JP4617020B2 - 掃除具 - Google Patents
掃除具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4617020B2 JP4617020B2 JP2001131950A JP2001131950A JP4617020B2 JP 4617020 B2 JP4617020 B2 JP 4617020B2 JP 2001131950 A JP2001131950 A JP 2001131950A JP 2001131950 A JP2001131950 A JP 2001131950A JP 4617020 B2 JP4617020 B2 JP 4617020B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom member
- right members
- members
- dust
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、側溝の掃除具に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来から、道路に沿って設けられる側溝を掃除するための掃除具(以下、従来例)が提案されている。
【0003】
この従来例は、底部材の左右部位及び後ろ部位に壁部材を立設した構成の箱状のゴミ取り体と、このゴミ取り体に連設される握柄とで構成され、この従来例に係るゴミ取り体は鉄板を適宜成形して成り、底部材の所定位置には水抜き穴が形成されている。
【0004】
使用に際しては、握柄を握ってゴミ取り体により側溝の底に溜まった泥や草や紙などのゴミを掬い、この掬ったゴミをゴミ受け(容器)などに入れて回収することになる。
【0005】
ところが、この従来例は、ゴミ取り体の底部材に水抜き穴が形成されているものの、この水抜き穴以外の部位で水分が保持されてしまい非常に水はけが悪く、よって、掬ったゴミと共に水分もゴミ受けに入れることになるためゴミ受けが水浸しとなって直ぐに溢れてしまい、しかも、水分を多量に含んだゴミは非常に重く、このことが作業者にとって大きな負担となり作業効率の低下の原因となっている。
【0006】
また、従来例は、ゴミ取り体の底部材が鉄板に水抜き穴を形成した構成であるため、何ら引っ掛かりがなくてこの水抜き穴から掬ったゴミが落ち易いという問題点もある。
【0007】
本発明は、上述の問題点に鑑み、極めて商品価値の高い画期的な掃除具を開発した。
【0008】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0009】
所定巾及び所定深さを有する側溝の掃除具であって、底部材1の左右には夫々左右部材2,3が立設され、更に、前記底部材1の後部には前記左右部材2,3と連設される後部材4が立設されたゴミ取り体5を有し、このゴミ取り体5には握柄6が設けられ、また、少なくとも前記底部材1は線材が交叉状態に配されるアミ材7により構成され、また、前記底部材1の前縁には刃部8が設けられ、この刃部8は、金属製の板材を前記底板材1及び前記左右部材2,3夫々の先端両面に折り返し挟み込み状態で設けて構成され、更に、前記左右部材2,3及び後部材4の上縁には補強枠9が設けられ、この補強枠9は、金属製の板材を前記左右部材2,3及び後部材4夫々の上縁両面に折り返し挟み込み状態で設けて構成されていることを特徴とする掃除具に係るものである。
【0010】
また、所定巾及び所定深さを有する側溝などの掃除具であって、底部材1の左右には夫々左右部材2,3が立設され、更に、前記底部材1の後部には前記左右部材2,3と連設される後部材4が立設されたゴミ取り体5を有し、このゴミ取り体5には握柄6が設けられ、また、前記底部材1,前記左右部材2,3及び前記後部材4は線材が交叉状態に配されるアミ材7により構成され、また、前記底部材1の前縁には刃部8が設けられ、この刃部8は、金属製の板材を前記底板材1及び前記左右部材2,3夫々の先端両面に折り返し挟み込み状態で設けて構成され、更に、前記左右部材2,3及び後部材4の上縁には補強枠9が設けられ、この補強枠9は、金属製の板材を前記左右部材2,3及び後部材4夫々の上縁両面に折り返し挟み込み状態で設けて構成されていることを特徴とする掃除具に係るものである。
【0011】
【発明の作用及び効果】
本発明は、常法に従い、握柄6を握ってゴミ取り体5で側溝の底に溜まった泥や草や紙などのゴミを掬い、この掬ったゴミをゴミ受け(容器)に入れて回収する。
【0012】
ところで、本発明は、ゴミ取り体5の少なくとも底部材1は線材が交叉状態に配されるアミ材7により構成されている為、ゴミと共に掬った水分は底部材1で保持されず該底部材1の全面に及ぶアミ目を通過して流れ落ちることになる。
【0013】
従って、従来例に比しゴミ取り体5における水はけが極めて良好となるから、作業者の負担が軽減されることになり側溝のゴミ取り作業の作業効率が飛躍的に向上することになる。
【0014】
また、本発明は、底部材1は線材が交叉状態で配されるアミ材7で構成されているから、上記のとおり水分の通過は確実に許容され、且つ、アミ構造故にその表面に生じる凹凸にゴミが良好に引っ掛かり、ゴミの通過脱落は可及的に阻止されることになり、水はけ効果とゴミの保持効果とが確実に得られることになる。
【0015】
また、本発明は、構成部材にアミ材を取り入れることでゴミ取り体5の軽量化が確実に達成されて扱い易く、材料も少なくて済み且つ簡易構造故にコスト安にして量産性に秀れることになる。
【0016】
以上のように、本発明は、従来にない画期的な作用効果を発揮し、極めて商品価値の高いものになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図面は本発明の一実施例を図示したものであり、以下に説明する。
【0018】
本実施例は、側溝のゴミを掃除する掃除具Aであって、ゴミ取り体5と、このゴミ取り体5に連設される握柄6とで構成されている。
【0019】
以下、本実施例に係る構成各部について詳細な説明をする。
【0020】
ゴミ取り体5は、図1に図示したように底部材1と、この底部材1の左右に立設される左右部材2,3と、この左右部材2,3に連設され、底部材1の後部位に立設される後部材4とで構成されている。
【0021】
この底部材1,左右部材2,3及び後部材4は、図2に図示したように夫々適宜な金属製の縦線材7aと横線材7bとが交叉状態に配され、所定大きさのアミ目7cを有するアミ材7で構成されている。このアミ材7の構成としては、例えば単に縦横の線材を上下に重合させるようにしても良いが、図面のように縦横の線材を糸を織るように配設すると表面の凹凸が顕著となり良い。要は、底部材1,左右部材2,3及び後部材4の表面に凹凸ができれば良い。
【0022】
尚、少なくとも底部材1のみをアミ材7で構成するようにしても良く、また、金属製に限らず合成樹脂製の線材を交叉状態に配したアミ構成にしても良く、或いは、それらを混ぜた構成(例えば底部材1を金属製とし、その他の部位を合成樹脂製とする構成など)にしても良い。
【0023】
また、底部材1及び左右部材2,3は、夫々その先端部に刃部8が設けられている。
【0024】
この刃部8は、図1に図示したように適宜な金属製の板材を折り返し形成したものであり、底部材1及び左右部材2,3夫々の先端縁を挟み込み状態で該底部材1及び左右部材2,3と溶接されている。尚、底部材1,左右部材2,3及び後部材4を合成樹脂製とした場合には刃部8は合成樹脂製,金属製いずれでも良い。
【0025】
この刃部8は、側溝の底に溜まる泥内へのゴミ取り体5の挿入を良好にする機能を発揮するとともに、ゴミ取り体5の補強枠としての機能をも発揮している。
【0026】
また、ゴミ取り体5に係る左右部材2,3及び後部材4の上縁には補強枠9が設けられている。
【0027】
この補強枠9は、前述した刃部8と同様、図1に図示したように適宜な金属製の板材9a,9b,9cを折り返し形成したものであり、この各板材9a,9b,9cは左右部材2,3及び後部材4夫々の上縁を挟み込み状態で該左右部材2,3及び後部材4と溶接されている。尚、各板材9a,9b,9cは一体でも良く、更に、補強枠9は前記刃部8と一体でも良い。
【0028】
また、左右部材2,3には適宜な金属製の補強桟10が突設されており、この補強桟10は握柄6の所定位置を貫通して、ゴミ取り体5と握柄6との間に架設されている。
【0029】
握柄6は、図1に図示したように適宜な金属製のパイプ材で構成され、その下端部には、後部材4の上縁に設けた補強枠9に溶接される平板部6aが形成され、その上端部にはキャップ6bが被嵌されている。尚、握柄6の素材は適宜選択し得るものである。
【0030】
本実施例は上述のように構成したから、側溝のゴミ取り作業に際し、握柄6を握ってゴミ取り体5で側溝の底に溜まった泥や草や紙などのゴミを掬い、この掬ったゴミをゴミ受け(容器)に入れて回収する。
【0031】
ゴミ取り体5でゴミを掬った際、ゴミ取り体5の底部材1,左右部材2,3及び後部材4は、夫々線材7a,7bが交互に配されるアミ材7により構成されている為、ゴミと共に掬った水分はゴミ取り体5に保持されることなく該ゴミ取り体5の全面に及ぶアミ目7cを通過して流れ落ちることになる。
【0032】
よって、本実施例によれば、従来例に比しゴミ取り体5における水はけが極めて良好となるから、作業者の負担が軽減されて側溝のごみ取り作業の作業効率が飛躍的に向上することになる。
【0033】
また、本実施例は、底部材1,左右部材2,3及び後部材4は線材7a,7bが交互に配されるアミ材7で構成されているから、水分の通過は許容され、且つ、アミ構造故にその表面に生じる凹凸にゴミが良好に引っ掛かり、ゴミの通過は可及的に阻止されることになるから、水はけ効果とゴミの保持効果との双方が確実に得られることになる。
【0034】
また、本実施例は、構成部材にアミ材7を取り入れることでゴミ取り体5の軽量化が確実に達成されて扱い易く、材料も少なくて済み且つ簡易構造故にコスト安にして量産性に秀れることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例を示す斜視図である。
【図2】 本実施例に係る要部の説明断面図である。
【符号の説明】
1 底部材
2 左部材
3 右部材
4 後部材
5 ゴミ取り体
6 握柄
7 アミ材
8 刃部
9 補強枠
Claims (2)
- 所定巾及び所定深さを有する側溝の掃除具であって、底部材の左右には夫々左右部材が立設され、更に、前記底部材の後部には前記左右部材と連設される後部材が立設されたゴミ取り体を有し、このゴミ取り体には握柄が設けられ、また、少なくとも前記底部材は線材が交叉状態に配されるアミ材により構成され、また、前記底部材の前縁には刃部が設けられ、この刃部は、金属製の板材を前記底板材及び前記左右部材夫々の先端両面に折り返し挟み込み状態で設けて構成され、更に、前記左右部材及び後部材の上縁には補強枠が設けられ、この補強枠は、金属製の板材を前記左右部材及び後部材夫々の上縁両面に折り返し挟み込み状態で設けて構成されていることを特徴とする掃除具。
- 所定巾及び所定深さを有する側溝などの掃除具であって、底部材の左右には夫々左右部材が立設され、更に、前記底部材の後部には前記左右部材と連設される後部材が立設されたゴミ取り体を有し、このゴミ取り体には握柄が設けられ、また、前記底部材,前記左右部材及び前記後部材は線材が交叉状態に配されるアミ材により構成され、また、前記底部材の前縁には刃部が設けられ、この刃部は、金属製の板材を前記底板材及び前記左右部材夫々の先端両面に折り返し挟み込み状態で設けて構成され、更に、前記左右部材及び後部材の上縁には補強枠が設けられ、この補強枠は、金属製の板材を前記左右部材及び後部材夫々の上縁両面に折り返し挟み込み状態で設けて構成されていることを特徴とする掃除具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001131950A JP4617020B2 (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 掃除具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001131950A JP4617020B2 (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 掃除具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002322625A JP2002322625A (ja) | 2002-11-08 |
JP4617020B2 true JP4617020B2 (ja) | 2011-01-19 |
Family
ID=18980047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001131950A Expired - Lifetime JP4617020B2 (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 掃除具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4617020B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105625248A (zh) * | 2015-12-18 | 2016-06-01 | 中山市浪网中学 | 一种使用方便的煤渣跑道用垃圾铲 |
JP7266155B1 (ja) * | 2022-12-27 | 2023-04-27 | 收 出澤 | 鉱物採取具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01138948U (ja) * | 1988-03-03 | 1989-09-22 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5178602U (ja) * | 1974-12-17 | 1976-06-21 | ||
JPS6285590U (ja) * | 1985-11-14 | 1987-06-01 |
-
2001
- 2001-04-27 JP JP2001131950A patent/JP4617020B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01138948U (ja) * | 1988-03-03 | 1989-09-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002322625A (ja) | 2002-11-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2578752A1 (en) | Dust mop having dust-collecting protrusions | |
CN211849338U (zh) | 一种小型河道垃圾拦截装置 | |
DE10030725C2 (de) | Fahrbares Bodenreinigungsgerät | |
JP4617020B2 (ja) | 掃除具 | |
JPH10338908A (ja) | 路面排水装置 | |
US2268519A (en) | Accumulator | |
KR200437460Y1 (ko) | 이물질 수거가 용이한 도로의 집수박스 구조 | |
US5224239A (en) | Litter trap | |
KR101716491B1 (ko) | 배수구용 그레이팅 필터 제조방법 | |
CN213548943U (zh) | 一种高效猫砂铲 | |
CN211683522U (zh) | 一种3d打印机废料清理装置 | |
WO2006097093A1 (de) | Verfahren zum betreiben eines flächenreinigungskopfes und flächenreinigungskopf zur durchführung des verfahrens | |
CN211898855U (zh) | 一种雨水截污分流净化装置 | |
CN210449811U (zh) | 一种方便对网孔进行疏通的振动筛 | |
CN109989318B (zh) | 一种公路工程用分体式易清洁型急流槽 | |
KR101877854B1 (ko) | 체인 인양식 멀티 레이크 스크린장치 | |
JP3623428B2 (ja) | ごみ集積ボックス | |
CN209128970U (zh) | 一种水利工程用拦污疏水装置 | |
KR100836780B1 (ko) | 집수정 유지관리구 | |
CN216514950U (zh) | 一种公路工程用排水渠 | |
EP0808601B1 (de) | Reinigungsgerät, insbesondere zum Feucht- und Nasswischen | |
CN220058238U (zh) | 一种排水结构 | |
CN213682419U (zh) | 一种路面排水带 | |
CN210356387U (zh) | 一种易于清洁的板式过滤器框架 | |
DE2732436C2 (de) | Staubsammelbeutel für Staubsauger |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080402 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091217 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100215 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100927 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101025 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4617020 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |