JP4647915B2 - 排泄物付着防止シート - Google Patents

排泄物付着防止シート Download PDF

Info

Publication number
JP4647915B2
JP4647915B2 JP2004004646A JP2004004646A JP4647915B2 JP 4647915 B2 JP4647915 B2 JP 4647915B2 JP 2004004646 A JP2004004646 A JP 2004004646A JP 2004004646 A JP2004004646 A JP 2004004646A JP 4647915 B2 JP4647915 B2 JP 4647915B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
excrement
toilet
water
prevention sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004004646A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005192935A (ja
Inventor
和宏 池田
哲 下郡
寿史 糸川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PIP Co Ltd
Original Assignee
PIP Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PIP Co Ltd filed Critical PIP Co Ltd
Priority to JP2004004646A priority Critical patent/JP4647915B2/ja
Publication of JP2005192935A publication Critical patent/JP2005192935A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4647915B2 publication Critical patent/JP4647915B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Non-Flushing Toilets (AREA)
  • Toilet Supplies (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

本発明は、便器に排泄物の固形物が付着することを防止するためのシートに関する。
たとえば身体障害者など、身体の不自由な人は、トイレットまで移動するのが困難であるので、寝室などに設置可能なポータブルトイレが用いられている。このポータブルトイレは、排泄物を受ける可搬形の容器を有しており、使用後に容器をトイレットに運び、排泄物を水洗式のトイレットに廃棄できるように構成されている。このようなポータブルトイレを用いるにあたっては、排泄物の固形物が前記容器に付着すると、後処理に手間を要するので、事前に容器へ水を貯留し、トイレットペーパーおよびティッシュなどを敷いて、その上に排泄するようにしている。
また、水洗便器の水たまり部に浮べられ、排泄された便から試料を採取するために便を受けるための採便用便受けシートが知られている。この採便用便受けシートは、水溶紙の表面を、耐水性インキ、または耐水性樹脂によって耐水処理に構成されている。(たとえば特許文献1参照)
また、採便用便受けシートと同様の目的で用いられる便採取用一時シートが知られている。この便採取用一時シートは、ポリビニルアルコールなどからなるフィルムに、水分散性紙を積層して構成される。(たとえば特許文献2参照)
特開平10−68726号公報 特開平10−227787号公報
トイレットペーパーは、水洗式のトイレットで使用し、便器から排泄物とともに配管を介して流すことができるようにするために、水が付着すると、繊維同士が容易に遊離して分散するように構成されている。したがって前述のような排泄物の固形物の付着を防止する目的で用いても、排泄物の固形物の荷重で破れて分散してしまうので、固形物を受け止めて容器に付着することを防止することができない。
ティッシュは、水が付着しても、繊維同士が遊離しにくい構成であり、排泄物を受け止めて、容器への付着を防止することはできるが、水洗式のトイレットに排泄物とともに廃棄して流すと、配管が詰まるなどのトラブルを生じてしまうので、水洗式のトイレットに廃棄して流すことができない。
特許文献1および2のシートは、便の一部を採取するためのシートであって、その目的が異なり、ポータブルトイレの容器に排泄物の固形物が付着しないようにすることができるシートではない。
本発明の目的は、排泄物の固形物が便器に付着することを防止することができ、かつ廃棄処理が容易な排泄物付着防止シートを提供することである。
本発明は、排泄物の固形物が便器に付着することを防止するシートであって、
水の浸透が可能で、水に対する分散のし易さを示す耐水性の高い第1シート体と、
水の浸透が可能で、第1シート体に積層される前記耐水性の低い第2シート体とを含み、
厚み方向一方を基準にして凸部と凹部とを有し、凸部および凹部の一方が、厚み方向に垂直でありかつ相互に垂直な方向に交互に並んで形成され、凸部および凹部は、中間部によって連結され、凸部および凹部の肉厚が、中間部の肉厚よりも小さいことを特徴とする排泄物付着防止シートである。
本発明に従えば、水の浸透が可能で、水に対する分散のし易さを示す耐水性の高い第1シート体と水の浸透が可能で、前記耐水性の低い第2シート体とが積層されている。厚み方向一方を基準にして凸部と凹部とを有し、凸部および凹部の一方が、厚み方向に垂直でありかつ相互に垂直な方向に交互に並んで形成され、凸部および凹部は、中間部によって連結され、凸部および凹部の肉厚が、中間部の肉厚よりも小さい。これによって排泄物付着防止シートは、第1シート体の高い耐水性によって、液体が付着しても容易に分散されてしまうことがなく、排泄時に、前もって敷いておくことによって、排泄物の固形物を受け止めて、排泄物の固形物が便器に付着することを防止することができる。さらに水洗式のトイレットなどから排泄物とともに流すときには、その水流などの外力によって第1シート体も分散され、配管に詰まるなどのトラブルを生じることがない。
本発明は、前記耐水性は、JIS P4501に規定されるトイレットペーパーほぐれテスト法によって測定され、第1シート体の前記耐水性は、100秒を超え、300秒以下の範囲であり、第2シート体の前記耐水性は、20秒以上、100秒以下の範囲であることを特徴とする。
本発明は、第1シート体および第2シート体の少なくともいずれか一方に、消臭剤が付着されていることを特徴とする。
本発明に従えば、消臭剤が付着されているので、排泄物から発生する臭いを抑制することができる。
本発明によれば、便器に排泄物の固形物が付着しないので、使用後の便器の洗浄などの後処理を容易にすることができる。また排泄物付着防止シートは、排泄物とともに水洗式のトイレットに廃棄して流すことができ、汚物となる排泄物付着防止シートの廃棄処理が容易であり、かつ衛生的である。
また本発明によれば、排泄物付着防止シートによって、排泄物から発生する臭を抑制することができるので、周囲の環境悪化を抑制することができる。
図1は、本発明の実施の一形態の排泄物付着防止シート1の一部を、積層構成の理解が容易になるように簡略化して示す断面図である。図2は、排泄物付着防止シート1全体を簡略化して示す斜視図である。図1には、詳細な形状を無視して、積層構成を示す。排泄物付着防止シート1は、排泄時に、排泄物の固形物が便器に付着することを防止するために用いられる。排泄物付着防止シート1は、厚み寸法Tがたとえば1mmであり、厚み方向に垂直な形状が長方形状で、一方の辺の長さL1が10〜45cmであり、他方の辺の長さL2が10〜45cmである直方体状のシートである。
この排泄物付着防止シート1は、耐水性の高い第1シート体2と、第1シート体2に積層される耐水性の低い第2シート体3とを含んで構成される。また第1シート体2および第2シート体3の一方または両方に、消臭剤が付着されている。本実施の形態では、第2シート体3の第1シート2とは反対側の表面に、消臭剤が塗布されて消臭剤層4が形成されている。
第1および第2シート体2,3は、セルロースから成る繊維が相互に係止されることによってシート状に形成されて構成される。第1シート体2は、たとえば坪量が17g/mである。この第1シート体2の耐水性は、比較的高く、たとえば日本工業規格、具体的にはJIS P4501に規定されるトイレットペーパーほぐれテスト法によって測定すると、100秒を超え、300秒以下の範囲である。第2シート体3は、たとえば坪量が20g/mである。この第2シート体3の耐水性は、比較的低く、たとえば前記トイレットペーパーほぐれテスト法によって測定すると、20秒以上100秒以下の範囲である。
耐水性とは、対液体分散性であり、水、薬液および尿などを含む液体が付着したときに、繊維同士が互いに遊離して分散するときの分散のし易さ、言い換えるとほぐれ易さである。第1および第2シート体2,3は、耐水性を調整するための薬剤の添加量(0を含む)、繊維の長さ、繊維のフィブリル化の度合および繊維の太さなどを調整することによって、前述のような耐水性が得られるように構成されている。
消臭剤層4は、消臭剤として、アンモニア臭を抑制する薬剤が用いられ、この薬剤が塗布されることによって構成される。アンモニア臭を抑制する薬剤は、アンモニアを分解するバクテリアが含有される薬剤によって実現される。
図3は、排泄物付着防止シート1の一部を、形状の理解が容易になるように簡略化して示す断面図である。排泄物付着防止シート1は、厚み方向一方を基準にして凸部(以下「山部」という)5と凹部(以下「谷部」という)6とを有し、山部5および谷部6の一方が、格子状に並んで、換言すれば、厚み方向に垂直でありかつ相互に垂直な方向に交互に並んで、形成される。山部5は、厚み方向一方、たとえば第1シート体2側へ突出する部分であり、谷部6は、厚み方向他方、たとえば第2シート体3側へ突出する部分である。これら山部5と谷部6とは、中間部7によって連結されている。このように排泄物付着防止シート1が有する凹凸は、1辺が3mmのひし形の凸部または凹部が並ぶ形状であり、深さ(厚み方向寸法)は1mmである。
各山部5および各谷部6の肉厚T5,T6は、中間部7の肉厚T7よりも小さい。ここで各肉厚T5〜T7は、排泄物付着シート1の厚み方向の寸法を意味するのではなく、それら各部5〜7の真の厚みである。排泄物付着シート1の厚み寸法Tは、山部5と谷部6との厚み方向の距離であり、前記凹凸の深さと略同一(1mm)である。
図4は、排泄物付着防止シート1の製造設備の一部を構成するエンボス加工装置10を簡略化して模式的に示す正面図である。図5は、エンボス加工装置10に備えられるエンボス加工ローラ11を示す斜視図である。エンボス加工装置10は、一対のエンボス加工ローラ11が、弾発的に当接された状態で、その軸線L11まわりに回転自在に設けられている。各エンボス加工ローラ11は、金属製であり、略円筒状の外周面が、互いに異なる2方向に、たとえば軸線方向および周方向に、凸部と凹部とが交互に並ぶ凹凸状に形成されている。またエンボス加工装置10は、各エンボス加工ローラ11を加熱する加熱手段12を備えている。
エンボス加工装置10には、第1および第2シート体2,3が積層された状態で搬送される。この第1および第2シート体2,3は、回転駆動される各エンボスローラ11間を、搬送方向Aへ通過される。このとき、第1および第2シート体2,3は、加熱加圧されて、第1および第2シート体2,3が一体化、具体的には、水素結合によって結合されて一体化され、山部5、谷部6および中間部7を有する凹凸状の排泄物付着防止シート1が形成される。
第1および第2シート体2,3に、エンボスローラ11によって加えられる圧力は、部分的に異なる。この圧力の差異によって、図3に示すように、山部5および谷部6と、中間部7とで、肉厚の異なる排泄物付着防止シート1が形成される。このように肉厚が薄い部分5,6は、機械的な強度が低く、このような部分が形成されることによって、いわばミシン目と同様に、外力が作用したときに、この部分を伝って亀裂を生じやすくなる。
消臭剤層4は、このようなエンボス加工前に第2シート体3に塗布形成されてもよいし、エンボス加工後に第2シート体3に塗布形成されてもよい。
前述のような耐水性を有する第1および第2シート体2,3が積層され、エンボス加工されて結合されて形成される排泄物付着防止シート1の耐水性は、前述のJISのトイレットペーパーほぐれテスト法によって測定すると、たとえば110〜130秒前後となる。このような排泄物付着防止シート1は、静液中および緩流液中にあるときは、分散が抑制され、急流液中にあるときは、分散が促進される。この急流液中における分散は、第2シート体3が液体の付着によって繊維同士が遊離することによる分散とは異なり、前記エンボス加工によって、肉厚が小さくなって、引張などの機械的強度が低下している山部5および谷部6において、外力による亀裂を生じることによって、分散する。静液は、容器などに貯留された液体であり、緩流液とは、手動操作で容器を傾けたときに容器内の水が流れ出るときの流速程度で流下する液体であり、急流液は、水洗式のトイレットでタンクから便器を通過する洗浄水の流速程度で流下する液体である。
また排泄物付着防止シート1は、液体に浮遊させた状態で、成人が一回に排泄する排泄物中の固形物の排泄物が乗載されても、その荷重で該シート1自身が分散してしまわない程度の強度を有する。
図6は、ポータブルトイレ15を示す断面図である。図7は、ポータブルトイレ15を示す斜視図である。ポータブルトイレ15は、簡易便器である。たとえば身体障害者などの身体の不自由な人(以下「利用者」という)は、便意を催してから、トイレットに移動するのが困難であるので、ポータブルトイレ15が寝室などに設置されて用いられる。ポータブルトイレ15は、利用者が着座することができ、かつ開口17が形成される本体16と、本体16の開口17に臨んで設けられ、本体16から離脱させて持ち運ぶことができる可搬形の容器18とを有する。
排泄物付着防止シート1は、このような簡易便器であるポータブルトイレ15を利用する場合に、排泄物の固形物が便器に付着、具体的には容器18に付着することを防止するために用いられる。容器18には、容器18の大きさなどにもよるが、深さが約5〜6cm程度となるように、約2リットル程度の水または消毒液などの薬液を混合した水である液体19を貯留し、その液体19の液面に載せるようにして、排泄物付着防止シート1を広げて敷くように設ける。
液体19は、前もって貯留しておいてもよいが、排泄物付着防止シート1は、ポータブルトイレ15内での分散を防止するために、排泄直前に設けることが好ましい。また排泄物付着防止シート1は、1枚を、第2シート体3が下方に配置されるようにして設ける。このような状態で、排泄物付着防止シート1上に排泄する。
図8は、排泄物の固形物20の付着防止メカニズムを示す断面図である。図8(1)は、排泄前の状態を示し、図8(2)は、排泄後の状態を示す。排泄物付着防止シート1は、材質および繊維の太さなどの調整によって、液体19に載せるように設けると、排泄物付着防止シート1に液体19が浸透し、そして徐々に沈降するように構成される。沈降速度は小さく、利用者が排泄する時点で、図8(1)に示すように、排泄物付着防止シート1の上に液体の層が形成されるようにして、液体19のたとえば上層部に浮遊する状態となる。この状態で、利用者によって排泄物が排泄されると、排泄物の固形物20が乗載される部分が、残余部分に比べて沈み込み、排泄物付着防止シートによって固形物20を包み込むことができる。
図8(1)に示すように、排泄物付着防止シート1は、その上に液体の層が形成される状態で設けられることになるので、排泄物が排泄物付着防止シート1に当接するときの衝撃力を、排泄物付着防止シート1の上に液体の層によって緩和して、排泄物付着防止シート1の分散、具体的には第1シート体2の分散を抑制することができる。また排泄物の固形物20が乗載されると、図8(2)に示すように、固形物20の荷重に基づくエネルギを、第2シート体3が分散するためのエネルギとして吸収し、第2シート体3だけが分散しして第1シート体2の分散を防止する。このようにして、排泄物付着防止シート1全体としては分散することを防止して、固形物20を包み込んで保持することができ、容器18への付着を防止することができる。
このように排泄物付着防止シート1によって固形物20を保持した状態で、容器18を水洗式のトイレットなどに運び、固形物20が排泄物付着防止シート1に保持された状態のまま、排泄物および排泄物付着防止シート1を、液体19とともにトイレットの便器に廃棄することによって、固形物20の容器18への付着を防止して、排泄物をトイレットに廃棄することができる。この後、トイレットの便器に水を流すことによって、排泄物を流して処理することができる。このとき、排泄物付着防止シート1は、トイレットの便器を流下する水の力によって、前述のように、エンボス加工により、部分的に強度が低下している山部5および谷部6において、機械的に分断されることによって、分散し、配管に詰まることなく、便器から流下して排出される。
このような本実施の形態によれば、排泄物付着防止シート1は、第1シート体2の高い耐水性によって、液体が付着しても、静液中および緩流液中では、容易に分散されてしまうことがない。したがってポータブルトイレ15などに液体19を貯留した状態で、その上に広げるようにして排泄物付着防止シート1を設け、その上に排泄することによって、第2シート体3だけが分散しながら、排泄物の固形物20を受け止めて、排泄物の固形物20がポータブルトイレ15、具体的には容器18に付着することを防止することができる。このように、ポータブルトイレ15に排泄物の固形物20が付着しないので、使用後のポータブルトイレ15の洗浄などの後処理を容易にすることができる。
さらに排泄物付着防止シート1は、排泄物とともに、水洗式のトイレットの便器に廃棄して、そのトイレットの便器に水を流すと、その水流による外力で、第1シート体2が分散するので、配管などが詰まるなどのトラブルが生じることなく、排出することができる。このように排泄物付着防止シート1は、排泄物とともに水洗式のトイレットに廃棄して流すことができ、汚物の処理が容易であり、かつ衛生的である。
また各層2〜4は、環境を汚染しにくい材料から成っており、この点においても処理を容易にすることができる。たとえば浄化槽式のトイレットに廃棄したとしても、その浄化槽中のバクテリアを死滅させるような薬品は用いられておらず、浄化槽式のトイレットへの廃棄も可能である。
また排泄物付着防止シート1には、消臭剤層4が形成されており、排泄物から発生される臭い、具体的にはアンモニア臭を抑制することができる。したがって、周囲の環境悪化を抑制することができる。
前述の実施の形態は、本発明の例示に過ぎず、構成を変更することができる。たとえば排泄物付着防止シートに、アンモニア臭を覆い隠す臭いを発生する芳香剤を付着させ、具体的には、芳香剤を塗布して芳香剤層を形成するようにしてもよい。
また排泄物付着防止シートは、前述のポータブルトイレで用いることに限定されず、たとえば子供用のおまるなど、他の簡易形の便器で用いるようにしてもよいし、列車および航空機などの移動体のトイレットで用いるようにしてもよい。これらのいずれの場合にも、排泄時には、排泄物付着防止シート全体の分散が防止されることによって、排泄物の固形物が便器に付着することを防止し、水流を利用して便器から流下させるときには、その水流で分散されて、詰まることなく、排出することができる効果を、同様に達成することができる。
本発明の実施の一形態の排泄物付着防止シート1の一部を、積層構成の理解が容易になるように簡略化して示す断面図である。 排泄物付着防止シート1全体を簡略化して示す斜視図である。 排泄物付着防止シート1の一部を、形状の理解が容易になるように簡略化して示す断面図である。 排泄物付着防止シート1の製造設備の一部を構成するエンボス加工装置10を簡略化して模式的に示す正面図である。 エンボス加工装置10に備えられるエンボス加工ローラ11を示す斜視図である。 ポータブルトイレ15を示す断面図である。 ポータブルトイレ15を示す斜視図である。 排泄物の固形物20の付着防止メカニズムを示す断面図である。
符号の説明
1 排泄物付着防止シート
2 第1シート体
3 第2シート体
4 消臭剤層
5 山部
6 谷部
7 中間部
10 エンボス加工装置
11 エンボス加工ローラ
12 加熱手段
15 ポータブルトイレ
18 容器
19 液体

Claims (3)

  1. 排泄物の固形物が便器に付着することを防止するシートであって、
    水の浸透が可能で、水に対する分散のし易さを示す耐水性の高い第1シート体と、
    水の浸透が可能で、第1シート体に積層される前記耐水性の低い第2シート体とを含み、
    厚み方向一方を基準にして凸部と凹部とを有し、凸部および凹部の一方が、厚み方向に垂直でありかつ相互に垂直な方向に交互に並んで形成され、凸部および凹部は、中間部によって連結され、凸部および凹部の肉厚が、中間部の肉厚よりも小さいことを特徴とする排泄物付着防止シート。
  2. 前記耐水性は、JIS P4501に規定されるトイレットペーパーほぐれテスト法によって測定され、
    第1シート体の前記耐水性は、100秒を超え、300秒以下の範囲であり、
    第2シート体の前記耐水性は、20秒以上、100秒以下の範囲であることを特徴とする請求項1記載の排泄物付着防止シート。
  3. 第1シート体および第2シート体の少なくともいずれか一方に、消臭剤が付着されていることを特徴とする請求項1または2記載の排泄物付着防止シート。
JP2004004646A 2004-01-09 2004-01-09 排泄物付着防止シート Expired - Fee Related JP4647915B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004004646A JP4647915B2 (ja) 2004-01-09 2004-01-09 排泄物付着防止シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004004646A JP4647915B2 (ja) 2004-01-09 2004-01-09 排泄物付着防止シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005192935A JP2005192935A (ja) 2005-07-21
JP4647915B2 true JP4647915B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=34819210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004004646A Expired - Fee Related JP4647915B2 (ja) 2004-01-09 2004-01-09 排泄物付着防止シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4647915B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5613959B2 (ja) * 2010-10-26 2014-10-29 ダイハツ工業株式会社 車両のリヤバンパ取付構造
KR101619174B1 (ko) * 2015-12-22 2016-05-10 (유) 은광기업 생물촉진 재순환 발효소멸 이동식 화장실

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0324065U (ja) * 1989-07-21 1991-03-13
JPH0342486U (ja) * 1989-09-04 1991-04-22
JPH0370269U (ja) * 1989-11-09 1991-07-15
JPH08336485A (ja) * 1995-06-13 1996-12-24 Konan Kogyo Kk トイレシート
JPH10248753A (ja) * 1997-03-10 1998-09-22 Etsuko Murata ポータブルトイレ用使い捨て吸収シート
JP2001238819A (ja) * 1999-05-11 2001-09-04 Abaante:Kk 簡易便器の汚れ防止具

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0324065U (ja) * 1989-07-21 1991-03-13
JPH0342486U (ja) * 1989-09-04 1991-04-22
JPH0370269U (ja) * 1989-11-09 1991-07-15
JPH08336485A (ja) * 1995-06-13 1996-12-24 Konan Kogyo Kk トイレシート
JPH10248753A (ja) * 1997-03-10 1998-09-22 Etsuko Murata ポータブルトイレ用使い捨て吸収シート
JP2001238819A (ja) * 1999-05-11 2001-09-04 Abaante:Kk 簡易便器の汚れ防止具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005192935A (ja) 2005-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE69317130T2 (de) Drainagebeutel
US20070214553A1 (en) Female urinal with discharge conduit
JP3708272B2 (ja) ペット用トイレ
US6189162B1 (en) Combination receptacle and fluid immobilizer
JP4647915B2 (ja) 排泄物付着防止シート
JP4064994B2 (ja) バキューム式トイレ装置
US20070107116A1 (en) Training potty liner
US20040098800A1 (en) Flushable toddler toilet chair liner
US8079094B2 (en) Public restroom toilet seat sanitizing apparatus
US20120324639A1 (en) Toilet cleaning pad and splash guard
JP2011218123A (ja) 男性用尿拡散防止具
DE202007017461U1 (de) Einlage für ein Toilettenbecken und Toilette mit Einlage
JP4043897B2 (ja) 紙おむつ用補助シート
JP5715097B2 (ja) 放尿飛散防止具
JP2008229301A (ja) 流せる尿漏れ防止便器シート
JPH07270403A (ja) 採便用シート
JP6047682B1 (ja) 採便シート
US20110258763A1 (en) Toilet seat cover
JP2000287570A (ja) ペットの排泄物収集シート及びそれが設けられた排泄物処理マット
JP3206401U (ja) 汚物処理生分解性水溶性シート
KR20170111841A (ko) 남성용 소변기 일회용 패드
JP2017096832A (ja) 糞便採取用シート
JP3711403B2 (ja) 吸水積層物
JP5243179B2 (ja) 排尿方向安定化装置
US11793370B1 (en) Cleaning tool and related method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100323

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101116

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101209

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4647915

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D04

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees