JP4599340B2 - ディスク搬送装置、およびディスク装置 - Google Patents
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Description
図1において、100は、本発明の一実施形態に係る記録媒体駆動装置としてのディスク装置であり、このディスク装置100は、ディスク状の記録媒体としての光ディスク1の少なくとも一面に設けられた図示しない記録面に記録された情報を読み出す読取処理や記録面へ各種情報を記録する記録処理を実施する。このディスク装置100は、例えばノート型パーソナルコンピュータなど、比較的厚み寸法に制限がある電気機器に装着されるいわゆる薄型スロットインタイプディスク装置である。なお、本実施形態では、ノート型パーソナルコンピュータに装着される薄型のディスク装置100を例示するが、これに限らず、例えばゲーム機や、映像データの録画再生処理を実施する、いわゆるビデオ装置などに装着されてもよい。また、読取処理および記録処理のうちいずれか一方のみを実施する構成としても対象とすることができる。
このベースプレート111の左右方向の両端側には、それぞれ前後方向(正面10Aから背面10Dに向かう方向)に長手となるリンク案内孔112,113が形成されている。また、ベースプレート111の左壁10Bの背面10D側には、プレートリンクピン案内孔114が前後方向に長手に設けられている。
さらに、ベースプレート111の左壁10B側には、右壁10C側の背面10D側から左壁10Bの正面10A側に向かって傾斜するガイドアーム案内溝115が設けられている。さらには、ベースプレート111のガイドアーム案内溝115の左壁10B側には、略三角形状のガイドアーム案内窓116が形成されている。
また、ベースプレート111の背面10D側の略中央部には、背面10D側から正面10A側に向かって円弧状のイジェクトアーム規制溝117が形成されている。
この駆動モータ41は、制御回路部に電気的に接続され、制御回路部からの制御信号に基づき、回転軸を回転駆動させる。また、回転軸の先端には、ウォームギア411が設けられており、このウォームギア411は、駆動伝達ギア群42に回転駆動力を伝達する。
雌型ギア421Bは、雄型ギア421Aの天面側で、この雄型ギア421Aと同軸上に設けられている。そして、この雌型ギア421Bは、天面側に第一底面側小径伝達ギア421A2と略同一径寸法となる第一天面側小径伝達ギア421B1を備えている。
また、雌型ギア421Bは、底面側の外周縁近傍に略円弧状のギアピン係合溝421B2が形成されている。さらに、このギアピン係合溝421B2の一部には、ギアピン係止部421B3が設けられている。
そして、ギアピン係合溝421B2には、雄型ギア421Aのギアピン421A3が係合されている。すなわち、ギアピン421A3は、ギアピン係合溝421B2のギアピン係止部421B3間で移動可能に設けられている。これにより、雌型ギア421Bは、ギアピン421A3がギアピン係合溝421B2を移動可能な所定角度だけ、雄型ギア421Aに対して相対回転可能に設けられる。
また、カムシフトギア425の底面側には、グリップ面425Cが形成されている。このグリップ面425Cは、例えばカムシフトギア425の底面側に略リング状のフェルトを貼付することで形成されている。
この摩擦回転部426Aは、グリップ面425C側に突出する摩擦当接面426Bと、このカムシフトギア425の回転軸が挿通される孔部を有している。そして、ロックアーム426は、摩擦当接面426Bがグリップ面425Cに当接することで、摩擦力によりカムシフトギア425の回転方向に回転する。
また、ロックアーム426の長手他端部には、天面側に突出するロックピン426Dが設けられている。このロックピン426Dは、後述する第一シフトカム71に係合され、この第一シフトカム71の移動を規制する。
なお、グリップ面425Cがフェルトを貼付することで形成される例を示したが、例えば、ゴムなどその他の摩擦力を増大させる部材を貼付する構成としてもよく、大径シフトギア425Aの底面側に凹凸形状を形成するなどして摩擦力を増大させる構成などとしてもよい。また、ロックアーム426の摩擦回転部426Aの天面側に例えばフェルトなどを貼付してグリップ面を形成する構成としてもよい。
そして、ローディングアーム51は、搬送される光ディスク1の径寸法に応じて、光ディスク1を案内可能な位置まで右壁10C側に回動される。すなわち、例えば大径ディスク1Aを搬送する場合、ローディングアーム51は、右壁10Cの近傍まで回動される。一方、小径ディスク1Bを搬送する場合には、ローディングアーム51は、小径ディスク1Bを搬送可能な位置、すなわち、ターンテーブル23の回転中心から前後方向(正面10Aから背面10Dに向かう方向)に伸ばした中心線(センターライン)とローラ513までの距離が略4cmとなる位置まで回動される。また、ディスク処理部20が天面側に移動して、光ディスク1をターンテーブル23にクランプした演奏可能状態では、ローディングアーム51は右壁10C側に回動され、ローラ513が光ディスク1の周縁から離反する。
そして、このローディングアーム51は、長手状のローディングアーム本体511と、このローディングアーム本体511に設けられるローラ駆動部512と、上記したローラ513と、を備えている。
また、このローディングアーム本体511は、長手先端側の挿排口14側の端縁に底面側に突出するストッパ片511Cを一体的に備えている。このストッパ片511Cは、上記したカバー部材43の背面側カバー部432に対向して位置し、ローディングアーム51が挿排口14に最も近接する状態(初期状態)において、カバー部材43の段差部433に当接する。すなわち、ローディングアーム51は、ストッパ片511Cと段差部433とが当接する位置から挿排口14側への回動が規制される。
このローディングアーム本体511の基端側端面には、軸支部511Aを中心とした所定径寸法の円弧状の第一歯車511Bが一体的に設けられている。
また、ローディングアーム本体511の先端部には、ローラ513を取り付ける図示しないローラ取付孔が形成されている。
さらに、ローディングアーム本体511の基端側には、底面側に突出するアームピン511Dが設けられている。このアームピン511Dは、ローディングアーム51が右壁10C側に所定角度回動した状態で、前記したローディングアーム付勢部12Aのアーム当接部12Bに当接する。そして、ローディングアーム51がさらに右壁10C側に回動すると、ローディングアーム51は、ローディングアーム付勢部12Aにより半時計回り方向に付勢される。
ローラ本体513Bは、ローディングアーム本体511の面に対して略直交する方向を軸とした略円筒状に形成されている。このローラ本体513Bは、軸方向の中心部の径寸法が天面側および底面側の径寸法よりも径小となる凹状部を有している。また、ローラ本体513Bの周面は、例えば合成樹脂などの弾性部材により形成されている。そして、ローラ本体513Bは、凹状部にて光ディスク1の周縁部を保持した状態で、回転駆動されることで光ディスク1を搬送経路に沿って進退させる。
この第一ローディングリンク係合部522Aには、左右方向に長手となるローディング係合溝522Bが形成されており、このローディング係合溝522Bにローディングリンクアーム521のローディングリンクピン521Bが係合されている。そして、ローディングスライドプレート522は、ローディングアーム51の回動によりローディングリンクアーム521が回動すると、ローディングリンクピン521Bが前後方向に進退するため、このローディングリンクピン521Bの移動に応じて、前後方向にスライド移動する。
このサブローディングアーム53は、基端部から先端部に亘って、光ディスク1の搬送面に対向する摺動溝531が形成されている。この摺動溝531は、光ディスク1の搬送時、光ディスク1の周縁に当接して搬送を案内する。また、この摺動溝531の天面側および底面側端縁には、筐体10の底面と略平行する舌状案内部532A,532Bが設けられており、光ディスク1の底面側を保持して搬送を案内する。
また、サブアームスライドプレート541の略中央位置には、右壁10C側に突出して、ベースプレート111の天面側に位置する案内片541Cが設けられている。この案内片541Cには、ベースプレート111のリンク案内孔113に係合する一対のリンクピン541Dが正面10A側および背面10D側にそれぞれ設けられ、サブアームスライドプレート541の前後方向の移動を案内している。これらのリンクピン541Dには、それぞれ合成樹脂製のリング状の摺動部材が嵌合されている。そして、サブアームスライドプレート541が前後方向に移動することにより、サブアームガイドピン533が前後方向に移動され、サブローディングアーム53が回動する。
さらに、背面10D側に配置されるリンクピン541Dと、ベースプレート111の背面側に設けられる図示しないばね掛け部とには、ばねが掛け渡されており、サブアームスライドプレート541は、背面10D側に付勢されている。
さらに、サブアームスライドプレート541の天面側でリンクピン541Dの正面10A側には、天面側に突出するリバースピン541Gが形成されている。
スライドリンク溝552は、リンクプレート55の左壁10B側端部近傍に形成されている。このスライドリンク溝552には、サブアームスライドプレート541のプレートリンクピン541Fが係合されている。そして、リンクプレートが左右方向に移動すると、プレートリンクピン541Fもスライドリンク溝552に沿って移動し、サブアームスライドプレート541が前後方向に移動する。すなわち、ローディングスライドプレート522、リンクプレート55、サブアームスライドプレート541により、ローディングアーム51とサブローディングアーム53が連動して光ディスク1の搬送経路に対して進退する。
このガイドプレート561の底辺の右壁10C側に位置する頂点近傍には、底面側に突出するガイド案内ピン561Aが突出形成され、ベースプレート111のガイドアーム案内溝115に係合されている。
また、ガイドプレート561の底辺の左壁10B側に位置する頂点近傍には、底面側に突出するばね掛けピン561Bが突出形成され、ベースプレート111のガイドアーム案内窓116に挿通されている。
さらに、ガイドプレート561の底辺に対向する正面10A側の頂点には、孔部が設けられ、ガイドアーム562が回動自在に連結されている。
また、ガイドアーム562の一端側で、ガイド回動軸562Aよりも長手他端側となる位置には、ガイドプレート561に向かって突出するガイド連結軸562Bが設けられている。このガイド連結軸562Bは、ガイドプレート561の正面10A側の頂点に設けられる孔部に回動自在に挿通されている。
さらに、ガイドアーム562の他端側には、天面側に突出するディスクガイド部562Cが設けられている。このディスクガイド部562Cは、略円錐状のディスク受部562Dと、ディスク受部562Dの底面側に設けられるフランジ部562Eとを備えている。このディスクガイド部562Cは、フランジ部562Eにて光ディスク1の周縁をディスク受部562Dに案内し、ディスク受部562Dに光ディスク1の周縁が当接された状態で、光ディスク1の姿勢を保持して搬送を案内する。
さらに、ガイドアーム562の反時計回りへの回動により、ガイド連結軸562Bが移動して右側位置状態から基準線分上に位置する状態(線分上位置状態)に近づくにしたがって、図9に示すように、ガイドプレート561が背面10Dに移動して、ガイドばね563のばね力が大きくなり、ばね対応付勢方向への力も大きくなる。しかし、ばね対応付勢方向と、回動時移動方向とのなす角度は、鋭角から直角に近づく。このため、右側位置状態から線分上位置状態に近づくにしたがって、ガイド連結軸562Bで発生したばね対応付勢方向へ力が回動時移動方向への力に変換される割合が減少して、ガイドアーム562が受ける時計回り方向への付勢力は小さくなる。つまり、ガイドアーム562が受ける光ディスク1を排出する方向への付勢力は、光ディスク1が挿入されるにしたがって小さくなる。
また、第一および第二イジェクトアーム61,62の回動中心軸61A,62Aは、背面10Dから所定寸法だけ正面10A側で、かつターンテーブル23の中心を通過するセンターラインおよび右壁10C、センターラインおよび左壁10Bとの間にそれぞれ設けられている。この構成により、回動中心軸61A,62Aを、第一シフトカム71およびコネクタ部15に干渉しない位置に取り付けることが可能であり、大径ディスク1Aの挿入時に第一および第二イジェクトアーム61,62の先端部を背面10D近傍まで回動させることが可能となる。
また、第二イジェクトアーム62の先端部には、光ディスク1を当接可能な第二ディスク当接部622が設けられている。この第二ディスク当接部622は、第一ディスク当接部612に対して常にセンターラインに対して略対称となる位置に配置される。すなわち、第一および第二イジェクトアーム61,62が回動すると、第一ディスク当接部612および第二ディスク当接部622は、センターラインに対して常に略線対称となるように回動する。これら第一および第二イジェクトアーム61,62の第一ディスク当接部612および第二ディスク当接部622と、ローディングアーム51のローラ513およびサブローディングアーム53の舌状案内部532と、ガイドアーム562のディスクガイド部562Cとにより、光ディスク1(1A,1B)の周縁が保持され、搬送される。
具体的には、第一シフトカム71は、カム本体部711と、スライド部材としてのスライドプレート712と、セレクトアーム713と、などを備えている。
カム本体部711は、第一シフトカム71の正面10A側に配置される長手状の部材である。このカム本体部711の正面10A側で、左壁10Bに対向する側面には、ラック711Aが形成されている。このラック711Aは、カムシフトギア425のピニオンギア425Bに係合可能に設けられている。また、上述したように、初期状態において、ラック711Aとピニオンギア425Bとの間には、所定寸法のクリアランスが設けられている。そして、光ディスク1の搬入により第一シフトカム71が正面10A側に移動することでクリアランスが小さくなり、光ディスク1の搬入終端縁が挿排口14よりも背面10D側に搬入された状態で、ラック711Aとピニオンギア425Bとが係合する。
このロック係合溝711Bには、ロックアーム426のロックピン426Dが係合されている。そして、駆動モータ41が駆動してカムシフトギア425が回転すると、摩擦力によりロックアーム426も回転し、ロックピン426Dの係合位置も移動する。
すなわち、第一シフトカム71が最も背面10D側に位置する初期状態において、カムシフトギア425が時計回り方向に回転すると、ロックピン426Dは、ロック部711B2から長手係合部711B1に移動し、第一シフトカム71が前後方向に移動可能な状態となる。一方、第一シフトカム71が最も背面10D側に位置する状態で、カムシフトギア425が反時計回り方向に回転すると、ロックピン426Dは、ロック部711B2に移動し、第一シフトカム71の移動を規制するロック状態となる。
退避部714Aは、クランプ昇降溝714の正面10A側で、筐体10の底面に最も近接した高さ位置に前後方向に延びて形成されている。
待機部714Bは、退避部714Aの背面10D側に、ディスク処理部20にて光ディスク1の情報処理が可能な高さと略同一の位置に形成されている。この待機部714Bでは、光ディスク1のセンターホールとターンテーブル23との位置補正が実施される。
クランプ部714Cは、天面側に突出する山形状の溝である。このクランプ部714Cにクランプ昇降ピン21Cが係合されると、台座部21を天面側に移動させて、ターンテーブル23を天面に設けられる図示しないクランプ部材に当接若しくは近接させる。このとき、光ディスク1がターンテーブル23に押し付けられる。これにより、クランプ部材とターンテーブル23との間に光ディスク1が挟み込まれ、ターンテーブル23のディスク係合部23Aに光ディスク1のセンターホールが係合される。さらに、センターホールに爪部材が係合して、光ディスク1がターンテーブル23にチャッキングされる。
演奏状態部714Dは、クランプ部714Cの背面10D側に形成されている。そして、この演奏状態部714Dにクランプ昇降ピン21Cが係合されると、情報処理部24にて光ディスク1の情報が処理される演奏可能状態となる。
これらの第一および第二押出壁部713C,713Dは、第一イジェクトアーム61のカム押出ピン613と当接可能で、第一イジェクトアーム61の回動により、カム押出ピン613により正面10A側に押し出される。
ここで、ディスク装置100内に大径ディスク1Aが挿入されると、リンクプレート55の移動量が大きくなるためセレクトアーム713の回動量も大きくなり、第二押出壁部713Dがカム押出ピン613により正面10A側に押し出される。また、ディスク装置100内に小径ディスク1Bが挿入されると、リンクプレート55の移動量が小さいため、セレクトアーム713の回動量も小さくなり、第一押出壁部713Cがカム押出ピン613により正面10A側に押し出される。
また、第二シフトカム72の左壁10B側端部には、ピン当接部721が設けられている。このピン当接部721は、第二シフトカム72が最も左壁10B側に移動した状態で、ガイド機構56のガイド案内ピン561Aを左壁10B側に押し出し、ガイドアーム562を左壁10B側に回動させる。
次に、上記ディスク装置の動作について、図面を参照して説明する。
図14は、大径ディスクのモータ駆動開始状態におけるディスク装置の内部を示す平面図である。図15は、大径ディスクの搬入途中におけるディスク装置の内部を示す平面図である。図16は、大径ディスクのカム押出開始状態におけるディスク装置の内部を示す平面図である。図17は、大径ディスクの搬入完了におけるディスク装置の内部を示す平面図である。図18は、大径ディスクの演奏可能状態時におけるディスク装置の内部を示す平面図である。図19は、小径ディスクのモータ駆動開始状態におけるディスク装置の内部を示す平面図である。図20は、小径ディスクのカム押出開始状態におけるディスク装置の内部を示す平面図である。図21は、小径ディスクの搬入完了状態におけるディスク装置の内部を示す平面図である。図22は、小径ディスクの演奏可能状態時におけるディスク装置の内部を示す平面図である。
先ず、ディスク装置100に大径ディスク1Aを挿入した場合の搬入動作を説明する。
この状態でさらに大径ディスク1Aを背面10D側に挿入すると、ローディングアーム51が右壁10C側に回動する。ローディングアーム51の回動により、リンクプレート55が連動して左壁10B側に移動する。サブローディングアーム53もローディングアーム51と同様に左壁10B側に回動する。
また、このモータ駆動開始状態では、ローディングアーム51は、アームピン511Dがローディングアーム付勢部12Aのアーム当接部12Bに当接する状態まで回動される。
この状態では、ガイドアーム562のガイド連結軸562Bが右側位置状態のため、ガイドアーム562は、時計回り方向の付勢力を受ける。
また、第一イジェクトアーム61のイジェクトピン611は、リンクプレート55のイジェクト規制窓の大径対応溝553Eに移動する。
また、この最大径挟持状態近傍において、図15に示すように、ガイドアーム562のディスクガイド部562Cが大径ディスク1Aの周縁部に押されて、左壁10B側に回動すると、ガイドアーム562のガイド連結軸562Bが、線分上位置状態となる。すなわち、ガイドアーム562は、時計回り方向または反時計回り方向の付勢力を受けない状態となる。
そして、さらに大径ディスク1Aが搬入されて、第一イジェクトアーム61が回動すると、図16に示すように、第一イジェクトアーム61のカム押出ピン613がセレクトアーム713の第二押出壁部713Dに当接し、セレクトアーム713を正面10A側に押し出す。(カム押出開始状態)。
また、リンクプレート55の移動により、カム制御ピン556がスライドプレート712のカム溝716内において、待機溝716Aと12cmディスク用カム溝716Cとの接続位置まで移動する。
このため、第一シフトカム71は、カム押出ピン613により押し出されると、正面10A側に移動する。
クランプ動作は、第一シフトカム71の移動により、台座部21のクランプ昇降ピン21Cが、第一シフトカム71のクランプ昇降溝714内を移動することで実施される。具体的には、第一シフトカム71の移動開始時から搬入完了状態までは、クランプ昇降ピン21Cは、退避部714Aに配置されており、台座部21は退避部714Aの高さ位置に対応して筐体10の底面側に位置している。
また、制御回路部は、ターンテーブル23の回転トルクを検出することにより、挿入された光ディスク1が大径ディスク1Aであることを認識する。
次に、大径ディスク1Aの搬出動作について説明する。
ディスク装置100の制御回路部は、例えば図示しないイジェクトボタンが押されるなどして、大径ディスク1Aを搬出する旨の入力信号を認識すると、光ディスク1の情報処理動作を停止し、大径ディスク1Aを筐体10の外部に搬出させる動作を実施する。
この時、第一伝達ギア421は、雄型ギア421Aに設けられるギアピン421A3が雌型ギア421Bのギアピン係合溝421B2内で時計回り方向に回動してギアピン係止部421B3に当接した状態となっている。駆動モータ41が駆動すると、ギアピン421A3はギアピン係合溝421B2に沿って反時計回り方向に移動する。そして、ギアピン421A3がギアピン係止部421B3に当接するまで、第一伝達ギア421の雄型ギア421Aは、雌型ギア421Bに対して空回りする。ギアピン421A3がギアピン係止部421B3に当接すると、雌型ギア421Bは雄型ギア421Aから駆動力が伝達される状態となり、駆動モータ41の駆動力により回転駆動する。
さらに、第一シフトカム71の背面10D側への移動により、カム制御ピン556がカム溝716Cを移動し、リンクプレート55が右壁10C側に移動する。したがって、リンクプレート55に連動してローディングアーム51、サブローディングアーム53、第一および第二イジェクトアーム61,62が回動し、光ディスク1がローラ513、摺動溝531、第一および第二ディスク当接部612,622により保持される。
そして、大径ディスク1Aが図14に示すように、モータ駆動開始状態と略同一位置まで搬出されると、リンクプレート55のスイッチ片557が第一スイッチSW1から離隔し、制御回路部は、駆動モータ41の駆動を停止させる。この状態において、大径ディスク1Aは、センターホールの背面10D側端縁が挿排口14から排出された状態となる。
次に、ディスク装置100に電力が供給されていない状態で、大径ディスク1Aが挿入された際の動作について説明する。
上記した通常時の大径ディスク1Aの搬入動作と同様に、初期状態のディスク装置100の挿排口14から大径ディスク1Aを挿入すると、この大径ディスク1Aの周縁部がローディングアーム51のローラ513およびサブローディングアーム53の摺動溝531に当接する。
この状態でさらに大径ディスク1Aを背面10D側に挿入すると、ローディングアーム51が右壁10C側に回動する。ローディングアーム51の回動により、リンクプレート55が連動して左壁10B側に移動する。サブローディングアーム53もローディングアーム51と同様に左壁10B側に回動する。
大径ディスク1Aを挿入すると、図14に示すようなモータ駆動開始状態まで、ローディングアーム51は右壁10C側に回動される。
また、第一伝達ギア421のギアピン421A3がギアピン係合溝421B2内で反時計回り方向に回動してギアピン係止部421B3に当接した状態となっている。このため、駆動伝達ギア群42の各ギアが噛み合って、ロックされた状態となり、すなわち、大径ディスク1Aの搬入に抗する状態となる。
また、カム本体部711とスライドプレート712との間に設けられる付勢ばね715により、スライドプレート712が背面10D側に付勢されているため、第一イジェクトアーム61が時計回り方向に回動したとしても、カム押出ピン613が背面10D側に押し返される。これにより、第一イジェクトアーム61は反時計回り方向、すなわち大径ディスク1Aを排出する方向に付勢力が働く。
次に、ディスク装置100に小径ディスク1Bを挿入した場合の搬入動作を説明する。
この状態でさらに小径ディスク1Bを背面10D側に挿入すると、ローディングアーム51が右壁10C側に回動する。ローディングアーム51の回動により、リンクプレート55が連動して左壁10B側に移動する。サブローディングアーム53もローディングアーム51と同様に左壁10B側に回動する。
この後、さらに小径ディスク1Bを挿入すると、ローディングアーム51がさらに右壁10C側に回動し、リンクプレート55も左壁10B側に移動する。そして、図19に示すように、リンクプレート55のスイッチ片557が第一スイッチSW1の可動片を押し込み、第一スイッチSW1がオン状態になると、制御回路部は、駆動モータ41を駆動させる(モータ駆動開始状態)。これにより、駆動モータ41の駆動力が駆動伝達ギア群42からローディングアーム51のローラ513に伝達し、ローラ513が小径ディスク1Bを搬入する方向、すなわち時計回り方向に回転駆動する。この時、小径ディスク1Bは、周縁部がローラ513に当接しているため、ローラ513の駆動力によりディスク装置100の内部に引き込まれる。
また、このモータ駆動開始状態では、大径ディスク1Aの搬入動作時と同様に、ローディングアーム51は、アームピン511Dがローディングアーム付勢部12Aのアーム当接部12Bに当接する状態まで回動される。
この状態では、ガイドアーム562のガイド連結軸562Bが右側位置状態のため、ガイドアーム562は、時計回り方向の付勢力を受ける。
このリンクプレート55の移動によりセレクト片554も左壁10B側に移動し、セレクトアーム713のアーム位置規制ピン713Bがセレクト片554に追従して左壁10B側に移動する。この時、小径ディスク1Bの搬入時では、大径ディスク1Aの搬入動作時に比べてローディングアーム51の回動量も小さく、セレクトアーム713の回動量も小さくなる。このため、小径ディスク1Bの周縁部により押し出されて回動した第一イジェクトアーム61のカム押出ピン613は、図20に示すように、セレクトアーム713の第一押出壁部713Cに当接する(カム押出開始状態)。また、リンクプレート55の移動により、カム制御ピン556がスライドプレート712のカム溝716内において、待機溝716Aと8cmディスク用カム溝716Bとの接続位置まで移動する。
この時、駆動伝達ギア群42のカムシフトギア425は、時計回り方向に回転駆動しているため、ロックアーム426も摩擦力により時計回り方向に付勢され、ロックピン426Dがロック係合溝711Bの長手係合部711B1に係合している状態、すなわちカムロック解除状態となっている。また、リンクプレート55のカム制御ピン556が、8cmディスク用カム溝716Bに移動可能な位置に位置している。
このため、第一シフトカム71は、カム押出ピン613により押し出されると、正面10A側に移動する。
この状態では、ガイドアーム562は、ディスクガイド部562Cが小径ディスク1Bの周縁部に押されて、左壁10B側に回動し、ガイドアーム562のガイド連結軸562Bが、線分上位置状態となる。すなわち、ガイドアーム562は、時計回り方向または反時計回り方向の付勢力を受けない状態となる。
クランプ動作は、第一シフトカム71の移動により、台座部21のクランプ昇降ピン21Cが、第一シフトカム71のクランプ昇降溝714内を移動することで実施される。具体的には、第一シフトカム71の移動開始時から搬入完了状態までは、クランプ昇降ピン21Cは、退避部714Aに配置されており、台座部21は退避部714Aの高さ位置に対応して筐体10の底面側に位置している。
また、このクランプ動作中において、カム制御ピン556は、8cmディスク用カム溝716Bを通って、左壁10B側に移動する。これにより、リンクプレート55がさらに左壁10Bに移動し、イジェクトピン611が小径規制係合部553Aから小径離隔係合部553Cに移動される。すなわち、第一および第二ディスク当接部612,622が小径ディスク1Bの周縁部から離れるように、第一および第二イジェクトアーム61,62が背面10D側に回動する。
また、制御回路部は、ターンテーブル23の回転トルクを検出することにより、挿入された光ディスク1が小径ディスク1Bであることを認識する。
次に、小径ディスク1Bの搬出動作について説明する。
ディスク装置100の制御回路部は、例えば図示しないイジェクトボタンが押されるなどして、小径ディスク1Bを搬出する旨の入力信号を認識すると、光ディスク1の情報処理動作を停止し、小径ディスク1Bを筐体10の外部に搬出させる動作を実施する。
この時、第一伝達ギア421は、雄型ギア421Aに設けられるギアピン421A3が雌型ギア421Bのギアピン係合溝421B2内で時計回り方向に回動してギアピン係止部421B3に当接した状態となっている。駆動モータ41が駆動すると、ギアピン421A3はギアピン係合溝421B2に沿って反時計回り方向に移動する。そして、ギアピン421A3がギアピン係止部421B3に当接するまで、第一伝達ギア421の雄型ギア421Aは、雌型ギア41Bに対して空回りする。ギアピン421A3がギアピン係止部421B3に当接すると、雌型ギア421Bは雄型ギア421Aから駆動力が伝達される状態となり、駆動モータ41の駆動力により回転駆動する。
さらに、第一シフトカム71の背面10D側への移動により、カム制御ピン556がカム溝716Bを移動し、リンクプレート55が右壁10C側に移動する。したがって、リンクプレート55に連動してローディングアーム51、サブローディングアーム53、第一および第二イジェクトアーム61,62が回動し、小径ディスク1Bがローラ513、摺動溝531、第一および第二ディスク当接部612,622により保持される。
そして、小径ディスク1Bが図19に示すように、モータ駆動開始状態と略同一位置まで搬出されると、リンクプレート55のスイッチ片557が第一スイッチSW1から離隔する。この状態から、さらに小径ディスク1Bを排出すると、リンクプレート55がさらに右壁10C側に移動するため、スイッチ片558が第二スイッチSW2から離隔し、オフ状態となる。
次に、ディスク装置100に電力が供給されていない状態で、小径ディスク1Bが挿入された際の動作について説明する。
上記した通常時の小径ディスク1Bの搬入動作と同様に、初期状態のディスク装置100の挿排口14から小径ディスク1Bを挿入すると、この小径ディスク1Bの周縁部がローディングアーム51のローラ513およびサブローディングアーム53の摺動溝531に当接する。
この状態でさらに小径ディスク1Bを背面10D側に挿入すると、ローディングアーム51が右壁10C側に回動する。ローディングアーム51の回動により、リンクプレート55が連動して左壁10B側に移動する。サブローディングアーム53もローディングアーム51と同様に、左壁10B側に回動する。
小径ディスク1Bを挿入すると、図19に示すようなモータ駆動開始状態まで、ローディングアーム51は右壁10C側に回動される。
また、第一伝達ギア421のギアピン421A3がギアピン係合溝421B2内で反時計回り方向に回動してギアピン係止部421B3に当接した状態となっている。このため、駆動伝達ギア群42の各ギアが噛み合って、ロックされた状態となり、すなわち、小径ディスク1Bの搬入に抗する状態となる。
ここで、ガイド機構56のばね掛けピン561B、ガイド連結軸562B、およびガイド回動軸562Aは、小径ディスク1Bがターンテーブル23の上方に位置する搬入完了状態の位置まで搬送された状態で同一直線上に並列される。したがって、小径ディスク1Bの搬入方向終端縁が挿排口14からディスク装置100の内部に入った状態では、ガイド連結軸562Bは、右側位置状態の位置に位置する。すなわち、ガイドアーム562は、時計回り方向に付勢される。
上述したように、上記実施の形態のディスク装置100は、駆動モータ41と、この駆動モータ41の駆動力により回転駆動されて光ディスク1を搬送するローラ513と、光ディスク1の搬出時において、ローラ513が光ディスク1を搬出する搬出方向に所定角度回転した後、駆動モータ41の駆動が伝達される状態となる第一伝達ギア421と、を備えている。
このため、ディスク装置100に電力が供給されない電源オフ時において、光ディスク1を挿排口14から挿入してしまった場合でも、ローラ513が搬出方向に空回り可能となるので、駆動モータ41を駆動させて駆動伝達ギア群42の各ギアをそれぞれ回転させることなく、容易に光ディスク1を搬出させることができる。したがって、電源オフ時に光ディスク1の挿入した場合でも、光ディスク1を僅かに挿排口14から排出させることができ、この排出された部分を引き抜くことで、光ディスク1を容易に取り出すことができる。よって、電源オフ時において光ディスク1が取り出せなくなったりする不都合を回避でき、また、電源オフ時に挿入してしまった光ディスク1を搬出するために、ディスク装置100に電力供給するなどの手間も省けるため、ディスク装置100の操作性を向上させることもできる。
このため、雄型ギア421Aと雌型ギア421Bとを所定角度空周り相対回転させることで、搬送ローラ513を所定角度、搬出方向に空周りさせることができる。また、雄型ギア421Aと雌型ギア421Bとが同軸上に設けられているため、大きな設置スペースが不要であり、構成を簡単にできる。
このため、ギアピン421A3がギアピン係合溝421B2の両端部のギアピン係止部421B3のいずれか一方に係止する状態で、駆動モータ41からの駆動力を雄型ギア421Aから雌型ギア421Bに伝達させることができ、ギアピン421A3がギアピン係合溝421B2の溝内を移動する状態で、雌型ギア421Bを雄型ギア421Aに対して相対回転させることができ、ローラ513を空回り回転させることができる。したがって、簡単な構成でローラ513を空回り回転させることができる。また、ローラ513の空回り回転量も常に一定にすることができるため、光ディスク1の搬入動作の遅延や、搬出動作の遅延などもなく、良好に光ディスク1を搬送することができる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は、上述した一実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
また、雄型ギア421Aのギアピン421A3を雌型ギア421Bのギアピン係合溝421B2に係合させる構成に限らない。例えば第一伝達ギア421は、ウォームギア411およびシフト分岐ギア422に係合する第一ギアと、第一ギアと同軸で、この第一ギアの天面側に対向して、ローラ分岐ギア423に係合する第二ギアとを備え、これらの第一ギアおよび第二ギアを互いに対向する面に、互いに当接可能なリブを設ける構成などとしてもよい。このような構成では、互いのギアに設けられたリブが当接している状態から、互いのリブが離隔する方向に、第一ギアおよび第二ギアを相対回転させることで、搬送ローラ513を空周りさせることが可能となる。
上記一実施の形態のディスク装置100は、駆動モータ41と、この駆動モータ41の駆動力により回転駆動されて光ディスク1を搬送するローラ513と、光ディスク1の搬出時において、ローラ513が光ディスク1搬出する搬出方向に所定角度回転した後、駆動モータ41の駆動が伝達される状態となる第一伝達ギア421と、を備えている。
このため、ディスク装置100に電力が供給されない状態において、光ディスク1を挿排口14から挿入してしまった場合でも、ローラ513が駆動モータ41と連結されない状態で搬出方向に所定角度回転可能となるので、光ディスク1を搬出方向に引き抜くことができる。特に光ディスク1を背面10D側に深く挿入してしまった場合でも、ローラ513が搬出方向に回転させることができるため、容易に光ディスク1を引き抜くことができる。したがって、光ディスク1が抜けなくなる不都合を回避できる。また、光ディスク1を引き抜くためにディスク装置100に電力供給するなどの手間も省けるため、ディスク装置100の操作性を向上させることもできる。
1A …記録媒体としての大径ディスク
1B …記録媒体としての小径ディスク
10 …筐体
14 …挿排口
20 …保持手段としてのディスク処理部
24 …情報処理部
30 …ディスク搬送装置としての搬送部
41 …駆動手段としての駆動モータ
61 …搬出付勢手段としての第一イジェクトアーム
411 …駆動伝達部を構成する駆動側ギアとしてのウォームギア
42 …駆動伝達部を構成する駆動伝達ギア群
421 …連結手段としての第一伝達ギア
421A…第一ギアとしての雄型ギア
421A3…係合ピンとしてのギアピン
421B…第二ギアとしての雌型ギア
421B2…円弧溝としてのギアピン係合溝
422 …カム駆動部材としてのシフト駆動分岐ギア
423 …ローラ側ギアとしてのローラ駆動分岐ギア
51 …ローディングアーム
71 …カム部材としての第一シフトカム
100 …ディスク装置
512 …駆動伝達部を構成するローラ駆動部
513 …搬送ローラとしてのローラ
562 …搬出付勢手段としてのガイドアーム
Claims (5)
- 駆動力を発生する駆動手段と、
前記駆動手段の駆動力により回転駆動されて、ディスク状の記録媒体を搬送する搬送ローラと、
前記駆動手段側に連結される駆動側ギアと、前記搬送ローラ側に連結されるローラ側ギアとを有し、これらの前記駆動側ギアおよび前記ローラ側ギアを介して、前記駆動手段の駆動力を前記搬送ローラに伝達する駆動伝達手段と、
前記駆動伝達手段に設けられるとともに、前記搬送ローラを、前記記録媒体を搬出する方向に所定角度以上回転させることで、前記駆動側ギアからの駆動力を前記ローラ側ギアに伝達可能な状態にする連結手段と、
搬入された前記記録媒体を搬出方向に付勢する搬出付勢手段と、
前記搬送ローラにより搬入された前記記録媒体を保持する保持手段と、
前記保持手段を、前記記録媒体に対して進退させるカム部材と、を備え、
前記連結手段は、前記駆動側ギアに連結される第一ギアと、前記第一ギアと同軸上に設けられ、この第一ギアに対して所定角度相対的に空回り回転可能に設けられるとともに、ローラ側ギアに連結される第二ギアと、を備え、
前記第一ギアは、前記カム部材に駆動力を伝達するカム駆動部材に係合された
ことを特徴としたディスク搬送装置。 - 請求項1に記載のディスク搬送装置であって、
前記第一ギアおよび前記第二ギアのうちいずれか一方は、他方側に突出する係合ピンを備え、
前記第一ギアおよび前記第二ギアのうち他方は、前記第一および第二ギアの回転軸を中心点とした前記係合ピンを係合可能な円弧溝を備えた
ことを特徴としたディスク搬送装置。 - 請求項2に記載のディスク搬送装置であって、
前記係合ピンは、前記記録媒体が所定量搬入された状態で、前記搬送ローラが前記記録媒体を搬出する搬出方向に空回り可能な状態に前記円弧溝に係合された
ことを特徴としたディスク搬送装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のディスク搬送装置であって、
前記記録媒体を挿排する挿排口を備えた筐体の、前記挿排口の近傍に設けられるとともに、前記記録媒体の搬送経路に対して一端側が進退可能な長手状のローディングアームを備え、
前記搬送ローラは、前記ローディングアームの前記一端側に設けられた
ことを特徴としたディスク搬送装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のディスク搬送装置と、
前記記録媒体を挿排する挿排口を備えた筐体と、
前記保持手段にて保持された前記記録媒体に記録された情報を読み込む読込処理および前記記録媒体に情報を記録する記録処理のうち少なくともいずれか一方の処理を実施する情報処理部と、
を具備したことを特徴としたディスク装置。
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