JP4632359B2 - せん断加工装置を具備するプレス機械 - Google Patents
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Description
本プレス機械10は、図1〜図3に示す如く、せん断加工により連続素材90からプレス加工用の単体素材91を形成可能なせん断加工装置30を具備する構造である。せん断加工装置30は、せん断加工部31と増速リンク機構51と原加圧ブロック12と従加圧ブロック61を有し、せん断加工領域内において、スライド11の下降運動に同期する増速リンク機構51の連動運動により従動節ピン57の下降速度をスライド下降速度よりも速い速度に増速可能かつ増速後の高速度で下降運動する従動節ピン57から可動刃35に加えられる従加圧力を利用しつつせん断加工可能であるとともにせん断加工領域設定変更手段100を設けて連続素材90のせん断加工方向の寸法変化に対する適応性を拡大可能に形成されている。なお、せん断加工領域設定変更手段100の詳細に関しては、段落0047の基本的な作用・動作を説明した以降で説明する。
この実施の形態は、図4に示す如く、増速リンク機構51の複数(2)台を、前置された増速リンク機構51Aの従動節要素(リンク右上部端57A)が後置された増速リンク機構51Bの原動節要素(原動節ピン55)に係合可能状態として原加圧ブロック12と従加圧ブロック61との間に直列配置してなる。なお、3台以上の増速リンク機構を用いて構築することができる。
図5において、増速リンク機構51等は、第1の実施形態の場合と同様であるが、せん断加工部31が帯状板材(連続素材90X)から薄板円板状(単品素材91X)をせん断加工可能に形成されている。固定刃32Xはブランク室32XDを介してダイセット21に固定された中空円板形状で、従加圧ブロック61Xはヘッド62とバネ押え64とからなり、可動刃(パンチ35X)を保持する。
この実施の形態(図7,図9)は、基本的な構成・機能が第1の実施形態の場合と同様されているが、さらにせん断加工開始位置設定変更手段110を設けて連続素材90の上下方向セット位置変化に対する適応性を拡大可能に形成してある。
この実施の形態(図8,図9)は、構成・機能が第1の実施形態の場合と同様されているが、さらに上記したせん断加工領域設定変更手段100とせん断加工開始位置設定変更手段110とを一体的に構築したような両機能を有する領域・位置設定変更手段120を設けて連続素材90のせん断加工方向の寸法変化および上下方向セット位置変化に対する適応性を拡大可能に形成してある。
11 スライド
12 原加圧ブロック
21 ダイセット(本体ブロック)
30 せん断加工装置
31 せん断加工部
32 固定刃(32U,32D)
35 可動刃(35U,35D)
51 増速リンク機構(増速伝達機構)
52 リンクレバー(52L,52R)
53 支持ピン
55 原動節ピン(原動節要素)
56B 補助ブロック
56P 補助プレート
57 従動節ピン(従動節要素)
58 従動ローラ
61 従加圧ブロック
75 素材位置規制部材
80 可動刃定位置保持手段
90 連続素材
91 単品素材
100 せん断加工領域設定変更手段
101 テーパーブロック
102 左右位置調整ボルト
109 テーパー部材ブロック
110 せん断加工開始位置設定変更手段
111 高さ調整ブロック
112 位置調整ボルト
114 調整操作部
119 ナット付きブロック
120 領域・位置設定変更手段
Claims (5)
- せん断加工により連続素材からプレス加工用の単品素材を形成するためのせん断加工装置を具備するプレス機械であって、
せん断加工装置が、本体ブロックに固定された固定刃とこの固定刃に対して上下動可能に装着された可動刃とを含みかつ可動刃の下降運動によりせん断加工可能に形成されたせん断加工部と、本体ブロックに装着された支持ピンに近い方の原動節要素と遠い方の従動節要素とを有するリンクレバーを含み全体として支持ピンを中心に回動可能かつ増速機能を発現可能な増速リンク機構と、原動節要素に係合しつつスライドの下降運動に伴う原加圧力をリンクレバーに伝達可能としてスライドに取付けられた原加圧ブロックと、従動節要素に係合しつつリンクレバーの回動運動に伴う下向き従加圧力を可動刃に伝達可能な従加圧ブロックを有し、原加圧ブロックと原動節要素とが係合状態であるせん断加工領域内において、スライド下降運動に同期する増速リンク機構の連動運動により従動節要素の下降速度をスライド下降速度よりも速い速度に増速可能かつ増速後の高速度で下降運動する従動節要素から可動刃に加えられる従加圧力を利用しつつせん断加工可能に形成され、
しかも、原動節要素が支持ピンと従動節要素とを結ぶ軸線に沿う方向に変位可能としてリンクレバーに装着され、原動節要素の原加圧ブロックに対する水平方向の絶対位置を調整することによりせん断加工領域の範囲を設定変更可能に形成されている、せん断加工装置を具備するプレス機械。 - せん断加工により連続素材からプレス加工用の単品素材を形成するためのせん断加工装置を具備するプレス機械であって、
せん断加工装置が、本体ブロックに固定された固定刃とこの固定刃に対して上下動可能に装着された可動刃とを含みかつ可動刃の下降運動によりせん断加工可能に形成されたせん断加工部と、本体ブロックに装着された支持ピンに近い方の原動節要素と遠い方の従動節要素とを有するリンクレバーを含み全体として支持ピンを中心に回動可能かつ増速機能を発現可能な増速リンク機構と、原動節要素に係合しつつスライドの下降運動に伴う原加圧力をリンクレバーに伝達可能としてスライドに取付けられた原加圧ブロックと、従動節要素に係合しつつリンクレバーの回動運動に伴う下向き従加圧力を可動刃に伝達可能な従加圧ブロックを有し、原加圧ブロックと原動節要素とが係合状態であるせん断加工領域内において、スライド下降運動に同期する増速リンク機構の連動運動により従動節要素の下降速度をスライド下降速度よりも速い速度に増速可能かつ増速後の高速度で下降運動する従動節要素から可動刃に加えられる従加圧力を利用しつつせん断加工可能に形成され、
しかも、原動節要素が原加圧ブロックの下降運動方向と同じ方向に変位可能としてリンクレバーに装着され、原動節要素の原加圧ブロックに対する垂直方向の絶対位置を調整することによりせん断加工領域を規定するせん断加工開始位置を設定変更可能に形成されている、せん断加工装置を具備するプレス機械。 - せん断加工により連続素材からプレス加工用の単品素材を形成するためのせん断加工装置を具備するプレス機械であって、
せん断加工装置が、本体ブロックに固定された固定刃とこの固定刃に対して上下動可能に装着された可動刃とを含みかつ可動刃の下降運動によりせん断加工可能に形成されたせん断加工部と、本体ブロックに装着された支持ピンに近い方の原動節要素と遠い方の従動節要素とを有するリンクレバーを含み全体として支持ピンを中心に回動可能かつ増速機能を発現可能な増速リンク機構と、原動節要素に係合しつつスライドの下降運動に伴う原加圧力をリンクレバーに伝達可能としてスライドに取付けられた原加圧ブロックと、従動節要素に係合しつつリンクレバーの回動運動に伴う下向き従加圧力を可動刃に伝達可能な従加圧ブロックを有し、原加圧ブロックと原動節要素とが係合状態であるせん断加工領域内において、スライド下降運動に同期する増速リンク機構の連動運動により従動節要素の下降速度をスライド下降速度よりも速い速度に増速可能かつ増速後の高速度で下降運動する従動節要素から可動刃に加えられる従加圧力を利用しつつせん断加工可能に形成され、
しかも、増速リンク機構の複数台を、前置された増速リンク機構の従動節要素が後置された増速リンク機構の原動節要素に係合可能状態として原加圧ブロックと従加圧ブロックとの間に直列配置してなる、せん断加工装置を具備するプレス機械。 - せん断加工により連続素材からプレス加工用の単品素材を形成するためのせん断加工装置を具備するプレス機械であって、
せん断加工装置が、本体ブロックに固定された固定刃とこの固定刃に対して上下動可能に装着された可動刃とを含みかつ可動刃の下降運動によりせん断加工可能に形成されたせん断加工部と、本体ブロックに装着された支持ピンに近い方の原動節要素と遠い方の従動節要素とを有するリンクレバーを含み全体として支持ピンを中心に回動可能かつ増速機能を発現可能な増速リンク機構と、原動節要素に係合しつつスライドの下降運動に伴う原加圧力をリンクレバーに伝達可能としてスライドに取付けられた原加圧ブロックと、従動節要素に係合しつつリンクレバーの回動運動に伴う下向き従加圧力を可動刃に伝達可能な従加圧ブロックを有し、原加圧ブロックと原動節要素とが係合状態であるせん断加工領域内において、スライド下降運動に同期する増速リンク機構の連動運動により従動節要素の下降速度をスライド下降速度よりも速い速度に増速可能かつ増速後の高速度で下降運動する従動節要素から可動刃に加えられる従加圧力を利用しつつせん断加工可能に形成され、
しかも、リンクレバーが支持ピンに対向配設された1対のリンクレバー要素から形成され、原動節要素を形成する原動節ピンの上方側が原加圧ブロックの下端面に対向する平面形状とされかつその下方側が両リンクレバー要素間に渡設された補助ブロックに一体的に係止されている、せん断加工装置を具備するプレス機械。 - 前記本体ブロックがダイセットまたはダイセットプレートから形成されている、請求項1から4までのいずれかに記載されたせん断加工装置を具備するプレス機械。
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