JP4589502B2

JP4589502B2 - Trolley, installation structure and installation method of trolley

Info

Publication number: JP4589502B2
Application number: JP2000261372A
Authority: JP
Inventors: 修石渡
Original assignee: Misawa Homes Co Ltd
Current assignee: Misawa Homes Co Ltd
Priority date: 2000-08-30
Filing date: 2000-08-30
Publication date: 2010-12-01
Anticipated expiration: 2020-08-30
Also published as: JP2002070186A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基礎上端に敷き込まれて、基礎と基礎上に構築される建造物本体との間に介在される台輪に関し、詳細には隣接して配置される他の台輪と接続可能な接続部を備えた換気孔付き台輪、台輪の設置構造及び設置方法に関する。
【０００２】
【背景の技術】
一般に建造物を構築する場合、地盤上に基礎を構築し、その基礎上に上部構造である建造物本体を構築する。上部構造からの荷重は下部構造である基礎によって地盤に伝えられる。
この例を框材を枠組みするとともに、その間に補強桟材を組み付けて成る枠体の、両面または片面に面材を取り付けて形成した床パネル、壁パネルおよび屋根パネルなどの建築用パネルを組み立てることにより建造物本体を構築する木質パネル工法を例にとって説明する。
まず地盤上に布基礎、独立基礎などの基礎を構築し、次に基礎上に複数の床パネルを敷設し、床パネル端部外方側に半土台を取り付けて床部を構成する。そして、床部上に複数の壁パネルを立設して、基礎から突出し床パネルおよび半土台を挿通するアンカーボルトにて壁パネルを固定して壁部を構築し、さらにこの壁上に複数の屋根パネルを敷設して屋根部を構築するようにしている。
【０００３】
ここで、基礎上端に木質の床パネルを直接敷き込む際、基礎上端の平坦面の確保、基礎上端の透水防止を目的として、本出願人などにより、図１６に示すようなプラスチック製の台輪１１０を基礎上端に敷き込み、この台輪１１０を介在させて、基礎上端に床パネルを敷設していく提案（例えば特開平８−７４３６７号公報「台輪および台輪を介在させた床パネルの敷設方法」）がされている。台輪１１０は、図１６に示すように、所定間隔をおいて複数形成されたアンカーボルト挿通用の貫通穴１１５を有する梯子状の形状をしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記特開平８ー７４３６７号公報に示す台輪１１０では、基礎上端に複数並べて敷き込む際に、基礎上面に並べられた台輪はそれぞれ基礎上で動かないように、１ピース毎に両端部等の離間した箇所を釘で基礎に止着する必要がある。
よって、台輪を基礎上面に固定する際に、台輪毎に２カ所釘を打ち込む作業を減らすことで作業の容易化及び工期の短縮化を図ろうという要望があった。
【０００５】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであって、その課題は、基礎上端に隣接して設置される複数の台輪の設置作業を容易に行うことができる台輪、台輪の設置構造及び設置方法を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項１記載の発明は、基礎上端に複数接続されて敷き込まれることで、基礎と基礎上に構築される建造物本体との間に介在される台輪において、例えば、図１及び図２に示すように、
複数の台輪１のそれぞれは、
前記基礎７の長手方向に沿って配置される台輪本体２と、
この台輪本体２の長手方向の両端部にそれぞれ設けられた接続部３，３とを備え、
前記台輪本体２の両端部の接続部３，３には、それぞれ嵌合部３２と当該嵌合部３２に嵌合可能な形状の被嵌合部３１とが幅方向に並んで配置され、
前記両接続部３，３の嵌合部３２と被嵌合部３１は、長手方向に隣接する他の台輪本体２の接続部３の被嵌合部３１と嵌合部３２に幅方向へ移動しないようにそれぞれ嵌合して接続するように構成されており、
前記嵌合部３２と前記被嵌合部３１との形成位置が前記台輪本体２の長手方向の向きを逆にしても接続可能となっていることを特徴とする。
【０００７】
前記接続部３は、長手方向に隣接する他の台輪本体の接続部に嵌合して接続した際、幅方向に移動しないように形成されていれば、どのような形状でもよい。
例えば、一方の接続部に上下に延在する溝部を設け、他方の接続部に上下に延在し且つ前記溝部に嵌合する突部が設けられた形成してもよい。このように形成すれば、隣接して接続される台輪どうしを、一方の台輪の凸状の接続部に、他方の台輪の凹状の接続部を嵌合することにより接続することができ、これら接続された台輪どうしは互いに幅方向に移動することがなくなる。
【０００８】
請求項１記載の発明によれば、基礎上端に複数接続されて敷き込まれる台輪１のそれぞれの接続部３，３が、長手方向に隣接する他の台輪本体２の接続部３，３に、幅方向へ移動しないように嵌合して接続するように形成されているので、前記基礎上端に複数接続して敷き込んだ際に、隣接する台輪どうしが互いに接続部３，３で嵌合して接続され、互いに幅方向に移動することがなくなる。
したがって、前記基礎７上端に複数連続して敷き込まれた際に、嵌合して接続された接続部３，３の一方の接続部３を基礎上に固定するだけで、前記一方の接続部に嵌合して接続された他方の接続部３も前記基礎７に固定することができる。つまり、隣接する台輪の接続部どうしを嵌合して接続した状態で複数の台輪を前記基礎上に接続して敷き込んだ際に、嵌合して接続される接続部どうしにおいて一方の接続部を固定するだけで、敷き込まれた複数の台輪それぞれを幅方向に動かないように固定することができる。
よって、基礎上に台輪を複数敷き込んで設置する際に、従来と異なり、敷き込まれた複数の台輪を台輪毎に基礎に固定する作業、つまり複数の台輪毎に２カ所釘を打ち込んで基礎に固定する作業の必要が無くなり、台輪の敷き込み作業の容易化及び工期の短縮化を図ることができる。
【００１０】
前記接続部３としては、例えば、一方の接続部を、開口部が上下に延在する凹状に形成し、他方の接続部を上下に延在し且つ前記凹状の接続部と嵌合する凸状に形成してもよい。このように形成すれば、隣接して接続される台輪どうしを、一方の台輪の凸状の接続部に、他方の台輪の凹状の接続部を嵌合することにより接続することができ、これら接続された台輪どうしは互いに幅方向に移動することがなくなる。
【００１１】
また、前記台輪本体２の両端部の一方の接続部３には嵌合部３１が設けられ、他方の接続部３には、前記嵌合部３１に嵌合可能な形状の被嵌合部３２が設けられているので、請求項１記載と同様の効果を得ることができるとともに、基礎上端に複数接続して敷き込む際に用いる台輪を全て同じ形状の台輪とし、それぞれを接続する際に、前記嵌合部と前記被嵌合部とを嵌合して、前記複数の台輪を前記基礎上に幅方向に移動しないように接続することができる。
したがって、基礎上に複数敷き込む際に、同一形状の台輪を複数用意すればよく、接続部が異なる異形状の台輪を制作する必要が無くなり、コストの低廉化を図ることができる。
【００１３】
さらに、前記台輪本体の両端部の接続部３，３には、長手方向に隣接する他の台輪本体２の接続部３の被嵌合部３１と嵌合部３２にそれぞれ嵌合して接続する前記嵌合部３２と前記被嵌合部３１とが幅方向に並んで配置されているので、台輪の接続部３に他の台輪の両接続部のうちのどちらでも嵌合部と被嵌合部とを嵌合接続することで、台輪どうしを接続することができる。
【００１４】
請求項２記載の発明は、請求項１記載の台輪において、例えば、図２及び図７に示すように、
前記嵌合部３２は台輪本体の上下方向に延在する溝部３２ａを備え、
前記被嵌合部３１は前記溝部３２ａに嵌る突部３１ａを備えることを特徴とする。
【００１５】
前記突部は、前記溝部に嵌合する構成であれば、どのように構成されていてもよく、例えば、台輪本体の上下方向に延在し、且つ前記溝部に嵌る突条部としてもよい。
【００１６】
請求項２記載の発明によれば、請求項１記載の発明と同様の効果を得ることができるとともに、前記嵌合部３２は台輪本体２の上下方向に延在する溝部３２ａを備え、前記被嵌合部３１は前記溝部３２ａに嵌る突部３１ａを備えるので、前記嵌合部３２と被嵌合部３１とが嵌合した際に、前記溝部３２ａに前記突部３１ａが嵌合して、これら溝部３２ａ及び突部３１ａを有する嵌合部３２及び被嵌合部３１の一方に対する幅方向の移動が抑止される。
よって、前記嵌合部３２に、台輪本体２の上下方向に延在する溝部３２ａを形成し、前記被嵌合部３１に前記溝部３２ａに嵌る突部３１ａを形成するだけで、つまり、簡易な構造で、接続部どうしを接続して基礎上に複数の台輪１を接続した際に、台輪１を幅方向に移動しないように接続することができる。
【００１７】
請求項３記載の発明は、請求項１又は２に記載の台輪において、例えば、図１〜図３に示すように、
前記台輪本体２には、換気孔４が前記台輪本体２の幅方向に貫通するようにして形成されていることを特徴とする。
【００１８】
請求項３記載の台輪によれば、請求項１又は２と同様の効果が得られるとともに、台輪本体２をその幅方向に貫通する換気孔４によって換気を行うことができるため、通常は基礎部分に設けられる床下換気孔を省略することができる。よって、基礎工事の手間が簡略化される。
【００１９】
請求項４記載の発明は、請求項１〜３のいずれかに記載の台輪が基礎上端に基礎７の長手方向に沿って複数接続されて敷き込まれ、基礎７と基礎上に構築される構造物本体９との間に介在された台輪１の設置構造であって、例えば、図５に示すように、
隣接する台輪１どうしは接続部３どうしを嵌合することで接続され、
嵌合した接続部３のうちの一方が前記基礎７に固定されていることを特徴とする。
【００２０】
請求項４記載の発明によれば、請求項１〜３のいずれかに記載と同様の効果を得ることができるとともに、隣接する台輪１どうしは接続部３どうしを嵌合することで接続され、嵌合した接続部３のうちの一方３が前記基礎に固定されているので、嵌合した接続部３のうちの他方が基礎に固定された状態となっている。
したがって、従来と異なり、基礎７上に複数接続されて敷き込まれたそれぞれの台輪を別個に基礎に固定する必要がなくなり、台輪の設置作業を容易に且つ短期間で行うことができる。
【００２１】
請求項５記載の発明は、基礎７上端に請求項１〜３のいずれかに記載の台輪１が基礎の長手方向に沿って複数接続して敷き込まれ、これら複数の台輪１を隣接する台輪１の接続部３どうしが互いに嵌合し接続された状態で、基礎７上に設置する台輪の設置方法であって、例えば、図５に示すように、
嵌合する接続部３のうちの一方を前記基礎７上面に固定することを特徴とする。
【００２２】
請求項５記載の発明によれば、基礎７の長手方向に沿って複数接続して敷き込まれた台輪１どうしの嵌合する接続部３のうちの一方を前記基礎７上面に固定するので、前記一方の接続部３を基礎７上面に固定する（例えば、スクリュー釘１１により固定する）ことができるとともに、前記一方の接続部３に幅方向に移動しないように嵌合して接続された他の接続部３を固定することができる。
したがって、基礎７上面に複数の台輪１を接続して敷き込み、これら台輪１を基礎７上面に固定する際に、従来と異なり、台輪１毎に、それぞれ台輪１の両端部を釘などで基礎に固定する作業を行う必要がなく、接続された台輪のそれぞれにおいて一方の接続部３のみを固定することで、容易且つ短期間で接続された複数の台輪１をそれぞれ幅方向に動かない状態で基礎に設置することができる。
【００２３】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
以下に、本発明に係る台輪の実施の形態例を図１〜図１５に基づいて説明する。
【００２４】
先ず、図１〜図３は本発明の台輪の一実施の形態例を示すものであって、図１（ａ）は本例の台輪１の平面図であり、図１（ｂ）は同台輪１の側面図、図１（ｃ）は同台輪１の正面図である。また、図２（ａ）は同台輪の両端の接続部を示す図であり、図１（ｃ）のＡ−Ａ線断面図、図２（ｂ）は同台輪の両端の接続部の拡大側面図である。さらに、図３（ａ）は、台輪本体に設けられた釘孔の側断面図、図３（ｂ）は換気孔の縦断面図である。
【００２５】
図１〜図３に示す台輪１は、後述する基礎上端に敷き込まれて、基礎と基礎上に構築される建造物本体との間に介在され（図４参照）、台輪本体２と、この台輪本体２の長手方向両側にそれぞれ形成された接続部３，３と、台輪本体２に、台輪本体２の長手方向に沿って、台輪本体２の幅方向に貫通するように所定間隔を開けて設けられた換気孔４等とを備える。なお、換気孔４は、台輪１の両側面１ａ，１ｂに面した開口部４１と、開口部４１に連通し台輪本体２内を貫通する換気通路部４２とを有し、換気孔４の開口部４１は、開口縁に向かって、つまり台輪１の両側面１ａ，１ｂに向かって拡がるように形成されている。
また、換気孔４の断面形状は四角形状、ここでは縦長の長方形となっている。
このように換気孔４の断面形状が四角形状であるので、換気孔４を上下幅が同じの断面円状に形成した構成より、角部分の通気量が多くなり、その分の換気効率の向上を図ることができる。
【００２６】
詳細には、台輪本体２は、長尺板状に形成され、後述する基礎（図４〜図６中、符号７で示す）の長手方向に沿って配置されるものである。
また、台輪本体２は、台輪１の上下面を構成し、互いに離間して対向するように配置された板状の上面部材２１及び下面部材２２と、これら上下面部材２１，２２の間で、且つ上下面部材２１，２２に直交するように設けられた複数の仕切り壁部２３と、前記台輪本体２を基礎（図４〜図６で示す基礎７）に固定する釘孔５と、台輪本体２の長手方向に細長い形状に形成されたアンカーボルト挿通用の貫通穴６等とを備える。
【００２７】
複数の仕切り壁部２３は、複数の換気孔４の間に配置された状態となり、互いに平行に離間している。つまり、仕切り壁部２３は複数の換気孔４を仕切っており、それぞれの側面２３１で上下面部材２１，２２の内側面ととも換気孔４を囲む周壁面を形成している。
これら仕切り壁部２３において台輪本体２の幅方向側の端部２３ａ、つまり換気孔４の開口部４１を構成する部位２３ａには、仕切り壁部２３の側面２３１から端部２３ａの先端２３ｃに向かって下るテーパ部１５が設けられている。これにより仕切り壁部２３の端部２３ａは先端２３ｃに向かって先細りとなるように構成されている。
【００２８】
また、上下面部材２１，２２において換気孔４の開口部４１を構成する部位２１ａ，２２ａ（仕切り壁部２３の端部２３ａとともに四辺部を構成）には、換気孔４が台輪本体２の両側面１ａ，１ｂの開口縁に向かって拡がるように、それぞれ内側面２１ｂ，２２ｂから外側面２１ｃ，２２ｃに向かって下るテーパ部１６が設けられている。
これら上下面部材２１，２２及び仕切り壁部２３に設けられたテーパ部１５，１６によって換気孔４の両側の開口部４１の外径（側面１ａ，１ｂに面する開口縁の径）Ｂは換気通路部４２の径Ｃより広くなっており、換気通路部４２との接続部分から台輪側面１ａ，１ｂに向かって上下左右方向に漸次拡がるように形成されている。つまり換気孔４の開口縁の径Ｂは、換気通路部４２の径Ｃより大きくなっている。
【００２９】
釘孔５は、図３（ａ）に示すように、釘を挿通させることで基礎上に配置された台輪を固定するものであり、台輪１の接続部３近傍の台輪本体２部分において、長手方向に並ぶ換気孔４の間で、台輪本体２の上下面と仕切り壁部２３を上下に貫通するように形成されている。
この釘孔５は、上下面部材２１，２２に設けられ、釘の頭の厚みより深く且つ釘の頭より径が大きい座掘部５１と、換気孔４の間で仕切り壁部２３を貫通し、座掘部５１に連通し、座掘部５１より径が小さく釘本体が挿通される挿通部５２とを備える。
つまり、座掘部５１は釘孔５の開口縁部に形成された状態となっており、台輪１の上面側から釘を挿通させて台輪１を基礎に固定した際に、釘の頭は、座掘部５１の底面で係止された状態で座掘部５１内に収まり台輪本体２の上面から突出しないようになっている。
【００３０】
また、座掘部５１は、釘孔５の両開口縁部、具体的には上下面部材２１，２２の外面側にそれぞれに形成されているので、台輪１を設置する際に、上下を逆にして設置した場合でも、上下を逆にしない場合と同様に、釘孔５に釘を挿通させて台輪１を基礎に固定することができる。
また釘孔５は、台輪本体２において、複数設けられている貫通穴６を挟むように、該貫通穴６の両側に沿って台輪１の延在方向に所定間隔を開けて、２列に並んで設けられている。
アンカーボルト用貫通穴６は、基礎と構造物本体とを接合するアンカーボルト１０（後述する：図４、図５参照）を挿通可能なものであり、平面視長穴状に径形成され、台輪本体２の長手方向に沿って所定間隔を開けながら、台輪本体を鉛直方向に貫通するようにして、複数箇所形成されている。
そして、この貫通穴６は、長穴状の範囲内において、どの位置にでもアンカーボルト１０を挿通することができ、これによりアンカーボルト１０が立設された基礎の上面に台輪１を設置する際に、該台輪１の長手方向の位置設定作業を自由に行うことができる。
【００３１】
前記台輪本体２の両端部に設けられた接続部３は、互いに接続可能に構成されており、台輪１を長手方向に連続して嵌合して接続される形状となっている。
また、接続部３には、互いに嵌合可能な形状の被嵌合部３１と嵌合部３２とが幅方向に並んで設けられている。
被嵌合部３１は、台輪１の長手方向に向かって突出するように設けられ、台輪１の上下方向に延在する突条部（突部）３１ａを備える。
また、嵌合部３２は、台輪の上下方向に延在し、前記突条部３１ａが嵌るように形成された溝部３２ａを備える。
台輪１では、一方の接続部３の被嵌合部３１と同一直線上に他方の接続部３の嵌合部３２が配置され、一方の接続部３の嵌合部３２と同一直線上に他方の接続部３の被嵌合部３１が配置されている。
つまり、接続部３に設けられている被嵌合部３１と嵌合部３２は、基礎上面において同形状の台輪１どうしを接合する際に、隣接する他の台輪１の接続部３の嵌合部３２と被嵌合部３１にそれぞれ嵌合して接続され、台輪１どうしを同一直線上に延在するように接続可能な（図５参照）ものである。
【００３２】
このように構成された台輪１によれば、同形状の台輪１を長手方向に接続する際に、一方の接続部３の被嵌合部３１が他方の接続部３の嵌合部３２と、また、一方の嵌合部３２が他方の被嵌合部３１と嵌合する。そして、これら被嵌合部３１と嵌合部３２とが嵌合することにより、突条部３１ａと溝部３２ａとが嵌合し、基礎上において一方の台輪が他方の台輪に対して台輪の幅方向への移動が抑制される。
また、基礎上面に複数接続して敷き込む際に、接続部を介して接合される一方の台輪１の接続部に他の台輪の接続部が対応しない場合でも、上下面を変更してこれら接続部どうしを嵌合接続することができる。よって、台輪１の設置作業の際に、先に基礎に固定された台輪１の接続部に対応させて、他の台輪の接続部を前記固定された台輪の接続部に嵌合して接続することができる。
【００３３】
また、この台輪１の上下面には、幅方向の中心で且つ、台輪の延在方向と平行な線を示すマーキングＭ（図１参照）が施され、台輪１の幅の中心位置が確認できるようになっている。
【００３４】
この実施の形態における台輪１では、全長約９１６ｍｍ、台輪の両端部に延在方向と平行な直線上にそれぞれ配置された突条部３１ａの突出長さの半分の部位から溝部３２ａの深さの半分の部位までの長さが９１０ｍｍ、上下面部材２１，２２の厚み５ｍｍ、仕切り壁部２３の厚み４ｍｍ、換気孔４の開口部４１の左右幅（台輪の長手方向と平行な長さ）１１ｍｍ、換気孔４の換気通路部４２の左右幅７ｍｍとなっている。また、台輪１の上下の厚みは２４ｍｍや３０ｍｍとし、厚みが２４ｍｍの場合、換気孔４の開口部４１の上下の長さは１８ｍｍ、換気通路部４２の上下の長さは１４ｍｍとなる。換気通路部４２の左右幅が７ｍｍであるので、この換気孔４を介して外部から内部に子ハツカネズミが侵入することを防止できる。これは一般的に子ハツカネズミの頭の大きさが８ｍｍであるためである。
このような寸法で形成されていることにより台輪１ピース、全長約９１６ｍｍで、表面の換気開口面積１３６ｃｍ²、換気通路部４２の断面積８０．３６ｃｍ²となっている。よって、台輪１どうしを接続し、台輪本体の長さ４ｍあたりの有効換気面積が３００ｃｍ²以上となり、台輪１を基礎上記敷き込んだ際に、台輪１上部に設けられる構造物の長手方向の長さ４ｍ以下において、有効換気口面積３００ｃｍ²以上の面積を得ることができる。
【００３５】
図４は、台輪１が基礎上端に敷き込まれて、基礎と基礎上に構築される建造物本体との間に介在された状態を示す図である。なお、この構造物本体（住宅）は、壁パネルにより壁が構築され、床パネルにより床が構築され、屋根パネルにより屋根が構築されており、いわゆるパネル工法で構築された耐力壁構造の住宅となっている。
図４に示すように、台輪１の上部には、建物の１階の床部８を構成する床パネル８１の端部８１ａと、該床パネル８１ａの側端面に当接するように配置された半土台８２とが載置され、床パネル８１の端部８１ａ及び半土台８２の上部には１階の壁部９を構成する壁パネル９１が立設されている。
この床パネル８１の端部８１ａ及び半土台８２には、アンカーボルト１０が挿通され、このアンカーボルト１０は壁パネル９１の下端部９１ａに止着されている。これにより壁パネル９１及び基礎７どうしは、該壁パネル９１及び基礎７の間で、台輪１、半土台８２及び床パネル８１の端部８１ａを挟持した状態で固定される。
【００３６】
また、台輪は、図５〜図８に示すように基礎上面に基礎の長手方向に沿って複数が接続された状態で敷き込まれている。
図５〜図７に示すように、基礎７上端に複数接続されて敷き込まれることで、基礎と基礎上に構築される建造物本体との間に介在される台輪１では、それぞれ接続部３が、長手方向に隣接する他の台輪本体２の接続部３に、幅方向へ移動しないように嵌合し接続されている。
つまり、嵌合して接続された接続部３の嵌合部３２と被嵌合部３１は、溝部３２ａに突条部３１ａが嵌ることで、長手方向に隣接する他の台輪本体２の接続部３の被嵌合部３１と嵌合部３２にそれぞれ嵌合して接続されている。
また、嵌合した接続部３のうちの一方がスクリュー釘１１により前記基礎７に固定されている。
【００３７】
上記構造によれば、台輪１には、台輪本体２をその幅方向に貫通する換気孔４が設けられ、この換気孔４によって換気を行うことができるため、通常は基礎部分に設けられる床下換気孔を省略することができる。よって、基礎工事の手間が簡略化される。
また、隣接する台輪１どうしは接続部３どうしを嵌合することで接続され、嵌合した接続部３のうちの一方３が前記基礎に固定されているので、嵌合した接続部３のうちの他方が基礎に固定された状態となっている。したがって、従来と異なり、基礎７上に複数接続されて敷き込まれたそれぞれの台輪を別個に基礎に固定する必要がなくなり、台輪の設置作業を容易に且つ短期間で行うことができる。
【００３８】
このように基礎上面に複数接続して敷き込まれた台輪は図８に示すように、構築される構造物基礎の全周に設けられており、台輪本体２の長さ４ｍあたりの換気孔４の換気有効面積が３００ｃｍ²以上となっている。なお、この構造物本体のようにパネル工法を用いた住宅の構築においては、住宅をモジュール設計するとともに、パネルのサイズの規格をモジュールに対応したものとすることにより、規格外の部材をあまり必要とせず、現場作業の効率化を図ることができる。モジュールとは建築のあらゆる部分を一定の大きさの倍数関係に整えようとするときの基準となる寸法をいう。平面計画上のモジュール寸法は９１０ｍｍであり、立面計画上のモジュール寸法は１５１ｍｍである。
この実施の形態における台輪は上述したように９１０ｍｍでモジュールに対応しており、台輪の備えるアンカーボルト挿通穴６は、図８に矢印で示す基礎に設けられるアンカーボルトの設置位置がクォーターモジュール（２２７．５ｍｍ）のラインから１２５ｍｍの位置であることに対応して形成されている。つまり、台輪は、モジュール寸法に基づいて形成された基礎に対応して形成された寸法を有するので、前記基礎上に複数接続して敷き込んでも（図８に示すように基礎の角部に設置する際には追い回しで台輪を設置する等）アンカーボルトの干渉がなく、貫通穴にアンカーボルトを挿通させた状態で、すっきりと設置できるようになっている。
【００３９】
次に、台輪の設置方法を図９を参照して説明する。
図９は、基礎上に台輪を設置した状態を示す図である。
図９に示すように、構築された基礎７の外側面に一方の側面が基礎の略面一となるようにして台輪１を基礎７上面に長手方向に沿って複数配置する。
このとき、隣接する台輪１どうしはそれぞれの接続部３どうし、つまり突条部３１ａと溝部３２ａとが嵌り合うことで接続され、これら突条部３１ａと溝部３２ａとが嵌り合うことで隣接する台輪１どうしは幅方向への移動が抑止された状態となる。なお、台輪１を基礎７上に配設する際、貫通穴６に、基礎７の所定の位置に所定間隔を開けて上方に突出するように設けられたアンカーボルト１０が挿通されるようにする。
【００４０】
このように配置された台輪１を、台輪本体２において基礎７の内側の釘孔５に釘１１を打ち込むことより基礎７上面に固定する。これら釘１１は台輪１ピースごとに、長手方向の一方の端部側、ここでは台輪本体２の右側の端部で一本づつ打ち込む。これにより、それぞれの接続部３，３が嵌合して接続されていることによって接続されている隣接配置された台輪１，１どうしの一方の接続部３を釘１１で固定することで、接続部３，３どうしは互いに幅方向へ移動を抑止した状態となる。
【００４１】
つまり、基礎７の長手方向に沿って複数接続して敷き込まれた台輪１どうしの嵌合する接続部３のうちの一方を前記基礎７上面に固定するので、一方の接続部３を基礎上面に固定することができるとともに、一方の接続部３に幅方向に移動しないように嵌合して接続された他の接続部３を固定することができる。
したがって、基礎７上面に複数の台輪１を接続して敷き込み、これら台輪を基礎上面に固定する際に、従来と異なり、台輪１ピース毎に、それぞれ台輪１の両端部を釘などで基礎に固定する作業を行う必要がなく、その作業の分、基礎に複数の台輪を連続して容易に且つ短期間で敷き込んで設置することができる。
【００４２】
なお、基礎上に複数接続して敷き込まれ固定される台輪は、接続部どうしを嵌合して接続した状態で、基礎上のそれぞれの所定の位置に敷き込んだ後、釘にて複数の台輪のそれぞれを基礎に固定してもよく、また、１ピースずつ基礎上に配置し、配置した台輪の一方の接続部を固定し、この固定された接続部に、他の台輪の接続部を嵌合することにより基礎の長手方向に台輪を接続していくことで基礎上に設置してもよい。
【００４３】
また、台輪１を基礎７上に配置する際に、台輪１に、台輪１の幅の中心部分を示すマーキングＭが施してあるので、台輪１の中心線を位置させるための墨打ちＳを基礎７上面に施した場合に、台輪１のマーキングＭ部分を墨打ちに合わせて台輪１を容易に且つ正確に設置することができる。
さらに、台輪本体２には、アンカーボルトを挿通させるための貫通穴６が、台輪本体の長手方向に沿って所定間隔をおきながら、台輪本体２を鉛直方向に貫通するようにして、複数箇所形成されているので、アンカーボルト１０の突出している部位の基礎上に台輪１を設置する際、前記複数の貫通穴６のうち、適当な位置の貫通穴６を選んでアンカーボルト１０を挿通させることにより、台輪１の設置位置を調整することができる。なお、アンカーボルト１０は、墨打ちＳ上に配置されており、台輪本体２を設置する際に、貫通穴６に通して台輪本体２の所定の位置に配置するための案内となる。
また、台輪１を基礎上に設置した後、台輪１のマーキングＭが、該台輪１上に設置する床パネル（図４参照）等の構造物本体を設置する際の位置だし墨となり、これにより構造物本体を構成する床パネルを正確に設置することができる。
【００４４】
上記台輪１によれば、基礎７の長手方向に沿って配置される台輪本体２をその幅方向に貫通する換気孔４がその開口縁に向かって拡がるように形成されているので、台輪本体２の幅方向からの風を多く取り込むことができ、換気孔４の通気量を多くすることができる。
したがって、一般的に基礎部分に設けられる床下換気孔を省略することができ、基礎工事の手間を簡略化することができるとともに、基礎７を挟む空間の通気量を多くして、上部に構造物本体が設けられる基礎７の内側と外側の換気効率を高くして円滑な換気を行うことができる。
【００４５】
さらに、換気孔４の両端の開口部を構成する部位（四辺部）２１ａ，２２ａ，２３ａには、それぞれテーパ部１５，１６が設けられているので、四辺部２１ａ，２２ａ，２３ａの一辺から三辺にテーパ部を設けた場合より、換気孔４の通気量が多くなり、該換気孔４の換気効率の向上を図ることができる。
【００４６】
また、両開口縁部に座掘部５１が形成されている釘孔５が、換気孔４の間を貫通して設けられているので、基礎７上に台輪本体２を敷き込んで、釘孔５から釘１１を挿通し、釘１１の頭が座掘部５１に収容された状態で基礎７に確実に固定させることができる。また、台輪本体２の上下を逆にして基礎７上に設置した場合でも、釘孔５に釘１１を挿通させて、座掘部５１内に釘１１の頭を収容することができる。さらに、台輪本体２において換気孔４と釘孔５とが連通することがないので、釘孔５により換気効率を減少させることがない。
加えて、換気孔４の開口部４１の有効換気面積が台輪本体の長さ４ｍあたり３００ｃｍ²以上であるので、換気孔４により必要十分な換気量を確保することができる。
【００４７】
＜変形例＞
上記台輪１は、換気孔４の開口部４１の上下左右の縁部にテーパ部１５，１６が設けられている構成（図２（ａ）及び図３（ｂ）等参照）としたが、図１０〜図１４に示すように、換気孔の開口部を左右で仕切る台輪本体の両側面のみに形成されていてもよい。
【００４８】
この台輪１Ａは、上下面部材２１Ａ，２２Ａの開口縁部の構成のみ異なりその他の構成は台輪１と同様に構成されているので同符号を付して説明は省略する。
つまり、この台輪１Ａは、台輪１と同様に、基礎上端に敷き込まれて、基礎と基礎上に構築される建造物本体との間に介在されるものであり、台輪本体２Ａと、この台輪本体２Ａの長手方向両側にそれぞれ形成された接続部３，３と、台輪本体２Ａに、台輪本体２Ａの長手方向に沿って、台輪本体２の幅方向に貫通するように所定間隔を開けて複数設けられた換気孔４Ａ等とを備える。
換気孔４Ａは、台輪１Ａの上下面を構成し、互いに離間して対向するように配置された上下面部材２１Ａ，２２Ａと、これら上下面部材２１Ａ，２２Ａ間に、直交するように設けられた仕切り壁部２３とで、縦長の断面長方形状をなすように形成されている。
【００４９】
また、この換気孔４Ａは、左右の仕切り壁部２３の端部に形成されたテーパ部１５Ａにより開口縁に向かって拡がるように形成された開口部４１Ａと、開口部４１Ａに連通し台輪本体内を貫通する換気通路部４２Ａとを有している。側面から見ると換気孔４Ａでは、開口部４１Ａは、換気通路部４２Ａから開口縁に向かって左右に拡がるように形成されている。
このように台輪１Ａの備える換気孔４Ａが、開口縁に向かって拡がるように形成されているので、上述した台輪１と同様の効果を得ることができる。つまり、台輪本体２の両側面において、換気孔の開口部４１Ａ間に当たる風を換気孔内に導き、換気効率を向上させ、台輪に仕切られる空間どうし（基礎７の内側と基礎７の外側）間の通気性の向上を図ることができる。
【００５０】
＜変形例２＞
図１３及び図１４は本発明に係る台輪の実施の形態の変形例を示す。
図１３及び図１４に示す台輪１Ｃは、上述したものと同様の基礎上端に長手方向に沿って敷き込まれて、基礎と基礎上に構築される建造物本体との間に介在されるものであり、台輪本体６０と、この台輪本体の長手方向両側にそれぞれ形成された接続部３Ａ，３Ａと、台輪本体６０に台輪本体６０の長手方向に沿って台輪本体６０の幅方向に貫通するように所定間隔を開けて設けられた換気孔４Ｂ等とを備える。
また、換気孔４Ｂは、台輪６０の両側面６０ａ，６０ｂに面した開口部４１Ｃと、開口部４１Ｃに連通し台輪本体６０内を貫通する換気通路部４２Ｃとを有し、換気通路部４２Ｃの両端部にそれぞれ接続された開口部４１Ｃは、開口縁に向かって、つまり台輪１の両側面６０ａ，６０ｂ側に向かって拡がるように形成されている。さらに、換気孔４Ｂの断面形状は四角形状、ここでは縦長の長方形となっている。このように換気孔４Ｂの断面形状が四角形状であるので、換気孔４Ｂを上下幅が同じの断面円状に形成した構成より、角部分の通気量が多くなり、その分の換気効率の向上を図ることができる。
【００５１】
上記台輪１Ｃの構成について詳細に説明する。
台輪本体６０は、台輪１Ｃの上下面を構成し、互いに離間して対向するように配置された板状の上面部材６１及び下面部材６２と、これら上下面部材６１，６２の間で、且つ上下面部材６１，６２に直交するように設けられた複数の仕切り壁部６３と、前記台輪本体６０を基礎（図４〜図６で示す基礎７）に固定する釘孔６５と、台輪本体６０の長手方向に細長い形状に形成されたアンカーボルト挿通用の貫通穴６６等とを備える。
上面部材６１及び下面部材６２の長手方向の両側縁部には、それぞれ側端縁に向かって下るテーパ部６９が設けられている。
【００５２】
複数の仕切り壁部６３は、複数の換気孔４Ｂの間に配置された状態となり、互いに平行に離間している。つまり、仕切り壁部６３は複数の換気孔４Ｂを仕切っており、台輪１Ｃの延在方向と直交する方向に延在する両側面で上下面部材６１，６２の内側面ととも換気孔４Ｂを囲む周壁面を形成している。
これら仕切り壁部６３において台輪本体６０の幅方向側の端部６３ａ、つまり換気孔４Ｂの開口部４１Ｃを構成する部位６３ａには、仕切り壁部６３の側面から端部６３ａの先端６３ｃに向かって下るテーパ部６７が設けられている。これにより仕切り壁部６３の端部６３ａは先端６３ｃに向かって先細りとなるように構成されている。
【００５３】
また、仕切り壁部６３に設けられたテーパ部６７によって換気孔４Ｂの開口部４１Ｃの外径（側面６０ａ，６０ｂに面する開口縁の径）Ｆは換気通路部４２Ｃの径Ｇより広く（図１４（ｂ）参照）なっており、換気通路部４２Ｃとの接続部分から台輪側面６０ａ，６０ｂに向かって左右方向に漸次拡がるように形成されている。
【００５４】
釘孔６５及びアンカーボルト用貫通穴６６は、それぞれ上述した釘孔５及びアンカーボルト用貫通穴６と同様の構成及び作用であるので説明は省略する。
【００５５】
また、前記台輪本体６０の両端部に設けられた接続部３Ａは、互いに接続可能に構成されており、上述した台輪１に対する接続部３と同様に構成され、その作用効果は同様のものである。
つまり、接続部３Ａには、上述した接続部３の構成と同様に、互いに嵌合可能な形状の被嵌合部３１と嵌合部３２とが幅方向に並んで設けられている。
被嵌合部３１は、台輪１の長手方向に向かって突出するように設けられ、台輪１の上下方向に延在する突条部（突部）３１ａを備える。また、嵌合部３２は、台輪の上下方向に延在し、前記突条部３１ａが嵌るように形成された溝部３２ａを備える。台輪１Ｃの両端部では、一方の接続部３Ａの被嵌合部３１と同一直線上に他方の接続部３Ａの嵌合部３２が配置され、一方の接続部３Ａの嵌合部３２と同一直線上に他方の接続部３の被嵌合部３１が配置されている。
【００５６】
よって、複数の台輪１Ｃを長手方向に接続する際に、隣接する一方の台輪１Ｃの接続部３Ａの被嵌合部３１が隣接する他方の台輪１Ｃの接続部３Ａの嵌合部３２と、また、一方の台輪１Ｃの嵌合部３２が一方の台輪１Ｃと隣接する他方の台輪１Ｃの被嵌合部３１と嵌合する。
そして、これら被嵌合部３１と嵌合部３２とが嵌合することにより、突条部３１ａと溝部３２ａとが嵌合し、基礎上において一方の台輪が他方の台輪に対して台輪の幅方向への移動が抑制される。
また、基礎上面に複数接続して敷き込む際に、接続部を介して接合される一方の台輪１Ｃの接続部に他の台輪１Ｃの接続部が対応しない場合でも、上下面を変更してこれら接続部どうしを嵌合接続することができる。よって、台輪１の設置作業の際に、先に基礎に固定された台輪１の接続部に対応させて、他の台輪の接続部を前記固定された台輪の接続部に嵌合して接続することができる。
【００５７】
また、この台輪１の上下面には、幅方向の中心で且つ、台輪の延在方向と平行な線状のマーキングＭ１が施され、台輪１の幅の中心位置が確認できるようになっている。
【００５８】
なお、図示しないが換気孔付き台輪１は構築される構造物基礎の全周に設けられ、台輪本体２の長さ４ｍあたりの換気孔４の換気有効面積が３００ｃｍ²以上となっている。
【００５９】
この実施の形態における台輪１Ｃでは、全長約９１６ｍｍ、台輪の両端部に延在方向と平行な直線上にそれぞれ配置された突条部３１ａの突出長さの半分の部位から溝部３２ａの深さの半分の部位までの長さが９１０ｍｍ、上下面部材６１，６２の厚み４ｍｍ、仕切り壁部６３の厚み４ｍｍ、換気孔４Ｂの開口部４１Ｃの左右幅（台輪の長手方向と平行な長さ）１１ｍｍ、換気孔４Ｂの換気通路部４２Ｃの左右幅７ｍｍとなっている。また、台輪１Ｃの上下の厚みは２４ｍｍや３０ｍｍとし、厚みが２４ｍｍの場合、換気孔４Ｂの開口部４１Ｃの上下の長さは１８ｍｍ、換気通路部４２Ｃの上下の長さは１６ｍｍとなる。換気通路部４２Ｃの左右幅が７ｍｍであるので、この換気孔４Ｂを介して外部から内部に子ハツカネズミが侵入することを防止できる（防鼠作用を有する）。これは一般的に子ハツカネズミの頭の大きさが８ｍｍ程度であるためである。
このような寸法で形成されていることにより台輪（厚み２４ｍｍ）１ピース、全長約９１６ｍｍで、表面の換気開口面積１２１ｃｍ²、換気通路部４２Ｃの断面積９１．６０ｃｍ²となっている。よって、台輪１Ｃどうしを接続し、台輪本体の長さ４ｍあたりの有効換気面積が３００ｃｍ²以上となり、台輪１Ｃを基礎上記敷き込んだ際に、台輪１Ｃ上部に設けられる構造物の長手方向の長さ４ｍ以下において、有効換気口面積３００ｃｍ²以上の面積を得ることができる。
【００６０】
また、上記台輪１，１Ａ，１Ｃの上下面を、基礎上に設置したり、また上面に構造物を載せた際に摩擦抵抗が増大するように処理して摩擦面としてもよい。
この一例を図１４に示す。図１４に示す台輪１Ｂは、上下面の形態のみ異なりその他の構成は、上述した台輪１と同様の構成である。したがって、台輪１と同様の構成要素については同符号を付して説明は省略する。
図１４に示す台輪１Ｂは、上下面部材２１，２２の外表面２１１，２２１が摩擦面となっているものである。これら上下面２１１，２２１の処理は台輪１を型で成形する際に同時に行う等して形成される。
このように台輪１Ｂの上下面２１１，２２１が摩擦面であれば、上述した台輪１と同様の効果を有することができるとともに、基礎と構造物本体（構造物本体を構成する部材など）との間に台輪１Ｂを配設した際に、上述した台輪１，１Ａと同様の効果を有することができるとともに、台輪上の構造物が台輪からずれることがなくなり、地震などに対する耐久性の向上を図ることができる。
【００６１】
【発明の効果】
請求項１記載の発明によれば、前記基礎上端に複数接続して敷き込んだ際に、隣接する台輪どうしが互いに接続部で嵌合して接続され、互いに幅方向に移動することがなくなり、前記基礎上端に複数連続して敷き込まれた際に、嵌合して接続された接続部の一方の接続部３を基礎上に固定するだけで、前記一方の接続部に嵌合して接続された他方の接続部も前記基礎に固定することができる。つまり、隣接する台輪の接続部どうしを嵌合して接続した状態で複数の台輪を前記基礎上に接続して敷き込んだ際に、嵌合して接続される接続部どうしにおいて一方の接続部を固定するだけで、敷き込まれた複数の台輪それぞれを幅方向に動かないように固定することができる。よって、基礎上に台輪を複数敷き込んで設置する際に、従来と異なり、敷き込まれた複数の台輪を台輪毎に基礎に固定する作業、つまり複数の台輪毎に２カ所釘を打ち込んで基礎に固定する作業の必要が無くなり、台輪の敷き込み作業の容易化及び工期の短縮化を図ることができる。
【００６２】
また、基礎上端に複数接続して敷き込む際に用いる台輪を全て同じ形状の台輪とし、それぞれを接続する際に、前記嵌合部と前記被嵌合部とを嵌合して、前記複数の台輪を前記基礎上に幅方向に移動しないように接続することができ、基礎上に複数敷き込む際に、同一形状の台輪を複数用意すればよく、接続部が異なる異形状の台輪を制作する必要が無くなり、コストの低廉化を図ることができる。
【００６３】
さらに、前記台輪本体の両端部の接続部には、長手方向に隣接する他の台輪本体の接続部の被嵌合部と嵌合部にそれぞれ嵌合して接続する前記嵌合部と前記被嵌合部とが幅方向に並んで配置されているので、台輪の接続部に他の台輪の両接続部のうちのどちらでも嵌合部と被嵌合部とを嵌合接続することで、台輪どうしを接続することができる。
【００６４】
請求項２記載の発明によれば、前記嵌合部は台輪本体の上下方向に延在する溝部を備え、前記被嵌合部は前記溝部に嵌る突部を備えるので、前記嵌合部と被嵌合部とが嵌合した際に、前記溝部に前記突部が嵌合して、これら溝部及び突部を有する嵌合部及び被嵌合部の一方に対する幅方向の移動が抑止される。
したがって、前記嵌合部に、台輪本体の上下方向に延在する溝部を形成し、前記被嵌合部に前記溝部に嵌る突部を形成するだけで、つまり、簡易な構造で、接続部どうしを接続して基礎上に複数の台輪を接続した際に、台輪を幅方向に移動しないように接続することができる。
【００６５】
請求項２記載の台輪によれば、台輪本体をその幅方向に貫通する換気孔によって換気を行うことができるため、通常は基礎部分に設けられる床下換気孔を省略することができる。よって、基礎工事の手間が簡略化される。
【００６６】
請求項３記載の発明によれば、隣接する台輪どうしは接続部どうしを嵌合することで接続され、嵌合した接続部のうちの一方が前記基礎に固定されているので、嵌合した接続部のうちの他方が基礎に固定された状態となり、従来と異なり、基礎上に複数接続されて敷き込まれたそれぞれの台輪を別個に基礎に固定する必要がなくなり、台輪の設置作業を容易に且つ短期間で行うことができる。
【００６７】
請求項４記載の発明によれば、基礎の長手方向に沿って複数接続して敷き込まれた台輪どうしの嵌合する接続部のうちの一方を前記基礎上面に固定するので、前記一方の接続部を基礎上面に固定することができるとともに、前記一方の接続部に幅方向に移動しないように嵌合して接続された他の接続部を固定することができる。よって、基礎上面に複数の台輪を接続して敷き込み、これら台輪を基礎上面に固定する際に、従来と異なり、台輪毎に、それぞれ台輪の両端部を釘などで基礎に固定する作業を行う必要がなく、接続された台輪のそれぞれにおいて一方の接続部のみを固定すれば、接続された複数の台輪をそれぞれ幅方向に動かない状態で基礎に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の換気孔付き台輪の一実施の形態例の構成を示す図である。
【図２】本発明の換気孔付き台輪の一実施の形態例の構成を示す図である。
【図３】本発明の換気孔付き台輪の一実施の形態例の構成を示す図である。
【図４】本発明に係る換気孔付き台輪を介して、基礎と壁とを接合した状態を示す縦断面図である。
【図５】基礎の上端に台輪が基礎の長手方向に沿って複数接続して敷き込まれた状態を示す斜視図である。
【図６】基礎の長手方向に沿って配置された複数の台輪の平面図である。
【図７】図６において、隣接する台輪どうしの嵌合して接続された接続部の拡大平面図である。
【図８】建物の基礎上に配置された台輪を示す配置図である。
【図９】基礎上に換気孔付き台輪を敷き込んだ状態を示す図である。
【図１０】本発明に係る換気孔付き台輪の変形例を示す図であり、（ａ）は本変形例の台輪１Ａの平面図であり、（ｂ）は同台輪の側面図、（ｃ）は同台輪の正面図である。
【図１１】本発明に係る換気孔付き台輪の変形例を示す図であり、（ａ）は同台輪の両端の接続部を示す図であり図１０（ｃ）のＤ−Ｄ線断面図、（ｂ）は同台輪の両端の接続部の拡大側面図である。
【図１２】本発明に係る換気孔付き台輪の変形例を示す図であり、（ａ）は台輪本体に設けられた釘孔の側断面図、図１２（ｂ）は換気孔の縦断面図である。
【図１３】本発明に係る台輪の変形例２を示し、（ａ）は変形例２示す台輪の平面図であり、（ｂ）は同台輪の側面図、（ｃ）は同台輪の正面図である。
【図１４】同台輪の変形例２を示し、（ａ）は同台輪の両端の接続部を示す図であり図１３（ｃ）のＥ−Ｅ線断面図、（ｂ）は同台輪の両端の接続部の拡大側面図である。
【図１５】本発明に係る換気孔付き台輪の変形例の他の例を示す図である。
【図１６】従来の台輪の斜視図である。
【符号の説明】
１台輪
２台輪本体
３接続部
４換気孔
７基礎
３１被嵌合部
３１ａ突条部（突部）
３２嵌合部
３２ａ溝部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pedestal that is laid on the upper end of a foundation and interposed between the foundation and a building body constructed on the foundation, and in particular, can be connected to other pedestals arranged adjacent to each other. The present invention relates to a pedestal with a ventilation hole provided with a simple connection part, an installation structure and an installation method of the pedestal.
[0002]
[Background technology]
In general, when building a building, a foundation is built on the ground, and a building body that is a superstructure is built on the foundation. The load from the superstructure is transmitted to the ground by the foundation which is the substructure.
In this example, assembling construction panels such as floor panels, wall panels, and roof panels formed by attaching face materials to both sides or one side of a frame made by assembling reinforcement materials between the frames. An example of a wood panel construction method for constructing a building body will be described.
First, a foundation such as a cloth foundation or an independent foundation is constructed on the ground, and then a plurality of floor panels are laid on the foundation, and a semi-base is attached to the outer side of the floor panel end to constitute the floor. A plurality of wall panels are erected on the floor, and the wall panel is constructed by fixing the wall panel with anchor bolts that protrude from the foundation and pass through the floor panel and the semi-base, and further, a plurality of walls are formed on the wall. The roof part is constructed by laying the roof panel.
[0003]
Here, when a wooden floor panel is laid directly on the upper end of the foundation, the present applicant or the like has made a plastic trolley as shown in FIG. 16 for the purpose of securing a flat surface at the upper end of the foundation and preventing water permeation at the upper end of the foundation. 110 is laid on the upper end of the foundation, and a floor panel is laid on the upper end of the foundation with the pedestal 110 interposed (for example, Japanese Patent Laid-Open No. 8-74367 Laying method "). As shown in FIG. 16, the pedestal 110 has a ladder shape having a plurality of through holes 115 for inserting anchor bolts formed at predetermined intervals.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the pedestal 110 shown in the above-mentioned Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-74367, when laying a plurality of laying on the upper end of the foundation, the pedestals arranged on the upper surface of the foundation do not move on the foundation. It is necessary to fix the separated parts to the foundation with nails.
Therefore, when fixing the trolley to the upper surface of the foundation, there has been a demand to simplify the work and shorten the work period by reducing the work of driving two nails for each trolley.
[0005]
The present invention has been made in view of the above-mentioned problems, and the problem is that the installation of the trolley and the trolley capable of easily performing the installation work of a plurality of trolleys installed adjacent to the upper end of the foundation. It is to provide a structure and installation method.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
  In order to solve the above problems, the invention according to claim 1 is a pedestal interposed between a foundation and a building body constructed on the foundation by being connected and laid on the upper end of the foundation. For example, as shown in FIGS.
  Each of the plurality of wheels 1
  A main body 2 arranged along the longitudinal direction of the foundation 7;
  Connection portions 3 and 3 provided respectively at both ends in the longitudinal direction of the main body 2;
In the connection portions 3 and 3 at both ends of the main body 2, a fitting portion 32 and a fitted portion 31 having a shape that can be fitted to the fitting portion 32 are arranged in the width direction, respectively.
The fitting part 32 and the fitted part 31 of both the connecting parts 3 and 3 are arranged in the width direction to the fitted part 31 and the fitting part 32 of the connecting part 3 of the other main body 2 adjacent in the longitudinal direction. It is configured to fit and connect each so as not to move,
Even if the formation position of the fitting part 32 and the fitted part 31 is reversed in the longitudinal direction of the base body 2, the connection is possible.It is characterized by.
[0007]
The connecting portion 3 may have any shape as long as the connecting portion 3 is formed so as not to move in the width direction when the connecting portion 3 is fitted and connected to a connecting portion of another base body adjacent in the longitudinal direction.
For example, a groove portion extending vertically may be provided in one connection portion, and a protrusion extending vertically and fitting in the groove portion may be provided in the other connection portion. If formed in this way, adjacent trolleys can be connected to each other by fitting the concave connection portion of the other pedestal into the convex connection portion of one pedestal. The connected wheels do not move in the width direction.
[0008]
According to the first aspect of the present invention, the connecting portions 3 and 3 of the pedestal 1 connected and laid on the upper end of the foundation are connected to the connecting portions 3 and 3 of the other pedestal main bodies 2 adjacent in the longitudinal direction. Are connected so as not to move in the width direction, so that when the plurality of bases are connected and laid on the upper end of the foundation, adjacent pedestals are connected to each other at the connecting portions 3 and 3. They are connected by fitting and do not move in the width direction.
Therefore, when a plurality of continuous connections are laid on the upper end of the foundation 7, only one of the connection sections 3 of the connection sections 3 and 3 connected by fitting is fixed on the foundation. The other connecting portion 3 fitted and connected to the base 7 can also be fixed to the foundation 7. In other words, when connecting and laying a plurality of trolleys on the foundation in a state where the connection portions of adjacent trolleys are fitted and connected, one of the connection portions that are connected by fitting is connected. By simply fixing the connecting portion, each of the laid base wheels can be fixed so as not to move in the width direction.
Therefore, when installing a plurality of trolleys on the foundation, unlike the conventional case, the work is to fix the laid trolleys to the foundation for each trolley, that is, two nails for each of the pedestals. This eliminates the need for the work of driving and fixing to the foundation, facilitating the laying work of the trolley and shortening the construction period.
[0010]
As the connection part 3, for example, one connection part is formed in a concave shape in which an opening extends vertically, and the other connection part extends in a vertical direction and fits with the concave connection part. You may form in. If formed in this way, adjacent trolleys can be connected to each other by fitting the concave connection portion of the other pedestal into the convex connection portion of one pedestal. The connected wheels do not move in the width direction.
[0011]
  AlsoA fitting portion 31 is provided in one connecting portion 3 at both ends of the base body 2, and a fitting portion 32 having a shape that can be fitted into the fitting portion 31 is provided in the other connecting portion 3. The same effect as described in claim 1 can be obtained, and all the trolleys used when connecting and laying on the upper end of the foundation are made to have the same shape, and each is connected. Moreover, the said fitting part and the said to-be-fitted part can be fitted, and it can connect so that the said multiple rings may not be moved on the said foundation in the width direction.
  Therefore, when laying a plurality of pieces on the foundation, it is only necessary to prepare a plurality of trolleys having the same shape, and it is not necessary to produce pallets having different shapes with different connecting portions, so that the cost can be reduced.
[0013]
  furtherThe connecting portions 3 and 3 at both ends of the base body are fitted and connected to the fitted portion 31 and the engaging portion 32 of the connecting portion 3 of the other base body 2 adjacent in the longitudinal direction. Since the fitting portion 32 and the fitted portion 31 are arranged side by side in the width direction, the connecting portion 3 of the pedestal is connected to the fitting portion in either of the two connecting portions of the other pedestals. The wheels can be connected to each other by fitting and connecting the fitted portions.
[0014]
  Claim2The described invention is claimed.1In the described wheel, for example, as shown in FIGS.
  The fitting portion 32 includes a groove 32a extending in the vertical direction of the main body,
  The to-be-fitted part 31 includes a protrusion 31a that fits into the groove part 32a.
[0015]
The protrusion may be configured in any manner as long as it fits into the groove, and may be, for example, a protrusion that extends in the vertical direction of the base body and fits into the groove. .
[0016]
  Claim2According to the described invention, the claims1The effect similar to that of the described invention can be obtained, and the fitting portion 32 includes a groove portion 32a extending in the vertical direction of the base body 2, and the fitting portion 31 is a protrusion that fits into the groove portion 32a. When the fitting portion 32 and the fitted portion 31 are fitted, the protruding portion 31a is fitted into the groove portion 32a, and the fitting portion having the groove portion 32a and the protruding portion 31a is provided. The movement in the width direction with respect to one of 32 and the fitted portion 31 is suppressed.
  Therefore, the groove 32a extending in the vertical direction of the main body 2 is formed in the fitting portion 32, and the protrusion 31a that fits in the groove 32a is formed in the fitted portion 31, that is, simple. With a simple structure, when the connecting portions are connected to each other and the plurality of trolleys 1 are connected to the foundation, the pedestals 1 can be connected so as not to move in the width direction.
[0017]
  Claim3The invention described in claim 1Or 2In the described wheel, for example, as shown in FIGS.
  A ventilation hole 4 is formed in the base body 2 so as to penetrate in the width direction of the base body 2.
[0018]
  Claim3According to the described wheel, claim 1Or 2Since the same effect can be obtained and ventilation can be performed by the ventilation hole 4 penetrating the base body 2 in the width direction, the underfloor ventilation hole normally provided in the base portion can be omitted. Therefore, the labor of foundation work is simplified.
[0019]
  Claim4The invention described in claims 1 to3The pedestal described in any one of the above is laid and connected to the upper end of the foundation along the longitudinal direction of the foundation 7, and interposed between the foundation 7 and the structure body 9 constructed on the foundation. For example, as shown in FIG.
  Adjacent trolleys 1 are connected by fitting the connecting portions 3 together,
  One of the fitted connection portions 3 is fixed to the base 7.
[0020]
  Claim4According to the described invention,3In addition, the same effect can be obtained as described in any one of the above, and adjacent base wheels 1 are connected to each other by fitting the connecting portions 3 together, and one of the fitted connecting portions 3 is the foundation. Therefore, the other of the fitted connection portions 3 is fixed to the foundation.
  Therefore, unlike the prior art, it is not necessary to separately fix each trolley connected and laid on the foundation 7 to the foundation, and the installation work of the trolley can be performed easily and in a short period of time.
[0021]
  Claim5The invention described in claims 1 to 53A plurality of the trolleys 1 described in any one of the above are laid and connected along the longitudinal direction of the foundation, and the connection portions 3 of the trolleys 1 adjacent to each other are fitted and connected to each other. In the state, it is an installation method of the pedestal to be installed on the foundation 7, for example, as shown in FIG.
  One of the connecting portions 3 to be fitted is fixed to the upper surface of the foundation 7.
[0022]
  Claim5According to the described invention, one of the connecting portions 3 to which the base wheels 1 laid and connected together in the longitudinal direction of the foundation 7 are fixed to the upper surface of the foundation 7. The other connecting portion 3 can be fixed to the upper surface of the base 7 (for example, fixed by the screw nail 11) and fitted and connected to the one connecting portion 3 so as not to move in the width direction. The part 3 can be fixed.
  Accordingly, when connecting and laying a plurality of trolleys 1 on the upper surface of the foundation 7 and fixing these trolleys 1 on the upper surface of the foundation 7, unlike the conventional case, both ends of the trolley 1 are respectively provided for each trolley 1. It is not necessary to perform the work of fixing to the foundation with a nail or the like, and by fixing only one connecting portion 3 in each of the connected trolleys, the width of each of the pedestal wheels 1 connected easily and in a short period of time is reduced. Can be installed on the foundation without moving in the direction.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
Below, the embodiment of the base ring which concerns on this invention is described based on FIGS.
[0024]
First, FIG. 1 to FIG. 3 show an embodiment of a base wheel of the present invention. FIG. 1 (a) is a plan view of the base wheel 1 of this example, and FIG. A side view of the same wheel 1, FIG. 1C is a front view of the same wheel 1. FIG. 2A is a diagram showing a connection portion at both ends of the same wheel, FIG. 2C is a cross-sectional view taken along line AA of FIG. 1C, and FIG. It is an enlarged side view. Further, FIG. 3A is a side sectional view of a nail hole provided in the main body, and FIG. 3B is a longitudinal sectional view of a ventilation hole.
[0025]
The trolley 1 shown in FIGS. 1 to 3 is laid on the upper end of the foundation described later, and is interposed between the foundation and a building body constructed on the foundation (see FIG. 4). The connecting portions 3 and 3 formed on both sides of the main body 2 in the longitudinal direction and the main body 2 are penetrated in the width direction of the main body 2 along the longitudinal direction of the main body 2. And a ventilation hole 4 provided at a predetermined interval. The ventilation hole 4 has an opening 41 facing both side surfaces 1a, 1b of the wheel 1 and a ventilation passage 42 that communicates with the opening 41 and penetrates the inside of the wheel body 2. The opening 41 is formed so as to expand toward the opening edge, that is, toward both side surfaces 1a and 1b of the base wheel 1.
Moreover, the cross-sectional shape of the ventilation hole 4 is a quadrangle, and here is a vertically long rectangle.
As described above, since the cross-sectional shape of the ventilation hole 4 is a quadrangle, the ventilation amount of the corner portion is larger than the configuration in which the ventilation hole 4 is formed in a circular cross-section with the same vertical width, and the ventilation efficiency is improved accordingly. Can be achieved.
[0026]
Specifically, the base body 2 is formed in a long plate shape, and is disposed along the longitudinal direction of a foundation (indicated by reference numeral 7 in FIGS. 4 to 6) described later.
The trolley main body 2 constitutes the upper and lower surfaces of the pedestal 1, and is disposed between the plate-like upper surface member 21 and the lower surface member 22 disposed so as to be opposed to each other and the upper and lower surface members 21 and 22. And a plurality of partition wall portions 23 provided so as to be orthogonal to the upper and lower surface members 21 and 22, and a nail hole 5 for fixing the base body 2 to the foundation (the foundation 7 shown in FIGS. 4 to 6). And the through hole 6 for inserting an anchor bolt formed in an elongated shape in the longitudinal direction of the base body 2.
[0027]
The some partition wall part 23 will be in the state arrange | positioned among the some ventilation holes 4, and is mutually spaced apart in parallel. That is, the partition wall part 23 partitions the plurality of ventilation holes 4, and the side wall 231 forms a peripheral wall surface surrounding the ventilation hole 4 together with the inner side surfaces of the upper and lower surface members 21 and 22.
In the partition wall portion 23, the end portion 23 a on the width direction side of the base body 2, that is, the portion 23 a constituting the opening 41 of the ventilation hole 4, from the side surface 231 of the partition wall portion 23 to the tip 23 c of the end portion 23 a. The taper part 15 which goes down is provided. Thereby, the end 23a of the partition wall 23 is configured to be tapered toward the tip 23c.
[0028]
In addition, in the upper and lower surface members 21 and 22, the ventilation holes 4 are formed in the portions 21 a and 22 a (which form the four sides together with the end portion 23 a of the partition wall portion 23) forming the opening 41 of the ventilation hole 4. Tapered portions 16 are provided so as to extend from the inner side surfaces 21b and 22b toward the outer side surfaces 21c and 22c, respectively, so as to expand toward the opening edges of the both side surfaces 1a and 1b.
The outer diameters of the openings 41 on both sides of the ventilation hole 4 (the diameters of the opening edges facing the side surfaces 1a and 1b) B are ventilated by the upper and lower surface members 21 and 22 and the tapered portions 15 and 16 provided on the partition wall portion 23. It is wider than the diameter C of the passage portion 42 and is formed so as to gradually expand in the vertical and horizontal directions from the connection portion with the ventilation passage portion 42 toward the side surfaces 1a and 1b of the wheels. That is, the diameter B of the opening edge of the ventilation hole 4 is larger than the diameter C of the ventilation passage portion 42.
[0029]
As shown in FIG. 3 (a), the nail hole 5 is used to fix the pedestal arranged on the foundation by inserting the nail, and the pallet main body 2 portion in the vicinity of the connecting part 3 of the pedestal 1. , The upper and lower surfaces of the main body 2 and the partition wall 23 are vertically formed between the ventilation holes 4 arranged in the longitudinal direction.
The nail hole 5 is provided in the upper and lower surface members 21, 22, and penetrates the partition wall portion 23 between the drill hole 51 deeper than the nail head thickness and larger in diameter than the nail head and the ventilation hole 4. The insertion portion 52 communicates with the bore portion 51 and has a smaller diameter than the bore portion 51 and through which the nail body is inserted.
In other words, the counterbore 51 is formed at the opening edge of the nail hole 5, and when the nail is inserted from the upper surface side of the base 1 and fixed to the base, the head of the nail In the state where it is locked at the bottom surface of the digging portion 51, it fits within the digging portion 51 so as not to protrude from the top surface of the body 2.
[0030]
Further, since the counterboring portion 51 is formed on both opening edges of the nail hole 5, specifically on the outer surface side of the upper and lower surface members 21 and 22, Even when installed upside down, the base wheel 1 can be fixed to the foundation by inserting the nail through the nail hole 5 as in the case where the top and bottom are not reversed.
Further, the nail holes 5 are arranged in two rows at predetermined intervals in the extending direction of the base wheel 1 along both sides of the through hole 6 so as to sandwich the plurality of through holes 6 in the base body 2. It is provided side by side.
The anchor bolt through hole 6 can be inserted with an anchor bolt 10 (refer to FIGS. 4 and 5 to be described later) that joins the foundation and the structure body, and is formed in the shape of a long hole in plan view. A plurality of locations are formed so as to penetrate the base body in the vertical direction while leaving a predetermined interval along the longitudinal direction of the main body 2.
And this through-hole 6 can insert the anchor bolt 10 in any position within the long hole-like range, and thereby the base wheel 1 is installed on the upper surface of the foundation on which the anchor bolt 10 is erected. At this time, the position setting operation in the longitudinal direction of the wheel 1 can be freely performed.
[0031]
Connection portions 3 provided at both ends of the main body 2 are configured to be connectable to each other, and have a shape in which the main body 1 is continuously fitted and connected in the longitudinal direction.
In addition, the connecting portion 3 is provided with a fitted portion 31 and a fitting portion 32 that can be fitted to each other in a line in the width direction.
The fitted portion 31 is provided so as to protrude in the longitudinal direction of the base wheel 1, and includes a protrusion (projection) 31 a extending in the vertical direction of the base wheel 1.
Moreover, the fitting part 32 is provided with the groove part 32a extended in the up-down direction of the base wheel, and formed so that the said protrusion part 31a might fit.
In the wheel 1, the fitting portion 32 of the other connecting portion 3 is arranged on the same straight line as the fitted portion 31 of the one connecting portion 3, and is on the same straight line as the fitting portion 32 of the one connecting portion 3. The fitted part 31 of the other connection part 3 is arranged.
In other words, the fitted portion 31 and the fitting portion 32 provided in the connection portion 3 are connected to the connection portions 3 of the other adjacent trolleys 1 when the same shape of the pedestals 1 are joined to each other on the upper surface of the foundation. The fitting part 32 and the to-be-fitted part 31 are respectively fitted and connected, and the wheels 1 can be connected so as to extend on the same straight line (see FIG. 5).
[0032]
According to the base 1 configured in this manner, when the base 1 having the same shape is connected in the longitudinal direction, the fitted part 31 of one connecting part 3 is fitted to the fitting part 32 of the other connecting part 3. And one fitting part 32 fits with the other to-be-fitted part 31. And by fitting these to-be-fitted part 31 and the fitting part 32, the protrusion part 31a and the groove part 32a are fitted, and one base ring is a base with respect to the other base ring on the foundation. Movement of the ring in the width direction is suppressed.
Also, when connecting and laying multiple pieces on the upper surface of the foundation, even if the connecting part of one trolley 1 joined through the connecting part does not correspond to the connecting part of the other trolley, the upper and lower surfaces are changed. These connecting portions can be fitted and connected. Therefore, when installing the trolley 1, the connection portion of the other trolley is fitted to the connection portion of the fixed trolley in correspondence with the connection portion of the trolley 1 fixed to the foundation first. Can be connected.
[0033]
Further, markings M (see FIG. 1) indicating a line parallel to the extending direction of the pedestal are provided on the upper and lower surfaces of the pedestal 1, and the center position of the width of the pedestal 1 is provided. Can be confirmed.
[0034]
In the pedestal 1 in this embodiment, the length of the groove 32a is about 916 mm from the half of the projecting length of the ridge 31a arranged on each straight line parallel to the extending direction at both ends of the pedestal. 910 mm in length, 5 mm in thickness of upper and lower surface members 21, 22, 4 mm in thickness of partition wall 23, left and right width of opening 41 of ventilation hole 4 (length parallel to the longitudinal direction of the base ring) The width of the ventilation passage 42 of the ventilation hole 4 is 11 mm. Further, the upper and lower thicknesses of the wheel 1 are 24 mm and 30 mm. When the thickness is 24 mm, the upper and lower lengths of the opening 41 of the ventilation hole 4 are 18 mm, and the upper and lower lengths of the ventilation passage portion 42 are 14 mm. Since the left-right width of the ventilation passage 42 is 7 mm, it is possible to prevent a child mouse from entering the inside from the outside through the ventilation hole 4. This is because the size of the head of a mouse is generally 8 mm.
By being formed in such dimensions, one piece of pedestal, total length of about 916mm, surface ventilation opening area 136cm²The cross-sectional area of the ventilation passage 42 is 80.36 cm.²It has become. Therefore, the trolleys 1 are connected to each other, and the effective ventilation area per 4 m length of the trolley body is 300 cm.²As described above, when the base 1 is laid, the effective vent area of 300 cm is provided when the length of the structure provided on the top of the base 1 is 4 m or less in the longitudinal direction.²The above area can be obtained.
[0035]
FIG. 4 is a view showing a state in which the wheel 1 is laid on the upper end of the foundation and is interposed between the foundation and the building body constructed on the foundation. In addition, this structure body (house) is constructed of a wall with a wall panel, a floor with a floor panel, and a roof with a roof panel. It has become.
As shown in FIG. 4, at the upper part of the pedestal 1, it is arranged so as to contact the end 81a of the floor panel 81 constituting the floor 8 on the first floor of the building and the side end surface of the floor panel 81a. A semi-base 82 is placed, and an end 81a of the floor panel 81 and an upper portion of the semi-base 82 are provided with a wall panel 91 that constitutes the wall portion 9 on the first floor.
An anchor bolt 10 is inserted into the end portion 81 a and the half base 82 of the floor panel 81, and the anchor bolt 10 is fixed to the lower end portion 91 a of the wall panel 91. As a result, the wall panel 91 and the foundation 7 are fixed to each other with the base ring 1, the semi-base 82 and the end 81 a of the floor panel 81 being sandwiched between the wall panel 91 and the foundation 7.
[0036]
Further, as shown in FIGS. 5 to 8, the pedestal is laid on the upper surface of the foundation in a state where a plurality of the wheels are connected along the longitudinal direction of the foundation.
As shown in FIG. 5 to FIG. 7, a plurality of connections are made at the upper end of the foundation 7 so as to be laid, so that in the wheel 1 interposed between the foundation and the building body constructed on the foundation, each connection portion 3 is fitted and connected to the connecting portion 3 of the other main body 2 adjacent in the longitudinal direction so as not to move in the width direction.
That is, the fitting portion 32 and the fitted portion 31 of the connecting portion 3 that are connected by fitting are connected to the other main body 2 adjacent in the longitudinal direction by fitting the protruding portion 31a into the groove portion 32a. The fitting part 31 and the fitting part 32 of the part 3 are respectively fitted and connected.
One of the fitted connection portions 3 is fixed to the foundation 7 by a screw nail 11.
[0037]
According to the above structure, the gantry 1 is provided with the ventilation hole 4 penetrating the gantry main body 2 in the width direction, and can be ventilated by the ventilation hole 4, so that it is usually provided in the base portion. Underfloor ventilation holes can be omitted. Therefore, the labor of foundation work is simplified.
Moreover, since the adjacent base wheels 1 are connected by fitting the connection portions 3 together, and one of the fitted connection portions 3 is fixed to the foundation, The other of them is fixed to the foundation. Therefore, unlike the prior art, it is not necessary to separately fix each trolley connected and laid on the foundation 7 to the foundation, and the installation work of the trolley can be performed easily and in a short period of time.
[0038]
As shown in FIG. 8, the pedestal laid with a plurality of connections on the upper surface of the foundation is provided on the entire circumference of the structure foundation to be constructed. Effective ventilation area of hole 4 is 300cm²That's it. In the construction of a house using the panel method like this structure body, the house is designed as a module, and the panel size standard corresponds to the module. It is possible to improve the efficiency of on-site work. A module is a standard dimension when trying to arrange every part of a building in a multiple of a certain size. The module dimension on the plan plan is 910 mm, and the module dimension on the elevation plan is 151 mm.
As described above, the base ring in this embodiment is 910 mm and corresponds to the module, and the anchor bolt insertion hole 6 provided in the base ring has an anchor bolt installation position provided on a foundation indicated by an arrow in FIG. It is formed corresponding to the position of 125 mm from the (227.5 mm) line. That is, the base wheel has a dimension formed corresponding to the foundation formed on the basis of the module dimensions, so even if a plurality of base wheels are laid and laid on the foundation (as shown in FIG. There is no interference with the anchor bolts, and the anchor bolts are inserted through the through holes so that they can be installed cleanly.
[0039]
Next, the installation method of a trolley is demonstrated with reference to FIG.
FIG. 9 is a view showing a state in which a wheel is installed on the foundation.
As shown in FIG. 9, a plurality of wheel rings 1 are arranged along the longitudinal direction on the upper surface of the foundation 7 so that one side surface is substantially flush with the outer surface of the constructed foundation 7.
At this time, the adjacent base wheels 1 are connected to each other by connecting the connecting portions 3, that is, the protruding portion 31 a and the groove portion 32 a, and the protruding portion 31 a and the groove portion 32 a are adjacent to each other. The wheels 1 are in a state where movement in the width direction is inhibited. When the base wheel 1 is disposed on the foundation 7, the anchor bolt 10 provided so as to protrude upward at a predetermined interval at a predetermined position of the foundation 7 is inserted into the through hole 6. To do.
[0040]
The pedestal 1 arranged in this way is fixed to the upper surface of the foundation 7 by driving a nail 11 into the nail hole 5 inside the foundation 7 in the gantry body 2. These nails 11 are driven one by one at one end side in the longitudinal direction, in this case, at the right end of the main body 2 for each piece of the base wheel. Thereby, by fixing one connection part 3 of the adjacently arranged trolleys 1 and 1 connected by connecting the connection parts 3 and 3 with the nail 11, The connection parts 3 and 3 are in a state where the movement in the width direction is suppressed.
[0041]
That is, since one of the connecting portions 3 to which the pedestals 1 that are connected and laid along the longitudinal direction of the foundation 7 are fixed is fixed to the upper surface of the foundation 7, the one connecting portion 3 is used as the foundation. While being able to fix to an upper surface, the other connection part 3 fitted and connected so that it may not move to the width direction at one connection part 3 can be fixed.
Therefore, when connecting and laying a plurality of trolleys 1 on the upper surface of the foundation 7 and fixing these trolleys to the upper surface of the foundation, unlike the conventional case, the ends of the trolley 1 are nailed for each piece of the trolley. Thus, it is not necessary to perform the work of fixing to the foundation, and a plurality of trolleys can be laid and installed in the foundation easily and in a short period of time.
[0042]
In addition, the base wheel which is laid and fixed on the foundation in a plurality is connected and fixed with the nail after being laid at each predetermined position on the foundation with the connecting portions fitted and connected. Each of the trolleys may be fixed to the foundation, and each piece is arranged on the foundation, one connection portion of the arranged trolley is fixed, and the other connection wheel is fixed to the fixed connection portion. You may install on a foundation by connecting a base ring in the longitudinal direction of a foundation by fitting the connection part.
[0043]
Further, when the carriage 1 is placed on the foundation 7, the marking 1 indicating the center part of the width of the carriage 1 is given to the carriage 1, so that the ink for positioning the center line of the carriage 1 is placed. When the strike S is applied to the upper surface of the foundation 7, the carriage 1 can be easily and accurately installed by matching the marking M portion of the carriage 1 with the ink marking.
Furthermore, in the main body 2, the through hole 6 for inserting the anchor bolt passes through the main body 2 in the vertical direction while leaving a predetermined interval along the longitudinal direction of the main body, Since a plurality of locations are formed, when installing the wheel 1 on the base of the portion where the anchor bolt 10 protrudes, the anchor bolt 10 is selected by selecting the through-hole 6 at an appropriate position from among the plurality of through-holes 6. The installation position of the wheel 1 can be adjusted by inserting the. The anchor bolt 10 is disposed on the ink marking S, and serves as a guide for disposing the main body 2 at a predetermined position through the through hole 6 when the main body 2 is installed.
In addition, after the trolley 1 is installed on the foundation, the marking M on the trolley 1 becomes a position mark when installing a structure body such as a floor panel (see FIG. 4) installed on the trolley 1. Thereby, the floor panel which comprises a structure main body can be installed correctly.
[0044]
According to the pedestal 1, the ventilation hole 4 penetrating in the width direction through the pedestal main body 2 arranged along the longitudinal direction of the foundation 7 is formed so as to expand toward the opening edge. A large amount of wind from the width direction of the ring body 2 can be taken in, and the amount of ventilation of the ventilation hole 4 can be increased.
Therefore, the underfloor ventilation hole generally provided in the foundation part can be omitted, the labor of the foundation work can be simplified, and the ventilation amount of the space sandwiching the foundation 7 is increased, and the structure is formed in the upper part. Smooth ventilation can be performed by increasing the ventilation efficiency inside and outside the foundation 7 on which the main body is provided.
[0045]
Further, since the portions (four sides) 21a, 22a, 23a constituting the openings at both ends of the ventilation hole 4 are respectively provided with taper portions 15, 16, three from one side of the four sides 21a, 22a, 23a. Compared with the case where a tapered portion is provided on the side, the ventilation amount of the ventilation hole 4 is increased, and the ventilation efficiency of the ventilation hole 4 can be improved.
[0046]
Moreover, since the nail hole 5 in which the digging part 51 is formed in both opening edges is provided so as to penetrate between the ventilation holes 4, the main body 2 is laid on the foundation 7, and the nail The nail 11 is inserted through the hole 5, and the nail 11 can be securely fixed to the foundation 7 in a state where the head of the nail 11 is accommodated in the digging portion 51. Further, even when the base body 2 is turned upside down and installed on the foundation 7, the nail 11 can be inserted into the nail hole 5 and the head of the nail 11 can be accommodated in the digging portion 51. Furthermore, since the ventilation hole 4 and the nail hole 5 do not communicate with each other in the base body 2, the ventilation efficiency is not reduced by the nail hole 5.
In addition, the effective ventilation area of the opening 41 of the ventilation hole 4 is 300 cm per 4 m of the length of the trolley body.²As described above, a necessary and sufficient amount of ventilation can be secured by the ventilation hole 4.
[0047]
<Modification>
Although the said wheel 1 was set as the structure (refer FIG. 2 (a) and FIG.3 (b) etc.) in which the taper parts 15 and 16 were provided in the up-and-down, right and left edge part of the opening part 41 of the ventilation hole 4, As shown in FIGS. 10-14, you may form only in the both sides | surfaces of the base body which partitions off the opening part of a ventilation hole by right and left.
[0048]
Since this base wheel 1A differs only in the structure of the opening edge part of upper and lower surface members 21A and 22A, the other structure is comprised similarly to the base wheel 1, Therefore It attaches | subjects the same code | symbol and abbreviate | omits description.
That is, this trolley 1A is laid on the upper end of the foundation, like the trolley 1, and is interposed between the foundation and the building body constructed on the foundation. The connecting portions 3 and 3 formed on both sides in the longitudinal direction of the main body 2A and the main body 2A are penetrated in the width direction of the main body 2 along the longitudinal direction of the main body 2A. And a plurality of ventilation holes 4A provided at predetermined intervals.
The ventilation hole 4A constitutes the upper and lower surfaces of the wheel 1A, and is provided so as to be orthogonal between the upper and lower surface members 21A and 22A arranged so as to be opposed to each other and the upper and lower surface members 21A and 22A. The partition wall portion 23 is formed to have a vertically long rectangular cross section.
[0049]
Further, the ventilation hole 4A includes an opening 41A formed so as to expand toward the opening edge by a tapered portion 15A formed at the ends of the left and right partition wall portions 23, and a pedestal main body communicating with the opening 41A. And a ventilation passage portion 42A penetrating therethrough. When viewed from the side, in the ventilation hole 4A, the opening 41A is formed so as to expand from the ventilation passage 42A toward the edge of the opening.
As described above, since the ventilation hole 4A provided in the base wheel 1A is formed so as to expand toward the opening edge, the same effect as the above-described base wheel 1 can be obtained. That is, on both sides of the body 2, the wind striking between the openings 41 </ b> A of the ventilation hole is guided into the ventilation hole, improving the ventilation efficiency, and the spaces partitioned by the wheel (the inside of the foundation 7 and the outside of the foundation 7 ) Can be improved.
[0050]
<Modification 2>
13 and 14 show a modification of the embodiment of the trolley according to the present invention.
The wheel 1C shown in FIGS. 13 and 14 is laid along the longitudinal direction on the upper end of the foundation similar to that described above, and is interposed between the foundation and the building body constructed on the foundation. The main body 60, the connecting portions 3A and 3A formed on both sides in the longitudinal direction of the main body, and the width of the main body 60 along the longitudinal direction of the main body 60. And a ventilation hole 4B provided at a predetermined interval so as to penetrate in the direction.
The ventilation hole 4B has an opening 41C facing both side surfaces 60a and 60b of the pedestal 60, and a ventilation passage 42C that communicates with the opening 41C and penetrates the inside of the pedestal main body 60. The openings 41C connected to both ends of 42C are formed so as to expand toward the opening edge, that is, toward the both side surfaces 60a and 60b of the base wheel 1. Furthermore, the cross-sectional shape of the ventilation hole 4B is a quadrangular shape, here a vertically long rectangle. As described above, since the cross-sectional shape of the ventilation hole 4B is a quadrangle, the ventilation amount of the corner portion is larger than the configuration in which the ventilation hole 4B is formed in a circular cross-section with the same vertical width, and the ventilation efficiency is improved accordingly. Can be achieved.
[0051]
The configuration of the wheel 1C will be described in detail.
The main body 60 constitutes the upper and lower surfaces of the base wheel 1C, and is disposed between the plate-like upper surface member 61 and the lower surface member 62 disposed so as to be opposed to each other and the upper and lower surface members 61, 62. A plurality of partition walls 63 provided so as to be orthogonal to the upper and lower surface members 61, 62, a nail hole 65 for fixing the base body 60 to the base (base 7 shown in FIGS. 4 to 6), a base And a through hole 66 for inserting an anchor bolt formed in an elongated shape in the longitudinal direction of the ring body 60.
At both side edges in the longitudinal direction of the upper surface member 61 and the lower surface member 62, taper portions 69 are provided that descend toward the side edges.
[0052]
The some partition wall part 63 will be in the state arrange | positioned between the some ventilation hole 4B, and is mutually spaced apart in parallel. That is, the partition wall 63 partitions the plurality of ventilation holes 4B, and the ventilation holes 4B are formed on both side surfaces extending in a direction orthogonal to the extending direction of the wheel 1C and the inner surfaces of the upper and lower surface members 61 and 62. A surrounding wall surface is formed.
In the partition wall portion 63, the end portion 63 a on the width direction side of the main body 60, that is, the portion 63 a constituting the opening portion 41 C of the ventilation hole 4 B is directed from the side surface of the partition wall portion 63 toward the tip 63 c of the end portion 63 a. A taper portion 67 is provided. Thus, the end 63a of the partition wall 63 is configured to taper toward the tip 63c.
[0053]
Further, the outer diameter (the diameter of the opening edge facing the side surfaces 60a and 60b) F of the ventilation hole 4B is wider than the diameter G of the ventilation passage part 42C by the taper part 67 provided in the partition wall part 63 (see FIG. 14 (b)), and is formed so as to gradually expand in the left-right direction from the connecting portion with the ventilation passage 42C toward the base wheel side surfaces 60a, 60b.
[0054]
Since the nail hole 65 and the anchor bolt through-hole 66 have the same configuration and operation as the above-described nail hole 5 and anchor bolt through-hole 6, respectively, description thereof will be omitted.
[0055]
Further, the connecting portions 3A provided at both ends of the trolley body 60 are configured to be connectable to each other, and are configured in the same manner as the connecting portion 3 with respect to the trolley 1 described above, with the same operational effects. It is.
That is, similarly to the configuration of the connection part 3 described above, the connection part 3A is provided with the fitted part 31 and the fitting part 32 that are capable of being fitted to each other in the width direction.
The fitted portion 31 is provided so as to protrude in the longitudinal direction of the base wheel 1, and includes a protrusion (projection) 31 a extending in the vertical direction of the base wheel 1. Moreover, the fitting part 32 is provided with the groove part 32a extended in the up-down direction of the base wheel, and formed so that the said protrusion part 31a might fit. At both ends of the wheel 1C, the fitting portion 32 of the other connecting portion 3A is arranged on the same straight line as the fitted portion 31 of the one connecting portion 3A, and the same as the fitting portion 32 of the one connecting portion 3A. The fitted part 31 of the other connecting part 3 is arranged on a straight line.
[0056]
Therefore, when connecting the plurality of pedestals 1C in the longitudinal direction, the fitted portion 31 of the connecting portion 3A of the other pedestal 1C adjacent to the fitted portion 31 of the connecting portion 3A of the adjacent pedestal 1C is adjacent. And the fitting part 32 of one cradle 1C fits with the to-be-fitted part 31 of the other cradle 1C adjacent to one cradle 1C.
And by fitting these to-be-fitted part 31 and the fitting part 32, the protrusion part 31a and the groove part 32a are fitted, and one base ring is a base with respect to the other base ring on the foundation. Movement of the ring in the width direction is suppressed.
In addition, when connecting and laying a plurality on the upper surface of the foundation, the upper and lower surfaces are changed even when the connecting portion of the other wheel 1C does not correspond to the connecting portion of the other wheel 1C joined via the connecting portion. These connection portions can be fitted and connected. Therefore, when installing the trolley 1, the connection portion of the other trolley is fitted to the connection portion of the fixed trolley in correspondence with the connection portion of the trolley 1 fixed to the foundation first. Can be connected.
[0057]
In addition, on the upper and lower surfaces of the carriage 1, a linear marking M1 is applied in the center in the width direction and parallel to the extending direction of the carriage so that the center position of the width of the carriage 1 can be confirmed. It has become.
[0058]
Although not shown, the pedestal 1 with a ventilation hole is provided all around the structure foundation to be constructed, and the effective ventilation area of the ventilation hole 4 per 4 m length of the gantry body 2 is 300 cm.²That's it.
[0059]
In the pedestal 1C in this embodiment, the length of the groove 32a is about 916 mm from the half of the projecting length of the ridge 31a arranged on the straight line parallel to the extending direction at both ends of the pedestal. The length to the half of the length is 910 mm, the thickness of the upper and lower surface members 61 and 62 is 4 mm, the thickness of the partition wall 63 is 4 mm, the left and right width of the opening 41C of the ventilation hole 4B (the length parallel to the longitudinal direction of the base ring) A) 11 mm, and the left and right width of the ventilation passage 42C of the ventilation hole 4B is 7 mm. Further, the upper and lower thicknesses of the wheel 1C are 24 mm and 30 mm. When the thickness is 24 mm, the upper and lower lengths of the opening 41C of the ventilation hole 4B are 18 mm, and the upper and lower lengths of the ventilation passage portion 42C are 16 mm. Since the left and right width of the ventilation passage portion 42C is 7 mm, it is possible to prevent a child mouse from entering the inside from the outside through this ventilation hole 4B (having a fouling action). This is because the size of the head of a mouse is generally about 8 mm.
By being formed in such dimensions, the pedestal (thickness 24 mm) 1 piece, total length of about 916 mm, surface ventilation opening area 121 cm²The cross-sectional area of the ventilation passage 42C is 91.60 cm.²It has become. Therefore, the trolleys 1C are connected to each other, and the effective ventilation area per 4 m length of the trolley body is 300 cm.²Thus, when the base 1C is laid, the effective vent area of 300 cm is provided when the length of the structure provided on the base 1C is 4 m or less in the longitudinal direction.²The above area can be obtained.
[0060]
Further, the upper and lower surfaces of the wheels 1, 1A, and 1C may be set on the foundation, or may be processed to increase the frictional resistance when a structure is placed on the upper surface to form friction surfaces.
An example of this is shown in FIG. The trolley 1B shown in FIG. 14 differs only in the form of the upper and lower surfaces, and the other configurations are the same as those of the trolley 1 described above. Accordingly, the same components as those of the wheel 1 are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
In the base wheel 1B shown in FIG. 14, the outer surfaces 211 and 221 of the upper and lower surface members 21 and 22 are friction surfaces. These upper and lower surfaces 211 and 221 are formed by, for example, simultaneously performing the processing of the base wheel 1 with a mold.
Thus, if the upper and lower surfaces 211, 221 of the base wheel 1B are friction surfaces, the same effect as the base wheel 1 described above can be obtained, and the foundation and the structure body (members constituting the structure body). When the pedestal 1B is disposed between the pedestal and the pedestal 1B, the same effect as that of the pedestal 1 and 1A described above can be obtained. Durability can be improved.
[0061]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, when a plurality of the upper ends of the foundations are connected and laid, adjacent pedestals are connected to each other at the connecting portion and do not move in the width direction. When a plurality of the upper ends of the foundation are continuously laid, only one connecting portion 3 of the connecting portions fitted and connected to each other is fixed on the foundation, and fitted to the one connecting portion. The other connected part can also be fixed to the foundation. In other words, when connecting and laying a plurality of trolleys on the foundation in a state where the connection portions of adjacent trolleys are fitted and connected, one of the connection portions that are connected by fitting is connected. By simply fixing the connecting portion, each of the laid base wheels can be fixed so as not to move in the width direction. Therefore, when installing a plurality of trolleys on the foundation, unlike the conventional case, the work is to fix the laid trolleys to the foundation for each trolley, that is, two nails for each of the pedestals. This eliminates the need for the work of driving and fixing to the foundation, facilitating the laying work of the trolley and shortening the construction period.
[0062]
  AlsoThe trolleys used when connecting and laying a plurality of top ends of the foundations are all the same shape, and when connecting each, the fitting portion and the fitted portion are fitted to each other, Can be connected so as not to move in the width direction on the foundation, and when laying a plurality of foundations on the foundation, it is sufficient to prepare a plurality of identically shaped carriages, and differently shaped platforms with different connecting parts. There is no need to produce a ring, and the cost can be reduced.
[0063]
  furtherThe connecting portions at both ends of the cradle main body are connected to the fitting portions and the fitting portions of the connecting portions of the other pallet main bodies adjacent in the longitudinal direction, respectively. Since the fitted part is arranged side by side in the width direction, the fitting part and the fitted part are fitted and connected to either of the connecting parts of the other carriages to the connecting part of the carriage. In this way, the wheels can be connected to each other.
[0064]
  Claim2According to the described invention, the fitting portion includes a groove portion extending in the vertical direction of the base body, and the fitting portion includes a protrusion fitting into the groove portion. When the portion is fitted, the protrusion is fitted into the groove, and movement in the width direction relative to one of the groove and the fitting portion having the protrusion and the fitted portion is suppressed.
  Accordingly, the connecting portion is formed simply by forming a groove portion that extends in the vertical direction of the main body of the wheel in the fitting portion and forming a protrusion that fits in the groove portion in the fitted portion. When a plurality of trolleys are connected to each other by connecting each other, the trolleys can be connected so as not to move in the width direction.
[0065]
  Claim2According to the described pedestal, since ventilation can be performed by the ventilation hole penetrating the pallet main body in the width direction, the underfloor ventilation hole normally provided in the base portion can be omitted. Therefore, the labor of foundation work is simplified.
[0066]
  Claim3According to the described invention, adjacent pedestals are connected by fitting the connecting portions, and one of the fitted connecting portions is fixed to the foundation. The other of them is fixed to the foundation, and unlike conventional ones, it is no longer necessary to separately fix each trolley laid and laid on the foundation to the foundation, making it easier to install the trolley. And it can be performed in a short period of time.
[0067]
  Claim4According to the described invention, since one of the connecting portions to be fitted to each other, which is laid and connected along the longitudinal direction of the foundation, is fixed to the upper surface of the foundation, the one connecting portion is In addition to being able to be fixed to the upper surface of the foundation, it is possible to fix the other connecting portion that is fitted and connected to the one connecting portion so as not to move in the width direction. Therefore, when connecting and laying multiple trolleys on the upper surface of the foundation and fixing these trolleys to the upper surface of the foundation, unlike the conventional case, both ends of the trolley are fixed to the foundation with nails or the like. If only one connecting portion is fixed in each of the connected trolleys, the plurality of connected trolleys can be installed on the foundation without moving in the width direction.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of an embodiment of a base ring with a vent hole according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a configuration of an embodiment of a pedestal with a vent hole according to the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing a configuration of an embodiment of a pedestal with a vent hole according to the present invention.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view showing a state in which a foundation and a wall are joined through a vent ring with a vent hole according to the present invention.
FIG. 5 is a perspective view showing a state in which a plurality of pedestals are connected and laid on the upper end of the foundation along the longitudinal direction of the foundation.
FIG. 6 is a plan view of a plurality of wheels arranged along the longitudinal direction of the foundation.
FIG. 7 is an enlarged plan view of a connecting portion in which adjacent pedestal wheels are connected to each other in FIG. 6;
FIG. 8 is a layout view showing a trolley disposed on the foundation of a building.
FIG. 9 is a view showing a state in which a pedestal with a ventilation hole is laid on the foundation.
FIG. 10 is a view showing a modified example of the pedestal with a vent hole according to the present invention, (a) is a plan view of the pedestal 1A of the modified example, (b) is a side view of the pedestal, (C) is a front view of the same wheel.
FIG. 11 is a view showing a modified example of a pedestal with a vent hole according to the present invention, (a) is a view showing a connecting portion at both ends of the pedestal, and is a cross-sectional view taken along line DD in FIG. 10 (c). FIG. 2B is an enlarged side view of the connecting portion at both ends of the same wheel.
12A and 12B are views showing a modification of the pedestal with a vent hole according to the present invention, in which FIG. 12A is a side sectional view of a nail hole provided in the gantry body, and FIG. 12B is a longitudinal section of the vent hole; FIG.
13A and 13B show a second modification of the trolley according to the present invention, wherein FIG. 13A is a plan view of the trolley shown in the second modification, FIG. 13B is a side view of the trolley, and FIG. It is a front view of a ring.
14A and 14B show a second modified example of the same wheel, in which FIG. 14A is a view showing a connecting portion at both ends of the same wheel, FIG. 13C is a cross-sectional view taken along line EE, and FIG. It is an enlarged side view of the connection part of the both ends of a ring | wheel.
FIG. 15 is a view showing another example of a modified example of the pedestal with a vent hole according to the present invention.
FIG. 16 is a perspective view of a conventional base wheel.
[Explanation of symbols]
1 wheel
2 main body
3 connections
4 Ventilation holes
7 Basics
31 Mated part
31a Projection (projection)
32 Fitting part
32a Groove

Claims

In the pedestal interposed between the foundation and the building body built on the foundation by laying multiple connections on the upper end of the foundation,
Each of the multiple trolleys
A main body arranged along the longitudinal direction of the foundation;
With connecting portions respectively provided at both ends in the longitudinal direction of the main body of the wheel,
In the connection portions at both ends of the main body, a fitting portion and a fitted portion having a shape that can be fitted to the fitting portion are arranged side by side in the width direction,
The fitting part and the fitted part of both the connecting parts are respectively fitted to the fitted part and the fitting part of the connecting part of the other main body adjacent to the longitudinal direction so as not to move in the width direction. Configured to connect,
A pallet characterized in that the fitting position and the mated part can be connected even if the longitudinal direction of the pallet body is reversed .

The trolley according to claim 1 , wherein
The fitting portion includes a groove portion extending in the vertical direction of the base body,
The said to-be-fitted part is provided with the protrusion which fits into the said groove part.

In the trolley according to claim 1 or 2 ,
The trolley body is characterized in that a ventilation hole is formed so as to penetrate in the width direction of the trolley body.

The pedestal according to any one of claims 1 to 3 is laid and connected to the upper end of the foundation along the longitudinal direction of the foundation, and is interposed between the foundation and the structure body constructed on the foundation. The installation structure of the wheel,
Adjacent trolleys are connected by mating the connection parts,
One of the fitted connection portions is fixed to the foundation.

A plurality of the trolleys according to any one of claims 1 to 4 are laid and connected to the upper end of the foundation along the longitudinal direction of the foundation, and the connection portions of the trolleys adjacent to each other are fitted to each other. In a connected state, a method for installing a pedestal to be installed on a foundation,
One of the connecting portions to be fitted is fixed to the upper surface of the foundation.