JP4584675B2 - 導管及び導管の敷設工法 - Google Patents

導管及び導管の敷設工法 Download PDF

Info

Publication number
JP4584675B2
JP4584675B2 JP2004316100A JP2004316100A JP4584675B2 JP 4584675 B2 JP4584675 B2 JP 4584675B2 JP 2004316100 A JP2004316100 A JP 2004316100A JP 2004316100 A JP2004316100 A JP 2004316100A JP 4584675 B2 JP4584675 B2 JP 4584675B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conduit
pipe
pressure
gas
existing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004316100A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006125552A (ja
Inventor
昌一 飯田
裕士 金子
悟 比留間
猛 津田
学 岡田
剛成 強矢
雅仁 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HADANO GAS CO., LTD.
Original Assignee
HADANO GAS CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HADANO GAS CO., LTD. filed Critical HADANO GAS CO., LTD.
Priority to JP2004316100A priority Critical patent/JP4584675B2/ja
Publication of JP2006125552A publication Critical patent/JP2006125552A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4584675B2 publication Critical patent/JP4584675B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pipeline Systems (AREA)

Description

本発明は、種類の異なる流体を輸送する導管とその敷設工法に関する。
地域のガス製造工場で製造されるガスは、高圧ラインを通じて高圧で圧送され、地区のガバナ(減圧装置)により減圧されてから、中圧ラインを通じて中圧で圧送される。この中圧ガスは、工業用需要家やビル冷暖房・地域冷暖房需要家などの大口需要家に供給される。また、中圧ガスは、地区のガバナによってさらに減圧されて、低圧ラインを通じて低圧で圧送される。この低圧ガスは、業務用需要家や家庭需要家などの小口需要家に供給される。
ところで、従来から種類の異なるガス導管は、それらの経路が近い場合でも、それぞれ別々に地盤に敷設される。例えば中圧ガスや低圧ガスの新規需要の発生や需要増等によって、中圧導管(中圧ライン)や低圧導管(低圧ライン)を新たに敷設する場合には、それらの敷設経路が近くても、別々に地盤に敷設するのが通常である。しかしながら、敷設が必要であってもそのたびに敷設経路にわたって地盤を掘削するのは、施工労力や施工時間が掛かってコスト高となり合理的でなく、地盤環境を保全する観点からも好ましくはない。そして、これらの課題は、種類が異なるガス導管だけでなく、むしろガス以外の流体を輸送するために地盤に埋設される導管についても改善されるのが、より一層望ましいことである。
以上のような従来技術を背景になされたのが本発明である。その目的は、相互に近い位置で種類の異なる流体を供給する導管を低コストで敷設することができ、地盤環境を保全する観点からも望ましい導管及び導管の敷設工法を提供することにある。
そこでこの目的を達成すべく本発明は、次の導管として構成される。
すなわち、請求項1記載の発明は、地盤の別々の場所に敷設されて種類が異なる流体を圧送する第1既設導管及び第2既設導管を、所定の長さ範囲について、同一経路で地盤に敷設する導管であって、両端が第1既設導管に連通する外側導管と、両端が第2既設導管に連通するとともに外側導管の管内に流体圧送用の管内空間を形成するように外側導管に挿通される小径の内側導管と、一端を内側導管に分岐接続し、他端を外側導管に分岐接続して、内側導管にて圧送する相対的に高圧のガスを外側導管に供給するバイパス管と、を備えるものとして構成される。
また、請求項2記載の発明は、地盤の別々の場所に敷設されており相対的に異なる圧力でガスを圧送する第1既設導管及び第2既設導管を、所定の長さ範囲について、同一の経路で地盤に敷設する導管であって、両端が第1既設導管に連通してガスを圧送する外側導管と、両端が第2既設導管に連通するとともに外側導管の管内にガス圧送用の管内空間を形成するように外側導管に挿通されて、外側導管よりも相対的に高圧でガスを圧送する内側導管と、一端を内側導管に分岐接続し、他端を外側導管に分岐接続して、内側導管にて圧送する相対的に高圧のガスを外側導管に供給するバイパス管と、を備えるものとして構成される。
請求項1及び請求項2記載の発明によれば、前記外側導管と前記内側導管とを備えるため、第1既設導管と第2既設導管によって供給される種類の異なる流体を、所定の長さ範囲について地盤中の同一経路で、同時供給することができる。そして、地盤への敷設が必要とされるのは実質的に外側導管だけであり、内側導管については外側導管に挿通するだけでよいので、施工の労力と時間の削減によりコスト低減が可能であり、地盤中の占有スペースが小さく地盤環境も保全することができる。
また、内側導管と外側導管の敷設長が長くなればなるほど、外側導管で圧送するガス圧が低下して輸送効率が低下するおそれがある。しかしながら本発明では、内側導管を流れる相対的に高圧のガスを、バイパス管によって外側導管に供給することで、外側導管のガス圧を昇圧できるため、敷設長を長くしても輸送効率の低下を防ぐことができる。この場合には、バイパス管の管内を遮断する機能、またはバイパス管内に流入した相対的に高圧のガスを整圧する機能の少なくとも何れかを有する圧力制御装置をバイパス管に接続したものとして構成することもできる。
そして、特に、請求項2記載の発明によれば、大気圧条件で使用する管材よりも耐圧性が若干低めの管材を内側導管として使用することができるので、更なるコスト低減が可能である。また、例えば中圧ガスの導管としてポリエチレン管を地盤に敷設する場合には、他工事の地盤掘削時に誤ってポリエチレン管を損傷しないように、その上に長手方向に沿って防護板を埋める等の防護措置を施すことが、安全対策として要請される。しかしながら、本発明によれば、そのような場合であっても、相対的に高圧のガスを圧送する内側導管が外側導管の管内にあるため、かかる防護措置を施さなくてもよくなる。このためコスト低減が可能であり地盤環境も保全できる。
請求項3記載の発明は、外側導管が、地盤に敷設されている第1既設導管を、前記所定の長さ範囲における一方側と他方側とについて切断したものである。
請求項3記載の発明によれば、外側導管が、地盤に敷設されている第1既設導管を、前記所定の長さ範囲における一方側と他方側とについて切断したものであるため、新たに地盤に新管を敷設する必要がなく、第1既設導管を外側導管として有効利用することができ、この点でもコスト低減と地盤環境の保全を達成できる。
請求項4記載の発明は、第1既設導管と外側導管とに接続する外管と、第2既設導管と内側導管とに接続されるとともに外管の管外へ突き抜けて伸長する内管と、を有する分岐管を備えるものである。
請求項4記載の発明によれば、種類の異なる流体を同一の経路で同時供給しつつ、その端部では分岐させて既設第1導管と既設第2導管に対して確実に接続することができる。
請求項記載の発明は、内側導管の管内を遮断する機能、または内側導管で圧送する相対的に高圧のガスを整圧する機能の少なくとも何れかを有する圧力制御装置を備えるものである。
請求項記載の発明によれば、例えば、内側導管からのガス漏れによって外側導管のガス圧が異常に昇圧する事態が生じても、圧力制御装置によって内側導管の管内を遮断することで供給を停止できるため、安全性を確保することができる。また、内側導管と外側導管との相対的な圧力差が所定の適正値に対して変動する事態が生じても、圧力制御装置によって内側導管の管内圧力を整圧(例えば減圧)することで、所定の適正値に制御することができる。
以上の導管のほか、前記目的を達成すべく本発明は、以下のような導管の敷設工法として構成される。
すなわち、地盤の別々の場所に敷設されて種類が異なる流体を圧送する第1既設導管及び第2既設導管を、所定の長さ範囲について、同一の経路で地盤に敷設する導管の敷設工法であって、前記所定の長さ範囲に相応する外側導管と、外側導管に挿通する内側導管と、を地盤に敷設する工程と、外管と内管とを有し、内管が外管の管外へ突き抜けて伸長する分岐管を用いて、外管を第1既設導管と外側導管に接続し、内管を第2既設導管と内側導管に接続する工程とを含む導管の敷設工法として構成される。
また、地盤の別々の場所に敷設されており相対的に異なる圧力でガスを圧送する第1既設導管及び第2既設導管を、所定の長さ範囲について、同一の経路で地盤に敷設する導管の敷設工法であって、前記所定の長さ範囲に相応する外側導管と、外側導管に挿通するとともに外側導管よりも相対的に高圧でガスを圧送する内側導管と、を地盤に敷設する工程と、外管と内管とを有し、内管が外管の管外へ突き抜けて伸長する分岐管を用いて、外管を第1既設導管と外側導管に接続し、内管を第2既設導管と内側導管に接続する工程とを含む第2の導管の敷設工法として構成される。
以上の導管の敷設工法によれば、地盤への敷設が必要とされるのは実質的に外側導管だけであって、内側導管については外側導管に挿通するだけでよいので、施工の労力と時間の削減によりコスト低減が可能であり、地盤中の占有スペースが小さく地盤環境も保全することができる。そして、これによって、第1既設導管と第2既設導管によって供給される種類の異なる流体を、所定の長さ範囲について地盤中の同一経路で、外側導管と内側導管とによって同時供給することができる。
そして、特に、前記第2の敷設工法によれば、大気圧条件で使用する管材よりも耐圧性が若干低めの管材を内側導管として使用することができるので、更なるコスト低減が可能である。また、例えば中圧ガスの導管としてポリエチレン管を地盤に敷設する場合には、他工事の地盤掘削時に誤ってポリエチレン管を損傷しないように、その上に長手方向に沿って防護板を埋める等の防護措置を施すことが、安全対策として要請される。しかしながら、本発明によれば、そのような場合であっても、相対的に高圧のガスを圧送する内側導管が外側導管の管内にあるため、かかる防護措置を施さなくてもよくなる。このためコスト低減が可能であり地盤環境も保全できる。
以上のような作用・効果を奏する導管の敷設工法は、より具体的には外側導管を地盤に敷設した後に、内側導管を外側導管に挿通するものとして構成される。また、外側導管に内側導管を挿通した状態で同時に地盤に敷設するものとして構成され、この発明であれば外側導管と内側導管を一度に効率良く敷設できる。
そして、前記敷設工法はさらに、前記所定の長さ範囲について開削して外側導管を地盤に敷設するものとして構成される。また、地表面に設置した曲がり掘削可能な自在推進機により、前記所定の長さ範囲について非開削で外側導管を地盤に敷設するものとして構成される。これによれば、地表面に設置した曲がり掘削可能な自在推進機を使うため、発進側に推進機を設置することができる大きな立坑を削孔したり復旧したりする工事が不要である。また、他の埋設管や地下構造物などの地盤状況に応じた曲がり掘削によって、任意の敷設経路で外側導管を地盤に敷設することができる。さらに、地盤を殆ど開削しないので、開削工法よりも工期短縮と工数削減による大幅なコスト低減が可能であり、地盤環境も保全することができる利点がある。
さらに、前記目的を達成する第3の導管の敷設工法は、地盤の別々の場所に敷設されており相対的に異なる圧力差でガスを圧送する第1既設導管及び第2既設導管を、所定の長さ範囲について、同一の経路で地盤に敷設する導管の敷設工法であって、前記所定の長さ範囲における両側の地盤を各々開削して第1既設導管を露出させるとともに切断する工程と、一方の第1既設導管の開口端から、第1既設導管よりも相対的に高圧でガスを圧送する小径の内側導管を引き込む工程と、外管と内管とを有し、内管が外管の管外へ突き抜けて伸長する分岐管を用いて、外管を第1既設導管と外側導管に接続し、内管を第2既設導管と内側導管に接続する工程と、を含む導管の敷設工法として構成される。
これによれば、前記所定の長さ範囲における両側で第1既設導管を切断し、内側導管をその内部に引き込んで挿通するため、内側導管を収容するための新たな外側導管を用意したり敷設したりする必要がなく、既設導管をそのまま有効利用して工期短縮、工数削減、部材削減による大幅なコスト低減が可能である。そして、これによって、第1既設導管と第2既設導管によって供給される種類の異なる流体を、所定の長さ範囲について地盤中の同一経路で、第1既設導管と内側導管とを通じて同時供給することができる。
また、大気圧条件で使用する管材よりも耐圧性が若干低めの管材を内側導管として使用することができるので、更なるコスト低減が可能である。また、例えば中圧ガスの導管としてポリエチレン管を地盤に敷設する場合には、他工事の地盤掘削時に誤ってポリエチレン管を損傷しないように、その上に長手方向に沿って防護板を埋める等の防護措置を施すことが、安全対策として要請される。しかしながら、本発明によれば、そのような場合であっても、相対的に高圧のガスを圧送する内側導管が外側導管の管内にあるため、かかる防護措置を施さなくてもよくなる。このためコスト低減が可能であり地盤環境も保全できる。
ところで、以上の本発明による導管及び導管の敷設工法における「種類の異なる流体」とは、気体と液体が該当することに加え、組成が異なる2種の気体や2種の液体、組成は同一であるが導管を通じる供給圧力が異なる2種の気体や2種の液体なども含む概念である。これらに該当する全てを列挙するのは不可能であるが、その一例としては製造ガスと天然ガス、ガスと水素、冒頭の背景技術で述べたガス供給パイプラインをなす低圧ラインで供給される低圧ガスと中圧ラインで供給される中圧ガス、同様に低圧ガスと中間圧ガス、中間圧ガスと中圧ガス、などを列挙することができる。
また、以上の本発明における「第1既設導管」と「第2既設導管」は、本発明の導管を接続する時点で地盤に敷設されているものであればよい。したがって、本発明の導管を地盤に敷設した後に、地盤に新たに敷設される導管も、それらに含まれるものである。ただし、請求項3記載の発明と請求項12記載の発明については、本発明の導管を地盤に敷設する以前から、既に地盤に埋設され流体供給に使用されている既設導管を指すものである。
本発明の導管及び導管の敷設工法によれば、種類の異なる流体を供給するための導管を所定の長さ範囲については地盤中の同一経路に敷設して、それぞれ流体を同時に供給することが可能であり、しかも確実に施工コストを低減することができ、地盤環境も保全することができる。
以下、本発明の導管及び導管の敷設工法の実施形態の例について、図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態では、一例として、低圧ガスと中圧ガスとを同時供給するためのガス導管及びガス導管の敷設工法について説明する。
ガス導管の実施形態〔図1〜図3〕; 図1で一例を示すガス導管1は、「外側導管」としての大径の低圧管2と、そこに挿通した小径の「内側導管」としての中圧管3とでなる二重管部4を備えている。
低圧管2は、地域のガス製造工場から送出される高圧ガスを複数のガバナ(減圧装置)にて多段階で減圧し、図外の低圧ラインを通じて供給される低圧ガスを圧送する導管である。この低圧管2については、後述するガス導管1の敷設工法で説明するように、既に地盤に敷設されている既設と新設の双方のものが含まれ、鋳鉄管や鋼管が使用される。
中圧管3は、地域のガス製造工場から送出される高圧ガスを複数のガバナ(減圧装置)にて多段階で減圧し、図外の中圧ラインを通じて供給される中圧ガスを圧送する導管である。図2で示すように、中圧管3の外径は、低圧管2の管内に低圧ガスの圧送空間2sを残して敷設できるように、低圧管2の内径よりも小径となっている。このような中圧管3としてはポリエチレン管が使用される。
以上のような低圧管2と中圧管3とでなる二重管部4は、数メートル〜数百メートルの長さで地盤に敷設されるものである。この二重管部4の両端部には、分岐管5A,5Bが接続される。分岐管5A,5Bは、低圧管2の端部とソケットSを介して接続する外管6と、中圧管3にバット接合する内管7とを備えており、これらは何れもポリエチレン管が使用される。
外管6は、ソケットSに接続する短管6a、チーズ管6b、短管6c、異形ソケット6d、チーズ管6bからクランク状の伸長する延長管6eで構成される。内管7に対する外管6の管路(流路)の分岐は、チーズ管6bとチーズ管6bに接続した延長管6eにて形成されている。また、図3で示すように、異形ソケット6dの管内には、外管6の管内と内管7の外周面との間で気密が保持されるように、外管6の内周面と内管7の外周面とを熱融着してなる封止部6fが形成されている。
内管7は、中圧管3の端部に接続され、前述の外管6の管内を貫通して異形ソケット6dの端部から外部に突き抜けて伸長する長管7aと、長管7aに接続した延長管7bとで構成される。
以上のようなガス導管1は、分岐管5Aの側がガスの圧送方向における一次側であり、分岐管5Bの側が二次側となっている。したがって、一次側の分岐管5Aのうち低圧ガスを圧送する外管6は、延長管6eがガス製造工場からガスを供給するパイプラインの一部を構成する「第1既設導管」としての既設低圧管PGLaに接続されて、低圧ガスGLを供給することになる。また、内管7は、延長管7bが同様のパイプラインの一部を構成する「第2既設導管」としての既設中圧管PGHaに接続されて、中圧ガスGHを供給することになる。
また、二次側の分岐管5Bでは、外管6の延長管6eが「第1既設導管」としての既設低圧管PGLbに接続されて、低圧ガスが業務用需要家や家庭需要家などに供給されることになる。また、内管7は、延長管7bが「第2既設導管」としての既設中圧管PGHbに接続されて、中圧ガスを工業用需要家やビル冷暖房・地域冷暖房需要家などに供給することになる。
ガス導管の敷設工法の実施形態〔図4〜図9〕; 次に、ガス導管1を地盤に敷設する工法の一実施形態を説明する。なおこの実施形態では、地盤に敷設されている既設低圧管を所定の長さ範囲で低圧管2として利用し、これに新たな中圧管3を敷設する例について説明する。
まず、図4で示すように、既設低圧管2の圧送方向における一方側と他方側を開削して、地盤11に立坑12,13を構築する。なお、一方側と他方側は、その何れが一次側でも二次側でもよい。
次に、図5で示すように、立坑12,13に露出した既設低圧管2をそれぞれ切断する。そして、立坑12に近い地表面に設置した曲がり掘削可能な自在推進機14を使って、ロッド15を既設低圧管2の端部開口2aから導入し、図6で示すように立坑13の内部に到達させる。なお、ロッド15は、可撓性のある鋼管製の単位ロッドを順次継ぎ足して連結したものである。
到達させたら、ロッド15の先端15aを取り外し、新たに敷設する中圧管3を取付ける。そして、ロッド15を引き戻すことにより、図7で示すように、既設低圧管2の管内に中圧管3を敷設していく。このとき立坑13に露呈する既設低圧管2の端部開口2bには、中圧管3が端部開口2bと摺動することによる損傷することを防ぐとともに、中圧管3の導入を容易にするために、ガイドローラ16を装着してある。そして、図8で示すように中圧管3を敷設する。
こうして中圧管3を敷設したならば、図9のように前述の分岐管5Aと分岐管5Bを接続する。すなわち、立坑12,13内の既設低圧管2の端部をソケットS1を介して外管6の短管6aと接続するとともに、中圧管3に内管7の長管7aをバット接合する。また、分岐管5Aと分岐管5Bの外管6の延長管6eを、もう一方の既設低圧管2の端部開口2c,2dに対して接続するとともに、内管7の延長管7bを図外の既設中圧管又は新設中圧管に対して接続する。この後は、立坑12,13を埋戻して復旧させる。
実施形態による作用・効果; 次に、以上の実施形態によるガス導管1及びガス導管1の敷設工法による作用・効果について説明する。
ガス導管1は、大径の低圧管2と、低圧管2の管内に低圧でガスを圧送する圧送空間2sを残して敷設される小径の中圧管3とを備える。このため、種類の異なる流体、本実施形態では相対的に圧力差のある低圧ガスGLと中圧ガスGHとを、所定の長さ範囲について地盤11中の同一経路で、同時供給することができる。そして、本実施形態では、新たな管を用意して地盤11に敷設する作業が不要であって、既設の低圧管2をそのまま有効利用して中圧管3を挿通し、分岐管5A,5Bを接続するだけであるため、工期短縮、工数削減、部材削減による大幅なコスト低減が可能である。また、地盤11中の占有スペースが小さく地盤環境も保全することができる。
中圧管3は、低圧管2との圧力差により、大気圧条件で使用される一般的な中圧管よりも材質や管の肉厚について耐圧性にやや劣るものを使用できる。したがって、更なるコスト低減が可能である。
中圧ガスの導管としてポリエチレン管を地盤に敷設する場合には、他工事の地盤掘削時に誤ってポリエチレン管を損傷しないように、その上に長手方向に沿って防護板を埋める等の防護措置を施すことが、安全対策として要請される。しかしながら、前記実施形態では、ポリエチレン管でなる中圧管3が、鋳鉄管や鋼管でなる低圧管2の管内にあって地盤11内で外部に対し防護されている。このため、かかる防護措置をとらなくても、他工事で使用する地盤掘削装置による破損を受けてガス漏れすることがない。よって、防護措置が不要な分、コスト低減を実現し地盤環境の保全を図ることができる。
ガス導管1は、低圧管2と中圧管3とを分岐する分岐管5A,5Bを備える。このため、種類の異なるガスを同一の敷設経路で同時に輸送することができ、その端部では分岐管5A,5Bにより分岐させて敷設経路が異なる他の既設低圧管と既設中圧管へ、それぞれ確実に接続することができる。そして、外管6と内管7とは封止部6fにより完全密封されるので、低圧ガスのガス漏れは起こらない。
ガス導管1の敷設工法では、地表面に設置した自在推進機14を使って中圧管3の引込みを行うので、自在推進機14を設置する発進側の立坑12は、立坑12の内部に推進機を設置する例と比較して小さなサイズで済み、コスト低減が可能である。
実施形態の変形例〔図10〜図14〕; 以上説明した実施形態については、変形実施が可能である。その例を列挙して説明する。
前記実施形態では、「種類の異なる流体」として低圧ガスと中圧ガスを例示したが、中圧ガスと高圧ガス、中圧ガスと中間圧ガス、中間圧ガスと低圧ガス等でもよい。また、都市ガスの供給ラインで一般的に低圧ガス、中間圧ガス、中圧ガス、高圧ガスと分類されるそれぞれのガス圧の範囲で、相対的に圧力差を付けたガスどうしを種類の異なる流体としてもよい。さらには、例えばガスと水素のように組成自体が相違する流体の組合せや、気体と液体といった流体の組合せを、種類の異なる流体としてもよい。
前記実施形態のガス導管1の長さ、形状、分岐の構造等は一例である。したがって、これらについては、現場の施工状況に応じて適宜変更して実施することができる。
その一例として、例えば図10で示すように、一端を中圧管3に分岐接続し、他端を低圧管2に分岐接続したバイパス管17を備えるものとして二重管部4を構成することができる。18は圧力制御装置としてのガバナであり、バイパス管17の管内を遮断する機能と、中圧管3から取り出した中圧ガスを整圧(例えば減圧)する機能と、を有するものである。なお、ガバナ18は、これら双方の機能を備えるものではなく、その何れか一方の機能だけを有するものを使用するものでもよい。
こうしたバイパス管17の利点は次の点にある。すなわち、二重管部4の管長が長くなればなるほど、低圧管2で圧送するガス圧が低下して輸送効率が落ちてしまうことがある。しかしながら、バイパス管17によって中圧管3で圧送する中圧ガスを低圧管2に供給することで、低圧管2のガス圧を昇圧できるため、二重管部4の管長が長くなっても輸送効率の低下を防ぐことができるようになる。
また、二重管部4の低圧管2や中圧管3については、もちろん分岐接続する供給管を備えるものとして構成することができる。この供給管は低圧需要家や中圧需要家にガスを供給するものであり、低圧管2や中圧管3から分岐する本数は何本でもよい。
前記実施形態では、図3で示すように、分岐管5A,5Bにおける内管7と外管6との間の気密を、内管7の長管7aの外周面と外管6の異形ソケット6dの内周面とを熱融着してなる封止部6fにて得ているが、こうした化学的手段で封止するのではなく、パッキン材などの物的手段で封止部を形成するようにしてもよい。また、これらの双方を併用してもよい。
前記実施形態によるガス導管1については、図11で示すように、例えば分岐管5Aの中圧ガスを輸送する内管7の延長管7bに、圧力制御装置としてガバナ19を備えるものとして構成することができる。ガバナ19は、中圧管3の管内を遮断する機能と、中圧管3で圧送する中圧ガスを整圧する機能と、を有するものである。また、ガバナ19には、監視圧力導入管19aの一端が接続されている。監視圧力導入管19aの他端は、分岐管5Aの外管6(短管6c)の管内に連通するように接続されている。このためガバナ19には低圧ガスが導入されて、その圧力が監視される。
このようなガバナ19は、例えば中圧管3からのガス漏れによって低圧管2のガス圧が異常に昇圧する事態が生じると、監視圧力導入管19aから導入される低圧ガスの異常昇圧を自動的に検知して、中圧管3の管内を遮断するように作動する。これにより中圧ガスの供給を停止できるため、安全性を確保することができる。また、監視圧力導入管19aから導入される低圧ガスの圧力と、ガバナ19を通じる中圧ガスとの相対的な圧力差が、所定の適正値に対して変動することを検知すると、中圧管3の管内圧力を整圧(例えば減圧)するように作動し、所定の適正値に戻すことができるようになっている。
なお、図11のガバナ19は、前述の遮断と整圧の双方の機能を備え、監視圧力導入管19aを有するものを説明したが、これに限られるものではない。すなわち、遮断か整圧かの何れかの機能を有する他の「圧力制御装置」として構成することもできる。また、基準圧力として低圧ガスを導入するのではなく、圧力センサで低圧ガスの圧力状態を検知して電気的にガバナ19や他の「圧力制御装置」に伝達するように構成してもよい。
前記ガス導管の敷設工法では、既設の低圧管2の管内に新たな中圧管3を敷設する例を示したが、低圧管と中圧管の双方を新たに敷設する工法として実施することもできる。
例えば図12で示すように、敷設経路に対応する地盤を開削し、そこに新たな低圧管20と中圧管3とを敷設し、さらに図外の分岐管5A,5Bを接続する工法とすることもできる。この場合には、地盤11を大きく開削する分、コスト高となるが、低圧管20用と中圧管3用とで個々の開削が不要であるから、開削するにしてもその範囲を小さくできる。
また、曲がり掘削可能な自在推進機14とロッド15とを使用する図13や図14で示すような敷設工法とすることもできる。
すなわち、この工法では先ず、図13で示すように、立坑13に到達するまで地盤11を掘削して、パイロット孔を形成する。次いで、立坑13内で先端15aを取り外して拡径リーマ21を接続するとともに、拡径リーマ21に新たな低圧管20と中圧管3の双方を連結する。そして、図14で示すように、自在推進機14でロッド15を引き戻すことにより、二重管状態で低圧管20と中圧管3の双方を同時に敷設するようにする。
この敷設工法によれば、曲がり掘削可能な自在推進機14を使うため、発進側に推進機設置用の大きな立坑を開削し復旧する工事が不要である。また、他の埋設管や地下構造物などの地盤状況に応じた曲がり掘削によって、任意の敷設経路で低圧管20と中圧管3とを、地盤11に敷設することができる。さらに、図12のような地盤開削が大きい開削工法と比べて、工期短縮と工数削減による大幅なコスト低減が可能であり、地盤環境も保全できる利点がある。そして、低圧管20と中圧管3の双方同時敷設するから効率よく敷設できる。
また、図14のように双方同時敷設するのではなく、新たな低圧管20を敷設した後に、前記実施形態における図5以降の工程にしたがって、低圧管20の管内に新たな中圧管3を敷設する工法とすることもできる。なお、この敷設工法や前述の実施形態による敷設工法の場合には、自在推進機14のような掘削装置としても機能するものを使用するのではなく、地表面や立坑12に牽引装置を設置し、ワイヤーなどの引込み用の線状体で中圧管3を引き込むようにしてもよい。
一実施形態によるガス導管の平面図。 図1の二重管部を示す拡大断面図。 図1の外管と内管との封止部を示す要部拡大断面図。 一実施形態によるガス導管の敷設工法の工程説明図。 図4に続いて既設の低圧管に引込み用のロッドを推進する工程説明図。 図5に続いて引込み用のロッドが立坑に到達した状態を示す工程説明図。 図6に続いて既設の低圧管に中圧管を引込む状態を示す工程説明図。 図7に続いて中圧管を引込み終えた状態を示す工程説明図。 図8に続いて低圧管と中圧管に分岐管を接続した状態を示す工程説明図。 ガス導管の変形例を模式的に示す説明図。 ガス導管の他の変形例を模式的に示す説明図。 実施形態の変形例による他のガス導管の敷設工法の工程説明図。 実施形態の変形例によるさらに他のガス導管の敷設工法の工程説明図。 図13に続いて低圧管と中圧管とを双方同時に敷設する状態を示す工程説明図。
符号の説明
1 ガス導管
2 低圧管(外側導管)
2a,2b,2c,2d 端部開口
2s 圧送空間
3 中圧管(内側導管)
4 二重管部
5A 分岐管
5B 分岐管
6 外管
6a 短管
6b チーズ管
6c 短管
6d 異形ソケット
6e 延長管
6f 封止部
7 内管
7a 長管
7b 延長管
11 地盤
12 立坑
13 立坑
14 自在推進機
15 ロッド
15a 先端
16 ガイドローラ
17 バイパス管
18 ガバナ
19 ガバナ(圧力制御装置)
19a 監視圧力導入管
20 低圧管(外側導管)
21 拡径リーマ
S ソケット

Claims (5)

  1. 地盤の別々の場所に敷設されて種類が異なる流体を圧送する第1既設導管及び第2既設導管を、所定の長さ範囲について、同一経路で地盤に敷設する導管であって、
    両端が第1既設導管に連通する外側導管と、
    両端が第2既設導管に連通するとともに外側導管の管内に流体圧送用の管内空間を形成するように外側導管に挿通される小径の内側導管と、
    一端を内側導管に分岐接続し、他端を外側導管に分岐接続して、内側導管にて圧送する相対的に高圧のガスを外側導管に供給するバイパス管と、を備える導管。
  2. 地盤の別々の場所に敷設されており相対的に異なる圧力でガスを圧送する第1既設導管及び第2既設導管を、所定の長さ範囲について、同一の経路で地盤に敷設する導管であって、
    両端が第1既設導管に連通してガスを圧送する外側導管と、
    両端が第2既設導管に連通するとともに外側導管の管内にガス圧送用の管内空間を形成するように外側導管に挿通されて、外側導管よりも相対的に高圧でガスを圧送する内側導管と、
    一端を内側導管に分岐接続し、他端を外側導管に分岐接続して、内側導管にて圧送する相対的に高圧のガスを外側導管に供給するバイパス管と、を備える導管。
  3. 外側導管が、地盤に敷設されている第1既設導管を、前記所定の長さ範囲における一方側と他方側とについて切断したものである請求項1又は請求項2記載の導管。
  4. 第1既設導管と外側導管とに接続する外管と、第2既設導管と内側導管とに接続されるとともに外管の管外へ突き抜けて伸長する内管と、を有する分岐管を備える請求項1〜請求項3何れか1項記載の導管。
  5. 内側導管の管内を遮断する機能、または内側導管で圧送する相対的に高圧のガスを整圧する機能の少なくとも何れかを有する圧力制御装置を備える請求項1〜請求項4何れか1項記載の導管。
JP2004316100A 2004-10-29 2004-10-29 導管及び導管の敷設工法 Expired - Lifetime JP4584675B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004316100A JP4584675B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 導管及び導管の敷設工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004316100A JP4584675B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 導管及び導管の敷設工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006125552A JP2006125552A (ja) 2006-05-18
JP4584675B2 true JP4584675B2 (ja) 2010-11-24

Family

ID=36720481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004316100A Expired - Lifetime JP4584675B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 導管及び導管の敷設工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4584675B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022093289A1 (en) 2020-10-27 2022-05-05 H2 Clipper, Inc. Hydrogen transport, distribution and storage system, method and apparatus
US12066152B2 (en) 2020-10-27 2024-08-20 H2 Clipper, Inc. Method and apparatus for delivering hydrogen

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008038948A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Sekisui Chem Co Ltd 配水送水用二重管および配水送水用二重管の敷設方法ならびに配水送水用二重管の分岐管継手および分岐管継手を用いた配水送水用二重管の分岐方法
DE102010020280A1 (de) 2010-05-12 2011-11-17 Linde Aktiengesellschaft Wasserstoffinfrastruktur
CN116817075A (zh) * 2022-03-22 2023-09-29 于善广 氢气运输管道和小型可移动的钢铁厂

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000248887A (ja) * 1999-02-25 2000-09-12 Tokyo Gas Co Ltd 配管の非開削敷設用拡孔リーマのガイド方法およびこの方法に使用されるガイド

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58171941U (ja) * 1983-03-22 1983-11-17 大阪瓦斯株式会社 インサ−シヨン工法におけるインサ−ト樹脂管の接続構造
JP2898759B2 (ja) * 1990-12-18 1999-06-02 大阪瓦斯株式会社 流体供給方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000248887A (ja) * 1999-02-25 2000-09-12 Tokyo Gas Co Ltd 配管の非開削敷設用拡孔リーマのガイド方法およびこの方法に使用されるガイド

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022093289A1 (en) 2020-10-27 2022-05-05 H2 Clipper, Inc. Hydrogen transport, distribution and storage system, method and apparatus
EP4041675A4 (en) * 2020-10-27 2023-10-25 H2 Clipper, Inc. SYSTEM, METHOD AND APPARATUS FOR TRANSPORTING, DISTRIBUTING AND STORING HYDROGEN
US12066152B2 (en) 2020-10-27 2024-08-20 H2 Clipper, Inc. Method and apparatus for delivering hydrogen

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006125552A (ja) 2006-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA3022563C (en) Fracturing system with flexible conduit
US9574420B2 (en) Well intervention tool and method
EP2751373B1 (en) A connector arrangement for a subsea pipeline
JP2001508877A (ja) 漏れの調査
US20170159411A1 (en) System for subsea pumping or compressing
JP4584675B2 (ja) 導管及び導管の敷設工法
US20210262888A1 (en) In line inspection strain device method and apparatus for performing in line joint inspections
BR112018072192B1 (pt) Método de despressurização para equipamento submarino
JP6130463B2 (ja) ガス圧力確認装置
US6269683B1 (en) System and method for pressure testing the fittings and seals associated with the communication lines of a well tool
EP4077996B1 (en) Spooling and installing trace-heated pipelines of pipe-in-pipe configuration
CA3078181C (en) Device for the internal monolithic insulation of a welded pipeline joint
JP3611825B2 (ja) 管路遮断工法
US20180224027A1 (en) Flexible pipe connector and method of using the same
RU105708U1 (ru) Устройство для восстановления изоляции пи-трубопровода
JP5244573B2 (ja) 埋設パイプラインによる災害時ガス供給工法
US20060237083A1 (en) Trenchless lining device and method for performing multi-directional conduit lining
JP2008281042A (ja) 活管分岐遮断工法
KR102541496B1 (ko) 지중 매설관 비개착 교체방법
Colwell A 26 MW Gas Turbine Applied to a Three Casing Storage/Pipeline Compressor String
JP2003120888A (ja) 既設管継手部分の補修方法
JP2005337293A (ja) ガス供給方法、及びそのシステム
JP4786227B2 (ja) 既設管路のライニング工法
Lund [13] 3 New Pipeline Technologies
Vorheis Surge Protection of a Wellfield Pipeline System through Hardening and Risk Analysis

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100430

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100806

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4584675

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250