JP4636428B2 - 多変数伝送器及び多変数伝送器の演算処理方法 - Google Patents

多変数伝送器及び多変数伝送器の演算処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、プロセスより検出される各種の物理量信号を入力し、種々の演算処理を実行する多変数伝送器に関する。
多変数伝送器に関連する先行技術文献としては次のものがある。
米国特許第5495769号明細書 米国特許第6529847号明細書 "Advanced Sensor Technology Key to New Multivariable Transmitter" Foxboro InterKama−ISA TECH Sessions(Paper Session) 1 November 1999
また、本発明の実施形態で採用する振動式圧力センサに関連する先行技術文献としては次のものがある。
特公平8−10169号公報
一般的な多変数伝送器は、プロセスより検出される複数の物理量信号を入力してマイクロプロセッサにより質量流量を演算し、例えば、4−20mAのアナログ電流信号として2線式伝送線へ出力する、または、通信規格に基づくプロトコルによる通信手段を有し、演算処理結果等のディジタル情報をフィールド・バスへ出力するものである。
また、このような多変数伝送器は、図示しない上位装置からチューニング・パラメータ等の情報、データを取得する。
図6は、多変数伝送器の従来の例を機能ブロック図として示す図である。
この図の例では、パイプPにオリフィス等の絞り機構Kを設け、多変数伝送器1は、流体Fの上流側圧力P1及び下流側圧力P2を物理量として検出し、流量信号Foutを出力する。
詳しくは、多変数伝送器1は、上流側圧力P1と下流側圧力P2との差圧を検出する差圧センサ2、上流側圧力P1を基準圧力とし真空圧力との差を検出する静圧センサ3を備え、更に、パイプP中の流体Fの温度を検出するプロセス温度センサ4を接続する。
これらの差圧センサ2、静圧センサ3、プロセス温度センサ4による検出信号は、物理量として多変数伝送器1に導かれ、それぞれA/D変換器10,11,12によりディジタル信号d1,d2,d3に変換され、第1,第2のマイクロプロセッサ13,14に供給されて演算処理される。
尚、差圧センサ2、静圧センサ3は、差圧検出用ダイアフラム、静圧検出用ダイアフラムの2個のダイアフラム・センサに、パイプPに設置された絞り機構Kの前後の圧力(上流側圧力P1、下流側圧力P2)及び真空圧を図6のような配管で導き、1個のダイアフラム(差圧検出用ダイアフラム)で差圧、もう1個のダイアフラム(静圧検出用ダイアフラム)で静圧を測定する。
上記した特許文献1では、独立した導管によって物理的に異なる2種類の容量式差圧用ダイアフラムと、ストレインゲージ式静圧用ダイアフラムとに対して、絞り機構Kの前後の圧力を導いている。
また、上記の非特許文献1には、シリコンエッチングによりダイアフラム・センサを形成しているが、ダイアフラムの一部の内部に真空室を設けることにより、実質的に2個のダイアフラム構造のセンサが表わされている。
即ち、差圧センサ相当のダイアフラム部には上流側圧力P1及び下流側圧力P2を導き、静圧センサ相当のダイアフラム部には上流側圧力P1及び真空室の真空圧を導く構造である。この場合、検出素子としてはストレインゲージ式である。
さて、図6の例に戻り、2個の差圧センサ2、静圧センサ3から得られる差圧信号、静圧信号は、A/D変換され、第1のマイクロプロセッサ(図では、MPU手段1)13へ与えられる。
第1のマイクロプロセッサ13は、差圧センサ2及び静圧センサ3からの出力信号に対応するディジタル信号d1,d2を入力し、差圧ディジタル信号d4及び静圧ディジタル信号d5を演算処理して出力する。
第2のマイクロプロセッサ(図では、MPU手段2)14は、差圧ディジタル信号d4及び静圧ディジタル信号d5、それからプロセス温度センサ4からのプロセス温度(流体Fの温度)に関連するディジタル信号d3を入力して流量値演算処理を実行し、質量流量に関連するディジタル信号d6を出力する。
また、プロセス温度センサ4は測温抵抗体(RTD,Pt100)で形成する。そして、A/D変換器12は、測温抵抗体の抵抗値に相当するディジタル信号d3を生成する。また、第2のマイクロプロセッサ14は、抵抗値であるディジタル信号d3から温度値を算出する。
詳しくは、第2のマイクロプロセッサ14は、IEC演算式に基づき、初期値を算出し、逐次比較法を3回実施して温度値を算出する。そして、この演算方法によれば、−200℃から850℃における温度値の最大誤差(温度誤差)は0.023℃程度となる。
出力部15は、質量流量に関連するディジタル信号d6を入力してD/A変換し、質量流量のスパンに対応した流量信号Foutに変換して、2線式伝送線またはフィールド・バス等へ伝送する。
第3のマイクロプロセッサ(図では、MPU手段3)16は、通信プロトコルにより、多変数伝送器1と、図示しない上位装置との間の通信処理を実行するブロックである。また、第3のマイクロプロセッサ16と第2のマイクロプロセッサ14は、通信データd7を授受する。
このような構成の多変数伝送器では、次のような問題があった。
(1)3個のマイクロプロセッサを用いて差圧値・静圧値演算処理、流量値演算処理、通信処理を実施しており、部品点数が多く、コストがかかっていた。
(2)差圧値・静圧値演算処理、流量値演算処理、通信処理の各処理を、個別のマイクロプロセッサにより実施しているため、相互の情報を有効に生かした処理が不可能であった。
(3)3個のマイクロプロセッサにより、差圧値・静圧値演算処理、流量値演算処理、通信処理までシーケンシャルに処理を行なうため、データの同時性が悪く、応答性が悪かった。
(4)上流側圧力P1及び下流側圧力P2を差圧センサ2へ、更に、上流側圧力P1及び真空圧を静圧センサ3へ供給する構造、または、真空室の真空圧を導く構造を採用するため、導管の配置が複雑になっていた。
(5)差圧センサ2、静圧センサ3は、アナログ信号を出力するブロックであるので、温度等、環境条件によってその出力がドリフトすることがあり、また、各々の差圧センサ2、静圧センサ3について、A/D変換器10,11を設置しなければならず、部品点数の増加、一層のコスト高を招いていた。
また、第2のマイクロプロセッサ14は、温度値を算出するために、多大な演算を実施する必要があるため、コストが高くなるという課題がある。
さらに、IEC演算式について、回帰曲線近似による多項式近似を用いても演算時間を大幅に減らすことができないという課題がある。
詳しくは、IEC演算式を6次の回帰曲線で近似すると、演算時間を半分程度にできるが、温度誤差が倍程度になる。よって、演算時間と温度誤差とはトレードオフとなる。
また、多変数伝送器は、小形で低消費電力であることが要求される。
従って、本発明が解決しようとする課題は、部品点数を削減して装置全体のコストを最小とするとともに、各演算処理のデータ相互利用と同時性を向上させ、信頼性を向上した多変数伝送器を実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明の構成は次の通りである。
(1)プロセスより検出される複数の物理量信号を入力して複数の演算処理を実行する多変数伝送器において、
複数の演算周期毎に実行する演算処理項目を選択することにより各演算周期における演算処理の負荷配分を設定可能な演算選択スイッチ手段を有し、高い優先度の演算処理は全ての演算周期に対して1処理単位を実行し、中程度の優先度の演算処理はスキップした演算周期に対して1処理単位を実行し、低い優先度の演算処理は1処理単位を複数に分割した上で分割された演算処理を複数の演算周期で順次実行し、優先度に基づいて各演算周期における負荷を平準化する1台のマイクロプロセッサ手段を備え、
前記複数の演算処理は、
センサからのデータの取得処理を前記高い優先度で行なうセンサデータ取得処理と、
該センサデータ取得処理出力に基づいて被測定流体にかかる差圧値及び静圧値を前記中程度の優先度で算出する演算処理と、
被測定流体にかかるプロセス温度値の演算を前記低い優先度で実行するプロセス温度値演算処理と、
前記中程度の優先度で、前記差圧値及び前記静圧値並びに前記プロセス温度値に基づいて被測定流体の流量を算出するとともに被測定流体の密度の補正を行い、質量流量値を算出する流量値演算処理と
からなることを特徴とする多変数伝送器。
(2)前記演算処理は、前記中程度の優先度で、通信により物理量データまたは演算処理されたデータを上位装置に伝送するとともに上位装置側からの各種データを取得する通信処理演算を含むことを特徴とする(1)に記載の多変数伝送器。
(3)前記物理量を検出するセンサは、1個の感圧ダイアフラムを有し演算により差圧値及び静圧値を検出する振動式圧力センサであることを特徴とする(1)または(2)のいずれかに記載の多変数伝送器。
(4)前記センサは、第1の共振周波数、第2の共振周波数を出力する振動式圧力センサを用いることを特徴とする(3)に記載の多変数伝送器。
(5)前記プロセス温度中に配置する測温抵抗体と、前記測温抵抗体の抵抗値及び前記抵抗値に対応する温度値を格納する不揮発性のデータテーブルとを備えると共に、前記マイクロプロセッサ手段は、前記抵抗値と前記データテーブルとに基づく補間演算により温度値を算出する(1)乃至(4)の何れかに記載の多変数伝送器。
(6)前記データテーブルは前記抵抗値を均等間隔に形成し、前記補間演算は1次補間式を用いることを特徴とする(5)記載の多変数伝送器。
(7)プロセスより検出される複数の物理量信号を入力して複数の演算処理を実行する多変数伝送器の演算処理方法において、
複数の演算周期毎に実行する演算処理項目を選択することにより各演算周期における演算処理の負荷配分を設定するステップ、
センサからのデータの取得処理を高い優先度で行なうステップ、
前記取得処理したデータに基づいて被測定流体にかかる差圧値及び静圧値を中程度の優先度で算出するステップ、
測定流体にかかるプロセス温度値の演算を低い優先度で実行するステップ、
中程度の優先度で、前記差圧値及び前記静圧値並びに前記プロセス温度値に基づいて被測定流体の流量を算出するとともに被測定流体の密度の補正を行い、質量流量値を算出するステップを備え、
前記高い優先度の演算処理は全ての演算周期に対して1処理単位を実行し、前記中程度の優先度の演算処理はスキップした演算周期に対して1処理単位を実行し、前記低い優先度の演算処理は1処理単位を複数に分割した上で分割された演算処理を複数の演算周期で順次実行し、優先度に基づいて各演算周期における負荷を平準化することを特徴とする多変数伝送器の演算処理方法。



以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
(1)通常の伝送器の差圧値演算処理に加えて1個のマイクロプロセッサを用いて静圧値演算処理、流量値演算処理、通信処理を実施するために、部品点数が少なく、コストを低くすることができる。
(2)各処理を1個のマイクロプロセッサにて実施しているため、各処理の有機的な制御が可能である。即ち、演算選択スイッチ手段の機能により、各処理を最適な処理時間で実行することが容易となる。
具体的には、センサからのデータ取得処理、差圧値・静圧値演算処理、流量値演算処理、通信処理等、重要な処理に多くの処理時間を設定し、応答速度がそれほど要求されないプロセス温度値演算処理には少ない処理時間を設定する等、必要に応じてマイクロプロセッサの負荷配分をするため、より効率のよい演算処理を実施することができる。
また、1個のマイクロプロセッサにより、差圧・静圧値演算処理,流量値演算処理,通信処理までを分割処理を含む最適負荷配分で実行しているために、データの同時性がよく、応答性が向上する。
(3)差圧センサ、圧力センサとして1個の振動式圧力センサを用いるようにしたので、センサ部の部品点数も少なくすることができ、流体から圧力を導く配管も簡素となり、従来のように複雑にしないでよい。
更に、振動式圧力センサは、第1の共振周波数信号fc、第2の共振周波数frを出力してこれらの信号に基づいて差圧、静圧を算出するので、従来のようにそれぞれのセンサにA/D変換器を設置する必要はなく、また、信号の形態もアナログ信号でなく、周波数信号であるため、従来のもののように温度等の環境からの影響を受けることはない。
以下、本発明を図面により詳細に説明する。
図1は本発明を適用した多変数伝送器の一実施形態を示す機能ブロック図である。
この図で、図6で説明した従来の多変数伝送器と同一要素には同一符号を付し、説明を省略する。以下、本発明の特徴部につき説明する。
図1において、本発明では、振動式圧力センサ20を用い、パイプPの絞り機構Kの前後に流れる流体Fの上流側圧力P1、下流側圧力P2に関連する信号を感圧ダイアフラムの第1共振周波数信号fc及び第2共振周波数信号frにより出力する。
このような振動式圧力センサ20の詳しい構成並びに動作原理については、前述の特許文献2に詳細に開示されているので、ここではその説明を省略する。
また、本発明の多変数伝送器1において、1個の統合処理用マイクロプロセッサ手段100は、振動式圧力センサ20からの振動子出力を第1共振周波数信号fc及び第2共振周波数信号frをディジタル信号として入力するとともに、プロセス温度センサ4より流体Fの温度に関連するディジタル信号d3を入力する。
プロセスより検出されるこれら複数の物理量に関連するディジタル信号は、1個の統合処理用マイクロプロセッサ手段100の時分割処理機能により演算処理され、質量流量に関するディジタル信号d8を出力部15に渡す。
統合処理用マイクロプロセッサ手段100において、センサデータ取得処理部101は振動式圧力センサ20からのディジタル信号(第1共振周波数信号fc及び第2共振周波数信号fr)を定周期で取得して更新する。
差圧値・静圧値演算処理部102は、取得したディジタル信号(第1共振周波数信号fc及び第2共振周波数信号fr)に基づいて流体の差圧値及び静圧値を求める演算処理を行なう。
流量値演算処理部103は、算出された差圧値及び静圧値と、プロセス温度値とを用いて流体の流量を算出するとともに、流体Fの密度の補正を行い、質量流量を演算してディジタル信号d8を出力部15に渡す。
通信処理部104は、通信により、統合処理用マイクロプロセッサ手段100に入力される物理量データや演算処理されたデータを上位装置に伝送するとともに、上位装置側からのパラメータ・チューニング・データ等を取得する。
プロセス温度値演算処理部105は、プロセス温度センサ3、A/D変換器12からのディジタル信号d3に基づき、流体Fのプロセス温度値を演算する。
このような本発明における演算処理の特徴の第1は、演算選択スイッチ手段106の設置である。この演算選択スイッチ手段106は、ユーザにより、演算周期毎に実行する複数の処理項目の順次、処理項目の任意設定、または選択するように構成する。これにより、周期毎に、処理が必要のない演算をスキップさせることが可能となる。
この演算選択スイッチ手段106は、各演算処理を最適な処理時間で実行することを容易とする。具体的には、各センサからのデータ取得処理、差圧値・静圧値演算処理、流量値演算処理、通信処理等の重要度の高い処理(優先度の高い処理)に多くのマイクロプロセッサ処理時間をあて、応答速度がそれほど要求されない重要度の低い(優先度の低い処理)プロセス温度値演算処理には少ないマイクロプロセッサ処理時間で行なう等、必要に応じて、または処理の重要度に応じて、マイクロプロセッサの負荷配分を設定する。これにより、効率のよい演算処理を実施することができる。
更に本発明における演算処理の特徴の第2は、プロセス温度値演算処理等のような時定数の長い処理を複数の演算周期に分割して実行する機能を設定した点である。この機能により、演算選択スイッチ手段106の機能と同様に、必要に応じてマイクロプロセッサの負荷を配分し、効率のよい演算処理を実施することができる。
図2は、演算選択スイッチ手段106による選択と、分割処理機能とを組み合わせた設定例を示すテーブルであり、この例によれば、4回の演算周期における、各演算処理の実行(“1”で表示)とスキップ(ブランク表示)を表している。
このテーブルにより明らかなように、振動式圧力センサ20からのデータ取得処理は、重要度が高いために毎回実行、重要度が中程度の差圧値及び静圧値演算処理は1回目と3回目、流量値演算処理及び通信出力は2回目と4回目に実行される。
更に、重要度の低いプロセス温度値演算処理は、処理が4回に分割される。即ち、プロセス温度値演算処理1−4は1回目から4回目までに分割処理される。
このような演算選択と分割処理の配分によれば、各演算周期における処理項目は4つの処理に平準化され、マイクロプロセッサ負荷配分を最適とすることが可能である。尚、このテーブルの例では、プロセス温度値演算処理を1から4の4分割としたが、任意の数の分割が可能である。
図3は、統合処理用マイクロプロセッサ手段100による処理手順を時系列的に示したフローチャートである。
このフローチャートにあって、はじめに、ステップS1では演算選択スイッチ106の設定、即ち、演算の順序、処理時間、処理の分割数等の設定を行う。
ステップS2では、振動式圧力センサ20からのデータの取得処理を行なう。図1に表わした実施例では、振動式圧力センサ20の第1共振周波数信号fc及び第2共振周波数信号frの読み込みを行なう。更に、プロセス温度センサ4からは流体Fに関する温度データを取得する。
ステップS3,S5,S7,S9のチェックで演算選択スイッチ106により演算実行が指定された場合には、ステップS4の差圧値演算処理、ステップS6の静圧値演算処理、ステップS8の流量値演算処理、ステップS10の通信出力の処理が実行される。
ステップS9のチェックまで演算実行が指定されず、ステップS11のチェックで演算選択スイッチ106により演算実行が指定された場合には、ステップS12aで1回目のプロセス温度値演算処理1が実行され、この1周期の処理が終了する。
プロセス温度値演算処理2以降のステップS12b,S12c,・・・,S12nは、この例では、プロセス温度値演算処理がn回に分割されていて、各処理周期毎に順次実行される。
以上のようにして、本発明の多変数伝送器は、1個のマイクロプロセッサを搭載するだけで複数の演算処理を効率よく実行することができ、部品点数を少なくすることができる。
また、差圧センサ、圧力センサとして振動式圧力センサを用いているので、図1に示すように、配管の設置も複雑でなくなり、その出力も共振周波数信号fc,frであるので、アナログ値でなく温度ドリフト等の影響を受けることはない。
以下に、前述のプロセス温度値演算処理部105における演算について詳しく説明する。プロセス温度値演算処理部105は、n個の抵抗値と温度値との対からなる不揮発性の記憶手段であるデータテーブル(図示せず)を備える。
図4を用いてこのデータテーブルを説明する。図4は、本発明のデータテーブルの一実施例を示す図である。
同図において、データテーブルは64個程度の対(R,t)から形成する。例えば、温度値tが−200℃程度から850℃程度に対して、64個程度の対から形成する。また、例えば、温度値tは小数点第4桁程度まで有する。
さらに、抵抗値Rを均等間隔に形成する。例えば、抵抗値Rを6.5Ω程度の間隔で均等間隔に形成する。さらにまた、例えば、0Ω程度から400Ω程度まで形成する。
また、プロセス温度値演算処理部105は、ディジタル信号d3の抵抗値とデータテーブルとに基づく補間演算により温度値を算出する。
詳しくは、ディジタル信号d3の抵抗値Rに対して、データテーブルの抵抗値Rに対の温度値tと、データテーブルの抵抗値Ri+1に対の温度値ti+1とから温度値tを線形補間する。
即ち、抵抗値Rに対応する温度値tは、以下の1次補間式(1)を満足する。ただし、抵抗値R<抵抗値R<抵抗値Ri+1とする。また、抵抗値R及び抵抗値Ri+1は、抵抗値Rの近傍の値とする。そして、抵抗値Rと抵抗値Ri+1とは、データテーブル上で隣り合わせとなる。
t=(ti+1−t)・(R−R)/(Ri+1−R)+t (1)
よって、図1の実施例は、簡便な演算で温度値を算出できる。また、データテーブルを備えることにより演算が簡便となる。さらに、補間の演算によりデータテーブルのメモリ容量を抑制すると共に温度誤差が小さくなる。
また、データテーブルにおいて、抵抗値Rを均等間隔に形成すると早い演算速度が得られることをシミュレーションにより確認した。
図5を用いて、図4のデータテーブルを使用したときの温度特性を説明する。図5は、図1の実施例における温度誤差の特性を示す図である。同図において、横軸は抵抗値R〔Ω〕であり、縦軸は温度誤差〔℃〕である。
同図より、図1の実施例の温度誤差は、抵抗値0から抵抗値400、即ち、−200℃から850℃において、0.024℃程度の特性が得られることをシミュレーションにより確認した。即ち、図1の実施例の温度誤差は、図6の従来例(IEC演算式)の温度誤差と同等となる。
そして、図4のデータテーブルと、式(1)に基づく演算によれば、IEC演算式の演算に対して、5倍程度の演算速度が得られることをシミュレーションにより新たに確認した。即ち、演算時間を5分の1程度にできる。
したがって、このようなプロセス温度値演算処理部105の演算処理方法は、小形で低消費電力が要求される多変数伝送器に対して最適な特性を提供できることをシミュレーションにより新たに確認した。
そして、補間の演算が1次補間式で温度誤差が所定の範囲となる程度のデータテーブルを形成する構成は、多変数伝送器に対して最適な特性となる。
また、本発明は、前述の実施例に限定されることなく、その本質を逸脱しない範囲でさらに多くの変更及び変形を含むものである。
本発明を適用した多変数伝送器の1実施形態を示す機能ブロック図である。 演算選択するスイッチ手段による選択と分割処理機能を組み合わせた設定例を示すテーブルである。 統合処理用マイクロプロセッサ手段による処理手順を時系列的に示したフローチャートである。 本発明のデータテーブルの一実施例を示す図である。 図1の実施例における温度誤差の特性を示す図である。 多変数伝送器の従来例を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1 多変数伝送器
2 差圧センサ
3 静圧センサ
4 プロセス温度センサ
10,11,12 A/D変換器
13 MPU手段1
14 MPU手段2
15 出力部
16 MPU手段3
100 統合処理用MPU手段
101 センサデータ取得処理部
102 差圧・静圧値演算処理部
103 流量値演算処理部
104 通信処理部
105 プロセス温度値演算処理部
106 演算選択スイッチ手段

Claims (7)

  1. プロセスより検出される複数の物理量信号を入力して複数の演算処理を実行する多変数伝送器において、
    複数の演算周期毎に実行する演算処理項目を選択することにより各演算周期における演算処理の負荷配分を設定可能な演算選択スイッチ手段を有し、高い優先度の演算処理は全ての演算周期に対して1処理単位を実行し、中程度の優先度の演算処理はスキップした演算周期に対して1処理単位を実行し、低い優先度の演算処理は1処理単位を複数に分割した上で分割された演算処理を複数の演算周期で順次実行し、優先度に基づいて各演算周期における負荷を平準化する1台のマイクロプロセッサ手段を備え、
    前記複数の演算処理は、
    センサからのデータの取得処理を前記高い優先度で行なうセンサデータ取得処理と、
    該センサデータ取得処理出力に基づいて被測定流体にかかる差圧値及び静圧値を前記中程度の優先度で算出する演算処理と、
    被測定流体にかかるプロセス温度値の演算を前記低い優先度で実行するプロセス温度値演算処理と、
    前記中程度の優先度で、前記差圧値及び前記静圧値並びに前記プロセス温度値に基づいて被測定流体の流量を算出するとともに被測定流体の密度の補正を行い、質量流量値を算出する流量値演算処理と
    からなることを特徴とする多変数伝送器。
  2. 前記演算処理は、前記中程度の優先度で、通信により物理量データまたは演算処理されたデータを上位装置に伝送するとともに上位装置側からの各種データを取得する通信処理演算を含むことを特徴とする請求項1に記載の多変数伝送器。
  3. 前記物理量を検出するセンサは、1個の感圧ダイアフラムを有し演算により差圧値及び静圧値を検出する振動式圧力センサであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の多変数伝送器。
  4. 前記センサは、第1の共振周波数、第2の共振周波数を出力する振動式圧力センサを用いることを特徴とする請求項3に記載の多変数伝送器。
  5. 前記プロセス温度中に配置する測温抵抗体と、前記測温抵抗体の抵抗値及び前記抵抗値に対応する温度値を格納する不揮発性のデータテーブルとを備えると共に、
    前記マイクロプロセッサ手段は、前記抵抗値と前記データテーブルとに基づく補間演算により温度値を算出する請求項1乃至4の何れかに記載の多変数伝送器。
  6. 前記データテーブルは前記抵抗値を均等間隔に形成し、前記補間演算は1次補間式を用いることを特徴とする請求項5記載の多変数伝送器。
  7. プロセスより検出される複数の物理量信号を入力して複数の演算処理を実行する多変数伝送器の演算処理方法において、
    複数の演算周期毎に実行する演算処理項目を選択することにより各演算周期における演算処理の負荷配分を設定するステップ、
    センサからのデータの取得処理を高い優先度で行なうステップ、
    前記取得処理したデータに基づいて被測定流体にかかる差圧値及び静圧値を中程度の優先度で算出するステップ、
    測定流体にかかるプロセス温度値の演算を低い優先度で実行するステップ、
    中程度の優先度で、前記差圧値及び前記静圧値並びに前記プロセス温度値に基づいて被測定流体の流量を算出するとともに被測定流体の密度の補正を行い、質量流量値を算出するステップを備え、
    前記高い優先度の演算処理は全ての演算周期に対して1処理単位を実行し、前記中程度の優先度の演算処理はスキップした演算周期に対して1処理単位を実行し、前記低い優先度の演算処理は1処理単位を複数に分割した上で分割された演算処理を複数の演算周期で順次実行し、優先度に基づいて各演算周期における負荷を平準化することを特徴とする多変数伝送器の演算処理方法。
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