JP4588572B2 - 消防用濡れホース - Google Patents

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本発明は、消防用濡れホースに関し、特にそのホース本体の乾燥状態を容易に確認することができる消防用濡れホースに関するものである。
従来、消防用ホースとして消防用濡れホースが使用されている(例えば特許文献1参照)。この消防用濡れホースは濡れホ―ス状のホース本体の両端に接続部を接続したものである。火災の消化活動において消防用濡れホースを使用するときに、そのホース本体の内側を通る水が、前記ホース本体の表面に漏洩し、前記ホース本体が濡れた状態になるので、前記ホース本体の焼損を防止することができる。
そして、上記使用後において、濡れた状態の消防用濡れホースを乾燥させた後に収納している。
実公平2−8149号公報
しかし、上述の従来例の消防用濡れホースにおいては、その使用後の乾燥状態を目視や手触り等により確認しているので、乾燥状態を容易に確認することができないため、生乾きの状態の消防用濡れホースを密閉された収納箱に保管する場合があった。
このような場合、消防用濡れホースのホース本体におけるカビの発生、前記ホース本体の筒状ジャケットを構成する繊維の腐食等により、消防用濡れホースが著しく劣化するので、消防用濡れホースの強度の低下が懸念されるという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、使用後の消防用濡れホースのホース本体の乾燥状態を容易に確認することができるようにすることである。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、消防用濡れホ−スのホース本体の表面に可逆性の水変色塗料を塗布したことを特徴とする消防用濡れホースである。
これにより、消防用濡れホースのホース本体の表面が水で濡れているときと濡れていないときとで、前記ホース本体の表面に塗付した可逆性の水変色塗料の色が異なるので、前記ホース本体が水で濡れた状態でなくなって乾燥していることを容易に確認することができる。
さらに、請求項2記載の発明は、請求項1記載の消防用濡れホースであって、可逆性の水変色塗料の塗布個所が前記ホース本体の表面に散在するように形成されていることを特徴とする消防用濡れホースである。
これにより、可逆性の水変色塗料が前記ホ−ス本体の表面に散在するように塗布されているので、塗付した前記塗料にヒビ割れが発生することを少なくすることができるとともに、前記塗料の塗布量を少なくすることができる。
さらに、請求項3記載の発明は、請求項1記載の消防用濡れホースであって、可逆性の水変色塗料の塗布個所が前記ホース本体の表面に帯状に形成されていることを特徴とする消防用濡れホースである。
これにより、前記塗料の塗布量を少なくすることができる。
請求項1記載の発明によれば、消防用濡れホースの使用後、消防用濡れホースのホース本体が乾燥した状態を確認した後に消防用濡れホースを密閉された収納箱に保管することができる。このため、消防用濡れホースのホース本体におけるカビの発生、前記ホース本体の筒状ジャケットを構成する繊維の腐食等による消防用濡れホースのホース本体の劣化を防ぐことができる。
さらに、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果とともに、前記塗布した塗料のヒビ割れによる劣化を少なくすることができ、かつ、前記塗料の節約をすることができる。
さらに、請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果とともに、前記塗料の節約をすることができる。
以下、本発明における実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る消防用濡れホースを示し、図2は本発明の第2の実施の形態に係る消防用濡れホースを示し、図3は本発明の第3の実施の形態に係る消防用濡れホースを示し、図4は本発明の第4の実施の形態に係る消防用濡れホースを示し、図5は本発明の第5の実施の形態に係る消防用濡れホースを示し、図6は本発明の第6の実施の形態に係る消防用濡れホースを示す。
図1に示すように、第1消防用濡れホース10は、濡れホースからなるホース本体20、ホース本体20の一方の端に接続された第1接続部41およびホース本体20の他方の端に接続された第2接続部42を備えている。第1接続部41は図示しない消化栓に接続可能であり、第2接続部42は図示しない放水ノズルに接続可能である。そして、図1においてはホース本体20の表面21に可逆性の水変色塗料の水玉模様状の塗布個所31が散在するように形成されている。
前記水変色塗料は、吸湿によって変色する物質(例えば、塩化コバルト)を顔料として含む塗料である。そして、前記水変色塗料は刷毛塗りまたは吹き付けによってホース本体20の表面21に塗布されている。なお、前記水変色塗料としては「マイムプリント」(商品名)として販売されているものがある。
なお、図2から図6までに示す第2〜第6消防用濡れホース10a〜10eにおいても、ホース本体20、第1接続部41および第2接続部42が使用されている。そして、第1接続部41を前記消化栓に接続し、第2接続部42を前記放水ノズルに接続して、前記放水ノズルから放水することができる。
図2に示す第2消防用濡れホース10aにおいては、ホース本体20の表面21に可逆性の水変色塗料の星状の塗布個所32が散在するように形成されている。
図3に示す第3消防用濡れホース10bにおいては、ホース本体20の表面21に可逆性の水変色塗料のストライプ状の塗布個所33が帯状に形成されている。
さらに、図4に示す第4消防用濡れホース10cにおいては、ホース本体20の表面21に可逆性の水変色塗料の平行斜線状の塗布個所34が帯状に形成されている。
さらに、図5に示す第5消防用濡れホース10dにおいては、ホース本体20の表面21に可逆性の水変色塗料の格子状の塗布個所35が帯状に形成されている。
なお、図6に示すように、第6消防用濡れホース10eのホース本体20の表面21の全面に可逆性の水変色塗料の全面塗布個所36を形成してもよい。また、この場合は染め付けにより前記塗料をホース本体20の表面21に塗布することもできる。
上記構成の消防用ホースは以下の作用効果を奏する。
すなわち、第1〜第6消防用濡れホース10〜10eのホース本体20の表面21が水で濡れているときと濡れていないときとで、各消防用濡れホース10〜10eのホース本体20の表面21に塗布した可逆性の水変色塗料の色が異なるので、各消防用濡れホース10〜10eのホース本体20の表面21が水で濡れていない状態、すなわち乾燥している状態を容易に確認することができる。このため、消防訓練および有事の際の防災活動後において、各消防用濡れホース10〜10eのホース本体20の乾燥状態を容易に確認することができるので、常に完全な乾燥状態で各消防用濡れホース10〜10eを収納できるため、各消防用濡れホース10〜10eの劣化更新による買い替え頻度が少なくてすみ、経費の軽減が図れる。
さらに、図1および図2に示すように、可逆性の水変色塗料が各消防用濡れホ−ス10、10aのホース本体20の表面21に散在するように塗布されている場合には、塗付した前記塗料にヒビ割れが発生することを少なくすることができるとともに、前記塗料の塗布量を少なくすることができる。
さらに、図3から図5までに示すように、可逆性の水変色塗料がホース本体20の表面21に帯状に塗布されている場合には、前記塗料の塗布量を少なくすることができる。
なお、上記各実施の形態において、ホース本体20の表面21の各塗料塗布個所31〜36が示されているが、これに限らず、ホース本体20の表面21において任意の塗料塗布個所を設定することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る消防用濡れホースを示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る消防用濡れホースを示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る消防用濡れホースを示す斜視図である。 本発明の第4の実施の形態に係る消防用濡れホースを示す斜視図である。 本発明の第5の実施の形態に係る消防用濡れホースを示す斜視図である。 本発明の第6の実施の形態に係る消防用濡れホースを示す斜視図である。
符号の説明
10 第1消防用濡れホース
10a 第2消防用濡れホース
10b 第3消防用濡れホース
10c 第4消防用濡れホース
10d 第5消防用濡れホース
10e 第6消防用濡れホース
20 ホース本体
21 表面
31 水玉模様状の塗布個所
32 星状の塗布個所
33 ストライプ状の塗布個所
34 平行斜線状の塗布個所
35 格子状の塗布個所
36 全面塗布個所

Claims (3)

  1. 消防用濡れホ−スのホース本体の表面に可逆性の水変色塗料を塗布したことを特徴とする消防用濡れホース。
  2. 請求項1記載の消防用濡れホースであって、
    可逆性の水変色塗料の塗布個所が前記ホース本体の表面に散在するように形成されていることを特徴とする消防用濡れホース。
  3. 請求項1記載の消防用濡れホースであって、
    可逆性の水変色塗料の塗布個所が前記ホース本体の表面に帯状に形成されていることを特徴とする消防用濡れホース。
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