JP4590944B2 - 波長多重伝送システム及び光送信装置並びに波長多重伝送方法 - Google Patents

波長多重伝送システム及び光送信装置並びに波長多重伝送方法 Download PDF

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本発明は、波長多重伝送装置に関し、とくに初期導入波長数が少ない有中継システムにおいて、挿入される疑似光源に連続スペクトルの波源を用い、かつ増設波長数に応じて疑似光帯域幅可変可能な挿入方法を具備した波長多重伝送システム及び光送信装置並びに波長多重伝送方法に関する。
波長多重伝送システムでは、導入初期から収容可能な波長多重数全てを稼働して運用する訳ではなく、初期導入波長数は少なくても、将来信号波長の増設を考慮して、主信号に疑似光を合波して波長多重光を送信している。図14に特許文献1に記載の波長多重伝送装置の波長多重部の構成を簡略化して示す。波長多重伝送装置から送信された波長多重光は、光増幅中継器によって中継増幅されて伝送される。光増幅器は利得の飽和特性を有している。光増幅器の飽和特性とは図15に示すように、光増幅器の入力パワーが変化すると利得が変化してしまう特性である。多くの場合波長多重伝送装置は、疑似光の波長数を最大増設波長数に対して約半分程度を搭載している。初期導入波長が少ない場合、光増幅中継器のもつ利得の飽和特性を考慮して、合成パワーが最大増設時のトータルパワーと一致するように、多数の擬似光の波長数を導入しなければならない。または、挿入する擬似光の波長数が少ない場合には、合成パワーが最大増設時のトータルパワーと同等のパワーが得られるような擬似光のパワーを増強する必要がある。擬似光の波源には半導体レーザ(LD)のように離散的なスペクトルを有する擬似光源が使われている。
特開2003−224541号公報(第4−6頁、図1)
離散的スペクトルの波源であるLD光を擬似光に用いた場合、信号光の波長数と同数の擬似光を挿入しようとするとその数は膨大となり初期コストが上昇し、占有フロア面積が増大するという問題がある。
一方で擬似光数を減らすために、波長数を半分に削減すると各擬似光の出力パワーを2倍、波長数を1/4にすると出力4倍と増大させる必要があり、波長数と所要光出力とはトレードオフの関係がある。疑似光数の削減には、擬似光の出力パワー、信頼性の点から限度がある。また、擬似光を削減する場合には、光増幅器の利得波長特性を考慮してスペクトル上での最適な擬似光配置を必要とする。このため複数回に渡る波長増設を行う場合には、疑似光の波長の設定が非常に煩雑になるという問題もある。
本発明は、波長多重伝送装置におけるこのような課題に鑑みて成されたものであって、その目的とするところは、波長多重伝送装置において、初期導入波長が少ない有中継システムの場合に、擬似光を連続的なスペクトルを有する光源とすることによって、離散的なスペクトルの擬似光導入に比べ低コストで低床面積、かつ増設波長に応じて可変可能な擬似光挿入方式を備えた波長多重伝送システム及び光送信装置並びに波長多重伝送方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために本発明の波長多重伝送システムは、光送信装置と光増幅中継装置と光受信装置を備える波長多重伝送システムであって、光送信装置は、複数の異なる波長の波長多重信号光に、複数の波長多重信号光が位置する波長帯域の両側波帯において連続したスペクトル分布を有する疑似光を合波して送出することを特徴とする。
また、本発明の波長多重伝送システムは、光送信装置と光増幅中継装置と光受信装置を備える波長多重伝送システムであって、光送信装置は、複数の異なる波長の波長多重信号光に、複数の波長多重信号光が位置する波長帯域の両側波帯において連続したスペクトル分布を有する疑似光を合波して送出し、両側波帯の帯域幅は、波長多重信号光の波長数に応じて可変されることを特徴とする。
複数の信号光と疑似光との合成出力は、信号光の波長数が変化しても所定の一定レベルにあってもよい。
疑似光は、信号無入力時の光増幅器の出力である増幅された自然放出光(ASE)であってもよい。
疑似光は、異なるスペクトル領域を有する2つの疑似光を合波して生成されてもよい。
疑似光は、ASE光源出力を波長フィルタリングすることによって生成されてもよい。
異なるスペクトル領域を有する2つの疑似光は、1つのASE光源とASE光源出力を異なる波長帯域でフィルタリングする2つの波長フィルタによって生成されてもよい。
異なるスペクトル領域を有する2つの疑似光は、異なる波長帯域を有する2つのASE光源と2つのASE光源出力のそれぞれを異なる波長帯域をフィルタリングする2つの波長フィルタによって生成されてもよい。
2つの波長フィルタは、カットオフ波長の異なる低域通過フィルタと高域通過フィルタであてもよい。
2つの波長フィルタは、厚さと反射率の異なる複数のエタロンによって構成されてもよい。
異なるスペクトル領域を有する2つの疑似光は、ASE光源とASE光源出力をフィルタリングする帯域阻止フィルタによって生成されてもよい。
異なるスペクトル領域を有する2つの疑似光は、3つの入出力端子を有し、第1の端子の入力光を第2の端子に出力し、第2の端子への入力光を第3の端子に出力する光サーキュレータと、第1の端子に接続されたASE光源と、第2の端子に接続された帯域通過フィルタによって生成されてもよい。
また、本発明の光送信装置は、光送信装置と光増幅中継装置と光受信装置を備える波長多重伝送システムにおける光送信装置であって、複数の異なる波長の波長多重信号光に、複数の波長多重信号光が位置する波長帯域の両側波帯において連続したスペクトル分布を有する疑似光を合波して送出することを特徴とする。
また、本発明の光送信装置は、光送信装置と光増幅中継装置と光受信装置を備える波長多重伝送システムにおける光送信装置であって、複数の異なる波長の波長多重信号光に、複数の波長多重信号光が位置する波長帯域の両側波帯において連続したスペクトル分布を有する疑似光を合波して送出し、両側波帯の帯域幅は、波長多重信号光の波長数に応じて可変されることを特徴とする。
複数の信号光と疑似光との合成出力は、信号光の波長数が変化しても所定の一定レベルにあってもよい。
疑似光は、信号無入力時の光増幅器の出力である増幅された自然放出光(ASE)であってもよい。
疑似光は、異なるスペクトル領域を有する2つの疑似光を合波して生成されてもよい。
疑似光は、ASE光源出力を波長フィルタリングすることによって生成されてもよい。
異なるスペクトル領域を有する2つの疑似光は、1つのASE光源とASE光源出力を異なる波長帯域でフィルタリングする2つの波長フィルタによって生成されてもよい。
異なるスペクトル領域を有する2つの疑似光は、異なる波長帯域を有する2つのASE光源と2つのASE光源出力のそれぞれを異なる波長帯域をフィルタリングする2つの波長フィルタによって生成されてもよい。
2つの波長フィルタは、カットオフ波長の異なる低域通過フィルタと高域通過フィルタであってもよい。
2つの波長フィルタは、厚さと反射率の異なる複数のエタロンによって構成されてもよい。
異なるスペクトル領域を有する2つの疑似光は、ASE光源とASE光源出力をフィルタリングする帯域阻止フィルタによって生成されてもよい。
異なるスペクトル領域を有する2つの疑似光は、3つの入出力端子を有し、第1の端子の入力光を第2の端子に出力し、第2の端子への入力光を第3の端子に出力する光サーキュレータと、第1の端子に接続されたASE光源と、第2の端子に接続された帯域通過フィルタによって生成されてもよい。
また本発明の波長多重伝送方法は、光送信装置と光増幅中継装置と光受信装置を備える光伝送システムにおける波長多重伝送方法であって、光送信装置は、複数の異なる波長の波長多重信号光に、複数の波長多重信号光が位置する波長帯域の両側波帯において連続したスペクトル分布を有する疑似光を合波して送出することを特徴とする。
また本発明の波長多重伝送方法は、光送信装置と光増幅中継装置と光受信装置を備える光伝送システムにおける波長多重伝送方法であって、光送信装置は、複数の異なる波長の波長多重信号光に、複数の波長多重信号光が位置する波長帯域の両側波帯において連続したスペクトル分布を有する疑似光を合波して送出し、両側波帯の帯域幅は、波長多重信号光の波長数に応じて可変されることを特徴とする。
複数の信号光と疑似光との合成出力は、信号光の波長数が変化しても所定の一定レベルにあってもよい。
疑似光は、信号無入力時の光増幅器の出力である増幅された自然放出光(ASE)であってもよい。
疑似光は、異なるスペクトル領域を有する2つの疑似光を合波して生成されてもよい。
疑似光は、ASE光源出力を波長フィルタリングすることによって生成されてもよい。
異なるスペクトル領域を有する2つの疑似光は、1つのASE光源とASE光源出力を異なる波長帯域でフィルタリングする2つの波長フィルタによって生成されてもよい。
異なるスペクトル領域を有する2つの疑似光は、異なる波長帯域を有する2つのASE光源と2つのASE光源出力のそれぞれを異なる波長帯域をフィルタリングする2つの波長フィルタによって生成されてもよい。
2つの波長フィルタは、カットオフ波長の異なる低域通過フィルタと高域通過フィルタであてもよい。
2つの波長フィルタは、厚さと反射率の異なる複数のエタロンによって構成されてもよい。
異なるスペクトル領域を有する2つの疑似光は、ASE光源とASE光源出力をフィルタリングする帯域阻止フィルタによって生成されてもよい。
異なるスペクトル領域を有する2つの疑似光は、3つの入出力端子を有し、第1の端子の入力光を第2の端子に出力し、第2の端子への入力光を第3の端子に出力する光サーキュレータと、第1の端子に接続されたASE光源と、第2の端子に接続された帯域通過フィルタによって生成されてもよい。
本発明は、光送信装置が、複数の異なる波長の波長多重信号光に、複数の波長多重信号光が位置する波長帯域の両側波帯において連続したスペクトル分布を有する疑似光を合波して送出する。このため、初期導入波長が少ない有中継システムの場合に、擬似光を連続的なスペクトルを有する光源とすることによって、離散的なスペクトルの擬似光導入に比べ低コストで低床面積の波長多重伝送システム及び光送信装置並びに波長多重伝送方法を提供する。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の波長多重伝送装置の第1の実施形態の構成を示す。
波長多重伝送装置は、主信号OS(Optical Sender)系20と、擬似光を生成する擬似光系30と、主信号と擬似光を合波するカプラ8と、カプラ8出力を所要の出力に増幅して伝送路へ送信する光増幅器9で構成される。
主信号系20は、初期導入に必要な数の信号光を生成する主信号生成部1と、主信号を合波する合波器2(MUX)からなる。
擬似光系30は、広帯域に渡って連続的なスペクトルをもつ擬似光を発生すASE光源3(ASE:Amplified Spontaneous Emission、増幅された自然放出光)と、ASE光を2分岐するカプラ4と、可変波長フィルタ5と、可変波長フィルタ6と、カプラ7からなる。
可変波長フィルタ5は、分岐された一方のASE光の長波長側をカットするLPF(Low Pass Filter)動作をし、カットオフ波長が可変可能である。また、可変波長フィルタ6は、分岐された他方のASE光の短波長側をカットするHPF(High Pass Filter)動作をし、やはりカットオフ波長が可変できる。カプラ7は、2つの可変波長フィルタ透過光を合波する。カプラ7で合波された擬似光は、主信号の帯域に対応する帯域のASE光成分がカットされたスペクトル分布をもっている。
可変波長フィルタは、様々な光デバイスを用いて実現される。一例として、エタロンフィルタを複数個用いた場合の実施例を図2、3に示す。
エタロンフィルタは、表面に反射膜をもつ平行平板である。平板内の厚さ方向で起こる光の繰り返し反射干渉によって、光の透過または遮断の波長特性に周期性が現れる。周期間隔は、平板が厚いほど短い。また光の遮断の強さは表面の反射率が高いほど強い。エタロンフィルタへの光の入射角度を変化させると光路長が変わるため、透過波長及び周期間隔を変化させることができる。
図2に示すようにエタロンフィルタを複数カスケード接続することによって、所望のフィルタ特性を得ることができる。表面反射率と厚さの異なる4つのエタロンフィルタを用いてHPFを作成した場合の実施例を図3に示す。図3(A)に示すように、エタロンの厚さは、3、2、4、1の順で厚くなっている。また、表面反射率は、1、4、3、2の順で高くなっている。4つのエタロンの厚さを選んで透過波長を適切に設定し、個々のエタロンへの光入射角度を微調すると、図3(B)に示すような1553nm付近に変化点(カットオフ波長)をもつ短波長カットのHPF特性が得られる。各エタロンの入射角度を所望のHPFが得られる角度で固定し、4つのエタロン全体を動かして入射光に対する角度を微調すると、HPF特性を保ったままカットオフ波長を可変することができる。
LPFもHPFと同様に作製し調整することができる。
図1を参照して本実施形態の動作について説明する。疑似光系30において、広帯域なASE光源(AMP1)3よりASEを発生させ、分岐カプラ(CPL1)4を通してASE光を2分する。分岐された一方は長波長側をカットするLPF(Low Pass Filter)動作の可変波長フィルタ5を通過し、他方は短波長側をカットするHPF(High Pass Filter)動作の可変波長フィルタ6を通過する。これらの可変波長フィルタは、波長多重伝送装置100に初期導入される主信号1が位置する波長帯域のASE成分をカットする。合波カプラ(CPL2)7により短波長側と長波長側の2つの擬似光が合波される。
一方、主信号系20では初期導入に必要な数の主信号OSが、合波器(MUX)2により合波される。主信号と擬似光は合波器(CPL3)8により合波され、光増幅器(AMP2)9により所要の光出力に増幅して伝送路に送信される。
主信号の増設毎に擬似光の帯域を変化させる過程を図4に示す。図4のように波長増設の度(図4(B)、(C))に、可変波長フィルタ5、6のカットオフ波長を可変し、2つの可変波長フィルタによる阻止域を広げ、広げられた阻止域に増設された主信号を合波する。
図4(A)では、信号光はASE帯域の中心位置に初期導入する場合を示している。本発明の可変波長フィルタは、カットオフ波長を可変できるため、図4(D)や(E)に示すように、ASE帯域内での信号光の合波波長位置は、自在に定めることも可能である。
なお、可変波長フィルタ5、6によるASE疑似光パワーの減衰や、主信号光パワーとのバランスを調整するために以下のように構成してもよい。すなわち、図5に示すように主信号と擬似光とをカプラ8によって合波する前に、出力パワーレベルを調節する光増幅器10と光減衰器11(ATT:Attenuator)を、主信号系、擬似光系のどちらか一方または両方に備える。この構成によって、主信号と疑似光の合成パワーは、図4に示した主信号増設の度に、常に所定のレベルに保つことができ、光増幅中継器への入力パワーを一定化することができる。
上記本発明の第1の実施形態の構成によって、初期導入波長が少ない有中継波長多重伝送システムの場合に、光増幅中継器への入射光パワーは拡張時の導入主信号波長数に拘わらず常に一定とすることができる。このため光増幅中継器からは、常に一定の光出力を得ることができる。
また、増設波長数に応じて挿入波長幅可変可能な擬似光挿入方式であるため、入力波長数の多寡によって起こる光増幅中継器出力の波長特性の変動を避けることができる。
また、擬似光に連続的なスペクトルを有する光源を用いているため、離散的なスペクトルの擬似光を導入した場合に比べ低コストで低床面積の波長多重伝送装置が得られる。
[第2の実施形態]
図6は、広帯域ASE光源を短波長側ASE光源、長波長側ASE光源と分けた本発明の第2の実施形態である。ASE光源を分けることにより、ASE光源の作製は容易となる。また用いる可変波長フィルタについてもASE光源の利得帯域にない波長帯域の透過特性を考慮する必要がなくなり、可変波長フィルタのデバイス構成や設計が簡便となり、製作が容易となる。
[フィルタ、疑似光系の他の実施例]
[実施例1]
LPF動作やHPF動作の可変波長フィルタは、複数のエタロンフィルタで構成する第1の実施形態で採った方法以外に、透明基板上に高屈折率/低屈折率の誘電体を交互に積層した誘電体多層膜フィルタで構成してもよい。用いる誘電体は、低屈折率膜にSiO等、高屈折率膜にTiO等を利用できる。誘電体多層膜フィルタの場合には単板の構成でLPF特性やHPF特性を得ることができる。
カットオフ波長の可変は、エタロンフィルタの場合と同様、光の入射角を変化させることによって行うことができる。
[実施例2]
図7に、可変波長フィルタの他の実施例としてノッチフィルタ40を用いて疑似光系30を構成した例を示す。ノッチフィルタは図8に示すように、通過する帯域内の挿入損失は小さく、変化点(カットオフ波長)の特性がシャープであることが特徴的である。ノッチフィルタとして、単一素線の光ファイバに複数のピッチの格子を形成した、ファイバブラッグ格子(FBG)を用いることができる。図7では、ノッチフィルタ30の透過を阻止された疑似光成分が、ASE光源に逆流するのを防ぐため、ASE光源とノッチフィルタの間に光アイソレータ50を設けている。
阻止域幅を可変する場合は、ノッチフィルタを交換するか、FBGの温度調節または弾性的な伸縮により行うことができる。
この実施例の疑似光系は、ASE光を分岐し再び合波する第1の実施形態の疑似光系より分岐/合波の光回路を構成する必要がなく、より簡便な構成となっている。
また、ノッチフィルタと3端子構成の光サーキュレータと組み合わすことによって、主信号光に疑似光が合波された伝送光から主信号光のみを抽出するフィルタを構成することができる。このフィルタは、分波器(DEMUX)と組み合わせて、受信側の端局装置に用いることができる。受信には、分波器(DEMUX)のみ備えれば主信号の受光は可能であるが、分波器(DEMUX)の前にノッチフィルタと光サーキュレータとを組み合わせた光回路を設けることによって、分波器におけるASE光成分の受光器への回り込みを防ぐことができ、より、S/Nの高い主信号の受信が可能となる。
[実施例3]
誘電体多層膜フィルタは、単板のみの構成によって、帯域通過フィルタ特性を得ることができる。または、LPFとHPFとを組み合わせて帯域通過フィルタを構成することもできる。通過帯域内の波長の光はフィルタを透過し、通過域の外側の波長の光は反射する。この特性を用いることによって、図9に示すように、光サーキュレータ60と帯域通過誘電体多層膜フィルタ70とを組み合わせて、ASE光から中心付近のスペクトル成分を除去する疑似光系を構成することができる。
また、光アイソレータと組み合わせて、ASE光を除去して主信号光を一括して抽出するフィルタを構成することも可能である。この構成とDEMUXと組み合わせて、受信側の端局装置に用いることができる。
可変する場合は、通過域幅の異なる誘電体多層膜フィルタを交換する。
[実施例4]
ASE光を所望の帯域幅だけ透過を阻止する可変波長フィルタの他の構成法として以下の方法も可能である。プリズムや反射型回折格子やAWG(Arrayed Waveguide Grating)等の分光素子(WDMカプラ)と、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術をベースとした反射型の可変減衰器アレイや、ポリマー分散型液晶を使った透過型の可変減衰器アレイ等と、アレイ素子出射光を合波する合波素子(WDMカプラ)とを組み合わす方法も有効である。
図10に、ASE光源3と、WDMカプラ80と、透過型光減衰器アレイ90とから構成される疑似光系の構成例を示す。反射型光減衰器アレイを用いた場合も同様に構成できる。
[実施例5]
第1、第2の実施形態では、信号光を初期導入や増設する場合に、図4に示すように、一カ所の波長帯域に集中させる場合を示したが、この形態に限定されるものではない。信号光が位置する波長帯域をウィンドウと称することとすれば、例えば図11(A)、(B)に示すようにウィンドウを2カ所、または3カ所に分散させてもよい。
このような波長分布構造をもったASE光を生成するための、疑似光系30の構成例を以下に述べる。
カットオフ波長可変のLPFとHPFを用いる第1の実施形態(図1、図5)及び第2の実施形態(図6)の光学系では、ASE光を分岐または合波するカプラを増設し、その間にLPF及びHPFを挿入する。そして対となるLPFとHPFのカットオフ波長をそれぞれ調節して複数のウィンドウを増設する。
図7のノッチフィルタを用いた疑似光系では、図12に示すように、阻止域の異なるノッチフィルタ40−1、40−2を従属に接続して用いることによって実現できる。
また、図10の帯域通過誘電体多層膜フィルタ70と光サーキュレータ60を用いた疑似光系では、図13に示すように、ノッチフィルタ40−3を追加して構成することによって実現できる。
図12及び図13の疑似光系では、ノッチフィルタを阻止域の異なるものに置き換えることによって出力ASE光の波長分布構造を可変する。
なお、上記の実施形態の説明では、波長多重伝送装置のうち送信装置を中心にして説明してきた。波長多重信号の多重化は送信装置だけではなく、一部の中継ノードにおいても行っている。光分離挿入装置(OADM:Optical Add-Drop Multiplexer)は、一部の波長を分離して終端し、自装置が送信する別なる信号をスルーの信号光に多重化して送信しており、波長多重信号光の再構成を行っている。このような装置においても本発明は有効である
本発明の光波長多重伝送装置の第1の実施形態の構成図である。 本発明の光波長多重伝送装置が備える可変波長フィルタの第1の実施例の構成ブロック図である。 本発明の光波長多重伝送装置が備える可変波長フィルタの第1の実施例の波長透過特性を示す図である。 本発明の光波長多重伝送装置における主信号増設によるASE光の変化を示す図である。 本発明の光波長多重伝送装置の第1の実施形態に光増幅器と光減衰器を追加した構成を示す図である。 本発明の光波長多重伝送装置の第2の実施形態の構成図である。 本発明の可変波長フィルタの第2の実施例を用いた疑似光系の構成ブロック図である。 本発明の可変波長フィルタの第2の実施例の波長透過特性を示す図である。 本発明の波長フィルタの第3の実施例を用いた疑似光系の構成ブロック図である。 本発明の波長フィルタの第4の実施例を用いた疑似光系の構成ブロック図である。 本発明の主信号と疑似光のスペクトル配置の別なる構成を示す図である。 本発明の波長フィルタの第5の実施例を用いた疑似光系の構成ブロック図である。 本発明の波長フィルタの第5の実施例を用いた疑似光系の別なる構成ブロック図である。 従来の光波長多重伝送装置の構成を示す図である。 光増幅器の利得飽和特性を示す図である。
符号の説明
1 主信号生成部
2 合波器
3 ASE光源
4 カプラ
5 可変波長フィルタ
6 可変波長フィルタ
7 カプラ
8 カプラ
9 光増幅器
10 光増幅器
11 光減衰器
20 主信号系
30 疑似光系
40 ノッチフィルタ
50 光アイソレータ
60 光サーキュレータ
70 帯域通過誘電体多層膜フィルタ
80 WDMカプラ
90 透過型光減衰器アレイ
100 波長多重伝送装置

Claims (33)

  1. 光送信装置と、光増幅中継装置と、光受信装置と、を備え、
    前記光送信装置は、
    複数の異なる波長の波長多重信号光を生成する信号光生成手段と、
    前記光増幅中継装置の増幅波長帯域から前記波長多重信号光が位置する波長帯域を除いた帯域において連続したスペクトル分布を有する疑似光を生成する擬似光生成手段と、
    前記擬似光と前記波長多重信号光との合波光を送出する送出手段と、を有し、
    前記合波光の波長帯域は、前記波長多重信号光の波長数の増減に関わらず、一定であることを特徴とする波長多重伝送システム。
  2. 前記合成光のパワーは、前記信号光の波長数が変化しても所定の一定レベルにあることを特徴とする、請求項1に記載の波長多重伝送システム。
  3. 前記疑似光は、信号無入力時の光増幅器の出力である増幅された自然放出光(ASE)であることを特徴とする、請求項1または2に記載の波長多重伝送システム。
  4. 前記疑似光は、異なるスペクトル領域を有する複数の疑似光を合波して生成されることを特徴とする、請求項1乃至のいずれか一項に記載の波長多重伝送システム。
  5. 前記疑似光は、前記ASE光源出力を波長フィルタリングすることによって生成されることを特徴とする、請求項に記載の波長多重伝送システム。
  6. 前記異なるスペクトル領域を有する複数の疑似光は、1つのASE光源と、
    前記ASE光源出力を異なる波長帯域でフィルタリングする複数の波長フィルタと、によって生成されることを特徴とする、請求項に記載の波長多重伝送システム。
  7. 前記異なるスペクトル領域を有する複数の疑似光は、
    異なる波長帯域を有する2つのASE光源と、
    前記2つのASE光源出力のそれぞれを異なる波長帯域をフィルタリングする複数の波長フィルタと、によって生成されることを特徴とする、請求項に記載の波長多重伝送システム。
  8. 前記波長フィルタは、カットオフ波長の異なる低域通過フィルタと高域通過フィルタであることを特徴とする、請求項またはに記載の波長多重伝送システム。
  9. 前記波長フィルタは、厚さと反射率の異なる複数のエタロンによって構成されることを特徴とする、請求項乃至のいずれか一項に記載の波長多重伝送システム。
  10. 前記異なるスペクトル領域を有する複数の疑似光は、
    ASE光源と、
    前記ASE光源出力をフィルタリングする1つまたは複数の帯域阻止フィルタと、によって生成されることを特徴とする、請求項に記載の波長多重伝送システム。
  11. 前記異なるスペクトル領域を有する2つの疑似光は、
    3つの入出力端子を有し、第1の端子の入力光を第2の端子に出力し、前記第2の端子への入力光を第3の端子に出力する光サーキュレータと、
    前記第1の端子に接続されたASE光源と、
    前記第2の端子に接続された帯域通過フィルタまたは帯域通過フィルタと帯域阻止フィルタとの組み合わせによって生成されることを特徴とする、請求項に記載の波長多重伝送システム。
  12. 光増幅中継装置へ光信号を送出する光送信装置であって、
    複数の異なる波長の波長多重信号光を生成する信号光生成手段と、
    前記光増幅中継装置の増幅波長帯域から前記波長多重信号光が位置する波長帯域を除いた帯域において連続したスペクトル分布を有する疑似光を生成する擬似光生成手段と、
    前記擬似光と前記波長多重信号光との合波光を送出する送出手段と、を有し、
    前記合波光の波長帯域は、前記波長多重信号光の波長数の増減に関わらず、一定であることを特徴とする光送信装置。
  13. 前記合成光のパワーは、前記信号光の波長数が変化しても所定の一定レベルにあることを特徴とする、請求項12に記載の光送信装置。
  14. 前記疑似光は、信号無入力時の光増幅器の出力である増幅された自然放出光(ASE)であることを特徴とする、請求項12または13に記載の光送信装置。
  15. 前記疑似光は、異なるスペクトル領域を有する複数の疑似光を合波して生成されることを特徴とする、請求項12乃至14のいずれか一項に記載の光送信装置。
  16. 前記疑似光は、前記ASE光源出力を波長フィルタリングすることによって生成されることを特徴とする、請求項14に記載の光送信装置。
  17. 前記異なるスペクトル領域を有する複数の疑似光は、
    1つのASE光源と、
    前記ASE光源出力を異なる波長帯域でフィルタリングする複数の波長フィルタと、によって生成されることを特徴とする、請求項15に記載の光送信装置。
  18. 前記異なるスペクトル領域を有する複数の疑似光は、
    異なる波長帯域を有する2つのASE光源と、
    前記2つのASE光源出力のそれぞれを異なる波長帯域をフィルタリングする複数の波長フィルタと、によって生成されることを特徴とする、請求項15に記載の光送信装置。
  19. 前記複数の波長フィルタは、カットオフ波長の異なる低域通過フィルタと高域通過フィルタであることを特徴とする、請求項17または18に記載の光送信装置。
  20. 前記波長フィルタは、厚さと反射率の異なる複数のエタロンによって構成されることを特徴とする、請求項17乃至19のいずれか一項に記載の光送信装置。
  21. 前記異なるスペクトル領域を有する複数の疑似光は、
    ASE光源と、
    前記ASE光源出力をフィルタリングする1つまたは複数帯域阻止フィルタと、によって生成されることを特徴とする、請求項15に記載の光送信装置。
  22. 前記異なるスペクトル領域を有する2つの疑似光は、
    3つの入出力端子を有し、第1の端子の入力光を第2の端子に出力し、前記第2の端子への入力光を第3の端子に出力する光サーキュレータと、
    前記第1の端子に接続されたASE光源と、
    前記第2の端子に接続された帯域通過フィルタまたは帯域通過フィルタと帯域阻止フィルタとの組み合わせと、によって生成されることを特徴とする、請求項15に記載の光送信装置。
  23. 光送信装置と光増幅中継装置と光受信装置を備える光伝送システムにおける波長多重伝送方法であって、
    複数の異なる波長の波長多重信号光を生成する信号光生成工程と、
    前記光増幅中継装置の増幅波長帯域から前記波長多重信号光が位置する波長帯域を除いた帯域において連続したスペクトル分布を有する疑似光を生成する擬似光生成工程と、
    前記擬似光と前記波長多重信号光との合波を送出する送出工程と、を有し、
    前記合波光の波長帯域は、前記波長多重信号光の波長数の増減に関わらず、一定であることを特徴とする波長多重伝送方法。
  24. 前記合成光のパワーは、前記信号光の波長数が変化しても所定の一定レベルにあることを特徴とする、請求項23に記載の波長伝送方法。
  25. 前記疑似光は、信号無入力時の光増幅器の出力である増幅された自然放出光(ASE)であることを特徴とする、請求項23または24に記載の波長多重伝送方法。
  26. 前記疑似光は、異なるスペクトル領域を有する複数の疑似光を合波して生成されることを特徴とする、請求項23乃至25のいずれか一項に記載の波長多重伝送方法。
  27. 前記疑似光は、前記ASE光源出力を波長フィルタリングすることによって生成されることを特徴とする、請求項25に記載の波長多重伝送方法。
  28. 前記異なるスペクトル領域を有する複数の疑似光は、
    1つのASE光源と、
    前記ASE光源出力を異なる波長帯域でフィルタリングする複数の波長フィルタと、によって生成されることを特徴とする、請求項26に記載の波長多重伝送方法。
  29. 前記異なるスペクトル領域を有する複数の疑似光は、
    異なる波長帯域を有する2つのASE光源と、
    前記2つのASE光源出力のそれぞれを異なる波長帯域をフィルタリングする複数の波長フィルタと、によって生成される、ことを特徴とする請求項26に記載の波長多重伝送方法。
  30. 前記複数の波長フィルタは、カットオフ波長の異なる低域通過フィルタと高域通過フィルタであることを特徴とする、請求項28または29に記載の波長多重伝送方法。
  31. 前記波長フィルタは、厚さと反射率の異なる複数のエタロンによって構成されることを特徴とする、請求項28乃至30のいずれか一項に記載の波長多重伝送方法。
  32. 前記異なるスペクトル領域を有する複数の疑似光は、
    ASE光源と、
    前記ASE光源出力をフィルタリングする1つまたは複数帯域阻止フィルタによって生成されることを特徴とする、請求項26に記載の波長多重伝送方法。
  33. 前記異なるスペクトル領域を有する2つの疑似光は、
    3つの入出力端子を有し、第1の端子の入力光を第2の端子に出力し、前記第2の端子への入力光を第3の端子に出力する光サーキュレータと、
    前記第1の端子に接続されたASE光源と、
    前記第2の端子に接続された帯域通過フィルタまたは帯域通過フィルタと帯域阻止フィルタとの組み合わせと、によって生成されることを特徴とする、請求項26に記載の波長多重伝送方法。
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