JP4618779B2 - 住宅の床下地中熱活用自然暖房方法 - Google Patents

住宅の床下地中熱活用自然暖房方法 Download PDF

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Description

本発明は住宅の床下地中熱活用自然暖房方法に関するものである。
本願の出願人は、特許文献1において、秋季と冬季とに、熱交換器を有する換気装置の吐出暖気と、居住空間上部の暖気とを床下空間に放出し、冬季に年間最高となる大深度の床下地中温度と相まって、冬季に床下土間と床下地中とに亘る大蓄熱層を形成し、冬季に土間面全体からの自然放熱により床下空間の温度を快適温度に維持し、ひいては居住空間の温度を快適温度に維持することを特徴とする住宅の床下地中熱活用暖房方法を提案した。
特開2001−182980
本発明は、冬季の居住空間の温度を、自然エネルギーを利用して、特許文献1の発明に比べてより効果的に快適温度に維持できる、住宅の床下地中熱活用自然暖房方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、屋外に配設され太陽光を受けるガラスパネルとガラスパネルに対峙する有孔金属板との間の周囲を閉鎖された第1隙間内の太陽熱で温まった暖気を、有孔金属板を介して、当該有孔金属板に対峙する下地パネルと前記有孔金属板との間の周囲を閉鎖された第2隙間に吸引し、第2隙間内の暖気を、秋季から冬季には、土間コンクリート表面上に配設し、或いは横断面視で一部又は大部分を土間コンクリートに埋没させた状態で土間コンクリート表面近傍に配設した配管と、当該配管に接続する配管とを介して第1隙間に戻し、太陽光から取り出した熱を床下空間に放出して、土間面全体からの自然放熱を補助し、夏季から初秋には、床下地中又は床下地下に打設したコンクリート中に配設した配管と、当該配管に接続する配管とを介して第1隙間に戻して、太陽光から取り出した熱を浅深度の床下地中に蓄熱することを特徴とする、住宅の床下地中熱活用自然暖房方法を提供する。
本発明においては、屋外に配設され太陽光を受けるガラスパネルとガラスパネルに対峙する有孔金属板との間の周囲を閉鎖された第1隙間内の太陽熱で温まった暖気を、有孔金属板を介して、当該有孔金属板に対峙する下地パネルと前記有孔金属板との間の周囲を閉鎖された第2隙間に吸引し、第2隙間内の暖気を、秋季から冬季には、土間コンクリート表面上に放出し、太陽光から取り出した熱を床下空間に放出して、土間面全体からの自然放熱を補助し、住宅上部の空気を第1隙間に戻し、夏季から初秋には、床下地中又は床下地下に打設したコンクリート中に配設した配管と、当該配管に接続する配管とを介して第1隙間に戻して、太陽光から取り出した熱を浅深度の床下地中に蓄熱することを特徴とする、住宅の床下地中熱活用自然暖房方法を提供する。
本発明に係る住宅の床下地中熱活用自然暖房方法においては、夏季から初秋には、太陽光を受けて高温になった有孔金属板に接する第1隙間と、有孔金属板と下地パネルとの間の第2隙間と、床下地中又は床下地下に打設したコンクリート中に配設した配管と、当該配管に接続する配管とにより形成される閉回路に空気を循環させて、太陽光から取り出した熱を、積極的に浅深度の床下地中に蓄熱し、秋季から冬季には、太陽光を受けて高温になった有孔金属板に接する第1隙間と、有孔金属板と下地パネルとの間の第2隙間と、土間コンクリート表面上に配設し、或いは横断面視で一部又は大部分を土間コンクリートに埋没させた状態で土間コンクリート表面近傍に配設した配管と、当該配管に接続する配管とにより形成される閉回路に空気を循環させて、或いは、太陽光を受けて高温になった有孔金属板に接する第1隙間から有孔金属板と下地パネルとの間の第2隙間へ吸引した空気を土間コンクリート表面上に放出して、太陽光から取り出した熱を床下空間に放出し、土間面全体からの自然放熱を補助するので、秋季と冬季とに、熱交換器を有する換気装置の吐出暖気と、居住空間上部の暖気とを床下空間に放出するのみである特許文献1の住宅の床下地中熱活用暖房方法に比べてより効果的に、且つ自然エネルギーを利用して、冬季の居住空間の温度を快適温度に維持することができる。
ガラスパネルとガラスパネルに対峙する有孔金属板との間の周囲を閉鎖された第1隙間に空気を放出することにより、太陽光を受けて高温になった有孔金属板と空気との間の熱伝達を利用して、太陽光から多量の熱を取り出すことができる。この結果、熱交換器を利用して室内の暖気から熱を取り出す特許文献1の住宅の床下地中熱活用暖房方法に比べて、より多量の熱を浅深度の床下地中に蓄熱し、床下空間に放出することができる。太陽光により加熱された暖気が閉鎖経路内を循環することにより、閉鎖経路が接する床下地中、床下コンクリート、床土間コンクリートに効率良く熱が伝達される。従って、本発明に係る住宅の床下地中熱活用自然暖房方法は、特許文献1の住宅の床下地中熱活用暖房方法に比べてより効果的に、且つ自然エネルギーを利用して、冬季の居住空間の温度を快適温度に維持することができる。
本発明の好ましい態様においては、第1隙間と第2隙間とは、住宅の南面と東西面とに配設され、秋季から冬季には、住宅の南面に配設された第1隙間と第2隙間とを利用して太陽光から取り出した熱を、床下空間に放出し、夏季から初秋には、住宅の東西面に配設された第1隙間と第2隙間とを利用して太陽光から取り出した熱を、浅深度の床下地中に蓄熱する。
太陽の高度が高い夏季から初秋には、高い高度からの日射を受ける住宅の南面よりも、低い高度からの日射を受ける住宅の東西面の日射量がはるかに多い。太陽の高度が低い秋季から冬季には、住宅の南面の日射量が多い。従って、秋季から冬季には住宅の南面に配設された第1隙間と第2隙間とを利用し、夏季から初秋には住宅の東西面に配設された第1隙間と第2隙間とを利用することにより、効率よく太陽光から熱を取り出すことができる。
本発明の好ましい態様においては、有孔金属板と同一方向へ差し向けられた太陽電池パネルが発電した電力を用いて、第1隙間に空気を戻すための送風ファンを駆動する。
自然エネルギーだけを用いて、浅深度の床下地中に蓄熱することが可能になる。有孔金属板と同一方向へ太陽電池パネルを差し向けておけば、太陽電池パネルの発電量の増減と、第1隙間内での太陽光からの集熱量の増減とが同期する。この結果、第1隙間内での太陽光からの集熱量が所定値を超えるのに同期して太陽電池パネルの発電量が所定値を超え、送風ファンが自動的に始動して、第1隙間内で太陽光から取り出した熱を浅深度の床下地中に蓄熱し、床下空間に放出する、自動蓄熱・自動放熱が可能になる。
本発明に係る住宅の床下地中熱活用自然暖房方法においては、夏季から初秋には、太陽光を受けて高温になった有孔金属板に接する第1隙間と、有孔金属板と下地パネルとの間の第2隙間と、床下地中又は床下地下に打設したコンクリート中に配設した配管と、当該配管に接続する配管とにより形成される閉回路に空気を循環させて、太陽光から取り出した熱を、積極的に浅深度の床下地中に蓄熱し、秋季から冬季には、太陽光を受けて高温になった有孔金属板に接する第1隙間と、有孔金属板と下地パネルとの間の第2隙間と、土間コンクリート表面上に配設し、或いは横断面視で一部又は大部分を土間コンクリートに埋没させた状態で土間コンクリート表面近傍に配設した配管と、当該配管に接続する配管とにより形成される閉回路に空気を循環させて、或いは、太陽光を受けて高温になった有孔金属板に接する第1隙間から有孔金属板と下地パネルとの間の第2隙間へ吸引した空気を土間コンクリート表面上に放出して、太陽光から取り出した熱を床下空間に放出し、土間面全体からの自然放熱を補助するので、秋季と冬季とに、熱交換器を有する換気装置の吐出暖気と、居住空間上部の暖気とを床下空間に放出するのみである特許文献1の住宅の床下地中熱活用暖房方法に比べてより効果的に、且つ自然エネルギーを利用して、冬季の居住空間の温度を快適温度に維持することができる。
ガラスパネルとガラスパネルに対峙する有孔金属板との間の周囲を閉鎖された第1隙間に空気を放出することにより、太陽光を受けて高温になった有孔金属板と空気との間の熱伝達を利用して、太陽光から多量の熱を取り出すことができる。この結果、熱交換器を利用して室内の暖気から熱を取り出す特許文献1の住宅の床下地中熱活用暖房方法に比べて、より多量の熱を浅深度の床下地中に蓄熱し、床下空間に放出することができる。太陽光により加熱された暖気が閉鎖経路内を循環することにより、閉鎖経路が接する床下地中、床下コンクリート、床土間コンクリートに効率良く熱が伝達される。従って、本発明に係る住宅の床下地中熱活用自然暖房方法は、特許文献1の住宅の床下地中熱活用暖房方法に比べてより効果的に、且つ自然エネルギーを利用して、冬季の居住空間の温度を快適温度に維持することができる。
本発明の実施例に係る住宅の床下地中熱活用自然暖房方法を説明する。
ガラスパネル1と、第1隙間2を隔ててガラスパネル1に対峙する有孔金属板3と、第2隙間4を隔てて有孔金属板3に対峙する下地パネル5と、第1隙間2の周囲と第2隙間4の周囲とを閉鎖する枠体6とにより構成された偏平な箱体7が、住宅Aの南面外壁Bの外面に取り付けられている。下地パネル5は南面外壁Bに対峙している。
第2隙間4の下部に一端が開口する配管8aが、下地パネル5と南面外壁Bとを貫通して、住宅Aの床下空間Cへ延びている。配管8aは、床下空間C内に配設された流路切り替え弁9を介して枝管8b、8cに分岐し、枝管8bは、土間コンクリートD表面上を蛇行して延在し、或いは横断面視で一部又は大部分を土間コンクリートDに埋没させた状態で土間コンクリートD表面近傍を蛇行して延在し、枝管8cは床下地中E又は床下地下に打設したコンクリート中を蛇行して延在した後、両者は合流して配管8dとなり、床下空間Cから住宅A内を上方へ延び、南面外壁Bと下地パネル5とを貫通して第1隙間2に達し、配管8dの端部が第1隙間2の上部に開口している。配管8dの終端近傍に、送風ファン10が配設されている。
本実施例に係る住宅の床下地中熱活用自然暖房方法においては、太陽光を受けて高温になった有孔金属板3に接する第1隙間2内の暖気を、有孔金属板3を介して第2隙間4へ吸引し、夏季から初秋には、第2隙間4内の暖気を配管8aと枝管8cと配管8dとを介して第1隙間2の上部に戻し、秋季から冬季には、第2隙間4内の暖気を配管8aと枝管8bと配管8dとを介して第1隙間2の上部に戻す。
本実施例に係る住宅の床下地中熱活用自然暖房方法においては、夏季から初秋には、太陽光を受けて高温になった有孔金属板3に接する高温の第1隙間2と、第2隙間4と、配管8a、8c、8dとにより形成される閉回路に空気を循環させて、太陽光から取り出した熱を積極的に浅深度の床下地中Eに蓄熱し、秋季から冬季には、太陽光を受けて高温になった有孔金属板3に接する高温の第1隙間2と、第2隙間4と、配管8a、8b、8dとにより形成される閉回路に空気を循環させて、太陽光から取り出した熱を床下空間Cに放出し、土間面全体からの自然放熱を補助するので、秋季と冬季とに、熱交換器を有する換気装置の吐出暖気と、居住空間上部の暖気とを床下空間に放出するのみである特許文献1の住宅の床下地中熱活用暖房方法に比べてより効果的に、且つ自然エネルギーを利用して、冬季の居住空間Fの温度を快適温度に維持することができる。
ガラスパネル1とガラスパネル1に対峙する有孔金属板3との間の周囲を閉鎖された第1隙間2に空気を放出し、太陽光を受けて高温になる有孔金属板3と空気との間の熱伝達を利用して、太陽光から多量の熱を取り出すことができる。この結果、熱交換機を利用して室内の暖気から熱を取り出す特許文献1の住宅の床下地中熱活用暖房方法に比べて、より多量の熱を浅深度の床下地中Eに蓄熱し、床下空間Cに放出することができる。太陽光により加熱された暖気が閉鎖経路内を循環することにより、閉鎖経路が接する床下地中、床下コンクリート、床土間コンクリートに効率良く熱が伝達される。閉鎖経路内を暖気が循環するので、外気を取り込む場合に比べて熱効率が良い。従って、本実施例に係る住宅の床下地中熱活用自然暖房方法は、特許文献1の住宅の床下地中熱活用暖房方法に比べてより効果的に、且つ自然エネルギーを利用して、冬季の居住空間Fの温度を快適温度に維持することができる。
冬季に、太陽光を受けて高温になった有孔金属板3に接する高温の第1隙間2と、第2隙間4と、配管8a、8b、8dとにより形成される閉回路に空気を循環させるのに代えて、配管8bに数カ所の放出口を形成し、第1隙間2内の暖気を第2隙間4と配管8a、8bと、配管8bに形成した数カ所の放出口とを介して床下空間Cに放出し、送風ファン10を介して住宅上部Gの空気を第1隙間2へ吸引しても良い。実施例1と同様の効果が得られる。住宅内の暖気を循環させるので、外気を取り込む場合に比べて熱効率が良い。
箱体7を住宅Aの東西面の外壁にも取付け、秋季から冬季には住宅Aの南面に配設された箱体7の第1隙間2と第2隙間4とを利用して太陽光から取り出した熱を床下空間に放出し、夏季から初秋には住宅Aの東西面に配設された箱体7の第1隙間2と第2隙間4とを利用して太陽光から取り出した熱を浅深度の床下地中Eに蓄熱しても良い。
太陽の高度が高い夏季から初秋には、高い高度からの日射を受ける住宅Aの南面よりも、低い高度からの日射を受ける住宅Aの東西面の日射量がはるかに多い。太陽の高度が低い秋季から冬季には、住宅Aの南面の日射量が多い。従って、秋季から冬季には住宅Aの南面に配設された箱体7の第1隙間2と第2隙間4とを利用し、夏季から初秋には住宅Aの東西面に配設された箱体7の第1隙間2と第2隙間4とを利用することにより、太陽光から効率良く熱を取り出すことができる。
送風ファン10を、住宅Aの屋根又は外壁に取り付けた太陽電池を用いて駆動しても良い。自然エネルギーだけを用いて、浅深度の床下地中に蓄熱することができる。
有孔金属板3と同一方向へ差し向けられた太陽電池パネルが発電した電力を用いて、送風ファン10を駆動しても良い。有孔金属板3と同一方向へ太陽電池パネルを差し向けておけば、太陽電池パネルの発電量の増減と、第1隙間2内での太陽光からの集熱量の増減とが同期する。この結果、第1隙間2内での太陽光からの集熱量が所定値を超えるのに同期して太陽電池パネルの発電量が所定値を超え、送風ファン10が自動的に始動して、第1隙間2内で太陽光から取り出した熱を浅深度の床下地中Eに蓄熱し、床下空間Cに放出する、自動蓄熱・自動放熱が可能になる。
本発明は、自然エネルギーを利用する、住宅の自然暖房に広く利用可能である。
本発明の実施例に係る住宅の床下地中熱活用自然暖房方法を示す住宅の断面図である。
符号の説明
A 住宅
B 外壁
C 床下空間
D 土間コンクリート
E 浅深度床下地中
F 居住空間
G 住宅上部
1 ガラスパネル
2 第1隙間
3 有孔金属板
4 第2隙間
5 下地パネル
6 枠体
7 箱体
8a、8d 配管
8b、8c 枝管
9 流路切り替え弁
10 送風ファン

Claims (4)

  1. 屋外に配設され太陽光を受けるガラスパネルとガラスパネルに対峙する有孔金属板との間の周囲を閉鎖された第1隙間内の太陽熱で温まった暖気を、有孔金属板を介して、当該有孔金属板に対峙する下地パネルと前記有孔金属板との間の周囲を閉鎖された第2隙間に吸引し、第2隙間内の暖気を、秋季から冬季には、土間コンクリート表面上に配設し、或いは横断面視で一部又は大部分を土間コンクリートに埋没させた状態で土間コンクリート表面近傍に配設した配管と、当該配管に接続する配管とを介して第1隙間に戻し、太陽光から取り出した熱を床下空間に放出して、土間面全体からの自然放熱を補助し、夏季から初秋には、床下地中又は床下地下に打設したコンクリート中に配設した配管と、当該配管に接続する配管とを介して第1隙間に戻して、太陽光から取り出した熱を浅深度の床下地中に蓄熱することを特徴とする、住宅の床下地中熱活用自然暖房方法。
  2. 屋外に配設され太陽光を受けるガラスパネルとガラスパネルに対峙する有孔金属板との間の周囲を閉鎖された第1隙間内の太陽熱で温まった暖気を、有孔金属板を介して、当該有孔金属板に対峙する下地パネルと前記有孔金属板との間の周囲を閉鎖された第2隙間に吸引し、第2隙間内の暖気を、秋季から冬季には、土間コンクリート表面上に放出し、太陽光から取り出した熱を床下空間に放出して、土間面全体からの自然放熱を補助し、住宅上部の空気を第1隙間に戻し、夏季から初秋には、床下地中又は床下地下に打設したコンクリート中に配設した配管と、当該配管に接続する配管とを介して第1隙間に戻して、太陽光から取り出した熱を浅深度の床下地中に蓄熱することを特徴とする、住宅の床下地中熱活用自然暖房方法。
  3. 第1隙間と第2隙間とは、住宅の南面と東西面とに配設され、秋季から冬季には住宅の南面に配設された第1隙間と第2隙間とを利用して、太陽光から取り出した熱を床下空間に放出し、夏季から初秋には住宅の東西面に配設された第1隙間と第2隙間とを利用して、太陽光から取り出した熱を浅深度の床下地中に蓄熱することを特徴とする請求項1又は2に記載の住宅の床下地中熱活用自然暖房方法。
  4. 有孔金属板と同一方向へ差し向けられた太陽電池パネルが発電した電力を用いて第1隙間に空気を戻すための送風ファンを駆動することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の住宅の床下地中熱活用自然暖房方法。
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