JP4630297B2 - 歯車装置およびそれを有する印刷機用アクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は歯車装置に係り、特に印刷機用アクチュエータに用いて好適な歯車装置に関する。
従来の歯車装置の例が、特許文献1に記載されている。この公報に記載の画像形成装置では、部品精度を向上させてもコストアップを引き起こさないように、画像形成装置が有する駆動伝達装置に、高歯歯車からなる4対の歯車対を用いている。そして、加圧駆動ユニットの回転軸と加圧ユニットの回転軸との距離を広げている。
従来の歯車装置の他の例が、特許文献2に記載されている。この公報に記載の歯車装置では、かみ合う1対の歯車のバックラッシをなくして騒音を低減するために、1対の歯車の一方を、複数の歯が形成されたリング部と、回転軸に接続したハブと、リング部と歯部とを接続する撓みアームとで構成している。そして、1対の歯車の中心間距離であるピッチ長さを、それぞれの歯車のピッチ円半径の和より短くしている。
特開2000−75582号公報 実開平5−25059号(実願平3−74004号)のCD−ROM
上記特許文献1に記載の画像形成装置では、歯車対を高歯として、頂隙(歯底と相手歯車歯先との間にできるすきま)部を除いた歯のたけを2モジュールより大きくしている。そのため、かみ合い長さが増加し、中心距離増加側の誤差に対して、回転ムラの増加を抑制できる。ところで、画像形成装置では小型化が要求されており、画像形成装置を構成する歯車装置にも小型化の要求が高まっている。歯車装置を小型化するためには、小歯車の歯数を8〜10枚程度まで減少させるのが最も手短な方法である。
歯車の歯数を低減する場合、小歯車に大きな正転位を与えて、歯の切り下げを防止する。小歯車に正の大転位を与えると、歯先の歯厚が転位しない場合よりも薄くなる。しかしながら、小歯車を高歯歯車で形成するためには、歯先の歯厚に余裕が必要であり、上述したように小歯車の歯数が少ないと、正転位により歯先の歯厚が減少するから、小歯車を高歯とすることが困難になる。したがって、大減速比の歯車装置では、中心距離に誤差があっても回転ムラが生じにくくするために、大歯車側を積極的に高歯とし、並歯の小歯車と組み合わせざるを得ない。
大歯車だけを高歯にすると、大歯車の歯末のたけは、頂隙部を除いた小歯車の歯元のたけよりも、一般的には大きくなる。このとき小歯車の歯先は、小歯車の歯元付近にできる干渉点(大歯車と小歯車とのかみ合いにおける作用線と基礎円との接点であって、インボリュート曲線の起点)よりも歯元側に入り込もうとし、インボリュート干渉と呼ばれる干渉を引き起こすおそれがある。
上記特許文献2に記載の歯車装置では、確かにバックラッシの低減が図られる。しかしながら、歯車の構成が複雑であり、かつ弾性ハブのように常時高い応力が部材に作用するので、事務用機器等の高い信頼性を求められる機器への適用が難しい。
本発明は、上記従来技術の不具合に鑑みなされたものであり、その目的は、歯車装置が大減速比であっても、中心距離誤差の増大に対して回転ムラを増大させないことにある。本発明の他の目的は、歯車装置の信頼性を向上させることにある。
上記目的を達成する本発明の特徴は、インボリュート歯形を有する駆動歯車と従動歯車からなる歯車対を有する歯車装置において、駆動歯車と従動歯車の少なくともいずれかを高歯歯車とし、これら駆動歯車と従動歯車とをバックラッシなくかみ合わせたときに一方の歯車の歯先円が他方の歯車の干渉点に位置するようにしたことにある。
そしてこの特徴において、一方の歯車が従動歯車であり、他方の歯車が駆動歯車であるのがよく、駆動歯車および従動歯車は転位歯車であってもよい。また、駆動歯車と従動歯車の少なくともいずれかが、樹脂製であってもよい。
上記目的を達成する本発明の他の特徴は、印刷用紙に印刷媒体を転写する感光ドラムと、この感光ドラムから転写された印刷媒体を印刷用紙に定着させる定着装置とを備え、電動機部で発生したトルクを感光ドラムに伝達する印刷機用アクチュエータが、上記いずれかの特徴を有する歯車装置を、電動機部と感光ドラム間に設けていることにある。
そしてこの特徴において、電動機部は、小歯車と一体化した入力軸とこの入力軸の軸端部に取り付けたカップ型の電動機ロータと、このカップ型の電動機ロータの内周面に取り付けた永久磁石とを有するのが好ましく、大歯車と一体的に出力軸を構成し、この出力軸をカップリングを介して、感光ドラムの回転軸に接続するのが望ましい。
本発明によれば、歯車対を有する歯車装置において、歯車対の一方の歯車を高歯として大減速比としても、インボリュート干渉が発生しない範囲でかみ合い長さが最大となるので、中心距離誤差の増大に対して回転ムラが増大しない。これにより、歯車装置の信頼性が向上する。
以下、本発明に係る歯車装置の一実施例を、図面を用いて説明する。本実施例では、印刷機用アクチュエータ50に、歯車装置1を用いている。図2は印刷機用アクチュエータ50の上面図、図3は図2に示した印刷機用アクチュエータ50が備える歯車装置1の上面断面図である。
印刷機用アクチュエータ50は、シート状の印刷用紙9にトナー等を印刷する印刷部7と、この印刷部7のドラム軸4に軸継手3を介して接続された歯車装置1とを有している。印刷部7は、印刷用紙9の進行方向10に間隔をおいて垂直に配置された感光ドラム5と定着装置8とを有している。感光ドラム5は、この感光ドラム5の中心部を貫通し、感光ドラム5と同軸で一体化されたドラム軸4を有している。ドラム軸4の両端部は、図3に示した転がり軸受26で回転自在に支承されており、軸受26は軸受台6に保持されている。感光ドラム5で感光した印刷用紙9は定着装置8に運ばれ、表面にトナー等が定着される。
図3を参照して、歯車装置1は、電動機部27と減速部とから構成されている。フレキシブルな軸継手3を介して接続される減速部では、直方体状の歯車箱22内に、詳細を後述する大小歯車25,17からなる一対の歯車対が収容されている。歯車箱22の反軸継手側は、電動機部27の一部をも形成するカバー21で覆われている。大歯車(従動歯車)25の中心部を形成する出力軸2は、カバー21および歯車箱22に形成した貫通孔に保持した出力軸転がり軸受23,24で回転自在に支承されている。
大歯車25に噛み合うはすばの小歯車(駆動歯車)17が形成された入力軸16は、小歯車17の部分が歯車箱22内に収容されている。入力軸16は電動機部27に延在している。カバー21は、入力軸16が配置された部分に円筒状の突起が形成されており、この突起は電動機部27の一部を形成する。
カバー21の突起の内周部には、入力軸16を回転可能に支承するために、入力軸転がり軸受14,15が軸方向に間隔をおいて保持されている。円筒状の突起の外周表面には、薄い層が配置されており、この層の外表面側にはステータコア12が保持されている。ステータコア12と僅かな隙間をおいて、永久磁石13が対向配置されている。永久磁石13は、カップ状に形成された電動機ロータ11の内周面に保持されている。
カップ状に形成された電動機ロータ11の中心部であって内面側は、入力軸16の軸端に接続されている。カバー21の平坦部(図3の上部)には、基板20が配置されている。基板20上には、コントローラ19が搭載されている。コントローラ19は、ステータコア12に電気配線18で連結されている。基板20やステータコア12は、感光ドラム5を駆動する電動機部27を形成する。
以上のように構成された印刷機用アクチュエータ50では、歯車装置1と印刷部7を稼動すると、コントローラ19で発生した回転信号が電気配線18を介してステータコア
12へと伝達される。そして、電動機ロータ11と、この電動機ロータ11に同軸に形成された駆動歯車17が回転する。駆動歯車17の回転と同期して、駆動歯車17とかみ合う従動歯車25が回転する。従動歯車25に同軸に出力軸2が形成されているので、出力軸2も回転し、出力軸2に連結されたドラム軸4が回転する。これにより、感光ドラム5が回転し、印刷用紙9にトナーが転写される。それとともに、印刷用紙9は、進行方向
10に移動する。進行方向10に移動して定着装置8に届いた印刷用紙9では、その表面に転写された画像が、定着装置8で定着される。一連の印刷のプロセスが形成される。
上述したように、事務用機器である印刷機では、粉末状のインクであるトナーを感光ドラム5の表面に分布させ、このトナーを印刷用紙9の表面に転写しているが、印刷用紙9上に正確に画像を複製するためには、印刷用紙9の送り速度に対して、感光ドラム5の回転速度を一定にしなければならない。一般に、感光ドラム5の回転ムラが0.3% を超えると、画質の劣化が顕著になる。さらに、このような印刷機に用いる電動機は、安定した回転を得るために、毎秒数十回転程度の速度で運転する必要がある。これに対して、感光ドラム5に要求される回転速度は、毎秒数回転程度である。結果として、電動機と感光ドラム5との間には、減速比が10以上の歯車装置1を配置せざるを得ない。すなわち、小形で低トルクの電動機を用いて、感光ドラム5を低速でも安定して回転させることが求められている。
歯車装置1には、大減速比を達成できるという利点を有しているので、本実施例でも歯車減速機を用いている。しかしながら、歯車減速機では、免れ難い加工誤差等が生じるので、それに伴い歯のかみ合い周期で発生する回転速度変動(回転ムラ)が生じるおそれがある。例えば、本実施例が対象とする印刷機用の減速装置1でも、大小歯車25,17の対の中心距離が0.1mm 程度だけ設定距離より変化していると、回転ムラが大幅に増加する。中心距離の増減により、反かみ合い側歯面間の隙間(バックラッシ)が失われ、歯がかみ合う区間(かみ合い長さ)が短くなる等の理由で、円滑にかみ合わなくなったことに起因する。
そこで、本実施例では、大小歯車25,17を、以下に記載のように構成する。この様子を、図1に示した大小歯車25,17のかみ合い図を用いて説明する。上述したように、歯車装置1には種々の加工誤差や組立誤差が内在する。例えば、入力軸転がり軸受14,15と嵌合するカバー21に設けた軸穴の位置が、設計位置とは異なる位置に形成されていると、大小歯車25,17の対の中心距離が、設計時とは異なる値になる。図1は、このような状況での大小歯車25,17のかみ合いを示している。
図1(b)に、対となる大小歯車25,17の中心を結ぶ中心距離が、設計値に一致する基準状態の、大小歯車25,17のかみ合い状況を示す。小歯車17の図示しない基礎円上に、干渉点33が形成される。干渉点33を起点として、作用線32が小歯車17および大歯車25の歯面法線方向に伸びている。インボリュート歯形歯車を使用しているので、大小歯車25,17が回転すると、かみ合い点は作用線32上を移動する。
作用線32は、小歯車17の歯元側で大歯車25の歯先円31と交わり、かみ合い開始点34を形成する。そして、小歯車17の歯先側で小歯車17の歯先円30と交わり、かみあい終了点36を形成する。これにより、かみ合い開始点34とかみ合い終了点36間の距離で表されるかみ合い長さ37の区間だけで、大小両歯車25,17がかみ合う。
小歯車17は、図1で右回転するものとする。先行する歯17bは、かみ合い点35で既にかみ合っている。歯17bに隣り合う歯17cは、法線ピッチ38だけ遅れて、かみ合い開始点34でかみ合いを開始したばかりである。小歯車17と大歯車25の反かみ合い側歯面17fには、隙間であるバックラッシ39が設定されている。したがって、反かみ合い側歯面17f,17g同士が接触するおそれはない。
このとき、かみあい長さ37は、法線ピッチ38よりも長い。先行する歯17bがかみ合いを終える前に、この歯17bに隣り合う歯17cが、かみ合いを開始する。かみあい開始点34が干渉点33よりも回転方向側、すなわち紙面右側にあるので、大小両歯車
25,17のかみ合いは、歯17bのインボリュート曲線部から開始される。さらに、反かみ合い側歯面17fには、バックラッシ39が設定されているので、反かみ合い側歯面17f,17g同士が接触して異常な内力が発生するのを回避できる。上記3条件を満足すれば、大小両歯車25,17により形成される歯車対は、円滑な回転運動をする。
これに対して、図1(a)に示すように、歯車装置1を製作する上で不可避な加工誤差や組立誤差(許容公差等を含む)により、大小両歯車25,17の中心距離が設計値よりも増大すると、かみ合い開始点34とかみあい終了点36間の距離であるみ合い長さ37が、法線ピッチ38よりも小さくなる場合が生じる。この場合は、小歯車17の先行する歯17bのかみ合い点が、歯先に到達してもこの歯17bに隣り合う歯17cのかみ合いが始まらない。そのため、かみ合い点は歯17cのインボリュート曲線部を外れて、歯先の稜線部へと移り、かみ合いの円滑さが失われる。
また、図1(c)に示すように、種々の誤差により大小両歯車25,17の中心距離が設計値よりも減少すると、反かみ合い側歯面17fに設定したバックラッシ39がなくなることがある。この場合、反かみ合い側歯面17f,17g同士が接触する。反かみ合い側歯面17f,17g同士が接触すると、歯面17f,17gが変形し、結果として、大きな内力が発生し、かみ合いの円滑さが失われる。
さらに、この図1(c)の状態では、大歯車25の歯先円31が、小歯車17の干渉点33に接したり、あるいは小歯車17の干渉点33よりも中心側である歯元側に入り込む。これを、インボリュート干渉とよぶ。インボリュート干渉が生ずると、大小両歯車25,17のかみ合い点は、作用線32の外に移動する。その結果、大歯車25の歯先が小歯車17の歯元の隅肉部と干渉し、大小両歯車25,17のかみ合いの円滑さが失われる。
このように、大小両歯車25,17で構成される歯車対では、中心距離の誤差は所定範囲にある必要がある。具体的には、誤差の許容値は、歯車対の中心距離が増加する方向では、かみ合い長さの減少量で決定される。一方、歯車対の中心距離が減少側する方向では、バックラッシがない、およびインボリュート干渉が生じないという条件で定まる。
本実施例では、この条件を満たすように、大歯車25および小歯車17を選定している。すなわち、大歯車25を高歯歯車とし、図中(c)に示すように、小歯車17と大歯車25をバックラッシ39がなくなる中心距離でかみ合わせる。このとき、大歯車25の歯先円31が、小歯車17の干渉点33に接するようにする。換言すれば、大歯車25の歯たけを調整するか、あるいは大小歯車25,17の転位係数を調整して、歯厚を調整すれば、歯車対の中心距離が減少しても、バックラッシをなくすとともにインボリュート干渉を生じないようにすることができる。
本実施例によれば、大小両歯車の中心距離の下限の許容誤差を、バックラッシなしの条件での許容誤差、またはインボリュート干渉が生じないという条件での許容誤差、のいずれか少ない方で設定していた従来の方法に比べ、統一した値で設定できるので、許容誤差を最大化することができる。また、大歯車を高歯としたので、かみ合い長さ37を増大でき、中心距離の上限の許容誤差をも増大できる。その結果、中心距離の誤差が増大しても、回転ムラの発生を抑制できる。したがって、本実施例に記載の歯車装置を印刷機用アクチュエータに適用すれば、信頼性が向上する。
上記実施例では、大歯車だけを高歯歯車としたが、小歯車を高歯としてもよい。また、大小両歯車の歯たけが異なっていてもよい。さらに、大小歯車の駆動手段を、大小歯車のいずれに設けてもよい。なお、上記実施例では大歯車も小歯車もはすば歯車としているが、ともに平歯車であってもよい。はすば歯車の場合、間欠的なかみ合いが少なくなるのでかみ合いがより円滑になる。また、平歯車であれば加工が容易になる。
上記実施例では、小歯車の歯数を8〜10枚にしているが、さらに大きな減速比を得るために歯数を5枚まで低減することも可能である。この場合には、上記実施例に示したようにかみ合い長さを最大化するとともに、歯のねじれ角を増して、重なりかみ合い率を増大させる。これにより、歯数が少なくても円滑なかみ合いを実現できる。
本発明に係る歯車装置のかみ合いを説明する図。 本発明に係る歯車装置の一実施例の上面図。 本発明に係る歯車装置を有する印刷機構の上面断面図。
符号の説明
1 歯車装置
2 出力軸
3 軸継手
4 ドラム軸
5 感光ドラム
6 軸受台
7 印刷部
8 定着装置
9 印刷用紙
10 用紙進行方向
11 電動機ロータ
12 ステータコア
13 永久磁石
14,15 入力軸転がり軸受
16 入力軸
17 小歯車(駆動歯車)
18 電気配線
19 コントローラ
20 基板
21 カバー
22 歯車箱
23,24 出力軸転がり軸受
25 大歯車(従動歯車)
26 ドラム軸受
27 電動機部
30 小歯車歯先円
31 大歯車歯先円
32 作用線
33 干渉点
34 かみ合い開始点
35 先行する歯のかみ合い点
36 かみ合い終了点
37 かみ合い長さ
38 法線ピッチ
39 バックラッシ

Claims (7)

  1. インボリュート歯形を有する駆動歯車と従動歯車からなる歯車対を有する歯車装置において、前記駆動歯車と従動歯車の少なくともいずれかを高歯歯車とし、これら駆動歯車と従動歯車とがバックラッシュなくかみ合わされたときに一方の歯車の歯先円が他方の歯車の干渉点に位置するような該両歯車の配置を、該両歯車の中心間距離の許容誤差の下限に設定したことを特徴とする歯車装置。
  2. 前記一方の歯車が従動歯車であり、前記他方の歯車が駆動歯車であることを特徴とする請求項1に記載の歯車装置。
  3. 前記駆動歯車および前記従動歯車は転位歯車であることを特徴とする請求項2に記載の歯車装置。
  4. 前記駆動歯車と従動歯車の少なくともいずれかが、樹脂製であることを特徴とする請求項1に記載の歯車装置。
  5. 印刷用紙に印刷媒体を転写する感光ドラムと、この感光ドラムから転写された印刷媒体を印刷用紙に定着させる定着装置とを備え、電動機部で発生したトルクを前記感光ドラムに伝達する印刷機用アクチュエータにおいて、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の歯車装置を前記電動機部と前記感光ドラム間に設けたことを特徴とする印刷機用アクチュエータ。
  6. 前記電動機部は、小歯車と一体化した入力軸とこの入力軸の軸端部に取り付けたカップ型の電動機ロータと、このカップ型の電動機ロータの内周面に取り付けた永久磁石とを有することを特徴とする請求項5に記載の印刷機用アクチュエータ。
  7. 前記大歯車と一体的に出力軸を構成し、この出力軸をカップリングを介して、前記感光ドラムの回転軸に接続したことを特徴とする請求項6に記載の印刷機用アクチュエータ。
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