JP4589923B2 - カテーテル用穴あけ掘進器アダプタ - Google Patents

カテーテル用穴あけ掘進器アダプタ Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2003年7月17日に出願された米国仮特許出願第60/487,926号と2003年8月14日に出願された米国仮特許出願第60/495,077号との優先権を主張するものである。
本発明は、患者の皮膚下に少なくとも1つのカテーテル管を皮下的に穴あけ掘進するための穴あけ掘進器の装置に関する。
流体の注入用または排出用のカテーテルは、患者の体内に流体を注入または体内から流体を排出するために、患者の体中に行き渡っている種々の静脈位置や体腔内に据えることができる。このようなカテーテル処置は、複数の管を有する単一のカテーテルを用いて実施することができる。複数管構成のカテーテルの典型例として、一方の管が流体を注入し、もう一方の管が流体を排出する二管構成のカテーテルがある。このような複数管カテーテルの一例として、ペンシルベニア州のハーレイスビルのメディカルコンポーネント社(Medical Components, Inc. of Harleysville, PA)製のSPLIT STREAMTMカテーテルがある。
通常は、血管内にカテーテルを挿入するためには、公知のセルディンガー技術による長い中空針を用いて血管を吸引により識別している。前記針に取り付けられた注射器内に血液が吸入されると、血管が見つかったことを示し、そして、細いガイド線が、典型的には注射器針または他の導入装置を通して、血管内部に挿入される。次いで、導入装置は取り出され、血管内に挿入されたガイド線の一方の端部を血管内部に残し、ガイド線の他方の端部が患者の皮膚の表面上に突き出るようにしている。この時点で、医者はカテーテルを配置するために数通りの方法を用いることができる。最も簡単な方法は、カテーテルをガイド線上に沿って血管内に直接通すことである。次いでガイド線を取り出し、カテーテルを血管内部に据え置く。しかし、この技法は、カテーテルの径が比較的小さくて強固な材料で構成され、ガイド線よりもあまり太くない場合に限り、使用可能である。例えば、この技法は、患者体内に小径で二管構成のカテーテルを挿入することで使用可能となる。挿入されるカテーテルがガイド線よりも極端に大きい場合は、拡張器と外装(シース)のアッセンブリがガイド線に沿って導通されて、穴を大きくする。次いでガイド線と拡張器を除去し、カテーテルを外装を通して血管内に挿入する。次いで、外装を血管から引き抜きながら外装をカテーテルの周囲から剥がすことで、外装を取り除く。
カテーテルを患者体内に数週間または数ヶ月間のような延長期間に渡って据え置くような長期的なカテーテル処置のためには、種々の穴あけ(トンネリング)技術を用いてカテーテルを皮下的に穴あけ掘進させることが典型的に望ましい。カテーテルは、典型的には、患者の静脈内に挿入する前に患者の体内に穴あけ掘進させる。
しかしながら、患者の状態または移植外科医の熟練度により、カテーテルを患者体内に移植した後で、穴あけ(トンネリング)処置を行うことが有利である場合がしばしばあり得る。ある種のカテーテル、例えば、ハブを有する複数管構成のカテーテルやカテーテルの基部方向の端部にルアーを固着したカテーテルについては、カテーテルを患者体内に挿入後に穴あけ(トンネリング)を施すことは実際的ではない。カテーテルの末端方向(遠位)の端部が患者の血管内に配置される前後のいずれにおいても、カテーテルを皮下的に穴あけ(トンネリング)掘進させるための別の配置手順を外科医に提供し、患者の要請または外科医の熟練度のいずれにとってもより好ましい穴あけ(トンネリング)器具を提供することができれば有益となるであろう。
カテーテルアッセンブリの末端方向の端部が患者体内に挿入された後で穴あけ掘進を施すことができるためには、各カテーテルの基部方向(近位)の端部を、穴部を通って各カテーテルの基部方向端部を引っ張るように構成された穴あけ掘進器装置に取り付ける必要がある。穴あけ後に、カテーテルの基部方向端部はカテーテルのハブに接続された穴あけ掘進器装置から分離しなければならない。複数管構成のカテーテルアッセンブリの各カテーテルの基部方向端部の同時穴あけ掘進を可能とする穴あけ掘進器装置を提供できれば好都合である。同様に、複数管構成のカテーテルアッセンブリの各カテーテルの末端方向の端部の同時穴あけ掘進を可能とする穴あけ掘進器装置を提供できれば好都合である。
本発明はカテーテル用穴あけ掘進器アダプタのアッセンブリを提供するものである。該アッセンブリは、トロカール(套管針)に連結されるとともにカテーテルに取り外し可能に連結されたアダプタを備える。アッセンブリは、長期間の血液透析用カテーテルを挿入している最中に、カテーテルを患者の肉体を通して皮下的に穴あけ掘進させるのに使用される。アダプタは、末端方向の端部と、基部方向端部と、該末端方向の端部と基部方向端部間に延在する管状体を有する。管状体はアダプタの縦軸に沿った縦方向の通路を形成する。アダプタの末端方向の端部はトロカール(套管針)に連結された構成である。アダプタのトロカール(套管針)との連結は着脱可能または固定式のいずれでもよい。アダプタの基部方向端部はカテーテルに着脱可能に連結された構成である。一般的には、アダプタの基部方向端部は、アダプタの管状体から隣接的に延びる複数のテーパー形状の脚部を有する。脚部は好ましくはアダプタの最も近位の基部方向端部に位置する止め具(ストップ)を有し、脚部からアダプタの縦軸に沿って内部方向に延びる好ましくは複数のリブを備える。アダプタの周辺には、アダプタの周辺部とに摩擦的に適合する大きさであって、アダプタに沿って縱方向に前後に摺動するスライダが設けられている。スライダの移動範囲は止め具で制限され、アダプタの管状体の外部に位置する少なくとも1つのバンプ(bump)で制約されている。好ましくは、複数の脚部の少なくとも1つはアダプタの基部方向端部においてより太くなるようにテーパー形状をなしている。少なくとも1つのカテーテル管をアダプタの基部方向端部内に挿入し、隣接位置でスライダを摺動させてスライダがテーパー形状の脚部を縦軸方向に互いに押圧することで、カテーテルを縱方向の通路内に保持することによって、アダプタを作動させている。カテーテルの基部方向端部または末端方向の端部のいずれをアダプタ内に挿入してもよい。一旦、カテーテルがアダプタ内部に保持されると、アッセンブリは、当業者に公知の技法で、最初にトロカール(套管針)が穴あけ掘進を行う。
ここに導入され、この明細書の一部を構成する簡単な説明で述べた添付の図面は、本発明の好ましい実施の形態を示すとともに、以下に述べる詳細な説明は本発明の特徴を説明するものである。
添付の全ての図面において、同様の構成要素に対しては同じ参照番号を付している。専門用語のあるものはここでは単に便宜的に使用したものであり、本発明を限定するものではない。例えば、カテーテル用穴あけ掘進器アダプタについて説明するときは、用語「基部方向(近位)」及び「末端方向(遠位)」は、本発明によるカテーテル用穴あけ掘進器アッセンブリの部分を構成するトロカールの先端から遠離する方向と該先端に近づく方向についてそれぞれ述べたものである。カテーテルについて説明するときは、用語「基部方向(近位)」及び「末端方向(遠位)」は、患者の心臓に最も近い位置の血管内に挿入されるカテーテルの先端から遠離する方向と該先端に近づく方向についてそれぞれ述べたものである。専門用語は上述の用語とその派生語および同様の意味の用語を含んでいる。本発明の好ましい実施の形態について以下に説明する。しかしながら、本発明はここでの開示に基づいて理解すべきであり、ここで記載の好ましい実施形態により限定されるべきではない。
図1については、本発明の好ましい実施形態によるカテーテル用穴あけ掘進器アッセンブリ100の斜視図を示すものである。好ましくは、カテーテル用穴あけ掘進器アッセンブリ100は、カテーテルを患者体内に挿入する前に、皮下の掘進穴を通してカテーテルアッセンブリの末端方向の端部を穴あけ掘進するのに使用される。それとは別の形態では、カテーテル用穴あけ掘進器アッセンブリ100は、カテーテルを患者体内に挿入する前または後で皮下の掘進穴を通してカテーテルアッセンブリの基部方向の端部を穴あけ掘進するのに使用してもよい。
図2に示すように、穴あけ掘進器アッセンブリ100は、末端部、または、末端方向の先端112と基部方向端部114を有するトロカール110などの穴あけ掘進器を備える。好ましくは、基部方向端部114はねじ切りされた雄形連結部116を有する。また別の形体では、トロカール110の基部方向端部114は、雌ねじ切りされた連結部(図示せず)、球状またはバーブ(逆目)突起(図示せず)または切り込み(図示せず)、リッジ(図示せず)、またはねじ切りされた雄形連結部116の代わりに他の任意の形状の好適な連結装置を有してもよい。
トロカール110は、末端方向の先端112と基部方向端部114との間に延びる伸長体118を有する。伸長体118は好ましくはその長手方向に沿って所定位置で屈曲している。図2に示すように、伸長体118は略12°の角度β1で曲がっているが、伸長体118は12°以上の角度又は12°以下の角度で曲がっていてもよく、また全然曲がっていなくてもよい。
図1乃至図4に概略示すように、穴あけ掘進器アッセンブリ100は、更に近位の基部、即ち、アダプタ120を備える。アダプタ120は、断面が略円形の末端方向端部124を有する概略長形管状体122を備え、通常長円形状の基部方向端部126に向けてテーパー形状をなしている。縦軸128は末端方向端部124と基部方向端部126間に延びている。
図2に示すように、アダプタ120の末端方向端部124は、該末端方向端部124にトロカール110の基部方向端部114を接続するための連結手段を備える。連結手段は、アダプタ120の末端方向端部124から基部方向端部126に向けて管状体122を通って通常縦方向に延びる概略管状末端方向の通路130を備える。末端方向の通路130は、好ましくは、トロカール110のねじ切りされた雄形連結部116とねじ止めするようにねじ切りされた雌型連結部132を備える。または、アダプタ120の末端方向端部は、トロカール110の基部方向端部114に形成された切り込み(ノッチ)を受納する陥凹部(図示せず)と、トロカール110の基部方向端部114の雌方ねじ切り連結部と係合する雄形ねじ切り連結部、または、アダプタをトロカール110に連結するように構成された他の任意の好適な連結装置を有してもよい。
図1乃至図3に示すように、アダプタ120の基部方向端部126は、該端部126に複数のカテーテル管50及び52を連結するための連結手段を備える。連結手段は末端部124から末端方向に延びる複数の脚部134a,134b,134c,134dを備える。各脚部134a,134b,134c,134dの基部は、縦軸128から離間するように延びる停止部135a,135b,135c,135dをそれぞれ備える。縱溝136a,136b,136c,136dが、各隣接脚部134d,134a,134b,134c,134d間にそれぞれ延在している。4つの脚部134a,134b,134c,134dと4つの溝136a,136b,136c,136dが図示されているが、4つの脚部および4つの溝よりも多くまたは少ない脚部および溝を使用してもよいことは当業者には理解されるであろう。
図3に示すように、各脚部134a,134b,134c,134dは断面が通常弓形である。通常長円形状の基部方向通路138は、脚部134a,134b,134c,134dと溝136a,136b,136c,136dで規定される空間内に形成さる。基部方向通路138は、末端方向の通路130に向けて脚部134a,134b,134c,134dの末端方向に延びている。
図2乃至図4に示すように、各脚部134a,134b,134c,134dは、随意に、縦軸128に向かって基部方向の通路138内に突き出る少なくとも1つ、好ましくは、複数の横方向リブ137を備えてもよい。横方向リブ137は、管50および52がアダプタ120の末端方向端部126内に挿入されると、管50および52と摩擦的に係合する付加的表面領域を構成する。横方向リブ137は断面が通常半円形状であってもよく、または、横方向リブ137は、管50,52を基部方向通路138内に容易に挿入するが、基部方向通路138から管50,52が抜け落ちるのを防止するように、逆目突起状に構成してもよい。リブ137は、管50,52を基部方向の通路128内に容易に保持する任意の形状を有しても良いことは、当業者に理解されるであろう。
特に、図2aに示すように、各脚部134a,134bは縦軸128から末端方向の各脚部134a,134bの外面に沿ってテーパー形状である。図示していないが、脚部134c,134dも同じテーパー形状であることが好ましい。各テーパー部の厚みtはアダプタ120の末端方向端部124に近似した値である。各テーパー部は、また、上記厚みtよりも大きな厚みであって、アダプタ120の基部方向端部126の厚みに近似した厚みTを有する。好ましくは、テーパー部は略8°の傾斜角β2であるが、傾斜角β2は8°以上または以下であってもよいことは、当業者であれば理解するであろう。また、図2に示すように、基部方向の通路138は末端方向の通路130と流体連通構成であるが、必ずしも末端方向の通路130と流体連通構成である必要はないことは、当業者であれば理解するであろう。
図1,2,2aに示すように、スライダ140は脚部134a,134b,134c,134dの周囲でアダプタ120上に摺動可能に設けられている。スライダ140は、アダプタ120の末端方向端部124に直近の末端部と停止部135a,135b,135c,135dに直近の基部方向位置との間を摺動可能である。好ましくは、スライダ140は、脚部134a,134b,134c,134dのテーパー形状により、脚部134a,134b,134c,134dと摩擦的に係合するとともに、スライダ140がアダプタ120の周囲を基部方向に摺動するときに、該脚部を縦軸128に向かって互いに押圧するサイズ構成である。スライダ120は、挿入時にカテーテル管50,52の末端方向端部を障害物から遮蔽するように設計された長形基部を有しても良いことは、当業者には理解されるであろう。このような長形スライダの例を図9に示す。好ましくは、スライダが長形の基部方向端部を有する場合は、スライダはカテーテル管50,52の周囲に設けられた全ての開口部を覆う構成である。
図1及び図2に示すように、スライダ140は、末端方向端部142と、基部方向端部144と、末端方向端部142と基部方向端部144との間に配置された長形体146を有する。スライダ140は、アダプタ120の長形管状体122の外面周囲と摩擦的に適合するサイズ構成である。スライダ140は、アダプタ120の管状体122の対向側部に配置された少なくとも1つ、好ましくは2つの隆起タブ150により、アダプタ120の周囲に保持されている。隆起タブ150は、スライダ140が隆起タブ150上を基部方向に末端方向端部124から基部方向端部126の方向に摺動してアダプタ120を組み合わせることを可能にするが、一旦、スライダ140が隆起タブ150を通過して基部方向に摺動すると、スライダ140の末端方向の隆起タブ150上で動きを制限する形状とサイズを有している。図4に示すように、隆起タブ150は、好ましくは、漸次的に傾斜した末端部152と垂直または急傾斜した基部154を有する。また別の形態としては、隆起タブ150は、丸み形状とするか、または、スライダ140を基部方向に隆起タブ上を容易に摺動させるとともに、スライダ140が末端方向に隆起タブ150上を摺動するのを制限するような任意の形体を有してもよい。スライダ140とアダプタ120は互いに単一体構成であり、組み合わせ中に力がスライダ140に基部方向に加えられたときに、スライダ140が隆起タブ150上に確実に適合するように湾曲できるような弾力性の十分にある材料で構成されていることが好ましい。アダプタ120の断面が長円形状である適用の場合は、スライダ140は、基部方向の通路138の通常長円形断面と一致するような通常長円形断面形状を有していることが好ましい。しかしながら、アダプタ120は断面が円形又は他の形状であってもよく、またスライダ140はアダプタ120の断面形状と一致する形状を有することが好ましいことは、当業者には理解されるであろう。
図1乃至図4に概略示すように、アダプタアッセンブリ100を組み合わせる際には、スライダ140はアダプタ120の末端方向端部124の位置にある。次いでスライダ140は、スライダ140全体がアダプタ120上で少なくとも1つの隆起タブ150の基部方向に位置するまで、アダプタ120の周囲を基部方向に摺動される。
アダプタ120とスライダ140はポリプロピレンやポリウレタン等のポリマー材で構成されることが好ましいが、アダプタ120とスライダ140は合成材料で構成または同様の他の好適な材料で構成してもよいことは、当業者に理解されるであろう。いくつかの他の好ましい材料の例として、スライダ140にはテフロンがあり、アダプタ120には高濃度ポリプロピレンがある。好ましくは、スライダ140とアダプタ120の少なくとも一方は、好ましくは、撓みを最小限にする剛体であり、スライダ140が隆起タブ150を超えて末端方向に偶然に摺動するのを防止する材料で構成される。トロカール110は好ましくは単一体構成であり、ステンレススチールで構成される。トロカール110は、穴あけ掘進中に撓みを抑制する剛体である任意の材料で構成できることは、当業者に理解されることであろう。
少なくとも1つ、好ましくは少なくとも2つのカテーテル管50,52の末端方向端部または、挿入する医者が好む場合は、基部方向端部を基部方向通路138内に配置してもよい。このようなカテーテル管の例として、ペンシルベニア州のハーレイスビルのメディカルコンポーネント社(Medical Components, Inc. of Harleysville, PA)製のSPLIT STREAMカテーテルで使用されている管がある。カテーテル管50,52は管状体122の基部方向端部126において基部方向通路138内に挿入することができる。カテーテル管50,52は各々断面形状が通常円形であり、アダプタ120内の基部方向通路138は断面が通常長円形であることが必要である。しかし、穴あけ掘進されるカテーテルが通常円形の断面である適用例の場合は、図5及び図6に示すアダプタ220のような断面が通常円形のアダプタが好ましいことは、当業者には理解されるであろう。再度図2を参照して、挿入する医者が患者の血管内に挿入する前にカテーテルを皮下的に穴あけ掘進させることを採用する場合は、管50が管52より長い場合は、末端方向通路138は、両方の管50,52が該通路内に少なくとも部分的に挿入されて保持されるのに十分な長さを有していることが好ましい。
好ましくは、スライダ140は、管50,52が基部方向通路138内に挿入される前に、末端部に配置される。スライダ140は、製造工程中にアダプタ120の周囲に配置してもよく、または、使用前に、アッセンブリ100は部品別に販売してもよく、また、スライダ140は販売後の組立中にアダプタ120の周囲に配置してもよい。好ましくは、管50,52は、図4に示すように、少なくとも脚部134a,134b,134c,134dを超えて基部方向通路138内に挿入される。次いでスライダ140は停止部135a,135b,135c,135dに向かって基部方向に摺動される。スライダ140が脚部134a,134b,134c,134dの長手方向に摺動されるにつれて、脚部134a,134b,134c,134dのテーパー形状は脚部134a,134b,134c,134dを互いに縦軸128に向けて付勢し、基部方向通路138の径は脚部134a,134b,134c,134dの径に近い値となり、脚部134a,134b,134c,134dの少なくとも1つが管50,52の少なくとも1つと摩擦的に係合し、管50,52もまた互いに摩擦的に付勢される。脚部134a,134b,134c,134dとカテーテル管50,52との間の摩擦的な係合は少なくとも1つの横方向リブ137により支援される。脚部134a,134b,134c,134dとカテーテル管50,52との間の摩擦的な係合およびカテーテル管50,52間の互いの摩擦的な係合は、管50,52が穴あけ掘進中に基部方向通路138から引き出されるのを防止する。停止部135a,135b,135c,135dはスライダ140が脚部134a,134b,134c,134dから滑落するのを防止する。図4は上記の基部方向通路138内に挿入後のカテーテル管50,52を示す。図4は穴あけ掘進器110に連結されるカテーテル用穴あけ掘進器アダプタアッセンブリ100を示しているが、カテーテル管50,52の挿入前に、穴あけ掘進器110をアダプタ120に連結することが好ましい。
トロカール110は、トロカール110の基部方向端部114をアダプタ120の末端方向端部124に挿入することで、アダプタ120に連結される。カテーテル管50,52をアダプタ120内に着脱可能に保持する前又は後で、トロカール110をアダプタ120に連結しても良いことは、当業者には理解されるであろう。
カテーテルを患者体内に挿入する前にカテーテルの末端方向端部を穴あけ掘進させるために、穴あけ開始時に患者の皮膚に切り口を形成する。トロカール110の末端方向先端112は切り口に挿入され、トロカール110は脂肪質の皮膚組織を通ってカテーテル治療を受ける血管内に挿入されるカテーテルの切開箇所またはその近傍などの出口点に皮下的に掘進される。トロカール110は切り口から出口箇所へと細胞内を通って進められと、アダプタ120とカテーテル管50,52を穴を通して引き抜く。トロカール110が出口箇所から出てくるときに、ピンセットなどの器具で補足して、穴あけ掘進器アッセンブリ100の全体が出口箇所から引き出されるまで、トロカール110を出口箇所から引き出すようにしてもよい。
この時点で、スライダ140をアダプタ120の末端方向端部124に向けて末端方向に摺動させてもよい。スライダ140を末端方向に摺動させることにより、脚部134a,134b,134c,134dが互いに離間するとともに縦軸128から遠ざかり、周方向に対して偏りのない位置に移動し、管50,52を通路138から取り出すことが可能となる。次いで管50,52はアダプタ120から取り出され、カテーテル治療が施される血管内にカテーテルを挿入するための切り口箇所に挿入される。
または、カテーテルは、カテーテル管50,52を患者の血管内に挿入した後で、皮下の穴を通して逆向きに穴あけ掘進させてもよい。好ましいカテーテルとしては、本発明の譲り受け人が所有し、参照によりここにその全体が編入された、2003年10月28日出願の米国特許出願番号10/695178に開示されている「スプリットストリーム」(SPLIT STREAM)カテーテルのような、着脱可能なハブを備えたカテーテルとしてもよい。
上述のように、カテーテルを逆向きに穴あけ掘進させる場合は、カテーテル管50,52をアダプタ120に連結する前又は後で、トロカール110をアダプタ120に連結させてもよい。また、スライダ140は、好ましくは、アダプタ120の末端方向端部124に向けて配置される。しかし、スライダ140は最初はアダプタ120の中央またはアダプタ120の基部方向端部126の近傍に配置してもよく、この場合は、スライダ140は、アダプタ120の末端方向端部124に向けて配置された場合よりも移動範囲が小さくなることは、当業者には理解されるであろう。管継ぎ手(取り付け部)又は延長部を除去した任意の形体とすることで、カテーテル管50,52の基部方向端部はアダプタ120の基部方向通路138内に挿入される。スライダ140を停止部135a,135b,135c,135dに向けて末端方向に摺動させることで、カテーテル管50,52を上述のように着脱可能に保持する。次いで、トロカール110の末端方向先端112は、カテーテル治療されている血管内にカテーテルが挿入される切り口箇所に挿入され、皮下の脂肪質細胞を通すか、または、トロカール110を皮膚を通して進めることで、離間した切り口箇所に掘進される。患者の皮膚に穴をあけるのに使用されるトロカール110は点形状(尖った)先端部112を有し、離間した切り口箇所まで穴あけ掘進されるトロカール110は太い(丸い)先端部を有することが好ましい。トロカール110が出口箇所から出てくるときに、ピンセットなどの器具で補足して、穴あけ掘進器アッセンブリ100の全体が出口箇所から引き出されるまで、トロカール110を出口箇所から引き出すようにしてもよい。
この時点で、スライダ140をアダプタ120の末端方向端部124に向けて末端方向に摺動させ、次いで管50,52はアダプタ120から取り出し、必要に応じてハブ又は延長用継ぎ手に接続してもよい。上記穴あけ掘進処置の前後いずれにおいても、カテーテルの末端方向端部は、カテーテル管50,52と共に、カテーテル治療を施されている血管内に挿入することができることは、当業者には理解されることであろう。
穴あけ掘進器アッセンブリ100はここでは2つの分離された部分、即ち、トロカール110とアダプタ120として記載されているが、穴あけ掘進器アッセンブリ100は単一の部品として構成してもよいことは、当業者には理解されるであろう。
アダプタ220のまた別の実施の形態を図5及び図6に示す。図3に示した通常長円形の基部方向通路138の代わりに、図5及び図6に示すアダプタ220は、縦軸228に垂直な平面で断面を見たときに、断面形状が通常円形の基部方向通路238を有する。好ましくは、アダプタ220に取り付けられたスライダ240もまた断面が通常円形である。断面が通常円形の基部方向の通路238は、メディカルコンポーネンツ社製のSPLIT−CATH(R)カテーテルに設けられたような2個の半円形の管を受容し着脱可能に保持する形状としている。または、アダプタ220は、メディカルコンポーネンツ社製のTESIO(R)カテーテルに設けられた管のような1つの円形の管を着脱可能に保持するように使用してもよい。アダプタ220は、好ましくは、前述したアダプタ120で説明した方法でトロカール110と連結し、カテーテルはアダプタ120について説明した前述の方法のいずれでも皮下的に穴あけ掘進させることができる。
アダプタ330の第3の実施の形態を図7に示す。アダプタ330は、末端方向端部332と、基部方向端部334と、該末端方向端部332と基部方向端部334との間を通って延びる縦軸342を有する。末端方向端部332と基部方向端部334との間に縦軸342に沿って延びる縦長通路338が形成されている。アダプタ330の本体は、アダプタに沿って、縦軸342と平行に縦方向に延びる複数の脚部344a,344b,344c,344dを備える。好ましくは、アダプタ330は、単一体の構成であり、末端方向端部332から基部方向端部334に縦方向に延びるとともに複数の脚部344d,344a,344b,344c,344d間に位置する複数のフレキシブルな溝部340a,340b,340c,340dを有する。図7に示す溝部340a,340b,340c,340dは断面V字形状であるが、V字形状以外の例えばU字形状のものも使用できることは、当業者には理解されるであろう。好ましくは、アダプタ330は断面が通常丸い形状であるが、丸い形状ではなく例えば長円形の断面を有する他の形体でもよいことは、当業者には理解されるであろう。末端方向端部332の外径は基部方向端部334の外径よりも小さくしている。末端方向端部332と基部方向端部334との間にはテーパー部336が設けられ、アダプタ330の外径は末端方向端部332から基部方向端部334に向かうにつれて増大している。
使用中は、スライダ(図示せず)は末端方向端部332から基部方向端部334に向かって基部方向に摺動可能である。スライダが末端方向端部332に向かって基部方向に摺動すると、スライダはアダプタ330の外表面と摩擦的に係合し、アダプタ330の基部方向端部338を縦軸に向けて押圧し、縦長通路338の径を小さくする。好ましくは、スライダの内径は、スライダが縦軸342に沿って基部方向に摺動するときに、アダプタ330のテーパー部336と摩擦的に係合することにより、アダプタ330を押圧するようなサイズ構成である。好ましくは、縦長通路338は、スライダが末端位置にあるときには、カテーテルの一部がアダプタ330の基部方向端部334内に挿入可能であり、スライダが基部位置に基部方向に摺動するときは、縦長通路338の断面積が減少して、縦長通路338内に挿入されたカテーテルの一部が縦長通路338内に摩擦的に保持されるような大きさの断面積を有する。
本発明の第4の実施の形態を図8に示す。この実施形態では、カテーテル用穴あけ掘進器アダプタアッセンブリ400は、トロカール410と、アダプタ420及びアダプタ420の周囲に摺動可能に設けられたスライダ440を有する。トロカール410は、末端方向先端412と、基部方向端部414と、末端方向先端412と基部方向端部414との間に設けられた縦長シャフト418を備える。末端方向先端412は点形状に図示されているが、末端方向先端412は太い丸みのある形状としてもよいことは、当業者には理解されるであろう。トロカール410の基部方向端部414は縦長シャフト418よりも太い径である。トロカール110の太さは、基部方向端部414と縦長シャフト418間に設けられた傾斜(ベベル)部416において増大している。
アダプタ420は概略管状体422で構成され、該管状体422は末端方向端部424と、基部方向端部426と、該末端方向端部424と基部方向端部426との間を通って延びる縦軸428を有する構成である。基部方向通路438と末端方向通路430が縦軸428に沿って概略管状体422により形成されるとともに、該基部方向通路438はアダプタ420の基部方向端部426に位置し、該末端方向通路430はアダプタ420の末端方向端部424に位置している。基部方向通路438は末端方向通路430と流体的に連通している。基部方向通路438内には、管状体422から縦軸に向かって延びる少なくとも1つのリブ437が設けられている。図8では3個のリブ437が図示されているが、リブ437の個数は3個より多くても少なくてもよいことは、当業者には理解されるであろう。本実施の形態では、リブ437は点形状であるが、リブ437としては例えば丸い形状など他の形状のものも使用可能であることは、当業者には理解されるであろう。
末端方向先端部424の近傍にはテーパー部432が設けられ、ここでは末端方向通路430は、縦軸428に沿って末端方向に、末端方向先端部424に位置する末端方向開口部433に向かって移動するにつれて、その径が減少している。トロカール410とアダプタ420を連結するために、トロカール410の末端方向先端412をアダプタ420の基部方向通路438内に挿入し、トロカール410をアダプタ420を通して末端方向に摺動させる。末端方向開口部433は、トロカール410がアダプタ420を通って末端方向に摺動するときに、トロカール410の縦長シャフト418が通過できる十分な大きさに形成している。末端方向開口部433は、トロカール410がアダプタ420を通って摺動するときに、トロカール410の基部方向端部414が末端方向開口部433を通過してしまうことを制止する大きさに形成されている。アダプタ410の末端方向開口部433はトロカール410の基部方向端部414よりも径が小さいが、トロカール410の縦長シャフト418の径よりも大きい。アダプタ420のテーパー部432は、トロカール410の縦長シャフト418がアダプタ420を通って摺動した後で、トロカール410の傾斜(ベベル)部416と摩擦的に係合する大きさに構成されている。トロカール410と末端方向開口部433は各々、縦軸428に垂直な面で断面をとるときに、通常円形の断面を有する。複数の脚部434a,434bが管状体422から基部方向に延びており、基部方向通路438を形成している。該複数の脚部434a,434bには、縦軸428から外部に突き出る複数の停止部435a,435bが設けられている。脚部434a,434bは、通常、図2に示す角度β2と同様の角度でテーパー形状をなしている。
図8に戻って、複数の突出部(バンプ)450が、アダプタ420の管状体422の外周部に配置された脚部434a,434bの基部方向に設けられ、縦軸428から外方向に突き出している。突出部(バンプ)450はスライダ420の動きを制約する大きさに形成されているが、スライダ420がその上を越えて動くのを完全に禁止するほど大きな構成ではない。ここで記載した他の実施形態での開示と同様に、スライダ440は、停止部435a,435bに向けて基部方向に摺動するときに、脚部434a,434bと摩擦的に係合する大きさに構成されている。脚部434a,434bのテーパー形状のために、スライダ440が基部方向に摺動すると、脚部434a,434bは縦軸428に向けて押圧される。スライダ440は、バンプ450と停止部435a,435bとの間の約2mmの移動範囲を有することが好ましいがスライダ440の移動範囲は、同じ動作を行いながら、2mmよりも大きくても小さくてもよいことは、当業者には理解されるであろう。
アッセンブリ400の第4の実施形態の動作は、ここで説明した他の実施形態の動作と実質的に同様である。ただし、トロカール410の基部方向端部414がテーパー部432によりアダプタ420の末端方向端部424内に保持されているので、トロカール410は、カテーテル管50,52をアダプタ420に挿入する前に、アダプタ420内に挿入されなければならない。
本発明の第5の実施形態を図9及び図9aに示す。この実施形態では、カテーテル用穴あけ掘進器アダプタアッセンブリ500は、トロカール510と、アダプタ520と、アダプタ520の周囲に摺動可能に配置されたスライダ540を備えている。トロカールは、末端方向先端512と、基部方向端部514と、末端方向先端512と基部方向端部514との間を通って延びる縦長シャフト513を備える。図9では末端方向先端512は丸い形状に図示されているが、末端方向先端512は点形状としてもよいことは、当業者に理解されるであろう。また、図9では縦長シャフト513は屈曲しているが、縦長シャフト513は真っ直ぐであってもよいことは、当業者には理解されるであろう。第1のリブ515と第2のリブ517がトロカール510の基部方向端部514に設けられている。第1のリブ515と第2のリブ517は周辺溝516により互いに分離されている。周辺溝516は均一な深さを有するのではなく、部分的に平坦にすることで、トロカール510が組み合わせ後のアダプタ520内で回転することを抑制している。図9aではカテーテル用穴あけ掘進器アダプタアッセンブリ500は断面が丸い形状であるが、アッセンブリ500は断面が丸い形状以外の形状を有してもよいことは、当業者には理解されるであろう。
アダプタ520は概略管状体522で構成され、該管状体522は末端方向端部524と、基部方向端部526と、該末端方向端部524と基部方向端部526との間を通って延びる縦軸528を有する構成である。アダプタ520の概略管状体522はテーパー形状であり、基部方向端部526は末端方向端部524よりも大きな径を有している。縦軸528の周囲に基部方向に延びる複数の脚部523a,523b,523c,523dが、アダプタ520の基部方向端部526に設けられている。基部方向通路530が縦軸528を中心軸として周囲に設けられ、アダプタ520の基部方向端部526に位置する管状体522により形が規定されている。複数の突起527がアダプタ520の基部方向端部526に設けられ、縦軸528に向けて突き出している。
末端方向通路532がアダプタ520の末端方向端部524に設けられている。末端方向通路532は概略管状体522により形成されている。第1の凹部533と第2の凹部535が末端方向通路532内部に設けられている。第1の凹部533と第2の凹部535間に末端方向タブ534が設けられている。好ましくは、第1の凹部533はトロカール510の第1のリブ515を固定的に収容する大きさであり、第2の凹部535はトロカール510の第2のリブ517を固定的に収容する大きさであり、一方、末端方向タブ534はトロカール510の周辺溝516内に係止する大きさである。末端方向タブ534はその周辺部を横切って部分的に平坦化され、トロカール510の周辺溝516の平坦領域と一致している。
スライダ540は、末端方向端部542と、基部方向端部544と、末端方向端部542と基部方向端部544との間を通って延びる概略管状体546とを有する。縦長通路548が末端方向端部542と基部方向端部544との間に配置されるとともに、概略管状体546により形成されている。好ましくは、縦長通路548は、基部方向端部544から末端方向に延びる基部方向通路550と、末端方向端部542から基部方向に延びる末端方向通路552とを有する。好ましくは、末端方向通路552と基部方向通路550とが合体する場所に移行傾斜部554が設けられ、ここで縦長通路548の断面積は、基部方向通路550と末端方向通路552間を末端方向に移動するにつれて小さくなっている。末端方向通路552は末端方向端部542に近づくにしたがって更に断面積が小さくなる。好ましくは、末端方向通路552はアダプタ520の末端方向端部524と摩擦的に係合する大きさであり、アダプタ520の基部方向端部526の断面積よりも小さい断面積を有している。好ましくは、基部方向通路550はアダプタ520の基部方向端部526の断面積よりも僅かに大きな断面積を有している。
使用に際しては、第5の実施形態のカテーテル用穴あけ掘進器アダプタアッセンブリ500は、好ましくは、ペンシルベニア州のハーレイスビルのメディカルコンポーネント社(Medical Components, Inc. of Harleysville, PA)製のフリーフローカテーテル(Free Flow TM Catheter)などの同軸カテーテルを用いて使用される。好ましくは、製造中に、トロカール510の基部方向端部514はアダプタ520の末端方向通路532内に係合的に挿入される。挿入時に、周辺溝516の平坦部が末端方向タブ534の対応する平坦部と同一面に配置される。使用前に、スライダ540は製造中にアダプタ520の周囲に配置されるか、または、アッセンブリ500は部品毎にバラで販売されて、スライダ540は販売後の組立時にアダプタ520の周囲に配置してもよい。使用に際して、同軸カテーテル60がアダプタ520の基部方向通路530内に挿入される。同軸カテーテル60は先端部の管62と外周の管64を有する。アッセンブリは、探り針(図示せず)を有する同軸カテーテル60又は有さない同軸カテーテル60のいずれをも補足するように使用してもよいことは、当業者には理解されることであろう。次いで、スライダ540はアダプタ520の周囲に末端方向に摺動され、移行傾斜部544はアダプタ520の外面と係合し、複数の脚部523a,523b,523c,523dを互いに縦軸528に向かって押圧し、基部方向通路530内にカテーテル60を保持している。好ましくは、同軸カテーテル60はアダプタ520の基部方向通路530内に十分奥の方まで挿入され、スライダ520による押圧時に、複数の脚部523a,523b,523c,523dが外周の管64を補足するように構成される。アダプタ520はまた先端部の管62を補足するように構成してもよいことは、当業者には理解されるであろう。スライダ540がアダプタ520の周囲を末端方向に摺動すると、スライダ540の末端方向通路552はアダプタ520の外面と摩擦的に係合する。本実施の形態のカテーテル用穴あけ掘進器アダプタアッセンブリ500は同軸カテーテル60を穴あけ掘進させるように動作するものとして説明しているが、アダプタアッセンブリ500は他の任意の形体のカテーテル構成であっても同様に穴あけ掘進させるように使用できることは、当業者には理解されるであろう。
本発明はここに詳述した実施の形態に対して、本発明の概念から逸脱することなく変更可能であることは当業者に理解されるであろう。従って、本発明はここで開示した特定の実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲に記載の、本発明の精神及び範囲を逸脱することのない変形を含むことを意図している。
本発明の一実施形態によるカテーテル用穴あけ掘進器アダプタの斜視図である。 図1に示すカテーテル用穴あけ掘進器アダプタの一部断面分解側面図である。 図2に示すカテーテル用穴あけ掘進器アダプタの一部断面分解側面図である。 図1に示すカテーテル用穴あけ掘進器アダプタのアダプタだけの端面図である。 図1に示すカテーテル用穴あけ掘進器アダプタのアダプタとスライダの断面側面図である。 本発明による他の実施形態のカテーテル用穴あけ掘進器アダプタの斜視図である。 図5に示すカテーテル用穴あけ掘進器アダプタのアダプタだけの端面図である。 本発明による他の実施形態のカテーテル用穴あけ掘進器アダプタのアダプタだけの斜視図である。 トロカールが内部に挿入された本発明によるカテーテル用穴あけ掘進器の他の実施の形態の断面側面図である。 スライダが内部に挿入された本発明によるカテーテル用穴あけ掘進器の他の実施の形態の断面側面図である。 図9に示すカテーテル用穴あけ掘進器アダプタの断面図である。
符号の説明
50,52 カテーテル管、 100 穴あけ掘進器アッセンブリ、 110 トロカール、 112 末端方向先端、 114 基部方向端部、 116 雄形連結部、 118 細長伸長体、 120 アダプタ、 122 管状体、 124 末端方向端部、 126 基部方向端部、 128 縦軸、 134a,134b,134c,134d 脚部、 130,138 通路、 137 横方向リブ、 140 スライダ、 142 末端方向端部、 144 基部方向端部

Claims (27)

  1. カテーテルアッセンブリをトロカールと連結するためのアダプタであって、
    トロカールの連結端部を係止するように構成された第1の端部と、少なくとも1つのカテーテル管を着脱可能に内部に係止するように開放して構成され、少なくとも1つのカテーテル管の外径より僅かに大きい外径を有する第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部との間に延びる縦軸とを有する概略管状体と、
    前記アダプタを前記少なくとも1つのカテーテル管と着脱可能に連結するための手段とを備え
    前記管状体の前記第2の端部は、前記縦軸と略平行に延びる複数の脚部を備え、
    前記アダプタを着脱可能に連結するための手段は、前記管状体の外径よりも僅かに大きい外径を有する管状のスライダを備え、
    前記スライダは、前記管状体の周囲に摺動可能に設けられるとともに、前記複数の脚部が通常偏倚のない状態である第1の位置と、前記スライダが前記複数の脚部の周囲に配置された状態であり、それによって、前記複数の脚部は各々、前記縦軸に向けて偏倚し、前記少なくとも1つのカテーテル管と摩擦的に係合する第2の位置との間を摺動する
    とを特徴とするアダプタ。
  2. 前記管状体は、更に、前記第1の端部と第2の端部間の縦軸に沿って延びる通路を備える請求項1記載のアダプタ。
  3. 前記第1の端部は雌型接続部を備える請求項1又は請求項2に記載のアダプタ。
  4. 前記雌型接続部はねじ切りされた請求項3記載のアダプタ。
  5. 前記第1の端部は概略テーパー形状である請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のアダプタ。
  6. 前記第2の端部は概略テーパー形状である請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のアダプタ。
  7. 前記管状体は概略テーパー形状である請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のアダプタ。
  8. 前記スライダは前記第1の位置から前記第2の位置に向かって配置されるとともに、前記スライダは前記管状体の第1の端部から前記管状体の第2の端部に向かって摺動する請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のアダプタ。
  9. 前記スライダは前記第2の位置から前記第1の位置に向かって配置されるとともに、前記スライダは前記管状体の第2の端部から前記管状体の第1の端部に向かって摺動する請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のアダプタ。
  10. 前記スライダは、前記アダプタの表面から前記縦軸に向かって突き出ている少なくとも1つのタブにより前記アダプタ上に保持されている請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のアダプタ。
  11. 前記少なくとも1つのタブは2つのタブを有する請求項10記載のアダプタ。
  12. 前記少なくとも1つのタブは、前記スライダが、前記少なくとも1つのタブの上を前記管状体の第2の端部に向けて摺動することができるように構成された請求項10記載のアダプタ。
  13. 前記少なくとも1つのタブは、前記スライダが、前記少なくとも1つのタブの上を前記管状体の第1の端部に向けて摺動することを制限するように構成された請求項10記載のアダプタ。
  14. 前記少なくとも1つのタブは、前記スライダが、前記少なくとも1つのタブの上を前記管状体の第1の端部に向けて摺動することを制限するように逆目(バーブ)構成された請求項10記載のアダプタ。
  15. 前記少なくとも1つのタブは少なくとも1つの丸形状のナブを有する請求項10記載のアダプタ。
  16. 前記アダプタはポリマー材料で構成された請求項1から請求項15のいずれか1項に記載のアダプタ。
  17. 前記少なくとも1つのカテーテル管は少なくとも2つのカテーテル管を有する請求項1から請求項16のいずれか1項に記載のアダプタ。
  18. 前記第2の端部は概略楕円形の断面を有する請求項1から請求項17のいずれか1項に記載のアダプタ。
  19. 前記第2の端部は概略円形の断面を有する請求項1から請求項17のいずれか1項に記載のアダプタ。
  20. 記脚部は複数の弾力性のある溝で接合されている請求項1から請求項19のいずれか1項に記載のアダプタ。
  21. 前記カテーテルアッセンブリは二重管構成のカテーテルを有する請求項1から請求項20のいずれか1項に記載のアダプタ。
  22. 前記カテーテルアッセンブリは同軸カテーテルを有する請求項1から請求項21のいずれか1項に記載のアダプタ。
  23. カテーテルアッセンブリをトロカールと連結するためのアダプタアッセンブリであって、
    テーパー形状の先端を有する末端方向端部と、複数の脚部を有する基部方向端部と、該末端方向端部と基部方向端部間を通って延びる縦軸とを有する概略管状体と、
    前記管状体の周囲に摺動可能に設けられるとともに、前記管状体の外径よりも僅かに大きい外径を有する管状のスライダと、を備え、
    前記スライダは第1の位置と第2の位置との間を摺動することができ、
    前記スライダが前記第1の位置に位置するときは、前記複数の脚部は通常偏倚のない状態であり、
    前記スライダが前記第2の位置に位置するときは、前記複数の脚部は前記縦軸に向かって通常偏倚した状態であり、
    前記管状体はトロカールと着脱可能に連結できることを特徴とするアダプタアッセンブリ。
  24. 前記スライダは、製造中に前記アダプタの周囲に摺動可能に配置される請求項23記載のカテーテル用穴あけ掘進器アッセンブリ。
  25. 前記スライダは、製造中に前記アダプタの周囲に摺動可能に配置されない請求項23記載のカテーテル用穴あけ掘進器アッセンブリ。
  26. 前記スライダは、細長形状の基部を有する請求項23から請求項25のいずれか1項に記載のカテーテル用穴あけ掘進器アッセンブリ。
  27. 末端方向の先端と、基部方向端部と、該末端方向先端と基部方向端部間に延在する細長形状の本体とを備えた末端部と、
    末端方向端部と基部方向端部を有するとともに、該末端方向端部と基部方向端部間を通って延びる縦軸とを有する概略細長い管状の本体とを備えた基部とを備え、
    前記末端部の基部方向端部は前記基部の末端方向端部と連結され、
    前記基部の基部方向端部は、少なくとも1つのカテーテル管を該基部方向端部に着脱可能に連結するための、前記基部に配置された管状のスライダを有することを特徴とするカテーテル用穴あけ掘進器アッセンブリ。
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