JP4622816B2 - 動きベクトル検出方法及び動画像符号化装置 - Google Patents
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Description
(S402)全ての対象ブロックについて、S403及びS404を繰り返す。
(S403)現フレーム対象ブロックの整数画素●に対して、前フレーム参照画像の整数画素●から第1の候補ブロックを検出する。このとき、現フレーム対象ブロックを1/2画素ずつ順に変位させて、前フレーム参照画像との間でブロックマッチングをする。
(S404)S403によって検出された前フレーム参照画像の第1の候補ブロックに対して、その周囲で1/2画素分ずらした8変位の対象ブロックとマッチングして、更に第2の候補ブロックを検出する。
(整数画素●の数)×(水平及び垂直方向の変位)=検出回数
(16画素×16画素)×(16変位×16変位)=65536回 式(1)
(8画素×8画素)×(16変位×16変位)=16384回 式(2)
1ブロックの画素数が、16画素×16画素である場合、以下のようになる。
(ハーフペル□の数)×(周囲8変位)=検出回数
(16画素×16画素)× 8変位 =2048回 式(3)
(8画素×8画素)× 8変位 =512回 式(4)
65536回+2048回=67584回 式(5)
16384回+512回=16896回 式(6)
複数の検出ステップを有する場合、少なくとも第1の検出ステップは、現フレーム対象ブロックと前フレーム参照画像とによって比較される画素に、複数の整数画素から導出される補間画素を用いることを特徴とする。
第1の検出ステップは、
整数画素●と、
互いに重畳しない4画素毎の中心に配置される第1のハーフペル◎と、
互いに重複する4画素毎の中心に配置され且つ第1のハーフペル◎以外の第2のハーフペル○と、
横2画素及び縦2画素毎の間に配置され且つ第1のハーフペル◎及び第2のハーフペル○以外の第3のハーフペル□とを規定し、
前フレーム参照画像の第1のハーフペル◎と、現フレーム対象ブロックの第1のハーフペル◎との差分が、最も小さい第1の候補ブロックを検出する
ことも好ましい。
前フレーム参照画像の第1の候補ブロックから1画素分離れた周囲に位置する第2のハーフペル○と、現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第2の候補ブロックを検出する第2の検出ステップと、
前フレーム参照画像の第2の候補ブロックから1/2画素分離れた周囲に位置する整数画素●及び第3のハーフペル□と、現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第3の候補ブロックを検出する第3の検出ステップとを有する
ことも好ましい。
前フレーム参照画像の第1の候補ブロックから1画素分離れた周囲に位置する第2のハーフペル○と、現フレーム対象ブロックの第1のハーフペル◎との差分が、最も小さい第2の候補ブロックを検出する第2の検出ステップと、
前フレーム参照画像の第2の候補ブロックから1/2画素分離れた周囲に位置する整数画素●及び第3のハーフペル□と、現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第3の候補ブロックを検出する第3の検出ステップとを有する
ことも好ましい。
動きベクトル検出手段は、
複数の検出ステップを有する場合、少なくとも第1の検出ステップは、現フレーム対象ブロックと前フレーム参照画像とによって比較される画素に、複数の整数画素から導出される補間画素を用いるように構成されている
ことを特徴とする。
動きベクトル検出手段は、第1の検出ステップが、
整数画素●と、
互いに重畳しない4画素毎の中心に配置される第1のハーフペル◎と、
互いに重複する4画素毎の中心に配置され且つ第1のハーフペル◎以外の第2のハーフペル○と、
横2画素及び縦2画素毎の間に配置され且つ第1のハーフペル◎及び第2のハーフペル○以外の第3のハーフペル□とを規定し、
前フレーム参照画像の第1のハーフペル◎と、対象ブロックの第1のハーフペル◎との差分が最も小さい第1の候補ブロックを検出する
ように構成されていることも好ましい。
前フレーム参照画像の第1の候補ブロックから1画素分離れた周囲に位置する第2のハーフペル○と、現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第2の候補ブロックを検出する第2の検出ステップと、
前フレーム参照画像の第2の候補ブロックから1/2画素分離れた周囲に位置する整数画素●及び第3のハーフペル□と、現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第3の候補ブロックを検出する第3の検出ステップと
を有するように構成されていることも好ましい。
前フレーム参照画像の第1の候補ブロックから1画素分離れた周囲に位置する第2のハーフペル○と、現フレーム対象ブロックの第1のハーフペル◎との差分が、最も小さい第2の候補ブロックを検出する第2の検出ステップと、
前フレーム参照画像の第2の候補ブロックから1/2画素分離れた周囲に位置する整数画素●及び第3のハーフペル□と、現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第3の候補ブロックを検出する第3の検出ステップと
を有するように構成されていることも好ましい。
第1のハーフペル◎:互いに重畳しない4画素毎の中心に配置される4画素平均
第2のハーフペル○:互いに重複する4画素毎の中心に配置され且つ第1のハーフペル◎以外の4画素平均
第3のハーフペル□:横2画素及び縦2画素毎の間に配置され且つ第1のハーフペル◎及び第2のハーフペル○以外の2画素平均
(S702)全ての対象ブロックについて、S703、S704及びS705を繰り返す。
(ハーフペル◎の数)×(水平及び垂直方向の変位)=検出回数
(8個×8個) × (8変位×8変位) =4096回 式(7)
(4個×4個) × (8変位×8変位) =1024回 式(8)
(ハーフペル◎○の数)×(周囲変位個数)=検出回数
(16個×16個)× 9変位 =2304回 式(9)
(8個×8個) × 9変位 =576回 式(10)
(ハーフペル●□の数)×(周囲変位個数)=検出回数
(16個×16個)× 8変位 =2048回 式(11)
(8個×8個) × 8変位 =512回 式(12)
4096回+2304回+2048回=8448回 式(13)
1024回+576回+512回=2112回 式(14)
101 動きベクトル検出部
102 減算部
103 DCT(離散コサイン変換)部
104 量子化部
105 逆量子化部
106 逆DCT部
107 加算部
108 フレームメモリ
109 動き補償部
110、111 VLC部
112 多重化部
113 バッファ部
114 符号量制御部
Claims (4)
- 入力されたデジタル画像を規定数の画素で分割した現フレーム対象ブロックと、前フレームのデジタル画像に対して前記規定数の画素で分割した前フレーム参照画像とを、ブロックマッチングによって順次比較し、その差分が最も小さい候補ブロックを検出する動きベクトル検出方法において、
整数画素●と、
互いに重畳しない4画素毎の中心に配置される第1のハーフペル◎と、
互いに重複する4画素毎の中心に配置され且つ第1のハーフペル◎以外の第2のハーフペル○と、
横2画素及び縦2画素毎の間に配置され且つ第1のハーフペル◎及び第2のハーフペル○以外の第3のハーフペル□とを規定し、
前記前フレーム参照画像の第1のハーフペル◎と、前記現フレーム対象ブロックの第1のハーフペル◎との差分が、最も小さい第1の候補ブロックを検出する第1の検出ステップと、
前記前フレーム参照画像の第1の候補ブロックから1画素分離れた周囲に位置する第2のハーフペル○と、前記現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第2の候補ブロックを検出する第2の検出ステップと、
前記前フレーム参照画像の前記第2の候補ブロックから1/2画素分離れた周囲に位置する整数画素●及び第3のハーフペル□と、前記現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第3の候補ブロックを検出する第3の検出ステップと
を有することを特徴とする動きベクトル検出方法。 - 前記第2の検出ステップは、前記前フレーム参照画像の第1の候補ブロックから1画素分離れた周囲に位置する第2のハーフペル○と、前記現フレーム対象ブロックの第1のハーフペル◎との差分が、最も小さい第2の候補ブロックを検出するステップであり、
前記第3の検出ステップは、前記前フレーム参照画像の第2の候補ブロックから1/2画素分離れた周囲に位置する整数画素●及び第3のハーフペル□と、前記現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第3の候補ブロックを検出するステップである
ことを特徴とする請求項1に記載の動きベクトル検出方法。 - 入力されたデジタル画像を規定数の画素で分割した現フレーム対象ブロックと、前フレームのデジタル画像に対して前記規定数の画素で分割した前フレーム参照画像とを、ブロックマッチングによって順次比較し、その差分が最も小さい候補ブロックを検出する動きベクトル検出手段を有する動画像符号化装置において、
整数画素●と、
互いに重畳しない4画素毎の中心に配置される第1のハーフペル◎と、
互いに重複する4画素毎の中心に配置され且つ第1のハーフペル◎以外の第2のハーフペル○と、
横2画素及び縦2画素毎の間に配置され且つ第1のハーフペル◎及び第2のハーフペル○以外の第3のハーフペル□とを規定し、
前記動きベクトル検出手段は、
前記前フレーム参照画像の第1のハーフペル◎と、前記現フレーム対象ブロックの第1のハーフペル◎との差分が最も小さい第1の候補ブロックを検出する第1の検出ステップと、
前記前フレーム参照画像の第1の候補ブロックから1画素分離れた周囲に位置する第2のハーフペル○と、前記現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第2の候補ブロックを検出する第2の検出ステップと、
前記前フレーム参照画像の第2の候補ブロックから1/2画素分離れた周囲に位置する整数画素●及び第3のハーフペル□と、前記現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第3の候補ブロックを検出する第3の検出ステップと
を有するように構成されていることを特徴とする動画像符号化装置。 - 前記第2の検出ステップは、前記前フレーム参照画像の第1の候補ブロックから1画素分離れた周囲に位置する第2のハーフペル○と、前記現フレーム対象ブロックの第1のハーフペル◎との差分が、最も小さい第2の候補ブロックを検出するステップであり、
前記第3の検出ステップは、前記前フレーム参照画像の第2の候補ブロックから1/2画素分離れた周囲に位置する整数画素●及び第3のハーフペル□と、前記現フレーム対象ブロックの整数画素●との差分が、最も小さい第3の候補ブロックを検出するステップである
ことを特徴とする請求項3に記載の動画像符号化装置。
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JP2005327078A JP4622816B2 (ja) | 2005-11-11 | 2005-11-11 | 動きベクトル検出方法及び動画像符号化装置 |
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JP2005327078A JP4622816B2 (ja) | 2005-11-11 | 2005-11-11 | 動きベクトル検出方法及び動画像符号化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007135036A JP2007135036A (ja) | 2007-05-31 |
JP4622816B2 true JP4622816B2 (ja) | 2011-02-02 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005327078A Expired - Fee Related JP4622816B2 (ja) | 2005-11-11 | 2005-11-11 | 動きベクトル検出方法及び動画像符号化装置 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH05130588A (ja) * | 1991-10-31 | 1993-05-25 | Toshiba Corp | 画像の動きベクトル検出装置 |
JPH09182080A (ja) * | 1995-12-22 | 1997-07-11 | Sony Corp | 動きベクトル検出方法および動きベクトル検出装置 |
JPH09224249A (ja) * | 1996-02-15 | 1997-08-26 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 動きベクトル検出装置 |
JPH11122618A (ja) * | 1997-10-15 | 1999-04-30 | Mega Chips Corp | 画像符号化装置 |
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2005
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