JP4609094B2 - 印刷システム、印刷制御装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法 - Google Patents

印刷システム、印刷制御装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法 Download PDF

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本発明は印刷システム、印刷制御装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法に関する。
従来、印刷対象ページの印刷が指示されたとき、印刷対象ページの印刷総ページ数と、色材としてのインクの残量に応じて特定される印刷可能な残り枚数とを比較し、残り枚数が印刷総ページ数未満の場合は警告を発して印刷を中止する印刷システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。ここで印刷総ページ数とは、一部当たりのページ数と印刷部数との積に相当する数のことをいう。このような印刷システムによれば、ユーザは印刷が最後まで完遂されるか否かを印刷開始前に知ることができるので、印刷の途中でインク切れになることを心配することなく安心してプリンタを利用できる。
ところで、近年のディジタルカメラの普及に伴ってプリンタによる写真印刷が行われる場所が多様化している。ところが、従来のプリンタは一般に建築物の電気配線から電力を取り出しているため、屋外での使用ができず、またコンセントの抜き差しが必要となるため設置場所を移動させる作業が煩雑である。このような状況においては、電池を電源とするプリンタに対する潜在的需要が相当あると見込まれる。しかしながら、プリンタの電源として電池を採用すると、印刷の途中で電池切れになってしまうこともあり得るので、ユーザは安心してプリンタを利用することができないという問題がある。
特開2002−283670公報
本発明は、上述の問題に鑑みて創作されたものであって、印刷中の電池切れを未然に防止できる印刷システム、印刷制御装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る印刷システムは、電池を電源として作動し印刷媒体に色材を定着させることにより前記印刷媒体に画像を印刷する印刷ユニットと、前記印刷ユニットに印刷させる印刷対象ページの印刷総ページ数を取得する印刷総ページ数取得手段と、前記電池の残容量と相関する電池残量指数を取得する電池残量指数取得手段と、前記電池残量指数に基づいて印刷可能残数を特定する残数特定手段と、前記印刷ユニットで前記印刷対象ページの印刷を開始する前に、前記印刷総ページ数と前記印刷可能残数とに応じて警告を発する警告手段と、を備える。この発明によると、印刷を開始する前に、電池の残量と相関する電池残量指数に基づいて特定される印刷可能残数と印刷総ページ数とに応じて警告を発するので、ユーザは印刷中に電池が切れるか否かを印刷開始前に知ることができる。よって本発明によると、印刷中の電池切れを未然に防止することができる。
さらに本発明に係る印刷システムでは、前記印刷総ページ数取得手段は、前記印刷対象ページの指定と印刷部数の指定とを受け付けて当該印刷システムに印刷を依頼するアプリケーション手段から前記印刷対象ページの印刷総ページ数を特定するための情報を取得することにより、前記印刷総ページ数を取得する。
さらに本発明に係る印刷システムでは、前記情報は、印刷部数、及び一部当たりのページ数である。印刷部数、及び一部当たりのページ数を取得すれば、印刷部数と一部当たりのページ数との積を算出することにより、印刷総ページ数を取得できる。
さらに本発明に係る印刷システムでは、前記印刷ユニットは、所定数の画像を一ページに割り付けて印刷し、前記情報は、印刷対象画像数、及び印刷部数である。一ページに所定数の画像が割り付けられる場合、印刷対象画像数、及び印刷部数を取得すれば、印刷対象画像数と印刷部数との積を所定数で割ることにより、印刷総ページ数を取得できる。
さらに本発明に係る印刷システムでは、前記印刷ユニットの印刷モードを設定する印刷モード設定手段をさらに備え、前記残数特定手段は、前記電池残量指数と前記印刷モードとに基づいて前記印刷可能残数を特定する。本発明によると、印刷可能残数に印刷モードが反映されるので、より正確な印刷可能残数を得ることができる。
さらに本発明に係る印刷システムでは、前記色材の残量と相関する色材残量指数を取得する色材残量指数取得手段を更に備え、前記残数特定手段は、前記電池残量指数に基づいて第一の印刷可能残数を特定するとともに、前記色材残量指数に基づいて第二の印刷可能残数を特定し、前記第一の印刷可能残数と前記第二の印刷可能残数とのいずれか少ない一方を前記印刷可能残数として特定する。本発明によると、印刷中の色材切れについても未然に防止することができる。
上記目的を達成するため、本発明に係る印刷制御装置は、電池を電源として作動し印刷媒体に色材を定着させることにより前記印刷媒体に画像を印刷する印刷ユニットに印刷させる印刷対象ページの印刷総ページ数を取得する印刷総ページ数取得手段と、前記電池の残容量と相関する電池残量指数を取得する電池残量指数取得手段と、前記電池残量指数に基づいて印刷可能残数を特定する残数特定手段と、前記印刷総ページ数と前記印刷可能残数とに応じて警告を発する警告手段と、を備える。本発明によると、印刷中の電池切れを未然に防止することができる。
上記目的を達成するため、本発明に係る印刷制御プログラムは、電池を電源として作動し印刷媒体に色材を定着させることにより前記印刷媒体に画像を印刷する印刷ユニットに印刷させる印刷対象ページの印刷総ページ数を取得する印刷総ページ数取得手段と、前記電池の残容量と相関する電池残量指数を取得する電池残量指数取得手段と、前記電池残量指数に基づいて印刷可能残数を特定する残数特定手段と、前記印刷総ページ数と前記印刷可能残数とに応じて警告を発する警告手段としてコンピュータを機能させる。本発明によると、印刷中の電池切れを未然に防止することができる。
上記目的を達成するため、本発明に係る印刷制御方法は、電池を電源として作動し印刷媒体に色材を定着させることにより前記印刷媒体に画像を印刷する印刷ユニットに印刷させる印刷対象ページの印刷総ページ数を取得する印刷総ページ数取得段階と、前記電池の残容量と相関する電池残量指数を取得する残量指数取得段階と、前記電池残量指数に基づいて印刷可能残数を特定する残数特定段階と、前記印刷総ページ数と前記印刷可能残数とに応じて警告を発する警告段階と、を含む。本発明によると、印刷中の電池切れを未然に防止することができる。
尚、本発明に備わる複数の手段の各機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせにより実現される。また、これら複数の手段の各機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。
以下、本発明の実施の形態を複数の実施例に基づいて説明する。各実施例において同一の符号が付された構成要素は、その符号が付された他の実施例の構成要素と対応する。
(第一実施例)
図2は、本発明の第一実施例に係る印刷システム1を示す模式図である。第一実施例の印刷システム1は、印刷制御装置としてのパーソナルコンピュータ(PC)2と、プリンタ3とで構成される。プリンタ3は電池を電源として作動し、持ち運びの利便性を高めるための取っ手を備えている。尚、本発明は、複合機、複写機、ファクシミリなどにも適用可能である。
始めに、PC2の構成について説明する。
図3は、PC2のハードウェア構成を示すブロック図である。PC2は、CPU11、ROM12、RAM13、操作部14、表示部15、外部インタフェース部16、及び外部記憶部17を備え、これらはバス18で相互に接続されている。印刷モード設定手段としての操作部14はマウスやキーボードなどで構成されている。警告手段および印刷モード設定手段としての表示部15はCRTやLCDなどのディスプレイやディスプレイコントローラなどで構成されている。外部記憶部17はハードディスクやハードディスクコントローラなどで構成され、オペレーティングシステム(OS)、印刷アプリケーションプログラム、プリンタ3用のプリンタドライバ、その他各種のプログラムやデータなどが記憶されている。ここでプリンタ3用のプリンタドライバは、特許請求の範囲に記載の印刷制御プログラムに相当する。CPU11はROM12、外部記憶部17などに記憶されているプログラムを実行してPC2の全体を制御する。また、CPU11は印刷アプリケーションプログラムを実行することでアプリケーション手段としても機能するとともに、プリンタドライバを実行することで印刷総ページ数取得手段、電池残量指数取得手段、残数特定手段、警告手段、印刷モード設定手段、色材残量指数取得手段としても機能する。ROM12は各種のプログラムやデータを予め記憶しているメモリであり、RAM13は各種のプログラムやデータを一時的に記憶するメモリである。これら各種のプログラムやデータは所定のサーバから通信ネットワークを介してダウンロードして入力してもよいし、リムーバブルメモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体から読み出して入力してもよい。電池残量指数取得手段および色材残量指数取得手段としての外部インタフェース部16は、プリンタ3、ディジタルカメラ、携帯型電話端末などの外部システムと通信するためのUSBコントローラ、USBコネクタなどを備える。尚、外部インタフェース部16は、IEEE1394、IrDA(Infrared Data Association)、Bluetoothなどのインタフェースを備えてもよい。
次に、プリンタ3の構成について説明する。
図4は、プリンタ3のハードウェア構成を示すブロック図である。
色材残量取得手段としてのCPU21は、フラッシュメモリ22に格納されている制御プログラムを実行してプリンタ3の各部を制御する。尚、制御プログラムは、リムーバブルメモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体からフラッシュメモリ22に格納してもよいし、遠隔地のサーバからネットワークを経由してフラッシュメモリ22に格納してもよい。
RAM23は、制御プログラムや制御プログラムの処理対象となるデータが一時的に格納される揮発性メモリである。RAM23には、例えば外部インタフェース部24がPC2、ディジタルカメラ、携帯型電話端末などから取得したデータが格納される。
電池残量指数取得手段および色材残量指数取得手段としての外部インタフェース部24は、PC2、ディジタルカメラ、携帯型電話端末などの外部システムと通信するためのUSBコントローラ、USBコネクタなどを備える。尚、外部インタフェース部24は、IEEE1394、IrDA、Bluetoothなどのインタフェースを備えてもよい。
印刷ユニットとしての印刷エンジン25は、インクジェット方式で印刷媒体としての用紙26(図2参照)に画像を形成するための記録ヘッド、記録ヘッドを往復移動させる駆動部、送紙部などを備える。記録ヘッドは、インクカートリッジ28が搭載されるキャリッジに搭載され、ノズル、ピエゾ素子、駆動回路などを備える。キャリッジの駆動部は、モータ、駆動ベルト、駆動回路などを備え、ガイドに沿ってキャリッジを用紙の搬送方向と垂直に往復移動させる。送紙部は、用紙搬送ローラを回転させることにより用紙を給紙トレイから排紙口27に向かって搬送する(図2参照)。インクカートリッジ28に充填されているインクが特許請求の範囲に記載の「色材」に相当する。尚、印刷エンジン25の印刷方式は、レーザ方式、熱転写方式などであってもよい。印刷エンジン25がレーザ方式の場合は、トナーが「色材」に相当する。
インクカートリッジ28は記憶素子29を有している。具体的には、記憶素子29はEEPROMなどの不揮発性のメモリであり、記憶素子29にはインク残量に相関するインク残量指数などが格納される。ここで、色材残量指数としてのインク残量指数は、インクの使用にともなって減少し、インク残量がなくなったときに所定の値(例えば0)となる数である。インク残量指数は、印刷、印刷ヘッドのクリーニング、印刷ヘッドのフラッシングの度に、印刷エンジン25で使用されたインクの使用量に応じて更新される。具体的には例えば、インク残量指数は以下のように更新される。CPU21と記憶素子29とは、インクカートリッジ28がプリンタ3に装着された状態で電気的に接続され、データの送受信が可能となる。CPU21は、印刷、印刷ヘッドのクリーニング又は印刷ヘッドのフラッシング時におけるインクの延べ噴射回数、1噴射当たりのインク量に基づいて、インクの使用量を算出する。そしてCPU21は、印刷などの実行前のインク残量指数からインクの使用量に応じた値を差し引き、その結果を記憶素子29に格納されているインク残量指数に上書きすることにより、インク残量指数を更新する。尚、記憶素子29にはインクカートリッジ28に充填されているインク色、インクカートリッジ28の種類、バージョン、製造社名、製造時期などの情報が格納されてもよい。また、インク残量指数を格納する記憶素子29はプリンタ3の本体に搭載してもよい。また、インク残量指数はフラッシュメモリ22に格納してもよい。
電池としてのバッテリ30は、リチウムイオンバッテリ、ニッカドバッテリ、ニッケル水素バッテリ、リチウムポリマバッテリなどの二次電池である。バッテリ30は、プリンタ3の各部に電池を供給する。尚、電池はアルカリ電池、マンガン電池などの一次電池でもよいし、燃料電池でもよい。
電池残量指数取得手段としての計測回路31は、バッテリ30の端子電圧を電池残量指数として計測するアナログディジタル回路である。バッテリ30の端子電圧は内部抵抗により印刷中と待機中とで異なる。そのため計測回路31は、待機状態では、印刷中の内部抵抗による電圧降下を加味して実測の端子電圧を補正し、補正された電圧をディジタル信号に変換し端子電圧としてCPU21に出力する。
尚、計測回路31は、バッテリ30の残容量そのものを電池残量指数として計測してもよい。バッテリ30の残容量を計測する方法は、例えば特開平9−171065号公報に開示されており、開放端子電圧検出方式でもよいし、積算方式でもよいし、その他の方式であってもよい。バッテリ30の残容量そのものを正確に検出できる場合、CPU21は、1ページ当たりの印刷に消費される電池とバッテリ30の残容量とにより第一印刷可能残数を特定することができる。
次に、印刷アプリケーションプログラム及びプリンタドライバについて説明する。
図5は、印刷アプリケーションプログラム及びプリンタドライバの論理的な構成を示すブロック図である。
印刷アプリケーションプログラム41は、具体的には例えばレタッチソフト、ワードプロセッサ、表計算ソフトなどである。第一実施例の印刷アプリケーションプログラム41は、レタッチや文書編集などといったその印刷アプリケーションプログラム41に固有の機能を実行するためのアプリケーション部42、および印刷対象ページや印刷部数の指定などを受け付けるための印刷要求受付部43を備えている。印刷要求受付部43は、印刷対象ページや印刷部数の指定を受け付ける印刷画面52(図6参照)を表示する。印刷要求受付部43は、印刷画面52で印刷開始要求の入力を受け付けると、印刷対象ページと、当該印刷対象ページの印刷総ページ数を特定するための情報とをプリンタドライバ44に出力して印刷を依頼する。ここで印刷総ページ数とは、一部当たりのページ数に相当する数のことではなく、一部当たりのページ数と印刷部数との積に相当する数のことをいう。印刷総ページ数を特定するための情報とは、具体的には印刷対象ページ数、すなわち一部当たりのページ数及び印刷部数のことである。
プリンタドライバ44は、印刷総ページ数取得部45、印刷モード設定部46、印刷可否判定部47、および画像処理部48を備える。
印刷総ページ数取得部45は、印刷アプリケーションプログラム41の印刷要求受付部43から印刷総ページ数を特定するための情報を取得する。印刷総ページ数取得部45は、印刷総ページ数を特定するための情報、具体的には一部当たりのページ数と印刷部数とを取得した後、それらの積を算出することにより印刷総ページ数を取得する。なお、印刷総ページ数取得部45は、印刷総ページ数を特定するための情報として印刷総ページ数そのものを取得してもよい。
印刷モード設定部46は、印刷モード設定画面60(図7参照)を表示して印刷モードの設定を受け付ける。
印刷可否判定部47は、印刷可/不可を判定し、印刷不可と判定した場合は警告メッセージを表示して印刷を中止する。より具体的に説明すると、印刷可否判定部47は、始めにプリンタ3からバッテリ30の端子電圧を電池残量指数として取得し、取得した電池残量指数と設定されている印刷モードとに基づいて第一印刷可能残数を特定する。次に、印刷可否判定部47は、プリンタ3からインク残量指数を取得し、取得したインク残量指数と設定されている印刷モードとに基づいて第二印刷可能残数を特定する。次に、印刷可否判定部47は、第一印刷可能残数と第二印刷可能残数とのいずれか少ない方を印刷可能残数として特定し、特定した印刷可能残数が印刷総ページ数取得部45で取得した印刷総ページ数以上であれば印刷可能と判定する。逆に、印刷可能残数が印刷総ページ数未満であれば、印刷可否判定部47は印刷不可と判定し、警告メッセージを表示して印刷を中止する。
画像処理部48は、印刷対象ページに対してガンマ補正、シャープネス補正、印刷解像度への解像度変換、sRGBなどの色空間で定義された印刷対象の画像をCMYなどのインク色に対応する色空間に変換する分版処理などの処理を施し、二値化及びインタレース処理を施してプリンタ3に出力する。
次に、印刷アプリケーションプログラム41とプリンタドライバ44とによって表示される画面について説明する。
図6は、CPU11が印刷アプリケーションプログラム41を実行することによって表示されるアプリケーション画面、および印刷画面を示す模式図である。印刷する場合、ユーザはアプリケーション画面51のメニューから[印刷]を選択する。[印刷]を選択すると、印刷条件を設定するための印刷画面52が表示される。印刷画面52においてプリンタ欄52aは印刷するプリンタを選択するためのフィールドである。印刷部数欄52bは印刷部数を指定するためのフィールドである。例えば入力フィールド53に「2」と入力すると、そのとき印刷対象として指定されているページが2部印刷される。印刷範囲欄52cは印刷対象ページを指定するためのフィールドであり、「すべて」、「現在のページ」、「ページ指定」のいずれか一つを選択できる。「すべて」を選択すると、そのとき編集中のデータの全ページが印刷対象ページとなる。「現在のページ」を選択すると、そのとき編集対象となっているアクティブなページのみが印刷対象ページとなる。「ページ指定」を選択すると印刷対象ページをページ単位で選択できる。印刷範囲欄52cで印刷対象ページを指定することにより、一部当たりのページ数が確定する。プロパティボタン55は、選択したプリンタに固有の印刷モードを設定するためのボタンである。プロパティボタン55を押すと選択されたプリンタに対応するプリンタドライバ44が呼び出され、呼び出されたプリンタドライバ44により印刷モードを設定するための印刷モード設定画面が表示される。
図7は、印刷モード設定画面60の一例を示す模式図である。第一実施例の印刷モード設定画面60には用紙サイズ、用紙種類、及び印刷品質という設定項目がある。各設定項目に表示されているボタン61を押すと選択肢がプルダウン表示され、ユーザはその中から選択することで具体的な印刷条件を指定することができる。設定項目毎に選択された印刷条件の組み合わせによって印刷モードが設定される。
図6に示す印刷画面52の印刷ボタン56は、印刷開始要求を入力するためのボタンである。印刷ボタン56を押すと、印刷アプリケーションプログラム41からプリンタドライバ44に印刷対象ページの印刷が依頼される。呼び出されたプリンタドライバ44は、印刷可否を判定し、印刷可能であればプリンタを制御して印刷を行わせる。逆に、印刷不可であれば、プリンタドライバ44は警告画面を表示して印刷を中止する。
図1は、警告画面を示す模式図である。印刷不可の理由が電池残容量の不足である場合、プリンタドライバ44は図1に示すように「バッテリの残容量が不足しています。印刷を開始せず終了します。」という旨の警告メッセージを警告画面62に表示する。一方、印刷不可の理由がインク残量の不足である場合、プリンタドライバ44は「インク残量が不足しています。印刷を開始せず終了します。」という旨の警告メッセージを表示する。これによりユーザは印刷が途中で終わってしまうことを知ることができる。逆に、警告メッセージが表示されなければ、ユーザは途中で終わることなく印刷されることを知ることができる。また、警告メッセージには印刷できない理由が表示されるので、ユーザは何故印刷できないかを知ることができ、必要な対応をとることができる。
次に、印刷システム1の処理の流れについて説明する。
図8および図9は、印刷システム1の処理の流れを示すシーケンスチャートである。本処理は印刷アプリケーションプログラム41のメニューで[印刷]が選択されると開始される。
S105では、印刷アプリケーションプログラム41を実行するCPU11は、図6に示す印刷画面52を表示する。
S110では、CPU11は、印刷開始要求を受け付ける。具体的には例えば、印刷画面52で印刷ボタン56が押されると印刷開始要求が受け付けられる。CPU11は、印刷開始要求を受け付けると、印刷画面52などで指定された印刷対象ページ、一部当たりのページ数、印刷部数および印刷モードをRAM13に記憶した後、印刷アプリケーションプログラム41を待機状態に遷移させ、プリンタドライバ44の実行に移る。なお、印刷画面52ではプリンタとしてプリンタ3が選択されるものとする。
S115では、プリンタドライバ44を実行するCPU11は、RAM13から一部当たりのページ数と印刷部数とを読み出し、印刷総ページ数を特定する。
S120では、CPU11は、プリンタ3に電池残量指数及びインク残量指数の送信を要求する。
S125では、プリンタ3のCPU21は、電池残量指数を取得する。具体的には、CPU21は計測回路31から出力されているバッテリ30の端子電圧を電池残量指数として読み込む。
S130では、CPU21は、インク残量指数を取得する。具体的には、CPU21は記憶素子29に格納されているインク残量指数を読み込む。尚、プリンタ3はインクカートリッジ28のインク残量を計測するためのセンサ部を備え、CPU21はセンサ部が出力する計測結果をそのままインク残量指数として取得してもよい。
S135では、CPU21は、電池残量指数とインク残量指数とをPC2に送信する。
S140では、PC2のCPU11は、電池残量指数に基づいて第一印刷可能残数を特定する。具体的には例えばCPU11は、バッテリ30の電池残量指数に基づいて、次のように第一印刷可能残数を特定する。
特定の印刷モードで一定の負荷をバッテリ30の標準個体にかけながらプリンタ3を連続駆動すると、時間の経過に伴ってバッテリ30の残容量は減少し、それに伴ってバッテリ30の端子電圧は降下する。そして満充電の状態から所定の時間が経過すると、バッテリ30の端子電圧はプリンタ3が印刷可能な最低電圧(図10に示すVterm)を下回り、プリンタ3は印刷不能となる。満充電のバッテリ30の標準個体を使用して印刷を開始してから任意の時間が経過したときのバッテリ30の端子電圧を特定の印刷モードで連続印刷しながら計測すると、累積印刷時間(以下、基準累積時間という。)とバッテリ30の標準個体の端子電圧(以下、基準端子電圧という。)との対応関係を特定可能な写像(図10に実線で示された特性曲線参照)を定義することができる。
ここで、満充電されたバッテリ30の標準個体を使用した特定の印刷モードにおける、印刷可能な最大ページ数と、単位ページ当たりの基準印刷時間(図10に示すT)とは当然特定できる。したがって、上述の基準累積印刷時間と基準端子電圧との対応関係を特定する写像情報と、満充電されたバッテリ30の標準個体を使用して印刷可能な最大ページ数と、上述の基準印刷時間とが特定の印刷モードについて予め記録されていれば、基準印刷時間は特定の印刷モードで一定であるため、バッテリ30の残容量を直接特定しなくとも、特定の印刷モードで印刷を実行している期間中の特定のタイミングで検出されたバッテリ30の端子電圧に基づいて満充電状態からの累積印刷ページ数を特定することができる。さらに印刷可能な最大ページ数から累積印刷ページ数を差し引くことにより、そのタイミングでの第一印刷可能残数を特定することができる。また、印刷待機中であっても、任意の時期に検出されるバッテリ30の端子電圧が、印刷中の電圧降下を加味して実測の端子電圧が補正された値であれば、上述した印刷中の第一印刷可能残数の特定方法と同じ方法で第一印刷可能残数を特定することができる。
ただし、バッテリ30の放電容量は充電と放電を繰り返すことにより減少(所謂サイクル劣化)するため、このサイクル劣化を加味して第一印刷可能残数を補正する必要がある。サイクル劣化を加味した第一印刷可能残数の補正は例えば次のようにして実現できる。バッテリ30の放電容量がサイクル劣化により減少すると、バッテリ30が放電した電流量に対するバッテリ30の端子電圧の降下は加速する。このことは、サイクル劣化したバッテリ30を使用したときの累積印刷時間とバッテリ30の実測端子電圧との写像を示す特性曲線が、基準累積印刷時間とバッテリ30の基準端子電圧との写像を示す特性曲線をサイクル劣化に応じて時間軸の方向に圧縮した形状になることを意味する(図10に点線で示された特性曲線参照)。
したがって、単位ページの印刷開始時に検出されるバッテリ30の端子電圧(図10に示すv_start参照)から上述の写像情報によって求まる基準累積印刷時間と、単位ページの印刷終了時に検出されるバッテリ30の端子電圧(図10に示すv_end参照)から上述の写像情報によって求まる基準累積印刷時間との差(以下、理論印刷時間という。)を算出し、算出した理論印刷時間とバッテリ30の標準固体を用いた場合の単位ページ当たりの印刷時間の実測値である上述の基準印刷時間(図10に示すT)との比に応じて、サイクル劣化を加味せずに特定された第一印刷可能残数を補正すれば、現実に使用されているバッテリ30について正しい第一印刷可能残数を特定することができる。以下、上述した方法の具体的実現方法の一例について説明する。
上述の基準累積印刷時間と基準端子電圧との対応関係を特定する上述の写像情報は、外部記憶部17にテーブルとして印刷モード毎に記憶することができる。尚、写像情報はプリンタドライバ44で関数として定義してもよい。図11には用紙サイズ=L判、用紙種類=写真用紙、印刷品質=はやい、という組み合わせの印刷モードに対応するテーブル95が示されている。テーブル95には、1ページ印刷する毎に実測した印刷終了直後の基準端子電圧(vn)と基準累積印刷時間(tn)とが記録されている。ここでvn及びtnの添え字nは、その時点での累積印刷ページ数を示している。例えばv1とt1は、それぞれ累積1ページ目の印刷終了直後の基準端子電圧と基準累積印刷時間である。尚、1ページ印刷する毎に基準端子電圧と基準累積印刷時間とを複数回実測して、テーブル95にその測定結果を記録してもよい。CPU11は、プリンタ3からバッテリ30の端子電圧Vsを取得すると、テーブル95を参照して次式(1)の関係を満たすaを特定する。aは端子電圧Vsが満充電のバッテリ30の標準個体を使用している期間中の累積何ページ目の印刷を実行中に検出される端子電圧であるかを示す値である。
V[a−1]>Vs≧V[a]・・・式(1)
上式(1)でaが特定されると、CPU11は次式(2)の関係を満たすNtemp(v)を特定する。Ntemp(v)は、バッテリ30が標準個体である場合(すなわちバッテリ30がサイクル劣化していない標準個体である場合)には正しい第一印刷可能残数である。
Ntemp(v)=N−a・・・式(2)
上式(2)でNtemp(v)が特定されると、CPU11は次式(3)の関係を満たすkを特定する。上述のようにTは、バッテリ30の標準個体を使用して、設定されている印刷モードで単位ページを印刷するのに要する時間(基準印刷時間)である。t[v_end]とt[v_start]は、テーブル95を参照して求まる基準累積印刷時間であって、それぞれ直前に印刷を終えたページの印刷開始時に対応する基準累積印刷時間と直前に印刷を終えたページの印刷終了時に対応する基準累積印刷時間である。すなわち、t[v_end]−t[v_start]は単位ページ当たりの理論印刷時間である。
k=T/(t[v_end]−t[v_start])・・・式(3)
上式(3)でkが求まると、CPU11は次式(4)を満たすN(v)を第一印刷可能残数として特定する。
N(v)=kNtemp(v)・・・式(4)
以上、第一印刷可能残数の特定方法の具体例について説明した。
S145では、CPU11は、インク残量指数に基づいて第二印刷可能残数を特定する。具体的には例えばCPU11は、インク残量指数と基準インク消費指数とに基づいて第二印刷可能残数を特定する。ここで基準インク消費指数とは、設定されている印刷モードで1ページを印刷するのに要するインク量に相関する指数である。基準インク消費指数は、印刷モード毎にフラッシュメモリに格納されている。例えばCPU11は、インク残量指数の基準インク消費指数による商を算出することにより、第二印刷可能残数を特定できる。
S150では、CPU11は第一印刷可能残数と第二印刷可能残数とを比較する。そしてCPU11は、第一印刷可能残数と第二印刷可能残数とのいずれか少ない一方を印刷可能残数として特定する。
S155では、印刷可能残数と印刷総ページ数とを比較する。印刷可能残数が印刷総ページ数以上であれば破線70で囲まれる処理に進み、印刷可能残数が印刷総ページ数未満であれば破線71で囲まれる処理に進む。
S160では、CPU11は、印刷対象ページに印刷モードに応じた処理を施した後、2値の印刷データを生成する。
S165では、CPU11は、生成した印刷データをプリンタ3に送信し、指定されている印刷部数の印刷を指示する。
S170では、プリンタ3のCPU21は、各部を制御して、受信した印刷データに基づいて印刷用紙に画像を印刷する。これを指示された印刷部数分繰り返す。
S175では、CPU11は、図1に示すように警告画面62を表示する。警告画面62が表示された場合、ユーザは例えばバッテリ30を充電したり、インクカートリッジ28を交換したり、部数を減らしたり、あるいは印刷モードを変更したりするなどの対応を行った後に印刷ボタン56を再度押すことにより、途中で終わることなく最後まで印刷を完遂させることができる。
以上説明した本発明の第一実施例に係る印刷システム1によると、バッテリ30の残容量と相関する電池残量指数に基づいて特定される印刷可能残数が印刷総ページ数未満であると、印刷を開始する前に警告画面62を表示するので、ユーザは印刷中にバッテリ30が切れるか否かを印刷開始前に知ることができる。従って、印刷中にバッテリ30が切れることを警告によって知ったときは、バッテリ30を交換することにより、印刷中のバッテリ切れを未然に防止することができる。一方、警告が表示されなければ、ユーザは印刷中にバッテリ30が切れないことを知ることができるので、印刷中のバッテリ切れを心配することなく安心して利用できる。
また、印刷システム1によると、電池残量指数に基づいて特定した第一の印刷可能残数と、インク残量指数に基づいて特定した第二の印刷可能残数とのいずれか少ない一方を印刷可能残数として特定するので、印刷中のインク切れについても未然に防止することができる。
また、印刷システム1によると、上述したように第一印刷可能残数、および第二印刷可能残数には印刷モードが反映されるので、より正確な印刷可能残数を得ることができる。
尚、第一実施例では警告メッセージを表示することによって警告しているが、音声で警告してもよいし、LEDなどで警告してもよい。
(第二実施例)
第二実施例では、印刷ボタン56が押されたときでなく、印刷対象ページ、印刷部数、または印刷モードのいずれかが変更されたときに印刷可/不可を判定する。
図12および図13は、第二実施例に係る印刷システムの処理の流れを示すシーケンスチャートである。図12および図13に示すシーケンスチャートは、第一実施例のシーケンスチャートと実行される順序が異なっている。具体的には、印刷開始要求を受け付ける処理(S110の処理)が、第二実施例では印刷可能残数と印刷総ページ数とを比較する処理(S155の処理)の後にある。第二実施例では、CPU11は、印刷対象ページ、印刷部数、または印刷モードのいずれかが変更されると直ぐに印刷可能残数と印刷総ページ数とを比較する。その結果、印刷可能残数が印刷総ページ数未満であれば、破線72で囲まれる処理に進む。破線72で囲まれる処理では、印刷可能残数が印刷総ページ数以上になるまで変更の度に警告画面62が表示される。よって、ユーザは印刷可能残数が印刷総ページ数未満であれば、印刷総ページ数以上になるように印刷対象ページ、印刷部数、または印刷モードの設定をやり直さなければならない。あるいは、バッテリ30を充電したり、インクカートリッジ28を交換したりしなければならない。印刷可能残数が印刷総ページ数以上になると印刷ボタン56が押下可能な状態になり、破線73で囲まれる処理に進むことができる。
第二実施例の印刷システムによると、印刷可/不可の判定が印刷ボタン56を押すよりも前に行われるので、ユーザは印刷不可であることをより早い段階で知ることができる。
(第三実施例)
図14は本発明の第三実施例に係る印刷システムとしてのプリンタ80のブロック図であり、図15はプリンタ80の外観を示す斜視図である。プリンタ80は、リムーバブルメモリ86、PC、ディジタルカメラ、携帯型電話端末などに格納された画像を取得する機能を有し、PCなどの制御下でなくとも、単独で画像を印刷可能な所謂スタンドアロン型の写真印刷専用プリンタである。プリンタ80は、一ページに一画像を割り付けて印刷するものとする。なお、一ページに割り付ける画像の数をユーザが指定できるようにしてもよい。
表示部81は、グラフィックコントローラ及びLCDなどの液晶表示装置を備える。液晶表示装置の画面には、各種のメニューやステータスが表示される。
操作部82は、ユーザのメニュー操作を受け付けるための十字キー82aと決定キー82bとキャンセルキー82cと印刷開始キー82dとを備える。
外部メモリコントローラ85は、カードスロット85aに挿入されるリムーバブルメモリ86に接続される。リムーバブルメモリ86に格納されたデータは外部メモリコントローラ85によって読み出され、RAM23に転送される。
画像処理部87は、第一実施例のプリンタドライバ44の画像処理部48に相当するASICである。なお、画像処理部87の処理はCPU21で実行される制御プログラムによる処理に置き換えてもよい。
フラッシュメモリ22には、印刷アプリケーションとしての画像印刷プログラム、および第一実施例のプリンタドライバ44に相当する制御プログラムが記憶されている。なお、前述したようにプリンタドライバ44の一部の処理は画像処理部87によって実行される。
次に、プリンタ80の作動について説明する。
画像印刷プログラムを実行するCPU21は、リムーバブルメモリ86に所定の画像フォーマットで記録されている画像ファイルを読み出し、画像ファイルに格納されているディジタル画像の縮小画像を表示部81に表示する。縮小画像の表示は、一画像毎に行ってもよいし、複数の縮小画像を一覧表示してもよい。ユーザは操作部82を操作して、印刷したい縮小画像を一つ以上選択する。これにより印刷対象画像が選択され、印刷対象画像数が確定する。
図16(A)は、印刷設定操作を受け付けるための画面を示す模式図である。具体的には例えば次のようにして印刷設定操作が受け付けられる。CPU21が表示部81を制御してメニュー91を画面に表示させた状態では、ユーザは十字キー82aを操作することにより設定項目のいずれかを選択可能である。印刷サイズ、用紙種類及び印刷品質毎に選択された印刷条件の組み合わせによって印刷モードが設定される。特定の設定項目(選択されている設定項目は強調表示される。)が選択されている状態で決定キー82bが押されると、その設定項目に対応する印刷条件を変更可能なメニューに遷移する。設定された印刷モードは、選択されたディジタル画像に一律に適用される。なお、ディジタル画像毎に印刷モードを設定できるようにしてもよい。
メニュー91が表示された状態で印刷開始キー82dが押されると印刷開始要求が受け付けられる。印刷開始要求が受け付けられると、CPU21は、第一実施例と同様に、2値の印刷データを生成する前に印刷可能残数と印刷総ページ数とに基づいて印刷可否を判定し、印刷不可と判定した場合は図16(B)に示すように警告メッセージ92を表示する。ここで、印刷総ページ数は、「印刷対象画像数×印刷枚数(印刷部数)」で求めることができる。印刷可能と判定した場合は、印刷データを生成して印刷を実行する。
本発明の第一実施例に係る画面を示す模式図。 本発明の第一実施例に係る印刷システムを示す模式図。 本発明の第一実施例に係る印刷制御装置のブロック図。 本発明の第一実施例に係るプリンタのブロック図。 本発明の第一実施例に係るブロック図 本発明の第一実施例に係る画面を示す模式図。 本発明の第一実施例に係る画面を示す模式図。 本発明の第一実施例に係るシーケンスチャート。 本発明の第一実施例に係るシーケンスチャート。 本発明の第一実施例に係る特性図。 本発明の第一実施例に係る説明図。 本発明の第二実施例に係るシーケンスチャート。 本発明の第二実施例に係るシーケンスチャート。 本発明の第三実施例に係る印刷システムのブロック図。 本発明の第三実施例に係る印刷システムの斜視図。 (A)および(B)は本発明の第三実施例に係る画面を示す模式図。
符号の説明
1 印刷システム、2 パーソナルコンピュータ(印刷システム、印刷制御装置)、3 プリンタ(印刷システム)、11 CPU(アプリケーション手段、印刷総ページ数取得手段、電池残量指数取得手段、残数特定手段、警告手段、印刷モード設定手段、色材残量指数取得手段)、14 操作部(印刷モード設定手段)、15 表示部(警告手段、印刷モード設定手段)、16 外部インタフェース部(電池残量指数取得手段、色材残量指数取得手段)、21 CPU(電池残量指数取得手段、色材残量取得手段)、24 外部インタフェース部(電池残量指数取得手段、色材残量指数取得手段)、25 印刷エンジン(印刷ユニット)、30 バッテリ(電池)、31 計測回路(電池残量指数取得手段)、80 プリンタ(印刷システム)、81 表示部(警告手段、印刷モード設定手段)

Claims (3)

  1. バッテリを電源として作動し印刷媒体に色材を定着させることにより前記印刷媒体に画像印刷する印刷ユニットと、
    前記印刷ユニットに印刷させる印刷対象ページの印刷総ページ数を取得する印刷総ページ数取得手段と、
    満充電の標準バッテリを使用して印刷を開始してから任意の時間が経過したときの前記標準バッテリ端子電圧を特定の印刷モードで連続印刷しながら計測した場合における、累積印刷時間と前記標準バッテリの端子電圧との対応関係と、前記特定の印刷モードにおいて、満充電された前記標準バッテリを使用して印刷可能な最大ページ数と、前記標準バッテリを用いた場合の単位ページ当たりの印刷時間の実測値である基準印刷時間と、任意のタイミングで検出された前記バッテリの端子電圧と、を用いて前記任意のタイミングにおける第一印刷可能残数を特定する特定手段と、
    単位ページの印刷開始時に検出される前記バッテリの端子電圧から前記対応関係によって求まる基準累積印刷時間と単位ページ印刷終了時に検出される前記バッテリの端子電圧から前記対応関係によって求まる基準累積印刷時間との差である理論印刷時間と前記基準印刷時間との比に応じて補正された前記第一印刷可能残数と、前記印刷総ページ数とに応じて警告を発する警告手段と、
    を備えることを特徴とする印刷システム。
  2. バッテリを電源として作動し印刷媒体に色材を定着させることにより前記印刷媒体に画像印刷する印刷ユニットに印刷させる印刷対象ページの印刷総ページ数を取得する印刷総ページ数取得手段と、
    満充電の標準バッテリを使用して印刷を開始してから任意の時間が経過したときの前記標準バッテリ端子電圧を特定の印刷モードで連続印刷しながら計測した場合における、累積印刷時間と前記標準バッテリの端子電圧との対応関係と、前記特定の印刷モードにおいて、満充電された前記標準バッテリを使用して印刷可能な最大ページ数と、前記標準バッテリを用いた場合の単位ページ当たりの印刷時間の実測値である基準印刷時間と、任意のタイミングで検出された前記バッテリの端子電圧と、を用いて前記任意のタイミングにおける第一印刷可能残数を特定する特定手段と、
    単位ページの印刷開始時に検出される前記バッテリの端子電圧から前記対応関係によって求まる基準累積印刷時間と単位ページ印刷終了時に検出される前記バッテリの端子電圧から前記対応関係によって求まる基準累積印刷時間との差である理論印刷時間と前記基準印刷時間との比に応じて補正された前記第一印刷可能残数と、前記印刷総ページ数とに応じて警告を発する警告手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする印刷制御プログラム。
  3. バッテリを電源として作動し印刷媒体に色材を定着させることにより前記印刷媒体に画像印刷する印刷ユニットに印刷させる印刷対象ページの印刷総ページ数を取得する印刷総ページ数取得段階と、
    満充電の標準バッテリを使用して印刷を開始してから任意の時間が経過したときの前記標準バッテリ端子電圧を特定の印刷モードで連続印刷しながら計測した場合における、累積印刷時間と前記標準バッテリの端子電圧との対応関係と、前記特定の印刷モードにおいて、満充電された前記標準バッテリを使用して印刷可能な最大ページ数と、前記標準バッテリを用いた場合の単位ページ当たりの印刷時間の実測値である基準印刷時間と、任意のタイミングで検出された前記バッテリの端子電圧と、を用いて前記任意のタイミングにおける第一印刷可能残数を特定する特定段階と、
    単位ページの印刷開始時に検出される前記バッテリの端子電圧から前記対応関係によって求まる基準累積印刷時間と単位ページ印刷終了時に検出される前記バッテリの端子電圧から前記対応関係によって求まる基準累積印刷時間との差である理論印刷時間と前記基準印刷時間との比に応じて補正された前記第一印刷可能残数と、前記印刷総ページ数とに応じて警告を発する警告段階と、
    を含むことを特徴とする印刷制御方法
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