JP4651542B2 - ネットワーク遅延測定方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、ネットワーク遅延の測定に関し、特に、モバイル装置用の終端間ネットワーク遅延及びユーザ知覚遅延の測定に関する。
移動送受器(モバイル・ハンドセット)及び無線(ワイヤレス)装置は、インターネットにアクセスしたり、他の装置とのIP(インターネット・プロトコル)セッションを確立したりする能力をますます高めている。典型的には、これらIPセッションは、モバイル・ハンドセットのブラウザ又は他のアプリケーションにより開始する。ユーザは、例えば、特定のURL(Uniform Resource Locator)からの情報をリクエスト(要求)したり、ウェブ・サイトのURLに入ったりして、モバイル装置により閲覧できる。ブラウザ又は他のアプリケーションは、指定したURLにおいてモバイル装置とのIPセッションを確立した後、所望情報のリクエストを送る。宛先(デスティネイション)サーバは、そのリクエストを受け入れ(即ち、アクノレッジ(肯定応答)し)、例えば、要求された情報を読み出すことによりそのリクエストを処理する。次に、宛先サーバは、要求された情報をレスポンス・メッセージにてワイヤレス装置に送る。このワイヤレス装置は、典型的には、そのレスポンスの受信をアクノレッジする。
上述のシナリオには、遅延のいくつかの原因があり、これらが、ユーザのリクエスト(例えば、メニュー選択又は所望URLの入力)からユーザのモバイル・ハンドセットに要求情報が最終的に表示されるまでの経過時間の値に影響を与える。遅延は、次の原因により生じる。すなわち、ユーザ入力を受信した後にリクエスト・メッセージを送るのに要する経過時間のためのブラウザ・アプリケーションの遅延や;インターネットへのゲートウェイにリクエスト・メッセージが進むまでのワイヤレス・ネットワークの遅延や;宛先サーバにリクエスト・メッセージが進むまでのインターネット及びその他のネットワークの遅延や;要求された情報が収集されて、レスポンス・メッセージにてユーザに送られるまでのサーバにおける処理時間や;レスポンス・メッセージがワイヤレス・ゲートウェイに進むまでのインターネット及びネットワーク遅延や;レスポンス・メッセージがモバイル・ハンドセットに進むまでのワイヤレス・ネットワーク遅延や;要求された情報が受信され、処理され、表示されるまでのブラウザの遅延などである。
ユーザの視点からは、遅延の多くが、インターネット及び他のネットワークの遅延やサードパーティのサーバにより生じる遅延などのように、ワイヤレス・サービス・プロバイダが制御できない遅延にもかかわらず、いかなる遅延もワイヤレス・サービス・プロバイダに帰することになる。サービス・プロバイダは、ユーザが知覚する遅延(知覚遅延)を測定したいし、IPリクエストにおけるラウンド・トリップ遅延を測定したい。しかし、現在、サービス・プロバイダは、ユーザのワイヤレス装置で起きていることをシミュレートできるだけである。これは、非常に多くのワイヤレス装置をモニタすることが困難なためである。これらを含めた従来技術は、特許文献1及び2に記載されている。
米国特許第6738349号明細書 米国特許公開第2004/0133391A1号明細書
そこで、ネットワーク遅延及びユーザ知覚遅延を正確に測定すると共に、ワイヤレス装置用のIPセッションにおける遅延原因を測定することが望まれている。
本発明は、IPネットワークにおいて、IPメッセージがワイヤレスのユーザ装置(101)からワイヤレス・ネットワーク、インタフェース(104)及びインターネット(105)を介してネットワーク宛先(102)まで進むのに要する時間を表す終端間ネットワーク遅延を測定する方法であって;ワイヤレス・ネットワークとインターネットとの間のインタフェースに配置されたモニタ・ポイントにて、ユーザ装置からのリクエスト・メッセージ(301)と、このリクエスト・メッセージに対応するネットワーク宛先からのリクエスト・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージ(302)とを検出し;モニタ・ポイントにおけるリクエスト・メッセージの検出リクエスト・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージの検出との間の経過時間に基づき、アップリンク・ネットワーク遅延(D3)を計算し;モニタ・ポイントにて、リクエスト・メッセージに応答してネットワーク宛先から送られるレスポンス・メッセージ(303)このレスポンス・メッセージに対応するユーザ装置からのレスポンス・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージ(304)とを検出し;モニタ・ポイントにおけるレスポンス・メッセージの検出レスポンス・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージの検出との間の経過時間に基づき、ダウンリンク・ネットワーク遅延(D2)を計算し;アップリンク・ネットワーク遅延及びダウンリンク・ネットワーク遅延の和を平均化することにより終端間ネットワーク遅延を計算する。なお、括弧内の参照符号は実施例との対応関係を単に示すものであり、本発明を限定するものではない。
また、本発明は、IPネットワークにおいて、ワイヤレスのユーザ装置(101)がワイヤレス・ネットワーク、インタフェース及びインターネットを介してネットワーク宛先(102)に情報をリクエストした時と、情報がインターネット、インタフェース及びワイヤレス・ネットワークを介してユーザ装置に供給された時との間の経過時間の値であるユーザ知覚遅延(D5)を測定する方法であって;ワイヤレス・ネットワークとインターネットとの間のインタフェースに配置されたモニタ・ポイントにて、ユーザ装置からのリクエスト・メッセージ(301)と、このリクエスト・メッセージに応答してネットワーク宛先から送られるレスポンス・メッセージ(303)とを検出し;モニタ・ポイントにおけるリクエスト・メッセージの検出レスポンス・メッセージの検出との間の経過時間に基づきアップリンク遅延(D1)を計算し;モニタ・ポイントにて、レスポンス・メッセージに対応するユーザ装置からのレスポンス・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージ(304)を検出し;モニタ・ポイントにおけるレスポンス・メッセージの検出レスポンス・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージの検出との間の経過時間に基づき、ダウンリンク・ネットワーク遅延(D2)を計算し;計算したアップリンク遅延及び計算したダウンリンク・ネットワーク遅延を加算することにより上記ユーザ知覚遅延を計算することを特徴とする。
さらに、本発明は、IPネットワークにおいて、ワイヤレスのユーザ装置(101)ワイヤレス・ネットワーク、インタフェース及びインターネットを介してネットワーク宛先に情報をリクエストした時と、上記情報がインターネット、インタフェース及びワイヤレス・ネットワークを介してユーザ装置に供給された時との間の経過時間の値であるユーザ知覚遅延(D5)を測定する装置であって;ワイヤレス・ネットワークとインターネットとの間のインタフェースに配置され、ユーザ装置からのリクエスト・メッセージ(301)と、このリクエスト・メッセージに応答してネットワーク宛先から送られるレスポンス・メッセージ(303)と、このレスポンス・メッセージに対応するユーザ装置からのレスポンス・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージ(304)とを検出するモニタ装置(106)と;このモニタ装置におけるリクエスト・メッセージの検出とレスポンス・メッセージの検出との間の経過時間に基づいてアップリンク遅延(D3)を計算し、モニタ装置におけるレスポンス・メッセージの検出とレスポンス・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージの検出との間の経過時間に基づいてダウンリンク・ネットワーク遅延(D2)を計算し、計算したアップリンク遅延及び計算したダウンリンク・ネットワーク遅延を加算することによりユーザ知覚遅延を計算する手段とを具えている。
また、本発明は、IPネットワークにおいて、IPメッセージがワイヤレスのユーザ装置(101)からワイヤレス・ネットワーク、インタフェース及びインターネットを介してネットワーク宛先(102)まで進むのに要する時間を表す終端間ネットワーク遅延を測定する装置であって;ワイヤレス・ネットワークとインターネットとの間のインタフェースに配置され、ユーザ装置からのリクエスト・メッセージ(301)と、このリクエスト・メッセージに対応するネットワーク宛先からのリクエスト・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージ(302)とリクエスト・メッセージに応答してネットワーク宛先から送られるレスポンス・メッセージ(303)と、このレスポンス・メッセージに対応するユーザ装置からのレスポンス・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージ(304)とを検出するモニタ装置(106)と;このモニタ装置におけるリクエスト・メッセージの検出とリクエスト・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージの検出との間の経過時間に基づいてアップリンク・ネットワーク遅延(D3)を計算モニタ装置におけるレスポンス・メッセージの検出とレスポンス・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージの検出との間の経過時間に基づいてダウンリンク・ネットワーク遅延(D2)を計算、アップリンク・ネットワーク遅延及びダウンリンク・ネットワーク遅延の和を平均化することにより終端間ネットワーク遅延を計算する手段とを具えている。
よって、本発明によれば、ネットワーク遅延及びユーザ知覚遅延を正確に測定できる共に、ワイヤレス装置用のIPセッションにおける遅延原因を測定できる。
本発明は、トランスポート・コントロール・プロトコル(TCP:Transport Control Protocol)及びワイヤレス・トランスポート・プロトコル(WTP:Wireless Transport Protocol)などの接続指向プロトコルにて送られるアクノレッジメント(肯定応答)メッセージを利用する。アクノレッジメント・メッセージ(以下、単にアクノレッジメントと呼ぶこともある)がリクエスト・メッセージ(以下、単にリクエストと呼ぶこともある)及びレスポンス・メッセージ(以下、単にレスポンスと呼ぶこともある)と同じインタフェースを通って進み、同じネットワーク及び無線通信のアクセス問題にあうという仮定の下に、ネットワーク内のいくつかのポイントにおけるモニタ装置がアップリンク遅延及びダウンリンク遅延を測定でき、終端間(end-to-end)ネットワーク遅延及びユーザ知覚遅延を計算できる。
本発明の一実施例によれば、本発明は、IPネットワークにおけるネットワーク遅延を測定する方法を提供する。ネットワーク内のモニタ・ポイントにてリクエスト及びリクエスト・トランスポート・アクノレッジメント(以下、単にリクエスト・アクノレッジメントと呼ぶこともある)のメッセージを検出し、アップリンク・ネットワーク遅延を計算する。アップリンク・ネットワーク遅延は、モニタ・ポイントでのリクエスト・メッセージとリクエスト・アクノレッジメント・メッセージとの間の経過時間に基づく。レスポンス及びレスポンス・トランスポート・アクノレッジメント(以下、単にレスポンス・アクノレッジメントと呼ぶこともある)のメッセージもモニタ・ポイントで検出される。レスポンス・メッセージは、リクエスト・メッセージに応答して送られる。モニタ・ポイントでのレスポンス・メッセージ及びレスポンス・アクノレッジメント・メッセージ間の経過時間に基づいて、ダウンリンク・ネットワーク遅延を計算する。終端間ネットワーク遅延は、完全なユーザ・セッションに対するアップリンク遅延及びダウンリンク遅延の和を平均化することにより近似する。終端間ネットワーク遅延は、IPメッセージがユーザ装置からネットワーク宛先まで進むのに要する時間を表す。
本発明の他の実施例においては、ユーザ装置がワイヤレス装置であり、ネットワーク宛先がウェブ・サーバである。リクエスト・メッセージは、有線ネットワーク上で動作するアプリケーションからの情報を要求するワイヤレス装置からのメッセージである。モニタ・ポイントは、ゲートウェイGPRS(汎用パケット無線システム:General Packet Radio Service)サポート・ノード(GGSN)でもよい。
本発明の別の実施例において、個別のアップリンク(ネットワーク)遅延、ダウンリンク・ネットワーク遅延、終端間ネットワーク遅延は、ワイヤレス・インフラストラクチャ(基本的施設)ネットワークにおける複数ポイントの各々に対して計算する。複数の個別ネットワーク遅延を比較して、ネットワークでの最長遅延の原因となるコンポーネントを識別できる。
本発明は、IPネットワークにおけるユーザ知覚遅延を測定する方法も提供する。ネットワークのモニタ・ポイントにて、リクエスト・メッセージ及びリクエスト・アクノレッジメント・メッセージを検出する。また、モニタ・ポイントにて、レスポンス・メッセージ及びレスポンス・アクノレッジメント・メッセージも検出する。レスポンス・メッセージは、リクエスト・メッセージに応答して送られる。ユーザ知覚遅延は、モニタ・ポイントでのリクエスト・メッセージ及びレスポンス・アクノレッジメント・メッセージの間の経過時間であるが、重み付け計算したダウンリンク・ネットワーク遅延を考慮した計算でもよい。
さらに、本発明の別の実施例では、モニタ・ポイントでのリクエスト・メッセージ及びレスポンス・メッセージの間の経過時間に基づいてアップリンク・アプリケーション・サーバ遅延(即ち、アップリンク遅延)を計算し、モニタ・ポイントでのレスポンス・メッセージ及びレスポンス・アクノレッジメント・メッセージの間の経過時間に基づいてダウンリンク・ネットワーク遅延を計算する。ユーザ知覚遅延は、アップリンク・アプリケーション・サーバ遅延とダウンリンク・ネットワーク遅延を加算して計算する。本発明の一実施例では、ダウンリンク・ネットワーク遅延の計算に重み係数(重み関数)を含ませて、その時のレスポンス・メッセージ及びレスポンス・アクノレッジメント・メッセージの最も新しい遅延を強調してもよい。
上述は、本発明の特徴及び技術的利点の概略を説明したが、以下の詳細な説明から本発明を一層理解できよう。本発明の追加的な特徴及び利点は、本発明の特許請求の範囲により特定される。本発明の目的を実現するために本発明の構成を変更したり他の構成を設計したりするために、説明する概念及び特定実施例を容易に利用できよう。また、本発明と等価な構成は、本発明の要旨を逸脱するものでもない。本発明の構成及び動作方法の両方に関して本発明を特徴づける新規な特色は、本発明の更なる目的及び利点と共に、添付図を参照した以下の詳細な説明から更に理解できよう。しかし、各図は、単に実施例の説明のためであり、本発明をこれら実施例に限定するものではない。
図1は、本発明を含むシステムのブロック図である。ワイヤレス装置(ユーザ装置)101のユーザは、サーバ(ネットワーク宛先)102からの情報、例えば、インターネット・ウェブ・ページ、データ・ファイル、又は他のアプリケーションなどをアクセスすることを望む。ユーザがサーバ102にホストされるインターネット・ウェブ・サイトをアクセスしようとすると、ユーザはワイヤレス装置101のブラウザ・アプリケーションを起動する。次に、ユーザは、IPアドレス、又はブラウザのウェブ・サイトのURLに入る。すると、ブラウザ・アプリケーションは、サーバ102への接続を開始し、所望情報を読み出す。
ワイヤレス装置101は、ワイヤレス・ネットワーク・インフラストラクチャ103と通信をする。このワイヤレス・ネットワーク・インフラストラクチャ103は、任意の既存のワイヤレス・ネットワークでもよいし、将来開発されるネットワークでもよい。このインフラストラクチャは、ベース・トランシーバ・ステーション、ベース・ステーション制御器、ワイヤレス・ゲートウェイ、サービングGPRSサポート・ノード(SGNS:Serving GPRS Support Node)、ゲートウェイ・モバイル・スイッチング・センタなどのコンポーネントを含む。ワイヤレス・ネットワーク・インフラストラクチャ103は、ゲートウェイGPRSサポート・ノード(GGSN)104に接続される。このGGSN104は、ワイヤレス・ネットワーク・インフラストラクチャ103及びインターネット105の間のインタフェースを提供する。モニタ装置106は、一実施例ではGGSN104に接続してもよく、ワイヤレス装置101からの総てのIPデータと、サーバ102からの関連レスポンスやアクノレッジメントを受動的にモニタする。
ワイヤレス装置101及びサーバ102の間の接続は、少なくともワイヤレス・ネットワーク・インフラストラクチャ103、GGSN104及びインターネット105を通して確立される。他のサーバやルータなどの追加的なコンポーネントがワイヤレス装置101及びサーバ102間の接続の一部であってもよいことが理解できよう。ワイヤレス装置101及びサーバ102間の物理的な距離や、接続の一部となる多くのコンポーネントが、IPセッション中にワイヤレス装置101及びサーバ102間で交換される問い合わせ(クエリ)及びレスポンスにおける遅延の原因となる。その結果、ユーザがウェブ・サイトへアクセスするリクエストなどのリクエストを入力すると、ユーザは、要求された情報がサーバ102から得られ、ワイヤレス装置101に送られ、ユーザに表示されるまでの遅延を知覚する。本発明によれば、サービス・プロバイダは、接続指向のIPセッションに関連した遅延時間をモニタできる。
上述の形式のIPセッションは、トランスポート・コントロール・プロトコル(TCP)、接続指向プロトコルを用いるが、ここでは、この接続を通じて伝送されるユーザ・データ用にアクノレッジメントがトランスポート・コントロール・レイヤー上で送られる。本発明は、これらアクノレッジメント・メッセージを利用して終端間遅延を測定する。
図2Aは、ワイヤレス装置101からGGSN104を介してサーバ102に送られるリクエストの流れを示すブロック図である。ワイヤレス装置101上のブラウザのごときアプリケーション201は、アプリケーション・レイヤー(層)の問い合わせ(リクエスト)202を開始する。この問い合わせ202は、トランスポート制御204の制御下でトランスポート・レイヤー203上にて伝送される。サーバ102にて、トランスポート制御205は、トランスポート・レイヤー203を受け、例えばウェブ・ページでもよいアプリケーション206にリクエスト202が送られる。トランスポート制御205は、リクエスト202の受信に応答してトランスポート・アクノレッジメント220を追加的に送ることができる。
図2Bは、リクエスト202に応答して、サーバ102からワイヤレス装置101に送られるレスポンスの流れを示すブロック図である。リクエスト202を受けると、アプリケーション206がレスポンス207を発生する。このレスポンス207は、トランスポート制御205の制御下でトランスポート・レイヤー203上をワイヤレス装置101に伝送される。トランスポート制御204は、レスポンス207を受けると、トランスポート・アクノレッジメント221を追加的に送ることができる。レスポンス207は、アプリケーション201に受信され、リクエスト202の結果を制御する。図2A及び2Bにおいて、GGSN104又はモニタ104は、ワイヤレス装置101及びサーバ102の間で交換されるメッセージとして、リクエスト202、203と、レスポンス207、208と、トランスポート・アクノレッジメント・メッセージ220、221とを検出する。
図3は、ワイヤレス装置101及びサーバ102の間で交換するメッセージの流れを示す。ワイヤレス装置101は、ファイル・リクエストの如きリクエスト(REQUEST)メッセージ301をサーバ102に送る。リクエスト・メッセージ301は、時点T1に送られ、時点T2にGGSN104を通過し、時点T3にサーバ102に到達する。サーバ102は、リクエスト・メッセージ301を受信すると、リクエスト・トランスポート・アクノレッジメント(TRANSPORT ACK)メッセージ(リクエスト・アクノレッジメント)302により応答して、リクエスト・メッセージ301の受信をアクノレッジする。リクエスト・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージ302は、リクエスト・メッセージ301で要求されたファイルを含んでいないが、リクエスト・メッセージ301を受信したことを知らせるためにワイヤレス装置101に送られる。リクエスト・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージ302は、時点T3で本質的に直ちに送られ、時点T4にGGSN104を通過し、時点T5にワイヤレス装置101に到達する。時点T3で遅延がいくらかでもあれば、この遅延をモニタする。これは、非常に短い待ち時間を有するプロトコル遅延による。
サーバ102は、要求された情報又はファイルを入手すると、それをレスポンス(RESPONSE)メッセージ303にてワイヤレス装置101に送る。要求された情報をサーバ102が入手する間に遅延がある。レスポンス・メッセージ303は、時点T6でサーバ102により送られ、時点T7にGGSN104を通過し、時点T8にワイヤレス装置101に到達する。ワイヤレス装置101は、レスポンス・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージ(レスポンス・アクノレッジメント)304にてレスポンス・メッセージ303の受信をアクノレッジする。このトランスポート・アクノレッジメント・メッセージ304は、時点T8にて送られ、時点T9にGGSN104を通過し、時点T10にサーバ102に到達する。
ワイヤレス装置101のユーザは、時点T1にてサーバ102からの情報を要求するが、要求した情報を時点T8まで受信しない。時点T1から時点T8までの遅延が、ユーザ知覚遅延である。ユーザ知覚遅延は多くに要素によるが、これら要素には、(1)リクエスト・メッセージ301に対する伝送時間である時点T1から時点T3までの遅延と、(2)サーバ102の処理時間である時点T3から時点T6までの遅延と、(3)レスポンス・メッセージ303の伝送時間である時点T6から時点T8までの遅延がある。
実際のサービスの遅延(D4)は、時点T3及びT6の間の時間であり、これは、サーバがリクエスト・メッセージを受けてから、サーバがこのリクエスト・メッセージに応答するまでの時間である。しかし、ユーザ知覚遅延(D5)は、時点T1から時点T8までであり、時点T3から時点T6までの時間よりも非常に長くなる。しばしば、ユーザは、かかるユーザ知覚遅延に対してワイヤレス・サービス・プロバイダを非難する。しかし、遅延の大部分は、ワイヤレス・ネットワーク以外で生じるが、サービス・プロバイダの遅延はわずかであり、もしあれば、サービス・プロバイダは、この遅延を制御する。例えば、時点T2から時点T3までと、時点T6から時点T7までの遅延は、GGSN及びサーバの間でインターネット105(図1)を通過する伝送時間により生じる。また、時点T3から時点T6までの遅延は、サーバ102での処理による。この処理は、リクエスト・メッセージ301を受信して処理し、要求された情報を入手し、レスポンス・メッセージ303を発生することである。ワイヤレス・サービス・プロバイダは、ユーザ知覚遅延を測定したいが、終端間(end-to-end)遅延を直接的にモニタできなかった。例えば、GGSN104の如き観察ポイント(モニタ・ポイント)にて、リクエスト、レスポンス及びトランスポート・アクノレッジメントのメッセージを観察して、サービス・プロバイダは、ユーザ知覚遅延を推定できる。
GGSN104の如きネットワーク観察ポイントにて、ワイヤレス・ネットワーク遅延(即ち、ダウンリンク・ネットワーク遅延)及びサーバ側の遅延を加算して、総合ユーザ知覚遅延を判断できる。一実施例において、リクエスト・メッセージ301は、レスポンス・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージ304と同じ伝送時間であると仮定し、レスポンス・メッセージ303は、リクエスト・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージ302と同じ伝送時間である仮定する。ダウンリンク・ネットワーク遅延(D2)は、GGSN104にて時点T7から時点T9までの総合時間として測定できる。アップリンク・ネットワーク遅延(D3)は、GGSN104にて時点T2から時点T4までの総合時間として測定できる。アップリンク遅延(D1)は、GGSN104にて時点T2から時点T7までの総合時間として測定できる。サーバ遅延(D4)は、GGSN104にてアップリンク遅延(D1)からアップリンク・ネットワーク遅延(D3)を減算して計算できる。ユーザ知覚遅延(D5)は、アップリンク遅延(D1)とダウンリンク・ネットワーク遅延(D2)とを加算して計算できる。
終端間ネットワーク遅延(ND)及び終端間ユーザ知覚遅延(UPD)は、次のように計算できる。
ND = (D2+D3)/2
UPD = D1+D2
アップリンク遅延D1を計算するために、GGSN104は、アプリケーション・レイヤー・プロトコルの理解に基づき、トランザクションへのアプリケーション・レイヤーでのメッセージにタイムスタンプを付け、関連づける。例えば、HTTP(Hypertext Transport Protocol)トランザクション待ち時間は、「GET」メッセージ及び「STATUS」メッセージの間の遅延とすることができる。アップリンク遅延D1は、最初のレスポンスの時点と、最初の問い合わせの時点との間の差である。これは、時間T7−T2に対応し、アップリンク・ネットワーク遅延D3を含んでいる。
TCPシーケンス番号アクノレッジメント・メカニズムを用いて、ダウンリンク・ネットワーク遅延D2を計算できる。TCPパケット(アプリケーション・メッセージではない)にタイムスタンプを付け、TCPトランスポート・アクノレッジメント・メッセージを、これに相関するアプリケーション・レイヤー・メッセージに関連づけて、アップリンク遅延及びダウンリンク遅延を計算できる。ダウンリンク・ネットワーク遅延D2は、アプリケーション・レイヤー・メッセージ用のトランスポート・アクノレッジメント・メッセージの時点と、アプリケーション・レイヤー・メッセージ自体の時点との間の差である。これは、時間T9−T7に対応する。
アップリンク遅延D1とダウンリンク・ネットワーク遅延D2とを加算することにより、時点T2から時点T9までの待ち時間として推定のユーザ知覚遅延UPDを求める。真のユーザ知覚遅延UPDは、時点T1から時点T8までなので、D1+D2の値が、エラー値「E」を有する推定となる。このエラーは、次のように表せる。
E = (T2-T1) - (T9-T8)
エラー値Eは、アプリケーション問い合わせと独立してランダムに分布する。よって、異なる問い合わせにまたがって累積した推定のユーザ知覚遅延UPDに対して次のようになる。
|ΣE| ≒ 0
TCPラウンド・トリップ遅延時間推定アルゴリズムが用いる如き適応(再帰的)重み関数を用いて、推定のユーザ知覚遅延UPDを平滑化できる。最新のユーザ経験(即ち、最新のダウンリンク・ネットワーク遅延D2)を強調するためには、現在のサンプルの重み係数をTCP勧告よりも高くすればよい。例えば、現在のサンプルの重み係数を、勧告の0.5の代わりに、0.9に設定してもよい。平滑化した推定のダウンリンク・ネットワーク遅延D2’は、次のようになる。
D2' = D2'×(1-α) + D2×α
なお、αは、例えば、0.9である重み係数である。また、右辺のD2’は、今までの重み付けした遅延であり、左辺のD2’が新たな重み付けした遅延である。
平滑化した総合UPDは、次のようになる。
UPD = D2' + D1
D2’は、一組のD2測定又は計算による最新のダウンリンク・ネットワーク遅延を表す。
D2は、モニタ基準ポイントにおけるダウンリンク・ネットワーク遅延(即ち、GGSN104からワイヤレス装置101を通ってGGSN104まで)を表すが、上述と同じ平滑化アルゴリズムを用いて、アップリンク・ネットワーク遅延D3(即ち、GGSN104からサーバ102を通ってGGSN104まで)を計算できる。アプリケーション・ネットワーク遅延D3は、時点T2から時点T4の差である。
終端間ネットワーク遅延時間「ND」は、上述のように次のように表せる。
ND = (D2+D3)/2
サーバ処理遅延「S」は、次のようになる。
S = D1-D3
本発明の別の実施例では、トラフィック経路に多数のモニタ基準ポイントを用いることを提案している。したがって、複数の基準ポイント間のネットワーク遅延差は、経路セグメントあたりのネットワーク遅延に基づく。この情報を故障修理に利用してもよい。
ネットワーク要素(サーバ・アドレス、GGSN、SGSN(Serving GPRS Support Node)、BSC(balanced scorecard)、RAI、CELL)及びハンドセット・プロファイルなどのモバイル制御シグナリング(信号伝達)メッセージや、ユーザ・アプリケーション・レイヤー・メッセージから重要な情報を抽出することにより、要素を実時間で適切に組み合わせた集合の終端間ネットワーク遅延ND又はユーザ知覚遅延UPDが、ネットワーク、サーバ及びハンドセットの性能に関する情報を提供する。
上述し図示した実施例は、TCP接続に関したものであるが、本発明は、接続指向手順の任意の非TCPトランスポート・プロトコルにも適用できることが理解できよう。例えば、そのクラス2トランザクションを追跡することによりWTP(Wireless Transaction Protocol)にも使用できる。
上述のモニタは、GGSN104(図1)にて行っている。GGSN104は、そこを通過するメッセージを追跡し関連づけるアプリケーション・ソフトウェアを有してもよいし、モニタ106の如き独立したモニタ装置を用いて、GGSN104を通過するメッセージを追跡してもよい。他の実施例においては、GGSN104は、メッセージをモニタするのに用いなくてもよいことが理解できよう。代わりに、ネットワークの他のポイントでモニタを行ってもよい。例えば、メッセージ又はアクノレッジメントの信号経路内の任意のサーバ、ルータ又は他のコンポーネントにてメッセージをモニタしてもよい。
本発明では、各個別のモバイル装置の各々にモニタ装置を配置する必要がないので、サービス・プロバイダは、非常に多くのクライアント装置又はモバイル・ハンドセットをモニタできる。クライアント装置は、例えば、任意の固定又はワイヤレス・データ・サービス可能なクライアントとして機能するパーソナル・デジタル・アシスタント、モバイル電話、又はラップトップ・コンピュータを含んでもよい。本発明は、特定装置と関連したアプリケーション・リクエスト、レスポンス、トランスポート・アクノレッジメントのメッセージ間を低レベルで関連づけ、各トランザクションに対してアップリンク・ネットワーク遅延、ダウンリンク・ネットワーク遅延、ユーザ知覚遅延を計算する。ユーザ知覚遅延及びネットワーク遅延は、ワイヤレス装置毎に、又はセッション・ベース毎に判断できるので、サービス・プロバイダは、個別の顧客に提供するサービスのレベルを判断できる。
本発明を用いることにより、サービス・プロバイダは、どの装置、サービス、ネットワーク要素、又は地理上の領域(セル)が最大遅延又は最小遅延を起こしているかを識別できる。例えば、ハンドセット毎の遅延を分析し、ハンドセット形式を関連づけることにより、サービス・プロバイダは、どのモバイル・ハンドセット又はどのブラウザが最長遅延かを識別できる。この代わりに、ウェブ・サイト毎、又はサービス・ベース毎の遅延データを分析し関連づけることにより、サービス・プロバイダは、どのサード・パーティ・アプリケーション、又はどのサーバが最長遅延又は最小遅延を起こしているかを識別できる。これにより、サービス・プロバイダは、ユーザがアクセスするサーバ又はアプリケーションの有用性又は応答性を評価できる。
図4は、本発明の別の実施例を含むシステムのブロック図を示す。図4に示すシステムは、図1のシステムと類似しているが、ワイヤレス・インフラストラクチャ103をより詳細に示しており、ベース・トランシーバ・ステーション(BTS)401、ベース・ステーション制御器(BSC)402、サービングGPRSサービス・ノード(SGSN)403を含んでいる。ワイヤレス・インフラストラクチャ103内に他のコンポーネントを含んでもよく、また、図4のネットワークは図示のために簡略化してあることが当業者には理解できよう。GGSN104にて測定するように上述したアップリンク及びダウンリンクのネットワーク遅延とユーザ認識遅延も、BTS401,BSC402又はSGSN403の如き任意の他のネットワーク・コンポーネントにて測定できる。これら装置は、ネットワーク遅延をモニタし計算するための内部アプリケーションを含んでもよいし、これら装置は、モニタ41〜44のようにネットワーク内のリクエスト、レスポンス及びトランスポート・アクノレッジメントのメッセージを検出する外部モニタ装置を含んでもよい。
ネットワーク内の多くのポイントにてアップリンク及び/又はダウンリンクのネットワーク遅延をモニタすることにより、サービス・プロバイダは、なんらかのコンポーネントが過大な遅延を起こしているかを判断できる。遅延DAは、モニタ41が判断したBTS401により生じた遅延の一部である。同様に、遅延DB、DC及びDDは、それぞれBSC402、SGSN403及びGGSN104にて検出された遅延の一部である。これら遅延要素を比較することにより、サービス・プロバイダは、どのコンポーネントが最大の遅延であるかを識別できる。例えば、遅延DAが40ms(ミリ秒)で、遅延DBが60mで、遅延DCが90msならば、サービス・プロバイダは、SGSN403がBSC402の遅延(20ms)よりも長い遅延(30ms)を生じていると識別できる。よって、サービス・プロバイダは、IPメッセージをより高速に送るためにアップグレード又は改善すべきターゲットをSGSN403にできる。

図5は、本発明の一実施例により終端間ネットワーク遅延を測定するプロセスを示す流れ図である。ステップ501において、ネットワーク内のモニタ・ポイントにてリクエスト・メッセージとこのリクエスト・メッセージに対するトランスポート・アクノレッジメント・メッセージを検出する。ステップ502にて、モニタ・ポイントにおけるリクエスト及びリクエスト・アクノレッジメントのメッセージ間の経過時間に基づいて、アップリンク・ネットワーク遅延を計算する。本発明の一実施例において、オプションとして、適応又は再帰的重み関数の如き重み関数をステップ503で用いて、計算したアップリンク・ネットワーク遅延を平滑化するか、最新の観察結果を強調する。
ステップ504にて、モニタ・ポイントにおけるレスポンス・メッセージとこのレスポンス・メッセージに対するトランスポート・アクノレッジメント・メッセージを検出する。このレスポンス・メッセージは、ステップ501で検出されたリクエスト・メッセージに応答して送られたものである。ステップ505において、モニタ・ポイントにおけるレスポンス及びレスポンス・アクノレッジメントのメッセージ間の経過時間に基づいてダウンリンク・ネットワーク遅延を計算する。本発明の一実施例においては、オプションとして、適応又は再帰的重み関数の如き重み関数をステップ506で用いて、計算したダウンリンク・ネットワーク遅延を平滑化するか、又は最新の観察結果を強調する。ステップ507において、アップリンク遅延及びダウンリンク遅延の和を平均化して、終端間ネットワーク遅延を計算する。この終端間ネットワーク遅延は、IPメッセージがユーザ装置からネットワーク宛先まで進むのに要する時間を表す。
図6は、本発明の一実施例によりユーザ知覚遅延を測定するプロセスを示す流れ図である。ステップ601にて、ネットワークのモニタ・ポイントにおけるリクエスト・メッセージと、このリクエスト・メッセージに応答して送られるレスポンス・メッセージを検出する。ステップ602にて、モニタ・ポイントでのリクエスト・メッセージ及びレスポンス・メッセージ間の経過時間に基づいてアップリンク遅延を計算する。本発明の一実施例においては、オプションとして、適応又は再帰的重み関数の如き重み関数をステップ603で用いて、計算したアップリンク遅延を平滑化するか又は最新の観察結果を強調する。
ステップ604にて、モニタ・ポイントにおけるレスポンス・メッセージと、このレスポンス・メッセージに対するトランスポート・アクノレッジメント・メッセージを検出する。レスポンス・メッセージは、ステップ601で検出されたリクエスト・メッセージに応答して送られる。ステップ605において、モニタ・ポイントにおけるレスポンス・メッセージ及びレスポンス・アクノレッジメント・メッセージの間の経過時間に基づいてダウンリンク・ネットワーク遅延を計算する。本発明の一実施例では、オプションとして、適応又は再帰的重み関数の如き重み関数をステップ606で用いて、計算したダウンリンク・ネットワーク遅延を平滑化するか、又は最新の観察結果を強調する。ステップ607にて、アップリンク遅延及びダウンリンク・ネットワーク遅延を加算して、ユーザ知覚遅延を計算する。このユーザ知覚遅延は、ユーザ装置が情報を要求した時と、ユーザ装置に情報が提供された時との間に経過した時間値である。
GGSNの如きネットワーク・コンポーネント又は個別のモニタ装置を用いて、IPネットワーク内のユーザ知覚遅延を測定してもよい。このコンポーネント又は装置は、リクエスト及びトランスポート・アクノレッジメントのメッセージを検出する手段と、レスポンス及びトランスポート・アクノレッジメントのメッセージを検出する手段とを含んでいる。なお、レスポンス・メッセージは、リクエスト・メッセージに応答して送られる。検出手段は、ネットワークを通過するメッセージを受けるプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)又は他の要素でもよい。この検出手段は、リクエスト、レスポンス及びアクノレッジメントのメッセージを識別し、これらメッセージにタイムスタンプを付けて、他のメッセージと比較し、遅延を計算する。計算手段は、リクエスト、レスポンス及びアクノレッジメントのメッセージの間での経過時間を用いてユーザ知覚遅延を計算するプロセッサ、ASIC又は他の要素でもよい。
代わりに、GGSNなどのネットワーク・コンポーネント、又は個別のモニタ装置を用いて、IPネットワーク内のネットワーク遅延を測定してもよい。このコンポーネント又は装置は、ネットワーク内のリクエスト及びトランスポート・アクノレッジメントのメッセージを検出する手段と、レスポンス及びトランスポート・アクノレッジメントのメッセージを検出する手段とを含んでいる。なお、レスポンス・メッセージは、リクエスト・メッセージに応答して送られる。検出手段は、ネットワークを通過するメッセージを受けるプロセッサ、ASIC又は他のコンポーネントでもよい。この検出手段は、リクエスト、レスポンス及びアクノレッジメントのメッセージを識別して、これらメッセージにタイムスタンプを付けて、他のメッセージと比較して、遅延を計算する。ネットワーク・コンポーネント又は装置は、リクエスト及びトランスポート・アクノレッジメントのメッセージ間の経過時間に基づいてアップリンク・ネットワーク遅延を計算する手段と、レスポンス及びトランスポート・アクノレッジメントのメッセージ間の経過時間に基づいてダウンリンク・ネットワーク遅延を計算する手段と、アップリンク遅延及びダウンリンク遅延の和を平均化して終端間ネットワーク遅延を計算する手段とを含んでいる。なお、終端間ネットワーク遅延は、ユーザ装置からネットワーク宛先までIPメッセージが進むのに要する時間を表す。この計算手段は、リクエスト、レスポンス及びアクノレッジメントのメッセージ間の経過時間を用いて、ネットワーク遅延を計算するプロセッサ、ASIC又は他のコンポーネントでもよい。
本発明とその利点について詳細に説明したが、本発明の要旨を逸脱することなく種々の変更、変形が可能なことが理解できよう。さらに、本発明の要旨は、上述の手段、方法、ステップのプロセス、機構、製造、構成に限定されるものでもない。上述から容易に理解できるように、手段、方法、ステップのプロセス、機構、製造、構成は、既存のものでも、今後開発されるものでもよく、上述の対応実施例とほぼ同じ機能又はほぼ同じ結果が得られればよい。よって、本発明の要旨は、特許請求の範囲に記載されているものである。
本発明を含むシステムのブロック図である。 Aは、ワイヤレス装置からサーバに送った問い合わせの流れを示すブロック図であり、Bは、サーバからワイヤレス装置に送ったアクノレッジメントの流れを示すブロック図である。 本発明の一実施例によりワイヤレス装置及びサーバの間で交換するメッセージを示す図である。 本発明の別の実施例を含んだシステムのブロック図である。 本発明の一実施例により終端間ネットワーク遅延を測定するプロセスを説明する流れ図である。 本発明の別の実施例により終端間ユーザ知覚遅延を測定するプロセスを説明する流れ図である。
符号の説明
41、42、43、44 モニタ
101 ワイヤレス装置(ユーザ装置)
102 サーバ(ネットワーク宛先)
103 ワイヤレス・ネットワーク・インフラストラクチャ
104 GGSN
105 インターネット
106 モニタ
201、206 アプリケーション
204、205 トランスポート制御
401 BTS
402 BSC
403 SGSN

Claims (4)

  1. IPネットワークにおいて、IPメッセージがワイヤレスのユーザ装置からワイヤレス・ネットワーク、インタフェース及びインターネットを介してネットワーク宛先まで進むのに要する時間を表す終端間ネットワーク遅延を測定する方法であって、
    上記ワイヤレス・ネットワークと上記インターネットとの間の上記インタフェースに配置されたモニタ・ポイントにて、上記ユーザ装置からのリクエスト・メッセージと、該リクエスト・メッセージに対応する上記ネットワーク宛先からのリクエスト・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージとを検出し、
    上記モニタ・ポイントにおける上記リクエスト・メッセージの検出と上記リクエスト・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージの検出との間の経過時間に基づき、アップリンク・ネットワーク遅延を計算し、
    上記モニタ・ポイントにて、上記リクエスト・メッセージに応答して上記ネットワーク宛先から送られるレスポンス・メッセージと該レスポンス・メッセージに対応する上記ユーザ装置からのレスポンス・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージとを検出し、
    上記モニタ・ポイントにおける上記レスポンス・メッセージの検出と上記レスポンス・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージの検出との間の経過時間に基づき、ダウンリンク・ネットワーク遅延を計算し、
    上記アップリンク・ネットワーク遅延及び上記ダウンリンク・ネットワーク遅延の和を平均化することにより上記終端間ネットワーク遅延を計算する
    ことを特徴とするネットワーク遅延測定方法。
  2. IPネットワークにおいて、ワイヤレスのユーザ装置がワイヤレス・ネットワーク、インタフェース及びインターネットを介してネットワーク宛先に情報をリクエストした時と、上記情報が上記インターネット、上記インタフェース及び上記ワイヤレス・ネットワークを介して上記ユーザ装置に供給された時との間の経過時間の値であるユーザ知覚遅延を測定する方法であって、
    上記ワイヤレス・ネットワークと上記インターネットとの間の上記インタフェースに配置されたモニタ・ポイントにて、上記ユーザ装置からのリクエスト・メッセージと、該リクエスト・メッセージに応答して上記ネットワーク宛先から送られるレスポンス・メッセージとを検出し、
    上記モニタ・ポイントにおける上記リクエスト・メッセージの検出と上記レスポンス・メッセージの検出との間の経過時間に基づきアップリンク遅延を計算し、
    上記モニタ・ポイントにて、上記レスポンス・メッセージに対応する上記ユーザ装置からのレスポンス・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージを検出し、
    上記モニタ・ポイントにおける上記レスポンス・メッセージの検出と上記レスポンス・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージの検出との間の経過時間に基づき、ダウンリンク・ネットワーク遅延を計算し、
    上記計算したアップリンク遅延及び上記計算したダウンリンク・ネットワーク遅延を加算することにより上記ユーザ知覚遅延を計算する
    ことを特徴とするネットワーク遅延測定方法。
  3. IPネットワークにおいて、ワイヤレスのユーザ装置がワイヤレス・ネットワーク、インタフェース及びインターネットを介してネットワーク宛先に情報をリクエストした時と、上記情報が上記インターネット、上記インタフェース及び上記ワイヤレス・ネットワークを介して上記ユーザ装置に供給された時との間の経過時間の値であるユーザ知覚遅延を測定する装置であって、
    上記ワイヤレス・ネットワークと上記インターネットとの間の上記インタフェースに配置され、上記ユーザ装置からのリクエスト・メッセージと、該リクエスト・メッセージに応答して上記ネットワーク宛先から送られるレスポンス・メッセージと、該レスポンス・メッセージに対応する上記ユーザ装置からのレスポンス・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージとを検出するモニタ装置と、
    該モニタ装置における上記リクエスト・メッセージの検出と上記レスポンス・メッセージの検出との間の経過時間に基づいてアップリンク遅延を計算し、上記モニタ装置における上記レスポンス・メッセージの検出と上記レスポンス・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージの検出との間の経過時間に基づいてダウンリンク・ネットワーク遅延を計算し、上記計算したアップリンク遅延及び上記計算したダウンリンク・ネットワーク遅延を加算することにより上記ユーザ知覚遅延を計算する手段と
    を具えたネットワーク遅延測定装置。
  4. IPネットワークにおいて、IPメッセージがワイヤレスのユーザ装置からワイヤレス・ネットワーク、インタフェース及びインターネットを介してネットワーク宛先まで進むのに要する時間を表す終端間ネットワーク遅延を測定する装置であって、
    上記ワイヤレス・ネットワークと上記インターネットとの間の上記インタフェースに配置され、上記ユーザ装置からのリクエスト・メッセージと、該リクエスト・メッセージに対応する上記ネットワーク宛先からのリクエスト・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージと上記リクエスト・メッセージに応答して上記ネットワーク宛先から送られるレスポンス・メッセージと、該レスポンス・メッセージに対応する上記ユーザ装置からのレスポンス・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージとを検出するモニタ装置と、
    該モニタ装置における上記リクエスト・メッセージの検出と上記リクエスト・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージの検出との間の経過時間に基づいてアップリンク・ネットワーク遅延を計算
    上記モニタ装置における上記レスポンス・メッセージの検出と上記レスポンス・トランスポート・アクノレッジメント・メッセージの検出との間の経過時間に基づいてダウンリンク・ネットワーク遅延を計算、上記アップリンク・ネットワーク遅延及び上記ダウンリンク・ネットワーク遅延の和を平均化することにより上記終端間ネットワーク遅延を計算する手段と
    を具えたネットワーク遅延測定装置
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