憶手段にあらかじめ記憶させておき、必要に応じてCPU上に呼び出してプログララムを実行することが出来る。
以上説明したように、操作者は、生産性優先モード、画質優先モードのどちらかを選択することが可能である。
画質優先モードを選んだ場合、冷却領域にまたがる第1搬送手段、第2搬送手段の用紙搬送速度を同一にすることにより、冷却中は用紙搬送速度が変わらないため、定着後完全に固着していないトナーを担持した用紙が通過しても、トナー及びトナー表面に滲み出たWAXが、用紙の全領域において冷却手段により均一、かつ、十分に固着されるため、ムラのない画像を得ることが出来る。
また、冷却を十分行うことにより、後処理装置の搬送ローラやガイド板等に接触してトナー表面に滲み出たWAXが急激に冷却されて曇り状のムラになってしまうことを防止することができる。
特に、カラー画像のように用紙上のトナー総量が多い場合には、トナー及びトナー表面に滲み出たWAXの総量も多くなるが、冷却手段により均一、かつ、十分に冷却することが出来るためムラのない高品質の画像を得ることが出来る。
また、本実施の形態のように、冷却手段を画像形成装置側に設けることにより、複数の後処理装置と連結する場合でも、1つの冷却手段で対応できるため、コスト削減を図ることが出来る。
なお、画像形成装置と後処理装置とを一体的に設けても良く、画像形成装置制御手段と後処理装置制御手段とを一体的に設けても良い。
画像形成装置の概略構成図。 後処理装置の概略構成図。 定着装置を出た後の用紙の冷却過程を示す詳細図。 画像形成システムの制御関係を示すブロック図。 生産性優先又は画像品質優先の選択を示すフローチャート。
符号の説明
GS 画像形成装置
FS 後処理装置
PS 検出手段
S 用紙
10 シート給紙トレイ
17 定着装置
18 第1搬送手段
19 冷却手段
20 シート給紙手段
30 穿孔手段
40 固定排紙台
70 折り手段
90 シフト手段
120 第2搬送手段
503 ステイプル手段
9A 画像形成装置操作表示手段
9B 画像形成装置制御手段
10A 後処理装置操作表示手段
10B 後処理装置制御手段

Claims (2)

  1. 転写材上にトナー画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部の転写材搬送方向下流側に設けられた、転写材上の未定着トナー画像を溶融固着させる定着装置と、
    前記定着装置の転写材搬送方向下流側に設けられた第1搬送手段と、
    前記定着装置と前記第1搬送手段との間を通過する転写材を検出する検出手段と、
    前記第1搬送手段の転写材搬送方向下流側に設けられ、転写材を冷却する冷却手段と、
    前記冷却手段の転写材搬送方向下流側に設けられた第2搬送手段と、
    前記第2搬送手段の転写材搬送方向下流側に設けられ、トナー画像が形成された転写材に後処理を行う後処理装置と、
    前記第2搬送手段の搬送速度を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、転写材が前記冷却手段の冷却領域を通過中は、前記第2搬送手段の転写材搬送速度が前記第1搬送手段の転写材搬送速度と同一速度になるように制御し、
    転写材の後端が前記検出手段を通過した後に前記第2搬送手段を増速させるよう制御する第1のモードと、転写材が前記冷却領域を通過した後に前記第2搬送手段を増速させるよう制御する第2のモードとが切換可能であることを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記後処理装置は、転写材を所定枚数毎に転写材搬送方向に対して直交する方向にシフトするシフト手段、転写材の所定位置に孔明けを行う穿孔手段、複数枚の転写材を綴じるステイプル手段、転写材を折る折り手段、合紙又は表紙のシートを挿入するシート挿入手段のうち少なくとも1つを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
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