JP4637029B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像素子を備えた、例えば電子カメラ等の撮像装置及びその制御方法に関する。
従来の撮像装置においては、静止画である本撮影の前に、背面モニタに動画を表示して撮影者が構図の確認を行えるようにし、また、この時得られた画像を元にしてカメラが自動的にAF動作を行えるようになっている。この際の従来の撮像装置について、図を用いて以下に説明する。
図1は、撮像装置に具備される撮像素子の概略構成図であり、図5は、静止画撮影の際の撮像素子の動作を示すシーケンス図である。ここで、静止画撮影では、静止画画像として全ての画素データを読み出す時の動作を説明する。
図1は、XYアドレス型の走査方法を採る撮像素子205の構成を示したものである。101は、駆動の単位である1つの画素を示している。102は、光を電荷に変換するフォトダイオード(以下、このフォトダイオードを「PD」と称する)である。106は、電荷を一時的に蓄積しておく領域であるフローティングディフュージョン(以下、このフローティングディフュージョンを「FD」と称する)である。103は、転送パルスφTXによってPD102で発生した電荷をFD106に転送する転送スイッチである。107は、ソースフォロアとして機能する増幅MOSアンプである。108は、選択パルスφSELVによって画素を選択する選択スイッチである。109は、リセットパルスφRESによってFD106に蓄積された電荷を除去するリセットスイッチである。
111は、増幅MOSアンプ107の負荷となる定電流源である。115は、選択スイッチ108で選択された画素のFD106に蓄積された電荷を、増幅MOSアンプ107と定電流源111による電荷・電圧変換で電圧に変換された後、信号出力線110を経て画素データとして読み出す読み出し回路である。112は、読み出し回路115で読み出した画素データ(画素信号)を選択する選択スイッチであり、水平走査回路116によって駆動される。水平走査回路116によって選択された画素データは出力アンプ113で増幅されて撮像素子205から出力される。114は、スイッチ103,108,109を選択するための垂直走査回路である。ここで、φTX、φRES、φSELVのそれぞれにおいて、垂直走査回路114によって走査選択された第n番目の走査ラインをφTXn、φRESn、φSELVn、第n+1番目の走査ラインをφTXn+1、φRESn+1、φSELVn+1とする。図1には、便宜上、第n番目の走査ラインから第n+6番目の走査ラインまでを示している。また、FD106、増幅MOSアンプ107及び定電流源111により、「フローティングディフュージョンアンプ」が構成される。
図5には、静止画撮影の一括リセット全画素読み出し動作における駆動パルスと、当該駆動パルスに基づく撮像素子の動作シーケンスが示されている。なお、図5では、垂直走査回路114によって走査選択された第nラインから第n+6ラインに関して記述している。
一括リセット全画素読み出し動作では、第nラインから第n+6ラインの全てのラインにおいて、時刻t501からt502の間、φRESとφTXにパルスが印加され、転送スイッチ103及びリセットスイッチ109をオンにする。そして、第nラインから第n+6ラインの全画素に対してPD102とFD106に蓄積されている不要電荷を除去するリセット動作を行う。時刻t502で全ての転送スイッチ103がオフとなり、PD102に発生した電荷の蓄積動作が開始される。次に時刻t503からt504の間、φTXnにパルスが印加されて第nラインの画素の転送スイッチ103がオンし、当該画素のPD102に蓄積された電荷をFD106に転送する転送動作が行われる。なお、リセットスイッチ109は、この転送動作に先んじてオフにしておく必要があり、図5では、時刻t502で転送スイッチ103をオフしている。ここで、時刻t502からt503までが第nラインの蓄積時間となる。
第nラインの転送動作の終了に続いて、時刻t504からt505の間、φSELVnにパルスが印加されて選択スイッチ108がオンすることにより、FD106で保持した電荷が電圧に変換され、画素データ(画素信号)として読み出し回路115に出力される。読み出し回路115で一時的に保持された画素データは、水平走査回路116によって時刻t505より順次出力される。そして、時刻t506で第nラインにおける画素からの画素データの読み出しが完了する。ここで、この水平走査回路116は、シフトレジスタ回路として駆動させるだけでなく、所定の駆動パルスも発生させることも可能である。
第nライン目の画素データの出力が完了すると、続いて時刻t506からt507の間、φTXn+1にパルスが印加されて第n+1ラインの画素の転送スイッチ103がオンし、当該画素のPD102に蓄積された電荷をFD106に転送する転送動作が行われる。ここで、時刻t502からt506までが第n+1ラインの蓄積時間となる。第n+1ラインの転送動作の終了に続いて、時刻t507からt508の間、φSELVn+1にパルスが印加されて選択スイッチ108がオンすることにより、FD106で保持した電荷が電圧に変換され、画素データとして読み出し回路115に出力される。読み出し回路115で一時的に保持された画素データは、水平走査回路116によって時刻t508より順次出力される。そして、時刻t509で第n+1ラインにおける画素からの画素データの出力が完了する。
ここまでは、第nラインと第n+1ラインの動作について説明したが、第n+1ラインの読み出し完了後に、第n+2ラインから第n+6ラインまでについても同様の動作を行って蓄積、転送、読み出し動作を行うことができる。
このように、一括リセット全画素読み出し動作を行った場合、全画素一括でリセット動作を行いライン毎に順次読み出しを行うため、図5から明らかなようにライン毎に蓄積時間が異なってしまう。そこで、このようなシステムでは、露光量を制御するためのメカニカルなシャッタを別途用意し、時刻t502からt503の間で、当該シャッタの開閉動作を行う必要がある。
ここで、水平走査回路116の動作について、図8と図10を用いて説明する。なお、図8には、図10に示す水平走査回路116によって走査選択されたmラインからm+6ラインに関して記述している。
図10は、図1に示す読み出し回路115と水平走査回路116の詳細な構成を示す図である。
1001は、フローティングディフュージョンアンプの出力電圧を保持するための電圧保持容量である。1002は、φSELVによってフローティングディフュージョンアンプの出力と電圧保持容量1001とを繋ぐためのV選択スイッチ1002である。
図8は、水平走査回路116の動作を示すシーケンス図である。図8には、水平走査動作の駆動パルスと、当該駆動パルスに基づく水平走査回路116の動作シーケンスが示されている。
水平走査動作では、時刻t801からt802の間、最初にφSELVにパルスが印加されてV選択スイッチ1002がオンし、第mラインから第m+6ラインの全ての電圧保持容量1001に電圧が印加される。このφSELVには、図5でφSELVnからφSELVn+6のいずれかにパルスが印加された場合に、パルスが印加される回路構成となっている。よって、φSELVnからφSELVn+6のいずれかにパルスが印加されたときに、その1ライン分のフローティングディフュージョンアンプの出力が電圧保持容量1001に保持できる。
第mラインの電圧保持容量1001における保持電圧を出力アンプ113へ読み出しする場合、時刻t803からt804の間、つまりφSELHmにパルスが印加されている間、選択スイッチ112がオンする。この保持電圧の読み出しに先んじて、V選択スイッチ1002をオフにする必要がある。図8では、時刻t802でV選択スイッチ1002がオフされている。続いて、第m+1ラインから第m+6ラインまでの保持電圧を読み出す場合、図8のように、φSELHm+1からφSELHm+6までにパルスを順番に印加することで読み出し動作を行うことができる。以上のように、読み出し動作を行うことにより、センサ上の全ての画素の画素データを読み出すことができる。
次に、図6を用いて、動画用画像として間引いて画素データを読み出す時のローリング電子シャッタ動作を説明する。図6は、動画撮影の際に間引いて画素データを読み出す撮像素子の動作を示すシーケンス図である。一般的に、動画撮影の際に、静止画の時のように全ての画素データの読み出しを行うと、動画の表示が間に合わなくなってしまう。そこで、動画用画像を取り込むときには、画素データの間引き処理を行って短時間で読み出しを行い、動画表示に間に合わせるようにしている。
ローリング電子シャッタでの間引き動作では、第nラインにおいて、まず時刻t601からt602の間、φRESnとφTXnにパルスが印加されて、転送スイッチ103及びリセットスイッチ109がオンする。これにより、第nラインのPD102とFD106に蓄積されている不要電荷が除去されてリセット動作が行われる。続いて、時刻t602でφRESnとφTXnへのパルスの印加が解除されて、転送スイッチ103及びリセットスイッチ109がオフになり、PD102に発生した電荷の蓄積動作が開始される。次に、時刻t605からt606の間、φTXnにパルスが印加されて、転送スイッチ103がオンし、PD102に蓄積された電荷をFD106に転送する転送動作が行われる。ここで、時刻t602から時刻t605までが第nラインの蓄積時間となる。
第nラインの転送動作の終了に続いて、時刻t606からt607の間、φSELVnにパルスが印加されて選択スイッチ108がオンすることにより、FD106で保持した電荷が電圧に変換され、画素データ(画素信号)として読み出し回路115に出力される。読み出し回路115で一時的に保持された画素データは、水平走査回路116によって時刻t607より順次出力される。そして、時刻t608で第nラインにおける画素からの画素データの読み出しが完了する。
続いて、第n+1ラインと第n+2ラインでは、画素データの間引き処理により、リセット、転送、読み出し動作は行われない。そして、第n+3ラインにおいて、時刻t603からt604の間、φRESn+3とφTXn+3にパルスが印加されて、転送スイッチ103及びリセットスイッチ109がオンする。これにより、第n+3ラインのPD102とFD106に蓄積されている不要電荷が除去されてリセット動作が行われる。続いて、時刻t604でφRESn+3とφTXn+3へのパルスの印加が解除されて、転送スイッチ103及びリセットスイッチ109がオフになり、PD102に発生した電荷の蓄積動作が開始される。次に、時刻t608からt609の間、φTXn+3にパルスが印加されて、転送スイッチ103がオンし、PD102に蓄積された電荷をFD106に転送する転送動作が行われる。ここで、時刻t604から時刻t608までが第n+3ラインの蓄積時間となる。
第n+3ラインの転送動作の終了に続いて、時刻t609からt610の間、φSELVn+3にパルスが印加されて選択スイッチ108がオンすることにより、FD106で保持した電荷が電圧に変換され、画素データとして読み出し回路115に出力される。読み出し回路115で一時的に保持された画素データは、水平走査回路116によって時刻t610より順次出力される。そして、時刻t611で第n+3ラインにおける画素からの画素データの読み出しが完了する。
再び、第n+4ラインと第n+5ラインでは、画素データの間引き処理により、リセット、転送、読み出し動作は行われない。そして、第n+6ラインにおいて、第nライン(あるいは、第n+3ライン)と同様のリセット、転送、読み出し動作が行われる。また、水平走査回路116の動作については、図5を用いて説明した、静止画撮影の一括リセット全画素読み出し動作と同様である。
ここで、図6では、第nラインにおいて、時刻t605の転送開始から時刻t608の読み出し終了までをTreadとし、時刻t601から時刻t603までの時間をTwaitとする。他のラインにおいても同様に、転送開始から読み出し終了までの時間がTreadとなり、あるラインのリセット開始から次のラインのリセット開始までの間の時間がTwaitとなる。このように、各ラインにおいてTreadとTwaitが同じ時間になるようにすることで、全てのラインの蓄積時間を同じにすることができ、このように駆動させることをスリットローリングシャッタ制御と呼んでいる。図6に示す例では、垂直方向の画素の画素データを1/3に間引いて読み出した場合の動作を示している。しかし、同様な動作を行うことで、画素データを任意の1/nに間引いて読み出しを行うことができる。
次に、コントラストAF、いわゆる山登りAF時のセンサからの読み出しについて説明する。コントラストAFを行う場合、1枚の画像データではなく、連続的な画像データが必要となる。また、単位時間あたりの画像データの数が少ないとAFに時間がかかってしまうため、一般的には、画素データを間引いた画像の読み出しが行われる。このように、画素データが間引かれて読み出された画像データに対するAF評価値の算出は、以下のようにして行われる。
図3は、撮像素子205に対するAFエリア301の位置を示す図である。また、図11は、従来の撮像装置のAF評価値における算出の際の読み出し処理を示し、AFエリア301の左上部分を含む矩形領域302の拡大図である。ここで、図11には、動画用画像の生成において垂直方向の画素の画素データを1/5に間引いた場合を示している。従来の撮像装置では、撮像素子205により得られた画像の各画素データのうち、画像の中央部分に位置するAFエリア301のみの画素の画素データを読み出し、以下のようにしてAF評価値Vnを求める。
図11において、AFエリア301で読み出される各画素の画素値をv(x,y)で表し、その差分値をΔ(x,y)=v(x,y)−v(x+1,y)で表わすとき、AF評価値Vnは、次式で与えられる。ここで、x,yは、各画素を特定する行及び列方向のインデックスであり、x,yそれぞれが異なることによりAFエリア301の各画素を一意に指定することができる。
Vn=Σ|Δ(x,y)|
ここで、Σは、AFエリア301中でAF評価値Vnの算出の際に読み出される全画素を示すインデックスx,yについての和を表わす。すなわち、AF評価値Vnは、AFエリア301のコントラストを表わす値となっている。
図4は、AF評価値による合焦判定の様子を示す図である。
図4の横軸は、撮像レンズのレンズ位置を表わしており、左が遠側、右が近側となっている。図4の縦軸は、AF評価値Vnの値を示している。撮像レンズのレンズ位置を遠側から近側に所定ステップずつ(例えば、1ステップずつ)移動させていくと、AF評価値Vnが徐々に増加していく。そして、更に移動させていくと、AF評価値Vnが減少に切り替わり、この時、撮像レンズは合焦位置を通過している。そして、AF評価値Vnの減少への切り替わりを検知したら、撮像レンズの駆動方向を近側から遠側に反転してAF評価値Vnが最大になるポイントを検出し、そこで撮像レンズを停止する。このAF評価値Vnが最大になるポイントが合焦位置である。このようにAF評価値の最大値を検出するAF方式は、一般的に山登りAF(又は、TVAF(コントラスト検知オートフォーカス);例えば、特許文献1参照))と呼ばれており、デジタルスチルカメラではこのような山登り方式のAFを行うものが主流となっている。また、従来の撮像装置では、一般的に背面モニタ表示用の画像を用いて、この山登りAFを行っている。
特開2005−300631号公報
AF評価値を求める時に、動画用に垂直方向の画素の画素データが間引かれた画像を用いているため、水平方向にコントラストのある被写体においては、間引きがないため精度良くAF評価値を求めることが可能である。これに対して、垂直方向にコントラストのある被写体においては、間引き処理により画像が劣化しているため、AF評価値の精度が悪くなり、測距動作が行えなくなるという問題がある。
また、動画用の画像を用いてAF評価値を求める場合、動画の表示間隔よりも長い時間にわたる電荷の蓄積は行えないため、被写体が暗い場合には露光不足の画像となって、やはりAF評価値の精度が悪くなり、測距動作が行えなくなるという問題がある。さらに、AF評価値の精度を上げるために、動画用画像よりも少し明るめに露光時間を制御したいと考えても、動画用画像の露光時間から変更することはできない。
本発明は上述の問題点にかんがみてなされたものであり、焦点調節動作を最適に行うことを実現する撮像装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記の問題を解決するために、本発明の技術的特徴としては、複数の画素を有して構成され、被写体の光学像を光電変換して撮像信号を得る撮像手段と、前記撮像手段によって光電変換された各々の画素ごとの撮像信号を順次読み出す読み出し手段とを具備する撮像装置の制御方法であって、画像信号を生成するために、前記複数の画素の中で第1の領域に対応する画素から撮像信号を読み出し、前記画像信号を生成するための撮像信号の読み出しとは異なるタイミングで、合焦状態を検出するために、前記複数の画素の中で前記第1の領域とは異なる第2の領域に対応する画素から撮像信号を読み出すことを特徴とする。
本発明によれば、焦点調節動作を最適に行うことが可能となる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。ここで、本実施形態においては、本発明に係る撮像装置としてデジタルカメラを適用した場合の例について説明する。
図2は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ(撮像装置)200の概略構成図である。
図2において201は、被写体の光学像を前述の撮像素子205に結像させるレンズ部である。202は、被写体までの距離を測定する測距装置214と被写体の光量(輝度)を測定する測光装置213の出力信号に基づいて、レンズ部201に対してフォーカスレンズ制御や絞り制御などを行うレンズ駆動装置である。203は、一眼レフカメラに使用されるフォーカルプレーン型シャッタである。204は、シャッタ203の駆動を制御するシャッタ駆動装置である。
205は、レンズ部201により結像された被写体の光学像を光電変換する複数の画素を有し、画像の撮像を行う撮像素子であり、その詳細な構成は図1に示すものと同様である。206は、撮像素子205より出力される各画素データにおける画像信号の増幅や、アナログ−ディジタル変換を行うA/D変換、A/D変換後の画像データに各種の補正処理や圧縮処理等を行う画像信号処理回路である。
207は、後述の全体制御・演算部209による制御に基づき、撮像素子205及び画像信号処理回路206に各種のタイミング信号を出力する駆動手段であるタイミング発生部である。209は、各種の演算処理と当該デジタルカメラ200の全体を制御する全体制御・演算部である。208は、画像信号処理回路206から出力される画像データを一時的に記憶するためのメモリ部である。211は、画像データを記録するための半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体である。210は、画像データを記録媒体211に記録する、あるいは、画像データを記録媒体211から読み出すための記録媒体制御インターフェース部である。
212は、コンピュータ等の外部装置と通信を行うための外部インターフェース部である。213は、被写体の輝度を測定する測光装置である。214は、被写体までの距離を測定する測距装置である。215は、デジタルカメラ200の撮影状態、当該デジタルカメラ200が縦位置で構えられているか、横位置で構えられているかを検出する縦横検知装置である。216は、画像データに基づく画像を表示する表示装置である。
次に、撮影時のデジタルカメラ200の動作について説明する。
デジタルカメラ200のメイン電源がオンされると、コントロール系の電源がオンし、更に画像信号処理回路206などの撮像系回路の電源がオンする。その後、レリーズボタン(不図示)が半押しされると、露光量を制御するために全体制御・演算部209は、測光装置213に被写体輝度を測定させ、レンズ駆動装置202に当該被写体輝度の測定結果に応じたレンズ部201の絞り調整を行わせる。
また、動画を表示するために全体制御・演算部209は、シャッタ駆動装置204を制御してシャッタ203を開き、タイミング発生部207と画像信号処理回路206を制御して撮像素子205から動画用の画像信号を読み出す。この際、全体制御・演算部209は、撮像素子205で撮像した画像の画素データを間引いて読み出すように制御して、撮像素子205から動画用画像を生成するための動画用の画像信号を読み出す。そして、全体制御・演算部209は、画像信号処理回路206を制御して当該画像信号を処理し、当該処理により生成された画像データに基づく動画用画像を表示装置214に表示する。この動作を連続的に行うことにより表示装置214に動画が表示される。
同時に、測距を行うために全体制御・演算部209は、タイミング発生部207と画像信号処理回路206を制御して撮像素子205からAF評価用の画像信号を読み出す。この際、全体制御・演算部209は、動画用画像の生成の際に読み出されなかった画素データを撮像素子205から読み出すように制御して、AF評価用画像を生成するためのAF評価用の画像信号を読み出す。そして、全体制御・演算部209は、画像信号処理回路206を制御して当該画像信号を処理して、AF評価用画像の画像データを生成し、当該AF評価用画像の画像データに基づいて被写体との測距に係るAF評価値を演算して、被写体の合焦状態を検出する。
そして、レリーズボタン(不図示)が全押しされると、静止画を撮影するために全体制御・演算部209は、タイミング発生部207と画像信号処理回路206を制御して、撮像素子205から静止画用の画像信号を取り出して所定の処理を行う。そして、全体制御・演算部209は、当該所定の処理により生成された画像データを一旦メモリ部208に記録し、この記録された画像データを、記録媒体制御インターフェース210を介して記録媒体211に記録する。これで一連の撮像シーケンスが終了し、また元に戻る。
図7は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ(撮像装置)200の制御方法を示すシーケンス図である。この図7は、被写体との測距に係るAF評価値算出の際の撮像素子205における動作を示している。本実施形態に係るデジタルカメラ200では、表示装置216に表示する動画画像の生成においては図6に示すように間引いて読み出した画素データを用い、AF評価値の算出においては動画画像の生成の際に読み出されなかった(間引かれた)画素データを用いる。
図1に示す撮像素子205の第nラインは、図6で説明したように、すでに画素データの読み出しが完了している。そして、まず、第n+1ラインのリセット動作として、図7の時刻t701からt702の間、タイミング発生部207からφRESn+1とφTXn+1にパルスが印加される。これによって、リセットスイッチ109と転送スイッチ103がオンし、第n+1ラインのPD102とFD106に蓄積されている不要電荷が除去されてリセット動作が行われる。
続いて、時刻t702でタイミング発生部207からのφRESn+1とφTXn+1へのパルスの印加が解除されて転送スイッチ103及びリセットスイッチ109がオフになり、PD102に発生した電荷の蓄積動作が開始される。この後も同様の動作を行い、第n+2ライン、第n+4ライン及び第n+5ラインのリセット動作を順次行う。
次に、時刻t705からt706の間、タイミング発生部207からφTXn+1にパルスが印加されて、転送スイッチ103がオンし、PD102に蓄積された電荷をFD106に転送する転送動作が行われる。ここで、時刻t702から時刻t705までが第n+1ラインの蓄積時間となる。
第n+1ラインにおける転送動作の終了後、時刻t706からt707の間、タイミング発生部207からφSELVn+1にパルスが印加されて選択スイッチ108がオンする。これによって、FD106で保持した電荷が増幅MOSアンプと定電流源111により電圧に変換され、画素データ(画素信号)として読み出し回路115に出力される。読み出し回路115で一時的に保持された画素データは、水平走査回路116によって時刻t707より順次出力される。そして、時刻t708で第n+1ラインにおける画素からの画素データの読み出しが完了する。第n+2ライン、第n+4ライン及び第n+5ラインの画素データの読み出しについても、上述した第n+1ラインの場合と同様に行われる。
ここで、図7では、第n+1ラインにおいて、時刻t705の転送開始から時刻t708の読み出し終了までをT1readとし、時刻t701から時刻t703までの時間をT1waitとする。他のラインにおいても同様に、転送開始から読み出し終了までの時間がT1readとなり、あるラインのリセット開始から次のラインのリセット開始までの間の時間がT1waitとなる。ここで、T1readとT1waitが同じ時間になるようにしないと、蓄積時間が一定とならない。
次に、本実施形態に係るデジタルカメラ200の水平走査回路116の動作について、図9と図10を用いて説明する。なお、図9には、図10に示す水平走査回路116によって走査選択されたmラインからm+6ラインに関して記述している。
図10は、前述したように、図1に示す読み出し回路115と水平走査回路116の詳細な構成を示す図である。図9は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ200の水平走査回路116の動作を示すシーケンス図であり、特に、撮像素子205で撮像した画像の一部を読み出す場合の動作を示している。
水平走査動作では、時刻t901からt902の間、最初にタイミング発生部207からφSELVにパルスが印加されてV選択スイッチ1002がオンし、第mラインから第m+6ラインの全ての電圧保持容量1001に電圧が印加される。このφSELVには、φSELVnからφSELVn+6のいずれかにパルスが印加された場合に、パルスが印加される回路構成となっている。よって、φSELVnからφSELVn+6のいずれかにパルスが印加されたときに、その1ライン分のフローティングディフュージョンアンプの出力が電圧保持容量1001に保持できる。
第m+2ラインの電圧保持容量1001における保持電圧を出力アンプ113へ読み出しする場合、時刻t903からt904の間、つまりφSELHm+2にパルスが印加されている間、選択スイッチ112がオンする。この保持電圧の読み出しに先んじて、V選択スイッチ1002をオフにする必要がある。図9では、時刻t902でV選択スイッチ1002がオフされている。続いて、第m+3ライン目から第m+4ラインまでの保持電圧を読み出す場合、図9のように、φSELHm+2、φSELHm+4にパルスを順番に印加することで読み出し動作を行うことができる。以上のように、読み出し動作を行うことにより、センサ上の一部の画素の画素データのみを読み出すことができる。
次に、本実施形態に係るデジタルカメラ200のAF評価値の算出の際の読み出し処理について、図3と図12を用いて説明する。
図3は、前述したように、撮像素子205に対するAFエリア301の位置を示す図である。図12は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ200のAF評価値における算出の際の読み出し処理を示し、AFエリア301の左上部分を含む矩形領域302の拡大図である。ここで、図12には、動画用画像(第1の画像)の生成において垂直方向の画素の画素データを1/5に間引いた場合を示している。本実施形態に係るデジタルカメラ200では、撮像素子205により得られた画像の各画素データのうち、画像の中央部分に位置するAFエリア301のみの画素の画素データを読み出す。この読み出しにより、被写体との測距に係るAF評価値の算出用のAF評価用画像(第2の画像)が生成される。そして、以下のようにしてAF評価値Vnを求める。
本実施形態に係るデジタルカメラ200では、図12に示すように、AF評価値Vnの算出の際に、AFエリア301内の画素の画素データのうち、動画用画像の生成の際に読み出されなかった(間引かれた)画素の画素データを読み出す。
図12において、AF評価値Vnの算出の際に読み出される各画素の画素値をv(x,y)で表し、その差分値をΔ(x,y)=v(x,y)−v(x+1,y)で表わす。ここで、x,yは、各画素を特定する行及び列方向のインデックスであり、x,yそれぞれが異なることによりAFエリア301の各画素を一意に指定することができる。このように、xを変えて差分を計算した場合、水平方向(横方向)のコントラスト値を計算することになり、縦線の被写体に焦点を合わせることができる。
また、垂直方向(縦方向)の画素をほとんど間引いていないので、その差分値をΔ(x,y)=v(x,y)−v(x,y+1)としてyを変えて差分値を計算した場合、縦方向のコントラスト値を計算することになり、横線の被写体にも焦点を合わせることができる。
どちらの場合でも、AF評価値Vnは次式で与えられる。
Vn=Σ|Δ(x,y)|
ここで、Σは、AFエリア301中でAF評価値Vnの算出の際に読み出される全画素を示すインデックスx,yについての和を表わす。すなわち、AF評価値Vnは、AFエリア301のコントラストを表わす値となっている。
これ以降は、従来と同じ動作でAFを行うことができる。本実施形態では、AF評価値Vnの算出を、AF評価用画像における縦方向及び横方向の異なる方向の画素データに対して行うようにしている。この際、AF評価値Vnの算出をソフトではなく、ICなどハードウエア(不図示)で行う場合、一方向しか演算ができないことが考えられる。このような場合には、一旦、AF評価用画像をメモリ208に読み出して、当該メモリ上で当該AF評価用画像を90°回転させてからハードウエアで演算を行うことにより、両方向のAF評価値の演算を行うことが可能となる。さらに、このような演算を行うことにより、AF一眼レフカメラによくある、クロスタイプのAFセンサ(縦線/横線どちらの被写体でも測距を行えるセンサ)と同様の機能を実現することが可能となる。
図13は、動画用画像の読み出しとAF評価用画像の読み出しのタイミングの第1の例を示す模式図である。図13において、上(奥)が画素領域であるCMOSセンサの上部、下(手前)がCMOSセンサの下部を示し、横軸が時間となっている。また、CMOSセンサの左右については示していない。
1301の平行四辺形は、動画用画像1枚分の蓄積と読み出しを示し、特に、1303の部分は、動画用画像の読み出しを示している。同様に、1302の平行四辺形は、AF評価用画像1枚分の蓄積と読み出しを示し、特に、1304の部分は、AF評価用画像の読み出しを示している。ここで、それぞれの平行四辺形の横の長さが画像の蓄積時間を示している。よって、図13においては、動画用画像とAF評価用画像の蓄積時間は同じになっている。図10に示す構成の場合、動画用画像の読み出しとAF評価用画像の読み出しとは同じ読み出し回路を用いることになるので、同じタイミングで読み出しを行うことができない。そこで、図13に示したように、動画用画像の読み出しとAF評価用画像の読み出しとを異なるタイミングで交互に行うことで両画像の読み出しを行っている。ここでは、画像1枚分の蓄積と読み出しについて説明を行ったが、図6及び図7に示す動作を繰り返すことにより、画像を連続して読み出すことができる。
図14は、動画用画像の読み出しとAF評価用画像の読み出しのタイミングの第2の例を示す模式図である。この図14に示す場合は、特に、被写体の輝度が低く暗い場合のタイミングを示している。図14において、上(奥)が画素領域であるCMOSセンサの上部、下(手前)がCMOSセンサの下部を示し、横軸が時間となっている。また、CMOSセンサの左右については示していない。
図13と同様に、1401の平行四辺形は、動画用画像1枚分の蓄積と読み出しを示し、特に、1403の部分は、動画用画像の読み出しを示している。また、1402の平行四辺形は、AF評価用画像1枚分の蓄積と読み出しを示し、特に、1404の部分は、AF評価用画像の読み出しを示している。ここで、それぞれの平行四辺形の横の長さが画像の蓄積時間を示している。被写体が暗い場合でも、動画用画像は、所定の周期で読み出さないと動きがカクカクして滑らかでは無くなってしまう。そのため、画像が暗く蓄積時間が足りないことがわかっていても、動画として見せるため周期的に読み出し、暗くならないようにゲインをあげることが必要になる。この際、無理矢理ゲインを上げるためノイズの多い画質となってしまう。
これに対して、AF評価用画像は、ユーザに見せる必要がないということや、暗くノイズの多い画像ではAFの精度が低下してしまうということから、図14に示すように、AF評価用画像の蓄積時間を動画用画像の蓄積時間よりも長くする。これにより、適正露出のAF評価用画像を得ることができる。これは、動画用画像とAF評価用画像を別のタイミングで読み出しているため、可能となっている。このようにすることで、暗い被写体でもAF精度の低下を回避して当該被写体への焦点合わせが行える。
図15は、動画用画像の読み出しとAF評価用画像の読み出しのタイミングの第3の例を示す模式図である。この図15に示す場合は、特に、被写体の輝度が高く明るい場合のタイミングを示している。図15において、上(奥)が画素領域であるCMOSセンサの上部、下(手前)がCMOSセンサの下部を示し、横軸が時間となっている。また、CMOSセンサの左右については示していない。
図13及び図14と同様に、1501の平行四辺形は、動画用画像1枚分の蓄積と読み出しを示し、特に、1503の部分は、動画用画像の読み出しを示している。また、1502の平行四辺形は、AF評価用画像1枚分の蓄積と読み出しを示し、特に、1504の部分は、AF評価用画像の読み出しを示している。ここで、それぞれの平行四辺形の横の長さが画像の蓄積時間を示している。被写体が明るい場合には、蓄積時間を短くしないと露光量がオーバーしてしまうので、図15に示すように短くする処理が必要であるが、図6及び図7に示す画素のリセットタイミングを変えることで対応できる。このように、明るい高輝度の被写体でも、図15に示すように、動画用画像、AF評価用画像ともに蓄積時間を短くすることで適正露光の画像を得ることが可能となり、AF精度を落とさずに当該被写体への焦点合わせが行える。この際、全体制御・演算部209において、AF評価用画像の生成に用いる画素データが所定の輝度になるように、具体的にAF評価用画像の露光量が動画用画像よりも多くなるように制御して、AF評価値の精度を少しでも向上させるようにすることも可能である。
本実施の形態によれば、TVAFにおいて、縦横のいずれかにコントラストのある被写体でもAF評価値を精度良く求めることができるため、どちらの方向でも測距動作を最適に行えるようになり、苦手な方向がなくなる。また、動画用画像とは独立して、AF評価用画像を読み出すようにすることにより、AF評価用画像に対して動画用画像の表示間隔よりも長い時間、電荷の蓄積を行うことが可能となる。これにより、被写体が暗い場合でもAF評価値を精度良く求めることができる。さらに、動画用画像とは独立して、AF評価用画像を読み出すようにすることにより、AF評価値の精度を向上させるために、動画用画像よりも少し明るめに露光時間を制御することも可能である。
以上のように、上述の構成にすれば、AF評価値の精度の低下を回避できるので、高精度の焦点調節動作が行える。なお、本実施の形態では、動画撮像の際のAF評価値の取得方法について説明したが、これに限るものではない。例えば、複数の静止画を連続して取得する際に、複数の画素中で第1の領域に対応する画素からの撮像信号に基づいて静止画を得て、第1の領域とは異なる第2の領域に対応する画素からの撮像信号に基づいてAF評価値を求めるように構成しても良い。
撮像装置に具備される撮像素子の概略構成図である。 本発明の実施形態に係るデジタルカメラ(撮像装置)の概略構成図である。 撮像素子に対するAFエリアの位置を示す図である。 AF評価値による合焦判定の様子を示す図である。 静止画撮影の際の撮像素子の動作を示すシーケンス図である。 動画撮影の際に間引いて画素データを読み出す撮像素子の動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係るデジタルカメラ(撮像装置)の制御方法を示すシーケンス図である。 水平走査回路の動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係るデジタルカメラの水平走査回路の動作を示すシーケンス図である。 図1に示す読み出し回路と水平走査回路の詳細な構成を示す図である。 従来の撮像装置のAF評価値における算出の際の読み出し処理を示し、AFエリアの左上部分を含む矩形領域の拡大図である。 本発明の実施形態に係るデジタルカメラのAF評価値における算出の際の読み出し処理を示し、AFエリアの左上部分を含む矩形領域の拡大図である。 動画用画像の読み出しとAF評価用画像の読み出しのタイミングの第1の例を示す模式図である。 動画用画像の読み出しとAF評価用画像の読み出しのタイミングの第2の例を示す模式図である。 動画用画像の読み出しとAF評価用画像の読み出しのタイミングの第3の例を示す模式図である。
符号の説明
101 画素
102 フォトダイオード(PD)
103 転送スイッチ
106 フローティングディフュージョン(FD)
107 増幅MOSアンプ
108 選択スイッチ
109 リセットスイッチ
110 信号出力線
111 定電流源
112 選択スイッチ
113 出力アンプ
114 垂直走査回路
115 読み出し回路
116 水平走査回路
200 デジタルカメラ
201 レンズ部
202 レンズ駆動装置
203 シャッタ
204 シャッタ駆動装置
205 撮像素子
206 画像信号処理回路
207 タイミング発生部
208 メモリ部
209 全体制御・演算部
210 記録媒体制御I/F部
211 記録媒体
212 外部I/F部
213 測光装置
214 測距装置
215 縦横検知装置
216 表示装置

Claims (5)

  1. 複数の画素で被写体像を光電変換して各々の撮像信号を蓄積して取得する撮像手段と、
    前記複数の画素の中で第1の領域に対応する画素から取得された撮像信号に基づいて画像信号を生成する生成手段と、
    前記複数の画素の中で前記第1の領域とは異なる第2の領域に対応する画素から取得された撮像信号に基づいて合焦状態を検出する検出手段と、
    前記第1の領域に対応する画素の撮像信号の出力と、前記第2の領域に対応する画素の出力を異なるタイミングで行うように撮像信号の読み出しを制御する制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記検出手段による合焦状態の検出は、前記第2の領域の撮像信号における複数の異なる方向のコントラスト状態を検出することにより行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の領域に対応する画素の撮像信号の出力と、前記第2の領域に対応する画素の出力を異なる間隔で行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記検出手段での合焦状態検出に用いる撮像信号が所定の光量になるように蓄積制御をすることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 複数の画素を有して構成され、被写体の光学像を光電変換して撮像信号を得る撮像手段と、前記撮像手段によって光電変換された各々の画素ごとの撮像信号を順次読み出す読み出し手段とを具備する撮像装置の制御方法であって、
    画像信号を生成するために、前記複数の画素の中で第1の領域に対応する画素から撮像信号を読み出し、
    前記画像信号を生成するための撮像信号の読み出しとは異なるタイミングで、合焦状態を検出するために、前記複数の画素の中で前記第1の領域とは異なる第2の領域に対応する画素から撮像信号を読み出すことを特徴とする撮像装置の制御方法。
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