JP4645829B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱ローラと、該加熱ローラに押圧する加圧ローラと、該加圧ローラの外周に捲着され前記加熱ローラとの間に挟持されて移動するベルトと、該ベルトを張架するベルト張架部材とを備え、転写材上に形成した未定着トナー像を定着する定着装置及びそれを搭載した画像形成装置に関する。
従来、ファクシミリ等の画像形成装置において、記録紙上の未定着トナー像を接触加熱定着するいわゆる加熱ローラ型定着装置、とりわけ加熱ローラとベルト圧接装置とからなるベルトニップ方式の定着装置が開発されている。
従来のベルトニップ方式の定着装置を図1により説明する。加熱ローラ100は、アルミ製の中空ロール101に下地層102としてHTVシリコンゴムされ、その表面にトップコート層103としてシリコンRTVゴムがディップコートされ鏡面状態に近い表面に仕上げられている。加熱ローラ100の内部には加熱源としてのハロゲンランプ104が
設けられる。ポリイミド樹脂製のエンドレスベルト105が3個のステンレス製の加圧ローラ106、支持ローラ107、支持ローラ108により所定の張力で張架されている。加圧ローラ106は、加圧手段としての圧縮コイルスプリング109によって加熱ローラ100の中心に向かって付勢されており、エンドレスベルト105を加熱ローラ100に圧着する。加圧ローラ106はモータ110により回転駆動され、エンドレスベルト105と支持ローラ107、108は従動回転する。加圧ローラ106と支持ローラ107との間のエンドレスベルト105の内側に圧力補助ローラ111を配置し、圧力補助ローラ111でエンドレスベルト105に押圧力を加えて、エンドレスベルト105の張力を制御する。
特許第3159215号公報
上記特許文献1の定着装置においては、エンドレスベルトの張力を制御する圧力補助ローラを、エンドレスベルトの内側に配置するため、エンドレスベルト内側の空間を広くする必要がある。
そのため、エンドレスベルトを張架する支持ローラの数を増やさなければならず、その結果エンドレスベルトの周長が長くなるという問題を有していた。支持ローラの増加とエンドレスベルトの周長の増加は、装置の大型化を招き、さらに、エンドレスベルトの周長の増加は、加熱ローラとのニップ部で加熱されたエンドレスベルトが所定の経路で移動する時、その周長が長いため自然放熱により温度が低下し、電源オン時から所望の温度に到達して定着可能となるまでのウオーミング時間が長くなるという問題を有するものであった。
本発明は、上記従来の問題を解決するものであって、ベルトニップ定着装置において、構成が簡単で、紙種に応じてベルト張力の制御が可能であり、小型化が可能な定着装置とそれを搭載した画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の定着装置は、前記課題を解決するために、加熱ローラと、該加熱ローラに押圧される加圧ローラと、該加圧ローラに対して紙搬送方向上流側に配置されるベルト張架部材と、前記加圧ローラおよびベルト張架部材の外周に捲着され前記加熱ロールとの間に定着ニップが形成されて移動するベルトとを備え、ベルト張架部材と加圧ローラの間のベルトの外側にテンションローラを当接配置し、前記テンションローラの当接位置を紙種に応じて変更することを特徴とする。
また、本発明の定着装置は、前記加圧ローラとベルト張架部材の位置を固定したことを特徴とする。
また、本発明の定着装置は、前記加圧ローラとベルト張架部材との間に撓み防止材を配置したことを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、像坦持体と、前記像坦持体上の潜像を現像する現像装置と、現像された像を転写する、加熱ローラと、該加熱ローラに押圧される加圧ローラと、該加圧ローラに対して紙搬送方向上流側に配置されるベルト張架部材と、前記加圧ローラおよびベルト張架部材の外周に捲着され前記加熱ロールとの間に定着ニップが形成されて移動するベルトとを備え、ベルト張架部材と加圧ローラの間のベルトの外側にテンションローラを当接配置し、前記テンションローラの当接位置を紙種に応じて変更する定着装置と、を備えることを特徴とする。
以上
本発明の加熱ローラと、該加熱ローラに押圧される加圧ローラと、該加圧ローラに対して紙搬送方向上流側に配置されるベルト張架部材と、前記加圧ローラおよびベルト張架部材の外周に捲着され前記加熱ロールとの間に定着ニップが形成されて移動するベルトとを備え、ベルト張架部材と加圧ローラの間のベルトの外側にテンションローラを当接配置する構成により、ベルト周長を増加させることなくベルトの張力を制御可能とすることができ、装置の小型化及びウオーミング時間の短縮化が実現できる。
加圧ローラとベルト張架部材の位置を固定する構成により、テンションローラによるベルト張力の制御が容易となる。
テンションローラの位置を紙種に応じて変更する構成により、ベルトの張力を簡単に制御でき、紙厚みとその剛性の相違によるしわやカールの発生、定着性の低下を防止できる。
加圧ローラとベルト張架部材との間に撓み防止材を配置する構成により、ベルト張架部材として大径の金属ローラを用いることなくベルト張架部材の軸方向の撓みを低減させることができ、ベルト張架部材を剛性の弱い樹脂製で構成可能とし、ウオームアップ時間の短縮および温度制御の応答性向上を図ることができると共に、装置を小型化することができ、高画質の画像を得ることができる。
本発明の定着装置を搭載した画像形成装置とすることにより、装置の小型化と高画質の画像が得られる画像形成装置とすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。図2は本発明の定着装置の1実施形態を示す模式的断面図である。
図2において、定着装置は、加熱ローラ1と、該加熱ローラ1に押圧される加圧ローラ2と、該加圧ローラに対して転写材搬送方向上流側に配置されるベルト張架部材3と、前記加圧ローラ2およびベルト張架部材3の外周に捲着され前記加熱ロール1との間に定着ニップが形成されて移動するベルト4とを備えている。
加熱ローラ1は、直径24mm程度で、パイプ状の芯金1aの外周に弾性層1bを被覆して形成し、芯金1aの内部にハロゲンランプ等の加熱源1cを内蔵し、図示A方向に回転する。
加圧ローラ2は、直径24mm程度で、パイプ状の芯金2aの外周に弾性層2bを被覆して形成し、加熱ローラ1に対向して配置し、加熱ローラ1と所定の圧力で圧接して回転可能としたものである。
ベルト張架部材3は、直径10mm程度の樹脂製パイプで形成され、加圧ローラ2と協働してベルト4に張力を付与すると共に、ベルト4を加熱ローラ1に巻き付けてニップを形成する位置に配置する。ベルト張架部材3は、ベルト摺動部材であるのでローラ状であっても半月状であってもよい。紙等の転写材はC方向から進入しD方向に排出される。加圧ローラ2に対しベルト張架部材3には矢印G方向にテンション力がかけられ、ベルト4にテンションが付与され加圧ローラ2がB方向に回転するので、ベルト張架部材3には加熱ローラ1への押圧力が生じている。
加圧ローラ2とベルト張架部材3との間でベルト4の外周位置に当接するようにテンションローラ6を配置する。テンションローラ6は、直径12mm程度で、芯金の外周に弾性層を被覆して形成する。テンションローラ6は、ベルト4との当接位置を少なくとも2段階以上変化可能に移動手段により移動可能に配置される。
通常速度でベルト4の張力を一定として定着する場合、薄い紙では、定着性は高くなるが、定着のニップ圧力の影響を受け易く、しわの発生やカールが大きくなったりする。一方、厚めの紙では、その剛性が高いのでしわの発生やカールは起こりにくいが、熱容量が大きいため紙の温度が上がりにくく、ニップ圧力が弱いと定着性が低くなることがあった。
そのため、本発明では、ベルト4の外周位置でテンションローラ6のベルト4との当接位置を可変とすることでベルト張力を制御する。薄めの紙に対しては、ベルト4の張力を低くして、しわの発生がカールの増加を防止し、厚めの紙に対しては、ベルト4の張力を高くして定着性を確保する。
ベルト4の張力を低くする場合、テンションローラ6のベルト4への押付荷重は1.6kgfで、ベルト4の張力は、2.5kgfであった。ベルト4の張力を高くする場合、テンションローラ6のベルト4への押付荷重は4.0kgfで、ベルト4の張力は、5kgfであった。
図3,図4に、テンションローラ6の移動手段の一実施形態を示す。テンションローラ6を保持したフレーム7を回動自在とし、フレーム7を回動させるカム型の変更レバー8を配置する。図3は、テンションローラ6のベルト4への押付荷重を小とし、ベルト4の張力を低くし、薄い紙用とした状態を示す。図4は、テンションローラ6のベルト4への押付荷重を大とし、ベルト4の張力を高くし、厚い紙用とした状態を示す。
図5は、本発明の他の実施形態を示す図である。この実施形態と図2に示される実施形態の相違は、加圧ローラ2とベルト張架部材3との間に撓み防止部材5を配設する点である。加圧ローラ2とベルト張架部材3にベルト4を所定張力で取り付けると、ベルト張架部材3がその張力により撓むことがある。そのため、ベルト張架部材3としては、軸方向で撓みの少ない径を有する金属ローラを採用し、金属ローラの両端部で張力を付与させるのが一般的である。しかしながら、このような径を有する金属ローラを採用すると、熱容量が増大しウオームアップ時間が増大し、また、温度制御の応答性が悪くなるという問題を有している。また、装置が大型化すると共に放熱量が増大するため省エネルギーを図ることが困難になるという問題を有している。また、ベルト張架ローラの径を細いものや、樹脂製のものにすると、ベルト張力によりベルト張架部材が撓み、ベルト張架部材側から紙が入った時、幅方向中央部に画像ズレが生じるという問題を有している。
加圧ローラ2とベルト張架部材3との間で、ベルト張架部材3の軸方向の中央部に撓み防止部材5を配置すると、ベルト張架部材3のベルト張力による撓みが防止され、ベルト架部材3を小径の樹脂製とすることができ、装置の小型化及びであるため、その中央部が撓むので、撓み防止部材5をその中央に配置し、加圧ローラ2とベルト張架部材に当接して配置することで、ウオームアップ時間の短縮化を図ることができる。
図6は、本発明に係る画像形成装置の1実施形態を示す全体構成の模式的断面図である。図中、10は画像形成装置、10aはハウジング、10bは扉体、11は紙搬送ユニット、15はクリーニング手段、17は像担持体、18は画像転写搬送手段、20は現像手段、21はスキャナ手段、30は給紙ユニット、40は定着手段、Wは露光ユニット、Dは画像形成ユニットを示す。そして、定着手段40は、上述した本発明の定着装置である加熱ローラ1、加圧ローラ2およびベルト張架部材3から構成されている。
本実施形態の画像形成装置10は、ハウジング10aと、ハウジング10aの上部に形成された排紙トレイ10cと、ハウジング10aの前面に開閉自在に装着された扉体10bを有し、ハウジング10a内には、露光ユニット(露光手段)W、画像形成ユニットD、画像転写搬送手段18を有する転写ベルトユニット29、給紙ユニット30が配設され、扉体10b内には紙搬送ユニット11が配設されている。各ユニットは、本体に対して着脱可能な構成であり、メンテナンス時等には一体的に取り外して修理または交換を行うことが可能な構成になっている。
画像形成ユニットDは、複数(本実施形態では4つ)の異なる色の画像を形成する画像形成ステーションY(イェロー用),M(マゼンタ用),C(シアン用),K(ブラック用)を備えている。そして、各画像形成ステーションY,M,C,Kには、それぞれ、感光ドラムからなる像担持体17と、像担持体17の周囲に配設された、コロナ帯電手段からなる帯電手段19および現像手段20を有する。これら各画像形成ステーションY,M,C,Kは、転写ベルトユニット29の下側に斜めアーチ状のラインに沿って像担持体17が上向きになるように並列配置されている。なお、各画像形成ステーションY,M,C,Kの配置順序は任意である。
転写ベルトユニット29は、ハウジング10aの下側に配設され図示しない駆動源により回転駆動される駆動ロール12と、駆動ロール12の斜め上方に配設される従動ロール13と、テンションロール14と、これら3本、少なくとも2本のロール間に張架されて図示矢印方向へ循環駆動される中間転写ベルトからなる画像転写搬送手段18と、画像転写搬送手段18の表面に当接するクリーニング手段15とを備えている。従動ロール13、テンションロール14および画像転写搬送手段18は、駆動ロール12に対して図で左側に傾斜する方向に配設され、これにより画像転写搬送手段18駆動時のベルト搬送方向が下向きになるベルト面18aが下方に位置し、搬送方向が上向きになるベルト面18bが上方に位置するようにされている。
したがって、各画像形成ステーションY,M,C,Kも駆動ロール12に対して図で左側に傾斜する方向に配設されることになる。そして、像担持体17は、アーチ状のラインに沿って画像転写搬送手段18の搬送方向下向きのベルト面18aに接触され、図示矢印に示すように画像転写搬送手段18の搬送方向に回転駆動される。可撓性を有する無端スリーブ状の画像転写搬送手段18は、像担持体17に対して上側から被せるように略同一の巻き付け角度で接触させるため、像担持体17と画像転写搬送手段18との間の接触圧やニップ幅は、テンションロール14により画像転写搬送手段18に付与される張力、像担持体17の配置間隔、巻き付け角度(アーチの曲率)などを制御することにより調整することができる。
駆動ロール12は、2次転写ロール39のバックアップロールを兼ねている。駆動ロール12の周面には、例えば厚さ3mm程度、体積抵抗率が105 Ω・cm以下のゴム層が形成されており、金属製の軸を介して接地することにより、2次転写ロール39を介して供給される2次転写バイアスの導電経路としている。このように駆動ロール12に高摩擦かつ衝撃吸収性を有するゴム層を設けることにより、2次転写部へ転写材が進入する際の衝撃が画像転写搬送手段18に伝達しにくく、画質の劣化を防止することができる。また、駆動ロール12は、その径を従動ロール13、バックアップロール14の径より小さくすることにより、2次転写後の転写材が転写材自身の弾性力で剥離し易くすることができる。また、従動ロール13を後述するクリーニング手段15のバックアップロールとして兼用させている。
なお、画像転写搬送手段18を駆動ロール12に対して図で右側に傾斜する方向に配設し、これに対応して各画像形成ステーションY,M,C,Kも駆動ロール12に対して図で右側に傾斜する方向に斜めアーチ状に沿って、つまり、図7と左右対象に配設してもよい。
画像転写搬送手段の好適な素材としては、PC樹脂、PET樹脂、ポリイミド樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリエステル樹脂等があり、当然のことながら、導電性や剛性等、または表面粗度、摩擦係数等を所望の特性に設定する目的で、対応する添加剤などを添加することもよい、また、剛性に関しては、厚さの設定によって所望の剛性に設定することもできる。
実施例では、比較的剛性が小さくて永久歪み、クリープを残さないウレタン樹脂及びポリエーテル樹脂によって画像転写搬送手段を形成し、ロールの付勢力により張力を40N、像担持体の巻き付け角度を4°に設定してニップ部に作用する接触圧を約2.8N(=40N×sin4°)として安定した転写条件を設定した。しかし、上記の素材を勘案すると、ロールの付勢力により張力を10N〜100N、像担持体の巻き付け角度を0.5°〜15°のそれぞれの組み合わせを設定すれば、所望の転写条件の設定が可能であることが確認された。
1次転写部材16は、トナー像を順次重ねて転写して画像を形成する転写バイアス印加手段として、画像転写搬送手段の内側に接する位置に配置しているが、上記のような接触圧の付与により、転写ニップを形成するための押圧力の付与は必要ない。単に画像転写搬送手段への通電を確保可能な手段として接すればよいので、例えば画像転写搬送手段に接して従動回転する導電性ロールやリジッドな接触子、あるいは板バネ等の導電性弾性部材、樹脂等の繊維群によって形成した導電性ブラシ等でも構成可能になる。したがって、画像転写搬送手段との摺動抵抗が少なく、互いの寿命が向上させることができるばかりでなく、安価に構成できる。
上記のように本実施形態の画像形成装置では、複数の像担持体17を並列配置し、各像担持体17に対して略同一の巻き付け角度を有する姿勢で可撓性を有する無端スリーブ状の画像転写搬送手段18を接触配置して少なくとも2本のロール12、13に張架して回転駆動し、画像転写搬送手段18には、いずれかのロール12、13によって張力を付与して像担持体17のトナー像を順次重ねて転写する構造に構成する。このようにすると、略同一の巻き付け角度に応じて像担持体17と画像転写搬送手段18との接触部には、容易に略同一のニップが形成され、その接触部の接触圧力も略同一に構成される。
一方、像担持体17とそれに接触して駆動される画像転写搬送手段18において、接触部の移動周速度は双方一致しているのが好ましい状態であるが、量産形態の中では、像担持体17の外径や偏心または駆動手段の偏心等のバラツキ、画像転写搬送手段18の駆動ロール12の径、あるいは駆動手段等のバラツキによって完全に等速に設定することは現実的ではない。
そこで、これらのバラツキを勘案したとき、像担持体17の移動速度に対して画像転写搬送手段18の移動速度が相対的に速くなったり遅くなったりしてバラツクことになり、転写諸条件を設定する上で好ましくない。むしろ、相対速度は、像担持体17に対していずれか一方にシフトした相対速度差を設けることが好ましい。しかしながら、極端な速度差を設けると、像担持体17によって搬送されるトナー像が画像転写搬送手段18に転写される時にこのトナー像の位置にズレが生じて画像乱れが発生するので、極力小さな速度差を設けることが好ましい。
上記の内容によって生じる速度差を、複数の像担持体17に対していずれか一方にシフトした相対速度差に設定する場合に量産上からの実力及び画像乱れの限界を勘案すると、その速度差は、像担持体17の移動速度に対する画像転写搬送手段18の速度は、±(方向)3±(バラツキ)2%程度に構成することが好ましい。
また、像担持体17の移動速度と画像転写搬送手段18の移動速度が等速の場合は、トナー像は転写バイアスの電気エネルギー作用によって転写されるが、上記の速度差を設けた場合には、電気エネルギー作用に加えて機械的なかきとり作用も付加されて転写効率が向上するので、像担持体17の転写残りトナーをクリーニングする工程を廃止または簡略化することが可能となる。
さらに、像担持体17の移動速度と画像転写搬送手段18の移動速度に相対的な速度差を設けると、可撓性を有する画像転写搬送手段18の駆動ロール12間または像担持体17への当接ニップ間に弛みが発生して好ましくない。そこで、像担持体17に対して画像転写搬送手段18の速度を速い方向にシフトする場合には、画像転写搬送手段18の駆動ロール12を下流側に配置し、像担持体17に対して画像転写搬送手段18の速度を遅い方向にシフトする場合には画像転写搬送手段18の駆動ロール12を上流側に配置して構成すると、上記弛み発生が防止可能になり、好ましい転写条件設定ができる。
クリーニング手段15は、搬送方向下向きのベルト面18a側に設けられ、二次転写後に画像転写搬送手段18の表面に残留しているトナーを除去するクリーニングブレード15aと、回収したトナーを搬送するトナー搬送部材15bを備えている。クリーニングブレード15aは、従動ロール13への画像転写搬送手段18の巻きかけ部において画像転写搬送手段18に当接されている。また、画像転写搬送手段18の裏面には、後述する各画像形成ステーションY,M,C,Kの像担持体17に対向して1次転写部材16が当接され、1次転写部材16には転写バイアスが印加されている。
露光手段Wは、斜め方向に配設された画像形成ユニットDの斜め下方に形成された空間に配設されている。また、露光手段Wの下部でハウジング10aの底部には給紙ユニット30が配設されている。露光手段Wは、全体がケースに収納され、ケースは、搬送方向下向きのベルト面の斜め下方に形成される空間に配設されている。ケースの底部には、ポリゴンミラーモータ21a、ポリゴンミラー(回転多面鏡)21bからなる単一のスキャナ手段21を水平に配設されるとともに、各色の画像信号により変調される複数のレーザ光源23からのレーザビームをポリゴンミラー21bで反射させ各像担持体上に偏向走査する光学系Bには、単一のf−θレンズ22および各色の走査光路が像担持体17にそれぞれ非平行になって折り返すように複数の反射ミラー24が配設されている。
上記構成からなる露光手段Wにおいては、ポリゴンミラー21bから各色に対応した画像信号が、共通のデータクロック周波数に基づいて変調形成されたレーザビームで射出され、f−θレンズ22、反射ミラー24を経て、各画像形成ステーションY,M,C,Kの像担持体17に照射され、潜像が形成される。反射ミラー24を設けることにより走査光路を屈曲させ、ケースの高さを低くすることが可能となり光学系のコンパクト化が可能となる。しかも、各画像形成ステーションY,M,C,Kの像担持体17への走査光路長は同一の長さになるように反射ミラー24が配置されている。このように各画像形成ユニットDに対する露光手段Wのポリゴンミラー21bから像担持体17までの光路の長さ(光路長)が略同一の長さになるように構成することにより、各光路で走査された光ビームの走査幅も略同一になり、画像信号の形成にも特別な構成を必要としない。したがって、レーザ光源は、それぞれ異なる画像信号によってそれぞれ異なった色の画像に対応して変調されるにも関わらず、共通のデータクロック周波数に基づいて変調形成可能であり、共通の反射面を用いるため副走査方向の相対差から生じる色ずれを防止し、構造が簡単で安価なカラー画像形成装置を構成できる。
また、本実施形態においては、装置下方に走査光学系を配置することにより、画像形成手段の駆動系が装置を支持するフレームへ与える振動による走査光学系の振動を最小限にすることができ、画質の劣化を防止することができる。とくに、スキャナ手段21をケースの底部に配置することにより、ポリゴンモータ21a自身がケース全体に与える振動を最小限にすることができ、画質の劣化を防止することができる。また、振動源であるポリゴンモータ21aの数を一つにすることによりケース全体に与える振動を最小限にすることができる。
給紙ユニット30は、転写材が積層保持されている給紙カセット35と、給紙カセット35から転写材を一枚ずつ給送するピックアップロール36を備えている。紙搬送ユニット11は、二次転写部への転写材の給紙タイミングを規定するゲートロール対37(一方のロールはハウジング10a側に設けられている)と、駆動ロール12および画像転写搬送手段18に圧接される二次転写手段としての二次転写ロール39と、主記録媒体搬送路38と、定着手段40と、排紙ロール対41と、両面プリント用搬送路42を備えている。
転写材に2次転写された2次画像(未定着トナー像)は、定着手段40の形成するニップ部で所定の温度で定着される。本実施形態においては、転写ベルトの搬送方向上向きのベルト面18bの斜め上方に形成される空間、換言すれば、転写ベルトに対して画像形成ステーションと反対側の空間に定着手段40を配設することが可能になり、露光手段W、画像転写搬送手段18、画像形成手段への熱伝達を低減することができ、各色の色ずれ補正動作を行う頻度を少なくすることができる。特に、露光手段Wは、定着手段40から最も離れた位置にあり、走査光学系部品の熱による変位を最小限にすることができ、色ズレを防ぐことができる。
本実施形態においては、画像転写搬送手段18を駆動ロール12に対して傾斜する方向に配設しているため、図で右側空間に広いスペースが生じその空間に定着手段40を配設することができ、コンパクト化を実現することができると共に、定着手段40で発生する熱が、左側に位置する露光ユニットW、画像転写搬送手段18および各画像形成ステーションY,M,C,Kへ伝達されるのを防止することができる。また、画像形成ユニットDの左側下部の空間に露光ユニットWを配置することができるため、画像形成手段の駆動系がハウジング10aへ与える振動による、露光ユニットWの走査光学系の振動を最小限に抑えることができ、画質の劣化を防止することができる。
また、本実施形態においては、球形化されたトナーを用いることにより、1次転写効率を高め(略100%)、各像担持体17には、1次転写残りトナーを回収するクリーニング手段を設置していない。これにより、30mm径以下の感光体ドラムからなる各像担持体17を近接して配置することが可能となり、装置を小型化することができる。
また、クリーニング手段を設置しないことに伴い、帯電手段としてはコロナ帯電手段19を採用している。帯電手段がロールである場合は、微量ではあるが像担持体17上に存在する1次転写残りトナーがロール上に堆積して帯電不良が発生するが、非接触帯電手段であるコロナ帯電手段19はトナーが付着しにくく、帯電不良の発生を防ぐことができる。
また、上記実施形態では、中間転写ベルトを画像転写搬送手段18として像担持体17に接触させる構成としたが、表面に転写材を吸着して搬送移動し、該転写材の表面にトナー像を順次重ねて転写して画像を形成搬送する転写材搬送ベルトを画像転写搬送手段18として像担持体17に接触させる構成としてもよい。この場合、上記各実施形態と異なるのは、画像転写搬送手段18である転写材搬送ベルトのベルト搬送方向が像担持体17に接触する下面で逆方向の上向きになることである。
以上のような画像形成装置全体の作動の概要は次の通りである。
(1)図示しないホストコンピュータ等(パーソナルコンピュータ等)からの印字指令信号(画像形成信号)が画像形成装置10の制御ユニットに入力されると、各画像形成ステーションY,M,C,Kの像担持体17、現像手段20の各ロール、および画像転写搬送手段18が回転駆動される。
(2)像担持体17の外周面が帯電手段19によって一様に帯電される。
(3)各画像形成ステーションY,M,C,Kにおいて一様に帯電した像担持体17の外周面に、露光ユニットWによって各色の画像情報に応じた選択的な露光がなされ、各色用の静電潜像が形成される。
(4)それぞれの像担持体17に形成された静電潜像が現像手段20によりトナー像が現像される。
(5)画像転写搬送手段18の1次転写部材16には、トナーの帯電極性と逆極性の一次転写電圧が印加され、像担持体17上に形成されたトナー像が一次転写部において画像転写搬送手段18の移動に伴って順次、画像転写搬送手段18上に重ねて転写される。
(6)この1次画像を1次転写した画像転写搬送手段18の移動に同期して、給紙カセット35に収納された転写材が、レジストロール対37を経て2次転写ロール39に給送される。
(7)1次転写画像は、2次転写部位で転写材と同期合流し、図示省略した押圧機構によって画像転写搬送手段18の駆動ロール12に向かって押圧された2次転写ロール39で、1次転写画像とは逆極性のバイアスが印加され、画像転写搬送手段18上に形成された1次転写画像は、同期給送された転写材に2次転写される。
(8)2次転写に於ける転写残りのトナーは、従動ロール13方向へと搬送されて、このロール13に対向して配置したクリーニング手段15によって掻き取られ、そして、画像転写搬送手段18はリフレッシュされて再び上記サイクルの繰り返しを可能にされる。
(9)転写材が定着手段40を通過することによって転写材上のトナー像が定着し、その後、転写材が所定の位置に向け(両面印刷でない場合には排紙トレイ10cに向け、両面印刷の場合には両面プリント用搬送路42に向け)搬送される。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、従来公知または周知の技術を必要に応じて置換または付加することが可能である。
従来の定着装置の断面図である。 本発明の1実施形態を説明するための図である。 本発明の1実施形態を説明するための図である。 本発明の1実施形態を説明するための図である。 本発明の1実施形態を説明するための図である。 本発明の1実施形態を説明するための図である。
符号の説明
1:加熱ローラ、2:加圧ローラ、3:ベルト張架部材、4:ベルト、5:撓み防止部材、6:テンションローラ、7:フレーム、8:変更レバー、10:画像形成装置、11:紙搬送ユニット、15:クリーニング手段、17:像担持体、18:画像転写搬送手段、20:現像手段、21:スキャナ手段、30:給紙ユニット、40:定着手段、W:露光ユニット、D:画像形成ユニット



Claims (4)

  1. 加熱ローラと、
    該加熱ローラに押圧される加圧ローラと、
    該加圧ローラに対して紙搬送方向上流側に配置されるベルト張架部材と、
    前記加圧ローラおよびベルト張架部材の外周に捲着され前記加熱ロールとの間に定着ニップが形成されて移動するベルトとを備え、
    ベルト張架部材と加圧ローラの間のベルトの外側にテンションローラを当接配置し
    前記テンションローラの当接位置を紙種に応じて変更することを特徴とする定着装置。
  2. 前記加圧ローラとベルト張架部材の位置を固定したことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記加圧ローラとベルト張架部材との間に撓み防止材を配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 像坦持体と、
    前記像坦持体上の潜像を現像する現像装置と、
    現像された像を転写する、加熱ローラと、該加熱ローラに押圧される加圧ローラと、該加圧ローラに対して紙搬送方向上流側に配置されるベルト張架部材と、前記加圧ローラおよびベルト張架部材の外周に捲着され前記加熱ロールとの間に定着ニップが形成されて移動するベルトとを備え、ベルト張架部材と加圧ローラの間のベルトの外側にテンションローラを当接配置し、前記テンションローラの当接位置を紙種に応じて変更する定着装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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