JPS5836643B2 - 混銑炉出銑口の構造 - Google Patents
混銑炉出銑口の構造Info
- Publication number
- JPS5836643B2 JPS5836643B2 JP13863376A JP13863376A JPS5836643B2 JP S5836643 B2 JPS5836643 B2 JP S5836643B2 JP 13863376 A JP13863376 A JP 13863376A JP 13863376 A JP13863376 A JP 13863376A JP S5836643 B2 JPS5836643 B2 JP S5836643B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- taphole
- bricks
- brick
- pig iron
- dowels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は混銑炉出銑口、特に柱巻部の構造に関するもの
である。
である。
炉は横形円筒形のもので常lこ] 300〜]400゜
Cの流動する溶.銑とスラグの影響を受け、化学的な侵
食及び熱的あるいは構造的スポーリングにより炉は損傷
される。
Cの流動する溶.銑とスラグの影響を受け、化学的な侵
食及び熱的あるいは構造的スポーリングにより炉は損傷
される。
炉を構或する耐火物は、種々の改良がなされ、現在では
最も損傷の著しい出銑口柱及びその周辺は高稿焼成のマ
グネシア及びマグクロ質のダイレクトボンドレンガの使
用が多くなり、従来のものに較べ寿命が長くなっている
。
最も損傷の著しい出銑口柱及びその周辺は高稿焼成のマ
グネシア及びマグクロ質のダイレクトボンドレンガの使
用が多くなり、従来のものに較べ寿命が長くなっている
。
この出銑口周辺、特に柱巻部は炉内壁厚さを最大限とす
る垂直壁でもあり、構造的Gこは応力のかかりが不均一
な個所であるため、レンガの張り出し、炉壁の倒壊等を
常に受け易く、混銑炉の寿命を左右する重要な個所であ
る。
る垂直壁でもあり、構造的Gこは応力のかかりが不均一
な個所であるため、レンガの張り出し、炉壁の倒壊等を
常に受け易く、混銑炉の寿命を左右する重要な個所であ
る。
従って、この部分のレンガ積に関して種々の構築方法が
知られている。
知られている。
代表的なものとして特公昭4 0 − 2 3 6 4
1 号+C示す懸引湾曲式、即ち大形の逆バチ形レン
ガを懸引金物で固定し、炉内側への張出しを防止すると
共Gこ、出銑口のコーナーに丸みをっけ、目地を放射状
に構成して溶銃の流れを円滑にし、溶銑の目地への侵入
を押えている。
1 号+C示す懸引湾曲式、即ち大形の逆バチ形レン
ガを懸引金物で固定し、炉内側への張出しを防止すると
共Gこ、出銑口のコーナーに丸みをっけ、目地を放射状
に構成して溶銃の流れを円滑にし、溶銑の目地への侵入
を押えている。
他の例としては、ジャックアーチ式、即ち出銑口柱巻部
をリング巻きとすると共に、天井部分をジャックアーチ
構造とし、そのアーチ構造によってレンガの張り出しを
防止すると共に全体の膨張の調整を円滑なものとしたも
のなどがある。
をリング巻きとすると共に、天井部分をジャックアーチ
構造とし、そのアーチ構造によってレンガの張り出しを
防止すると共に全体の膨張の調整を円滑なものとしたも
のなどがある。
しかし上記のものは、レンガの構築作業が煩雑であるこ
とと、レンガの種類が多くなり、又形状が複雑となる欠
点を有していた。
とと、レンガの種類が多くなり、又形状が複雑となる欠
点を有していた。
本発明は、このような欠点を解消する混銑炉出銑口の構
造を提供せんとするものである。
造を提供せんとするものである。
この発明は、出銑口柱巻部のレンガ積において、レンガ
目地{こ交差する方向にダボを有するレンガによって構
或されてなることを特徴とした混銑炉出銑口の構成Iこ
係るものである。
目地{こ交差する方向にダボを有するレンガによって構
或されてなることを特徴とした混銑炉出銑口の構成Iこ
係るものである。
図中1は混銑炉本体、2は出銑口、3は柱巻部、aはレ
ンガA,の片面に対角線上に突出したオンダボ、b及び
CはレンガA2の片面に対角線と平行して一定間隔のも
とに設けたメンダボ、dはレンガA3の一方の面に対角
線上より少しずらして突出せしめたオンダボ、eはレン
ガA3のオンダボdと向い合わせの位置に、反対面に設
けたメンダボ、f及びgはレンガA4の一方の面に対角
線と平行して一定間隔のもとに設けたメンダボ、h及び
iはレンガA4のメンダボf及びgと向い合わせに、反
対面に設けたオンダボ、4は方形lこ走るレンガ目地を
示す。
ンガA,の片面に対角線上に突出したオンダボ、b及び
CはレンガA2の片面に対角線と平行して一定間隔のも
とに設けたメンダボ、dはレンガA3の一方の面に対角
線上より少しずらして突出せしめたオンダボ、eはレン
ガA3のオンダボdと向い合わせの位置に、反対面に設
けたメンダボ、f及びgはレンガA4の一方の面に対角
線と平行して一定間隔のもとに設けたメンダボ、h及び
iはレンガA4のメンダボf及びgと向い合わせに、反
対面に設けたオンダボ、4は方形lこ走るレンガ目地を
示す。
なお、ダボを目地4(こ対して直交せしめたり、あるい
は複数のダボを直交させる等して、レンガの張り出しの
防止を効果的なものとすることがCきる。
は複数のダボを直交させる等して、レンガの張り出しの
防止を効果的なものとすることがCきる。
以下本発明を実施例により説明する。
第一実施例
基本的にはレンガA,とレンガA2の2種のレンガより
なるものである。
なるものである。
すなわち第2図の横断平面図より見て、レンガA2をレ
ンガ目地4が格子状となるように積み、且つ溶銑の流出
方向に交わる45度の方向と平行に伸びるメンダボb及
びCを形成する。
ンガ目地4が格子状となるように積み、且つ溶銑の流出
方向に交わる45度の方向と平行に伸びるメンダボb及
びCを形成する。
このメンダボb及びCにレンガA,のオンダボaを嵌め
込んでいくとレンガA2とA1は互い違いの状態で密着
する。
込んでいくとレンガA2とA1は互い違いの状態で密着
する。
柱巻部の平担面や角の形戒にはレンガA1やA2を適当
に切欠し若しくは切欠した形状のものを別途準備してお
き、これを嵌め込んでいくものである。
に切欠し若しくは切欠した形状のものを別途準備してお
き、これを嵌め込んでいくものである。
第二実施例
基本的(こはレンガA4の一種よりなるものである。
すなわち第6図の横断平面図より見て、レンガA4を第
1実施例と同様に積んで、溶銑の流出方向に交わる45
度の方向に対して90度方向に平行に伸びるメンダボf
及びgを形成する。
1実施例と同様に積んで、溶銑の流出方向に交わる45
度の方向に対して90度方向に平行に伸びるメンダボf
及びgを形成する。
このメンダボf及びgに、このレンガA4と互い違いの
位置に同種のレンガA4のオンダボh及びlを嵌め込み
つつ積んでいくと各レンガA4は互いに密着する。
位置に同種のレンガA4のオンダボh及びlを嵌め込み
つつ積んでいくと各レンガA4は互いに密着する。
柱巻部の平担面や角部は第一実施例と同様レンガA4の
一部分の形状よりなるものにて形成する。
一部分の形状よりなるものにて形成する。
たとえば角部は第7図に示すようなレンガA3Gごて形
成するものである。
成するものである。
この発明の第一実施例によればダボが方形に走るレンガ
目地に対して傾斜しているため、レンガが炉内側の方向
へ抜ける力に抵抗することになり、柱巻部の構造が強化
されレンガの張り出し等を防止する。
目地に対して傾斜しているため、レンガが炉内側の方向
へ抜ける力に抵抗することになり、柱巻部の構造が強化
されレンガの張り出し等を防止する。
第二実施例では第一実施例の場合と同様の効果を有し、
且つ各レンガが2つのダボにて相互に密着しているため
柱巻部は一段と強い構造となる。
且つ各レンガが2つのダボにて相互に密着しているため
柱巻部は一段と強い構造となる。
以上のように柱巻部の構造を簡易なものと出来、実用的
効果大となり、更に出銑口の寿命もジャックアーチ式に
比べて25多程度延長することが出来るという効果があ
る。
効果大となり、更に出銑口の寿命もジャックアーチ式に
比べて25多程度延長することが出来るという効果があ
る。
第1図は本発明に係る混銑炉出銑口の構造の第1実施例
を示す断面図、第2図は第1図1−1線における横断平
面図、第3図及び第4図は第1実施例におけるレンガを
示す斜視図、第5図は第2実施例を示す断面図、第6図
は第5図ff−H線4こおける横断平面図、第7図及び
第8図は第2実施例におけるレンガを示す斜視図。 図中、1は混銑炉、2は出銑口、3は柱巻部、A, ,
A2 , A3, A,はレンガ゛、4はレンガ目地
。
を示す断面図、第2図は第1図1−1線における横断平
面図、第3図及び第4図は第1実施例におけるレンガを
示す斜視図、第5図は第2実施例を示す断面図、第6図
は第5図ff−H線4こおける横断平面図、第7図及び
第8図は第2実施例におけるレンガを示す斜視図。 図中、1は混銑炉、2は出銑口、3は柱巻部、A, ,
A2 , A3, A,はレンガ゛、4はレンガ目地
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 出銑口柱巻部のレンガ積6こおいて、レンガ目地に
交差する方向にダボを有するレンガによって構或されて
なることを特徴とした混銑炉出銑口の構造。 2 オンダボを有するレンガA1とメンダボを有するレ
ンガA2との組合わせによって構成されてなる特許請求
の範囲第1項記載の混銑炉出銑口の構造。 3 オンダボとメンダボとを共に有する一種又は;種以
上のレンガによって構成されてなる特許請求の範囲第1
項記載の混銑炉出銑口の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13863376A JPS5836643B2 (ja) | 1976-11-17 | 1976-11-17 | 混銑炉出銑口の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13863376A JPS5836643B2 (ja) | 1976-11-17 | 1976-11-17 | 混銑炉出銑口の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5362706A JPS5362706A (en) | 1978-06-05 |
JPS5836643B2 true JPS5836643B2 (ja) | 1983-08-10 |
Family
ID=15226602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13863376A Expired JPS5836643B2 (ja) | 1976-11-17 | 1976-11-17 | 混銑炉出銑口の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836643B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0126913Y2 (ja) * | 1984-04-20 | 1989-08-11 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5971461B2 (ja) * | 2012-03-05 | 2016-08-17 | Jfeスチール株式会社 | 溶銑保持炉 |
-
1976
- 1976-11-17 JP JP13863376A patent/JPS5836643B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0126913Y2 (ja) * | 1984-04-20 | 1989-08-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5362706A (en) | 1978-06-05 |
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