JP4643736B2 - 映像符号化装置、映像符号化方法、映像符号化プログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
Sfrm (1) =Σm Σn ABS〔i(m,n)−i(m,n+1)〕
Sfrm (2) =Σm Σn ABS〔i(m,n)−i(m,n+1)〕
Σm :m=1〜16についての総和
Σn :n=1〜15についての総和
という算出式に従って、垂直方向隣接画素間の差分値の絶対値和Sfrm を算出する。
ABS〔i(m,n)−i(m,n+1)〕
の最大値MAXfrm (1) を特定して、その符号を反転させることで補正値Cfrm (1)
Cfrm (1) =−MAXfrm (1)
を算出するとともに、Sfrm (2) の算出元となった差分絶対値
ABS〔i(m,n)−i(m,n+1)〕
の最大値MAXfrm (2) を特定して、その符号を反転させることで補正値Cfrm (2)
Cfrm (2) =−MAXfrm (2)
を算出する。
S' frm (1) =Sfrm (1) +Cfrm (1)
S' frm (2) =Sfrm (2) +Cfrm (2)
を算出して、その合計値
S' frm =S' frm (1) +S' frm (2)
を求めることで、フレームマクロブロックについての垂直方向隣接画素間の差分値の絶対値和の最終的な値S' frm を算出する。
Sfld (1) =Σm Σn ABS〔i(m,n)−i(m,n+1)〕
Sfld (2) =Σm Σn ABS〔i(m,n)−i(m,n+1)〕
Σm :m=1〜16についての総和
Σn :n=1〜15についての総和
という算出式に従って、垂直方向隣接画素間の差分値の絶対値和Sfld を算出する。
ABS〔i(m,n)−i(m,n+1)〕
の最大値MAXfld (1) を特定して、その符号を反転させることで補正値Cfld (1)
Cfld (1) =−MAXfld (1)
を算出するとともに、Sfld (2) の算出元となった差分絶対値
ABS〔i(m,n)−i(m,n+1)〕
の最大値MAXfld (2) を特定して、その符号を反転させることで補正値Cfld (2)
Cfld (2) =−MAXfld (2)
を算出する。
S' fld (1) =Sfld (1) +Cfld (1)
S' fld (2) =Sfld (2) +Cfld (2)
を算出して、その合計値
S' fld =S' fld (1) +S' fld (2)
を求めることで、フィールドマクロブロックについての垂直方向隣接画素間の差分値の絶対値和の最終的な値S' fld を算出する。
S' frm =S' frm (1) +S' frm (2)
S' fld =S' fld (1) +S' fld (2)
という算出式に従って、S' frm , S' fld を算出するようにしているが、
S' frm =(S' frm (1) +S' frm (2) )/2
S' fld =(S' fld (1) +S' fld (2) )/2
という算出式に従って、S' frm , S' fld を算出するようにしてもよい。
Vfrm =Σm Σn 〔i(m,n)−Aave (frm) 〕2 /(MN−1)
Vfld =Σm Σn 〔i(m,n)−Aave (fld) 〕2 /(MN−1)
Aave (frm) :フレームマクロブロック内画素の平均値
Aave (fld) :フィールドマクロブロック内画素の平均値
という算出式に従って分散値Vfrm , Vfld を算出して、それを使って、フレームマクロブロックモードで符号化するのか、フィールドマクロブロックモードで符号化するのかを決定するように処理することにある。
〔i(m,n)−Aave (frm) 〕2
の最大値MAXfrm を特定して、
Cfrm =−MAXfrm /(MN−1)
という算出式に従って補正値Cfrm を算出するとともに、Sfld の算出元となった差分2乗値
〔i(m,n)−Aave (fld) 〕2
の最大値MAXfld を特定して、
Cfld =−MAXfld /(MN−1)
という算出式に従って補正値Cfld を算出することになる。
(1)従来技術通りに、フレームマクロブロックモード及びフィールドマクロブロック モードの双方で符号化を行って発生符号量を比較して、発生符号量の少ない方で 最終的な符号化を行い、
(2)さらに、本発明に関連する発明については、図2の処理フロー/図4の処理フロ ー/図6の処理フロー/図8の処理フローのそれぞれに従って符号化を行って、
これらについて、PSNR(ピーク信号対信号比)とビットレートとを比較することで行った。
10 フレームメモリ
11 フレームマクロブロック生成手段
12 フレームマクロブロック映像データ格納手段
13 第1の算出手段
14 第1の補正値算出手段
15 第1の加算手段
16 フィールドマクロブロック生成手段
17 フィールドマクロブロック映像データ格納手段
18 第2の算出手段
19 第2の補正値算出手段
20 第2の加算手段
21 符号化モード決定手段
22 第1の符号化手段
23 第2の符号化手段
Claims (4)
- 2つのフィールドで1つのフレームが構成される映像データを規定の大きさのマクロブロックに分割して圧縮する映像符号化装置において、
水平M画素で垂直2N画素の大きさを持つ映像データの処理対象の領域を、水平M画素で垂直N画素の領域と水平M画素で垂直N画素の領域とに分割することでフレームマクロブロックを生成して、そのフレームマクロブロックを使って動き探索を行うことで符号化コストを算出する第1の算出手段と、
水平M画素で垂直2N画素の大きさを持つ映像データの処理対象の領域を、水平M画素で奇数フィールドの垂直N画素の領域と水平M画素で偶数フィールドの垂直N画素の領域とに分割することでフィールドマクロブロックを生成して、そのフィールドマクロブロックを使って動き探索を行うことで符号化コストを算出する第2の算出手段と、
上記2つの符号化コストの差分絶対値を算出する第3の算出手段と、
上記差分絶対値が所定の閾値よりも小さい場合には、上記処理対象の領域に隣接する符号化済みのマクロブロックの符号化モードに基づいて、処理対象の領域の映像データを上記フレームマクロブロックを使って符号化するのか、上記フィールドマクロブロックを使って符号化するのかを決定し、閾値よりも大きい場合には、上記2つの符号化コストに基づいて、その決定を行う決定手段とを備えることを、
特徴とする映像符号化装置。 - 2つのフィールドで1つのフレームが構成される映像データを規定の大きさのマクロブロックに分割して圧縮する映像符号化方法において、
水平M画素で垂直2N画素の大きさを持つ映像データの処理対象の領域を、水平M画素で垂直N画素の領域と水平M画素で垂直N画素の領域とに分割することでフレームマクロブロックを生成して、そのフレームマクロブロックを使って動き探索を行うことで符号化コストを算出する第1の算出過程と、
水平M画素で垂直2N画素の大きさを持つ映像データの処理対象の領域を、水平M画素で奇数フィールドの垂直N画素の領域と水平M画素で偶数フィールドの垂直N画素の領域とに分割することでフィールドマクロブロックを生成して、そのフィールドマクロブロックを使って動き探索を行うことで符号化コストを算出する第2の算出過程と、
上記2つの符号化コストの差分絶対値を算出する第3の算出過程と、
上記差分絶対値が所定の閾値よりも小さい場合には、上記処理対象の領域に隣接する符号化済みのマクロブロックの符号化モードに基づいて、処理対象の領域の映像データを上記フレームマクロブロックを使って符号化するのか、上記フィールドマクロブロックを使って符号化するのかを決定し、閾値よりも大きい場合には、上記2つの符号化コストに基づいて、その決定を行う決定過程とを備えることを、
特徴とする映像符号化方法。 - 2つのフィールドで1つのフレームが構成される映像データを規定の大きさのマクロブロックに分割して圧縮する映像符号化方法の実現に用いられる映像符号化プログラムであって、
水平M画素で垂直2N画素の大きさを持つ映像データの処理対象の領域を、水平M画素で垂直N画素の領域と水平M画素で垂直N画素の領域とに分割することでフレームマクロブロックを生成して、そのフレームマクロブロックを使って動き探索を行うことで符号化コストを算出する第1の算出処理と、
水平M画素で垂直2N画素の大きさを持つ映像データの処理対象の領域を、水平M画素で奇数フィールドの垂直N画素の領域と水平M画素で偶数フィールドの垂直N画素の領域とに分割することでフィールドマクロブロックを生成して、そのフィールドマクロブロックを使って動き探索を行うことで符号化コストを算出する第2の算出処理と、
上記2つの符号化コストの差分絶対値を算出する第3の算出処理と、
上記差分絶対値が所定の閾値よりも小さい場合には、上記処理対象の領域に隣接する符号化済みのマクロブロックの符号化モードに基づいて、処理対象の領域の映像データを上記フレームマクロブロックを使って符号化するのか、上記フィールドマクロブロックを使って符号化するのかを決定し、閾値よりも大きい場合には、上記2つの符号化コストに基づいて、その決定を行う決定処理とをコンピュータに実行させるための映像符号化プログラム。 - 2つのフィールドで1つのフレームが構成される映像データを規定の大きさのマクロブロックに分割して圧縮する映像符号化方法の実現に用いられる映像符号化プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
水平M画素で垂直2N画素の大きさを持つ映像データの処理対象の領域を、水平M画素で垂直N画素の領域と水平M画素で垂直N画素の領域とに分割することでフレームマクロブロックを生成して、そのフレームマクロブロックを使って動き探索を行うことで符号化コストを算出する第1の算出処理と、
水平M画素で垂直2N画素の大きさを持つ映像データの処理対象の領域を、水平M画素で奇数フィールドの垂直N画素の領域と水平M画素で偶数フィールドの垂直N画素の領域とに分割することでフィールドマクロブロックを生成して、そのフィールドマクロブロックを使って動き探索を行うことで符号化コストを算出する第2の算出処理と、
上記2つの符号化コストの差分絶対値を算出する第3の算出処理と、
上記差分絶対値が所定の閾値よりも小さい場合には、上記処理対象の領域に隣接する符号化済みのマクロブロックの符号化モードに基づいて、処理対象の領域の映像データを上記フレームマクロブロックを使って符号化するのか、上記フィールドマクロブロックを使って符号化するのかを決定し、閾値よりも大きい場合には、上記2つの符号化コストに基づいて、その決定を行う決定処理とをコンピュータに実行させるための映像符号化プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009205532A JP4643736B2 (ja) | 2009-09-07 | 2009-09-07 | 映像符号化装置、映像符号化方法、映像符号化プログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009205532A JP4643736B2 (ja) | 2009-09-07 | 2009-09-07 | 映像符号化装置、映像符号化方法、映像符号化プログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005202380A Division JP2007027805A (ja) | 2005-07-12 | 2005-07-12 | 映像符号化装置、映像符号化方法、映像符号化プログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009290901A JP2009290901A (ja) | 2009-12-10 |
JP4643736B2 true JP4643736B2 (ja) | 2011-03-02 |
Family
ID=41459543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009205532A Active JP4643736B2 (ja) | 2009-09-07 | 2009-09-07 | 映像符号化装置、映像符号化方法、映像符号化プログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4643736B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06276482A (ja) * | 1993-03-19 | 1994-09-30 | Sony Corp | 画像信号符号化方法、装置、復号化方法及び装置 |
JPH10229564A (ja) * | 1996-12-12 | 1998-08-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像符号化装置、画像復号化装置および画像符号化方法、画像復号化方法 |
JP2003051965A (ja) * | 2001-05-28 | 2003-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像動き検出回路 |
-
2009
- 2009-09-07 JP JP2009205532A patent/JP4643736B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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JPH06276482A (ja) * | 1993-03-19 | 1994-09-30 | Sony Corp | 画像信号符号化方法、装置、復号化方法及び装置 |
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JP2003051965A (ja) * | 2001-05-28 | 2003-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像動き検出回路 |
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