JP4606825B2 - 電源装置、画像形成装置、電源制御方法、電源制御プログラム、記録媒体 - Google Patents

電源装置、画像形成装置、電源制御方法、電源制御プログラム、記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置等に用いられる電源装置に関する。
コピー機やプリンタあるいは複合機等の画像形成装置の熱定着装置には、ヒータランプ(例えば、ハロゲンヒータランプ)等を熱源とする熱ローラ方式が用いられている。この熱ローラ方式では、ヒータランプによって加熱されたローラ間を、トナー画像が形成された記録材が通過することによって該トナー画像が記録材に定着される。
このヒータランプは、一般にトライアック等のスイッチング素子を備えたヒータランプ回路を介して商用電源等の交流電源に接続されており、この交流電源からの電力供給によって、点灯・発熱する。このヒータランプ回路では、ローラ表面温度が一定となるように、交流電源における所定の位相角においてスイッチング素子がONされ、ヒータランプに通電される。
ここで、入力される交流電源電圧が何らかの理由で低下した場合、上記位相角を変化させる位相制御が行われる。すなわち、スイッチング素子がONされる位相角を増加させることで入力電圧の低下を補い、供給電力の変動を抑制するのである。
特開2004−13668号公報(公開日:平成16年1月15日) 特開平8−286556号公報(公開日:平成8年11月1日)
しかしながら、位相制御によってONされる位相角を増加させると、入力側の商用電源に負担がかかり、ヒータランプ回路に入力される電源電圧が低下することがある。そうすると、ヒータランプ回路は、この入力電源電圧の低下を受けてさらに位相角を増加させるように作動する。この結果、商用電源の状態はさらに悪化してしまう。
この悪循環は、ローラ温度の低下のみならず、画像形成装置の異常動作を招来する。また、同一の商用電源につながる他の電気機器にも悪影響を及すことになる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、負荷への給電を適切に制御できる電源装置を提供する点にある。
本発明の電源装置は、上記課題を解決するために、電源からの供給電圧を検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に基づいて、負荷への給電状態を制御する位相制御手段とを備え、上記位相制御手段は、上記負荷への給電時間を延長する第1の位相制御を行った後に上記検出手段から閾値を下回る検出結果が得られれば、この延長した給電時間を短縮する第2の位相制御を行うことを特徴としている。
上記構成によれば、検出手段が電源(例えば、商用電源)から供給される供給電圧を検出する。また、位相制御手段は、該検出手段の検出結果に基づいて、負荷への給電状態(例えば、交流周期に対する通電時間)を制御する。
上記位相制御手段は、何らかの理由(例えば、同一電源への過負担、漏電等の故障)により電源からの供給電圧が低下すると、まず、この供給電圧の低下に対応するべく上記負荷への給電時間を延長する(第1の位相制御)。
ここで、本発明では、この第1の位相制御の後に上記検出手段によって供給電圧を検出し、この検出された供給電圧が閾値を下回る場合には、一旦延長した給電時間を短縮する(第2の位相制御)。すなわち、第1の位相制御後の供給電圧を監視し、これが閾値以下になるほど電源が不安定な場合には、給電時間を短縮し、電源への負担を低減する。
これにより、供給電圧の低下等に対応すべく第1の位相制御を行ったものの、これによって電源がさらに不安定になり、その供給電圧がさらに低下するといった悪循環を回避することができる。この結果、電源装置が搭載される装置(例えば、画像形成装置)の誤作動を防止できるとともに、同一の電源につながる他の電気機器へ悪影響が及ぶことも防止できる。
本発明の電源装置は、上記課題を解決するために、電源からの供給電力を検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に基づいて、負荷への給電を制御する位相制御手段とを備え、上記位相制御手段は、上記負荷への給電時間を延長する第1の位相制御を行った後に上記検出手段から第1の位相制御前の電力値を下回る検出結果が得られれば、この延長した給電時間を短縮する第2の位相制御を行うことを特徴としている。
上記構成によれば、供給電力の低下等に対応して第1の位相制御の後に上記検出手段によって供給電力を検出し、この検出された供給電力が第1の位相制御前の電力値を下回る場合には、一旦延長した給電時間を短縮する(第2の位相制御)。すなわち、第1の位相制御後の供給電力を監視し、これが閾値以下になるほど電源が不安定な場合には、給電時間を短縮し、電源への負担を低減する。
これにより、供給電力の低下に対応すべく第1の位相制御を行ったものの、これによって電源がさらに不安定になり、その供給電力がさらに低下するといった悪循環を回避することができる。この結果、電源装置が搭載される装置(例えば、画像形成装置)の誤作動を防止できるとともに、同一の電源につながる他の電気機器へ悪影響が及ぶことも防止できる。
上記構成においては、第2の位相制御において、上記延長した給電時間を元の給電時間に戻すようにし、負荷への給電制御を容易にすることが好ましい。
また、上記構成においては、上記検出結果は、第1の位相制御後の給電開始から所定時間経過後に得られたものであることが好ましい。
すなわち、第1の位相制御後の給電開始から所定時間経過後に供給電圧(電力)を検出し、この検出された供給電圧が閾値(第1の位相制御前の電力値)を下回る場合には、一旦延長した給電時間を短縮する(第2の位相制御)。
こうすれば、電源電圧値と閾値との比較を、第1の位相制御後の給電開始時に流れる突入電流等に影響されることなく精度良く行うことができる。また、上記所定時間を突入電流のサイクルに基づいて決定すれば、より精度の高い比較を行うことができる。
また、上記構成においては、上記位相制御手段は、第2の位相制御後に、負荷への給電をそれまでより低いレベルに抑えることが好ましい。こうすれば、第2の位相制御が必要な状態(電源が不安定な状態)であっても、電源状態をそれ以上悪化させることなく、負荷への給電を継続することができる。
また、上記構成においては、変圧用のトランスを備え、上記検出手段は上記トランスの2次側に設けられていることが好ましい。通常、トランスの1次・2次間は絶縁されている。したがって、2次側に検出手段を設ければ、その検出結果の位相制御手段への伝達が容易である。なお、1次側に検出手段を設けると、その検出結果を2次側に伝達するための構成を1次側に設けなければならなくなってしまう。
この場合、上記トランスに電圧測定用の2次巻線を備え、上記検出手段は、上記2次巻線に生じる電圧に基づいて電源からの供給電圧を検出するように構成にしても良い。こうすれば、検出手段の構成を簡易化することができる。
また、上記トランスの1次側に接続されたスイッチング回路と、上記トランスの2次側の出力電圧に基づいて上記スイッチング回路を制御するスイッチング制御回路とを備える電源装置(スイッチング電源)では、上記検出手段が、上記スイッチング制御回路の動作から得られるデューティ情報に基づいて電源からの供給電圧を検出するように構成しても良い。こうすれば、検出手段にスイッチング電源の構成を利用することができ、検出手段の構成を簡易化することができる。
また、上記負荷がトナー定着用の熱源負荷であるような構成も可能である。
また、本発明の画像形成装置は、上記電源装置を備えることを特徴とする。
上記画像形成装置においては、画像形成にかかる処理速度を制御するプロセス制御手段を備え、第2の位相制御後は上記位相制御手段が負荷への給電をそれまでより低いレベルに抑えるとともに、プロセス制御手段が上記処理速度を低減させることが好ましい。こうすれば、第2の位相制御が必要な状態(電源が不安定な状態)であっても、電源状態をそれ以上悪化させることなく、次善の状態で画像形成装置の稼動を継続させることができる。この場合、給電レベルの低下によって処理速度が低下している旨を報知する報知手段を備え、処理速度の低下をユーザ知らせることが好ましい。
また、本発明の電源制御方法は、負荷への給電開始後に検出された電源電圧値と第1の基準値とを比較する第1の工程と、上記第1の工程で電源電圧値が第1の基準値を下回っている場合に給電時間を延長する第1の位相制御を行う第2の工程と、上記第1の位相制御後に検出された電源電圧値と第2の基準値とを比較する第3の工程と、上記第3の工程で電源電圧値が第2の基準値を下回っている場合に第1の位相制御で延長した給電時間を短縮する第2の位相制御を行う第4の工程と、を含むことが好ましい。
上記電源制御方法によれば、第1の工程で判明した供給電圧の低下に対応するために第2の工程で第1の位相制御を行った場合に、第3および第4の工程を行うことで、該第1の位相制御よって電源がさらに不安定になり、その供給電圧がさらに低下するといった悪循環を回避することができる。この結果、電源装置が搭載される装置(例えば、画像形成装置)の誤作動を防止できるとともに、同一の電源につながる他の電気機器へ悪影響が及ぶことも防止できる。
また、電源制御プログラムは、上記各工程をコンピュータに実行可能とすることを特徴としている。
また、本発明の記録媒体は、上記電源制御プログラムがコンピュータに読み取り可能に記録されていることを特徴としている。
以上のように、本発明の電源装置によれば、第1の位相制御の後に上記検出手段によって供給電圧を検出し、この検出された供給電圧が閾値を下回る場合には、一旦延長した給電時間を短縮する(第2の位相制御)。すなわち、第1の位相制御後の供給電圧を監視し、これが閾値以下になるほど電源が不安定な場合には、給電時間を短縮し、電源への負担を低減する。
これにより、供給電圧の低下に対応すべく第1の位相制御を行ったものの、これによって電源がさらに不安定になり、その供給電圧がさらに低下するといった悪循環を回避することができる。この結果、電源装置が搭載される装置(例えば、画像形成装置)の誤作動を防止できるとともに、同一の電源につながる他の電気機器へ悪影響が及ぶことも防止できる。
本発明の実施の一形態を図1〜図10に基づいて説明すれば以下のとおりである。ここで、図1は本実施の形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。同図に示されるように、画像形成装置1は、電源装置2と、記憶部4と、表示部5(報知手段)と、ヒータランプ13(負荷)と、用紙搬送部6と、画像形成部7とを備える。
電源装置2は、電圧モニタ部10(検出手段)を含むスイッチング電源8と、制御部3と、ドライバ回路11と、ヒータランプ点灯回路12とを備える。ここで、スイッチング電源8およびヒータランプ点灯回路12は交流電源に接続されている。また、ヒータランプ13は、電源装置2のヒータランプ点灯回路12に接続されている。
また、制御部3は、計時部9と、電源電圧値算出部14(検出手段)と、位相制御判定部15およびヒータランプ制御部16(位相制御手段)と、モード設定部17と、プロセス制御部18(プロセス制御手段)とを備える。
電源装置2は、交流電源からの電源電圧を制御部3によって制御し、ドライバ回路11およびヒータランプ点灯回路12を介してヒータランプ13(負荷)に供給する。スイッチング電源8は商用電源等からの交流電圧を整流化するとともに降圧し、制御部3等に安定した直流電源を供給する。
スイッチング電源8の電圧モニタ部10は、ヒータランプ13点灯時にスイッチング電源8内の所定箇所の電圧情報を、ゼロクロス情報とともにこれを制御部3に出力する。なお、この電圧情報は電源電圧値算出部14に入力され、ゼロクロス情報は計時部9に入力される。電圧モニタ部10を含むスイッチング電源8の具体的な構成については後に詳述する。
制御部3の電源電圧値算出部14は、電圧モニタ部10から入力される電圧情報に基づいて電源電圧値を算出し、位相制御判定部15へ出力する。電圧モニタ部10からの情報は通常アナログであるため、この電源電圧値算出部14にADコンバータ機能を備えることが好ましい。また、計時部9は、電圧モニタ部10から入力されたゼロクロス情報に基づき、ゼロクロスからの経過時間を位相制御判定部15に出力する。
位相制御判定部15は、記憶部4から読み出した基準値(第1の基準値・第2の基準値)と、電源電圧値算出部14から入力された電源電圧値とを比較し、その比較結果と、計時部9から入力されたゼロクロスからの経過時間とに基づいて、位相制御を行うか否かを判断する。この第1の基準値・第2の基準値には、例えば、交流電源からの供給電圧の所定の実効値が用いられる。
すなわち、ヒータランプ13を第1の位相角(図6(a)参照)で点灯した後に得られる電源電圧値が第1の基準値より大きければ、位相制御判定部15は、位相制御を行わず、ヒータランプ13の現在の位相角(第1の位相角)を継続すべきであると判断する。この場合、位相制御判定部15はヒータランプ制御部16に位相制御信号を送らない。これに対して、ゼロクロスから所定時間経過後の電源電圧値が第1の基準値より小さければ、位相制御判定部15は、ヒータランプ13への給電レベルを保つべく通電時間を長くする位相制御が必要であると判断し、その旨の位相制御信号をヒータランプ制御部16に出力する。これを受けて、ヒータランプ制御部16は、ヒータランプ13の位相角(ヒータランプ点灯回路12のON/OFFタイミング)を第2の位相角(図6(b)参照)に変更する(第1の位相制御)。
本実施の形態においては、位相制御判定部15がさらに、この位相制御実行から所定時間経過後の電源電圧値が第2の基準値(閾値、上記第1の基準値より小さい基準値)よりも大きいか否かを判定する。上記電源電圧値が第2の基準値より大きければ、位相制御判定部15は現在の位相角(第2の位相角)を継続すべきであると判断し、ヒータランプ制御部16には位相制御信号を送らない。これに対して、位相制御実行から所定時間経過後の電源電圧値が第2の基準値よりも小さければ、位相制御判定部15は、電源電圧の更なる低下(電源状態の更なる不安定化)を回避すべく、通電時間を短縮する位相制御が必要と判断し、その旨の位相制御信号をヒータランプ制御部16に出力する。これを受けて、ヒータランプ制御部16は、ヒータランプ13の位相角を元の第1の位相角(図6(a)参照)に変更する(第2の位相制御)。なお、上記所定経過時間は突入電流のサイクル基づいて決定される。
また、位相制御判定部15は、これら位相制御に関する信号をモード設定部17にも送信する。これを受けたモード設定部17は、通常モード、低速モード、稼動停止の各モードを設定し、これをプロセス制御部18に出力する。
プロセス制御部18は、モード設定部17からのモード情報を受けて、表示部5、用紙搬送部6および画像形成部7等を制御する。
上記した制御部3の各部の機能は、プログラムをコンピュータに実行させる(例えば、CPUなどのプロセッサが記憶部4のROMやRAMに記録されたプログラムコードを実行する)ことによって実現される。
以下に、電圧モニタ部10を含むスイッチング電源8の具体的な構成について説明する。図1のスイッチング電源8は、例えば、図2〜4に示すような構成にすることができる。なお、同様の機能をもつ構成には同一の符号を付す。
図2に示されるように、スイッチング電源8aは、(1次側の)整流回路23と、スイッチング回路24と、トランス27と、(2次側の)整流回路28と、電圧モニタ部10aとを備える。電圧モニタ部10aは、電圧測定用2次巻線20と、モニタ用整流回路21とを備える。
交流電源は整流回路23を介してスイッチング回路24に接続される。このスイッチング回路24はトランス27の1次側に接続される。トランス27の2次側には整流回路28を介して制御部3が接続される。スイッチング回路24では制御部3等への供給電圧が安定するようにスイッチングが行われる。これにより、電源からの交流電圧は直流化、降圧化および安定化され、制御部3に与えられる。
本実施の形態では、トランス27の2次側に電圧モニタ部10aを備える。すなわち、トランス27に電圧測定用2次巻線20が設けられ、この電圧測定用2次巻線20は、モニタ用整流回路21を介して制御部3(電源電圧値算出部14)に接続されている。
電圧測定用2次巻線20に発生した電圧はモニタ用整流回路21に整流化され、その電圧(AC電源電圧に比例したDC電圧)の値は、制御部3(電源電圧値算出部14)に入力される。
また、図1のスイッチング電源8は、図3に示すように構成しても良い。図3に示されるように、スイッチング電源8bは、(1次側の)整流回路23と、スイッチング回路24と、(1次側の)スイッチング制御用フォトカプラ26と、トランス27と、(2次側の)整流回路28と、(2次側の)スイッチング制御用フォトカプラ31と、電圧モニタ部10bとを備える。この電圧モニタ部10bは、比較回路29(スイッチング制御回路)とデューティ検出部30を備える。
比較回路29では、(制御部3用)の出力電圧と基準電圧値とが比較される。この比較結果は、制御信号としてスイッチング制御用フォトカプラ31(2次側、発信用)およびスイッチング制御用フォトカプラ26(1次側、受信用)を介してスイッチング回路24に伝えられ、これによってスイッチング回路24でのスイッチング(負荷への供給電圧が安定するようなスイッチング)が行われる。
デューティ検出部30は、この比較回路29からの制御信号(ON/OFFのデューティ情報)を取り出し、制御部3(電源電圧値算出部14)に出力する。電源電圧値算出部14ではこのデューティ情報に基づいて電源電圧値を算出する。
また、図1のスイッチング電源8は、図4に示すように構成しても良い。図4に示されるように、スイッチング電源8cは、(1次側の)整流回路23と、スイッチング回路24と、トランス27と、(2次側の)整流回路28と、電圧モニタ部10cとを備える。
電圧モニタ部10cは、トランス27の1次側につながる、分圧回路33、ADコンバータ34、シリアル符号化部35および測定用フォトカプラ36、並びに、2次側の測定用フォトカプラ38を備える。この構成では、分圧回路33で得られる電圧値がAD変換され、さらにシリアル化されて、測定用フォトカプラ36から2次側に発信される。2次側では、この測定用フォトカプラ36からの(光)信号が測定用フォトカプラ38によって受信され、そのフォトトランジスタの出力が制御部3(電源電圧値算出部14)に入力される。電源電圧値算出部14ではこのフォトトランジスタの出力から電源電圧値を算出する。
以下に、本画像形成装置1における制御部3での処理を、図5〜図9を用いて説明する。
ここで、図5は制御部3での処理工程を示すフローチャートであり、図6(a)〜(c)は、それぞれ位相角(X)〜(Z)を説明する図である。
まず、図6(a)に示される位相角(第1の位相角X)にてヒータランプ13を点灯させる(S1)。ついで、電源電圧値算出部14で電源電圧値を算出し(S2)、位相制御判定部15にて、この電源電圧値と、第1の基準値とを比較する(S3)。
ここで、電源電圧値が第1の基準値よりも大きい場合には、そのまま、第1の位相角Xを継続する(S10)。電源電圧値が第1の基準値以下の場合には、負荷(ヒータランプ点灯回路12)への供給電力を一定に保つために、ヒータランプ制御部16は通電時間を延長する第1の位相制御を行う。すなわち、ヒータランプ制御部16は、第1の位相角Xを図6(b)に示す第2の位相角Yに変更する(S4)。
本実施の形態では、この第2の位相角Yにてヒータランプ13が点灯し(S5)、所定時間(第1の位相制御による突入電流のサイクルに基づいて決定された時間)が経過すれば電源電圧値算出部14で電源電圧値を算出する(S6)。ついで、位相制御判定部15にて、この電源電圧値と、第1の基準値より低い第2の基準値とを比較する(S7)。
ここで、電源電圧値が第2の基準値よりも大きい場合には、そのまま第2の位相角Yが継続される(S9)。このとき、電圧モニタ部10を図2に示す構成(電圧モニタ部10a)とすれば、電圧測定用2次巻線20に発生する電圧(実効値)は図7(a)、電流は同図(b)に示すものとなる。なお、電圧AおよびBは、上記第1および第2の基準値に対応する。
一方、電源電圧値が第2の基準値以下の場合には、電源電圧がさらに低下する悪循環を回避すべく、ヒータランプ制御部16は、S4で延長された通電時間を短縮する第2の位相制御を行う。すなわち、ヒータランプ制御部16は、第2の位相角Yを元の第1の位相角Xに戻す(S8)。このとき、電圧モニタ部10を図2に示す構成(電圧モニタ部10a)とすれば、電圧測定用2次巻線20に発生する電圧(実効値)は図8(a)、電流は同図(b)に示すものとなる。なお、電圧AおよびBは、上記第1および第2の基準値に対応する。
S8の場合には、電源の状態が不安定であると考えられる。そこで、位相制御判定部15から位相制御に関する信号を受けたモード設定部17は、画像形成装置1の稼動状態(モード)を、第1の位相角Xで電源電圧値が第1の基準値〜第2の基準値といった電源状態でも対応できるような低速モードに変更し、これをプロセス制御部18に出力する(S11)。低速モードへの変更を受けて、プロセス制御部18は、画像形成部7や用紙搬送部6の稼動スピードを抑制するとともに、電源が不安定であるために低速モードに移行した旨を表示部5に表示する。
なお、S7で電源電圧値が第2の基準値以下の場合には、位相角を図6(a)で示される第1の位相角Xよりもさらに通電時間の短い図6(c)で示される第3の位相角Zに変更し、電源電圧値を第1の基準値以上とする位相制御を行っても構わない。この場合も、第3の位相角Zで電源電圧値が第1の基準値より大きいといった電源状態でも対応できるような低速モードで稼動を行う。
また、S8で、延長された通電時間を短縮する第2の位相制御が行われてもなお電源電圧値が第2の基準値を超えない場合には、モード設定部17は画像形成装置1を稼動停止モードする。これを受けてプロセス制御部18は画像形成部7や用紙搬送部6の稼動を停止するとともに、電源が不安定であるために稼動を停止した旨(電圧エラー)を表示部5に表示する。
ここで、モード設定部17での設定基準を図9にまとめる。同図に示されるように、第1の位相角Xで電源電圧値が第1の基準値以上となる場合、および第2の位相角Yで電源電圧値が第2の基準値以上となる場合は通常モードに設定される。また、第1の位相角Xで電源電圧値が第2の基準値以上となる場合、および第3の位相角Zにして電源電圧値が第1の基準値以上となる場合は低速モードに設定される。また、第1の位相角Xで電源電圧値が第2の基準値以下となる場合には稼動停止とする。
なお、本実施の形態係る画像形成装置は、図10に示される構成とすることも可能である。図10に示されるように、画像形成装置101は、電源装置102と、記憶部4と、表示部5と、ヒータランプ13(負荷)と、用紙搬送部6と、画像形成部7とを備える。
電源装置102は、電力モニタ部110(検出手段)を含むスイッチング電源108と、制御部103と、ドライバ回路11と、ヒータランプ点灯回路12とを備える。ここで、スイッチング電源108およびヒータランプ点灯回路12は交流電源に接続されている。また、ヒータランプ13は、電源装置102のヒータランプ点灯回路12に接続されている。
また、制御部103は、計時部9と、供給電力値算出部114(検出手段)と、位相制御判定部115およびヒータランプ制御部116(位相制御手段)と、モード設定部117と、プロセス制御部118(プロセス制御手段)とを備える。
電源装置102は、交流電源からの電源電圧を制御部103によって制御し、ドライバ回路11およびヒータランプ点灯回路12を介してヒータランプ13(負荷)に供給する。スイッチング電源108は商用電源等からの交流電圧を整流化するとともに降圧し、制御部103等に安定した直流電源を供給する。
スイッチング電源108の電力モニタ部110は、ヒータランプ13点灯時にスイッチング電源108内の所定箇所の電力情報を、ゼロクロス情報とともにこれを制御部103に出力する。なお、この電力情報は供給電力値算出部114に入力され、ゼロクロス情報は計時部109に入力される。
制御部103の供給電力値算出部(電力値算出部)114は、電力モニタ部110から入力される電力情報に基づいて交流電源からの供給電力を算出し、位相制御判定部115へ出力する。電力モニタ部110からの情報は通常アナログであるため、この供給電力値算出部114にADコンバータ機能を備えることが好ましい。また、計時部9は、電力モニタ部110から入力されたゼロクロス情報に基づき、ゼロクロスからの経過時間を位相制御判定部115に出力する。
位相制御判定部115は、記憶部4から読み出した電力値と、供給電力値算出部114から入力された電力値とを比較し、その比較結果と、計時部9から入力されたゼロクロスからの経過時間とに基づいて、位相制御を行うか否かを判断する。
すなわち、ヒータランプ13を第1の位相角で点灯後した後の電力値が基準値より大きければ、位相制御判定部115は、位相制御を行わず、ヒータランプ13の現在の位相角(第1の位相角)を継続すべきであると判断する。この場合、位相制御判定部115はヒータランプ制御部116に位相制御信号を送らない。
これに対して、電力値が基準値より小さければ、位相制御判定部115は、ヒータランプ13への給電レベルを保つべく通電時間を長くする位相制御が必要であると判断し、その旨の位相制御信号をヒータランプ制御部116に出力する。これを受けて、ヒータランプ制御部116は、ヒータランプ13の位相角(ヒータランプ点灯回路12のON/OFFタイミング)を第2の位相角に変更する(第1の位相制御)。
本実施の形態においては、位相制御判定部115がさらに、第1の位相制御後の給電開始から所定時間経過した後の電力値(供給電力の値)が、第1の位相制御前の電力値よりも大きいかを判定する。上記電力値が第1の位相制御前の電力値よりも大きければ、位相制御判定部115は現在の位相角(第2の位相角)を継続すべきであると判断し、ヒータランプ制御部116には位相制御信号を送らない。なお、上記所定経過時間は突入電流のサイクル基づいて決定される。
これに対して、第1の位相制御後の給電開始から所定時間経過した後の電力値が第1の位相制御前の電力値よりも小さければ、位相制御判定部115は、電源状態の更なる不安定化を回避すべく、通電時間を短縮する位相制御が必要と判断し、その旨の位相制御信号をヒータランプ制御部116に出力する。これを受けて、ヒータランプ制御部116は、ヒータランプ113の位相角を元の第1の位相角に変更する(第2の位相制御)。
以上のように、本実施の形態に係る電源装置2・102では、供給電圧の低下等に対応すべく第1の位相制御を行ったものの、これによって電源がさらに不安定になり、その供給電圧がさらに低下するといった悪循環を回避することができる。この結果、電源装置2・102を搭載する画像形成装置1・101の誤作動を防止できるとともに、同一の電源につながる他の電気機器へ悪影響が及ぶことも防止できる。
また、電源装置2・102では、第2の位相制御において、第1の位相制御で延長した給電時間を元の給電時間に戻すことで、ヒータランプ13への給電制御を容易にしている。
また、電源装置2・102では、第1の位相制御後の給電開始から所定時間経過後に供給電圧(電力)を検出し、この検出された供給電圧が閾値(第1の位相制御前の電力値)を下回る場合には、一旦延長した給電時間を短縮する(第2の位相制御)。
こうすれば、電源電圧値と閾値との比較(第1の位相制御後の電力値と第1の位相制御前の電力値との比較)を、第1の位相制御後の給電開始時に流れる突入電流等に影響されることなく精度良く行うことができる。また、上記所定時間を突入電流のサイクルに基づいて決定することで、より精度の高い比較が実現されている。
また、画像形成装置1では、画像形成にかかる処理速度を制御するプロセス制御部18が、第2の位相制御後に上記処理速度を低減させる。これにより、第2の位相制御が必要な状態(電源が不安定な状態)であっても、電源状態をそれ以上悪化させることなく、次善の状態で画像形成装置1の稼動を継続させることができる。さらに、表示部5による報知によって、ユーザは、電源の悪化によって処理速度が低下している旨を知ることができる。
また、本実施の形態では、電圧モニタ部10a・10bがトランス27の2次側に設けられている。このように、2次側に電圧モニタ部を設けることで、その測定結果の制御部3(電源電圧値算出部14)への伝達が容易である。
また、電圧モニタ部10bは、電圧測定用2次巻線20を備えており、この電圧測定用2次巻線20に生じる電圧に基づいて交流電源からの供給電圧を検出するものであり、その構成が簡易なものとなっている。
また、電圧モニタ部10bは、比較回路29の動作から得られるデューティ情報に基づいて交流電源からの供給電圧を検出するものであり、その構成が簡易なものとなっている。
なお、本電源装置8(108)は、画像形成装置のほか各種OA機器や家電製品等に広く適用可能である。
なお、制御部3の各部の機能は、本実施の形態にかかる電源制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU、DSP)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
具体的には、制御部3が、記憶部4等のメモリに格納された所定のプログラムを、図示しないマイクロプロセッサなどが実行することにより実現される。
上記プログラムコードを供給するための記録媒体は、システムあるいは装置と分離可能に構成することができる。また、上記記録媒体は、プログラムコードを供給可能であるように固定的に担持する媒体であってもよい。そして、上記記録媒体は、記録したプログラムコードをコンピュータが直接読み取ることができるようにシステムあるいは装置に装着されるものであっても、外部記憶装置としてシステムあるいは装置に接続されたプログラム読み取り装置を介して読み取ることができるように装着されるものであってもよい。
例えば、上記記録媒体としては、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、上記プログラムコードは、コンピュータが記録媒体から読み出して直接実行できるように記録されていてもよいし、記録媒体から主記憶のプログラム記憶領域へ転送された後コンピュータが主記憶から読み出して実行できるように記録されていてもよい。
さらに、空間シミュレータ1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードが通信ネットワークを介して供給されてもよい。そして、通信ネットワークとしては、特に限定されず、具体的には、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、具体的には、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された搬送波あるいはデータ信号列の形態でも実現され得る。
なお、プログラムコードを記録媒体から読み出して主記憶に格納するためのプログラム、および、通信ネットワークからプログラムコードをダウンロードするためのプログラムは、コンピュータによって実行可能にあらかじめシステムあるいは装置に格納されているものとする。
上記した制御部2の機能は、コンピュータが読み出した上記プログラムコードを実行することによって実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行うことによっても実現される。
さらに、上述した機能は、上記記録媒体から読み出された上記プログラムコードが、コンピュータに装着された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行うことによっても実現される。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、実施の形態に開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係る電源装置は、画像形成装置に限定されず、各種OA機器や家電製品等に広く適用可能である。
本発明の電源装置を搭載する画像形成装置の構成を示すブロック図である。 上記電源装置に用いられるスイッチング電源の一例を示すブロック図である。 上記電源装置に用いられるスイッチング電源の他の例を示すブロック図である。 上記電源装置に用いられるスイッチング電源の他の例を示すブロック図である。 本発明の電源装置で行われる処理手順を示すフローチャートである。 (a)〜(c)は、ヒータランプの各位相角を説明する図である。 (a)は、図2で示す電圧測定用2次巻線で発生する電圧の実効値の一例を示す図であり、(bは)、該電圧測定用2次巻線で発生する電流の一例を示す図である。 (a)は、図2で示す電圧測定用2次巻線で発生する電圧の実効値の一例を示す図であり、(bは)、該電圧測定用2次巻線で発生する電流の一例を示す図である。 本画像形成装置におけるモード設定を説明する表である。 本発明の電源装置を搭載する画像形成装置の他の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 電源装置
3 制御部
4 記憶部
5 表示部(報知手段)
6 用紙搬送部
8(8a〜8c) スイッチング電源
10 電圧モニタ部(検出手段)
11 ドライバ回路
12 ヒータランプ点灯回路
14 電源電圧値算出部(検出手段)
15 位相制御判定部(位相制御手段)
16 ヒータランプ制御部(位相制御手段)
18 プロセス制御部(プロセス制御手段)
20 電圧測定用2次巻線(2次巻線)
24 スイッチング回路
27 トランス
29 比較回路(スイッチング制御回路)
110 電力モニタ部(検出手段)
114 供給電力値算出部(検出手段)

Claims (15)

  1. 電源からの供給電圧を検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に基づいて、負荷への給電状態を制御する位相制御手段とを備え、
    上記位相制御手段は、上記負荷への給電時間を延長するような位相角に変更する第1の位相制御を行った後に上記検出手段から閾値を下回る検出結果が得られれば、この延長した給電時間を短縮するような位相角に変更する第2の位相制御を行うことを特徴とする電源装置。
  2. 上記位相制御手段は、第2の位相制御において、上記延長した給電時間を元の給電時間に戻すような位相角に変更することを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 上記検出結果は、第1の位相制御後の給電開始から所定時間経過した後に得られたものであることを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  4. 上記所定時間は突入電流のサイクルに基づいて決定されたものであることを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
  5. 上記位相制御手段は、第2の位相制御後に、負荷への給電をそれまでより低いレベルに抑えることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  6. 変圧用のトランスを備え、
    上記検出手段は上記トランスの2次側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  7. 上記トランスに電圧測定用の2次巻線を備え、
    上記検出手段は、上記2次巻線に生じる電圧に基づいて電源からの供給電圧を検出することを特徴とする請求項6に記載の電源装置。
  8. 上記トランスの1次側に接続されたスイッチング回路と、上記トランスの2次側の出力電圧に基づいて上記スイッチング回路を制御するスイッチング制御回路とを備え、
    上記検出手段は、上記スイッチング制御回路の動作から得られるデューティ情報に基づいて電源からの供給電圧を検出することを特徴とする請求項6に記載の電源装置。
  9. 上記負荷はトナー定着用の熱源負荷であることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  10. 請求項9記載の電源装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 画像形成にかかる処理速度を制御するプロセス制御手段を備え、
    第2の位相制御後は、上記位相制御手段が負荷への給電をそれまでより低いレベルに抑えるとともにプロセス制御手段が上記処理速度を低減させることを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  12. 第2の位相制御が行われた場合に、給電レベルの低下によって処理速度が低下している旨を報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  13. 負荷への給電開始後に検出された電源電圧値と第1の基準値とを比較する第1の工程と、
    上記第1の工程で電源電圧値が第1の基準値を下回っている場合に給電時間を延長するような位相角に変更する第1の位相制御を行う第2の工程と、
    上記第1の位相制御後に検出された電源電圧値と第2の基準値とを比較する第3の工程と、
    上記第3の工程で電源電圧値が第2の基準値を下回っている場合に第1の位相制御で延長した給電時間を短縮するような位相角に変更する第2の位相制御を行う第4の工程と、を含むことを特徴とする電源制御方法。
  14. 請求項13記載の各工程をコンピュータに実行可能とすることを特徴とする電源制御プログラム。
  15. 請求項14記載の電源制御プログラムがコンピュータに読み取り可能に記録されていることを特徴とする記録媒体。
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