JP4592880B2 - 立体視用画像生成装置、立体視映像表示装置、及び立体視用画像生成方法 - Google Patents
立体視用画像生成装置、立体視映像表示装置、及び立体視用画像生成方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、立体視用画像の生成方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、多眼レンチキュラ方式の立体視映像表示装置では、図2に示すような、、複数の異なる視点から見た画像(以下、原画像という。)2をサブピクセル毎に順番に割り振ることにより立体視用の画像(レンチキュラ板を通して、立体視映像として表示される画像)(以下、合成画像という。)を生成するサブピクセルインターリーバ(以下、インターリーバという。)が知られている。一般に、複数の異なる視点から見た画像は、それぞれ異なる画像となるが、図2においては、説明を簡明とするため、全ての視点から見た画像を同じものとしている。また、図2は、4眼レンチキュラ方式(以下、4眼式という。)の場合の原画像2を示しており、原画像2としては、4つの原画像(遠左原画像2−0、左原画像2−1、右原画像2−2、遠右原画像2−3)が含まれる。インターリーバは、これら4つの原画像から合成画像を生成する。また、4眼式の場合には、4ピクセルづつインターリーブし、それを繰り返すことにより、全体の合成画像を生成するが、この図2では、簡明のため原画像2として4ピクセルのみを示している。また、以下の説明においても、簡明のため4ピクセルのみを対象として説明する。
【0003】
従来、複数の原画像から、合成画像を生成する方法として、図8のように合成画像の各サブピクセル(以下、合成画像サブピクセルという。)に対応する各原画像のサブピクセルを選択し、その選択したサブピクセルの輝度を合成画像サブピクセルの輝度とする方法(以下、ダイレクトサンプリングという。)があった。図8は、遠右原画像2−3、右原画像2−2、左原画像2−1、遠左原画像2−0をダイレクトサンプリングする場合を示している。
【0004】
ダイレクトサンプリングについて、より具体的に説明すると、4つの合成画像ピクセルP0、P1、P2、P3に含まれる各合成画像サブピクセルr0、g0、b0、…、r3、g3、b3は、順番に遠右原画像2−3、右原画像2−2、左原画像2−1、遠左原画像2−0のサブピクセルの輝度に基づいて決まる。即ち、合成画像サブピクセルr0の輝度は、遠右原画像2−3から決まり、合成画像サブピクセルg0の輝度は、右原画像2−2から決まり、合成画像サブピクセルb0の輝度は、左原画像2−1から決まり、合成画像サブピクセルr1の輝度は、遠左原画像2−0から決まる。そして、合成画像サブピクセルg1の輝度は、再び遠右原画像2−3から決まる。
【0005】
合成画像サブピクセルr0は、最左合成画像ピクセル(合成画像ピクセルP0)のサブピクセルであるため、この合成画像サブピクセルr0に対して、遠右原画像2−3のピクセル(以下、遠右原画像ピクセルという。)の内、最左のピクセルP30のサブピクセルr30が選択される。同様に、合成画像サブピクセルg0に対して右原画像2−2のピクセル(以下、右原画像ピクセルという。)の内、最左のピクセルP20のサブピクセルg20が選択され、合成画像サブピクセルb0に対して、左原画像2−lのピクセル(以下、左原画像ピクセルという。)の内、最左のピクセルP10のサブピクセルb10が選択される。また、合成画像サブピクセルr1は、左から2番目の合成画像ピクセル(合成画像ピクセルP1)のサブピクセルであるため、この合成画像サブピクセルr1に対して、遠左原画像2−0のピクセル(以下、遠左原画像ピクセルという。)の内、左から2番目のピクセルP01のサブピクセルr01が選択される。
【0006】
そして、各合成画像サブピクセルの輝度を、選択された各原画像サブピクセルの輝度とすることにより、レンチキュラ板Lを通して、立体視映像として表示される合成画像を生成していた。このダイレクトサンプリングにより図2に示すような各原画像2−0、2−1、2−2、2−3をサンプリング及びインターリーブした合成画像は、図9に示すような映像となる。即ち、遠右の視点から見える映像3−3は、遠右原画像2−3のサブピクセルが選択されている合成画像サブピクセルr0、g1、b2がレンチキュラ板Lの各レンズによりレンズ幅(合成画像サブピクセル4つ分)に拡大されて表示される。合成画像サブピクセルr0の輝度は、遠右原画像サブピクセルr30の輝度となり、合成画像サブピクセルg1の輝度は、遠右原画像サブピクセルg31の輝度となり、合成画像サブピクセルb2の輝度は、遠右原画像サブピクセルb32の輝度となる。また、レンズ幅に拡大されたサブピクセルを見かけの表示セルという。
【0007】
同様に、右の視点から見える立体視映像3−2は、右原画像2−2のサブピクセルが選択されている合成画像サブピクセルg0、b1、r3がそれぞれレンズ幅に拡大されて表示され、左の視点から見える立体視映像3−1は、左原画像2−1のサブピクセルが選択されているb0、r2、g3がそれぞれレンズ幅に拡大されて表示される。そして、遠左の視点から見える立体視映像3−0は、遠左原画像2−0のサブピクセルが選択されているr1、g2、b3がそれぞれレンズ幅に拡大されて表示される。
【0008】
また、図10に示すように、見かけの表示セルの中心を標本点とし、標本点が位置する合成画像ピクセルに対応する原画像ピクセルからサブピクセルを選択する方法(以下、ポイントサンプリングという。)も用いられていた。
【0009】
図10は、ポイントサンプリングを説明する図である。図10に示すように、レンチキュラ板Lの各レンチキュラレンズL1、L2、L3の中心、即ち、見かけの表示セルの中心位置をそれぞれ標本点S1、S2、S3とする。そして、各見かけの表示セルの標本点が位置する合成画像ピクセルに対応する原画像ピクセルからサブピクセルを選択する。
【0010】
例えば、レンチキュラレンズL1の中心、即ち、標本点S1は、合成画像ピクセルP0に位置する。そのため、最左の見かけの表示セルに含まれる(立体視映像として表示される際にレンチキュラレンズL1により拡大される)合成画像サブピクセルr0、g0、b0、r1に対して、それぞれ合成画像ピクセルP0に対応する原画像ピクセルからサブピクセルを選択する。即ち、合成画像ピクセルP0は、最左合成画像ピクセルであるため、各原画像の最左原画像ピクセルP00、P10、P20、P30の各サブピクセルを選択する。
【0011】
従って、表示サブピクセルr0に対して遠右原画像サブピクセルr30が選択され、合成画像サブピクセルg0に対して右原画像サブピクセルg20が選択され、合成画像サブピクセルb0に対して左原画像サブピクセルb10が選択され、合成画像サブピクセルr1に対して遠左原画像サブピクセルr00が選択される。そして、各合成画像サブピクセルに対して選択された原画像サブピクセルの輝度を各表示サブピクセルの輝度とする。
【0012】
また、レンチキュラレンズL2の中心である標本点S2は、合成画像ピクセルP1と、合成画像ピクセルP2の間に位置するので、標本点S2の位置により合成画像ピクセルが決定されない。そのため、レンチキュラレンズL2により拡大される合成画像サブピクセルg1、b1、r2、g2に対しては、合成画像ピクセルP1及び合成画像ピクセルP2に対応する原画像ピクセルから選択する。即ち、一の合成画像サブピクセルに対して2つの原画像サブピクセルを選択する。そして、選択した2つの原画像サブピクセルの輝度の平均値を合成画像サブピクセルの輝度とする。例えば、合成画像サブピクセルg1に対しては、遠右原画像2−3のサブピクセルの内、g31とg32が選択され、この2つのサブピクセルの輝度の平均値を合成画像サブピクセルg1の輝度とする。
【0013】
また、レンチキュラレンズL3によって拡大される合成画像サブピクセルb2、r3、g3、b3については、標本点S3が最右合成画像ピクセルP3に位置するため、各原画像の最右原画像ピクセルP03、P13、P23、P33の各原画像サブピクセルを選択する。そして、選択した原画像サブピクセルの輝度を各合成画像サブピクセルの輝度とする。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図2に示すような、全ての視点に対する原画像が同一の白黒パターンが繰り返されている原画像2からダイレクトサンプリングによるサンプリング及びインターリーブによって合成画像を生成した場合には、各視点から見える立体視映像は、図9に示すような立体視映像(遠右立体視映像3−3、右立体視映像3−2、左立体視映像3−1、遠左立体視映像3−0)となる。図2に示すように、遠右原画像2−3は中央が暗くて両端が明るいが、図9に示す遠右立体視映像3−3は左端だけが明るく残りは暗くなっており、遠右原画像2−3と、輪郭情報が異なっている。同様に、遠左立体視映像3−0も遠左原画像2−0と輪郭情報が異なっている。このように原画像の輪郭情報が立体視映像において、再現されないといった問題があった。ここで、輪郭情報とは、各サブピクセルの輝度の値(明暗)で示される表示物体の輪郭(形)を意味する。遠右原画像2−3と遠右立体視映像3−3とは、明るい部分とくらい部分との形が原画像と異なっているため、輪郭情報が再現されていないこととなる。
【0015】
また、同様の理論によりダイレクトサンプリングによって生成される合成画像を表示した際の立体視映像全体の明るさが、原画像全体の明るさと異なってしまうといった問題があった。例えば、図2に示す各原画像では、原画像全体の半分のサブピクセルの輝度が“1”であり、残りの半分のサブピクセルの輝度が“0”である。即ち、原画像のサブピクセルの輝度を全て“1”とした場合(最も明るい場合)の半分の明るさである。しかし、図9に示した立体視映像においては、遠左立体視映像3−0及び遠右立体視映像3−3においては、立体視映像全体のサブピクセルの輝度を全て“1”とした場合の1/3の明るさとなり、左立体視映像3−1及び右立体視映像3−2においては、立体視映像のサブピクセルの輝度を全て“1”とした場合の2/3の明るさとなり、原画像全体の明るさと異なる。
【0016】
また、図2に示したような原画像からポイントサンプリングによるサンプリング及びインターリーブによって合成画像を生成した場合には、図11に示すような立体視映像が表示される。即ち、両端の原画像ピクセルの情報(原画像において白部分)は、それぞれレンチキュラレンズの幅に拡大されて表示されるが、中央の2ピクセル分の情報(原画像において黒部分)が1レンズ幅に縮小されて表示されることとなる。例えば、図2に示したような、中央の2ピクセルが黒(暗)で、両端のピクセルが白(明)といった原画像の場合には、立体視映像において黒(暗)部分が縮小されるため、原画像全体よりも立体視映像全体の方が明るくなってしまうといった問題があった。
【0017】
また、例えば、図2に示すような原画像において、白黒パターンが水平方向に移動する(白と黒との割合は変化せず、位置のみ変化する。即ち、原画像全体の明るさは変化しない。)動画を立体視映像として表示する場合に、原画像全体の明るさは変化しないのに、ポイントサンプリングにより生成・表示される立体視映像全体の明るさは変化してしまう(白と黒との位置が変わる度に、白部分が縮小されたり、黒部分が縮小されたりするため、立体視映像全体の明るさが原画像全体の明るさより明るくなったり暗くなったりする)ため、映像がちらつき、観察者に目の疲れや不快感を与えるといった問題があった。また、このような問題は視点数が増えるほど顕著であった。
【0018】
本発明の課題は、立体視映像全体の明るさに対する原画像全体の明るさの再現性をより向上させることである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の発明は、視点の異なる複数の原画像(例えば、図2に示す原画像2)の中から、立体視映像の各サブピクセル(例えば、図3に示す合成画像サブピクセルr0,g0,b0,・・・,r3,g3,b3)に対応するサブピクセル(例えば、図2に示す原画像サブピクセルr00,g00,b00,・・・,r33,g33,b33の内のいずれか)を選択し、選択したサブピクセルをインターリーブすることにより生成した立体視映像(実施の形態における合成画像)を多眼レンチキュラ方式の立体視映像表示装置(例えば、図1に示す表示部30)に出力するインターリーバ(例えば、図1に示すインターリーバ10)であって、表示セルを単位とし、かつ、該表示セルに含まれる、前記立体視映像のピクセル領域の割合に基づいて、前記立体視映像の各サブピクセルの輝度を設定するための輝度設定手段を備えるインターリーバである。
【0020】
第5の発明は、多眼式レンチキュラ方式の立体視映像表示装置に表示する立体視映像を生成する立体視映像生成方法であって、視点の異なる複数の原画像の中から、立体視映像の各サブピクセルに対応するサブピクセルを選択し、選択したサブピクセルをインターリーブする際に、当該サブピクセルそれぞれの輝度を、表示セルを単位とし、かつ、該表示セルに含まれる、前記立体視映像のピクセル領域の割合に基づいて、決定する立体視映像生成方法である。
【0021】
ここで、表示セルとは、レンチキュラ板の一のレンズにより拡大された立体視映像のサブピクセル(見かけの表示セル)を指す。即ち、表示セルの幅は、レンチキュラレンズの幅と等しくなる。
【0022】
第1または第5の発明によれば、表示セルに含まれる前記立体視映像のピクセル領域の割合に基づいて、立体視映像の各サブピクセルの輝度を設定するため、各表示セルに対応する原画像の各ピクセルの割合を立体視映像の各サブピクセルに反映できるため、立体視映像の明るさにおける原画像全体の明るさの再現性を向上させることができる。
【0023】
第2の発明は、視点の異なる複数の原画像の中から、立体視映像の各サブピクセルに対応するサブピクセルを選択し、選択したサブピクセルをインターリーブすることにより生成した立体視映像を多眼レンチキュラ方式の立体視映像表示装置に出力するインターリーバであって、前記立体視映像の各サブピクセルの輝度を、前記原画像それぞれのサブピクセルの輝度平均値として設定するための輝度設定手段を備えるインターリーバである。
【0024】
第6の発明は、多眼式レンチキュラ方式の立体視映像表示装置に表示する立体視映像を生成する立体視映像生成方法であって、視点の異なる複数の原画像の中から、立体視映像の各サブピクセルに対応するサブピクセルを選択し、選択したサブピクセルをインターリーブする際に、当該サブピクセルそれぞれの輝度を、前記原画像それぞれのサブピクセルの輝度平均値として決定する立体視映像生成方法である。
【0025】
第2または第6の発明によれば、立体視映像の各サブピクセルの輝度を原画像のそれぞれのサブピクセルの輝度平均値として設定するため、立体視映像のサブピクセルの輝度に原画像の全ピクセルの輝度を反映することができる。そのため、立体視映像全体の明るさを原画像全体の明るさに等しくすることができる。
【0026】
第3の発明は、多眼レンチキュラ方式の立体視映像表示装置に表示するための立体視映像を、視点の異なる複数の原画像に基づいて生成するインターリーバであって、任意に設定可能なサンプリング係数(例えば、図1に示す行列K)に基づいて、前記複数の原画像内の、前記立体視映像の各サブピクセルに対応するサブピクセルの選択および混合比率を決定するためのサンプリング方法決定手段を備えるインターリーバである。
【0027】
第7の発明は、多眼レンチキュラ方式の立体視映像表示装置に表示するための立体視映像を、視点の異なる複数の原画像に基づいて生成する立体視映像生成方法であって、前記原画像の中から、立体視映像の各サブピクセルに対応するサブピクセルを、任意に設定可能なサンプリング係数に基づいて選択し、選択したサブピクセルをインターリーブする際に、当該サブピクセルそれぞれの輝度を、前記サンプリング係数に基づいた混合比率に従って決定する立体視映像生成方法である。
【0028】
第3または第7の発明によれば、サンプリング係数を変更することにより、容易にサンプリング方法の変更ができるため、サンプリング方法の使い分けができ、画質の調整がより容易になる。例えば、明るさの再現性が重要な画像の場合には、より明るさの再現性の高いサンプリング方法によって、原画像から立体視映像を生成し、輪郭情報が重要となる画像の場合には、輪郭情報の再現性の高いサンプリング方法によって、原画像に基づく立体視映像を生成することができる。また、例えば、処理の速度が重要な場合には、より高速処理が可能なサンプリング方法により立体視映像の生成を行なうことができる。ここで、サンプリング方法とは、サンプリング(立体視映像の各サブピクセルに対応するサブピクセルの選択)及びインターリーブを含む方法を指す。
【0029】
第4の発明として、第1から第3のいずれかの発明のインターリーバを備える立体視映像表示装置を構成してもよい。
【0030】
この第4の発明によれば、原画像全体の明るさの再現性を向上させた立体視映像を生成・表示する立体視映像表示装置を提供できる。その結果、映像のちらつきを改善できる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明を適用したインターリーバを備えた立体視映像表示装置100の概略構成を示す図である。同図において、立体視映像表示装置100は、インターリーバ10と、表示部30とからなる。インターリーバ10は、外部から入力される行列Kに基づいて、原画像2をサンプリング及びインターリーブし、表示部30に表示する立体視映像の生成装置である。また、画像生成用プログラムを記憶したRAM、当該プログラムを実行することにより、立体視映像を生成するCPU等から構成される。また、専用の画像生成ICを用いた回路としてインターリーバ10を構成することとしても良い。
【0032】
表示部30は、液晶表示装置等からなりレンチキュラ板を備えた立体視ディスプレイである。表示部30は、インターリーバ10によりインターリーブされた合成画像を表示することにより、レンチキュラ板を介して立体視となる映像を表示する。
【0033】
また、図1は、4眼式の立体視映像表示装置100を示しており、原画像2として遠左原画像2−0、左原画像2−1、右原画像2−2、遠右原画像2−3の4つの原画像がインターリーバ10によりサンプリング及びインターリーブされる。図1において原画像2は、立体視映像表示装置100の外部から入力することとしたが、立体視映像表示装置100内に予め格納される、または立体視映像表示装置100内で生成されることとしても良い。具体的には、例えば、立体視映像表示装置100がゲーム装置であって、ゲーム画像をも生成・表示する場合が考えられる。
【0034】
行列Kは、詳細は後述するが、インターリーバ10がサンプリング及びインターリーブする際のサンプリング方法を決定する係数である。この行列Kも図1においては、原画像2と同様に、立体視映像表示装置100の外部から入力することとしたが、立体視映像表示装置100内に格納されていることとしても良い。
【0035】
図2は、原画像2の一例を示す図である。同図において、原画像2としての4つの(4つの視点における)原画像2−0、2−1、2−2、2−3は、全て同じ画像であり、4つのピクセルが左から白(r、g、bの値(輝度)が全て“1”)、黒(r、g、bの値が全て“0”)、黒、白となる画像とする。本明細書を通して各サブピクセル(r、g、b)の輝度は、最も明るい場合を“1”、最も暗い場合を“0”とする。
【0036】
図3は、本実施の形態におけるインターリーバ10によるサンプリング及びインターリーブの一例を示す図である。以下、この図3に示すサンプリング及びインターリーブの方法をエリアサンプリングという。図3(a)は、レンチキュラ板Lの各レンチキュラレンズの幅に従った領域で合成画像を区切り、当該領域に含まれる合成画像ピクセルの割合を示す図である。例えば、レンチキュラレンズL1により区切られる合成画像サブピクセル(合成画像サブピクセルr0、g0、b0、r1)は、合成画像ピクセルP0に属するものが3つ(合成画像サブピクセルr0、g0、b0)と、合成画像ピクセルP1に属するものが1つ(合成画像サブピクセルr1)である。
【0037】
そのため、図3(b)に示すように、レンチキュラレンズL1により区切られる領域の合成画像サブピクセルr0、g0、b0、r1に対しては、それぞれ、合成画像ピクセルP0の位置に対応する原画像のピクセルP30、P20、P10、P00のサブピクセルの輝度を3/4倍したものと、合成画像ピクセルP1に対応する原画像ピクセルP31、P21、P11、P01のサブピクセルの輝度を1/4倍したものとを足した値を設定する。
【0038】
例えば、合成画像サブピクセルr0の輝度は、遠右原画像サブピクセルr30の輝度を3/4倍した輝度と、遠右原画像サブピクセルr31の輝度を1/4倍したものとを足した値に設定される。
【0039】
また、図3(a)に示すように、レンチキュラレンズL2により区切られる領域の合成画像サブピクセル(合成画像サブピクセルg1、b1、r2、g2)は、合成画像ピクセルP1に属するものが2つ(合成画像サブピクセルg1、b1)と、合成画像ピクセルP2に属するものが2つ(合成画像サブピクセルr2、g2)である。
【0040】
そのため、図3(b)に示すように、レンチキュラレンズL2により区切られる領域の合成画像サブピクセルg1、b1、r2、g2に対しては、それぞれ、合成画像ピクセルP1の位置に対応する原画像ピクセルP31、P21、P11、P01のサブピクセルの輝度を2/4(=1/2)倍したものと、合成画像ピクセルP2に対応する原画像ピクセルP32、P22、P12、P02のサブピクセルの輝度を2/4(=1/2)倍したものとを足した値を設定する。
【0041】
例えば、合成画像サブピクセルg1の輝度は、遠右原画像サブピクセルg31の輝度を1/2倍した輝度と、遠右原画像サブピクセルg32の輝度を1/2倍したものとを足した値に設定される。
【0042】
同様にレンチキュラレンズL3により区切られる領域の合成画像サブピクセルに対しては、合成画像ピクセルP2の位置に対応する原画像ピクセルP32、P22、P12、P02のサブピクセルの輝度を1/4倍したものと、合成画像ピクセルP3の位置に対応する原画像ピクセルP33、P23、P13、P03のサブピクセルの輝度を3/4倍したものとを足した値に設定される。
【0043】
図4は、図2に示すような原画像、即ち、白、黒、黒、白パターンで、全ての視点における原画像が同一である場合に、インターリーバ10により、エリアサンプリングで生成される各視点の立体視映像を示す図である。図2に示したように原画像の画像全体の明るさは、画像全体が白(最も明るい)である場合の半分の明るさである。また、図4に示したエリアサンプリングで生成される立体視映像全体の明るさも立体視映像全体が白である場合の半分の明るさとなる。
【0044】
即ち、エリアサンプリングにより立体視映像を生成する場合に、図2に示した原画像のように、各ピクセル中のサブピクセル(r,g,b)の輝度が同じ場合には、原画像の画像全体の明るさがインターリーバ10により生成される合成画像による立体視映像全体の明るさとして再現することができる。
【0045】
次に、各原画像のサブピクセルの値(輝度)とインターリーブ後の各サブピクセルの値との関係について説明する。ここでは、4眼式(即ち、視点数4)の場合に限らず、視点数をn(nは、3の倍数以外の自然数)とした場合について説明する。数式(1)は、各原画像のサブピクセル値とインターリーブ後の各サブピクセル値sIjとの関係を示す式である。
【0046】
【数1】
【0047】
ここで、(sI0,sI1,sI2,・・・,sI3n-1)=(r0,g0,b0,・・・,rn-1,gn-1,bn-1)である。また、v=(n−1−(j mod n)、c=j mod 3、j=0,1,2,・・・,3n−1である。ここでmodとは、剰余を示す演算子である。
【0048】
vは、各視点の原画像に対応する番号を示す(例えば、4眼式の場合には、v=3、2、1、0)。また、cは、原画像のr、g、bを示す。(例えば、rの場合c=0、gの場合c=1、bの場合c=2となる。)。
【0049】
jは、合成画像サブピクセルの番号を示す。例えば、n眼式の場合には、ピクセル数がnである(nピクセルづつサンプリング及びインターリーブを行なう)。また、1ピクセルに3サブピクセルが含まれるので、合成画像サブピクセルの数は、3nとなる。そのため、jの取る値は、“0”から“3n−1”となる。
【0050】
また、iは、ピクセル番号を示す(例えば、n眼式の場合には、nピクセルづつサンプリング及びインターリーブを行なうためiの取る値は“0”から“n−1”となる。)。
【0051】
即ち、sv,3i+cは、サンプリング前の各原画像の各サブピクセルを示す。kj,iは、各サブピクセル値を混合する比率を示し、全てのj(=0,1,2,・・・,3n−1)について、数式(2)が成り立つ。
【0052】
【数2】
【0053】
また、ベクトルkj=(kj,0,kj,1,・・・,kj,n-1)、ベクトルsj=(sv,c,sv,3+c,・・・,sv,3(n-1)+c)とすると、数式(1)は、数式(3)のように表される。
【0054】
sIj=kj・sj (3)
(j=0,1,・・・,3n−1)
【0055】
また、各jの値に対するベクトルkjを行列Kで表すと、行列Kは、数式(4)となる。
【0056】
【数3】
【0057】
例えば、4眼式において、エリアサンプリングを行なう場合には、行列Kは、数式(5)で表される。
【0058】
【数4】
【0059】
このように、サンプリング、及びインターリーブを数式(1)に従って行なうこととすると、行列K、即ち、数式(1)のkj,iを変えることによりサンプリング方法を変更することができる。
【0060】
例えば、数式(6)は、4眼式において、ダイレクトサンプリングを行なう際の行列Kを示す数式である。
【0061】
【数5】
【0062】
また、数式(7)は、4眼式において、ポイントサンプリングを行なう際の行列Kを示す数式である。
【0063】
【数6】
【0064】
なお、上述した3つのサンプリング以外にも、例えば、数式(8)に示すような行列Kを用いてサンプリング及びインターリーブを行なっても良い。
【0065】
【数7】
【0066】
図5は、数式(8)に示した行列Kを用いた場合の4眼式におけるサンプリング(以下、全平均化サンプリングという。)を説明する図である。同図に示すように、各合成画像サブピクセルに対して、対応する原画像(例えば、合成画像ピクセルがr0の場合には、遠右原画像2−3)の全ピクセルの対応するサブピクセル(例えば、合成画像サブピクセルがr0の場合には、遠右原画像2−3のrのサブピクセル(r30、r31、r32、r33))の平均値を設定する。
【0067】
例えば、図2に示した原画像を全平均化サンプリングし、インターリーブすると、図6に示すような立体映像となる。即ち、インターリーバ10により生成される立体映像の輪郭情報は、原画像と異なるが、原画像の画像全体の明るさがインターリーバ10により生成される合成画像による立体視映像全体の明るさとして再現することができる。
【0068】
このように、行列Kを、(例えば、4眼式の場合には、数式(5)〜(8)のように)変更する、即ち、数式(1)のkj,iを変更することによりサンプリング方法を変更することができる。
【0069】
例えば、輪郭情報がより重要な画像の場合にはポイントサンプリング、色の情報及び画像全体の明るさの情報がより重要な場合には全平均化サンプリング、輪郭情報及び画像全体の明るさの情報がともに重要な場合にはエリアサンプリング、といったように、サンプリングを使い分けることにより画質の調整が可能となる。即ち生成される立体視映像をより高画質なものとすることができる。
【0070】
また、例えば、画質よりも処理の高速化を優先する場合には、ダイレクトサンプリングを用いるといった使い分けもできる。
【0071】
次に、本実施の形態におけるサンプリング及びインターリーブに係る動作を図7に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、図7に示す動作は、静止画(動画においては1フレームの画像)の合成画像生成処理に係る動作について示すものである。
【0072】
まず、インターリーバ10は、サンプリング方法を決定する、即ち、行列Kを決定する(ステップS1)。次いで、各視点の原画像からn(4眼式の場合には、n=4)ピクセルを取得し(ステップS2)、ステップS1において決定した行列Kに基づいて、数式(1)に従って、サンプリング及びインターリーブを行なう(ステップS3)。
【0073】
そして、原画像の全ピクセルについて、終了したか否かを判別し(ステップS4)、終了していない場合には、ステップS2に戻り、次のnピクセルを取得してステップS3〜ステップS4の処理を繰り返す。そして、全ピクセルについてインターリーブが終了した場合には、インターリーブ後の合成画像ピクセルの輝度に従って合成画像を表示して(ステップS5)、処理を終了する。
【0074】
なお、ステップS2〜ステップS5の処理を繰り返し、各フレームの合成画像を順次生成・表示することにより、動画に対する立体視映像の生成・表示も可能である。
【0075】
以上のように、本発明によれば、エリアサンプリングにより、原画像全体の明るさの立体視映像における再現性をより向上させることができる。そのため、例えば、図2に示したような白黒パターンの画像が水平方向に移動するような動画を立体視映像として表示する場合に生じる画面のちらつき(画面の明るさの変化)をより少なくすることができる。
【0076】
また、行列Kを変更することにより、サンプリングを変更することができるため、画像に応じてサンプリングを容易に変更でき、より高画質な立体視映像の表示を実現できる。
【0077】
なお、本発明は、上記実施の形態で説明したものに限らず、種々の変形実施が可能である。例えば、上記実施の形態においては、原画像を、図2に示したように、白、黒、黒、白パターンで、全視点に対する原画像が等しいこととしたが、原画像としては、どのような画像であっても良く、また、各視点に対する画像が、それぞれ異なることとしても良い。
【0078】
例えば、原画像の各ピクセルにおいて、r、g、bの値が異なる場合には、エリアサンプリングで合成画像を生成すると、原画像全体の明るさと、立体視映像全体の明るさとが異なる場合も有り得る。しかし、各レンチキュラレンズで区切られる領域に含まれる合成画像ピクセルの割合に基づいて、合成画像サブピクセルの輝度を設定するため、領域内に含まれる合成画像ピクセルをそれぞれ反映させることができる。従って、従来のポイントサンプリングやダイレクトサンプリングよりは、立体視映像の明るさに原画像の明るさを反映させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における立体視映像表示装置の概略構成を示す図である。
【図2】原画像の一例を示す図である。
【図3】エリアサンプリングの原理を説明する図である。
【図4】エリアサンプリングにより画像を合成した際に表示される立体視映像の一例を示す図である。
【図5】全平均化サンプリングの原理を説明する図である。
【図6】全平均化サンプリングにより画像を合成した際に表示される立体視映像の一例を示す図である。
【図7】本実施の形態におけるサンプリング及びインターリーブに係る動作の一例を示すフローチャートである。
【図8】ダイレクトサンプリングの原理を説明する図である。
【図9】ダイレクトサンプリングにより画像を合成した際に表示される立体視映像の一例を示す図である。
【図10】ポイントサンプリングの原理を説明する図である。
【図11】ポイントサンプリングにより画像を合成した際に表示される立体視映像の一例を示す図である。
【符号の説明】
2 原画像
100 立体視映像表示装置
10 インターリーバ
11 表示部
Claims (4)
- 視点の異なる複数の原画像の中から、立体視映像として表示される合成画像を構成する合成画像サブピクセルそれぞれに対応する原画像サブピクセルをインターリーブすることにより前記合成画像を生成する立体視用画像生成装置であって、
前記合成画像サブピクセルそれぞれの輝度を、前記原画像それぞれの原画像サブピクセルの輝度平均値として設定するための輝度設定手段を備える立体視用画像生成装置。 - 前記視点の異なる前記複数の原画像を生成する原画像生成手段を更に備えた請求項1に記載の立体視用画像生成装置。
- 請求項1又は2に記載の立体視用画像生成装置を備える多眼レンチキュラ方式の立体視映像表示装置。
- 視点の異なる複数の原画像の中から、立体視映像として表示される合成画像を構成する合成画像サブピクセルそれぞれに対応する原画像サブピクセルをインターリーブすることにより前記合成画像を生成する立体視用画像生成方法であって、
前記合成画像サブピクセルそれぞれの輝度を、前記原画像それぞれの原画像サブピクセルの輝度平均値として設定することを含む立体視用画像生成方法。
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