JP4622816B2 - 動きベクトル検出方法及び動画像符号化装置 - Google Patents

動きベクトル検出方法及び動画像符号化装置 Download PDF

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Description

本発明は、動きベクトル検出方法及び動画像符号化通信装置に関する。特に、MPEG符号化方式に適用される。
一般に、動画像圧縮技術において、動きベクトルの検出のための処理負荷は大きく、ほとんどの処理時間が動きベクトルの検出に割かれている。また、動きベクトルの検出方法によっては、画像ノイズの影響により散乱し、人間が受ける印象とかけ離れることも多い。
図1は、動画像符号化装置の機能構成図である。
符号化方式には、フレーム内符号化(イントラモード)とフレーム間符号化(インターモード)とがあるが、動き補償予測を用いること前提とするために、インターモードについてのみ説明する。
動画像は、画像の処理単位となるフレーム単位で入力される。1つのフレーム画像は、規定数の画素単位のブロックサイズにブロック化されている。減算部102は、ブロック化された入力画像と、前フレーム参照画像に対して動き補償がなされた予測画像と、の差分(予測誤差画像)を導出する。予測誤差画像は、離散コサイン変換(DCT)部103及び量子化器204によって、変換係数の量子化信号に変換される。予測誤差画像から、逆量子化部105、逆DCT部106、加算部107、フレームメモリ108及び動き補償部109によって、予測画像が生成される。フレームメモリ108は、前フレーム参照画像を記憶する。動きベクトル検出部101は、フレームメモリ108に記憶された前フレーム参照画像と、ブロック化された入力画像とを入力し、動きベクトルを検出する。この検出された動きベクトルに基づいて、動き補償部109によって動き補償が行われ、現フレームの予測画像が生成される。
図2は、従来技術におけるフレーム画像とブロックとの関係図である。
図2によれば、デジタル化された1つのフレーム画像のサイズとして、例えばQCIF(Quarter Common Intermediate Format)(176×144画素)がある。この場合、1つのフレーム画像は、ブロック単位を16×16画素として(矩形ブロック)、11×9個のブロックに分割される。動きベクトル検出は、分割されたブロック毎に行われる。
最近の動画像符号化方式によれば、動きベクトルの検出は、1画素単位ではなく、1/2画素単位としており、これにより、画質の向上を図っている。そのため、従来技術における2ステップマッチングによれば、ブロックは、整数画素●と、その整数画素●に対して1/2画素分だけ離れた2画素平均のハーフペル□が規定される。
図3は、従来技術におけるブロックマッチングの説明図である。
ブロックマッチングとは、現フレーム対象ブロック(以下「対象ブロック」という)との誤差が最小となる、前フレーム参照画像における候補ブロックを検出するものである。誤差には、2つのブロックの画素間の差分の絶対値和が多く用いられるけれども、差分の自乗和等のような他の差分算出方法を用いることもできる。
前フレーム参照画像と現フレーム対象ブロックとは、水平及び垂直方向にそれぞれ16画素の領域として表される。検出範囲内で、対象ブロックを水平及び垂直方向に1画素ずつ変位させて、候補ブロックを検出する。
図4は、従来技術における2ステップマッチングのフローチャートである。
(S401)前フレーム参照画像の整数画素●に対してハーフペル□を求める。
(S402)全ての対象ブロックについて、S403及びS404を繰り返す。
(S403)現フレーム対象ブロックの整数画素●に対して、前フレーム参照画像の整数画素●から第1の候補ブロックを検出する。このとき、現フレーム対象ブロックを1/2画素ずつ順に変位させて、前フレーム参照画像との間でブロックマッチングをする。
(S404)S403によって検出された前フレーム参照画像の第1の候補ブロックに対して、その周囲で1/2画素分ずらした8変位の対象ブロックとマッチングして、更に第2の候補ブロックを検出する。
図5は、図4のS403によって検出された第1の候補ブロックの説明図である。
1ブロックの整数画素●の数が、16画素×16画素で=256画素であって、検出範囲を16画素×16画素とする。
(整数画素●の数)×(水平及び垂直方向の変位)=検出回数
(16画素×16画素)×(16変位×16変位)=65536回 式(1)
1ブロックの整数画素●の数が、8画素×8画素であって、検出範囲を16画素×16画素とした場合には、以下のようになる。
(8画素×8画素)×(16変位×16変位)=16384回 式(2)
図6は、図4のS404によって検出された第2の候補ブロックの説明図である。
第1の候補ブロックの周囲で1/2画素ずつ順に変位させて、前フレーム参照画像との間でブロックマッチングをする。
1ブロックの画素数が、16画素×16画素である場合、以下のようになる。
(ハーフペル□の数)×(周囲8変位)=検出回数
(16画素×16画素)× 8変位 =2048回 式(3)
1ブロックの画素数が8画素×8画素である場合、以下のようになる。
(8画素×8画素)× 8変位 =512回 式(4)
1ブロックの画素数が16画素×16画素の場合、式(1)及び(3)を加算することにより、全検出回数が算出される。
65536回+2048回=67584回 式(5)
1ブロックの画素数が8画素×8画素の場合、式(2)及び(4)を加算することにより、全検出回数が算出される。
16384回+512回=16896回 式(6)
特開平8−237667号公報
従来、マッチング回数が多いけれども予測誤差が小さいフルサーチと、予測誤差が大きいけれどもマッチング回数が少ないステップサーチとがある。前述した2ステップマッチングは、両者の中間的な方法である。しかしながら、対象ブロック内にエッジや独立した領域が存在する場合などには、必ずしも第1の候補ブロックが最適な動きベクトルそのもの、又は最適な動きベクトルに隣接した動きベクトルを、検出しているとは限らない。更に、第2の候補ブロックは、その周囲8個の候補ブロックしか検出を行わないために、必ずしも高精度に動きベクトルが検出できるとは限らない。
また、対象ブロックの大きさが水平・垂直両方向とも16画素であると、この丸め付き平均値を算出する処理量は膨大なものとなり符号化遅延の原因となる。
従って、本発明は、マッチング回数を減らすことにより高速に動きベクトルを検出する共に、その検出精度も高い動きベクトル検出方法及び動画像符号化装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、入力されたデジタル画像を規定数の画素で分割した現フレーム対象ブロックと、前フレームのデジタル画像に対して規定数の画素で分割した前フレーム参照画像とを、ブロックマッチングによって順次比較し、その差分が最も小さい候補ブロックを検出する動きベクトル検出方法と、その動きベクトル検出手段を有する動画像符号化装置に関する。
本発明の動きベクトル検出方法によれば、
複数の検出ステップを有する場合、少なくとも第1の検出ステップは、現フレーム対象ブロックと前フレーム参照画像とによって比較される画素に、複数の整数画素から導出される補間画素を用いることを特徴とする。
本発明の動きベクトル検出方法における他の実施形態によれば、
第1の検出ステップは、
整数画素●と、
互いに重畳しない4画素毎の中心に配置される第1のハーフペル◎と、
互いに重複する4画素毎の中心に配置され且つ第1のハーフペル◎以外の第2のハーフペル○と、
横2画素及び縦2画素毎の間に配置され且つ第1のハーフペル◎及び第2のハーフペル○以外の第3のハーフペル□とを規定し、
前フレーム参照画像の第1のハーフペル◎と、現フレーム対象ブロックの第1のハーフペル◎との差分が、最も小さい第1の候補ブロックを検出する
ことも好ましい。
また、本発明の動きベクトル検出方法における他の実施形態によれば、
前フレーム参照画像の第1の候補ブロックから1画素分離れた周囲に位置する第2のハーフペル○と、現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第2の候補ブロックを検出する第2の検出ステップと、
前フレーム参照画像の第2の候補ブロックから1/2画素分離れた周囲に位置する整数画素●及び第3のハーフペル□と、現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第3の候補ブロックを検出する第3の検出ステップとを有する
ことも好ましい。
更に、本発明の動きベクトル検出方法における他の実施形態によれば、
前フレーム参照画像の第1の候補ブロックから1画素分離れた周囲に位置する第2のハーフペル○と、現フレーム対象ブロックの第1のハーフペル◎との差分が、最も小さい第2の候補ブロックを検出する第2の検出ステップと、
前フレーム参照画像の第2の候補ブロックから1/2画素分離れた周囲に位置する整数画素●及び第3のハーフペル□と、現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第3の候補ブロックを検出する第3の検出ステップとを有する
ことも好ましい。
本発明の動画像符号化装置によれば、
動きベクトル検出手段は、
複数の検出ステップを有する場合、少なくとも第1の検出ステップは、現フレーム対象ブロックと前フレーム参照画像とによって比較される画素に、複数の整数画素から導出される補間画素を用いるように構成されている
ことを特徴とする。
本発明の動画像符号化装置における他の実施形態によれば、
動きベクトル検出手段は、第1の検出ステップが、
整数画素●と、
互いに重畳しない4画素毎の中心に配置される第1のハーフペル◎と、
互いに重複する4画素毎の中心に配置され且つ第1のハーフペル◎以外の第2のハーフペル○と、
横2画素及び縦2画素毎の間に配置され且つ第1のハーフペル◎及び第2のハーフペル○以外の第3のハーフペル□とを規定し、
前フレーム参照画像の第1のハーフペル◎と、対象ブロックの第1のハーフペル◎との差分が最も小さい第1の候補ブロックを検出する
ように構成されていることも好ましい。
また、本発明の動画像符号化装置における他の実施形態によれば、
前フレーム参照画像の第1の候補ブロックから1画素分離れた周囲に位置する第2のハーフペル○と、現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第2の候補ブロックを検出する第2の検出ステップと、
前フレーム参照画像の第2の候補ブロックから1/2画素分離れた周囲に位置する整数画素●及び第3のハーフペル□と、現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第3の候補ブロックを検出する第3の検出ステップと
を有するように構成されていることも好ましい。
更に、本発明の動画像符号化装置における他の実施形態によれば、
前フレーム参照画像の第1の候補ブロックから1画素分離れた周囲に位置する第2のハーフペル○と、現フレーム対象ブロックの第1のハーフペル◎との差分が、最も小さい第2の候補ブロックを検出する第2の検出ステップと、
前フレーム参照画像の第2の候補ブロックから1/2画素分離れた周囲に位置する整数画素●及び第3のハーフペル□と、現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第3の候補ブロックを検出する第3の検出ステップと
を有するように構成されていることも好ましい。
本発明によれば、マッチング回数を減らすことにより高速に動きベクトルを検出する共に、その検出精度も高くすることができる。また、最初に4画素平均の第1のハーフペル◎から検出するので、ノイズを受けにくく、隣接ブロックのベクトルが揃いやすくなる。
このように、1/2画素単位の動きベクトル検出に適用した場合、最小検出単位でのブロックマッチングの回数を減らすことができ、丸め付き平均値の算出処理を削減することができる。
以下では、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
本発明は、複数の検出ステップによって動きベクトルを検出するものであって、少なくとも第1の検出ステップは、現フレーム対象ブロックと前フレーム参照画像とによって比較される画素に、複数の整数画素から導出される補間画素を用いたものである。
図7は、本発明における整数画素及びハーフペル(補間画素)が配置されたブロックの構成図である。
本発明によれば、整数画素●に対して、以下のハーフペルが規定される。
第1のハーフペル◎:互いに重畳しない4画素毎の中心に配置される4画素平均
第2のハーフペル○:互いに重複する4画素毎の中心に配置され且つ第1のハーフペル◎以外の4画素平均
第3のハーフペル□:横2画素及び縦2画素毎の間に配置され且つ第1のハーフペル◎及び第2のハーフペル○以外の2画素平均
第1のハーフペル◎及び○は、4画素平均であるので、◎及び○を囲む4画素間の丸め付き平均値をとる。第3のハーフペル□は、2画素平均であるので、□を挟む2画素の丸め付き平均値をとる。
図8は、本発明における3ステップマッチングのフローチャートである。
(S701)前フレーム参照画像の整数画素●に対してハーフペル◎、○、□を求める。
(S702)全ての対象ブロックについて、S703、S704及びS705を繰り返す。
(S703)前フレーム参照画像の第1のハーフペル◎と、現フレーム対象ブロックの第1のハーフペル◎との差分が、最も小さい第1の候補ブロックを検出する。本発明は、ブロックの整数画素●における動きベクトルを最初に導出せず、補間画素であるハーフペル◎における動きベクトルを最初に導出する。
(S704)S703によって検出された第1の候補ブロックから1画素分離れた周囲に位置する第2のハーフペル○と、現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第2の候補ブロックを検出する。ここで、第1の候補ブロックから1画素分離れた周囲に位置する第2のハーフペル○と、現フレーム対象ブロックの第1のハーフペル◎との差分が、最も小さい第2の候補ブロックを検出するものであってもよい。
(S705)S704によって検出された第2の候補ブロックから1/2画素分離れた周囲に位置する整数画素●及び第3のハーフペル□と、現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第3の候補ブロックを検出する。ここで、第2の候補ブロックから1/2画素分離れた周囲に位置する整数画素●及び第3のハーフペル□と、現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第3の候補ブロックを検出するものであってもよい。
図9は、図8のS703によって検出された第1の候補ブロックの説明図である。
1ブロックの整数画素数が16画素×16画素である場合、1ブロックのハーフペル◎の数は、8個×8個=64個である。また、検出範囲を8変位×8変位とする。
(ハーフペル◎の数)×(水平及び垂直方向の変位)=検出回数
(8個×8個) × (8変位×8変位) =4096回 式(7)
1ブロックの整数画素数が8画素×8画素である場合、1ブロックのハーフペル◎の数は、4個×4個=16個である。また、検出範囲を8変位×8変位とする。
(4個×4個) × (8変位×8変位) =1024回 式(8)
図10は、図8のS704によって検出された第2の候補ブロックの説明図である。
1ブロックの整数画素数が16画素×16画素である場合、1ブロックのハーフペル○の数は、16個×16個=4096個である。また、検出範囲を、第1の候補ブロック◎の周囲9変位とする。
(ハーフペル◎○の数)×(周囲変位個数)=検出回数
(16個×16個)× 9変位 =2304回 式(9)
1ブロックの整数画素数が8画素×8画素である場合、1ブロックのハーフペル○の数は、8個×8個=64個である。また、検出範囲を、第1の候補ブロック◎の周囲9変位とする。
(8個×8個) × 9変位 =576回 式(10)
図11は、図8のS705によって検出された第3の候補ブロックの説明図である。
1ブロックの整数画素数が16画素×16画素である場合、1ブロックのハーフペル●□の数は、16個×16個=4096個である。また、検出範囲を、第2の候補ブロック○の周囲8変位とする。
(ハーフペル●□の数)×(周囲変位個数)=検出回数
(16個×16個)× 8変位 =2048回 式(11)
1ブロックの整数画素数が8画素×8画素である場合、1ブロックのハーフペル●□の数は、8個×8個=64個である。また、検出範囲を、第2の候補ブロック○の周囲8変位とする。
(8個×8個) × 8変位 =512回 式(12)
1ブロックの画素数が16画素×16画素の場合、式(7)(9)及び(11)を加算することにより、全検出回数が算出される。
4096回+2304回+2048回=8448回 式(13)
1ブロックの画素数が8画素×8画素の場合、式(8)(10)及び(12)を加算することにより、全検出回数が算出される。
1024回+576回+512回=2112回 式(14)
従来技術の2ステップマッチングと、本発明との検出回数を比較すると、以下の表1のようになる。本発明によれば、従来技術と比較して、検出回数が大幅に削減されることが明らかとなる。
Figure 0004622816
前述した本発明の種々の実施形態において、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
動画像符号化装置の機能構成図である。 従来技術におけるフレーム画像とブロックとの関係図である。 従来技術におけるブロックマッチングの説明図である。 従来技術における2ステップマッチングのフローチャートである。 図4のS403によって検出された第1の候補ブロックの説明図である。 図4のS404によって検出された第2の候補ブロックの説明図である。 本発明における整数画素及びハーフペルが配置されたブロックの構成図である。 本発明における3ステップマッチングのフローチャートである。 図7のS703によって検出された第1の候補ブロックの説明図である。 図7のS704によって検出された第2の候補ブロックの説明図である。 図7のS705によって検出された第3の候補ブロックの説明図である。
符号の説明
1 動画像符号化装置
101 動きベクトル検出部
102 減算部
103 DCT(離散コサイン変換)部
104 量子化部
105 逆量子化部
106 逆DCT部
107 加算部
108 フレームメモリ
109 動き補償部
110、111 VLC部
112 多重化部
113 バッファ部
114 符号量制御部

Claims (4)

  1. 入力されたデジタル画像を規定数の画素で分割した現フレーム対象ブロックと、前フレームのデジタル画像に対して前記規定数の画素で分割した前フレーム参照画像とを、ブロックマッチングによって順次比較し、その差分が最も小さい候補ブロックを検出する動きベクトル検出方法において、
    整数画素●と、
    互いに重畳しない4画素毎の中心に配置される第1のハーフペル◎と、
    互いに重複する4画素毎の中心に配置され且つ第1のハーフペル◎以外の第2のハーフペル○と、
    横2画素及び縦2画素毎の間に配置され且つ第1のハーフペル◎及び第2のハーフペル○以外の第3のハーフペル□とを規定し、
    前記前フレーム参照画像の第1のハーフペル◎と、前記現フレーム対象ブロックの第1のハーフペル◎との差分が、最も小さい第1の候補ブロックを検出する第1の検出ステップと、
    前記前フレーム参照画像の第1の候補ブロックから1画素分離れた周囲に位置する第2のハーフペル○と、前記現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第2の候補ブロックを検出する第2の検出ステップと、
    前記前フレーム参照画像の前記第2の候補ブロックから1/2画素分離れた周囲に位置する整数画素●及び第3のハーフペル□と、前記現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第3の候補ブロックを検出する第3の検出ステップと
    を有することを特徴とする動きベクトル検出方法。
  2. 前記第2の検出ステップは、前記前フレーム参照画像の第1の候補ブロックから1画素分離れた周囲に位置する第2のハーフペル○と、前記現フレーム対象ブロックの第1のハーフペル◎との差分が、最も小さい第2の候補ブロックを検出するステップであり、
    前記第3の検出ステップは、前記前フレーム参照画像の第2の候補ブロックから1/2画素分離れた周囲に位置する整数画素●及び第3のハーフペル□と、前記現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第3の候補ブロックを検出するステップである
    ことを特徴とする請求項に記載の動きベクトル検出方法。
  3. 入力されたデジタル画像を規定数の画素で分割した現フレーム対象ブロックと、前フレームのデジタル画像に対して前記規定数の画素で分割した前フレーム参照画像とを、ブロックマッチングによって順次比較し、その差分が最も小さい候補ブロックを検出する動きベクトル検出手段を有する動画像符号化装置において、
    整数画素●と、
    互いに重畳しない4画素毎の中心に配置される第1のハーフペル◎と、
    互いに重複する4画素毎の中心に配置され且つ第1のハーフペル◎以外の第2のハーフペル○と、
    横2画素及び縦2画素毎の間に配置され且つ第1のハーフペル◎及び第2のハーフペル○以外の第3のハーフペル□とを規定し、
    前記動きベクトル検出手段は、
    前記前フレーム参照画像の第1のハーフペル◎と、前記現フレーム対象ブロックの第1のハーフペル◎との差分が最も小さい第1の候補ブロックを検出する第1の検出ステップと、
    前記前フレーム参照画像の第1の候補ブロックから1画素分離れた周囲に位置する第2のハーフペル○と、前記現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第2の候補ブロックを検出する第2の検出ステップと、
    前記前フレーム参照画像の第2の候補ブロックから1/2画素分離れた周囲に位置する整数画素●及び第3のハーフペル□と、前記現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第3の候補ブロックを検出する第3の検出ステップと
    を有するように構成されていることを特徴とする動画像符号化装置。
  4. 前記第2の検出ステップは、前記前フレーム参照画像の第1の候補ブロックから1画素分離れた周囲に位置する第2のハーフペル○と、前記現フレーム対象ブロックの第1のハーフペル◎との差分が、最も小さい第2の候補ブロックを検出するステップであり、
    前記第3の検出ステップは、前記前フレーム参照画像の第2の候補ブロックから1/2画素分離れた周囲に位置する整数画素●及び第3のハーフペル□と、前記現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第3の候補ブロックを検出するステップである
    ことを特徴とする請求項に記載の動画像符号化装置。
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