JP4643470B2 - 蒸気タービンの過速防止装置 - Google Patents

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本発明は、トリップ指令時あるいは負荷遮断時等の緊急指令時、タービンの回転速度を抑制する蒸気タービンの過速防止装置に関する。
原子力発電プラントや火力発電プラントに使用される蒸気タービン設備は、容量が大きくなるにつれ、トリップ指令や負荷遮断指令等の緊急指令があるとき、タービンの回転速度が定格を超え、オーバスピードを抑制することが難しくなる。
このため、蒸気タービン設備では、蒸気タービンの入口側に設け蒸気弁を急速閉塞させ、蒸気タービンへの蒸気の流入をカットすることが行なわれており、そのプラントの構成として、図7に示すものがある。
図7は、原子力発電プラントを例示とするもので、大別して原子炉1、高圧タービン6、低圧タービン7、復水器8および給水加熱器13を備えるランキンサイクルになっている。
このような構成を備える原子力発電プラントにおいて、原子炉1から発生した蒸気は、主蒸気管2に介装する主蒸気止め弁3、蒸気加減弁4および主蒸気リード管5を経て高圧タービン6に供給され、ここで膨張仕事を行って動力(回転トルク)を発生させる。
高圧タービン6で膨張仕事を終えた蒸気は、湿分分離加熱器(図示せず)で再び加熱された後、例えばクロスアラウンド管15に介装する中間止め弁9、インターセプト弁10からなる組合せ中間弁11を経て低圧タービン7に供給され、ここでも膨張仕事を行って動力を発生させる。
低圧タービン7で膨張仕事を終えたタービン排気は、復水器8で外部から供給される海水等の冷却水と熱交換して凝縮され、復水として復水給水系統12を経て給水加熱器13に供給される。
給水加熱器13は、高圧タービン6から抽気逆止弁14を経て供給される抽気蒸気を熱源とし、復水給水系統12からの復水を加熱して再生し、再生した給水を原子炉1に戻すようにしている。
このような構成を備える原子力発電プラントにおいて、運転中、トリップ指令または負荷遮断指令等の緊急指令が入ると、高圧タービン6の入口側に設けられた主蒸気止め弁3、蒸気加減弁4および低圧タービン7の入口側に設けられた組合せ中間弁11は、急速閉鎖し、高圧タービン6および低圧タービン7への蒸気流入をカットし、タービン定格回転速度に対し、法律で規定する111%以下または120%以下に抑えていた。
しかし、タービン回転速度が法律で規定されていたとしても、危険状態にあることに変りはなく、より一層の保安対策が必要とされている。
例えば、蒸気タービンに負荷遮断指令が入り、上述の各種の弁を急速閉鎖させたとしても、各種の弁の長年の使用による弁体に摩耗等があると、蒸気漏れが発生し、この蒸気漏れに基づいて蒸気タービンは、定格を超えることがあった。
このような予期せぬ事象に対し、例えば、特許文献1に見られるように、発電機に備えた遮断機の開放を、上述の各種の弁の閉鎖よりも遅らせて対処させる手法が提案されている。
また、最近の蒸気タービン設備は、競争力強化の対応から容量が大きい割合には、慣性モーメント(GDともいう)を少なくする傾向にある。
このような場合、例えば蒸気タービンにトリップ指令が入り、上述の各種の弁を急速閉鎖しても、配管内やタービンケーシング内に多くの蒸気が残っていると、この残留蒸気によってオーバースピードの可能性がある。
このような事象に対し、残留蒸気を引き抜いて他の系統に放出させる技術が特許文献2に開示されている。
このような特殊事象によるオーバースピード防止対策にも数多くの発明が開示されている。
特開平11−350909号公報 実願平2−73368号(実開平4−32202号)のマイクロフィルム
特許文献1に開示された技術は、容量の比較的小さい蒸気タービン設備には系統への影響が少ない関係上、適しているものの、容量の大きな蒸気タービン設備になると、周波数変動が大きく、系統への影響が現われる等不具合がある。
また、最近の発電プラントでは、電力事情の緊急対応から休止中の蒸気タービン設備を復活させる傾向にある。
この場合、復活させる蒸気タービン設備の慣性モーメントが比較的小さいと、負荷遮断等の緊急指令に十分かつ確実に対処できるかの不安が残る。
また、負荷遮断等の緊急指令に対処できたとしても、蒸気タービン設備には過酷な負荷がかかり、設備の健全性の観点から余裕を持ってオーバースピード防止を行うことが望ましい。
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、負荷遮断やトリップ指令等の緊急指令があったとき、配管やタービンケーシング内に残留する蒸気を適正に処理し、余裕をもってオーバースピードを防止させる蒸気タービンの過速防止装置を提供することを目的とする。
本発明に係る蒸気タービンの過速防止装置は、上述の目的を達成するために、高圧タービンに低圧タービンを接続するクロスアラウンド管を設け、前記高圧タービンの入口側に蒸気弁を設け、前記クロスアラウンド管に組合せ中間弁を設け、前記低圧タービンの排気室に接続する復水器を設け、前記蒸気弁および前記組合せ中間弁を閉鎖させ、前記高圧タービンおよび前記低圧タービンのそれぞれに流入する蒸気を遮断させる蒸気タービンの過速防止装置において、前記組合せ中間弁の下流側から分岐し、前記低圧タービンの排気室に接続する低圧バイパス管を設け、前記低圧バイパス管は、低圧連絡弁を備え、組合せ中間弁の不動作を検知し、前記低圧連絡弁を開弁させる構成にしたものである。
本発明に係る蒸気タービンの過速防止装置は、低圧タービンに流れている蒸気を他の系統に流し、低圧タービンへの蒸気の流入を遮断させたので、タービンの過速を抑えることができる。
以下、本発明に係る蒸気タービンの過速防止装置の実施形態を図面および図面に付した符号を引用して説明する。
図1は、本発明に係る蒸気タービンの過速防止装置の第1実施形態を示す系統図である。
本実施形態は、蒸気タービン設備を原子力発電プラントに適用する例示であり、原子炉20、高圧タービン21、低圧タービン22、復水器23、給水加熱器24を閉ループ内に有し、原子炉20で発生した蒸気を主蒸気系統25の主蒸気止め弁26、蒸気加減弁27および主蒸気リード管28を経て高圧タービン21に供給する。
高圧タービン21は、膨張仕事を終えた後の蒸気を中間止め弁29とインターセプト弁30とからなる組合せ中間弁31、クロスアラウンド管32を経て低圧タービン22に供給する。
低圧タービン22は、膨張仕事を終えた後の蒸気を復水器23に供給する。凝縮させて復水にする。
復水器23は、低圧タービン22からの蒸気を外部から供給される冷却水と熱交換させて復水に凝縮させた後、その復水を復水給水系統33を経て給水加熱器24に供給し、ここで高圧タービン21から抽気逆止弁34を経て供給される抽気蒸気を加熱源として復水を加熱して再生し、再生した給水を原子炉20に戻している。
このような構成を有する原子力発電プラントにおいて、本実施形態は、クロスアラウンド管32の組合せ中間弁31の出口側から分岐し、途中に低圧連絡弁35を介装して低圧タービン22の排気室に接続する低圧バイパス管36を設けたものである。
低圧バイパス管36に設けた低圧連絡弁35は、通常、閉弁しているが、例えばタービン回転速度が定格回転速度を超えた指令があるとき、すぐさま開弁し、組合せ中間弁31の下流のクロスアラウンド管32に残っている蒸気を引き抜き、引き抜いた蒸気を低圧タービン22の排気室から入口に向って噴流させ、クロスアラウンド管32から低圧タービン22に向って流れる蒸気の低圧タービン22への流入を抑制させる。
なお、低圧連絡弁35は、トリップや負荷遮断等の緊急指令時、組合せ中間弁31が不動作のとき、これを検知して開弁する構成になっている。
このように、本実施形態は、クロスアラウンド管32の組合せ中間弁31の出口側から分岐し、途中に低圧連絡弁35を備えて低圧タービン22の排気室に接続する低圧バイパス管36を設け、クロスアラウンド管32に残っている蒸気を引き抜き、排気室から低圧タービン22の入口に向って噴流させ、クロスアラウンド管32から低圧タービン22に向って流れる蒸気の低圧タービン22への流入を抑制するので、タービンの過速を余裕をもって抑えることができる。
図2は、本発明に係る蒸気タービンの過速防止装置の第2実施形態を示す系統図である。
なお、第1実施形態の構成要素と同一構成要素には同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施形態は、高圧タービン21の入口に設けた主蒸気リード管28から分岐し、途中で高圧連絡弁37を介装してクロスアラウンド管32の組合せ中間弁31の上流側に接続する高圧バイパス管38を設けたものである。
高圧連絡弁37は、通常、閉弁しているが、例えばタービン回転速度が定格回転速度を超えた指令があると、すぐさま、開弁し、高圧タービン21の入口側と出口側との圧力を均等にし、高圧タービン21内の蒸気流れを抑制する。
このように、本実施形態は、高圧タービン21の入口側と出口側とを結ぶ高圧バイパス管38を設け、この高圧バイパス管38によって高圧タービン21の入口側に残っている蒸気を引き抜いてその出口側に供給し、高圧タービン21の入口側と出口側との蒸気の圧力を均等にし、高圧タービン21内の蒸気の流れを抑制するので、タービンの過速を余裕をもって抑えることができる。
図3は、本発明に係る蒸気タービンの過速防止装置の第3実施形態を示す系統図である。
なお、第1実施形態の構成要素と同一構成要素には同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施形態は、第2実施形態と同様に、高圧タービン21の入口に設けた主蒸気リード管28から分岐し、途中で高圧連絡弁37を介装してクロスアラウンド管32の組合せ中間弁31の上流側に接続する高圧バイパス管38と、主蒸気リード管28から分岐し、途中で第2高圧連絡弁39を介装して復水器23に接続する第2高圧バイパス管40と、クロスアラウンド管32の組合せ中間弁31の上流側から分岐し、途中で第2低圧連絡弁41を介装して復水器23に接続する第2低圧バイパス管42とを設けたものである。
高圧連絡弁37、第2高圧連絡弁39、第2低圧連絡弁41は、通常、ともに閉弁しているが、例えばタービン回転速度が定格回転速度を超えた指令があると、ともに連動してすぐさま開弁し、高圧タービン21の入口側と出口側との圧力を均等にさせ、高圧タービン21内の蒸気流れを抑制するとともに、主蒸気リード管28に残っている蒸気を引き抜き、第2高圧バイパス管40から復水器23に供給する一方、クロスアラウンド管32に残っている蒸気を引き抜き、第2低圧バイパス管42から復水器23に供給し、各配管内に残っている蒸気量を少なくさせる。
なお、第2連絡弁41は、緊急指令時、組合せ中間弁31が不動作のとき、これを検知して開弁する構成になっている。
このように、本実施形態は、高圧タービン21の入口側と出口側とを結ぶ高圧バイパス管38を設け、高圧タービン21の入口側と出口側との圧力を均等にして蒸気流れを抑制するとともに、高圧タービン21の主蒸気リード管28から分岐し、復水器23に接続する第2高圧バイパス管40と、クロスアラウンド管32の組合せ中間弁31の上流側から分岐し、復水器23に接続する第2低圧バイパス管42とを設け、各配管に残っている蒸気を引き抜いて復水器23に供給し、残っている蒸気量を少なくさせるので、タービンの過速を余裕をもって抑えることができる。
図4は、本発明に係る蒸気タービンの過速防止装置の第4実施形態を示す系統図である。
なお、第3実施形態の構成要素と同一構成要素には同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施形態は、クロスアラウンド管32の組合せ中間弁31の上流側から分岐し、途中で第3低圧連絡弁43を介装して低圧タービン22の排気室に接続する第3低圧バイパス管44とを設けたものである。
第3低圧連絡弁43は、通常、閉弁しているが、例えばタービン回転速度が定格回転速度を超えた指令があると、高速連絡弁37、第2高圧連絡弁39と連動してすぐさま開弁し、クロスアラウンド管32に残って蒸気を引き抜き、引き抜いた蒸気を第3低圧バイパス管42から低圧タービン22の排気室に供給し、ここから低圧タービン22の入口に向って噴流させ、クロスアラウンド管32から低圧タービン22に向って流れる蒸気の低圧タービン22への流入を抑制する。
なお、第3連絡弁43は、緊急指令時、組合せ中間弁31が不動作のとき、これを検知して開弁する構成になっている。
このように、本実施形態は、クロスアラウンド管32の組合せ中間弁31の上流側から分岐し、低圧タービン22の排気室に接続する第3低圧バイパス管44とを設け、主蒸気リード管28に残っている蒸気を引き抜いて復水器23に供給し、残っている蒸気量を少なくさせる一方、低圧タービン22の排気室から入口に向って噴流させ、クロスアラウンド管32から低圧タービン22に向って流れる蒸気の低圧タービン22への流入を抑制し、残っている蒸気の2重、3重の処理を行っているので、タービンの過速を余裕をもって抑えることができる。
図5は、本発明に係る蒸気タービンの過速防止装置の第5実施形態を示す系統図である。
なお、第3実施形態の構成要素と同一構成要素には同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施形態は、クロスアラウンド管32の組合せ中間弁31の下流側から分岐し、途中で第4低圧連絡弁45を介装して復水器23に接続する第4低圧バイパス管46とを設けたものである。
第4低圧連絡弁45は、通常、ともに閉弁しているが、例えばタービン回転速度が定格回転速度を超えた指令があると、高圧連絡弁37、第2高圧連絡弁39、第2低圧連絡弁41、連動してすぐさま開弁し、組合せ中間弁31の上流側および下流側のそれぞれのクロスアラウンド管32らに残っている蒸気を引き抜き、第2低圧バイパス弁41および第4低圧バイパス弁45のそれぞれから復水器23に供給し、クロスアラウンド管32に残っている蒸気量を少なくさせる。
なお、第4連絡弁45は、緊急指令時、組合せ中間弁31が不動作のとき、これを検知して開弁する構成になっている。
このように、本実施形態は、組合せ中間弁31の下流側のクロスアラウンド管32から分岐し、復水器23に接続する第4低圧バイパス管46を設けて配管に残っている蒸気を引き抜いて復水器23に供給し、残っている蒸気の2重、3重の処理を行っているので、タービンの過速を余裕をもって抑えることができる。
なお、組合せ中間弁31は、例えば、図6に示すように、一つの中間阻止弁47であってもよい。
一つの中間阻止弁47にすると、構造が簡素化され、指令に対する応答性も高まる点で有効である。
本発明に係る蒸気タービンの過速防止装置の第1実施形態を示す系統図。 本発明に係る蒸気タービンの過速防止装置の第2実施形態を示す系統図。 本発明に係る蒸気タービンの過速防止装置の第3実施形態を示す系統図。 本発明に係る蒸気タービンの過速防止装置の第4実施形態を示す系統図。 本発明に係る蒸気タービンの過速防止装置の第5実施形態を示す系統図。 本発明に係る蒸気タービンの過速防止の第6実施形態を示す系統図。 従来の蒸気タービンの過速防止装置を示す系統図。
符号の説明
1,20 原子炉
2 主蒸気管
3,26 主蒸気止め弁
4,27 蒸気加減弁
5,28 主蒸気リード管
6,21 高圧タービン
7,22 低圧タービン
8,23 復水器
9,29 中間止め弁
10,30 インターセプト弁
11,31 組合せ中間弁
12,33 復水給水系統
13,24 給水加熱器
14,34 抽気逆止弁
15,32 クロスアラウンド管
35 低圧連絡弁
36 低圧バイパス管
37 高圧連絡弁
38 高圧バイパス弁
39 第2高圧連絡弁
40 第2高圧バイパス管
41 第2低圧連絡弁
42 第2低圧バイパス管
43 第3低圧連絡弁
44 第3低圧バイパス管
45 第4低圧連絡弁
46 第4低圧バイパス管
47 中間阻止弁

Claims (3)

  1. 高圧タービンに低圧タービンを接続するクロスアラウンド管を設け、前記高圧タービンの入口側に蒸気弁を設け、前記クロスアラウンド管に組合せ中間弁を設け、前記低圧タービンの排気室に接続する復水器を設け、前記蒸気弁および前記組合せ中間弁を閉鎖させ、前記高圧タービンおよび前記低圧タービンのそれぞれに流入する蒸気を遮断させる蒸気タービンの過速防止装置において、前記組合せ中間弁の下流側から分岐し、前記低圧タービンの排気室に接続する低圧バイパス管を設け
    前記低圧バイパス管は、低圧連絡弁を備え、組合せ中間弁の不動作を検知し、前記低圧連絡弁を開弁させる構成にしたことを特徴とする蒸気タービンの過速防止装置。
  2. 高圧タービンに低圧タービンを接続するクロスアラウンド管を設け、前記高圧タービンの入口側に蒸気弁を設け、前記クロスアラウンド管に組合せ中間弁を設け、前記低圧タービンの排気室に接続する復水器を設け、前記蒸気弁および前記組合せ中間弁を閉鎖させ、前記高圧タービンおよび前記低圧タービンのそれぞれに流入する蒸気を遮断させる蒸気タービンの過速防止装置において、前記組合せ中間弁の入口側の前記クロスアラウンド管から分岐し、前記低圧タービンの排気室に接続する第3低圧バイパス管とを備え
    前記第3低圧バイパス管は、第3低圧連絡弁を備え、組合せ中間弁の不動作を検知し、前記第3低圧連絡弁を開弁させる構成にしたことを特徴とする蒸気タービンの過速防止装置。
  3. 高圧タービンに低圧タービンを接続するクロスアラウンド管を設け、前記高圧タービンの入口側に蒸気弁を設け、前記クロスアラウンド管に組合せ中間弁を設け、前記低圧タービンの排気室に接続する復水器を設け、前記蒸気弁および前記組合せ中間弁を閉鎖させ、前記高圧タービンおよび前記低圧タービンのそれぞれに流入する蒸気を遮断させる蒸気タービンの過速防止装置において、前記組合せ中間弁の出口側の前記クロスアラウンド管から分岐し、前記復水器に接続する第4低圧バイパス管を備え、
    前記第4低圧バイパス管は、第4低圧連絡弁を備え、組合せ中間弁の不動作を検知し、前記第4低圧連絡弁を開弁させる構成にしたことを特徴とする蒸気タービンの過速防止装置。
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