JP4607839B2 - 密封容器入り中間水分食品の水分調整方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、このようにして得られる袋入り皮むき天津甘栗は、栗表面に残留する水分によって、つまみ食べすると、徐々に手がべたついてくるという欠点がある。また、高温での長期保存で生じる結露や、加熱加圧殺菌において栗内部から蒸散した水分が、殺菌後の冷却時に栗内部に吸収しきれず、結露が生じ、水分が包装袋内に貯留し、つまみ食べする際に、袋内に手を入れるとその水分で手がべたついたり、袋を傾けたときにその水分がこぼれるという欠点があった。
しかしながら、これらの方法は、調理栗には適するものの、中間水分食品の種類によっては効果がない場合がある。また、これらの方法では、水分を用いるので、剥皮した栗表面を焼成するタイプの焼栗の場合、焼きたての歯入りの良いホックリとした食感が失われて蒸した栗のような食感になる傾向があり、食感の点で改善の余地があった。
しかしながら、この方法は、特定の大きさの青大豆には適するものの、商品設計上、塩味を付与できない中間水分食品には適さないという問題点を有するものである。
しかしながら、この方法は、糖度と水分を特定範囲に設定する必要があり、商品設計上、糖分を付与できない中間水分食品には適さないという問題点を有するものである。
しかしながら、この方法は、100℃以下の低温加熱殺菌以外の加熱殺菌を施した場合や高温保存した場合には、容器中に結露が生じ、その結露由来の水分で食品がべたついたり、表面がふやけて所望の食感が得られないという問題点があった。また、乾燥食品を密封容器に充填する際に、不活性ガス置換を行ったとしても、残留する少量の酸素によって食品の品質劣化のおそれがあり、品質劣化防止の点で改良の余地があった。
が限定されたり、糖分、塩分、蛋白質が必要であるという制約があり、汎用性の点で改良の余地があった。
上記特許文献には、乾燥食品の酸化防止効果について記載されているものの、密封容器入り中間水分食品あるいはその加熱加圧殺菌物の表面のべたつき防止などの水分調整については一片の記載も示唆もない。
上記容器は、従来、保存性(レトルト粥等の高水分食品の食味低下防止、風味劣化防止など)の目的で使用されているが、中間水分食品の水分調整方法に用いられることは何ら開示も示唆もなされていない。
(A)酸素バリア層及び酸素吸収層を有する多層構造の容器であって、上記酸素バリア層が上記酸素吸収層よりも容器外側に形成されている容器
9、水分含量20〜60重量%の中間水分食品において、食品原料を問わず、汎用的に、べたつき防止と所期の食感や風味を保持できる水分調整方法について検討を行った。
その結果、食品の包装容器に着目し、種々検討を続けたところ、酸素バリア層及び酸素吸収層を有する多層構造の容器であって、上記酸素バリア層が上記酸素吸収層よりも容器外側に形成されている容器を用いると、中間水分食品が保持する水分もしくは包装容器内に貯留している水分が減少して中間水分食品表面がべたつかず、特に加熱加圧殺菌をしたときに生じる結露由来の水分も減少するため、これら水分に因る中間水分食品表面のふやけたような食感をも防止することができることを見出し、本発明に到達した。
また、水分によって中間水分食品表面がふやけることがないので、例えば、中間水分食品として剥き焼栗を用いた場合には、従来の調理栗のように蒸し栗様の風味とならず、焼栗本来の香ばしさを有する、歯入りの良いホックリとした食感が得られるというように、製造直後の本来のおいしさを生かした中間水分食品が得られる。
更には、酸素吸収層により、水分が吸収されるため、容器内に水分が貯留することがなく、携帯性に優れるものである。
また、本発明の密封容器入り中間水分食品の水分調整方法は、食品原料の種類や形状を問わず、糖質、塩分、蛋白質などによる水分調整をする必要がないので、食品の素材を生かした風味設計をすることができる汎用性に優れた水分調整方法である。
更に、本発明によれば、長期保存による変色や風味劣化も防止することができ、優れた外観及び風味の食品を得ることができる。特に、変色が目立ちやすい、剥皮後に焼成するタイプの焼栗であっても、長期保存中の変色を確実に防止することができ、外観に優れた密封容器入り焼栗が得られる。
更に、本発明によれば、特殊な製造工程や製造装置が不要で、従来の製造設備を用いての量産化が可能である。
まず、本発明における「水分調整」とは、中間水分食品表面に残る水分を減少する、あるいは30℃以上2週間程度の高温長期間保存や加熱加圧殺菌によって生じる結露を防止する、のいずれかを意味するものであって、ひいては、中間食品内の余剰水分や容器内に貯留した水分によって、中間水分食品表面がふやけて食感が劣化することを防止するものである。
上記水分活性及び水分含量の調整方法は、特に限定するものではなく、適宜の工程で調整すればよい。例えば、上記水分活性、水分含量を上回っている場合には、焼成工程において調整するか、別途乾燥工程を設ける等すればよい。逆に、下回っている場合には、水分施与等を行えばよい。特に、水分活性の調整をする際には、上記乾燥工程の他、糖濃度や塩分濃度を高めて自由水含量を減少させる等を行えばよい。
上記水分活性測定方法は、(株)芝浦電子製作所製「水分活性計WA−360」で、25℃にて測定した値である。また、水分含量は、(株)ケット科学研究所製「赤外線水分計FD−240」で、110℃Auto30sec.の条件で測定した値である。
この中でも特に、皮付き生栗を剥皮してから焼くタイプの焼栗を調製する場合には、日本栗系統の、比較的大粒で、渋皮が栗の実に密着して加熱しても遊離しにくい栗品種である日本栗、丹東栗等を用いることが、焼いた風味と歯入りの良いホックリとした感じが生かされ、蒸し栗様風味とならない点で好適である。
このような条件は、例えば0〜10℃の範囲で4〜6ヶ月間、好適には通気性の良い包装体に収容して保管することにより得られる。通気性のよい包装体としては、例えば、綿、麻、不織布等が挙げられる。
上記調味料としては、例えば、食塩及び醤油等の塩味系調味料、乳製品、油脂、酸味料、糖類等が挙げられ、食品原料に合わせて単独もしくは複数組合せて用いればよい。
上記食塩としては、海水由来塩(赤穂塩、海洋深層水塩等)、岩塩、塩湖由来塩、天日焼塩、天火焼塩等が挙げられる。
上記醤油としては、溜まり醤油、濃口醤油、淡口醤油、再仕込み醤油、白醤油の他、濃縮物、合わせ醤油等が挙げられる。
上記糖類としては、ブドウ糖等の単糖類、砂糖等の少糖類、トレハロース等の非還元性糖類、ソルビトール等の糖アルコール、還元水あめ、オリゴ糖等が挙げられる。
図1は、本発明に係る容器の一例を示す斜視図である。また、図2は、その正面縦中央端面図とその部分拡大図である。
上記容器1は、4層構造となっており、外側から順に、12μmのポリエチレンテレフタレート(熱可塑性ポリエステル)層(符号4)、15μmのナイロン層(符号5)、7μmのアルミ箔層(符号6)、85μmの酸素吸収剤含有ポリプロピレン層(符号7)が接着剤(図示せず)を介して接合されて多層構造を形成している。なお、上記4層構造のうち、アルミ箔層6が酸素バリア層であり、酸素吸収剤含有ポリプロピレン層7が酸素吸収層となっている。
上述の通り、各層の厚みはそれぞれ異なるものであるが、図2においては、便宜上、厚みを均一に示している。
すなわち、本発明に係る容器は、酸素バリア層が酸素吸収層よりも容器外側に形成されるように設計することが、外からの酸素の遮断と収容部内の残存酸素の吸収を行い、水分の調整を行う点で重要である。
そして、上記のように水分の調整ができるため、水分が長期間に亘り容器内に貯留することがなく、また、酸素吸収層である酸素吸収剤含有ポリプロピレン層7に吸収される前の容器内に水分が貯留している状態であっても、上記のような多層構造とすることによって、水分が容器外にこぼれ出ることがないため、携帯性に優れるものである。
上記ナイロン層5は、落下の衝撃を吸収したり、柔軟性を付与したり、金属箔の腐食を防止する作用を有する素材であれば、例えばポリエステル等の延伸性を有する素材であってもよい。
本発明に係る酸素バリア層としては、アルミ箔層に限定されず、例えば、エチレン含有量が20ないし60モル%、特に25ないし50モル%であるエチレン−酢酸ビニル共重合体を、ケン化度が96モル%以上、特に99モル%以上となるようにケン化して得られる共重合体ケン化物であってもよい。
酸素吸収剤としては、従来この種の用途に使用されている酸素吸収剤は全て使用可能であるが、一般的には還元性でしかも実質上水に不溶なものが好ましく、例えば還元性鉄、還元性亜鉛、還元性錫粉等の還元性を有する金属粉や、酸化第一鉄、四三酸化鉄等の金属低位酸化物や、炭化鉄、ケイ素鉄、鉄カルボニル、水酸化鉄等の還元性金属化合物等を単数もしくは複数組合わせたものが挙げられ、これ等は必要に応じてアルカリ金属、アルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、亜硫酸塩、チオ硫酸塩、第三リン酸塩、第二リン酸塩、有機酸塩、ハロゲン化物等と組み合わせて使用することができる。
また、各層の厚みも上記実施形態に限定されるものではなく、適宜設定すればよい。
更に、上記実施形態のスタンディングパウチは4層構造であったが、酸素バリア層が酸素吸収層よりも容器外側に形成されるように設計されていれば、積層数は特に限定するものではない。また、上記実施形態において、ナイロン層5とアルミ箔層6とを入れ替えたり等、本発明の範囲内で、積層順を設定すればよい。
また、上記実施形態では、収容物として焼栗を挙げて説明したが、決して焼栗に限定されるものではなく、上述の中間水分食品であればよい。
また、具体的な商品名としては、例えば、東洋製罐(株)製の「オキシガードパウチ」(「オキシガード」は登録商標)等が挙げられる。
まず、好ましくは上記の総フェノール量、あるいは糖度に調整した皮付き生栗を、水洗し、浮き栗(腐った栗や虫喰い栗)や異物を除いた後、剥皮する。
剥皮方法は、手で包丁などによって剥皮する方法や、公知の剥皮装置等が挙げられる。
剥皮は、鬼皮と渋皮を取り除いて栗果肉のみを取り出すようにすれば良いが、渋皮を完全に栗果肉から切除するように栗果肉表層部を削るように渋皮を剥くことが、焼栗の変色防止の点で好ましい。
このようにして得られる剥き栗は、黄色味を帯びた白色の色調を呈している。
焼成方法は、特に限定するものではなく、従来用いられている焼成方法を適宜用いればよいが、特に、栗をオーブンのような乾熱加熱、もしくは熱風ローストのような流体加熱する方法が、表面に高温短時間で程よい焦げ色をつけ、また香ばしい風味を付与し、栗果肉内部まで加熱できる点で好適である。
上記流体加熱とは、流体(好ましくは空気などの気体)が加熱された状態で流動しているか、もしくは流体と熱源とが共存した状態で、流体が流動し、栗を熱交換しながら加熱するものである。中でも、流体が加熱された状態で流動する熱風通気処理が好ましい。
具体的には、ジェットゾーンシステム(連続式)、ジェットロースト(バッチ式)(共に、荒川製作所製)などの熱風乾燥やコーヒー豆の焙煎などに用いられる、熱風が滞留する装置を用いると好適である。
また、焼成条件は、例えば、オーブン加熱の場合、170〜230℃10〜30分程度である。このようにして焼成した栗果肉は、全体に淡い黄色を呈し、表面に狐色の焦げ目がつき、生栗で糖度12〜13°程度であったものが糖度16°程度となっており、香ばしく、そのままでも食することができる。
なお、上記の例では、栗果肉内部にまで火を通すことを前提とした条件を記したが、後述する加熱殺菌として加熱加圧殺菌を施す場合は、焼成温度を低くするか、焼成時間を短くして、加熱加圧殺菌時に栗果肉内部にまで熱を通すようにしてもよい。
容器は、上述の酸素バリア層及び酸素吸収層を有する多層構造の容器であって、上記酸素バリア層が上記酸素吸収層よりも容器外側に形成されている容器を用いる。
なお、好適には、不活性ガスによる酸素置換してから密封することが、変色防止の点で好適である。不活性ガスとしては、窒素、アルゴン等が挙げられる。
殺菌方法は、長期保存と品質保持の観点から、加熱加圧殺菌(レトルト殺菌)を施すこ
とが望ましい。
レトルト殺菌条件としては、例えば、115〜125℃、1.7〜2.5Kg/cm2で20〜60分とすることが、栗の形状を維持しながら殺菌できるという点で望ましい。
本発明の水分調整方法においては、加熱殺菌工程を必須としないが、該加熱殺菌の中でも特に加熱加圧殺菌をした場合には、殺菌後の冷却時に容器内に結露が多く生じ、該結露がべたつきの原因となるという問題点を有するもので、このような問題点も本発明で解決し得る点で、上記工程が本発明でも好適に採用される。
まず、好ましくは上記の総フェノール量、あるいは糖度に調整した皮付き生栗を水洗し、浮き栗(腐った栗や虫喰い栗)や異物を除いた後、焼成し、剥皮して剥き栗を得る。
焼成方法は、上述の剥き栗を焼成する方法と同様である。焼成条件は、装置仕様、処理量によって適宜設定すればよく、熱風の温度は、栗の表面温度が100〜110℃程度になるように、110〜140℃とすることが望ましい。例えば、ジェットゾーンシステム(連続式)の場合、120〜125℃の熱風で栗の表面が108〜109℃となるようにするのが、栗の皮を栗果肉から良好に遊離させ、かつ、栗の形状を保持し得る点で好適である。また、ジェットゾーンSR−BIII(バッチ式)(荒川製作所製)の場合には、130〜140℃の熱風で、栗の表面105〜110℃程度にすることが好適である。また、風速は、120〜130℃、10〜20分間加熱する場合、40〜60m/sが好ましい。
このようにして得られた栗は、この後、人手もしくは機械によって簡単に渋皮ごと剥離することができる。
殺菌方法は、上述の焼栗を加熱殺菌する方法と同様である。
そして、6ヶ月以上もの長期保存後であっても、そのままつまんで食しても、手が汚れたりべたつかず、連食性に優れている。また、栗表面のべたつきや栗同士の付着がなく、風味外観が良好である。特に、焼栗においては、焼成直後の淡い黄色の好ましい焼き色を保持し、水分による栗表面のふやけがなく、香ばしい風味と焼いた栗特有の歯入りの良いホックリとした食感を有するものである。
中国丹東省産の皮付きの生栗を、水洗して、浮き栗や夾雑物、異物(小石や砂、金属、毛髪、糸くず、虫など)を除去した後、包丁で鬼皮、渋皮を完全に除去した。このときの栗果肉の糖度は12°、色調は黄色味を帯びた白色であった。
次いで、オーブンで170℃20分焼成し、表面に焦げ目をつけると共に、栗果肉内部まで熱を通した。このときの糖度は16°、色調は淡い黄色であった。
その後、この焼栗を、図1及び2で示した、外側から順に、12μmのポリエチレンテレフタレート(熱可塑性ポリエステル)層(符号4)、15μmのナイロン層(符号5)、7μmのアルミ箔層(符号6)、85μmの酸素吸収剤含有ポリプロピレン層(符号7)が接着剤(図示せず)を介して接合されたスタンディングパウチ(東洋製罐(株)製「オキシガードパウチ」(「オキシガード」は登録商標))に、6個充填し、窒素ガスの封入によって残存酸素率2.0%未満とした後、ヒートシールによって密封後、121℃で30分間、熱水レトルトにて加熱加圧殺菌処理し、密封容器入り焼栗(水分活性0.95、水分含量55±5重量%)を得た。
焼栗を収容する容器として、ポリプロピレン及びアルミ箔の混合層から構成されるレトルトパウチを用いる他は、実施例1と同様にして密封容器入り焼栗(水分活性0.95、水分含量55±5重量%)を得た。
中国河北省産の天津栗を、水洗して、浮き栗や夾雑物、異物(小石や砂、金属、毛髪、糸くず、虫など)を除去した後、流動層式ドライヤーオーブン(荒川製作所、ジェットゾーンシステム)を用いて、120℃の熱風(風速52m/秒)にて15分間加熱し(栗表面温度109℃)、渋皮、鬼皮を遊離させ、更に亀裂を生じさせ、自然冷却後、手で渋皮、鬼皮を同時に剥離し、剥き甘栗を得た。
次に、この剥き栗を、実施例1と同様に、東洋製罐(株)製「オキシガードパウチ」(「オキシガード」は登録商標)に6個充填し、窒素ガスの封入によって残存酸素率2.0%未満とした後、ヒートシールによって密封して、121℃で30分間、熱水レトルトにて加熱加圧殺菌処理し、密封容器入り剥き甘栗(水分活性0.95、水分50±5重量%)を得た。
これに対し、比較例品は、6ヶ月もの長期間保存すると、色調が製造直後の淡い黄色からくすんだ黄褐色に明らかに変化した。また、経時に伴い、蒸し栗のような食感、風味となり、歯入りの良いホックリとした食感が感じられず、好ましくなかった。更に、容器内に水分が残り、栗表面にも水分があり、6粒食べると手指がべたついていた。
2 ヒートシール部
3 収容部
4 ポリエチレンテレフタレート(熱可塑性ポリエステル)層
5 ナイロン層
6 アルミ箔層
7 酸素吸収剤含有ポリプロピレン層
10 焼栗
Claims (2)
- 皮付き生栗を剥皮してから焼いた、水分活性0.7〜0.99、水分含量20〜60重量%である剥き焼栗を、下記容器(A)に収容密封し、酸素吸収層によって水分を吸収させることを特徴とする容器(A)を用いた密封容器入り剥き焼栗の水分吸収方法。
(A)酸素バリア層及び酸素吸収層を有する多層構造の容器であって、上記酸素バリア層が上記酸素吸収層よりも容器外側に形成されている容器
- 更に収容密封後、加熱加圧殺菌する請求項1記載の容器(A)を用いた密封容器入り剥き焼栗の水分吸収方法。
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