JP4623493B2 - 着脱式水中ポンプ装置 - Google Patents

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本発明は、配管と当該配管に対して着脱自在な水中ポンプとを備えた着脱式水中ポンプ装置に関するものである。
従来より、例えばポンプゲートシステムや曝気攪拌装置等において、配管と当該配管に着脱自在な水中ポンプとを備えた着脱式水中ポンプ装置が用いられている(例えば、下記特許文献1〜3参照)。
図6を参照しながら、従来の着脱式水中ポンプ装置について説明する。この着脱式水中ポンプ装置は、横置きの水中ポンプ101と、流路方向が水平方向から垂直上向きに変化する配管102とを備えたものである。
配管102は、水槽内に固定されている。これに対し、水中ポンプ101は水槽内で昇降され、配管102に着脱される。すなわち、水中ポンプ101は、配管102に装着される際には水槽内に吊り降ろされ、配管102から取り外される際には水槽から吊り上げられる。
水中ポンプ101は、略水平方向に延びる回転軸(図示せず)を有する水中モータ103と、水中モータ103の回転軸に連結された羽根車104と、羽根車104の吐出側(図6における右側)に設けられた案内羽根(ガイドベーン)105と、これら水中モータ103、羽根車104及び案内羽根105を囲むケーシング106とを備えている。案内羽根105は、羽根車104から吐出される水の流れを整え、水中ポンプ101のポンプ性能を向上させるものである。十分な整流作用を発揮させるため、案内羽根105の大きさは羽根車と同等か又はそれ以上の大きさであることが好ましい。
特開昭63−274495号公報 特開平5−87084号公報 特開2001−342999号公報
従来の着脱式水中ポンプ装置では、案内羽根105は水中ポンプ101に設けられていた。そのため、水中ポンプ101は案内羽根105の分だけ大型化し、重量が大きくなっていた。ところが、着脱式の水中ポンプ装置では、着脱の際に水中ポンプ101を水槽内で上げ下ろしする必要がある。そのため、水中ポンプ101には、より一層の小型化及び軽量化が求められている。
従来より、水中ポンプ101を小型化及び軽量化するために、水中モータ103や羽根車104の小型化が図られてきた。しかし、所定のポンプ能力を発揮させるためには、水中モータ103や羽根車104の小型化には一定の限界があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、従来と根本的に異なる構成を採用することによって着脱式水中ポンプ装置における水中ポンプの小型化又は軽量化を図り、水中ポンプの着脱を容易にすることにある。
上記目的を達成するために、本発明者らは、案内羽根は水中ポンプのように頻繁にメンテナンスを行う必要がないことに着目した。そして、案内羽根を水中ポンプ側に設けるのではなく、配管側に設けることとした。
具体的には、本発明に係る着脱式水中ポンプ装置は、水槽内に固定され、前記水槽内に開放された開口端を有する配管と、水中モータと前記水中モータに連結された羽根車とを有し、前記配管の前記開口端に着脱自在に装着された水中ポンプと、を備えた着脱式水中ポンプ装置であって、前記配管内における前記開口端側に、案内羽根が設けられているものである。
上記着脱式水中ポンプ装置によれば、案内羽根は水中ポンプ側ではなく配管側に設けられているので、水中ポンプに案内羽根は不要となる。そのため、案内羽根がない分だけ、水中ポンプの小型化又は軽量化を図ることができる。
前記案内羽根は、前記配管内の横断面の中心部に設けられ、前記配管の流路方向に延びる中核部材と、前記中核部材から前記配管の内周面に向かって延びる羽根部材と、を備えていてもよい。
このことにより、水中ポンプから配管に向かって吐出された水は、中核部材と羽根部材とによって整流され、配管内を円滑に流通することになる。
前記案内羽根は、前記配管の内周面から前記配管内の横断面の中心に向かって延びる複数の羽根部材を備え、前記羽根部材の先端は互いに離隔し、前記配管の横断面の中心部に開放空間が形成されていてもよい。
このことにより、水中ポンプから配管に向かって吐出された水は、羽根部材によって整流され、配管内を円滑に流通することになる。ところで、上記着脱式水中ポンプ装置では、案内羽根を配管側に設けられているので、案内羽根のメンテナンス作業は従来よりも面倒になるおそれがある。しかし、上記着脱式水中ポンプ装置では、羽根部材の内側、すなわち配管の横断面の中心側には、開放空間が形成されている。そのため、例えば汚水の搬送の際など、水中ポンプからの吐出水に固形物等の異物が含まれている場合であっても、当該異物は上記開放空間を通じて円滑に排出される。したがって、異物が羽根部材に絡みにくいので、案内羽根を頻繁にメンテナンスしなくても、長期間にわたって所定の性能を発揮することができる。
前記羽根部材の前記水中ポンプ側の縁部は、前記配管の横断面の中心側にいくほど下流側に位置するように、下流側に向かって傾斜していることが好ましい。
水中ポンプからの吐出水に異物が含まれている場合、当該異物は羽根部材の水中ポンプ側の縁部(前縁部)に衝突する。しかしながら、上記着脱式水中ポンプ装置では、羽根部材の前縁部は下流側に向かって傾斜しているので、上記異物は羽根部材の前縁部に沿って配管の中心側に移動し、前記開放空間を通じて下流側に排出される。したがって、異物は排出されやすくなり、羽根部材に対する異物の絡みつきは効果的に抑制される。
前記配管の前記開口端は、略水平方向に開口し、前記水中ポンプは、前記水中モータの長手方向が略水平方向となるような姿勢で前記配管に装着され、前記水中ポンプの羽根車と前記案内羽根とは、略水平方向に並んでいてもよい。
水中モータの長手方向が略水平方向となるような姿勢で水中ポンプが設置される場合、水中ポンプの羽根車と案内羽根とは、略水平方向に隣り合うことになる。そのため、案内羽根が水中ポンプ側に設けられていた従来の着脱式水中ポンプ装置では、水中ポンプの水平方向長さは、案内羽根の分だけ長くなっていた。したがって、水中ポンプの水平方向長さが長いことから、着脱式水中ポンプ装置の全体の設置面積(つまり、水中ポンプ及び配管の設置面積の合計)は、比較的大きくなっていた。これに対し、上記着脱式水中ポンプ装置では、案内羽根は配管の内部に設けられているので、案内羽根が不要な分だけ、水中ポンプの水平方向長さを短くすることができる。したがって、水中ポンプの水平方向長さを短くすることによって、着脱式水中ポンプ装置の全体の設置面積を低減することができる。
以上のように、本発明によれば、羽根車からの吐出水を整流する案内羽根を配管側に設けることとしたので、水中ポンプの小型化又は軽量化を図ることができる。したがって、案内羽根によるポンプ性能の向上を図りつつ、水中ポンプの着脱を容易化することができる。
配管の内周面から中心部に延びる複数の羽根部材を設け、前記配管の横断面の中心部に開放空間を形成することとすれば、異物を含んだ汚水等を搬送する場合に、案内部材に対する異物の絡みつきを抑制することができる。そのため、頻繁にメンテナンスを行わなくても、長期間にわたって案内羽根の性能を維持することができる。
さらに、羽根部材の水中ポンプ側の縁部を下流側に向かって傾斜させることとすれば、異物の排出をより円滑化することができる。
水中ポンプの羽根車と羽根部材とが略水平方向に並ぶように配置する場合、装置全体の設置面積を従来よりも低減させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1に示すように、実施形態1に係る着脱式水中ポンプ装置50は、配管20と、配管20に対して着脱自在な水中ポンプ10とを備えている。
水槽5の底面には架台24が設置され、配管20は架台24に支持されている。配管20は、流路方向が約90度変化するいわゆる曲がり管であり、一方の開口端22は略水平方向に開口し、他方の開口端は上方に開口している。他方の開口端の周りには、フランジ21が設けられている。配管20のフランジ21には、他の配管23のフランジ25が接続されている。
配管23は、配管20からの水を水槽5の内部に導くように構成されていてもよく、水槽5の外部に延びていてもよい。すなわち、着脱式水中ポンプ装置50は、水を水槽5の内部で循環させるものであってもよく、水を水槽5の外部に搬送するものであってもよい。着脱式水中ポンプ装置50の用途は、何ら限定されるものではない。
配管20の開口端22側の上部には、略上下方向に延びる案内棒11が固定されている。図示は省略するが、案内棒11は、左右両側(図1の紙面裏表側)にそれぞれ一本ずつ設けられている。
水中ポンプ10は、略水平方向に延びる水中モータ1と、水中モータ1の回転軸(図示せず)に連結された羽根車2と、羽根車2の周囲を囲む環状フード3とを備えている。羽根車2は、軸流式又は斜流式の羽根車であり、羽根車2の背面側(図1の左側)から吸い込んだ水を正面側(図1の右側)に向かって吐出する。環状フード3は、羽根車2の吸込み側に向かって末広がり状に形成されている。水中ポンプ10が配管20に装着された状態では、環状フード3は配管20の開口端22と滑らかに連続する。
水中ポンプ10には、昇降案内部材12が取り付けられている。昇降案内部材12の先端部は案内棒11と係合しており、昇降案内部材12は案内棒11に沿って上下動自在に構成されている。昇降案内部材12の具体的構成は特に限定されず、昇降案内部材12と案内棒11との係合構造も何ら限定されるものではない。例えば、昇降案内部材12の先端部に、案内棒11の断面形状に応じた窪みが形成されていてもよい。また、昇降案内部材12の先端部に、案内棒11を狭持する狭持部材、例えば一対のローラ等を設けるようにしてもよい。
水中ポンプ10には更に、吊り下げ用のチェーン13が取り付けられている。この着脱式水中ポンプ装置50では、チェーン13を上げ下げすることによって、水中ポンプ10の着脱が行われる。すなわち、チェーン13を吊り上げると、水中ポンプ10は案内棒11に沿って上昇し、配管20から取り外される。一方、チェーン13を吊り降ろすと、水中ポンプ10は案内棒11に沿って下降し、配管20に装着される。
配管20の開口端22の内側には、案内羽根(ガイドベーン)30が固定されている。案内羽根30は、配管20の流路方向に沿って延びる中核部材31と、中核部材31の外周面から配管20の内周面に向かって延びる複数の羽根部材32とを備えている。ここでは中核部材31は、上流側及び下流側に向かって先細りの形状に形成され、いわゆる流線形状を有している。ただし、中核部材31の形状は何ら限定されず、例えば、略円柱状に形成されていてもよく、略円錐状に形成されていてもよい。中核部材31は、羽根部材32と共に、開口端22から流入する水を整流させる。
図2に模式的に示すように、中核部材31は、配管20の横断面の中心部に設けられている。羽根部材32は、中核部材31から外方に広がっており、配管20の内周面に向かって延びている。羽根部材32の形状は特に限定されない。羽根部材32は、配管20の径方向に沿って直線状に延びていてもよい。ただし、本実施形態では、水中ポンプ10は軸流式又は斜流式の水中ポンプであり、水中ポンプ10から吐出される水は旋回流となって配管20に導入されるので、当該旋回流を円滑に整流するよう、羽根部材32は螺旋状に形成されている。羽根部材32における配管20の流路方向に沿った形状は一定でなく、羽根部材32はいわゆる3次元翼によって形成されている。
図1に示すように、水中ポンプ10の羽根車2と案内羽根30とは、略水平方向に並んでいる。つまり、羽根車2と案内羽根30とは、横方向に隣り合っている。案内羽根30は開口端22の近傍に配置されているので、羽根車2と案内羽根30とは互いに接近した位置に設けられている。
以上のように、本実施形態に係る着脱式水中ポンプ装置50によれば、羽根車2から吐出される水を整流する案内羽根30は、配管20の内部に設けられている。そのため、水中ポンプ10に案内羽根30を設ける必要がなく、案内羽根30がない分だけ、水中ポンプ10は小型化及び軽量化されている。
水中ポンプ10が小型かつ軽量になっているので、水中ポンプ10の上げ下ろしは容易である。そのため、配管20に対する水中ポンプ10の着脱を容易に行うことができる。
本実施形態では、水中ポンプ10は横向きに設置され、羽根車2と案内羽根30とは横方向に並んでいる。しかしながら、案内羽根30は配管20内に設けられているので、案内羽根30を水中ポンプ10に設ける場合に比べて、水中ポンプ10の横方向長さは短くなる。すなわち、案内羽根30が水中ポンプ10に設けられていた従来の着脱式水中ポンプ装置では、通常、案内羽根30は配管20の開口端22よりも外側(図1における左側)に配置されていた。これに対し、本実施形態では、案内羽根30は配管20の内部に収容されている。したがって、水中ポンプ10の横方向長さは短くなる。また、水中ポンプ10の羽根車2は開口端22の近傍に配置されており、羽根車2と配管20の開口端22との間の距離は短くなっている。その結果、水中ポンプ10の平面視面積と配管20の平面視面積とを足し合わせた合計の面積、つまり水中ポンプ装置50の全体の平面視面積は、従来よりも小さくなっている。したがって、本実施形態によれば、水中ポンプ装置50の設置面積を低減することができる。
(実施形態2)
ところで、着脱式水中ポンプ装置50の搬送対象流体が異物(例えば、固形物や繊維物等)を含んだ汚水等であった場合には、異物が案内羽根30に絡みつくおそれがある。案内羽根30が水中ポンプ10に設けられていた従来の着脱式水中ポンプ装置では、案内羽根30に異物が絡みついたとしても、水中ポンプ10のメンテナンスの際に、案内羽根30の清掃を併せて行うことが可能であった。すなわち、水中ポンプ10を水槽5から吊り上げることによって、案内羽根30も水槽5の外部に搬出することができた。そのため、案内羽根30の清掃は比較的容易であった。しかしながら、案内羽根30が配管20内に設けられている場合、水中ポンプ10を水槽5から引き上げただけでは、案内羽根30の清掃を行うことはできない。したがって、案内羽根30には、異物40が絡みつきにくい特性を有することが強く望まれる。
実施形態2に係る着脱式水中ポンプ装置50は、実施形態1において、異物が絡みつきにくいように案内羽根30の形状に変更を加えたものである。以下の説明では、実施形態1と同様の部分には同様の符号を付し、その説明は省略する。
図3に示すように、実施形態2に係る案内羽根30は、配管20の内周面から配管20の中心部に向かって延びる複数の羽根部材33から構成されている。羽根部材33は、いわゆる3次元翼によって形成されている。また、図4に示すように、羽根部材33は、断面形状が螺旋状に形成されている。ただし、羽根部材33の形状は特に限定されるものではない。
図3に示すように、羽根部材33の前縁部33aは、下流側に向かって傾斜している。具体的には、羽根部材33の前縁部33aは、配管20の中心側にいくほど下流側に位置するように傾斜している。羽根部材33の先端は、互いに離隔している。その結果、配管20の中心部には、羽根部材33の存在しない開放空間34が形成されている(図4も参照)。
本実施形態によれば、案内羽根30が配管20に設けられているので、実施形態1と同様の効果を得ることができる。加えて、本実施形態では、搬送対象流体が異物を含んだ汚水等であった場合に、案内羽根30に対する異物の絡みつきを抑制する効果を得ることができる。
すなわち、本実施形態によれば、配管20の中心部に開放空間34が形成されている。そのため、図5に示すように、水中ポンプ10から吐出される水の中に異物40が含まれているときに、異物40は開放空間34を通じて排出されやすくなる。特に、本実施形態に係る羽根部材33は、前縁部33aが下流側に向かって傾斜している。そのため、異物40が羽根部材33の前縁部33aに絡みついたとしても、その異物40は前縁部33aに沿って移動し(言い換えると、前縁部33aに誘導され)、開放空間34に向かって流れやすくなる。したがって、異物40は、最終的には開放空間34を通じて下流側に排出されやすい。そのため、案内羽根30に対する異物40の絡みつきは効果的に抑制される。
したがって、本実施形態によれば、所定のポンプ性能を長期間にわたって維持することができる。そのため、案内羽根30を配管20内に設けたことによって案内羽根30の清掃作業を長期間にわたって実施できなくなったとしても、水中ポンプ装置50の所定の機能を特段の支障なく発揮させ続けることが可能となる。
なお、実施形態2は、異物40の排出を容易にする開放空間34を、配管20の中心部に設けたものであった。これは、本水中ポンプ装置50では水中モータ1が配管20の中心部に対応する位置に設けられており、水中モータ1の下流側では水が円滑に流れにくいことから、配管20の中心部において、特に異物40が滞留しやすいからである。しかしながら、開放空間34は、必ずしも配管20の中心部になくてもよい。例えば、実施形態1において(図2参照)、羽根部材32の外周側(配管20の内周面側)の一部を削除し、羽根部材32と配管20の内周面との間に略環状の開放空間を形成することも可能である。開放空間34の位置、形状又は大きさは、適宜に設定することができる。
(その他の実施形態)
前記各実施形態は、水中ポンプ10を横向きに設置したものであった。しかしながら、水中ポンプ10は縦向きに設置されていてもよい。すなわち、配管20の開口端22は上向きに開口し、水中ポンプ10は当該開口端22に対して上方から装着されるものであってもよい。
配管20は曲がり管でなくてもよく、直管であってもよいことは勿論である。
水中ポンプ10の着脱構造には、任意の構造を利用することができる。水中ポンプ10の着脱構造は、前記実施形態のものに何ら限定される訳ではない。
以上説明したように、本発明は、例えば、汚水処理施設等の水処理施設やポンプゲートシステム等の排水施設などにおいて利用される着脱式水中ポンプ装置について有用である。
実施形態1に係る着脱式水中ポンプ装置の一部を断面表示した側面図である。 実施形態1に係る案内羽根の正面図である。 実施形態2に係る着脱式水中ポンプ装置の一部を断面表示した側面図である。 実施形態2に係る案内羽根の正面図である。 異物の排出を模式的に示した着脱式ポンプ装置の部分断面図である。 従来の着脱式水中ポンプ装置の一部を断面表示した側面図である。
符号の説明
1 水中モータ
2 羽根車
3 環状フード
5 水槽
10 水中ポンプ
20 配管
22 開口端
30 案内羽根
31 中核部材
32 羽根部材
33 羽根部材
34 開放空間
40 異物

Claims (5)

  1. 水槽内に固定され、前記水槽内に開放された開口端を有する配管と、
    水中モータと前記水中モータに連結された羽根車とを有し、前記配管の前記開口端に着脱自在に装着された水中ポンプと、
    を備えた着脱式水中ポンプ装置であって、
    前記配管内における前記開口端側に、案内羽根が設けられている着脱式水中ポンプ装置。
  2. 前記案内羽根は、
    前記配管内の横断面の中心部に設けられ、前記配管の流路方向に延びる中核部材と、
    前記中核部材から前記配管の内周面に向かって延びる羽根部材と、
    を備えている請求項1に記載の着脱式水中ポンプ装置。
  3. 前記案内羽根は、前記配管の内周面から前記配管内の横断面の中心に向かって延びる複数の羽根部材を備え、
    前記羽根部材の先端は互いに離隔し、前記配管の横断面の中心部に開放空間が形成されている請求項1に記載の着脱式水中ポンプ装置。
  4. 前記羽根部材の前記水中ポンプ側の縁部は、前記配管の横断面の中心側にいくほど下流側に位置するように、下流側に向かって傾斜している請求項3に記載の着脱式水中ポンプ装置。
  5. 前記配管の前記開口端は、略水平方向に開口し、
    前記水中ポンプは、前記水中モータの長手方向が略水平方向となるような姿勢で前記配管に装着され、
    前記水中ポンプの羽根車と前記案内羽根とは、略水平方向に並んでいる請求項1〜4のいずれか一つに記載の着脱式水中ポンプ装置。
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