JP4615073B2 - データ記録装置およびその方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルコンテンツデータの記録媒体への記録を制限するデータ記録装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、デジタルAV(Audio Visual)コンテンツデータなどを録音および録画するデジタルAVシステムは、オリジナルと比べて品質を劣化させることなく、他の大量の記録媒体にデジタルAVコンテンツデータをコピーできる。
例えば、図7(A)に示すように、CD(Compact Disc)プレーヤを用いてCDから再生したデジタルオーディオデータをMD(Mini Disc) レコーダを用いてMDに記録でき、図7(B)に示すように、CDプレーヤを用いてCDから再生したデジタルオーディオデータをCD−R(Recordable)レコーダを用いてCD−Rに記録できる。
そのため、違法なコピーが行われると、著作権者の利益を著しく害してしまう。
このような問題を解決するために、従来から提案されているデジタルAVシステムでは、例えば、以下に示すようにデジタルAVコンテンツデータを記録媒体にコピーできる回数を制限する機能を備えている。
【0003】
以下、CDからMDにデジタルオーディオデータをコピーする従来のデジタルオーディオ装置を説明する。
図8は、CDからMDにデジタルオーディオデータをコピー可能な従来のデジタルオーディオ装置1の構成図である。
図8に示すように、デジタルオーディオ装置1は、CDプレーヤ2とMDレコーダ3とを有する。
デジタルオーディオ装置1では、CDプレーヤ2において、再生信号処理系4によってCD5から再生された再生信号が、データ分離回路6でデジタルオーディオデータS6aとISRC(International Standard Recording Code) データS6bとに分離され、これらがデジタルI/F回路7からケーブル16を介してMDレコーダ3に出力される。
ここで、ISRCデータは、例えば、CDに記録されているトラック番号や演奏時間などを示すヘッダデータ内に挿入されており、個々のCDにユニークに割り当てられた12桁の文字および数字の組み合わせからなるデータである。
【0004】
MDレコーダ3では、CDプレーヤ2から入力したデジタルオーディオデータS6aがデジタルI/F回路10からATRAC(Adaptive TRansform Audio Coder)エンコーダ11に出力され、CDプレーヤ2から入力したISRCデータS6bがデジタルI/F回路10からCPU12に出力される。
【0005】
そして、デジタルオーディオデータS6aはATRACエンコーダ11においてATRAC方式で圧縮され、当該圧縮されたデジタルオーディオデータS11が記録信号処理系13に出力される。
そして、記録信号処理系13において、CPU12から記録停止信号S12を入力するまで、ATRACエンコーダ11から入力したデジタルオーディオデータS11がMD15に記録される。
【0006】
CPU12では、デジタルI/F10から入力したISRCデータS6bと一致するISRCデータが不揮発性メモリ14に既に記録されている否かが判断され、記録されていると判断された場合、すなわちCD5から再生されたデジタルオーディオデータがMDレコーダ3を用いてMDに記録された経歴あると判断された場合には、記録停止信号S12が記録信号処理系13に出力される。
一方、CPU12では、ISRCデータS6bと一致するISRCデータが不揮発性メモリ14に既に記録されていないと判断された場合には、ISRCデータS6bが不揮発性メモリ14に書き込まれ、記録停止信号S12は出力されない。
【0007】
このように、図8に示すデジタルオーディオ装置1では、ユーザが、過去にMDレコーダ3を用いてMDに記録を行ったことがあるCD5を、MDレコーダ3を用いて再びMDに記録しようとしたときに、CPU12から記録信号処理系13に記録停止信号S12が出力され、MDへの記録処理が強制的に停止する。これにより、同一のMDレコーダ3を用いて、同一のCD5が複数のMDにコピーされることを防止でき、著作権者の利益が簡単に著しく害されることを回避できる。
【0008】
また、例えば、ネットワークを介してデジタルAVデータを配信するサーバ・クライアントシステムなどでは、デジタルコンテンツデータを暗号化して配信することで、配信しようとするユーザ以外の者によるデジタルコンテンツデータの不正な利用を回避すると共に、デジタルコンテンツデータを配信したユーザに対して課金を行う場合がある。
【0009】
以下、ネットワークを介してデジタルオーディオデータを配信するサーバ・クラインアントシステムについて説明する。
図9は、ネットワークを介してデジタルオーディオデータを配信する従来のサーバ・クラインアントシステム31の構成図である。
サーバ・クラインアントシステム31では、先ず、サーバ装置21において、例えば、コンテンツ記録用メモリ23から読み出されたデジタルオーディオデータS23が、例えば、MPEGなどの圧縮方式を用いて帯域圧縮器24で帯域圧縮される。そして、当該帯域圧縮されたデジタルオーディオデータS24が、暗号化器25において、ネットワーク62を介して鍵データ要求信号S25に応じて鍵管理センタのホストコンピュータ26から受信した暗号化用鍵データS26aを用いて暗号化され、当該暗号化されたデジタルオーディオデータS21がネットワーク62を介してクライアント装置22に送信される。
【0010】
そして、クライアント装置22では、ネットワーク62を介してサーバ装置21から受信したデジタルオーディオデータS21が、ハードディスクドライブ63にダウンロード(download)された後に、解読回路28に読み込まれる。
そして、ネットワーク62を介して鍵データ要求信号S28aに応じて解読用鍵データS26bが鍵管理センタのホストコンピュータ26から解読回路28に出力され、当該解読用鍵データS26bを用いて、ハードディスクドライブ63から読み込まれたデジタルオーディオデータS21が解読される。
このとき、解読回路28が解読用鍵データS26bを受信した後、例えば無条件で、課金データS28cが解読回路28から鍵管理センタのホストコンピュータ26に送信され、ホストコンピュータ26から決済機関のホストコンピュータ30の当該課金データが送信されて課金が行われる。
また、解読回路28で解読されたデジタルオーディオデータS28bは、ATRACエンコーダ65で圧縮された後に、デジタルオーディオデータS65として記録信号処理系66に出力され、MD15に記録される。
【0011】
このように、図9に示すサーバ・クラインアントシステム31では、鍵管理センタのホストコンピュータ26から解読用鍵データS26bを受信したユーザ、すなわちダウンロードしたデジタルオーディオデータを解読して利用するユーザに対して課金を行うことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した図8に示すデジタルオーディオ装置1では、例えばCDやMD上に付着したゴミ、レンズのよごれあるいは記録信号処理系の故障などで、CDから再生されたデジタルオーディオデータが正常(正確)にMDに記録されなかった場合でも、ISRCデータがMDレコーダ3の不揮発性メモリ14に書き込まれてしまい、以後、同じCD2から再生したデジタルオーディオデータをMDレコーダ3を用いてMDに記録できないという問題がある。
【0013】
また、上述した図9に示すサーバ・クラインアントシステム31でも、同様の理由から、サーバ装置21から受信したデジタルオーディオデータがクライアント装置22において正確にMD15に記録されなかった場合でも、クライアント装置72が解読用鍵データS26bを受信した時点で課金データS64cが鍵管理センタのホストコンピュータ26に送信されてしまい、当該利用者に不当な課金が行われてしまうという問題がある。
【0014】
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みてなされ、著作権などの理由からデジタルコンテンツデータを記録媒体に記録する回数などの制限がある場合に、デジタルコンテンツデータが正常に記録媒体に記録されなかったにも係わらず、前記制限上、記録が行われたものとして扱われてしまうことを回避できるデータ記録装置およびその方法を提供することを目的とする
【0015】
上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するために、第1の発明のデータ記録装置は、記録媒体への記録回数に制限が課せられたデジタルコンテンツデータを取得し、取得した当該デジタルコンテンツデータを、他の記録方式に変換して記録媒体に記録するデータ記録装置において、前記デジタルコンテンツデータが前記記録回数の前記制限を満たしているか否かを、記録管理情報に基づいて判断する記録条件判断手段と、前記記録回数の前記制限が満たされていると判断された場合に、前記デジタルコンテンツデータを、前記他の記録方式に変換して前記記録媒体に記録する記録手段と、前記デジタルコンテンツデータが前記記録媒体に正確に記録されたか否かを確認する記録確認手段と、前記記録が正確に行われたことが前記確認された場合に、前記記録管理情報を、前記記録手段の記録動作を禁止する旨を示す情報に更新する記録管理情報更新手段とを有し、前記記録確認手段は、前記デジタルコンテンツデータの前記記録媒体への記録動作が終了したことを条件に、前記デジタルコンテンツデータが前記記録媒体に正確に記録されたか否かを判断する記録確認動作を開始し、当該記録確認動作中は、前記記録手段から前記記録媒体の抜き出しを禁止する。
【0016】
第2の発明のデータ記録方法は、記録媒体への記録回数に制限が課せられたデジタルコンテンツデータを取得し、取得した当該デジタルコンテンツデータを、他の記録方式に変換して記録媒体に記録するデータ記録方法において、前記デジタルコンテンツデータが前記記録回数の前記制限を満たしているか否かを、記録管理情報に基づいて判断し、前記記録回数の前記制限が満たされていると判断された場合に、前記デジタルコンテンツデータを前記他の記録方式に変換して前記記録媒体に記録し、前記デジタルコンテンツデータの前記記録媒体への記録動作が終了したことを条件に、前記デジタルコンテンツデータが前記記録媒体に正確に記録されたか否かを判断する記録確認動作を開始し、当該記録確認動作中は、前記記録手段から前記記録媒体の抜き出しを禁止し、前記記録が正確に行われたことが前記確認された場合に、前記記録管理情報を、前記記録手段の記録動作を禁止する旨を示す情報に更新する。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
第1実施形態
図1は、本実施形態のオーディオシステム41の構成図である。
図1に示すように、オーディオシステム41は、例えば、ケーブル16を介して接続されたCDプレーヤ2とMDレコーダ43とで構成される。
なお、図1において、図8と同じ構成要素には、同じ符号が付されている。
すなわち、デジタルオーディオ装置41において、CDプレーヤ2は前述した図8に示すデジタルオーディオ装置1のCDプレーヤ2と同じである。
【0029】
〔CDプレーヤ2〕
CDプレーヤ2は、例えば、再生信号処理系4、データ分離回路6およびデジタルI/F回路7を有する。
再生信号処理系4は、CD5を回転駆動して、光ピックアップで読み取った再生信号S4をデータ分離回路6に出力する。
データ分離回路6は、再生信号S4を、デジタルオーディオデータS6aとISRCデータS6bとに分離してデジタルI/F回路7に出力する。
デジタルI/F回路7は、データ分離回路6から入力したデジタルオーディオデータS6aとISRCデータS6bとを、ケーブル16を介してMDレコーダ43に出力する。
ここで、ISRCデータは、本発明の識別データに相当し、前述したように、CDに記録されているトラック番号や演奏時間などを示すヘッダデータ内に挿入されており、個々のCDにユニークに割り当てられた12桁の文字および数字の組み合わせからなるデータである。
【0030】
〔記録確認系43〕
MDレコーダ43は、例えば、デジタルI/F回路10、ATRACエンコーダ11、記録信号処理系13、不揮発性メモリ14、CPU42および記録確認系44を有する。
ここで、デジタルI/F回路10、ATRACエンコーダ11、記録信号処理系13および不揮発性メモリ14は、図8を用いて前述したデジタルオーディオ装置1の同じ符号を付した構成要素と同じである。
なお、本実施形態では、CPU42の機能の一部および不揮発性メモリ14が本発明の記録条件判断手段に対応し、記録信号処理系13が本発明の記録手段に対応し、記録確認系44が本発明の記録確認手段に対応し、CPU42の機能の一部が本発明の記録回数更新手段および指標更新手段に対応している。
【0031】
デジタルI/F回路10は、ケーブル16を介してCDプレーヤ2から入力したデジタルオーディオデータS6aをATRACエンコーダ11に出力し、ISRCデータS6bをCPU42に出力する。
【0032】
ATRACエンコーダ11は、デジタルI/F回路10から入力したデジタルオーディオデータS6aをATRAC方式で圧縮し、当該圧縮したデジタルオーディオデータS11を記録信号処理系13に出力する。
ここで、ATRACは、MDのための符号化圧縮方式であり、例えば、288kbit/sで44.1kHzサンプルのステレオ信号を、帯域分割とMDCT(Modified Discrete Cosine Tranform) とを併用して符号化する。すなわち、先ず、帯域分割フィルタで1/4,1/4,1/2の3つの帯域に分割し、それぞれの帯域の信号をダウンサンプルし、時間領域の信号としてMDCTで周波数領域に変換する。そして、当該MDCTの係数を適応ビット配分を行ってスカラ量子化する。
【0033】
記録信号処理系13は、ATRACエンコーダ11から入力したデジタルオーディオデータS11をMD15に記録する。
また、記録信号処理系13は、CPU42から記録停止信号S42を入力すると、デジタルオーディオデータS11をMD15に記録する動作を停止する。
また、記録信号処理系13は、デジタルオーディオデータS11のMD15への記録が終了すると、記録終了信号S13を記録確認系44に出力する。
【0034】
不揮発性メモリ14は、後述するように、所定の条件に基づいて、デジタルI/F回路10から入力したISRCデータを記憶する。なお、不揮発性メモリ14の記憶内容は、ユーザによっては簡単には書き換えられないようにプロテクトされている。
【0035】
記録確認系44は、記録信号処理系13から記録終了信号S13を入力すると、MD15に記録されたデジタルオーディオデータを再生してエラーレート(誤り率)が所定の基準値以下であるかを確認する。なお、エラーレートは、例えば、デジタルコンテンツデータに含まれる誤り検出データなどを用いて行う。
そして、記録確認系44は、エラーレートが所定の基準値以下であると判断した場合には、記録が正常に行われたことを示す記録確認信号S44をCPU42に出力し、エラーレートが所定の基準値を越えていると判断した場合には、記録に異常が生じたことを示す記録確認信号S44をCPU42に出力する。
上述した記録確認系44によるエラーレートの確認は、CD5からMD15に書き込まれたデジタルオーディオデータの全てについて行ってもよいし、部分的に行ってもよい。
【0036】
また、記録確認系44によるエラーレートの確認中にMD15が抜かれてしまうと、実際には正確に記録されたにも係わらず、記録確認系44が記録に異常が発生したと判断してしまうので、例えば、記録確認系44による確認動作中はMD15をユーザが抜き出すことができないようにする。
【0037】
また、上述した例では、図2(A)に示すように、CD5からMD15へのデジタルオーディオデータの記録を終了した後に、記録確認系44による記録確認動作を行う場合を例示したが、例えば、図2(B)に示すように、CD5からMD15への記録されるデジタルオーディオデータを複数のブロックに分割し、一のブロックの記録動作が終了した後に、当該一のブロックについて記録確認系67による記録確認動作を行うようにしてもよい。
【0038】
CPU42は、図3に示すフローチャートに示す処理を行う。
すなわち、CPU42は、デジタルI/F回路10からISRCデータS6bを入力すると(ステップS1)、当該入力したISRCデータS6bと一致するISRCデータが不揮発性メモリ14に記憶されているか否かを判断し(ステップS2)、記憶されていると判断した場合には記録停止信号S42を記録信号処理系13に出力する(ステップS3)。
【0039】
一方、CPU42は、当該入力したISRCデータS6bと一致するISRCデータが不揮発性メモリ14に記憶されていないと判断した場合には、その後、記録確認系44から入力した記録確認信号S44に基づいて、CDプレーヤ2で再生されたデジタルオーディオデータがMD15に正確に記録されたか否かを判断する(ステップS4)。そして、CPU42は、CDプレーヤ2で再生されたデジタルオーディオデータがMD15に正確に記録されたと判断した場合には、ステップS1でデジタルI/F回路10から入力したISRCデータS6bを不揮発性メモリ14に書き込む(ステップS5)。また、CDプレーヤ2で再生されたデジタルオーディオデータがMD15に正確に記録されなかったと判断した場合には、ステップS1でデジタルI/F回路10から入力したISRCデータS6bを不揮発性メモリ14に書き込まない。
【0040】
以下、図1に示すオーディオシステム41の全体動作について説明する。
〔第1の動作〕
以下、過去に、MDレコーダ43を用いてCD5からMDにデジタルオーディオデータをコピーしたことがあるときに、MDレコーダ43を用いて再びCD5からMD15にデジタルオーディオデータをコピーすることを試みた場合のオーディオシステム41の動作について説明する。
この場合には、MDレコーダ43の不揮発性メモリ14には、CD5のISRCデータが既に記憶されている。
【0041】
先ず、CDプレーヤ2において、再生信号処理系4によってCD5が再生され、再生信号S4がデータ分離回路6に出力される。
再生信号S4は、データ分離回路6において、デジタルオーディオデータS6aとISRCデータS6bとに分離され、これらがデジタルI/F回路7からケーブル16を介してMDレコーダ43に出力される。
【0042】
MDレコーダ43では、デジタルI/F回路10を介して、デジタルオーディオデータS6aがATRACエンコーダ11に出力されると共に、ISRCデータS6bがCPU42に出力される。
デジタルオーディオデータS6aは、ATRACエンコーダ11において、ATRAC方式で圧縮され、当該圧縮されたデジタルオーディオデータS11が記録信号処理系13に出力される。そして、記録信号処理系13によって、MD15へのデジタルオーディオデータS11の記録が開始される。
また、CPU42において、ISRCデータS6bと一致するISRCデータが不揮発性メモリ14に記憶されていると判断され、記録停止信号S42が記録信号処理系13に出力される。これにより、記録信号処理系13によるデジタルオーディオデータS11のMD15への記録動作が停止する。
【0043】
以上説明したように、オーディオシステム41によれば、同じCD5からMDへのデジタルオーディオデータのコピーは、同じMDレコーダ43を用いては2回以上行うことができない。
そのため、ユーザによって、CD5に記録されたオリジナルのデジタルオーディオデータと音質的に殆どそん色のないデジタルオーディオデータが多数のMDに容易にコピーされ、著作権者の利益が著しく害されることを防止できる。
【0044】
〔第2の動作〕
以下、過去に、MDレコーダ43を用いてCD5からMDにデジタルオーディオデータをコピーしたことがないときに、MDレコーダ43を用いてCD5からMDにデジタルオーディオデータをコピーする場合のオーディオシステム41の動作について説明する。
この場合には、MDレコーダ43の不揮発性メモリ14には、CD5のISRCデータは記憶されていない。
【0045】
先ず、CDプレーヤ2において、再生信号処理系4によってCD5が再生され、再生信号S4がデータ分離回路6に出力される。
再生信号S4は、データ分離回路6において、デジタルオーディオデータS6aとISRCデータS6bとに分離され、これらがデジタルI/F回路7からケーブル16を介してMDレコーダ43に出力される。
【0046】
MDレコーダ43では、デジタルI/F回路10を介して、デジタルオーディオデータS6aがATRACエンコーダ11に出力されると共に、ISRCデータS6bがCPU42に出力される。
デジタルオーディオデータS6aは、ATRACエンコーダ11において、ATRAC方式で圧縮され、当該圧縮されたデジタルオーディオデータS11が記録信号処理系13に出力される。そして、記録信号処理系13によって、デジタルオーディオデータS11のMD15への記録が開始される。
また、CPU42において、ISRCデータS6bと一致するISRCデータが不揮発性メモリ14に記憶されていないと判断され、記録停止信号S42は出力されない。
【0047】
そして、記録信号処理系13によるMD15へのデジタルオーディオデータS11の記録が終了すると、記録終了信号S13が記録確認系44に出力され、記録確認系44によるMD15の記録確認が行われる。なお、記録確認系44による当該記録確認動作中は、ユーザは、MD15を抜き出すことができない。
そして、記録確認系44からCPU42に、CD5からMD15への記録が正常に行われたことを示す記録確認信号S44が出力されると、CPU42によって、デジタルI/F回路10から入力したISRCデータS6bが不揮発性メモリ14に書き込まれる。
これにより、以後、MDレコーダ43を用いたCD5からMD15へのコピーが禁止される。
【0048】
以上説明したように、オーディオシステム41によれば、MDレコーダ43において、記録確認系44によってCD5からMD15にデジタルオーディオデータが正常に記録されたことを確認した後に、CD5のISRCデータS6bを不揮発性メモリ14に書き込むことから、例えばCD5やMD15上に付着したゴミ、レンズのよごれあるいは記録信号処理系13の故障などで、CD5からのデジタルオーディオデータが正確にMD15に記録されなかった場合には、CD5のISRCデータS6bは不揮発性メモリ14に書き込まれず、当該記録動作を再び行うことができる。
【0049】
また、オーディオシステム41によれば、前述したように、MDレコーダ43の記録確認系44による記録確認動作中は、ユーザはMD15を抜き出すことができないため、CD5からMD15への記録が正常に行われた場合には、CD5のISRCデータを不揮発性メモリ14に確実に書き込むことができ、ユーザの不正行為を効果的に抑制できる。
【0050】
なお、本発明は、例えば、図4に示すような、高速コピーが可能なオーディオシステム51にも適用できる。
図4において、図1と同じ符号を付した構成要素は前述したものと同じである。
すなわち、オーディオシステム51は、ATRACエンコーダ52を、MDレコーダ53内ではなくCDプレーヤ52内に設け、デジタルオーディオデータをATRAC方式で圧縮した後に、CDプレーヤ52からMDレコーダ53に出力する。
また、CDプレーヤ52の各構成要素は、CDプレーヤ2の各構成要素のn倍の動作周波数で動作する。
また、高速記録信号処理系54は、図1に示す記録信号処理系13のn倍の動作周波数で動作し、デジタルオーディオデータS52をMD15に高速に記録する。
【0051】
上述した高速コピーが可能なオーディオシステム51においても、記録確認系44を設けることで、前述したオーディオシステム41と同様の効果を得ることができる。
このような高速コピーが可能なオーディオシステム51では、コピーを無制限に認めると、膨大な数の不正なコピーによるMDが作製される恐れがあり、記録確認系44を設けることによる効果は特に大きい。
【0052】
第2実施形態
図5は、本実施形態のサーバ・クラインアントシステム61の構成図である。
図5に示すように、オーディオシステム61は、例えば、ネットワーク62を介してサーバ装置21、クライアント装置72、鍵管理センタのホストコンピュータ26および決済機関のホストコンピュータ30が接続されている。
ここで、サーバ装置21が本発明のデータ送信装置に対応し、クライアント装置22が本発明のデータ受信装置に対応している。
【0053】
〔サーバ装置21〕
サーバ装置21は、例えば、コンテンツ記憶用メモリ23、帯域圧縮回路24および暗号化回路25を有する。
コンテンツ記憶用メモリ23は、配信しようとするデジタルオーディオデータを記憶し、当該記憶しているデジタルオーディオデータS23を読み出して帯域圧縮回路24に出力する。
【0054】
帯域圧縮回路24は、コンテンツ記憶用メモリ23から入力したデジタルオーディオデータS23に対して例えばMPEGなどの帯域圧縮処理を行い、当該帯域圧縮処理したデジタルオーディオデータS24を暗号化回路25に出力する。
【0055】
暗号化回路25は、例えば、ネットワーク62を介して、鍵管理センタのホストコンピュータ26に、暗号化用の鍵データを要求する鍵データ要求信号S25を出力し、当該鍵データ要求信号S25に応じて鍵管理センタのホストコンピュータ26から暗号化用鍵データS26aを入力する。
暗号化回路25は、暗号化用鍵データS26aを用いて、デジタルオーディオデータS24を暗号化し、当該暗号化によって得たデジタルオーディオデータS21をネットワーク62を介してクライアント装置72に出力する。
【0056】
〔クライアント装置72〕
クライアント装置72は、例えば、ハードディスクドライブ(Hard Disc Drive) 63、解読回路64、ATRACエンコーダ65、記録信号処理系66および記録確認系67を有する。
ここで、記録信号処理系66が本発明の記録手段に対応し、記録確認系67が本発明の記録確認手段に対応し、解読回路64が本発明の処理手段に対応している。
【0057】
ハードディスクドライブ63は、例えば、サーバ装置21からネットワーク62に送出されたデジタルオーディオデータS21をダウンロードして記憶する。
【0058】
解読回路64は、図6に示すフローチャートに基づいて処理を行う。
すなわち、解読回路64は、ネットワーク62からハードディスクドライブ63にダウンロードされたデジタルオーディオデータが暗号化されていると判断すると(ステップS11)、当該暗号化されているデジタルオーディオデータを解読するための鍵データを要求する鍵データ要求信号S64aをネットワーク62を介して鍵管理センタのホストコンピュータ26に出力する(ステップS12)。
【0059】
そして、解読回路64は、鍵管理センタのホストコンピュータ26から解読用鍵データS26bを入力すると(ステップS13)、当該解読用鍵データS26bを用いて、ハードディスクドライブ63から読み出したデジタルオーディオデータS21を解読し、解読したデジタルオーディオデータS64bをATRACエンコーダ65に出力する(ステップS14)。
【0060】
そして、解読回路64は、サーバ装置21から入力したデジタルオーディオデータがMD15に正常に書き込まれたか否かを、記録確認系67から入力した記録確認信号S67に基づいて判断し(ステップS15)、正常に書き込まれたと判断した場合に、課金データS64cをネットワーク62を介して鍵管理センタのホストコンピュータ26に出力する(ステップS16)。一方、解読回路64は、サーバ装置21から入力したデジタルオーディオデータがMD15に正常に書き込まれなかったと判断した場合には、課金データS64cをネットワーク62を介して鍵管理センタのホストコンピュータ26に出力しない。
【0061】
ATRACエンコーダ65は、解読回路64から入力したデジタルオーディオデータS64bを、例えばMPEGなどの帯域伸長処理を行った後に、ATRAC方式で圧縮し、当該圧縮したデジタルオーディオデータS65を記録信号処理系66に出力する。
記録信号処理系66は、ATRACエンコーダ65から入力したデジタルオーディオデータS65をMD15に記録する。
また、記録信号処理系66は、デジタルオーディオデータS65のMD15への記録が終了すると、記録終了信号S66を記録確認系67に出力する。
【0062】
記録確認系67は、記録信号処理系66から記録終了信号S66を入力すると、MD15に記録されたデジタルオーディオデータを再生してエラーレートが所定の基準値以下であるか否かを確認する。そして、記録確認系67は、エラーレートが所定の基準値以下であると判断した場合には、記録が正常に行われたことを示す記録確認信号S67を解読回路64に出力し、エラーレートが所定の基準値を越えていると判断した場合には、記録に異常が生じたことを示す記録確認信号S67を解読回路64に出力する。
上述した記録確認系67によるエラーレートの確認は、MD15に書き込まれたデジタルオーディオデータの全てについて行ってもよいし、部分的に行ってもよい。
また、記録確認系67によるエラーレートの確認中にMD15が抜かれてしまうと、実際には正確に記録されたにも係わらず、記録確認系67が記録に異常が発生したと判断してしまうので、例えば、記録確認系67による確認動作中はMD15をユーザが抜き出すことができないように制御する。
なお、記録確認系67によるエラーレートの確認は、第1実施形態の場合と同様に、図2(B)に示すように、分割して行ってもよい。
【0063】
以下、図5に示すオーディオシステム61の動作について説明する。
先ず、サーバ装置21において、コンテンツ記憶用メモリ23から読み出されたデジタルオーディオデータS23が、帯域圧縮回路24において帯域圧縮された後に、デジタルオーディオデータS24として暗号化回路25に出力される。
そして、暗号化回路25において、鍵管理センタのホストコンピュータ26から入力した暗号化用鍵データS26aを用いて、デジタルオーディオデータS24が暗号化され、当該暗号化によって得られたデジタルオーディオデータS21が、ネットワーク62を介して、クライアント装置72に送信される。
【0064】
そして、クライアント装置72では、デジタルオーディオデータS21が、ハードディスクドライブ63にダウンロードされる共に、ネットワーク62を介して解読回路64から鍵管理センタのホストコンピュータ26に鍵データ要求信号S64aが出力され、鍵管理センタのホストコンピュータ26から解読回路64に解読用鍵データS26bが出力される。
そして、解読回路64において、解読用鍵データS26bを用いて、ハードディスクドライブ63から読み出したデジタルオーディオデータS21が解読されてデジタルオーディオデータS64bが生成される。
デジタルオーディオデータS64bは、ATRACエンコーダ65においてATRAC方式で圧縮されてデジタルオーディオデータS65となり、記録信号処理系66によってMD15に記録される。
【0065】
MD15へのデジタルオーディオデータS65の記録が終了すると、記録終了信号S66が記録信号処理系66から記録確認系67に出力され、記録確認系67によってMD15への記録が正常に行われたか否かが確認され、その確認結果を示す記録確認信号S67が解読回路64に出力される。
そして、解読回路64において、記録確認信号S67が正常に記録が行われたことを示していると判断されると、課金データS64cが鍵管理センタのホストコンピュータ26に出力され、当該課金データS64cに基づいて決済機関のホストコンピュータ30で決済が行われる。
一方、解読回路64において、記録確認信号S67が記録に異常が発生したことを示していると判断されると、課金データS64cは鍵管理センタのホストコンピュータ26には出力されず、決済機関のホストコンピュータ30では決済は行わない。
【0066】
以上説明したように、オーディオシステム61によれば、ネットワーク62からダウンロードしたデジタルオーディオデータが解読用鍵データS26bを用いて解読されてMD15に正常に記録されたか否かを確認し、MD15に正常に記録された場合にのみ、課金データS64cが鍵管理センタのホストコンピュータ26に出力されて課金が行われる。
そのため、何らかの理由で、ダウンロードしたデジタルオーディオデータをMD15に記録する際に異常が発生した場合には、当該ユーザは課金されずにすむ。
【0067】
本発明は上述した実施形態には限定されない。
例えば、上述した第1実施形態では、図1に示すように、CD5からMD15にデジタルオーディオデータのコピーを行う場合を例示したが、コピー元は、デジタルデータの読み出しが可能なものであれば、CDの他に、例えばCD−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)、DAT(Digital Audio Tape)などであってもよい。
また、コピー先は、デジタルデータの記録が可能なものであれば、MDの他に、DVDやDATなどであってもよい。このことは、前述した第2実施形態においても同様である。
【0068】
また、上述した実施形態では、デジタルオーディオデータをコピーする場合を例示したが、本発明は、デジタルビデオデータおよびコンピュータデータをコピーする場合にも同様に適用できる。
【0069】
また、上述した第1実施形態では、CD5から他の記録媒体へのコピーが1回に制限されている場合を例示したが、コピー回数の制限は2回以上であってもよい。この場合には、例えば、CPU42は、ISRCデータと共に、当該ISRCデータを持つCDからのコピーが行われた回数を不揮発性メモリ14に記憶する。
また、上述した実施形態では、記録媒体の識別データとして、ISRCデータを例示したが、記録媒体を一意に特定できるものであれば、識別データとしてその他のデータを用いてもよい。
【0070】
また、上述した第1実施形態では、前述したように、記録確認系44において正確に記録されたことを確認した後に、ISRCデータS6bを不揮発性メモリ14に書き込む場合を例示したが、前記確認を行う前にCD5から読み出したISRCデータS6bを無条件に不揮発性メモリ14に書き込み、記録確認系44において前記記録が正確に行われなかったことを確認したときに、当該書き込んだISRCデータS6bを消去するようにしてもよい。
【0071】
また、上述した第2実施形態では、インターネットなどのネットワークを介してサーバ装置からクライアント装置にデジタルオーディオデータを伝送する場合を例示したが、その他、送信装置から受信装置に無線方式でデジタルコンテンツデータを伝送する場合にも本発明は適用できる。この場合には、例えば、無線方式でデジタルコンテンツデータを伝送し、インターネットを介して鍵データや課金データを伝送することも可能である。
【0072】
また、上述した第2実施形態では、デジタルオーディオデータの供給を受けたことによって課せられる手続きとして課金を例示したが、それ以外に、供給を受けたユーザを登録する手続きなどであってもよい。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のデータ記録装置およびその方法によれば、デジタルコンテンツデータが記録媒体に正常に記録されたことを確認した後に、デジタルコンテンツデータの記録回数が更新される。そのため、デジタルコンテンツデータが記録媒体に正常に記録されていないにも係わらず、記録回数が更新されてしまい、記録媒体へのデジタルコンテンツデータの記録が不当に制限されてしまうことを回避できる。
【0074】
また、本発明のデータ記録装置によれば、デジタルコンテンツデータが記録媒体に正常に記録されたことを確認した後に、デジタルコンテンツデータの記録が許可されているかを判断する指標が更新される。そのため、デジタルコンテンツデータが記録媒体に正常に記録されていないにも係わらず、当該指標が更新されてしまい、記録媒体へのデジタルコンテンツデータの記録が不当に制限されてしまうことを回避できる。
【0075】
また、本発明のデータ記録装置およびその方法によれば、供給されたデジタルコンテンツデータを正確に記録媒体に記録できたことを確認した後に、当該デジタルコンテンツデータの供給を受けたことによって課せられる手続に関する処理が行われる。そのため、デジタルコンテンツデータが記録媒体に正常に記録されていないにも係わらず、当該デジタルコンテンツデータの供給を受けたものとして、それによって課せられる手続に関する処理が行われてしまうことを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態のオーディオシステムの構成図である。
【図2】図2は、図1に示す記録確認系における処理を説明するための図である。
【図3】図3は、図1に示すCPUの処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】図4は、本発明の第1実施形態のオーディオシステムの変形例の構成図である。
【図5】図5は、本発明の第2実施形態のオーディオシステムの構成図である。
【図6】図6は、図5に示す解読回路の処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】図7は、一の記録媒体に記録されているデジタルコンテンツデータを他の記録媒体に記録する形態の一例を説明するための図である。
【図8】図8は、従来の第1の例のオーディオシステムの構成図である。
【図9】図9は、従来の第2の例のオーディオシステムの構成図である。
【符号の説明】
1,51…デジタルオーディオ装置、2…CDプレーヤ、3,43…MDレコーダ、4…再生信号処理系、5…CD、6…データ分離回路、7,10…デジタルI/F回路、11…ATRACエンコーダ、12,42…CPU、13…記録信号処理系、14…不揮発性メモリ、15…MD、23…コンテンツ記憶用メモリ、24…帯域圧縮回路、25…暗号化回路、26…鍵管理センタのホストコンピュータ、28,64…解読器、30…決済機関のホストコンピュータ、31,61…サーバ・クラインアントシステム、44,67…記録確認系、62…ネットワーク、65…ATRACエンコーダ、66…記録信号処理系

Claims (4)

  1. 記録媒体への記録回数に制限が課せられたデジタルコンテンツデータを取得し、取得した当該デジタルコンテンツデータを、他の記録方式に変換して記録媒体に記録するデータ記録装置において、
    前記デジタルコンテンツデータが前記記録回数の前記制限を満たしているか否かを、記録管理情報に基づいて判断する記録条件判断手段と、
    前記記録回数の前記制限が満たされていると判断された場合に、前記デジタルコンテンツデータを、前記他の記録方式に変換して前記記録媒体に記録する記録手段と、
    前記デジタルコンテンツデータが前記記録媒体に正確に記録されたか否かを確認する記録確認手段と、
    前記記録が正確に行われたことが前記確認された場合に、前記記録管理情報を、前記記録手段の記録動作を禁止する旨を示す情報に更新する記録管理情報更新手段と
    を有し、
    前記記録確認手段は、前記デジタルコンテンツデータの前記記録媒体への記録動作が終了したことを条件に、前記デジタルコンテンツデータが前記記録媒体に正確に記録されたか否かを判断する記録確認動作を開始し、当該記録確認動作中は、前記記録手段から前記記録媒体の抜き出しを禁止する
    データ記録装置。
  2. 前記記録確認手段は、前記記録媒体に記録された前記デジタルコンテンツデータを読み出し、当該読み出したデジタルコンテンツデータのエラーレートが所定の条件を満たすか否かに基づいて、前記確認を行う
    請求項1に記載のデータ記録装置。
  3. 前記デジタルコンテンツデータが前記記録媒体に正確に記録されたか否かを前記記録確認手段が確認中は、当該確認の処理を停止させる要因となるアクセスを禁止する
    請求項1に記載のデータ記録装置。
  4. 記録媒体への記録回数に制限が課せられたデジタルコンテンツデータを取得し、取得した当該デジタルコンテンツデータを、他の記録方式に変換して記録媒体に記録するデータ記録方法において、
    前記デジタルコンテンツデータが前記記録回数の前記制限を満たしているか否かを、記録管理情報に基づいて判断し、
    前記記録回数の前記制限が満たされていると判断された場合に、前記デジタルコンテンツデータを前記他の記録方式に変換して前記記録媒体に記録し、
    前記デジタルコンテンツデータの前記記録媒体への記録動作が終了したことを条件に、前記デジタルコンテンツデータが前記記録媒体に正確に記録されたか否かを判断する記録確認動作を開始し、当該記録確認動作中は、前記記録手段から前記記録媒体の抜き出しを禁止し、
    前記記録が正確に行われたことが前記確認された場合に、前記記録管理情報を、前記記録手段の記録動作を禁止する旨を示す情報に更新する
    データ記録方法。
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