JP4629497B2 - 光受信装置 - Google Patents

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Description

この発明は、誤り訂正機能を持つ光受信装置に関するものである。
近年のインターネット需要の急増に伴ってますます増大する傾向にある通信量に対応するため、高速・大容量化に向けての技術開発が進んでいる。国際間通信等を担う海底ケーブルシステムに代表される長距離光通信システムでは、高速・大容量データを長距離伝送するため波長分散等により伝送品質が劣化し、ビット誤りが起きやすい状況にある。そのため、長距離光通信システムでは、高能率誤り訂正符号のFEC(Forward Error Correction)を付加して伝送するのが一般的である。
FECの誤り訂正方法としては、受信データの識別を1つの識別器により行う硬判定誤り訂正が用いられてきたが、近年、誤り訂正能力を向上させるため、受信データの識別を複数の識別器により複数の識別閾値で行う軟判定誤り訂正が検討されている。従来の軟判定復号装置は、軟判定用識別器のほかに掃引用識別器を設け、より精度の高い軟判定復号を行うことができるように構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−163637号公報
しかしながら、従来の光受信装置では、掃引用識別器の出力をFEC復号部に転送するための多重分離回路が必要となるため、回路規模や消費電力が大きくなったり、装置内の基板の実装スペースおよび配線も必要となったりするため、基板の配置・配線が困難になるなどの問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、回路規模や消費電力を増加させずに、より精度の高い軟判定復号を行うことができ、また基板の配置・配線も複雑にならない光受信装置を得るものである。
この発明に係る光受信装置は、軟判定誤り訂正機能を持つ光受信装置であって、伝送路からの光信号を電気信号に変換する光電気変換手段と、前記電気信号を複数の識別閾値に基づいて識別して識別結果を出力する識別手段と、前記電気信号の入力振幅を測定する掃引用識別手段と、前記識別結果に対応した識別信号及び前記識別信号の信頼度を示す信頼度情報を出力する符号手段と、前記識別結果に対応した識別信号及び前記識別信号の信頼度を示す信頼度情報により所定の復号アルゴリズムに従い誤り訂正を行うとともに前記識別手段から出力される識別信号の識別頻度を出力する復号手段と、前記復号手段から出力される識別頻度及び前記符号手段から出力される信頼度情報または前記掃引用識別手段から出力される前記電気信号の入力振幅から確率密度分布を推定する確率密度分布推定回路と、前記電気信号の入力振幅を用いて確率密度分布を推定するとき前記符号手段から出力される前記信頼度情報に代えて前記掃引用識別手段から出力される前記電気信号の入力振幅を前記復号手段に入力するパス切替手段とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、回路規模や消費電力を増加させずに、より精度の高い軟判定復号を行うことができ、また基板の配置・配線も複雑にならないという効果を奏する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る光受信装置について図1を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態1に係る光受信装置は、光受信信号の識別を複数の識別器により複数の識別閾値で行う軟判定誤り訂正機能を持つ光受信装置において、装置立上げ時に掃引用識別器で入力振幅を測定する際に、信頼度情報の配線の1本を用いて測定し、閾値調整を行うことにより、簡易な構成でより精度の高い軟判定復号を行うものである。
図1に示される実施の形態1に係る光受信装置は、伝送路からの光受信信号を電気受信信号に変換し、軟判定識別部12に出力する光電気変換手段としてのフォトダイオード11と、軟判定識別手段を有する軟判定識別部12と、多重分離手段を有する多重分離部15と、FEC復号手段を有するFEC復号部17とを備える。
ここで、軟判定識別部12は、フォトダイオード11からの電気信号を複数の軟判定識別レベルで識別するマルチレベルの識別手段としての識別器13a〜13g(符号13a〜13gを符号13と総称する)と、識別器13の出力を3ビットの2進信号の情報に変換する符号手段としての符号化器14と、識別器13以外に識別レベルを掃引できる掃引用識別器21と、符号化器14からの2進信号の一つと掃引用識別器21からの信号をセレクトするセレクタ31とを有する。
また、多重分離部15は、ビット毎に直列並列変換する1:16多重分離回路16a〜16c(符号16a〜16cを符号16と総称する)を有する。
また、FEC復号部17は、多重分離部15によって多重分離された多値の信号から、信頼度情報に基づいて誤り訂正を行い、誤り訂正後の並列信号を出力すると共に、各識別レベル毎の判別結果を出力する復号手段としての軟判定FEC復号化回路18と、各識別レベル毎の判別結果の分布に基づいて確率密度分布を推定し、推定された確率密度分布を出力する確率密度分布推定回路19と、確率密度分布に基づいてマルチレベル識別器13の識別レベルを算出し、制御信号として軟判定識別部12に出力する閾値制御回路20と、掃引用識別器21の識別レベルを制御する閾値掃引制御回路22と、セレクタ31の切替制御を行うパス切替手段としての閾値パス切替制御回路32とを有する。
次に、この実施の形態1に係る光受信装置の動作について図面を参照しながら説明する。
伝送路から入力された光受信信号はフォトダイオード11に入力され、フォトダイオード11では光信号を電気信号に変換し、軟判定識別部12に出力する。
軟判定識別部12において、マルチレベルの識別器13は、それぞれの設定閾値に基づいて、閾値レベルよりも低ければ情報データ“0”と識別し、また、閾値レベルよりも高ければ情報データ“1”と識別し、識別結果を符号化器14に出力する。なお、図1では例として7つの識別レベルの場合を表している。
符号化器14は、1つの電気信号に対してそれぞれ識別器13から出力された識別結果に基づいて、硬判定識別を行った結果としての識別信号及びこの硬判定識別信号の信頼度を示す信頼度情報を出力する。図1に示すように、識別器が7個の場合は、硬判定識別信号が1ビットで、その硬判定識別信号の信頼度を示す信頼度情報が2ビットとなる。なお、例えば識別器が15個の場合は、信頼度情報は3ビットとなる。
ここで、硬判定識別信号と信頼度情報について簡単に説明する。識別器が7個の場合、符号化器14の出力する3ビットの2進信号のとりうる値は、“111,110,101,100,000,001,010,011”の8通りである。ここで、例えば、最上位ビットが硬判定符号で、下位2ビットが信頼度情報になる。2ビットの信頼度情報は、“11”が最も信頼度が高く、“00”が最も信頼度が低い。例えば“111”は最も確からしい“1”で、“100”は最も確からしくない“1”ということになる。
セレクタ31は、符号化器14から出力された信頼度情報のうちの一つと、掃引用識別器21からの信号を閾値パス切替制御回路32からの信号に従いセレクトして出力する。
軟判定識別部12から出力された信号は、多重分離部15内の1:16多重分離回路16に入力され、16ビットの並列信号に変換され、FEC復号部17に送られる。低速化するのはFEC復号部17の処理スピードが低速ですむためである。なお、伝送速度とFEC復号部17の処理能力の関係によっては1:16多重分離回路16が不要の場合も考えられる。図1では、軟判定識別部12から出力された3種類のデータについて並列データに変換する。
FEC復号部17に入力された信号は、軟判定FEC復号化回路18に入力される。また、1:16多重分離回路16(図1の16c)で並列化されたセレクタ31から出力された信号は、確率密度分布推定回路19にも入力される。軟判定FEC復号化回路18は、所定の復号アルゴリズムに従い、誤り訂正を行う。図1では、3bit軟判定誤り訂正を行い出力する。また、7つのマルチレベル識別器13の“0”,“1”の識別頻度を確率密度分布推定回路19へ出力する。
確率密度分布推定回路19では、マルチレベル識別器13の“0”,“1”の識別頻度に基づいて確率密度分布を推定する。推定された確率密度分布は、閾値制御回路20に出力される。閾値制御回路20では、7つのマルチレベル識別器13が最適な識別レベルになるよう、識別レベルを制御する制御信号を7つのマルチレベルの識別器13に出力し帰還制御する。確率密度分布推定回路19はまた、確率密度分布を閾値掃引制御回路22に出力する。
掃引用識別器21は、フォトダイオード11からの入力信号の振幅を測定するために用いられる。また、マルチレベル識別器13の識別レベル間を補間する識別レベルに設定することで、より誤り訂正能力を向上させるために用いられたり、マルチレベル識別器13の経年劣化を修正するのにも用いられる。閾値掃引制御回路22はこれら掃引用識別器21の機能を制御するための制御信号を掃引用識別器21へ出力する。
閾値パス切替制御回路32は、前記入力振幅測定等、掃引用識別器21を使用する場合に、セレクタ31が掃引用識別器21からの信号を選択するように、セレクタ31の切替制御を行う。
ここで、閾値パス切替制御回路32によるセレクタ31の切替制御について簡単に説明する。光受信装置の立ち上げ時は、マルチレベル識別器13の閾値配置はまだ最適配置となっていない。最適配置を算出するため、まず入力信号の振幅測定を行う必要がある。そのため振幅測定が完了するまでは、符号化器14の信頼度情報出力の配線は未使用状態となっている。閾値パス切替制御回路32は、光受信装置の立ち上げ後、振幅測定が完了するまで、符号化器14の信頼度情報出力の配線のひとつを、セレクタ31により掃引用識別器21からの信号を選択するようにする。
このように、本実施の形態1では、閾値パス切替制御回路32は、光受信装置の立ち上げ後、振幅測定が完了するまで、符号化器14の信頼度情報出力の配線のひとつを、セレクタ31により掃引用識別器21からの信号を選択するようにするように構成したので、回路規模や消費電力を増加させずに、より精度の高い軟判定復号を行うことができ、また基板の配置・配線も複雑にならない光受信装置を得ることができる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る光受信装置について図2を参照しながら説明する。図2は、この発明の実施の形態2に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態2に係る光受信装置は、光受信信号の識別を複数の識別器により複数の識別閾値で行う軟判定誤り訂正機能を持つ光受信装置において、装置立上げ時に掃引用識別器で入力振幅を測定する際に、信頼度情報の配線の2本を用いて測定し、閾値調整を行うことにより、簡易な構成でより精度の高い軟判定復号を行うものである。
図2に示される実施の形態2に係る光受信装置は、伝送路からの光受信信号を電気受信信号に変換し、軟判定識別部12に出力するフォトダイオード(光電気変換手段)11と、軟判定識別手段を有する軟判定識別部12と、多重分離手段を有する多重分離部15と、FEC復号手段を有するFEC復号部17とを備える。
ここで、軟判定識別部12は、軟判定各識別レベルで識別するマルチレベル識別器(識別手段)13a〜13g(符号13として総称する)と、マルチレベル識別器13の出力を3ビットの2進信号の情報に変換する符号化器(符号手段)14と、マルチレベル識別器13以外に識別レベルを掃引できる掃引用識別器21a、21b(符号21として総称する)と、符号化器14からの2進信号の一つと掃引用識別器21からの信号をセレクトするセレクタ31a、31b(符号31として総称する)とを有する。
また、多重分離部15は、ビット毎に直列並列変換する1:16多重分離回路(多重分離回路)16a〜16c(符号16として総称する)を有する。
また、FEC復号部17は、多重分離部15によって多重分離された多値の信号から、信頼度情報に基づいて誤り訂正を行い、誤り訂正後の並列信号を出力すると共に、各識別レベル毎の判別結果を確率密度分布推定回路19に出力する軟判定FEC復号化回路(復号手段)18と、各識別レベル毎の判別結果の分布に基づいて確率密度分布を推定し、閾値制御回路20に出力する確率密度分布推定回路19と、確率密度分布に基づいてマルチレベル識別器13の識別レベルを算出し、制御信号として軟判定識別部12に出力する閾値制御回路20と、掃引用識別器21の識別レベルを制御する閾値掃引制御回路22と、セレクタ31の切替制御を行う閾値パス切替制御回路(パス切替手段)32とを有する。
次に、この実施の形態2に係る光受信装置の動作について図面を参照しながら説明する。
フォトダイオード11、マルチレベル識別器13、符号化器14、多重分離部15、1:16多重分離回路16、FEC復号部17、軟判定FEC復号化回路18、確率密度分布推定回路19、閾値制御回路20、閾値掃引制御回路22、閾値パス切替制御回路32は、上記実施の形態1と同様である。上記の実施の形態1では、掃引用識別器21、セレクタ31は1つのみ設けていたが、入力振幅測定に時間がかかる。そのため、この実施の形態2では、掃引用識別器21、セレクタ31をそれぞれ2つ設け、入力振幅測定の時間を短縮する。
入力振幅測定は、情報データ“0”の平均電圧μ0と情報データ“1”の平均電圧μ1の差を求めることで行う。上記の実施の形態1のように掃引用識別器21が1つしかない場合は、μ0の測定の後にμ1の測定を行うというように、1つの掃引用識別器21を用いて順次測定を行う。この実施の形態2では、掃引用識別器21は、μ0測定用の掃引用識別器21aとμ1測定用の掃引用識別器21bというように割り当てる。
セレクタ31は、1つは閾値パス切替制御回路32により、光受信装置の立ち上げ後、μ0測定が完了するまで、符号化器14の信頼度情報出力の配線のひとつを、セレクタ31aにより掃引用識別器21aからの信号を選択するようにし、もう1つは、閾値パス切替制御回路32により、光受信装置の立ち上げ後、μ1測定が完了するまで、符号化器14の信頼度情報出力の配線のひとつを、セレクタ31bにより掃引用識別器21bからの信号を選択するようにする。
このように、本実施の形態2では、掃引用識別器21、セレクタ31を2つ設け、1つはμ0測定用に使用し、閾値パス切替制御回路32により、光受信装置の立ち上げ後、μ0測定が完了するまで、符号化器14の信頼度情報出力の配線のひとつを、セレクタ31aにより掃引用識別器21aからの信号を選択するようにし、もう1つは、μ1測定用に使用し、閾値パス切替制御回路32により、光受信装置の立ち上げ後、μ1測定が完了するまで、符号化器14の信頼度情報出力の配線のひとつを、セレクタ31bにより掃引用識別器21bからの信号を選択するように構成したので、回路規模や消費電力を増加させずに、より短時間で、より精度の高い軟判定復号を行うことができ、また基板の配置・配線も複雑にならない光受信装置を得ることができる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る光受信装置について図3を参照しながら説明する。図3は、この発明の実施の形態3に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態3に係る光受信装置は、光受信信号の識別を複数の識別器により複数の識別閾値で行う軟判定誤り訂正機能を持つ光受信装置において、装置立上げ時に入力振幅を測定する際に、掃引用識別器を用いずに信頼度情報の配線の1本を用いて測定し、閾値調整を行うことにより、簡易な構成でより精度の高い軟判定復号を行うものである。
図3に示される実施の形態3に係る光受信装置は、伝送路からの光受信信号を電気受信信号に変換し、軟判定識別部12に出力するフォトダイオード(光電気変換手段)11と、軟判定識別手段を有する軟判定識別部12と、多重分離手段を有する多重分離部15と、FEC復号手段を有するFEC復号部17とを備える。
ここで、軟判定識別部12は、軟判定各識別レベルで識別するマルチレベル識別器(識別手段)13a〜13g(符号13として総称する)と、マルチレベル識別器13の出力を3ビットの2進信号の情報に変換する符号化器(符号手段)14と、符号化器14からの2進信号の一つとマルチレベル識別器13の1つをセレクトするセレクタ31とを有する。
また、多重分離部15は、ビット毎に直列並列変換する1:16多重分離回路(多重分離回路)16a〜16c(符号16として総称する)を有する。
また、FEC復号部17は、多重分離部15によって多重分離された多値の信号から、信頼度情報に基づいて誤り訂正を行い、誤り訂正後の並列信号を出力すると共に、各識別レベル毎の判別結果を確率密度分布推定回路19に出力する軟判定FEC復号化回路(復号手段)18と、各識別レベル毎の判別結果の分布に基づいて確率密度分布を推定し、閾値制御回路20に出力する確率密度分布推定回路19と、確率密度分布に基づいてマルチレベル識別器13の識別レベルを算出し、制御信号として軟判定識別部12に出力する閾値制御回路20と、閾値制御回路20に入力振幅測定のための信号を出力する閾値掃引制御回路22と、セレクタ31の切替制御を行う閾値パス切替制御回路(パス切替手段)32とを有する。
なお、掃引用識別器21は、図1、図2では設けていたが、図3では設けていない。また、閾値掃引制御回路22の出力は、閾値制御回路20に入力する。
次に、この実施の形態3に係る光受信装置の動作について図面を参照しながら説明する。
フォトダイオード11、マルチレベル識別器13、符号化器14、セレクタ31、多重分離部15、1:16多重分離回路16、FEC復号部17、軟判定FEC復号化回路18、確率密度分布推定回路19、閾値制御回路20、閾値掃引制御回路22、閾値パス切替制御回路32は、上記実施の形態1と同様である。上記の実施の形態1および上記の実施の形態2では、入力振幅測定用に掃引用識別器21を設けていたが、その分回路規模と消費電力の増大を招く。そのため、この実施の形態3では、掃引用識別器21を不要とし、回路規模と消費電力の増大を抑える。
光受信装置の立ち上げ時の入力振幅測定が完了するまでは、符号化器14の信頼度情報出力の配線は未使用状態となっている。従って、マルチレベル識別器13も未使用状態に等しいので、マルチレベル識別器13を用いて掃引用識別器21の代わりに入力振幅測定を行うことが可能である。図3では、例としてマルチレベル識別器13gを用いている。
閾値掃引制御回路22は、入力振幅測定のための閾値情報を閾値制御回路20に出力し、閾値制御回路20はマルチレベル識別器13を掃引用識別器21の代わりに入力振幅測定のための閾値設定を行う。
このように、本実施の形態3では、掃引用識別器21を設けず、掃引用識別器21の代わりにマルチレベル識別器13を用いて入力振幅測定を行うように構成したので、回路規模や消費電力を増加させずに、より精度の高い軟判定復号を行うことができ、また基板の配置・配線も複雑にならない光受信装置を得ることができる。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係る光受信装置について図4を参照しながら説明する。図4は、この発明の実施の形態4に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態4に係る光受信装置は、光受信信号の識別を複数の識別器により複数の識別閾値で行う軟判定誤り訂正機能を持つ光受信装置において、装置立上げ時に入力振幅を測定する際に、掃引用識別器を用いずに信頼度情報の配線の2本を用いて測定し、閾値調整を行うことにより、簡易な構成でより精度の高い軟判定復号を行うものである。
図4に示される実施の形態4に係る光受信装置は、伝送路からの光受信信号を電気受信信号に変換し、軟判定識別部12に出力するフォトダイオード(光電気変換手段)11と、軟判定識別手段を有する軟判定識別部12と、多重分離手段を有する多重分離部15と、FEC復号手段を有するFEC復号部17とを備える。
ここで、軟判定識別部12は、軟判定各識別レベルで識別するマルチレベル識別器(識別手段)13a〜13g(符号13としして総称する)と、マルチレベル識別器13の出力を3ビットの2進信号の情報に変換する符号化器(符号手段)14と、符号化器14からの2進信号の一つとマルチレベル識別器13の1つをセレクトするセレクタ31a、31b(符号31として総称する)とを有する。
また、多重分離部15は、ビット毎に直列並列変換する1:16多重分離回路(多重分離回路)16a〜16c(符号16として総称する)を有する。
また、FEC復号部17は、多重分離部15によって多重分離された多値の信号から、信頼度情報に基づいて誤り訂正を行い、誤り訂正後の並列信号を出力すると共に、各識別レベル毎の判別結果を確率密度分布推定回路19に出力する軟判定FEC復号化回路(復号手段)18と、各識別レベル毎の判別結果の分布に基づいて確率密度分布を推定し、閾値制御回路20に出力する確率密度分布推定回路19と、確率密度分布に基づいてマルチレベル識別器13の識別レベルを算出し、制御信号として軟判定識別部12に出力する閾値制御回路20と、閾値制御回路20に入力振幅測定のための信号を出力する閾値掃引制御回路22と、セレクタ31の切替制御を行う閾値パス切替制御回路(パス切替手段)32とを有する。
なお、セレクタ31は、図3では1つのみ設けていたが、図4では2つ設ける。
次に、この実施の形態3に係る光受信装置の動作について図面を参照しながら説明する。
フォトダイオード11、マルチレベル識別器13、符号化器14、多重分離部15、1:16多重分離回路16、FEC復号部17、軟判定FEC復号化回路18、確率密度分布推定回路19、閾値制御回路20、閾値掃引制御回路22、閾値パス切替制御回路32は、上記実施の形態3と同様である。上記の実施の形態3では、入力振幅測定に用いるマルチレベル識別器13は1つのみとし、それに合わせてセレクタ31は1つのみ設けていたが、入力振幅測定に時間がかかる。そのため、この実施の形態4では、入力振幅測定に用いるマルチレベル識別器13は2つ使用し、セレクタ31を2つ設け、入力振幅測定の時間を短縮する。
入力振幅測定は、情報データ“0”の平均電圧μ0と情報データ“1”の平均電圧μ1の差を求めることで行う。上記の実施の形態3のようにマルチレベル識別器13を1つしか使用しない場合は、μ0の測定の後にμ1の測定を行うというように、順次測定を行う。この実施の形態4では、マルチレベル識別器13は、μ0測定用の識別器13aとμ1測定用の識別器13gというように割り当てる。
セレクタ31は、1つは閾値パス切替制御回路32により、光受信装置の立ち上げ後、μ0測定が完了するまで、符号化器14の信頼度情報出力の配線のひとつを、セレクタ31aにより入力振幅測定用のマルチレベル識別器13aからの信号を選択するようにし、もう1つは、閾値パス切替制御回路32により、光受信装置の立ち上げ後、μ1測定が完了するまで、符号化器14の信頼度情報出力の配線のひとつを、セレクタ31bにより入力振幅測定用のマルチレベル識別器13gからの信号を選択するようにする。
このように、本実施の形態4では、掃引用識別器21を設けず、掃引用識別器21の代わりにマルチレベル識別器13のうちの2つを用いて入力振幅測定を行うようにし、セレクタ31を2つ設け、1つはμ0測定用に使用し、閾値パス切替制御回路32により、光受信装置の立ち上げ後、μ0測定が完了するまで、符号化器14の信頼度情報出力の配線のひとつを、セレクタ31aにより入力振幅測定用のマルチレベル識別器13aからの信号を選択するようにし、もう1つは、μ1測定用に使用し、閾値パス切替制御回路32により、光受信装置の立ち上げ後、μ1測定が完了するまで、符号化器14の信頼度情報出力の配線のひとつを、セレクタ31bにより入力振幅測定用のマルチレベル識別器13gからの信号を選択するように構成したので、回路規模や消費電力を増加させずに、より短時間で、より精度の高い軟判定復号を行うことができ、また基板の配置・配線も複雑にならない光受信装置を得ることができる。
実施の形態5.
この発明の実施の形態5に係る光受信装置について図5を参照しながら説明する。図5は、この発明の実施の形態5に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態5に係る光受信装置は、光受信信号の識別を複数の識別器により複数の識別閾値で行う軟判定誤り訂正機能を持つ光受信装置において、掃引用識別器で入力振幅を測定する際に、信頼度情報の配線の1本を用いて測定し、閾値調整を行うことにより、簡易な構成でより精度の高い軟判定復号を行うものである。
図5に示される実施の形態5に係る光受信装置は、伝送路からの光受信信号を電気受信信号に変換し、軟判定識別部12に出力するフォトダイオード(光電気変換手段)11と、軟判定識別手段を有する軟判定識別部12と、多重分離手段を有する多重分離部15と、FEC復号手段を有するFEC復号部17とを備える。
ここで、軟判定識別部12は、軟判定各識別レベルで識別するマルチレベル識別器(識別手段)13a〜13g(符号13として総称する)と、マルチレベル識別器13の出力を3ビットの2進信号の情報に変換する符号化器(符号手段)14と、マルチレベル識別器13以外に識別レベルを掃引できる掃引用識別器21と、符号化器14からの2進信号の一つと掃引用識別器21からの信号をセレクトするセレクタ31とを有する。
また、多重分離部15は、ビット毎に直列並列変換する1:16多重分離回路(多重分離回路)16a〜16c(符号16として総称する)を有する。
また、FEC復号部17は、多重分離部15によって多重分離された多値の信号から、信頼度情報に基づいて誤り訂正を行い、誤り訂正後の並列信号を出力すると共に、各識別レベル毎の判別結果を確率密度分布推定回路19に出力する軟判定FEC復号化回路(復号手段)18と、各識別レベル毎の判別結果の分布に基づいて確率密度分布を推定し、閾値制御回路20に出力する確率密度分布推定回路19と、確率密度分布に基づいてマルチレベル識別器13の識別レベルを算出し、制御信号として軟判定識別部12に出力する閾値制御回路20と、掃引用識別器21の識別レベルを制御する閾値掃引制御回路22と、セレクタ31の切替制御を行う閾値パス切替制御回路(パス切替手段)32と、確率密度分布推定回路19からの情報に基づいてエラーモニタを行い、閾値パス切替制御回路32へ閾値パス切替指示を行うエラーモニタ回路33とを有する。
なお、閾値パス切替制御回路32は、エラーモニタ回路33からの信号も入力する。
次に、この実施の形態5に係る光受信装置の動作について図面を参照しながら説明する。
フォトダイオード11、軟判定識別部12、マルチレベル識別器13、符号化器14、掃引用識別器21、セレクタ31、多重分離部15、1:16多重分離回路16、軟判定FEC復号化回路18、確率密度分布推定回路19、閾値制御回路20、閾値掃引制御回路22、閾値パス切替制御回路32は、上記実施の形態1と同様である。上記の実施の形態1では、閾値パス切替制御回路32は、光受信装置立ち上げ時の入力振幅測定が完了するまでの間、セレクタ31を切り替えるように構成していたが、この実施の形態5では、運用中にエラーモニタを行い、エラーモニタ回路33からの指示に従い閾値パス切替制御回路32を動作させることで、より精度の高い軟判定復号を行う。
符号化器14から出力される3bitの信号は、硬判定識別信号が1ビットで、その硬判定識別信号の信頼度を示す信頼度情報が2ビットで構成される。3bitの信号全て用いることで、3bit軟判定誤り訂正を行うことも出来るが、信頼度情報は1本のみを用いて2bit軟判定誤り訂正を行うことも出来る。従って、2bit軟判定誤り訂正を行う場合は、信頼度情報の残りの1本は未使用状態となり、入力振幅測定に用いることが出来る。通常、長距離光通信システムでは、誤り訂正能力にある程度のマージンを持って運用する。そのため、3bit軟判定誤り訂正で運用しているシステムに対して、2bit軟判定誤り訂正を行ったとしても誤り訂正が失敗することがない場合も多い。このようなシステムの場合は、符号化器14から出力される信頼度情報の1本を入力振幅測定に用いることが出来る。
エラーモニタ回路33は、確率密度分布推定回路19からの情報に基づいて、誤り訂正エラー数を監視する。一定時間中の誤り訂正エラー数は、入力信号の誤り率に相当する。誤り訂正エラー数を監視することで、入力信号の誤り率を監視し、入力信号の誤り率が増加してきたら、閾値調整を行うべきと判断し、入力振幅を行うための信号を閾値パス切替制御回路32に出力する。
閾値パス切替制御回路32は、エラーモニタ回路33からの入力振幅測定のための信号が入力されると、セレクタ31が掃引用識別器21からの信号を選択するように、セレクタ31の切替制御を行う。このとき閾値掃引制御回路22は、掃引用識別器21の機能を制御するための制御信号を掃引用識別器21へ出力する。
入力振幅測定後、閾値制御回路20は、マルチレベル識別器13の閾値を最適な値に変更する。
このように、本実施の形態5では、エラーモニタ回路33を設け、入力信号の誤り率を監視し、入力信号の誤り率が増加してきたら、閾値調整を行うように構成したので、回路規模や消費電力を増加させずに、運用中に入力信号の誤り率が増加した場合にも対応でき、より精度の高い軟判定復号を行うことができ、また基板の配置・配線も複雑にならない光受信装置を得ることができる。
実施の形態6.
この発明の実施の形態6に係る光受信装置について図6を参照しながら説明する。図6は、この発明の実施の形態6に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態6に係る光受信装置は、光受信信号の識別を複数の識別器により複数の識別閾値で行う軟判定誤り訂正機能を持つ光受信装置において、掃引用識別器で入力振幅を測定する際に、信頼度情報の配線の2本を用いて測定し、閾値調整を行うことにより、簡易な構成でより精度の高い軟判定復号を行うものである。
図6に示される実施の形態6に係る光受信装置は、伝送路からの光受信信号を電気受信信号に変換し、軟判定識別部12に出力するフォトダイオード(光電気変換手段)11と、軟判定識別手段を有する軟判定識別部12と、多重分離手段を有する多重分離部15と、FEC復号手段を有するFEC復号部17とを備える。
ここで、軟判定識別部12は、軟判定各識別レベルで識別するマルチレベル識別器(識別手段)13a〜13g(符号13として総称する)と、マルチレベル識別器13の出力を3ビットの2進信号の情報に変換する符号化器(符号手段)14と、マルチレベル識別器13以外に識別レベルを掃引できる掃引用識別器21a,21b(符号21として総称する)と、符号化器14からの2進信号の一つと掃引用識別器21からの信号をセレクトするセレクタ31a,31b(符号31として総称する)とを有する。
また、多重分離部15は、ビット毎に直列並列変換する1:16多重分離回路(多重分離回路)16a〜16c(符号16として総称する)を有する。
また、FEC復号部17は、多重分離部15によって多重分離された多値の信号から、信頼度情報に基づいて誤り訂正を行い、誤り訂正後の並列信号を出力すると共に、各識別レベル毎の判別結果を確率密度分布推定回路19に出力する軟判定FEC復号化回路(復号手段)18と、各識別レベル毎の判別結果の分布に基づいて確率密度分布を推定し、閾値制御回路20に出力する確率密度分布推定回路19と、確率密度分布に基づいてマルチレベル識別器13の識別レベルを算出し、制御信号として軟判定識別部12に出力する閾値制御回路20と、掃引用識別器21の識別レベルを制御する閾値掃引制御回路22と、セレクタ31の切替制御を行う閾値パス切替制御回路(パス切替手段)32と、確率密度分布推定回路19からの情報に基づいてエラーモニタを行い、閾値パス切替制御回路32へ閾値パス切替指示を行うエラーモニタ回路33とを有する。
なお、掃引用識別器21、セレクタ31は、図5では1つのみ設けていたが、図6では2つ設けている。
次に、この実施の形態6に係る光受信装置の動作について図面を参照しながら説明する。
フォトダイオード11、マルチレベル識別器13、符号化器14、多重分離部15、1:16多重分離回路16、FEC復号部17、軟判定FEC復号化回路18、確率密度分布推定回路19、閾値制御回路20、閾値掃引制御回路22、閾値パス切替制御回路32、エラーモニタ回路33は、上記実施の形態5と同様である。上記の実施の形態5では、掃引用識別器21、セレクタ31は1つのみ設けていたが、入力振幅測定に時間がかかる。そのため、この実施の形態6では、掃引用識別器21、セレクタ31を2つ設け、入力振幅測定の時間を短縮する。
符号化器14から出力される3bitの信号は、硬判定識別信号が1ビットで、その硬判定識別信号の信頼度を示す信頼度情報が2ビットで構成される。3bitの信号全て用いることで、3bit軟判定誤り訂正を行うことも出来るが、信頼度情報用いず1bit硬判定誤り訂正を行うことも出来る。したがって1bit硬判定誤り訂正を行う場合は、信頼度情報の2本は未使用状態となり、入力振幅測定に用いることが出来る。通常、長距離光通信システムでは、誤り訂正能力にある程度のマージンを持って運用する。そのため、3bit軟判定誤り訂正で運用しているシステムに対して、1bit硬判定誤り訂正を行ったとしても誤り訂正が失敗することがない場合も多い。このようなシステムの場合は、符号化器14から出力される信頼度情報の2本を入力振幅測定に用いることが出来る。
2つの掃引用識別器21は、μ0測定用の掃引用識別器21aとμ1測定用の掃引用識別器21bに割り当てる。
セレクタ31は、1つは閾値パス切替制御回路32により、μ0測定が完了するまで、符号化器14の信頼度情報出力の配線のひとつを、セレクタ31aにより掃引用識別器21aからの信号を選択するようにし、もう1つは、閾値パス切替制御回路32により、μ1測定が完了するまで、符号化器14の信頼度情報出力の配線のひとつを、セレクタ31bにより掃引用識別器21bからの信号を選択するようにする。
このように、本実施の形態6では、掃引用識別器21、セレクタ31を2つ設け、1つはμ0測定用に使用し、閾値パス切替制御回路32により、μ0測定が完了するまで、符号化器14の信頼度情報出力の配線のひとつを、セレクタ31aにより掃引用識別器21aからの信号を選択するようにし、もう1つは、μ1測定用に使用し、閾値パス切替制御回路32により、μ1測定が完了するまで、符号化器14の信頼度情報出力の配線のひとつを、セレクタ31bにより掃引用識別器21bからの信号を選択するように構成したので、回路規模や消費電力を増加させずに、運用中に入力信号の誤り率が増加した場合にも対応でき、より短時間で、より精度の高い軟判定復号を行うことができ、また基板の配置・配線も複雑にならない光受信装置を得ることができる。
実施の形態7.
この発明の実施の形態7に係る光受信装置について図7を参照しながら説明する。図7は、この発明の実施の形態7に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態7に係る光受信装置は、光受信信号の識別を複数の識別器により複数の識別閾値で行う軟判定誤り訂正機能を持つ光受信装置において、入力振幅を測定する際に、掃引用識別器を用いずに信頼度情報の配線の1本を用いて測定し、閾値調整を行うことにより、簡易な構成でより精度の高い軟判定復号を行うものである。
図7に示される実施の形態7に係る光受信装置は、伝送路からの光受信信号を電気受信信号に変換し、軟判定識別部12に出力するフォトダイオード(光電気変換手段)11と、軟判定識別手段を有する軟判定識別部12と、多重分離手段を有する多重分離部15と、FEC復号手段を有するFEC復号部17とを備える。
ここで、軟判定識別部12は、軟判定各識別レベルで識別するマルチレベル識別器(識別手段)13a〜13g(符号13として総称する)と、マルチレベル識別器13の出力を3ビットの2進信号の情報に変換する符号化器(符号手段)14と、符号化器14からの2進信号の一つとマルチレベル識別器13の1つをセレクトするセレクタ31とを有する。
また、多重分離部15は、ビット毎に直列並列変換する1:16多重分離回路(多重分離回路)16a〜16c(符号16として総称する)を有する。
また、FEC復号部17は、多重分離部15によって多重分離された多値の信号から、信頼度情報に基づいて誤り訂正を行い、誤り訂正後の並列信号を出力すると共に、各識別レベル毎の判別結果を確率密度分布推定回路19に出力する軟判定FEC復号化回路(復号手段)18と、各識別レベル毎の判別結果の分布に基づいて確率密度分布を推定し、閾値制御回路20に出力する確率密度分布推定回路19と、確率密度分布に基づいてマルチレベル識別器13の識別レベルを算出し、制御信号として軟判定識別部12に出力する閾値制御回路20と、閾値制御回路20に入力振幅測定のための信号を出力する閾値掃引制御回路22と、セレクタ31の切替制御を行う閾値パス切替制御回路(パス切替手段)32と、確率密度分布推定回路19からの情報に基づいてエラーモニタを行い、閾値パス切替制御回路32へ閾値パス切替指示を行うエラーモニタ回路33とを有する。
なお、掃引用識別器21は、図5、図6では設けていたが、図7では設けていない。また、閾値掃引制御回路22の出力は、閾値制御回路20に入力する。
次に、この実施の形態7に係る光受信装置の動作について図面を参照しながら説明する。
フォトダイオード11、マルチレベル識別器13、符号化器14、セレクタ31、多重分離部15、1:16多重分離回路16、FEC復号部17、軟判定FEC復号化回路18、確率密度分布推定回路19、閾値制御回路20、閾値掃引制御回路22、閾値パス切替制御回路32、エラーモニタ回路33は、上記実施の形態5と同様である。上記の実施の形態5および上記の実施の形態6では、入力振幅測定用に掃引用識別器21を設けていたが、その分回路規模と消費電力の増大を招く。そのため、この実施の形態7では、掃引用識別器21を不要とし、回路規模と消費電力の増大を抑える。
マルチレベル識別器13は7個全て用いることで、3bit軟判定誤り訂正を行うことも出来るが、7個のうちの3個を用いて2bit軟判定誤り訂正を行うことも出来る。従って、2bit軟判定誤り訂正を行う場合は、残りの4個は未使用状態となり、入力振幅測定に用いることが出来る。通常、長距離光通信システムでは、誤り訂正能力にある程度のマージンを持って運用する。そのため、3bit軟判定誤り訂正で運用しているシステムに対して、2bit軟判定誤り訂正を行ったとしても誤り訂正が失敗することがない場合も多い。このようなシステムの場合は、マルチレベル識別器13の残りの4個のどれか1つの識別器を掃引用識別器21の代わりに入力振幅測定に用いることが出来る。図7では、例としてマルチレベル識別器13gを用いている。
セレクタ31は、閾値パス切り替え制御回路32からの切替信号に従い、入力振幅測定時はマルチレベル識別器13からの信号を選択する。
閾値掃引制御回路22は、入力振幅測定のための閾値情報を、閾値制御回路20に出力し、閾値制御回路20は、マルチレベル識別器13を掃引用識別器21の代わりに入力振幅測定のための閾値設定を行う。
このように、本実施の形態7では、掃引用識別器21を設けず、掃引用識別器21の代わりにマルチレベル識別器13を用いて入力振幅測定を行うように構成したので、回路規模や消費電力を増加させずに、運用中に入力信号の誤り率が増加した場合にも対応でき、より精度の高い軟判定復号を行うことができ、また基板の配置・配線も複雑にならない光受信装置を得ることができる。
実施の形態8.
この発明の実施の形態8に係る光受信装置について図8を参照しながら説明する。図8は、この発明の実施の形態8に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態8に係る光受信装置は、光受信信号の識別を複数の識別器により複数の識別閾値で行う軟判定誤り訂正機能を持つ光受信装置において、入力振幅を測定する際に、掃引用識別器を用いずに信頼度情報の配線の2本を用いて測定し、閾値調整を行うことにより、簡易な構成でより精度の高い軟判定復号を行うものである。
図8に示される実施の形態8に係る光受信装置は、伝送路からの光受信信号を電気受信信号に変換し、軟判定識別部12に出力するフォトダイオード(光電気変換手段)11と、軟判定識別手段を有する軟判定識別部12と、多重分離手段を有する多重分離部15と、FEC復号手段を有するFEC復号部17とを備える。
ここで、軟判定識別部12は、軟判定各識別レベルで識別するマルチレベル識別器(識別手段)13a〜13g(符号13として総称する)と、マルチレベル識別器13の出力を3ビットの2進信号の情報に変換する符号化器(符号手段)14と、符号化器14からの2進信号の一つとマルチレベル識別器13の1つをセレクトするセレクタ31a,31b(符号31として総称する)とを有する。
また、多重分離部15は、ビット毎に直列並列変換する1:16多重分離回路(多重分離回路)16a〜16c(符号16として総称する)を有する。
また、FEC復号部17は、多重分離部15によって多重分離された多値の信号から、信頼度情報に基づいて誤り訂正を行い、誤り訂正後の並列信号を出力すると共に、各識別レベル毎の判別結果を確率密度分布推定回路19に出力する軟判定FEC復号化回路(復号手段)18と、各識別レベル毎の判別結果の分布に基づいて確率密度分布を推定し、閾値制御回路20に出力する確率密度分布推定回路19と、確率密度分布に基づいてマルチレベル識別器13の識別レベルを算出し、制御信号として軟判定識別部12に出力する閾値制御回路20と、閾値制御回路20に入力振幅測定のための信号を出力する閾値掃引制御回路22と、セレクタ31の切替制御を行う閾値パス切替制御回路(パス切替手段)32と、確率密度分布推定回路19からの情報に基づいてエラーモニタを行い、閾値パス切替制御回路32へ閾値パス切替指示を行うエラーモニタ回路33とを有する。
なお、セレクタ31は図7では1つのみ設けていたが、図8では2つ設ける。
次に、この実施の形態8に係る光受信装置の動作について図面を参照しながら説明する。
フォトダイオード11、マルチレベル識別器13、符号化器14、多重分離部15、1:16多重分離回路16、FEC復号部17、軟判定FEC復号化回路18、確率密度分布推定回路19、閾値制御回路20、閾値掃引制御回路22、閾値パス切替制御回路32、エラーモニタ回路33は、上記実施の形態7と同様である。上記の実施の形態7では、入力振幅測定に用いるマルチレベル識別器13は1つのみとし、それに合わせてセレクタ31は1つのみ設けていたが、入力振幅測定に時間がかかる。そのため、この実施の形態8では、入力振幅測定に用いるマルチレベル識別器13は2つ使用し、セレクタ31を2つ設け、入力振幅測定の時間を短縮する。
マルチレベル識別器13は7個全て用いることで、3bit軟判定誤り訂正を行うことも出来るが、7個のうちの1個を用いて1bit硬判定誤り訂正を行うことも出来る。したがって1bit硬判定誤り訂正を行う場合は、残りの6個は未使用状態となり、入力振幅測定に用いることが出来る。通常、長距離光通信システムでは、誤り訂正能力にある程度のマージンを持って運用する。そのため、3bit軟判定誤り訂正で運用しているシステムに対して、1bit硬判定誤り訂正を行ったとしても誤り訂正が失敗することがない場合も多い。このようなシステムの場合は、マルチレベル識別器13の残りの6個のどれか2つの識別器を掃引用識別器21の代わりに入力振幅測定に用いることが出来る。図8では、例としてマルチレベル識別器13aと13gを用いている。
セレクタ31は、1つは閾値パス切替制御回路32からの切替信号に従い、μ0測定が完了するまで、符号化器14の信頼度情報出力の配線のひとつを、セレクタ31aにより入力振幅測定用のマルチレベル識別器13aからの信号を選択するようにし、もう1つは、閾値パス切替制御回路32からの切替信号に従い、μ1測定が完了するまで、符号化器14の信頼度情報出力の配線のひとつを、セレクタ31bにより入力振幅測定用のマルチレベル識別器13gからの信号を選択するようにする。
閾値掃引制御回路22は入力振幅測定のための閾値情報を、閾値制御回路20に出力し、閾値制御回路20はマルチレベル識別器13を掃引用識別器21の代わりに入力振幅測定のための閾値設定を行う。
このように、本実施の形態8では、掃引用識別器21を設けず、掃引用識別器21の代わりにマルチレベル識別器13のうちの2つを用いて入力振幅測定を行うようにし、セレクタ31を2つ設け、1つはμ0測定用に使用し、閾値パス切替制御回路32により、μ0測定が完了するまで、符号化器14の信頼度情報出力の配線のひとつを、セレクタ31aにより入力振幅測定用のマルチレベル識別器13aからの信号を選択するようにし、もう1つは、μ1測定用に使用し、閾値パス切替制御回路32により、μ1測定が完了するまで、符号化器14の信頼度情報出力の配線のひとつを、セレクタ31bにより入力振幅測定用のマルチレベル識別器13gからの信号を選択するように構成したので、回路規模や消費電力を増加させずに、運用中に入力信号の誤り率が増加した場合にも対応でき、より短時間で、より精度の高い軟判定復号を行うことができ、また基板の配置・配線も複雑にならない光受信装置を得ることができる。
なお、この発明に係る光受信装置は、高速・大容量データを長距離伝送する海底ケーブルシステムのようなディジタル光伝送システムへの適用に有用であるが、用途はこれに限られるものではない。例えばCD(コンパクトディスク)やDVD(ディジタル多用途ディスク)といった光ディスクを記録媒体に用いた外部記憶装置等にも適用可能である。
また、この発明に係る光受信装置は、軟判定を用いる方式であれば、復号アルゴリズムとして、ブロックターボを用いるものに限るものではない。
この発明の実施の形態1に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態5に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態6に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態7に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態8に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
11 フォトダイオード、12 軟判定識別部、13 識別器、14 符号化器、15 多重分離部、16 1:16多重分離回路、17 FEC復号部、18 軟判定FEC復号化回路、19 確率密度分布推定回路、20 閾値制御回路、21 掃引用識別器、22 閾値掃引制御回路、31 セレクタ、32 閾値パス切替制御回路、33 エラーモニタ回路。

Claims (9)

  1. 軟判定誤り訂正機能を持つ光受信装置であって、
    伝送路からの光信号を電気信号に変換する光電気変換手段と、
    前記電気信号を複数の識別閾値に基づいて識別して識別結果を出力する識別手段と、
    前記電気信号の入力振幅を測定する掃引用識別手段と、
    前記識別結果に対応した識別信号及び前記識別信号の信頼度を示す信頼度情報を出力する符号手段と、
    前記識別結果に対応した識別信号及び前記識別信号の信頼度を示す信頼度情報により所定の復号アルゴリズムに従い誤り訂正を行うとともに前記識別手段から出力される識別信号の識別頻度を出力する復号手段と、
    前記復号手段から出力される識別頻度及び前記符号手段から出力される信頼度情報または前記掃引用識別手段から出力される前記電気信号の入力振幅から確率密度分布を推定する確率密度分布推定回路と、
    前記電気信号の入力振幅を用いて確率密度分布を推定するとき前記符号手段から出力される前記信頼度情報に代えて前記掃引用識別手段から出力される前記電気信号の入力振幅を前記復号手段に入力するパス切替手段と
    を備えたことを特徴とする光受信装置。
  2. 請求項1に記載の光受信装置において、
    前記符号手段は、少なくとも1つの前記信頼度情報を出力し、
    前記パス切替手段は、装置立ち上げ時に、前記符号手段から出力される1つの前記信頼度情報に代えて前記掃引用識別手段から出力される前記電気信号の入力振幅を前記復号手段に入力する
    ことを特徴とする光受信装置。
  3. 請求項1に記載の光受信装置において、
    前記符号手段は、少なくとも2つの前記信頼度情報を出力し、
    前記パス切替手段は、装置立ち上げ時に、前記符号手段から出力される2つの前記信頼度情報に代えて前記掃引用識別手段から出力される前記電気信号の入力振幅を前記復号手段に入力する
    ことを特徴とする光受信装置。
  4. 軟判定誤り訂正機能を持つ光受信装置であって、
    伝送路からの光信号を電気信号に変換する光電気変換手段と、
    前記電気信号を複数の識別閾値に基づいて識別して識別結果を出力する識別手段と、
    前記識別結果に対応した識別信号及び前記識別信号の信頼度を示す信頼度情報を出力する符号手段と、
    前記識別結果に対応した識別信号及び前記識別信号の信頼度を示す信頼度情報により所定の復号アルゴリズムに従い誤り訂正を行うとともに前記識別手段から出力される識別信号の識別頻度を出力する復号手段と、
    前記復号手段から出力される識別頻度及び前記符号手段から出力される信頼度情報または前記識別手段から出力される前記識別結果から確率密度分布を推定する確率密度分布推定回路と、
    前記識別結果を用いて確率密度分布を推定するとき前記符号手段から出力される前記信頼度情報に代えて前記識別手段から出力される前記識別結果を前記復号手段に入力するパス切替手段と
    を備えたことを特徴とする光受信装置。
  5. 請求項に記載の光受信装置において、
    前記符号手段は、少なくとも2つの前記信頼度情報を出力し、
    前記パス切替手段は、装置立ち上げ時に、前記符号手段から出力される2つの前記信頼度情報に代えて前記識別手段から出力される前記識別結果を前記復号手段に入力する
    ことを特徴とする光受信装置。
  6. 請求項1に記載の光受信装置において、
    前記符号手段は、少なくとも1つの前記信頼度情報を出力し、
    前記パス切替手段は、装置運用中に、前記符号手段から出力される1つの前記信頼度情報に代えて前記掃引用識別手段から出力される前記電気信号の入力振幅を前記復号手段に入力する
    ことを特徴とする光受信装置。
  7. 請求項1に記載の光受信装置において、
    前記符号手段は、少なくとも2つの前記信頼度情報を出力し、
    前記パス切替手段は、装置運用中に、前記符号手段から出力される2つの前記信頼度情報に代えて前記掃引用識別手段から出力される前記電気信号の入力振幅を前記復号手段に入力する
    ことを特徴とする光受信装置。
  8. 請求項に記載の光受信装置において、
    前記パス切替手段は、装置運用中に、前記符号手段から出力される1つの前記信頼度情報に代えて前記識別手段から出力される前記識別結果を前記復号手段に入力する
    ことを特徴とする光受信装置。
  9. 請求項に記載の光受信装置において、
    前記符号手段は、少なくとも2つの前記信頼度情報を出力し、
    前記パス切替手段は、装置運用中に、前記符号手段から出力される2つの前記信頼度情報に代えて前記識別手段から出力される前記識別結果を前記復号手段に入力する
    ことを特徴とする光受信装置。
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