JP4614317B2 - 拘束防止の特徴を備えた動的に監視される二重弁 - Google Patents

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Description

本発明は一般に、制御弁に関し、より詳細には、1対の制御スイッチの同時の作動に呼応して加圧流体の単一の流れを制御するための二重弁(double valve)のリセットに関する。
様々なタイプの工作機械が弁システムで動作し、空圧制御のクラッチおよび/またはブレーキ・アセンブリと相互作用する。こうした工作機械を操作するために使用する制御弁では、安全面から、操作者が2つの別々の制御スイッチを同時に作動させて、動作サイクルが開始されたときに操作者の手が工作機械の動作する構成部品から離れていることが保証される必要がある。通常、2つの制御スイッチに応答する電子回路は、パイロット弁に与えられるパイロット制御信号を生成し、弁の主な流体回路を切替えて、圧縮された空気(または他の流体)の工作機械への送出を制御し、その動作サイクルを実行する。
1つの弁本体で並行して動作する二重弁は、(たとえば、弁が作動位置で動かなくなるなど)単一弁ユニットの機能不全による、工作機械の動作サイクルの反復、またはオーバランが生じないことを保証するために開発されてきた。したがって、二重弁は、1つの弁ユニットが適切な時に非作動化することができない場合に、工作機械からの圧縮空気源の方向を変える構成をとるものである。二重弁は、たとえば、参照により本明細書に組み込む、本願と同じ譲受人に譲渡された、Bento他の米国特許第6,478,049号に記載されている。
工作機械が反復またはオーバランしないように保護する他に、故障した弁に対して二重弁を監視し、工作機械の新しい動作サイクルが開始されるのを阻止することが望ましい。したがって、従来技術のシステムでは、単一弁ユニットが故障状態の場合に、二重弁がロックアウト構成をとるようにさせ、故障状態を取り除くために意図的にリセットされるまで、二重弁が再び作動されないようにしていた。
より詳細には、二重弁アセンブリは、2つの電磁的に制御されたパイロット弁を備える。通常、このパイロット弁は正常に閉じられる。二重弁アセンブリは、それぞれ二重弁の出口ポートと排出ポートの間の排出ポペット、およびそれぞれ二重弁の出口ポートと入口ポートの間の入口ポペットを有する、2つの可動弁ユニットを備える。パイロット弁が正常に閉じられた場合、排出ポペットが正常に開けられ、入口ポペットが正常に閉じられる。各パイロット弁は、それぞれ操作者が制御するスイッチからの電気的制御信号に応答して作動位置に移動され、それによって通常、排出ポペットが閉鎖され、入口ポペットが開放されるようになされている。1)弁ユニットが適切に非作動化されない場合、2)弁ユニットが適切に作動化されない場合、または、3)パイロット弁の作動化または非作動化が同時に行われない場合は常に、少なくとも1つの弁ユニットが故障した位置でロックされ、その排出ポペットを閉じることができないように(それによって出口が加圧されるのが阻止されるように)なる。
通常のリセット操作では、ソースから2方または3方制御弁を介したリセット・ポートまでの加圧によって、1つまたは複数の故障した可動弁ユニットが、非作動位置に戻される。圧力により、故障した弁ユニットを誤った位置から移動させ、または押し出すようにリセット・ピストンを延長して、制御弁を作動させ、工作機械の動作サイクルを開始することができるようにする。故障した弁ユニットが存在する場合、機械の操作者は、制御弁の保守を行い、弁ユニットを修理することが望ましい。しかし、時に操作者は、リセット機能を連続的に維持して、リセット制御弁を「拘束(tying down)」することによって、故障した弁ユニットを修理せずに、工作機械の動作を続けることを試みることができる。二重弁の設計に拘束防止機能(anti−tiedown function)を提供して、リセット弁を拘束しても、故障した弁ユニットに応答して制御弁がロックアウトされるのを阻止できないようにすることが望ましい。
従来の拘束防止機構は、比較的複雑で、弁にかなりのコストが加算される追加の構成要素が必要であった。さらに、弁の構成によっては、主なパイロット・スイッチを拘束し、単一の制御点としてリセット制御を使用して工作機械を作動させる(それによって2つの手動スイッチを同時に作動させる必要がある機構を無効にする)ことができる。従来の拘束防止機構は、このタイプの制御弁の操作を回避するものではない。
米国特許第6,478,049号
本発明は、二重弁と簡単に一体化することができ、リセット機能の使用を回避して主要なパイロット・スイッチを拘束しながら二重弁を作動させる下部カウント(lower part count)を備えたリセット機構を有する二重弁を提供する。
本発明の一態様では、二重弁をリセットする方法を提供する。加圧流体源をリセット・ポートに連結する。第1および第2のリセット・ピストンを加圧流体に呼応して作動させ、それぞれ二重弁の第1および第2の可動弁ユニットをリセットする。第1および第2のリセット・ピストンを作動させると、第1および第2のパイロット室が通気される。第1および第2のパイロット室は、第1および第2のパイロット弁に対応して、それぞれ第1および第2の可動弁ユニットを作動させる。通気により、第1および第2の可動弁ユニットが、それぞれ非作動位置から移動するのが阻止される。加圧流体源をリセット・ポートから除去する。第1のリセット・ピストンを引き込めて、第2のパイロット室が加圧流体を受け、第1のパイロット室が引き続き通気されるようにする。第1のリセット・ピストンを引き込めた後、第2のリセット・ピストンを所定の遅延時間の後に引き込める。この所定の遅延時間は、第2のパイロット室が加圧されるのに十分な時間である。第2のリセット・ピストンを引き込めたときに第2のパイロット弁が作動された場合、第1のパイロット室内の加圧流体が第1の可動弁ユニットを非作動位置から移動させるのに十分でない間は、第2のパイロット室内の加圧流体が、第2の可動弁ユニットを非作動位置から外に移動させる。
次に図1を参照すると、二重弁10の形態の制御弁システムは、入口室13に通じる入口ポート12、出口室15に通じる出口ポート14、および排出室17に通じる排出ポート16を有するハウジング11を備える。ハウジング11は、互いにクランプまたはボルトで固定することができる別々のブロック11a〜11dを備えることができる。
室13、15、および17は、様々な通路によって接合されて細長い穴を形成し、第1の可動弁ユニット18および第2の可動弁ユニット20を受ける。第1の可動弁ユニット18は、ピストン23を介して心棒22の一端で摺動可能に受けられる排出ピストン/ポペット21を備える。第1の可動弁ユニット18は、入口ポペット24および流れ絞り部25も備える。円板形の肩部26は、心棒22に固定されたスペーサ34から延びている。肩部26は、流れ絞り部(flow restrictor)25を形成する通路27内で摺動可能に受けられて、肩部26が通路27内に存在する場合は、入口室13からの加圧流体が低いレートで第1の交差室(crossover chamber)28内に流れ込むようになされている。
心棒22の下端は、ピストン30および31を受け、このピストン30、31は、心棒22の一端にねじ込まれた保持ナット33によって保持される。ピストン30および31は、ハウジング11内で剛体的に保持されたブッシング32内で摺動可能に受けられる。
ばね停止部36は、スペーサ34上で摺動可能に受けられ、戻しばね35によって上方に向けて移動される。戻り室(return chamber)37は、第1の可動弁ユニット18の下に形成され、リセット・ピストン38の一部およびピストン戻しばね40を受ける。
図1では、第1の可動弁ユニット18が非作動位置にあるところが示してあり、出口ポート14は、排出ポート16に対して開放され、入口ポート12に対して閉鎖されている。したがって、排出ピストン/ポペット21は上方の非作動位置にあり、排出シール部42は、排出座部41から離れたところに位置している。同時に、入口ポペット24の入口シール部44は、入口座部43に接触して配置されている。
第2の可動弁ユニット20は、ピストン48を介して心棒47の一端で摺動可能に受けられる排出ピストン/ポペット46を備える。第2の可動弁ユニット20は、入口ポペット50および流れ絞り部51も備える。円板形肩部52は、心棒47に固定されたスペーサ60から延びている。肩部52は、流れ絞り部51を形成する通路53内で摺動可能に受けられて、肩部52が通路53内に存在する場合は、入口室13からの加圧流体は、低いレートで第2の交差室54内に流れる。
心棒47の下端は、ピストン55および56を受け、このピストン55および56は、心棒47の一端にねじ込まれた保持ナット58によって保持される。ピストン55および56は、ハウジング11内に剛体的に保持されたブッシング57内で摺動可能に受けられる。
ばね停止部62は、スペーサ60上で摺動可能に受けられ、戻しばね61によって上方に向けて移動される。戻り室63は可動弁ユニット20の下に形成され、リセット・ピストン64の一部およびピストン戻しばね65を受ける。
図1では、第2の可動弁ユニット20が、その非作動位置にあるところが示してあり、出口ポート14は、排出ポート16に対して開放され、入口ポート12に対して閉鎖されている。したがって、排出ピストン/ポペット46は上方の非作動位置にあり、排出シール部67は排出座部66から離れたところに位置する。同時に、入口ポペット50の入口シール部70は、入口座部68に接触して配置されている。
流体通路72は、第1の交差室28と第2の可動弁ユニット20の戻り室63の間の流体連通を提供する。流体通路73は、第1の交差室28からタイミング室(timing chamber)74および75までの流体連通を提供して、加圧流体を第1のパイロット弁76の投入部に供給する。通路77は、第1のパイロット弁76の排出部と排出ピストン/ポペット21の上面の間に結合される。
流体通路78は、第2の交差室54と第1の可動弁ユニット18の戻り室37の間の流体連通を提供する。流体通路80は、第2の交差室54からタイミング室81および82までの流体連通を提供し、加圧流体を第2のパイロット弁83の投入部に供給する。通路84は、第2のパイロット弁83の排出部と排出ピストン/ポペット46の上面の間に結合される。
ユニット18および20がその非作動位置にあり、圧力が二重弁のどの位置にも加えられていない場合、弁ユニット18および20は、(たとえばピストン30と31とブッシング32の間の)摩擦によって上方の非作動位置に保持される。生じる摩擦の大きさは、弁本体がどの方向に位置付けられているかに関係なく、重力に逆らって可動弁ユニットを現在の位置に維持するのに十分であることが好ましい。
入口圧力が先ず入口ポート12に加えられた場合、以下のように、可動弁ユニットはその非作動位置で維持される。入口室13内の圧力は、入口ポート12の圧力の増加を直接反映する。入口室13に対して開放されている第1の可動弁ユニット18の表面は、肩部26の第1の側部87およびピストン30の上面89を含む。これらの表面には同じ面積が与えられて、表面に対する入口圧力が表面87に対して上向きの力を生じ、その力が表面89に対する下向きの力と正確に釣合うようになされている。同様に、肩部52の表面88は、ピストン55の表面90と等しい面積を持つ。したがって、入口室13内の圧力の増加に応答して、正味ゼロの力が各可動弁ユニットに作用する。
流れ絞り部25および51の密封は不完全であるため、交差室28および54内の圧力は増加する。交差室内の圧力が増加すると、その増加した圧力は、入口ポペット24および50に作用して、それらをそれぞれ座部43および68に対して押し付ける。圧力の増加は戻り室37および63にも連通し、入口ポペットを着座させる上向きの力も生じさせる。交差室からの圧力はパイロット弁76および83のタイミング室にも連通する。少し遅れて、交差室、戻り室、およびタイミング室内の圧力は、入口室13内の圧力と等しくなる。従来の米国特許第6,478,049号に記載の二重弁とは違い、加圧流体は常に交差室28および54に加えられ、二重弁が故障状態でない(すなわち入口と排気口の間に流体通路が存在しない)場合は常に、入口圧力と等しい圧力にすることができる。
図2では、1つの可動弁ユニットが故障した状態の弁10が示してある。この故障状態は、たとえば、パイロット弁76の停止後に、第1の可動弁ユニット18が、その非作動位置に戻ることができない場合に起こる。第1の可動弁ユニット18は、その中間位置にあるところが示してあり、排出ピストン/ポペット21と入口ポペット24の両方が、定位置に着座していない。可動弁ユニット18が、最初に故障したときに作動(すなわち十分に下げられた)位置にある場合、戻しばね35が第1の可動弁ユニット18を中間位置に移動させようとする。ばね停止部36は、入口ポペット24がその閉鎖位置に移動するのを阻止する。入口ポペット24が開放された状態で、第2の交差室54は排出弁の1つまたは両方を介して排出ポート16に結合される。第2の交差室54から流体が排出された状態で戻り室37から流体が排出され、第1の可動弁ユニット18に対して戻す力が生じないようになされている。タイミング室81および82からも流体が排出されて、二重弁10はロックアウトされた状態になり、第2の可動弁ユニット20は、第2のパイロット弁83によって作動することができない。入口ポペット50は閉鎖されているため、他の可動弁ユニット18が故障しても第1の交差室28内の圧力は高くなる。交差室28は、戻り室63、およびタイミング室74と75に圧力を加える。したがって、パイロット弁76および83を作動した場合、故障した弁ユニット18は、排出ピストン/ポペット21の頂部で十分な圧力を受け、完全な作動位置に移動することができる。しかし、入口ポペットが開放されている間、排出ピストン/ポペット46は開放されているため、かなりの圧力を交差室54内に生成することができない。したがって、パイロット弁83は、十分な圧力を加えて第2の可動弁ユニット20をその非作動位置から移動させることができない。よって二重弁10は、少なくとも両方の可動弁ユニットがリセット・ピストン38および64によってリセットされるまで、ロックアウトされた位置に維持される。
入口圧力がなくなり、可動弁ユニットが完全に作動位置にある場合に、弁ユニットは対応する戻しばねによって中間位置に移動される。戻しばねは、対応するばね停止部のため、対応する可動弁ユニットを、中間位置を越えて移動させることはできない。可動弁ユニットは、二重弁の方向付けに依存する摩擦および/または重力によって非作動位置まで完全に移動するのが阻止される。入口圧力が回復されると、故障していない可動弁ユニットに対応する流れ絞り部からの圧力が、故障した入口ポペットを通して排出されるように開放されている交差室内、および少なくとも故障していないユニットの排出ピストン/ポペットに加えられる。他の交差室(すなわち、故障した弁ユニットの流れ絞り部によって供給される交差室)内が十分に加圧されるため、交差室内からの流れ絞り部に対する下方に向けた圧力によって、故障した可動弁ユニットが戻しばねに逆らって中間位置にラッチされる。
次に弁10のリセットを説明する。図1では、正常な非作動状態にあるリセット機構が示されている。リセット・ポート85はリセット通路86と連通して、リセット圧力をリセット・ピストン38および64に加え、リセット・ピストン38および64は、上方に移動されて第1および第2の可動弁ユニット18および20をその正常な非作動位置に位置付けることができる。第1のリセット・ピストン38は、第1のリセット室110内に摺動可能に保持された下部ピストン部材111を有する。下部ピストン部材111上の環状シール部112は、第1のリセット室110の壁と係合する。リセット・ピストン38は、プッシュ・ロッド113および第1のリセット・ポペット114も備える。第1のリセット室110の上端は、通路115を介して通気口116と連通する。
第2のリセット・ピストン64は、第2のリセット室120内で摺動可能に保持された下部リセット・ピストン部材121を有する。下部リセット・ピストン部材121上の環状シール部122は、第2のリセット室120の壁と係合する。リセット・ピストン64は、プッシュ・ロッド123および第2のリセット・ポペット124も備える。第2のリセット室120の上端は、通路125を介して通気口116と連通する。
リセット通路86は、第1のリセット室110の下端と直接連通する。リセット通路86は、オリフィスなど流れ絞り部126を介して通路127に結合される。通路127は、第2のリセット室120の下端、および任意選択のリセット・タイミング室128と連通する。
図3は、加圧流体をリセット・ポート85に加えることによって、両方のリセット・ピストンが完全に作動している制御弁10を示す。加圧流体は、リセット・ポート85から通路86を通って第1のリセット室110に流れ、下部ピストン部材111を上方に移動させる。プッシュ・ロッド113は、心棒22の下端と係合し、第1の可動弁ユニット18を上方に非作動位置まで移動させる。同時に、第1のリセット・ポペット114は座部から離れる(すなわち、リセット弁シール部130がリセット弁座部131から離れる)。したがって、戻り室37は、通路115を介して通気口116と連通する。通気口116は大気に対して流体が排出されるため、第2のパイロット・タイミング室81および82も流体が排出される。それによって、第2の可動弁ユニット20がリセット操作中に作動するのが防止される。
また、通路86からの加圧流体は、流れ絞り部126を通って流れて、第1のリセット室110よりも遅い速度で第2のリセット室120を加圧する。リセット・タイミング室128を使用して、第2のリセット・ピストン64を作動化(または非作動化)するのに要する時間の差を大きくすることができる。しかし、かなりの量の流体が流れ絞り部126を通過した後、第2のリセット・ピストン64は、図3で示したように、完全な作動位置に移動して、第2の可動弁ユニット20をリセットする。第2のリセット・ポペット124が座部から離れる(すなわち、リセット弁シール部132が座部133から離れる)ことによって、第1のパイロット・タイミング室74および75から、通路73と72、戻り室63、および通路125を介して流体が排出され、それによって第1の可動弁ユニット18がリセット操作中に作動するのが防止される。
両方の弁ユニットをリセットすることができる十分な時間が経過した後、リセット・ポート85から圧力が除去される。リセット・ポート85から流体が十分に排出された場合、第1のリセット室110内の圧力が非常に迅速に低下して、図4で示したように、ピストン戻しばね40の作用によって、延長した位置から引き込んだ位置に戻される。第1のリセット・ポペット114を閉鎖すると、戻り室37は通気口116から隔離される。入口圧力が存在する場合、交差室54内に加圧された圧力によって、戻り室37および第2のパイロット・タイミング室81および82が加圧される。また、交差室54内の圧力は、入口ポペット24を上方に押す。
第1のリセット・ピストン38が非作動化された後、第2のリセット・ピストン64は、流れ絞り部126によって圧力が維持されるために、作動位置にそのまま位置する。したがって、第2のパイロット・タイミング室81および82内が加圧されている間、第1のパイロット・タイミング室74および75から、第2のリセット・ポペット124を介して引き続き流体が排出される。第2のリセット・ピストン64を完全に非作動化させるのに要する遅延時間は、流れ絞り部126、第2のリセット室120、およびリセット・タイミング室128のサイズによる。この遅延を十分に長くして、第2のリセット・ポペット124を閉鎖する前に(かつ、第1のパイロット・タイミング室74および75内が十分に加圧される前に)、第2のパイロット・タイミング室81および82を加圧することができるようにする。したがって、第2のリセット・ピストン64が完全に非作動化され、パイロット弁83が作動された場合に、第2の可動弁ユニット20はその非作動位置から出て作動位置に移動し、それによって交差室28、タイミング室74と75、および戻り室63から流体が排出される。したがって、弁がロックアウトされ、それによってリセット機能を使用して弁を操作し、パイロット弁を作動させるのが阻止される。
図5は、図1〜4で示した実施形態と本質的に同じように機能する二重弁10’の代替実施形態を示す。図5の対応する部分は、プライム符号を付けた同じ参照番号を使用して示してある。ハウジング11’は、第1の可動弁ユニット18’および第2の可動弁ユニット20’を備える。このユニットは同一であるため、可動弁ユニット18’のみを詳細に説明する。
弁の心棒22’は、保持ナット91によって一端にしっかりと取り付けられた排出ピストン/ポペット21’を有する。スペーサ92は、軸方向の両端に円板部分93および94を有する。排出ピストン/ポペット21’は、円板部分93およびOリング96を受ける皿形の空洞95を含む。Oリング96は、排出座部41’と共に端面シールを形成する。同様に、入口ポペット24’は空洞97を有して、円板形部分94およびOリング98を受ける。
スペーサ100およびピストン101も心棒22’に取り付けられている。心棒22’の下端にあるボス103は、ポペット、スペーサ、およびピストンを心棒22’上に固定してクランプする。ピストン101は、入口室13’と交差室28’の間に流れ絞り部25’が設けられるように形付けられる。ピストン101は、入口室13’にわたって径が一定であって、可動弁ユニット18’に軸方向に力を加える表面を持たないようになされている。しかし、上面102は交差室28’に対して露出されて、前に述べたように、故障状態の場合に下方に向けた係止力が生成される。
第1のリセット室110’は、プッシュ・ロッドの延長部113’を持つ第1のリセット・ピストン38’を受ける。室110’は、流れ絞り部126’を介してリセット・ポート85’でリセット圧力を受ける。第1のリセット・ポペット134はOリング135を備える。図5で示したように、ポペット134が着座している場合、第1の戻り室37’は、通気口116’から隔離される。ピストン38’が作動すると、ポペット134が開放され、戻り室37’および反対側のパイロット・タイミング室(図示せず)のための排出路が作成される。
第1のリセット・ピストン38’は、リセット室110’に対して露出された底面積136を有しており、この底面積は、戻り室37’に対して露出されたピストン38’の頂部にある反対側の表面積よりも小さい。したがって、図5の弁は、リセット圧力が戻り室内の圧力よりも高くならなければ、リセットすることができない。これは、いくつかの弁の適用例では有利である。
本発明の好ましい操作方法を図6で示す。ステップ140で、リセット・ポートを加圧する(たとえば、3方弁を作動させてリセット・ポートを圧縮空気源に結合する)。ステップ141で、第1のリセット・ピストンが即座に作動される。第1のリセット・ピストンは、リセット・ポートに直接結合されており、最初にかなりの体積を加圧する必要がないからである。ステップ142で、十分な加圧流体が流れ絞り部を通って流れ、補助リセット・タイミング室が全て加圧された後に、第2のリセット・ピストンが作動される。
ステップ143で、それぞれリセット・ピストンが作動した場合、それによってそれぞれ通気弁が開放されて反対側のパイロット・タイミング室が通気される。可動弁ユニットが非作動位置に確保された後、ステップ144で、圧力がリセット・ポートから除去される。ステップ145で、第1のリセット・ピストンが引き込められ、第2のリセット・ピストンが、第2のリセット室の緩やかな減圧によって、延長された作動位置に保持される。ステップ146で、(入口圧力が存在すると仮定して)第1の通気弁が閉鎖されるため、1つまたは複数の第2のパイロット・タイミング室が再び加圧される。ステップ147で、流れ絞り部を通ってリセット・ポートに対する圧力が十分低下すると、第2のリセット・ピストンが引き込められる。
本発明の弁ユニットのリセットは、パイロット弁が非作動化されていることによって成功する。ステップ148で、パイロット弁が作動している場合、第2の弁ユニットが作動し(すなわち、非作動位置から移動し)、第1の弁ユニットは移動することができないために、弁の故障状態が生じる。ステップ148でパイロット弁が非作動化されている場合、ステップ150で、1つまたは複数の第1のパイロット・タイミング室が減圧され、弁は、正常な稼動の準備ができた状態になる。
正常な非作動位置にある、本発明の第1の実施形態による二重弁を示す断面図である。 弁ユニットが故障した位置にある、図1の二重弁を示す断面図である。 リセット・ピストンがリセット・ポートの圧力に呼応して延長された、図1の二重弁を示す断面図である。 リセット操作中に、リセット・ポートから圧力が除去された直後の、図1の二重弁を示す断面図である。 正常な非作動位置にある、本発明の第2の実施形態による二重弁を示す断面図である。 本発明の好ましい方法を示す流れ図である。
符号の説明
10、10’ 二重弁
11、11’ ハウジング
11a〜11d ブロック
12 入口ポート
13、13’ 入口室
14 出口ポート
15 出口室
16 排出ポート
17 排出室
18、18’ 第1の可動弁ユニット
20、20’ 第2の可動弁ユニット
21、21’、46 排出ピストン/ポペット
22、22’、47 心棒
23、30、31、48、55、56、101 ピストン
24、50 入口ポペット
24’ 入口ポペット
25、25’、51 流れ絞り部
26、52 肩部
27、53、77、84、115、125、127 通路
28、28’交差室
32、57 ブッシング
33、58 保持ナット
34、60、92、100 スペーサ
35、61 戻しばね
36、62 ばね停止部
37、63 戻り室
38、38’、64 リセット・ピストン
40、65 ピストン戻しばね
41、41’、66 排出座部
42、67 排出シール部
43、68 入口座部
44、70 入口シール部
54 第2の交差室
72、73、78、80 流体通路
74、75、81、82 パイロット・タイミング室
76、83 パイロット弁
85、85’ リセット・ポート
86 リセット通路
87、88、90 表面
89、102 上面
91 保持ナット
93、94 円板部分
95、97 空洞
96、98、135 Oリング
103 ボス
110、110’、120 リセット室
111 下部ピストン部材
112 環状シール部
113、113’、123 プッシュ・ロッド
114、124 リセット・ポペット
116 通気口116
121 下部リセット・ピストン部材
122 環状シール部
126、126’ 流れ絞り部
128 リセット・タイミング室
130、132 リセット弁シール部
131 リセット弁座部
133 座部
134 ポペット
136 底面積

Claims (12)

  1. 二重弁をリセットする方法であって、
    加圧流体源をリセット・ポートに連結するステップと、
    前記加圧流体に呼応して第1および第2のリセット・ピストンを作動させて、それぞれ前記二重弁の第1および第2の可動弁ユニットをリセットするステップと、
    前記第1および第2のリセット・ピストンが作動した場合に第1および第2のパイロット室を通気し、前記第1および第2のパイロット室が前記第1および第2の可動弁ユニットを作動させるための第1および第2のパイロット弁に対応し、前記通気によって、それぞれ前記第1および第2の可動弁ユニットが非作動位置から移動するのを阻止するステップと、
    前記加圧流体源を前記リセット・ポートから除去するステップと、
    前記第1のリセット・ピストンを引き込めて、前記第1のパイロット室が引き続き通気されている間、前記第2のパイロット室が加圧流体を受けるようにするステップと、
    前記第1のリセット・ピストンを引き込めた後、所定の遅延時間の後に前記第2のリセット・ピストンを引き込め、前記所定の遅延時間が、前記第2のパイロット室が加圧されるのに十分であるステップと、
    前記第2のリセット・ピストンが引き込められたときに前記第2のパイロット弁が作動された場合、前記第1のパイロット室内の加圧流体が前記第1の可動弁ユニットを非作動位置から移動させるのには十分でない間は、前記第2のパイロット室内の前記加圧流体によって、前記第2の可動弁ユニットを非作動位置から移動させるステップとを含む方法。
  2. 前記第2のリセット・ピストンが引き込められたときに前記第2のパイロット弁が作動されない場合、前記第1のパイロット室が加圧され、それによって前記二重弁の前記リセットが完了する、請求項1に記載の方法。
  3. 入口、出口、排出口、およびリセット・ポートを画定するハウジングであって、前記入口および前記リセット・ポートが加圧流体を受けるように適合されているハウジングと、
    第1の排出ポペットおよび第1の入口ポペットを備えた第1の可動弁ユニットであって、前記第1の排出ポペットが、前記出口を前記排出口に結合するための開放位置と前記出口を前記排出口から隔離するための閉鎖位置の間で可動であり、前記第1の入口ポペットが、前記出口を前記入口に結合するための開放位置と前記出口を前記入口から隔離するための閉鎖位置の間で可動であり、前記第1の可動弁ユニットが、作動位置、非作動位置および中間位置に可動であり、前記作動位置は、前記第1の入口ポペットがその開放位置にあり、前記第1の排出ポペットがその閉鎖位置にあることを含み、前記非作動位置は、前記第1の入口ポペットがその閉鎖位置にあり、前記第1の排出ポペットがその開放位置にあることを含み、前記中間位置は、前記第1の入口ポペットと前記第1の排出ポペットの両方が少なくとも部分的に開放されていることを含む、第1の可動弁ユニットと、
    第2の排出ポペットおよび第2の入口ポペットを備えた第2の可動弁ユニットであって、前記第2の排出ポペットが、前記出口を前記排出口に結合するための開放位置と前記出口を前記排出口から隔離するための閉鎖位置の間で可動であり、前記第2の入口ポペットが、前記出口を前記入口に結合するための開放位置と前記出口を前記入口から隔離するための閉鎖位置の間で可動であり、前記第2の可動弁ユニットが、作動位置、非作動位置、および中間位置に可動であり、前記作動位置は、前記第2の入口ポペットがその開放位置にあり、前記第2の排出ポペットがその閉鎖位置にあることを含み、前記非作動位置は、前記第2の入口ポペットがその閉鎖位置にあり、前記第2の排出ポペットがその開放位置にあることを含み、前記中間位置は、前記第2の入口ポペットと前記第2の排出ポペットの両方が少なくとも部分的に開放されていることを含む、第2の可動弁ユニットと、
    それぞれ前記第1および第2の可動弁ユニットの一端に配置されて、前記第1および第2の可動弁ユニットを前記それぞれの作動位置に選択的に移動させる第1および第2のパイロット弁と、
    それぞれ前記第1および第2のパイロット弁に供給すべき加圧流体を貯蔵するための第1および第2のパイロット・タイミング室と、
    前記リセット・ポートに結合された流れ絞り部と、
    延長されて、それぞれ前記リセット・ポートからの加圧流体に呼応して、前記第1および第2の可動弁ユニットをその非作動位置に移動させ、第2のリセット・ピストンが前記流れ絞り部を介して前記リセット・ポートと連通し、第1のリセット・ピストンが前記流れ絞り部を含まない通路を介して前記リセット・ポートと連通する、第1および第2のリセット・ピストンと、
    大気に通じる通気口と、
    それぞれ前記通気口と前記第2および第1のパイロット・タイミング室との間に結合され、それぞれ延長された前記第1および第2のリセット・ピストンに呼応して開放される第1および第2の拘束防止弁とを含む、制御弁システム。
  4. 前記第2のリセット・ピストンに結合されたリセット・タイミング室をさらに含む、請求項3に記載の制御弁システム。
  5. 前記第1および第2の各拘束防止弁が、それぞれ前記第1および第2のリセット・ピストンと一体式に形成された可動シール面を備える、請求項3に記載の制御弁システム。
  6. それぞれ前記第2および第1の入口ポペット、かつ、それぞれ前記第1および第2のパイロット・タイミング室と連通する第1および第2の交差室と、
    それぞれ前記第1および第2の可動弁ユニットの他方の端部に配置され、それぞれ前記第1および第2の交差室と連通する第1および第2の戻り室とをさらに含み、
    前記第1および第2の各拘束防止弁が、それぞれ前記第1および第2のリセット・ピストンと一体式に形成された可動シール面、およびそれぞれ前記第1および第2の戻り室と一体式に形成された弁座を備える、請求項3に記載の制御弁システム。
  7. それぞれ前記第1および第2のリセット・ピストンを前記第1および第2の可動弁ユニットから離れるように移動させて、前記第1および第2の拘束防止弁を閉鎖する第1および第2のピストン戻しばねをさらに含む、請求項3に記載の制御弁システム。
  8. 前記第1のピストン戻しばねが、前記第2のピストン戻しばねよりも大きいばね力を提供する、請求項6に記載の制御弁システム。
  9. それぞれ前記第2および第1の入口ポペット、およびそれぞれ前記第1および第2のパイロット・タイミング室と連通する第1および第2の交差室と、
    それぞれ前記第1および第2の可動弁ユニットの他方の端部に配置され、それぞれ前記第2および第1の交差室と連通する第1および第2の戻り室とをさらに含み、
    前記第1および第2の各リセット・ピストンが、前記リセット・ポートからの前記加圧流体に対して露出された第2の作用面積よりも大きい、前記第1および第2の戻り室に対して露出された第1の作用面積を有する、請求項3に記載の制御弁システム。
  10. 制御弁システムを操作する方法であって、前記制御弁システムが、入口、出口、排出口を画定し前記入口および前記入口が加圧流体を受けるように適合されているハウジングを含み、前記制御弁システムが、第1の排出ポペットおよび第1の入口ポペットを備えた第1の可動弁ユニットを含み、前記第1の可動弁ユニットが、作動位置、非作動位置、および中間位置に可動であり、前記制御弁システムが、第2の排出ポペットおよび第2の入口ポペットを備えた第2の可動弁ユニットを含み、前記第2の可動弁ユニットが、作動位置、非作動位置、および中間位置に可動であり、前記制御弁システムが、それぞれ前記第1および第2の可動弁ユニットの一端に配置され、作動されて前記第1および第2の可動弁ユニットを前記それぞれの作動位置に選択的に移動させる第1および第2のパイロット弁を含み、前記制御弁システムが、それぞれ前記第1および第2のパイロット弁に供給すべき加圧流体を貯蔵するための第1および第2のパイロット・タイミング室を含み、前記制御弁システムが、前記リセット・ポートに結合されたリセット流れ絞り部を含み、前記制御弁システムが、延長され、それぞれ前記リセット・ポートからの加圧流体に呼応して、前記第1および第2の可動弁ユニットをその非作動位置に移動させ、前記第2のリセット・ピストンが前記流れ絞り部を介して前記リセット・ポートと連通し、前記第1のリセット・ピストンが前記流れ絞り部を含まない通路を通って前記リセット・ポートと連通する第1および第2のリセット・ピストンを含み、前記制御弁システムが大気に通じる通気口を含み、前記制御弁システムが、それぞれ前記通気口と前記第2および第1のパイロット・タイミング室との間に結合され、それぞれ延長された前記第1および第2のリセット・ピストンに呼応して開放される第1および第2の拘束防止弁を備えており、
    加圧流体源をリセット・ポートに連結するステップと、
    前記加圧流体に呼応して前記第1および第2のリセット・ピストンを作動させて、それぞれ前記第1および第2の可動弁ユニットをリセットするステップと、
    前記第1および第2のリセット・ピストンを作動させた場合に第1および第2のパイロット室を通気し、前記通気によって、前記第1および第2の可動弁ユニットがそれぞれ前記非作動位置から移動するのを阻止するステップと、
    前記加圧流体源を前記リセット・ポートから除去するステップと、
    前記第1のリセット・ピストンを引き込めて、前記第1のパイロット室が引き続き通気されている間、前記第2のパイロット室が加圧流体を受けるようにするステップと、
    前記第1のリセット・ピストンを引き込めた後の所定の遅延時間後に前記第2のリセット・ピストンを引き込め、前記所定の遅延時間が、前記第2のパイロット室を加圧することができるようにするのに十分であるステップと、
    前記第2のリセット・ピストンが引き込められたときに前記第2のパイロット弁が作動された場合、前記第1のパイロット室内の加圧流体が前記第1の可動弁ユニットを前記非作動位置から移動させるのに十分でなく、それにより前記制御弁システムの故障状態が生じている間は、前記第2のパイロット室内の前記加圧流体によって、前記第2の可動弁ユニットを前記非作動位置から移動させるステップとを含む方法。
  11. 前記制御弁システムが、前記第1および第2のリセット・ピストンを引き込めるための第1および第2のピストン戻しばねをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第2のリセット・ピストンが引き込められたときに前記第2のパイロット弁が作動しない場合、前記第1のパイロット室が加圧され、それによって前記二重弁の前記リセットが完了する、請求項10に記載の方法。
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