JP4642986B2 - 配管用保温材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配管と配管支持具との間に介在させる配管用保温材に関する。
【0002】
【従来の技術】
配管を配管支持具によって支持する際に、両者の間に保温材を介在させることは広く行なわれている。
【0003】
保温材として、合成樹脂発泡体で形成する構成、2分割タイプとし、両者の接合面に凹部及び凸部を形成して合体させる構成は、実開昭56−15883号、同59−56476号公報、特開平8−277970号公報、意匠登録第549239号公報などに記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、保温材を2分割タイプとし、両者の接合面に対称的な凹凸面を形成する構成は知られている。接合面の凹凸は保温材を円筒状に維持するのに有効であるが、従来の保温材の接合面凹凸は、上記した特開平8−277970号公報に示されているように、ストレートな凹条ないし凸条であるために、配管工事施工時にズレが生じたり、又は、正確に合体させた状態から配管の振動等によりズレが生じることがある。このような合体状態のズレを防止するには、保温材の外周に溝を設け、この溝の幅にぴったり合うようなバンドを持つ支持具を利用することが要求されるが、保温材外周の溝とバンドの幅が正確に一致しない場合には、保温材の合体状態にズレが生じる。
【0005】
従来、保温材は上下で分割された形で配管に取り付けられる態様であったが、吊り下げ支持タイプの配管支持では、2つのバンド部のそれぞれに分割された保温材を予め仮止めしておくことが作業能率の向上に都合がよいが、従来タイプの接合面構造の保温材では、上下の位置に接合面が存在することとなる結果、保温材の接合面に結露が生じた場合、接合面に上記したズレが生じると、結露が容易に落下することなり、配管の防錆の点からも好ましくない。
【0006】
本発明者は、上記に鑑み、2分割タイプとし接合面に凹凸を設けて合体させる保温材において、合体状態にズレが生じることのない接合面構造を有する配管用保温材を、特願平11−17870号として、先に提案した。
【0007】
上記先提案に係る配管用の保温材は、(1)合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凹凸で形成される係止機構が配置されていること、(2)合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面のそれぞれに凸部と凹部とから成る係止機構が相似形となるように配置されていること、をそれぞれ特徴とする技術である。
【0008】
本発明者は当該技術についての研究を更に進めた結果、更に合体状態にズレが生じ難いように且つ接合作業がし易いように、更なる改良を施した配管用保温材を、特願2000−232074号として、提案した。
【0009】
上記先提案改良に係る配管用の保温材は、前記先提案技術の係止機構を、(1)中央から端部に向かうに従って次第に先細りになる構成としたこと、(2)係止機構の凸部は中央部から高くなるに従って端部側に近くなるように、凹部は中央部から深くなるに従って端部側に近くなるように、傾斜面を構成していること、をそれぞれ特徴とする技術である。
【0010】
本発明は、上記二つの先提案技術について、結露防止効果の向上を目指して改良を加えることを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る配管用保温材は、下記の通りである。
1.合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凹凸で形成される係止機構が配置されている配管用保温材において、前記係止機構を含む接合面の全部又は一部に、外部に通じる又は外部に通じることなく端部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、前記条溝同志が噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
【0012】
2.合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凹凸で形成される係止機構が配置されている配管用保温材において、前記係止機構の凸部及び凹部の表面に外部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、凸部表面の条溝と凹部表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
【0013】
3.合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面のそれぞれに凸部と凹部とから成る係止機構が相似形となるように配置されている配管用保温材において、前記係止機構の凸部及び凹部の表面に外部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、凸部表面の条溝と凹部表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
【0014】
4.合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凸部と凹部とで形成される係止機構が配置されている配管用保温材において、前記係止機構が、中央から端部に向かうに従って次第に先細りになる構成であると共に、前記係止機構の凸部及び凹部の表面に外部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、凸部表面の条溝と凹部表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
【0015】
5.合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面のそれぞれに凸部と凹部とから成る係止機構が相似形となるように配置されている配管用保温材において、前記係止機構が、中央から端部に向かうに従って次第に先細りになる構成であると共に、前記係止機構の凸部及び凹部の表面に外部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、凸部表面の条溝と凹部表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
【0016】
6.前記係止機構が、中央から両端部に向かうに従って次第に高く又は深くなる構成であることを特徴とする上記4又は5に記載の配管用保温材。
【0017】
7.合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凸部と凹部とで形成される係止機構が配置されている配管用保温材において、前記凸部は中央部から高くなるに従って端部側に近くなるように、また前記凹部は中央部から深くなるに従って端部側に近くなるように、各々を形成することによって傾斜面を構成していると共に、前記係止機構の凸部及び凹部の表面に外部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、凸部表面の条溝と凹部表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
【0018】
8.それぞれの接合面のそれぞれに凸部と凹部とから成る係止機構が相似形となるように配置されていることを特徴とする上記7に記載の配管用保温材。
【0019】
9.上記7又は8に記載の傾斜面と直角方向の傾斜面を設けたことを特徴とする上記7又は8に記載の配管用保温材。
【0020】
10.合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凹凸で形成される係止機構が配置されている配管用保温材において、前記係止機構の凸部及び凹部の表面に、外部に通じることなく端部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、凸部表面の条溝と凹部表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
【0021】
11.合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凸部と凹部とで形成される係止機構が配置されている配管用保温材において、前記係止機構が、中央から端部に向かうに従って次第に先細りになる構成であると共に、前記係止機構の凸部及び凹部の表面に、外部に通じることなく端部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、凸部表面の条溝と凹部表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
【0022】
12.合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凸部と凹部とで形成される係止機構が配置されている配管用保温材において、前記凸部は中央部から高くなるに従って端部側に近くなるように、また前記凹部は中央部から深くなるに従って端部側に近くなるように、各々を形成することによって傾斜面を構成していると共に、前記係止機構の凸部及び凹部の表面に、外部に通じることなく端部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、凸部表面の条溝と凹部表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
【0023】
13.それぞれの接合面のそれぞれに凸部と凹部とから成る係止機構が相似形となるように配置されていることを特徴とする上記12に記載の配管用保温材。
【0024】
14.上記12又は13に記載の傾斜面と直角方向の傾斜面を設けたことを特徴とする上記12又は13に記載の配管用保温材。
【0025】
15.合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凹凸で形成される係止機構が配置されている配管用保温材において、前記係止機構の凸部及び凹部を除く接合面の表面に複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、一方の接合面表面の条溝と他方の接合面表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
【0026】
16.合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凸部と凹部とで形成される係止機構が配置されている配管用保温材において、前記係止機構が、中央から端部に向かうに従って次第に先細りになる構成であり、前記係止機構の凸部及び凹部を除く接合面の表面に外部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、一方の接合面表面の条溝と他方の接合面表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
【0027】
17.合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凸部と凹部とで形成される係止機構が配置されている配管用保温材において、前記凸部は中央部から高くなるに従って端部側に近くなるように、また前記凹部は中央部から深くなるに従って端部側に近くなるように、各々を形成することによって傾斜面を構成していると共に、前記係止機構の凸部及び凹部を除く接合面の表面に外部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、一方の接合面表面の条溝と他方の接合面表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
【0028】
18.それぞれの接合面のそれぞれに凸部と凹部とから成る係止機構が相似形となるように配置されていることを特徴とする上記17に記載の配管用保温材。
【0029】
19.上記17又は18に記載の傾斜面と直角方向の傾斜面を設けたことを特徴とする上記17又は18に記載の配管用保温材。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の詳細について説明する。
先ず、図1に示す実施例を説明する。
この実施例の保温材10は、配管用吊り金具などにより配管を天井などから懸架する場合に利用される。保温材10は、ウレタン系の如き断熱性の合成樹脂発泡体で形成されており、同一形状のものを一対として合体させて利用する。接合面11と12のそれぞれには、凸部13と凹部14とから成る係止機構が相似形となるように配置されている。従って、分割された一対の保温材10を合体させると、接合面11と12とでは、凸部13と他方の分割体の凹部14とが、凹部14と他方の分割体の凸部13とがそれぞれ嵌入し合うことになり分割体のそれぞれが矢符方向に移動することが規制される。
【0031】
凸部13及び凹部14の表面には外部に通じる条溝13A・14Aが形成されており、2分割した保温材10を接合した際、凸部13表面の複数の条溝13Aと凹部14表面の複数の条溝14Aとが噛み合うように構成されている。
本発明において、凸部13の表面とは、最頂部の平面部分のみの場合と、最頂部を除く側壁部分のみの場合と、両者を含む場合の3つの場合を含む。凹部14の表面の場合も同様である。
【0032】
本発明によれば、保温材10を接合した際に、条溝13A・14Aとが噛み合うので、結露防止効果が向上する。
【0033】
条溝13A・14Aとしては、本実施例の態様(図8のA)のように凸部13の最上面及び凹部14の最下面のみに限らず、最上面及び最下面以外の部分に形成されていてもよいし、図8のBに示す如く保温材10の接合面11・12全面に形成されていてもよいし、図8のA及びBの態様と直交する方向に形成されていてもよいし(図8のC参照)、斜め方向に形成されていてもよい。
【0034】
直交する方向に形成されている態様の場合、凸部13の最上面及び凹部14の最下面のみでは、外部に通じる構成とは成り得ないので、凸部13の最上面及び凹部14の最下面以外の部分にも条溝を形成することが好ましい。即ち、外部に通じる条溝を有する本発明においては、複数の条溝13A・14Aが外部に通じると共に接合時に噛み合う構成であればいかなる構成であってもよく、条溝の方向も一方向に限らず複数方向が混在していてもよい。
【0035】
次に、外部に通じることなく端部に通じる条溝を有する本発明について説明する。
条溝13A・14Aの態様として、凸部13の最上面及び凹部14の最下面のみに形成した場合であって上記図8のAの態様と直交する方向に形成した態様を図8のDに示す。
この態様は、接合した状態では条溝13A、14Aが外部に通じることがないが、接合する前の状態では凹凸部13、14の各端部に通じる構成である。
【0036】
さらに外部に通じる条溝を有する本発明の例として、凸部13全体及び凹部14を除く接合面11・12に条溝11A・12Aを形成した態様を図8のE及びFに示す。
これらの態様においても、条溝11A・12A・13A・14Aの条溝の形成方向は斜め方向に形成されていてもよし、複数方向の混在であってもよい。
【0037】
また、条溝11A・12A・13A・14Aの本数・幅・高さ或いは深さも特に限定されず、種々の数値を採ることができるが、好ましくは幅・高さ或いは深さが約0.5mm程度である。
さらに条溝11A・12A・13A・14Aの溝の形状も図示の直線に限定されず、波線やジグザグ状等の曲線であってもよい。
【0038】
以上の構成を有する条溝11A・12A・13A・14Aは、下記する他の実施例についても同様の構成を有するものである。
【0039】
図示の実施例では、係止機構として凸部13と凹部14の2種類の組み合わせとしたが、3分割以上であってよい。
【0040】
配管用吊り金具は、図示しないが、そのバンド部分が周面に施された凹面部15に位置するよう配置される。本発明では、上記した係止機構により、合体された分割体が矢符方向に移動することがないので、配管用吊り金具のバンドの幅と凹面部15の幅とに不一致があってもよい。
【0041】
尚、配管用吊り金具のバンド部分(一対)に両面接着テープなどにより予め仮止めしておく態様では、接合面が図示の如き横方向でなく縦の方向となるようにそれぞれの分割体を配置する。
【0042】
図2に示す実施例を説明する。この実施例の保温材10は、据置型として支持バンドにより床面上に配管を支持する場合に利用される。保温材10の構成は、一方の分割体の底部が床に設置する構造となっている点を除き、図1に示した実施例と同一である。
【0043】
図3に示す実施例では、係止機構の凸部13及び凹部14の配置位置及び形状が他の実施例と異なる。
【0044】
図4及び図7に示す実施例を説明する。
この実施例の係止機構は、凸部13は中央から端部に向かうに従って次第に先細りになるように且つ高くなるように構成されており、また凹部14は中央から端部に向かうに従って次第に先細りに且つ深くなるように構成されている。
【0045】
また、凸部13は中央部から高くなるに従って端部側に近くなるように、また凹部14は中央部から深くなるに従って端部側に近くなるように、各々を形成することによって傾斜面15を構成している。この構成によって分割体の接合作業が更にし易くなる。
【0046】
図示の実施例においても、係止機構として凸部13と凹部14の2種類の組み合わせとしたが、3分割以上であってよい。
【0047】
図5に示す実施例を説明する。
この実施例の保温材10は、据置型として支持バンドにより床面上に配管を支持する場合に利用される。保温材10の構成は、一方の分割体の底部が床に設置する構造となっている点を除き、図4に示した実施例と同一である。
【0048】
図6に示す実施例では、係止機構の凸部13及び凹部14の配置位置及び形状が他の実施例と異なる。また、凸部13及び凹部14の側面部にも傾斜面15’を設ける。
【0049】
【発明の効果】
本発明に係る保温材によれば、合体させた保温材の分割体が、配管工事の際にも、或いは振動などにより位置ズレを発生することがなく、且つ配管工事の際の分割体の接合作業がし易くなり、さらに条溝が噛み合うことにより結露防止効果がより向上し、頭記した課題が解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に示す本発明に係る保温材の実施例を示す斜視図
【図2】請求項1に示す本発明に係る保温材の他の実施例を示す斜視図
【図3】請求項2に示す本発明に係る保温材の他の実施例を示す斜視図
【図4】請求項3に示す本発明に係る保温材の実施例を示す斜視図
【図5】請求項3に示す本発明に係る保温材の他の実施例を示す斜視図
【図6】請求項4に示す本発明に係る保温材の他の実施例を示す斜視図
【図7】図4に示す保温材分割体の平面図(A)、正面図(B)、一部切欠右側面図(C)及び要部斜視図(D)
【図8】条溝の各態様を示す片方の接合面の平面図
【符号の説明】
10−保温材
11−接合面
11A−条溝
12−接合面
12A−条溝
13−係止機構の凸部
13A−条溝
14−係止機構の凹部
14A−条溝
15、15’−傾斜面
16−凹面部

Claims (19)

  1. 合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凹凸で形成される係止機構が配置されている配管用保温材において、前記係止機構を含む接合面の全部又は一部に、外部に通じる又は外部に通じることなく端部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、前記条溝同志が噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
  2. 合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凹凸で形成される係止機構が配置されている配管用保温材において、前記係止機構の凸部及び凹部の表面に外部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、凸部表面の条溝と凹部表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
  3. 合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面のそれぞれに凸部と凹部とから成る係止機構が相似形となるように配置されている配管用保温材において、前記係止機構の凸部及び凹部の表面に外部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、凸部表面の条溝と凹部表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
  4. 合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凸部と凹部とで形成される係止機構が配置されている配管用保温材において、前記係止機構が、中央から端部に向かうに従って次第に先細りになる構成であると共に、前記係止機構の凸部及び凹部の表面に外部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、凸部表面の条溝と凹部表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
  5. 合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面のそれぞれに凸部と凹部とから成る係止機構が相似形となるように配置されている配管用保温材において、前記係止機構が、中央から端部に向かうに従って次第に先細りになる構成であると共に、前記係止機構の凸部及び凹部の表面に外部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、凸部表面の条溝と凹部表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
  6. 前記係止機構が、中央から両端部に向かうに従って次第に高く又は深くなる構成であることを特徴とする請求項4又は5に記載の配管用保温材。
  7. 合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凸部と凹部とで形成される係止機構が配置されている配管用保温材において、前記凸部は中央部から高くなるに従って端部側に近くなるように、また前記凹部は中央部から深くなるに従って端部側に近くなるように、各々を形成することによって傾斜面を構成していると共に、前記係止機構の凸部及び凹部の表面に外部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、凸部表面の条溝と凹部表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
  8. それぞれの接合面のそれぞれに凸部と凹部とから成る係止機構が相似形となるように配置されていることを特徴とする請求項7に記載の配管用保温材。
  9. 請求項7又は8に記載の傾斜面と直角方向の傾斜面を設けたことを特徴とする請求項7又は8に記載の配管用保温材。
  10. 合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凹凸で形成される係止機構が配置されている配管用保温材において、前記係止機構の凸部及び凹部の表面に、外部に通じることなく端部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、凸部表面の条溝と凹部表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
  11. 合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凸部と凹部とで形成される係止機構が配置されている配管用保温材において、前記係止機構が、中央から端部に向かうに従って次第に先細りになる構成であると共に、前記係止機構の凸部及び凹部の表面に、外部に通じることなく端部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、凸部表面の条溝と凹部表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
  12. 合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凸部と凹部とで形成される係止機構が配置されている配管用保温材において、前記凸部は中央部から高くなるに従って端部側に近くなるように、また前記凹部は中央部から深くなるに従って端部側に近くなるように、各々を形成することによって傾斜面を構成していると共に、前記係止機構の凸部及び凹部の表面に、外部に通じることなく端部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、凸部表面の条溝と凹部表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
  13. それぞれの接合面のそれぞれに凸部と凹部とから成る係止機構が相似形となるように配置されていることを特徴とする請求項12に記載の配管用保温材。
  14. 請求項12又は13に記載の傾斜面と直角方向の傾斜面を設けたことを特徴とする請求項12又は13に記載の配管用保温材。
  15. 合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凹凸で形成される係止機構が配置されている配管用保温材において、前記係止機構の凸部及び凹部を除く接合面の表面に複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、一方の接合面表面の条溝と他方の接合面表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
  16. 合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凸部と凹部とで形成される係止機構が配置されている配管用保温材において、前記係止機構が、中央から端部に向かうに従って次第に先細りになる構成であり、前記係止機構の凸部及び凹部を除く接合面の表面に外部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、一方の接合面表面の条溝と他方の接合面表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
  17. 合成樹脂発泡体で2分割に形成した保温材の分割体のそれぞれの接合面に、凸部と凹部とで形成される係止機構が配置されている配管用保温材において、前記凸部は中央部から高くなるに従って端部側に近くなるように、また前記凹部は中央部から深くなるに従って端部側に近くなるように、各々を形成することによって傾斜面を構成していると共に、前記係止機構の凸部及び凹部を除く接合面の表面に外部に通じる複数の条溝が形成されており、2分割した保温材を接合した際、一方の接合面表面の条溝と他方の接合面表面の条溝とが噛み合う構成であることを特徴とする配管用保温材。
  18. それぞれの接合面のそれぞれに凸部と凹部とから成る係止機構が相似形となるように配置されていることを特徴とする請求項17に記載の配管用保温材。
  19. 請求項17又は18に記載の傾斜面と直角方向の傾斜面を設けたことを特徴とする請求項17又は18に記載の配管用保温材。
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