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本発明は、下記式(I)の化合物またはそれの製薬上許容される塩、アミド、エステルおよびプロドラッグに関するものである。
式中、
−−−は、単結合または二重結合を表し;
Aは、共有結合またはCH2から選択され;
Dは、CH2、CH2CH2またはCH2CH2CH2から選択され;ただし、DがCH2CH2CH2である場合、Aは共有結合であり;
Yは、共有結合、CH2またはCH2CH2から選択され;
Zは、共有結合、CH2またはCH2CH2から選択され;ただし、ZがCH2CH2である場合、Yは共有結合であり、さらにはYがCH2CH2である場合、Zは共有結合であり;
R1は、水素、アルコキシカルボニル、アルキル、ベンジルオキシカルボニル、シアノアルキル、ジヒドロ−3−ピリジニルカルボニル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、フェノキシカルボニル、−NR10R11、(NR10R11)アルキルまたは(NR10R11)カルボニルアルキルから選択され、R10およびR11は独立に水素、アルキルまたはアルキルカルボニルから選択され;
R2およびR4は、独立に水素、アリールまたは複素環から選択され;ただし、R2またはR4のうちの一方は水素であり;
R3およびR5は、両方とも非存在であるか、あるいは独立に水素、アルコキシまたはヒドロキシから選択され;
ただしAが共有結合であり、DがCH2であり、Yが共有結合である場合、Zは共有結合以外であり;さらにはAが共有結合であり、DがCH2であり、Zが共有結合である場合、Yは共有結合以外である。
本発明の別の実施形態では、Y、Z、R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである下記式(II)の化合物またはそれの製薬上許容される塩、アミド、エステルもしくはプロドラッグが開示される。
本発明の別の実施形態では、Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R1、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり;R1が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾール[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、前記複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルおよび−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンおよびニトロから選択される0、1または2個の置換基で置換されたピリジニルであり;R1が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R1が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)R10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−(C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルおよび−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンおよびニトロから選択される0、1または2個の置換基で置換されたピリジニルであり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、YがCH2であり;Zが共有結合であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;Zが共有結合であり;R2が複素環であり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;Zが共有結合であり;R2が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;Zが共有結合であり;R2が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルおよび−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;Zが共有結合であり;R2が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンおよびニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;Zが共有結合であり;R2が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり;R1が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルおよび−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンおよびニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R1が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R1が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルおよび−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンおよびニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、YがCH2であり;ZがCH2であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルおよび−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンおよびニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、YがCH2CH2であり;Zが共有結合であり;R1、R2、R3およびR5が式(I)で定義の通りである式(II)の化合物が開示される。
代表的な式(II)の化合物には、
(シス)−4−(3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−4−(6−クロロ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−4−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−4−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−4−(6−メチル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン−4−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−4−(5−メチル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−4−(5−クロロ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−4−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−4−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−4−(5−ビニル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−4−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−4−[5−(ビニルオキシ)−3−ピリジニル]−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−4−(5−エチニル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−4−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−4−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン−4−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−5−(7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン−4−イル)−2−クロロニコチノニトリル;
(シス)−5−(7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン−4−イル)−2−ブロモニコチノニトリル;
(シス)−4−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−4−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−4−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−4−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−4−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−4−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−2−(7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン−4−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
(シス)−3−(6−クロロ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−3−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−3−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−3−(6−メチル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−5−(6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン−3−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−3−(5−メチル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−3−(5−クロロ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−3−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−3−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−3−(5−ビニル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−3−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−3−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−3−(5−エチニル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−3−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−3−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−5−(6−アザビシクロ[3.2.0}ヘプト−3−エン−3−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−5−(6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン−3−イル)−2−クロロニコチノニトリル;
(シス)−5−(6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン−3−イル)−2−ブロモニコチノニトリル;
(シス)−3−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−3−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−3−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−3−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−3−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−3−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−2−(6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン−3−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
(シス)−4−(6−クロロ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン;
(シス)−4−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン;
(シス)−4−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン;
(シス)−4−(6−メチル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン;
(シス)−5−(7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン−4−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−4−(5−メチル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン;
(シス)−4−(5−クロロ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン;
(シス)−4−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン;
(シス)−4−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン;
(シス)−4−(5−ビニル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン;
(シス)−4−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン;
(シス)−4−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン;
(シス)−4−(5−エチニル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン;
(シス)−4−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン;
(シス)−4−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン;
(シス)−5−(7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン−4−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−5−(7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン−4−イル)−2−クロロニコチノニトリル;
(シス)−5−(7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン−4−イル)−2−ブロモニコチノニトリル;
(シス)−4−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン;
(シス)−4−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン;
(シス)−4−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン;
(シス)−4−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン;
(シス)−4−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン;
(シス)−4−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン;
(シス)−2−(7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン−4−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
(シス)−3−(3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン;
(シス)−3−(6−クロロ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン;
(シス)−3−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン;
(シス)−3−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン;
(シス)−3−(6−メチル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0}ヘプト−2−エン;
(シス)−5−(6−アザビシクロ[3.2.Oヘプト−2−エン−3−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−3−(5−メチル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン;
(シス)−3−(5−クロロ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン;
(シス)−3−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン;
(シス)−3−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン;
(シス)−3−(5−ビニル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン;
(シス)−3−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン;
(シス)−3−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン;
(シス)−3−(5−エチニル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン;
(シス)−3−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン;
(シス)−3−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン;
(シス)−5−(6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン−3−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−5−(6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン−3−イル)−2−クロロニコチノニトリル;
(シス)−5−(6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン−3−イル)−2−ブロモニコチノニトリル;
(シス)−3−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン;
(シス)−3−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン;
(シス)−3−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン;
(シス)−3−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン;
(シス)−3−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン;
(シス)−3−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン;
(シス)−2−(6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン−3−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
(シス)−5−(3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(6−メチル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン−5−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(5−クロロ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(5−ビニル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(5−エチニル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン−5−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−5−(7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン−5−イル)−2−ブロモニコチノニトリル;
(シス)−5−(7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン−5−イル)−2−クロロニコチノニトリル;
(シス)−5−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−5−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−2−(7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン−5−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
(シス)−5−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン;
(シス)−4−(3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−4−(6−クロロ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−4−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−4−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−4−(6−メチル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−5−(6−アザビシクロ[3.2.0}ヘプト−3−エン−4−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−4−(5−メチル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−4−(5−クロロ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−4−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−4−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−4−(5−ビニル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−4−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−4−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−4−(5−エチニル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−4−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−4−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−5−(6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン−4−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−5−(6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン−4−イル)−2−クロロニコチノニトリル;
(シス)−5−(6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン−4−イル)−2−ブロモニコチノニトリル;
(シス)−4−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−4−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−4−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−4−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−4−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−4−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン;
(シス)−2−(6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン−4−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
あるいはこれらの製薬上許容される塩、アミド、エステルまたはプロドラッグなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本発明の別の実施形態では、下記式(III)の化合物またはそれの製薬上許容される塩、アミド、エステルまたはプロドラッグが開示される。
式中、Y、Z、R
1、R
2、R
3、R
4およびR
5は式(I)で定義の通りである。
本発明の別の実施形態では、Yが共有結合であり;Zが共有結合であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり;R1が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR1OR11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R1が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R1が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、YがCH2であり;Zが共有結合であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;Zが共有結合であり;R2が複素環であり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;Zが共有結合であり;R2が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2;3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、NR10R11(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR2)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;Zが共有結合であり;R2が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;Zが共有結合であり;R2が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;Zが共有結合であり;R2が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり;R1が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10RN11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(R10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R1が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R1が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、YがCH2であり;ZがCH2であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、YがCH2CH2であり;Zが共有結合であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
代表的な式(III)の化合物には、
(シス)−5−(3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−6−(3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−5−(2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−6−(5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(5−ビニル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(5−エチニル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−5−(2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール−6−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−6−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−2−(2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール−6−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
(シス)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−5−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(5−ビニル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(5−エチニル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−5−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−5−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−5−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−5−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−2−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−5−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
(シス)−6−(3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−5−(2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−6−(5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(5−ビニル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(5−エチニル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−5−(2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール−6−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−6−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−2−(2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール−6−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
(シス)−5−(3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−5−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(5−ビニル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(5−エチニル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−5−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−5−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−5−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−5−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−2−(1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−5−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
(シス)−7−(3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−7−(6−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−7−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−7−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−7−(6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−5−(2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール−7−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−7−(5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−7−(5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−7−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−7−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−7−(5−ビニル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−7−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−7−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−7−(5−エチニル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−7−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−5−(2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール−7−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール−7−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール−7−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−7−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−7−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−7−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−2−(2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール−7−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
(シス)−7−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール;
(シス)−6−(3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−6−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−6−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−6−(6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−6−(5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−6−(5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−6−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−6−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−6−(5−ビニル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−6−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−6−(5−エチニル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−6−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−6−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−6−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−6−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−6−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−6−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール;
(シス)−2−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−6−イル)フロ[3,2−b]ピリジン
あるいはこれらの製薬上許容される塩、アミド、エステルおよびプロドラッグなどがあるが、それらに限定されるものではない。
本発明の別の実施形態では、下記式(IV)の化合物あるいはそれの製薬上許容される塩、アミド、エステルまたはプロドラッグが開示される。
式中、Y、Z、R
1、R
2、R
3、R
4およびR
5は式(I)で定義の通りである。
本発明の別の実施形態では、Yが共有結合であり;Zが共有結合であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;Zが共有結合であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;Zが共有結合であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;Zが共有結合であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニル、その複素環がから選択されイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;Zが共有結合であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;Zが共有結合であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が単結合を表し;Yが共有結合であり;Zが共有結合であり;R2、R3およびR5が水素であり;R4が複素環であり;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が単結合を表し;Yが共有結合であり;Zが共有結合であり;R2、R3およびR5が水素であり;R4が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が単結合を表し;Yが共有結合であり;Zが共有結合であり;R2、R3およびR5が水素であり;R4が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が単結合を表し;Yが共有結合であり;Zが共有結合であり;R2、R3およびR5が水素であり;R4が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が単結合を表し;Yが共有結合であり;Zが共有結合であり;R2、R3およびR5が水素であり;R4が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、S−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、フェニル、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリダジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、フェニル、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−S−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がフェニルで置換されたピリダジニルであり;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が4−フェニルピリダジニルであり;R1が水素またはメチルである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が単結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2およびR3が水素であり;R5が水素またはヒドロキシから選択され;R4が複素環であり;R5が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が単結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2およびR3が水素であり;R5が水素またはヒドロキシから選択され;R4が複素環から選択され、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が単結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2およびR3が水素であり;R5が水素またはヒドロキシから選択され;R4が複素環から選択され、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が単結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2およびR3が水素であり;R5が水素またはヒドロキシから選択され;R4が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が単結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2およびR3が水素であり;R5が水素またはヒドロキシから選択され;R4が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環から選択され、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環から選択され、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が単結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり;R3が水素またはヒドロキシから選択され;R4およびR5が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が単結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R3が水素またはヒドロキシから選択され;R4およびR5が水素であり;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が単結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾール[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R3が水素またはヒドロキシから選択され;R4およびR5が水素であり;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が単結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R3が水素またはヒドロキシから選択され;R4およびR5が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が単結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R3が水素またはヒドロキシから選択され;R4およびR5が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(III)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)N10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており、R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1、R10、R11が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、YがCH2であり;ZがCH2であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(IV)の化合物が開示される。
代表的な式(IV)の化合物には、
(シス)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−2−メチル−5−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(3−ブロモ−1,2、4−チアジアゾール−5−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(1、3−チアゾール−2−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(1、3−チアゾール−5−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)−2−チオフェンスルホンアミド;
(シス)−5−(6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(2−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(6−クロロ−5−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)−2−チオフェンカルボキシイミドアミド;
(シス)−5−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(チエノ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(2−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(4−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(5−ニトロ−1、3−チアゾール−2−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(6−メチル−2−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(1、3、4−チアジアゾール−2−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(エンド)−5−(3−ピリジニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−オール;
(エンド)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(エキソ)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(5−ビニル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−4−(3−ピリジニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール−4−オール;
(エンド)−4−(6−クロロ−3−ピリジニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−6−(6−メチル−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン;
(エンド)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン;
(エキソ)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン;
(シス)−6−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン;
(エンド)−6−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン;
(シス)−5−(6−フェニルピリダジン−3−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−2−メチル−5−(6−フェニルピリダジン−3−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−2−クロロ−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−5−(5−ブロモ−6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(5,6−ジブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(5−クロロ−6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(5−ブロモ−6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−2−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
(シス)−7−(3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−7−(6−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−7−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−7−(6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(2,3,3a,6,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−4−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−7−(5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−7−(5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−7−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−7−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−7−(5−ビニル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−7−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−7−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−7−(5−エチニル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−7−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(2,3,3a,6,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−4−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(2,3,3a,6,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−4−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(2,3,3a,6,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−4−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−7−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−2−、3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−7−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−7−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−7−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−2−(2,3,3a,6,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−4−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
(シス)−6−(3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−6−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−6−(6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−6−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−4−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−6−(5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−6−(5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−6−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−6−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−6−(5−ビニル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−6−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−6−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−6−(5−エチニル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−6−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−5−(1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−4−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−4−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−4−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−6−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−6−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−6−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−6−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール;
(シス)−2−(1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−4−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
(シス)−6−(3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−6−(6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−6−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−6−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(2,3,3a,6,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−5−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−6−(5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−6−(5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−6−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−6−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−6−(5−ビニル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−6−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−6−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−6−(5−エチニル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−6−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(2,3,3a,6,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−5−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(2,3,3a,6,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−5−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(2,3,3a,6,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−5−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−6−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−6−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−6−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−6−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−2−(2,3,3a,6,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−5−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
(シス)−5−(3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−5−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(5−ビニル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(5−エチニル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−5−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−5−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−5−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−5−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−5−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−2−(2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−5−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
(シス)−5−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール;
(シス)−6−(3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン;
(シス)−6−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン;
(シス)−6−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン;
(シス)−6−(6−メチル−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン;
(シス)−5−(3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−6−(5−クロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン;
(シス)−6−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン;
(シス)−6−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン;
(シス)−6−(5−メチル−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン;
(シス)−6−(5−ビニル−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン;
(シス)−6−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン;
(シス)−6−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン;
(シス)−6−(5−エチニル−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン;
(シス)−5−(3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン−6−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−5−(3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン−6−イル)−2−ブロモニコチノニトリル;
(シス)−5−(3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン−6−イル)−2−クロロニコチノニトリル;
(シス)−6−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン;
(シス)−6−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン;
(シス)−6−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン;
あるいはこれらの製薬上許容される塩、アミド、エステルまたはプロドラッグなどがあるが、それらに限定されるものではない。
本発明の別の実施形態では、式(V)の化合物あるいはそれの製薬上許容される塩、アミド、エステルまたはプロドラッグが開示される。
式中、Y、Z、R
1、R
2、R
3、R
4およびR
5は式(I)で定義の通りである。
本発明の別の実施形態では、Yが共有結合であり;Zが共有結合であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり;R1が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−APピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R1が式(I)で定義の通りである、式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R1が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、YがCH2であり;Zが共有結合であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;Zが共有結合であり;R2が複素環であり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;Zが共有結合であり;R2が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;Zが共有結合であり;R2が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;Zが共有結合であり;R2が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;Zが共有結合であり;R2が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり;R1が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾール、2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R1、R10、R11が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R1が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R1が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R、が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、YがCH2であり;ZがCH2であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR1OR11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、YがCH2CH2であり;Zが共有結合であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(V)の化合物が開示される。
代表的な式(V)の化合物には、
(シス)−8−(3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−8−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−8−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−8−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−8−(6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−5−(1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−8−キノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−8−(5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−8−(5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−8−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−8−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−8−(5−ビニル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−8−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−8−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−8−(5−エチニル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−8−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−8−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−2−メチル−5−(1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−8−キノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−8−キノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−8−キノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−8−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−8−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−8−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−8−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−8−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−8−フロ[3,2−b]ピリジン−2−イル−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−7−(6−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−7−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−7−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−7−(6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−5−(2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−7−(5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−7−(5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−7−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−7−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−7−(5−ビニル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−7−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−7−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−7−(5−エチニル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−7−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−5−(2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−7−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−7−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−7−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−7−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−2−(2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
(シス)−7−(3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−5−(1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−7−キノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−7−(5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(5−ビニル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(5−エチニル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−2−メチル−5−(1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−7−キノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−7−キノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−7−キノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−7−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−フロ[3,2−b]ピリジン−2−イル−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−6−(3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−5−(2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−6−(5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5−ビニル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5−エチニル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−5−(2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−6−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−6−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1Hシクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7aヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−2−(2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−6−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
(シス)−7−(3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−5−(1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロ−7−キノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−7−(5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(5−ビニル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(5−エチニル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−2−メチル−5−(1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロ−7−キノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロ−7−キノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロ−7−キノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−7−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−7−フロ[3,2−b]ピリジン−2−イル−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリン;
(シス)−6−(3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−5−(2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−6−(5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5−ビニル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5−エチニル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−5−(2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−6−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−6−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−6−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン;
(シス)−2−(2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−6−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
あるいはこれらの製薬上許容される塩、アミド、エステルおよびプロドラッグなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本発明の別の実施形態では、下記式(VI)の化合物あるいはそれの製薬上許容される塩、アミド、エステルおよびプロドラッグが開示される。
式中、Y、Z、R
1、R
2、R
3、R
4およびR
5は式(I)で定義の通りである。
本発明の別の実施形態では、Yが共有結合であり;Zが共有結合であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり;R1が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R1が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R1が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10、R11が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、YがCH2であり;Zが共有結合であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;Zが共有結合であり;R2が複素環であり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;Zが共有結合であり;R2が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;Zが共有結合であり;R2が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;Zが共有結合であり;R2が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R、が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;Zが共有結合であり;R2が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり;R1が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R1が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が水素であり;R3およびR5が非存在であり;R4が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R1が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;Yが共有結合であり;ZがCH2CH2であり;R2が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、YがCH2であり;ZがCH2であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環がフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジニル、フロ[2,3−b]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12または−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R12、R13およびR14が独立に水素、アルキル、アリールまたはアリールアルキルから選択され;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環がイミダゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニルまたはチエノ[2,3−b]ピリジニルから選択され、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、(NR10R11)スルホニルまたは−C(NH)NR10R11から選択される0、1または2個の置換基で置換されており;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1、R10およびR11が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が独立にアルケニル、アルケニルオキシ、アルコキシ、アルキル、アルキニル、シアノ、ハロゲンまたはニトロから選択される0、1または2個の置換基によって置換されたピリジニルであり;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、−−−が二重結合を表し;YがCH2であり;ZがCH2であり;R2が複素環であり、その複素環が3−ピリジニル、6−ブロモ−3−ピリジニル、6−クロロ−3−ピリジニル、6−フルオロ−3ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5−メチル−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、5−フルオロ−3−ピリジニル、5−ブロモ−3−ピリジニル、5−ビニル−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、5−ビニルオキシ−3−ピリジニル、5−エチニル−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル、5−シアノ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−シアノ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル、5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニルまたは6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニルから選択され;R3およびR5が非存在であり;R4が水素であり;R1が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
本発明の別の実施形態では、YがCH2CH2であり;Zが共有結合であり;R1、R2、R3、R4およびR5が式(I)で定義の通りである式(VI)の化合物が開示される。
代表的な式(VI)の化合物には、
(シス)−8−(3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−(6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−5−(1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−8−イソキノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−8−(5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−(5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−(5−ビニル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−(5−エチニル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−2−メチル−5−(1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−8−イソキノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−8−イソキノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−8−イソキノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−8−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−フロ[3,2−b]ピリジン−2−イル−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−7−(6−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−7−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−7−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−7−(6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−5−(2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン−7−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−7−(5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−7−(5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−7−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−7−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−7−(5−ビニル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−7−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−7−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−7−(5−エチニル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−5−(2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン−7−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン−7−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−7−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−7−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−7−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−7−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7aヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−2−(2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン−7−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
(シス)−7−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−7−(3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−5−(1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−7−イソキノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−7−(5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(5−ビニル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(5−エチニル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−2−メチル−5−(1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−7−イソキノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−7−イソキノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−7−イソキノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−7−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−8−フロ[3,2−b]ピリジン−2−イル−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−6−(3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−5−(2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−6−(5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(5、−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(5−ビニル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(5−エチニル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−5−(2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン−6−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5(2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−6−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,5,7aヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−2−(2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン−6−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
(シス)−7−(3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−5−(1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロ−7−イソキノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−7−(5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−2−メチル−5−(1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロ−7−イソキノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロ−7−イソキノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロ−7−イソキノリニル)ニコチノニトリル;
(シス)−7−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−7−フロ[3,2−b]ピリジン−2−イル−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロイソキノリン;
(シス)−6−(3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−5−(2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−6−(5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(5−ビニル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(5−ビニルオキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(5−エチニル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−クロロ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−5−(2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン−6−イル)−2−メチルニコチノニトリル;
(シス)−2−クロロ−5−(2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−2−ブロモ−5−(2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン−6−イル)ニコチノニトリル;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(5−メトキシ−6−メチル−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(6−クロロ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(6−ブロモ−5−メトキシ−3−ピリジニル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−6−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン;
(シス)−2−(2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピリジン−6−イル)フロ[3,2−b]ピリジン;
あるいはそれらの製薬上許容される塩、アミド、エステルまたはプロドラッグなどがあるが、それらに限定されるものではない。
本発明の別の実施形態は、治療上有効量の式(I〜VI)の化合物あるいはその化合物の製薬上許容される塩を含む医薬組成物に関する。その組成物は、製薬上許容される担体と組み合わせることができる。
本発明の別の実施形態は、処置を必要とする宿主哺乳動物におけるアルツハイマー病、パーキンソン病、記憶障害、トゥーレット症候群、睡眠障害、注意欠陥過活動性障害、神経変性、炎症、神経保護(neuroprotection)、筋萎縮性側索硬化症、不安、抑鬱、躁病、精神分裂病、ニコチン禁断症候群、食欲不振症および他の摂食障害、AIDS誘発痴呆、癲癇、尿失禁、薬物乱用、禁煙ならびに炎症性腸症候群などの障害の治療方法であって、治療上有効量の式(I〜VI)の化合物あるいはそれの製薬上許容される塩、アミド、エステルまたはプロドラッグをその哺乳動物に投与する段階を有する方法に関するものである。
本発明の別の実施形態は、処置を必要とする哺乳動物での疼痛を治療する方法であって、治療上有効量の式(I〜VI)の化合物あるいはそれの製薬上許容される塩、アミド、エステルまたはプロドラッグをその哺乳動物に投与する段階を有する方法に関する。
本発明の別の実施形態は、処置を必要とする哺乳動物での疼痛を治療する方法であって、製薬上許容される担体と組み合わせて治療上有効量の式(I〜VI)の化合物あるいはそれの製薬上許容される塩、アミド、エステルまたはプロドラッグをその哺乳動物に投与する段階を有する方法に関する。
本発明の別の実施形態は、処置を必要とする哺乳動物での疼痛を治療する方法であって、オピオイドと組み合わせて治療上有効量の式(I〜VI)の化合物あるいはそれの製薬上許容される塩、アミド、エステルまたはプロドラッグをその哺乳動物に投与する段階を有する方法に関する。
本発明の別の実施形態は、処置を必要とする哺乳動物での疼痛を治療する方法であって、非ステロイド系抗炎症剤と組み合わせて治療上有効量の式(I〜VI)の化合物あるいはそれの製薬上許容される塩、アミド、エステルまたはプロドラッグをその哺乳動物に投与する段階を有する方法に関する。
本発明の別の実施形態は、処置を必要とする哺乳動物での疼痛を治療する方法であって、三環系抗鬱薬と組み合わせて治療上有効量の式(I〜VI)の化合物あるいはそれの製薬上許容される塩、アミド、エステルまたはプロドラッグをその哺乳動物に投与する段階を有する方法に関する。
本発明の別の実施形態は、処置を必要とする哺乳動物での疼痛を治療する方法であって、ガバペンチンまたはプレガバリンなどの抗痙攣薬と組み合わせて治療上有効量の式(I〜VI)の化合物あるいはそれの製薬上許容される塩、アミド、エステルまたはプロドラッグをその哺乳動物に投与する段階を有する方法に関する。
用語の定義
本明細書および添付の特許請求の範囲を通じて使用される場合に、下記の用語は以下に示す意味を有する。
本明細書で使用される「アルケニル」という用語は、2〜10個の炭素、好ましくは2〜6個の炭素を有し、好ましくは直鎖であり、2個の水素の脱離によって形成された少なくとも1個の炭素−炭素二重結合を有する直鎖または分岐の炭化水素を意味する。アルケニルの代表例には、エテニル、2−プロペニル、2−メチル−2−プロペニル、3−ブテニル、4−ペンテニル、5−ヘキセニル、2−ヘプテニル、2−メチル−1−ヘプテニルおよび3−デセニルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「アルコキシ」という用語は、本明細書で定義のオキシ部分を介して親分子部分に懸垂した、本明細書で定義のアルキル基を意味する。アルコキシの代表例としては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、2−プロポキシ、ブトキシ、tert−ブトキシ、ペンチルオキシおよびヘキシルオキシなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「アルコキシアルコキシ」という用語は、本明細書で定義の別のアルコキシ基を介して親分子部分に懸垂した本明細書で定義のアルコキシ基を意味する。アルコキシアルコキシの代表例としては、tert−ブトキシメトキシ、2−エトキシエトキシ、2−メトキシエトキシおよびメトキシメトキシなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「アルコキシアルキル」という用語は、本明細書で定義のアルキル基を介して親分子部分に懸垂した本明細書で定義のアルコキシ基を意味する。アルコキシアルキルの代表例としては、tert−ブトキシメチル、2−エトキシエチル、2−メトキシエチルおよびメトキシメチルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「アルコキシカルボニル」という用語は、本明細書で定義のカルボニル基を介して親分子部分に懸垂した本明細書で定義のアルコキシ基を意味する。アルコキシカルボニルの代表例としては、メトキシカルボニル、エトキシカルボニルおよびtert−ブトキシカルボニルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「アルコキシカルボニルアルキル」という用語は、本明細書で定義のアルキル基を介して親分子部分に懸垂した本明細書で定義のアルコキシカルボニル基を意味する。アルコキシカルボニルアルキルの代表例としては、3−メトキシカルボニルプロピル、4−エトキシカルボニルブチル、2−(sec−ブチルカルボニル)エチル、2−(イソプロポキシカルボニル)エチルおよび2−tert−ブトキシカルボニルエチルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「アルキル」という用語は、炭素原子数1〜10個、好ましくは1〜6個である直鎖または分岐の炭化水素を意味する。アルキルの代表例としては、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、3−メチルヘキシル、2,2−ジメチルペンチル、2,3−ジメチルペンチル、n−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニルおよびn−デシルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「アルキルカルボニル」という用語は、本明細書で定義のカルボニル基を介して親分子部分に懸垂した本明細書で定義のアルキル基を意味する。アルキルカルボニルの代表例としては、アセチル、1−オキソプロピル、2,2−ジメチル−1−オキソプロピル、1−オキソブチルおよび1−オキソペンチルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「アルキルカルボニルオキシ」という用語は、本明細書で定義のオキシ部分を介して親分子部分に懸垂した本明細書で定義のアルキルカルボニル基を意味する。アルキルカルボニルオキシの代表例としては、アセチルオキシ、エチルカルボニルオキシおよびtert−ブチルカルボニルオキシなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「アルキルチオ」という用語は、硫黄原子を介して親分子部分に懸垂した本明細書で定義のアルキル基を意味する。アルキルチオの代表例としては、メチルチオ、エチルチオ、tert−ブチルチオおよびヘキシルチオなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「アルキニル」という用語は、炭素原子数2〜10個、好ましくは2〜6個であり、好ましくは直鎖であり、少なくとも1個の炭素−炭素三重結合を有する直鎖または分岐の炭化水素基を指す。アルキニルの代表例には、アセチレニル、1−プロピニル、2−プロピニル、3−ブチニル、2−ペンチニル、3−メチル−1−ペンチニル、3,4−ジメチル−1−ペンチニルおよび1−ブチニルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「アリール」という用語は、単環系または縮合二環系で縮合した環の1以上が芳香族であるものを意味する。アリールの代表例には、アズレニル、インダニル、インデニル、ナフチル、フェニルおよびテトラヒドロナフチルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本発明のアリール基は、独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12および−S(O)2R12から選択される0、1、2、3、4または5個の置換基によって置換されており、R12、R13およびR14は独立に、本明細書で定義の水素、アルキル、アルキルカルボニル、アリールおよびアリールアルキルから選択される。本発明のアリール基はさらに、本明細書で定義の別のアリール基または本明細書で定義の別の複素環によってさらに置換されていても良く、その別のアリール基および別の複素環は、独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12および−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基で置換されており、R12、R13およびR14は独立に本明細書で定義の水素、アルキル、アルキルカルボニル、アリールおよびアリールアルキルから選択される。
本明細書で使用される「カルボニル」という用語は、−C(O)−基を意味する。
本明細書で使用される「カルボキシ」という用語は、−CO2H基を意味する。
本明細書で使用される「カルボキシアルキル」という用語は、本明細書で定義のアルキル基を介して親分子部分に懸垂した本明細書で定義のカルボキシ基を意味する。カルボキシアルキルの代表例としては、カルボキシメチル、2−カルボキシエチルおよび3−カルボキシプロピルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「シアノ」という用語は、−CN基を意味する。
本明細書で使用される「シアノアルキル」という用語は、本明細書で定義のアルキル基を介して親分子部分に懸垂した本明細書で定義のシアノ基を意味する。シアノアルキルの代表例としては、シアノメチル、2−シアノエチルおよび3−シアノプロピルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「ホルミル」という用語は、−C(O)H基を意味する。
本明細書で使用される「ホルミルアルキル」という用語は、本明細書で定義のアルキル基を介して親分子部分に懸垂した本明細書で定義のホルミル基を意味する。ホルミルアルキルの代表例には、ホルミルメチルおよび2−ホルミルエチルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「ハロ」または「ハロゲン」という用語は、−Cl、−Br、−Iまたは−Fを意味する。
本明細書で使用される「ハロアルコキシ」という用語は、本明細書で定義のアルコキシ基を介して親分子部分に懸垂した本明細書で定義の少なくとも1個のハロゲンを意味する。ハロアルコキシの代表例としては、クロロメトキシ、2−フルオロエトキシ、トリフルオロメトキシ、1,2−ジフルオロエトキシおよびペンタフルオロエトキシなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「ハロアルキル」という用語は、本明細書で定義のアルキル基を介して親分子部分に懸垂した本明細書で定義の少なくとも1個のハロゲンを意味する。ハロアルキルの代表例としては、クロロメチル、2−フルオロエチル、トリフルオロメチル、ペンタフルオロエチルおよび2−クロロ−3−フルオロペンチルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「複素環」という用語は、単環式、二環式または三環式の環系を意味する。単環式環系としては例えば、酸素、窒素および硫黄から独立に選択されるヘテロ原子を有する3員環または4員環、あるいはヘテロ原子が窒素、酸素および硫黄から独立に選択される1個、2個または3個のヘテロ原子を有する5員環、6員環または7員環がある。5員環は0〜2個の二重結合を有しており、6員環および7員環は0〜3個の二重結合を有する。単環式環系の代表例としては、アゼチジニル、アゼピニル、アジリジニル、ジアゼピニル、1,3−ジオキソラニル、ジオキサニル、ジチアニル、フリル、イミダゾリル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、イソチアゾリル、イソチアゾリジニル、イソチアゾリジニル、イソオキサゾリル、イソオキサゾリニル、イソオキサゾリジニル、モルホリニル、オキサジアゾリル、オキサジアゾリニル、オキサジアゾリジニル、オキサゾリル、オキサゾリニル、オキサゾリジニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピラニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピラゾリニル、ピラゾリジニル、ピリジル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、ピロリニル、ピロリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチエニル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアジアゾリニル、チアジアゾリジニル、チアゾリル、チアゾリニル、チアゾリジニル、チエニル、チオモルホリニル、1,1−ジオキシドチオモルホリニル(チオモルホリンスルホン)、チオピラニル、トリアジニル、トリアゾリルおよびトリチアニルなどがあるが、これらに限定されるものではない。二環式の環系としては例えば、本明細書で定義のアリール基、本明細書で定義のシクロアルキル基または別の複素環系に縮合した上記のいずれかの複素環系がある。二環式環系の代表例としては、例えばベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾピラニル、ベンゾチオピラニル、ベンゾジオキシニル、シンノリニル、フロピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、ナフチリジニル、イソベンゾフラニル、イソベンゾチエニル、イソインドリル、イソキノリニル、フタラジニル、ピラノピリジル、キノリニル、キノリジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、テトラヒドロイソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、チエノピリジニル、チエノ[3,2−b]ピリジニル、チエノ[2,3−b]ピリジニルおよびチオピラノピリジルなどがあるが、これらに限定されるものではない。三環式環系の例としては、本明細書で定義のアリール基、本明細書で定義のシクロアルキル基または複素環系に縮合した上記のいずれかの二環式環系がある。三環式環系の代表例には、アクリジニル、カルバゾリル、カルボリニル、ジベンゾ[b,d]フラニル、ジベンゾ[b,d]チエニル、ナフト[2,3−b]フラン、ナフト[2,3−b]チエニル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサジニル、チアントレニル、チオキサンテニルおよびキサンテニルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本発明の複素環は、独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12および−S(O)2R12から選択される0、1、2または3個の置換基によって置換されており、R12、R13およびR14は独立に、本明細書で定義の水素、アルキル、アルキルカルボニル、アリールおよびアリールアルキルから選択される。本発明の複素環はさらに、本明細書で定義の別のアリール基または本明細書で定義の別の複素環によってさらに置換されていても良く、その別のアリール基および別の複素環は、独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルキニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、ホルミル、ホルミルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、メルカプトアルキル、ニトロ、トリフェニルメチル(トリチル)、−C(NH)NR10R11、−NR10R11、(NR10R11)アルキル、(NR10R11)カルボニル、(NR10R11)カルボニルアルキル、(NR10R11)スルホニル、−NR12S(O)2R13、−C(NR12)NR13R14、−CH2C(NR12)NR13R14、−C(NOR12)R13、−C(NCN)R12、−C(NNR12R13)R14、−S(O)2OR12および−S(O)2R12から選択される1、2または3個の置換基で置換されていても良く、R12、R13およびR14は独立に本明細書で定義の水素、アルキル、アリールおよびアリールアルキルから選択される。代表的な例には、5−[アミノ(イミノ)メチル]チエン−2−イル、5−(アミノスルホニル)チエン−2−イル、5−ブロモ−3−ピリジニル、3−ブロモ−1,2,4−チアジアゾール−5−イル、6−クロロ−3−ピリジニル、5−クロロ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−フルオロ−3−ピリジニル、6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル、5−シアノ−3−ピリジニル、5,6−ジクロロ−3−ピリジニル、3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル、6−フルオロ−3−ピリジニル、5−メトキシ−3−ピリジニル、3−メチル−5−イソオキサゾリル、2−メチル−3−ピリジニル、6−メチル−3−ピリジニル、6−メチル−2−ピリジニル、2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル、5−ニトロ−1、3−チアゾール−2−イル、6−フェニル−3−ピリダジニルおよび5−ビニル−3−ピリジニルなどがあるが、それらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「ヒドロキシ」という用語は、−OH基を意味する。
本明細書で使用される「ヒドロキシアルキル」という用語は、本明細書で定義のアルキル基を介して親分子部分に懸垂した本明細書で定義の少なくとも1個のヒドロキシ基を意味する。ヒドロキシアルキルの代表例としては、ヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、2,3−ジヒドロキシプロピルおよび2−エチル−4−ヒドロキシヘプチルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「メルカプト」という用語は、−SH基を意味する。
本明細書で使用される「メルカプトアルキル」という用語は、本明細書で定義のアルキル基を介して親分子部分に懸垂した本明細書で定義の少なくとも1個のメルカプト基を意味する。メルカプトアルキルの代表例には、チオメチル、2−チオエチルおよび3−チオプロピルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「−NR10R11」という用語は、窒素原子を介して親分子部分に懸垂したR10およびR11の2つの基を意味する。R10およびR11は、独立に本明細書で定義の水素、アルキル、アルキルカルボニル、アリールおよびアリールアルキルから選択される。−NR10R11の代表的な例には、アセチルアミノ、アミノ、ベンジルアミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、エチルアミノ、フェニルアミノおよびメチルカルボニルアミノなどがあるが、それらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「(NR10R11)アルキル」という用語は、本明細書で定義のアルキル基を介して親分子部分に懸垂した−NR10R11を意味する。(NR10R11)アルキルの代表的な例には、アミノメチル、(メチルアミノ)メチル、2−アミノエチルおよび(ジメチルアミノ)メチルなどがあるが、それらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「(NR10R11)カルボニル」という用語は、本明細書で定義のカルボニル基を介して親分子部分に懸垂した−NR10R11を意味する。(NR10R11)カルボニルの代表的な例には、アミノカルボニル、ジメチルアミノカルボニル、メチルアミノカルボニルおよびエチルアミノカルボニルなどがあるが、それらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「(NR10R11)カルボニルアルキル」という用語は、本明細書で定義のアルキル基を介して親分子部分に懸垂した本明細書で定義の(NR10R11)カルボニル基を意味する。(NR10R11)カルボニルアルキルの代表的な例には、2−アミノ−2−オキソエチル、2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル、4−アミノ−4−オキソブチルおよび4−(ジメチルアミノ)−4−オキソブチルなどがあるが、それらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「(NR10R11)スルホニル」という用語は、本明細書で定義のスルホニル基を介して親分子部分に懸垂した本明細書で定義の−NR10R11基を意味する。
(NR10R11)スルホニルの代表的な例には、アミノスルホニル、ジメチルアミノスルホニル、メチルアミノスルホニル、エチルアミノスルホニル、フェニルアミノスルホニルおよびベンジルアミノスルホニルなどがあるが、それらに限定されるものではない。
本明細書で使用される「窒素保護基」または「N−保護基」という用語は、合成手順時に望ましくない反応に対してアミノ基を保護するための基を意味する。窒素保護基には、カーバメート類、アミド類、N−ベンジル誘導体およびイミン誘導体がある。好ましい窒素保護基は、アセチル、ベンゾイル、ベンジル、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)、ホルミル、フェニルスルホニル、ピバロイル、tert−ブトキシカルボニル(Boc)、トリフルオロアセチルおよびトリフェニルメチル(トリチル)である。
本明細書で使用される「ニトロ」という用語は、−NO2基を意味する。
本明細書で使用される「オキソ」という用語は、=O部分を意味する。
本明細書で使用される「オキシ」という用語は、−O−部分を意味する。
本明細書で使用される「スルホニル」という用語は、−SO2−基を意味する。
本発明の化合物は、ACD/ケムスケッチ(ChemSketch)5.0版(Advanced Chemistry Development, Inc., Toronto, ON, Canadaが開発)によって命名したか、あるいはACD命名法と一致すると思われる名称を与えた。
理解しておくべき点として、本発明の化合物はシスまたはトランスのいずれであっても良く、そのシスおよびトランス配置は本発明の範囲に包含される。
本発明は、本発明の範囲に具体的に含まれる立体異性体およびそれらの混合物を想到するものである。立体異性体には、エナンチオマー、ジアステレオマーならびにエナンチオマーまたはジアステレオマーの混合物などがある。本発明の化合物の個々の立体異性体は、不斉中心またはキラル中心を有する市販の原料から合成的に、あるいはラセミ混合物の製造とそれに続く当業者には公知の分割によって製造することができる。その分割方法の例を挙げると、(1)キラル補助剤へのエナンチオマー混合物の結合、得られるジアスレオマー混合物の再結晶もしくはクロマトグラフィーによる分離および補助剤からの光学的に純粋な生成物の遊離;あるいは(2)キラルクロマトグラフィーカラムでの光学エナンチオマー混合物の直接分離がある。
生理活性の測定
in vitroデータ
ニコチン系アセチルコリン受容体結合能力の測定
本発明の化合物について、下記の方法に従ってニコチン系アセチルコリン受容体に対するin vitroアッセイを行い、その受容体に対する有効な結合剤であることが認められた。リガンドのニコチン系アセチルコリンチャンネル受容体結合能力のin vitro測定プロトコールを以下のように決定した。
全ラット脳からの粗シナプス膜取得物を用いて、ニューロンニコチン系アセチルコリン受容体に対する[3H]−シチシン([3H]−CYT)の結合を行った(Pabreza et al., Molecular Pharmacol., 1990, 39: 9)。洗浄した膜を−80℃で用時まで保管した。冷凍小分け品をゆっくり解凍し、20倍容量の緩衝液(120mM NaCl、5mM KCl、2mM MgCl2、2mM CaCl2および50mM Tris−Cl、4℃でpH7.4を含有)に再懸濁させた。20000×gで15分間遠心後、ペレットを30倍容量の緩衝液に再懸濁させた。
被験化合物を水に溶かして10mM原液を得た。その溶液を緩衝液(上記のもの)で希釈し(1:100)、さらに7連続対数希釈を行って、10−5〜10−11Mの試験溶液を調製した。
ホモジネート(蛋白125〜150μg含有)を、上記濃度範囲の上記被験化合物および[3H]−CYT(1.25nM)が入った3連の試験管に加えて、最終容量500μLとした。サンプルを4℃で60分間インキュベートし、氷冷緩衝液4mLを3回用いて、0.5%ポリエチレンイミンに予め浸漬しておいたワットマン(Whatman)GF/B濾紙で高速濾過した。濾紙をEcolume(登録商標;ICN)4mL中でカウンティングする。10μM(−)−ニコチンの存在下に非特異的結合を測定し、値を総結合のパーセントとして表した。RS−1(BBN)非線形最小自乗曲線適合プログラムを用いてIC50値を求め、チェン−プルソフ(Cheng and Prusoff)補正(Ki=IC50/(1+[リガンド]/リガンドのKd))を用いてIC50値をKi値に変換した。
代表的な本発明の化合物は、2300nM〜0.029nMの結合親和力でニコチン性アセチルコリン受容体に結合した。好ましい本発明の化合物は、100nM以下の結合親和力でニコチン性アセチルコリン受容体に結合した。
in vivoデータ
マウスホットプレートパラダイムでの鎮痛剤としてのニコチン系アセチルコリン受容体リガンドの有効性の測定
in vivoプロトコールを用いて、マウスホットプレートパラダイムでの鎮痛剤としてのニコチン系アセチルコリン受容体リガンドの有効性を測定した。
別個のマウス群(n=8/群)を投与群に用いた。薬剤はいずれも、腹腔内投与経路によって投与した。被験薬剤を水に溶かして、6.2mM原液を調製した。動物に、この溶液(10mL/kg)を62μmol/kg用量となるように投与した。1/2対数刻みで原液を連続希釈した後、前記より低い用量を同様に投与した。動物には、ホットプレートでの試験を行う30分前に投与を行った。使用したホットプレートは、自動鎮痛モニター(型番号:AHP16AN、Omnitech Electronics, Inc., Columbus, Ohio)であった。ホットプレートの温度を55℃に維持し、カットオフ時間180秒を用いた。10回目の跳躍までの待ち時間を従属的尺度として記録した。対照に対する10回目跳躍待ち時間の延長を効果と見なした。
代表的な本発明の化合物は、マウスホットプレートパラダイムにおいて62μmol/kg〜6.2μmol/kgの範囲の用量で抗侵害受容効果を示した。好ましい本発明の化合物は、マウスホットプレートパラダイムにおいて62μmol/kg以下用量で抗侵害受容効果を示した。
ラットホルマリン試験での鎮痛剤としてのニコチン系アセチルコリン受容体リガンドの有効性の測定
鎮痛剤としてのニコチン系アセチルコリン受容体リガンドの有効性を測定するのに利用した別のin vivoプロトコールはラットホルマリン試験であった。
体重200〜400gの雄スプレーグ−ドーリーラット(Charles River, Portage, MI)を全ての実験で用いた。個々のケージ中での20分間の馴致後、5%ホルマリン溶液50μLを一方の後足の背面に皮下注射し、ラットをミラー板上方に吊った透明観察ケージに戻した。ラットの観察を、ホルマリン注射後30〜50分の20分期間と定義されるホルマリン試験の2相の間行った。実験担当者が、各1分期間中1回の15秒観察期間にわたって各動物を観察することで、観察期間中の動物4匹の注射した足における防衛行動を記録した。記録した防衛行動には、注射した足の引き込み、舐めまたは噛みつきなどがあった。用量−応答試験では、被験化合物(または生理食塩水)を、ホルマリン注射5分前に腹腔内投与した。
代表的な本発明の化合物は、ラットホルマリン試験において、62μmol/kg〜1.9μmol/kgの範囲の用量で抗侵害受容効果を示した。好ましい本発明の化合物は、ラットホルマリン試験において、62μmol/kg以下の用量で抗侵害受容効果を示した。
上記のin vitroおよびin vivoデータは、本発明の化合物がニコチン性アセチルコリン受容体に結合し、疼痛の治療において有用であることを示している。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物がニコチン性アセチルコリン受容体およびコリン作働系を介して疼痛を治療する能力は、文献によっても示されている(Williams, M.; Arneric, S. P.: Beyond the Tobacco Debate: dissecting out the therapeutic potential of nicotine. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (8): 1035-1045; and Arneric, S. P.; Sullivan, J. P.; Williams, W.: Neuronal nicotinic acetylcholine receptors. Novel targets for central nervous system theraputics. in: Psychopharmacology: The Fourth Generation of Progress. Bloom FE, Kupfer DJ (Eds. ), Raven Press, New York (1995): 95-109)。
さらに本発明の化合物は、アルツハイマー病、パーキンソン病、記憶障害、トゥーレット症候群、睡眠障害、注意欠陥過活動性障害、神経変性、炎症、神経保護、不安、抑鬱、躁病、精神分裂病、食欲不振症および他の摂食障害、AIDS誘発痴呆、癲癇、尿失禁、薬物乱用、禁煙ならびに炎症性腸症候群などのニコチン性アセチルコリン受容体およびコリン作働系によって影響される障害を改善または予防する上で有用である。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物がアルツハイマー病を治療する能力は、文献に示されている(Williams, M.; Arneric, S. P.: Beyond the Tobacco Debate: dissecting out the therapeutic potential of nicotine. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (8): 1035-1045; Arneric, S. P.; Sullivan, J. P.; Williams, W.: Neuronal nicotinic acetylcholine receptors. Novel targets for central nervous system theraputics. in: Psychopharmacology: The Fourth Generation of Progress. Bloom FE, Kupfer DJ (Eds.), Raven Press, New York (1995): 95-109; Arneric, S. P.; Holladay, M. W.; Sullivan, J. P.: Cholinergic channel modulators as a novel therapeutic strategy for Alzheimer′s disease. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (1) : 79-100; Lindstrom, J.: Nicotinic Acetylchloline Receptors in Health and Disease. Molecular Neurobiology (1997) 15: 193-222; and Lloyd, G K; Menzaghi, F; Bontempi B; Suto, C; Siegel, R; Akong, M; Stauderman, K; Velicelebi, G; Johnson, E ; Harpold, M M; Rao, T S; Sacaan, A I ; Chavez-Noriega, L E; Washburn, M S; Vernier, J M; Cosford, N D P ; McDonald, L A: The potential of subtype selective neuronal nicotinic acetylcholine receptor agonists as therapeutic agents. Life Sciences (1998) 62 (17/18): 1601-1606)。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物がパーキンソン病を治療する能力は、文献に示されている(Williams, M.; Arneric, S. P.: Beyond the Tobacco Debate: dissecting out the therapeutic potential of nicotine. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (8): 1035-1045 ; Lindstrom, J.: Nicotinic Acetylchloline Receptors in Health and Disease. Molecular Neurobiology (1997) 15: 193-222 ; and Lloyd, G K; Menzaghi, F; Bontempi B; Suto, C; Siegel, R; Akong, M; Stauderman, K ; Velicelebi, G; Johnson, E; Harpold, M M; Rao, T S; Sacaan, A I ; Chavez-Noriega, L E; Washburn, M S; Vernier, J M ; Cosford, N D P; McDonald, L A: The potential of subtype selective neuronal nicotinic acetylcholine receptor agonists as therapeutic agents. Life Sciences (1998) 62 (17/18): 1601-1606.)。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物が記憶障害を治療する能力は、文献に示されている(Williams, M.; Arneric, S. P.: Beyond the Tobacco Debate: dissecting out the therapeutic potential of nicotine. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (8) : 1035-1045; Arneric, S. P.; Sullivan, J. P.; Williams, W.: Neuronal nicotinic acetylcholine receptors. Novel targets for central nervous system theraputics. in: Psychopharmacology: The Fourth Generation of Progress. Bloom FE, Kupfer DJ (Eds.), Raven Press, New York (1995): 95-109; and Lindstrom, J.: Nicotinic Acetylchloline Receptors in Health and Disease. Molecular Neurobiology (1997) 15: 193-222)。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物がトゥーレット症候群を治療する能力は、文献に示されている(Williams, M.; Arneric, S. P.: Beyond the Tobacco Debate: dissecting out the therapeutic potential of nicotine. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (8): 1035-1045; Arneric, S. P.; Sullivan, J. P.; Williams, W.: Neuronal nicotinic acetylcholine receptors. Novel targets for central nervous system theraputics. in: Psychopharmacology: The Fourth Generation of Progress. Bloom FE, Kupfer DJ (Eds.), Raven Press, New York (1995): 95-109; and Lindstrom, J.: Nicotinic Acetylchloline Receptors in Health and Disease. Molecular Neurobiology (1997) 15: 193-222)。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物が睡眠障害を治療する能力は、文献に示されている(Williams, M.; Arneric, S. P.: Beyond the Tobacco Debate: dissecting out the therapeutic potential of nicotine. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (8): 1035-1045)。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物が注意欠陥過活動性障害を治療する能力は、文献に示されている(Williams, M.; Arneric, S. P.: Beyond the Tobacco Debate: dissecting out the therapeutic potential of nicotine. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (8): 1035-1045; and Arneric, S. P.; Holladay, M. W.; Sullivan, J. P.: Cholinergic channel modulators as a novel therapeutic strategy for Alzheimer's disease. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (1) : 79-100)。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物が神経変性を治療し、神経保護を提供する能力は、文献に示されている(Arneric, S. P.; Sullivan, J. P.; Williams, W.: Neuronal nicotinic acetylcholine receptors. Novel targets for central nervous system theraputics. in: Psychopharmacology : The Fourth Generation of Progress. Bloom FE, Kupfer DJ (Eds.), Raven Press, New York (1995): 95-109; and Arneric, S. P.; Holladay, M. W.; Sullivan, J. P.: Cholinergic channel modulators as a novel therapeutic strategy for Alzheimer′s disease. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (1) : 79-100)。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物が炎症を治療する能力は、文献に示されている(Arneric, S. P.; Sullivan, J. P.; Williams, W.: Neuronal nicotinic acetylcholine receptors. Novel targets for central nervous system theraputics. in: Psychopharmacology: The Fourth Generation of Progress. Bloom FE, Kupfer DJ (Eds. ), Raven Press, New York (1995): 95-109; and Arneric, S. P.; Holladay, M. W.; Sullivan, J. P.: Cholinergic channel modulators as a novel therapeutic strategy for Alzheimer′s disease. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (1) : 79-100)。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物が筋萎縮性側索硬化症を治療する能力は、文献に示されている(Williams, M.; Arneric, S. P.: Beyond the Tobacco Debate: dissecting out the therapeutic potential of nicotine. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (8): 1035-1045 ; Arneric, S. P.; Sullivan, J. P.; Williams, W.: Neuronal nicotinic acetylcholine receptors. Novel targets for central nervous system theraputics. in: Psychopharmacology : The Fourth Generation of Progress. Bloom FE, Kupfer DJ (Eds. ), Raven Press, New York (1995): 95-109; and Arneric, S. P.; Holladay, M. W.; Sullivan, J. P.: Cholinergic channel modulators as a novel therapeutic strategy for Alzheimer′s disease. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (1) : 79-100)。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物が不安を治療する能力は、文献に示されている(Williams, M.; Arneric, S. P.: Beyond the Tobacco Debate: dissecting out the therapeutic potential of nicotine. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (8) : 1035-1045; Arneric, S. P.; Sullivan, J. P.; Williams, W.: Neuronal nicotinic acetylcholine receptors. Novel targets for central nervous system theraputics. in: Psychopharmacology: The Fourth Generation of Progress. Bloom FE, Kupfer DJ (Eds. ), Raven Press, New York (1995): 95-109; and Arneric, S. P.; Holladay, M. W.; Sullivan, J. P.: Cholinergic channel modulators as a novel therapeutic strategy for Alzheimer′s disease. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (1) : 79-100)。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物が抑鬱を治療する能力は、文献に示されている(Arneric, S. P.; Sullivan, J. P.; Williams, W.: Neuronal nicotinic acetylcholine receptors. Novel targets for central nervous system theraputics. in: Psychopharmacology: The Fourth Generation of Progress. Bloom FE, Kupfer DJ (Eds. ), Raven Press, New York (1995): 95-109)。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物が躁病および精神分裂病を治療する能力は、文献に示されている(Williams, M.; Arneric, S. P.: Beyond the Tobacco Debate: dissecting out the therapeutic potential of nicotine. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (8): 1035-1045; Arneric, S. P.; Sullivan, J. P.; Williams, W.: Neuronal nicotinic acetylcholine receptors. Novel targets for central nervous system theraputics. in: Psychopharmacology : The Fourth Generation of Progress. Bloom FE, Kupfer DJ (Eds. ), Raven Press, New York (1995): 95-109; and Lindstrom, J.: Nicotinic Acetylchloline Receptors in Health and Disease. Molecular Neurobiology (1997) 15: 193-222)。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物が食欲不振症および他の摂食障害を治療する能力は、文献に示されている(Williams, M.; Arneric, S. P.: Beyond the Tobacco Debate: dissecting out the therapeutic potential of nicotine. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (8): 1035-1045; Arneric, S. P.; Sullivan, J. P.; Williams, W.: Neuronal nicotinic acetylcholine receptors. Novel targets for central nervous system theraputics. in: Psychopharmacology : The Fourth Generation of Progress. Bloom FE, Kupfer DJ (Eds. ), Raven Press, New York (1995): 95-109; and Lindstrom, J.: Nicotinic Acetylchloline Receptors in Health and Disease. Molecular Neurobiology (1997) 15: 193-222)。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物がAIDS誘発痴呆を治療する能力は、文献に示されている(Williams, M. ; Arneric, S. P.: Beyond the Tobacco Debate: dissecting out the therapeutic potential of nicotine. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (8): 1035-1045; Arneric, S. P.; Sullivan, J. P.; Williams, W.: Neuronal nicotinic acetylcholine receptors. Novel targets for central nervous system theraputics. in: Psychopharmacology : The Fourth Generation of Progress. Bloom FE, Kupfer DJ (Eds.), Raven Press, New York (1995): 95-109; and Lindstrom, J.: Nicotinic Acetylchloline Receptors in Health and Disease. Molecular Neurobiology (1997) 15: 193-222)。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物が癲癇を治療する能力は、文献に示されている(Williams, M.; Arneric, S. P. : Beyond the Tobacco Debate: dissecting out the therapeutic potential of Nicotine. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (8): 1035-1045; Arneric, S. P.; Sullivan, J. P.; Williams, W.: Neuronal nicotinic acetylcholine receptors. Novel targets for central nervous system theraputics. in: Psychopharmacology: The Fourth Generation of Progress. Bloom FE, Kupfer DJ (Eds. ), Raven Press, New York (1995): 95-109 ; and Lindstrom, J.: Nicotinic Acetylchloline Receptors in Health and Disease. Molecular Neurobiology (1997) 15: 193-222)。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物が尿失禁を治療する能力は、文献に示されている(Williams, M. ; Arneric, S. P.: Beyond the Tobacco Debate: dissecting out the therapeutic potential of nicotine. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (8): 1035-1045)。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物が月経前症候群を治療する能力は、文献に示されている(Williams, M.; Arneric, S. P.: Beyond the Tobacco Debate: dissecting out the therapeutic potential of nicotine. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (8): 1035-1045; and Arneric, S. P.; Sullivan, J. P.; Williams, W.: Neuronal nicotinic acetylcholine receptors. Novel targets for central nervous system theraputics. in: Psychopharmacology: The Fourth Generation of Progress. Bloom FE, Kupfer DJ (Eds. ), Raven Press, New York (1995): 95-109)。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物が薬物乱用を治療する能力は、文献に示されている(Williams, M.; Arneric, S. P.: Beyond the Tobacco Debate: dissecting out the therapeutic potential of nicotine. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (8): 1035-1045; and Arneric, S. P.; Sullivan, J. P.; Williams, W.: Neuronal nicotinic acetylcholine receptors. Novel targets for central nervous system theraputics. in: Psychopharmacology: The Fourth Generation of Progress. Bloom FE, Kupfer DJ (Eds. ), Raven Press, New York (1995): 95-109)。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物が禁煙を治療する能力は、文献に示されている(Williams, M.; Arneric, S. P.: Beyond the Tobacco Debate : dissecting out the therapeutic potential of nicotine. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (8): 1035-1045 ; and Arneric, S. P.; Sullivan, J. P.; Williams, W.: Neuronal nicotinic acetylcholine receptors. Novel targets for central nervous system theraputics. in: Psychopharmacology : The Fourth Generation of Progress. Bloom FE, Kupfer DJ (Eds. ), Raven Press, New York (1995): 95-109)。
実施例に具体的に記載されたものなど(それらに限定されるものではない)の本発明の化合物が炎症性腸症候群を治療する能力は、文献に示されている(Williams, M.; Arneric, S. P.: Beyond the Tobacco Debate: dissecting out the therapeutic potential of nicotine. Exp. Opin. Invest. Drugs (1996) 5 (8) : 1035-1045 ; and Lindstrom, J.: Nicotinic Acetylchloline Receptors in Health and Disease. Molecular Neurobiology (1997) 15: 193-222)。
本明細書で使用される「製薬上許容される担体」という用語は、無毒性で不活性な固体、半固体または液体の充填剤、希釈剤、カプセル化材料またはあらゆる種類の製剤補助剤を意味する。製薬上許容される担体として役立ち得る材料の一部の例としては、乳糖、グルコールおよびショ糖などの糖類;コーンスターチおよびジャガイモデンプンなどのデンプン類;カルボキシメチルセルロースナトリウム、エチルセルロースおよび酢酸セルロースなどのセルロースおよびそれの誘導体;粉末トラガカント;麦芽;ゼラチン;タルク;カカオバターおよび坐剤ロウなどの賦形剤;落花生油、綿実油、紅花油、ゴマ油、オリーブ油、トウモロコシ油および大豆油などのオイル類;プロピレングリコールなどのグリコール類;オレイン酸エチルおよびラウリン酸エチルなどのエステル類;寒天;水酸化マグネシウムおよび水酸化アルミニウムなどの緩衝剤;アルギン酸;発熱物質を含まない水;等張性生理食塩水;リンゲル液;エチルアルコールおよびリン酸緩衝液、ならびにラウリル硫酸ナトリウムおよびステアリン酸マグネシウムなどの他の無毒性の適合性潤滑剤があり、製剤者の判断に従って、組成物中に着色剤、離型剤、コーティング剤、甘味剤、香味剤および芳香剤、保存剤および酸化防止剤を存在させることもできる。本発明は、1以上の無毒性の製薬上許容される担体とともに製剤した本発明の化合物を含む医薬組成物を提供する。その医薬組成物は、固体または液体製剤で経口投与用に、非経口注射用に、あるいは直腸投与用に製剤することができる。
本発明の化合物の局所投与用の製剤には、粉剤、噴霧剤、軟膏および吸入剤などがある。活性化合物は、製薬上許容される担体および必要に応じて要求される保存剤、緩衝剤または推進剤とともに、無菌条件下に混合される。眼科製剤、眼軟膏、粉剤および液剤も、本発明の範囲に含まれることが想到される。
本発明の医薬組成物における有効成分の実際の用量レベルを変動させて、特定の患者、組成物および投与形態において所望の治療応答を得る上で有効な活性化合物量を得るようにすることができる。
上記その他の治療で使用する場合、治療上有効量の本発明の化合物のいずれかを、純粋な形あるいはそのような形が存在する場合には製薬上許容される塩、エステル、アミドまたはプロドラッグの形で用いることができる。別形態としてその化合物を、1以上の製薬上許容される担体と組み合わせて当該化合物を含む医薬組成物として投与することができる。本発明の化合物の「治療上有効量」という表現は、あらゆる医学的処置に適用可能な妥当な利益/リスク比で、障害を治療する上で十分な量の化合物を意味する。特定の患者における具体的な治療上有効な用量レベルは、治療対象の障害およびその障害の重度;使用する具体的な化合物の活性;使用する具体的な組成物;患者の年齢、体重、全身の健康状態、性別および食事;使用される具体的化合物の投与時刻、投与経路および排泄速度;投与の期間;使用される具体的化合物との併用でもしくは同時に使用される薬剤;ならびに医学の分野で公知の同様の要素などの各種要素によって決まるものである。
哺乳動物、特にヒトに対して投与される本発明の化合物の総1日用量は、約0.01〜約50mg/kg/日の範囲とすることができる。より好ましい用量は、約0.01〜約5mg/kg/日の範囲とすることができる。所望に応じて、その有効1日用量を、投与に関して複数の用量に分割することができる。従って、単一用量組成物には、1日用量を構成する量またはその整数分の1の量を含有させることができる。
本発明はさらに、1以上の無毒性で製薬上許容される担体とともに製剤される本発明の化合物を含む医薬組成物を提供する。医薬組成物は、固体もしくは液体での経口投与用に、非経口注射用に、あるいは直腸投与用に製剤することができる。
本発明の医薬組成物は、ヒトおよび他の動物に対して、経口投与、直腸投与、非経口投与、大槽内投与、経膣投与、腹腔内投与、局所投与(粉剤、軟膏または滴剤として)、口腔投与で投与することができるか、あるいは経口もしくは経鼻の噴霧剤として投与することができる。本明細書で使用される「非経口」という用語は、静脈、筋肉、腹腔内、大槽内、皮下および動脈への注射および注入などの投与形態を指す。
非経口注射用の本発明の医薬組成物には、製薬上許容される無菌の水系または非水系の液剤、分散液または乳濁液ならびに使用直前に無菌の注射用の液剤もしくは分散液に入れて再生する無菌粉剤などがある。好適な水系および非水系の担体、希釈剤、溶媒または媒体の例としては、水、エタノール、多価アルコール(グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコールなど)、植物油(オリーブ油など)、注射用有機エステル類(オレイン酸エチルなど)およびそれらの好適な混合物などがある。例えば、レシチンなどのコーティング剤を用いたり、分散液の場合には必要な粒径を維持することで、そして界面活性剤を用いることで適切な流動性を維持することができる。
これらの組成物には、保存剤、湿展剤、乳化剤および分散剤などの補助剤を含有させることもできる。微生物の活動の防止は、例えばパラベン、クロロブタノール、フェノール、ソルビン酸などの各種抗細菌剤および抗真菌剤を含有させることで確実に行うことができる。糖類、塩化ナトリウムなどの等張性薬剤を含有させることも望ましい場合がある。モノステアリン酸アルミニウムおよびゼラチンなどの吸収を遅延させる薬剤を含有させることで、注射用医薬製剤の吸収を延長させることができる。
場合によっては、薬剤の効果を延長するために、皮下注射または筋肉注射からの薬剤の吸収を遅延させることが望ましい。それは、水溶性が低い結晶または非晶質材料の懸濁液を用いることで行うことができる。薬剤の吸収速度はそれ自体の溶解速度によって決まり、溶解速度は次に、結晶径および結晶形によって決まり得る。別法として、非経口投与製剤の吸収遅延は、薬剤をオイル媒体に溶解または懸濁させることで行う。
注射用デポー製剤は、ポリラクチド−ポリグリコリドなどの生体分解性ポリマー中に薬剤のマイクロカプセルマトリクスを形成することで製造される。ポリマーに対する薬剤の比および使用する特定のポリマーの性質に応じて、薬剤放出速度を制御することができる。他の生体分解性ポリマーの例としては、ポリ(オルトエステル)類およびポリ(無水物)類などがある。デポー注射製剤は、身体組織と適合性であるリポソームまたはマイクロ乳濁液に薬剤を捕捉させることでも製造される。
注射製剤は例えば、細菌保持フィルターによる濾過、あるいは使用直前に無菌水その他の無菌注射媒体に溶解または分散させることができる無菌固体組成物の形での滅菌剤の組み込みによって滅菌することができる。
経口投与用の固体製剤には、カプセル、錠剤、丸薬、粉剤および粒剤などがある。そのような固体製剤においては、活性化合物を、クエン酸ナトリウムもしくはリン酸二カルシウムなどの1以上の不活性で製薬上許容される賦形剤もしくは担体、および/またはa)デンプン類、乳糖、ショ糖、グルコース、マニトールおよびケイ酸などの充填剤もしくは増量剤;b)カルボキシメチルセルロース、アルギン酸塩類、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、ショ糖およびアカシアなどの結合剤;c)グリセリンなどの湿潤剤;d)寒天、炭酸カルシウム、ジャガイモもしくはタピオカデンプン、アルギン酸、ある種のケイ酸化合物および炭酸ナトリウムなどの崩壊剤;e)パラフィンなどの溶液遅延剤;f)4級アンモニウム化合物などの吸収促進剤;g)セチルアルコールおよびモノステアリン酸グリセリンなどの湿展剤;h)カオリンおよびベントナイトクレーなどの吸収剤;ならびにi)タルク、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、固体ポリエチレングリコール類、ラウリル硫酸ナトリウムおよびそれらの混合物などの潤滑剤と混合することができる。カプセル、錠剤および丸薬の場合、製剤にはさらに緩衝剤を含有させることもできる。
同様の種類の固体組成物は、ラクトースすなわち乳糖などの賦形剤と高分子量ポリエチレングリコール類などを用いる軟および硬充填ゼラチンカプセルでの充填剤として使用することもできる。
錠剤、カプセル、丸薬および粒剤の固体製剤は、腸溶コーティング剤および医薬製剤業界で公知の他のコーティング剤などのコーティング剤および外殻を用いて製剤することができる。それには適宜に乳白剤を含有させることができ、腸管のある一定の部分のみまたはその部分で優先的に、遅延的に有効成分を放出する組成物とすることもできる。使用可能な包埋組成物の例としては、ポリマー物質およびロウ類などがある。
活性化合物は、適切であれば、1以上の上記賦形剤とともにマイクロカプセルの形とすることもできる。
経口投与用の液体製剤には、製薬上許容される乳濁液、液剤、懸濁液、シロップおよびエリキシル剤などがある。活性化合物以外に液体製剤には、例えば水その他の溶媒などの当業界で一般的に使用される不活性希釈剤、溶解剤、ならびにエチルアルコール、イソプロピルアルコール、炭酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジメチルホルムアミド、オイル類(詳細には、綿実油、落花生油、トウモロコシ油、胚芽油、オリーブ油、ヒマシ油およびゴマ油)、グリセリン、テトラヒドロフルフリルアルコール、ポリエチレングリコール類およびソルビタンの脂肪酸エステル類などの乳化剤、ならびにそれらの混合物を含有させることができる。
不活性希釈剤以外に、経口組成物には、湿展剤、乳化剤および懸濁剤、甘味剤、香味剤ならびに芳香剤などの補助剤を含有させることもできる。
懸濁液には活性化合物以外に、例えばエトキシ化イソステアリルアルコール類、ポリオキシエチレンソルビトールおよびソルビタンエステル類、微結晶セルロース、アルミニウムメタヒドロキシド、ベントナイト、寒天、トラガカントガムおよびそれらの混合物などの懸濁剤を含有させることができる。
直腸投与または経膣投与用の組成物は好ましくは、室温では固体であって体温では液体であることから、直腸または膣腔で融解して活性化合物を放出するカカオバター、ポリエチレングリコールまたは坐剤ロウなどの好適な非刺激性賦形剤または担体と本発明の化合物を混合することで製造することができる坐剤である。
本発明の化合物はリポソームの形で投与することもできる。当業界で公知のように、リポソームは通常、リン脂質その他の脂質から誘導される。リポソームは、水系媒体に分散した単ラメラまたは多ラメラ水和液晶によって形成される。リポソームを形成することができるあらゆる無毒性で生理的に許容される、代謝可能な脂質を用いることができる。リポソームの形での本発明の組成物は、本発明の化合物以外に、安定剤、保存剤、賦形剤などを含有することができる。好ましい脂質は、天然および合成のリン脂質およびホスファチジルコリン類(レシチン類)であり、個別または併用で使用される。
リポソームの形成方法は当業界では公知である。例えばプレスコットの編著を参照する(Prescott, Ed., Methods in Cell Biology, Volume XIV, Academic Press, New York, N.Y.., (1976), p.33 et seq)。
本発明は、化学的に合成された、あるいは式(I〜VI)の化合物へのin vivo生体内変換によって形成された医薬活性化合物を想到するものである。
本発明の化合物は、非溶媒和体ならびに半水和物などの水和体のような溶媒和体で存在することができる。特に水およびエタノールなどの製薬上許容される溶媒との溶媒和体は、本発明に関して非溶媒和体と等価である。
本明細書で使用される「製薬上許容される塩、エステル、アミドおよびプロドラッグ」という用語は、妥当な医学的判断の範囲内で、ヒトおよびそれより下等な動物の組織と接触しての使用に好適であって、不適当な毒性、刺激、アレルギー応答などを起こさず、妥当な利益/リスク比を有し、所期の用途において有効である式(I〜VI)の化合物のカルボン酸塩、アミノ酸付加塩、両性イオン、エステル、アミドおよびプロドラッグを指す。代表的な例には、酢酸5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)−3−ピリジニル、安息香酸5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)−3−ピリジニル、安息香酸2−クロロ−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)−3−ピリジニル、酢酸2−クロロ−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)−3−ピリジニル、安息香酸[2−クロロ−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)−3−ピリジニル]メチル、酢酸[2−クロロ−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)−3−ピリジニル]メチル、酢酸[5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)−3−ピリジニル]メチル、安息香酸[5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)−3−ピリジニル]メチル、2−アセチル−5−(3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール、2−アセチル−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール、5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−2−(トリフルオロアセチル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール、5−(3−ピリジニル)−2−(トリフルオロアセチル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール、2−ベンゾイル−5−(3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール、2−ベンゾイル−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール、5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸フェニルおよび5−(3−ピリジニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸フェニルなどがあるが、それらに限定されるものではない。
本発明の化合物は、無機酸または有機酸から誘導される製薬上許容される塩の形で使用することができる。「製薬上許容される塩」という用語は、妥当な医学的判断の範囲内で、不適当な毒性、刺激、アレルギー応答などを生じることなく、ヒトおよび下等動物の組織と接触して使用するのに好適であり、妥当な利益/リスク比を有する塩を意味する。製薬上許容される塩は当業界では公知である。その塩は、本発明の化合物の最終単離および精製時にin situで、あるいは遊離塩基官能基を好適な有機酸と別個に反応させることで製造することができる。代表的な酸付加塩には、酢酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、クエン酸塩、アスパラギン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、重硫酸塩、酪酸塩、樟脳酸塩、カンファースルホン酸塩、ジグルコン酸塩、グリセロリン酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、フマル酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、2−ヒドロキシエタンスルホン酸塩(イソチオン酸塩)、乳酸塩、マレイン酸塩、メタンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、2−ナフタレンスルホン酸塩、シュウ酸塩、パモ酸塩、ペクチン酸塩、過硫酸塩、3−フェニルプロピオン酸塩、ピクリン酸塩、ピバリン酸、プロピオン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、リン酸塩、グルタミン酸塩、重炭酸塩、p−トルエンスルホン酸塩およびウンデカン酸塩などがあるが、こられに限定されるものではない。さらに、塩基性窒素含有基を、塩化、臭化およびヨウ化メチル、エチル、プロピルおよびブチルなどのハロゲン化低級アルキル;硫酸ジメチル、ジエチル、ジブチルおよびジアミルなどの硫酸ジアルキル;塩化、臭化およびヨウ化デシル、ラウリル、ミリスチルおよびステアリルなどの長鎖ハロゲン化物;臭化ベンジルおよび臭化フェネチルなどのハロゲン化アリールアルキルその他の薬剤を用いて4級化することができる。そうすることで、水溶性または油溶性あるいは水分散性または油分散性の生成物が得られる。製薬上許容される酸付加塩を形成するのに用いることができる酸の例には、塩酸、臭化水素酸、硫酸およびリン酸などの無機酸ならびにマレイン酸、フマル酸、コハク酸およびクエン酸などの有機酸などがある。
カルボン酸含有部分を、製薬上許容される金属カチオンの水酸化物、炭酸塩もしくは重炭酸塩などの好適な塩基と、あるいはアンモニアまたは有機1級、2級もしくは3級アミンと反応させることで、本発明の化合物の最終単離および精製時にin situで塩基付加塩を製造することができる。製薬上許容される塩には、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムおよびアルミニウム塩などのアルカリ金属またはアルカリ土類金属系の陽イオンならびにアンモニウム、テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジエチルアミン、エチルアミンなどの無毒性の4級アンモニアおよびアミン陽イオンなどがあるが、これらに限定されるものではない。塩基付加塩形成に有用な他の代表的な有機アミンには、エチレンジアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、ピペリジン、ピペラジンなどがある。本発明の化合物の好ましい塩には、リン酸塩、トリスおよび酢酸塩などがある。
本明細書で使用される「製薬上許容されるプロドラッグ」または「プロドラッグ」という用語は、妥当な医学的判断の範囲内で、ヒトおよびそれより下等な動物の組織と接触しての使用に好適であって、不適当な毒性、刺激、アレルギー応答などを起こさず、妥当な利益/リスク比を有し、所期の用途において有効である本発明のプロドラッグを表す。本発明のプロドラッグは、例えば血液中の加水分解によって急速に式(I〜VI)の化合物にin vivoで変換され得る。
本明細書で使用される「製薬上許容されるエステル」または「エステル」という用語は、in vivoで加水分解する本発明の化合物のエステルを指し、ヒトの身体で容易に分解して親化合物もしくはそれの塩を生じるものなどがある。本発明の製薬上許容される無毒性エステルの例には、C1〜C6アルキルエステルおよびC5〜C7シクロアルキルエステルなどがある。ただし、C1〜C4アルキルエステルが好ましい。式(I〜VI)の化合物のエステルは、従来法に従って製造することができる。
本明細書で使用される「製薬上許容されるアミド」または「アミド」という用語は、アンモニア、1級C1〜C6アルキルアミンおよび2級C1〜C6ジアルキルアミンから誘導される本発明の無毒性アミドを指す。2級アミンの場合、そのアミンは1個の窒素原子を有する5員もしくは6員複素環の形態であることもできる。アンモニアから誘導されるアミド、C1〜C3アルキル1級アミドおよびC1〜C2ジアルキル2級アミドが好ましい。式(I〜VI)の化合物のアミドは、従来の方法に従って製造することができる。
略称
下記の図式および実施例の説明に用いた略称は次の通りである。Ac=アセチル;アシル=アルキルカルボニル;AIBN=2,2′−アゾビス(2−メチルプロピオニトリル)N,N−ジメチルホルムアミド;Bn=ベンジル;dppf=1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン;DMAP=ジメチルアミノピリジン;DME=1,2−ジメトキシエタン;DMSO=ジメチルスルホキシド;EtOAc=酢酸エチル;EtOH=エタノール;ホルマリン=ホルムアルデヒド水溶液(37重量%);HPLC=高速液体クロマトグラフィー;LAH=水素化リチウムアルミニウム;LDA=リチウムジイソプロピルアミン;MeOH=メタノール;Ms=メシレート−SO2CH3;Tf=(トリフルオロメチル)スルホニル(−SO2CF3);TFA=トリフルオロ酢酸;THF=テトラヒドロフラン;TMS=トリメチルシリル;Tsまたはトシル=p−CH3(C6H4)SO2−;およびTsOH=パラ−トルエンスルホン酸。
本発明の化合物の製造
本発明の化合物を製造することができる手段を示した下記の合成図式および方法との関連で、本発明の化合物および方法についての理解が深まるであろう。
本発明の化合物は、各種手順および合成経路によって製造することができる。代表的な 手順および合成経路を図式1〜49に示してあるが、これらに限定されるものではない。
一般式(3)の窒素保護(シス)−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5(1H)−オン[式中、Pは、アルキル、ベンジル、トリフェニルメチル(トリチル)、アシル、p−トルエンスルホニル(Ts)、ベンジルオキシ カルボニル(Cbz)またはtert−ブトキシカルボニル(Boc)など(それらに限定されるものではない)の好適な窒素保護基である]は、図式1に記載の方法に従って製造することができる。(シス)−3a,4,7,7a−テトラヒドロ−1H−イソインドール−1,3(2H)−ジオン[市販されているか、文献(Helv. Chim. Acta (1996) 79 (3), 875-894 and J. Org. Chem. (1951) 16, 501-505)に記載の方法に従って製造される]を、文献(J. Am. Chem. Soc. (1980) 102 (6), 2005-2010)に記載の方法に従って水素化リチウムアルミニウムで処理して、(シス)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドールを得ることができる。(シス)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドールを、ジ−tert−ブチルジカーボネートまたはクロルギ酸ベンジルなど(それらに限定されるものではない)の窒素保護基前駆体で処理して、一般式(1)の窒素保護イソインドールを得ることができる。一般式(1)の窒素保護イソインドールを、文献(J. Org. Chem. (1981) 46 (19), 3936-3938 and Chem. Pharm. Bull. (1995) 43 (8), 1318-1324)に記載の方法に従って、酸化ルテニウム(IV)水和物および過ヨウ素酸ナトリウムの存在下に酸化的に開裂させて、一般式(2)の二酸を得ることができる。一般式(2)の二酸を、文献(J. Org. Chem. (1989) 54, 5115-5122)に記載の方法に従って無水酢酸および酢酸ナトリウムで処理して、一般式(3)の窒素保護(シス)−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5(1H)−オンを得ることができる。
あるいは文献(Tetrahedron (1993) 49 (23), 5047-5054)に記載の方法に従って還元的ポーソン−カンド(Pauson-Khand)シクロカルボニル化でtert−ブチルアリル(2−プロピニル)カーバメートを処理することで、(シス)−5−オキソヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチルを製造することができる。不斉シクロカルボニル化については、文献(J. Org. Chem. (1999) 64,5547-5550)に報告があり、それによって高エナンチオマー過剰で類縁体を得ることができる。
一般式(4)のトリフ酸ビニル、一般式(5)のビニルスタンナン、一般式(6)のビニルハライドおよび一般式(7)のボロン酸ビニル[Pは、アルキル、ベンジル、トリチル、アシル、p−トルエンスルホニル(Ts)、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)またはtert−ブトキシカルボニル(Boc)など(それらに限定されるものではない)の好適な窒素保護基である]は、図式2に記載の方法に従って製造することができる。文献(Tetrahedron Lett. (1983) 24 (10), 979-282)に記載の方法に従って、一般式(3)の窒素保護(シス)−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5(1H)−オンを、リチウムジイソプロピルアミドまたはナトリウムビス(トリメチルシリル)アミドまたはカリウムビス(トリメチルシリル)アミド(それらに限定されるものではない)などの塩基およびN−フェニルトリフルオロメタンスルホンイミドで処理して、一般式(4)のトリフ酸ビニルを得ることができる。一般式(4)のトリフ酸ビニルをさらに、文献(J. Org. Chem. (1986) 51, 277-279)に記載の方法に従って処理して、一般式(5)のビニルスタンナンとすることができる。文献(J. Org. Chem. (1985) 50, 2438-2443)に記載の方法に従って、一般式(5)のビニルスタンナンを臭素またはヨウ素で処理して、一般式(6)のビニルハライドを得ることができる。一般式(4)のトリフ酸ビニルも、文献(Tetrahedron Lett. (2000) 41 (19), 3705-3708)記載の方法に従って、一般式(7)のボロン酸ビニルに変換することができる。
一般式(10)のアザビシクロ化合物[Pは、アルキル、ベンジル、トリチル、アシル、p−トルエンスルホニル(Ts)など(それらに限定されるものではない)の好適な窒素保護基であり、Rはアリールまたは複素環である]は、図式3に記載の方法に従って製造することができる。一般式(4)のトリフ酸ビニルまたは一般式(6)のビニルハライドを、パラジウム触媒およびアリールもしくは 複素環ボロン酸(または類縁のアリールもしくは複素環スタンナン)で処理して、一般式(10)のアザビシクロ化合物を得ることができる。一般式(5)のビニルスタンナンを、パラジウム触媒およびアリールハライドもしくは複素環ハライド(またはトリフ酸エステル)で処理して、一般式(10)のアザビシクロ化合物を得ることができる。一般式(7)のボロン酸ビニルを、パラジウム触媒およびアリールハライドまたは複素環ハライド(またはトリフ酸エステル)で処理して、一般式(10)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(10)のアザビシクロ化合物[Pは、アルキル、ベンジル、トリチル、アシル、p−トルエンスルホニル(Ts)など(それらに限定されるものではない)の好適な窒素保護基であり、Rはアリールまたは複素環である]の別途製造方法を、図式4に示したように用いることができる。一般式(3)の窒素保護(シス)−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5(1H)−オンを、n−ブチルリチウムまたはtert−ブチルリチウムおよびアリールハライドまたは複素環ハライドで処理して、一般式(11)および一般式(12)のアルコールを得ることができる。概して、それらに限定されるものではない。(3)および本明細書に記載の他の関連する縮合二環式アミノケトンなど(それらに限定されるものではない)の縮合アザビシクロケトンへのアリールまたは複素環アニオンの付加で生じる主要ジアステレオマーは、図式4に図示したように、アザビシクロケトンのエキソ面(すなわち凸面)への求核付加の結果であると予想される。ジアステレオマー(11)および(12)は、有機化学の当業者が用いる標準的なクロマトグラフィー法によって分離することができる。一般式(11)および一般式(12)のアルコールをメタンスルホニルクロライドおよびトリエチルアミンで処理することで、一般式(10)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(14)のアザビシクロ化合物および一般式(15)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式5に記載の方法に従って製造することができる。一般式(10)のアザビシクロ化合物における窒素保護基を有機化学の当業者には公知の条件下で脱離させて、一般式(14)のアザビシクロ化合物を得ることができる。一般式(14)のアザビシクロ化合物を、アルキル化試薬もしくはアシル化試薬およびトリエチルアミン(それらに限定されるものではない)などの塩基で処理して、一般式(15)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(16)のアザビシクロ化合物および一般式(18)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式6に記載の方法に従って製造することができ。一般式(11)または(12)のアルコールを、図式5に記載の方法に従って処理して、一般式(16)のアザビシクロ化合物を得ることができる。一般式(11)または(12)のアルコールを、水素化ナトリウム(それに限定されるものではない)などの塩基およびアルキル化試薬で処理して、一般式(17)のアルコキシ化合物を得ることもできる。一般式(17)のアルコキシ化合物を図式5に記載の方法に従って処理して、一般式(18)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(21)および(22)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式7に記載の方法に従って製造することができる。文献(J. Org. Chem. (1996) 61 (20), 7189-7191)に記載の方法に従って、一般式(11)または(12)のアルコールをクロロオキソ酢酸メチルで処理して脱酸素し、次に水素化トリブチルスズで処理することで、一般式(19)および(20)のアザビシクロ化合物を得ることができる。概して、化合物(11)または(12)ならびに本明細書に記載の関連する縮合アザビシクロ系について行われる脱酸素反応で生じる主要ジアステレオマーは、エンド置換異性体であると予想される。一般式(19)および(20)のアザビシクロ化合物を図式5に記載の方法に従って処理して、一般式(21)および(22)のアザビシクロ化合物を得ることができる。ジアステレオマー(21)および(22)は、 は、有機化学の当業者が用いる標準的なクロマトグラフィー法によって分離することができる。
別法として、一般式(21)および(22)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式8に記載の方法に従って製造することができる。一般式(10)のアザビシクロ化合物を、水素雰囲気下にパラジウム/炭素(それらに限定されるものではない)などの触媒で処理して、一般式(24)および(25)のアザビシクロ化合物を得ることができる。概して、一般式(10)の化合物および本明細書に記載の関連するアザビシクロオレフィンについて行う水素化反応で生じる主要ジアステレオマーは、エンド置換異性体であると予想される。一般式(24)および(25)のアザビシクロ化合物を図式5に記載の方法に従って処理して、一般式(21)および(22)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(28)、(29)、(30)および(31)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式9に記載の方法に従って製造することができる。文献(Chem. Pharm. Bull. (1985) 33 (7), 2762-2766)に記載の方法に従って製造される(シス)− 2−ベンジルヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−4(1H)−オンを、ジ−tert−ブチルジカーボネートの存在下に水素雰囲気下にてパラジウム/炭素(それらに限定されるものではない)などの遷移金属触媒で処理して、(シス)−4−オキソヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−4−オキソヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチルを、図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(28)、(29)、(30)および(31)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(33)、(34)、(35)および(36)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式10に記載の方法に従って製造することができる。文献(J. Org. Chem. (1985) 50, 2403-2405)に従って製造される(シス)−1−ベンジルヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−4(1H)−オンを、水素雰囲気下にてジ−tert−ブチルジカーボネートの存在下にパラジウム/炭素(それらに限定されるものではない)などの遷移金属触媒で処理することで、(シス)−4−オキソヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−1(2H)−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−4−オキソヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−1(2H)−カルボン酸tert−ブチルを、図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(33)、(34)、(35)および(36)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(38)、(39)、(40)および(41)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式11に記載の方法に従って製造することができる。文献(Tetrahedron Lett. (1989) 30 (41), 5547-5550)に記載の方法に従って製造される(シス)−1−ベンジルヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−6(1H)−オンを、水素雰囲気下にてジ−tert−ブチルジカーボネートの存在下にパラジウム/炭素(それらに限定されるものではない)などの遷移金属触媒で処理することで、(シス)−6−オキソヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−1(2H)−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−6−オキソヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−1(2H)−カルボン酸tert−ブチを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(38)、(39)、(40)および(41)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(43)、(44)、(45)、(46)および (47)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式12に記載の方法に従って製造することができる。文献(Tetrahedron Lett. (1997) 38 (11), 1869-1872)に記載の方法に従って製造される(シス)−6,6−ジクロロ−5−オキソヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−1(2H)−カルボン酸ベンジルを、亜鉛粉末および塩化アンモニウムで処理することで、(シス)−5−オキソヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−1(2H)−カルボン酸ベンジルを得ることができる。(シス)−5−オキソヘキサヒドロシクロペンタ[b] ピロール−1(2H)−カルボン酸ベンジルを、図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(43)、(44)、(45)、(46)および(47)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(49)、(50)、(51)および(52)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式13に記載の方法に従って製造することができる。文献(J. Am. Chem. Soc. (1983) 105 (22), 6629-6637)に記載の方法に従って製造される(シス)−1−ベンジルオクタヒドロ−4H−インドール−4−オンを、水素雰囲気下にてジ−tert−ブチルジカーボネートの存在下にパラジウム/炭素(それらに限定されるものではない)などの遷移金属触媒で処理することで、(シス)−4−オキソオクタヒドロ−1H−インドール−1−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−4−オキソオクタヒドロ−1H−インドール−1−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(49)、(50)、(51)および(52)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(54)、(55)、(56)、(57)および(58)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式14に記載の方法に従って製造することができる。文献(J. Med. Chem. (1992) 35 (19), 3547-3560)に記載の方法に従って製造される(シス)−5−オキソオクタヒドロ−1H−インドール−1−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(54)、(55)、(56)、(57)および(58)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(60)、(61)、(62)、(63)および(64)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式15に記載の方法に従って製造することができる。文献(J. Org. Chem. (1996) 61 (20), 7106-7115)に記載の方法に従って製造される(シス)−6−オキソオクタヒドロ−1H−インドール−1−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(60)、(61)、(62)、(63)および(64)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(66)、(67)、(68)および(69)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式16に記載の方法に従って製造することができる。文献(J. Chem. Soc. Perkin Trans. I (1995) 2671-2672)に記載の方法に従って製造される(シス)−7−オキソオクタヒドロ−1H−インドール−1−カルボン酸メチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(66)、(67)、(68)および(69)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(71)、(72)、(73)および(74)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式17に記載の方法に従って製造することができる。文献(Eur. J. Med. Chem. (1991) 26, 889-906)に記載の方法に従って製造される(シス)−4−オキソオクタヒドロ−2H−イソインドール−2−カルボン酸ベンジルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(71)、(72)、(73)および(74)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(76)、(77)、(78)、(79)および(80)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式18に記載の方法に従って製造することができる。WO9806720に記載の方法に従って製造される(シス)−5−オキソオクタヒドロ−2H−イソインドール−2−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(76)、(77)、(78)、(79)および(80)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(82)、(83)、(84)および(85)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式19に記載の方法に従って製造することができる。WO9526187に記載の方法に従って製造される(シス)−5−(ベンジルオキシ)オクタヒドロ−2H−シクロペンタ[b]ピリジン−2−オンを、ボラン−テトラヒドロフラン錯体または水素化リチウムアルミニウムなど(それらに限定されるものではない)の還元剤で処理し、次にジ−tert−ブチルジカーボネート(クロルギ酸ベンジルなど(それに限定されるものではない)の別の好適な窒素保護試薬を用いても良い)で処理して、(シス)−5−(ベンジルオキシ)オクタヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−5−(ベンジルオキシ)オクタヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを水素雰囲気下にパラジウム/炭素など(それらに限定されるものではない)の遷移金属触媒で処理し、次に酸化剤で処理することで、(シス)−5−オキソオクタヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−5−オキソオクタヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(82)、(83)、(84)および(85)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(88)、(89)、(90)、(91)、(92)、(93)、(94)、(95)および(96)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式21に記載の方法に従って製造することができる。文献(J. Org. Chem. (1996) 61 (11), 3584-3585)に記載の方法に従って製造される(シス)−1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−2,3,4,4a,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジンを、ジボランまたは9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナンなど(それらに限定されるものではない)のハイドロボレーション試薬で処理し、次に過酸化水素および水酸化ナトリウム水溶液で処理して、立体異性アルコールである(シス)−1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]オクタヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−6−オールおよび(シス)−1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]オクタヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−オールを得ることができる。それらのアルコールは、有機化学の当業者に公知のクロマトグラフィー法を用いて分離することができる。それらのアルコールをナトリウムナフタレニドで処理し、次にジ−tert−ブチルジカーボネートで処理して、(シス)6−ヒドロキシオクタヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルまたは(シス)−7−ヒドロキシオクタヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。それらのアルコールをスウェルン条件(DMSO/オキサリルクロライド/トリエチルアミン)下で酸化して、相当するケトンである(シス)−6−オキソオクタヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルまたは(シス)−7−オキソオクタヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−6−オキソオクタヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(88)、(89)、(90)、(91)および(92)のアザビシクロ化合物を得ることができる。(シス)−7−オキソオクタヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(93)、(94)、(95)および(96)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(88)、(89)、(90)、(91)および(92)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]の別途製造方法は、図式22に記載のように用いることができる。文献(J. Org. Chem. (1996) 61 (16), 5540-5552)に記載の方法に従って製造される1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1,2,3,4,4a,5−ヘキサヒドロ−6H−シクロペンタ[b]ピリジン−6−オンを、水素雰囲気下にパラジウム/炭素など(それらに限定されるものではない)の遷移金属触媒で処理し、次に水素化ホウ素ナトリウムなど(それらに限定されるものではない)の還元剤で処理して、立体異性アルコールを得ることができる。それらの立体異性アルコールをナトリウムナフタレニドで処理し、次にジ−tert−ブチルジカーボネートで処理して、N−Boc保護立体異性アルコールを得ることができる。N−Boc保護立体異性アルコールをスウェルン条件(DMSO/オキサリルクロライド/トリエチルアミン)下で酸化して、(シス)−6−オキソオクタヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−6−オキソオクタヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(88)、(89)、(90)、(91)および(92)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(94)、(95)、(96)および(97)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式23に記載の方法に従って製造することができる。文献(Eur. J. Med. Chem. (1991) 26,889-906)に記載の方法に従って製造される(トランス)−5−オキソオクタヒドロ−2H−シクロペンタ[c]ピリジン−2−カルボン酸ベンジルを、図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(94)、(95)、(96)および(97)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(98)、(99)、(100)および(101)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式24に記載の方法に従って製造することができる。文献(Eur. J. Med. Chem. (1991) 26,889-906)に記載の方法に従って製造される(トランス)−5−オキソオクタヒドロ−2H−シクロペンタ[c]ピリジン−2−カルボン酸ベンジルを、トリエチルアミン(それに限定されるものではない)などの塩基でエピマー化して、(シス)5−オキソオクタヒドロ−2H−シクロペンタ[c]ピリジン−2−カルボン酸ベンジルを得ることができる。(シス)−5−オキソオクタヒドロ−2H−シクロペンタ[c]ピリジン−2−カルボン酸ベンジルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(98)、(99)、(100)および(101)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(103)、(104)、(105)、(106)および(107)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式25に記載の方法に従って製造することができる。文献(Tetrahedron: Asymmetry (1997) 8 (17), 2893-2903)に記載の方法に従って製造される(シス)−ヘキサヒドロ−スピロ[6H−シクロペンタ[c]ピリジン−6,2′−[1,3]ジオキソラン]−3(2H)−オンを、ボラン・テトラヒドロフラン錯体または水素化リチウムアルミニウムなど(それらに限定されるものではない)の還元剤で処理し、水系酸で処理し、次にジ−tert−ブチルジカーボネートで処理して、(シス)−6−オキソオクタヒドロ−2H−シクロペンタ[c]ピリジン−2−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−6−オキソオクタヒドロ−2H−シクロペンタ[c]ピリジン−2−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(103)、(104)、(105)、(106)および(107)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(109)、(110)、(111)および(112)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式26に記載の方法に従って製造することができる。文献(Eur. J. Med. Chem. (1991) 26, 889-906)に記載の方法に従って製造される(トランス)−7−オキソオクタヒドロ−2H−シクロペンタ[c]ピリジン−2−カルボン酸ベンジルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(109)、(110)、(111)および(112)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(114)、(115)、(116)および(117)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式27に記載の方法に従って製造することができる。文献(Eur. J. Med. Chem. (1991) 26, 889-906)に記載の方法に従って製造される(トランス)−7−オキソオクタヒドロ−2H−シクロペンタ[c]ピリジン−2−カルボン酸ベンジルをトリエチルアミン(それに限定されるものではない)などの塩基でエピマー化して、(シス)−7−オキソオクタヒドロ−2H−シクロペンタ[c]ピリジン−2−カルボン酸ベンジルを得ることができる。(シス)−7−オキソオクタヒドロ−2H−シクロペンタ[c]ピリジン−2−カルボン酸ベンジルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(114)、(115)、(116)および(117)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(119)、(120)、(121)および(122)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式28に記載の方法に従って製造することができる。文献(J. Med. Chem. (1991) 34 (9), 2736-2746)に記載の方法に従って製造される(トランス)−5−オキソオクタヒドロ−1(2H)−キノリンカルボン酸tert−ブチルを、図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(119)、(120)、(121)および(122)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(124)、(125)、(126)および(127)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式29に記載の方法に従って製造することができる。文献(J. Med. Chem. (1991) 34 (9), 2736-2746)に記載の方法に従って製造される(シス)−5−オキソオクタヒドロ−1(2H)−キノリンカルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(124)、(125)、(126)および(127)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(129)、(130)、(131)、(132)、(133)、(134)、(135)、(136)、(137)および(138)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式30に記載の方法に従って製造することができる。文献(J. Med. Chem. (1999) 42 (15), 2862-2869)に記載の方法に従って製造される(トランス)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリンを、THFまたは1,4−ジオキサン(それらに限定されるものではない)などの溶媒中にてジ−tert−ブチルジカーボネートで処理することで、(トランス)−3,4,4a,5,8,8a−ヘキサヒドロ−1(2H)−キノリンカルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(トランス)−3,4,4a,5,8,8a−ヘキサヒドロ−1(2H)−キノリンカルボン酸tert−ブチルを図式21に記載の方法に従って処理して、ケトンである(トランス)−6−オキソオクタヒドロ−1(2H)−キノリンカルボン酸tert−ブチルおよび(トランス)−7−オキソオクタヒドロ−1(2H)−キノリンカルボン酸tert−ブチルを得ることができる。それらのケトンは、クロマトグラフィー(それらに限定されるものではない)などの有機化学の当業者に公知の方法を用いて分離することができる。(トランス)−6−オキソオクタヒドロ−1(2H)−キノリンカルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(129)、(130)、(131)、(132)および(133)のアザビシクロ化合物を得ることができる。(トランス)−7−オキソオクタヒドロ−1(2H)−キノリンカルボン酸tert−ブチルを、図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(134)、(135)、(136)、(137)および(138)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(139)、(140)、(141)、(142)、(143)、(144)、(145)、(146)、(147)および(148)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式31に記載の方法に従って製造することができる。文献(J. Med. Chem. (1999) 42 (15), 2862-2869)に記載の方法に従って製造される(シス)−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロキノリンを、THFまたは1,4−ジオキサン(それらに限定されるものではない)などの溶媒中にてジ−tert−ブチルジカーボネートで処理することで、(シス)−3,4,4a,5,8,8a−ヘキサヒドロ−1(2H)−キノリンカルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−3,4,4a,5,8,8a−ヘキサヒドロ−1(2H)−キノリンカルボン酸tert−ブチルを図式21に記載の方法に従って処理して、ケトンである(シス)−6−オキソオクタヒドロ−1(2H)−キノリンカルボン酸tert−ブチルおよび(シス)−7−オキソオクタヒドロ−1(2H)−キノリンカルボン酸tert−ブチルを得ることができる。それらのケトンは、クロマトグラフィー(それらに限定されるものではない)などの有機化学の当業者に公知の方法を用いて分離することができる。(シス)−6−オキソオクタヒドロ−1(2H)−キノリンカルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式一般式(139)、(140)、(141)、(142)および(143)のアザビシクロ化合物を得ることができる。(シス)−7−オキソオクタヒドロ−1(2H)−キノリンカルボン酸tert−ブチルを、図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(144)、(145)、(146)、(147)および(148)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(150)、(151)、(152)および(153)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式32に記載の方法に従って製造することができる。アルドリッチ(Aldrich)から購入される8−キノリノールを、白金/炭素(それに限定されるものではない)などの白金触媒で水素雰囲気下にて処理することで、(シス)デカヒドロ−8−キノリノールを得ることができる。(シス)−デカヒドロ−8−キノリノールをジ−tert−ブチルジカーボネート(それに限定されるものではない)などの窒素保護基試薬で処理し、スウェルン条件下で酸化することで、(シス)−8−オキソオクタヒドロ−1(2H)−キノリンカルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−8−オキソオクタヒドロ−1(2H)−キノリンカルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(150)、(151)、(152)および(153)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(155)、(156)、(157)および(158)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式33に記載の方法に従って製造することができる。文献(J. Am. Chem. Soc. (1991) 113 (23), 8863-8878)に記載の方法に従って製造される(トランス)−2−ベンジルオクタヒドロ−5(1H)−イソキノリノンを、水素雰囲気下にジ−tert−ブチルジカーボネートの存在下にパラジウム/炭素(それらに限定されるものではない)などの金属触媒で処理することで、(トランス)−5−オキソオクタヒドロ−2(1H)−イソキノリンカルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(トランス)−5−オキソオクタヒドロ−2(1H)−イソキノリンカルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(155)、(156)、(157)および(158)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(160)、(161)、(162)および(163)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式34に記載の方法に従って製造することができる。文献(J. Med. Chem. (1968) 11 (5), 997-100)に記載の方法に従って製造される(シス)−デカヒドロ−5−イソキノリノール・臭化水素酸塩をジ−tert−ブチルジカーボネートで処理し、スウェルン条件下で酸化して、(シス)−5−オキソオクタヒドロ−2(1H)−イソキノリンカルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−5−オキソオクタヒドロ−2(1H)−イソキノリンカルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(160)、(161)、(162)および(163)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(165)、(166)、(167)、(168)および(169)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式35に記載の方法に従って製造することができる。文献(J. Med. Chem. (1987) 30 (7), 1210-1214)に記載の方法に従って製造される(シス)−2−ベンジルオクタヒドロ−6(2H)−イソキノリノンを、水素雰囲気下にてジ−tert−ブチルジカーボネートの存在下にパラジウム/炭素(それに限定されるものではない)などの遷移金属触媒で処理することで、(シス)−6−オキソオクタヒドロ−2(1H)−イソキノリンカルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−6−オキソオクタヒドロ−2(1H)−イソキノリンカルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(165)、(166)、(167)、(168)および(169)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(171)、(172)、(173)、(174)および(175)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式36に記載の方法に従って製造することができる。文献(J. Med. Chem. (1987) 30 (7), 1210-1214)に記載の方法に従って製造される(トランス)−2−ベンジルオクタヒドロ−6(2H)−イソキノリノンを、水素雰囲気下にてジ−tert−ブチルジカーボネートの存在下にパラジウム/炭素(それに限定されるものではない)などの遷移金属触媒で処理することで、(トランス)−6−オキソオクタヒドロ−2(1H)−イソキノリンカルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(トランス)−6−オキソオクタヒドロ−2(1H)−イソキノリンカルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(171)、(172)、(173)、(174)および(175)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(177)、(178)、(179)、(180)および(181)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式37に記載の方法に従って製造することができる。文献(J. Am. Chem. Soc. (1998) 120 (41), 10676-10686)に記載の方法に従って製造される(シス)−7−オキソオクタヒドロ−2(1H)−イソキノリンカルボン酸エチルを、図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(177)、(178)、(179)、(180)および(181)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(182)、(183)、(184)、(185)および(186)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式38に記載の方法に従って製造することができる。文献(J. Am. Chem. Soc. (1998) 120 (41), 10676-10686)に記載の方法に従って製造される(トランス)−7−オキソオクタヒドロ−2(1H)−イソキノリンカルボン酸エチルを、図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(182)、(183)、(184)、(185)および(186)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(188)、(189)、(190)および(191)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式39に記載の方法に従って製造することができる。文献(J. Org. Chem. (1974) 39 (22), 3210-3215)に記載の方法に従って製造される(トランス)−2−メチルオクタヒドロ−8(2H)−イソキノリノンを、クロルギ酸1−クロロエチルと次にメタノールで処理し、ジ−tert−ブチルジカーボネートで処理することで、(トランス)−8−オキソオクタヒドロ−2(1H)−イソキノリンカルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(トランス)−8−オキソオクタヒドロ−2(1H)−イソキノリンカルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(188)、(189)、(190)および(191)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(192)、(193)、(194)および(195)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式40に記載の方法に従って製造することができる。文献(Tetrahedron Lett. (1998) 39 (29), 5185-5188)に記載の方法に従って製造される(シス)−2−ベンジルデカヒドロ−8−イソキノリノールを、水素雰囲気下にジ−tert−ブチルジカーボネートの存在下にてパラジウム/炭素(それらに限定されるものではない)などの金属触媒で処理し、二クロム酸ピリジニウム(PDC)で酸化することで、(シス)−8−オキソオクタヒドロ−2(1H)−イソキノリンカルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−8−オキソオクタヒドロ−2(1H)−イソキノリンカルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(192)、(193)、(194)および(195)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(197)、(198)、(199)および(200)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式41に記載の方法に従って製造することができる。文献(Heterocycles (1989) 28 (1), 29-32)に記載の方法に従って製造される(シス)−3−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−6−オンを、水素化ホウ素ナトリウム(それらに限定されるものではない)などの還元剤で処理して、立体異性アルコールを得ることができる。それらの立体異性アルコールをナトリウムナフタレニドで処理し、次にジ−tert−ブチルジカーボネートで処理して、N−Boc保護立体異性アルコールを得ることができる。それらのN−Boc保護立体異性アルコールをスウェルン条件(DMSO/オキサリルクロライド/トリエチルアミン)下で酸化して、(シス)−6−オキソ−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−3−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−6−オキソ−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−3−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(197)、(198)、(199)および(200)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(201)、(202)、(203)および(204)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式42に記載の方法に従って製造することができる。文献(Heterocycles (1989) 28 (1), 29-32)に記載の方法に従って製造される(シス)−2−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−2−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−7−オンを、図式41に記載の方法に従って処理して、(シス)−7−オキソ−2−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−2−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−7−オキソ−2−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−2−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(201)、(202)、(203)および(204)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(205)、(206)、(207)および(208)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式43に記載の方法に従って製造することができる。文献(Tetrahedron Lett. (1993) 34 (1), 27-30)に記載の方法に従って製造される(シス)−2−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−2−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−6−オンを、図式41に記載の方法に従って処理して、(シス)−6−オキソ−2−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−2−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−6−オキソ−2−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−2−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(205)、(206)、(207)および(208)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(210)、(211)、(212)、(213)、(214)、(215)、(216)、(217)および(218)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式44に記載の方法に従って製造することができる。文献(Tetrahedron Lett. (1999) 40 (15), 4857-4860)に記載の方法に従って製造される(シス)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン−7−オンを水素化リチウムアルミニウム(LAH)と次にジ−tert−ブチルジカーボネートで処理し、そして9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナン(それらに限定されるものではない)などのハイドロボレーション剤で処理することで、アルコールの立体異性混合物である(シス)−2−ヒドロキシ−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−6−カルボン酸tert−ブチルおよび(シス)−3−ヒドロキシ−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−6−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。それらのアルコールを、クロマトグラフィー(それに限定されるものではない)などの有機化学の当業者には公知の方法を用いて分離し、スウェルン条件下で酸化することで、相当するケトンを得ることができる。(シス)−2−オキソ−6−アザビシクロ[3.2.0] ヘプタン−6−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(210)、(211)、(212)および(213)のアザビシクロ化合物を得ることができる。(シス)−3−オキソ−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−6−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(214)、(215)、(216)、(217)および(218)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(220)、(221)、(222)および(223)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式45に記載の方法に従って製造することができる。文献(Tetrahedron Lett. (1985) 26 (16), 1907-1910)に記載の方法に従って製造される(シス)−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−エン−7−オンを水素化リチウムアルミニウム(LAH)と次にジ−tert−ブチルジカーボネートで処理し、そして9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナン(それらに限定されるものではない)などのハイドロボレーション剤で処理することで、アルコールの立体異性混合物である(シス)−3−ヒドロキシ−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−6−カルボン酸tert−ブチルおよび(シス)−4−ヒドロキシ−6−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−6−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。それらのアルコールを、クロマトグラフィー(それに限定されるものではない)などの有機化学の当業者には公知の方法を用いて分離し、スウェルン条件下で酸化することで、相当するケトンを得ることができる。(シス)−4−オキソ−6−アザビシクロ[3.2.0] ヘプタン−6−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(220)、(221)、(222)および(223)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(225)、(226)、(227)、(228)、(229)、(230)、(231)、(232)、(233)および(234)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式46に記載の方法に従って製造することができる。メイブリッジ(Maybridge)から購入されるか文献(J. Am. Chem. Soc. (1968) 90 (14), 3897-3898)に記載の方法に従って製造される(シス)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−3−エン−8−オンを水素化リチウムアルミニウムと次にジ−tert−ブチルジカーボネートで処理し、そして9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナン(それらに限定されるものではない)などのハイドロボレーション剤で処理することで、アルコールの立体異性混合物である(シス)−3−ヒドロキシ−7−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−7−カルボン酸tert−ブチルおよび(シス)−4−ヒドロキシ−7−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−7−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。それらのアルコールを、クロマトグラフィー(それに限定されるものではない)などの有機化学の当業者には公知の方法を用いて分離し、スウェルン条件下で酸化することで、相当するケトンを得ることができる。(シス)−3−オキソ−7−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−7−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(225)、(226)、(227)、(228)および(229)のアザビシクロ化合物を得ることができる。(シス)−4−オキソ−7−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−7−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(230)、(231)、(232)、(233)および(234)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(234)、(235)、(236)および(237)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式47に記載の方法に従って製造することができる。文献(J. Chem. Soc., Perkin Trans. I (1977) 874-884)に記載の方法に従って製造される(シス)−7−アザビシクロ[4.2.0]オクト−4−エン−8−オンを水素化リチウムアルミニウムと次にジ−tert−ブチルジカーボネートで処理し、そして9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナン(それらに限定されるものではない)などのハイドロボレーション剤で処理することで、アルコールの立体異性混合物である(シス)−4−ヒドロキシ−7−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−7−カルボン酸tert−ブチルおよび(シス)−5−ヒドロキシ−7−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−7−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。それらのアルコールを、クロマトグラフィー(それに限定されるものではない)などの有機化学の当業者には公知の方法を用いて分離し、スウェルン条件下で酸化することで、相当するケトンを得ることができる。(シス)−5−オキソ−7−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−7−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(234)、(235)、(236)および(237)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(239)、(240)、(241)および(242)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式48に記載の方法に従って製造することができる。文献(J. Chem. Soc., Perkin Trans. I (1977) 874-884)に記載の方法に従って製造される4−オキソ−3,4−ジヒドロ−1(2H)−ピリジンカルボン酸ベンジルを、文献(Helv. Chim. Acta (1991) 74, 163-177)に記載の方法を用いて、光化学[2+2]環状付加においてベンジルビニルエーテルで処理して、(シス)−8−(ベンジルオキシ)−5−オキソ−2−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−2−カルボン酸ベンジルを得ることができる。(シス)−8−(ベンジルオキシ)−5−オキソ−2−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−2−カルボン酸ベンジルを、1,2−エタンジオールおよび三フッ化ホウ素・ジエチルエーテラートで処理し、次にラネーニッケルで処理して、(シス)−2−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−8−オールを得ることができる。(シス)−2−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−8−オールを水素雰囲気下にジ−tert−ブチルジカーボネートの存在下にてパラジウム/炭素(それに限定されるものではない)などの金属触媒で処理し、スウェルン条件下で酸化することで、(シス)−8−オキソ−2−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−2−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−8−オキソ−2−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−2−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(239)、(240)、(241)および(242)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(244)、(245)、(246)および(247)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式49に記載の方法に従って製造することができる。図式48に記載の方法に従って製造される(シス)−8−ヒドロキシ−2−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−2−カルボン酸tert−ブチルを、メタンスルホニルクロライドおよびトリエチルアミン(それらに限定されるものではない)などの塩基で処理することで、(シス)−2−アザビシクロ[4.2.0]オクト−7−エン−2−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−2−アザビシクロ[4.2.0]オクト−7−エン−2−カルボン酸tert−ブチルを、9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナン(それに限定されるものではない)などのボラン試薬と次に塩基性過酸化水素で処理することで、立体異性アルコールの混合物を得ることができる。それらのアルコールを、クロマトグラフィー(それに限定されるものではない)などの有機化学の当業者には公知の方法によって分離し、スウェルン条件下に酸化することで、相当するケトンを得ることができる。(シス)−7−オキソ−2−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−2−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(244)、(245)、(246)および(247)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(249)、(250)、(251)および(252)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式50に記載の方法に従って製造することができる。文献(Heterocycles (1989) 28 (1), 29-32)に記載の方法に従って製造される3−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−3−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−8−オンを、水素化ホウ素ナトリウム(それに限定されるものではない)などの還元剤と次にナトリウムナフタレニドで処理して、N−トシル保護基を脱離させることができる。そのアミンをジ−tert−ジカーボネートで処理し、次にスウェルン条件(DMSO/オキサリルクロライド/トリエチルアミン)下で酸化することで、(シス)−8−オキソ−3−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−8−オキソ−3−アザビシクロ[4.2.0]オクタン− 3−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(249)、(250)、(251)および(252)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
一般式(254)、(255)、(256)および(257)のアザビシクロ化合物[Rはアリールまたは複素環であり、R′はアルキルであり、R1は式(I)で定義の通りである]は、図式51に記載の方法に従って製造することができる。文献(Heterocycles (1989) 28 (1), 29-32)に記載の合成方法を用いて、3−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−3−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−7−オンを市販の4−アミノ酪酸から製造することができる。4−アミノ酪酸を4−メチルトルエンスルホニルクロライドで処理して、N−保護酪酸を得ることができる。N−保護酪酸をピロリジンおよびクロルギ酸イソブチル(それに限定されるものではない)などのクロルギ酸エステルで処理して、アミドを得ることができる。そのアミドを水素化ナトリウム(それに限定されるものではない)などの強塩基および臭化アリルで処理することで、N−アリル−4−メチル−N−[4−オキソ−4−(1−ピロリジニル)ブチル]ベンゼンスルホンアミドを得ることができる。N−アリル−4−メチル−N−[4−オキソ−4−(1−ピロリジニル)ブチル]ベンゼンスルホンアミドを無水トリフルオロメタンスルホン酸およびコリジン(それに限定されるものではない)などの塩基で処理することで、イミニウム2+2生成物を得ることができ、それを水で処理して(シス)−3−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−3−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−7−オンを得ることができる。(シス)−3−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−3−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−7−オンを水素化ホウ素ナトリウム(それに限定されるものではない)などの還元剤で処理して、立体異性アルコールを得ることができる。それらの立体異性アルコールを図式41に記載の方法に従って処理して、N−Boc保護立体異性アルコールを得ることができる。そのN−Boc保護立体異性アルコールをスウェルン条件(DMSO/オキサリルクロライド/トリエチルアミン)下に酸化して、(シス)−7−オキソ−3−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチルを得ることができる。(シス)−7−オキソ−3−アザビシクロ[4.2.0]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチルを図式2〜8に記載の方法に従って処理して、一般式(254)、(255)、(256)および(257)のアザビシクロ化合物を得ることができる。
ホン発明の化合物および方法について、下記の実施例を参照することで理解が深まるが、それらの実施例は本発明を説明するためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
実施例1
(シス)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例1A
(シス)−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール
水素化リチウムアルミニウム(21.4g、0.562mol)のTHF(700mL)懸濁液に室温で、シス−1,2,3、6−テトラヒドロフタルイミド(アルドリッチ;37g、0.245mol)を少量ずつ加えた。反応混合物を60℃で終夜撹拌し、冷却して室温とし、水(22mL)、THF(22mL)、15%KOH水溶液(22mL)および水(80mL)をその順序で加えることで注意深く反応停止した。混合物をジエチルエーテル(100mL)で希釈し、室温で1時間撹拌し、次に濾過した(塩化メチレン洗浄)。濾液を減圧下に濃縮して、標題化合物を油状物として得た(26.1g)。
実施例1B
(シス)−1,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−イソインドール−2−カルボン酸tert−ブチル
実施例1Aからの生成物(26g、0.21mol)の塩化メチレン(250mL)溶液を0℃で、ジ−tert−ブチルジカーボネート(46.1g、0.21mol)で処理した。溶液を0℃で30分間、次に室温で2時間撹拌した。反応混合物を塩化メチレンと飽和重炭酸ナトリウム水溶液との間で分配した。有機抽出液を飽和重炭酸ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、Na2SO4で脱水し、濾過し、濾液を減圧下に濃縮した。残留物をクロマトグラフィー(SiO2、15%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、標題化合物を得た(36g)。
実施例1C
(シス)−3,4−ビス(カルボキシメチル)−1−ピロリジンカルボン酸tert−ブチル
実施例1Bからの生成物(36g、0.16mol)の四塩化炭素(360mL)、アセトニトリル(360mL)および水(540mL)溶液をで処理し、過ヨウ素酸ナトリウム(138g、0.645mol)で処理し、次に触媒量の酸化ルテニウム(IV)水和物(0.885g、0.0066mol)で処理した。混合物を室温で24時間高撹拌し、塩化メチレン(500mL)および水(100mL)で希釈し、珪藻土で濾過した。濾液を、小さいSiO2層(塩化メチレン洗浄)に通し、減圧下に溶媒留去した。得られた固体をジエチルエーテルから結晶化して、標題化合物を得た(23.3g)。
実施例1D
(シス)−5−オキソヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
実施例1Cからの生成物(23g)の無水酢酸(140mL)溶液を、酢酸ナトリウム(5.3g、0.065mol)で処理した。反応混合物を120℃で3時間撹拌し、冷却して室温とし、濾過し(ジエチルエーテル洗浄)、濾液を減圧下に溶媒留去した。残留物をクロマトグラフィー(SiO2、30%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して標題化合物を得た(11.7g)。
実施例1E
5−ヒドロキシ−5−(3−ピリジニル)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
文献(Tetrahedron Letters, 34, 7493-7496 (1993))に記載の方法に従って製造した2−クロロ−5−ヨードピリジン(1.38g、5.75mmol)のTHF(7mL)溶液に、n−ブチルリチウム(2.5Mヘキサン溶液、2.30mL、5.75mmol)を−78℃で20分間かけて滴下した。−78℃で40分間撹拌した後、混合物に実施例1Dからの生成物(0.259g、1.15mmol)のジエチルエーテル(3mL)溶液を滴下した。反応混合物を−78℃で30分間撹拌し、昇温させて0℃とした。混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液で反応停止し、昇温させて室温とした。混合物を酢酸エチルと飽和塩化アンモニウム水溶液との間で分配した。有機抽出液を分離し、飽和塩化アンモニウム、水、ブラインで洗浄し、Na2SO4で脱水し、濾過し、濾液を減圧下に濃縮した。残留物をクロマトグラフィー(SiO2、50%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、標題化合物を得た(0.255g)。
実施例1F
(シス)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
実施例1Eからの生成物(0.098g、0.290mmol)の塩化メチレン(4mL)溶液を、メタンスルホニルクロライド(0.045mL、0.58mmol)、トリエチルアミン(0.080mL、0.609mmol)および触媒量のDMAP(0.001g)で処理した。室温で16時間撹拌後、揮発分を減圧下に溶媒留去した。残留物をクロマトグラフィー(SiO2、50%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、標題化合物を得た(0.036g、39%)。
実施例1G
(シス)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例1Fからの生成物(0.036g、0.112mmol)のメタノール(1mL)を、1M HClのジエチルエーテル溶液(2mL)で処理した。室温で2時間撹拌した後、揮発分を減圧下に留去した。残留物をエタノールおよびジエチルエーテルから結晶化して、標題化合物を得た(0.034g、100%)。
実施例2
(シス)−5−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例2A
(シス)−5−ヒドロキシ−5−(5−メトキシ−3−ピリジニル)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
WO00/44755に記載の方法に従って製造した3−ブロモ−5−メトキシピリジン(0.717g、3.81mmol)のTHF(4mL)溶液に−78℃で、n−ブチルリチウム(2.5Mヘキサン溶液、1.5mL、3.81mmol)を20分間かけて滴下した。−78℃で40分間撹拌した後、実施例1Dからの生成物(0.286g、1.27mmol)のジエチルエーテル(4mL)溶液を、その反応混合物に滴下し、−78℃でさらに30分間撹拌した。反応混合物を昇温させて0℃とし、飽和塩化アンモニウム水溶液で反応停止し、昇温させて室温とした。混合物を酢酸エチルと飽和塩化アンモニウム水溶液との間で分配した。有機層を分離し、飽和塩化アンモニウム、水、ブラインで洗浄し、Na2SO4で脱水し、濾過し、濾液を減圧下に濃縮した。残留物をクロマトグラフィー(SiO2、50%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、標題化合物を得た(0.142g、33%)。
実施例2B
(シス)−5−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
実施例2Aからの生成物(0.207g、0.619mmol)の塩化メチレン(6mL)溶液を、メタンスルホニルクロライド(0.144mL、1.86mmol)、トリエチルアミン(0.27mL、1.92mmol)および触媒量のDMAP(0.002g)で処理した。室温で16時間撹拌した後、揮発分を減圧下に留去した。残留物をクロマトグラフィー(SiO2、50%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、標題化合物を得た(0.038g、19%)。
実施例2C
(シス)−5−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例2Bからの生成物(0.038g、0.120mmol)のメタノール(1mL)溶液を、1M HClのジエチルエーテル溶液(2mL)で処理し、室温で2時間撹拌した。揮発分を減圧下に留去した。残留物をエタノールおよびジエチルエーテルから結晶化して、標題化合物を得た(0.022g、64%)。
実施例3
(シス)−5−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例3A
5−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−5−ヒドロキシヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
5−ブロモ−2−クロロ−3−メチルピリジン(0.675g、3.27mmol)のTHF(4mL)溶液に−78℃で、n−ブチルリチウム(2.5Mヘキサン溶液、1.31mL、3.27mmol)を20分間かけて滴下した。−78℃で40分間撹拌した後、実施例1Dからの生成物(0.368g、1.64mmol)のTHF(3mL)溶液を反応混合物に滴下した。−78℃で30分間撹拌した後、反応混合物を昇温させて0℃とし、飽和塩化アンモニウム水溶液で反応停止し、昇温させて室温とした。混合物を酢酸エチルと飽和塩化アンモニウム水溶液との間で分配した。有機層を分離し、飽和塩化アンモニウム、水、ブラインで洗浄し、Na2SO4で脱水し、濾過し、濾液を減圧下に濃縮した。残留物をクロマトグラフィー(SiO2、50%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、標題化合物を得た(0.300g、52%)。
実施例3B
(シス)−5−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
実施例3Aからの生成物(0.300g、0.852mmol)の塩化メチレン(5mL)溶液を、メタンスルホニルクロライド(0.198mL、2.56mmol)、トリエチルアミン(0.38mL、2.73mmol)および触媒量のDMAP(0.003g)で処理した。反応混合物を室温で16時間撹拌し、揮発分を減圧下に留去した。残留物をクロマトグラフィー(SiO2、50%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、標題化合物を得た(0.167g、59%)。
実施例3C
(シス)−5−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例3Bからの生成物(0.167g、0.500mmol)のメタノール(1mL)溶液を、1M HClのジエチルエーテル溶液(3mL)で処理した。室温で2時間撹拌した後、揮発分を減圧下に留去した。残留物をエタノールおよびジエチルエーテルから結晶化して、標題化合物を得た(0.095g、70%)。
実施例4
(シス)−5−(3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例4A
(シス)−5−{[(トリフルオロメチル)スルホニル]オキシ}−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
実施例1Dからの生成物(3.0g、13.3mmol)のTHF(80mL)溶液を、−78℃にてリチウムビス(トリメチルシリル)アミド(1.0M THF溶液、17.3mL、17.3mmol)で処理した。反応混合物を−78℃で30分間撹拌し、次にN−フェニルトリフルオロメタンスルホンイミド(6.65g、18.6mmol)のTHF(20mL)溶液をゆっくり加えた。反応混合物を−78℃で1時間撹拌し、昇温させて−10℃とし、さらに1時間撹拌した。揮発分を減圧下に除去し、残留物をクロマトグラフィー(SiO2、10%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、標題化合物を白色固体として得た(4.44g、94%)。
実施例4B
(シス)−5−(トリメチルスタンニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
実施例4Aからの生成物(1.00g、2.80mmol)のTHF(15mL)溶液を、ヘキサメチル2スズ(0.826g、2.52mmol)、塩化リチウム(0.712g、16.8mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.065g、2mol%)で処理し、60℃で16時間撹拌した。反応混合物を放冷して室温とし、ジエチルエーテルで希釈し、1N水酸化ナトリウム水溶液、水、ブラインで洗浄し、Na2SO4で脱水し、濾過し、濾液を減圧下に濃縮した。残留物をクロマトグラフィー(SiO2、10%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、標題化合物を白色固体として得た(0.769g、74%)。
実施例4C
(シス)−5−(3−ピリジニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
3−ブロモピリジン(0.129g、0.82mmol)、トリフェニルアルシン(0.020g、0.065mmol)およびトリス(ジベンジルリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.015g、2mol%)の脱水1−メチル−2−ピロリジノン(4mL)溶液を、実施例4Bからの生成物(0.305g、0.82mmol)の1−メチル−2−ピロリジノン(2mL)溶液で処理した。反応混合物を60℃で16時間撹拌し、放冷して室温とし、酢酸エチルと1N水酸化ナトリウム水溶液との間で分配した。有機部分を分離し、1N水酸化ナトリウム水溶液、水、ブラインで洗浄し、Na2SO4で脱水し、濾過し、濾液を減圧下に留去した。残留物をクロマトグラフィー(SiO2、50%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、標題化合物を得た(0.163g、69%)。
実施例4D
(シス)−5−(3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例4Cからの生成物(0.163g、0.570mmol)のメタノール(1mL)溶液を、1M HClのジエチルエーテル溶液(2mL)で処理した。室温で2時間撹拌した後、揮発分を減圧下に溶媒留去した。残留物をエタノールおよびジエチルエーテルから結晶化して、標題化合物を得た(0.138g、93%)。
実施例5
(シス)−5−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例5A
5−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
実施例4Aからの生成物(411mg、1.15mmol)、トリフェニルアルシン(28mg、0.092mmol)およびトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(21mg、0.023mmol)の脱水1−メチル−2−ピロリジノン(6mL)溶液を、3−メチル−5−(トリブチルスタンニル)イソオキサゾール(448mg、1.2mmol、Sakamoto, T.; et. al., Tetrahedon, 1991, 47, 5111に従って製造)のジメチル−2−ピロリジノン(2mL)溶液で処理した。反応混合物を60℃で終夜撹拌し、放冷して室温とし、1M KF水溶液(1.5mL)を加えた。混合物を0.5時間撹拌し、酢酸エチルで希釈し、セライトで濾過した。濾液を水(5回)、ブラインで洗浄し、Na2SO4で脱水し、濾過し、濾液を減圧下に濃縮した。残留物をクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサンから30%EtOAc/ヘキサンへの勾配)によって精製して、標題化合物220mg(66%)を得た。
実施例5B
(シス)−5−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例5Aからの生成物(220mg、0.759mmol)の酢酸エチル(5mL)溶液を、4M HClの1,4−ジオキサン溶液(1mL)で処理した。室温で1時間撹拌した後、数滴のジエチルエーテルを加えたところ、白色固体が沈殿した。それを濾過によって回収し、60℃で乾燥して、塩酸塩126mg(73%)を得た。
実施例6
(シス)−5−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例6A
5−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
2,3−ジクロロ−5−ヨードピリジン(0.288g、1.05mmol)、トリフェニルアルシン(0.026g、0.084mmol)およびトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.019g、2mol%)の脱水1−メチル−2−ピロリジノン(5mL)溶液を、実施例4Bからの生成物(0.392g、1.05mmol)の1−メチル−2−ピロリジノン(2mL)溶液で処理した。60℃で5時間撹拌した後、反応混合物を放冷して室温とし、酢酸エチルと1N水酸化ナトリウム水溶液との間で分配した。有機抽出液を分離し、1N水酸化ナトリウム水溶液、水、ブラインで洗浄し、Na2SO4で脱水し、濾過し、濾液を減圧下に濃縮した。残留物をクロマトグラフィー(SiO2、50%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、標題化合物を得た(0.228g、61%)。
実施例6B
(シス)−5−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例6Aからの生成物(0.228g、0.642mmol)のメタノール(1mL)溶液を、1M HClのジエチルエーテル溶液(2mL)で処理した。室温で2時間撹拌した後、揮発分を減圧下に留去した。残留物をエタノールおよびジエチルエーテルから結晶化し、標題化合物を得た(0.120g、73%)。
実施例7
(シス)−2−メチル−5−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例5Bからの生成物(22mg、0.11mmol)、37%ホルムアルデヒド水溶液およびギ酸を2時間還流撹拌し、放冷して室温とし、減圧下に濃縮した。残留物をクロマトグラフィー(シリカゲル、98:2:0.1CH2Cl2/MeOH/NH4OH)によって精製して、遊離塩基13mg(54%)を得た。それを実施例5Bに記載の方法に従って処理して、標題化合物を塩酸塩として得た。
実施例8
(シス)−5−(5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロールジヒドロクロライド
実施例8A
(シス)−5−(5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール
実施例4Bからの生成物および(WO9740012)に記載の方法に従って製造したトリフルオロメタンスルホン酸5−クロロ−3−ピリジニルを、実施例4Cに記載の方法に従って処理して標題化合物を明黄色油状物として得た(収率42%)。
実施例8B
(シス)−5−(5−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール・2塩酸塩
実施例8Aからの生成物(190mg、0.59mmol)の1:1 EtOAc/EtOH(10mL)溶液を、4M HClの1,4−ジオキサン溶液(1.5mL、3.8mmol)で処理した。混合物を1時間還流し、放冷して室温とし、終夜撹拌した。得られた白色固体を濾過によって回収して、標題化合物170mgを2塩酸塩として得た。
実施例9
(シス)−5−(3−ブロモ−1,2、4−チアジアゾール−5−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
3−ブロモ−5−クロロ−1,2,4−チアジアゾール(アクロス(Acros);19.7mg、0.099mmol)の1−メチル−2−ピロリジノン(0.2mL)溶液を、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(8.6mg、0.02mmol)、トリフェニルアルシン(11.5mg、0.08mmol)およびヨウ化銅(I)(1.8mg、0.02mmol)の1−メチル−2−ピロリジノン(0.5mL)溶液0.1mLで処理した。反応混合物を実施例4Bからの生成物(35mg、0.094mmol)の1−メチル−2−ピロリジノン(0.1mL)溶液で処理した。反応混合物を昇温させて60℃とし、終夜撹拌し、放冷して室温とした。混合物をCH2Cl2で希釈し、1.0N NaOH水溶液0.5mLで洗浄した。水相をCH2Cl2 5mLで2回抽出した。全ての有機相を合わせ、900mgシリカゲルカートリッジ(オールテク(Alltech))で濾過した。溶媒を減圧下に除去し、残留物を逆相分取HPLC(ウォーターズ(Waters)ノバパック(Nova-Pak)HRC18 6m 60 25×100mm、40mL/分での10分間かけての50%から95%MeCN/10mM NH4OAc)によって精製して遊離塩基を得た。その遊離塩基をMeOH(0.3mL)に溶かし、1.0M HClのジエチルエーテル溶液(0.5mL、0.5mmol)で処理した。溶液を40℃で16時間撹拌したところ、沈殿が生成した。その沈殿をジエチルエーテルで磨砕し(2回)、真空乾燥して標題化合物20.9mg(82%)を得た。
実施例10
(シス)−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例4Bからの生成物および2−ブロモチアゾール(アルドリッチから購入)を、実施例9に記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例11
(シス)−5−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例4Bからの生成物および3,5−ジメチル−4−ヨードイソオキサゾール(アボカド(Avocado)から購入)を、実施例9に記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例12
(シス)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例4Bからの生成物および4−ヨードイミダゾール(コンビ−ブロックス(Combi-Blocks)から購入)を、実施例9に記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例13
(シス)−5−(1,3−チアゾール−5−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例4Bからの生成物および文献(Recl. Trav. Chim. Pays-Bas, (1954), 73,325)に記載の方法に従って製造した5−ブロモチアゾールを、実施例9に記載の方法に従って処理して、標題化合物を得た。
実施例14
(シス)−5−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例4Bからの生成物および文献(J. Org. Chem. (1965), 30, 4085-4090)に記載の方法に従って製造した3−ブロモイミダゾ[1,2−a]ピリジンを、実施例9に記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例15
(シス)−5−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例4Bからの生成物および文献(J. Org. Chem. (1978), 43,2900-2906)に記載の方法に従って製造した6−ブロモイミダゾ[1,2−a]ピリジンを、実施例9に記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例16
(シス)−5−(チエノ[3,2−b]ピリジン−2−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例4Bからの生成物および文献(J. Heterocycl. Chem. (1984), 21, 785-790)に記載の方法に従って製造した2−ヨードチエノ[3,2−b]ピリジンを、実施例9に記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例18
(シス)−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)−2−チオフェンスルホンアミド塩酸塩
実施例4Bからの生成物および5−ブロモチオフェン−2−スルホンアミド(フルオロケム(Fluorochem)USAから購入)を、実施例9に記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例19
(シス)−5−(6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロールジヒドロクロライド
実施例19A
(シス)−5−(6−メチル−3−ピリジニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
実施例4Bからの生成物およびWO 0044755に記載の方法に従って製造した5−ブロモ−2−メチルピリジンを、実施例4Cに記載の方法に従って処理して標題化合物を得た(収率50%)。
実施例19B
(シス)−5−(6−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール・2塩酸塩
実施例19Aからの生成物を、実施例8Bに記載の方法に従って処理して標題化合物を得た(収率88%)。
実施例20
(シス)−5−(2−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例20A
(シス)−5−(2−メチル−3−ピリジニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
実施例4Bからの生成物および3−ブロモ−2−メチルピリジンを、実施例4Cに記載の方法に従って処理して標題化合物を得た(収率19%)。
実施例20B
(シス)−5−(2−メチル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例20Aからの生成物を、実施例8Bに記載の方法に従って処理して標題化合物を得た(収率53%)。
実施例21
(シス)−5−(6−クロロ−5−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例21A
(シス)−5−(6−クロロ−5−フルオロ−3−ピリジニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
文献(J. Org. Chem. (1993), 58, 7832)に記載の方法に従って製造した2−クロロ−3−フルオロ−5−ヨードピリジン(0.400g、1.08mmol)、トリフェニルアルシン(0.026g、0.084mmol)およびトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.019g、2mol%)の脱水1−メチル−2−ピロリジノン(5mL)溶液を、実施例4Bからの生成物(0.310g、1.20mmol)の1−メチル−2−ピロリジノン(2mL)溶液で処理した。60℃で5時間撹拌した後、反応混合物を放冷して室温とし、酢酸エチルと1N水酸化ナトリウム水溶液との間で分配した。有機抽出液を分離し、1N水酸化ナトリウム水溶液、水、ブラインで洗浄し、Na2SO4で脱水し、濾過し、濾液を減圧下に濃縮した。残留物をクロマトグラフィー(SiO2、50%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、標題化合物を得た(0.226g、62%)。
実施例21B
(シス)−5−(6−クロロ−5−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例21Aからの生成物(215mg、0.60mmol)のCH2Cl2(1mL)およびTFA(1mL)溶液を室温で1時間撹拌し、減圧下に濃縮した。残留物をクロマトグラフィー(シリカゲル;CHCl3/MeOH/NH4OH 90:10:1)によって精製して、標題化合物の遊離塩基を得た。その遊離塩基をMeOHに溶かし、1M HClのジエチルエーテル溶液で処理して、標題化合物137mg(77%)を得た。
実施例23
(シス)−5−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例23A
5−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
5−ブロモ−2−フルオロピリジン(0.200g、0.538mmol)、トリフェニルアルシン(0.013g、0.043mmol)およびトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.010g、2mol%)の脱水1−メチル−2−ピロリジノン(2mL)溶液を、実施例4Bからの生成物(0.392g、1.05mmol)の1−メチル−2−ピロリジノン(1mL)溶液で処理した。反応混合物を60℃で16時間撹拌し、放冷して室温とし、酢酸エチルと1N水酸化ナトリウム水溶液との間で分配した。有機部分を分離し、1N水酸化ナトリウム水溶液、水、ブラインで洗浄し、Na2SO4で脱水し、濾過し、濾液を減圧下に濃縮した。残留物をクロマトグラフィー(SiO2、50%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、標題化合物を得た(0.126g、77%)。
実施例23B
(シス)−5−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例23Aからの生成物(0.126g、0.414mmol)のメタノール(1mL)溶液を、1M HClのジエチルエーテル溶液(2mL)で処理した。室温で2時間撹拌した後、揮発分を減圧下に留去した。残留物をエタノールおよびジエチルエーテルから結晶化して、標題化合物を得た(0.067g、67%)。
実施例24
(シス)−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)−2−チオフェンカルボキシイミドアミド塩酸塩
実施例4Bからの生成物およびEP819690に記載の方法に従って製造した5−クロロ−2−チオフェンカルボキシイミドアミド・1塩酸塩の遊離塩基を、実施例9に記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例25
(シス)−5−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例4Bからの生成物および文献(Can. J. Chem., (1973), 51, 2315-2322)に記載の方法に従って製造した5−ブロモ−2−メチル−2H−テトラゾールを、実施例9に記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例26
(シス)−5−(チエノ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例4Bからの生成物および文献(J. Heterocycl. Chem, (1968), 5, 773-778)に記載の方法に従って製造した5−ブロモチエノ[2,3−b]ピリジンを、実施例9に記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例27
(シス)−5−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例4Bからの生成物および文献(J. Heterocycl. Chem, (1965), 2, 53-62)に記載の方法に従って製造した7−クロロイミダゾ[1,2−a]ピリジンを、実施例9に記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例28
(シス)−5−(2−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例4Bからの生成物および2−ブロモピリジン(アルドリッチから購入)を、実施例9に記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例29
(シス)−5−(4−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例4Bからの生成物および4−ブロモピリジン塩酸塩の遊離塩基(アルドリッチから購入)を、実施例9に記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例30
(シス)−5−(5−ニトロ−1,3−チアゾール−2−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例4Bからの生成物および2−ブロモ−5−ニトロチアゾール(アルドリッチから購入)を、実施例9に記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例31
(シス)−5−(6−メチル−2−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例4Bからの生成物および2−ブロモ−6−メチルピリジン(アルドリッチから購入)を、実施例9に記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例32
(シス)−5−(1,3,4−チアジアゾール−2−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例4Bからの生成物および文献(Chem. Ber., (1956), 56, 1534-1543)に記載の方法に従って製造した2−ブロモ−1,3,4−チアジアゾールを、実施例9に記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例34
(エンド)−5−(3−ピリジニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール・ビス(4−メチルベンゼンスルホン酸塩)
実施例34A
(エンド)−5−(3−ピリジニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール
実施例1Gからの生成物(0.077g、0.263mmol)のエタノール溶液を、Pd/C(0.008g、10重量%)の存在下に水素ガス(1気圧)で処理し、室温で4時間撹拌した。反応容器を排気し、窒素でパージし、触媒を珪藻土での濾過によって除去した。濾液を減圧下に濃縮し、残留物をクロマトグラフィー(SiO2、CHCl3/MeOH/NH4OH、90:10:1)によって精製して、標題化合物を得た(0.036g、39%)。
実施例34B
(エンド)−5−(3−ピリジニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール・ビス(4−メチルベンゼンスルホン酸塩)
実施例34Aからの生成物(0.020g、0.0795mmol)のメタノール溶液を、p−トルエンスルホン酸(.030g、0.159mmol)で処理し、室温で5分間撹拌した。揮発分を減圧下に留去し、残留物をエタノールおよびジエチルエーテルから結晶化し、標題化合物を得た(0.015g、30%)。
実施例35
(シス)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−オール
実施例1Eからの生成物(0.044g、0.130mmol)のメタノール(1mL)溶液を、1M HClのジエチルエーテル溶液(1mL)で処理した。室温で2時間撹拌した後、揮発分を減圧下に留去した。残留物をエタノールおよびジエチルエーテルから結晶化して、標題化合物を得た(0.031g、87%)。
実施例36
(エンド)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例36A
(エンド)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール
(エキソ)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール
実施例1Eからの生成物(0.336g、0.994mmol)のアセトニトリル(5mL)溶液を0℃で、4−(ジメチルアミノ)ピリジン(0.672g、1.49mmol)およびメチルオキサリルクロライド(0.32mL、1.19mmol)で処理した。反応混合物を昇温させて室温とし、酢酸エチルで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(20mL)、水(20mL)、ブライン(20mL)で洗浄し、Na2SO4で脱水し、濾過し、濾液を減圧下に濃縮した。残留物をトルエン(5mL)に溶かし、水素化トリブチルスズ(0.401mL、1.49mmol)およびAIBN(0.024g、0.149mmol)で処理した。反応混合物を100℃で3時間撹拌し、放冷して室温とし、減圧下に濃縮した。残留物をクロマトグラフィー(SiO2、30%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、エキソ−異性体0.019g(6%)およびエンド−異性体0.094g(29%)を得た。
実施例36B
(エンド)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例36Aからのエンド−異性体(0.094g、0.292mmol)のメタノール(1mL)溶液を、1M HClのジエチルエーテル溶液(1mL)で処理した。室温で2時間撹拌した後、揮発分を減圧下に留去した。残留物をエタノールおよびジエチルエーテルから結晶化して、標題化合物を得た(0.062g、32%)。
実施例37
(エキソ)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例36Aからのエキソ−異性体(0.019g、0.059mmol)のメタノール(1mL)溶液を、1M HClのジエチルエーテル溶液(1mL)で処理した。室温で2時間撹拌した後、揮発分を減圧下に溶媒留去した。残留物をエタノールおよびジエチルエーテルから結晶化し、標題化合物を得た(0.011g、72%)。
実施例38
(シス)−5−(3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール・フマル酸塩
(シス)−5−(3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール・フマル酸塩
実施例38A
5−オキソヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−1(2H)−カルボン酸ベンジル
文献(Tetrahedron Lett. (1997), 38, 1869-1872)に記載の方法に従って製造した6,6−ジクロロ−5−オキソヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−1(2H)−カルボン酸ベンジル(3.87g、11.8mmol)のMeOH(60mL)溶液を0℃で、固体塩化アンモニウム(6.32g、118mmol)と次に亜鉛粉末(アルドリッチ;3.09g、47.2mmol)で処理した。室温で1時間撹拌した後、反応混合物を濾過し、濾液を減圧下に濃縮した。残留物をクロマトグラフィー(SiO2、40%EtOAc/ヘキサン)によって精製して、標題化合物2.57g(84%)を得た。
実施例38B
5−{[(トリフルオロメチル)スルホニル]オキシ}−3,3a,6,6a−テトラヒドロシクロペンタ[b]ピロール−1(2H)−カルボン酸ベンジル
5−{[(トリフルオロメチル)スルホニル]オキシ}−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[b]ピロール−1(2H)−カルボン酸ベンジル
実施例38Aからの生成物(1.56g、6.02mmol)のTHF(30mL)溶液を−78℃で、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(0.5Mトルエン溶液、14.4mL、7.22mmol)で処理した。反応混合物を−78℃で30分間撹拌し、N−フェニルトリフルオロメタンスルホンイミド(2.58g、7.22mmol)のTHF(5mL)溶液を滴下した。反応混合物を−78℃で1時間撹拌し、水を加えることで反応停止した。混合物を昇温させて室温とし、CH2Cl2で抽出した。有機抽出液を飽和NH4Cl水溶液、ブラインで洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濾過し、濾液を減圧下に濃縮した。残留物をクロマトグラフィー(SiO2、20%EtOAc/ヘキサン)によって精製して、標題化合物の4:1混合物1.84g(78%)を得た。
実施例38C
5−(トリメチルスタンニル)−3,3a,6,6a−テトラヒドロシクロペンタ[b]ピロール−1(2H)−カルボン酸ベンジル
5−(トリメチルスタンニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[b]ピロール−1(2H)−カルボン酸ベンジル
実施例38Bの生成物混合物(260mg、0.664mmol)のTHF(3.3mL)溶液を、ヘキサメチル2スズ(218mg、0.664mmol)、塩化リチウム(84mg、2.0mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(15mg、0.0013mmol)で処理した。得られた混合物を60℃で14時間撹拌し、放冷して室温とし、セライトで濾過した(ジエチルエーテル洗浄)。濾液を1N水酸化ナトリウム水溶液(2回)、水、ブラインで洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濾過し、濾液を減圧下に濃縮した。残留物をクロマトグラフィー(SiO2、15%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、標題化合物の4:1混合物160mg(57%)を得た。
実施例38D
5−(3−ピリジニル)−3,3a,6,6a−テトラヒドロシクロペンタ[b]ピロール−1(2H)−カルボン酸ベンジル
5−(3−ピリジニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[b]ピロール−1(2H)−カルボン酸ベンジル
実施例38Cの混合物(140mg、0.332mmol)および3−ブロモピリジン(0.042mL、0.43mmol)を実施例4Cに記載の方法に従って処理した。クロマトグラフィー精製(SiO2、30%EtOAc/ヘキサン)によって、標題化合物の4:1混合物90mg(85%)を得た。
実施例38E
(シス)−5−(3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール・フマル酸塩
(シス)−5−(3−ピリジニル)−1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール・フマル酸塩
実施例38Dからの混合物(80mg、0.25mmol)のアセトニトリル(2.5mL)溶液に0℃で、ヨードトリメチルシラン(43μL、0.30mmol)を加えた。溶液を0℃で3時間撹拌し、減圧下に濃縮した。残留物をシリカゲル層に通し(10%MeOH/CH2Cl2洗浄)、遊離アミンの混合物38mg(82%)を得た。その遊離アミンをMeOHに溶かし、フマル酸(23mg、0.19mmol)を加えた。30分後、数滴のジエチルエーテルを加えて沈殿を生成させ、それを濾過によって回収した。その固体を真空乾燥して、標題化合物の4:1混合物42mgを得た。
1H NMRでの少量異性体についてのピークは、オレフィン性プロトン(6.45ppmでの多重線)以外は主要異性体のために不明瞭となっているが、そのピークによって生成物比を粗く求めることができる。
実施例39
(シス)−5−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール・フマル酸塩
実施例39A
(シス)−5−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
3,5−ジブロモピリジン(0.656g、2.77mmol)および実施例4Bからの生成物(1.03g、2.77mmol)を実施例4Cに記載の方法に従って処理して、標題化合物477mg(47%)を得た。
実施例39B
(シス)−5−(5−ブロモ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール・フマル酸塩
実施例39Aからの生成物(0.110g、0.302mmol)のCH2Cl2(mL)溶液を、TFA(1mL)で処理した。30分間撹拌した後、溶液を濃縮し、10%NH4OH/MeOHで希釈した。それを減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲル層に通した(90:10:1 CHCl3:MeOH:NH4OH溶離液)。濾液を濃縮して、標題化合物の遊離塩基を得た。それをMeOHで希釈し、フマル酸(0.033g、0.28mmol)で処理して、標題化合物(77mg、67%)を得た。
実施例40
(シス)−5−(5−ビニル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール・フマル酸塩
実施例40A
(シス)−5−(5−ビニル−3−ピリジニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
トリブチル(ビニル)スズ(0.656g、2.77mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.026g、0.23mmol)の脱水トルエン溶液を実施例39Aからの生成物(1.03g、2.77mmol)で処理した。反応混合物を100℃で3日間撹拌した。冷却して室温とした後、揮発分を減圧下に除去し、残留物をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物を得た(279mg、93%)。
実施例40B
(シス)−5−(5−ビニル−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール・フマル酸塩
実施例40Aからの生成物(0.279g、0.894mmol)を実施例39Bに記載の方法に従って処理して、標題化合物を得た(0.168g、57%)。
実施例41
(シス)−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)ニコチノニトリル
実施例41A
(シス)−5−(5−シアノ−3−ピリジニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
3−ブロモ−5−シアノピリジン(0.251g、1.37mmol)および実施例4Bからの生成物(0.510g、137mmol)を、実施例4Cに記載の方法に従って処理して標題化合物232mg(54%)を得た。
実施例41B
(シス)−5−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)ニコチノニトリル・フマル酸塩
実施例41Aからの生成物(0.091g、0.29mmol)を、実施例39Bに記載の方法に従って処理して標題化合物を得た(0.059g、62%)。
実施例42
(シス)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例42A
(+)−(シス)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
および
(−)−(シス)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
実施例1Fからのラセミ生成物を、98:2ヘキサン:エタノールを溶離液として用いたキラルパック(Chiralpak)ASカラム(4.6mm×250mm)でそれの個々のエナンチオマーに分離した。移動性が高い方のエナンチオマー、保持時間=12.54分、[α]D−46.1(c2.0、CH2Cl2)。移動性が低い方のエナンチオマー、保持時間=17.66分、[α]D48.8(c2.0、CH2Cl2)。
実施例42B
(シス)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例42Aからの移動性が高い方のエナンチオマーである(−)−(シス)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチルを、実施例1Gに記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例43
(シス)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール塩酸塩
実施例42Aからの移動性が低い方のエナンチオマーである(+)−(シス)−5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチルを、実施例1Gに記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例44
(シス)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール・フマル酸塩
実施例44A
(シス)−4−オキソヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
文献(Heterocycles(1988),27(3),643-644)に記載の方法に従って製造した(シス)−2−ベンジルヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−4(1H)−オンおよびジ−tert−ブチル−ジカーボネートのメタノール溶液を、水酸化パラジウム(20重量%)の存在下に水素ガスで処理した。反応完結後、反応容器を窒素でパージし、触媒を濾過によって除去した。濾液を減圧下に濃縮して、標題化合物を得た。
実施例44B
(シス)−6−{[(トリフルオロメチル)スルホニル]オキシ}−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
実施例44Aからの生成物(1.78g、7.88mmol)を、実施例4Aに記載の方法に従って処理して標題化合物を得た(1.57g、56%)。
実施例44C
(シス)−6−(トリメチルスタンニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
実施例44Bからの生成物(0.303g、0.848mmol)を、実施例4Bに記載の方法に従って処理して標題化合物を得た(0.225g、71%)。
実施例44D
(シス)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
2−クロロ−5−ヨードピリジンおよび実施例44Cからの生成物を、実施例4Cに記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例44E
(シス)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール・フマル酸塩
実施例44Dからの生成物を、実施例39Bに記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例45
(シス)−4−(3−ピリジニル)−オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール−4−オール・2塩酸塩
実施例45A
(シス)−4−ヒドロキシ−4−(3−ピリジニル)−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
3−ブロモピリジン(4.36g、27.6mmol)および実施例44Aからの生成物(2.07g、9.19mmol)を、実施例1Eに記載の方法に従って処理して標題化合物を得た(0.743g、27%)。
実施例45B
(シス)−4−(3−ピリジニル)−オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール−4−オール・2塩酸塩
実施例45Aからの生成物を、実施例35に記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例45
(シス)−4−(3−ピリジニル)−オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール−4−オール・2塩酸塩
実施例45A
4−ヒドロキシ−4−(3−ピリジニル)−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
3−ブロモピリジン(4.36g、27.6mmol)および実施例44Aからの生成物(2.07g、9.19mmol)を、実施例1Eに記載の方法に従って処理して標題化合物を得た(0.743g、27%)。
実施例45B
(シス)−4−(3−ピリジニル)−オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール−4−オール・2塩酸塩
実施例45Aからの生成物を、実施例35に記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例46
(エンド)−4−(6−クロロ−3−ピリジニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール・4−メチルベンゼンスルホン酸塩
実施例46A
(シス)−4−ヒドロキシ−4−(6−クロロ−3−ピリジニル)−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
5−ブロモ−2−クロロピリジン(1.82g、9.46mmol)および実施例44Aからの生成物(1.64g、7.28mmol)を、実施例1Eに記載の方法に従って処理して標題化合物を得た(1.25g、51%)。
実施例46B
(エンド)−4−(6−クロロ−3−ピリジニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロールカルボン酸tert−ブチル
(エキソ)−4−(6−クロロ−3−ピリジニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロールカルボン酸tert−ブチル
実施例46Aからの生成物(0.250g、0.738mmol)を、実施例36Aに記載の方法に従って処理した。残留物をクロマトグラフィー(SiO2、10%から30%酢酸エチル/ヘキサン勾配)によって精製して、先に溶出するエキソ−異性体0.044g(18%)および遅く溶出するエンド−異性体0.145g(61%)を得た。
実施例46C
(エンド)−4−(6−クロロ−3−ピリジニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール・4−メチルベンゼンスルホン酸塩
実施例46Bからのエンド−異性体(0.094g、0.292mmol)のEtOAc(5mL)溶液を、p−トルエンスルホン酸・1水和物(0.074g、0.39mmol)で処理した。溶液を4時間加熱還流し、放冷して室温とした。固体を濾過によって回収し(EtOAc洗浄)、高真空下で乾燥させて標題化合物を白色固体として得た(107mg、71%)。
実施例47
(シス)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン・4−メチルベンゼンスルホン酸塩
実施例47A
(シス)−3−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−6−オール
文献(Gobeaux and Ghosez, Heterocyles, (1989) 28(1), 29-32)に従って製造した(シス)−3−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−6−オン(8.55g、32.2mmol)の2:1 THF/CH2Cl2(150mL)溶液を0℃で、2M LiBH4溶液(19.3mL、38.7mmol)で処理した。0.5時間後、反応混合物を注意深く2−プロパノール(10mL)で反応停止し、昇温させて室温とし、揮発分を減圧下に除去した。残留物を水で希釈し、CH2Cl2で2回抽出した。合わせた有機抽出液をブラインで洗浄し、Na2SO4で脱水し、濾過し、濾液を減圧下に濃縮して、標題化合物を白色固体として得た(8.20g、95%)。
実施例47B
(シス)−6−ヒドロキシ−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−3−カルボン酸tert−ブチル
ヒースコック(Heathcock et. al., J. Org. Chem. (1989), 54, 1548-1562)の報告に記載の手順に従って、細かく切ったナトリウム金属(2.30g、100mmol)のジメトキシエタン(100mL)中懸濁液にナフタレン(15.4g、120mmol)を加え、得られた暗緑色混合物を室温で2時間撹拌することで、ナトリウムナフタレニドの溶液を調製した。実施例47Aからの生成物(8.10g、30.3mmol)のDME(100mL)溶液に−78℃で、明緑色が消えなくなるまで、ナトリウムナフタレニド溶液(約65mL)をゆっくり加えた。反応混合物を−78℃にて水200mLを加えることで反応停止した。混合物を昇温させて0℃とし、ジ−tert−ブチルジカーボネート(6.94g、31.8mmol)を加えた。0.5時間後、混合物をEtOAcで希釈し、層を分離した。有機抽出液をブラインで洗浄し、Na2SO4で脱水し、濾過し、濾液を減圧下に濃縮した。残留物をクロマトグラフィー(5%から30%EtOAc/CH2Cl2勾配)によって精製して、標題化合物を白色固体として得た(5.26g、81%)。
実施例47C
(シス)−6−オキソ−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−3−カルボン酸tert−ブチル
オキサリルクロライド(2.55mL、29.3mmol)のCH2Cl2(100mL)溶液に−78℃で、DMSO(4.15mL、58.5mmol)を滴下した(ガス発生)。15分後、実施例47Bからの生成物(5.20g、24.4mmol)のCH2Cl2(20mL)溶液を滴下した。30分後、トリエチルアミンを滴下し、白色混合物を−78℃で6時間撹拌し、昇温させて−40℃としてさらに1時間経過させた。混合物を水で希釈し、昇温させて室温とした。層を分離し、有機抽出液を水およびブラインで洗浄し、Na2SO4で脱水し、濾過し、濾液を減圧下に濃縮した。残留物をクロマトグラフィー(10%から20%EtOAc/CH2Cl2勾配)によって精製して、標題化合物を粘稠油状物として得た(4.05g、79%)。
実施例47D
(シス)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−6−ヒドロキシ−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−3−カルボン酸tert−ブチル
5−ブロモ−2−クロロピリジン(0.888g、4.62mmol)および実施例47Cからの生成物(0.750g、3.55mmol)を、実施例1Eに記載の方法に従って処理して標題化合物を得た(1.15g、66%)。
実施例47E
(シス)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン−3−カルボン酸tert−ブチル
実施例47Dからの生成物(0.400g、1.23mmol)、トリエチルアミン(0.36mL、2.6mmol)、メタンスルホニルクロライド(0.19mL、2.5mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(3mg)をTHF中で混合し、16時間加熱還流した。溶媒を減圧下に除去し、残留物をクロマトグラフィー(10%EtOAc/CH2Cl2)によって精製して、標題化合物を白色泡状物として得た(0.280mg、74%)。
実施例47F
(シス)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン・4−メチルベンゼンスルホン酸塩
実施例47Eからの生成物(0.160g、0.522mmol)を、実施例46Cに記載の方法に従って処理して標題化合物を白色固体として得た(0.122mg、62%)。
実施例48
(エンド)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン・4−メチルベンゼンスルホン酸塩
実施例48A
(エンド)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−3−カルボン酸tert−ブチル
(エキソ)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−3−カルボン酸tert−ブチル
実施例47Dからの生成物(0.250g、0.770mmol)を、実施例36Aに記載の方法に従って処理した。残留物をクロマトグラフィー(SiO2、5%から20%酢酸エチル/CH2Cl2勾配)によって精製して、先に溶出するエキソ−異性体0.035g(15%)および遅く溶出するエンド−異性体0.131g(55%)を得た。
実施例48B
(エンド)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン・4−メチルベンゼンスルホン酸塩
実施例48Aからのエンド−異性体(0.130g、0.421mmol)を、実施例46Cに記載の方法に従って処理して標題化合物を白色固体として得た(0.135g、84%)。
実施例49
(エキソ)−6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン・4−メチルベンゼンスルホン酸塩
実施例48Aからのエキソ−異性体(0.035g、0.125mmol)を、実施例46Cに記載の方法に従って処理して標題化合物を白色固体として得た(0.026g、60%)。
実施例50
(シス)−6−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン・4−メチルベンゼンスルホン酸塩
実施例50A
(シス)−6−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−6−ヒドロキシ−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−3−カルボン酸tert−ブチル
2,3−ジクロロ−5−ブロモピリジン(0.758g、2.77mmol)および実施例47Aからの生成物(0.450g、2.13mmol)を、実施例1Eに記載の方法に従って処理して標題化合物を得た(0.565g、74%)。
実施例50B
(シス)−6−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン−3−カルボン酸tert−ブチル
実施例50Aからの生成物(0.359g、1.00mmol)を、実施例47Eに記載の方法に従って処理して標題化合物を白色固体として得た(0.131g、38%)。
実施例50C
(シス)−6−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−6−エン・4−メチルベンゼンスルホン酸塩
実施例50Bからの生成物(0.125g、1.00mmol)を、実施例46Cに記載の方法に従って処理して標題化合物を白色固体として得た(0.108g、72%)。
実施例51
(エンド)−6−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン・4−メチルベンゼンスルホン酸塩
実施例51A
(エンド)−6−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−3−カルボン酸tert−ブチル
(エキソ)−6−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−3−カルボン酸tert−ブチル
実施例50Aからの生成物(0.185g、0.515mmol)を、実施例36Aに記載の方法に従って処理した。残留物をクロマトグラフィー(SiO2、5%から20%酢酸エチル/CH2Cl2勾配)によって精製して、先に溶出するエキソ−異性体0.018g(10%)および遅く溶出するエンド−異性体0.80g(45%)を得た。
実施例51B
(エンド)−6−(5,6−ジクロロ−3−ピリジニル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン・4−メチルベンゼンスルホン酸塩
実施例51Aからのエンド−異性体(0.077g、0.22mmol)を、実施例46Cに記載の方法に従って処理して、標題化合物0.066g(71%)を白色固体として得た。
実施例52
(シス)−5−(6−フェニルピリダジン−3−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール・4−メチルベンゼンスルホン酸塩
実施例52A
5−(6−フェニルピリダジン−3−イル)−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル
フーらの報告(G. C. Fu and coworkers in J. Am. Chem. Soc. (2002) 124, 6343-6348)に報告されている手順に従って、実施例4Bからの生成物(0.200g、0.538mmol)、3−クロロ−6−フェニルピリダジン(0.205g、1.08mmol)、ビス(トリ−t−ブチルホスフィン)パラジウム(0)(0.00275g、0.0538mmol、ストレム(Strem)から市販)およびフッ化セシウム(0.180g、1.18mmol)を1,4−ジオキサン(1mL)中で合わせ、85℃で36時間撹拌した。混合物を冷却して室温とし、酢酸エチルで希釈し、SiO2層で濾過した(酢酸エチル洗浄)。濾液を濃縮し、残留物をクロマトグラフィー(SiO2、20%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して標題化合物を得た。
実施例52B
(シス)−5−(6−フェニルピリダジン−3−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール・4−メチルベンゼンスルホン酸塩
実施例51Aからの生成物(0.075g、0.28mmol)を、実施例46Cに記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
実施例53
(シス)−2−メチル−5−(6−フェニルピリダジン−3−イル)−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール
実施例52Bからの生成物(0.090g、0.21mmol)を、実施例7に記載の方法に従って処理して標題化合物を得た。
上記の詳細な説明および実施例は単に説明のためのものであり、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲を限定するものではないことは明らかである。開示の実施形態に対する各種の変更および修正は、当業者には明らかであろう。本発明の精神および範囲を逸脱しない限りにおいて、化学構造、置換基、誘導体、中間体、合成、製剤および/または本発明の使用方法に関係するものなど(それらに限定されるものではない)の変更および修正を行うことが可能である。