JP4604823B2 - 面状照明装置及び液晶表示装置 - Google Patents
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Description
バックライトユニットには2つのタイプがあり、図12Aに示すように液晶パネル1の直下に複数の線状光源(冷陰極管等の蛍光管)2と反射板3を設けて画面全体を明るくする直下型バックライトユニット4と、図12Bに示すように液晶パネル1の横に光源2を置き、導光板5と反射シート6を併用するエッジライト型バックライトユニット7とがある。
光源と、この光源からの光を拡散出射する拡散層と、この拡散層からの出射光を集光あるいは偏光する輝度向上フィルムとを備え、上記拡散層には、面内横方向と縦方向とで光の拡散角が異なる異方性拡散層が用いられている。
好適には、プリズム構造を有する輝度向上フィルムにあっては、プリズム溝の形成方向に対して垂直な方向の拡散角は10度以下とし、当該溝の形成方向に対して平行な方向の拡散角は30度以上とする。前者の拡散角が10度を超えると輝度向上効果が低下し、後者の拡散角が30度を下回ると輝度ムラ低減効果が小さくなるからである。
図1は本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置20の概略構成図である。本実施の形態の液晶表示装置20は、一対の偏光板11a,11bで挟まれた液晶パネル1と、バックライトユニット4と、輝度向上フィルムとしての偏光分離素子10と、拡散シート(拡散層)18とを備えている。
なお必要に応じて、バックライトユニット4と拡散シート18との間に、光の散乱性の高い乳白色を呈した拡散板を介装してもよい。
なお、本実施の形態における偏光分離素子10は、両プリズム基板13a,13bの溝(以下「プリズム溝」ともいう)12a,12bの形成ピッチを約50μm、溝12a,12bの深さを約25μmで構成されているが、勿論これに限られない。
そして、これらバックライトユニット4と偏光分離素子10との間に配置されている拡散シート18は、プリズム溝12a,12bの形成方向に対して垂直な方向(図1においてY方向)よりも、プリズム溝12a,12bの形成方向に対して平行な方向(図1においてX方向)に大きな光の拡散角を有する異方性拡散層で構成されている。
拡散シート18は、シート基材18Sと、このシート基材18Sの主面上に形成され当該主面の横方向と縦方向とで断面の曲率の異なる微小レンズ18Lの群で構成されている。
微小レンズ18Lの断面形状は、X−X方向断面における曲率半径よりも、Y−Y方向断面における曲率半径の方が大きく形成されている。つまり、微小レンズ18Lは、Y−Y方向断面よりもX−X方向断面の方が曲率が強くなっている。
あるいは、プレス面の縦方向と横方向とで断面の曲率の異なる凸形状の微小レンズ型を複数形成したプレス型を用いて、シート基材18Sをプレス加工する方法も適用可能である。
本実施の形態では、拡散角Dyが10度以下、拡散角Dxが30度以上となるように、微小レンズ18Lが構成されている。
図6は本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置20Aを示している。なお、図において上述の第1の実施の形態と対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
なお、プリズムシート10Aは、拡散シート18側の裏面に上述したプリズム構造を有していてもよい。また、バックライトユニットは図示する直下型のものに限らず、図2に示したようにエッジライト型バックライトユニット7を用いてもよい。
本実施例では、上述した構成の異方性拡散シート18を備えた面状照明装置21の輝度特性及び輝度分布特性を測定するとともに、等方的な拡散シート8(図11参照)を備えた従来構造の面状照明装置の輝度特性及び輝度分布特性と比較した。
また、本実験に用いた輝度向上フィルム10は、図1を参照して説明した偏光分離素子(以下「輝度向上フィルムA」という)を主としたが、輝度特性の評価には他に、輝度向上フィルムBとして複屈折性の有機材料層を数百層積層した構造の偏光分離素子(住友スリーエム社製「DBEF(商品名)」)と、輝度向上フィルムCとして集光性のあるプリズムシート(住友スリーエム社製「BEF2(商品名)」)とを用いた。
本実施例の拡散シート18の拡散角分布を図8A,Bに示す。図8Aは、輝度向上フィルムAのプリズム溝の形成方向と垂直な方向の拡散角分布を示し、図8Bは、当該プリズム溝の形成方向と平行な方向の拡散角分布を示している。図から明らかなように、拡散シート18は、プリズム溝に平行方向と垂直方向とで拡散角分布に異方性を有しており、平行方向が垂直方向よりも広い拡散角分布を有している。
本実施例の輝度分布特性の評価には輝度向上フィルムAを用い、比較例1,2のほか、表3に示す拡散角(5°、10°)をもつ等方性の拡散シートを備えた比較例3,4をも加えて評価した。測定結果を図10に示す。
Claims (6)
- 第1の方向に軸方向を有する光源と、
光学的に透明なシート基材と、前記シート基材の主面上に形成され、前記第1の方向への光の拡散角よりも前記第1の方向と直交する第2の方向への光の拡散角の方が大きくなるように前記第1の方向と前記第2の方向とで異なる断面の曲率を有する凸又は凹形状の微小レンズの群とを有し、前記光源からの光を拡散出射する拡散層と、
表面又は裏面に前記第2の方向に平行な断面三角形状の溝が前記第1の方向に連続して形成されたプリズム構造を有し、前記拡散層からの出射光を集光あるいは偏光する輝度向上フィルムとを備えた面状照明装置。 - 前記輝度向上フィルムは、前記第2の方向に平行な断面三角形状の溝が前記第1の方向に連続して形成された構造面を有する第1及び第2のプリズム基板が誘電体層を介してそれぞれの山部と谷部とが一致するように対向されてなり、前記光源からの光のうち所定の偏光を選択的に透過し他の偏光を選択的に反射する偏光分離素子である請求項1に記載の面状照明装置。
- 前記拡散層は、前記第1の方向への光の拡散角が10度以下であり、前記第2の方向への光の拡散角が30度以上である請求項1に記載の面状照明装置。
- 前記光源は、前記第1の方向に軸方向を有し前記第2の方向に配列された複数の線状光源を含む請求項1に記載の面状照明装置。
- 前記光源は、導光板と、この導光板の一端側に配置され、前記第1の方向に軸方向が配列された線状光源を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の面状照明装置。 - 液晶パネルと、
第1の方向に軸方向を有する光源を含むバックライトと、
光学的に透明なシート基材と、前記シート基材の主面上に形成され、前記第1の方向への光の拡散角よりも前記第1の方向と直交する第2の方向への光の拡散角の方が大きくなるように前記第1の方向と前記第2の方向とで異なる断面の曲率を有する凸又は凹形状の微小レンズの群とを有し、前記バックライトからの光を拡散出射する拡散層と、
表面又は裏面に前記第2の方向に平行な断面三角形状の溝が前記第1の方向に連続して形成されたプリズム構造を有し、前記拡散層からの出射光を集光あるいは偏光して前記液晶パネルへ出射する輝度向上フィルムとを備えた液晶表示装置。
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