JP4649714B2 - Control device for internal combustion engine for vehicle - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、いわゆるハイブリッド型自動車やアイドルストップ手段を備えた自動車のように、車両運転中に自動的に停止、起動を繰り返す内燃機関に好適な車両用内燃機関の制御装置に関し、詳しくは、この種の内燃機関に適した吸気弁の可変制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
加速時ならびに高速走行時に内燃機関によって車両を駆動するとともに、低速走行時にはモータを用いた走行を行い、この低速走行時や車両停止時に内燃機関を停止させるようにしたハイブリッド型自動車が従来から種々提案されている。この種のハイブリッド型自動車としては、車両を駆動するためのモータと、内燃機関を必要に応じて起動するためのモータと、をそれぞれ個別に備えている構成が一般的であり、車両停止状態から緩やかに発進した場合、走行用モータによって走行が開始され、その後、車速の上昇などにより要求トルクが走行用モータの限界に達した時点で、起動用モータによって内燃機関が自動的に起動されるようになっている。また、通常、これらのモータの双方もしくは一方が、発電用にも利用されるようになっており、低速運転中であっても、バッテリ充電量が減少すると、内燃機関が起動されて、充電が行われる。
【0003】
また、走行用モータを具備せずに内燃機関のみで駆動される車両にあっても、車両停止時に内燃機関が自動的に停止され、かつ発進時に自動的に起動される、いわゆるアイドルストップ手段を備えたものが知られている。
【0004】
このような自動的な停止、起動が繰り返される内燃機関に適した吸気弁の制御として、例えば特開2000−34913号公報には、起動時に吸気弁の作動角を最大にしつつ閉時期を大幅に遅らせてことによって、いわゆるデコンプ作用として圧縮圧力を十分に低く抑え、不快な車体振動を抑制することが開示されている。
【0005】
また、特開2000−73901号公報には、吸気弁の閉時期を遅く設定し、実圧縮比よりも膨張比を大としたいわゆるアトキンソンサイクルによってポンプ損失を低減する提案がなされている。
【0006】
なお、本出願人は、先に、吸気弁のリフト・作動角を連続的に拡大,縮小制御可能な可変動弁機構を提案しており(例えば特開平11−107725号公報、特開平11−324625号公報等参照)、さらに、リフトの中心角の位相を遅進させる機構と組み合わせて、リフト特性の大幅な自由度を得るようにした可変動弁機構を提案している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
内燃機関の熱効率を向上させる上で、車両停止時、あるいはハイブリッド型自動車におけるモータ走行時に、内燃機関を停止することは重要な要素である。しかしながら、停止状態あるいはモータで滑らかに走行している状態で、内燃機関が起動されると、特に回転数が上昇するまでの間、コンプレッションに起因するマウント振動が発生し、車体振動となって不快感を与える、という問題がある。
【0008】
これを避けるには、マウントの共振点を通過するまで、上記特開2000−34913号公報に開示されているように、吸気弁の閉時期を大幅に遅らせて圧縮圧力を十分に低く抑えるのが効果的である。
【0009】
また、ハイブリッド型自動車においては、モータ走行後のバッテリの充電を行う際に、内燃機関を高効率な条件で運転することが燃費向上には必須であり、このためには、上記特開2000−73901号公報に示されているように、吸気弁の閉時期を遅く設定し、実圧縮比よりも膨張比を大として、ポンプ損失を低減することは有効な手段であると言える。また、特に、上述したような、エンジン再起動時の振動低減にもそのまま適用できる点で合理的ではある。
【0010】
しかしながら、これらの従来技術のように、吸気弁の閉時期を大幅に遅らせた条件では、実圧縮比の低下が著しいため、内燃機関の起動に際しては、相当な高回転までモータリングしないと良好な初爆が得られない。これは、暖機後の緩加速時の再起動など、燃焼面でも時間的にも余裕のある条件ではそれほど問題にならないが、低温始動時には、バッテリの能力も低下しているために高回転のモータリングには限界があり、特に、急発進時など応答性の要求が厳しい条件では、回転が上昇して起動するまでの僅かな遅れがもたつき感となって、運転者に不快感を与える要因となっていた。
【0011】
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、吸気弁のリフト・作動角ならびにその中心角の位相を最適化することにより、起動時のコンプレッションの低減と、モータリング回転数を大幅に上げることなく初爆に至る良好な起動性の確保と、を両立させることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、吸気弁のリフト・作動角を同時にかつ連続的に拡大,縮小制御可能なリフト・作動角可変機構と、吸気弁のリフトの中心角の位相を遅進させる位相可変機構と、内燃機関の回転数および負荷を検出する手段と、この機関回転数および負荷に応じて上記吸気弁のリフト・作動角および中心角を制御する制御手段と、上記内燃機関をクランキングする起動用モータと、を備え、車両停止時に内燃機関の発火運転を停止するとともに車両発進時に上記モータにより内燃機関を起動して発火運転を再開するように構成されるとともに、上記内燃機関によるR/L走行時に上記リフト・作動角可変機構および上記位相可変機構により吸気弁閉時期が下死点前に制御される車両用内燃機関の制御装置において、
車両停止に伴う内燃機関の停止直前に、上記吸気弁のリフト・作動角を、上記内燃機関によるR/L走行時のリフト・作動角よりも小さく制御するとともに、上記吸気弁の中心角を、上記内燃機関によるR/L走行時の中心角よりも進角側に制御して、吸気弁閉時期を下死点前でかつ上記内燃機関によるR/L走行時の閉時期よりも進角側とすることを特徴としている。
【0013】
これは、車両停止時に内燃機関を停止するいわゆるアイドルストップ手段を備えたものであり、車両の発進の際には、自動的に内燃機関が起動される。
【0014】
上記リフト・作動角可変機構は、作動角を拡大すると、同時にリフトが大となり、逆に作動角を縮小すると、同時にリフトが小となる構成となっている。停止直前に、リフト・作動角を所定値以下に小さくすると、その後、起動する際には、このリフト・作動角が小さい状態で、モータによるクランキングが開始される。また、同時にリフトの中心角が進角側に制御されるので、吸気弁閉時期は、下死点よりも大幅に進角した位置となる。そのため、圧縮圧力が低下し、いわゆるデコンプ作用によって、クランキング中の不快な振動発生が回避される。また、ピストンの吸入行程中における吸気弁のリフトが小さくなっていることから、吸気弁を通過する吸気の流速は非常に高くなり、点火後の燃焼速度が十分に速く、良好な初爆が得られる。つまり、作動角を拡大して吸気弁閉時期を下死点後に大幅に遅らせた場合と比較すると、仮に実圧縮比が同一となるように設定したとすると、本発明のようにリフト・作動角を縮小しつつ吸気弁閉時期を進角させた方が、筒内ガス流動が活発化し、より低回転で確実な初爆が得られる。
【0015】
請求項2に係る発明は、吸気弁のリフト・作動角を同時にかつ連続的に拡大,縮小制御可能なリフト・作動角可変機構と、吸気弁のリフトの中心角の位相を遅進させる位相可変機構と、内燃機関の回転数および負荷を検出する手段と、この機関回転数および負荷に応じて上記吸気弁のリフト・作動角および中心角を制御する制御手段と、上記内燃機関を回転駆動するモータと、車両を駆動可能な第2のモータと、を備え、車両停止時および車両低速走行時に内燃機関の発火運転を停止して上記第2のモータによる走行を行うとともに、所定の車両加速時に上記モータにより内燃機関を起動して発火運転を再開するように構成されるとともに、R/L走行時に上記リフト・作動角可変機構および上記位相可変機構により吸気弁閉時期が下死点前に制御される車両用内燃機関の制御装置において、
車両運転条件に伴う内燃機関の停止直前に、上記吸気弁のリフト・作動角を、機関発生トルクを用いたR/L走行時のリフト・作動角よりも小さく制御するとともに、上記吸気弁の中心角を、機関発生トルクを用いたR/L走行時の中心角よりも進角側に制御して、吸気弁閉時期を下死点前でかつ機関発生トルクを用いたR/L走行時の閉時期よりも進角側とすることを特徴としている。
【0016】
これはいわゆるハイブリッド型自動車に適用したものであり、上述した請求項1と同様に、起動の際にデコンプ作用が得られると同時に、筒内ガス流動の活発化による確実な初爆が得られる。
【0017】
また請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の車両用内燃機関の制御装置において、車両停止状態からの急発進の際に、上記のようなリフト・作動角で内燃機関のクランキングと燃料噴射および点火を開始した後、上記吸気弁の中心角を遅角させて、吸気弁閉時期を下死点に近づけるように制御することを特徴としている。
【0018】
請求項4に係る発明は、請求項2に記載の車両用内燃機関の制御装置において、第2のモータによるモータ走行からの急加速の際に、上記のようなリフト・作動角で内燃機関のクランキングと燃料噴射および点火を開始した後、上記吸気弁の中心角を遅角させて、吸気弁閉時期を下死点に近づけるように制御することを特徴としている。
【0019】
これらの請求項3,4においては、クランキングの初期にデコンプ作用が得られ、その後、吸気弁閉時期が下死点に近付くことから、実圧縮比が速やかに高くなる。これにより、内燃機関のトルクは速やかに上昇する。
【0020】
また請求項5に係る発明は、請求項1または2に記載の車両用内燃機関の制御装置において、車両停止状態からの緩発進の際に、上記のようなリフト・作動角で内燃機関のクランキングを開始した後、所定回転数に達した時点で、燃料噴射および点火を開始するとともに、上記吸気弁の中心角を、機関の負荷および回転数に対応した所定の進角位置に制御することを特徴としている。
【0021】
請求項6に係る発明は、請求項2に記載の車両用内燃機関の制御装置において、第2のモータによるモータ走行からの緩加速の際に、上記のようなリフト・作動角で内燃機関のクランキングを開始した後、所定回転数に達した時点で、燃料噴射および点火を開始するとともに、上記吸気弁の中心角を、機関の負荷および回転数に対応した所定の進角位置に制御することを特徴としている。
【0022】
これらの請求項5,6においては、クランキングを開始してから上記所定回転数に達するまでの間、実圧縮比が低くなり、デコンプ作用が得られる。上記所定回転数としては、例えば、内燃機関を支持するエンジンマウントの共振点である300〜400rpm付近を過ぎた値に設定することが好ましい。このようにすれば、デコンプ作用により不快な振動が確実に防止できる。
【0024】
上記リフト・作動角可変機構は、例えば請求項7のように、駆動軸により回転駆動される偏心カムと、この偏心カムの外周に相対回転可能に嵌合したリンクアームと,上記駆動軸と平行に設けられ、かつ偏心カム部を備えた回動可能な制御軸と、この制御軸の偏心カム部に回転可能に装着され、かつ上記リンクアームにより揺動されるロッカアームと、上記駆動軸に回転可能に支持されるとともに、上記ロッカアームにリンクを介して連結され、該ロッカアームに伴って揺動することにより吸気弁のタペットを押圧する揺動カムと、を備えており、上記制御軸の偏心カム部の回動位置を変化させることにより吸気弁のリフト・作動角が同時に増減変化するように構成されている。
【0025】
また上記位相可変機構は、例えば請求項8のように、上記駆動軸と同心に回転可能に配置され、かつチエーンもしくはタイミングベルトを介してクランクシャフトに従動するスプロケットと、このスプロケットと上記駆動軸との間に装着され、両者の相対的な位相を変化させる手段と、を備えて構成される。
【0026】
【発明の効果】
この発明に係る車両用内燃機関の制御装置によれば、ハイブリッド型自動車あるいはアイドルストップ手段を備えた自動車のように、自動的に停止,再起動がなされる車両用内燃機関において、起動時にいわゆるデコンプ作用が得られ、不快な振動発生を回避できるとともに、筒内ガス流動の活発化によって低い回転数で初爆に至り、良好な起動性能を確保できる。
【0027】
特に、請求項3,4の発明によれば、デコンプ作用を得つつ、速やかに起動させてトルクを上昇させることができ、発進、加速性能に優れたものとなる。
【0028】
また、請求項5,6の発明によれば、機関回転数がエンジンマウントの共振点を越えるまで確実にデコンプ作用を継続させることで、不快な振動発生を一層確実に防止できる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を、ハイブリッド型自動車に適用した実施の形態について説明する。
【0030】
図1は、内燃機関の吸気弁側可変動弁機構の構成を示す構成説明図であり、この可変動弁機構は、吸気弁のリフト・作動角を変化させるリフト・作動角可変機構1と、そのリフトの中心角の位相(図示せぬクランクシャフトに対する位相)を進角もしくは遅角させる位相可変機構2と、が組み合わされて構成されている。
【0031】
図2は、リフト・作動角可変機構1のみを示しており、図1および図2に基づいて、このリフト・作動角可変機構1を説明する。なお、このリフト・作動角可変機構1は、本出願人が先に提案したものであるが、例えば特開平11−107725号公報等によって公知となっているので、その概要のみを説明する。
【0032】
リフト・作動角可変機構1は、シリンダヘッド11に図示せぬバルブガイドを介して摺動自在に設けられた吸気弁12と、シリンダヘッド11上部のカムブラケット14に回転自在に支持された中空状の駆動軸13と、この駆動軸13に、圧入等により固定された偏心カム15と、上記駆動軸13の上方位置に同じカムブラケット14に回転自在に支持されるとともに駆動軸13と平行に配置された制御軸16と、この制御軸16の偏心カム部17に揺動自在に支持されたロッカアーム18と、各吸気弁12の上端部に配置されたタペット19に当接する揺動カム20と、を備えている。上記偏心カム15とロッカアーム18とはリンクアーム25によって連係されており、ロッカアーム18と揺動カム20とは、リンク部材26によって連係されている。
【0033】
上記駆動軸13は、後述するように、タイミングチェーンないしはタイミングベルトを介して機関のクランクシャフトによって駆動されるものである。
【0034】
上記偏心カム15は、円形外周面を有し、該外周面の中心が駆動軸13の軸心から所定量だけオフセットしているとともに、この外周面に、リンクアーム25の環状部25aが回転可能に嵌合している。
【0035】
上記ロッカアーム18は、略中央部が上記偏心カム部17によって支持されており、その一端部に、上記リンクアーム25の延長部25bが連係しているとともに、他端部に、上記リンク部材26の上端部が連係している。上記偏心カム部17は、制御軸16の軸心から偏心しており、従って、制御軸16の角度位置に応じてロッカアーム18の揺動中心は変化する。
【0036】
上記揺動カム20は、駆動軸13の外周に嵌合して回転自在に支持されており、側方へ延びた端部20aに、上記リンク部材26の下端部が連係している。この揺動カム20の下面には、駆動軸13と同心状の円弧をなす基円面24aと、該基円面24aから上記端部20aへと所定の曲線を描いて延びるカム面24bと、が形成されており、これらの基円面24aならびにカム面24bが、揺動カム20の揺動位置に応じてタペット19の上面に当接するようになっている。
【0037】
すなわち、上記基円面24aはベースサークル区間として、リフト量が0となる区間であり、揺動カム20が揺動してカム面24bがタペット19に接触すると、徐々にリフトしていくことになる。なお、ベースサークル区間とリフト区間との間には若干のランプ区間が設けられている。
【0038】
上記制御軸16は、図1に示すように、一端部に設けられたリフト・作動角制御用油圧アクチュエータ31によって所定回転角度範囲内で回転するように構成されている。このリフト・作動角制御用油圧アクチュエータ31への油圧供給は、エンジンコントロールユニット33からの制御信号に基づき、第1油圧制御部32によって制御されている。
【0039】
このリフト・作動角可変機構1の作用を説明すると、駆動軸13が回転すると、偏心カム15のカム作用によってリンクアーム25が上下動し、これに伴ってロッカアーム18が揺動する。このロッカアーム18の揺動は、リンク部材26を介して揺動カム20へ伝達され、該揺動カム20が揺動する。この揺動カム20のカム作用によって、タペット19が押圧され、吸気弁12がリフトする。
【0040】
ここで、リフト・作動角制御用油圧アクチュエータ31を介して制御軸16の角度が変化すると、ロッカアーム18の初期位置が変化し、ひいては揺動カム20の初期揺動位置が変化する。
【0041】
例えば偏心カム部17が図の上方へ位置しているとすると、ロッカアーム18は全体として上方へ位置し、揺動カム20の端部20aが相対的に上方へ引き上げられた状態となる。つまり、揺動カム20の初期位置は、そのカム面24bがタペット19から離れる方向に傾く。従って、駆動軸13の回転に伴って揺動カム20が揺動した際に、基円面24aが長くタペット19に接触し続け、カム面24bがタペット19に接触する期間は短い。従って、リフト量が全体として小さくなり、かつその開時期から閉時期までの角度範囲つまり作動角も縮小する。
【0042】
逆に、偏心カム部17が図の下方へ位置しているとすると、ロッカアーム18は全体として下方へ位置し、揺動カム20の端部20aが相対的に下方へ押し下げられた状態となる。つまり、揺動カム20の初期位置は、そのカム面24bがタペット19に近付く方向に傾く。従って、駆動軸13の回転に伴って揺動カム20が揺動した際に、タペット19と接触する部位が基円面24aからカム面24bへと直ちに移行する。従って、リフト量が全体として大きくなり、かつその作動角も拡大する。
【0043】
上記の偏心カム部17の位置は連続的に変化させ得るので、これに伴って、バルブリフト特性は、図3に示すように、連続的に変化する。つまり、リフトならびに作動角を、両者同時に、連続的に拡大,縮小させることができる。特に、このものでは、リフト・作動角の大小変化に伴い、吸気弁12の開時期と閉時期とがほぼ対称に変化する。
【0044】
次に、位相可変機構2は、図1に示すように、上記駆動軸13の前端部に設けられたスプロケット35と、このスプロケット35と上記駆動軸13とを、所定の角度範囲内において相対的に回転させる位相制御用油圧アクチュエータ36と、から構成されている。上記スプロケット35は、図示せぬタイミングチェーンもしくはタイミングベルトを介して、クランクシャフトに連動している。上記位相制御用油圧アクチュエータ36への油圧供給は、エンジンコントロールユニット33からの制御信号に基づき、第2油圧制御部37によって制御されている。この位相制御用油圧アクチュエータ36への油圧制御によって、スプロケット35と駆動軸13とが相対的に回転し、図4に示すように、リフト中心角が遅進する。つまり、リフト特性の曲線自体は変わらずに、全体が進角もしくは遅角する。また、この変化も、連続的に得ることができる。位相可変機構2としては、油圧式のものに限られず、電磁式アクチュエータを利用したものなど、種々の構成が可能である。
【0045】
なお、リフト・作動角可変機構1ならびに位相可変機構2の制御としては、実際のリフト・作動角あるいは位相を検出するセンサを設けて、クローズドループ制御するようにしても良く、あるいは運転条件に応じて単にオープンループ制御するようにしても良い。
【0046】
次に、図5に基づいて、ハイブリッド型自動車の駆動系の構成を説明する。同図において、51は、前述した可変動弁機構を備えた内燃機関であって、そのクランクシャフトの一端には、発電機を兼ねた起動用モータ52が常時連動している。クランクシャフトの他端は、ベルト式無段変速装置53の入力軸54に、電磁クラッチ55を介して連結されるようになっている。上記入力軸54には、走行用モータ56が一体に取り付けられている。この走行用モータ56は、回生による発電が可能である。また、無段変速装置53は、終減速装置57を備え、駆動輪58を駆動している。また、上記無段変速装置53へ油圧を供給するために、補機用モータ58によって駆動される油圧ポンプ59を備えている。これらの3つのモータ52,56,58は、バッテリ60の電力によりインバータ61を介して制御されている。
【0047】
図6は、上記ハイブリッド型自動車の代表的な作動である車両発進から加速にかけての各部の作動を示している。なお、図中の矢印は、エネルギの流れを表している。車両停止時は、補機等の負荷が大きい場合やバッテリ60の充電が必要な場合等を除き、通常、内燃機関51を停止させるため、急発進でない通常の発進の場合は、(A)に示すように、走行用モータ56がバッテリ60により無段変速機53を駆動し、最適な変速比で発進する。なお、このモータ走行の際には、電磁クラッチ55が遮断されている。その後、低速走行は、バッテリ電源が十分にあれば、原則としてモータ走行を継続するが、所定の車速に達すると、あるいは加速に移行する場合、(B)に示すように、走行用モータ56での走行中に、起動用モータ52によって内燃機関51を起動する。そして、速やかに回転を同期させ、(C)に示すように電磁クラッチ55を接続してエンジン走行に移行する。内燃機関51のトルク発生に応じて走行用モータ56の発生トルクは減少し、トルクショック無しにエンジン走行への移行が可能である。
【0048】
このように、ハイブリッド型自動車では、モータ走行とエンジン走行とがあるため、内燃機関51の役割として、モータ走行用の電力を発電することが必要となる。この電力は、減速時の走行用モータ56による回生発電でも得られるが、それだけでは十分ではなく、大部分は、起動用モータ52を内燃機関51が駆動して得られる発電電力による。従って、モータ走行後に内燃機関51を起動した場合、モータ走行で消費した電力を先ず発電することになるから、内燃機関51の負荷としては、一般路の定常走行(R/L走行)の場合でも、相当に大きくなる。一般的に内燃機関の熱効率は、負荷が高くなると向上するため、このような比較的高い負荷の領域で発電と走行に必要な駆動力を発生させることは、機関全体の効率向上に大きな効果があり、アイドル停止、回生とともに、ハイブリッド型自動車の熱効率向上の三大要因となっている。
【0049】
内燃機関51の起動時にデコンプ作用で振動を低減し、その後このような発電走行に移行する際に、吸気弁の開閉時期が連続的に最小限の変化でつながることも重要である。また、低速の減速時には、直ちに内燃機関51を停止させることが多いため、充電用発電時の吸気弁開閉時期のままで十分なデコンプ作用が得られれば、応答性の高い制御は不要となる。
【0050】
次に、図7は、このようなハイブリッド型自動車におけるエンジン起動の代表的なパターンである緩加速からの起動前後の吸気弁開閉時期の制御特性を示す。
・エンジン停止時
次の再起動に備えて、▲1▼に示すように、小リフト・小作動角で、かつリフトの中心角Φを上死点寄りとして、吸気弁閉時期(IVC)を下死点よりも大幅に早い時期とする。
・起動時
▲2▼に示すように、上記▲1▼のエンジン停止時のタイミング設定のまま起動用モータ52によるクランキングが開始する。この特性では、IVCが吸気行程の途中となるので、圧縮圧力が低下し、クランキングに伴う不快な振動発生が抑制される。ここで、例えば、従来のように起動時に大リフト・大作動角とする場合は、IVCを下死点よりも大幅に遅らせてデコンプを行うことになるが、本発明では、逆にIVCを下死点よりも大幅に進めて、吸入行程途中で吸気弁を閉じ、実質的に同じデコンプ作用を得るようにしている。この方式では、ピストンが下死点で停止している場合は、フルコンプレッションとなるため、デコンプ効果が無くなるが、通常の機関停止の際には、ピストンは力学的なバランス作用(コンプレッションによって押し返される力を受ける)によって、行程中央付近で停止することがほとんどであり、下死点で停止する可能性は低い。さらに完璧を期すためには、エンジン停止時に、起動用モータ52の制御により、所期の位置にピストンを停止させることも可能である。
・点火・初爆時
緩加速の場合には、機関回転数がマウント共振点を越えるまで、燃料噴射ならびに点火が行われずにモータリングされる。そして、マウント共振点を通過した時点で燃料噴射ならびに点火が開始される。ここで、吸気弁の特性としては、マウント共振点を越えた後は、実圧縮比を高めるため、▲3▼のように、リフト・作動角を若干増大させる。この場合でも、吸気弁を通過する吸気の流速は極めて高い状況にあるため、点火後の燃焼速度は十分速く、良好な初爆が得られる。図8は、参考のために、小リフト制御により得られるガス流動強化の効果を示す。標準リフト(1/1リフト)の場合、低速では吸気量が少ないため、筒内ガス流動の目安であるタンブル比が著しく低下する。しかし、1/5リフトあるいは1/10リフトのように、小リフト制御を行うことによって、高回転時と同程度にタンブル比を維持できる。マウント共振点は通常3〜400rpmの回転域にあるため、これを越えた領域では、小リフトの場合、いつでも、標準リフト高回転と同程度もしくはそれ以上のタンブル比が得られる。従って、図7の▲3▼に破線でIVCを示したような大リフト・大作動角でIVCを遅らせた従来技術に比べて、実圧縮比はほぼ同一でも、小リフトとすることにより、より低回転で確実な初爆が可能となる。
・R/L走行時(発電)
緩加速の場合、内燃機関51の起動後は速やかにエンジン走行に移行するが、モータ走行の直後でもあり、バッテリ充電のための発電(起動用モータ52による発電)を行う必要があるので、内燃機関51は比較的高負荷状態で運転される。この条件では、吸気弁の特性は、▲4▼のようになり、バルブオーバラップを大として適量の残留ガスを筒内に残し、IVCも下死点よりは進角させた設定となる。これはポンプ損失低減を狙った設定であり、燃費的に優れたものとなる。初爆からこの設定に移行するのは短時間で十分であり、円滑に移行が可能である。また、この条件から減速になった場合、内燃機関51を停止する場合が多いが、内燃機関51の完全な停止までに各アクチュエータ31,36を▲1▼の状態に制御することは容易である。また、万一、制御の遅れにより▲4▼のタイミングのままで停止しても、かなりのデコンプ効果が得られるため、頻度が少なければ実用上は問題無い。
・全開
発電負荷の無い全開加速の場合は、▲5▼の特性に制御される。これは、吸入空気量を確保するために、作動角をさらに拡大し、IVCは下死点前後としている。この設定も▲4▼の延長上にあるので、制御の応答性の点で有利となる。
【0051】
次に、図9に、緩加速時の各機能要素の過渡制御特性を示す。なお、同図には、走行用モータ56を「モータA」と、起動用モータ52を「モータB」と、それぞれ略記してある。図示するように、モータ走行中に、走行用モータ56の負荷が高くなると、エンジン走行に移行するために、起動用モータ52により内燃機関51が起動される。このとき、吸気弁の特性は前述のように制御され、起動がデコンプ状態で行われる。この起動時には、起動用モータ52はスタータとして機能するが、内燃機関51の起動後は、発電機として逆に駆動されるようになる。さらに車速が上昇してくると、発電量は徐々に減少し、機関発生トルクのより多くの割合が車両の走行に供給される。また全開加速時は、走行用モータ56によるアシストが可能であり、その分のモータトルクが機関発生トルクに加えられる。吸気弁のリフト・作動角は、吸気量の増大(エンジン回転数の上昇、負荷の増大)に伴って漸増する設定となっている。
【0052】
次に、図10にモータ走行からの急加速の場合を示す。この場合は、起動用モータ52によるクランキング開始と同時に燃料噴射ならびに点火を開始し、可能な限り早い時期に点火・初爆を行う。また、これと同時に、リフト・作動角を速やかに拡大し、内燃機関としてトルクを最大限に確保し得る吸気弁開閉特性に移行する。このような場合、モータアシストは極めて効果的であり、良好な加速フィーリングが得られる。
【0053】
図11は、加速時における吸気弁の開閉時期制御のフローチャートを示しており、以下、これを、その流れに沿って説明する。まず、初めに、ステップ1において、機関回転数、スロットル開度等の運転条件を検出する。そして、車両の停止状態では、ステップ2以降へ進み、R/L走行中であれば、ステップ12以降へ進む。ステップ2では、加速の検出を行い、加速を検出した場合は、さらにステップ3で、急加速が緩加速かを判定する。緩加速であれば、ステップ4へ進み、モータ(走行用モータ56)で発進する。また、急加速であれば、ステップ5へ進んで、起動用モータ52により内燃機関51を起動する。同時に、アクチュエータ31,36の制御を開始し(ステップ6)、吸気弁の開時期(IVO)、閉時期(IVC)および中心角を目標値に制御する(ステップ7)。そして、機関回転数が所定値(ステップ8)に達した時点で点火を開始し(ステップ9)、さらに機関回転数が所定値(ステップ10)以上となったら、電磁クラッチ55を接続する(ステップ11)。なお、急加速の場合、前述したように、ステップ8で所定回転数になるまで待機せずに、直ちに燃料噴射ならびに点火を開始するようにしてもよい。
【0054】
一方、R/L走行中であれば、ステップ12で加速の検出を行い、加速を検出した場合は、さらにステップ13で急加速か緩加速かを判定する。緩加速であれば、ステップ14へ進み、緩加速時用の制御マップを読み込み、急加速であれば、ステップ15へ進んで、急加速時用の制御マップを読み込む。そして、ステップ16で起動用モータ52により内燃機関51を起動する。同時に、アクチュエータ31,36の制御を開始し(ステップ17)、吸気弁の開時期(IVO)、閉時期(IVC)および中心角を目標値に制御する(ステップ18)。そして、機関回転数が所定値(ステップ19)に達した時点で点火を開始し(ステップ20)、さらに機関回転数が所定値(ステップ21)以上となったら、電磁クラッチ55を接続する(ステップ22)。なお、急加速の場合、前述したように、ステップ19で所定回転数になるまで待機せずに、直ちに燃料噴射ならびに点火を開始するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る内燃機関の制御装置に用いられる吸気弁の可変動弁機構を示す斜視図。
【図2】リフト・作動角可変機構を示す断面図。
【図3】リフト・作動角可変機構によるリフト・作動角の特性変化を示す特性図。
【図4】位相可変機構によるバルブリフト特性の位相変化を示す特性図。
【図5】ハイブリッド型自動車の基本的構成を示す構成説明図。
【図6】このハイブリッド型自動車の基本的な動作を示す説明図。
【図7】停止状態からの緩加速に伴う吸気弁の開閉特性変化を示す特性図。
【図8】小リフト化に伴うガス流動の強化を示す特性図。
【図9】モータ走行からの緩加速における各部の動作を示すタイミングチャート。
【図10】モータ走行からの急加速における各部の動作を示すタイミングチャート。
【図11】この吸気弁の開閉時期制御のフローチャート。
【符号の説明】
1…リフト・作動角可変機構
2…位相可変機構
13…駆動軸
15…偏心カム
16…制御軸
17…偏心カム部
18…ロッカアーム
25…リンクアーム
26…リンク部材
31…リフト・作動角制御用油圧アクチュエータ
33…エンジンコントロールユニット
36…位相制御用油圧アクチュエータ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a control device for an internal combustion engine for a vehicle suitable for an internal combustion engine that repeatedly stops and starts automatically during vehicle operation, such as a so-called hybrid vehicle and an automobile equipped with idle stop means. The present invention relates to variable control of an intake valve suitable for a kind of internal combustion engine.
[0002]
[Prior art]
Various types of hybrid vehicles have been proposed in the past, in which the vehicle is driven by an internal combustion engine during acceleration and high-speed travel, and the motor is driven during low-speed travel, and the internal combustion engine is stopped during low-speed travel or when the vehicle is stopped. Has been. In general, this type of hybrid vehicle has a configuration in which a motor for driving a vehicle and a motor for starting an internal combustion engine as necessary are individually provided. When the vehicle starts slowly, the running motor starts running. After that, when the required torque reaches the limit of the running motor due to an increase in the vehicle speed, etc., the internal combustion engine is automatically started by the starting motor. It has become. Usually, both or one of these motors is also used for power generation, and even during low-speed operation, when the battery charge decreases, the internal combustion engine is started and charging is performed. Done.
[0003]
Also, For travel Even in a vehicle that is driven only by an internal combustion engine without having a motor, the vehicle is provided with a so-called idle stop means that is automatically stopped when the vehicle is stopped and that is automatically started when the vehicle starts. Are known.
[0004]
As control of an intake valve suitable for an internal combustion engine in which such automatic stop and start are repeated, for example, Japanese Patent Laid-Open No. 2000-34913 discloses that the closing timing is greatly increased while maximizing the operating angle of the intake valve at the time of startup. By delaying, it is disclosed that the compression pressure is sufficiently suppressed as a so-called decompression action, and unpleasant vehicle body vibration is suppressed.
[0005]
Japanese Laid-Open Patent Publication No. 2000-73901 proposes reducing the pump loss by a so-called Atkinson cycle in which the closing timing of the intake valve is set later and the expansion ratio is larger than the actual compression ratio.
[0006]
The present applicant has previously proposed a variable valve mechanism that can continuously increase and decrease the lift and operating angle of the intake valve (for example, Japanese Patent Laid-Open Nos. 11-107725 and 11-11). In addition, a variable valve mechanism has been proposed in which a significant degree of freedom in lift characteristics is obtained in combination with a mechanism that delays the phase of the center angle of the lift.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
In order to improve the thermal efficiency of the internal combustion engine, it is an important factor to stop the internal combustion engine when the vehicle is stopped or when the motor is running in a hybrid vehicle. However, when the internal combustion engine is started in a stopped state or in a state where the motor is running smoothly, a mount vibration due to compression is generated until the rotational speed increases, and this is not a vehicle body vibration. There is a problem of giving pleasure.
[0008]
In order to avoid this, it is necessary to keep the compression pressure sufficiently low by greatly delaying the closing timing of the intake valve until it passes through the resonance point of the mount, as disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 2000-34913. It is effective.
[0009]
Further, in a hybrid vehicle, it is indispensable to improve the fuel efficiency that the internal combustion engine is operated under high-efficiency conditions when charging the battery after running the motor. As shown in Japanese Patent No. 73901, it can be said that reducing the pump loss by setting the closing timing of the intake valve later and setting the expansion ratio larger than the actual compression ratio is an effective means. In particular, it is reasonable in that it can be directly applied to vibration reduction at the time of engine restart as described above.
[0010]
However, under these conditions, the actual compression ratio is significantly reduced under conditions where the closing timing of the intake valve is greatly delayed. Therefore, when the internal combustion engine is started, it is preferable that motoring is not performed to a considerably high speed. The first explosion cannot be obtained. This is not a major problem under conditions where there is sufficient time in terms of combustion, such as restarting during slow acceleration after warm-up, but at low temperatures, the capacity of the battery is reduced, so high rotation speed There is a limit to motoring, especially under conditions that demand responsiveness, such as when starting suddenly. It was.
[0011]
The present invention has been made paying attention to such problems, and by optimizing the lift valve operating angle and the phase of the central angle of the intake valve, the compression at the start-up is reduced and the motoring rotational speed is reduced. The aim is to achieve both good start-up performance that leads to the first explosion without significant increase.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, there is provided a lift / working angle variable mechanism capable of simultaneously and continuously expanding and reducing the lift / working angle of the intake valve, and a phase variable for delaying the phase of the center angle of the lift of the intake valve. A mechanism, means for detecting the rotational speed and load of the internal combustion engine, control means for controlling the lift / operating angle and central angle of the intake valve in accordance with the engine rotational speed and load, and the internal combustion engine Cranking Do For startup A motor, and configured to stop the ignition operation of the internal combustion engine when the vehicle is stopped and to restart the ignition operation by starting the internal combustion engine with the motor when the vehicle starts, By the internal combustion engine In a control device for an internal combustion engine for a vehicle in which the intake valve closing timing is controlled before bottom dead center by the lift / operating angle variable mechanism and the phase variable mechanism during R / L traveling,
Immediately before the internal combustion engine is stopped when the vehicle stops, the lift / operating angle of the intake valve is By the internal combustion engine While controlling to be smaller than the lift / operation angle during R / L traveling, the central angle of the intake valve is By the internal combustion engine The intake valve closing timing is controlled before the bottom dead center by controlling the leading angle from the center angle during R / L driving. By the internal combustion engine It is characterized by being on the advance side with respect to the closing timing during R / L traveling.
[0013]
This is provided with so-called idle stop means for stopping the internal combustion engine when the vehicle is stopped, and the internal combustion engine is automatically started when the vehicle starts.
[0014]
The lift / operating angle variable mechanism is configured such that when the operating angle is increased, the lift is simultaneously increased, and conversely, when the operating angle is reduced, the lift is simultaneously decreased. If the lift / operating angle is reduced to a predetermined value or less immediately before the stop, cranking by the motor is started with the lift / operating angle being small when starting up thereafter. At the same time, since the center angle of the lift is controlled to the advance side, the intake valve closing timing is a position that is greatly advanced from the bottom dead center. Therefore, the compression pressure is reduced, and unpleasant vibration during cranking is avoided by the so-called decompression action. In addition, since the lift of the intake valve during the intake stroke of the piston is small, the flow rate of the intake air passing through the intake valve becomes very high, the combustion speed after ignition is sufficiently high, and a good initial explosion is obtained. It is done. In other words, if the actual compression ratio is set to be the same as compared with the case where the operating angle is expanded and the intake valve closing timing is greatly delayed after bottom dead center, the lift / operating angle is as shown in the present invention. When the intake valve closing timing is advanced while reducing the pressure, the in-cylinder gas flow becomes more active, and a reliable initial explosion can be obtained at a lower speed.
[0015]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a lift / working angle variable mechanism capable of simultaneously and continuously expanding and reducing the lift / working angle of the intake valve and a phase variable for delaying the phase of the center angle of the lift of the intake valve. A mechanism, means for detecting the rotational speed and load of the internal combustion engine, control means for controlling the lift / operating angle and central angle of the intake valve in accordance with the engine rotational speed and load, and rotationally driving the internal combustion engine A motor and a second motor capable of driving the vehicle, the ignition operation of the internal combustion engine is stopped when the vehicle is stopped and the vehicle is traveling at a low speed, and the vehicle is driven by the second motor. The motor is configured to start the internal combustion engine and restart the ignition operation. , R / L When traveling In the control device for an internal combustion engine for a vehicle in which the intake valve closing timing is controlled before bottom dead center by the lift / operating angle variable mechanism and the phase variable mechanism,
Immediately before the internal combustion engine stops due to vehicle operating conditions, the intake valve lift and operating angle are Using engine generated torque R / L When traveling And control the center angle of the intake valve, Using engine generated torque R / L When traveling The intake valve closing timing is set to the position before the bottom dead center. Using engine generated torque R / L When traveling It is characterized by being on the advance side of the closing time of.
[0016]
This is applied to a so-called hybrid-type vehicle, and as in the first aspect described above, a decompression action can be obtained at the time of start-up, and at the same time, a reliable initial explosion can be obtained by activating in-cylinder gas flow.
[0017]
According to a third aspect of the present invention, in the control device for an internal combustion engine for a vehicle according to the first or second aspect, in the case of a sudden start from a vehicle stop state, As above Cranking of internal combustion engine by lift and operating angle When Fuel injection and ignition After starting Further, the present invention is characterized in that the intake valve closing timing is controlled to approach the bottom dead center by delaying the central angle of the intake valve.
[0018]
According to a fourth aspect of the present invention, in the control apparatus for an internal combustion engine for a vehicle according to the second aspect, in the case of rapid acceleration from the motor running by the second motor, As above Cranking of internal combustion engine by lift and operating angle When Fuel injection and ignition After starting Further, the present invention is characterized in that the intake valve closing timing is controlled to approach the bottom dead center by delaying the central angle of the intake valve.
[0019]
In these third and fourth aspects, the decompression action is obtained at the initial stage of cranking, and then the intake valve closing timing approaches the bottom dead center, so that the actual compression ratio quickly increases. As a result, the torque of the internal combustion engine quickly increases.
[0020]
According to a fifth aspect of the present invention, in the control device for an internal combustion engine for a vehicle according to the first or second aspect, when the vehicle starts slowly from a stopped state, As above After starting cranking of the internal combustion engine at the lift / operating angle, fuel injection and ignition are started when the predetermined rotational speed is reached, and the central angle of the intake valve corresponds to the engine load and rotational speed Control is made to a predetermined advance position.
[0021]
According to a sixth aspect of the present invention, in the control device for an internal combustion engine for a vehicle according to the second aspect, in the slow acceleration from the motor running by the second motor, As above After starting cranking of the internal combustion engine at the lift / operating angle, fuel injection and ignition are started when the predetermined rotational speed is reached, and the central angle of the intake valve corresponds to the engine load and rotational speed Control is made to a predetermined advance position.
[0022]
In these fifth and sixth aspects, the actual compression ratio becomes low and the decompression action is obtained from the time cranking is started until the predetermined rotational speed is reached. The predetermined rotational speed is preferably set to a value that passes the vicinity of 300 to 400 rpm, which is the resonance point of the engine mount that supports the internal combustion engine, for example. In this way, unpleasant vibration can be reliably prevented by the decompression action.
[0024]
The lift / operating angle variable mechanism is, for example, a claim 7 As described above, an eccentric cam that is rotationally driven by a drive shaft, a link arm that is fitted to the outer periphery of the eccentric cam so as to be relatively rotatable, and a rotation that is provided in parallel to the drive shaft and includes an eccentric cam portion A control shaft that can be rotated, a rocker arm that is rotatably mounted on an eccentric cam portion of the control shaft, and is swingably supported by the link arm, and is rotatably supported by the drive shaft, and is connected to the rocker arm via a link. And a swing cam that presses the tappet of the intake valve by swinging with the rocker arm, and by changing the rotational position of the eccentric cam portion of the control shaft, The lift and operating angle are configured to increase and decrease simultaneously.
[0025]
The phase variable mechanism is, for example, a claim 8 The sprocket is arranged concentrically with the drive shaft and driven by the crankshaft via a chain or timing belt, and is mounted between the sprocket and the drive shaft so that the relative And means for changing the phase.
[0026]
【The invention's effect】
According to the control apparatus for an internal combustion engine for a vehicle according to the present invention, in a vehicle internal combustion engine that is automatically stopped and restarted, such as a hybrid type automobile or an automobile equipped with idle stop means, a so-called decompression unit is started up. As a result, an unpleasant vibration can be avoided, and the activation of the in-cylinder gas flow leads to the first explosion at a low rotational speed, thus ensuring good starting performance.
[0027]
In particular, according to the third and fourth aspects of the invention, the torque can be increased by quickly starting up while obtaining the decompression effect, and the starting and acceleration performance is excellent.
[0028]
According to the fifth and sixth aspects of the present invention, the decompression operation is reliably continued until the engine speed exceeds the resonance point of the engine mount, so that unpleasant vibration can be prevented more reliably.
[0029]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment in which the present invention is applied to a hybrid vehicle will be described.
[0030]
FIG. 1 is a configuration explanatory view showing the configuration of an intake valve side variable valve mechanism of an internal combustion engine. The variable valve mechanism includes a lift / working
[0031]
FIG. 2 shows only the lift / operating angle
[0032]
The variable lift /
[0033]
As will be described later, the
[0034]
The
[0035]
The
[0036]
The rocking
[0037]
That is, the
[0038]
As shown in FIG. 1, the
[0039]
The operation of the variable lift /
[0040]
Here, when the angle of the
[0041]
For example, if the
[0042]
Conversely, if the
[0043]
Since the position of the
[0044]
Next, as shown in FIG. 1, the phase variable mechanism 2 is configured so that the
[0045]
The lift / working
[0046]
Next, the configuration of the drive system of the hybrid vehicle will be described with reference to FIG. In the figure,
[0047]
FIG. 6 shows the operation of each part from vehicle start to acceleration, which is a typical operation of the hybrid vehicle. In addition, the arrow in a figure represents the flow of energy. When the vehicle is stopped, the
[0048]
As described above, in a hybrid vehicle, since there are motor travel and engine travel, it is necessary to generate electric power for motor travel as a role of the
[0049]
It is also important that when the
[0050]
Next, FIG. 7 shows the control characteristics of the intake valve opening / closing timing before and after starting from slow acceleration, which is a typical engine starting pattern in such a hybrid vehicle.
・ When the engine is stopped
In preparation for the next restart, as shown in (1), the intake valve closing timing (IVC) is set to be lower than the bottom dead center with a small lift / small operating angle and the center angle Φ of the lift near the top dead center. The time will be significantly earlier.
・ At startup
As shown in (2), cranking by the starting
・ Ignition and first explosion
In the case of slow acceleration, motoring is performed without fuel injection and ignition until the engine speed exceeds the mount resonance point. Fuel injection and ignition are started when the mount resonance point is passed. Here, as a characteristic of the intake valve, after exceeding the mount resonance point, the lift / operating angle is slightly increased as shown in (3) in order to increase the actual compression ratio. Even in this case, since the flow rate of the intake air passing through the intake valve is extremely high, the combustion speed after ignition is sufficiently high, and a good initial explosion can be obtained. For reference, FIG. 8 shows the effect of gas flow enhancement obtained by small lift control. In the case of the standard lift (1/1 lift), since the intake amount is small at low speed, the tumble ratio, which is a guideline for in-cylinder gas flow, is significantly reduced. However, the tumble ratio can be maintained at the same level as during high rotation by performing small lift control such as 1/5 lift or 1/10 lift. Since the mount resonance point is usually in the rotation range of 3 to 400 rpm, a tumble ratio equal to or higher than that of the standard lift high rotation can be obtained at any time in the region beyond this range in the case of a small lift. Therefore, compared with the prior art in which IVC is delayed by a large lift and a large operating angle as indicated by broken line IVC in FIG. A reliable first explosion is possible at low rotation.
・ R / L driving (power generation)
In the case of slow acceleration, after the
・ Fully open
In the case of full open acceleration without a power generation load, the characteristic is controlled to (5). This further expands the operating angle in order to secure the intake air amount, and IVC is set at around the bottom dead center. Since this setting is also an extension of (4), it is advantageous in terms of control responsiveness.
[0051]
Next, FIG. 9 shows the transient control characteristics of each functional element during slow acceleration. In the figure, the traveling
[0052]
Next, FIG. 10 shows the case of rapid acceleration from motor travel. In this case, fuel injection and ignition are started simultaneously with the start of cranking by the starting
[0053]
FIG. 11 shows a flowchart of intake valve opening / closing timing control at the time of acceleration, and this will be described along the flow. First, in
[0054]
On the other hand, if the vehicle is traveling in R / L, acceleration is detected in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a variable valve mechanism of an intake valve used in a control device for an internal combustion engine according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a lift / operating angle variable mechanism.
FIG. 3 is a characteristic diagram showing changes in lift / operating angle characteristics by a variable lift / operating angle mechanism;
FIG. 4 is a characteristic diagram showing a phase change of a valve lift characteristic by a phase variable mechanism.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing a basic configuration of a hybrid vehicle.
FIG. 6 is an explanatory diagram showing the basic operation of this hybrid vehicle.
FIG. 7 is a characteristic diagram showing a change in opening / closing characteristics of the intake valve accompanying slow acceleration from a stopped state.
FIG. 8 is a characteristic diagram showing the enhancement of gas flow accompanying a small lift.
FIG. 9 is a timing chart showing the operation of each part during slow acceleration from motor travel.
FIG. 10 is a timing chart showing the operation of each part during rapid acceleration from motor travel.
FIG. 11 is a flowchart of the opening / closing timing control of the intake valve.
[Explanation of symbols]
1 ... Lift / operating angle variable mechanism
2 ... Phase variable mechanism
13 ... Drive shaft
15 ... Eccentric cam
16 ... Control axis
17 ... Eccentric cam
18 ... Rocker arm
25 ... Link arm
26 ... Link member
31 ... Hydraulic actuator for lift / operating angle control
33 ... Engine control unit
36 ... Hydraulic actuator for phase control
Claims (8)
車両停止に伴う内燃機関の停止直前に、上記吸気弁のリフト・作動角を、上記内燃機関によるR/L走行時のリフト・作動角よりも小さく制御するとともに、上記吸気弁の中心角を、上記内燃機関によるR/L走行時の中心角よりも進角側に制御して、吸気弁閉時期を下死点前でかつ上記内燃機関によるR/L走行時の閉時期よりも進角側とすることを特徴とする車両用内燃機関の制御装置。A variable lift / operating angle mechanism that can simultaneously and continuously expand and contract the lift / operating angle of the intake valve, a variable phase mechanism that delays the phase of the central angle of the lift of the intake valve, and the rotational speed of the internal combustion engine And means for detecting the load, control means for controlling the lift / operating angle and central angle of the intake valve according to the engine speed and load, and a starting motor for cranking the internal combustion engine, The ignition operation of the internal combustion engine is stopped when the vehicle is stopped, the internal combustion engine is started by the motor when the vehicle starts, and the ignition operation is restarted, and the lift / operation angle during the R / L traveling by the internal combustion engine In a control device for an internal combustion engine for a vehicle in which the intake valve closing timing is controlled before bottom dead center by the variable mechanism and the phase variable mechanism,
Immediately before the stop of the internal combustion engine accompanying the vehicle stop, the lift / operation angle of the intake valve is controlled to be smaller than the lift / operation angle at the time of R / L traveling by the internal combustion engine , and the central angle of the intake valve is The intake valve closing timing is controlled before the bottom dead center and is advanced from the closing timing during R / L traveling by the internal combustion engine by controlling the central angle at the time of R / L traveling by the internal combustion engine. A control device for an internal combustion engine for a vehicle.
車両運転条件に伴う内燃機関の停止直前に、上記吸気弁のリフト・作動角を、機関発生トルクを用いたR/L走行時のリフト・作動角よりも小さく制御するとともに、上記吸気弁の中心角を、機関発生トルクを用いたR/L走行時の中心角よりも進角側に制御して、吸気弁閉時期を下死点前でかつ機関発生トルクを用いたR/L走行時の閉時期よりも進角側とすることを特徴とする車両用内燃機関の制御装置。A variable lift / operating angle mechanism that can simultaneously and continuously expand and contract the lift / operating angle of the intake valve, a variable phase mechanism that delays the phase of the central angle of the lift of the intake valve, and the rotational speed of the internal combustion engine And means for detecting the load, control means for controlling the lift / operating angle and central angle of the intake valve in accordance with the engine speed and load, a motor for rotationally driving the internal combustion engine, and a vehicle capable of being driven And a second motor for stopping the ignition operation of the internal combustion engine when the vehicle is stopped and when the vehicle is traveling at a low speed, and running the second motor, and starting the internal combustion engine with the motor during a predetermined vehicle acceleration. The internal combustion engine for the vehicle is configured so that the ignition operation is restarted and the intake valve closing timing is controlled before the bottom dead center by the lift / operating angle variable mechanism and the phase variable mechanism during R / L traveling The control device Seki,
Immediately before the stop of the internal combustion engine due to vehicle operating conditions, the lift / operating angle of the intake valve is controlled to be smaller than the lift / operating angle during R / L traveling using the engine generated torque, and the center of the intake valve is controlled. The angle is controlled to be more advanced than the center angle during R / L travel using engine-generated torque, and the intake valve closing timing is before bottom dead center and during R / L travel using engine-generated torque. A control apparatus for an internal combustion engine for a vehicle, characterized by being on the advance side with respect to the closing timing.
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