JP4601665B2 - 条件付で実行可能モジュールを縮小するシステムおよび方法 - Google Patents

条件付で実行可能モジュールを縮小するシステムおよび方法 Download PDF

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Description

本発明の実施例は、概ねコードイメージファイルのフォーマット化に関し、詳しくは、イメージをフラッシュメモリ内に格納する前に、共通のヘッダにおける不要なフィールドを削除することにより、フラッシュメモリに格納されるコードイメージファイルの長さを削減する(縮小する)ことに関する。
バイナリコードイメージを記憶装置に格納する目的でフォーマットしかつ圧縮する様々なマシンが存在する。この場合、バイナリコードイメージは、一般的に、実行ファイルイメージであるか、または、パソコンやファームウエア、あるいは、タスクを実行するためにコンピュータプログラムが用いられる処理システムなどにおいて実行できるイメージである。プロセッサで実行されるイメージは、標準形式でなければならない。それによって、ターゲットプロセッサファームウエアは、そのイメージがフラッシュメモリから実行できるか、メモリにロードできるか、または、他のやり方で実行できることを認識する。実行ファイルイメージに使用される既存のパソコンシステムにおける共通基準は、ポータブルで実行可能な共通のオブジェクトファイルフォーマット(PE/COFF)スペックであり、Microsoft Portable Executable and Common Object File Format Specification、 Revision 6.0、という1999年2月にマイクロソフト社から出されたものである。これは、ワールドワイド・ウェブhttp://www.microsoft.com/whdc/hwdev/hardware/PECOFF.mspxで確認することもできる。このフォーマットがポータブルなのは、フォーマット化されたファイルが異なるターゲットで実行できるように意図されて作られているからである。例えば、PE/COFFイメージは、ウィンドウズXP環境とWIN/CE環境とのどちらでも実行可能であろう。ターゲットプロセッサは、PE/COFFフォーマットを認識しさえすれば、PE/COFFフォーマット化されたイメージを実行することができる。
異なるプラットフォームで実行するためには、PE/COFFイメージは、使用する可能性のあるターゲットプラットフォームおよびオペレーティングシステムに関する特定の情報を含んでいなくてはならない。そして、PE/COFFイメージ内の情報すべてが、使用する可能性のあるターゲットプラットフォームに関連するとも限らない。すべてのフィールドがすべてのプラットフォームに適用できるわけではない。
例えば、PE/COFFイメージは、デバイスドライバであるかもしれない。デバイスドライバは、フラッシュメモリの中にある場合もある。記憶装置の有効スペースを節約するためには、フラッシュメモリ内のデバイスドライバのサイズは縮小されることが望ましい。既存のシステムでのスペース節約方法は、イメージ内容の圧縮に限定されている場合が多い。あるケースでは、ヘッダを含むイメージファイル全体が圧縮される。
デバイスドライバイメージは、通常、多数のコンピューティングプラットフォームで利用可能であるように開発される。実行可能ファイルは、ベンダの構成および開発/維持コストを削減する。そのイメージのヘッダは、おそらくポインタまたは仮想アドレスがあれば、別々のモジュール、または、ルーチンが異なるプラットフォームでも利用できることを示すことができるだろう。実行可能ファイルの中には、フラッシュメモリの実アドレスから実行されなければならないものもある。例えば、これらの実行ファイルは、XIP(eXecute In Place)と称し、移動させることはできない。他に、メモリに移動させることができる実行ファイルもある。この情報は、PE/COFFイメージ自体に含まれていてよい。
既存のシステムでは、PE/COFFイメージは、多数のプラットフォームに送られ、ターゲットプラットフォームのフラッシュメモリ内にロードされる。イメージのタイプがXIPの場合、そのイメージはフラッシュメモリから実行されるべきなので、フラッシュメモリ上では圧縮できない。したがって、フラッシュメモリにある情報は、直接実行可能な命令とならなければならない。フラッシュメモリにロードされる前に圧縮されるイメージもある。関連技術の中には、フラッシュメモリに書き込む前に実行可能なイメージを圧縮する様々な既知の方法がある。
なお、本出願に対応する外国の特許出願においては下記の文献が発見または提出されている。
米国特許第4389706号明細書 米国特許第5113494号明細書 米国特許第5841979号明細書 米国特許第5889961号明細書 米国特許第5923878号明細書 米国特許第6272252号明細書 米国特許第6385567号明細書 米国特許第6654954号明細書 米国特許第6845130号明細書 米国特許第7197711号明細書 米国特許出願公開第2001/0008023号明細書 米国特許出願公開第2003/0009747号明細書 米国特許出願公開第2002/0034105号明細書 米国特許出願公開第2002/0069342号明細書 米国特許出願公開第2003/0223491号明細書 米国特許出願公開第2004/0088701号明細書 米国特許出願公開第2004/0226004号明細書 米国特許出願公開第2005/0132356号明細書 Knowledgerush-Bitmask. [oneline]. Retrieved from the Internet: <URL: http://www.knowledgerush.com/kr/encyclopedia/Bitmask>. Peter Johnson. How to detect the types of executable files (3pages). [online]. [Posted at http://www.delphidabbler.com/ on August 29, 2003]. Retrieved from the Internet: <http://www.delphidabbler.com/>
本発明の実施例に従う、PE/COFFイメージを表わし、かつ、イメージヘッダを縮小する典型的な方法を示すブロック図である。
本発明の実施例に従う、部分的に縮小または最適化されたPE/COFFセクションヘッダを表わすブロック図である。
図2のセクションヘッダはそれらのデフォルト形式かまたは最適化されているかを示す表である。
本発明の実施例を用いて節約されたスペースを示す。
本発明の実施例に従う、縮小または最適化されたPE/COFFイメージを用いる典型的な方法を示すフローチャートである。
本発明の実施例に従う、プルーニングされたコードイメージファイルを再構築するための典型的なシステムを示すブロック図である。
本発明の特徴及び利点は、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
本発明の実施例は、実行可能なイメージを縮小または最適化することに関連し、その結果、記憶空間の節約をもたらすシステムおよび方法を含む。少なくとも1つの実施例において、本発明は、ターゲットプラットフォームのフラッシュメモリに格納する前に、不要なフィールドまたは情報を実行可能なイメージヘッダから削除することを目的とする。ターゲットプラットフォームにとって無関係な情報を削除することにより、実行ファイルがフラッシュメモリ内で占めるスペースを少なくすることができる。イメージは、ロードされるとき、最適化されたヘッダ情報に基づき変換される。一実施例では、イメージは、さらに既知の方法で圧縮されることにより、スペースをとらないようにされる。
本発明において、明細書中の「1つの実施例」または「一実施例」は、実施例に関連して記載された特定の機能、構造、または、特徴が、本発明の少なくとも1つの実施例に含まれることを意味する。したがって、明細書中を通じて随所に見られる「一実施例では」という言い回しは、必ずしも同じ実施例を指すものではない。
実行可能なイメージのサイズを縮小するための方法には様々なものがある。説明を簡単にする目的で、以下の実施例ではPE/COFFイメージを例にとって述べる。ここに記載するシステムおよび方法は、ELFイメージまたはMach−O形式のイメージなど、他のイメージ形式でも用いられることは、当業者にとっては明らかである。ELF(Executable and Linking Format)は、Linuxオペレーティングシステムで利用でき、元々はユニックス・システムズ・ラボラトリーズで開発されたものである。ELFについてのさらなる情報は、Linuxマニュアル参照ページhttp://www.gsp.com/cgi-in/man.cgi?section=5&topic=elf.で確認することができる。Mach-O形式は、アップルコンピュータのオペレーティングシステムで用いられている。Mach-O形式のさらなる情報は、Mach−Oランタイムアーキテクチャ、第3章、ォーマットリファレンス、アップルコンピュータ、2003年8月7日
http://developer.apple.com/documentation/DeveloperTools/Conceptual/MachORuntime/).
で確認することができる。
本発明および方法の実施例は、実行可能なイメージを効率的にプルーニングすることにより、イメージサイズを縮小することができる。本発明の実施例は、圧縮されたアイテムを元の状態に復元するといった圧縮とは異なる。縮小される実行ファイルは、カスタマイズされたやり方で縮小され、ターゲットプラットフォームとは無関係ないくつかのデータまたはフィールドが削除される。プルーニングされた後のイメージは、さらに既知の方法を用いて圧縮されることもできる。
本発明の実施例は、フラッシュメモリにロードする前に、実行可能なイメージからイメージ内容を削除することができる。不要なデータが削除され、利用可能なイメージのサブセットがターゲットプラットフォームの基準として定義される。定義されたサブセットは、イメージを圧縮しかつロードするために用いられる。その結果、イメージが小さくなり、記憶装置のスペースの節約につながる。開示されたシステムおよび方法の実施例は、既存の圧縮技術に追加することもできる。さらに、開示されたシステムおよび方法は、すでに圧縮されたイメージに適用することもできる。
図面、特に図1は、PE/COFFイメージを表わす。PE/COFFイメージは、COFFヘッダ110、PEヘッダ120、セクションヘッダ160、および、イメージ内容180を表わす。一実施例では、COFFヘッダ110は、machine 111、NumberofSections 112、TimeDateStamp 113、PtrToSymbol 114、NumSymbols 115、SizePEHdr 116、および、Characteristics 117の7つのフィールド(20バイト)を有する。以下の表1は、PE/COFFスペックに従うCOFFヘッダにおける各フィールドのオフセットおよび長さを示す。20バイトの7つのフィールドでは、ターゲットプラットフォームは、8バイトのみを用いるmachine 111、NumberofSections 112、SizePEHdr 116、および、Characteristics 117へのアクセスだけを必要とする場合もある。PEヘッダ120の最後のアドレスオフセットは、PEヘッダのサイズを特定するCOFFヘッダ110における値、すなわち、オフセット16のSizePEHdr116により決定される。セクションヘッダ160のサイズは、COFFヘッダのオフセット2の16ビット値(すなわちNumberofSections112)であり得るセクション数をそれらのセクションの長さで乗じることにより決定されることができる。この例では、デフォルトセクションは、40バイト長である。
Figure 0004601665
この例では、PEヘッダ120は、以下のフールドを含む:Signature121、MajorVersion122、MinorVersion123、SizeOfCode124、SizeOfInitdData125、SizeOfUnInitdData126、EntryPoint127、BaseOfCode128、BaseOfData129、ImageBase130、SectionAlignment131、FileAlignment132、MajorOSVersion133、MinorOSVersion134、MajorImageVersion135、MinorImageVersion136、MajorSubVersion137、MinorSubVersion138、Win32Version139、ImageSize140、HeaderSize141、CheckSum142、Subsystem143、DllChar144、StackReserveSz145、StackCommitSz146、HeapReserveSz147、HeapCommitSz148、LoaderFlags149、および、NumberOfRVASz150。この例では、PEヘッダ120は、108バイトを含む。いくつかのプラットフォームでは、PEヘッダ120の、Signature121、SizeOfCode124、EntryPoint127、BaseOfCode128、ImageBase130、および、Subsystem143の22バイトのみが必要とされる。したがって、PEヘッダは、86バイトから22バイトに減らすことができる。
この例では、セクションヘッダ160は、各セクションごとに1つずつ、以下の多くのフィールドのセットを含む:Name161、Virtsize162、VirAddr163、RawDataSz164、PointertoRawData165、PointertoRelocations166、PointertoLineNums167、NumofRelocs168、NumofLineNums169、および、Characteristics170(合計40バイト)。いくつかのプラットフォームでは、Name161、RawDataSz164、PointertoRawData165、PointertoRelocations166、および、NumofRelocs168の合計21バイトのフィールドのみが使用される。フィールド名は、32セクション、すなわち1つのオーバーヘッドバイトおよびデータの32ビットを考慮して予め割り当てられてられることもできる。したがって、未使用のフィールドを削除すると、セクションあたり19バイト節約できることになる。
一実施例では、第1番目のセクションヘッダは、常にネームフィールドである。多くのケースでは、第1番目のセクションは、0値になる(通常は無効な)第1のバイトを示し、残りの4バイトは、32ビットマスクとなり、そのセクションは、そうでないセクションと比べ最適化/縮小される。また、第1番目のセクションを最適化しないこともできる。その場合、第1番目のセクションは、0である第1のバイトを持たない。言い換えれば、ネームフィールドは、PE/COFFスペックに適合し、その中に何らかの実際のネームをもつ8バイトのフィールドである。この状況では、最適化される次のセクションヘッダは、残りのセクションの状態を表わす指標となり、次のセクションヘッダは、ネームフィールド(5バイト)を有するようになる。この場合、第1番目のnセクションヘッダは最適化されず、n+1のセクションヘッダは、ネームフィールドにビットマスクを有するようになる。ネームフィールドのセクションヘッダに一旦マスクが現れると、次に最適化されるセクションヘッダにネームフィールドを有している必要はもはやない。いくつかの実施例では、すべてのセクションヘッダで一貫したネームフィールドを用いることもできる。本明細書においては、使用されるバイト、および、必要なフィールドは、例示目的のみで用いられている。他のシステムでは、ヘッダの異なる形式を使用するか、または、異なるフィールドを必要とする場合もある。
図2は、4つのセクション210、220、230、および、240を有するイメージにおける不要なフィールドを削除するべく縮小されるPE/COFFセクションヘッダを示す。この例では、セクションヘッダ1、3、および、4(210、230、および、240)は最適化されるかまたは縮小される。セクションヘッダ2は、フォーマット基準により定義されたデフォルトフィールドを使用する。図2に示すように、セクション1(210)は、ネームフィールド161を含むが、セクション3および4(230および240)は、ネームフィールド161を含まない。最適化されたセクションヘッダのそれぞれは、さらに、図1で示したような4つのフィールド164、165、166、および、168を含む。ネームフィールド161は、以下により詳細に説明するような特別に重要な意味をもつ。
一実施例では、ネームフィールド161は、第1のセクションヘッダ210で使用される。そして、どのセクションヘッダが最適化され、また、そのセクションヘッダが完全なデフォルトフォーマットを使用するかを識別する。図3は、以降のセクションを最適化するかまたは縮小するか、あるいは、デフォルトフォーマットを使用するかを定義する表300を示す。例えば、一実施例では、イメージは、1−nのn個のセクションを有する。第1のセクション301は、最適化される。第2のセクション303は、デフォルトフォーマットを使用する。第3および第4のセクション(305および307)は、最適化され、その結果、第nのセクション309もうまく最適化する。いくつかの実施例では、この表は、マスクワードで実行することもでき、1ビット(1b)は、セクションが最適化されることを示し、かつ、0ビット(0b)は、セクションがデフォルトフォーマットを使用することを示す。このマスクまたはヘッダは、イメージファイルにプリペンドされているか、または、イメージ内の既知の他の予め決められたオフセットに配置されていてもよい。例えば、イメージ内の未使用のフィールド、すなわち、ネームフィールド161に配置してもよい。この例では、図3に示すようなセクション1−4は、1011bで表わされ、ここでは、第1のセクション301に対して最下位ビットが用いられる。
「最適化」という用語は、イメージがロードされるプラットフォームによって決まる特定の意味をもつ。イメージを処理した後、それをメモリにロードするエージェントまたはリコンストラクタがあってもよい。エージェントは、このビットマスクに基づき、セクションを翻訳する。したがって、セクションが最適化されると、エージェントは、バイトがいくつあってどのフィールドがセクションで使用されるのかがわかるようになる。一実施例では、セクション1(301)のネームフィールド161は、図3の表を格納するためのビットマップとして用いられる。その結果、エージェントは、イメージファイルにさらにオーバヘッドをかけることなく、デフォルトセクションおよび最適化されるセクションを識別することができる。例えば、ゼロバイトから始まるネームフィールド161は、最適化表を格納するために使用されたネームフィールドとして翻訳されてもよい。第1のバイトが0でない場合、エージェントは、イメージをデフォルト/レガシーフォーマットとして読み込む。
既存のシステムでは、PE/COFFイメージ中に16セクション以上あることはあまりない。したがって、最適化テーブルを保持するべくネームフィールド161を使用する実施例では、マスク情報を伝達するのには2バイトしか必要としない。PE/COFFスペックでは、ネームフィールドは8バイトとして定義される。一実施例では、32セクションまでを考慮に入れて表には4バイト用意されている。したがって、ネームフィールドには5バイトだけ使用される。一実施例では、第1のバイトは、このフィールドが表として使用されるか、4バイトが表に使用されるか、ネームフィールドの残りの3バイトは他の目的でも使用できるかまたは削除されるのかを示すフラグとなる。
図4を参照すると、処理済みのPE/COFFイメージ400が表わされている。一実施例では、PE/COFFヘッダは、129バイト(図1参照)から30バイト(401)にまで引き下げられている。セクションヘッダ領域403は、40*nバイトから21*nバイトにまで引き下げられている(nは、セクション数を示す)。一見するとスペースの節約がそう重要なこととは思われないかもしれないが、フラッシュメモリは、多数のイメージを含むことがある。フラッシュメモリにロードされる多くのイメージに対しスペースの節約が有効であれば、追加のイメージのためにより多くのスペースが利用できるようになるか、または、フラッシュカードのサイズを縮小することもできる。スペースの節約は、各プラットフォームが異なるフィールドセットを必要とするような、ターゲットプラットフォームによっても変わることがある。ELFおよびMach−Oなど、PE/COFF以外のイメージフォーマットのスペースの節約も、フォーマットおよびターゲットプラットフォームによって変わる。
図5は、開示されたシステムおよび方法の実施例を用いてのスペース節約を表わすフラッシュメモリを示す。一実施例によれば、処理510の前と処理520の後に全体のフラッシュイメージが表われる。処理510なしのフラッシュイメージは、XIPコード専用の65536バイト511と、非XIPコード専用の458752バイト513とを含む。本発明の実施例によれば、ラッシュメモリで処理されたイメージでは、XIPイメージは、圧縮されないが、プルーニングされることはできる。したがって、従来の方法は、イメージのこの領域に65536バイト必要であるが、プルーニングされるかまたは最適化されたXIP領域は、61180バイト521ですむようになる。同様に、この例では、非XIPコードは、従来のフォーマットを用いて458752バイト513必要である場合もあるが、プルーニング後は、450403バイト523だけで足りるようになる。従来の方法では、XIPコードが圧縮できないと、スペースの節約もできない点に注意すべきである。
図6を参照すると、本実施例に従う、処理されるかまたはプルーニングされたイメージをロードする典型的な方法600を表わすフローチャートが示されている。ブートまたはシステムの電源オンと同時に、実行可能なイメージがフラッシュメモリからロードされる(ブロック601)。ブロック603において、ファームウェアモジュールがフラッシュメモリから取り出されるかどうかの決定がなされる。何も取り出されない場合、ブロック603においてファームウェアモジュールがフラッシュメモリから取り出されるべきかどうかの決定がなされるまで、ブロック605において通常のオペレーションでの処理が続けられる。
フラッシュメモリからファームウェアモジュールが取り出された場合、イメージ/モジュールを格納するため、ブロック607において十分な大きさのメモリバッファが割り当てられる。イメージのサイズは、そのイメージに格納されており、プルーニングがされていなければ、そのサイズがPEヘッダに格納される。プルーニングされていないイメージに対しては、そのイメージサイズはPEヘッダから決定されるか、または、デフォルトまたは最適化情報から計算される。ブロック609において先頭ヘッダファイルが再構築される。典型的なPE/COFFイメージでは、オリジナルPEおよびCOFFヘッダがシード情報により再構築され、プルーニングされた情報のギャップを満たす。言い換えれば、イメージがメモリにあるときにオリジナルサイズのヘッダが再構築されると、そのイメージは、データが全くプルーニングされていない場合と同じだけのスペースをとる。それによって、レガシーソフトウェアは、イメージを読み取ることができる。いくつかの実施例では、PE/COFF(または他のフォーマット)ヘッダは、プルーニングされるが、セクションヘッダデータは一部分だけプルーニングされるかまたは全くプルーニングされない。
一実施例では、第1のセクションヘッダは、最適化(プルーニング)マスクによりネームフィールドをオーバーロードする。ブロック611において、イメージがプルーニングされているかの決定がなされる。この例では、この決定は、第1のセクションのネームフィールドを見てなされる。第1のバイトがゼロの場合、イメージはプルーニングされており、マスクは、ネームフィールド内にある。 ネームフィールドの第1のバイトがゼロでない場合、イメージはデフォルトフォーマットになり、1セクションずつ従来のやり方でロードされることもできる。イメージファイルがプルーニングされていない場合、ブロック613において、第1のセクションヘッダは、割り当てられたメモリバッファにコピーされる。ブロック615で決定されたように、より多くのセクションヘッダがロードされた場合、処理はブロック611へと続き、ブロック613において、次のセクションヘッダがメモリにコピーされる。ブロック611においてなされた決定は、一回だけ行われ、その後フラグはセクションヘッダを通じてルーピングするべく設定され得ることは、当業者にとって明らかである。フローチャート600におけるループ(611、613、615)は例示にすぎず、他の様々なやり方で実行することもできる。
ブロック611で示すように、イメージがプルーニングされている場合、一実施例では、次の4バイトがビットマスクとして用いられ、ブロック619において、各ヘッダが最適化されているか、または、デフォルトフォーマットであるかどうかが決定される。ブロック621では、現在のセクションヘッダがビットマスクにおいて識別された最適化ヘッダどうかが決定される。そうでない場合、ブロック625において、セクションヘッダは、割り当てられたメモリにコピーされ、処理は、次のセクションヘッダへと続く。
セクションヘッダは、最適化またはプルーニングされている場合には再構築されなくてはならない。完全なイメージ形式を予測するレガシープログラムと適合するべく、ブロック623において、セクションヘッダが再構築される。フィールドの残りは、PE/COFFなどのイメージ形式で定義されたオフセットに対応する位置に移動される。プルーニングまたは削除されたフィールドは、シードデータで満たされるか、または、ブランクのまま、オリジナルファイル形式のそのフィールドのオフセット位置にコピーされる。したがって、再構築されたセクションヘッダは、レガシーソフトウェアに適合すべくデフォルトフォーマットで現れるようになる。シードフィールド(前にプルーニングされている)は、ターゲットプラットフォームには必要ないと定義され、それらのフィールドのいずれのデータも無視される。すべてのセクションが割り当てられたメモリにコピーされるまで処理は続けられる。
すべてのセクションヘッダが一旦メモリにロードされると、ブロック617において、イメージファイルの残りがメモリにロードされる。表示され得る追加イメージをロードすべく、ブロック603において処理が続けられる。
イメージがXIPであれば、メインメモリにはロードされず、フラッシュメモリから直接実行されなければならない。一般的に、XIPファイルはフラッシュメモリから実行されるものであるが、通常特にポータブルではないので、正確な互換性は必要とされない。大抵、それらは、システム初期化のごく早期に使用され、プラットフォームが一旦資源豊富な状態になってしまえば、すなわち、メモリが見つけられ使用されているときは、参照されない。XIPイメージをどのように扱うかは、実施形態によって特有である。
図7を参照すると、プルーニングされたコードイメージファイルを再構築する典型的なシステム700が示されている。一実施例では、プロセッサ701は、システムメモリ703を有し、フラッシュメモリ705に有効に結合される。プレブート間の様々な時間において、フラッシュメモリからコードイメージファイル715を取り出す必要がある場合もある。一実施例では、フラッシュメモリ705内には、1つまたはそれ以上のコードイメージファイル715が存在する。コードイメージファイルは、先に述べたような方法に従いプルーニングまたは縮小されているプルーニングイメージファイル715bであってよく、あるいは、コードイメージファイルは、オリジナルコードイメージファイル715aであってよい。コードイメージファイル715は、プルーニングの有無に関わらず、圧縮されてよい。コードイメージ715bがプルーニングされている場合、BIOS711は、プルーニングされたイメージ715bのヘッダを再構築すべく、イメージリコンストラクタ721に制御を移管してよい。再構築されたコードイメージ713は、レガシーコードで処理されることができる形式でシステムメモリ703内に配置される。ここでは、レガシーコードは、イメージが最初からプルーニングされていたことを必ずしもわかっていなくてよい。オリジナルイメージからプルーニングされたデータはどれもこのターゲットプラットフォームにとっては必要でないため、レガシーコードは、再構築されたイメージを処理することができる。
ここで説明する技術は、特定のハードウェアまたはソフトウェア構成に制限されるものではなく、あらゆるコンピュータ、一般電子機器、または、処理環境においても適用性を見出すことができる。
また、ここで説明する技術は、ハードウェア、ソフトウェア、または、それらの組合せにおいても実施できる。さらに、モバイルまたはステーショナリコンピュータ、パーソナル携帯情報機器、セットトップボックス、携帯電話、ポケットベル、一般電子機器(DVDプレーヤ、パーソナル・ビデオレコーダ、パーソナル・ビデオプレーヤ、衛星受信機、ステレオレシーバ、ケーブルTV受信機を含む)、および、プロセッサ、プロセッサにより読み取り可能な記憶媒体(揮発および不揮発メモリ、および/または記憶素子など)、少なくとも1つの入力デバイス、および、1つまたはそれ以上の入力デバイスを含む他の電子機器においても実施できる。プログラムコードは、入力デバイスを用いて入力されたデータに適用されることにより、記述された関数を実行し、かつ、出力情報を生成する。出力情報は、1つまたは他の出力デバイスに適用されることもできる。本発明がマルチプロセッサシステム、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、個別の一般電子機器など様々なシステム構成により実施できることは当業者にとって明らかなことである。本発明はまた、通信ネットワークを介し接続される遠隔処理装置により実行できる分散コンピューティング環境においても実施可能である。
各プログラムが、高度なプロシージャまたはオブジェクト指向プログラミング言語で実行されることにより、処理システムとの通信が実現する。また、必要であれば、プログラムはアセンブリまたはマシン言語で実行することもできる。いずれの場合でも、言語はコンパイルまたは翻訳されることができる。
プログラム命令を用いることにより、命令によりプログラムされた汎用または専用処理システムは、本明細書中に記載された動作を実行することができる。一方で、動作は、それらを実行するためのハードワイヤードロジックを含む特定のハードウェアコンポーネント、または、プログラムされたコンピュータ要素とカスタムハードウェアコンポーネントとの組合せにより実行することもできる。本明細書中に記載された方法は、処理システムをプログラムするよう用いることができる命令を格納したマシンアクセス可能な媒体を含むコンピュータプログラム製品、または、方法を実行する他の電子デバイスとして提供することもできる。ここで使用した「マシンアクセス可能な媒体」という用語は、マシンで実行するための命令シーケンスを格納またはエンコードすることが可能であり、また、マシンが本明細書中に記載された方法のいずれか1つを実行できるようにする媒体を当然含む。したがって、「マシンアクセス可能な媒体」とは、固体メモリ、光磁気ディスク、および、データ信号をエンコードする搬送波も当然含むが、これに制限されるものではない。さらに、プログラム、手順、プロセス、アプリケーション、モジュール、ロジック、などいずれの形にせよ、ソフトウェアが動作を起こすまたは結果を生じさせるように説明するのは技術的に一般的なことである。このような表現は、処理システムでソフトウェアを実行することにより、プロセッサに結果を生じる動作を行わせるということを分かりやすく説明する1つの手法に過ぎない。
以上、本発明の一側面を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。

Claims (13)

  1. ターゲットプラットフォームで実行可能なイメージファイルをブート時にフラッシュメモリからロードする方法であって、当該イメージファイルは、使用する可能性のあるターゲットプラットフォームに関する情報を格納可能な少なくとも1つのセクションヘッダを有しており、
    前記イメージファイルの所定のフィールドが、当該イメージファイルがプルーニングされているかどうかを示す値と、前記少なくとも1つのセクションヘッダのそれぞれがプルーニングされているかどうかを示すビットマスクとを格納し、
    前記プルーニングとは、前記イメージファイルを実行する前記ターゲットプラットフォームと無関係なデータまたはフィールドを前記セクションヘッダから削除することであり、
    前記イメージファイルを保持するために十分なサイズのメモリバッファを割り当てる段階と、
    前記イメージファイルの前記所定のフィールドに格納された前記値に基づいて、当該イメージファイルがプルーニングされているかどうかを決定する段階と、
    前記ブート時に、前記イメージファイルが有する前記セクションヘッダを前記メモリバッファにロードする段階と、
    を含み
    前記ロードする段階は、
    前記少なくとも1つのセクションヘッダのいずれかがプルーニングされていれば、プルーニングされる前のセクションヘッダのサイズと同じスペースを確保すべく、前記ビットマスクに基づいて、前記プルーニングされたセクションヘッダを予め定められたデータで満たすかまたはブランクのままとすることにより、データが削除されたセクションヘッダを再構築し、かつ、該再構築されたセクションヘッダを前記メモリバッファにロードすることと、
    前記少なくとも1つのセクションヘッダのいずれかがプルーニングされていない場合、当該プルーニングされていないセクションヘッダを前記メモリバッファにロードすることと、を含む、方法。
  2. 前記所定のフィールドは、前記少なくとも1つのセクションヘッダの第1番目のセクションヘッダの先頭のフィールドである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ロードする段階は、
    前記メモリバッファに前記イメージファイルの内容をロードすること、
    をさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記イメージファイルの内容は、前記メモリバッファへロードされずに、前記フラッシュメモリから直接実行される、請求項1または2に記載の方法。
  5. 前記イメージファイルの前記内容は圧縮される、請求項またはに記載の方法。
  6. ターゲットプラットフォームで実行可能なイメージファイルをブート時にフラッシュメモリからロードする命令を含むマシンアクセス可能なプログラムであって、当該イメージファイルは、使用する可能性のあるターゲットプラットフォームに関する情報を格納可能な少なくとも1つのセクションヘッダを有しており、
    前記イメージファイルの所定のフィールドが、当該イメージファイルがプルーニングされているかどうかを示す値と、前記少なくとも1つのセクションヘッダのそれぞれがプルーニングされているかどうかを示すビットマスクとを格納し、
    前記プルーニングとは、前記イメージファイルを実行する前記ターゲットプラットフォームと無関係なデータまたはフィールドを前記セクションヘッダから削除することであり、
    前記命令によりマシンに、
    前記イメージファイルを保持するために十分なサイズのメモリバッファを割り当てることと、
    前記イメージファイルの前記所定のフィールドに格納された前記値に基づいて、当該イメージファイルがプルーニングされているかどうかを決定することと、
    前記ブート時に、前記イメージファイルが有する前記セクションヘッダを前記メモリバッファにロードすることと、
    を実行させ
    前記イメージファイルをロードするための命令により前記マシンに、
    前記少なくとも1つのセクションヘッダのいずれかがプルーニングされていれば、プルーニングされる前のセクションヘッダのサイズと同じスペースを確保すべく、前記ビットマスクに基づいて、前記プルーニングされたセクションヘッダを予め定められたデータで満たすか、またはブランクのままとすることをさらに実行させることにより、データが削除されたセクションヘッダを再構築し、かつ、該再構築されたセクションヘッダを前記メモリバッファにロードすること、
    前記少なくとも1つのセクションヘッダのいずれかがプルーニングされていない場合、当該プルーニングされていないセクションヘッダを前記メモリバッファにロードすること、
    をさらに実行させる、プログラム。
  7. 前記所定のフィールドは、前記少なくとも1つのセクションヘッダの第1番目のセクションヘッダの先頭のフィールドである、請求項に記載のプログラム。
  8. 前記イメージファイルにロードされた命令により、前記マシンに、
    前記メモリバッファに前記イメージファイルの内容をロードすること、
    をさらに実行させる、請求項6または7に記載のプログラム。
  9. 前記イメージファイルの内容は、前記メモリバッファへロードされずに、前記フラッシュメモリから直接実行される、請求項6または7に記載のプログラム。
  10. 前記イメージファイルの前記内容は圧縮される、請求項またはに記載のプログラム。
  11. ターゲットプラットフォームで実行可能なイメージファイルをブート時にフラッシュメモリからロードするためのシステムであって、当該イメージファイルは、使用する可能性のあるターゲットプラットフォームに関する情報を格納可能な少なくとも1つのセクションヘッダを有しており、
    前記イメージファイルの所定のフィールドに、当該イメージファイルがプルーニングされているかどうかを示す値と、前記少なくとも1つのセクションヘッダのそれぞれがプルーニングされているかどうかを示すビットマスクと格納し、
    前記プルーニングとは、前記イメージファイルを実行する前記ターゲットプラットフォームと無関係なデータまたはフィールドを前記セクションヘッダから削除することであり、
    前記ターゲットプラットフォームにおけるプロセッサであって、システムメモリを有し、かつ、前記イメージファイルを格納するフラッシュメモリと有効に結合されるプロセッサと、
    プルーニングされたイメージファイルを再構築し、かつ、該再構築されたイメージファイルを前記システムメモリにロードするリコンストラクタと、
    を含み
    前記リコンストラクタは、
    当該イメージファイルの前記所定のフィールドに格納された前記値に基づいて、当該イメージファイルがプルーニングされているかどうかを決定し
    前記少なくとも1つセクションヘッダのいずれかがプルーニングされていれば、前記ビットマスクに基づいて、プルーニングされる前のセクションヘッダのサイズと同じスペースを確保すべく、前記プルーニングされたセクションヘッダを予め定められたデータで満たすかまたはブランクのままとすることにより、データが削除されたセクションヘッダを再構築し、かつ該再構築されたセクションヘッダを前記システムメモリにロードし、
    前記少なくとも1つのセクションヘッダのいずれかがプルーニングされていない場合、当該プルーニングされていないセクションヘッダを前記システムメモリにロードする、システム。
  12. 前記フラッシュメモリに格納された前記イメージファイルは、前記ターゲットプラットフォームに適合するフォーマットにプルーニングされている、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記リコンストラクタは、前記再構築されたセクションヘッダを前記システムメモリにロードする場合に、前記プルーニングされたセクションヘッダを、予め定められたデータで満たすかまたはブランクのままとし、再構築された前記セクションヘッダが前記システムメモリに一旦ロードされると、該セクションヘッダは、オリジナルのセクションヘッダからプルーニングされたものではないように動作する、請求項11または12に記載のシステム。
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