JP4596924B2 - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばクレーン等の重機を用いた家屋新築等の工事で発生する送電線感電事故を効果的に防止するための情報処理装置および情報処理方法に関する。
詳しくは、この発明は、工事位置の住所情報からこの工事位置を特定し、この工事位置に対応した領域の地図および送電設備のデータをデータベースから取り込み、工事位置に対応した領域の地図を表示し、かつその地図上に送電設備および工事位置を重ねて表示するための表示データを生成する構成とすることによって、この表示データによる表示によりユーザ(例えば送電(技術)部門)が送電線感電事故のおそれがある工事位置を効率的に把握できるようにした情報処理装置等に係るものである。
また、この発明は、工事位置の住所情報からこの工事位置を特定し、この工事位置に対応した領域の送電設備のデータをデータベースから取り込み、この送電設備データに基づいて工事位置が感電事故のおそれがあるか否かを判定する構成とすることによって、ユーザ(例えば送電部門)が送電線感電事故のおそれがある工事位置を、客観的な判定結果に基づいて、効率的に把握できるようにした情報処理装置等に係るものである。
変電所と変電所との間を結ぶ送電線の電圧は、例えば6万5千ボルト〜50万ボルトという非常に高いものとなっている。そのため、例えば送電線下の家屋新築等の工事でクレーン作業を行う場合には、感電事故の発生が危惧される。高圧送電線の場合、それに直接触れなくても感電のおそれがある。
従来、送配電線に絶縁保護カバーを設けて、例えばクレーン車のブームが送配電線に触れないようにし、感電事故を防止することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、高圧送電線の場合には、上述した絶縁保護カバーでは感電事故を防止できない。
そこで従来、送電線下で工事現場を発見するためのパトロールを行って、送電線感電事故を未然に防止することが行われている。
実願平5−39543号(実開平7−11724号)のマイクロフィルム
上述したパトロールは有効ではあるが、パトロール時に工事をしていなかったり、また工事現場に看板がなかったり等で、送電線下の工事現場の発見のおくれ、あるいは見落としがあり、効率的ではない。
この発明の目的は、送電線感電事故のおそれがある工事位置を効率的に把握できるようにすることにある。
この発明に係る情報処理装置は、工事位置を特定するための住所情報を取得する住所情報取得手段と、この住所情報取得手段で取得された住所情報に基づいて工事位置を特定する工事位置特定手段と、この工事位置特定手段で特定された工事位置に対応した領域の地図データをデータベースから取り込む地図データ取り込み手段と、工事位置特定手段で特定された工事位置に対応した領域の送電設備データをデータベースから取り込む送電設備データ取り込み手段と、地図データ取り込み手段で取り込まれた地図データによる地図を表示し、かつその地図上に送電設備データ取り込み手段で取り込まれた送電設備データによる送電設備および工事位置特定手段で特定された工事位置を重ねて表示するための表示データを生成する表示データ生成手段と、工事位置特定手段で特定された工事位置に最も近い送電線の電圧を取得する送電線電圧取得手段と、送電線電圧取得手段で取得された電圧から感電事故のおそれがある最大離間距離を設定する最大離間距離設定手段と、工事位置特定手段で特定された工事位置から最も近い送電線までの距離を離間距離として求める離間距離算出部と、離間距離算出部で算出された離間距離が最大離間距離設定部で設定された最大離間距離以下であるときは感電事故のおそれがあると判定し、該離間距離が該最大離間距離より大きいときは感電事故のおそれがないと判定する感電事故可能性判定部とを備えるものである。

また、この発明に係る情報処理方法は、情報処理装置が、工事位置を特定するための住所情報を取得する住所情報取得ステップと、この住所情報取得ステップで取得された住所情報に基づいて工事位置を特定する工事位置特定ステップと、この工事位置特定ステップで特定された工事位置に対応した領域の地図データをデータベースから取り込む地図データ取り込みステップと、工事位置特定ステップで特定された工事位置に対応した領域の送電設備データをデータベースから取り込む送電設備データ取り込みステップと、地図データ取り込みステップで取り込まれた地図データによる地図を表示し、かつその地図上に送電設備データ取り込みステップで取り込まれた送電設備データによる送電設備および工事位置特定ステップで特定された工事位置を重ねて表示するための表示データを生成する表示データ生成ステップと、工事位置特定ステップで特定された工事位置に最も近い送電線の電圧を取得する送電線電圧取得ステップと、送電線電圧取得ステップで取得された電圧から感電事故のおそれがある最大離間距離を設定する最大離間距離設定ステップと、工事位置特定ステップで特定された工事位置から最も近い送電線までの距離を離間距離として求める離間距離算出ステップと、離間距離算出ステップで算出された離間距離が最大離間距離設定ステップで設定された最大離間距離以下であるときは感電事故のおそれがあると判定し、該離間距離が該最大離間距離より大きいときは感電事故のおそれがないと判定する感電事故可能性判定ステップとを実行するものである。

この発明においては、工事位置を特定するための住所情報が取得される。この住所情報は、ユーザの入力操作により取得され、あるいはネットワークを介して顧客端末装置等から取得される。この住所情報に基づいて工事位置が特定される。
例えば、工事位置を特定するための住所情報は電気の使用、廃止の申込みに係る住所であり、この電気の使用、廃止の申込みに係る住所が工事位置に特定される。この場合、電気の使用、廃止の申込みに係る住所を得るだけで工事位置を特定できる。
また例えば、工事位置を特定するための住所情報は電柱番号であり、この電柱番号が変換されて得られた住所が工事位置に特定される。この場合、電柱番号を得るだけで工事位置を特定できる。
また例えば、工事位置を特定するための住所情報は顧客番号であり、この顧客番号が変換された住所が工事位置に特定される。この場合、顧客番号を得るだけで工事位置を特定できる。
特定された工事位置に対応した領域の地図データおよび送電設備データ(変電所、送電線などのデータ)がデータベースから取り込まれる。このデータベースは例えばネットワークを介して接続されたものであってもよい。そして、この地図データによる地図を表示し、かつその地図上に送電設備データによる送電設備および特定された工事位置を重ねて表示するための表示データが生成される。
例えば、この表示データは表示器に供給され、当該特定された工事位置に対応した地図が表示されると共に、その地図に重ねて送電設備および工事位置が表示される。また例えば、この表示データはネットワークを介して接続された所定の端末装置に送信される。そして、この表示データはその所定の端末装置の表示器に供給され、当該特定された工事位置に対応した地図が表示されると共に、その地図に重ねて送電設備および工事位置が表示される。なお、この表示データの所定の端末装置への送信は、後述する感電事故のおそれの判定でおそれありの判定があるときのみ行うようにしてもよい。感電事故のおそれなしに係る表示データは、所定の端末装置(例えば送電部門の端末装置)では不要な情報と考えられるからでる。
このように、工事位置に対応した領域の地図を表示でき、かつその地図上に送電設備および工事位置を重ねて表示できるので、ユーザ(例えば送電部門)は、工事位置に直接行くことなく、工事位置が送電線感電事故のおそれがあるか否かを効率的に把握できる。
なお、特定された工事位置に対応した送電設備データに基づいて、その工事位置が感電事故のおそれがあるか否かを判定する判定手段をさらに備えるようにしてもよい。この場合、表示データ生成手段では、送電設備および上記工事位置が重ねて表示された地図と共に判定結果を表示するための表示データが生成される。このように判定結果も表示できることで、ユーザ(例えば送電部門)は、工事位置が送電線感電事故のおそれがあるか否かの客観的な判定を参照できる。
工事位置が感電事故のおそれがあるか否かの判定は、例えば以下のように行われる。すなわち、工事位置から最も近い送電線までの距離を離間距離として求め、この離間距離が所定距離以下であるときは感電事故のおそれがあると判定し、この離間距離が該所定距離より大きいときは感電事故のおそれがないと判定するものである。
また、工事位置が感電事故のおそれがあるか否かの判定は、例えば以下のように行われる。すなわち、工事位置に最も近い送電線の電圧を取得し、この電圧から感電事故のおそれがある最大離間距離を設定する。そして、工事位置から最も近い送電線までの距離を離間距離として求め、この離間距離が最大離間距離以下であるときは感電事故のおそれがあると判定し、この離間距離が最大離間距離より大きいときは感電事故のおそれがないと判定するものである。このように送電線電圧に応じた最大離間距離を求めて判定を行うことで、精度の高い判定を行うことができる。
この発明に係る情報処理装置は、工事位置を特定するための住所情報を取得する住所情報取得手段と、この住所情報取得手段で取得された住所情報に基づいて工事位置を特定する工事位置特定手段と、この工事位置特定手段で特定された工事位置に対応した領域の送電設備データをデータベースから取り込む送電設備データ取り込み手段と、この送電設備データ取り込み手段で取り込まれた送電設備データに基づいて、工事位置特定手段で特定された工事位置が感電事故のおそれがあるか否かを判定する判定手段とを備え、判定手段は、工事位置特定手段で特定された工事位置に最も近い送電線の電圧を取得する送電線電圧取得手段と、送電線電圧取得手段で取得された電圧から感電事故のおそれがある最大離間距離を設定する最大離間距離設定手段と、工事位置特定手段で特定された工事位置から最も近い送電線までの距離を離間距離として求める離間距離算出部と、離間距離算出部で算出された離間距離が最大離間距離設定部で設定された最大離間距離以下であるときは感電事故のおそれがあると判定し、該離間距離が該最大離間距離より大きいときは感電事故のおそれがないと判定する感電事故可能性判定部とを有するものである。

また、この発明に係る情報処理方法は、情報処理装置が、工事位置を特定するための住所情報を取得する住所情報取得ステップと、この住所情報取得ステップで取得された住所情報に基づいて工事位置を特定する工事位置特定ステップと、この工事位置特定ステップで特定された工事位置に対応した領域の送電設備データをデータベースから取り込む送電設備データ取り込みステップと、この送電設備データ取り込みステップで取り込まれた送電設備データに基づいて、工事位置特定ステップで特定された工事位置が感電事故のおそれがあるか否かを判定する判定ステップとを備え、判定ステップは、工事位置特定ステップで特定された工事位置に最も近い送電線の電圧を取得する送電線電圧取得ステップと、送電線電圧取得ステップで取得された電圧から感電事故のおそれがある最大離間距離を設定する最大離間距離設定ステップと、工事位置特定ステップで特定された工事位置から最も近い送電線までの距離を離間距離として求める離間距離算出ステップと、離間距離算出ステップで算出された離間距離が最大離間距離設定ステップで設定された最大離間距離以下であるときは感電事故のおそれがあると判定し、該離間距離が該最大離間距離より大きいときは感電事故のおそれがないと判定する感電事故可能性判定ステップとを実行するものである。
この発明においては、工事位置を特定するための住所情報が取得される。この住所情報は、ユーザの入力操作により取得され、あるいはネットワークを介して顧客端末装置等から取得される。この住所情報に基づいて工事位置が特定される。
例えば、工事位置を特定するための住所情報は電気の使用、廃止の申込みに係る住所であり、この電気の使用、廃止の申込みに係る住所が工事位置に特定される。この場合、電気の使用、廃止の申込みに係る住所を得るだけで工事位置を特定できる。
また例えば、工事位置を特定するための住所情報は電柱番号であり、この電柱番号が変換されて得られた住所が工事位置に特定される。この場合、電柱番号を得るだけで工事位置を特定できる。
また例えば、工事位置を特定するための住所情報は顧客番号であり、この顧客番号が変換された住所が工事位置に特定される。この場合、顧客番号を得るだけで工事位置を特定できる。
特定された工事位置に対応した領域の送電設備データ(変電所、鉄塔、送電線などのデータ)がデータベースから取り込まれる。このデータベースは例えばネットワークを介して接続されたものであってもよい。そして、この送電設備データに基づいて、工事位置が感電事故のおそれがあるか否かが判定される。
この判定は、以下のように行われる。例えば、工事位置から最も近い送電線までの距離を離間距離として求め、この離間距離が所定距離以下であるときは感電事故のおそれがあると判定し、この離間距離が該所定距離より大きいときは感電事故のおそれがないと判定する。
また例えば、工事位置に最も近い送電線の電圧を取得し、この電圧から感電事故のおそれがある最大離間距離を設定すると共に、工事位置から最も近い送電線までの距離を離間距離として求め、この離間距離が最大離間距離以下であるときは感電事故のおそれがあると判定し、この離間距離が最大離間距離より大きいときは感電事故のおそれがないと判定する。
例えば、この判定結果および工事位置の住所を示す表示データが表示器に供給され、判定結果および工事位置の住所が表示される。また例えば、判定結果および工事位置の住所がネットワークを介して接続された所定の端末装置の端末装置に送信される。そして、この所定の端末装置の表示器に、判定結果および工事位置の住所が表示される。なお、この判定結果および工事位置の住所の所定の端末装置への送信は、感電事故のおそれの判定でおそれありの判定があるときのみ行うようにしてもよい。感電事故のおそれなしに係る情報は、所定の端末装置(例えば送電部門の端末装置)では不要な情報と考えられるからでる。
このように、工事位置の住所と共に感電事故の発生のおそれがあるか否かの判定結果を表示でき、ユーザ(例えば送電部門)は、工事位置に直接行くことなく、工事位置が送電線感電事故のおそれがあるか否かを、客観的な判定結果に基づいて、効率的に把握できる。
この発明によれば、工事位置の住所情報からこの工事位置を特定し、この工事位置に対応した領域の地図および送電設備のデータをデータベースから取り込み、工事位置に対応した領域の地図を表示し、かつその地図上に送電設備および工事位置を重ねて表示するための表示データを生成する構成とするものであり、この表示データによる表示によりユーザ(例えば送電部門)が送電線感電事故のおそれがある工事位置を効率的に把握できる。
更に、感電事故可能性判定部(感電事故可能性判定ステップ)によって、離間距離算出部(離間距離算出ステップ)で算出された離間距離が最大離間距離設定部(最大離間距離設定ステップ)で設定された最大離間距離以下であるときは感電事故のおそれがあると判定し、該離間距離が該最大離間距離より大きいときは感電事故のおそれがないと判定するので、送電線電圧が低い場合に、精度の高い判定を行うことができる。

また、この発明によれば、工事位置の住所情報からこの工事位置を特定し、この工事位置に対応した領域の送電設備のデータをデータベースから取り込み、この送電設備データに基づいて工事位置が感電事故のおそれがあるか否かを判定する構成とするものであり、ユーザ(例えば送電部門)が送電線感電事故のおそれがある工事位置を、客観的な判定結果に基づいて、効率的に把握できる。
更に、離間距離算出部(離間距離算出ステップ)で算出された離間距離が最大離間距離設定部(最大離間距離設定ステップ)で設定された最大離間距離以下であるときは感電事故のおそれがあると判定し、該離間距離が該最大離間距離より大きいときは感電事故のおそれがないと判定するので、送電線電圧が低い場合に、精度の高い判定を行うことができる。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態としての情報処理システム100の構成を示している。
この情報処理システム100は、営業部門の端末装置110と、送電部門の端末装置120と、データベース130とを有している。これら端末装置110,120およびデータベース300は、社内ネットワーク140に接続されている。また、営業部門の端末装置110には、インターネット150を介して、複数の顧客端末装置160-1〜160-nが接続されている。
営業部門の端末装置110は、入力部111と、表示部112と、データストレージとしてのハードディスクドライブ(HDD)113と、CPU(Central Processing Unit)114と、ROM(Read Only Memory)115と、RAM(Random Access Memory)116と、ネットワークインタフェース(ネットワークI/F)117,118とを有してなり、これらはバス119に接続されている。
CPU114は、端末装置110の全体の動作を制御するものである。ROM115は、CPU114の動作を制御するための制御プログラム等を格納している。RAM116は、CPU114のワーキングエリア等として機能する。CPU114は、ROM115に格納されている制御プログラムを必要に応じて読み出し、読み出した制御プログラムをRAM116に転送して展開する。そして、このCPU114は、RAM116に展開された制御プログラムを読み出して実行することで、端末装置110の各回路を制御する。
入力部111は、キーボード、マウス等の入力装置により構成されている。表示部112は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)などの表示器により構成されている。ネットワークI/F117は、インターネット150を介してのデータの送受信を行うためのインタフェースである。ネットワークI/F118は、社内ネットワーク140を介してのデータの送受信を行うためのインタフェースである。
送電部門の端末装置120は、入力部121と、表示部122と、データストレージとしてのハードディスクドライブ(HDD)123と、CPU124と、ROM125と、RAM126と、ネットワークI/F127とからなり、これらはバス128に接続されている。各部の構成、動作については、上述した営業部門の端末装置110の対応する部分と同一であるので、その詳細については説明を省略する。なお、この送電部門の端末装置120はインターネット150に接続されていないが、接続される場合には、上述した営業部門の端末装置110と同様に、ネットワークI/Fを介してインターネット150に接続される。
データベース130は、顧客データベース、住所データベース、地図データベース、送電設備データベースおよび配電設備データベースを備えている。
顧客データベースには、顧客番号と氏名、住所、契約内容等とが対応づけて記憶されている。この顧客データベースを用いて、例えば顧客番号に対応した住所を容易に検索できる。住所データベースには、住所とその住所の経度、緯度とが対応づけて記憶されている。この住所データベースを用いて、例えば所定の経度、緯度に対応した住所を容易に得ることができる。
地図データベースは、経度、緯度とその経度、緯度の地図データとが対応づけて記憶されている。この地図データベースを用いて、所定の領域の地図を表示するための地図データを容易に得ることができる。配電設備データベースには、電柱番号とその電柱番号の電柱が存在する経度、緯度とが対応づけて記憶されている。この配電設備データベースを用いて、所定の電柱番号に対応した経度、緯度を容易に得ることができる。送電設備データベースには、変電所、送電線等の送電設備とその送電設備がある経度、緯度とが対応づけて記憶されている。この送電設備データベースを用いて、所定の領域の送電設備を表示するための送電設備データを容易に得ることができる。
次に、上述した情報処理システム100において、営業部門の端末装置110のCPU114が、工事位置を特定するための住所情報を取得した場合の動作を、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
CPU114は、ステップST1で、工事位置を特定するための住所情報を取得した場合、ステップST2で、この住所情報に基づいて工事位置を特定する。例えば、CPU114による住所情報の取得は、顧客、工事業者等からの営業部門への電話などによる住所情報の提供に伴って、ユーザが入力部111から住所情報を入力することで行われる。また例えば、CPU114による住所情報の取得は、顧客が端末装置を用い、インターネット150を介して、工事位置を特定するための住所情報を提供することで行われる。
ここで、工事位置を特定するための住所情報としては、工事位置の住所そのものの他、電気の使用、廃止の申込みに係る住所であってもよい。この住所では、家屋等の建築または取り壊しの工事が行われることが予想される。また、工事位置を特定するための住所情報としては、家屋等の建築または取り壊しの工事位置あるいは工事予定値の住所に係る顧客の顧客番号、あるいはその工事位置あるいは工事予定値の近くの電柱番号であってもよい。
CPU114は、住所情報が、工事位置の住所、あるいは電気の使用、廃止の申込みに係る住所であって、住所そのものであるときは、この住所を工事位置に特定する。また、CPU114は、住所情報が顧客番号であるときは、社内ネットワーク140を介してデータベース130にアクセスし、顧客データベースを用いて、顧客番号に対応した住所を取得し、その住所を工事位置に特定する。また、CPU114は、住所情報が電柱番号であるときは、社内ネットワーク140を介してデータベース130にアクセスし、配電設備データベースおよび住所データベースを用いて、電柱番号に対応した住所を取得し、その住所を工事位置に特定する。
次に、CPU114は、ステップST3で、社内ネットワーク140を介してデータベース130にアクセスし、住所データベースおよび送電設備データベースを用いて、ステップST2で特定した工事位置に対応した領域の送電設備データを取り込む。この場合、特定した工事位置の住所を住所データベースで経度、緯度に変換し、この経度、緯度を中心とする所定の経度、緯度の範囲の送電設備データを送電設備データベースから取得する。
次に、CPU114は、ステップST4で、ステップST3で取り込まれた送電設備データに基づいて、ステップST2で特定した工事位置が感電事故のおそれがあるか否かを判定する。
図3のフローチャートは、CPU114における感電事故のおそれの判定動作の一例を示している。まず、CPU114は、ステップST11で、判定動作を開始し、ステップST12で、工事位置から最も近い送電線までの距離(水平距離)を離間距離として求める。この場合、工事位置の経度、緯度とこの工事位置に最も近い送電線の経度、緯度の情報を用いることで、当該離間距離を算出できる。なお、ステップST3で取得した工事位置に対応した領域の送電設備データから当該領域に送電線が存在しないときは、算出処理をすることなく、この離間距離を後述する所定距離より大きな値とする。
次に、CPU114は、ステップST13で、離間距離が予め設定された所定距離より大きいか否かを判定する。この所定距離のデータは、例えばROM115に予め記憶されている。ここで、所定距離は、例えば、送電線の電圧が規定されている電圧の中で最も大きいと仮定し、その場合に感電事故のおそれがある離間距離の最大値とされる。離間距離が所定距離より大きいとき、CPU114は、ステップST14で、「事故のおそれなし」の判定をし、ステップST15で、判定を終了する。一方、離間距離が所定距離以下であるとき、CPU114は、ステップST16で、「事故のおそれあり」と判定し、ステップST15で、判定を終了する。
図4のフローチャートは、CPU114における事故のおそれの判定動作の他の例を示している。まず、CPU114は、ステップST21で、判定動作を開始し、ステップST22で、工事位置に最も近い送電線の電圧を取得する。そして、CPU114は、ステップST23で、ステップST22で取得した送電線電圧から、事故のおそれがある離間距離の最大値(最大離間距離)を設定する。この場合、例えばROM115には、送電線電圧と最大離間距離との対応関係を示すテーブルが用意されており、CPU114はこのテーブルを参照して最大離間距離を取得する。
次に、CPU114は、工事位置から最も近い送電線までの距離(水平距離)を離間距離として求める。この場合、工事位置の経度、緯度とこの工事位置に最も近い送電線の経度、緯度の情報を用いることで、当該離間距離を算出できる。なお、ステップST3で取得した工事位置に対応した領域の送電設備データから当該領域に送電線が存在しないときは、算出処理をすることなく、この離間距離をステップST23で設定した最大離間距離より大きな値とする。
次に、CPU114は、ステップST25で、ステップST24で算出した離間距離がステップST23で設定した最大離間距離より大きいか否かを判定する。離間距離が最大離間距離より大きいとき、CPU114は、ステップST26で、「事故のおそれなし」の判定をし、ステップST27で、判定を終了する。一方、離間距離が最大離間距離以下であるとき、CPU114は、ステップST28で、「事故のおそれあり」と判定し、ステップST27で、判定を終了する。
この図4のフローチャートで示す判定動作は実際の送電線電圧に対応して感電事故のおそれがある距離の最大値(最大離間距離)を設定して判定するので、図3のフローチャートで示す判定動作に比べて、送電線電圧が低い場合に、精度の高い判定を行うことができる。
図2に戻って、CPU114は、ステップST4の事故おそれの判定処理の後に、ステップST5で、社内ネットワーク140を介してデータベース130にアクセスし、住所データベースおよび地図データベースを用いて、ステップST2で特定した工事位置に対応した領域の地図データを取り込む。この場合、特定した工事位置の住所を住所データベースで経度、緯度に変換し、この経度、緯度を中心とする所定の経度、緯度の範囲の地図データを地図データベースから取得する。なお、特定した工事位置の住所の経度、緯度に関しては、ステップST3で既に得られているので、その経度、緯度を用いてもよい。
次に、CPU114は、ステップST6で、ステップST2で特定された工事位置、ステップST3で取得された送電設備データ、ステップST4の判定処理の結果、およびステップST5で取得された地図データに基づいて、表示データを生成する。この表示データは、地図データによる地図を表示し、かつその地図上に送電設備データによる送電設備および工事位置を重ねて表示し、さらに感電事故のおそれの判定結果および工事位置の住所を表示するためのものである。
次に、CPU114は、ステップST7で、ステップST6で生成された表示データを表示部112に供給する。これにより、表示部112を構成するLCDやPDPなどの表示器の画面上に、工事位置に対応した領域の地図(送電設備および工事位置を含む)と、判定結果、工事位置の住所が表示される。
図5は、表示例を示している。画面全体に工事位置に対応した領域の地図が表示され、またその地図上に送電設備(変電所、鉄塔、送電線)および工事位置(「×」印で示している)が重ねて表示されている。また、画面の左下に、工事位置の住所および判定結果が表示されている。
次に、CPU114は、ステップST8で、ステップST6で生成された表示データを、社内ネットワーク140を介して、送電部門の端末装置120に送信する。これにより、送電部門の端末装置120では、CPU121は、受信した表示データを表示部122に供給する。これにより、表示部122を構成するLCDやPDPなどの表示器の画面上に、上述した営業部門の端末装置110の表示部112におけると同様に、工事位置に対応した領域の地図(送電設備および工事位置を含む)と、判定結果、工事位置の住所が表示される。
そして、CPU114は、ステップST9で、住所情報の取得に伴って行われる一連の処理を終了する。
図1に示す情報処理システム100によれば、営業部門および送電部門の表示部112,122に、工事位置に対応した領域の地図(送電設備および工事位置を含む)を表示できるので、ユーザ(例えば送電部門)は、工事位置に直接行くことなく、工事位置と送電線との位置関係を見て、工事位置が送電線感電事故のおそれがあるか否かを効率的に把握できる。
また、図1に示す情報処理システム100によれば、営業部門および送電部門の表示部112,122に、工事位置の住所と共に感電事故の発生のおそれがあるか否かの判定結果を表示できるので、ユーザ(例えば送電部門)は、工事位置に直接行くことなく、工事位置が送電線感電事故のおそれがあるか否かを、客観的な判定結果に基づいて、効率的に把握できる。
なお、上述実施の形態においては、営業部門および送電部門の表示部112,122に、工事位置に対応した領域の地図(送電設備および工事位置を含む)と、工事位置の住所および感電事故のおそれの判定結果との双方を表示するものを示したが、いずれか一方のみを表示するようにしてもよい。
地図(送電設備および工事位置を含む)のみを表示する場合には、CPU114は、感電事故のおそれの判定(図2のステップST4の処理)を省略できる。
一方、工事位置の住所および感電事故のおそれの判定結果のみを表示する場合、CPU114は、工事位置に対応した地図データの取り込み(図2のステップST5の処理)を省略でき、しかもこの場合、表示データは画像データではなくテキストデータでよく、送電部門の端末装置120へのデータ送信も容易となる。この場合、送電部門の端末装置120では、必要に応じてデータベース130にアクセスし、工事位置に対応した領域の地図データ、送電設備データを取り込むことで、地図(送電設備および工事位置を含む)の表示を行うことも可能である。
また、上述実施の形態においては、営業部門の端末装置110から送電部門の端末装置120に表示データを送信するものを示したが、これは必ずしもなくともよい。営業部門から送電部門への表示データの内容(表示内容)の伝達に関しては、電話などを用いて口頭で行ってもよい。
また、上述実施の形態においては、営業部門の端末装置110から送電部門の端末装置120に、生成された表示データの全てを送信するものを示した。しかし、「事故のおそれなし」の判定があるものについては、それに係る表示データは送電部門では不要な情報であると思われるので、送信しないようにしてもよい。これにより、無駄なデータ通信をなくすことができる。
また、上述実施の形態においては、営業部門の端末装置110は社内ネットワーク140を介してデータベース130にアクセスして必要な情報を得るようにしているが、このデータベース130自体を営業部門の端末装置110、あるいは送電部門の端末装置120に備える構成であってもよい。
また、上述実施の形態においては、判定結果を表示するものを示しているが、さらに工事位置から最も近い送電線までの距離、その送電線の電圧、感電事故のおそれがある最大離間距離なども表示するようにしてもよい。
この発明は、送電線感電事故のおそれがある工事位置を効率的に把握できるものであり、送電線の維持・保守業務、安全管理業務に適用できる。
実施の形態としての情報処理システムの構成を示すブロック図である。 営業部門の端末装置における住所情報取得時の動作を示すフローチャートである。 送電線感電事故のおそれの判定動作の一例を示すフローチャートである。 送電線感電事故のおそれの判定動作の他の例を示すフローチャートである。 地図(送電設備、工事位置を含む)、判定結果などの表示例を示す図である。
符号の説明
100・・・情報処理システム、110・・・営業部門の端末装置、111,121・・・入力部、112,122・・・表示部、113,123・・・ハードディスクドライブ、114,124・・・CPU、115,125・・・ROM、116,126・・・RAM、117,118,127・・・ネットワークインタフェース、119,128・・・バス、120・・・送電部門の端末装置、130・・・データベース、140・・・社内ネットワーク、150・・・インターネット、160-1〜160-n・・・顧客端末装置

Claims (9)

  1. 工事位置を特定するための住所情報を取得する住所情報取得手段と、
    上記住所情報取得手段で取得された住所情報に基づいて上記工事位置を特定する工事位置特定手段と、
    上記工事位置特定手段で特定された工事位置に対応した領域の地図データをデータベースから取り込む地図データ取り込み手段と、
    上記工事位置特定手段で特定された工事位置に対応した領域の送電設備データをデータベースから取り込む送電設備データ取り込み手段と、
    上記地図データ取り込み手段で取り込まれた地図データによる地図を表示し、かつその地図上に上記送電設備データ取り込み手段で取り込まれた送電設備データによる送電設備および上記工事位置特定手段で特定された工事位置を重ねて表示するための表示データを生成する表示データ生成手段と、
    上記工事位置特定手段で特定された工事位置に最も近い送電線の電圧を取得する送電線電圧取得手段と、
    上記送電線電圧取得手段で取得された電圧から感電事故のおそれがある最大離間距離を設定する最大離間距離設定手段と、
    上記工事位置特定手段で特定された工事位置から上記最も近い送電線までの距離を離間距離として求める離間距離算出部と、
    上記離間距離算出部で算出された離間距離が上記最大離間距離設定部で設定された最大離間距離以下であるときは感電事故のおそれがあると判定し、該離間距離が該最大離間距離より大きいときは感電事故のおそれがないと判定する感電事故可能性判定部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記感電事故可能性判定部で感電事故のおそれがあると判定したとき、上記表示データ生成手段で生成された表示データを、ネットワークを介して接続された所定の端末装置に送信する送信手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記表示データ生成手段は、
    上記送電設備および上記工事位置が重ねて表示された上記地図と共に上記感電事故可能性判定部による判定結果を表示するための表示データを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 上記工事位置を特定するための住所情報は電柱番号であり、
    上記工事位置特定手段は、上記電柱番号を住所に変換し、該住所を工事位置に特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 上記工事位置を特定するための住所情報は顧客番号であり、
    上記工事位置特定手段は、上記顧客番号を住所に変換し、該住所を工事位置に特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置が、
    工事位置を特定するための住所情報を取得する住所情報取得ステップと、
    上記住所情報取得ステップで取得された住所情報に基づいて上記工事位置を特定する工事位置特定ステップと、
    上記工事位置特定ステップで特定された工事位置に対応した領域の地図データをデータベースから取り込む地図データ取り込みステップと、
    上記工事位置特定ステップで特定された工事位置に対応した領域の送電設備データをデータベースから取り込む送電設備データ取り込みステップと、
    上記地図データ取り込みステップで取り込まれた地図データによる地図を表示し、かつその地図上に上記送電設備データ取り込みステップで取り込まれた送電設備データによる送電設備および上記工事位置特定ステップで特定された工事位置を重ねて表示するための表示データを生成する表示データ生成ステップと、
    上記工事位置特定ステップで特定された工事位置に最も近い送電線の電圧を取得する送電線電圧取得ステップと、
    上記送電線電圧取得ステップで取得された電圧から感電事故のおそれがある最大離間距離を設定する最大離間距離設定ステップと、
    上記工事位置特定ステップで特定された工事位置から上記最も近い送電線までの距離を離間距離として求める離間距離算出ステップと、
    上記離間距離算出ステップで算出された離間距離が上記最大離間距離設定ステップで設定された最大離間距離以下であるときは感電事故のおそれがあると判定し、該離間距離が該最大離間距離より大きいときは感電事故のおそれがないと判定する感電事故可能性判定ステップと
    実行することを特徴とする情報処理方法。
  7. 上記情報処理装置は、
    上記感電事故可能性判定ステップで感電事故のおそれがあると判定したとき、上記表示データ生成ステップで生成された表示データを、ネットワークを介して接続された所定の端末装置に送信する送信ステップをさらに実行する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
  8. 工事位置を特定するための住所情報を取得する住所情報取得手段と、
    上記住所情報取得手段で取得された住所情報に基づいて上記工事位置を特定する工事位置特定手段と、
    上記工事位置特定手段で特定された工事位置に対応した領域の送電設備データをデータベースから取り込む送電設備データ取り込み手段と、
    上記送電設備データ取り込み手段で取り込まれた送電設備データに基づいて、上記工事位置特定手段で特定された工事位置が感電事故のおそれがあるか否かを判定する判定手段とを備え、
    上記判定手段は、
    上記工事位置特定手段で特定された工事位置に最も近い送電線の電圧を取得する送電線電圧取得手段と、
    上記送電線電圧取得手段で取得された電圧から感電事故のおそれがある最大離間距離を設定する最大離間距離設定手段と、
    上記工事位置特定手段で特定された工事位置から上記最も近い送電線までの距離を離間距離として求める離間距離算出部と、
    上記離間距離算出部で算出された離間距離が上記最大離間距離設定部で設定された最大離間距離以下であるときは感電事故のおそれがあると判定し、該離間距離が該最大離間距離より大きいときは感電事故のおそれがないと判定する感電事故可能性判定部とを有する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  9. 情報処理装置が、
    工事位置を特定するための住所情報を取得する住所情報取得ステップと、
    上記住所情報取得ステップで取得された住所情報に基づいて上記工事位置を特定する工事位置特定ステップと、
    上記工事位置特定ステップで特定された工事位置に対応した領域の送電設備データをデータベースから取り込む送電設備データ取り込みステップと、
    上記送電設備データ取り込みステップで取り込まれた送電設備データに基づいて、上記工事位置特定ステップで特定された工事位置が感電事故のおそれがあるか否かを判定する判定ステップとを備え、
    上記判定ステップは、
    上記工事位置特定ステップで特定された工事位置に最も近い送電線の電圧を取得する送電線電圧取得ステップと、
    上記送電線電圧取得ステップで取得された電圧から感電事故のおそれがある最大離間距離を設定する最大離間距離設定ステップと、
    上記工事位置特定ステップで特定された工事位置から上記最も近い送電線までの距離を離間距離として求める離間距離算出ステップと、
    上記離間距離算出ステップで算出された離間距離が上記最大離間距離設定ステップで設定された最大離間距離以下であるときは感電事故のおそれがあると判定し、該離間距離が該最大離間距離より大きいときは感電事故のおそれがないと判定する感電事故可能性判定ステップとを実行する
    ことを特徴とする情報処理方法。
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