JP4587755B2 - 抗炎症剤、美白剤、及び抗老化剤、並びに皮膚化粧料 - Google Patents
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Description
例えば、体組織への親和性を保つヒアルロン酸塩は、含水系の中では紫外線や酵素などによって分解され、分子量の低下に伴って保水効果も減少する。また、ヒアルロン酸は細胞間組織として存在し、血管透過性とも関与している。更に、ヒアルロニダーゼは肥満細胞中にあって活性化により、肥満細胞からの脱顆粒に関与していると言われている。従ってヒアルロン酸の加水分解酵素であるヒアルロニダーゼの活性を阻害することにより、ヒアルロン酸の安定化をはかり、肥満細胞からの種々のケミカルメディエーターの放出を防止し、保湿の強化又は抗炎症が期待できる。
このようなヒアルロニダーゼ阻害活性作用を有する生薬としては、例えば、オスベッキア属植物の抽出物(特許文献1参照)、藤茶抽出物(特許文献2参照)、ローズマリー、タイム抽出物及びメリッサ抽出物(特許文献3参照)などが報告されている。
このようなチロシナーゼ阻害作用を有する生薬としては、例えば、藤茶抽出物(特許文献4参照)、ヤナギタデ抽出物(特許文献5参照)などが報告されている。
また、本発明は、第二に、優れたチロシナーゼ活性阻害作用及びメラニン産生抑制作用の少なくともいずれかを有し、色素沈着、シミ、ソバカス等の原因となるメラニン生成に関与するチロシナーゼ活性を阻害し得る美白剤を提供することを目的とする。
また、本発明は、第三に、優れたエラスターゼ活性阻害作用及びエストロゲン様作用の少なくともいずれかを有し、皮膚の老化を予防及び改善の少なくともいずれかを行える抗老化剤を提供することを目的とする。
また、本発明は、第四に、抗炎症剤、美白剤、及び抗老化剤の少なくともいずれかを配合した皮膚化粧料を提供することを目的とする。
<1> タデ科タデ属のミズヒキの抽出物を含有することを特徴とする抗炎症剤である。
<2> ヒアルロニダーゼ活性阻害作用及びヘキソサミニダーゼ遊離抑制作用の少なくともいずれかを有する前記<1>に記載の抗炎症剤である。
<3> タデ科タデ属のミズヒキの抽出物を含有することを特徴とする抗老化剤である。
<4> エラスターゼ活性阻害作用及びエストロゲン様作用の少なくともいずれかを有する前記<3>に記載の抗老化剤である。
<5> 前記<1>から<2>のいずれかに記載の抗炎症剤を有効成分として含有することを特徴とする抗炎症用皮膚化粧料である。
<6> 前記<3>から<4>のいずれかに記載の抗老化剤を有効成分として含有することを特徴とする抗老化用皮膚化粧料である。
また、本発明の抗炎症剤、美白剤及び抗老化剤は、使用感と安全性に優れているので皮膚化粧料に配合するのに好適なものである。
本発明の抗炎症剤、美白剤、及び抗老化剤は、タデ科タデ属のミズヒキの抽出物を含有してなり、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
前記ミズヒキは、秋の野草として生け花や鑑賞用に用いられたり、中国では打撲骨折、吐血、腹痛、下痢、月経不順などに用いられることはあるが、ヒアルロニダーゼ活性阻害作用、ヘキソサミニダーゼ遊離抑制作用、チロシナーゼ活性阻害作用、メラニン産生抑制作用、エラスターゼ活性阻害作用及びエストロゲン様作用の少なくともいずれかを有し、抗炎症剤、美白剤、又は抗老化剤として有用であることは、これまで全く知られておらず、これらのことは、本発明者らの新知見である。
前記抽出溶媒として使用し得る水としては、例えば、純水、水道水、井戸水、鉱泉水、鉱水、温泉水、湧水、淡水等の他、これらに各種処理を施したものが含まれる。水に施す処理としては、例えば、精製、加熱、殺菌、ろ過、イオン交換、浸透圧の調整、緩衝化等が含まれる。従って、本発明において抽出溶媒として使用し得る水には、精製水、熱水、イオン交換水、生理食塩水、リン酸緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水等も含まれる。
なお、前記水と親水性有機溶媒との混合溶媒を使用する場合には、低級アルコールの場合は水10質量部に対して1〜90質量部、低級脂肪族ケトンの場合は水10質量部に対して1〜40質量部添加することが好ましい。多価アルコールの場合は水10質量部に対して1〜90質量部添加することが好ましい。
本発明の皮膚化粧料は、本発明の前記抗炎症剤、美白剤、及び抗老化剤の少なくともいずれかを含有してなり、更に必要に応じて適宜選択したその他の成分を含有してなる。
前記その他の成分としては、抗炎症作用、美白作用、又は抗老化作用の妨げにならない限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択した成分が挙げられ、例えば、収斂剤、殺菌剤、抗菌剤、紫外線吸収剤、保湿剤、細胞賦活剤、抗酸化剤、活性酸素除去剤、油脂類、ロウ類、炭化水素類、脂肪酸類、アルコール類、エステル類、界面活性剤、香料、などが挙げられる。これらの成分は、前記ミズヒキ抽出物と共に併用した場合、相乗的に作用して、通常期待される以上の優れた使用効果をもたらすことがある。
−ミズヒキの水抽出物の製造−
ミズヒキの地上部の乾燥物を細切りしたもの200gに水2Lを加え、還流抽出器で80℃にて2時間加熱抽出し、熱時濾過した。残渣について更に同様の抽出処理を行った。得られた抽出液を合わせて減圧下に濃縮し、更に乾燥して、ミズヒキの水抽出物を得た。抽出物の収率は表1に示すとおりであった。
−ミズヒキの50質量%エタノール抽出物の製造−
ミズヒキの地上部の乾燥物を細切りしたもの200gに50質量%エタノール2Lを加え、還流抽出器で80℃にて2時間加熱抽出し、熱時濾過した。残渣について更に同様の抽出処理を行った。得られた抽出液を合わせて減圧下に濃縮し、更に乾燥して、ミズヒキの50質量%エタノール抽出物を得た。抽出物の収率は表1に示すとおりであった。
−ミズヒキの80質量%エタノール抽出物の製造−
ミズヒキの地上部の乾燥物を細切りしたもの200gに80質量%エタノール2Lを加え、還流抽出器で80℃にて2時間加熱抽出し、熱時濾過した。残渣について更に同様の抽出処理を行った。得られた抽出液を合わせて減圧下に濃縮し、更に乾燥して、ミズヒキの80質量%エタノール抽出物を得た。抽出物の収率は表1に示すとおりであった。
−ヒアルロニダーゼ阻害試験−
製造例1〜3で得られた各抽出物について、下記の試験法によりヒアルロニダーゼ阻害作用について試験した。
まず、被験試料を溶解した0.1mol/L酢酸緩衝液(pH3.5)0.2mLにヒアルロニダーゼ溶液(Type IV−S(from bovine testis;SIGMA 400 NF units/mL)0.1mLを加え、37℃で20分間反応した。更に、活性化剤として2.5mmol/L塩化カルシウム0.2mLを加え、37℃にて20分間反応した。これに0.4mg/mLヒアルロン酸カリウム溶液(from robster comb)0.5mLを加え、37℃にて40分間反応した。その後、0.4mol/L水酸化ナトリウム0.2mLを加え、反応を止めて冷却した後、各反応溶液にホウ酸溶液0.2mLを加え、3分間煮沸した。氷冷後、p−DABA試薬6mLを加え、37℃にて20分間反応した。その後、波長585nmにおける吸光度を測定した。同様の方法で空試験を行い補正した。
これらの結果から、下記数式1によりヒアルロニダーゼ活性阻害率を算出した。
ヒアルロニダーゼ活性阻害率(%)=
[1−(St−Sb)/(Ct−Cb)]×100
ただし、前記数式1中、Stは、被験試料溶液の波長585nmにおける吸光度を表す。Sbは、被験試料溶液ブランクの波長585nmにおける吸光度を表す。Ctは、コントロール溶液の波長585nmにおける吸光度を表す。Cbは、コントロール溶液ブランクの波長585nmにおける吸光度を表す。
−ヘキソサミニダーゼ遊離抑制作用試験−
製造例1〜3で得られた各抽出物について、下記の試験法によりヘキソサミニダーゼ遊離抑制作用を試験した。
まず、ラット好塩基球白血病細胞(RBL−2H3)を15質量%FBS添加S−MEMを用いて培養した後、トリプシン処理により細胞を回収した。回収した細胞を4.0×105cells/mLの濃度に培地で希釈し、DNP−specific−IgEが終濃度0.5μg/mLとなるよう添加した後、96wellプレートに1well当たり100μLずつ播種し、一晩培養した。培養終了後、培地を抜き、Siraganian緩衝液100μLにて洗浄を2回行った。次に、同緩衝液30μL及び同緩衝液にて調製した被験試料10μLを加え、37℃にて10分静置下した。その後、100ng/mLのDNP−BSA溶液10μLを加え、37℃にて15分静置し、ヘキソサミニダーゼを遊離させた。その後、96wellプレートを氷上に静置することにより遊離を停止した。各wellの細胞上清10μL及び1mmol/L p−NAG(1)溶液10μLを、新たな96wellプレートに添加し、37℃、1時間反応させた。反応終了後、各wellに0.1mol/LNa2CO3/NaHCO3を250μL加え、波長415nmにおける吸光度を測定した。また、空試験として、細胞上清10μL、及び0.1mol/L Na2CO3/NaHCO3 250μLの混合液の波長415nmにおける吸光度を測定し、補正した。
これらの結果から、下記数式2によりヘキソサミニダーゼ遊離抑制率を算出した。
なお、(1)p−NAGは、p−nitrophenyl−N−acetyl−β−D−glucosaminideを表す。
ヘキソサミニダーゼ遊離抑制率(%)=[1−(B−C)/A]×100
ただし、前記数式2中、Aは、被験試料無添加での波長415nmにおける吸光度を表す。Bは、被験試料添加での波長415nmにおける吸光度を表す。Cは、被験試料添加,p−NAG無添加での波長415nmにおける吸光度を表す。
−チロシナーゼ活性阻害作用試験−
製造例1〜3で得られた各抽出物について、下記の試験法によりチロシナーゼ活性阻害作用を試験した。
まず、試験管に、1/15Mリン酸緩衝液(pH6.8)0.45mL、チロシン溶液(0.1mg/ml)1.0mL、ミズヒキ抽出物40mgを50v/v%エタノール溶液1mLに溶解して得た試料溶液0.05mLを加え、更にチロシナーゼ溶液(シグマ社製 マッシュルーム由来 128.4unit/mL)0.5mLを加えて、37℃にて1時間インキュベーションした。反応終了後、波長475nmにおける吸光度を測定した。同様の操作と吸光度測定を、酵素を添加せずに1/15Mリン酸緩衝液(pH6.8)を用いて行った。更に、試料溶液を添加せずに試料を溶かす溶媒についても同様の測定を行った。
これらの結果から、下記数式3によりチロシナーゼ活性の阻害率を算出した。
チロシナーゼ活性阻害率(%)={1−(A−B)/(C−D)}×100
ただし、前記数式3中、Aは、酵素溶液添加、試料溶液添加時の吸光度を表す。Bは、酵素溶液無添加、試料溶液添加時の吸光度を表す。Cは、酵素溶液添加、試料溶液無添加時の吸光度を表す。Dは、酵素溶液無添加、試料溶液無添加時の吸光度を表す。
−メラニン産生抑制作用試験−
製造例1〜3で得られた各抽出物について、下記の試験法によりメラニン産生抑制作用を試験した。
まず、B16メラノーマ細胞を10質量%FBS含有ダルベッコMEMを用いて培養した後、トリプシン処理により細胞を回収した。回収した細胞を10%FBS及び1mmol/Lテオフィリン含有ダルベッコMEMで8.0×105cells/mLの濃度に希釈した後、10%FBS及び1mmol/Lテオフィリン含有ダルベッコMEMを2mL加えた直径60mmシャーレに0.5mLずつ播種し、8時間培養した。培養後、10%FBS及び1mmol/Lテオフィリン含有ダルベッコMEMで終濃度の2倍に調製した被験試料を2.5mL添加し、4日間培養した。培養終了後、トリプシン処理により細胞を回収し細胞数を数えた。その後、遠心(2500×g、6分、室温)して培地を取り除き、10%DMSO含有1mol/L NaOH溶液2mLを添加して超音波破砕器により細胞を破壊した。これをろ過し、得られたろ液の波長475nmにおける吸光度を測定した。
これらの結果から、下記数式4によりメラニン産生抑制作用を算出した。結果を表5に示す。
メラニン産生抑制率(%)=(A−B)/A×(C/D)×100
ただし、前記数式4中、Aは、被験試料無添加での475nmにおける吸光度を表す。Bは、被験試料添加での475nmにおける吸光度を表す。Cは、被験試料添加での細胞数を表す。Dは、被験試料無添加での細胞数を表す。
−エラスターゼ活性阻害作用試験−
製造例1〜3で得られた各抽出物について、下記の試験法によりエラスターゼ活性阻害作用を試験した。
まず、96wellプレートにて、0.2mol/LTris−HCL緩衝液(pH8.0)で調製した被験試料50μL及び20μg/mLエラスターゼ・タイプIII溶液50μLを混合した。その後、上記緩衝液にて調製した0.4514mg/mL N−SUCCINYL−ALA−ALA−ALA−p−NITROANILIDE 100μLを添加して、25℃にて15分反応させた。反応終了後、波長415nmにおける吸光度を測定した。同様の方法で空試験を行い補正した。
これらの結果から、下記数式5によりエラスターゼ活性阻害率を算出した。
エラスターゼ活性阻害率(%)=[1−(C−D)/(A−B)]×100
ただし、前記数式5中、Aは、被験試料無添加、酵素添加での波長415nmにおける吸光度を表す。Bは、被験試料無添加、酵素無添加での波長415nmにおける吸光度を表す。Cは、被験試料添加、酵素添加での波長415nmにおける吸光度を表す。Dは、被験試料添加、酵素無添加での波長415nmにおける吸光度を表す。
−エストロゲン様作用試験−
製造例1〜3で得られた各抽出物について、下記の試験法によりエストロゲン様作用を試験した。
ヒト乳癌由来細胞(MCF−7)を10%FBS、1%NEAA及び1mmol/Lピルビン酸ナトリウムを含有するMEMを用いて培養した後、トリプシン処理により細胞を回収した。回収した細胞を活性炭処理した10%FBS、1%NEAA及び1mmol/Lピルビン酸ナトリウムを含有するフェノールレッド不含MEM(T−MEM)を用いて3.0×104cells/mLの濃度に希釈した後、48wellプレートに1wellあたり450μLずつ播種し、細胞を定着させるため培養した。6時間後(0日目)にT−MEMで終濃度の10倍に調製した被験試料を各wellに50μLずつ添加し、培養を続けた。3日目に培地を抜き、T−MEMで終濃度に調製した被験試料を各wellに1mL添加し、更に培養を続けた。
エストロゲン様作用は、MTTアッセイを用いて測定した。培養終了後、培地を抜き、1%NEAA、1mmol/Lピルビン酸ナトリウムを含有するMEMに終濃度0.4mg/mLで溶解したMTTを各wellに200μLずつ添加した。2時間培養した後に、細胞内に生成したブルーホルマザンを2−プロパノール200μLで抽出した。抽出後、波長570nmにおける吸光度を測定した。同時に濁度として波長650nmにおける吸光度を測定し、両者の差をもってブルーホルマザン生成量とした。ポジティブコントロールとして、10−9M エストラジオールを使用した。
これらの結果から、エストロゲン様作用(エストロゲン依存性増殖作用)を下記数式6から算出した。試料溶液の濃度12.5μg/mLの時の結果を表7に示す。
エストロゲン様作用率(%)=(A/B)×100
ただし、前記数式6において、Aは、試料添加の場合の吸光度を表す。Bは、試料無添加の場合の吸光度を表す。
下記組成の乳液を常法により製造した。
ホホバオイル 4.0g
プラセンタエキス 0.1g
オリーブオイル 2.0g
スクワラン 2.0g
セタノール 2.0g
モノステアリン酸グリセリル 2.0g
ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O) 2.5g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O) 2.0g
1,3−ブチレングリコール 3.0g
加水分解コンキオリン 0.1g
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1g
カミツレ抽出物 0.1g
ニンジンエキス 0.1g
ヒノキチオール 0.15g
香料 0.05g
ミズヒキ50質量%エタノール抽出物(製造例2) 0.01g
精製水 残部
合計 100g
下記組成の美容液を常法により製造した。
キサンタンガム 0.3g
ヒドロキシエチルセルロース 0.1g
カルボキシビニルポリマー 0.1g
1,3−ブチレングリコール 4.0g
グリセリン 2.0g
水酸化カリウム 0.25g
グリチルレチン酸ステアリル 0.1g
アスコルビン酸リン酸エステル 0.1g
アロエエキス 0.1g
ウコンエキス 0.1g
ソウハクヒエキス 0.1g
ビワエキス 0.1g
香料 適量
防腐剤(パラオキシ安息香酸メチル) 0.15g
エタノール 2.0g
ミズヒキ80質量%エタノール抽出物(製造例3) 0.01g
精製水 残部
合計 100g
下記組成のパックを常法により製造した。
ポリビニルアルコール 15g
ポリエチレングリコール 3g
プロピレングリコール 7g
エタノール 10g
甘草エキス 0.1g
ワレモコウエキス 0.1g
ヨクイニンエキス 0.1g
ローヤルゼリー抽出液 0.1g
パラオキシ安息香酸エチル 0.05g
香料 0.05g
ミズヒキ水抽出物(製造例1) 0.05g
精製水 残部
合計 100g
Claims (6)
- タデ科タデ属のミズヒキの抽出物を含有することを特徴とする抗炎症剤。
- ヒアルロニダーゼ活性阻害作用及びヘキソサミニダーゼ遊離抑制作用の少なくともいずれかを有する請求項1に記載の抗炎症剤。
- タデ科タデ属のミズヒキの抽出物を含有することを特徴とする抗老化剤。
- エラスターゼ活性阻害作用及びエストロゲン様作用の少なくともいずれかを有する請求項3に記載の抗老化剤。
- 請求項1から2のいずれかに記載の抗炎症剤を有効成分として含有することを特徴とする抗炎症用皮膚化粧料。
- 請求項3から4のいずれかに記載の抗老化剤を有効成分として含有することを特徴とする抗老化用皮膚化粧料。
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