JP4637163B2 - 排出機構付メカニカルシール - Google Patents

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Description

本発明は、縦型攪拌機等に用いられるメカニカルシールに係り、詳しくは、シール部で生じた摩耗粉や漏れ流体を排除可能とする機構が装備される排出機構付メカニカルシールに関するものである。
一般的なメカニカルシールは、回転軸と一体回転する回転側のシール輪と、ケーシングに相対固定される静止側のシール輪と、回転側及び静止側の各前記シール輪の摺動面どうしを押付け合う弾性手段とから構成されている。このような従来例としては、例えば、特許文献1において開示される軸封装置に用いられるものが知られている。
そして、前記従来例によるメカニカルシールを排出機構付としたものは、図7に示すものがあった。即ち、前記回転側のシール輪5と、前記静止側のシール輪6と、前記弾性手段7とから構成されるメカニカルシール部3を有し、前記メカニカルシール部3にて生じる摩耗粉及び漏れ流体等の不要物を前記ケーシング2外に排出させるための導出路20、及び導出路20に続く貯留部21を備えて成る排出機構付メカニカルシールである。
縦型攪拌機用メカニカルシールにおいては、シールすべき流体が気体であることも多く、通常、ドライコンタクトシール、或いはダブル構造のメカニカルシールが用いられる。缶内側等の装置内側のメカニカルシールのドレン構造には、摩耗粉の装置内側への流入防止やシール部からの漏れを回収する役割を持っている。しかしながら、容量に限りがあるので定期的に装置外に排出する必要があり、それを担うものが排出機構である。
さて、図7に示す排出機構4では、導出路20はシールケース2に形成された貫通孔2k、及びそれに圧入嵌合されるパイプ60であり、貯留部はパイプ及び栓で閉塞されたソケット61とによって構成されているが、それらパイプ60やソケット61は金属材製であり、不透明である。また、耐食性が要求される場合にはハステロイ材等の高価な材料が必要になる。従って、摩耗粉や漏れ流体の発生状況や量等の把握するには、貯留部を開けるしかなく、これは現実には、経時による不要物の排出時という極めて稀な場合に限定されてしまうものであった。尚、シール部からの不要物を導出路を用いて貯留部に送る構成のものとしては、特許文献2において開示されたものがある。
特開2006−083889号公報 特開平8−189568号公報鯵
本発明の目的は、貯留部からの排出時以外のときでも、好ましくは導出路への排出時でも摩耗粉や漏れ流体といった不要物のドレン状況が把握できるようにして、排出状況の確認作業性が改善される排出機構付メカニカルシールを提供する点にある。
請求項1に係る発明は、縦軸心Pを持つ回転軸1と一体回転する回転側のシール輪5と、前記回転側のシール輪5の下で、かつ、ケーシング2におけるケース本体部2Aの上に配置されて前記ケーシング2に相対固定される静止側のシール輪6と、回転側及び静止側の各前記シール輪5,6の摺動面5a,6aどうしを押付け合う弾性手段7とから成るメカニカルシール部3を有し、前記メカニカルシール部3にて生じる摩耗粉及び漏れ流体を前記ケーシング2外に排出させるための導出路20、及び導出路20に続く貯留部21を備えて構成される排出機構付メカニカルシールにおいて、
ほぼ回転側シール輪5をカバーする高さまで上方延出される状態で前記ケース本体部2Aの内径側に一体的立設状態で形成される堰止環壁18を設けて、前記ケース本体部2Aの上で前記静止側シール輪6の傾斜周壁6cと前記堰止環壁18との間に形成される一時回収室19を形成し、前記導出路20が前記一時回収室19に連通する状態で前記ケース本体部2Aに形成されており、
前記貯留部21が、フッ素樹脂製の前記チューブ22と、前記チューブ22を前記導出路20に連通接続させる継手機構Tと、前記チューブ22の端部22aを閉塞する閉塞手段Hとで構成され、
前記継手機構Tが、前記導出路20に連通される内部流路41a及び外周の雄ネジ部46aを備えた状態でケーシング側の部材41に設定される管状部46と、外径側に隆起した環状大径部分47aを有したシール用のインナーリング42と、前記雄ネジ部46aに螺合自在な雌ネジ部43aが形成されたユニオンナット43とを有し、前記インナーリング42の外周面と前記管状部46の内周部との間に前記チューブ22の基端部22bが嵌装された状態における前記ユニオンナット43の前記管状部46の付根側への螺進による締付けにより、前記インナーリング42の環状大径部分47aと前記チューブ22の内周部との間と、前記チューブ22の外周部と前記管状部46の内周部との間とのうちの少なくとも一方が密着される密封部Mを形成する管継手構造を用いたものに構成され、
前記閉塞手段Hが、前記端部22aを受け入れる受口部23及びこの受口部23内に設けられた少なくとも一箇所のシール面25を有する合成樹脂製の蓋体27と、前記端部22aに外嵌された状態で前記蓋体27の受口部側端部に外嵌螺合自在なユニオンナット28と、前記ユニオンナット28の前記蓋体27への螺進による締付けにより前記チューブ22をこれの外側から押圧し、この押圧作用によって前記端部22aと前記蓋体27のシール面25とが密着することで形成される少なくとも一箇所のシール部Sと、を有する管継手構造を用いたものに構成されていることを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の排出機構付メカニカルシールにおいて、前記シール部Sが、前記蓋体27の軸線X方向の外方に向けて漸次拡径するテーパ面を前記受口部23の入口より内奥に形成することで成るシール面24と、前記端部22aにこれを断面山形状に拡径膨出させるように圧入されたインナーリング31における前記端部22aから突出した突出部33の先端に形成したテーパ面からなる突出端面36との密着により形成されていることを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の排出機構付メカニカルシールにおいて、前記シール部Sが、前記蓋体27の受口部の入口に、前記蓋体27の軸線Xに対して交差するテーパ面により構成されたシール面25と、前記端部22aにこれを断面山形状に拡径膨出させるように圧入されたインナーリング31の圧入部32の斜面部に形成された内向きテーパ面35と、の間に前記端部22aを傾斜状態で挟持自在に構成することによって形成されていることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項2又は3に記載の排出機構付メカニカルシールにおいて、前記シール部Sが、前記蓋体27の受口部23の内奥の前記シール面24よりも径方向外方に前記蓋体27の軸線Xと平行に形成された環状溝部29に、前記端部22aに圧入されたインナーリング31の突出部33の先端に形成された円筒部37を嵌入自在に構成することによって形成されていることを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の排出機構付メカニカルシールにおいて、前記密封部Mが、前記管状部46の先端部における内周部に、前記管状部46の軸線Xに対して交差するテーパ面により構成されたシール面48と、前記インナーリング42の前記環状大径部分47aの斜面部に形成された内向きテーパ面49との間に、前記基端部22bを傾斜状態に挟持することによって構成されていることを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の排出機構付メカニカルシールにおいて、前記インナーリング42における前記環状大径部分47aよりも前記付根側の端部が前記管状部46又は前記ケーシング側の部材41に内嵌されており、その内嵌部分44における前記管状部46又は前記ケーシング側の部材41と前記インナーリング42とを、前記ユニオンナット43の前記管状部46の付根側への螺進による締付けによって密着する奥シール部Qが形成されていることを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、請求項6に記載の排出機構付メカニカルシールにおいて、前記奥シール部Qが、前記管状部46又は前記ケーシング側の部材41の軸線X方向の外方に向けて漸次拡径するテーパ面より構成されるシール面45と、前記インナーリング42の端部に形成されたテーパ面からなる突出端面50との密着によって形成されていることを特徴とするものである。
請求項8に係る発明は、請求項7に記載の排出機構付メカニカルシールにおいて、前記奥シール部Qが、前記管状部46又は前記ケーシング側の部材41の前記シール面45よりも径方向で外側において前記管状部46の軸線Xと平行に形成された環状溝部51に、前記インナーリング42の端部に形成された円筒部52を嵌入することで構成されていることを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、排出機構における貯留部が、フッ素樹脂のチューブを用いて半透明等の内部が視認可能な状態に構成することが可能になるから、貯留部を分解することなく、摩耗粉や漏れ流体等の不要物の状況を目視して把握することができ、視認性や作業性が向上する。即ち、不要物の状況判断が手間を要することなく簡単で適宜(早期)に行えるようになり、例えば、不要物の状況によってメカニカルシールに異常が生じたことを早期に気付くことができ、装置としての損傷度合いが軽いうちに対策を講じることが可能になるといった利点が得られる。
チューブがフッ素樹脂製であるから、チューブ内面の平滑さによって不要物の排出(ドレン排出)が容易になるとともに、薬液や洗浄液等の強い腐食性のある流体でも問題なく扱えて便利である。前述したように、貯留部の分解を要することなく不要物の目視確認ができるので、例えばドレンタンクのような液面計付圧力容器が不要となり、経済的でもある。その結果、貯留部からの排出時以外のときでも、好ましくは導出路への排出時でも摩耗粉や漏れ流体といった不要物のドレン状況が把握できるようにして、排出状況の確認作業性が改善される排出機構付メカニカルシールを提供することができる。
請求項1の発明によれば、ユニオンナットを蓋体の一端部に締め付けるだけの簡単な操作でチューブの端部と蓋体のシール面とを密着させるシール部を介して確実に密封することができる。従って、部品点数を少なくして、安価で、かつ、コンパクトで耐圧性の高い閉塞手段及び信頼性の高い貯留部を有する排出機構付メカニカルシールを得ることができる。
請求項1の発明によれば、チューブとケーシングとを接続連結する手段として継手機構、所謂汎用技術である管継手構造を採るものであるから、チューブの内部流路と導出路とを漏れの無い信頼性に高い状態で確実に連通接続させることが可能になる。
請求項2〜4の発明によれば、ユニオンナットの締め付けによってチューブと蓋体との間が良好にシールされる機能が、チューブの端部が拡張された状態で外嵌圧入されるインナーリングを用いることでより強化されるものとなり、長期に亘って液漏れの心配がなく信頼性に優れる閉塞手段及び貯留部を有する排出機構付メカニカルシールの提供が可能となる。
請求項5の構成によれば、シール部は、管状部先端のテーパ面とインナーリングの内向きテーパ面との間にチューブ端部を傾斜状態に挟持することで構成されるので、請求項1の構成による前記効果(チューブの内部流路と導出路とを漏れの無い信頼性に高い状態で確実に連通接続させる)を有しながら、確実なシール機能が得られる排出機構付メカニカルシールを提供することができる。
請求項6〜8の構成によれば、インナーリング付根側の端部と管状部又はベアリング9の部材とによる奥シール部が付設されるので、請求項1又は5の構成による前記いずれかの効果を奏しながら、シール機能がより強化される利点がある。
以下に、本発明による排出機構付メカニカルシールの実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図1は排出機構付メカニカルシールの概略構成を示す概略の要部断面図、図2は排出機構部分を少し拡大した断面図、図3は閉塞手段を示す拡大断面図、図4は継手機構を示す拡大断面図、図5,6はそれぞれ閉塞手段や継手機構の別構造を示す要部の断面図である。
〔実施例1〕
排出機構付メカニカルシールAは、図1に示すように、縦軸心Pを持つ回転軸1、回転軸1を回転自在に支承するためのケーシング2、装置内側と外部とを密封するための接触型のメカニカルシール(「メカニカルシール部」の一例)3、メカニカルシール3のシール部Cで生じる摩耗粉や漏れ流体等による余剰物を外部排出して貯留する排出機構4、等を有して構成されている。尚、図1は要部の断面図であり、ケーシング2等は一部のみを示してある。
メカニカルシール3は、回転軸1と一体回転する回転側のシール輪5と、ケーシング2に相対固定される静止側のシール輪6と、回転側及び静止側の各前記シール輪5,6の摺動面5a,6aどうしを押付け合う弾性手段7とから構成されている。静止側シール輪6は、ケーシング2におけるケース本体部2Aの上面に載置嵌合されてボルト止めされるフランジ8に上下のOリング9,9を介して内嵌される環状体であり、フランジ8の内側周面8aに内嵌される外側周面6bを有して外周側に突設される鉢巻部6B、及び円環状の摺動面6aを上面に有する摺動部6Aを有している。
回転軸1の段付大径部1AにOリング10を介して密外嵌される支持環11、支持環11に外嵌される台輪12、支持環11に固定部13Aの上端部13aが外嵌される可動環体13、前記上端部13aに環状スペーサ14を介して外嵌される状態で台輪12の下側に配備されるガイド輪15、可動環体13に下方移動不能に外嵌されてガイド輪15の下方に配置される押圧輪16、ガイド輪15の貫通孔15aに挿通ガイドされる状態で台輪12と押圧輪16との上下間に配備される複数のコイルバネ17等が装備されている。
回転側シール輪5は、可動環体13下部の可動部13Bの上方凹入溝13bに嵌り込む上凸条輪5B、押圧輪16下端における周方向の複数箇所に形成される係合突部16aに係合する切欠き部5cを有する鍔部5C、及び下面が摺動面5aとなる下凸条輪5Aを有している。つまり、回転側シール輪5は、押圧輪16に対する回り止め状態で可動部13Aを介して下方に押圧付勢されており、それによって回転側摺動面5aを固定側摺動面6aに押付けながら相対回転する接触構造のシール部Cが形成されている。
可動環体13は、固定部13Aと可動部13Bとを密封状態で連設する蛇腹部13Cを備えてフッ素樹脂等の合成樹脂材で形成されるとともに、押圧輪16に対しては上方移動不能に内嵌されている。従って、回転側シール輪5を下方に押圧付勢する弾性手段7は、コイルバネ17、押圧輪16、可動環体13等から構成されており、それら(17,16,13)及び支持環11、台輪12、環状スペーサ14、ガイド輪15、回転側シール輪5は回転軸1と一体回転するようになっている。
ケース本体部2Aの内径側には、ほぼ回転側シール輪5をカバーする高さまで上方延出される堰止環壁18が一体的立設状態で形成されている。回転軸1の外周面1aと十分な間隙を持って配置される堰止環壁18は、静止側シール輪6の傾斜周壁6cとの間に若干の容積を有する一時回収室19を形成している。従って、シール部Cにおいて生じた摩耗粉や漏れ流体等の不要物は、その大部分が堰止め壁18の軸心Pに関する径外側を伝って滑落又は落下移動して、一時回収室19において一時的に貯留されることを可能としながら、導出路20を通って装置外(ケーシング2外)へ排出することが可能に構成されている。
排出機構4は前述の導出路20と、ケース本体部2Aに接続される貯留部21とから成っており、導出路20は、ケース本体部2Aに形成されている縦穴20aと横穴20bとによって形成されている。堰止め壁18の存在により、シール部Sにて生じる不要物を回転軸1に沿って落下させてしまうこと、即ち装置内部に浸入させる不都合がまず生じないようにして、確実に導出路20に導けるように工夫されている。貯留部21は、導出路20に継手機構Tを介して連通接続されるフッ素樹脂製(PFA等)のチューブ22と、チューブ22の先端部を閉塞する閉塞手段Hとで構成されている。
閉塞手段Hは、図2,図3に示すように、チューブ22の先端部(端部の一例)22aを受け入れる受口部23及びこの受口部23内に設けられた少なくとも一箇所のシール面25を有するフッ素樹脂(合成樹脂の一例)製の蓋体27と、チューブ先端部22aに外嵌された状態で蓋体27の受口部側端部に外嵌螺合自在なユニオンナット28と、ユニオンナット28の蓋体27への螺進による締付けによりチューブ22をこれの外側から押圧し、この押圧作用によってチューブ先端部22aと蓋体27のシール面とが密着することで形成される少なくとも一箇所のシール部Sと、を有して構成されている
具体的に説明すると、蓋体27の受口部23の内部には、第1〜3のシール面24〜26が設けられる。第1のシール面24は、蓋体27の受口部23の入口より内奥に、蓋体27の軸線Xに対して交差状、つまり軸線X方向の外方に向けて漸次拡径するテーパ面により構成される。第2のシール面25は、受口部23の入口に、軸線Xに対して交差状、つまり軸線X方向の外方に向けて漸次拡径するテーパ面により構成される。第3のシール面26は、蓋体27の受口部23の内奥において第1のシール面24よりも径方向外方に軸線Xと平行に形成された環状溝部29により構成される。蓋体27の受口部23の外周には雄ねじ30が形成されている。
そして、チューブ先端部22aにはフッ素樹脂等の合成樹脂製のインナーリング31が圧入状態で内嵌されている。このインナーリング31は、図3に示すように、チューブ先端部22aに圧入されてその先端部22aを断面山形状に拡径膨出させる断面算盤玉形状の圧入部32と、この圧入部32に連設されてチューブ先端部22aに突出する突出部33とを有するスリーブ形状に形成されている。圧入部32はこれの一斜面部に外向きテーパ面34を、他斜面部に第2のシール面25との間でチューブ先端部22aを傾斜状態に挟持して第2のシール部S2を形成する内向きテーパ面35をそれぞれ形成している。突出部33の先端には第1のシール面24に密着状に当接して第1のシール部S1を形成するテーパ面からなる突出端面36、及び環状溝部29に嵌入して第3のシール部S3を形成する円筒部37を形成してなる。インナーリング31の内径は、チューブ先端部22aの内径と同一か略同一に設定して、流体が円滑に流動するようにしてある。
ユニオンナット28は、図5に示すように、その内周に蓋体27の雄ねじ30に螺合自在な雌ねじ38が形成され、かつ、一端部に環状鍔部39が内向きに張り出されているともに、環状鍔部39の内周面の軸方向内端に鋭角、又は直角の押圧エッジ部39aが設けられて構成されている。そして、インナーリング31の圧入されたチューブ先端部22aの端部を蓋体27の受口部23に挿入し、チューブ先端部22aの端部の外周に予め遊嵌させてあるユニオンナット28の雌ねじ38を、蓋体27の雄ねじ30に螺合させて締め付ける。
前記締付けに伴いユニオンナット28の押圧エッジ部39aがチューブ先端部22aの拡径部40の拡径付け根部に当接してインナーリング31を軸方向(軸線X方向)から押圧することになる。これにより、図5に示すように、インナーリング31の突出端面36が蓋体27の第1のシール面24に対し押し付けられて第1のシール部S1を形成するとともに、インナーリング31の内向きテーパ面35と蓋体27の第2のシール面25との間でチューブ先端部22aの端部を傾斜状態に挟持して第2のシール部S2を形成する。さらに、インナーリング31の円筒部37が環状溝部29に圧入されて第3のシール部S3を形成するようになる。これら第1〜3のシール部S1,S2,S3(いずれも=S)によって完全な迄のシール機能が発揮され、チューブ22を用いながらも漏れが無く信頼性の高い閉塞手段Hが構成されている。
継手機構Tは、図2,図4に示すように、ケース本体部2Aに螺着される継手本体(ケーシング2側の部材の一例)41と、継手本体41に螺合されるユニオンナット43と、継手本体41に内嵌されるインナーリング42と、インナーリング42と継手本体41との間において挟持されるチューブ基端部22bとから構成されている。それらの部品によって密封部Mと、第1シール部53と第2シール部54とで成る奥シール部Qとによる計3箇所のシール部を有しており、ケーシング2の導出路20とチューブ22とを漏れなく連通接続させる機能を担っている。
管状部46は、継手本体41の先端側の受口となる筒部分である。継手本体41は、導出路20に連通される内部流路41a、ケース本体部2Aに螺着するためのテーパ雄ねじ41b、シール部を構成すべく先端部に形成される管状部46、管状部46の外周部に形成される雄ネジ部46a等を有して構成される筒状の部材である。管状部46の先端内周側には、先拡がり状テーパ面であるシール面48が形成され、管状部46の付け根には先拡がり状テーパ面であるシール面45、及びそのシール面45よりも大径側に位置して軸線Xと平行な環状溝部51が形成されている。
インナーリング42は、軸線X方向基端部において継手本体41の管状部46内に嵌合できる外径を持つ内嵌合部44、及び軸線X方向先端部においてチューブ機端部22aに内嵌圧入される圧入部47を有しており、全体としてスリーブ状の部材に形成されている。内嵌合部44の基端側には、管状部46付根部分のシール面45に当接して第1シール部53を構成するテーパ周面状の突出端面50が形成されている。圧入部47は、環状大径部分47aと、この環状大径部分47aと内嵌合部44とをつなぐ連接部47bとから成り、連接部47bの外径は内嵌合部44の外径よりもチューブ22の肉厚相当分だけ細く設定されている。環状大径部分47aは、軸線X方向で先端側から基端側に向けて漸次拡径するテーパ状の外向きテーパ面55と、外向きテーパ面55の頂部から連接部47bに向かって漸次縮径する内向きテーパ面49とを有する断面山形状に形成されている。
ユニオンナット43は、これの内周に継手本体41の雄ネジ部46aに螺合される雌ネジ部43aが形成され、かつ、先端部に環状の鍔部56を内向きに張り出すとともに、その鍔部56の内周部の軸線X方向基端に鋭角又は直角の押圧エッジ部56aが形成されている。鍔部56の挿通孔56bの内径は、チューブ22の外径に略等しい値に設定されている。
インナーリング42を、その圧入部47のチューブ基端部22bへの挿入によって外方へ膨出変形する状態にチューブ基端部22b内へ圧入することにより、チューブ基端部22aが拡径変形されて拡径部57が形成されるようになっている。拡径部57の継手本体41への挿入方向とは反対側の反挿入方向側斜面部57aと、軸線X方向と平行なチューブ外面部22cと、が出会う所に拡径付け根部58が形成される。
チューブ基端部22aが管状部46に挿入された状態では、突出端面50が継手本体1のシール面45に当接して第1シール部53を形成する。そして、外向きテーパ面55がチューブ22の拡径部57の反挿入方向側斜面部57aの内面に当接するとともに、管状部46先端のシール面48とインナーリング42の内向きテーパ面49との間に、チューブ基端部22aが傾斜状態で挟持することで密封部Mが形成される。密封部Mでは、インナーリング42の圧入部47外周面(49,55)に沿って変形したチューブ拡径部57の挿入方向側斜面部57bがシール面48に当接する。
さらに、内嵌合部44基端側の円筒部52が環状溝部51に圧入されることにより、第2シール部54が形成されるようになっており、第1シール部53も第2シール部54も奥シール部Qを構成している。つまり、第1シール部53と第2シール部54との何れか一方又は双方によって奥シール部Qが構成されている。この奥シール部Qと密封部Mとによる計3箇所のシール部により、導出路20とチューブ22の内部流路22Aとが漏れなく良好に連通接続される継手機構Tが実現されている。
以上の構成による排出機構付メカニカルシールAによれば、メカニカルシール部3において生じる摩耗粉、漏れ流体、塵埃等の不要物が生じると、その不要物は堰止め壁18にガイドされながれらケーシング2内の回転軸1の周囲部分において下方移動し、一時回収室19に一時的に貯留又は通過して導出路20に導かれる。導出路20に導かれた不要物は、継手機構Tを通ってチューブ22内に移送され、閉塞手段Hによって栓がされているチューブ先端部22a内にまずは貯留され、その量が増えるに従って不要物の貯留基端がチューブ22内におけるチューブ基端部22bに近付くように貯留部21に貯められて行く。尚、貯留量を変更するには、チューブ22の長さを変更すれば良い。
しかして、排出機構4における貯留部21がフッ素樹脂による半透明のチューブ22を用いて構成されているので、貯留部を分解(満杯になった不要物を取り除くべく貯留部21を開けるとき等)することなく、摩耗粉や漏れ流体等の不要物の状況を目視して把握することができ、視認性や作業性が向上する。つまり、不要物の状況判断を手間無く簡単で早期に行えるようになり、例えば、不要物が異常であることからメカニカルシール部3の故障に早く気付くことができて、傷の浅いうちに対策を講じることが可能になるといった利点がある。
チューブ22がPFA等のフッ素樹脂製であるから、チューブ内面の平滑さによって不要物の排出(ドレン排出)が容易になるとともに、薬液や洗浄液等の強い腐食性のある流体でも問題なく扱えて便利である。前述したように、貯留部の分解を要することなく不要物の目視確認ができるので、例えばドレンタンクのような液面計付圧力容器が不要となり、経済的である。
さらに、貯留部21を構成する閉塞手段Hや継手機構Tが、チューブ22とインナーリング32,42とユニオンナット28,43とを用いる汎用技術である管継手構造を用いるものであるから、チューブ22自体で簡単に貯留部21を構成することができるとともに、チューブ22の長さ設定によって貯留容積を如何様にも可変設定することができるという利点もある。
〔参考実施例〕
閉塞手段Hや継手機構Tの参考構造としては、図5や図6に示されるものがある。図5は継手機構Tを示し、インナーリング42の形状が断面山形となる単純な環状体になっているところが実施例1のものと異なっている。この場合の密封部Mは、管状体46先端のシール面48とインナーリング42の内向きテーパ面49との間に、チューブ基端部22bが傾斜状態で挟持されることで構成されている。継手本体41を蓋体27に変更すれば閉塞手段Hと同等の構造になる。
図6のものは、インナーリングが無く、継手本体41とチューブ基端部22bと、ユニオンナット43とで成る継手機構Tである。この構造では、チューブ基端部22bを管状部46に外嵌挿入させるべく拡径変化させる拡径部59を、ユニオンナット43の螺進によって管状部46とユニオンナット43とで押圧挟持することで密封部Mが構成されている。この場合でも、継手本体41を蓋体27に変更すれば閉塞手段Hと同等の構造になる。
管状部46は、ケーシング2に一体に形成される構成も可能であり、ケーシング2そのものや、ケーシング2に螺着等によって一体的に取り付けられる継手本体41等を総称して「ケーシング側の部材」と定義する。
排出機構付メカニカルシールの全体構造を示す要部の断面図 図1の排出機構部分を示す断面図(実施例1) 閉塞手段の構造を示す要部の断面図 継手機構の構造を示す要部の断面図 閉塞手段や継手機構の参考構造その1を示す要部の断面図 閉塞手段や継手機構の参考構造その2を示す要部の断面図 従来の排出機構付メカニカルシールの要部を示す断面図
1 回転軸
2 ケーシング
3 メカニカルシール部
5 回転側シール輪
5a 摺動面
6 静止側シール輪
6a 摺動面
7 弾性手段
20 導出路
21 貯留部
22 チューブ
22a 端部
22b 基端部
23 受口部
24 シール面
25 シール面
27 蓋体
28 ユニオンナット
29 環状溝部
31 インナーリング
32 圧入部
33 突出部
35 内向きテーパ面
36 突出端面
37 円筒部
41 ケーシング側の部材
41a 内部流路
42 インナーリング
43 ユニオンナット
43a 雌ネジ部
44 内嵌部分
45 シール面
46 管状部
46a 雄ネジ部
47a 環状大径部
48 シール面
49 内向きテーパ面
50 突出端面
51 環状溝部
52 円筒部
H 閉塞手段
M 密封部
Q 奥シール部
S シール部
T 継手機構
X 軸線

Claims (8)

  1. 縦軸心を持つ回転軸と一体回転する回転側のシール輪と、前記回転側のシール輪の下で、かつ、ケーシングにおけるケース本体部の上に配置されて前記ケーシングに相対固定される静止側のシール輪と、回転側及び静止側の各前記シール輪の摺動面どうしを押付け合う弾性手段とから成るメカニカルシール部を有し、前記メカニカルシール部にて生じる摩耗粉及び漏れ流体を前記ケーシング外に排出させるための導出路、及び導出路に続く貯留部を備えて構成される排出機構付メカニカルシールであって、
    ほぼ回転側シール輪をカバーする高さまで上方延出される状態で前記ケース本体部の内径側に一体的立設状態で形成される堰止環壁を設けて、前記ケース本体部の上で前記静止側シール輪の傾斜周壁と前記堰止環壁との間に形成される一時回収室を形成し、前記導出路が前記一時回収室に連通する状態で前記ケース本体部に形成されており、
    前記貯留部が、フッ素樹脂製の前記チューブと、前記チューブを前記導出路に連通接続させる継手機構と、前記チューブの端部を閉塞する閉塞手段とで構成され、
    前記継手機構が、前記導出路に連通される内部流路及び外周の雄ネジ部を備えた状態でケーシング側の部材に設定される管状部と、外径側に隆起した環状大径部分を有したシール用のインナーリングと、前記雄ネジ部に螺合自在な雌ネジ部が形成されたユニオンナットとを有し、前記インナーリングの外周面と前記管状部の内周部との間に前記チューブの基端部が嵌装された状態における前記ユニオンナットの前記管状部の付根側への螺進による締付けにより、前記インナーリングの環状大径部分と前記チューブの内周部との間と、前記チューブの外周部と前記管状部の内周部との間とのうちの少なくとも一方が密着される密封部を形成する管継手構造を用いたものに構成され、
    前記閉塞手段が、前記端部を受け入れる受口部及びこの受口部内に設けられた少なくとも一箇所のシール面を有する合成樹脂製の蓋体と、前記端部に外嵌された状態で前記蓋体の受口部側端部に外嵌螺合自在なユニオンナットと、前記ユニオンナットの前記蓋体への螺進による締付けにより前記チューブをこれの外側から押圧し、この押圧作用によって前記端部と前記蓋体のシール面とが密着することで形成される少なくとも一箇所のシール部と、を有する管継手構造を用いたものに構成されている排出機構付メカニカルシール。
  2. 前記シール部が、前記蓋体の軸線方向の外方に向けて漸次拡径するテーパ面を前記受口部の入口より内奥に形成することで成るシール面と、前記端部にこれを断面山形状に拡径膨出させるように圧入されたインナーリングにおける前記端部から突出した突出部の先端に形成したテーパ面からなる突出端面との密着により形成されている請求項1に記載の排出機構付メカニカルシール。
  3. 前記シール部が、前記蓋体の受口部の入口に、前記蓋体の軸線に対して交差するテーパ面により構成されたシール面と、前記端部にこれを断面山形状に拡径膨出させるように圧入されたインナーリングの圧入部の斜面部に形成された内向きテーパ面と、の間に前記端部を傾斜状態で挟持自在に構成することによって形成されている請求項1又は2に記載の排出機構付メカニカルシール。
  4. 前記シール部が、前記蓋体の受口部の内奥の前記シール面よりも径方向外方に前記蓋体の軸線と平行に形成された環状溝部に、前記端部に圧入されたインナーリングの突出部の先端に形成された円筒部を嵌入自在に構成することによって形成されている請求項2又は3に記載の排出機構付メカニカルシール。
  5. 前記密封部が、前記管状部の先端部における内周部に、前記管状部の軸線に対して交差するテーパ面により構成されたシール面と、前記インナーリングの前記環状大径部分の斜面部に形成された内向きテーパ面との間に、前記基端部を傾斜状態に挟持することによって構成されている請求項1〜4の何れか一項に記載の排出機構付メカニカルシール。
  6. 前記インナーリングにおける前記環状大径部分よりも前記付根側の端部が前記管状部又は前記ケーシング側の部材に内嵌されており、その内嵌部分における前記管状部又は前記ケーシング側の部材と前記インナーリングとを、前記ユニオンナットの前記管状部の付根側への螺進による締付けによって密着する奥シール部が形成されている請求項1〜5の何れか一項に記載の排出機構付メカニカルシール。
  7. 前記奥シール部が、前記管状部又は前記ケーシング側の部材の軸線方向の外方に向けて漸次拡径するテーパ面より構成されるシール面と、前記インナーリングの端部に形成されたテーパ面からなる突出端面との密着によって形成されている請求項6に記載の排出機構付メカニカルシール。
  8. 前記奥シール部が、前記管状部又は前記ケーシング側の部材の前記シール面よりも径方向で外側において前記管状部の軸線と平行に形成された環状溝部に、前記インナーリングの端部に形成された円筒部を嵌入することで構成されている請求項7に記載の排出機構付メカニカルシール。
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