JP4652169B2 - 符号化方式判定装置 - Google Patents
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Description
図1は、この発明の実施の形態1による符号化方式判定装置を示す構成図である。
図において、符号化方式判定装置は、窓掛け手段1、自己相関計算手段2、記憶手段3、符号化方式判定手段4からなる。
符号化方式判定装置に入力される符号化ビットストリーム100は、例えば、映像信号、音響信号あるいは音声信号を符号化して得られたデジタル信号系列であり、例えば図2に示すように所定時間毎のフレーム単位で符号化して得られた符号化ビットストリームが連続したものである。
図中、(a)は符号化方式Aの符号化ビットストリームの自己相関値(モデルパターンA)、(b)は符号化方式Bの符号化ビットストリームの自己相関値(モデルパターンB)を示している。
実施の形態1では、符号化ビットストリーム100のフレーム内の相関を用いて符号化方式を判定するようにしたものであるが、次に、フレーム間の相関を用いて符号化方式を判定する例を実施の形態2として以下に示す。
図示の符号化方式判定装置は、窓掛け手段5、ビット順序変換手段6、自己相関計算手段7、記憶手段8、符号化方式判定手段9からなる。窓掛け手段5は、符号化ビットストリーム100を所定フレーム数毎に切り出して出力するよう構成されている。ビット順序変換手段6は、フレーム毎に連続する符号化ビットストリームのビット順序をフレーム内のビット位置毎に連続する符号化ビットストリームに変換するよう構成されている。自己相関計算手段7は、ビット位置毎の符号化ビットストリームの自己相関値を計算するよう構成されている。記憶手段8は、判定対象とする符号化方式を用いて作成した自己相関値のモデルパターンを記憶する記憶部である。符号化方式判定手段9は、自己相関計算手段7から入力される自己相関値と、記憶手段8から入力されるモデルパターンとを比較して符号化方式を判定し、符号化方式判定結果200を出力する機能部である。
符号化方式判定装置に入力される符号化ビットストリーム100は、例えば、映像信号、音響信号あるいは音声信号を符号化して得られたデジタル信号系列であり、例えば図2に示したように、所定時間毎のフレーム単位で符号化して得られた符号化ビットストリームが連続したものである。
図示のように、ビット順序変換手段6は、1フレームNビットのビット順序変換手段への入力ビットストリーム101を、フレーム内のビット位置が同じものがMフレーム分ずつ連続するようにビット順序を変換し、ビット順序変換手段からの出力ビットストリーム102として出力する。即ち、図中、破線矢印方向が入力ビット順を示し、実線矢印方向が出力ビット順を示している。
実施の形態1、2では、符号化ビットストリーム100は符号化後に何ら加工が加わっていないことを想定して符号化方式の判定を行うものであるが、例えば、伝送誤り耐性向上を目的としたビットインターリーブなどの加工を施された符号化ビットストリームもあり、このような符号化ビットストリームに対して符号化方式を判定する例を実施の形態3として次に示す。
図示の符号化方式判定装置は窓掛け手段1、自己相関計算手段2、記憶手段3、符号化方式判定手段4、加工パターン記憶手段10、加工手段11からなる。ここで、窓掛け手段1〜符号化方式判定手段4は、実施の形態1と同様の構成であるため、ここでの説明は省略する。
符号化方式判定装置に入力される符号化ビットストリーム100は、例えば図2に示すように所定時間毎のフレーム単位で符号化して得られた符号化ビットストリームが連続したものに対して、例えば伝送誤り耐性向上を目的としたビットインターリーブなど、加工を施されたものである。
上記実施の形態3では、符号化ビットストリーム100に対する加工処理を予め想定して符号化方式の判定を行うものであるが、実施の形態4は、ビットインターリーブなど、ビット並び順が変更された符号化ビットストリームに対して、加工処理の想定を不要とする符号化方式判定装置を示すものである。
図示の符号化方式判定装置は、第1の窓掛け手段5a、第1のビット順序変換手段6a、第1の自己相関計算手段7a、第1の記憶手段8a、推定手段12、加工手段11、第2の窓掛け手段1a、第2の自己相関計算手段2a、第2の記憶手段3a、符号化方式判定手段4からなる。
符号化方式判定装置に入力される符号化ビットストリーム100は、例えば図2に示すように所定時間毎のフレーム単位で符号化して得られた符号化ビットストリームが連続したものに対して、例えば伝送誤り耐性向上を目的としたビットインターリーブなど、ビット並び順を変更する加工を施されたものである。
第1の自己相関計算手段7aは、図6に示すようなビット位置に対する自己相関値を出力する。もし、判定対象とする符号化ビットストリームにビットインターリーブなどビット並び順を変更する加工処理が施されていた場合、ビット位置に対する自己相関値も順序が変わるものとなる。
以上の実施の形態1、3、4では、自己相関計算手段2や第2の自己相関計算手段2aにおいて、フレーム毎の自己相関値を出力するとしているが、これに代えて、フレーム毎の自己相関値の数フレーム分の平均値を出力するとしても良い。このように構成することにより、局所的にモデルパターンとの類似度が低い自己相関値となるフレームがある場合でも、平均により平滑化されてその影響が軽減されるので、符号化方式の判定結果が安定化され、判定誤りを軽減することが可能となる。
以上の実施の形態1、3、4では、符号化方式判定手段4において、自己相関値とモデルパターンとのフレーム毎の類似度から符号化方式を判定しているが、これに代えて、自己相関値とモデルパターンとのフレーム毎の類似度の数フレーム分の平均値から符号化方式を判定するとしても良い。このように構成することにより、局所的にモデルパターンとの類似度が低い自己相関値となるフレームがある場合でも、平均により平滑化されてその影響が軽減されるので、符号化方式の判定結果が安定化され、判定誤りを軽減することが可能となる。
以上の実施の形態1、3、4では、符号化方式判定手段4において、フレーム毎に符号化方式の判定結果を求めて出力しているが、これに代えて、数フレーム分のフレーム毎の判定結果の多数決により、最も判定結果の多かった符号化方式を最終的な判定結果として出力するとしても良い。このように構成することにより、フレーム毎の判定結果では局所的な判定誤りになる場合があっても、近傍フレームとの多数決判定により最終的には正しく判定されるようになるので、符号化方式の判定結果が安定化され、判定誤りを軽減することが可能となる。
Claims (10)
- 対象となる符号化ビットストリームにおける所定の範囲のビットストリームの自己相関値を求める自己相関計算手段と、
前記自己相関計算手段で計算された自己相関値と、予め記憶されたモデルパターンとの類似度に基づいて、前記符号化ビットストリームの符号化方式を判定する符号化方式判定手段とを備えた符号化方式判定装置。 - フレーム単位の符号化ビットストリームに対して、時間的に連続するフレームにおいてフレーム内のビット位置が同一であるビットを連結したビットストリームを作成するビット順序変換手段と、
前記ビット順序変換手段で作成したビットストリームの自己相関値をビット位置毎に求める自己相関計算手段と、
前記自己相関計算手段で計算された自己相関値と、予め記憶されたモデルパターンとの類似度に基づいて、前記符号化ビットストリームの符号化方式を判定する符号化方式判定手段とを備えた符号化方式判定装置。 - モデルパターンは、既知の符号化方式を用いて作成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の符号化方式判定装置。
- 符号化方式判定手段は、入力された符号化ビットストリームとの類似度が所定の既知符号化判定用基準値よりも高い値のモデルパターンが存在する場合、最も高い値のモデルパターンに対応した符号化方式を、前記入力された符号化ビットストリームを作成した符号化方式であると判定することを特徴とする請求項3記載の符号化方式判定装置。
- 符号化方式判定手段は、全てのモデルパターンとの類似度が、既知符号化判定用基準値以下の値である未知符号化判定用基準値以下である場合は、未知の符号化方式により符号化されたものと判定することを特徴とする請求項4記載の符号化方式判定装置。
- 自己相関計算手段の前段側に設けられ、対象となる符号化ビットストリームに対して所定の加工を行う加工手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の符号化方式判定装置。
- 加工手段は、複数のビット加工パターンを用いて、これらビット加工パターン毎に符号化ビットストリームを加工し、これら複数のビット加工パターンに対応した加工結果を出力することを特徴とする請求項6記載の符号化方式判定装置。
- フレーム単位の符号化ビットストリームに対して、時間的に連続するフレームにおいてフレーム内のビット位置が同一であるビットを連結したビットストリームを作成するビット順序変換手段と、
前記ビット順序変換手段で作成したビットストリームの自己相関値をビット位置毎に求める第1の自己相関計算手段と、
前記第1の自己相関計算手段で計算された自己相関値と、予め記憶された第1のモデルパターンとの類似度に基づいて、前記符号化ビットストリームの加工パターンを推定する推定手段と、
前記推定手段で推定された加工パターンに基づいて前記符号化ビットストリームを加工する加工手段と、
前記加工手段で加工された符号化ビットストリームにおける所定の範囲のビットストリームの自己相関値を求める第2の自己相関計算手段と、
前記第2の自己相関計算手段で計算された自己相関値と、予め記憶された第2のモデルパターンとの類似度に基づいて、前記符号化ビットストリームの符号化を判定する符号化方式判定手段とを備えた符号化方式判定装置。 - 類似度は、自己相関値とモデルパターンとの相互相関であることを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の符号化方式判定装置。
- 類似度は、自己相関値とモデルパターンとの誤差自乗和であることを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の符号化方式判定装置。
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