JP4626685B2 - 入力装置および多機能周辺装置 - Google Patents

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Description

本発明は、入力装置および多機能周辺装置に関するものである。
従来より、画像を表示する液晶表示装置(以下、単に「LCD」と称す)にタッチパネルを設け、ユーザが、LCDに表示されている画像をタッチパネルを介して選択することで、その選択した画像に割当てられている所定処理の実行指令を入力する入力装置が知られている。
また、この種の入力装置に関し、次の特許文献1(特開平11−321021)には、入力装置としてのタッチパネル20が、本体10のケーシング11に対して使用し易い方向に回動可能に構成されている写真画像印刷装置1が記載されている。
一方、LCDに表示されている画像をタッチパネルを介して選択する技術に関し、次の特許文献2(特開2007−109082)には、タッチパネルに対する押下圧力を検出し、その検出した押下圧力と、閾値とを比較し、検出した押下圧力が閾値を満足しなかった場合には、閾値を下げることで、接触力が比較的小さい操作を行うユーザにも対応する技術が記載されている。
特開平11−321021号公報(段落第「0015」、図3) 特開2007−109082号公報(段落第「0035」)
しかしながら、上述した特許文献1に記載されているような回動可能に構成されているタッチパネル20では、タッチパネル20がケーシング11に対して倒伏している倒伏状態にある場合には、タッチパネル20を指の先端から第1間接までの部分で強く押下することができるものの、タッチパネル20がケーシング11に対して所定角度で起立している場合、指の先端から第1間接までの部分でタッチしようとすると、指を無理に屈曲させなければならず、操作性が悪いという問題点があった。そのため、タッチパネル20が起立している場合には、指先だけで軽くタッチされがちとなり、その結果、タッチパネル20への接触圧力、接触面積が小さくなり、反応が鈍くなるという問題点があった。
一方、この反応が鈍くなるのを抑制するために、特許文献2に記載されている技術を利用し、検出した押下圧力が閾値を満足しなかった場合には、閾値を下げることで、感度を上げるように構成することも考えられる。しかし、この場合には、タッチしようとしている部分の周囲の感度も上がってしまうので、タッチしようとしている部分をタッチしたのにもかかわらず、タッチしようとしている部分の周囲がタッチされたと判断され、誤動作を誘発する恐れがあるという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、表示手段に表示されている指示画像を操作した場合と同じ指令を、誤動作を防止しつつ、操作性、反応性良く入力することができる入力装置および多機能周辺装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の入力装置は、所定処理の実行指令を示す指示画像を表示する表示手段と、その表示手段に表示されている前記指示画像に対して接触または接近する操作がされたかを検出する第1の検出手段と、前記表示手段が設置されている前面を仰向けにして倒伏した倒伏状態と、その倒伏状態から起立した起立状態とに回動可能に構成されている表示用筐体とを備えたものであって、前記第1の検出手段によって検出される操作と同等の操作がされたかを検出するものであり、前記前面と交差する前記表示用筐体の側面に配置されている電極であって前記指示画像が示す実行指令と同じ実行指令を示す電極である指示電極を含み、その指示電極に対して接触または接近する操作がされたかを検出する第2の検出手段と、前記起立状態にある表示用筐体が前記倒伏状態に対して起立している角度を検出する角度検出手段と、その角度検出手段によって所定角度以上起立していることが検出された場合に前記指示画像に対する操作を無効に設定する設定手段とを備えている。
請求項記載の入力装置は、請求項に記載の入力装置において、前記設定手段は、前記角度検出手段によって前記所定角度よりも倒伏していることが検出された場合に前記指示画像に対する操作を有効に設定する。
請求項記載の入力装置は、請求項に記載の入力装置において、前記設定手段は、前記指示画像に対する操作を無効に設定する場合には前記指示電極に対する操作を有効に設定し、前記指示画像に対する操作を有効に設定する場合には前記指示電極に対する操作を無効に設定する。
請求項記載の入力装置は、請求項に記載の入力装置において、前記設定手段によって前記指示電極に対する操作が有効に設定されているかを判断する判断手段と、その判断手段によって、前記指示電極に対する操作が有効に設定されていると判断された場合に、前記指示電極の配置位置を示す配置位置画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備えている。
請求項記載の入力装置は、請求項に記載の入力装置において、前記表示制御手段は、前記配置位置画像を表示させる場合には、前記配置位置画像と、前記指示画像とを関連つけた態様で前記表示手段に表示させる。
請求項記載の入力装置は、請求項に記載の入力装置において、前記指示画像は、複数種類用意されており、前記指示電極は、前記表示用筐体の側面に複数散点配置されており、前記指示電極の各々と、その指示電極の各々に対応する前記指示画像と、その指示電極の各々の近傍に位置する前記表示手段上の位置とを記憶する表示位置記憶手段を備え、前記表示制御手段は、前記表示位置記憶手段に記憶されている情報に従って、前記配置位置画像と、前記指示画像とを関連つけた態様で前記表示手段に表示させる。
請求項記載の入力装置は、請求項1からのいずれかに記載の入力装置において、本体筐体と、その本体筐体に凹設され前記表示用筐体が前記倒伏状態にある場合に前記表示用筐体を埋設する凹部と、その凹部に前記表示用筐体が埋設している状態において把持可能な領域であって前記表示用筐体の側面の一部に含まれる領域である把持領域とを備え、前記指示電極は、前記表示用筐体の側面のうち、前記把持領域以外の領域に配置されている。
請求項記載の多機能周辺装置は、前記請求項1からのいずれかに記載の入力装置を搭載している。
請求項1記載の入力装置によれば、表示用筐体の側面には、指示画像が示す実行指令と同じ実行指令を示す電極である指示電極が設置されており、その指示電極に対して接触または接近する操作がされたかを第2の検出手段によって検出することができるので、表示用筐体が起立状態にある場合には、指示画像に代えて指示電極を操作することで、指示画像を操作した場合と同じ実行指令を、操作性、反応性良く入力することができるという効果がある。また、従来のように、感度を変更する必要もないので、誤動作が発生するのを防止することができるという効果がある。
例えば、表示用筐体が起立状態にある場合に、指の先端から第1間接までの部分で指示画像を操作しようとすると、指を無理に屈曲させなければならず操作性に劣るものの、表示用筐体の側面に設置されている指示電極であれば、指を無理に屈曲させずとも、かかる部分で確実に指示電極を操作することができるので操作性、反応性良く入力することができる。
また、表示用筐体が所定角度以上起立している場合には、指示画像に対する操作を無効とすることで、強制的に指示電極を操作させることができる。よって、指示画像を操作した場合と同じ実行指令を、一層確実に、操作性、反応性良く入力することができるという効果がある。
請求項記載の入力装置によれば、請求項に記載の入力装置の奏する効果に加え、表示用筐体が所定角度よりも倒伏している場合には、表示用筐体の側面と、その表示用筐体を支持する本体とが接近し、指示電極を操作し難い可能性がある。そこで、この場合には、指示画像に対する操作を有効とすることで、指示画像が示す実行指令を、操作性、反応性良く入力することができるという効果がある。
請求項記載の入力装置によれば、請求項に記載の入力装置の奏する効果に加え、指示画像に対する操作と、指示電極に対する操作とのいずれか一方の操作が有効とされ、他方が無効とされるので、いずれも有効、又は、いずれも無効となる状態があることで、操作に混乱が生ずるのを防止することができ、操作性を一層向上させることができるという効果がある。
請求項記載の入力装置によれば、請求項に記載の入力装置の奏する効果に加え、指示電極に対する操作が有効に設定されていると判断された場合、指示電極の配置位置を示す配置位置画像を表示手段に表示するので、指示電極の配置位置を配置位置画像から認識することができ、指示電極を操作する場合に、指示電極の配置位置を確認するために、わざわざ表示用筐体の側面を覗き込む必要がなく、操作性を一層向上させることができる。また、指示電極に対する操作が有効に設定されている場合に配置画像を表示するので、指示電極に対する操作が無効に設定されているにもかかわらず、配置位置画像を表示することで、操作に混乱が生ずるのを防止することができ、操作性を一層向上させることができるという効果がある。
請求項記載の入力装置によれば、請求項記載の入力装置の奏する効果に加え、配置位置画像を表示する場合には、配置位置画像と、指示画像とを関連つけた態様で表示手段に表示するので、指示電極を操作する場合にも、指示画像を操作する感覚で指示電極を操作することができ、操作性を一層向上させることができるという効果がある。
請求項記載の入力装置によれば、請求項記載の入力装置の奏する効果に加え、指示電極の配置スペースの関係上、指示電極の数が、指示画像の数よりも少ない場合であっても、全部の指示画像から必要な指示画像だけをユーザに選択させ、その選択した指示画像だけを指示電極に割り当てて記憶させておくことで、必要な指示画像だけを、指示電極に割り当てることができる。よって、指示電極の数と、指示画像の数とを無理に一致させるために、指示電極を密集させて配置することで、誤操作が発生するのを防止することができる。また、配置位置画像と、指示画像とは、指示電極の近傍に表示されるので、誤操作が発生するのを防止することができるという効果がある。
請求項記載の入力装置によれば、請求項1からのいずれかに記載の入力装置の奏する効果に加え、指示電極は把持領域以外の領域に設置されているので、把持領域を把持しようとする場合に、誤って、指示電極を操作してしまうのを防止することができ、操作性を一層向上させることができるという効果がある。
請求項記載の多機能周辺装置は、前記請求項1からのいずれかに記載の入力装置を搭載しているので、請求項1からのいずれかに記載の入力装置の効果と同様の効果を奏することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態である多機能周辺装置(以下、「MFP(Multi Function Peripheral)」と称す)1の外観構成を示す斜視図である。
MFP1は、電話機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等の多機能を有し、特に、LCD41に表示するボタン画像が操作された場合と同じ指令を、誤動作を防止しつつ、操作性、反応性良く入力することができる装置である。
MFP1は、略箱状に形成されており、下方に記録用紙に画像を印刷するプリンタ2、プリンタ2の上方に原稿を読み取るスキャナ3、スキャナ3の手前側に操作パネル4が配置されており、操作パネル4には、各種操作キー40、LCD41が設置されている。
LCD41は、周知のタッチパネル42と一体的に構成されている。LCD41に表示するボタン画像がユーザーによってタッチ(「ボタン画像に対して接触または接近する操作をいう」以下、同様)されると、タッチパネル42によってタッチされたLCD41上の座標が検出され、その座標に対応つけられているボタン画像がタッチされたことを特定することができる。
図2(a)は、操作パネル4の外観構成を示す拡大斜視図である。図2(a)に示すように、LCD41(タッチパネル42)が設置されているLCD用筐体43は、LCD41が設置されている前面を仰向けにして操作パネル4に対して倒伏した倒伏状態から(図1参照)、操作パネル4に対して起立した起立状態に回動可能に構成されている。
LCD用筐体43は、図1に示すような倒伏状態にある場合には、LCD41(タッチパネル42)が配置されている前面と、操作パネル4とが略平坦になるように、MFP1の本体筐体に凹設されている凹部に埋設している状態となっている。
この倒伏状態にあるLCD用筐体43を図2(a)に示す起立状態にするには、図1に示すように、スキャナ3を覆う原稿カバー31の操作パネル4側に設けられている取手32に、手のひらを内側に向けて挿入し、図2(a)に示すように、LCD用筐体43の第1側面431(図中上面)を把持し、LCD用筐体43を手前側に引き起こすことで、起立状態にすることができる。尚、起立状態にあるLCD用筐体43を押し倒すことで倒伏状態に戻すこともできる。
また、LCD用筐体43には、角度センサ45(図3参照)が設置されており、角度センサ45によって、LCD用筐体43が倒伏状態に対して起立している角度(操作パネル4に対するLCD用筐体43の傾斜角度)が検出可能に構成されている。更に、LCD用筐体43には、第1側面431と、第2側面432(図中右側面)とに静電センサ44が設置されている。
図2(b)は、LCD用筐体43の第1側面431に設置されている静電センサ44を示す平面図である。静電センサ44は、主に、基板441と、その基板441の一方の面にプリントされている第1電極442、第2電極443、第3電極444との3つの電極と、各電極442等がプリントされている基板441の面とは反対の面に実装されている検出用IC445と、コネクタ446とによって構成されている。また、第1電極442等の各電極と、検出用IC445と、コネクタ446とはプリント配線447によって互いに接続されている。
尚、静電センサ44の構成としては、上述した構成に限定されるものではなく、例えば、検出用IC445、コネクタ446については、基板441とは別の基板に実装するように構成しても良い。また、各電極442等の形状、配置も図2(b)に示す形状、配置に限定されるものではない。即ち、ユーザがタッチした位置を検出可能な装置であれば良い。
この静電センサ44によれば、例えば、第1電極442をユーザが指でタッチすると、検出用IC445が第1電極442と指との間で発生する静電容量の変化を検出し、その変化に対応した信号をコネクタ446を介して後述するASIC26(図3参照)に出力し、第1電極442がタッチされたことを特定することができる。
また、図2(b)に示すように、第1電極442等の各電極は、LCD用筐体43を倒伏状態から起立状態にするためにユーザが把持する領域である把持領域R(図2(b)中の一点鎖線間の領域)、即ち、図1に示す原稿カバー31の取手32と対向する領域を避けるように設置されている。よって、把持領域Rを把持しようとした場合に、誤って、第1電極442等の各電極をタッチしてしまうのを防止することができる。
図3は、MFP1に搭載されている制御部20の概略構成を示すブロック図である。上述したプリンタ2、スキャナ3、LCD用筐体43に設置されているLCD41、タッチパネル42、静電センサ44、角度センサ45は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)26に接続されている。
ASIC26は、CPU21の指令に従い、MFP1の各種の機能を実行するために統括的に制御処理を行うものであり、CPU21の他、表示制御部46、画面タッチ検出部47、側面タッチ検出部48、角度検出部49が実装され、CPU21と接続されている。
表示制御部46は、LCD41と接続されており、LCD41に表示する画像を制御する。画面タッチ検出部47は、タッチパネル42と接続されており、タッチパネル42から出力される信号に基づいて、タッチされたLCD41上の座標を検出する。側面タッチ検出部48は、LCD用筐体43の第1側面431、第2側面432に設置されている静電センサ44と接続されており、静電センサ44から出力される信号に基づいて、静電センサ44に含まれている各電極442等のうちから、タッチされた電極を検出する。角度検出部49は、角度センサ45と接続されており、角度センサ45からの信号に基づいて、回動したLCD用筐体43の変位角度を検出する。
ASIC26には、その他、パネルゲートアレイ(パネルGA)27、アンプ73、NCU31が接続されており、パネルGA27には操作キー40、アンプ73にはスピーカ74、NCU31にはモデム32が接続されている。また、外部バス25を介してROM22、RAM23、EEPROM24が接続されている。
ROM22には、MFP1の各種動作を制御するためのプログラム等が格納されている。RAM23には、角度フラグ23aが記憶されている。角度フラグ23aは、LCD用筐体43が所定の閾値角度よりも起立しているか、倒伏しているかを示すものであり、閾値角度よりも起立している場合に「ON」、閾値角度よりも倒伏している場合に「OFF」に設定される。
EEPROM24には、現在角度メモリ24aと、閾値角度メモリ24bと、電極割当メモリ24cとが設けられている。現在角度メモリ24aには、操作パネル4に対するLCD用筐体43の現在の角度が記憶されている。閾値角度メモリ24bには、所定の閾値角度が記憶されている。尚、この閾値角度はユーザによって任意に書き換え可能に構成されている。電極割当メモリ24cには、図4に示す電極割当テーブルが記憶されている。尚、この電極割当テーブルの内容についてもユーザによって任意に書き換え可能に構成されている。
図4は、電極割当テーブルを模式的に示す図である。電極割当テーブルは、静電センサ44に含まれている各電極442等に、LCD41に表示する各ボタン画像を割り当てるものであり、各電極442がタッチされた場合には、そのタッチされた電極に割当てられているボタン画像が操作されたのと同じ指令が入力されることになる。即ち、いずれかの電極442等がタッチされると、LCD41に表示される各ボタン画像がタッチされた場合と同じ指令を入力することができる。
尚、実際には、LCD41の同一画面上に表示されるボタン画像は、各状況(コピー機能設定画面、FAX機能設定画面、プリンタ機能設定画面等)によって切替わるので、各電極442等には、各画面毎に、同一画面に表示されるボタン画像が割当てられているが、本実施形態では、コピー機能設定画面をLCD41に表示する場合に、そのコピー機能設定画面内に表示される各ボタン画像を、各電極442等に割当てる場合についてだけ、図示、説明する。
図4に示す電極割当テーブルには、静電センサ44に含まれている各電極442に対応つけて、ボタン画像と、そのボタン画像を表示する表示位置とが記憶されている。例えば、第1電極442には、ボタン画像として「用紙ボタン」、その「用紙ボタン」のボタン画像を表示する表示位置として「Z(X1,Y1)」が対応つけて記憶されている。同様に、第2電極443には、ボタン画像として「倍率ボタン」、その「倍率ボタン」のボタン画像を表示する表示位置として「Y(X2,Y2)」が対応つけて記憶されている。
次に、図5を参照して、電極割当テーブルの使用方法について説明する。図5(a)は、角度フラグ23aが「OFF」の場合(LCD用筐体43が閾値角度よりも倒伏している場合)に、LCD41に表示する第1の入力画面、図5(b)は、角度フラグ23aが「ON」の場合(LCD用筐体43が閾値角度以上起立している場合)に、LCD41に表示する第2の入力画面を示す図である。
尚、第1の入力画面と、第2の入力画面とは、角度フラグ23aのON/OFF状態、即ち、LCD用筐体43の角度に応じて、切替わる画面であり、本実施形態では、コピー機能を設定しようとする場合に、LCD41に表示されるコピー機能設定画面を示している。
図5(a)に示すように、第1の入力画面では、左下上段に「用紙ボタンB1」、「倍率ボタンB2」、左方下段に「部数ボタンB3」、「特別ボタンB4」、右下に「濃度ボタンB5」の各ボタン画像を表示する。
「用紙ボタンB1」は、コピーする記録用紙のサイズを選択する用紙サイズ選択画面を表示するように要求するボタン画像であり、この「用紙ボタンB1」がタッチされると、用紙サイズ選択画面を表示する。「倍率ボタンB2」は、コピーする倍率を選択する倍率選択画面を表示するように要求するボタン画像であり、「倍率ボタンB2」がタッチされると、倍率選択画面を表示する。「部数ボタンB3」は、コピーする部数を選択する部数選択画面を表示するように要求するボタン画像であり、「部数ボタンB3」がタッチされると、部数選択画面を表示する。「特別ボタンB4」は、MFP1に搭載されている特別機能(例えば、2in1コピー機能等)を選択する特別機能選択画面を表示するように要求するボタン画像であり、「特別ボタンB4」がタッチされると、特別機能選択画面を表示する。「濃度ボタンB5」は、コピーする濃度を入力するボタン画像であり、帯状に形成され、図中左側から右側に向かって徐々に濃度が濃くなるように設定されており、いずれかの位置がタッチされると、そのタッチされた位置に対応した濃度に設定される。
このように、角度フラグ23aが「OFF」の場合(LCD用筐体43が閾値角度よりも倒伏している場合)には、LCD41に図5(a)に示す第1の入力画面を表示し、その第1の入力画面に表示されている各ボタン画像がタッチされると、そのボタン画像に割当てられている指令を入力する。
一方、角度フラグ23aが「ON」の場合(LCD用筐体43が閾値角度以上に起立している場合)には、図5(a)に示す第1の入力画面に代えて、図5(b)に示す第2の入力画面をLCD41に表示する。第2の入力画面に表示する各ボタン画像は、図4に示す電極割当テーブルに従って表示する。
具体的には、図4に示すように、第1電極442には、ボタン画像として「用紙ボタン」、その「用紙ボタン」のボタン画像を表示する表示位置として「Z(X1,Y1)」が対応つけて記憶されている。この場合、第2の入力画面では、図5(b)に示すように、「用紙ボタンB1」のボタン画像を、表示位置が示すLCD41上の座標「Z(X1,Y1)」に表示すると共に、その「用紙ボタンB1」に組み合わせて第1電極442の設置位置を示す矢印形のガイド画像Gを表示する。
その他は、同様に、「倍率ボタンB2」を、表示位置が示す「Y(X2,Y2)」に表示すると共に、その「倍率ボタンB2」に組み合わせて第2電極443の設置位置を示すガイド画像Gを表示する。
また、後述するように、角度フラグ23aが「ON」の場合(LCD用筐体43が閾値角度以上に起立している場合)には、タッチパネル42を介しての入力はキャンセルされるため、第2の入力画面の左下方には、「<注意>側面のボタンを使って操作して下さい。画面上では操作できません。」というメッセージを表示する。
そして、例えば、第1電極442がタッチされた場合には、第1の入力画面上において「用紙ボタンB1」がタッチされたのと同様の操作がされたとして、用紙サイズ選択画面を表示し、第2電極443がタッチされた場合には、第1の入力画面上において「倍率ボタンB2」がタッチされたのと同様の操作がされたとして、倍率選択画面を表示する。
このように、角度フラグ23aが「ON」の場合(LCD用筐体43が閾値角度以上起立している場合)には、LCD41に図5(b)に示す第2の入力画面を表示し、LCD41に表示されている各ボタン画像からの入力(タッチパネル42からの入力)をキャンセルし、各電極442等からの入力(静電センサ44からの入力)に切替えることで、ボタン画像を操作した場合と同じ指令を、操作性、反応性良く入力することができる。
即ち、LCD用筐体43が閾値角度以上起立している場合には、指の先端から第1間接までの部分でボタン画像を操作しようとすると、指を無理に屈曲させなければならず操作性に劣るものの、LCD用筐体43の側面431,432に設置されている各電極442等であれば、指を無理に屈曲させずとも、かかる部分で確実に各電極442等を操作することができるので、ボタン画像を操作した場合と同じ指令を、操作性、反応性良く入力することができるのである。
また、各電極442等は、LCD用筐体43の側面431,432に設置されているので、LCD41と対峙する位置からでは、各電極442の位置を把握し難いものの、第2の入力画面では、各電極442の位置を示すガイド画像Gを表示するので、各電極442等の配置位置を各ガイド画像Gから認識することができ、各電極442等をタッチする場合に、各電極442等の配置位置を確認するために、わざわざLCD用筐体43の側面431,432を覗き込む必要がなく、一層操作性が良い。
また、ガイド画像Gには、図5(a)に示す第1の入力画面でLCD41に表示されるボタン画像と同じボタン画像が組み合わせられているので、各電極442等をタッチする場合にも、各ボタン画像を操作する感覚で各電極442等をタッチすることができる。更に、このガイド画像Gと、ボタン画像とは、対応する各電極442等の近傍に表示されるので、各電極442等の配置位置と、入力指令とを把握し易く、操作性を一層向上させることができる。
一方、図4に示す電極割当テーブルには、ボタン画像としての「特別ボタン」が、いずれの電極442等にも割当られていないので、この場合、「特別ボタンB4」のボタン画像は、第2の入力画面には表示されないことになる。
しかし、電極割当テーブルはユーザが任意に設定できるように構成されているので、例えば、電極割当テーブルにおいて、第4電極に割当てられている「濃度ボタン」を、「特別ボタン」に書き換えることで、第4電極を「特別ボタンB4」として使用することができる。即ち、ユーザにとって必要なボタン画像を、各電極442等に任意に割り当てることができる。
この場合、LCD41の同一画面上に表示される最大のボタン画像の数と同数以上に各電極442等を設置することも可能である。しかし、設置スペースが限られている場合には、各電極442を密集させて配置する必要がある。この場合には、誤操作が発生する恐れがある。よって、限られたスペースで適度な間隔で各電極442等を配置することで、誤操作が発生するのを防止することができる。
図6は、角度フラグ設定処理を示すフローチャートである。この処理は、角度設定フラグ23aのON/OFFを設定する処理であり、CPU21によって実行される。
この処理では、まず、角度センサ45からの信号が検出されたかを判断する(S601)。検出されていない場合には(S601:No)、本処理を終了し、検出された場合には(S601:Yes)、角度センサ45で検出されるLCD用筐体43の変位角度を取得すると共に(S602)、現在角度メモリ24aに記憶されているLCD用筐体43の現在角度を読み込む(S603)。
そして、読み込んだ現在角度と、取得した変位角度とからLCD用筐体43の検出角度(最新の現在角度)を算出し(S604)、現在角度メモリ24aに記憶されている現在角度を、その算出した検出角度に更新する(S605)。また、算出した検出角度が閾値角度メモリ24bに記憶されている閾値角度以上かを判断する(S606)。
その結果、算出した検出角度が閾値角度以上である場合、即ち、LCD用筐体43が閾値角度以上起立している場合には、角度フラグ23aを「ON」に設定し(S607)、本処理を終了する。一方、算出した検出角度が閾値角度より小さい場合、即ち、LCD用筐体43が閾値角度よりも倒伏している場合には、角度フラグ23aを「OFF」に設定し(S608)、本処理を終了する。こうして、本処理によって、LCD用筐体43が閾値角度よりも起立しているか、倒伏しているかによって、角度フラグ23aのON/OFFを設定することができる。
図7は、入力処理を示すフローチャートである。この処理は、LCD41に表示しているボタン画像またはLCD用筐体43の側面431,432に設置されている静電センサ44の各電極がタッチされた場合に、そのタッチされた各ボタン画像または各電極に応じた指令を入力する処理である。尚、この処理は、所定の画面の表示要求(例えば、コピー機能設定画面の表示要求)があった場合に開始される処理である。
この処理では、まず、角度フラグ23aが「ON」かを判断し(S701)、「ON」でない(「OFF」である)場合、即ち、LCD用筐体43が閾値角度よりも倒伏している場合には(S701:No)、第1の入力画面をLCD41に表示し、S705の処理に移行する。
一方、S701の判断の結果、角度フラグ23aが「ON」である場合、即ち、LCD用筐体43が閾値角度以上起立している場合には(S701:Yes)、電極割当メモリ24cに記憶されている情報を読み込み(S703)、その読み込んだ情報に従って第2の入力画面を表示し(S704)、S705の処理に移行する。
例えば、本処理の開始条件として、コピー機能設定画面の表示要求があった場合、角度フラグ23aが「OFF」であれば、図5(a)に示す第1の入力画面、「ON」であれば、図5(b)に示す第2の入力画面をLCD41に表示する。
こうして、第1または第2の入力画面を表示すると、S705の処理では、タッチパネル42からの信号を検出したかを判断し(S705)、タッチパネル42からの信号を検出しなかった場合には(S705:No)、S708の処理に移行し、タッチパネル42からの信号を検出した場合には(S705:Yes)、角度フラグ23aが「ON」かを判断する(S706)。
その結果、角度フラグ23aが「ON」であると判断された場合には(S706:Yes)、S705で検出された信号をキャンセルした上で(S707)、S708の処理に移行する。即ち、LCD用筐体43が閾値角度以上に起立している場合には、タッチパネル42を介して所定の指令を入力することができないように構成されている。
このように構成することで、強制的に静電センサ44の各電極442等介して所定の指令を入力させることができ、ボタン画像をタッチした場合と同じ指令を、操作性、反応性良く入力することができる。
一方、S706の判断の結果、角度フラグ23aが「ON」でない(「OFF」である)と判断された場合には(S706:No)、S705で検出された信号に応じた処理を実行し(S710)、本処理を終了する。即ち、LCD用筐体43が閾値角度よりも倒伏している場合には、タッチパネル42からの入力が有効となる。
この場合には、LCD用筐体43の側面431,432と、MFP1の本体とが接近し、静電センサ44の各電極442等はタッチし難い可能性があるので、タッチパネル42からの入力を有効とすることで、操作性、反応性良く所定の指令を入力することができる。
次に、S708の処理では、静電センサ44からの信号を検出したかを判断し(S708)、静電センサ44からの信号を検出しなかった場合には(S708:No)、S701からの処理を繰り返し、静電センサ44からの信号を検出した場合には(S708:Yes)、角度フラグ23aが「ON」かを判断する(S709)。
その結果、角度フラグ23aが「ON」でない(「OFF」である)と判断された場合には(S709:No)、S708で検出された信号をキャンセル(無効に)した上で(S711)、S701からの処理を繰り返す。即ち、LCD用筐体43が閾値角度よりも倒伏している場合には、静電センサ44を介して所定の指令を入力することができないように構成されている。
LCD用筐体43が閾値角度よりも倒伏している場合には、タッチパネル42を介して所定の指令を操作性、反応性良く入力することができるので、このような場合には、両方の操作を有効可能とし、操作に混乱を生じさせるよりは、強制的にタッチパネル42を介して所定の指令を入力させることで、操作性、反応性良く所定の指令を入力することができる。
一方、角度フラグ23aが「ON」であると判断された場合には(S709:No)、S708で検出された信号に応じた処理を実行し(S710)、本処理を終了する。即ち、LCD用筐体43が閾値角度以上起立している場合には、静電センサ44からの入力が有効となる。
この場合には、指の先端から第1間接までの部分でボタン画像を操作しようとすると、指を無理に屈曲させなければならず操作性に劣るものの、LCD用筐体43の側面431,432に設置されている各電極442等であれば、指を無理に屈曲させずとも、かかる部分で確実に各電極442等を操作することができるので、ボタン画像を操作した場合と同じ指令を、操作性、反応性良く入力することができる。
次に、図8,図9を参照して、第2実施形態について説明する。尚、図8は、図3、図9は図6に相当する図面であり、共通する構成については、共通の符合を付し、その説明は省略する。
上述した第1実施形態では、タッチパネル42,静電センサ44からの信号は常時入力可能に構成した上で、角度フラグ23aのON/OFF、即ち、LCD用筐体43が閾値角度以上起立している場合には、タッチパネル42から入力された信号はキャンセルし、静電センサ44から入力された信号は有効とし、LCD用筐体43が閾値角度よりも倒伏している場合には、静電センサ44から入力された信号はキャンセルし、タッチパネル42から入力された信号は有効とする場合について説明した。
第2実施形態では、LCD用筐体43が閾値角度以上起立している場合(角度フラグ23aが「ON」の場合)には、タッチパネル42からの入力は断絶し、静電センサ44からの入力だけを許容し、LCD用筐体43が閾値角度よりも倒伏している場合(角度フラグ23aが「OFF」の場合)には、静電センサ44からの入力を断絶し、タッチパネル42からの入力だけを許容するように構成したものである。
図8は、第2実施形態のMFP1に搭載されている制御部20の概略構成を示すブロック図である。第2実施形態では、第1実施形態の構成に加え、タッチパネル42と、画面タッチ検出部47との間の接続を切換える第1スイッチ50と、静電センサ44と、側面タッチ検出部48との間の接続を切換える第2スイッチ51とが設けられている。
また、ASIC26には、切替部52が実装されており、CPU21と接続されている。切替部52は、第1スイッチ50と、第2スイッチ51との接続/切断を切替る切替え信号を、第1スイッチ50と、第2スイッチ51とに出力するものであり、第1スイッチ50と、第2スイッチ51とに接続され、第1スイッチ50と切替部52との間にはNOT回路53が接続されている。
よって、第2実施形態では、LCD用筐体43が閾値角度以上起立している場合(角度フラグ23aがONの場合)には、切替部52からON信号が出力され、第2スイッチ51には、ON信号が入力され、静電センサ44と、側面タッチ検出部48との間が第2スイッチ51によって接続される。一方、第1スイッチ50には、NOT回路53を介してOFF信号が入力され、タッチパネル42と、画面タッチ検出部47との間が第1スイッチ50によって切断される。
従って、LCD用筐体43が閾値角度以上起立している場合(角度フラグ23aがONの場合)には、タッチパネル42からの入力は断絶され、静電センサ44からの入力だけが許容される。
一方、LCD用筐体43が閾値角度よりも倒伏している場合(角度フラグ23aがOFFの場合)には、切替部52からOFF信号が出力され、第2スイッチ51には、OFF信号が入力され、静電センサ44と、側面タッチ検出部48との間が第2スイッチ51によって切断される。一方、第1スイッチ50には、NOT回路53を介してON信号が入力され、タッチパネル42と、画面タッチ検出部47との間が第1スイッチ50によって接続される。
従って、LCD用筐体43が閾値角度よりも倒伏している場合(角度フラグ23aがOFF)には静電センサ44からの入力が断絶され、タッチパネル42からの入力だけを許容される。
図9は、第2実施形態の角度フラグ設定処理を示すフローチャートである。この第2実施形態では、第1実施形態で説明したのと同様に、S607で角度フラグ23aを「ON」に設定した場合には、更に、切替部52からON信号を出力し、第1スイッチ50を切断し、第2スイッチ51を接続し(S609)、本処理を終了する。一方、S608で角度フラグ23aを「OFF」に設定した場合には、更に、切替部52からOFF信号を出力し、第1スイッチ50を接続し、第2スイッチ51を切断し(S609)、本処理を終了する。
よって、LCD用筐体43が閾値角度以上起立している場合(角度フラグ23aが「ON」の場合)には、タッチパネル42からの入力を断絶し、静電センサ44からの入力だけを許容することができる。一方、LCD用筐体43が閾値角度よりも倒伏している場合(角度フラグ23aが「OFF」)には静電センサ44からの入力を断絶し、タッチパネル42からの入力だけを許容することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
上述した実施形態では、MFP1に本発明の入力装置を搭載する場合について説明したが、本発明の入力装置としは、MFP1に搭載する場合に限られるものではなく、例えば、コピー装置、ファクシミリ装置、電話装置、デジタルカメラ装置等に搭載しても良く、また、少なくとも、LCD41、タッチパネル42、LCD用筐体43、静電センサ44に相当する構成を備えている装置であれば良い。
また、上述した実施形態では、角度フラグ23aのON/OFFに応じて、タッチパネル42からの信号を無効/有効、静電センサ44からの信号を有効/無効に設定する場合について説明したが、角度フラグ23aのON/OFFにかかわらず、常時、タッチパネル42からの信号と、静電センサ44からの信号とを有効にするように構成しても良い。この場合には、いずれも操作でき、操作性が良い。また、角度フラグ23aのON/OFFに応じて、LCD41に表示する画面を切替える場合について説明したが、必ずしも画面を切替える必要もない。
また、角度フラグ23aのON/OFFに応じて、タッチパネル42からの信号を無効/有効、静電センサ44からの信号を有効/無効に設定することができれば、例えば、タッチパネル42への電源供給、静電センサ44への電源供給を個別に行い、角度フラグ23aのON/OFFに応じて、タッチパネル42への電源供給、静電センサ44への電源供給を切替えるように構成しても良い。この場合には、消費電力を軽減することができる。
また、本実施形態では、電極割当テーブルにおいて、電極に割当られていないボタン画像については、LCD41にも表示しない場合について説明したが、電極に割当られていないボタン画像については、LCD41に表示し、そのボタン画像については、タッチパネル42を介して入力を許容するように構成しても良い。
MFPの外観構成を示す斜視図である。 (a)は、操作パネルの外観構成を示す拡大斜視図である。(b)は、LCD用筐体の第1側面に設置されている静電センサを示す平面図である。 MFPに搭載されている制御部の概略構成を示すブロック図である。 電極割当テーブルを模式的に示す図である。 (a)は、LCD用筐体が閾値角度よりも倒伏している場合にLCDに表示する第1の入力画面、(b)は、LCD用筐体が閾値角度以上起立している場合)にLCDに表示する第2の入力画面を示す図である。 角度フラグ設定処理を示すフローチャートである。 入力処理を示すフローチャートである。 第2実施形態のMFPに搭載されている制御部の概略構成を示すブロック図である。 第2実施形態の角度フラグ設定処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 MFP(多機能周辺装置、入力装置)
24c 電極割当メモリ(表示位置記憶手段の一部)
41 LCD(表示手段)
42 タッチパネル(第1の検出手段)
43 LCD用筐体(表示用筐体)
442 第1電極(指示電極の一部)
44 静電センサ(第2の検出手段)
45 角度センサ(角度検出手段)
S701 判断手段
S702,S704 表示制御手段
S707,S710,S711 設定手段
B1 用紙ボタン(指示画像の一部)
G ガイド画像(配置位置画像の一部)
R 把持領域

Claims (8)

  1. 所定処理の実行指令を示す指示画像を表示する表示手段と、その表示手段に表示されている前記指示画像に対して接触または接近する操作がされたかを検出する第1の検出手段と、前記表示手段が設置されている前面を仰向けにして倒伏した倒伏状態と、その倒伏状態から起立した起立状態とに回動可能に構成されている表示用筐体とを備えた入力装置において、
    前記第1の検出手段によって検出される操作と同等の操作がされたかを検出するものであり、前記前面と交差する前記表示用筐体の側面に配置されている電極であって前記指示画像が示す実行指令と同じ実行指令を示す電極である指示電極を含み、その指示電極に対して接触または接近する操作がされたかを検出する第2の検出手段と、
    前記起立状態にある表示用筐体が前記倒伏状態に対して起立している角度を検出する角度検出手段と、
    その角度検出手段によって所定角度以上起立していることが検出された場合に前記指示画像に対する操作を無効に設定する設定手段とを備えていることを特徴とする入力装置。
  2. 前記設定手段は、前記角度検出手段によって前記所定角度よりも倒伏していることが検出された場合に前記指示画像に対する操作を有効に設定することを特徴とする請求項に記載の入力装置。
  3. 前記設定手段は、前記指示画像に対する操作を無効に設定する場合には前記指示電極に対する操作を有効に設定し、前記指示画像に対する操作を有効に設定する場合には前記指示電極に対する操作を無効に設定することを特徴とする請求項に記載の入力装置。
  4. 前記設定手段によって前記指示電極に対する操作が有効に設定されているかを判断する判断手段と、
    その判断手段によって、前記指示電極に対する操作が有効に設定されていると判断された場合に、前記指示電極の配置位置を示す配置位置画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備えていることを特徴とする請求項に記載の入力装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記配置位置画像を表示させる場合には、前記配置位置画像と、前記指示画像とを関連つけた態様で前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項に記載の入力装置。
  6. 前記指示画像は、複数種類用意されており、
    前記指示電極は、前記表示用筐体の側面に複数散点配置されており、
    前記指示電極の各々と、その指示電極の各々に対応する前記指示画像と、その指示電極の各々の近傍に位置する前記表示手段上の位置とを記憶する表示位置記憶手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記表示位置記憶手段に記憶されている情報に従って、前記配置位置画像と、前記指示画像とを関連つけた態様で前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項に記載の入力装置。
  7. 本体筐体と、
    その本体筐体に凹設され前記表示用筐体が前記倒伏状態にある場合に前記表示用筐体を埋設する凹部と、
    その凹部に前記表示用筐体が埋設している状態において把持可能な領域であって前記表示用筐体の側面の一部に含まれる領域である把持領域とを備え、
    前記指示電極は、前記表示用筐体の側面のうち、前記把持領域以外の領域に配置されていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の入力装置。
  8. 前記請求項1からのいずれかに記載の入力装置を搭載していることを特徴とする多機能周辺装置。
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