JP4639267B2 - サーボモータ制御システム、サーボモータ、回転検出システム、サーボドライバ、およびサーボモータシステム - Google Patents

サーボモータ制御システム、サーボモータ、回転検出システム、サーボドライバ、およびサーボモータシステム Download PDF

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Description

本発明はサーボモータ制御システム、サーボモータ、回転検出システム、サーボドライバ、およびサーボモータシステムに係り、特に、サーボモータシステムにおいて、省配線および耐ノイズ性の向上を実現することのできる、サーボモータ制御システム、サーボモータ、回転検出システム、サーボドライバ、およびサーボモータシステムに関する。
図9は、従来のサーボモータシステム構成例を示す説明図である。図に示すように従来のシステムでは、ドライバ920とモータ980、該モータ980に付設されたエンコーダ990との間における信号の送受信は、すべてこれらの間を接続する電線941、945によってなされていた。たとえばモータ980との間には3本の電線、エンコーダ990との間には10本程度の電線などである。つまり設けられる電線は相当に多く、したがってこれにより伝搬される信号も多いものであった。
加えて、エンコーダ990の信号はコード化された信号となっている場合が多く、ドライバ920においてそれをデコードして回転状態を認識するにはある程度の時間を要するものであった。
これに関する先行技術の状況を把握するため、下記により検索調査を行った。
使用データベース:特許電子図書館(特許庁)
使用検索メニュー:特許実用新案公報テキスト検索
検索条件:要約+請求の範囲=サーボ*モータ*ドライバ*エンコーダ*省*(配線+電線)
対象公報:特許公開公報、特許公報、実用新案公開公報、実用新案公報
検索日:平成16年3月7日
その結果、下記の検索調査結果を得た。
検索結果:1件(特許公開公報)
文献は次の通りである。
1.特開平6−38569「エンコーダ信号伝送装置」
これは、サーボモータにおけるエンコーダ信号の信号線を省線化して配線の信頼性を向上することを目的に、サーボモータのエンコーダの内部に、エンコーダ信号から速度データを生成する速度検出手段、位置検出手段、これらデータをシリアル信号に変換するシリアル信号送信手段、信号伝送出力用のラインドライバを設け、ラインドライバから伝送されたシリアル信号を、ドライバ内のラインレシーバで受信し、これをシリアル信号受信手段にて変換出力し、出力データを基に速度および位置の制御を行う、というものである。
特開平6−38569号公報。「エンコーダ信号伝送装置」。要約、特許請求の範囲、図1。
さて、図9に示したような従来のシステムは、上述したように、ドライバとモータ・エンコーダ間に設けられる電線は相当に多く、省配線化の実現が求められていた。また、かかる接続電線量の多さはこれにより伝搬される信号を相当多くするものであり、モータ・エンコーダ・ドライバの作動に対するノイズの影響が相当大きく、耐ノイズ性の向上もしくはノイズの低減化が求められていた。
加えて、エンコーダの信号はそこにおいてコード化された信号となっている場合が多く、ドライバにおいてそれをデコードして回転状態を認識するにはある程度の時間を要するものであったため、モータ制御に掛かる時間をそれだけ要し、反応が悪く、応答性向上が求められていた。なお、これらの問題点は、上述の特許文献1に開示された提案において解決できるものでもない。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、上記従来技術の問題点を除き、省配線および耐ノイズ性の向上を実現することのできる、サーボモータ制御システム、サーボモータ、回転検出システム、サーボドライバ、およびサーボモータシステムを提供することである。
本願発明者は上記課題について検討した結果、ドライバとモータ・エンコーダ間の接続をすべて光信号伝送可能な接続とすることによって上記課題の解決が可能であることを見出し、本発明に至った。すなわち、上記課題を解決するための手段として本願で特許請求される発明は、以下のとおりである。
<1> 下記(A1)ないし(D1)の各要素を備えてなることを特徴とする、サーボモータシステム。
(A1)サーボモータの位置等制御のための動力回路部が付設されたサーボモータであって、該動力回路部は、光信号として受信される制御信号を受信してこれを電気信号に変換するための制御信号O/E変換部と、該制御信号O/E変換部により電気信号に変換された制御信号によりサーボモータの位置等制御を行うための動力回路とからなる。
(B1)サーボモータの回転を検出するためのエンコーダであって、該エンコーダには、後記サーボドライバに設けられた発光部からの光を後記光信号伝送部を介して受けてこれを投光する投光部と、投光を受けてディスクの回転により発生するパルス状の光を受光する受光部とが設けられ、受光された光は該光信号伝送部により該サーボドライバへ伝送される。該投光部は、該光信号伝送部により伝送された光を分光して該ディスクに対して投光することができ、該受光部は、該分光されて投光された光が該ディスクの回転により処理されてなる光を一つにまとめて集光できる。
(C1)該サーボモータの制御と該エンコーダに係る信号処理を行うためのサーボドライバであって、該サーボドライバには、該サーボモータの位置等制御用の制御信号を電気信号から光信号に変換するための制御信号E/O変換部と、該サーボモータ回転検出用のエンコーダにおける受光に係る光信号を電気信号に変換することのできる検出信号O/E変換部と、該エンコーダで投光されるための光を発生する発光部とが設けられ、サーボモータ制御用の動力回路が設けられておらず、該制御信号E/O変換部では、複数の制御信号がそれぞれ異なる波長の光に変換されてこれらが送信され、該制御信号O/E変換部では、受信された光信号がそれぞれ異なる波長の光に分離されてこれが元の電気信号である複数の制御信号に変換される。
(D1) (C1)と(A1)の間、および(C1)と(B1)の間の光信号伝送を行うための光信号伝送部。
<2> <1>に記載のサーボモータシステムであって、さらに下記の構成を備えていることを特徴とする、サーボモータシステム。
(C2)前記サーボドライバには、前記検出信号O/E変換部により変換されて生成した電気信号により、前記エンコーダの回転検出処理を行うための信号処理回路が、設けられている。
(E1)前記サーボモータの位置等制御用の制御信号を生成し、これを該サーボドライバに対して送信する、制御信号発生手段が、設けられている。
<3> <1>または<2>に記載のサーボモータシステムであって、さらに下記の各構成を備えていることを特徴とする、サーボモータシステム。
(A2)前記サーボモータの制御信号O/E変換部は、受信された光信号を分離するための光分離手段と、該光分離手段により分離された光を受光して前記動力回路にて処理し得る電気信号に変換するためのセンサとからなり、該光分離手段はプリズム等の分光器か、またはRGBフィルタ等のフィルタであり、該制御信号O/E変換部により電気信号に変換された制御信号により前記動力回路が駆動される。
(B2)前記エンコーダの前記投光部および前記受光部はともにプリズムであり、発光素子は設けられない。
(C3)前記サーボドライバの前記検出信号O/E変換部は受信された光信号を分離するための光分離手段と、該光分離手段により分離された光を受光して前記動力回路にて処理し得る電気信号に変換するためのセンサとからなり、該光分離手段はプリズム等の分光器か、またはRGBフィルタ等のフィルタからなる。
(D2)前記光信号伝送部は光ファイバであり、該光ファイバにより、(C2)と(A2)の間、および(C2)と(B2)の間のすべての光信号伝送が行われる。
<4> <1>ないし<3>のいずれかに記載のサーボモータシステムに用いられるサーボモータ制御システムであって、サーボドライバと、サーボモータ側受信部と、これらを接続する光信号伝送部とからなり、該サーボドライバには、該サーボモータの位置等制御用の制御信号を電気信号から光信号に変換するための制御信号E/O変換部が設けられ、該光信号伝送部は該制御信号E/O変換部からの光信号を該サーボモータ側受信部へと伝送し、該サーボモータ側受信部には受信した光信号を電気信号に変換するための制御信号O/E変換部と、該制御信号O/E変換部により電気信号に再変換された制御信号を受けて位置等制御を行うための動力回路とが設けられている、ことを特徴とする、サーボモータ制御システム。
<5> <1>ないし<3>のいずれかに記載のサーボモータシステムに用いられるサーボモータであって、その位置等制御のための動力回路部が付設されており、該動力回路部は、光信号として受信される制御信号を受信してこれを電気信号に変換するための制御信号O/E変換部と、該制御信号O/E変換部により電気信号に変換された制御信号によりサーボモータの位置等制御を行うための動力回路とからなることを特徴とする、サーボモータ。
<6> <1>ないし<3>のいずれかに記載のサーボモータシステムに用いられる、サーボモータの回転を検出するための回転検出システムであって、該システムはサーボドライバと、エンコーダと、これらを接続する光信号伝送部とからなり、該エンコーダには、ディスクの回転により発生するパルス状の光を受光する受光部が設けられ、該光信号伝送部は該受光部で受光された光を光信号として該サーボドライバへ伝送し、該サーボドライバには、受信された光信号を電気信号に変換するための検出信号O/E変換部と、該検出信号O/E変換部により発生した電気信号により回転検出処理を行うための信号処理回路とが設けられていることを特徴とする、回転検出システム。
<7> 前記エンコーダにはさらに、前記ディスクに対し光を投光するための投光部が設けられ、前記サーボドライバにはさらに、前記光信号伝送部を介して伝送され、該投光部にて投光される光を発生するための発光部が設けられていることを特徴とする、<6>に記載の回転検出システム。
<8> 前記投光部は、前記光信号伝送部により伝送された光を分光して前記ディスクに対して投光することができ、前記受光部は、該分光されて投光された光が該ディスクの回転により処理されてなる光を一つにまとめて集光でき、前記検出信号O/E変換部には、受信された光信号を分離するための光分離手段と、該光分離手段により分離された光を受光して前記信号処理回路にて処理し得る電気信号に変換するためのセンサとが設けられていることを特徴とする、<6>または<7>に記載の回転検出システム。
<9> <1>ないし<3>のいずれかに記載のサーボモータシステムに用いられるサーボドライバであって、該サーボドライバには、該サーボモータの位置等制御用の制御信号を電気信号から光信号に変換するための制御信号E/O変換部と、該サーボモータ回転検出用のエンコーダにおける受光に係る光信号を電気信号に変換することのできる検出信号O/E変換部とが設けられ、光信号の受信送信が可能なように形成され、サーボモータ制御用の動力回路が設けられていないことを特徴とする、サーボドライバ。
<10> 前記光信号伝送部を介して送信することができ、前記エンコーダにおける投光に用いることのできる光を発生するための発光部をさらに備えていることを特徴とする、<9>に記載のサーボドライバ。
<11> 入力される電源が制御電源のみであることを特徴とする、<9>または<10>に記載のサーボドライバ。
なお、後述する本願開示発明の詳細は、上記<1>〜<11>と内容を一にする下記(1)〜(20)の記載を基礎とする。
(1)サーボドライバによりサーボモータを制御するためのサーボモータ制御システムであって、該システムはサーボドライバと、サーボモータ側受信部と、これらを接続する光信号伝送部とからなり、
該サーボドライバには、該サーボモータの位置等制御用の制御信号を電気信号から光信号に変換するための制御信号E/O変換部が設けられ、
該光信号伝送部は該制御信号E/O変換部からの光信号を該サーボモータ側受信部へと伝送し、
該サーボモータ側受信部には受信した光信号を電気信号に変換するための制御信号O/E変換部と、該制御信号O/E変換部により電気信号に再変換された制御信号を受けて位置等制御を行うための動力回路とが設けられている、
ことを特徴とする、サーボモータ制御システム。
(2) 前記制御信号E/O変換部では、複数の制御信号がそれぞれ異なる波長の光に変換されてこれらが送信され、前記制御信号O/E変換部では、受信された光信号がそれぞれ異なる波長の光に分離されてこれが元の電気信号である複数の制御信号に変換されることを特徴とする、(1)に記載のサーボモータ制御システム。
(3) 前記制御信号O/E変換部は、受信された光信号を分離するための光分離手段と、該光分離手段により分離された光を受光して前記動力回路にて処理し得る電気信号に変換するためのセンサと、からなることを特徴とする、(2)に記載のサーボモータ制御システム。
(4) 前記光信号伝送部は光ファイバからなり、前記光分離手段はプリズム等の分光器か、またはRGBフィルタ等のフィルタからなることを特徴とする、(3)に記載のサーボモータ制御システム。
(5) 前記光信号伝送部は光ファイバからなり、前記制御信号O/E変換部には、CCD、太陽電池等の光センサが用いられることを特徴とする、(1)ないし(4)のいずれかに記載のサーボモータ制御システム。
(6) サーボモータの位置等制御のための動力回路部が付設されたサーボモータであって、該動力回路部は、光信号として受信される制御信号を受信してこれを電気信号に変換するための制御信号O/E変換部と、該制御信号O/E変換部により電気信号に変換された制御信号によりサーボモータの位置等制御を行うための動力回路とからなることを特徴とする、サーボモータ。
(7) 前記制御信号O/E変換部は、受信された光信号を分離するための光分離手段と、該光分離手段により分離された光を受光して前記動力回路にて処理し得る電気信号に変換するためのセンサと、からなることを特徴とする、(6)に記載のサーボモータ。
(8) 前記光分離手段はプリズム等の分光器か、またはRGBフィルタ等のフィルタであることを特徴とする、(7)に記載のサーボモータ。
(9) サーボモータの回転を検出するための回転検出システムであって、該システムはサーボドライバと、エンコーダと、これらを接続する光信号伝送部とからなり、
該エンコーダには、ディスクの回転により発生するパルス状の光を受光する受光部が設けられ、
該光信号伝送部は該受光部で受光された光を光信号として該サーボドライバへ伝送し、
該サーボドライバには、受信された光信号を電気信号に変換するための検出信号O/E変換部と、該検出信号O/E変換部により発生した電気信号により回転検出処理を行うための信号処理回路とが設けられていることを特徴とする、回転検出システム。
(10) 前記エンコーダにはさらに、前記ディスクに対し光を投光するための投光部が設けられ、
前記サーボドライバにはさらに、前記光信号伝送部を介して伝送され、該投光部にて投光される光を発生するための発光部が設けられていることを特徴とする、(9)に記載の回転検出システム。
(11) 前記投光部は、前記光信号伝送部により伝送された光を分光して前記ディスクに対して投光することができ、前記受光部は、該分光されて投光された光が該ディスクの回転により処理されてなる光を一つにまとめて集光でき、前記検出信号O/E変換部には、受信された光信号を分離するための光分離手段と、該光分離手段により分離された光を受光して前記信号処理回路にて処理し得る電気信号に変換するためのセンサとが設けられていることを特徴とする、(9)または(10)に記載の回転検出システム。
(12) 前記受光部および前記投光部は、プリズムからなることを特徴とする、(11)に記載の回転検出システム。
(13) 前記光分離手段は、プリズム等の分光器か、またはRGBフィルタ等のフィルタからなることを特徴とする、(11)または(12)に記載の回転検出システム。
(14) 前記制御信号O/E変換部には、CCD、太陽電池等の光センサが用いられることを特徴とする、(11)ないし(13)のいずれかに記載の回転検出システム。
(15) サーボモータを制御するためのサーボドライバであって、該サーボドライバには、該サーボモータの位置等制御用の制御信号を電気信号から光信号に変換するための制御信号E/O変換部と、
該サーボモータ回転検出用のエンコーダにおける受光に係る光信号を電気信号に変換することのできる検出信号O/E変換部とが設けられ、
光信号の受信送信が可能なように形成され、
サーボモータ制御用の動力回路が設けられていないことを特徴とする、サーボドライバ。
(16) 前記光信号伝送部を介して送信することができ、前記エンコーダにおける投光に用いることのできる光を発生するための発光部をさらに備えていることを特徴とする、(15)に記載のサーボドライバ。
(17) 入力される電源が制御電源のみであることを特徴とする、(15)または(16)に記載のサーボドライバ。
(18) 下記(A)ないし(D)の各要素を備えてなることを特徴とする、サーボモータシステム。
(A)サーボモータの位置等制御のための動力回路部が付設されたサーボモータであって、該動力回路部は、光信号として受信される制御信号を受信してこれを電気信号に変換するための制御信号O/E変換部と、該制御信号O/E変換部により電気信号に変換された制御信号によりサーボモータの位置等制御を行うための動力回路とからなる。
(B)サーボモータの回転を検出するためのエンコーダであって、該エンコーダには、後記サーボドライバに設けられた発光部からの光を後記光信号伝送部を介して受けてこれを投光する投光部と、投光を受けてディスクの回転により発生するパルス状の光を受光する受光部とが設けられ、受光された光は該光信号伝送部により該サーボドライバへ伝送される。
(C)該サーボモータの制御と該エンコーダに係る信号処理を行うためのサーボドライバであって、該サーボドライバには、該サーボモータの位置等制御用の制御信号を電気信号から光信号に変換するための制御信号E/O変換部と、
該サーボモータ回転検出用のエンコーダにおける受光に係る光信号を電気信号に変換することのできる検出信号O/E変換部と、
該エンコーダで投光されるための光を発生する発光部とが設けられ、サーボモータ制御用の動力回路が設けられていない。
(D)(C)と(A)の間、および(C)と(B)の間の光信号伝送を行うための光信号伝送部。
(19) (18)に記載のサーボモータシステムであって、下記の構成を備えていることを特徴とする、サーボモータシステム。
(C2)前記サーボドライバには、前記検出信号O/E変換部により変換されて生成した電気信号により、前記エンコーダの回転検出処理を行うための信号処理回路が、さらに設けられている。
(E1)前記サーボモータの位置等制御用の制御信号を生成し、これを該サーボドライバに対して送信する、制御信号発生手段。
(20) (18)または(19)に記載のサーボモータシステムであって、下記の各構成を備えていることを特徴とする、サーボモータシステム。
(A2)前記サーボモータの制御信号O/E変換部は、受信された光信号を分離するための光分離手段と、該光分離手段により分離された光を受光して前記動力回路にて処理し得る電気信号に変換するためのセンサとからなり、該光分離手段はプリズム等の分光器か、またはRGBフィルタ等のフィルタであり、該制御信号O/E変換部により電気信号に変換された制御信号により前記動力回路が駆動される。
(B2)前記エンコーダの前記投光部および前記受光部はともにプリズムであり、発光素子は設けられない。
(C3)前記サーボドライバの前記検出信号O/E変換部は受信された光信号を分離するための光分離手段と、該光分離手段により分離された光を受光して前記動力回路にて処理し得る電気信号に変換するためのセンサとからなり、該光分離手段はプリズム等の分光器か、またはRGBフィルタ等のフィルタからなる。
(D2)前記光信号伝送部は光ファイバであり、該光ファイバにより、(C2)と(A2)の間、および(C2)と(B2)の間のすべての光信号伝送が行われる。
つまり本発明によれば、下記に示す特徴を少なくとも一以上備えたサーボモータシステムを構成することができる。
(a)制御信号およびエンコーダの信号を光信号として送信することで、サーボモータの配線を簡略化できるシステム。
(b)動力系素子はモータに内蔵することとし、必要な複数の制御信号それぞれを、波長の異なる光に変換して混合させ、それを1本の光ファイバを通して送信し、モータ側ではこの光信号を受信してフィルタ等により分解(分光)し、それによって動力系素子を駆動させて、モータを回転させるシステム。
(c)エンコーダの受発光素子をサーボドライバ内に内蔵し、各受光信号をその波長によりフィルタ等で分解して処理するシステム。
(d)動力系素子をモータに内蔵することにより、出力容量に関わらず、使用するサーボドライバを同一のものとすることのできるシステム。
(e)エンコーダの分光から集光までの機能のみをモータ側のエンコーダに内蔵し、発光、受光および信号処理回路についてはサーボドライバ側に格納するシステム。
本発明のサーボモータ制御システム、サーボモータ、回転検出システム、サーボドライバ、およびサーボモータシステムは上述のように構成されるため、これによれば、省配線および耐ノイズ性の向上を実現することができる。特に、設けるべき接続は、最低、光信号伝送部を3本のみとすることができ、相当の省配線化を実現することができる。
また、本発明サーボモータ制御システム等によれば、ドライバにおける動力用素子の内蔵が不要となり、接続はすべて波長ごとに情報を持たせた光信号によるものとすることができるため、ドライバにおける耐ノイズ性の向上を実現することができる。
さらに本発明サーボモータ制御システム等によれば、エンコーダにおける素子内蔵を不要とし、必要な素子はすべてドライバにて備え、信号の変換プロセスを単純化できることによって、モータの回転状態を直接的に認識することができるように構成できるため、モータ制御に掛かる時間をそれだけ短縮でき、応答性を向上し、回転制御等における高速応答を実現することができる。
加えて本発明サーボモータ制御システム等によれば、エンコーダに素子内蔵を不要とすることができ、エンコーダ自身の耐久性を向上させることができる。
そして、ドライバに動力系素子を設けることも不要とすることができ、ドライバの小型化を図ることができる。また、制御すべきモータの容量に関係なく、同一のドライバによってモータを制御することができる。
以下、本発明を図面により詳細に説明する。
図1は、本発明のサーボモータ制御システムの構成を示す説明図である。図において本サーボモータ制御システム1は、サーボドライバによりサーボモータ8を制御するためのシステムであって、該システムはサーボドライバ2と、サーボモータ側受信部3と、これらを接続する光信号伝送部4とからなり、該サーボドライバ2には、該サーボモータ8の位置等制御用の制御信号を電気信号から光信号に変換するための制御信号E/O変換部21が設けられ、該光信号伝送部4は該制御信号E/O変換部21からの光信号を該サーボモータ側受信部3へと伝送し、該サーボモータ側受信部3には受信した光信号を電気信号に変換するための制御信号O/E変換部33と、該制御信号O/E変換部33により電気信号に再変換された制御信号を受けて位置等制御を行うための動力回路38とが設けられていることを、主たる構成とする(上記(1)の発明)。
図において本システム1は、基本的に上述のように構成されるため、該サーボドライバ2と、該サーボモータ側受信部3とは光信号伝送部4により接続されて、該サーボドライバ2から該サーボモータ側受信部3への制御信号伝達が、光信号の伝送として行われ、該サーボドライバ2による該サーボモータ8の制御がなされる。
すなわち、該サーボドライバ2に設けられた該制御信号E/O変換部21により、該サーボモータ8の位置等制御用の制御信号が電気信号から光信号に変換され、該制御信号E/O変換部21からの光信号は、該光信号伝送部4により、該サーボモータ側受信部3へと伝送され、該サーボモータ側受信部3において受信された光信号は、これに設けられた該制御信号O/E変換部33により、電気信号に変換され、同じく該サーボモータ側受信部3に設けられた該動力回路38により、該制御信号O/E変換部33により電気信号に再変換された制御信号による位置等制御が行われることを通して、該サーボドライバ2による該サーボモータ8の制御がなされる。
ここで、該制御信号E/O変換部21による、該サーボモータ8の位置等制御用の制御信号の光信号への変換は、複数の制御信号それぞれを波長の異なる光に変換し、これらを混合させることにより行うことができる。そして、該制御信号O/E変換部33による、該サーボモータ側受信部3に受信された該光信号の電気信号への変換は、後述するように、フィルタ等の光分離手段によりそれぞれの光を分離または分光し、それをO/E変換することにより行うことができる。
該O/E変換は、後述するように、分離または分光された光に反応するセンサを用いて行い、これにより該動力回路38を駆動することとすることができる。
また、該サーボモータ8側に該サーボモータ側受信部3を設けてこれに該動力回路38を備える構成としたことは、該サーボモータ8に動力回路38すなわち動力系素子を備える構成としたともいえる。かかる構成により本システム1では、モータの出力容量に関わらず、これに使用するサーボドライバを同一のものとすることができる。
図において、本発明サーボモータ制御システム1は、 該制御信号E/O変換部21では、複数の制御信号がそれぞれ異なる波長の光に変換されてこれらが送信され、一方、該制御信号O/E変換部33では、受信された光信号がそれぞれ異なる波長の光に分離されて、これが元の電気信号である複数の制御信号に変換される構成とすることができる(上記(2)の発明)。
かかる構成により本システム1では、該制御信号E/O変換部21において、複数の制御信号がそれぞれ異なる波長の光に変換されてこれらが該サーボモータ側受信部3に送信され、一方、該制御信号O/E変換部33においては、該サーボドライバ2から受信された光信号がそれぞれ異なる波長の光に分離されて、これが元の電気信号である複数の制御信号に変換される。
図示するように本発明サーボモータ制御システム1では、該制御信号O/E変換部33を、受信された光信号を分離するための光分離手段331と、該光分離手段331により分離された光を受光して前記動力回路38にて処理し得る電気信号に変換するためのセンサ332とから、主として構成することができる(上記(3)の発明)。
図において本発明サーボモータ制御システム1では、該光信号伝送部4として光ファイバを用い、また、該光分離手段331としてはプリズム等の分光器か、またはRGBフィルタ等のフィルタを用いることとすることができる(上記(4)の発明)。
図において本発明サーボモータ制御システム1では、該光信号伝送部4としては光ファイバを用い、該制御信号O/E変換部33としては、CCD、太陽電池等の光センサを用いることとすることができる(上記(5)の発明)。本システム1では、サーボドライバ2とサーボモータ8(サーボモータ側受信部3)を接続する光信号伝送部4として用いる光ファイバは、1本あれば充分である。
図2は、本発明のサーボモータの構成を示す説明図である。図において本サーボモータ80は、モータ本体81の位置等制御のための動力回路部83が付設されており、該動力回路部83は、光信号として受信される制御信号を受信して、これを電気信号に変換するための制御信号O/E変換部833と、該制御信号O/E変換部833により電気信号に変換された制御信号によりモータ本体81の位置等制御を行うための動力回路838とからなることを、主たる構成とする(上記(6)の発明)。
図において本サーボモータ80は、基本的に上述のように構成されるため、該動力回路部83により該モータ本体81の位置等制御がなされる。該動力回路部83においては、該制御信号O/E変換部833により制御信号が光信号として受信され、これが電気信号に変換される。そして、該動力回路838により、該電気信号に変換された制御信号によるモータ本体81の位置等制御がなされる。
図において該制御信号O/E変換部833は、受信された光信号を分離するための光分離手段8331と、該光分離手段8331により分離された光を受光して該動力回路838にて処理し得る電気信号に変換するためのセンサ8332とを備えた構成をとることができる(上記(7)の発明)。
該受信される光信号は、複数の個々別々の制御信号がそれぞれ個別の波長の光に変換されて、これらが混合されて光ファイバ等の光信号伝送手段を通して受信されるものであるが、かかる本発明のサーボモータ80の構成により、該光分離手段8331によって受信された光信号が分離され、そして該分離された光は、該センサ8332において、該動力回路838にて処理し得る電気信号に変換される。
図において、該光分離手段8331としては、プリズム等の分光器か、またはRGBフィルタ等のフィルタを用いることができる(上記(8)の発明)。
図3は、本発明の回転検出システムの構成を示す説明図である。図において本回転検出システム10は、サーボモータ18の回転を検出するためのものであって、該システム10はサーボドライバ12と、エンコーダ19と、これらを接続する光信号伝送部14とからなり、該エンコーダ19には、ディスク190の回転により発生するパルス状の光を受光する受光部192が設けられ、該受光部192で受光された光を光信号として該サーボドライバ12へ伝送するために該光信号伝送部14が接続されており、該サーボドライバ12には、受信された光信号を電気信号に変換するための検出信号O/E変換部23と、該検出信号O/E変換部23により発生した電気信号により回転検出処理を行うための信号処理回路27とが設けられていることを、主たる構成とする(上記(9)の発明)。
かかる基本的構成により本回転検出システム10では、該エンコーダ19の該ディスク190の回転により発生したパルス状の光は、該受光部192にて受光され、該受光された光は該光信号伝送部14により光信号として該サーボドライバ12へ伝送され、該サーボドライバ12では、該検出信号O/E変換部23により該光信号が電気信号に変換され、該検出信号O/E変換部23にて発生した電気信号は該信号処理回路27によって回転検出処理に供されて、サーボモータ18の回転の検出がなされる。
図において本回転検出システム10は、該エンコーダ19にさらに、該ディスク190に対し光を投光するための投光部191が設けられ、該サーボドライバ12にさらに、該光信号伝送部14を介して伝送され、該投光部191にて投光される光を発生するための発光部29を設ける構成とすることができる(上記(10)の発明)。
かかる構成により本システム10では、該発光部29にて発生させた光が該光信号伝送部14を介して該エンコーダ19に伝送され、該光が該投光部191により該ディスク190に対し投光される。これにより、該エンコーダ19には、発光素子や受光素子を設ける必要がなく、投光部191と受光部192のみを設ければよい。つまり、受発光に係る光の処理・発生は、すべて該光信号伝送部14を介して接続される該サーボドライバ12においてこれらをなすことができる。
図において本回転検出システム10は、該投光部191が、該光信号伝送部14により伝送された光を分光して該ディスク190に対して投光することができ、一方該受光部192が、該ディスク190の回転により処理されてなる光を一つにまとめて集光できる構成とし、さらに、該検出信号O/E変換部23には、受信された光信号を分離するための光分離手段231と、該光分離手段231により分離された光を受光して該信号処理回路27にて処理し得る電気信号に変換するためのセンサ233とを設けた構成とすることができる(上記(11)の発明)。
かかる構成により本システム10では、該光信号伝送部14により該エンコーダ19に伝送された光は、該投光部191により分光されて該ディスク190に対して投光され、一方、該ディスク190の回転により処理されてなる光が、該受光部192により一つにまとめて集光され、該光信号伝送部14により該サーボドライバ12に伝送される。該サーボドライバ12に伝送、受信された光は、該検出信号O/E変換部23において、該光分離手段231により光信号が分離され、該光分離手段231により分離された光は、該センサ233により受光されて電気信号に変換され、該電気信号は、該信号処理回路27にて処理される。
かかる構成により、該発光部29からの光は該投光部191によって各波長の光に分光され、これが該ディスク190による処理を介して、該受光部192によって再度集光され、混合された光となって、該光信号伝送部14により伝送される。
本システム10では、該受光部192および前記投光部191には、プリズムを用いることができる(上記(12)の発明)。
また、該光分離手段231としては、プリズム等の分光器か、またはRGBフィルタ等のフィルタを用いることができる(上記(13)の発明)。
また、前記制御信号O/E変換部23としては、CCD、太陽電池等の光センサを用いることができる(上記(14)の発明)。
本発明の回転検出システム10では、該光信号伝送部14として光ファイバを用いることができるが、該光ファイバは最低2本を用いることによって、上述の本システム10を構成することができる。
図4は、本発明のサーボドライバの構成を示す説明図である。図において本サーボドライバ112は、サーボモータ118を制御するためのものであって、該サーボドライバ112には、該サーボモータ118の位置等制御用の制御信号を電気信号から光信号に変換するための制御信号E/O変換部121と、該サーボモータ回転検出用のエンコーダ119における受光に係る光信号を電気信号に変換することのできる検出信号O/E変換部123とが設けられ、さらに、接続される光信号伝送部114によって光信号の受信送信が可能なように形成され、サーボモータ118制御用の動力回路が内部に設けられていないことを、主たる構成とする(上記(15)の発明)。
図において本発明サーボドライバ112は基本的に上述のように構成されるため、該制御信号E/O変換部121によって該サーボモータ118の位置等制御用の制御信号が電気信号から光信号に変換されて、接続される該光信号伝送部114による該サーボモータ118への伝送に供することができ、該サーボモータ118の制御に用いることができる。
また、該光信号伝送部114により該エンコーダ119における受光に係る光信号が伝送されると、該検出信号O/E変換部123によって、その電気信号への変換がなされる。したがって、該エンコーダ119には受光素子を設ける必要がなくなり、エンコーダの耐久性向上を可能とすることができる。
また、本サーボドライバ112には、サーボモータ118制御用の動力回路を内部に設けることが不要であるため、装置の小型化、耐ノイズ性の向上が可能であり、モータ容量に制限されずに、同一ドライバによる制御が可能となる。
図において本サーボドライバ112は、該光信号伝送部114を介して送信することができ、該エンコーダ119における投光に用いることのできる光を発生するための発光部129をさらに設けることができる(上記(16)の発明)。
かかる構成により本サーボドライバ112では、該発光部129により、該エンコーダ119における投光に用いることのできる光の発生がなされ、これを該光信号伝送部114を介して送信することができる。したがって該エンコーダ119には受光素子に加え発光素子も設ける必要がなくなり、さらなるエンコーダの耐久性向上を可能とすることができる。
図において本サーボドライバ112は、これに入力される電源を唯一制御電源接続手段1280による制御電源のみとすることができる(上記(17)の発明)。これは、上述のように内部に動力系素子を設ける必要がないためである。
図5は、本発明のサーボモータシステムの構成を示す説明図である。図において本システム800は、下記(ak)ないし(dk)の各要素を備えて構成される(上記(18)の発明)。すなわち;
(ak) サーボモータの位置等制御のための動力回路部830が付設されたサーボモータ810。
そして該動力回路部830は、光信号として受信される制御信号を受信してこれを電気信号に変換するための制御信号O/E変換部8303と、該制御信号O/E変換部8303により電気信号に変換された制御信号によりサーボモータの位置等制御を行うための動力回路8308とからなる。
(bk) サーボモータ810の回転を検出するためのエンコーダ890。
そして該エンコーダ890には、後記サーボドライバ820に設けられた発光部829からの光を後記光信号伝送部840を介して受けてこれを投光する投光部891と、投光を受けてディスク8900の回転により発生するパルス状の光を受光する受光部892とが設けられ、受光された光は該光信号伝送部840により該サーボドライバ820へ伝送される構成である。
(ck) 該サーボモータ810の制御と該エンコーダ890に係る信号処理を行うためのサーボドライバ820。
そして該サーボドライバ820には、該サーボモータ810の位置等制御用の制御信号を電気信号から光信号に変換するための制御信号E/O変換部821と、該サーボモータ810回転検出用のエンコーダ890における受光に係る光信号を電気信号に変換することのできる検出信号O/E変換部823と、該エンコーダ890で投光されるための光を発生する発光部829とが設けられている。
一方、サーボモータ810制御用の動力回路が設けられていない。
(dk) (ck)と(ak)との間、および(ck)と(bk)との間の光信号伝送を行うための光信号伝送部840。
かかる構成により、本サーボモータシステム800によれば、下記(as)〜(ds)の各作用が発生する;
(as) 該サーボモータ810では、該動力回路部830において、該制御信号O/E変換部8303により制御信号が受信されてこれが電気信号に変換され、該動力回路8308において、該電気信号に変換された制御信号によるサーボモータの位置等制御が行われる。
(bs) 該エンコーダ890では、該投光部891において、該サーボドライバ820に設けられた発光部829からの光が該光信号伝送部840を介して受信され、これが該ディスク8900に対して投光され、該受光部892において、該投光を受けたディスク8900の回転により発生するパルス状の光が受光される。受光された光は該光信号伝送部840により該サーボドライバ820へ伝送される。
(cs) 該サーボドライバ820では、制御信号E/O変換部821において、該サーボモータ810の位置等制御用の制御信号が電気信号から光信号に変換され、該サーボモータ810の制御に供される。また、該発光部829において、該エンコーダ890で投光されるための光の発生がなされ、一方、該検出信号O/E変換部823においては、該エンコーダ890における受光に係る光信号が電気信号に変換され、該エンコーダ890の受発光に係る信号処理がそれぞれなされる。
一方、サーボモータ810制御用の動力回路が不要となり、上述したような、装置を小型化できる等のメリットを生じる。
(ds) 該光信号伝送部840により、上記(ck)と(ak)との間、および(ck)と(bk)との間の光信号伝送がなされる。
以上の各作用が総合されて、本発明サーボモータシステム800では、サーボモータ810の制御、およびエンコーダ890における回転検出ならびに作動を、それぞれ一方向、および二方向の光信号伝送部840単位を用いて、光信号により実現することができる。
図において本サーボモータシステム800は、上述の構成に加えて、下記の各構成((ck2)、(ek1))を備えるものとすることができる(上記(19)の発明)。すなわち;
(ck2) 前記サーボドライバ820において、前記検出信号O/E変換部823により変換されて生成した電気信号により、前記エンコーダ890の回転検出処理を行うための信号処理回路827。
(ek1) 前記サーボモータ810の位置等制御用の制御信号を生成し、これを該サーボドライバ820に対して送信する、制御信号発生手段870。たとえば、コンピュータ、シーケンサ、制御信号発生回路等を、該制御信号発生手段870として用いることができる。
図において本サーボモータシステム800には、下記の各構成((ak2)、(bk2)、(ck3)、(dk2))をさらに備えることができる(上記(20)の発明)。すなわち;
(ak2) 前記サーボモータ810の制御信号O/E変換部8303は、受信された光信号を分離するための光分離手段と、該光分離手段により分離された光を受光して前記動力回路にて処理し得る電気信号に変換するためのセンサとからなり、該光分離手段はプリズム等の分光器か、またはRGBフィルタ等のフィルタであり、該制御信号O/E変換部8303により電気信号に変換された制御信号により前記動力回路8308が駆動される。
(bk2) 前記エンコーダ890の前記投光部891および前記受光部892はともにプリズムであり、発光素子は設けられない。
(ck3) 前記サーボドライバ820の前記検出信号O/E変換部823は受信された光信号を分離するための光分離手段と、該光分離手段により分離された光を受光して前記動力回路8308にて処理し得る電気信号に変換するためのセンサとからなり、該光分離手段はプリズム等の分光器か、またはRGBフィルタ等のフィルタからなる。
(dk2) 前記光信号伝送部840は光ファイバであり、該光ファイバにより、(ck2)と(ak2)の間、および(ck2)と(bk2)の間のすべての光信号伝送が行われる。
かかる構成の本サーボモータシステム800によれば、下記の各作用が発生する;
(as2) 前記サーボモータ810の制御信号O/E変換部8303においては、プリズム等の分光器またはRGBフィルタ等のフィルタからなる該光分離手段により、受信された光信号が分離され、該センサにより、該光分離手段で分離された光が受光されて、前記動力回路にて処理し得る電気信号に変換される。このようにして、該制御信号O/E変換部8303により電気信号に変換された制御信号によって、前記動力回路8308が駆動される。
(cs3) 前記サーボドライバ820の前記検出信号O/E変換部823においては、プリズム等の分光器またはRGBフィルタ等のフィルタからなる該光分離手段により、受信された光信号が分離され、該センサにより、該光分離手段で分離された光が受光されて前記動力回路8308にて処理し得る電気信号に変換される。
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はかかる実施例に限定されるものではない。
<実施例1 サーボモータシステム1>
サーボドライバの光分離手段として、RGBフィルタまたはCCDを用いた場合の、システム構成例である。
図6は、実施例1のサーボモータシステム8001の構成を示す説明図である。サーボモータ8101には、エンコーダ8901と動力回路部8301とが付設されている。なお、動力回路部8301は上述の通り、これを、サーボモータ制御システムにおけるサーボモータ側受信部8301として把握することもできる。
サーボドライバ8201には、発光部8291、制御信号E/O変換部8211、光分離手段としてのRGBフィルタまたはCCD8231、および回転検出に係る信号処理回路8271が設けられ、入力される電源は制御電源接続手段8280による制御電源のみである。サーボドライバ8201は制御信号発生手段8701に接続され、また、サーボモータ8101との間は、3本の光ファイバからなる光信号伝送部8401により接続されている。
図7は、実施例1のシステム8001における、サーボドライバ−サーボモータ間接続状況をより詳細に示す説明図である。図示するように、サーボドライバ8201の制御信号E/O変換部8211から、サーボモータ8101側の制御信号O/E変換部83031への光信号送信は、光ファイバ8401Aによりなされ、サーボドライバ8201の発光部8291から、エンコーダ8901の投光部8911への光信号送信は、光ファイバ8401B1によりなされ、エンコーダ8901の受光部8921から、サーボドライバ8201の光分離手段8231への光信号送信は、光ファイバ8401B2によりなされる。
<実施例2 サーボモータシステム2>
サーボドライバの光分離手段として、プリズムを用いた場合の、システム構成例である。
図8は、実施例2のサーボモータシステム8002の構成を示す説明図である。光分離手段8232が、プリズム82321を用いた構成である他は、実施例1と同様に構成される。
これらの実施例によれば、次のようなことが可能である。
i)モータに動力系素子を内蔵させ、制御信号を光信号にしてサーボドライバからモータ側へ送信し、モータ側では、その光信号をフィルタやプリズム等によって分光し、各波長に反応するセンサ、またはプリズム等で分光された光に反応するセンサを用いて、動力系素子を駆動する。光の伝送に要する光ファイバは、1本のみで足りる。
ii)エンコーダには、受発光素子を一切設ける必要がない。受光も発光も光ファイバにより光を伝送することにより行う。サーボドライバに送信された光により、サーボドライバ内において、回転検出の演算処理がなされる。エンコーダとの光信号の送受信に要する光ファイバは、2本のみで足りる。
図7、8におけるA、B、Z、U、V、W等の各信号は、波長ごとにプリズム等で分光された光として受光され、再度集光されて、混合されたものが、サーボドライバへと送信される。
iii)上述のようにサーボドライバはエンコーダの受発光素子を内蔵し、特に受光素子においては、モータにおけるのと同様に、分光された光による回転検出が行われる。これにより、サーボドライバ内部でのデューティ調整が可能となる。
iv)動力用の電力線はモータにのみ直接接続され、サーボドライバには、制御用電源のみが入力される。
v)サーボドライバは動力系素子を有せず、モータ、エンコーダとの間のすべての信号送受信は、光により行われる。
本発明のサーボモータ制御システム、サーボモータ、回転検出システム、サーボドライバ、およびサーボモータシステムは上述のように構成されるため、省配線、耐ノイズ性の向上、モータ制御の所要時間の短縮化、回転制御等における高速応答化、エンコーダの耐久性向上、ドライバの小型化、制御対象モータの容量制限からの自由化の各効果が得られる。したがって、FA、OA分野を始めとして、産業上極めて利用価値が高い発明である。
本発明のサーボモータ制御システムの構成を示す説明図である。 本発明のサーボモータの構成を示す説明図である。 本発明の回転検出システムの構成を示す説明図である。 本発明のサーボドライバの構成を示す説明図である。 本発明のサーボモータシステムの構成を示す説明図である。 実施例1のサーボモータシステムの構成を示す説明図である。 実施例1のシステムにおける、サーボドライバ−サーボモータ間接続状況をより詳細に示す説明図である。 実施例2のサーボモータシステムの構成を示す説明図である。 従来のサーボモータシステム構成例を示す説明図である。
符号の説明
1…サーボモータ制御システム
2、12、112…サーボドライバ
21、121…制御信号E/O変換部
23、123…検出信号O/E変換部
231…光分離手段
233…センサ
27…信号処理回路
29、129…発光部
3…サーボモータ側受信部
33…制御信号O/E変換部
331…光分離手段
332…センサ
38…動力回路
4、14、114…光信号伝送部
7…制御信号発生手段
8、18、80、118…サーボモータ
81…モータ本体
83…動力回路部
800…サーボモータシステム
810…サーボモータ
821…制御信号E/O変換部
823…検出信号O/E変換部
829…発光部
830…動力回路部
833、8303…制御信号O/E変換部
8331…光分離手段
8332…センサ
838、8308…動力回路
840…光信号伝送部
9、19、890…エンコーダ
10…回転検出システム
190、8900…ディスク
191、891…投光部
192、892…受光部
1280…制御電源接続手段(コンセント)
8001、8002…サーボモータシステム
8101…サーボモータ
8201…サーボドライバ
8211…制御信号E/O変換部
8231、8232…光分離手段
82321…プリズム
8271…信号処理回路
8280…制御電源接続手段(コンセント)
8291…発光部
8301…動力回路部
83031…制御信号O/E変換部
83081…動力回路
8380…動力電源接続手段(コンセント)
8401…光信号伝送部
8401A、8401B1、8401B2…光ファイバ
8701…制御信号発生手段
8901…エンコーダ
8911…投光部
8921…受光部
8931…グレーティング
89001…ディスク
920…ドライバ
9280…制御電源接続手段(コンセント)
9380…動力電源接続手段(コンセント)
980…モータ
990…エンコーダ
941、945…電線
970…制御信号発生手段
990…エンコーダ
991…LED
992…受光素子
993…グレーティング
9900…ディスク

Claims (11)

  1. 下記(A)ないし(D)の各要素を備えてなることを特徴とする、サーボモータシステム。
    (A1)サーボモータの位置等制御のための動力回路部が付設されたサーボモータであって、該動力回路部は、光信号として受信される制御信号を受信してこれを電気信号に変換するための制御信号O/E変換部と、該制御信号O/E変換部により電気信号に変換された制御信号によりサーボモータの位置等制御を行うための動力回路とからなる。
    (B1)サーボモータの回転を検出するためのエンコーダであって、該エンコーダには、後記サーボドライバに設けられた発光部からの光を後記光信号伝送部を介して受けてこれを投光する投光部と、投光を受けてディスクの回転により発生するパルス状の光を受光する受光部とが設けられ、受光された光は該光信号伝送部により該サーボドライバへ伝送される。該投光部は、該光信号伝送部により伝送された光を分光して該ディスクに対して投光することができ、該受光部は、該分光されて投光された光が該ディスクの回転により処理されてなる光を一つにまとめて集光できる。
    (C1)該サーボモータの制御と該エンコーダに係る信号処理を行うためのサーボドライバであって、該サーボドライバには、該サーボモータの位置等制御用の制御信号を電気信号から光信号に変換するための制御信号E/O変換部と、
    該サーボモータ回転検出用のエンコーダにおける受光に係る光信号を電気信号に変換することのできる検出信号O/E変換部と、
    該エンコーダで投光されるための光を発生する発光部とが設けられ、サーボモータ制御用の動力回路が設けられておらず、
    該制御信号E/O変換部では、複数の制御信号がそれぞれ異なる波長の光に変換されてこれらが送信され、
    該制御信号O/E変換部では、受信された光信号がそれぞれ異なる波長の光に分離されてこれが元の電気信号である複数の制御信号に変換される。
    (D1)(C1)と(A1)の間、および(C1)と(B1)の間の光信号伝送を行うための光信号伝送部。
  2. 請求項に記載のサーボモータシステムであって、さらに下記の構成を備えていることを特徴とする、サーボモータシステム。
    (C2)前記サーボドライバには、前記検出信号O/E変換部により変換されて生成した電気信号により、前記エンコーダの回転検出処理を行うための信号処理回路が設けられている。
    (E1)前記サーボモータの位置等制御用の制御信号を生成し、これを該サーボドライバに対して送信する、制御信号発生手段が、設けられている。
  3. 請求項またはに記載のサーボモータシステムであって、さらに下記の各構成を備えていることを特徴とする、サーボモータシステム。
    (A2)前記サーボモータの制御信号O/E変換部は、受信された光信号を分離するための光分離手段と、該光分離手段により分離された光を受光して前記動力回路にて処理し得る電気信号に変換するためのセンサとからなり、該光分離手段はプリズム等の分光器か、またはRGBフィルタ等のフィルタであり、該制御信号O/E変換部により電気信号に変換された制御信号により前記動力回路が駆動される。
    (B2)前記エンコーダの前記投光部および前記受光部はともにプリズムであり、発光素子は設けられない。
    (C3)前記サーボドライバの前記検出信号O/E変換部は受信された光信号を分離するための光分離手段と、該光分離手段により分離された光を受光して前記動力回路にて処理し得る電気信号に変換するためのセンサとからなり、該光分離手段はプリズム等の分光器か、またはRGBフィルタ等のフィルタからなる。
    (D2)前記光信号伝送部は光ファイバであり、該光ファイバにより、(C2)と(A2)の間、および(C2)と(B2)の間のすべての光信号伝送が行われる。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のサーボモータシステムに用いられるサーボモータ制御システムであって、サーボドライバと、サーボモータ側受信部と、これらを接続する光信号伝送部とからなり、
    該サーボドライバには、該サーボモータの位置等制御用の制御信号を電気信号から光信号に変換するための制御信号E/O変換部が設けられ、
    該光信号伝送部は該制御信号E/O変換部からの光信号を該サーボモータ側受信部へと伝送し、
    該サーボモータ側受信部には受信した光信号を電気信号に変換するための制御信号O/E変換部と、該制御信号O/E変換部により電気信号に再変換された制御信号を受けて位置等制御を行うための動力回路とが設けられている、
    ことを特徴とする、サーボモータ制御システム。
  5. 請求項1ないし3のいずれかに記載のサーボモータシステムに用いられるサーボモータであって、
    その位置等制御のための動力回路部が付設されており、該動力回路部は、光信号として受信される制御信号を受信してこれを電気信号に変換するための制御信号O/E変換部と、該制御信号O/E変換部により電気信号に変換された制御信号によりサーボモータの位置等制御を行うための動力回路とからなることを特徴とする、サーボモータ。
  6. 請求項1ないし3のいずれかに記載のサーボモータシステムに用いられる、サーボモータの回転を検出するための回転検出システムであって、該システムはサーボドライバと、エンコーダと、これらを接続する光信号伝送部とからなり、
    該エンコーダには、ディスクの回転により発生するパルス状の光を受光する受光部が設けられ、
    該光信号伝送部は該受光部で受光された光を光信号として該サーボドライバへ伝送し、
    該サーボドライバには、受信された光信号を電気信号に変換するための検出信号O/E変換部と、該検出信号O/E変換部により発生した電気信号により回転検出処理を行うための信号処理回路とが設けられていることを特徴とする、回転検出システム。
  7. 前記エンコーダにはさらに、前記ディスクに対し光を投光するための投光部が設けられ、
    前記サーボドライバにはさらに、前記光信号伝送部を介して伝送され、該投光部にて投光される光を発生するための発光部が設けられていることを特徴とする、請求項に記載の回転検出システム。
  8. 前記投光部は、前記光信号伝送部により伝送された光を分光して前記ディスクに対して投光することができ、前記受光部は、該分光されて投光された光が該ディスクの回転により処理されてなる光を一つにまとめて集光でき、前記検出信号O/E変換部には、受信された光信号を分離するための光分離手段と、該光分離手段により分離された光を受光して前記信号処理回路にて処理し得る電気信号に変換するためのセンサとが設けられていることを特徴とする、請求項またはに記載の回転検出システム。
  9. 請求項1ないし3のいずれかに記載のサーボモータシステムに用いられるサーボドライバであって、該サーボドライバには、該サーボモータの位置等制御用の制御信号を電気信号から光信号に変換するための制御信号E/O変換部と、
    該サーボモータ回転検出用のエンコーダにおける受光に係る光信号を電気信号に変換することのできる検出信号O/E変換部とが設けられ、
    光信号の受信送信が可能なように形成され、
    サーボモータ制御用の動力回路が設けられていないことを特徴とする、サーボドライバ。
  10. 前記光信号伝送部を介して送信することができ、前記エンコーダにおける投光に用いることのできる光を発生するための発光部をさらに備えていることを特徴とする、請求項に記載のサーボドライバ。
  11. 入力される電源が制御電源のみであることを特徴とする、請求項または10に記載のサーボドライバ。
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