JP4615012B2 - ナノメートルスケールの再構成可能な抵抗器クロスバースイッチを用いた電子デバイス - Google Patents

ナノメートルスケールの再構成可能な抵抗器クロスバースイッチを用いた電子デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP4615012B2
JP4615012B2 JP2007513322A JP2007513322A JP4615012B2 JP 4615012 B2 JP4615012 B2 JP 4615012B2 JP 2007513322 A JP2007513322 A JP 2007513322A JP 2007513322 A JP2007513322 A JP 2007513322A JP 4615012 B2 JP4615012 B2 JP 4615012B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
junction
logic
crossbar
electronic device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007513322A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007537678A (ja
Inventor
スナイダー,グレゴリー,エス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hewlett Packard Development Co LP
Original Assignee
Hewlett Packard Development Co LP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hewlett Packard Development Co LP filed Critical Hewlett Packard Development Co LP
Publication of JP2007537678A publication Critical patent/JP2007537678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4615012B2 publication Critical patent/JP4615012B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/02Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y10/00Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K19/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic element specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, covered by group H10K10/00
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K10/00Organic devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching; Organic capacitors or resistors having potential barriers
    • H10K10/701Organic molecular electronic devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K19/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic element specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, covered by group H10K10/00
    • H10K19/202Integrated devices comprising a common active layer
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S977/00Nanotechnology
    • Y10S977/70Nanostructure
    • Y10S977/701Integrated with dissimilar structures on a common substrate
    • Y10S977/708Integrated with dissimilar structures on a common substrate with distinct switching device

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)

Description

本発明は概して、機能上の長さのスケールがナノメートルで測定される電子デバイスに関し、より詳細には、より複雑な構造を形成するために構成要素として使用されるデバイス、及び係るデバイスを使用するための方法に関する。マイクロメートルスケール及びナノメートルスケールの電子デバイスの双方は、本明細書の教示に従って構成され得る。
シリコン(Si)集積回路(IC)は、エレクトロニクスを支配し、過去35年にわたりその成長を支えて、世界で最も大きく最も重要な産業の1つとなった。しかしながら、物理的な理由及び経済的な理由の組み合わさった理由から、シリコンICの成長に付随してきた微細化は、その限界に達している。現在のデバイスのスケールは、マイクロメートルの数10分の1程度である。エレクトロニクスをより微細なレベルとするために、新たな解決策が提案されている。係る解決策は現在、ナノメートルスケールのデバイスを構築することに向けられている。
ナノメートルスケールのデバイスを構築するという問題に対して従来提案された解決策は、(1)デバイスのコンポーネントを画定するためにX線、電子、イオン、走査プローブ、又はスタンピングを用いる極めて微細なスケールのリソグラフィーの利用、(2)電子、イオン、又は走査プローブによるデバイスコンポーネントの直接的な書込み、又は(3)共有結合によるコンポーネントの直接的な化学合成及び結合を包含していた。(1)に関する主な問題は、デバイスを構築するウェハは、デバイスを構築するためにリソグラフィー、次いでエッチング又は堆積の幾つかの連続する段階にわたり、デバイスの外観のサイズの数分の1未満の範囲内で少なくとも2次元で位置合わせされねばならない点である。この制御レベルは、デバイスのサイズがナノメートルスケールの寸法まで縮小される場合に、十分にスケーリングされない。デバイスがナノメートルスケールの寸法まで縮小される場合、こうした制御を具現化することは極めて高価になる。(2)に関する主な問題は、それが連続プロセスであり、各々が数兆ものコンポーネントを含む複雑なデバイスをウェハいっぱいに直接書き込むと、恐らく数年を必要とする可能性がある点である。最後に(3)に関する問題は、情報量の多い分子は通常、タンパク質やDNAのような巨大分子構造であり、これらが両方とも極めて複雑な、そして今日まで予測不可能な二次構造及び三次構造を有している点である。こうした二次構造及び三次構造は、これらの分子を螺旋状に捻り、シート状に折り畳み、そして他の複雑な三次元構造を形成させるが、それらは所望の電気特性に重大な、通常は有害な影響を及ぼすと共に、分子を外界とインタフェースさせることを不可能にする。
より複雑な回路及びシステムを形成するために使用されることができ、ナノメートルスケールの寸法まで容易に安価に縮小するナノメートルスケールのデバイスを形成するための基本的な手法が依然として必要とされている。
発明の開示
一例としての実施形態によれば、コンピューティングのアーキテクチャは、ナノメートルスケールのクロスバースイッチを含み、これらナノメートルスケールのクロスバースイッチは、ナノメートルスケールのクロスバースイッチにおいて論理値をインピーダンスとして符号化する一連のパルスに応答して論理関数を実行するように構成される。
一例としての実施形態によれば、コンピューティングのアーキテクチャは、閉じた位置にある際に抵抗性回路素子としての役割を果たす複数のナノメートルスケールのスイッチを含み、これらナノメートルスケールのスイッチは、ナノメートルスケールのスイッチにおける論理値をインピーダンスとして符号化する一連の制御入力に応答して論理関数を実行するように構成される。
一例としての実施形態によれば、コンピューティングのアーキテクチャは、タイプが一様であり且つ共通のタイプのプログラム可能スイッチ接合部を含むクロスバースイッチのアレイを含み、これらアレイは、アレイの論理値をインピーダンスとして符号化することにより論理関数を実現するように構成される。
一例としての実施形態によれば、コンピューティングの方法は、クロスバースイッチのアレイが論理関数を実行するように、クロスバースイッチのアレイの論理値をインピーダンスとして符号化する一連のパルスを提供することを含む。
定義
本明細書で使用される場合、「再構成可能」という用語は、スイッチが、酸化又は還元等の可逆的なプロセスを介して、その状態を複数回変更することができることを意味する。言い換えれば、スイッチを、ランダムアクセスメモリ(RAM)の記憶ビットのように、複数回開閉することができる。
「ラッチ」は、単一のビットの情報を格納することができるデジタル電子コンポーネントである。それは、入力ライン、出力ライン及び1本又は複数の制御ラインを有する。一般に、制御ラインは、ラッチを2つのモードのうちの1つであるように操作する。すなわち、「プログラミングモード」では、入力ラインのデータはサンプリングされて取り込まれ、ラッチのメモリ素子に格納され、「出力モード」(「プログラミングモード」とオーバラップしてもよい)では、格納されたデータ値は、恐らくは反転して出力データラインに出力される。このように、ラッチは、論理信号をサンプリングして保存することができるとともに、その信号の電気的完全性を回復するためのメカニズムも提供する記憶デバイスである。
マイクロメートル(ミクロン)スケールの寸法は、サイズが1マイクロメートルから数マイクロメートルまでの範囲である寸法を指す。
サブマイクロメートル(ミクロン)スケールの寸法は、1マイクロメートルから0.05マイクロメートルまでの範囲である寸法を指す。
ナノメートルスケールの寸法は、0.1ナノメートルから50ナノメートル(0.05マイクロメートル)までの範囲である寸法を指す。
交差ワイヤスイッチに関する基本情報
クロスバーは、ナノ電子計算に対するアーキテクチャ面の手法として提案されてきた。例えば、以下を参照されたい:
Y. Chen、G. Jung、D. Ohlberg、X. Li、D. Stewart、J. Jeppesen、K. Nielsen、J. Stoddart、R. Williams著「Nanoscale molecular-switch crossbar circuits」(Nanotechnology 14(2003), pages 462-468)
A. DeHon著、「Array-Based Architecture for FET-Based Nanoscale Electronics」(IEEE Transactions on Nanotechnology, vol.2, no.1, March 2003, pages 23-32)
M. Stan、P. Franzon、S. Goldstein、J. Lach、M. Ziegler著「Molecular Electronics: From devices and interconnect to circuits and architecture」(Proceedings of the IEEE, November 2003, pages 1940-1957)
S. Goldstein、M. Budiu著「NanoFabrics: Spatial Computing Using Molecular Electronics」(Proceedings of the 28th International Symposium on Computer Architecture, ISCA, 2001)
Y. Luo、C. Collier、J. Jeppesen、K. Neilsen、E. Delonno、G. Ho、J. Perkins、H. Tseng、T. Yamamoto、J. Stoddart、J. Heath著「Two-Dimensional Molecular Electronics Circuits」(Chemphyschem 2002, 3, pages 519-525)
J. Heath、M. Ratner著「Molecular Electronics」(Physics Today, May 2003, pages 43-49)。
以下も参照されたい:
L. J. Guo、P. R. Krauss及びS. Y. Chou著「Nanoscale silicon field effect transistors fabricated using imprint lithography」(Appl. Phys. Letts. 71 (1997) 1881)
Y. Huang、X. F. Duan、Y. Cui、L. J. Lauhon、K. H. Kim及びC. M. Lieber著「Logic gates and computation from assembled nanowire building blocks」(Science 294 (2001) 1313)。
本発明の実施形態
さまざまな実施形態は、クロスバーの配列(アレイ等)を採用し、この場合、クロスバー接合部は、高インピーダンス状態と低インピーダンス状態との両方で電気的に再構成可能であり、選択された接合部を「ディスエーブル(不能)」にすることができ、それによりそれらを再構成することができない高インピーダンス状態のままにする。また、クロスバー接合部は、反転ラッチ又は非反転ラッチを実現することも可能である。クロスバーは、高インピーダンス状態に置かれることが可能である電圧源からの波形によって駆動される。ラッチ及びロジックを実現するものもあればルーティングを実現するものもある、複数の再構成可能な抵抗器クロスバーを組み合わせて、より大型の計算システムを作成することができる。いくつかの実施形態によるシステムには、単一のタイルタイプのみを必要とするという利点があり、それによりそれらの製作の複雑性及びコストが低減する。
図1A及び図1Bは、電子デバイスとして挙動するように独立して構成され得る接合部を画定するナノスケールクロスバースイッチの例としてのアレイ100を示す。この例では、ナノスケールクロスバースイッチのアレイ100は、図示されるように中間層106によって分離されるナノワイヤアレイ(それぞれナノワイヤ102及び104で示す)の2つの平行な平面で形成される。この例では、一方の平面のワイヤは他方の平面のワイヤと直交し、所与の平面の各ワイヤは同じタイプからなる。一方の平面のワイヤが他方の平面のワイヤと交差する領域を接合部108と呼ぶ。交差ワイヤスイッチ又はクロスバースイッチ110は、各接合部に形成される。ナノワイヤアレイ102及び104は、金属ワイヤであっても半導体(例えば、シリコン)ワイヤであってもよく、それらは、接合部108を画定するゼロでない或る角度で交差する。中間層106は、特定の電気化学特性を有する材料、例えば、ロタキサンの薄い層である。中間層106は、不連続であってもよく、例えば、分子の集まりであってもよい。中間層106に使用され得る例としての材料は、米国特許第6,459,095号、米国特許第6,624,002号、及び米国特許第6,674,932号に記載されており、それらは参照により本明細書に援用される。使用される中間層106の性質並びにワイヤ102及び104のタイプに応じて、接合部108は、その接合部を形成する2本のワイヤに適切な電圧を印加してダイオード(図2A)、電界効果トランジスタ(図2B及び図2C)又は抵抗器(図2D)等の電子デバイスを実現することにより構成される(場合によっては構成解除される)ことができる。
「タイル」と呼ばれるクロスバースイッチのアレイ(形状は長方形又は他の形状)は、ナノアーキテクチャを作成するための構成要素としての役割を果たすことができる。従来、特定のタイプのタイルは、単一のタイプの中間層を有し、このため、各タイルに対して単一のデバイスタイプしか使用できなかった(図2A〜2Dで例示されるように)。このため、タイルを使用して、クロスバーの異なる領域に異なる中間層を有する「モザイク」と呼ばれるより大きい構造体を形成することができる。例えば、図3を参照すると、モザイク300は、抵抗性クロスポイントスイッチを形成するように構成される中間層領域302及び304(破線によって境界が形成される)と、n−FETを形成するように構成される中間層領域306(破線によって境界が形成される)と、p−FETを形成するように構成される中間層領域308(破線によって境界が形成される)とを含む。
例としての実施形態によれば、コンピューティングのアーキテクチャ及び方法は単一のタイプのタイルのみを利用し、すなわち、モザイク全体に対して単一の中間層しか使用されない。さまざまな実施形態において、コンピューティングのアーキテクチャ及び方法は、ナノメートルスケールのクロスバースイッチを利用するが、本明細書で説明される原理は、それよりスケールが小さいか又は大きい寸法(例えば、マイクロメートルスケール又はサブマイクロメートル(ミクロン)スケールの寸法)のスイッチにも適用可能であるということは理解されるべきである。
例としての実施形態によれば、再構成可能な抵抗器クロスバーは、汎用計算のための基礎として使用される。さまざまな実施形態において、クロスバーの特定の接合部は、適切なメカニズムによって永久的に「ディスエーブル(不能)」にされる。中間層に応じて、接合部が永久的な高インピーダンス状態のままにされる(したがって、もはや再構成可能ではない)ように、過大な電圧を印加することによって接合部を破壊してもよい。さまざまな実施形態において、この不能化は、製造プロセス中(例えば、回路が最初に作成される時)に一度だけ行われる。
抵抗器クロスバーは再構成可能である。すなわち、それらの両端の電圧降下が一定の閾値に達すると、それらの抵抗は急激に変化する。さらに、低インピーダンスから高インピーダンスへ遷移するための閾値は、高インピーダンスから低インピーダンスに遷移するための閾値とは異なる。このため、図6A及び図6B(後述する)に示されるように、抵抗器クロスバーは、それらのスイッチングにおいてヒステリシスを示す。こうした特性は、利得、信号反転、及びデータ記憶を実現するために非線形性を提供する。
抵抗器の2端子の性質(例えば、汎用ロジックを実現するために一般に必要な反転及び利得を実現する能力を制限する)は、資源を時分割多重化することによって回避される。例えば、所与のナノワイヤは、1つのタイムスロットではコンポーネントに対する入力として、別のタイムスロットでは出力として、さらに別のタイムスロットでは加算接合部として機能することができる。ナノワイヤを駆動する単一の電圧源を使用して、計算の段階に応じて、接合部を再構成し、接続を確立し、又は出力信号を駆動することができる。
図4を参照すると、一例としての実施形態によるロジック/ラッチのカスケード接続400は、図示されたように構成されるラッチ要素402、406及び410とロジック要素404及び408とを含む。この例では、入力信号はラッチされ、ロジックで組み合わされることにより追加の信号を形成し、その後またラッチされる。データは、カスケード接続400を通して左から右に流れ、各段階は、ロジックであってもラッチであっても、計算を実行して伝えるために順々にクロック信号によって駆動される。一例として、各ロジックの段階は、1つ又は複数のAND−OR−INVERTゲートを実現する。ラッチは、反転であっても非反転であってもよく、連続した(ビットシリアル)態様で評価される論理NOR関数と同様に、データの一時的格納と信号回復とを行うことができる。
一例としての実施形態によれば、図5は、図示されたように構成される入力ラッチ502と、最小項要素504、506及び508と、出力ラッチ510とを有するクロスバー500を示す。クロスバー500は、実現され得る多くの考えられる再構成可能な抵抗器クロスバー構成のうちの1つの例である。この例では、カスケード接続500(積和計算をラッチする)は、2つのラッチ段階及び1つの計算段階を使用する。入力信号が入れられ、入力ラッチ段階502でラッチされる。最小項(「積」すなわち、選択されラッチされた入力信号の論理ANDとも呼ぶ)は、1つずつ計算され、各最小項の結果は出力ラッチに累算され、各最小項の結果の論理NORが有効に計算される。最小項関数は、最小項要素504、506及び508内の適切な接合部を永久的な高インピーダンス状態へと選択的に「不能化」することによって実現される。計算が完了すると、出力ラッチ510は(反転された)積和結果を保持することになり、それはその後、後続するロジックの段階によって使用されるために出力され、又は外部の回路に伝えられることができる。
重要な態様は、論理値に使用される符号化方式である。従来しばしば行われるような電圧を使用する代りに、論理値はインピーダンスによって表される。例えば、論理「0」は低インピーダンスによって表され、論理「1」は高インピーダンスによって表される。これらの値を、外部回路又は他の計算要素とインタフェースするために電圧に変換することができる。一例として、これは、接合抵抗器を別の抵抗器(例えば、値が、接合部のRopen抵抗とRclosed抵抗との間の中間)と直列に接続し、直列の対の両端に電圧を駆動することによって達成され得る。その直列の両端に電圧Vと接地を印加することにより、インピーダンスを電圧に有効に変換する分圧器が提供される。接合部が低インピーダンスである場合、出力電圧VoutはVに近くなり、接合部が高インピーダンスである場合、Voutは接地に近くなる。
本明細書で説明されるアーキテクチャ及び方法の別の重要な態様は、ワイヤの共有(多重タスク)機能であり、それは、「ディスエーブル(不能)にされる」すなわち高インピーダンス出力状態に切り替えられることができる電圧源を使用して実現される。例えば、さまざまな実施形態において、本明細書で説明される原理によって実現されるラッチは、入力及び出力の両方に対して単一のワイヤを使用し、イネーブルにされた電圧ドライバが共有を容易にする。さまざまな実施形態では、本明細書で説明される原理によって実現される最小項ロジックブロックは、ワイヤードORロジックに類似する態様で複数のワイヤを有効に一つに結合する。さまざまな実施形態では、ロジック及びラッチのカスケード接続はパイプラインに似ているが、その動作は、計算全体が完了するまで新たな入力データがストリームに入るのを可能にしない。係る実施形態では、ラッチの2つの段階のみが一度にデータをアクティブに駆動して取得することができ、他のすべての段階はディスエーブル状態にある。係るカスケード接続は、ロジックが遅延線段階の間に挿入されるデジタル遅延線の機能に類似する機能をもたらす。
電気モデル
図6Aは、接合部のヒステリシススイッチに、接合部を画定するナノワイヤの「セグメント」抵抗を足したものから構成されるラッチ電気モデルを示し、図6Bは、図6Aのラッチ電気モデルに対する理想化された電流/電圧曲線を示す。この電気モデルの目的のために、クロスバーの各ディスエーブルにされていない接合部は、図6A及び図6Bに示されるように「ヒステリシススイッチ」のように挙動するものと想定される。係るスイッチは通常、2つの状態、すなわち高インピーダンス(「開」)又は低インピーダンス(「閉」)のうちの1つにある。スイッチは、スイッチ両端の電圧降下(図6Aにおいて「x」に対して「V」で測定される)が動作範囲[V,V](図6B)内のままである限り、それがどんな状態にいてもその状態を維持する。しかしながら、スイッチは、「開いた」状態では、スイッチの両端の電圧降下がVを越える場合に、「閉じた」状態に遷移し、「閉じた」状態では、電圧降下がV未満である場合に、「開いた」状態に遷移する。しかしながら、接合部の両端の過大な正の電圧降下(Vd+)又は負の電圧降下(Vd−)は、その接合部を破壊する。破壊された接合部は、過去見られてきたように、通常、「固く閉じた」状態のままである。
この簡略化した電気モデルの目的のために、「閉じた」接合部の抵抗は1メガオーム(製作されたクロスバーで測定される場合)であるものと想定され、「開いた」接合部は1ギガオームであるものと想定される。これら抵抗はともに、(製作されたクロスバーで測定される場合)「セグメント」毎に100オーム程度であるナノワイヤ自体の抵抗より大幅に高く、この場合、セグメントは、2つの隣接する接合部の間のナノワイヤの長さである。「ディスエーブル(不能)にされた」又は「固く開いた」接合部状態は、「開いた」接合部と同じインピーダンス、この場合は1ギガオームを有するものと想定される。
ラッチ
図7A及び図7Bは、ラッチとして使用されるヒステリシススイッチ接合部を示す。この例では、ビットを格納するためにクロスバーの単一の接合部のみが使用される。さらに、別の重要な態様は、「0」及び「1」の論理値が、電圧ではなくラッチを実現する接合部のインピーダンスで表されるということである。例えば、「開いた」(高インピーダンス)接合部(図7A)は、ラッチされた論理「1」を表し、「閉じた」(低インピーダンス)接合部(図7B)は、論理「0」を表す。動作時、水平ナノワイヤは、入力信号及び出力信号によって時分割され、垂直ナノワイヤは、データ取得のため、及びラッチされたデータ信号をVoutに駆動するために使用される。後述するように、この「インピーダンス符号化」も、論理関数を実現する重要な態様である。
図8A及び図8Bは、例としての実施形態による、非反転構成及び反転構成それぞれにおいてヒステリシススイッチラッチを如何にして使用することができるかを示す。反転構成の場合、格納される信号は、入力信号の論理補数である。各構成に対して、制御電圧の異なるシーケンスが使用される。ラッチに対する入力は、単純な電圧源とすることができる(例えば、ラッチが外部CMOS回路にインタフェースされる場合)。しかしながら、より大きい回路内では、ラッチは、別のラッチの出力によって駆動されることが最も多く、この場合、入力信号は、駆動ラッチのインピーダンスによって表される。一例として、このインピーダンスは、論理1を表すために高くなる(Ropen程度)か、又は論理0を表すために低くなる(Rclosedの数倍程度)。垂直ナノワイヤにおけるこの入力インピーダンスRを駆動する電圧源は、ラッチ動作の段階に応じて、「浮動」(例えば、非常に高いインピーダンス>>Ropen)、接地、又はV未満の固定正電圧のいずれかとなる。ラッチの出力は、入力によって使用されるものと同じ水平ナノワイヤである。図8A及び図8Bに示された例としての実施形態では、クロスバー800に、駆動ダイオード802が外部的に設けられる(電気的に接続される)ことにより、接合部が閉じた状態から開いた状態に切り替わる際に接合部の破壊が防止される。このため、さまざまな実施形態によれば、クロスバーに、外部駆動ダイオード、すなわちクロスバーの一部ではないダイオードのアレイが設けられる。例えば、係る外部駆動ダイオードは固定(構成可能でない)であり、クロスバーを支持する基板804に設けられる。このため、実施形態によっては、再構成可能な抵抗器クロスバーのみを有するタイル(例えば、ナノスケールタイル)の使用が容易になる。他の実施形態では、駆動ダイオードを異なるタイプのタイルに設けることができる。
図9A〜図9Cは、例としての実施形態による反転ラッチ動作を示す。まず、ラッチは、接合部スイッチを無条件に開くことにより、「開いた」状態(図9A)に事前設定される。これは、入力電圧源を強制的に高インピーダンス状態にし、その後接合部の両端の電圧降下がスイッチを開くために必要なV閾値を越えるように、垂直ナノワイヤに対して負の電圧を印加することによって達成される。回路のダイオードは、第1のステップ中においてのみ順方向バイアスがかけられ、接合部を保護するために接地への低インピーダンス経路を提供する。この保護が必要な理由を理解するために、ダイオードがなく、代りに入力信号が、スイッチの閉じた抵抗Rclosedと同じ値である入力抵抗器Rを通してのみ接地された場合に起こりうることを検討されたい。接合部が最初に閉じられていると、それは、Rを有する分圧器を形成し、スイッチが開かれた場合に、垂直ナノワイヤに印加される負の電圧が強制的に開の閾値電圧Vの少なくとも2倍にされる。しかしながら、この電圧が印加され、スイッチが高インピーダンス状態(Ropen)に遷移すると、分圧器を通る電流は急速に降下し、垂直ナノワイヤに印加される電圧のほぼすべて2が、この時接合部の両端で降下する。この値が破壊閾値Vd−を越えると、接合部は破壊される。この問題は、ラッチを含む任意の実際の回路で可能性があるように、RinがRclosedより大きい場合に、もっと悪くなる。このため、ダイオードは、接合部が高インピーダンス状態への遷移を行う場合に、接合部電圧が破壊的にスパイクしないようにする低インピーダンス経路を提供する。
第2のステップ(図9B)では、入力信号Vinの論理値に応じて、新たに開かれた接合部が条件付きで閉じられる。水平入力ナノワイヤは固定電圧Vinで駆動され、垂直ナノワイヤは書込み電圧Vで駆動される。入力信号が論理「1」である場合、Rinの値はハイになる(それは、インピーダンス符号化を使用する前段からのラッチを表すため)。ヒステリシススイッチ900によって表される接合部の抵抗は高くなるが、Rは比較的低い。電圧Vは、この場合、接合部の両端の電圧降下がVを越えて接合部が閉じるように選択される。一方、入力信号が論理「0」である場合、Rinの値は低くなり、すなわち閉じた接合部のRopenの値よりはるかに低くなり、形成された分圧器は、接合部の両端の電圧降下が閉の閾値Vを決して越えないことを確実にする。このため、第2のステップの最後には、接合部は入力信号の反転状態を取り込んでおり、論理「1」入力(高インピーダンス)は論理「0」(低インピーダンス)接合部状態となり、論理「0」入力(低インピーダンス)は論理「1」(高インピーダンス)接合部状態となる。
第3のステップ(図9C)では、ラッチの状態は、水平ナノワイヤ上に読み出される。これは、入力信号を、その電圧源ドライバを強制的に高インピーダンス状態にすることによって有効に切断し、垂直ナノワイヤを「読出し」電圧Vで駆動することによって達成される。
非反転ラッチ構成(図8A)では、1つのラッチの値を別のラッチに書き込む場合にプルダウン抵抗器Rを不要とする。反転の場合と同様に、受取り側のラッチを、まず無条件に開かなければならない。しかしながら、第2のラッチを条件付きで閉じることは、第1のラッチの垂直ナノワイヤを正の電圧ではなく接地で駆動することによって達成され、受取り側のラッチの垂直ナノワイヤは、Vより大きいが2Vより小さい正の電圧で駆動される。そして、2つのラッチの接合部は、抵抗性分圧器を形成し、それにより、第1のラッチが開かれた場合にのみ第2のラッチが開かれ、そのためそのラッチの状態が複製される。
残りの図面を簡略化するために、図10A〜図10Dは、単一接合部ラッチの概略記号を示す。未知の状態のラッチを表すために、接合部を覆う正方形を使用し(図10A)、正方形がないことは、ラッチがディスエーブル(不能)にされて、永久的な高インピーダンス状態のままにされていることを表す(図10B)。図10C及び図10Dの記号はそれぞれ、論理1(開)を保持するラッチと論理0(閉)を保持するラッチとを表す。
ロジック
図11は、本明細書で説明される原理によって実現される「ワイヤードAND」ロジック1100の一例を示す。抵抗器のすべてR〜Rが大きい(>>Rsmall)場合、テブナン等価回路は、出力インピーダンスがおよそRsmallであるおよそ0ボルトの電圧源となる。しかしながら、抵抗器のうちの1つ又は複数がRsmallに等しい(残りすべてが大きい)場合、等価出力電圧は、出力インピーダンスがさらに小さいため、V/2より大きくなる。これは、AND論理関数の優れた近似を提供し、入力値はインピーダンス符号化され(Rsmall=論理0、Rlarge=論理1)、出力は電圧符号化される(0V=論理1、>V/2=論理0)。本明細書で説明される原理によれば、ロジックの評価は、論理値が電圧ではなくインピーダンスとしてラッチに格納されるという事実を利用する。この例では、計算は、本質的に「ワイヤードAND」関数であるものを実現するように複数のラッチ出力を一緒になるように短絡させることによって達成される。「ワイヤードAND」の結果は、論理信号を取り込み、回復するために別のラッチの入力に供給される。
NANDゲート
図12Aは、3つの入力信号A、B及びCの論理NANDを計算するためのラッチベース回路の一例を示し、入力信号の各々は、別々のラッチで符号化されたインピーダンスであると想定する。非反転入力ラッチは、入力信号を取り込んで再生成する。3つの入力ラッチが共通の読出し電圧によってそれらの共有垂直ナノワイヤで駆動され、ラッチ出力(水平ナノワイヤ)が一緒になるように小さいプルダウン抵抗器に結合されると、結果は、接地に近い低インピーダンス電圧源(ラッチのすべてが開いた状態にある場合)であるか、又はV/2に近いか又はそれを上回る低インピーダンス電圧(ラッチのうちの少なくとも1つが閉じた状態にある場合)である。これらの電圧は、後続のラッチ(分圧器のために反転構成の状態にある)をそのラッチの接合部を条件付きで閉じることによって首尾よくプログラムするためには十分である。
図12Bは、一例としての実施形態によるクロスバー1200の図12Aの論理NANDの具現化形態を示す。この例としての具現化形態では、クロスバー接合部のうちのいくつかが、永久的な高インピーダンス状態へと「ディスエーブル(不能)」にされている。白い正方形によって覆われた接合部は作動しているラッチを表し、覆われていない接合部は、製造プロセス又は構成プロセス中に「ディスエーブル(不能)」にされた接合部である。「K」入力は、例えば、論理0(閉)を保持するラッチを使用して実現される接地への低インピーダンス接続である。
図13A〜図13Fは、一例としての実施形態によるヒステリシスロジックでもってNADN関数を計算するステップを示す。図14は、ワイヤードANDを計算する場合(図13D)の近似等価回路1400を示す。ラッチ入力への信号をルーティングするために使用されている中間接合部の効果をモデル化するために、K(及び実際には入力のすべて)を駆動する電圧源のインピーダンスはRclosed抵抗の3倍である(下記の「複数のクロスバー」と題するセクションを参照)。図15は、図14のNANDゲートに対する制御信号のプロットである。
図12B、図13A〜図13F、図14及び図15を参照すると、NAND関数を実行する一例としての手続きは、以下のステップを含む。
1.負の電圧でVin、Vand及びVout制御ラインを駆動することにより、すべての接合部を無条件に開く(図13A)。
2.正の電圧でVinを駆動することにより、入力データ(A、B、C)を入力ラッチにラッチする(図13B)。
3.接地でVinを駆動し、接地への低インピーダンス経路でKを駆動し、正の電圧でVandを駆動することにより、ワイヤードAND接合部のいくつか(図12Bの中間列)を閉じる。実際に閉じられるVandワイヤに沿った接合部のみが、入力ラッチ接合部における閉じた接合部を通して接地への低インピーダンス経路を有する接合部である(図13C)。
4.入力ラッチを読み出し、ワイヤードAND関数を評価し、出力ラッチで結果を取り込む。図12Bにおける最も低い位置にある水平ナノワイヤの「K」入力が、論理0(閉)を保持するラッチから供給されて、最初の2つの列の抵抗器で分圧器を形成する(図14及び図13Dを参照)。
5.負の電圧でVandを駆動することにより、ワイヤードAND接合部をすべて開く(図13E)。
6.Voutライン上に接地を駆動することにより、結果を出力ラッチから出力する。必要に応じて、Vinライン上に接地を駆動することにより、ラッチされた入力も同時に出力することができる(図13F)。
インピーダンス符号化により、「ワイヤードAND」は頑強であり、RopenがRclosedよりはるかに大きい限り、多数の入力を許容することができる。このため、本明細書で説明される原理により、複数のラッチの出力を一緒になるように結合することにより、高いファインインのANDゲートを実現することが可能になる。
積和
信号をラッチで反転させる能力とともにAND関数を計算する能力を組み合わせることにより、汎用計算を実行する能力が提供される。すなわち、クロスバーをラッチと組み合わせることにより任意のロジックを実現することができる。しかしながら、係る手法は、汎用積和論理関数を効率的に実現することも可能なクロスバー構造を最もよく利用するものではない。
図16は、一例としての実施形態によるクロスバー1600における排他的ORゲートの具現化形態を示す。図17は、図16の排他的ORゲートのための制御信号のプロットである。排他的ORゲートのこの例としての具現化形態は、2つの異なる最小項に対し互いにOR(論理和)をとることを含む(図16)。その演算は、NANDゲートに類似するが、第2の最小項を評価するために3つの追加のステップが必要である点が異なる。図16及び図17を参照すると、排他的OR関数を実行する一例としての手続きは、以下のステップを含む。
1.すべての接合部を無条件に開く。
2.入力データを入力ラッチにラッチする。ラッチ後、入力信号のドライバを高インピーダンス状態にする。
3.入力ラッチにおける対応する格納されたビットが論理0(閉)である場合、第1の最小項に対するワイヤードAND接合部を閉じる。
4.入力ラッチを読み出し、ワイヤードAND関数を評価し、結果を出力ラッチで取り込む。
5.第1の最小項に対するワイヤードAND接合部を開く。
6.対応する入力ラッチにおける格納されたビットが論理0である場合、第2の最小項に対するワイヤードAND接合部を閉じる。
7.入力ラッチを読み出し、ワイヤードAND関数を評価し、結果を出力ラッチで取り込む。第1の最小項の結果が取り込まれた時に、ステップ4において出力ラッチはすでに閉じた位置に設定されている可能性があることに留意されるべきである。そうである場合、このステップは効果がなく、そうでなければ、ラッチは第2の最小項の出力を取り込む。これは、2つの最小項に対し互いにNOR(否定論理和)を有効にとる(NORをとることは、同時にではなく逐次に行われる)。
8.第2の最小項に対するワイヤードAND接合部を開く。
9.結果を出力ラッチから出力する(このラッチは、入力分圧器構成のため、反転である)。
複数の出力
追加の最小項及び出力ラッチを追加することにより、クロスバーの効率をさらに向上させることができる。このために、図18は、一例としての実施形態によるクロスバー1800における半加算回路の具現化形態を示す。この例では、半加算器は、2つの入力A及びBの和及び桁上げを生成する。
複数のクロスバー
いくつかのクロスバーを組み合わせて、ロジックを実現するためにクロスバーのうちの一部を使用し、ルーティングを実現するためにクロスバーのうちの一部を使用することによって、より複雑な論理関数を実現することができる。一例として、図19は、図示されたるように構成されるロジッククロスバー1902及び1904とルーティングクロスバー1906とを含むアーキテクチャ1900を示す。この例では、中間のクロスバーは、厳密にルーティングのために使用される。すなわち、ルーティングクロスバー1906の閉じた接合部は一度だけ構成され、左側のロジックブロック(ロジッククロスバー1902)の出力からの信号を右側のロジックブロック(ロジッククロスバー1904)にルーティングする状態のままにされる。
本発明は、上記の例示的な実施形態に関して説明されたが、当業者には、上述した実施形態に対する多数の変更及び/又は追加が容易に明らかとなろう。本発明の範囲は、係る変更及び/又は追加のすべてに適用されることが意図されている。
一例としての実施形態によるナノスケールクロスバーのアレイの1つの視点からの概略図である。 一例としての実施形態によるナノスケールクロスバーのアレイの図1とは異なる視点からの概略図である。 クロスバースイッチ接合部において電子デバイスが構成されているクロスバースイッチを備えるタイルの一例を示す図である。 クロスバースイッチ接合部において電子デバイスが構成されているクロスバースイッチを備えるタイルの一例を示す図である。 クロスバースイッチ接合部において電子デバイスが構成されているクロスバースイッチを備えるタイルの一例を示す図である。 クロスバースイッチ接合部において電子デバイスが構成されているクロスバースイッチを備えるタイルの一例を示す図である。 クロスバーの異なる領域に異なる中間層を有するタイルのモザイクを示す図である。 一例としての実施形態によるロジック/ラッチのカスケード接続を示す図である。 積和計算を計算してラッチする、一例としての再構成可能な抵抗器クロスバー構成を示す図である。 接合部のヒステリシススイッチに、接合部を画定するナノワイヤの「セグメント」抵抗を足したものから構成されるラッチ電気モデルを示す図である。 図6Aのラッチ電気モデルに対する理想化された電流/電圧曲線を示す図である。 ラッチとして使用されるヒステリシススイッチ接合部の論理値のインピーダンス符号化を示す図である。 ラッチとして使用されるヒステリシススイッチ接合部の論理値のインピーダンス符号化を示す図である。 一例としての実施形態による、ヒステリシススイッチラッチを非反転構成で如何にして使用することができるかを示す図である。 一例としての実施形態による、ヒステリシススイッチラッチを反転構成で如何にして使用することができるかを示す図である。 一例としての実施形態による反転ラッチ動作を示す図である。 一例としての実施形態による反転ラッチ動作を示す図である。 一例としての実施形態による反転ラッチ動作を示す図である。 単一接合部ラッチの概略記号を示す図である。 単一接合部ラッチの概略記号を示す図である。 単一接合部ラッチの概略記号を示す図である。 単一接合部ラッチの概略記号を示す図である。 一例としての実施形態によって具現化される「ワイヤードAND」ロジックの一例を示す図である。 一例としての実施形態による、論理NANDを計算するためのラッチベース回路の一例を示す図である。 一例としての実施形態による、クロスバーにおけるラッチベース回路の具現化形態を示す図である。 一例としての実施形態によるヒステリシスロジックを有するNAND関数を計算するステップを示す図である。 一例としての実施形態によるヒステリシスロジックを有するNAND関数を計算するステップを示す図である。 一例としての実施形態によるヒステリシスロジックを有するNAND関数を計算するステップを示す図である。 一例としての実施形態によるヒステリシスロジックを有するNAND関数を計算するステップを示す図である。 一例としての実施形態によるヒステリシスロジックを有するNAND関数を計算するステップを示す図である。 一例としての実施形態によるヒステリシスロジックを有するNAND関数を計算するステップを示す図である。 図13DにおけるようにワイヤードANDを計算する場合の近似等価回路を示す図である。 図14のNANDゲートに対する制御信号のプロットである。 一例としての実施形態によるクロスバーにおける排他的ORゲートの具現化形態を示す図である。 図16の排他的ORゲートに対する制御信号のプロットである。 一例としての実施形態によるクロスバーにおける半加算回路の具現化形態を示す図である。 一例としての実施形態によるロジッククロスバー及びルーティングクロスバーをともに含むアーキテクチャの具現化形態を示す図である。

Claims (10)

  1. 電子デバイスであって、
    ナノメートルスケールのクロスバースイッチ(100)を含み、前記ナノメートルスケールのクロスバースイッチ(100)が、前記ナノメートルスケールのクロスバースイッチ(100)において論理値をインピーダンスとして符号化する一連のパルスに応答して論理関数を実行するように構成されており、入力データが、前記ナノメートルスケールのクロスバースイッチ(100)内の入力ラッチでラッチされ、ワイヤードAND接合部を開/閉して、結果を出力ラッチから出力する、電子デバイス
  2. 前記ナノメートルスケールのクロスバースイッチ(100)が、前記一連のパルスに応じてラッチ機能を実行するように構成される、請求項1に記載の電子デバイス
  3. 前記ナノメートルスケールのクロスバースイッチ(100)が、共通のタイプのプログラム可能スイッチ接合部(108)を含む、請求項1に記載の電子デバイス
  4. 前記プログラム可能スイッチ接合部(108)が、閉じた場合に実質的に線形のインピーダンス応答を有する、請求項3に記載の電子デバイス
  5. 前記プログラム可能スイッチ接合部(108)が抵抗性である、請求項3に記載の電子デバイス
  6. 前記アーキテクチャがダイオードを含まない、請求項1に記載の電子デバイス
  7. 前記アーキテクチャがトランジスタを含まない、請求項1に記載の電子デバイス
  8. 前記ナノメートルスケールのクロスバースイッチ(100)が、ゼロでない角度で交差される2本のワイヤ(102、104)を含む、請求項1に記載の電子デバイス
  9. 前記2本のワイヤ(102、104)のうちの一方又は両方が金属から作製される、請求項8に記載の電子デバイス
  10. 前記2本のワイヤ(102、104)のうちの一方が半導体材料から作製される、請求項8に記載の電子デバイス
JP2007513322A 2004-05-10 2005-05-10 ナノメートルスケールの再構成可能な抵抗器クロスバースイッチを用いた電子デバイス Expired - Fee Related JP4615012B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/842,762 US7203789B2 (en) 2004-05-10 2004-05-10 Architecture and methods for computing with reconfigurable resistor crossbars
PCT/US2005/016523 WO2005112264A1 (en) 2004-05-10 2005-05-10 Architecture and methods for computing with nanometer scale reconfigurable resistor crossbar switches

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007537678A JP2007537678A (ja) 2007-12-20
JP4615012B2 true JP4615012B2 (ja) 2011-01-19

Family

ID=34969577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007513322A Expired - Fee Related JP4615012B2 (ja) 2004-05-10 2005-05-10 ナノメートルスケールの再構成可能な抵抗器クロスバースイッチを用いた電子デバイス

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7203789B2 (ja)
EP (1) EP1745549B1 (ja)
JP (1) JP4615012B2 (ja)
AT (1) ATE412269T1 (ja)
DE (1) DE602005010567D1 (ja)
WO (1) WO2005112264A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7525833B2 (en) * 2005-10-21 2009-04-28 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Nanoscale shift register and signal demultiplexing using microscale/nanoscale shift registers
US7302513B2 (en) * 2006-04-03 2007-11-27 Blaise Laurent Mouttet Programmable crossbar signal processor
US7576565B2 (en) * 2006-04-03 2009-08-18 Blaise Laurent Mouttet Crossbar waveform driver circuit
US9965251B2 (en) * 2006-04-03 2018-05-08 Blaise Laurent Mouttet Crossbar arithmetic and summation processor
US7902867B2 (en) * 2006-04-03 2011-03-08 Blaise Laurent Mouttet Memristor crossbar neural interface
US20070233761A1 (en) * 2006-04-03 2007-10-04 Mouttet Blaise L Crossbar arithmetic processor
US8183554B2 (en) * 2006-04-03 2012-05-22 Blaise Laurent Mouttet Symmetrical programmable memresistor crossbar structure
US8254049B2 (en) * 2007-08-20 2012-08-28 Agere Systems Inc. Systems and methods for improved synchronization between an asynchronously detected signal and a synchronous operation
US20100090189A1 (en) * 2008-09-15 2010-04-15 Savransky Semyon D Nanoscale electrical device
US8547727B2 (en) * 2008-12-12 2013-10-01 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Memristive device
US8780606B2 (en) * 2008-12-23 2014-07-15 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Memristive device having a porous dopant diffusion element
US8582344B2 (en) 2008-12-30 2013-11-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Multiplexer/de-multiplexer memristive device
US8891283B2 (en) * 2009-01-05 2014-11-18 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Memristive device based on current modulation by trapped charges
WO2010082923A2 (en) * 2009-01-13 2010-07-22 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Programmable bipolar electronic device
WO2010082928A1 (en) 2009-01-15 2010-07-22 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Silicon-based memristive device
US8471234B2 (en) 2009-01-20 2013-06-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Multilayer memristive devices
US9715655B2 (en) 2013-12-18 2017-07-25 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Method and apparatus for performing close-loop programming of resistive memory devices in crossbar array based hardware circuits and systems
US10032510B2 (en) 2014-04-28 2018-07-24 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Multimodal memristor memory
US10452585B2 (en) 2016-09-16 2019-10-22 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Crossbar switch with pipeline delay registers
US10719296B2 (en) * 2018-01-17 2020-07-21 Macronix International Co., Ltd. Sum-of-products accelerator array

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6002268A (en) * 1993-01-08 1999-12-14 Dynachip Corporation FPGA with conductors segmented by active repeaters
JPH09307428A (ja) * 1996-05-14 1997-11-28 Hitachi Ltd 可変論理集積回路
US6559468B1 (en) 1999-03-29 2003-05-06 Hewlett-Packard Development Company Lp Molecular wire transistor (MWT)
US6314019B1 (en) 1999-03-29 2001-11-06 Hewlett-Packard Company Molecular-wire crossbar interconnect (MWCI) for signal routing and communications
US6518156B1 (en) 1999-03-29 2003-02-11 Hewlett-Packard Company Configurable nanoscale crossbar electronic circuits made by electrochemical reaction
US6459095B1 (en) 1999-03-29 2002-10-01 Hewlett-Packard Company Chemically synthesized and assembled electronics devices
US6256767B1 (en) 1999-03-29 2001-07-03 Hewlett-Packard Company Demultiplexer for a molecular wire crossbar network (MWCN DEMUX)
US6128214A (en) * 1999-03-29 2000-10-03 Hewlett-Packard Molecular wire crossbar memory
JP2003504857A (ja) 1999-07-02 2003-02-04 プレジデント・アンド・フェローズ・オブ・ハーバード・カレッジ ナノスコピックワイヤを用いる装置、アレイおよびその製造方法
US6518796B1 (en) * 2000-06-30 2003-02-11 Intel Corporation Dynamic CMOS circuits with individually adjustable noise immunity
KR100808966B1 (ko) * 2000-07-25 2008-03-04 더블유엠. 마쉬 라이스 유니버시티 프로그램 가능한 분자형 소자
US6674932B1 (en) 2000-12-14 2004-01-06 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Bistable molecular mechanical devices with a middle rotating segment activated by an electric field for electronic switching, gating, and memory applications
US6663797B2 (en) 2000-12-14 2003-12-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Stabilization of configurable molecular mechanical devices
US6512119B2 (en) 2001-01-12 2003-01-28 Hewlett-Packard Company Bistable molecular mechanical devices with an appended rotor activated by an electric field for electronic switching, gating and memory applications
US6541309B2 (en) * 2001-03-21 2003-04-01 Hewlett-Packard Development Company Lp Fabricating a molecular electronic device having a protective barrier layer
US6432740B1 (en) * 2001-06-28 2002-08-13 Hewlett-Packard Company Fabrication of molecular electronic circuit by imprinting
US6586965B2 (en) * 2001-10-29 2003-07-01 Hewlett Packard Development Company Lp Molecular crossbar latch
US8004876B2 (en) * 2002-08-30 2011-08-23 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Configurable molecular switch array

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007537678A (ja) 2007-12-20
ATE412269T1 (de) 2008-11-15
EP1745549A1 (en) 2007-01-24
US7203789B2 (en) 2007-04-10
US20050258872A1 (en) 2005-11-24
EP1745549B1 (en) 2008-10-22
WO2005112264A1 (en) 2005-11-24
DE602005010567D1 (de) 2008-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4615012B2 (ja) ナノメートルスケールの再構成可能な抵抗器クロスバースイッチを用いた電子デバイス
Snider Computing with hysteretic resistor crossbars
JP4210596B2 (ja) 分子クロスバーラッチ
US6314019B1 (en) Molecular-wire crossbar interconnect (MWCI) for signal routing and communications
US6777982B2 (en) Molecular scale latch and associated clocking scheme to provide gain, memory and I/O isolation
US6880146B2 (en) Molecular-wire-based restorative multiplexer, and method for constructing a multiplexer based on a configurable, molecular-junction-nanowire crossbar
US8004876B2 (en) Configurable molecular switch array
US20040150010A1 (en) Molecular-junction-nanowire-crossbar-based neural network
US20040149978A1 (en) Molecular-junction-nanowire-crossbar-based inverter, latch, and flip-flop circuits, and more complex circuits composed, in part, from molecular-junction-nanowire-crossbar-based inverter, latch, and flip-flop circuits
US7257016B2 (en) Enhanced nanowire-crossbar latch array
US7307448B2 (en) Interconnectable nanoscale computational stages
US6898098B2 (en) Molecular-junction-nanowire-crossbar-based associative array
US6870394B2 (en) Controlled input molecular crossbar latch
JP4510895B2 (ja) ナノスケール状態機械、ナノスケールパイプライン及び他のナノスケール電子回路において用いるためのナノスケールラッチ及びインピーダンス符号化ロジック
US20090189642A1 (en) Nanowire Crossbar Implementations of logic Gates using configurable, tunneling resistor junctions
Seminario et al. Toward multiple-valued configurable random molecular logic units
US7948271B1 (en) Molecular wire crossbar logic (MWCL)
Goldstein Electronic nanotechnology and reconfigurable computing
Csaba et al. Design and simulation of novel architectures for nanodevices
Mouttet Nanomaterials and Morphware

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090811

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100705

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100921

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101019

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4615012

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees