JP4623405B2

JP4623405B2 - Laminated glass crusher

Info

Publication number: JP4623405B2
Application number: JP2001048458A
Authority: JP
Inventors: 浩平吉野; 彰一小川; 敬二山田
Original assignee: Asahi Glass Co Ltd
Current assignee: AGC Inc
Priority date: 2001-02-23
Filing date: 2001-02-23
Publication date: 2011-02-02
Anticipated expiration: 2021-02-23
Also published as: JP2002248371A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、合わせガラスを破砕して、合わせガラスの中間膜からガラスを剥離させる合わせガラスの破砕装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、自動車のフロントガラスに使用された合わせガラスを、リサイクル使用することが求められている。
【０００３】
合わせガラスは、通常、２枚のガラス板をポリビニルブチラール等の合成樹脂製中間膜を介して接着することにより構成されている。合わせガラスの中間膜からガラスを剥離させることによって、各々がリサイクル使用できる。剥離させる方法としては、ハンマとアンビルとを備えたハンマークラッシャーと称される破砕装置で合わせガラスを剪断破砕することにより、中間膜からガラス片を剥離させる方法がある。
【０００４】
剥離された中間膜は、中間膜専用のリサイクル工程に、そして、破砕されたガラス片は例えばフロート窯等のガラス溶融窯に投入される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
合わせガラスのリサイクルにおいて重要なことは、中間膜を粉砕したり中間膜にガラス片が残存したりしていると、中間膜を良好にリサイクルすることができなくなることである。
【０００６】
よって、合わせガラスをリサイクルする場合には、中間膜を粉砕することなく中間膜からガラス片を剥離させることが重要であるが、この条件を満足した破砕装置は未だ提案されていない。結果として、ガラスと中間膜とをリサイクルできるような有効な合わせガラスの破砕方法が見出されていないことから、合わせガラスはシュレッダーダストとして埋立てられていた。
【０００７】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、中間膜を粉砕することなく中間膜からガラス片を剥離させることができる合わせガラスの破砕装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために、回転体に取り付けられたハンマと、該ハンマが通過する櫛歯が形成されたアンビルとを有し、該アンビルに載置された合わせガラスを前記ハンマで打撃してガラスを破砕することにより、該合わせガラスの中間膜から前記ガラスを剥離させる合わせガラスの破砕装置において、前記ハンマは前記アンビルの櫛歯間の隙間の中央を通過する位置に配置されるとともに、ハンマとアンビルの櫛歯との間の隙間が、櫛歯間全体の隙間に対して７０〜９０％に設定されていることを特徴とする。
【０００９】
本発明は、アンビルの櫛歯間全体の隙間に対する、ハンマとアンビルの櫛歯との間の隙間の割合を変更して検討した結果に基づいて創出されたものである。ハンマとアンビルの櫛歯との間の隙間の割合が櫛歯間全体の隙間に対して７０％未満であると、ハンマの打撃力が過大な剪断力となって合わせガラスに作用し、ガラスはもとより中間膜までも破砕されることが、検討の結果見出された。また、ハンマとアンビルの櫛歯との間の隙間の割合が櫛歯間全体の隙間に対して９０％を超えると、ハンマで合わせガラスを叩いたときに、合わせガラスが撓み、合わせガラスに有効な打撃力を与えることができず、ガラスを中間膜から十分に剥離させることができないことが、検討の結果見出された。
【００１０】
以上の検討結果に基づいて本発明は、ハンマをアンビルの櫛歯間の隙間の中央を通過する位置に配置するとともに、ハンマとアンビルの櫛歯との間の隙間を、櫛歯間全体の隙間に対して７０〜９０％に設定した。これにより、中間膜を破砕することなく中間膜からガラス片を剥離させることができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係る合わせガラスの破砕装置の好ましい実施の形態について詳説する。
【００１２】
図１は、合わせガラスのリサイクル工程を模式的に示した図である。同図に示すリサイクル工程は、剪断機１０を有する剪断工程、マグネット１２を有する除鉄工程、アルミ等の非磁性金属を除去する工程、ハンマークラッシャー（破砕装置に相当）１４を有する第１剥離工程、スクリーニング機１６を有する第１分別工程、ハンマークラッシャー（破砕装置に相当）１８を有する第２剥離工程、及びスクリーニング機２０を有する第２分別工程から構成されている。
【００１３】
これらの工程からなる合わせガラスのリサイクル方法によれば、まず、所定の大きさの合わせガラスを剪断機１０に投入し、剪断機１０の一対の回転カッタ２２、２２によって前記合わせガラスを所定の大きさの短冊状合わせガラスに剪断する。合わせガラスは、自動車用フロントガラスに使用されたものであり、トラック、乗用車等の車種によってそれぞれ大きさが異なっているが、剪断機１０によって略同サイズの短冊状合わせガラスに剪断される。
【００１４】
剪断工程で剪断された複数枚の短冊状合わせガラスは、コンベア２４からコンベア２６に搬送され、このコンベア２６による搬送中にマグネット１２によって除鉄される。除鉄された短冊状合わせガラスは、作業者２８によってアルミ等の非磁性金属が手作業にて除去される。なお、除去された非磁性金属は、廃品箱３０に廃棄される。
【００１５】
非磁性金属が除去された短冊状合わせガラスは、第１剥離工程のハンマークラッシャー１４に投入される。ここで短冊状合わせガラスは、低速回転するハンマーアッセブリ３２によってガラスが破砕されるとともに、破砕したガラス片がふるい目の大きいふるい３４によってふるいにかけられる。
【００１６】
ハンマークラッシャー１４は図２、図３に示すように、ハンマーアッセブリ３２、ふるい３４、アンビル３６、及びカバー３８等からなり、ハンマーアッセブリ３２の下方にふるい３４が設置されるとともにハンマーアッセブリ３２の上方がカバー３８で被覆され、そして、ふるい３４とカバー３８との間の側方開口部４０にアンビル３６が取り付けられている。短冊状合わせガラスはアンビル３６に載置され、アンビル３６をガイドとしてハンマーアッセブリ３２に向けて供給される。
【００１７】
ハンマーアッセブリ３２に向けて供給された短冊状合わせガラスは、アンビル３６の櫛歯３７、３７…の間の隙間３７Ａ、３７Ａ…にハンマーアッセブリ３２のハンマ４２、４２…が通過する際に、その剪断力によって破砕され、ガラス片が中間膜から剥離される。
【００１８】
ハンマーアッセブリ３２は、多数の円盤（回転体に相当）４４、４４…を回転軸４６に連結するとともに、それらの円盤４４、４４…の間に扇形状のハンマ４２、４２…を軸４８を介して揺動自在に支持させることにより構成されている。また、回転軸４６には、不図示のモータの出力軸が減速機構を介して連結されている。なお、軸４８は、円盤４４の同心円周上に９０度間隔で配置され、これにより、円盤４４の１回転で４枚のハンマ４２が隙間３７Ａを通過する。
【００１９】
ハンマ４２は図４、図５に示すように、略扇状に形成された金属製の本体７０に、板状に形成された外周ハンマ７２及び側面ハンマ７４が、それぞれボルト７６を介して固定されることにより構成される。外周ハンマ７２及び側面ハンマ７４は、超硬金属製又は超硬セラミック製であるが使用により磨耗するため、ボルト７６を取り外すことにより新たなハンマ７２、７４と交換される。外周ハンマ７２は、本体７０に形成された挟持板７１、７１の間の隙間７１Ａに嵌入されて固定され、また、側面ハンマ７４は、挟持板７１、７１の回転方向前端面７１Ｂ、７１Ｂにボルト７６で固定される。外周ハンマ７２は、図６の如く隙間３７Ａの中央を通過する位置に設けられている。なお、図４、図５に示した符号７３は、図２に示した軸４６が嵌入される貫通孔である。
【００２０】
ハンマークラッシャー１４による短冊状合わせガラスの破砕方法は、連結式で行われる。なお、この第１剥離工程及び後述する第２剥離工程では、ともにハンマークラッシャー１４、１８によってガラスを破砕するが、合わせガラスを構成するＰＶＢ製の中間膜は柔らかく、また、ハンマ４２と櫛歯３７、３７との間の隙間が好適な隙間に設定されているので、中間膜は破砕されない。したがって、第１剥離工程及び第２剥離工程によって、中間膜からガラス片が剥離される。
【００２１】
第１剥離工程で中間膜から剥離されたガラス片は、ふるい３４のふるい目３５、３５…を介して図１のスクリーニング機１６に供給される。また、第１剥離工程を終了した中間膜もスクリーニング機１６に供給される。このスクリーニング機１６によってガラス片と中間膜とが分別され、ガラス片は搬送経路５０を介してガラス集積箱５２に集積され、そして、ガラス片が残存している中間膜は、搬送経路５４を介して第２剥離工程のハンマークラッシャー１８に投入される。
【００２２】
ハンマークラッシャー１８に投入された前記中間膜は、高速回転するハンマーアッセブリ５６によって、中間膜に残存しているガラスが剥離されるとともに、剥離したガラス片がふるい目の小さいふるい５８によってふるいにかけられる。このハンマークラッシャー１８は、図２、図３に示したハンマークラッシャー１４と同一構造なのでその説明は省略するが、ハンマークラッシャー１８のふるい５８は、ハンマークラッシャー１４のふるい３４のふるい目３５よりも小さいものが適用されている。また、このハンマークラッシャー１８による破砕方法も連結式である。
【００２３】
第２剥離工程で中間膜から剥離されたガラス片は、ふるい５８を介してスクリーニング機２０に供給されるとともに、第２剥離工程を終了した中間膜もスクリーニング機２０に供給される。このスクリーニング機２０によってガラス片と中間膜とが分別され、ガラス片は搬送経路６０を介してガラス集積箱３８に集積され、そして、ガラス片が殆どなくなった中間膜は、搬送経路６２を介して中間膜集積箱６４に集積される。
【００２４】
ガラス集積箱３８に集積されたガラス片は、リサイクル使用するためにガラス溶融窯に供給され、また、中間膜集積箱６４に集積された中間膜は、中間膜のリサイクル業者に回収される。
【００２５】
【実施例】
本願出願人は、中間膜からのガラスの剥離状況を確認するために、ハンマークラッシャー１４、１８において、アンビル３６の櫛歯３７、３７間全体の隙間３７Ａ（図６に示す寸法Ａ）に対する、ハンマ４２の外周ハンマ７２とアンビル３６の櫛歯３７、３７との間の隙間〔図６に示す（ａ＋ａ）寸法〕の割合を変更して検討した。図６の符号８０は、合わせガラスである。
【００２６】
検討の結果、前記隙間の割合が、櫛歯間全体の隙間３７Ａに対して７０％未満であると、ハンマ４２の打撃力が過大な剪断力となって合わせガラス８０に作用し、ガラスはもとより中間膜までも破砕されることが、見出された。また、前記隙間の割合が隙間３７Ａに対して９０％を超えると、ハンマ４２で合わせガラス８０を叩いたときに、合わせガラス８０が撓み、合わせガラス８０に有効な打撃力を与えることができず、ガラスを中間膜から十分に剥離させることができないことが、見出された。
【００２７】
以上の検討結果に基づいて、ハンマークラッシャー１４、１８では、外周ハンマ７２を隙間３７Ａの中央を通過する位置に配置するとともに、外周ハンマ７２とアンビル３６の櫛歯３７、３７との間の隙間を、櫛歯間全体の隙間３７Ａに対して７０〜９０％に設定した。これにより、ハンマークラッシャー１４、１８では、中間膜を破砕することなく中間膜からガラス片を十分に剥離させることができる。
【００２８】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る合わせガラスの破砕装置によれば、ハンマをアンビルの櫛歯間の隙間の中央を通過する位置に配置するとともに、ハンマとアンビルの櫛歯との間の隙間を、櫛歯間全体の隙間に対して７０〜９０％に設定したので、中間膜を破砕することなく中間膜からガラス片を十分に剥離させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の合わせガラスのリサイクル方法を模式的に示した説明図
【図２】剥離工程に適用されたハンマークラッシャーの全体斜視図
【図３】図２に示したハンマークラッシャーの組立図
【図４】図２に示したハンマークラッシャーのハンマの斜視図
【図５】図４に示したハンマの組立図
【図６】ハンマとアンビルの櫛歯間の隙間との関係を示す説明図
【符号の説明】
１０…剪断機、１２…マグネット、１４、１８…ハンマークラッシャー、１６、２０…スクリーニング機、２２…回転カッタ、３２、５６…ハンマーアッセブリ、３４、５８…ふるい、３６…アンビル、４２…ハンマ、５２…ガラス集積箱、６４…中間膜集積箱、７０…本体、７２…外周ハンマ、７４…側面ハンマ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a laminated glass crushing device for crushing laminated glass and peeling the glass from an interlayer film of laminated glass.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, it is required to recycle the laminated glass used for the windshield of an automobile.
[0003]
Laminated glass is usually constituted by bonding two glass plates through an intermediate film made of synthetic resin such as polyvinyl butyral. By separating the glass from the interlayer film of laminated glass, each can be recycled. As a method of exfoliating, there is a method of exfoliating a glass piece from an intermediate film by shearing and crushing laminated glass with a crushing device called a hammer crusher having a hammer and an anvil.
[0004]
The peeled intermediate film is put into a recycling process dedicated to the intermediate film, and the crushed glass pieces are put into a glass melting kiln such as a float kiln.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
What is important in the recycling of laminated glass is that if the intermediate film is crushed or glass fragments remain on the intermediate film, the intermediate film cannot be recycled well.
[0006]
Therefore, when recycling laminated glass, it is important to peel the glass pieces from the intermediate film without crushing the intermediate film, but no crushing apparatus that satisfies this condition has been proposed yet. As a result, since an effective method for crushing laminated glass that can recycle the glass and the interlayer film has not been found, laminated glass has been buried as shredder dust.
[0007]
This invention is made | formed in view of such a situation, and it aims at providing the crushing apparatus of the laminated glass which can make a glass piece peel from an intermediate film, without grind | pulverizing an intermediate film.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention has a hammer attached to a rotating body and an anvil having comb teeth formed through which the hammer passes, and the laminated glass placed on the anvil is placed on the hammer. In the laminated glass crushing apparatus that peels the glass from the interlayer film of the laminated glass by hitting it with a hammer, the hammer is disposed at a position passing through the center of the gap between the comb teeth of the anvil. In addition, the gap between the hammer and the comb teeth of the anvil is set to 70 to 90% with respect to the entire gap between the comb teeth.
[0009]
The present invention has been created based on the results of examination by changing the ratio of the gap between the hammer and the anvil comb teeth to the entire gap between the anvil comb teeth. When the ratio of the gap between the hammer and the comb teeth of the anvil is less than 70% with respect to the gap between the entire comb teeth, the hammer's striking force acts as an excessive shear force on the laminated glass. As a result of investigation, it was found that even the interlayer film was crushed. Moreover, when the ratio of the gap between the hammer and the comb teeth of the anvil exceeds 90% with respect to the gap between the entire comb teeth, the laminated glass bends when the hammer hits the laminated glass, which is effective for the laminated glass. As a result of examination, it was found that a sufficient striking force could not be given and the glass could not be sufficiently peeled from the interlayer film.
[0010]
Based on the above examination results, the present invention arranges the hammer in a position passing through the center of the gap between the comb teeth of the anvil, and the gap between the hammer and the comb teeth of the anvil is changed to the gap between the entire comb teeth. To 70-90%. Thereby, a glass piece can be peeled from an intermediate film, without crushing an intermediate film.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of a laminated glass crushing apparatus according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0012]
FIG. 1 is a diagram schematically illustrating a laminated glass recycling process. The recycling process shown in the figure includes a shearing process having a shearing machine 10, an iron removal process having a magnet 12, a process for removing a nonmagnetic metal such as aluminum, and a first peeling process having a hammer crusher (corresponding to a crushing device) 14. , A first separation step having a screening machine 16, a second separation step having a hammer crusher (corresponding to a crushing device) 18, and a second separation step having a screening machine 20.
[0013]
According to the method for recycling laminated glass comprising these steps, first, a laminated glass having a predetermined size is put into the shearing machine 10, and the laminated glass is formed into a predetermined size by the pair of rotating cutters 22, 22 of the shearing machine 10. Shears to the strip-shaped laminated glass. The laminated glass is used for a windshield for automobiles, and the size thereof varies depending on the type of vehicle such as a truck and a passenger car. However, the laminated glass is sheared by a shearing machine 10 into a strip-shaped laminated glass having substantially the same size.
[0014]
The plurality of strip-shaped laminated glass sheared in the shearing process is conveyed from the conveyor 24 to the conveyor 26, and iron is removed by the magnet 12 during the conveyance by the conveyor 26. In the strip-shaped laminated glass from which iron has been removed, a nonmagnetic metal such as aluminum is manually removed by the operator 28. The removed nonmagnetic metal is discarded in the waste product box 30.
[0015]
The strip-shaped laminated glass from which the nonmagnetic metal has been removed is put into the hammer crusher 14 in the first peeling step. Here, the strip-shaped laminated glass is crushed by the hammer assembly 32 rotating at a low speed, and the crushed glass pieces are sieved by the sieve 34 having a large sieve.
[0016]
As shown in FIGS. 2 and 3, the hammer crusher 14 includes a hammer assembly 32, a sieve 34, an anvil 36, a cover 38 and the like. The sieve 34 is installed below the hammer assembly 32 and the hammer assembly 32. Is covered with a cover 38, and an anvil 36 is attached to a side opening 40 between the sieve 34 and the cover 38. The strip-shaped laminated glass is placed on the anvil 36 and supplied toward the hammer assembly 32 using the anvil 36 as a guide.
[0017]
The strip-shaped laminated glass supplied to the hammer assembly 32 passes through the gaps 37A, 37A ... between the comb teeth 37, 37 ... of the anvil 36 when the hammers 42, 42 ... of the hammer assembly 32 pass through. The glass pieces are crushed by the shearing force, and the glass pieces are peeled off from the interlayer film.
[0018]
The hammer assembly 32 connects a number of disks (corresponding to a rotating body) 44, 44... To a rotating shaft 46, and a fan-shaped hammer 42, 42. It is comprised by making it rockably support through. Further, an output shaft of a motor (not shown) is connected to the rotation shaft 46 via a speed reduction mechanism. The shafts 48 are arranged on the concentric circumference of the disk 44 at intervals of 90 degrees, so that the four hammers 42 pass through the gap 37A by one rotation of the disk 44.
[0019]
As shown in FIGS. 4 and 5, the hammer 42 is fixed to a metal main body 70 formed in a substantially fan shape with a peripheral hammer 72 and a side hammer 74 formed in a plate shape via bolts 76. It is constituted by. The outer peripheral hammer 72 and the side hammer 74 are made of cemented carbide metal or cemented carbide ceramic, but wear due to use. Therefore, the bolts 76 are removed and replaced with new hammers 72 and 74. The outer peripheral hammer 72 is fitted and fixed in a gap 71A between the clamping plates 71 and 71 formed in the main body 70, and the side hammer 74 is bolted to the front end surfaces 71B and 71B in the rotational direction of the clamping plates 71 and 71. It is fixed with 76. The outer peripheral hammer 72 is provided at a position passing through the center of the gap 37A as shown in FIG. In addition, the code | symbol 73 shown in FIG. 4, FIG. 5 is a through-hole in which the axis | shaft 46 shown in FIG. 2 is inserted.
[0020]
The method for crushing the strip-shaped laminated glass by the hammer crusher 14 is performed in a connected manner. In both the first peeling step and the second peeling step described later, the glass is crushed by the hammer crushers 14 and 18, but the PVB intermediate film constituting the laminated glass is soft, and the hammer 42 and the comb teeth 37 are used. , 37 is set to a suitable gap, so that the intermediate film is not crushed. Therefore, the glass piece is peeled from the intermediate film by the first peeling step and the second peeling step.
[0021]
The glass pieces peeled from the intermediate film in the first peeling step are supplied to the screening machine 16 of FIG. 1 through the sieve eyes 35, 35. The intermediate film that has completed the first peeling step is also supplied to the screening machine 16. The screening machine 16 separates the glass pieces and the intermediate film, the glass pieces are accumulated in the glass accumulation box 52 via the conveyance path 50, and the intermediate film on which the glass pieces remain remains via the conveyance path 54. Then, it is put into the hammer crusher 18 in the second peeling step.
[0022]
The intermediate film put into the hammer crusher 18 is peeled off by the hammer assembly 56 which rotates at high speed, and the glass remaining on the intermediate film is peeled off, and the peeled glass piece is sieved by the small sieve 58. . The hammer crusher 18 has the same structure as the hammer crusher 14 shown in FIGS. 2 and 3 and will not be described. However, the sieve 58 of the hammer crusher 18 is smaller than the sieve 35 of the sieve 34 of the hammer crusher 14. Has been applied. Moreover, the crushing method by this hammer crusher 18 is also a connection type.
[0023]
The glass piece peeled from the intermediate film in the second peeling step is supplied to the screening machine 20 through the sieve 58, and the intermediate film that has finished the second peeling process is also supplied to the screening machine 20. The screening machine 20 separates the glass pieces and the intermediate film, the glass pieces are accumulated in the glass accumulation box 38 via the conveyance path 60, and the intermediate film with almost no glass pieces is disposed via the conveyance path 62. It is accumulated in the intermediate film accumulation box 64.
[0024]
The glass pieces accumulated in the glass accumulation box 38 are supplied to a glass melting furnace for recycling, and the intermediate film accumulated in the intermediate film accumulation box 64 is collected by an intermediate film recycler.
[0025]
【Example】
In order to confirm the state of peeling of the glass from the intermediate film, the applicant of the present application uses a hammer crusher 14, 18 with respect to the entire gap 37 A (dimension A shown in FIG. 6) between the comb teeth 37, 37 of the anvil 36. The ratio of the gap between the outer peripheral hammer 72 of 42 and the comb teeth 37 of the anvil 36 [dimension (a + a) shown in FIG. 6] was changed. The code | symbol 80 of FIG. 6 is a laminated glass.
[0026]
As a result of the examination, when the ratio of the gap is less than 70% with respect to the gap 37A between the entire comb teeth, the striking force of the hammer 42 becomes an excessive shearing force and acts on the laminated glass 80. It has been found that even the interlayer is crushed. Further, when the ratio of the gap exceeds 90% with respect to the gap 37A, when the laminated glass 80 is struck with the hammer 42, the laminated glass 80 is bent, and an effective striking force cannot be applied to the laminated glass 80. It has been found that the glass cannot be sufficiently peeled from the interlayer film.
[0027]
Based on the above examination results, the hammer crushers 14 and 18 have the outer peripheral hammer 72 disposed at a position passing through the center of the gap 37A, and the clearance between the outer peripheral hammer 72 and the comb teeth 37 and 37 of the anvil 36 is reduced. The gap was set to 70 to 90% with respect to the entire gap 37A between the comb teeth. As a result, the hammer crushers 14 and 18 can sufficiently peel the glass pieces from the intermediate film without crushing the intermediate film.
[0028]
【The invention's effect】
As described above, according to the laminated glass crushing apparatus according to the present invention, the hammer is disposed at a position passing through the center of the gap between the comb teeth of the anvil, and the gap between the hammer and the comb teeth of the anvil is formed. Since it is set to 70 to 90% with respect to the entire gap between the comb teeth, the glass piece can be sufficiently peeled from the intermediate film without crushing the intermediate film.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view schematically showing a method for recycling laminated glass according to the present invention. FIG. 2 is an overall perspective view of a hammer crusher applied to a peeling process. FIG. 3 is an assembly view of the hammer crusher shown in FIG. 4 is a perspective view of the hammer of the hammer crusher shown in FIG. 2. FIG. 5 is an assembly view of the hammer shown in FIG. 4. FIG. 6 is an explanatory diagram showing the relationship between the hammer and the gap between the comb teeth of the anvil. Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Shearing machine, 12 ... Magnet, 14, 18 ... Hammer crusher, 16, 20 ... Screening machine, 22 ... Rotating cutter, 32, 56 ... Hammer assembly, 34, 58 ... Sieve, 36 ... Anvil, 42 ... Hammer, 52 ... Glass accumulation box, 64 ... Intermediate film accumulation box, 70 ... Main body, 72 ... Outer peripheral hammer, 74 ... Side hammer

Claims

A hammer attached to the rotating body and an anvil formed with comb teeth through which the hammer passes, and smashing the laminated glass placed on the anvil with the hammer to break the glass, In the laminated glass crushing apparatus for peeling the glass from the laminated glass interlayer film,
The hammer is arranged at a position passing through the center of the gap between the comb teeth of the anvil, and the gap between the hammer and the comb teeth of the anvil is 70 to 90% with respect to the gap between the entire comb teeth. A laminated glass crushing device, characterized in that it is set to.